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技術 油圧ショベル

出願人 株式会社小松製作所
発明者 西山渉
出願日 2017年3月9日 (3年9ヶ月経過) 出願番号 2017-045238
公開日 2017年9月28日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-172317
状態 特許登録済
技術分野 建設機械の構成部品 機械または機関の冷却一般
主要キーワード オフセット軸 シュラウド部材 アームピン オフセット式 点検窓 アングル部材 ブームピン アウター部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月28日)のものです。
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図面 (11)

課題

ファンガードを円滑に取り外しできる油圧ショベルを提供する。

解決手段

油圧ショベルは、第1固定部材により区画部材着脱可能に支持されるプレート部材と、エンジン室熱交換器室とを接続する区画部材の第1開口部に配置され、熱交換器室に気体を供給するファンと、を備える。エンジン室は、車体フレームと区画部材とプレート部材とフロア部材との間に設けられる。

概要

背景

特許文献1に開示されているように、油圧ショベルには、エンジン動力により作動して熱交換器気体を供給するファンが設けられる場合が多い。

概要

ファンガードを円滑に取り外しできる油圧ショベルを提供する。油圧ショベルは、第1固定部材により区画部材着脱可能に支持されるプレート部材と、エンジン室熱交換器室とを接続する区画部材の第1開口部に配置され、熱交換器室に気体を供給するファンと、を備える。エンジン室は、車体フレームと区画部材とプレート部材とフロア部材との間に設けられる。

目的

本発明の態様は、ファンガードを円滑に取り外しできる油圧ショベルを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車体フレームを有する車両本体と、前記車両本体に設けられ、エンジンが収容されるエンジン室と、前記車両本体に設けられ、熱交換器が収容される熱交換器室と、前記車体フレームに支持され、前記エンジン室と前記熱交換器室とを前記車両本体の車幅方向に区画する区画部材と、前記車両本体の車幅方向において前記区画部材の隣に配置され、ヒンジ機構を介して前記車体フレームにチルト可能に支持されるフロア部材と、第1固定部材により前記区画部材に着脱可能に支持されるプレート部材と、前記エンジン室と前記熱交換器室とを接続する前記区画部材の第1開口部に配置され、前記熱交換器室に気体を供給するファンと、を備え、前記エンジン室は、前記車体フレームと前記区画部材と前記プレート部材と前記フロア部材の間に設けられる、油圧ショベル

請求項2

前記フロア部材は、前記プレート部材よりも前方にチルト可能である、請求項1に記載の油圧ショベル。

請求項3

前記エンジン室において前記ファンの周囲の少なくとも一部に配置され、第2固定部材により前記車体フレームに取り付けられるファンガードと、前記ファンの周囲に配置され、前記車体フレームに支持されるシュラウド部材と、を備え、前記ファンガードは、前記第2固定部材により前記シュラウド部材に着脱可能に支持され、前記第2固定部材は、前記車両本体の前後方向において前記プレート部材と同じ位置に設けられる、請求項1又は請求項2に記載の油圧ショベル。

請求項4

前記プレート部材は、前記プレート部材の少なくとも一部が前記車両本体の後方に向かって上方に傾斜するように前記区画部材に支持され、前記ファンガードの少なくとも一部は、前記プレート部材と前記ファンとの間において、前記ファンよりも前方且つ上方に配置される、請求項3に記載の油圧ショベル。

請求項5

前記車両本体の上下方向において、前記プレート部材の寸法は、前記ファンガードの寸法よりも大きい、請求項3又は請求項4に記載の油圧ショベル。

請求項6

前記プレート部材の第2開口部を覆う遮蔽部材を備え、前記遮蔽部材は、第3固定部材により前記プレート部材に着脱可能に支持される、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の油圧ショベル。

技術分野

0001

本発明は、油圧ショベルに関する。

背景技術

0002

特許文献1に開示されているように、油圧ショベルには、エンジン動力により作動して熱交換器気体を供給するファンが設けられる場合が多い。

先行技術

0003

特開2005−068866号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ファンの周囲にファンガードと呼ばれる保護部材が配置される場合が多い。例えば熱交換器のメンテナンス作業においては、ファンガードの取り外し作業が実施される場合がある。そのため、ファンガードを円滑に取り外しできる技術が要望される。

0005

本発明の態様は、ファンガードを円滑に取り外しできる油圧ショベルを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の態様に従えば、車体フレームを有する車両本体と、前記車両本体に設けられ、エンジンが収容されるエンジン室と、前記車両本体に設けられ、熱交換器が収容される熱交換器室と、前記車体フレームに支持され、前記エンジン室と前記熱交換器室とを前記車両本体の車幅方向に区画する区画部材と、前記車両本体の車幅方向において前記区画部材の隣に配置され、ヒンジ機構を介して前記車体フレームにチルト可能に支持されるフロア部材と、第1固定部材により前記区画部材に着脱可能に支持されるプレート部材と、前記エンジン室と前記熱交換器室とを接続する前記区画部材の第1開口部に配置され、前記熱交換器室に気体を供給するファンと、を備え、前記エンジン室は、前記車体フレームと前記区画部材と前記プレート部材と前記フロア部材の間に設けられる、油圧ショベルが提供される。

発明の効果

0007

本発明の態様によれば、ファンガードを円滑に取り外しできる油圧ショベルが提供される。

図面の簡単な説明

0008

図1は、本実施形態に係る油圧ショベルの一例を示す斜視図である。
図2は、本実施形態に係る油圧ショベルの一例を示す側面図である。
図3は、本実施形態に係る油圧ショベルの動作の一例を模式的に示す図である。
図4は、本実施形態に係る上部旋回体の一例を示す斜視図である。
図5は、本実施形態に係る上部旋回体の一例を示す斜視図である。
図6は、本実施形態に係る区画部材を左側から見た図である。
図7は、本実施形態に係る上部旋回体を後側から見た図である。
図8は、本実施形態に係るフロア部材の動作の一例を示す図である。
図9は、本実施形態に係る油圧ショベルがメンテナンスされるときの上部旋回体の一例を示す斜視図である。
図10は、本実施形態に係る油圧ショベルがメンテナンスされるときの上部旋回体の一例を示す斜視図である。

実施例

0009

以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。

0010

図1は、本実施形態に係る油圧ショベル1の一例を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る油圧ショベル1の一例を示す側面図である。図3は、本実施形態に係る油圧ショベル1の動作の一例を模式的に示す図である。

0011

図1図2、及び図3に示すように、油圧ショベル1は、油圧により作動する作業機10と、運転席21を有する車両本体20と、車両本体20を支持する走行装置30と、ブレード40とを備える。

0012

作業機10は、車両本体20に支持される。本実施形態において、作業機10は、所謂、オフセット式ブームを有するオフセット式作業機である。作業機10は、車両本体20に連結されるメインブーム11と、メインブーム11に連結されるオフセットブーム12と、オフセットブーム12に連結されるアーム13と、アーム13に連結されるバケット14とを有する。バケット14は、凸形状の複数の刃を有する。刃の先端部である刃先14Bは複数設けられる。なお、バケット14の刃先14Bは、バケット14に設けられたストレート形状の刃の先端部でもよい。

0013

車両本体20とメインブーム11とはブームピンを介して連結される。メインブーム11は、回転軸AX1を中心に回転可能に車両本体20に支持される。メインブーム11とオフセットブーム12とは第1オフセットピンを介して連結される。オフセットブーム12は、第1オフセット軸を中心に回転可能にメインブーム11に支持される。オフセットブーム12とアーム13とはアームピンを介して連結される。アーム13は、回転軸AX2を中心に回転可能にオフセットブーム12に支持される。また、オフセットブーム12とアーム13とは第2オフセットピンを介して連結される。アーム13は、第2オフセット軸を中心に回転可能にオフセットブーム12に支持される。アーム13とバケット14とはバケットピンを介して連結される。バケット14は、回転軸AX3を中心に回転可能にアーム13に支持される。

0014

車両本体20は、走行装置30の上方に配置され、走行装置30に支持された状態で旋回軸RXを中心に旋回可能である。以下の説明においては、車両本体20を適宜、上部旋回体20、と称し、走行装置30を適宜、下部走行体30、と称する。

0015

回転軸AX1と、回転軸AX2と、回転軸AX3とは、平行である。回転軸AX1,AX2,AX3と、旋回軸RXと平行な軸とは、直交する。以下の説明においては、回転軸AX1,AX2,AX3と平行な方向を適宜、上部旋回体20の車幅方向、と称し、旋回軸RXと平行な方向を適宜、上部旋回体20の上下方向、と称し、回転軸AX1,AX2,AX3及び旋回軸RXの両方と直交する方向を適宜、上部旋回体20の前後方向、と称する。

0016

本実施形態においては、運転席21に着座した運転者を基準としてバケット14が存在する方向が前方であり、前方の逆方向が後方である。車幅方向の一方が右方であり、右方の逆方向が左方である。バケット14は、上部旋回体20よりも前方に配置される。バケット14の複数の刃先14Bは、車幅方向に配置される。ブレード40は、下部走行体30よりも前方に配置される。作業機10のメインブーム11は、運転席21の右側を動作する。

0017

作業機10は、油圧シリンダによって作動する。油圧ショベル1は、メインブーム11を駆動するブームシリンダ15と、オフセットブーム12を駆動するオフセットシリンダ16と、アーム13を駆動するアームシリンダ17と、バケット14を駆動するバケットシリンダ18とを有する。ブームシリンダ15が作動すると、メインブーム11の基端部が回転軸AX1を中心に回転して、メインブーム11の先端部が上下方向に移動する。アームシリンダ17が作動すると、アーム13の基端部が回転軸AX2を中心に回転して、アーム13の先端部が上下方向に移動する。バケットシリンダ18が作動すると、バケット14の基端部が回転軸AX3を中心に回転して、バケット14の刃先14Bが上下方向に移動する。

0018

オフセット式作業機である作業機10は、上部旋回体20の車幅方向にバケット14を移動可能である。オフセットシリンダ16が作動し、オフセットブーム12が第1オフセット軸を中心に回転することにより、アーム13及びバケット14が車幅方向に移動する。第1オフセット軸を中心とするオフセットブーム12の回転と同期して、アーム13が第2オフセット軸を中心に回転する。これにより、複数の刃先14Bが車幅方向に配置された状態が維持されたまま、アーム13及びバケット14が車幅方向に平行移動する。

0019

バケット14は、上部旋回体20よりも前方に配置される。オフセットシリンダ16の作動により、バケット14は、運転席21の正面に移動可能である。

0020

上部旋回体20は、車体フレーム27と、車体フレーム27にチルト可能に支持されるフロア部材26と、車体フレーム27に支持されるカウンタウエイト28と、フロア部材26に支持され運転者が着座する運転席21と、支柱24を介してフロア部材26に支持され天窓22を有するキャノピー23と、運転者に操作される操作レバー25とを有する。

0021

操作レバー25は、作業機10を操作するための作業機レバー25Aと、下部走行体30を操作するための走行レバー25Bとを含む。作業機レバー25Aは、運転席21の右方及び左方のそれぞれに配置される。走行レバー25Bは、運転席21の前方に配置される。

0022

カウンタウエイト28は、車両本体20の後部に設けられる。カウンタウエイト28は、フロア部材26の少なくとも一部を支持する。

0023

下部走行体30は、一対のクローラ31を有する。クローラ31の回転により、油圧ショベル1Aが走行する。なお、下部走行体30がタイヤを有してもよい。

0024

図3二点鎖線で示すように、フロア部材26は、前方にチルトする。フロア部材26は、ヒンジ機構29を介して車体フレーム27にチルト可能に支持される。例えば油圧ショベル1のメンテナンス作業において、フロア部材26が前方にチルトされ、上部旋回体20の内部に配置されているエンジン又は熱交換器のメンテナンス作業が実施される。

0025

図4及び図5は、本実施形態に係る上部旋回体20の一例を示す斜視図である。図4は、作業機10が外された状態の上部旋回体20を示す。図5は、作業機10及びフロア部材26が外された状態の上部旋回体20を示す。図4及び図5に示すように、上部旋回体20は、エンジン51が収容されるエンジン室50と、熱交換器が収容される熱交換器室60と、液体タンクが収容されるタンク室70とを有する。

0026

エンジン室50は、上部旋回体20の後部に設けられる。エンジン室50は、フロア部材26の下に設けられる。熱交換器室60及びタンク室70は、エンジン室50よりも右方に配置される。熱交換器室60は、タンク室70よりも後方に配置される。

0027

上部旋回体20は、エンジン室50と熱交換器室60及びタンク室70とを区画する区画部材81と、区画部材81よりも右方に配置される第1アウター部材87とを備える。区画部材81及び第1アウター部材87は、車体フレーム27に支持される。

0028

区画部材81は、プレート状の部材である。区画部材51の上面は、前方に向かって下方に傾斜する。区画部材81の後部は、エンジン室50と熱交換器室60とを車幅方向に区画する。区画部材81の前部は、作業機10に面するように配置される。

0029

熱交換器室60は、区画部材81の後部と第1アウター部87との間に設けられる。タンク室70は、区画部材81の前部と第1アウター部87との間に設けられる。熱交換器室60とタンク室70とは、仕切部材89で前後方向に区画される。熱交換器室60に収容される熱交換器は、ラジエタを含む。タンク室70に収容される液体タンクは、作動油タンク及び燃料タンクを含む。

0030

フロア部材26は、車幅方向において区画部材81の隣に配置される。本実施形態において、フロア部材26は、区画部材81よりも左方に配置される。フロア部材26は、ウォール部材82を支持する。区画部材81は、フロア部材26及びウォール部材82よりも右方に配置される。区画部材81とフロア部材26及びウォール部材82とは間隙を介して対向する。

0031

作業機10の少なくとも一部は、区画部材81とフロア部材26及びウォール部材82との間の空間SPで移動可能である。本実施形態においては、ブーム11が空間SPで移動可能である。ブーム11は、運転席21の右側で移動する。ブーム11の基端部は、空間SPに面するように車体フレーム27に設けられた連結部11Pに連結される。ブームシリンダ15の基端部は、空間SPに面するように車体フレーム27に設けられた連結部15Pに連結される。

0032

また、上部旋回体20は、区画部材81に固定される上カバー部材83を有する。上カバー部材83は、区画部材81の後部においてその区画部材81の上部に固定される。

0033

また、上部旋回体20は、作業機10よりも後方において作業機10と対向可能に配置され、固定部材91により区画部材81に着脱可能に支持されるプレート部材90を有する。

0034

プレート部材90は、車幅方向において、区画部材81とフロア部材26及びウォール部材82との間に配置される。プレート部材90は、ボルトのような固定部材91により、区画部材81及び上カバー部材83に着脱可能に支持される。

0035

プレート部材90は、前方を向く前面を有する。プレート部材90の前面は、作業機10よりも後方において、ブーム11と対向可能に配置される。

0036

空間SPは、区画部材81の前部の左側面と、フロア部材26の右側面と、ウォール部材82の右側面と、プレート部材90の前面とで規定される。区画部材81の前部の左側面、フロア部材26の右側面、ウォール部材82の右側面、及びプレート部材90の前面は、空間SPに面する。

0037

プレート部材90は、固定部材91により、区画部材81及び上カバー部材83に着脱可能に支持される。プレート部材90は、そのプレート部材90の少なくとも一部が後方に向かって上方に傾斜するように区画部材81及び上カバー部材83に支持される。本実施形態においては、プレート部材90の前面の下部は、水平面と実質的に直交する。プレート部材90の前面の上部が、後方に向かって上方に傾斜する。以下の説明において、プレート部材90のうち水平面と実質的に直交する部分を適宜、フラット部、と称し、後方に向かって上方に傾斜する部分を適宜、傾斜部、と称する。プレート部材90のフラット部と傾斜部との間に屈曲部が設けられる。

0038

本実施形態において、区画部材81は、アングル部材94を介してプレート部材90を支持する。アングル部材94は、実質的に直交する第1プレート部と第2プレート部とを有する。アングル部材94の第1プレート部が区画部材81に固定される。アングル部材94の第2プレート部にプレート部材90が固定部材91により固定される。アングル部材94の第2プレート部の後面とプレート部材90の傾斜部の前面とが対向するように、アングル部材94とプレート部材90とが固定部材91により固定される。

0039

また、本実施形態においては、プレート部材90の中央部に開口部90Kが設けられる。開口部90Kは、プレート部90の傾斜部及びフラット部に亘って形成される。そのプレート部材90の開口部90Kを覆う遮蔽部材92が設けられる。遮蔽部材92は、プレート状の部材である。遮蔽部材92は、ボルトのような固定部材93によりプレート部材90に着脱可能に支持される。プレート部材90と同様、遮蔽部材92も、フラット部と、傾斜部と、フラット部と傾斜部との間の屈曲部とを有する。

0040

エンジン室50の一部は、プレート部90の後方に設けられる。エンジン室50は、車体フレーム27と区画部材81とプレート部材90とフロア部材26の間に設けられる。本実施形態において、エンジン室50は、車体フレーム27と、区画部材81の後部と、プレート部材90と、フロア部材26と、第2アウター部材88と、カウンタウエイト28とで規定される。

0041

プレート部材90は、エンジン室50の前部に配置される。車体フレーム27は、エンジン室50の下部に配置される。区画部材81の後部は、エンジン室80の右部に配置される。フロア部材26は、エンジン室50の上部に配置される。第2アウター部材88は、エンジン室50の左部に配置される。カウンタウエイト28は、エンジン室50の後部に配置される。フロア部材26の後部は、カウンタウエイト28の上面に支持される。

0042

図6は、本実施形態に係る区画部材81を左側から見た図である。図7は、本実施形態に係る上部旋回体20を後側から見た図である。区画部材81は、エンジン室50と熱交換器室60とを車幅方向に区画する。

0043

区画部材81は、エンジン室50と熱交換器室60とを接続する開口部81Kを有する。気体は、開口部81Kを介して、エンジン室50及び熱交換器室60の一方から他方へ流通可能である。

0044

開口部81Kに、ファン100が配置される。ファン100は、エンジン51と接続され、エンジン51が発生する動力により作動する。ファン100は、熱交換器室60に気体を供給するように作動する。

0045

ファン100の周囲の少なくとも一部にファンガード110が配置される。ファンガード110は、複数のワイヤが組み合わせられたメッシュ状の部材である。ファンガード110は、ファン100の少なくとも一部と間隙を介して対向する。ファンガード110は、ファン100を保護する。

0046

ファンガード110は、エンジン室50に配置される。ファンガード110は、エンジン室50において、ファン100の周囲の少なくとも一部に配置される。

0047

ファンガード110は、ボルトのような固定部材115により車体フレーム27に取り付けられる。本実施形態において、ファンガード110は、固定部材115によりシュラウド部材120に着脱可能に支持される。シュラウド部材120は、車体フレーム27に支持される。シュラウド部材120の少なくとも一部は、区画部材81の開口部81Kに配置される。シュラウド部材120は、ファン100の周囲に配置される。

0048

本実施形態において、ファンガード110の少なくとも一部は、プレート部材90とファン100との間に配置される。固定部材115は、プレート部材90と対向する。プレート部材90の後面とファンガード110の表面とは間隙を介して対向する。

0049

図6に示すように、プレート部材90の傾斜部は、後方に向かって上方に傾斜する。ファンガード110の少なくとも一部は、プレート部材90とファン100との間において、ファン100よりも前方且つ上方に配置される。図6に示すように、本実施形態においては、ファン100のうちファン100の回転軸よりも上半分の領域を覆うように、ファンガード100が配置される。

0050

図6に示すように、固定部材115は、前後方向においてプレート部材90と同じ位置に設けられる。

0051

図6に示すように、上下方向において、プレート部材90の寸法は、ファンガード110の寸法よりも大きい。

0052

図7に示すように、車幅方向において、プレート部材90の寸法は、ファンガード110の寸法よりも大きい。

0053

図8は、本実施形態に係るフロア部材26の動作の一例を示す図である。フロア部材26は、フロア部材26の前部と車体フレーム27とを連結するヒンジ機構29を介して、前方にチルト可能である。フロア部材26は、プレート部材90よりも前方にチルト可能である。図8に示すように、フロア部材26が前方にチルトされたとき、プレート部材90の左側には物体が存在しない状態となる。

0054

次に、本実施形態に係る油圧ショベル1のメンテナンス方法について説明する。図9及び図10は、本実施形態に係る油圧ショベル1がメンテナンスされるときの上部旋回体20の一例を示す斜視図である。なお、図面を見やすくするために、図10は、エンジン51が除かれた状態を示す。油圧ショベル1のメンテナンスは、油圧ショベル1の点検を含む。

0055

例えば、エンジン51の少なくとも一部をメンテナンスする場合、図9に示すように、プレート部材90が区画部材81に支持された状態で、プレート部材90から遮蔽部材92が外される。遮蔽部材92は、固定部材93によりプレート部材90に着脱可能に支持される。そのため、固定部材93による固定を解除するだけで、遮蔽部材92はプレート部材90から外される。遮蔽部材92が外されることにより、プレート部材90に開口部90Kが形成される。作業者は、エンジン室50の外側から、開口部90Kを介して、エンジン51を点検することができる。

0056

例えば、熱交換器室60の熱交換器の少なくとも一部をメンテナンスする場合、図10に示すように、区画部材81及び上カバー部材83からプレート部材90が外される。プレート部材90は、固定部材91により区画部材81及び上カバー部材83に着脱可能に支持される。そのため、固定部材91による固定を解除するだけで、プレート部材90は区画部材81及び上カバー部材83から外される。

0057

本実施形態においては、プレート部材90を外すとき、フロア部材26が前方にチルトされる。図8に示したように、フロア部材26は、プレート部材90よりも前方にチルト可能である。そのため、作業者は、フロア部材26を前方にチルトさせた状態で、固定部材91の解除作業を円滑に実施することができる。固定部材91による固定が解除された後、プレート部材90は、左方に引き出され、アングル部材94から外される。本実施形態においては、フロア部材26がプレート部材90よりも前方にチルトするので、作業者は、プレート部材90を引き出す作業を円滑に実施することができる。

0058

プレート部材90が外されることにより、図10に示すように、プレート部材90が存在していた位置に開口部200が形成される。

0059

ファンガード110の少なくとも一部は、プレート部材90と対向するように配置される。そのため、プレート部材90が外されることにより、開口部200の近くにファンガード110の少なくとも一部が存在することとなる。したがって、作業者は、開口部200を介して、ファンガード110についての作業を円滑に実施することができる。

0060

熱交換器室60の熱交換器の少なくとも一部をメンテナンスする場合、ファンガード100がシュラウド部材120から外される。ファンガード110は、固定部材115によりシュラウド部材120に着脱可能に支持される。そのため、固定部材115による固定を解除するだけで、ファンガード110はシュラウド部材120から外される。

0061

固定部材115は、前後方向においてプレート部材90と同じ位置に設けられる。そのため、プレート部材90が外されることにより、開口部200の近くに固定部材115が存在することとなる。したがって、作業者は、開口部200を介して、固定部材115の固定を解除するための作業を円滑に実施することができる。

0062

固定部材115による固定が解除された後、シュラウド部材120から外されたファンガード110がエンジン室50から搬出される。本実施形態において、車幅方向及び上下方向のそれぞれにおいて、プレート部材90の寸法は、ファンガード110の寸法よりも大きい。したがって、プレート部材90が外れたことにより形成された開口部200の車幅方向及び上下方向の寸法も、プレート部材90よりも大きい。したがって、作業者は、開口部200を介して、ファンガード110をエンジン室50から円滑に搬出することができる。

0063

以上説明したように、本実施形態によれば、ファンガード110の少なくとも一部が、プレート部材90と対向するように配置される。そのため、固定部材91による固定が解除され、プレート部材90が外されて開口部200が形成されることにより、作業者は、開口部200を介して、ファンガード110を円滑に取り外しすることができる。

0064

また、本実施形態においては、ファンガード110は、固定部材115によりシュラウド部材120に着脱可能に支持される。これにより、固定部材115による固定が解除されるだけで、ファンガード110を簡単に外すことができる。また、固定部材115は、前後方向においてプレート部材90と同じ位置に設けられるので、プレート部材90が外されて開口部200が形成されることにより、作業者は、開口部200を介して、固定部材115の固定を解除する作業を円滑に実施することができる。また、プレート部材90に近い固定部材115のみをボルトにしておき、プレート部材90から遠い固定部材115をスライド式にしておけば、プレート部材90に近い固定部材115を外すだけでファンガード110をさらに簡単に外すことができる。

0065

また、本実施形態によれば、フロア部材26は、プレート部材90よりも前方にチルト可能である。そのため、プレート部材90を区画部材81から外す場合、作業者は、固定部材91による固定を解除する作業及びプレート部材90を引き出す作業を円滑に実施することができる。

0066

また、本実施形態によれば、プレート部材90の少なくとも一部は、後方に向かって上方に傾斜するように配置される。これにより、空間SPにおけるブーム11の移動が妨げられない。また、プレート部材90の少なくとも一部が後方に向かって上方に傾斜し、ファンガード110の少なくとも一部がプレート部材90とファン100との間においてファン100よりも前方且つ上方に配置されるので、プレート部材90が外されたとき、ファンガード110は開口部200の近くに配置される。これにより、作業者は、ファンガード110に容易にアクセスすることができる。

0067

また、本実施形態においては、車幅方向及び上下方向のそれぞれにおいて、プレート部材90の寸法は、ファンガード110の寸法よりも大きい。したがって、プレート部材90を外すことによって形成される開口部200の寸法も、ファンガード110の寸法よりも大きいこととなる。そのため、作業者は、開口部200を介してファンガード110をエンジン室50の外側に搬出する作業を円滑に実施することができる。

0068

また、本実施形態においては、プレート部材90には、点検窓として機能する開口部90Kが設けられる。これにより、プレート部材90全体を外す必要が無い簡易なメンテナンス作業においては、開口部90Kを介してメンテナンス作業を実施することができる。簡易なメンテナンス作業においては、フロア部材26をチルトさせることなく、遮蔽部材92を外すだけでよいので、煩雑な作業を実施しなくて済む。また、メンテナンス作業を実施しないときにおいては、開口部90Kは遮蔽部材92により遮蔽される。これにより、エンジン室50は保護される。また、遮蔽部材92は、固定部材93によりプレート部材90に着脱可能に支持される。これにより、固定部材93による固定が解除されるだけで、遮蔽部材92を簡単に外すことができる。

0069

なお、上述の各実施形態で説明したプレート部材90及びファンガード110等の各構成要素は、油圧ショベルのみならず、メンテナンス作業が実施される作業車両全般に適用することができる。

0070

1油圧ショベル、10作業機、11メインブーム、11P 連結部、12オフセットブーム、13アーム、14バケット、14B刃先、15ブームシリンダ、15P 連結部、16オフセットシリンダ、17アームシリンダ、18バケットシリンダ、20上部旋回体(車両本体)、21運転席、22天窓、23キャノピー、24支柱、25操作レバー、25A作業機レバー、25B走行レバー、26フロア部材、27車体フレーム、28カウンタウエイト、29ヒンジ機構、30下部走行体(走行装置)、31クローラ、40ブレード、50エンジン室、51エンジン、60熱交換器室、70タンク室、81区画部材、81 開口部(第1開口部)、82ウォール部材、83 上カバー部材、87 第1アウター部材、88 第2アウター部材、89仕切部材、90プレート部材、90K 開口部(第2開口部)、91固定部材(第1固定部材)、92遮蔽部材、93 固定部材(第3固定部材)、94アングル部材、100ファン、110ファンガード、115 固定部材(第2固定部材)、120シュラウド部材、200 開口部、AX1,AX2,AX3回転軸、RX旋回軸、SP 空間。

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