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技術 燃焼装置

出願人 株式会社ノーリツ
発明者 横山豪人長谷川宏樹神谷信義池田浩基森健人山路啓貴服部雅直廣安勝田中隆人
出願日 2016年3月24日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-060059
公開日 2017年9月28日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2017-172884
状態 特許登録済
技術分野 中央暖房用等水加熱器 流体加熱器の細部
主要キーワード バッフル部材 燃焼ガス通路内 燃焼ガス流れ 炎孔板 二次熱交換器 貯留部内 一次熱交換器 中和器
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

熱効率を向上させることができる燃焼装置を提供する。

解決手段

燃焼装置1は、燃焼部3と、一次熱交換器5とを備えている。一次熱交換器5は、貯留部51と、管部52と、バッフル部材53とを含んでいる。バッフル部材53は、貫通孔52a内の空間を一方側S1と他方側S2とに仕切り、かつ一方側S1と他方側S2とをつなぎ、貫通孔52aが貯留部51を貫通する方向に並んで配置された複数の開口部OPを有する平板部53aと、複数の開口部OPの各々の間において平板部53aから一方側S1および他方側S2に交互に突き出した複数の突出部PPとを有している。複数の開口部OPは、複数の第1開口部OP1と、複数の第1開口部OP1よりも燃焼ガスの流れの下流側に配置された複数の第2開口部OP2とを含む。複数の第2開口部OP2の各々は、複数の第1開口部OP1の各々よりも小さな開口面積を有する。

概要

背景

従来、貯留部に燃焼ガス通路が設けられた貯留式燃焼装置において、熱効率向上のために燃焼ガス通路内バッフル部材が配置されたものがある。燃焼ガス通路内にバッフル部材が配置された貯留式燃焼装置は、たとえば、特許第3903482号公報(特許文献1)に記載されている。この公報に記載された貯留式燃焼装置では、短冊状の平板を交互に逆方向に切り起こすことにより複数の連通部および偏向部が設けられている。

概要

熱効率を向上させることができる燃焼装置を提供する。燃焼装置1は、燃焼部3と、一次熱交換器5とを備えている。一次熱交換器5は、貯留部51と、管部52と、バッフル部材53とを含んでいる。バッフル部材53は、貫通孔52a内の空間を一方側S1と他方側S2とに仕切り、かつ一方側S1と他方側S2とをつなぎ、貫通孔52aが貯留部51を貫通する方向に並んで配置された複数の開口部OPを有する平板部53aと、複数の開口部OPの各々の間において平板部53aから一方側S1および他方側S2に交互に突き出した複数の突出部PPとを有している。複数の開口部OPは、複数の第1開口部OP1と、複数の第1開口部OP1よりも燃焼ガスの流れの下流側に配置された複数の第2開口部OP2とを含む。複数の第2開口部OP2の各々は、複数の第1開口部OP1の各々よりも小さな開口面積を有する。

目的

本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱効率を向上させることができる燃焼装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

燃料燃焼させて燃焼ガスを発生させるための燃焼部と、前記燃焼部で発生した燃焼ガスと被加熱流体との間で熱交換するための熱交換器とを備え、前記熱交換器は、前記被加熱流体を貯留するための内部空間を有する貯留部と、前記貯留部を貫通するように前記貯留部内に配置され、前記貯留部の前記内部空間と仕切られた貫通孔を有し、かつ前記貫通孔内に前記燃焼ガスを流すための管部と、前記管部の前記貫通孔内に配置されたバッフル部材とを含み、前記バッフル部材は、前記貫通孔内の空間を一方側と他方側とに仕切り、かつ前記一方側と前記他方側とをつなぎ、前記貫通孔が前記貯留部を貫通する方向に並んで配置された複数の開口部を有する平板部と、前記複数の開口部の各々の間において前記平板部から前記一方側および前記他方側に交互に突き出した複数の突出部とを有し、前記複数の開口部は、複数の第1開口部と、前記複数の第1開口部よりも前記燃焼ガスの流れの下流側に配置された複数の第2開口部とを含み、前記複数の第2開口部の各々は、前記複数の第1開口部の各々よりも小さな開口面積を有する、燃焼装置

請求項2

前記バッフル部材の前記複数の第2開口部の各々は、中央が閉塞され、両側が開放されている、請求項1に記載の燃焼装置。

請求項3

前記バッフル部材は、前記複数の第2開口部の各々の前記中央に設けられた閉塞部を有し、前記複数の突出部の少なくともいずれかは、前記複数の第1開口部よりも前記燃焼ガスの流れの下流側に配置されており、かつ第1面と、前記第1面と反対側に位置する第2面と、前記第1面から前記第2面に向かって貫通する挿通孔と、前記平板部に接続された根元部とを有し、前記挿通孔は前記根元部に配置されており、前記閉塞部は前記挿通孔に挿通されている、請求項2に記載の燃焼装置。

請求項4

前記複数の突出部は、前記平板部を切り起こすことにより設けられている、請求項3に記載の燃焼装置。

請求項5

前記燃焼部は、前記燃料を燃焼させることにより火炎を前記貫通孔が前記貯留部を貫通する方向に沿って発生させるように配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃焼装置。

請求項6

前記燃焼部は、前記熱交換器の上方に配置されており、かつ前記燃料を燃焼させることにより火炎を下方に向けて発生させるように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃焼装置。

技術分野

0001

本発明は、燃焼装置に関し、特に、燃焼部と、熱交換器とを備えた燃焼装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、貯留部に燃焼ガス通路が設けられた貯留式燃焼装置において、熱効率向上のために燃焼ガス通路内バッフル部材が配置されたものがある。燃焼ガス通路内にバッフル部材が配置された貯留式燃焼装置は、たとえば、特許第3903482号公報(特許文献1)に記載されている。この公報に記載された貯留式燃焼装置では、短冊状の平板を交互に逆方向に切り起こすことにより複数の連通部および偏向部が設けられている。

先行技術

0003

特許第3903482号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記の公報に記載された貯留式燃焼装置においては、燃焼ガスが燃焼ガス通路を上流側から下流側に流れる際に、燃焼ガスと貯留部に貯留された被加熱流体との熱交換が行われるため、燃焼ガス通路の下流側では燃焼ガスの温度が低くなる。このため、燃料ガス通路の下流側では熱効率が低下するという問題がある。

0005

本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、熱効率を向上させることができる燃焼装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0006

本発明の燃焼装置は、燃焼部と、熱交換器とを備えている。燃焼部は、燃料燃焼させて燃焼ガスを発生させるためのものである。熱交換器は、燃焼部で発生した燃焼ガスと被加熱流体との間で熱交換するためのものである。熱交換器は、貯留部と、管部と、バッフル部材とを含んでいる。貯留部は、被加熱流体を貯留するための内部空間を有している。管部は、貯留部を貫通するように貯留部内に配置され、貯留部の内部空間と仕切られた貫通孔を有し、かつ貫通孔内に燃焼ガスを流すためのものである。バッフル部材は、管部の貫通孔内に配置されている。バッフル部材は、貫通孔内の空間を一方側と他方側とに仕切り、かつ一方側と他方側とをつなぎ、貫通孔が貯留部を貫通する方向に並んで配置された複数の開口部を有する平板部と、複数の開口部の各々の間において平板部から一方側および他方側に交互に突き出した複数の突出部とを有している。複数の開口部は、複数の第1開口部と、複数の第1開口部よりも燃焼ガスの流れの下流側に配置された複数の第2開口部とを含む。複数の第2開口部の各々は、複数の第1開口部の各々よりも小さな開口面積を有する。

0007

本発明の燃焼装置によれば、第2開口部は、第1開口部よりも管部の貫通孔内を流れる燃焼ガスの下流側に位置し、第1開口部よりも小さな開口面積を有する。このため、第2開口部を通過する燃焼ガスの流速を向上させることができる。これにより、第2開口部を通過した燃焼ガスと管部の内壁との接触機会を増やすことができる。したがって、熱効率を向上させることができる。

0008

上記の燃焼装置においては、バッフル部材の複数の第2開口部の各々は、中央が閉塞され、両側が開放されている。このため、燃焼ガスが第2開口部の両側を通過するので、燃焼ガスを管部の内壁に接触しやすくすることができる。これにより、燃焼ガスと管部の内壁との接触機会をさらに増やすことができる。したがって、熱効率をさらに向上させることができる。

0009

上記の燃焼装置においては、バッフル部材は、閉塞部を有している。閉塞部は複数の第2開口部の各々の中央に設けられている。複数の突出部の少なくともいずれかは、複数の第1開口部よりも燃焼ガスの流れの下流側に配置されており、かつ、第1面と、第1面と反対側に位置する第2面と、第1面から第2面に向かって貫通する挿通孔と、平板部に接続された根元部とを有している。挿通孔は根元部に配置されている。閉塞部は挿通孔に挿通されている。このため、閉塞部を平板部に沿って突出部に固定することができる。したがって、バッフル部材を容易に作製することができる。

0010

上記の燃焼装置においては、複数の突出部は、平板部を切り起こすことにより設けられている。このため、複数の突出部を容易に作成することができる。

0011

上記の燃焼装置においては、燃焼部は、燃料を燃焼させることにより火炎を貫通孔が貯留部を貫通する方向に沿って発生させるように配置されている。このため、燃料を燃焼させて発生させた燃焼ガスをまっすぐに貫通孔に導くことができる。これにより、燃焼ガスの温度が高い状態で貫通孔に導くことで熱効率を向上させることができる。

0012

上記の燃焼装置においては、燃焼部は、貯留部の上方に配置されており、かつ燃料を燃焼させることにより火炎を下方に向けて発生させるように構成されている。このため、貯留部内の上側で被加熱流体の温度が高くなりやすいが、燃料ガスの下流側の流速を向上することで貯留部内の被加熱流体の温度を均一化することができる。これにより、被加熱流体の突沸の発生を抑制することができる。

発明の効果

0013

以上説明したように、本発明によれば、熱効率を向上させることができる燃焼装置を提供することができる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の一実施の形態における燃焼装置の構成を示す概略図である。
本発明の一実施の形態における熱交換器の構成を概略的に示す分解斜視図である。
図2のIII−III線に沿う部分断面図である。
図2のIV−IV線に沿う部分断面図である。
図3のP1部の拡大図である。
図5の矢印VI方向から見た平面図である。
図3のVII−VII線に沿う断面図である。

実施例

0015

以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
まず、本発明の一実施の形態における燃焼装置の構成について説明する。

0016

図1を参照して、本実施の形態の燃焼装置1は、貯留式燃焼装置である。燃焼ガスの潜熱回収可能な潜熱回収式の燃焼装置である。燃焼装置1は、筐体2と、燃焼部3と、送風機4と、一次熱交換器(熱交換器)5と、二次熱交換器6と、二次熱交換器ケース6aと、排気集合筒7と、消音器8と、中和器9と、ドレン配管9aと、配管10と、給水配管11、入水口11aと、給湯配管12と、出湯口12aとを主に有している。

0017

筐体2内に、燃焼部3、送風機4、一次熱交換器5、二次熱交換器6、二次熱交換器ケース6a、排気集合筒7、消音器8、中和器9、ドレン配管9a、配管10、給水配管11および給湯配管12が収容されている。

0018

筐体2の上面には排気口EPが設けられている。排気口EPは、一次熱交換器5によって顕熱が回収され、二次熱交換器6によって潜熱が回収された燃焼ガスを筐体2の外部に排気可能に構成されている。また、筐体2の側面には給水のための入水口11aと給湯のための出湯口12aとが設けられている。

0019

燃焼部3は燃料を燃焼させて燃焼ガスを発生させるためのものである。この燃焼ガスは、一次熱交換器5および二次熱交換器6との間で熱交換を行うためのものである。つまり、燃焼部3は、一次熱交換器5および二次熱交換器6との間で熱交換を行なうための燃焼ガスを発生させて一次熱交換器5および二次熱交換器6に供給するためのものである。

0020

燃焼部3は、バーナ3aと、燃焼空間部3bとを有している。バーナ3aは、鉛直方向(下方)に火炎を形成するように構成されている。バーナ3aは炎孔板を有している。炎孔板は鉛直方向に貫通する炎孔を有している。この炎孔から下方に向かって火炎が形成される。具体的には、バーナ3aは気化式(ロータリー気化式)バーナである。バーナ3aの下方に燃焼空間部3bが配置されている。燃焼空間部3bは燃焼部3の燃焼室として機能する。燃焼は気化した状態でバーナ3aにより点火され、燃焼空間部3bにおいて燃焼する。これにより、高温の燃焼ガスと火炎とが発生する。

0021

燃焼部3は一次熱交換器5の上方に配置されている。燃焼部3は燃料を燃焼させることにより火炎を下方に向けて発生させるように構成されている。本実施の形態では、燃焼部3は、図示しない燃料供給源から燃料配管を経由して供給されてきた灯油などの燃料を下向きに燃焼させる逆燃式の装置である。このため、燃焼ガスの流れは鉛直方向(下方)に向いている。

0022

送風機4は、燃焼部3に燃焼用の空気を供給するためのものである。送風機4は燃焼部3の上方に配置されている。送風機4は、燃焼部3の上方から燃焼用空気を下向きに供給可能に構成されている。具体的には送風機4はたとえばファンを含んでいる。

0023

一次熱交換器(熱交換器)5は、燃焼ガスの熱を回収するためのものである。具体的には、一次熱交換器5は、燃焼部3によって供給された燃焼ガスの顕熱を回収するためのものである。つまり、一次熱交換器5は顕熱回収型の熱交換器である。一次熱交換器5は排気集合筒7に連通している。

0024

二次熱交換器6は、燃焼部3によって供給された燃焼ガスの潜熱を回収するためのものである。つまり、二次熱交換器6は潜熱回収型の熱交換器である。二次熱交換器6は、二次熱交換器ケース6aに収容されている。二次熱交換器ケース6aは排気口EPに連通している。

0025

排気集合筒7および消音器8は一連に繋がった燃焼ガス流路を構成している。排気集合筒7は、燃焼ガスの流れ方向において一次熱交換器5の下流側に位置している。消音器8は燃焼ガスの流れ方向において排気集合筒7の下流側に位置している。消音器8は二次熱交換器ケース6aに連通している。図中矢印で示すように、燃焼部3で発生した燃焼ガスは、一次熱交換器5を通過して一次熱交換器5内の水(被加熱流体)と熱交換した後、排気集合筒7を通って消音器8に送られる。消音器8に送られた燃焼ガスは、二次熱交換器6の周囲を通過して二次熱交換器6内の水と熱交換した後、排気口EPから筐体2外に排出される。

0026

一次熱交換器5の一方端と二次熱交換器6の一方端とは互いに配管10によって接続されている。二次熱交換器6の他方端には給水配管11が接続されており、一次熱交換器5の他方端には給湯配管12が接続されている。一次熱交換器5は二次熱交換器6よりも燃焼部3の近くに配置されている。一次熱交換器5は二次熱交換器6よりも燃焼ガス流れの上流側に位置している。

0027

入水口11aは給水配管11に接続されており給水配管11を経由して二次熱交換器6および一次熱交換器5に水を給水可能に構成されている。出湯口12aは給湯配管12に接続されており二次熱交換器6および一次熱交換器5で温められた温水を給湯可能に構成されている。これにより、入水口11aから入水された水は、二次熱交換器6および一次熱交換器5を通過する際に燃焼ガスによって加熱されて出湯口12aから出湯される。

0028

この際、高温の燃焼ガスとの熱交換によって一次熱交換器5内の湯水が加熱される。一次熱交換器5で熱交換した後の燃焼ガスが二次熱交換器6へ通されることで二次熱交換器6内の水が予熱される。この過程で燃焼ガスの温度が60℃程度まで下がることで、燃焼ガス中に含まれる水分が凝縮して潜熱が回収される。二次熱交換器6において燃焼ガスの水蒸気を凝縮させる構造上、凝縮した水(ドレン)が発生するためドレンの排水が必要である。

0029

二次熱交換器6で燃焼ガスの潜熱を回収することによって発生したドレンは、二次熱交換器ケース6aの下面で受けられる。二次熱交換器ケース6aの下面と中和器9とにドレン配管9aが接続されている。ドレン配管9aは二次熱交換器6から中和器9にドレンを供給可能に構成されている。二次熱交換器ケース6aの下面の下方に中和器9が配置されている。このため、二次熱交換器ケース6aの下面で受けられたドレンはドレン配管9a内を通って中和器9に流入する。

0030

中和器9は、二次熱交換器6で燃焼ガスの潜熱を回収することによって発生したドレンを貯留するためのものである。燃焼ガス中には窒素酸化物などが含まれるため、この窒化酸化物などがドレンに溶け込んでドレンは酸性となる。中和器9は二次熱交換器6で燃焼ガスの潜熱を回収することによって発生した酸性のドレンを中和するためのものである。中和器9内には酸性のドレンを中和するための中和剤充填されている。中和器9で中和されたドレンは、図示しない排水路を通って筐体2外に排出される。

0031

続いて、図1図7を参照して、一次熱交換器(熱交換器)5の構成について詳しく説明する。図1および図2を参照して、一次熱交換器(熱交換器)5は、貯留部51と、管部52と、バッフル部材53と、閉塞部54とを含んでいる。

0032

図2および図3を参照して、貯留部51は、外壁部51aと、外壁部51aに取り囲まれた内部空間ISとを有している。内部空間ISは被加熱流体を貯留するためものである。管部52は、貯留部51を貫通するように貯留部51内に配置されている。管部52は、管部52の軸方向に延びる貫通孔52aを有している。貫通孔52aは貯留部51の内部空間ISと仕切られている。管部52は、貫通孔52a内に燃焼ガスを流すためのものである。図1および図3に示すように、燃焼部3は、燃料を燃焼させることにより火炎を管部52の貫通孔52aが貯留部51を貫通する方向に沿って発生させるように配置されている。

0033

図2図4を参照して、バッフル部材53は燃焼ガスの流れを偏向させるためのものである。バッフル部材53は、管部52の貫通孔52a内に配置されている。バッフル部材53は、平板部53aと、複数の突出部PPとを有している。

0034

平板部53aは、短冊状に構成されている。具体的には、平板部53aは、管部52の軸方向(貫通孔52aの貫通方向)に延びるように構成されている。平板部53aの幅は貫通孔52aの内径と略同一である。平板部53aは、貫通孔52a内の空間を、平板部53aを挟んで一方側S1と、他方側S2とに仕切るように構成されている。つまり、平板部53aは貫通孔52aの径方向に一方側S1と他方側S2とに仕切っている。

0035

平板部53aは、複数の開口部OPを有している。複数の開口部OPの各々は、平板部53aを厚み方向に貫通している。複数の開口部OPの各々は一方側S1と他方側S2とをつないでいる。つまり、一方側S1と他方側S2とは複数の開口部OPの各々を通じて連通している。複数の開口部OPは、貫通孔52aが貯留部51を貫通する方向に並んで配置されている。

0036

複数の突出部PPの各々は、複数の開口部OPの各々の間において平板部53aから一方向側および他方向側に交互に突出している。つまり、複数の突出部PPは平板部53aに対して互いに反対方向に突出しており、平板部53aの一方向側に配置された突出部PPと平板部53aの他方向側に配置された突出部とは互いにずれて配置されている。

0037

複数の突出部PPの各々は、管部52の軸方向に、複数の開口部OPの各々を挟んで配置されている。つまり、複数の突出部PPの各々の間に複数の開口部OPの各々が配置されている。複数の突出部PPの各々の外周端は、管部52の内壁に沿うように構成されている。

0038

複数の突出部PPの各々は、平板部53aを切り起こすことにより設けられている。複数の突出部PPの各々の平板部53aから切り起こされた部分に複数の開口部OPの各々が設けられる。

0039

図4に示すように、複数の突出部PPの各々が一方側S1および他方側S2のいずれかを閉塞し、複数の突出部PPの各々の間に配置された複数の開口部OPの各々が一方側S1および他方側S2をつなぐことにより、燃焼ガスが蛇行するように流路が構成されている。

0040

なお、複数の突出部PPの各々は平板部53aと直交するように設けられていてもよい。また、複数の突出部PPの各々は管部52の軸方向に等間隔に配置されていてもよい。

0041

複数の開口部OPは、複数の第1開口部OP1と、複数の第2開口部OP2とを含んでいる。複数の第2開口部OP2の各々は、複数の第1開口部OP1の各々よりも小さな開口面積を有する。管部52の貫通孔52a内を流れる燃焼ガスの流れにおいて、複数の第2開口部OP2は、複数の第1開口部OP1よりも燃焼ガスの流れの下流側に配置されている。複数の突出部PPは、第1開口部OP1と第2開口部OP2との間において平板部53aから一方側S1へ突き出した第1突出部PP1を含んでいる。

0042

バッフル部材53は、燃焼ガスが第1突出部PP1よりも上流側の一方側S1から第1開口部OP1を通じて他方側S2へ移動した後に第2開口部OP2を通じて第1突出部PP1よりも下流側の一方側S1に移動するように構成されている。

0043

バッフル部材53の複数の第2開口部OP2の各々は、中央が閉塞され、両側が開放されている。閉塞部54は複数の第2開口部OP2の各々の中央に設けられている。これにより、複数の第2開口部OP2の各々の開口面積は、複数の第1開口部OP1の各々の開口面積よりも小さくなっている。

0044

閉塞部54は、板状部54aと、係止部54bとを備えている。板状部54aは平面視において矩形形状を有している。板状部54aは複数の開口部OPのうちの一部の開口部OPを覆っている。なお、板状部54aは平面視において下流側に向かって幅が広くなるようにテーパ状に構成されていてもよい。

0045

管部52は、部分的に内径が小さくされた小径部GPを有している。小径部GPは管部52の下部に配置されている。板状部54aの下端は小径部GPに当接している。これにより、バッフル部材53が管部52から下方に抜け落ちることを抑制することができる。

0046

係止部54bは板状部54aの下端から突出している。係止部54bは、管部52の下端から下方に突出している。係止部54bは、管部52の軸方向と交差する方向に折り曲げられている。係止部54bは管部52の半径よりも大きな寸法を有している。係止部54bは、管部52の外周端よりも外側まで延在している。これにより、バッフル部材53が管部52から上方に抜けることを抑制できる。なお、閉塞部54の板状部54aは係止部54bの近傍でバッフル部材53にスポット溶接されており、落下することは無い。

0047

図5図7を参照して、複数の突出部PPの少なくともいずれかは、複数の第1開口部OP1よりも燃焼ガスの流れの下流側に配置されている。具体的には、複数の突出部PPは、平板部53aから一方側S1へ突き出し、かつ第1突出部PP1よりも下流側に配置された第2突出部PP2を含んでいる。第2突出部PP2は、第1面F1と、第2面F2と、挿通孔Hと、根元部RPと、先端部TPとを有している。

0048

第1面F1は、第2面F2と対向するように配置されている。第2面F2は、第1面F1と反対側に位置している。挿通孔Hは、第1面F1から第2面F2に向かって貫通している。根元部RPは、平板部53aに接続されている。先端部TPは根元部RPと反対側に位置している。先端部TPは平板部53aから突出する方向の先端に位置している。挿通孔Hは根元部RPに配置されている。挿通孔Hは、根元部RPから平板部53aまで連続的に設けられていてもよい。閉塞部54は挿通孔Hに挿通されている。第2突出部PP2を第1面F1に対して直交する方向から見たときに、挿通孔Hは閉塞部54の板状部54aの断面形状と略同じ開口形状を有している。

0049

なお、図3のP1部、P2部、P3部は同様の構造を有している。そのため、複数箇所で閉塞部54が挿通孔Hに挿入されることで閉塞部54が固定されている。

0050

次に、本実施の形態の燃焼装置1の動作について説明する。
図1を参照して、運転スイッチをオンにして、給水配管11に所定量の水を流すことによって、送風機4のファンが回転を始め、燃焼部3のバーナ3aが点火して、図1中矢印で示すようにバーナ3aから下方に向かって燃焼ガスが送り出される。図3および図4を参照して、送り出された燃焼ガスは、一次熱交換器5の管部52の貫通孔52a内を流れる。

0051

複数の突出部PPの各々と複数の開口部OPの各々とにより、燃焼ガスが蛇行するように流路が構成されているため、燃焼ガスは、複数の開口部OPの各々を通って一方側S1と他方側S2とを交互に移動しながら、管部52の貫通孔52a内を上流側から下流側に流れる。

0052

次に、図1中矢印で示すように、燃焼ガスは、排気集合筒7内を流れた後に、消音器8内を流れる。次に、燃焼ガスは、二次熱交換器ケース6a内を流れた後に、排気口EPから外に排気される。

0053

一方、給水配管11から送られる水は、二次熱交換器6内を流れる。二次熱交換器6内を流れる間に、燃焼ガス(潜熱)によって水(被加熱流体)が予備加熱される。次に、予備加熱された水は、配管10を通って一次熱交換器5に送られる。

0054

図1および図5を参照して、一次熱交換器5に送られた予備加熱された水は、貯留部51の内部空間ISに貯留される。貯留部51に貯留された水と、管部52の貫通孔52aを流れる燃焼ガス(顕熱)との間で熱交換が行われ、予備加熱された水が所定の温度にまで加熱される。所定の温度に加熱された湯は、給湯配管12を通って外へ送り出される。こうして所定の温度の湯を供給することができる。

0055

次に、本実施の形態の燃焼装置1の作用効果について説明する。
図3および図4に示すように、本実施の形態の燃焼装置1によれば、第2開口部OP2は、第1開口部OP1よりも管部52の貫通孔52a内を流れる燃焼ガスの下流側に位置し、第1開口部OP1よりも小さな開口面積を有する。このため、第2開口部OP2を通過する燃焼ガスの流速を向上させることができる。これにより、第2開口部OP2を通過した燃焼ガスと管部52の内壁との接触機会を増やすことができる。したがって、熱効率を向上させることができる。

0056

また、本実施の形態の燃焼装置1においては、バッフル部材53の複数の第2開口部OP2の各々は、中央が閉塞され、第2開口部OP2の両側を開放されている。このため、燃焼ガスが第2開口部OP2の両側を通過するので、燃焼ガスを管部52の内壁に接触しやすくすることができる。つまり、第2開口部OP2の中央よりも第2開口部OP2の両側の方が管部52の内壁の近くに位置するため、燃焼ガスが第2開口部OP2の両側を通過することで、燃焼ガスを管部52の内壁に接触しやすくすることができる。これにより、燃焼ガスと管部52の内壁との接触機会をさらに増やすことができる。したがって、熱効率をさらに向上させることができる。

0057

また、本実施の形態の燃焼装置1においては、第2突出部PP2の挿通孔Hは平板部53aに接続された根元部RPに配置されている。閉塞部54は挿通孔Hに挿通されている。このため、閉塞部54を平板部53aに沿って第2突出部PP2に固定することができる。したがって、バッフル部材53を容易に作製することができる。

0058

また、本実施の形態の燃焼装置1においては、複数の突出部PPは、平板部53aを切り起こすことにより設けられている。このため、複数の突出部PPを容易に作成することができる。

0059

図1および図3に示すように、本実施の形態の燃焼装置1においては、燃焼部3は、燃料を燃焼させることにより火炎を貫通孔52aが貯留部51を貫通する方向に沿って発生させるように配置されている。このため、燃料を燃焼させて発生させた燃焼ガスをまっすぐに貫通孔52aに導くことができる。これにより、燃焼ガスの温度が高い状態で貫通孔52aに導くことで熱効率を向上させることができる。

0060

本実施の形態の燃焼装置においては、燃焼部3は、貯留部51の上方に配置されており、かつ燃料を燃焼させることにより火炎を下方に向けて発生させるように構成されている。このため、貯留部51内の上側で被加熱流体の温度が高くなりやすいが、燃料ガスの下流側の流速を向上することで貯留部51内の被加熱流体の温度を均一化することができる。これにより、被加熱流体の突沸の発生を抑制することができる。

0061

今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

0062

1燃焼装置、2筐体、3燃焼部、3aバーナ、3b燃焼空間部、4送風機、5一次熱交換器、6二次熱交換器、6a二次熱交換器ケース、7排気集合筒、8消音器、9中和器、9aドレン配管、10配管、11給水配管、11a入水口、12給湯配管、12a出湯口、51貯留部、51a外壁部、52 管部、52a貫通孔、53バッフル部材、53a平板部、54閉塞部、54a 板状部、54b係止部、F1 第1面、F2 第2面、H挿通孔、IS 内部空間、OP 開口部、OP1 第1開口部、OP2 第2開口部、PP 突出部、PP1 第1突出部、PP2 第2突出部、RP根元部、S1 一方側、S2 他方側。

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