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技術 キャビネットシステム

出願人 永大産業株式会社
発明者 土井隆義
出願日 2016年3月30日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-069242
公開日 2017年10月5日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2017-176521
状態 特許登録済
技術分野 家具の接続 家具の組合わせ、厨房家具家具の引き出し
主要キーワード シンク台 キャビネットシステム 壁貫通孔 露出口 台所設備 小貫通孔 各案内レール 縦断面視
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この項目の情報は公開日時点(2017年10月5日)のものです。
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課題

キャビネット同士を固定する部分がユーザによって容易に視認されることを防ぎ、製品見栄えを良くすることが出来るキャビネットシステムを提供する。

解決手段

壁部が接続しているキャビネット同士を固定する場合、接触する2つの対向壁部の貫通孔1021H,1142H及び、該2つの対向壁部に当接している2つの蹴込形成柱107,119の貫通孔1073,1197に雄ネジSを挿通させてナットNと螺合させることによって、斯かるキャビネット同士を固定させる。

概要

背景

近年、シンク台調理台コンロ台等を一つにまとめたいわゆるシステムキッチンが広く普及されている。このようなシステムキッチンにおいては、食器洗い乾燥機等の電気機器及び抽斗が収容される複数のキャビネットを有している。

一方、特許文献1においては、金属製のフレーム表面材機械的に取り付けて単位体とし、斯かる単位体同士を機械的結合することによってキャビネット等の台所設備の全部又は一部を構成することにより、分解が容易であり、前記表面材を複合材料で形成する必要がなく、揮発性有機化合物の低減化を図ることができる台所設備が開示されている。

概要

キャビネット同士を固定する部分がユーザによって容易に視認されることを防ぎ、製品見栄えを良くすることが出来るキャビネットシステムを提供する。壁部が接続しているキャビネット同士を固定する場合、接触する2つの対向壁部の貫通孔1021H,1142H及び、該2つの対向壁部に当接している2つの蹴込形成柱107,119の貫通孔1073,1197に雄ネジSを挿通させてナットNと螺合させることによって、斯かるキャビネット同士を固定させる。

目的

本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

対向する2つの対向壁部を有するキャビネット同士の間で前記対向壁部が接触しているキャビネットシステムにおいて、各キャビネットは、何れか一方の対向壁部と当接する一端壁、及び、他方の対向壁部と当接する他端壁を有する柱部材と、前記一端壁及び/又は前記他端壁に形成された貫通孔と、前記対向壁部にて前記貫通孔と整合する位置に形成された壁貫通孔とを有しており、接触する2つの対向壁部の前記壁貫通孔、及び、該2つの対向壁部に当接している2つの柱部材の前記貫通孔に挿通し、前記2つの対向壁部を夫々有するキャビネット同士を固定する固定機構を備えることを特徴とするキャビネットシステム。

請求項2

前記対向壁部は、板状の壁板、及び、該壁板の端部が取り付けられ、該壁板を保持する壁保持部を有し、前記壁貫通孔は前記壁保持部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャビネットシステム。

請求項3

前記柱部材は設置面に面する下面及び該下面と対向する上面を有し、前記上面には部分的に設けられた開口を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のキャビネットシステム。

請求項4

各キャビネットの下側であって前記設置面上に設けられた蹴込板を備え、前記蹴込板の上端面には前記柱部材の前記下面が当接していることを特徴とする請求項3に記載のキャビネットシステム。

請求項5

前記一端壁及び前記他端壁に設けられた、前記貫通孔より小さいネジ孔と、前記ネジ孔に挿入され、前記柱部材を前記壁保持部に固定する雄ネジとを備えることを特徴とする請求項2に記載のキャビネットシステム。

請求項6

前記一端壁及び前記他端壁は矩形であり、前記一端壁及び前記他端壁にて前記貫通孔及び前記ネジ孔が長手方向に並設されていることを特徴とする請求項5に記載のキャビネットシステム。

技術分野

0001

本発明は、対向する2つの対向壁部を有するキャビネットを複数含み、キャビネット同士の前記対向壁部が接触しているキャビネットシステムに関する。

背景技術

0002

近年、シンク台調理台コンロ台等を一つにまとめたいわゆるシステムキッチンが広く普及されている。このようなシステムキッチンにおいては、食器洗い乾燥機等の電気機器及び抽斗が収容される複数のキャビネットを有している。

0003

一方、特許文献1においては、金属製のフレーム表面材機械的に取り付けて単位体とし、斯かる単位体同士を機械的結合することによってキャビネット等の台所設備の全部又は一部を構成することにより、分解が容易であり、前記表面材を複合材料で形成する必要がなく、揮発性有機化合物の低減化を図ることができる台所設備が開示されている。

先行技術

0004

特開2004−105411号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上述したようなシステムキッチンにおいては、キャビネット同士を固定する場合、2つのキャビネットの隣接する夫々の壁部に貫通孔を形成し、該貫通孔に雄ネジを挿入してネジ止めを行っていた。

0006

しかし、このような場合、扉、抽斗等を開けると、斯かる貫通孔が簡単に視認され、製品見栄えを悪くするという問題がある。また、特許文献1に係る台所設備では、斯かる問題について工夫されていない。

0007

本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、キャビネット同士を固定する部分がユーザによって容易に視認されることを防ぎ、製品の見栄えを良くすることが出来るキャビネットシステムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明に係るキャビネットシステムは、対向する2つの対向壁部を有するキャビネット同士の間で前記対向壁部が接触しているキャビネットシステムにおいて、各キャビネットは、何れか一方の対向壁部と当接する一端壁、及び、他方の対向壁部と当接する他端壁を有する柱部材と、前記一端壁及び/又は前記他端壁に形成された貫通孔と、前記対向壁部にて前記貫通孔と整合する位置に形成された壁貫通孔とを有しており、接触する2つの対向壁部の前記壁貫通孔、及び、該2つの対向壁部に当接している2つの柱部材の前記貫通孔に挿通し、前記2つの対向壁部を夫々有するキャビネット同士を固定する固定機構を備えることを特徴とする。

0009

本発明にあっては、対向壁部が接続しているキャビネット同士を固定する場合、例えば、雄ネジ及びナットのような固定機構を用い、接触する2つの対向壁部の前記壁貫通孔、及び、該2つの対向壁部に当接している2つの柱部材の前記貫通孔に雄ネジを挿通させてナットと螺合させることによって、斯かるキャビネット同士を固定させる。

0010

本発明に係るキャビネットシステムは、前記対向壁部は、板状の壁板、及び、該壁板の端部が取り付けられ、該壁板を保持する壁保持部を有し、前記壁貫通孔は前記壁保持部に形成されていることを特徴とする。

0011

本発明にあっては、接触する2つの対向壁部の壁保持部に設けられた前記壁貫通孔に雄ネジを挿通させることによって、斯かるキャビネット同士を固定させる。

0012

本発明に係るキャビネットシステムは、前記柱部材は設置面に面する下面及び該下面と対向する上面を有し、前記上面には部分的に設けられた開口を有することを特徴とする。

0013

本発明にあっては、斯かるキャビネット同士を固定させる際、前記開口を介して、固定機構の取り付けを行う。

0014

本発明に係るキャビネットシステムは、各キャビネットの下側であって前記設置面上に設けられた蹴込板を備え、前記蹴込板の上端面には前記柱部材の前記下面が当接していることを特徴とする。

0015

本発明にあっては、前記蹴込板の上端面には前記柱部材の前記下面が当接していることから、隙間が存在しなくなるので、斯かる隙間を介して当該キャビネット内へ、虫が侵入し、異物入り、又は該隙間に人の指が挟まれることを未然に防止できる。

0016

本発明に係るキャビネットシステムは、前記一端壁及び前記他端壁に設けられた、前記貫通孔より小さいネジ孔と、前記ネジ孔に挿入され、前記柱部材を前記壁保持部に固定する雄ネジとを備えることを特徴とする。

0017

本発明にあっては、前記ネジ孔に雄ネジを挿入し、該雄ネジを前記柱部材に回し込むことにより、前記柱部材を前記壁保持部に固定する。

0018

本発明に係るキャビネットシステムは、前記一端壁及び前記他端壁は矩形であり、前記一端壁及び前記他端壁にて前記貫通孔及び前記ネジ孔が長手方向に並設されていることを特徴とする。

0019

本発明にあっては、前記一端壁及び前記他端壁にて、前記一端壁及び前記他端壁の長手方向に、前記貫通孔及び前記ネジ孔が並設されている。

発明の効果

0020

本発明によれば、キャビネット同士を固定する場合、斯かる固定の部分がユーザによって容易に視認されることを防ぎ、製品の見栄えを良くすることが出来る。

図面の簡単な説明

0021

本発明の実施の形態に係るシステムキッチンのフレーム構成を示す斜視図である。
本実施の形態に係るシステムキッチンにおいて、キャビネットの下部を拡大した部分拡大図である。
図2の斜視図から壁保持部及び案内レールを省いた場合の斜視図である。
本実施の形態に係るシステムキッチンの蹴込形成柱を示す斜視図である。
本実施の形態に係るシステムキッチンにおいて、キャビネット及びキャビネットの固定を説明する説明図である。

実施例

0022

以下に、本発明の実施の形態に係るキャビネットシステムを、いわゆるシステムキッチンに適用した場合を例に、図面に基づいて詳述する。

0023

図1は、本発明の実施の形態に係るシステムキッチン1のフレーム構成を示す斜視図である。システムキッチン1は、例えば台所の床(設置面)に載置された複数のキャビネットと、該複数のキャビネットの上端を覆うワークトップ天板)とを備えている。

0024

システムキッチン1は、コンロ台10、調理台11、及びシンク台12を一体に備えている。システムキッチン1の左側部、左右方向中央部、及び右側部に、シンク台12、調理台11、及びコンロ台10が夫々設けられており、シンク台12、調理台11、及びコンロ台10は左右方向の横一列に配されている。

0025

コンロ台10は、上部にビルトイン型グリル付きコンロを内蔵し、下部にオーブンレンジを内蔵する。コンロ台10の天面には、グリル付きコンロの火口露出させるための露出口100が設けられている。また、コンロ台10はコンロ及びオーブンレンジが収容されるキャビネット101を有する。

0026

調理台11の上部には調理の際の作業スペースとして用いられる天面110が敷設されている。また、調理台11は、キャビネット111及びキャビネット112を有している。キャビネット111には上下3段の抽斗が設けられる。また、キャビネット112には、例えば、ビルトイン型の食器洗い乾燥機が内蔵される。

0027

シンク台12の天面にはシンク121が開口している。例えば、シンク121の上方には蛇口が配される。また、シンク台12はキャビネット122を有しており、キャビネット122には上下2段の抽斗が設けられる。

0028

キャビネット101は前側が開放された中空直方体状をなしている。すなわち、キャビネット101は左側壁部102、右側壁部104及び後側壁部103を有しており、前側に開口を有する。左側壁部102及び右側壁部104(対向壁部)は左右方向に対面配置されている。

0029

キャビネット101に収容される抽斗は前後方向に進退する。このために、キャビネット101には抽斗の進退を案内する案内レール105a〜105fが設けられている。詳しくは、案内レール105a,105bが一対としてキャビネット101の上部に設けられており、案内レール105c,105dが一対としてキャビネット101の中部に設けられており、案内レール105e,105fが一対としてキャビネット101の下部に設けられている。各案内レール105a〜105fは、左側壁部102又は右側壁部104にて、抽斗の進退方向に沿って延設されており、縦断面視L字状をなす。斯かる抽斗は案内レール105a〜105f上を摺動して前後方向に進退する。

0030

また、キャビネット101は、上部の抽斗を閉める場合、その戸が当たる戸当たり桟106aと、下部の抽斗を閉める場合、その戸が当たる戸当たり桟106bとが設けられている。戸当たり桟106a,106bは左側壁部102及び右側壁部104間に配されている。

0031

戸当たり桟106a,106bは、中空であり、四角柱の形状を有している。戸当たり桟106a,106bは左側壁部102及び右側壁部104と交差する方向に沿って設けられており、一端面が左側壁部102と当接しており、他端面が右側壁部104と当接している。

0032

左側壁部102及び右側壁部104は、後側の一端が後側壁部103に連結された板状の壁板と、該壁板の他端、すなわち前側の端が取り付けられ、該壁板を保持する壁保持部とを夫々有する。各壁保持部は前記天面と後述する蹴込板15との間に形成されており、細い扁平な直方体形状を有している。戸当たり桟106a,106bは両端が左側壁部102の壁保持部及び右側壁部104の壁保持部に夫々固定されている。また、少なくとも左側壁部102の壁保持部は下端部に、後述する貫通孔1021H(壁貫通孔)が形成されている。貫通孔1021Hは左側壁部102の壁保持部を厚み方向に貫通する。戸当たり桟106bの両端部の上面は、案内レール105c,105dの前側端部と当接している。

0033

更に、キャビネット101は蹴込形成柱107(柱部材)を備えている。蹴込形成柱107は蹴込板15と共に蹴込みを形成する。該蹴込みは、システムキッチン1の前側下部に設けられた凹所である。

0034

蹴込形成柱107は、中空であり、細い扁平な直方体形状を有している。蹴込形成柱107は短冊状であって設置面と面する下面と、該下面と同様の形状であって該下面と対向する上面とを有している。蹴込形成柱107は、短手方向における端部が蹴込板15より前側に突出するように設けられている。

0035

また、蹴込形成柱107は左側壁部102の壁保持部及び右側壁部104の壁保持部の間に配されている。蹴込形成柱107は斯かる壁保持部と交差する方向に沿って、該壁保持部の下端部に設けられている。蹴込形成柱107は両端の端壁に後述する貫通孔1073(壁貫通孔)が形成されており、貫通孔1073及び左側壁部102の壁保持部の貫通孔1021Hが整合するように、一端が左側壁部102の壁保持部に固定され、他端が右側壁部104の壁保持部に固定されている。蹴込形成柱107の両端部の上面は、案内レール105e,105fの前側端部と当接している。蹴込形成柱107の上面には、蹴込形成柱107の長手方向に沿って部分的な開口が形成されている。

0036

キャビネット122はキャビネット101と略同様の構成を有している。キャビネット122は前側が開放された中空の直方体状をなしており、左右方向に対面する左側壁部123及び右側壁部125と、後側壁部124とを有し、前側に開口を有する。

0037

キャビネット122には抽斗の進退を案内する案内レール126a〜126dが設けられている。案内レール126a,126bが一対としてキャビネット122の中部に設けられており、案内レール126c,126dが一対としてキャビネット122の下部に設けられている。各案内レール126a〜126dの他の構成は案内レール105a〜105fと同様であり、詳しい説明を省略する。

0038

また、キャビネット122は、上部の抽斗を閉める場合、その戸が当たる戸当たり桟127aと、下部の抽斗を閉める場合、その戸が当たる戸当たり桟127bとが設けられている。戸当たり桟127a,127bは左側壁部123及び右側壁部125間に配されている。戸当たり桟127a,127bの他の構成は戸当たり桟106a,106bと同様であり、詳しい説明を省略する。

0039

更に、キャビネット122は蹴込を形成する蹴込形成柱128を備えている。蹴込形成柱128は、中空であり、細い扁平な直方体形状を有している。蹴込形成柱128の他の構成は蹴込形成柱107と同様であり、詳しい説明を省略する。

0040

キャビネット111は前側が開放された中空の直方体状をなしており、左右方向に対面する左側壁部113及び右側壁部114(対向壁部)と、後側壁部115とを有し、前側に開口を有する。また、キャビネット112は前側が開放された中空の直方体状になしており、後側壁部116を有している。キャビネット116は、キャビネット122の右側壁部125と、キャビネット111の左側壁部113と、後側壁部116とから区画される。

0041

図2は本実施の形態に係るシステムキッチン1において、キャビネット111の下部を拡大した部分拡大図である。以下、図1及び図2に基づいて、キャビネット111について詳しく説明する。

0042

キャビネット111は前側が開放された中空の直方体状をなしている。すなわち、キャビネット111は左側壁部113、右側壁部114及び後側壁部115を有しており、前側に開口を有する。斯かる開口はキャビネット101の開口より左右方向の寸法が小さい。左側壁部113及び右側壁部114(対向壁部)は左右方向に対面配置されている。

0043

キャビネット111に収容される抽斗が前後方向に進退するために、キャビネット111には抽斗の進退を案内する案内レール117a〜117fが設けられている。詳しくは、案内レール117a,117bが一対としてキャビネット111の上部に設けられており、案内レール117c,117dが一対としてキャビネット111の中部に設けられており、案内レール117e,117fが一対としてキャビネット111の下部に設けられている。各案内レール117a〜117fは、左側壁部113又は右側壁部114にて、抽斗の進退方向に沿って延設されており、縦断面視L字状を有する。

0044

また、キャビネット111は、上部の抽斗を閉める場合、その戸が当たる戸当たり桟118aと、下部の抽斗を閉める場合、その戸が当たる戸当たり桟118bとが設けられている。戸当たり桟118a,118bは左側壁部113及び右側壁部114間に配されている。

0045

戸当たり桟118a,118bは、中空であり、四角柱の形状を有している。戸当たり桟118a,118bは左側壁部113及び右側壁部114と交差する方向に沿って下部に設けられており、一端面が左側壁部113と当接しており、他端面が右側壁部114と当接している。

0046

図3図2の斜視図から後述する壁保持部1132及び案内レール117c,117eを省いた場合の斜視図である。

0047

左側壁部113及び右側壁部114は、後側の一端が後側壁部115に連結された板状の壁板1131及び壁板1141と、壁板1131及び壁板1141の他端、すなわち前側の端が取り付けられた壁保持部1132及び壁保持部1142とを夫々有する。壁板1131及び壁保持部1132、並びに、壁板1141及び壁保持部1142は面一に設けられている。壁板1131は前記一端が後側壁部115に固定され、前記他端が壁保持部1132に固定されている。また、壁板1141は前記一端が後側壁部115に固定され、前記他端が壁保持部1142に固定されている。

0048

壁保持部1132及び壁保持部1142は、細い扁平な直方体形状を有し、対向する内側面が短冊状をなす。壁保持部1132及び壁保持部1142は天面110又は設置面に対して略垂直方向に設けられている。また、壁保持部1132及び壁保持部1142は天面110と蹴込板15との間に形成されている。詳しくは、壁保持部1132及び壁保持部1142は上端面が天面110の内側と接しつつ、該上端面の前側縁が天面110の前側縁と整合しており、下端面の後側端部が蹴込板15の上端面と当接している。また、壁保持部1132及び壁保持部1142は下端部に、後述する小貫通孔1196に整合するようナット(図示せず)が固定されている。更に、少なくとも右側壁部114の壁保持部1142は下端部に、後述する貫通孔1142H(壁貫通孔)が形成されている。貫通孔1142Hは壁保持部1142を厚み方向に貫通する。

0049

戸当たり桟118bは両端の側壁に、該側壁を貫通するネジ孔Hを形成している。従って、雄ネジを該ネジ孔Hと螺合させつつ、左側壁部113の壁保持部1132又は右側壁部114の壁保持部1142に回し込むことにより、戸当たり桟118bの両端が壁保持部1132及び壁保持部1142に夫々固定される。戸当たり桟118aについても、戸当たり桟118bと同様であり、説明を省略する。
一方、戸当たり桟118bの両端部の上面は、案内レール117c,117dの前側端部と当接している。

0050

更に、キャビネット111は蹴込形成柱119(柱部材)を備えている。図4は本実施の形態に係るシステムキッチン1の蹴込形成柱119を示す斜視図である。

0051

蹴込形成柱119は、中空であり、細い扁平な直方体形状を有している。蹴込形成柱119は、短冊状であって設置面と面する下面1195と、下面1195と同様の形状であって下面1195と対向する上面1191とを有している。蹴込形成柱119は、下面1195が設置面と略平行をなしており、下面1195の後側端部が蹴込板15の上端面と当接し、かつ前側端部が蹴込板15より前側に突出するように設けられている。

0052

蹴込形成柱119は上面1191に開口1192を設けている。開口1192は矩形であり、長手方向の寸法が上面1191の長手方向の寸法と同じであり、短手方向の寸法が上面1191の短手方向の寸法より小さい。

0053

また、蹴込形成柱119は長手方向における左端に左端壁1193(一端壁又は他端壁)を有し、右端に右端壁1194(他端壁又は一端壁)を有している。左端壁1193及び右端壁1194は、何れも矩形であり、長手方向の中央部に貫通孔1197を有している。貫通孔1197の両側には、貫通孔1197により小さい小貫通孔1196,1196が夫々形成されている。

0054

蹴込形成柱119は左側壁部113の壁保持部1132及び右側壁部114の壁保持部1142の間に配されている。蹴込形成柱119は壁保持部1132及び壁保持部1142と交差する方向に沿って、壁保持部1132及び壁保持部1142の下端部に設けられている。蹴込形成柱119は、貫通孔1197及び壁保持部1142の貫通孔1142Hが整合するように、左端が壁保持部1132に固定され、右端が壁保持部1142に固定されている。詳しくは、雄ネジを小貫通孔1196に挿入し、壁保持部1132及び壁保持部1142に固定された前記ナットに螺合させることにより、蹴込形成柱119の両端が壁保持部1132及び壁保持部1142に夫々固定される。

0055

蹴込形成柱119の両端部の上面1191は、案内レール117e,117fの前側端部と当接している。すなわち、上面1191の両端部は案内レール117e,117fによって覆われている。

0056

蹴込板15は左右方向に長い縦姿勢矩形平板状であり、キャビネット101、キャビネット111、キャビネット112及びキャビネット122に跨って設けられている。すなわち、蹴込板15はャビネット101、キャビネット111、キャビネット112及びキャビネット122の前側の下端であって、台所の床上に、該床と交差する方向に設けられている。上述したように、蹴込板15の上端面には、蹴込形成柱107、蹴込形成柱119及び蹴込形成柱128の下面が当接している。

0057

以下、本実施の形態に係るシステムキッチン1における接触するキャビネット同士の固定について詳しく説明する。説明の便宜上、右側壁部114及び左側壁部102が接触しているキャビネット111及びキャビネット101の固定を例に挙げて説明する。図5は本実施の形態に係るシステムキッチン1において、キャビネット111及びキャビネット101の固定を説明する説明図である。図5は、図2の円部分を拡大した拡大図であり、説明の便宜上、案内レール105f,117eの表示を省略している。

0058

キャビネット111の右側壁部114の壁保持部1142及びキャビネット101の左側壁部102の壁保持部1021は同寸法を有しており、前側端面及び下側端面が面一になるように整った状態にて設けられている。

0059

蹴込形成柱107は、左端に矩形の左端壁1071を有しており、長手方向の中央部に貫通孔1073を有している。貫通孔1073の両側には、貫通孔1073より小さい小貫通孔1072,1072が夫々形成されている。また、壁保持部1021においては、小貫通孔1072,1072と整合するようナット(図示せず)が固定されている。

0060

上述したように、蹴込形成柱119においては、雄ネジSSを右端壁1194の小貫通孔1196,1196に挿入し、壁保持部1142に固定された前記ナットに螺合させることにより、蹴込形成柱119の右端壁1194が壁保持部1142に固定される。この際、右端壁1194の貫通孔1197は壁保持部1142の貫通孔1142Hと整合する。

0061

蹴込形成柱107においても、雄ネジ(図示せず)を左端壁1071の小貫通孔1072,1072に挿入し、壁保持部1021に固定された前記ナットに螺合させることにより、蹴込形成柱107の左端壁1071が壁保持部1021に固定される。この際、左端壁1071の貫通孔1073は壁保持部1021の貫通孔1021Hと整合する。

0062

この際、キャビネット111の壁保持部1142及びキャビネット101の保持部1021における前側端面が、蹴込形成柱119の前側端面1198及び蹴込形成柱107の前側端面1074と面一をなしている。また、キャビネット111の壁保持部1142及びキャビネット101の保持部1021における下側端面が、蹴込形成柱119の下面及び蹴込形成柱107の下面と面一をなしている。従って、システムキッチン1の見栄えを良くすることが出来る。

0063

このとき、蹴込形成柱119の右端壁1194の貫通孔1197と、壁保持部1142の貫通孔1142Hと、壁保持部1021の貫通孔1021Hと、蹴込形成柱107の左端壁1071の貫通孔1073とは、同軸上に配置される。

0064

次いで、柱部が貫通孔1073,1197のサイズと略同じ外径であり、一端の頭部が前記サイズより大きい雄ネジS(固定機構)が、貫通孔1197、貫通孔1142H、貫通孔1021H、及び、貫通孔1073に挿入される。また、雄ネジSの他端にはナットN(固定機構)が螺合される。従って、雄ネジSの頭部及びナットNによって右端壁1194及び左端壁1071が相互接近する方向に押し付けられる。これによって、右側壁部114(壁保持部1142)及び左側壁部102(壁保持部1021)が固定され、キャビネット111及びキャビネット101の固定が行われる。

0065

本実施の形態に係るシステムキッチン1おいては、このように、キャビネット同士を固定する固定部が蹴込形成柱の内部に設けられているので、ユーザによって視認され難く、システムキッチン1の見栄えを良くすることが出来る。

0066

また、本実施の形態に係るシステムキッチン1おいては、蹴込形成柱の上面に開口を有するので、蹴込形成柱を壁保持部に取り付けた後でも、斯かる開口を介してキャビネット同士の固定作業を容易に行うことが出来る。

0067

更に、本実施の形態に係るシステムキッチン1おいては、蹴込形成柱の上面の両端部が案内レールによって覆われているので、キャビネット同士を固定する固定部が斯かる案内レールによって隠れる。従って、ユーザによる斯かる固定部の視認が一層難しくなり、システムキッチン1の見栄えを良くすることが出来る。

0068

以上においては、壁保持部の下部に貫通孔を形成し、該壁保持部に固定される蹴込形成柱の内側を介して、接触している壁保持部同士を固定することについて記載しているが、本実施の形態はこれに限るものでない。例えば、壁保持部の上部又は中部に貫通孔を形成し、該壁保持部に固定される戸当たり桟の内側を介して、接触している壁保持部同士を固定するように構成しても良い。また、一ヶ所のみでなく、壁保持部の複数箇所にて斯かる固定が行われるように構成しても良い。

0069

以上の記載では、貫通孔1197,1073の両側に小貫通孔1196,1072が夫々形成されている場合を例として説明したが、本実施の形態はこれに限るものでない。例えば、貫通孔1197,1073の両側のなか、何れか一方に小貫通孔1196,1072が夫々形成されるように構成しても良い。

0070

以上の記載においては、壁保持部に設けられた貫通孔を用いてキャビネット同士の固定が行われる場合を例として説明したが、本実施の形態はこれに限るものでない。例えば、壁板に貫通孔を形成し、壁板の貫通孔を用いてキャビネット同士を固定しても良い。

0071

また、本実施の形態に係るシステムキッチン1においては、蹴込板15の上端面に、蹴込形成柱107、蹴込形成柱119及び蹴込形成柱128の下面が当接しており、隙間が存在しない。従って、斯かる隙間を介して当該キャビネット内へ、虫が侵入し、異物が入り、又は該隙間に人の指が挟まれることを未然に防止できる。

0072

また、本実施の形態に係るシステムキッチン1は以上の記載に限るものでなく、貫通孔1073にナットNが固定された固定であっても良い。

0073

以上においては、いわゆるシステムキッチンにおけるキャビネット同士の固定を例に挙げて説明したが本発明はこれに限るものでなく、2つの筐体を、壁部を介して相互固定する場合であれば、本発明は適用可能である。

0074

1システムキッチン
15蹴込板
102、113、123左側壁部
104、114、125右側壁部
101、111、112、122キャビネット
107、119、128蹴込形成柱
1071、1193、1194 左端壁
1194 右端壁
1072、1196小貫通孔
1073、1197貫通孔
1021、1132、1142 壁保持部
1021H、1142H 貫通孔
1131、1141壁板
1191 上面
1192 開口
1195 下面
Nナット
S雄ネジ
SS雄ネジ

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