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技術 ステアリングコラム装置

出願人 富士機工株式会社
発明者 藤村統
出願日 2016年3月23日 (4年7ヶ月経過) 出願番号 2016-058285
公開日 2017年9月28日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2017-171077
状態 特許登録済
技術分野 操向制御装置
主要キーワード 保持端 取付ステー ハット状 チルトブラケット チルト位置 組付作業性 チルト長孔 チルト操作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

部品点数が少なく、組付作業性が高いステアリングコラム装置を提供する。

解決手段

チルト操作軸63におけるステアリングコラム側壁53,55同士の間の部分の外周面には、径方向の外側に突出する凸部81が左右一対対向配置され、これらの一対の凸部81のそれぞれについて、互いに対向する側面は、チルト操作軸63の周方向に沿っていくに従って相互に近接するように平面視がハの字状の傾斜部87に形成されている。チルト操作軸63が回転すると、スプリング65の一部が凸部81の傾斜部87に当たって弾性変形し、スプリング65の保持端部69がチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト孔75から抜け出る。

概要

背景

従来から、ステアリングコラムチルト方向車両上下方向)に揺動可能に構成したステアリングコラム装置が公知である(特許文献1参照)。特許文献1のステアリングコラム装置では、チルトブラケット取付ステーおよび取付体を介して車体に固定されており、チルトブラケットの内方にステアリングコラムが配設されている。具体的には、チルトブラケットは、上面を構成する連結板と、該連結板の左右両端から下方に延在する一対の側板とから構成され、これらの連結板および一対の側板によって、下側が開放された断面U字状に形成されている。

前記特許文献1においては、チルトブラケットの側板の外側に複数枚摩擦板を配置し、側板と摩擦板とをロック機構締め付けることによって、所定の高さ位置においてステアリングコラムのチルト方向の移動を保持(ロック)することができる。

概要

部品点数が少なく、組付作業性が高いステアリングコラム装置を提供する。チルト操作軸63におけるステアリングコラムの側壁53,55同士の間の部分の外周面には、径方向の外側に突出する凸部81が左右一対対向配置され、これらの一対の凸部81のそれぞれについて、互いに対向する側面は、チルト操作軸63の周方向に沿っていくに従って相互に近接するように平面視がハの字状の傾斜部87に形成されている。チルト操作軸63が回転すると、スプリング65の一部が凸部81の傾斜部87に当たって弾性変形し、スプリング65の保持端部69がチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト孔75から抜け出る。

目的

そこで、本願発明は上記事情を考慮し、部品点数が少なく、組付作業性が高いステアリングコラム装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ステアリングコラムの下部から下方に延びると共に、チルト操作軸が保持可能なチルト操作軸用保持孔スプリング保持端部が挿通可能なスプリング用挿通孔とが形成された左右一対側壁と、前記チルト操作軸が挿入可能で上下方向に延びるチルト長孔と前記スプリングの保持端部が保持可能で上下方向に間隔をおいて複数形成されたチルト孔とを有する壁面部が前記ステアリングコラムの側壁の車幅方向の外側に配置されたチルトブラケットと、前記ステアリングコラムの側壁のチルト操作軸用保持孔とチルトブラケットの壁面部のチルト長孔とを貫通して車幅方向に延在するチルト操作軸と、前記チルト操作軸の外周面巻回されて保持されると共に、左右両端部が前記ステアリングコラムの側壁のスプリング用挿通孔とチルトブラケットの壁面部のチルト孔に挿入される正面視がハット状に形成された弾性変形可能なスプリングと、を備え、前記チルト操作軸における前記ステアリングコラムの側壁同士の間の部分の外周面には、径方向の外側に突出する凸部が左右一対に対向配置され、これらの一対の凸部のそれぞれについて、互いに対向する側面は、チルト操作軸の周方向に沿っていくに従って相互に近接するように平面視がハの字状の傾斜部に形成され、前記チルト操作軸が回転すると、前記スプリングの一部が前記凸部の傾斜部に当たって弾性変形し、スプリングの保持端部がチルトブラケットの壁面部のチルト孔から抜け出るように構成したことを特徴とするステアリングコラム装置

請求項2

請求項1に記載のステアリングコラム装置であって、前記チルト操作軸は、車幅方向に延びる円柱体であり、前記スプリングは、前記チルト操作軸の軸方向に延びる基部と、該基部の左右両端からチルト操作軸の周方向に沿って延びる湾曲部と、該湾曲部の先端からチルト操作軸の径方向の外方に向けて立設する脚部と、該脚部の先端からチルト操作軸の軸方向に沿って互いに離反するように延びる保持端部と、から正面視がハット状に一体に形成され、前記チルト操作軸が回転すると、前記スプリングの脚部が前記凸部の傾斜部に当たって脚部同士が近接するように弾性変形し、スプリングの保持端部がチルトブラケットの壁面部のチルト孔から抜け出るように構成したことを特徴とするステアリングコラム装置。

技術分野

0001

本発明は、チルト機能を有するステアリングコラム装置に関する。

背景技術

0002

従来から、ステアリングコラムチルト方向車両上下方向)に揺動可能に構成したステアリングコラム装置が公知である(特許文献1参照)。特許文献1のステアリングコラム装置では、チルトブラケット取付ステーおよび取付体を介して車体に固定されており、チルトブラケットの内方にステアリングコラムが配設されている。具体的には、チルトブラケットは、上面を構成する連結板と、該連結板の左右両端から下方に延在する一対の側板とから構成され、これらの連結板および一対の側板によって、下側が開放された断面U字状に形成されている。

0003

前記特許文献1においては、チルトブラケットの側板の外側に複数枚摩擦板を配置し、側板と摩擦板とをロック機構締め付けることによって、所定の高さ位置においてステアリングコラムのチルト方向の移動を保持(ロック)することができる。

先行技術

0004

特開2013−256193号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1に示されるステアリングコラム装置では、複数枚の摩擦板を配設するため、部品点数が増加するとともに、組付作業性が低下するという問題があった。

0006

そこで、本願発明は上記事情を考慮し、部品点数が少なく、組付作業性が高いステアリングコラム装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係るステアリングコラム装置は、ステアリングコラムの下部から下方に延びると共に、チルト操作軸が保持可能なチルト操作軸用保持孔スプリング保持端部が挿通可能なスプリング用挿通孔とが形成された左右一対側壁と、前記チルト操作軸が挿入可能で上下方向に延びるチルト長孔と前記スプリングの保持端部が保持可能で上下方向に間隔をおいて複数形成されたチルト孔とを有する壁面部が前記ステアリングコラムの側壁の車幅方向の外側に配置されたチルトブラケットと、前記ステアリングコラムの側壁のチルト操作軸用保持孔とチルトブラケットの壁面部のチルト長孔とを貫通して車幅方向に延在するチルト操作軸と、前記チルト操作軸の外周面巻回されて保持されると共に、左右両端部が前記ステアリングコラムの側壁のスプリング用挿通孔とチルトブラケットの壁面部のチルト孔に挿入される正面視がハット状に形成された弾性変形可能なスプリングと、を備え、前記チルト操作軸における前記ステアリングコラムの側壁同士の間の部分の外周面には、径方向の外側に突出する凸部が左右一対に対向配置され、これらの一対の凸部のそれぞれについて、互いに対向する側面は、チルト操作軸の周方向に沿っていくに従って相互に近接するように正面視がハの字状の傾斜部に形成され、前記チルト操作軸が回転すると、前記スプリングの一部が前記凸部の傾斜部に当たって弾性変形し、スプリングの保持端部がチルトブラケットの壁面部のチルト孔から抜け出るように構成したことを特徴としている。

発明の効果

0008

本発明に係るステアリングコラム装置によれば、チルト機構部は、スプリングと凸部で主に構成されるため、従来のように、複数枚の摩擦板を配設する必要がない。従って、部品点数が少なく、組付作業性が高いステアリングコラム装置を得ることができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の実施形態に係るステアリングコラム装置を車両左側から見た側面図である。
図1のA−A線による断面図である。
本発明の実施形態に係るステアリングコラム装置のチルト機構部を示す斜視図である。
図3の分解斜視図である。
図3のチルト機構部を車両後方側から車両前方に向けて見た背面図である。
図5のB−B線による断面図である。
図3に対応するチルト機構部の斜視図であり、図3よりもチルト操作軸を図3の矢印方向に回転させた状態を示している。
図7のチルト機構部を車両後方側から車両前方に向けて見た背面図である。
図8のC−C線による断面図である。

実施例

0010

以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図面において、車両右側はRH、車両左側はLH、車両前方はFR、車両後方はRR車両上方はUPR、車両下方LWRで示す。

0011

図1図2に示すように、本実施形態に係るステアリングコラム装置は、手動式のステアリングコラム装置1である。また、ステアリングコラム装置1は、車体に固定される前側取付ブラケット3および中央側取付ブラケット5と、前側取付ブラケット3および中央側取付ブラケット5に支持され、車両上下方向(チルト方向)に揺動可能(チルト位置が調整可能)に構成されるアウターコラム7と、アウターコラム7に支持されるインナーコラム9と、アウターコラム7およびインナーコラム9を車両上下方向(チルト方向)に揺動可能(チルト位置が調整可能)に保持するチルト機構部51と、を備える。なお、アウターコラム7は車両下方に配置され、インナーコラム9はアウターコラム7の車両上方側に配置され、アウターコラム7の内周側にインナーコラム9が挿入されている。これらのアウターコラム7とインナーコラム9とでステアリングコラム10が構成される。前側取付ブラケット3は、アウターコラム7を揺動可能に軸支する軸支部11を有し、中央側取付ブラケット5の下端部には、チルト機構部51が配設されている。

0012

アウターコラム7は、筒形状を有し、車両前後方向および車両上下方向に沿って配設される。アウターコラム7は、前端部分に軸支受部13を備えており、軸支受部13が、前側取付ブラケット3の軸支部11に軸支されることで、アウターコラム7およびインナーコラム9が軸支部11を回転中心として車両上下方向に揺動する。

0013

インナーコラム9は、筒形状を有し、アウターコラム7の筒内を軸方向に移動可能に挿入される。なお、インナーコラム9とアウターコラム7の筒内には、ステアリングシャフト15が軸支されている。ステアリングシャフト15は、アウターコラム7内に軸支されるロアシャフト15Lと、インナーコラム9内に軸支されるアッパーシャフト15Uとで構成されている。アッパーシャフト15Uとロアシャフト15Lとをスプライン連結することで、軸周りにはアッパーシャフト15Uとロアシャフト15Lが一体に回転し、軸方向にはアッパーシャフト15Uがロアシャフト15Lに対して移動可能に構成されている。

0014

図2図6に示すように、本実施形態によるチルト機構部51は、ステアリングコラム10を構成するアウターコラム7の下部から下方に延びる左右一対の側壁53,55と、左右一対の壁面部57,59が前記ステアリングコラム10の側壁53,55の車幅方向の外側に配置されたチルトブラケット61と、前記ステアリングコラム10(アウターコラム7)の側壁53,55とチルトブラケット61の壁面部57,59とを貫通して車幅方向に延在するチルト操作軸63と、前記チルト操作軸63の外周面に巻回されて保持される弾性変形可能なスプリング65と、チルト操作軸63に同期して回転する操作ハンドル66と、を備えている。

0015

アウターコラム7の側壁53,55の下端部には、チルト操作軸63が保持可能な円形のチルト操作軸用保持孔67と、スプリング65の保持端部69が挿通可能な円形のスプリング用挿通孔71と、が側壁53,55を貫通して形成されている。

0016

前記チルトブラケット61には、下端部に壁面部57,59が設けられている。壁面部57,59には、前記チルト操作軸63が挿入可能で上下方向に延びるチルト長孔73と、前記スプリング65の保持端部69が保持可能で上下方向に間隔をおいて複数配置されたチルト孔75と、が形成されている。具体的には、チルト長孔73は側面視が上下方向に長い長方形状に形成され、チルト孔75は横長の小さな長方形状に形成されている。なお、本実施形態では、チルト孔75は上下方向に沿って6箇所設けられているため、ステアリングコラムの高さは、6段階で調整できる。

0017

前記チルト操作軸63は、車幅方向に沿って延在する円柱状の部材である。具体的には、チルト操作軸63は、一対の側壁53,55同士の間に配置される大径部77と、大径部77の軸方向の外側に延びる小径部79と、が一体に形成されて構成されている。また、大径部77における軸方向(車幅方向)の両端部に、径方向の外側に突出する凸部81が左右一対に形成されている。

0018

それぞれの凸部81は、チルト操作軸63の大径部77の外周面から径方向の外方に延びる支持脚83と、支持脚83の先端に設けられた押圧体85と、から一体に構成されている。押圧体85は、大径部77の外周面に沿って延びる湾曲面に形成され、これらの一対の凸部81のそれぞれについて、互いに対向する押圧体85の側面は、チルト操作軸63の周方向に沿っていくに従って相互に近接するように平面視がハの字状に斜めに延びる傾斜部87に形成されている。この傾斜部87における周方向の端部は、チルト操作軸63の周方向の一方の端部89と他方の端部91とを有し、一方の端部89から他方の端部91にかけて平面視で斜め方向に延びている。従って、一方の端部89同士の軸方向に沿った距離は、他方の端部91同士の距離よりも大きく設定されており、一方の端部89から他方の端部91に周方向に行くにつれて端部同士の距離が徐々に狭くなる。

0019

前記スプリング65は、前記チルト操作軸63の外周面に巻回されて保持されると共に、左右の保持端部69が前記ステアリングコラムの側壁53,55のスプリング用挿通孔71とチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト孔75に挿入される。また、スプリング65は、正面視がハット状に形成されて弾性変形可能に構成されている。

0020

即ち、前記スプリング65は、前記チルト操作軸63の軸方向(車幅方向)に延びる基部93と、該基部93の左右両端からチルト操作軸63の周方向に沿って半円状に延びる湾曲部95と、該湾曲部95の先端からチルト操作軸63の径方向の外方に向けて立設する脚部97と、該脚部97の先端からチルト操作軸63の軸方向に沿って互いに離反するように延びる保持端部69と、から正面視がハット状に一体に形成されている。

0021

次に、チルト操作軸63を回転させて、スプリング65の保持端部69が車幅方向に弾性変形する動きを説明する。

0022

[ロック状態]
図3,5,6に示すように、ロック状態では、スプリング65の保持端部69の先端がチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト孔75に挿入されている。これによって、ステアリングコラム10の上下位置が所定のチルト孔75の高さに保持(ロック)される。このとき、スプリング65の脚部97が凸部81の傾斜部87における一方の端部89に近接して対向配置されている。

0023

[アンロック状態]
次に、図3および図6の矢印に沿ってチルト操作軸63を回転させると、前記スプリング65の脚部97が凸部81の傾斜部87に押し当てられて左右の脚部97同士が近接するように弾性変形し、スプリング65の保持端部69がチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト孔75から抜け出る。そして、スプリング65の保持端部69は、側壁53,55のスプリング用挿通孔71に保持される。つまり、スプリング65の脚部97の当たる部位が、図4に示す凸部81の傾斜部87における一方の端部89から他方の端部91まで徐々に変化する。チルト操作軸63を回転させると、左右一対の凸部81の傾斜部87同士の間隔が徐々に狭まるため、スプリング65の脚部97同士の距離も小さくなる。スプリング65の保持端部69がチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト孔75から抜け出ると、チルト操作軸63がチルト長孔73内を上下に自由に移動可能になるアンロック状態となる。このアンロック状態では、ステアリングコラムの上下位置が移動可能になっている。また、アンロック状態では、スプリング65はチルト操作軸63の外周面と側壁53,55のスプリング用挿通孔71とに保持される。

0024

なお、スプリング65の保持端部69がチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト孔75から抜け出たのち、ステアリングコラム10が上下方向に僅かに移動し、壁面部57,59における複数のチルト孔75同士の間(壁面部57,59の内側面)に保持端部69の先端が当接すると、スプリング65が縮んでステアリングコラム10が上下方向にスライド可能なロック状態となる。このロック状態でステアリングコラム10に上下方向に力が加わると、保持端部69がチルト孔75に挿入される。

0025

以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)本実施形態によるステアリングコラム装置は、ステアリングコラム10の下部から下方に延びると共に、チルト操作軸63が保持可能なチルト操作軸用保持孔67とスプリング65の保持端部69が挿通可能なスプリング用挿通孔71とが形成された左右一対の側壁53,55と、チルト操作軸63が挿入可能で上下方向に延びるチルト長孔73と前記スプリング65の保持端部69が保持可能で上下方向に間隔をおいて複数形成されたチルト孔75とを有する壁面部57,59が前記ステアリングコラムの側壁53,55の車幅方向の外側に配置されたチルトブラケット61と、ステアリングコラムの側壁53,55のチルト操作軸用保持孔67とチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト長孔73とを貫通して車幅方向に延在するチルト操作軸63と、チルト操作軸63の外周面に巻回されて保持されると共に、左右両端部が前記ステアリングコラムの側壁53,55のスプリング用挿通孔71とチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト孔75とに挿入可能で正面視がハット状に形成された弾性変形可能なスプリング65と、を備えている。

0026

チルト操作軸63におけるステアリングコラムの側壁53,55同士の間の部分の外周面には、径方向の外側に突出する凸部81が左右一対に対向配置されている。これらの一対の凸部81のそれぞれについて、互いに対向する側面は、チルト操作軸63の周方向に沿っていくに従って相互に近接するように平面視がハの字状の傾斜部87に形成されている。チルト操作軸63が回転すると、スプリング65の脚部97(一部)が凸部81の傾斜部87に当たって弾性変形し、スプリング65の保持端部69がチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト孔75から抜け出るように構成されている。

0027

このように、チルト機構部51は、スプリング65および凸部81で主に構成されるため、従来のように、複数枚の摩擦板を配設する必要がない。従って、部品点数が少なく、組付作業性が高いステアリングコラム装置を得ることができる。また、アンロック状態では、スプリング65はチルト操作軸63の外周面と側壁53,55のスプリング用挿通孔71とに保持されているため、アンロック状態でも確実にスプリング65を保持することができる。さらに、スプリング65の保持端部69が複数のチルト孔75同士の間(壁面部57,59の内側面)に当接するロック状態でも、ステアリングコラム10の上下方向に力が加わると保持端部69がチルト孔75に挿入されるため、チルト方向の移動を確実に保持することができる。
(2)チルト操作軸63は、車幅方向に延びる円柱体であり、スプリング65は、チルト操作軸63の軸方向に延びる基部93と、基部93の左右両端からチルト操作軸63の周方向に沿って延びる湾曲部95と、湾曲部95の先端からチルト操作軸63の径方向の外方に向けて立設する脚部97と、脚部97の先端からチルト操作軸63の軸方向に沿って互いに離反するように延びる保持端部69と、から正面視がハット状に一体に形成されている。チルト操作軸63が回転すると、スプリング65の脚部97が凸部81の傾斜部87に当たって脚部97同士が近接するように弾性変形し、スプリング65の保持端部69がチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト孔75から抜け出るように構成している。

0028

このように、スプリング65の脚部97が凸部81の傾斜部87に当たって脚部97同士が近接するため、確実にスプリング65の保持端部69がチルトブラケット61の壁面部57,59のチルト孔75から抜け出るように構成することができる。

0029

なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、種々の変更等が可能である。

0030

1ステアリングコラム装置
ステアリングコラム
53,55側壁
57,59 壁面部
61チルトブラケット
63チルト操作軸
65スプリング
67 チルト操作軸用保持孔
69保持端部
71 スプリング用挿通孔
73チルト長孔
75チルト孔
81 凸部
93 基部
95湾曲部
97 脚部(一部)

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