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技術 差込接続器

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 花園正也福島実瀧秀範
出願日 2016年3月18日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-056044
公開日 2017年9月28日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2017-174513
状態 特許登録済
技術分野 盗難警報装置 雄雌嵌合接続装置細部 警報システム 中間接続器
主要キーワード 差込接続器 フロアスタンド 電力消費情報 プラグ受 差込プラグ 集音孔 電源タップ インパルス音
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

便性の向上を図ることができる差込接続器を提供する。

解決手段

差込接続器1は、差込プラグ11及びプラグ受12を有する配線用の差込接続器であり、集音部22と、判定部24とを備える。集音部22は、周囲の音を集音し、電気信号からなる音信号を生成する。判定部24は、音信号に基づいて検知対象とする複数種類インパルス音の有無を検知し、インパルス音の発生を伴うイベントが発生したか否かを判定する。判定部24は、動作モードとして外出モード(第1モード)と在宅モード(第2モード)とを有しており、第1モードと第2モードとで検知対象であるインパルス音の種類が異なる。

概要

背景

従来、配線器具とは別の機能も備えた多機能型差込接続器がある(例えば特許文献1参照)。特許文献1の差込接続器(電力計測タップ)は、自己に接続された電気機器に供給される電力を測定し、測定結果を示す電力消費情報無線アダプタ無線信号によって送信する。

概要

便性の向上をることができる差込接続器を提供する。差込接続器1は、差込プラグ11及びプラグ受12を有する配線用の差込接続器であり、集音部22と、判定部24とを備える。集音部22は、周囲の音を集音し、電気信号からなる音信号を生成する。判定部24は、音信号に基づいて検知対象とする複数種類インパルス音の有無を検知し、インパルス音の発生を伴うイベントが発生したか否かを判定する。判定部24は、動作モードとして外出モード(第1モード)と在宅モード(第2モード)とを有しており、第1モードと第2モードとで検知対象であるインパルス音の種類が異なる。

目的

特開2014−185965号公報






多機能型の差込接続器においては、配線器具とは別の機能の使い勝手の良さも求められ、利便性の向上が望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

差込プラグ及びプラグ受を有する配線用差込接続器であって、周囲の音を集音し、電気信号からなる音信号を生成する集音部と、前記音信号に基づいて検知対象とする複数種類インパルス音の有無を検知し、前記インパルス音の発生を伴うイベントが発生したか否かを判定する判定部とを備え、前記判定部は、動作モードとして第1モードと第2モードとを有しており、前記第1モードと前記第2モードとで検知対象である前記インパルス音の種類が異なることを特徴とする差込接続器。

請求項2

前記判定部の判定結果を外部機器に送信する通信部と、前記差込プラグと前記プラグ受との電気的な接続を、オンオフとに切り換えるスイッチと、前記通信部と前記スイッチとを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記判定部が、前記イベントが発生したと判定したときの前記動作モードに応じて、前記通信部と前記スイッチとの少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項1記載の差込接続器。

請求項3

前記制御部は、前記判定部が、前記イベントが発生したと判定したときの前記動作モードが前記第1モードである場合、前記通信部から前記外部機器に前記判定部の判定結果を送信させることを特徴とする請求項2に記載の差込接続器。

請求項4

前記制御部は、前記判定部が、前記イベントが発生したと判定したときの前記動作モードが前記第2モードである場合、前記スイッチのオンとオフとを制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の差込接続器。

請求項5

前記判定部は、前記動作モードが前記第2モードであるとき、規定時間内に前記インパルス音を複数回検知した場合、前記イベントが発生したと判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の差込接続器。

請求項6

前記判定部は、前記規定時間内における前記インパルス音の検知回数が上限回数を上回った場合、前記イベントが発生していないと判定することを特徴とする請求項5に記載の差込接続器。

請求項7

前記集音部は、集音した音の音圧が大きくなるほど振幅の大きな前記音信号を生成し、前記判定部は、前記動作モードが前記第1モードであるとき、前記インパルス音を検知してから判定時間内に、前記音信号の振幅が閾値以上となった場合、前記イベントが発生したと判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の差込接続器。

請求項8

前記集音部が生成した前記音信号から低周波成分を除去して前記判定部に出力するフィルタを更に備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の差込接続器。

技術分野

0001

本発明は、差込接続器に関する。

背景技術

0002

従来、配線器具とは別の機能も備えた多機能型の差込接続器がある(例えば特許文献1参照)。特許文献1の差込接続器(電力計測タップ)は、自己に接続された電気機器に供給される電力を測定し、測定結果を示す電力消費情報無線アダプタ無線信号によって送信する。

先行技術

0003

特開2014−185965号公報

発明が解決しようとする課題

0004

多機能型の差込接続器においては、配線器具とは別の機能の使い勝手の良さも求められ、利便性の向上が望まれている。

0005

本発明は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、利便性の向上を図ることができる差込接続器を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の差込接続器は差込プラグ及びプラグ受を有する配線用の差込接続器であって、周囲の音を集音し、電気信号からなる音信号を生成する集音部と、前記音信号に基づいて検知対象とする複数種類インパルス音の有無を検知し、前記インパルス音の発生を伴うイベントが発生したか否かを判定する判定部とを備え、前記判定部は、動作モードとして第1モードと第2モードとを有しており、前記第1モードと前記第2モードとで検知対象である前記インパルス音の種類が異なることを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明の差込接続器では、利便性の向上を図ることができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0008

図1は、本発明の一実施形態に係る差込接続器のブロック図である。
図2Aは、同上の差込接続器の外観斜視図である。図2Bは、同上の差込接続器をコンセントに接続し、かつ電源ケーブルが接続された状態の外観斜視図である。
図3は、同上の差込接続器の集音部が生成した音信号の第1例の波形図である。
図4は、同上の差込接続器の集音部が生成した音信号の第2例の波形図である。

実施例

0009

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態は、一般に差込接続器、より詳細には差込プラグ及びプラグ受を有する配線用の差込接続器に関する。なお、以下の実施形態において説明する図2A、図2Bは、模式的な図であり、各構成要素の寸法比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。

0010

(実施形態)
概要
図1に、本実施形態の差込接続器1のブロック図、図2A及び図2Bに、差込接続器1の外観斜視図を示す。差込接続器1は、差込プラグ11とプラグ受12を有する配線用の差込接続器1(いわゆる電源タップ)である。差込接続器1は、差込接続器1の周囲においてインパルス音の発生を伴うイベントが発生した場合に所定の動作を実行するセキュリティセンサ、及びリモートコントローラとしての機能を有する。差込接続器1は、セキュリティセンサとして機能する場合、差込接続器1の周囲でインパルス音の発生を伴うイベントが発生すると外部機器に異常を通知する。また、差込接続器1は、リモートコントローラとして機能する場合、差込接続器1の周囲でインパルス音の発生を伴うイベントが発生すると電気機器4を制御する。

0011

本実施形態でいう「インパルス音」とは、広帯域にわたって周波数成分が大きく、音圧突発的に立ち上がり、及び立ち下がる音である。インパルス音の発生を伴うイベントの一例として、例えばガラスを叩く、物体と物体とが衝突する、手を叩く、指を鳴らす、ドアや壁をノックする等がある。インパルス音の一例として、例えばガラスを叩く音、衝突音、手を叩く音、指を鳴らす音、ノック音等がある。インパルス音は、インパルス音を発生させるイベントに応じて種類が異なる、より詳細には音響特性が異なる。ここでいう「音響特性」とは、音圧(SPL:Sound Pressure Level)、周波数特性波形パターン(音圧の時間変化の特性)などを示す。なお、上記のインパルス音、及びイベントは、一例であって上記のインパルス音、及びイベントに限らない。

0012

<構成>
以下に、本実施形態の差込接続器1の詳細な構成について説明する。

0013

本実施形態の差込接続器1は、差込プラグ11、プラグ受12、スイッチ21、集音部22、記憶部23、判定部24、通信部25、制御部26、モード設定部27、及びフィルタ28を備えている。図2A、図2Bに示すように、差込接続器1の筐体10は、直方体形状に形成されている。

0014

差込プラグ11は、筐体10の背面から突出した一対の接触子111を有しており、コンセント3(レセプタクル)のプラグ受31に接続可能に構成されている。図2Bは、差込プラグ11の一対の接触子111が、コンセント3のプラグ受31が有する一対の挿通孔311に挿入された状態を示している。

0015

プラグ受12は、筐体10の前面に形成された一対の挿通孔121を有しており、電気機器4の電源ケーブル40の一端に設けられた差込プラグ41が接続可能に構成されている。図2Bは、プラグ受12の一対の挿通孔121に、電気機器4の電源ケーブル40に設けられた差込プラグ41が有する一対の接触子が挿入された状態を示している。また、図2Bでは、電気機器4の一例として、照明器具400(フロアスタンド)を示している。電気機器4は、照明器具400に限らず、他の機器であってもよい。

0016

スイッチ21は、例えばリレーで構成されており、差込プラグ11とプラグ受12との電気的な接続をオンオフとに切り換える。スイッチ21がオン状態である場合、差込プラグ11とプラグ受12とが電気的に接続される。スイッチ21がオフ状態である場合、差込プラグ11とプラグ受12とが電気的に遮断される。したがって、図2Bに示す例では、スイッチ21がオン状態である場合、商用電源300(図1参照)から電気機器4(照明器具400)に電源が供給され、スイッチ21がオフ状態である場合、電気機器4には電源が供給されなくなる。スイッチ21は、制御部26によって制御される。なお、スイッチ21は、リレーに限らず半導体スイッチで構成されていてもよい。

0017

集音部22は、例えばマイクロフォンで構成されており、筐体10の前面に形成された円形集音孔13の内部に設けられている。集音部22は、集音孔13を通して差込接続器1の周囲で発生した音を集音し、集音した音を電気信号からなる音信号に変換する。この音信号の振幅の大きさは、集音部22が集音した音の音圧が大きくなるほど大きくなる。集音部22は、生成した音信号をフィルタ28を介して判定部24に出力する。なお、集音部22は、音信号をアナログ信号として出力してもよいし、デジタル信号に変換して出力してもよい。

0018

記憶部23は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)で構成されており、複数種類のインパルス音と1対1に対応する複数の基準データが格納されている。この基準データは、インパルス音を音信号に変換したデータである。

0019

判定部24は、集音部22が生成した音信号に基づいて検知対象とする複数種類のインパルス音の有無を検知し、インパルス音の発生を伴うイベントが発生したか否かを判定する。

0020

判定部24は、集音部22が生成した音信号と、記憶部23に格納されている複数の基準データとを比較する。より詳細には、判定部24は、集音部22が生成した音信号の音響特性と、記憶部23に格納されている複数の基準データの音響特性とを比較する。これにより、判定部24は、インパルス音の種類を区別する。判定部24は、集音部22が生成した音信号と適合する基準データがある場合、この基準データに対応する種類のインパルス音が発生したと判断する。また、判定部24は、集音部22が生成した音信号と適合する基準データがない場合、インパルス音は発生していないと判断する。なお、「集音部22が生成した音信号の音響特性と適合する基準データ」とは、集音部22が生成した音信号の音響特性と類似した音響特性を有し、集音部22が集音した音に対して同種であるとみなすことができるインパルス音に対応する基準データである。

0021

また、判定部24は、動作モードとして外出モード(第1モード)と在宅モード(第2モード)とを有しており、外出モードと在宅モードとで検知対象となるインパルス音の種類が異なるように構成されている。本実施形態では、外出モードには、ガラスを叩く音、衝突音等の、不意に発生するイベントによるインパルス音が検知対象に対応付けられている。また、在宅モードには、手を叩く音、指を鳴らす音、ノック音等の、ユーザが意図的に発生させるイベントによるインパルス音が検知対象に対応付けられている。判定部24は、記憶部23に格納された複数の基準データのうち、検知対象とする少なくとも1つのインパルス音の種類に対応する基準データと、集音部22が生成した音信号とを比較することにより、検知対象とするインパルス音の有無を検知する。言い換えれば、判定部24は、検知対象外のインパルス音の有無は検知しない。

0022

判定部24は、動作モードと、インパルス音の検知結果とに基づいて、インパルス音の発生を伴うイベントが発生したか否かを判定する。

0023

判定部24は、動作モードが外出モードであるとき、検知対象であるインパルス音の発生を検知してから判定時間T1内に、音信号の振幅が閾値Th1以上となった場合、イベントが発生したと判定する(図3参照)。図3は、音信号の包絡線を概略的に示した波形図であり、判定時間T1内に音信号が閾値Th1以上となった場合の例を表している。判定部24は、インパルス音を検知すると計時を開始する計時部241を有しており、計時部241の計時結果が判定時間T1に達するまでの期間、音信号の振幅を監視している。判定時間T1は、例えば30秒等に設定されている。

0024

図3に示す例では、時刻t1に判定部24がインパルス音を検知し、計時部241の計時が開始する。インパルス音の発生後に発生した音により、時刻t2から時刻t3にわたって音信号の振幅が閾値Th1を上回っており、判定部24は、時刻t3に、インパルス音の発生を伴うイベントが発生したと判定する。一方、判定時間T1内に音信号が閾値Th1以上とならなかった場合、判定部24は、インパルス音の発生を伴うイベントが発生していないと判定する。これにより、インパルス音の発生が単発である場合に、イベントの発生有無誤判定を抑制することが可能となる。

0025

また、判定部24は、動作モードが在宅モードであるとき、規定時間T2内にインパルス音を複数回検知した場合、イベントが発生したと判定する(図4参照)。図4は、音信号の包絡線を概略的に示した波形図であり、規定時間T2内にインパルス音が4回発生した場合の例を表している。判定部24は、インパルス音の検知回数カウントするカウンタ242を有している。インパルス音が検知されると、計時部241が計時を開始し、カウンタ242は、規定時間T2内におけるインパルス音の検知回数をカウントする。計時部241は、規定時間T2の計測中である場合、インパルス音が検知されても計測時間はリセットせず、規定時間T2が経過すると規定時間T2の計測値をリセットする。規定時間T2は、例えば3秒等に設定されている。また、判定部24は、インパルス音の時間間隔が所定時間(例えば200ms)よりも短い場合、このインパルス音を検知しない。

0026

図4に示す例では、時刻t11,t12,t13,t14に判定部24がインパルス音を検知し、カウンタ242のカウント値が4回であるので、判定部24は、インパルス音の発生を伴うイベントが発生したと判定する。一方、規定時間T2におけるインパルス音の検知回数が1回である場合、判定部24は、インパルス音の発生を伴うイベントが発生していないと判定する。これにより、インパルス音の発生が単発である場合に、イベントの発生有無の誤判定を抑制することが可能となる。

0027

更に、判定部24は、カウンタ242のカウント値が上限回数(例えば10回等)を上回った場合、インパルス音の発生を伴うイベントが発生していないと判定する。なお、判定部24は、規定時間T2の前後の期間におけるインパルス音の発生有無に基づいて、インパルス音の発生を伴うイベントが発生しているか否かを判定するように構成されていてもよい。具体的には、規定時間T2内で検知された複数のインパルス音のうち、最初に検知したインパルス音の検知から所定時間前までの第1期間、及び最後に検知したインパルス音の検知から所定時間後までの第2期間とする。そして、判定部24は、第1期間、及び第2期間にインパルス音を検知した場合、インパルス音の発生を伴うイベントが発生していないと判定する。

0028

すなわち、インパルス音が連続的かつ継続的に発生している場合、規定時間T2の前後においてインパルス音を検知していない静音期間が短く、検知回数が上限回数を上回るので、判定部24は、インパルス音の発生を伴うイベントが発生していないと判定する。これにより、判定部24は、規定時間T2よりも長い時間にわたってインパルス音が連続的かつ継続的に発生している場合に、イベントの発生有無を誤判定することが抑制される。

0029

また、判定部24は、規定時間T2内におけるインパルス音の検知回数を、イベントの内容に対応付けている。例えば、判定部24は、規定時間T2内で手を叩くことによって発生したインパルス音を2回検知した場合、手を2回叩くというイベントが発生したと判定する。

0030

また、判定部24は、インパルス音の時間間隔を計測するように構成されていてもよい。判定部24は、所定の時間間隔で所定回数のインパルス音が発生した場合、イベントが発生した判定する。例えば、判定部24は、手を叩くことによって発生したインパルス音を、0.5〜1秒の時間間隔で3回検知し、かつ3回目のインパルス音を検知してから1秒間インパルス音を検知しなかった場合、手を3回叩くというイベントが発生したと判定する。また、判定部24は、所定のリズムで発生するインパルス音を検知した場合、所定のリズムで手を叩くというイベントが発生したと判定する。

0031

通信部25は、通信インターフェースで構成されており、サーバ5(外部機器)と通信可能に構成されている。具体的には、通信部25は、通信装置51を介してサーバ5と通信を行う。通信装置51は、例えばモデム光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)等であり、電気回線NT1(例えばインターネット回線)を介してサーバ5と通信可能に構成されている。

0032

制御部26は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等で構成されており、判定部24の判定結果及び動作モードに応じて、スイッチ21及び通信部25を制御する。判定部24が、動作モードが外出モードであるときにイベントが発生していると判定した場合、制御部26は、通信部25からサーバ5に判定部24の判定結果を送信させる。また、制御部26は、判定部24が、動作モードが在宅モードであるときにイベントが発生していると判定した場合、発生したイベントの内容に応じてスイッチ21をオン、又はオフする。例えば、制御部26は、判定部24が「手を2回叩く」というイベントが発生したと判定した場合にスイッチ21をオンし、判定部24が「手を4回叩く」というイベントが発生したと判定した場合にスイッチ21をオフする。また、制御部26は、例えば判定部24が「手を2回叩く」というイベントが発生したと判定する度に、スイッチ21のオンとオフとを切り替えるように制御してもよい。

0033

モード設定部27は、判定部24の動作モードを外出モードと在宅モードとの一方に設定する。モード設定部27は、通信部25を介してサーバ5と通信可能に構成されており、サーバ5から受信した設定信号に基づいて、判定部24の動作モードを外出モードと在宅モードとの一方に設定する。具体的には、ユーザは、例えば携帯端末6(例えばスマートフォン等)を操作して、判定部24に設定する動作モードを、外出モードと在宅モードとから一方を選択する。携帯端末6は、選択された動作モードを、電気回線NT1を介してサーバ5に通知する。サーバ5は、携帯端末6からの通知内容に基づいて、判定部24に設定する動作モードを表した設定信号を生成する。サーバ5は、生成した設定信号を、電気回線NT1を介してモード設定部27に送信する。モード設定部27は、受信した設定信号に基づいて、判定部24の動作モードを外出モードと在宅モードとの一方に設定する。なお、判定部24の動作モードを設定する方法は上記に限らず、ユーザが住宅に設けられた操作端末を操作して動作モードを選択することにより、モード設定部27が判定部24の動作モードを設定するように構成されていてもよい。また、差込接続器1に設けられた操作部(例えばスイッチ等)への操作内容に応じて、モード設定部27が判定部24の動作モードを設定するように構成されていてもよい。

0034

また、サーバ5からモード設定部27に送信される設定信号には、外出モード、在宅モードそれぞれに対応するインパルス音の種類のデータが含まれていてもよい。モード設定部27は、設定信号に基づいて判定部24が外出モード、在宅モードであるときに検知対象とするインパルス音の種類を、判定部24に設定する。

0035

フィルタ28は、ハイパスフィルタで構成されており、集音部22が出力した音信号から低周波成分を除去して判定部24に出力する。フィルタ28が除去する低周波成分は、例えば2kHz程度に設定されている。この低周波成分は、人間のが敏感に聞こえるとされる音の周波数であり、電気機器の報知音等はこの周波数にピークとなる周波数成分を含んでいることが多い。フィルタ28によって集音部22が生成した音信号から上記の低周波成分が除去されることにより、判定部24が電気機器の報知音等を検知対象のインパルス音と誤検知することが抑制される。

0036

また、制御部26は、サーバ5から受信した制御信号に基づいて、スイッチ21を制御するように構成されていてもよい。ユーザは、例えば携帯端末6を操作して、スイッチ21のオンとオフとから一方を選択する。携帯端末6は、選択されたスイッチ21のオン又はオフの情報を、電気回線NT1を介してサーバ5に通知する。サーバ5は、携帯端末6からの通知内容に基づいて、スイッチ21のオン又はオフの情報を表す制御信号を生成し、制御部26に送信する。制御部26は、受信した制御信号に基づいて、スイッチ21をオン又はオフする。

0037

<動作>
次に、本実施形態の差込接続器1の動作について説明する。まず、判定部24の動作モードが外出モードに設定されている場合の動作について説明する。

0038

判定部24の動作モードが外出モードに設定されている場合、判定部24は、ガラスを叩く音、衝突音等の、不意に発生するイベントによるインパルス音の種類を検知対象とする。そして、判定部24は、検知対象であるインパルス音の発生を検知してから判定時間T1内に、音信号の振幅が閾値Th1以上となった場合、イベントが発生したと判定する(図3参照)。

0039

ここでは、例えば侵入者が窓のガラスを叩き割って住宅へ侵入した場合を想定して説明する。

0040

侵入者がガラスを割る際にガラスが叩かれることによってインパルス音が発生する。判定部24は、このインパルス音を検知し、計時部241が計時を開始する。

0041

ガラスを叩き割った侵入者は、窓を開けて住宅内に侵入し動き回る。侵入者が動くことによって、窓、ドア、引出し等を開ける、及び閉める音、足音、衣擦れ音等の様々な音が発生する。つまり、侵入者が窓のガラスを叩き割って住宅へ侵入する場合、ガラスを割った後に、侵入者の動作によってインパルス音以外の音が発生すると考えられる。判定部24は、音信号の振幅と閾値Th1とを比較することにより、侵入者の動作によって発生する音の有無を検知する。判定部24は、ガラスが叩かれることによって発生したインパルス音を検知してから判定時間T1内に、侵入者の動作によって発生する音を検知することにより、ガラスを叩く音(インパルス音)の発生を伴うイベントが発生したと判定する。

0042

制御部26は、判定部24が、外出モードであるときにイベントが発生したと判定したので、判定部24の判定結果を通信部25からサーバ5に送信させる。これにより、ガラスを叩くというイベントが発生したことが、サーバ5に通知される。サーバ5は、ガラスを叩くというイベントが発生したことが通知された場合、ユーザの携帯端末6にガラスを叩くというイベントが発生したことを通知する。また、サーバ5は、住宅に設けられたカメラ101、警報器102を、通信装置51を介して制御可能に構成されており、カメラ101に撮影を実行させ、警報器102を鳴動させる。カメラ101は、撮影した画像又は動画をサーバ5、携帯端末6に送信する。更に、サーバ5は、ガラスを叩くというイベントが発生したことを管理会社7に通知する。管理会社7は、住宅に設けられた通話端末103に電話回線NT2を介して連絡し、安否の確認を行う。通話端末103は、ハンズフリー機能を有することが望ましい。なお、上述したサーバ5の動作は、一例であり、サーバ5は、上記以外の動作を行うように構成されていてもよい。

0043

このように、差込接続器1は、判定部24の動作モードが外出モードに設定されている場合、差込接続器1の周囲において、不意に発生するイベントによるインパルス音が発生したときに、サーバ5に異常を通知するセキュリティセンサとして機能する。

0044

次に、判定部24の動作モードが在宅モードに設定されている場合の動作について説明する。

0045

判定部24の動作モードが在宅モードに設定されている場合、判定部24は、手を叩く音、指を鳴らす音、ノック音等の、ユーザが意図的に発生させるイベントによるインパルス音の種類を検知対象とする。そして、判定部24は、規定時間T2内におけるインパルス音の検知回数が、複数回かつ上限回数以下である場合(図4参照)、イベントが発生したと判定する。

0046

ここでは、例えば差込接続器1に電気機器4として照明器具400が接続され(図2B参照)、在宅中のユーザが手を2回叩いた場合と、手を4回叩いた場合とを想定して説明する。

0047

ユーザが手を叩くことによってインパルス音が発生する。判定部24は、このインパルス音を検知し、カウンタ242が、規定時間T2内におけるインパルス音の検知回数をカウントする。判定部24は、規定時間T2内で、手を叩くことによって発生したインパルス音を2回検知することにより、手を2回叩くというイベントが発生したと判定する。また、判定部24は、規定時間T2内で、手を叩くことによって発生したインパルス音を4回検知することにより、手を4回叩くというイベントが発生したと判定する。

0048

制御部26は、判定部24が、在宅モードであるときにイベントが発生したと判定したので、判定部24の判定結果に応じてスイッチ21を制御する。ここでは、制御部26は、判定部24の判定結果が手を2回叩くである場合、スイッチ21をオンする。これにより、商用電源300から照明器具400に電源供給され、照明器具400が点灯する。また、制御部26は、判定部24の判定結果が手を4回叩くである場合、スイッチ21をオフする。これにより、照明器具400への電源供給が遮断され、照明器具400が消灯する。なお、上述したインパルス音の発生を伴うイベントの内容と、スイッチ21のオンオフとの関係は一例であり、上記に限らない。

0049

このように、差込接続器1は、判定部24の動作モードが在宅モードに設定されている場合、ユーザが意図的に発生させたインパルス音によって、電気機器4を制御するリモートコントローラとして機能する。

0050

<効果>
次に、本実施形態の差込接続器1が奏する効果について説明する。

0051

以上説明したように、本実施形態の差込接続器1は、差込プラグ11及びプラグ受12を有する配線用の差込接続器であり、集音部22と、判定部24とを備える。集音部22は、周囲の音を集音し、電気信号からなる音信号を生成する。判定部24は、音信号に基づいて検知対象とする複数種類のインパルス音の有無を検知し、インパルス音の発生を伴うイベントが発生したか否かを判定する。判定部24は、動作モードとして外出モード(第1モード)と在宅モード(第2モード)とを有しており、第1モードと第2モードとで検知対象であるインパルス音の種類が異なる。

0052

この構成によれば、差込接続器1の周囲の状況等に応じて、検知対象とするインパルス音の種類を容易に切り替えることが可能となる。例えば、ユーザの外出中と在宅中とで、検知対象とするインパルス音の種類を容易に切り換えることが可能となる。これにより、一方の状況では検知対象に含めたいインパルス音の種類が、他方の状況では検知対象から除外したいような場合、判定部24の動作モードを切り換えることにより、容易に対応することができる。例えば、判定部24の動作モードが外出モードである場合に、手を叩く音(インパルス音)を検知対象から除外する、判定部24の動作モードが在宅モードである場合に、ガラスを叩く音(インパルス音)を検知対象から除外するといった設定が可能となる。すなわち、差込接続器1は、周囲の状況等に応じて検知対象とするインパルス音の種類を容易に切り替えることができ、利便性の向上を図ることが可能となる。

0053

また、差込接続器1は、通信部25と、スイッチ21と、制御部26とを備えることが好ましい。通信部25は、判定部24の判定結果をサーバ5(外部機器)に送信することが好ましい。スイッチ21は、差込プラグ11とプラグ受12との電気的な接続を、オンとオフとに切り換えることが好ましい。制御部26は、通信部25とスイッチ21とを制御することが好ましい。また、制御部26は、判定部24が、イベントが発生したと判定したときの動作モードに応じて、通信部25とスイッチ21との少なくとも一方を制御することが好ましい。

0054

この構成によれば、差込接続器1の周囲の状況等に応じて、検知対象のインパルス音の発生を伴うイベントが発生したと判定されたときの動作が異なるようにすることが可能となる。例えば、判定部24の動作モードが外出モードである場合に、手を叩く音(インパルス音)が発生したときにスイッチ21が制御されないようにすることができる。また、判定部24の動作モードが在宅モードである場合に、ガラスを叩く音(インパルス音)が発生したときに、サーバ5に異常を通知しないようにすることができる。これにより、差込接続器1は、利便性のさらなる向上を図ることが可能となる。

0055

制御部26は、判定部24が、イベントが発生したと判定したときの動作モードが外出モード(第1モード)である場合、通信部25からサーバ5(外部機器)に判定部24の判定結果を送信させることが好ましい。

0056

この構成によれば、差込接続器1の周囲においてインパルス音の発生を伴うイベントが発生したと判定されたときに、サーバ5(外部機器)に異常を通知するセキュリティセンサとして差込接続器1を機能させることが可能となる。

0057

また、制御部26は、判定部24が、イベントが発生したと判定したときの動作モードが在宅モード(第2モード)である場合、スイッチ21のオンとオフとを制御することが好ましい。

0058

この構成によれば、差込接続器1の周囲においてインパルス音の発生を伴うイベントが発生したと判定されたときに、プラグ受12に接続された電気機器4を制御するリモートコントローラとして差込接続器1を機能させることが可能となる。また、差込接続器1は、リモートコントローラとして機能する場合、インパルス音の発生を伴うイベントが発生したと判定しても、サーバ5との通信は行わない。これにより、差込接続器1とサーバ5との間の通信トラフィックの低減を図ることが可能となる。

0059

判定部24は、動作モードが在宅モード(第2モード)であるとき、規定時間T2内にインパルス音を複数回検知した場合、イベントが発生したと判定することが好ましい。

0060

この構成によれば、判定部24の動作モードが在宅モードであるときに、意図せず発生した単発のインパルス音によって、このインパルス音の発生を伴うイベントが発生したと誤判定することが抑制される。これにより、差込接続器1は、検知対象のインパルス音の発生を伴うイベントの発生有無の判定精度の向上を図ることが可能となる。

0061

また、判定部24は、規定時間T2内におけるインパルス音の検知回数が上限回数を上回った場合、イベントが発生していないと判定することが好ましい。

0062

この構成によれば、判定部24の動作モードが在宅モードであるときに、例えば機械の動作によってインパルス音が連続的、かつ継続的に発生した場合、このインパルス音によってイベントが発生したと誤判定することが抑制される。これにより、差込接続器1は、検知対象のインパルス音の発生を伴うイベントの発生有無の判定精度の向上を図ることが可能となる。

0063

集音部22は、集音した音の音圧が大きくなるほど振幅の大きな音信号を生成することが好ましい。判定部24は、動作モードが外出モード(第1モード)であるとき、インパルス音を検知してから判定時間T1内に、音信号の振幅が閾値Th1以上となった場合、イベントが発生したと判定することが好ましい。

0064

この構成によれば、判定部24の動作モードが外出モードであるときに、単発のインパルス音によって、このインパルス音の発生を伴うイベントが発生したと誤判定することが抑制される。これにより、差込接続器1は、検知対象のインパルス音の発生を伴うイベントの発生有無の判定精度の向上を図ることが可能となる。また、イベントの発生の有無の誤判定によって、サーバ5に異常を誤って通知されることが抑制される。

0065

差込接続器1は、集音部22が生成した音信号から低周波成分を除去して判定部24に出力するフィルタ28を備えることが好ましい。

0066

上述したように、電気機器の報知音等は、人間の耳が敏感に聞こえるとされる周波数(例えば2kHz)にピークとなる周波数成分を含んでいることが多い。フィルタ28が、集音部22が生成した音信号から低周波成分(例えば2kHz)を除去することにより、判定部24が、電気機器の報知音等をインパルス音と誤検知することが抑制される。これにより、差込接続器1は、検知対象のインパルス音の発生を伴うイベントの発生有無の判定精度の向上を図ることが可能となる。

0067

また、手を叩く音は、手の叩き方、手の大きさ(手と手との間の空気の容積)等によって周波数特性に差が生じる。この周波数特性の差は、特に低周波域に大きな差が現れる。したがって、フィルタ28が、集音部22が生成した音信号から低周波成分を除去することにより、手の叩き方、手の大きさの違いによる手を叩く音の周波数特性の差の影響が小さくなる。これにより、判定部24による手を叩く音(インパルス音)の検知の精度の向上を図ることが可能となる。

0068

また、差込接続器1は、フィルタ28と集音部22との間に音圧判定部が設けられた構成であってもよい。音圧判定部は、集音部22が生成した音信号に基づいて、集音部22が集音した音の音圧が閾値以上であるか否かを判定する。フィルタ28は、音圧判定部の判定結果に基づいて、音圧が閾値以上の音を変換した音信号のみから低周波成分を除去する。また、判定部24は、音圧判定部の判定結果に基づいて、音圧が閾値以上の音を変換した音信号のみに基づいて、検知対象のインパルス音の発生を伴うイベントの発生有無の判定する。これにより、大きな音が発生した場合にのみ、フィルタ28、及び判定部24が動作するので、フィルタ28、判定部24の処理の軽減を図ることが可能となる。

0069

また、集音部22は、筐体10の前面に形成された集音孔13を通して、差込接続器1の周囲の音を集音するように構成されている。差込接続器1の筐体10の前方には、プラグ受12に差込プラグ41を接続するための空間が設けられるので、集音部22は、差込接続器1の周囲の音を効率よく集音することが可能となる。更に、集音孔13は、プラグ受12の上方に形成されているので、プラグ受12に差込プラグ41が接続された場合であっても、この差込プラグ41によって塞がれない。これにより、集音部22は、差込プラグ41による遮音が抑制され、差込接続器1の周囲の音を効率よく集音することが可能となる。

0070

また、差込接続器1は、差込プラグ11をコンセント3のプラグ受31に接続するのみで、セキュリティセンサとしての機能を容易に実現することが可能となる。また、差込接続器1は、配線器具としての機能のみを有する差込接続器と外観上の差が小さく、侵入者にセキュリティセンサであることが気付かれにくく、侵入者によって取り外されることが抑制される。

0071

また、差込接続器1は、ユーザが手動で操作することなく、セキュリティセンサ、リモートコントローラとして機能させることができるので、操作しにくい位置への設置による利便性の低下は抑制される。また、差込接続器1は、侵入者に気付かれにくい位置に設置することにより、侵入者に気付かれて取り外されることが抑制される。

0072

なお、上述した実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんのことである。

0073

1差込接続器
11差込プラグ
12プラグ受
21 スイッチ
22集音部
24 判定部
25通信部
26 制御部
28フィルタ
5サーバ(外部機器)
T1 判定時間
T2 規定時間
Th1 閾値

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