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技術 釘打機

出願人 工機ホールディングス株式会社
発明者 宮崎秋行長尾雅也
出願日 2016年3月31日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-072019
公開日 2017年10月5日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2017-177313
状態 特許登録済
技術分野 可搬型釘打ち機およびステープラー
主要キーワード 空気圧室 プッシュレバー ネイルガイド ドア部材 テールカバー 打撃工具 シートストッパ シリンダケース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年10月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

ネイルガイドに取り付ける部品点数の増加を抑制できる釘打機を提供する。

解決手段

射出路に供給される18を圧縮空気の圧力で打撃する打撃工具と、射出路と連通し、複数の釘18、及び複数の釘18同士を連結するシート66が送られる通路17と、通路17を形成するテールカバー14及びネイルガイド15と、を有する釘打機であって、テールカバー14に設けられたフィーダ44と、ネイルガイド15に設けたシートストッパ54と、を有し、シートストッパ54は、釘18の長さ方向における寸法が異なる複数種類のシート66をガイド可能であり、シートストッパ54は、釘18の長さ方向におけるシート66の基部67の寸法に応じて、第1支持面73または第2支持面83でシート66と当接する。

概要

背景

打撃工具打撃して対象物打ち込む釘打機の例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された釘打機は、圧縮空気で打撃される打撃工具としてのピストン及びドライバブレードと、ドライバブレードにより打撃される釘が供給される射出路と、マガジンに収容された釘を射出路へ送る通路と、第1部材としてのテールカバーと、第2部材としてのドア部材と、を有する。ドア部材はヒンジ部を支点として回動可能であり、テールカバーとドア部材により通路が形成される。テールカバーに送り機構が設けられ、連結要素としてのシートで連結された複数の釘は、送り機構により順次、通路に送られる。送り機構は、ピストン及びシリンダを有し、往復動作することで釘を通路に送る。ドア部材には、逆止爪が設けられており、送り機構がマガジン側に後退するときに、逆止爪は釘が後退することを防止する。

概要

ネイルガイドに取り付ける部品点数の増加を抑制できる釘打機を提供する。射出路に供給される釘18を圧縮空気の圧力で打撃する打撃工具と、射出路と連通し、複数の釘18、及び複数の釘18同士を連結するシート66が送られる通路17と、通路17を形成するテールカバー14及びネイルガイド15と、を有する釘打機であって、テールカバー14に設けられたフィーダ44と、ネイルガイド15に設けたシートストッパ54と、を有し、シートストッパ54は、釘18の長さ方向における寸法が異なる複数種類のシート66をガイド可能であり、シートストッパ54は、釘18の長さ方向におけるシート66の基部67の寸法に応じて、第1支持面73または第2支持面83でシート66と当接する。

目的

本発明の目的は、第2ガイド部材に取り付ける部品の点数の増加を抑制できる、釘打機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

射出路に供給される圧縮空気の圧力で打撃する打撃工具と、前記射出路と連通し、複数の釘、及び複数の前記釘同士を連結する連結体が送られる通路と、前記通路を形成する第1ガイド部材及び第2ガイド部材と、を有する釘打機であって、前記第1ガイド部材に設けられ、かつ、前記通路を通る複数の前記釘を順次前記射出路に送る送り機構と、前記第2ガイド部材に設けられ、かつ、前記釘の送り方向に対して交差する方向で前記の連結体をガイドする支持部材と、を有し、前記支持部材は、前記釘の長さ方向における寸法が異なる複数種類の前記連結体をガイド可能であり、前記支持部材は、前記釘の長さ方向における前記連結体の基部の寸法に応じて、異なる位置で前記連結体と当接する、釘打機。

請求項2

前記送り機構は、前記通路で前記釘の送り方向に往復動作し、前記支持部材は、前記送り機構が後退する際に、前記連結体が移動することを防止する第1ストッパと、前記送り機構が後退する際に、前記釘が移動することを防止する第2ストッパと、を有する、請求項1記載の釘打機。

請求項3

前記第2ガイド部材は、前記送り機構が後退する際に、前記釘が移動することを前記第2ストッパで防止できない場合に、前記釘の移動を防止する第3ストッパを有する、請求項2記載の釘打機。

請求項4

前記支持部材を前記第1ガイド部材に向けて付勢する第1付勢機構が設けられている、請求項1乃至3の何れか1項記載の釘打機。

請求項5

前記第3ストッパを前記第1ガイド部材に向けて付勢する第2付勢機構が設けられている、請求項3記載の釘打機。

請求項6

前記第1ガイド部材は、前記射出路を形成し、前記第2ガイド部材は、前記第1ガイド部材に対して支持軸を中心として回動可能であり、前記第2ガイド部材が前記第1ガイド部材に固定されている状態で、前記通路が形成される、請求項1乃至5の何れか1項記載の釘打機。

技術分野

0001

本発明は、打撃工具打撃して対象物打ち込む釘打機に関する。

背景技術

0002

釘を打撃工具で打撃して対象物に打ち込む釘打機の例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された釘打機は、圧縮空気で打撃される打撃工具としてのピストン及びドライバブレードと、ドライバブレードにより打撃される釘が供給される射出路と、マガジンに収容された釘を射出路へ送る通路と、第1部材としてのテールカバーと、第2部材としてのドア部材と、を有する。ドア部材はヒンジ部を支点として回動可能であり、テールカバーとドア部材により通路が形成される。テールカバーに送り機構が設けられ、連結要素としてのシートで連結された複数の釘は、送り機構により順次、通路に送られる。送り機構は、ピストン及びシリンダを有し、往復動作することで釘を通路に送る。ドア部材には、逆止爪が設けられており、送り機構がマガジン側に後退するときに、逆止爪は釘が後退することを防止する。

先行技術

0003

特開2001−205576号公報

発明が解決しようとする課題

0004

長さが異なる釘を使用する場合、釘の長さ方向における寸法が異なる連結要素を用いることがある。このため、第2ガイド部材に取り付ける部品は、連結要素の寸法に合わせて複数設ける場合があり、部品点数が多くなる可能性があった。

0005

本発明の目的は、第2ガイド部材に取り付ける部品の点数の増加を抑制できる、釘打機を提供することである。

課題を解決するための手段

0006

一実施形態の打込機は、射出路に供給される釘を圧縮空気の圧力で打撃する打撃工具と、前記射出路と連通し、複数の釘、及び複数の前記釘同士を連結する連結体が送られる通路と、前記通路を形成する第1ガイド部材及び第2ガイド部材と、を有する釘打機であって、前記第1ガイド部材に設けられ、かつ、前記通路を通る複数の前記釘を順次前記射出路に送る送り機構と、前記第2ガイド部材に設けられ、かつ、前記釘の送り方向に対して交差する方向で前記の連結体をガイドする支持部材と、を有し、前記支持部材は、前記釘の長さ方向における寸法が異なる複数種類の前記連結体をガイド可能であり、前記支持部材は、前記釘の長さ方向における前記連結体の基部の寸法に応じて、異なる位置で前記連結体と当接する。

発明の効果

0007

一実施形態の打込機によれば、支持部材を第2ガイド部材に対して可動式にすることで、寸法が異なる連結体を支持できる。したがって、第2ガイド部材に取り付ける部品の点数の増加を抑制できる。

図面の簡単な説明

0008

釘打機を側面視した外観図である。
釘打機を側面視した縦断面図である。
釘打機を側面視した縦断面図である。
釘打機に設けたネイルガイドをテールカバーに対して開いた状態の側面図である。
釘打機に設けたネイルガイド及びテールカバーを背面視した断面図である。
釘打機の要部を側面視した縦断面図である。
(A)〜(D)は、釘及びシートを送る動作を示す模式的な平面断面図である。
釘打機の要部を側面視した縦断面図である。
(A)〜(D)は、釘及びシートを送る動作を示す模式的な平面断面図である。
釘打機の要部を側面視した縦断面図である。
(A)〜(D)は、針金で連結された釘を送る動作を示す模式的な平面断面図である。

実施例

0009

以下、本発明の打込機の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。

0010

図1に示す打込機10は、本体11を有し、本体11は、筒形状のシリンダケース12と、シリンダケース12から突出したハンドル13と、を有する。また、シリンダケース12に固定されたテールカバー14と、テールカバー14に対して回動可能なネイルガイド15が設けられている。テールカバー14に射出路16が設けられ、テールカバー14及びネイルガイド15により通路17が形成されている。通路17は射出路16に連通している。釘18を収容するマガジン19が設けられ、マガジン19は、テールカバー14及びハンドル13により支持されている。送り機構20がテールカバー14に設けられ、送り機構20は、マガジン19内の釘18を射出路16に供給する。

0011

蓄圧室21が、ハンドル13内からシリンダケース12内に亘って設けられている。プラグ22がハンドル13に取り付けられており、エアホースをプラグ22に着脱できる。圧縮空気がエアホースを介して蓄圧室21に供給される。本体11にトリガ23が設けられており、作業者がトリガ23を操作する。

0012

トリガバルブ24がハンドル13に設けられている。プッシュレバー25がテールカバー14に対して移動可能に取り付けられている。トリガバルブ24は、プッシュレバー25の動作及びトリガ23の操作により作動する。

0013

シリンダケース12内にシリンダ26が設けられている。フランジ27がシリンダ26の外周面に設けられている。シール部材28がフランジ27の外周に取り付けられている。本体11内に、メインバルブ29、シリンダ上室30及びストッパ31が設けられている。

0014

ピストン32は、シリンダ26内で中心線A1方向に移動可能に設けられている。ピストン32の外周面に、環状のシール部材100が取り付けられている。シール部材100は、シリンダ26の内周面に接触してシール面を形成する。ピストン32及びドライバブレード33が一体化された打撃工具34を構成する。打撃工具34は、シリンダ26内で中心線A1方向に移動可能である。

0015

バンパ35がシリンダ26内からテールカバー14内に亘って配置されている。バンパ35は合成ゴムを環状に成形したものであり、バンパ35は軸孔36を有する。ドライバブレード33は軸孔36内で中心線A1方向に移動可能である。シリンダ下室37は、シリンダ26内でピストン32とバンパ35との間に形成されている。シリンダ26であって、フランジ27とバンパ35との間に、通気口38が設けられている。通気口38はシリンダ26を径方向に貫通している。シリンダケース12内であって、フランジ27とテールカバー14との間に、戻し空気室39が設けられている。通気口38はシリンダ下室37と戻し空気室39とをつなぐ

0016

逆止弁40がシリンダ26に設けられている。逆止弁40は合成ゴム製リングである。逆止弁40は、シリンダ下室37の空気圧弾性変形して通気口38を開く。逆止弁40は、シリンダ26の外周面に密着して通気口38を閉じる。シリンダ26であって、通気口38とテールカバー14との間に通気口41が設けられている。通気口41はシリンダ26を径方向に貫通し、かつ、シリンダ下室37と戻し空気室39とを、常時接続する。

0017

次に、打込機10の使用例を説明する。圧縮空気は蓄圧室21に供給され、蓄圧室21の空気圧は大気圧よりも高い。トリガ23に操作力が加えられておらず、かつ、プッシュレバー25が対象物から離れていると、シリンダ上室30は本体11の外に接続される。ピストン32はシリンダ下室37の空気圧で中心線A1方向に付勢され、ピストン32はストッパ31に接触して上死点で停止している。

0018

トリガ23に操作力が加えられ、かつ、プッシュレバー25が対象物に押し付けられるとトリガバルブ24が開く。すると、蓄圧室21の圧力がシリンダ上室30に伝達され、ピストン32及びドライバブレード33が下降する。ドライバブレード33は、射出路16に供給される釘18を打撃する。

0019

ピストン32が上死点から下死点に向けて移動中、シリンダ下室37の空気は、通気口41を通り、戻し空気室39に進入する。ピストン32の移動中、シール部材100が、中心線A1方向でストッパ31と通気口38との間に位置していると、逆止弁40は通気口38を閉じている。ピストン32の移動中、シール部材100が、通気口38とバンパ35との間に移動すると、逆止弁40は通気口38を開き、シリンダ上室30の空気の一部は通気口38を通り戻し空気室39に進入する。このようにして、戻し空気室39及びシリンダ下室37の空気圧が上昇する。

0020

そして、ドライバブレード33が釘18を打撃した後、作業者がトリガ23に対する操作力を解除または、プッシュレバー25を対象物から離すと、トリガバルブ24が閉じられ、かつ、メインバルブ29が閉じることでシリンダ上室30は大気圧となる。

0021

ピストン32は、ドライバブレード33が釘18を打撃した後にバンパ35に衝突して下死点に到達する。さらに、ピストン32は、シリンダ下室37の空気圧で上死点に向けて移動し、かつ、ドライバブレード33はピストン32と共に上昇する。ピストン32はストッパ31に接触し、ピストン32上死点で停止する。

0022

次に、マガジン19に収容されている釘18を、射出路16に供給する送り機構20、テールカバー14及びネイルガイド15の構造を具体的に説明する。送り機構20は、シリンダ42と、シリンダ42内に移動可能に設けたピストン43と、ピストン43に取り付けたフィーダ44と、シリンダ42内に形成した空気圧室74と、ピストン43を付勢する圧縮バネ80と、圧縮バネ80を支持するホルダ81と、を有する。空気圧室74は、通路82を介して戻し空気室39につながっている。ピストン43は空気圧室74の圧力で、圧縮バネ80の力に抗して移動可能である。

0023

フィーダ44は、ピストン43に対して支持軸77を介して回動可能に取り付けられている。フィーダ44を、支持軸77を中心としてネイルガイド15に近づく向きで付勢するバネが設けられている。フィーダ44は、ピストン43と共に、射出路16とマガジン19との間で、釘18の送り方向A2に沿って往復動作が可能である。フィーダ44は複数、つまり、2個の送り爪45,46を有する。送り爪45と送り爪46とは、送り方向A2に沿って間隔をおいて配置されている。送り爪45,46は、釘18の長手方向に間隔をおいてそれぞれ3個設けられている。釘18の長手方向は、中心線A1と平行な方向である。テールカバー14は、釘18の長手方向に間隔をおいて配置された第1フレーム47、第2フレーム48及び第3フレーム49を有する。作業者が中心線A1を垂直にして釘打機10を支持すると、第1フレーム47は第2フレーム48よりも上に位置し、第2フレーム48は第3フレーム49よりも上に位置する。

0024

フィーダ44は、第1フレーム47と第3フレーム49との間に配置されており、フィーダ44は、送り方向A2に沿って移動可能である。第1フレーム47はガイド部50を有する。上に位置する4個の送り爪45,46は、第1フレーム47と第2フレーム48との間に配置され、下に位置する2個の送り爪45,46は、第2フレーム48と第3フレーム49との間に位置する。図1及び図2に示す釘打機10の側面視で、送り方向A2は中心線A1に対して交差する。送り方向A2は、釘18の長手方向に対して直角な方向である。

0025

ネイルガイド15は、テールカバー14に対して支持軸51を支点として回動可能に取り付けられている。支持軸51は中心線A1と平行に配置されている。ネイルガイド15は、釘18の長手方向に間隔をおいて配置された第1フレーム52及び第2フレーム53を有する。第1フレーム52は第2フレーム53よりも上に配置されている。

0026

第1フレーム52と第2フレーム53との間に、ガイド部材76及びシートストッパ54が設けられている。ネイルガイド15がテールカバー14に接触して停止した状態、つまり、ネイルガイド15が閉じられた状態において、シートストッパ54がテールカバー14と対向する箇所には、凹部55が設けられている。凹部55は、送り方向A2に沿って所定の長さで配置されている。凹部55は、送り方向A2に対して交差する方向の深さを有する。釘18の長手方向で凹部55が形成された範囲は、最も上に位置する送り爪45,46が配置されている範囲を含む。

0027

さらに、シートストッパ54は、第1支持面73及び第2支持面83を有する。第1支持面73は、凹部55を形成しており、第1支持面73は、図5に示す寸法L1のシート66を支持する。第2支持面83は、図8に示す寸法L2のシート66を支持する。寸法L1,L2は、釘18の長手方向の長さであり、寸法L2は寸法L1よりも大きい。第1支持面73は、方向B2において、第2支持面83より低い。つまり、方向B2で、第2支持面83は、第1支持面73とテールカバー14との間に位置する。第1支持面73と、第2支持面83とは、釘18の長手方向における配置位置が異なり、かつ、方向B2における配置位置が異なる。シートストッパ54は、基部67の寸法L3,L4に応じて異なる位置でシートの基部67に当接する。ガイド部材76は、ネイルガイド15に対して支持軸78を介して回動可能に取り付けられており、ガイド部材76に逆止爪60が設けられている。ガイド部材76は圧縮バネ62によりテールカバー14に向けて付勢されている。

0028

シートストッパ54は、ネイルガイド15に対して支持軸78を介して回動可能に取り付けられている。シートストッパ54は方向B2において動作可能である。シートストッパ54は、3個の逆止爪56,57,58を有する。2個の逆止爪56,57は、凹部55よりも上に配置され、かつ、送り方向A2で互いに間隔をおいて配置されている。逆止爪58は凹部55よりも下方、具体的には、シートストッパ54の下端に設けられている。シートストッパ54は、圧縮バネ59によりテールカバー14に向けて付勢されている。つまり、シートストッパ54は、送り方向A2に対して交差する向きで押されている。

0029

さらに、逆止爪61がネイルガイド15に取り付けられている。逆止爪60は、シートストッパ54よりも上に配置され、逆止爪61はシートストッパ54よりも下に配置されている。逆止爪60は圧縮バネ62によりテールカバー14に向けて付勢され、逆止爪61は圧縮バネ63によりテールカバー14に向けて付勢されている。釘18の長手方向で、逆止爪60が配置されている範囲は、テールカバー14の第1フレーム47が配置されている範囲と重なる。釘18の長手方向で、逆止爪61が配置されている範囲は、テールカバー14の第3フレーム49が配置されている範囲と重なる。

0030

釘18は、軸部64と、軸部64の一端に連続した頭部65とを有する。複数の釘18を連結する連結要素としてのシート66は合成樹脂製であり、かつ、可撓性を有する。シート66は、釘18の長手方向に沿って配置された基部67と、釘18の長手方向で基部67の両端に設けた第1支持片68,第2支持片69と、を有する。

0031

第1支持片68,第2支持片69は、基部67に対して互いに逆向きに傾斜している。第1支持片68,第2支持片69に凹部70が設けられ、釘18の軸部64が凹部70に嵌め込まれることにより、釘18がシート66により支持されている。基部67及び第1支持片68,第2支持片69を1組として、1本の釘18を支持している。基部67及び第1支持片68,第2支持片69を1組として複数組が連続して形成され、基部67と基部67との間に開口部71が形成されている。

0032

送り機構20は、異なる複数種類のシート66により連結された釘18を射出路16に送ることが可能である。複数種類のシート66は、釘18の長手方向における寸法が異なる。図5に示すシート66と、図8に示すシート66とを比べると、図5に示すシート66の寸法L1は、図8に示すシート66の寸法L2よりも短い。なお、図5に示すシート66の基部67の寸法L3は、図8に示すシート66の基部67の寸法L4よりも短い。
寸法L3は寸法L1よりも短く、寸法L4は寸法L2よりも短い。また、図5に示すシート66で連結する釘18の全長は、図8に示すシート66で連結する釘18の全長よりも短い。先ず、図5に示すシート66で連結された釘18を送る動作を、図7を参照して説明する。

0033

釘18を連結したシート66が通路17にあると、シート66の基部67の一部は凹部55に位置する。つまり、第1支持面73は圧縮バネ59の力で基部67に押し付けられる。また、第2支持片69が、凹部55の壁72に接触する。第1支持片68の先端がガイド部50に接触する。このようにして、シート66及び釘18は、釘18の長手方向で、テールカバー14及びネイルガイド15に対して位置決めされる。また、基部67がシートストッパ54に押され、第1支持片68の先端がガイド部50に接触し、釘18の軸部64が第2フレーム48に接触することにより、シート66及び釘18は、送り方向A2に対して交差する方向B2で、テールカバー14及びネイルガイド15に対して位置決めされる。

0034

ピストン32が上死点にあると、戻し空気室39の空気圧は低い。このため、送り機構20のピストン43は、圧縮バネ80の力で付勢され、図2のように初期位置で停止している。ピストン43が初期位置で停止していると、フィーダ44は図7(A)に示す初期位置で停止している。釘18の軸部64は、送り方向A2で送り爪45と送り爪46との間に位置する。逆止爪56,57は、開口部71に位置し、送り方向A2で基部67を前後から挟んでいる。逆止爪58は、送り方向A2で前端に位置する釘18の軸部64の後方に位置する。

0035

なお、送り機構20が、図5に示すシート66で連結された釘18を送る場合、逆止爪61は、シート66及び釘18の送り、及び位置決めに関与しない。

0036

ピストン32が上死点から下死点に向けて動作し、戻り空気室39の圧力が上昇すると、空気圧室74の圧力も上昇する。すると、送り機構20のピストン43が、初期位置から圧縮バネ80の力に抗して後退し、フィーダ44は初期位置から後退を開始する。すると、送り爪45,46が2本の釘18の軸部64に別々に接触し、フィーダ44は支持軸77を中心として回動し、送り爪45,46は、図7(B)のように、それぞれ軸部64に乗り上げる。

0037

そして、送り爪45,46がそれぞれ軸部64を乗り越えると、フィーダ44は支持軸77を中心として逆方向に回動し、図7(C)のように、送り爪45,46が、軸部64の後方にそれぞれ進入する。フィーダ44が後退する際、逆止爪56,57が基部67を挟んでいるため、シート66が送り方向A2で後退することを防止できる。また、軸部64はシート66で支持され、逆止爪58が、軸部64に接触することで、釘18が送り方向A2で後退することを防止できる。

0038

その後、ピストン32が上昇して戻り空気室39の圧力が低下すると、空気圧室74の圧力も低下し、ピストン43は圧縮バネ80の力で初期位置に向けて移動する。また、フィーダ44も送り方向A2で前進し、2本の釘18が、図7(D)のように送り爪45,46により同時に送られ、かつ、シート66が送られる。

0039

2本の釘18及びシート66が送られる際、後方から送られる釘18の軸部64が逆止爪58に押し付けられ、後方から移動してきた基部67が逆止爪56に押し付けられる。このため、シートストッパ54は、圧縮バネ59の力に抗してテールカバー14から離れる向きに移動する。さらに、後方から送られる釘18の軸部64が逆止爪58に接触し、シートストッパ54は支持軸78を中心として回動し、後方から移動してきた釘18の軸部64が逆止爪57を乗り越えると、シートストッパ54は、圧縮バネ59の力によりテールカバー14に近づく向き回動して停止する。

0040

そして、送り方向A2で前端に位置する1本の釘18が射出路16に供給されると、ピストン43及びフィーダ44が初期位置で停止する。その後、ドライバブレード33が下降して射出路16の釘18を打撃すると、図7(A)の状態になる。

0041

次に、図8に示すシート66で連結された釘18を送る動作を、図9を参照して説明する。釘18を連結したシート66が通路17にあると、シート66の基部67の全部は凹部55の外に位置し、シートストッパ54の第2支持面83は、圧縮バネ59の力で基部67に押し付けられる。また、第1支持片68がガイド部50に接触し、第2支持片69が第2フレーム53のガイド部75に接触する。このようにして、シート66及び釘18は、釘18の長手方向で、テールカバー14及びネイルガイド15に対して位置決めされる。また、基部67がシートストッパ54に接触し、第1支持片68がガイド部50に接触し、逆止爪60が基部67に押し付けられることで、シート66及び釘18は、送り方向A2に対して交差する方向B2で、テールカバー14及びネイルガイド15に対して位置決めされる。

0042

ピストン43が初期位置で停止していると、フィーダ44は図9(A)に示す初期位置で停止している。釘18の軸部64は、送り方向A2で送り爪45と送り爪46との間に位置する。逆止爪56,57は、開口部71に位置し、送り方向A2で基部67を前後から挟んでいる。逆止爪61は、方向B2で軸部64の後方に位置する。

0043

なお、送り機構20が、図8に示すシート66で連結された釘18を送る場合、逆止爪58は、シート66及び釘18の送りに関与しない。

0044

フィーダ44が初期位置から後退を開始すると、送り爪45が釘18の軸部64に接触し、フィーダ44は支持軸77を中心として回動し、送り爪45は、図9(B)のように軸部64に乗り上げる。

0045

そして、送り爪45が軸部64を乗り越えると、フィーダ44は支持軸77を中心として逆方向に回動し、図9(C)のように、送り爪45,46が、軸部64の後方にそれぞれ進入する。フィーダ44が後退する際、シート66及び釘18は、送り方向A2に後退しない。

0046

そして、フィーダ44が送り方向A2で前進すると、送り爪46が釘18を押し、図9(D)のようにシート66と共に前方に送られる。釘18及びシート66が前方に送られる際、後方から送られる釘18の軸部64が逆止爪61に押し付けられ、後方から移動してきた基部67が逆止爪57に押し付けられる。このため、逆止爪61は圧縮バネ63の力に抗してテールカバー14から離れる向きに移動し、シートストッパ54は、圧縮バネ59の力に抗してテールカバー14から離れる向きに回動する。さらに、後方から送られる釘18の軸部64が逆止爪61を乗り越え、後方から移動してきた基部67が逆止爪57を乗り越える。すると、逆止爪61は圧縮バネ63の力によりテールカバー14に近づく向きで移動して停止し、シートストッパ54は、圧縮バネ59の力によりテールカバー14に近づく向きで回動して停止する。

0047

そして、送り方向A2で前端に位置する1本の釘18が射出路16に供給されると、ピストン43及びフィーダ44が初期位置で停止する。その後、ドライバブレード33が下降して射出路16の釘18を打撃すると、図9(A)の状態になる。

0048

以上のように、送り機構20が、寸法L3,L4が異なるシート66及び釘18を射出路16に送る際に、シートストッパ54はシート66をガイドする。シートストッパ54の壁72は、短い寸法L3のシート66を釘18の長手方向に位置決めし、第2フレーム53のガイド部75は、長い寸法L4のシート66を釘18の長手方向に位置決めする。シートストッパ54をネイルガイド15に対して可動式にすることで、寸法L3,L4が異なるシート66を支持できる。このため、シートストッパ54は単数で構成でき、釘18の長手方向に分割せずに済む。したがって、ネイルガイド15に取り付ける部品の点数が、増加することを抑制できる。また、ネイルガイド15に対して可動となる部品点数が減るため、故障する可能性を低減できる。さらに、釘打機10の重量が増加することを抑制できる。

0049

次に、複数本の釘18が針金79で連結されている場合に、その釘18を送り機構20で送る例を、図10及び図11を参照して説明する。ガイド部材76は釘18の軸部64を押し、軸部64は第1フレーム47及び第2フレーム48及び第3フレーム49に押し付けられて、釘18が方向Bで位置決めされる。

0050

フィーダ44が図11(A)に示す初期位置で停止していると、釘18の軸部64は、送り方向A2で送り爪45と送り爪46との間に位置する。フィーダ44が初期位置から後退を開始すると、送り爪45が釘18の軸部64に接触し、フィーダ44は支持軸77を中心として回動し、送り爪45は、図11(B)のように軸部64に乗り上げる。

0051

そして、送り爪45,46が軸部64を乗り越えると、フィーダ44は支持軸77を中心として逆方向に回動し、図11(C)のように、送り爪45,46が、軸部64の後方にそれぞれ進入する。フィーダ44が後退する際、針金79及び釘18は逆止爪60によって送り方向A2に後退しない。

0052

そして、フィーダ44が送り方向A2で前進すると、送り爪46が釘18を押し、図11(D)のように釘18が共に前方に送られる。釘18が前方に送られる際、後方から送られる釘18の軸部64が逆止爪58,61に押し付けられる。このため、シートストッパ54は、圧縮バネ59の力に抗してテールカバー14から離れる向きに回動する。また、逆止爪61は圧縮バネ63の力に抗してテールカバー14から離れる向きに移動する。

0053

さらに、後方から送られる釘18の軸部64が逆止爪58,61を乗り越える。すると、シートストッパ54は、圧縮バネ59の力によりテールカバー14に近づく向きで回動して停止する。また、逆止爪61は圧縮バネ63の力によりテールカバー14に近づく向きで移動して停止する。

0054

そして、送り方向A2で前端に位置する1本の釘18が射出路16に供給されると、ピストン43及びフィーダ44が初期位置で停止する。その後、ドライバブレード33が下降して射出路16の釘18を打撃すると、図11(A)の状態になる。

0055

送り機構20は、異なる寸法L3,L4のシート66で連結した釘18を送ることができることに加え、針金79で連結した釘18を送ることができる。なお、図10では、針金79が釘18の長手方向で送り爪45,46と、第2フレーム48との間に位置する例を示してあるが、針金79が釘18の長手方向で配置される箇所は限定されない。

0056

実施の形態で説明したシート66は連結体であり、テールカバー14は第1ガイド部材であり、ネイルガイド15は第2ガイド部材であり、シートストッパ54は支持部材であり、壁72は第1位置決め部であり、ガイド部75は第2位置決め部であり、逆止爪56,57は第1ストッパであり、逆止爪58は第2ストッパであり、逆止爪61は第3ストッパであり、圧縮バネ59は第1付勢機構であり、圧縮バネ63は第2付勢機構であり、第1支持面73と第2支持面83とが、異なる位置である。

0057

釘打機は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、釘は頭部が無く、軸部のみの構造でもよい。シートの形状及び構造は、釘の軸部の外径、釘の全長に合わせて設計すればよい。

0058

10…釘打機、14…テールカバー、15…ネイルガイド、16…射出路、17…通路、18…釘、20…送り機構、34…打撃工具、51…支持軸、54…シートストッパ、58,60,61…逆止爪、59,63…圧縮バネ、66…シート、67…基部、72…壁、73…第1支持面、75…ガイド部、83…第2支持面、A2…送り方向、B2…方向、L3,L4…寸法。

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