図面 (/)

技術 設定装置、これを含む複合装置、設定方法並びに設定用プログラム

出願人 シャープ株式会社
発明者 八島大樹
出願日 2016年3月23日 (4年0ヶ月経過) 出願番号 2016-058939
公開日 2017年9月28日 (2年6ヶ月経過) 公開番号 2017-170744
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 電子写真における制御・管理・保安 ファクシミリ一般
主要キーワード 大容量タイプ 時間的前後関係 システム設定データ カスタマイズ済み 利用者インターフェース システム設定値 マスクROM 設定用プログラム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (17)

課題

利用者が設定に特化した操作をしなくても対象装置に設定をすることを可能とする設定装置を提供する。

解決手段

利用者がICカードによりログインした時に、これに格納されている設定情報が対象装置に格納されている設定情報よりも後のものであれば、ICカードに格納されている設定情報により、そうでなければ、対象装置に格納されている設定情報により、対象装置に設定をする初期設定部と、利用者による操作又は対象装置の動作に従って設定情報を更新する設定情報更新部と、設定情報が更新された時に、対象装置に更新後の設定情報を書き込むと共に、対象装置にICカードにアクセス可能であれば、ICカードに更新後の設定情報を書き込む設定情報書込部を備える。

概要

背景

画像を紙などに形成したり、紙などから画像を読み取ったり、画像を複写したり、画像を記憶装置などに格納したり、外部装置との間で画像を送受信するための機能を有する複合機(Multi-Function Printer)が昨今ある。利用者による、これらの機能の利用やこれらの機能の設定は、複合機に備わるユーザインターフェースを介して行われる。

図1は、利用者が従来例による複合機を利用する手順を示すものである。

利用者Pが、対象装置としての複合機のICカード載置部にICカードを載置したならば(ステップS901)、ログイン部は、利用者Pをログインさせる(ステップS902)。

次に、利用者Pによる機能設定のための操作により対象装置に設定xがなされる(ステップS903)。設定xは、設定情報更新を必要とする設定であるので、記憶部の設定情報は、設定情報xに更新される(ステップS904)。

次に、利用者Pによる機能利用のための操作があるが(ステップS905)、特に設定の変更を必要とするものではない。

次に、利用者は、対象装置からログアウトし(ステップS906)、ICカードをICカード載置部から取り除く(ステップS907)。

次に、他の利用者が対象装置を利用するが、このときに他の利用者は設定を変更する(ステップS908)。

次に、利用者Pが、対象装置(例えば、複合機)のICカード載置部にICカードを再度載置したならば(ステップS909)、ログイン部は、利用者Pをログインさせる(ステップS910)。

次に、記憶部に格納されている設定情報xに基づいて対象装置に設定xがなされる(ステップS912)。つまり、利用者Pのために設定xが復帰する。

概要

利用者が設定に特化した操作をしなくても対象装置に設定をすることを可能とする設定装置を提供する。利用者がICカードによりログインした時に、これに格納されている設定情報が対象装置に格納されている設定情報よりも後のものであれば、ICカードに格納されている設定情報により、そうでなければ、対象装置に格納されている設定情報により、対象装置に設定をする初期設定部と、利用者による操作又は対象装置の動作に従って設定情報を更新する設定情報更新部と、設定情報が更新された時に、対象装置に更新後の設定情報を書き込むと共に、対象装置にICカードにアクセス可能であれば、ICカードに更新後の設定情報を書き込む設定情報書込部を備える。

目的

特許文献1には、利用者が携帯する携帯通信端末の設定を取得し、その設定に基づいてその利用者に好適なユーザインターフェースに自機の設定を変更し得ることを目的とした

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

対象装置に対して利用者に対応した設定をする設定装置であって、前記利用者に対応した携帯型記憶手段が前記利用者の前記対象装置へのログインのために新たに読出書込手段からアクセス可能とされた時に、前記携帯型記憶手段から読み出した前記利用者に対応した設定情報補助記憶手段に格納されている前記利用者に対応した設定情報のうち、後に書き込まれた前記設定情報又は同時に書き込まれた何れかの前記設定情報に従って前記対象装置に対して前記利用者に対応した設定をする初期設定手段と、前記設定情報を、前記利用者によるユーザインターフェースに対する操作、前記対象装置の動作の何れかに少なくとも従って更新する設定情報更新手段と、前記利用者の前記対象装置への前記ログインと前記利用者の前記対象装置からのログアウトの間に、前記設定情報が更新された時に、前記対象装置に携帯型記憶手段がアクセス可能である場合には、前記携帯型記憶手段及び前記補助記憶手段の双方に更新後の設定情報を書き込み、そうでない場合には、前記補助記憶手段に前記更新後の設定情報を書き込む設定情報書込手段と、を備えることを特徴とする設定装置。

請求項2

請求項1に記載の設定装置であって、前記利用者に対応した前記携帯型記憶手段が前記利用者の前記対象装置へのログインのために新たに前記読出/書込手段からアクセス可能とされてから前記初期設定手段による前記設定情報に基づいた設定が終了した時に、前記携帯型記憶手段に設けられたフラグをリセットし、前記利用者が前記対象装置からログアウトする時に前記利用者に対応した前記携帯型記憶手段が前記読出/書込手段からアクセス可能である場合には、前記フラグをセットするフラグ操作手段と、前記利用者に対応した前記携帯型記憶手段が前記利用者の前記対象装置へのログインのために新たに読出/書込手段からアクセス可能とされた時に、前記携帯型記憶手段に設けられた前記フラグがリセットされている場合には、前記携帯型記憶手段に格納されている前記設定情報よりも、前記補助記憶手段に格納されている前記設定情報が後に書き込まれたと判定し、前記携帯型記憶手段に設けられた前記フラグがセットされている場合には、前記携帯型記憶手段に格納されている前記設定情報が、前記補助記憶手段に格納されている前記設定情報と同時に書き込まれたと判定するフラグ判定手段と、を更に備えることを特徴とする設定装置。

請求項3

請求項2に記載の設定装置であって、前記携帯型記憶手段に格納されている前記設定情報よりも、前記補助記憶手段に格納されている前記設定情報が後に書き込まれたと判定された場合、前記補助記憶手段に格納されている前記設定情報により前記携帯型記憶手段に格納されている前記設定情報を置き換える設定情報置換手段を更に備えることを特徴とする設定装置。

請求項4

請求項1に記載の設定装置であって、前記設定情報書込手段が前記設定情報を書込先である前記携帯型記憶手段及び前記補助記憶手段又は前記補助記憶手段に書込むのと同時に、該書込みの日時を示す日時情報も書込先に書込む日時情報書込手段と、前記利用者に対応した前記携帯型記憶手段が前記利用者の前記対象装置へのログインのために新たに前記読出/書込手段からアクセス可能とされた時に、前記携帯型記憶手段に前記設定情報と共に読み出した前記日時情報により示される日時と、前記補助記憶手段に前記設定情報と共に格納されている前記日時情報により示される日時とに基づいて、双方の前記設定情報の書込みの時間的前後関係を判定する日時比較手段を更に備えることを特徴とする設定装置。

請求項5

請求項4に記載の設定装置であって、前記携帯型記憶手段に格納されている前記設定情報よりも、前記補助記憶手段に格納されている前記設定情報が後に書込まれた判定された場合、前記補助記憶手段に格納されている前記設定情報及び日時情報により前記携帯型記憶手段に格納されている前記設定情報及び日時情報を置き換える設定情報/日時情報置換手段を更に備えることを特徴とする設定装置。

請求項6

請求項4に記載の設定装置であって、前記携帯型記憶手段に格納されている前記設定情報よりも、前記補助記憶手段に格納されている前記設定情報が前に書込まれた判定された場合、前記携帯型記憶手段に格納されている前記設定情報及び日時情報により前記補助記憶手段に格納されている前記設定情報及び日時情報を置き換える設定情報/日時情報置換手段を更に備えることを特徴とする設定装置。

請求項7

請求項1乃至6の何れか1項に記載の設定装置であって、前記利用者の前記対象装置からの前記ログアウトは、前記対象装置に対して所定の操作が行われた時になされることを特徴とする設定装置。

請求項8

請求項1乃至7の何れか1項に記載の設定装置であって、前記初期設定手段により初期化された前記設定を更新する設定更新手段を更に備えることを特徴とする設定装置。

請求項9

請求項1乃至8の何れか1項に記載の設定装置を備えることを特徴とする複合装置

請求項10

対象装置に対して利用者に対応した設定をする設定方法であって、前記利用者に対応した携帯型記憶手段が前記利用者の前記対象装置へのログインのために新たに読出/書込手段からアクセス可能とされた時に、前記携帯型記憶手段から読み出した前記利用者に対応した設定情報と補助記憶手段に格納されている前記利用者に対応した設定情報のうち、後に書き込まれた前記設定情報又は同時に書き込まれた何れかの前記設定情報に従って前記対象装置に対して前記利用者に対応した設定をする初期設定ステップと、前記設定情報を、前記利用者によるユーザインターフェースに対する操作、前記対象装置の動作の何れかに少なくとも従って更新する設定情報更新手段と、前記利用者の前記対象装置への前記ログインと前記利用者の前記対象装置からのログアウトの間に、前記設定情報が更新された時に、前記対象装置に携帯型記憶手段がアクセス可能である場合には、前記携帯型記憶手段及び前記補助記憶手段の双方に更新後の設定情報を書き込み、そうでない場合には、前記補助記憶手段に前記更新後の設定情報を書き込む設定情報書込ステップと、を有することを特徴とする設定方法。

請求項11

コンピュータを請求項1乃至8の何れか1項に記載の設定装置として機能させるための設定用プログラム

技術分野

0001

本発明は、対象装置に設定をするための設定装置、これを含む複合装置設定方法並びに設定用プログラムに関する。

背景技術

0002

画像を紙などに形成したり、紙などから画像を読み取ったり、画像を複写したり、画像を記憶装置などに格納したり、外部装置との間で画像を送受信するための機能を有する複合機(Multi-Function Printer)が昨今ある。利用者による、これらの機能の利用やこれらの機能の設定は、複合機に備わるユーザインターフェースを介して行われる。

0003

図1は、利用者が従来例による複合機を利用する手順を示すものである。

0004

利用者Pが、対象装置としての複合機のICカード載置部にICカードを載置したならば(ステップS901)、ログイン部は、利用者Pをログインさせる(ステップS902)。

0005

次に、利用者Pによる機能設定のための操作により対象装置に設定xがなされる(ステップS903)。設定xは、設定情報更新を必要とする設定であるので、記憶部の設定情報は、設定情報xに更新される(ステップS904)。

0006

次に、利用者Pによる機能利用のための操作があるが(ステップS905)、特に設定の変更を必要とするものではない。

0007

次に、利用者は、対象装置からログアウトし(ステップS906)、ICカードをICカード載置部から取り除く(ステップS907)。

0008

次に、他の利用者が対象装置を利用するが、このときに他の利用者は設定を変更する(ステップS908)。

0009

次に、利用者Pが、対象装置(例えば、複合機)のICカード載置部にICカードを再度載置したならば(ステップS909)、ログイン部は、利用者Pをログインさせる(ステップS910)。

0010

次に、記憶部に格納されている設定情報xに基づいて対象装置に設定xがなされる(ステップS912)。つまり、利用者Pのために設定xが復帰する。

先行技術

0011

特開2015−079432号公報
特開2015−007857号公報

発明が解決しようとする課題

0012

しかし、図1を参照して説明した従来の対象装置では、設定は、利用者による操作によりなされるものである。

0013

このような対象装置の場合、利用者は、設定のために手を煩わせなければならない。設定の内容によっては、これは、非常に煩雑である。また、利用者によっては、目的の設定をすることが困難となる場合がある。更に、利用者が知っている設定よりも優れている設定があっても、利用者はそのような設定をすることは困難である。

0014

特許文献1には、利用者が携帯する携帯通信端末の設定を取得し、その設定に基づいてその利用者に好適なユーザインターフェースに自機の設定を変更し得ることを目的とした画像形成装置であって、ユーザインターフェースに関連する情報を表示する表示部と、ユーザインターフェースに関連する設定を記憶するUI設定記憶部と、近接場型の無線通信により携帯通信端末と通信することにより通信可能範囲内への前記携帯通信端末の近接を認識する近接通信部と、近接通信部を介して携帯通信端末のユーザインターフェースに関連する設定を受信する外部設定取得部と、携帯通信端末から取得された設定に基づいてUI設定記憶部に記憶された設定を変更するUI設定変更部とを備えることを特徴とする画像形成装置が開示されているが、上記の課題を解決していない。

0015

特許文献2には、利用者による画像形成装置の占有を抑制することを可能とすることを目的とした画像形成システムであって、画像形成装置と、携帯型設定装置とを備えたものが開示されている。画像形成装置及び携帯型設定装置のそれぞれは、近距離無線通信用通信インターフェースを備えている。利用者は、携帯型設定装置にジョブの設定情報を入力する。ジョブを実行させる場合には、利用者が画像形成装置へ移動して、携帯型設定装置を画像形成装置にかざす。これにより画像形成装置と携帯型設定装置との間で近接無線通信の接続が確立され、携帯型設定装置から画像形成装置に設定情報が送信され、画像形成装置においてジョブが開始される。しかし、このシステムでも、上記の課題を解決していない。

0016

そこで本発明は、利用者が設定に特化した操作をしなくても対象装置に設定をすることを可能とする設定装置、設定方法及び設定用プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0017

本発明によれば、対象装置に対して利用者に対応した設定をする設定装置であって、
前記利用者に対応した携帯型記憶手段が前記利用者の前記対象装置へのログインのために新たに読出書込手段からアクセス可能とされた時に、前記携帯型記憶手段から読み出した前記利用者に対応した設定情報と補助記憶手段に格納されている前記利用者に対応した設定情報のうち、後に書き込まれた前記設定情報又は同時に書き込まれた何れかの前記設定情報に従って前記対象装置に対して前記利用者に対応した設定をする初期設定手段と、
前記設定情報を、前記利用者によるユーザインターフェースに対する操作、前記対象装置の動作の何れかに少なくとも従って更新する設定情報更新手段と、
前記利用者の前記対象装置への前記ログインと前記利用者の前記対象装置からのログアウトの間に、前記設定情報が更新された時に、前記対象装置に携帯型記憶手段がアクセス可能である場合には、前記携帯型記憶手段及び前記補助記憶手段の双方に更新後の設定情報を書き込み、そうでない場合には、前記補助記憶手段に前記更新後の設定情報を書き込む設定情報書込手段と、
を備えることを特徴とする設定装置が提供される。

0018

また、本発明によれば、対象装置に対して利用者に対応した設定をする設定方法であって、
前記利用者に対応した携帯型記憶手段が前記利用者の前記対象装置へのログインのために新たに読出/書込手段からアクセス可能とされた時に、前記携帯型記憶手段から読み出した前記利用者に対応した設定情報と補助記憶手段に格納されている前記利用者に対応した設定情報のうち、後に書き込まれた前記設定情報又は同時に書き込まれた何れかの前記設定情報に従って前記対象装置に対して前記利用者に対応した設定をする初期設定ステップと、
前記設定情報を、前記利用者によるユーザインターフェースに対する操作、前記対象装置の動作の何れかに少なくとも従って更新する設定情報更新手段と、
前記利用者の前記対象装置への前記ログインと前記利用者の前記対象装置からのログアウトの間に、前記設定情報が更新された時に、前記対象装置に携帯型記憶手段がアクセス可能である場合には、前記携帯型記憶手段及び前記補助記憶手段の双方に更新後の設定情報を書き込み、そうでない場合には、前記補助記憶手段に前記更新後の設定情報を書き込む設定情報書込ステップと、
を有することを特徴とする設定方法が提供され。

0019

更に、本発明によれば、コンピュータを上記の設定装置として機能させるための設定用プログラムが提供される。

発明の効果

0020

本発明によれば、利用者が設定に特化した操作をしなくても対象装置に設定をすることが可能となる。

図面の簡単な説明

0021

従来例による複合機の使用例を示すシーケンス図である。
本発明の第1の実施の形態による設定装置の機能ブロック図である。
本発明の実施の形態による設定の機能の有効/無効を切り替えるための画面を示す図である。
本発明の第1の実施の形態による設定装置の動作を説明するためのフローチャートである。
(a)は、本発明の実施の形態における設定前の対象装置のインターフェースの画面を示す図であり、(b)は、本発明の実施の形態における設定後の対象装置のインターフェースの画面を示す図である。
本発明の第2の実施の形態による設定装置の機能ブロック図である。
本発明の第2の実施の形態による設定装置の動作を説明するためのフローチャートである。
本発明の第3の実施の形態による設定装置の機能ブロック図である。
本発明の第4の実施の形態による設定装置の機能ブロック図である。
本発明の第5の実施の形態による複合機の断面を示す模式図である。
本発明の第5の実施の形態による複合機に含まれる複合機機能部の機能ブロック図である。
本発明の第1の実施の形態の具体的な動作例1を示すためのシーケンス図である。
本発明の第1の実施の形態の具体的な動作例2を示すためのシーケンス図である。
本発明の第1の実施の形態の具体的な動作例3を示すためのシーケンス図である。
本発明の第2の実施の形態の具体的な動作例1を示すためのシーケンス図である。
本発明の第2の実施の形態の具体的な動作例2を示すためのシーケンス図である。

0022

以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。

0023

本発明の実施の形態では、ICカード等を利用してログインしている利用者の対象装置(例えば、複合機)に対する操作の内容や実施したオペレーションの傾向によって、おすすめのシステム設定(ユーザインターフェース/システム設定値ジョブ設定等)をICカードのユーザ領域に「自動」で書き込みを行う。そして次回以降に同じICカードでログインした際にユーザ領域のシステム設定データを「自動」で読み込み、システム設定に即座に反映する。また2回目のログイン以降も適宜おすすめシステム設定の新規書き込み・修正書き込みを実施する。

0024

[第1の実施の形態]
図2は、本発明の第1の実施の形態による設定装置などを示す機能ブロック図である。

0025

図2を参照すると、この設定装置101は、対象装置103の設定105を、対象装置103に内蔵され又は接続された記憶部107及び対象装置103に対して取り外し可能に接続されるICカード109を利用してするものである。また、この設定105は、利用者毎のものである。設定をするために必要な設定情報107は、記憶部107及び各利用者が利用するICカード109に格納される。本実施の形態においては、対象装置103としては、複合機(MFP)を想定している。また、設定装置101は、対象装置103に、その一部として組み込まれていてもよい。

0026

ここで、ICカードとしては、例えば、NFC(Near Field Communication/近距離無線通信)を利用したものを用いる。ISO 14443 Type A(Mifareなど)やISO18092 FeliCa等の非接触ICチップカードは、シリアルナンバーなど利用者が書き換えることのできないデータ領域のほかに、利用者が自由に読み書きできるデータ領域(ユーザ領域やユーザエリア等という。)が存在する。ユーザ領域のサイズはICカードの種類・グレードにより異なるが基本的に数十バイト〜数千バイト程度確保されているものが多い。

0027

例えばMifareと呼ばれるICカードの種類をみてみるとユーザ領域が3,000バイト以上確保されているタイプのもの(基本的にこのような大容量タイプ社員証など使い捨て用途ではない目的に使用される)、一方でユーザ領域が48バイトしか確保されていないタイプのもの(このようなものは使い捨ての各種チケット切符等に利用されることが多い)等が存在する。

0028

設定装置101は、ICカード載置部111、ICカードリーダライタ113、ログイン部115、利用者インターフェース117、ログアウト部119、初期設定部121、設定情報更新部123、設定情報書込部127、設定情報読込部129、フラグ判定部131、設定情報置換部133、フラグ操作部135、有効/無効部137及び制御部151を含む。但し、ICカード載置部111、ICカードリーダ/ライタ113及び利用者インターフェース117は、対象装置103に含まれるものであってもよい。

0029

ICカード載置部111は、ICカード109が載置される部分である。載置されることにより、ICカード109は、ICカードリーダ/ライタ113からアクセスすることが可能になる。

0030

ICカードリーダ/ライタ113は、ICカード載置部111に載置されたICカード109に対して、データを読み書きする。

0031

ログイン部115は、ICカード109が新たにICカード載置部111に載置され、ICカードリーダ/ライタ113が、ICカード109のデータを読み込んだときに、そのデータに含まれている利用者識別情報に基づいて、その利用者をログインさせる。

0032

利用者インターフェース117は、利用者による操作を受け付けたり、利用者に対して、画像などを出力する。利用者インターフェース117は、例えば、タッチセンサ付の液晶表示装置を含む。

0033

ログアウト部119は、利用者がログアウトのための操作を利用者インターフェース119に対してなしたときに、その利用者をログアウトさせる。

0034

初期設定部121は、利用者に対応したICカード109が利用者の対象装置103へのログインのために新たにICカードリーダ/ライタ113からアクセス可能とされた時に、ICカード109に格納されている利用者に対応した設定情報と記憶部107に格納されている利用者に対応した設定情報のうち、後に書き込まれた設定情報又は同時に書き込まれた何れかの設定情報に従って対象装置103に対して利用者に対応した設定105をする。

0035

設定情報更新部123は、対象装置103におけるユーザインターフェース117(特に画面の表示様式(動的な様式を含む。))の設定、システム設定及びジョブ設定のうちの少なくとも一部を設定するための設定情報を、利用者によるユーザインターフェース117に対する操作、対象装置103の動作等に従って更新する。

0036

例えば、設定情報更新部123は、ある利用者が、対象装置103に含まれる画像読取装置をもっぱら利用して、対象装置103に含まれる画像形成装置をめったに利用しないと、利用者が複数回ログインするうちのあるログイン状態におけるある時点で判断したならば、次回以降のログイン時には画像形成装置のウォーミングアップを行わないようにするために設定情報を更新する。これは、省電力のシステム設定をするための設定情報である。このように次回以降のログイン時にはウォーミングアップを行わないべきであるとの判断は、例えば、利用者が、対象装置103にログインしていて画像読取が繰り返されている最中に、画像読取の累積回数と、画像複写の累積回数とから求まる所定の評価値が所定の条件を満たした時点で行う。

0037

また、例えば、設定情報更新部123は、ある利用者が、対象装置103を用いて、殆どの場合において特定の設定(例えば、特定の用紙サイズ、特定の濃度、ホチキス綴じの利用等)で複写をすると、利用者が複数回ログインするうちのあるログイン状態におけるある時点で判断したならば、次回以降のログイン時には複写についてはおける設定をその特定の設定に初期化するために設定情報を更新する。これは、ユーザにおける操作負担の低減のためのジョブ設定をするための設定情報である。このように次回以降のログイン時には複写における設定をその特定の設定に初期化するべきであるとの判断は、例えば、利用者が、対象装置103にログインしていてその設定での複写が繰り返されている最中に、その設定での複写の累積回数から求まる所定の評価値が所定の条件を満たした時点で行う。

0038

更に、例えば、設定情報更新部123は、ある利用者が、ログインしている最中に、ユーザインターフェース117を介して、左利き用の画面表示を選択したならば、その瞬間に表示を左利き用のもの(例えば、コピーボタンを左側に配置した表示)に切り替えるのみならず、その利用者は左利きであると判断し、次回以降のログイン時には、最初から左利き用の画面を表示するために設定情報を更新する。これは、ユーザインターフェースの設定をするための設定情報である。

0039

設定情報書込部127は、利用者の対象装置103へのログインと利用者の対象装置103からのログアウトの間に、設定情報107が更新された時に、ICカード109がICカード載置部111に載置され、ICカードリーダ/ライタ113からアクセス可能な状態にある場合には、ICカード109及び記憶部107の双方にその設定情報107を書き込み、そうでない場合には、記憶部107にその設定情報を書き込む。

0040

設定情報読込部129は、利用者に対応したICカード109が利用者の対象装置103へのログインのために新たにICカードリーダ/ライタ113からアクセス可能とされた時にICカードリーダ/ライタ113によりICカード109から読み込まれたその利用者に対応した設定情報と、記憶部107に格納されているその利用者に対応した設定情報とを読み込む。

0041

フラグ判定部131は、利用者に対応したICカード109が利用者の対象装置103へのログインのために新たにリーダ/ライタ113からアクセス可能とされた時にICカードリーダ/ライタ113によりICカード109から読み込まれた正常終了フラグがリセットされている場合には、ICカード109に格納されている設定情報が、記憶部107に格納されている設定情報よりも時間的に前に書き込まれたと判定し、セットされている場合には、ICカード109に格納されている設定情報が、記憶部107に格納されている設定情報と同時に書き込まれたと判定する。

0042

ここで、正常終了フラグとは、利用者がログアウトする時に、ICカード109が載置部111に置かれていて、ICカードリーダ/ライタ113によりアクセスできる状態にあるか否かを示すものである。

0043

設定情報置換部133は、ICカード109に格納されている設定情報が、記憶部107に格納されている設定情報よりも早く書き込まれたとフラグ判定部131により判定された場合(つまり、ICカード109に格納されている設定情報が、記憶部107に格納されている設定情報よりも古いものであると判断された場合)、記憶部107に格納されている設定情報によりICカード109に格納されている設定情報を置き換える。

0044

フラグ操作部135は、利用者に対応したICカード109が利用者の対象装置103へのログインのために新たにリーダ/ライタ113からアクセス可能とされてから初期設定部121による設定が終了した時に、ICカード109に設けられた正常終了フラグをリセットする。また、フラグ操作部135は、利用者が前記対象装置103からログアウトする時に前用者に対応したICカード109がICカードリーダ/ライタ113からアクセス可能である場合には、正常終了フラグをセットする。

0045

有効/無効部137は、設定装置101による対象装置103に対する設定の機能をユーザインターフェース117の図3に示すような画面からの入力などにより有効又は無効にし、その状態をフラグにより保持する。また、設定の機能が有効である場合、設定装置101によるICカード109に対する書込みの機能をユーザインターフェース117からの入力などにより有効又は無効にし、その状態をフラグにより保持する。

0046

制御部151は、設定装置101の全体の動作を制御する。

0047

次に、図4を参照して、本実施の形態による設定装置101により行われる設定方法の説明をする。

0048

まず、利用者がICカード109をICカード載置部111に置く(ステップS301)。

0049

次に、ICカードリーダ/ライタ113がICカード109を読み込む(ステップS303)。

0050

次に、ログイン部115は、利用者をログインさせる(ステップS305)。

0051

次に、制御部151は、有効/無効部137を参照して、設定機能が有効か否かを判断する(ステップS307)。

0052

無効であれば(ステップS307でNO)、処理を終了する。

0053

有効であれば(ステップS307でYES)、フラグ判定部131は、ICカード内の正常終了フラグがセットされているのかリセットされているのかを判断する(ステップS309)。

0054

セットされているとステップS309で判断されたのであれば、設定情報読込部129は、ICカード109に格納されている設定情報を読込み(ステップS311)、初期設定部121は、ICカード109から読み出された設定情報に基づいて種々の設定105をする(ステップS313)。

0055

リセットされているとステップS309で判断されたのであれば、設定情報読込部129は、記憶部107に格納されている設定情報を読込み(ステップS315)、初期設定部121は、記憶部107から読み出された設定情報に基づいて種々の設定105をする(ステップS317)。そして、設定情報置換部133は、ステップS315で記憶部107から読み出された設定情報によりICカード109に記憶されている設定情報をICカードリーダ/ライタ113を介して置き換える(ステップS319)。

0056

ステップS313又はステップS317で設定105がされたならば、ユーザインターフェース117の画面は、図5(a)に示すものから図5(b)に示すものに変化する。

0057

ステップS313又はステップS319の次に、制御部151は、有効/無効部137を参照して、設定情報のICカード109に対する書込みが有効であるか否かを判断する(ステップS321)。

0058

ステップS321で無効であると判断されたならば、処理を終了する。

0059

ステップS321で有効であると判断されたならば、フラグ操作部135は、ICカードリーダ/ライタ113を介して、ICカード109内の正常フラグをリセットする(ステップS323)。

0060

次に、インターフェース117が利用者による操作を受け付けたならば(ステップS325でYES)、その操作がログアウトのための操作であるか否かを判断する(ステップS327)。受け付けなければ(ステップS325でNO)、ステップS329に進む。ログアウトのための操作でない場合にも(ステップS327でNO)、ステップS329に進む。

0061

ステップS329では、設定情報更新部123により設定情報107が更新されたか否かを判断する。

0062

更新されていないならば(ステップS329でNO)、ステップS325に戻り、次回の操作を待つ。

0063

更新されていれば(ステップS329でYES)、設定情報書込部127は、更新後の設定情報107を記憶部107に書込み(ステップS331)、更に、ICカード109がICカード載置部111に置かれて、ICカードリーダ/ライタ113によりアクセス可能な状態にあるならば(ステップS333でYES)、更新後の設定情報107をICカード109に書込んだ後に(ステップS335)、ステップS325に戻り、次回の操作を待つ。

0064

利用者による操作がログアウトのための操作であることが判断された場合には(ステップS327でYES)、ICカード109がICカード載置部111に置かれて、ICカードリーダ/ライタ113によりアクセス可能な状態にあるならば(ステップS337でYES)、フラグ操作部135は、ICカードリーダ/ライタ113を介して、ICカード109内の正常フラグをセットする(ステップS339)。

0065

[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態による設定装置などを示す機能ブロック図である。

0066

図2を参照すると、この設定装置101は、対象装置103の設定105を、記憶部107及びICカード109を利用してするものである。また、この設定105は、利用者毎のものである。設定をするために必要な設定情報107及びそれらへの設定情報の書込みの日時を表す日時情報は、記憶部107及び各利用者が利用するICカード109に格納される。本実施の形態においては、対象装置103としては、複合機(MFP)を想定している。また、設定装置101は、対象装置103に、その一部として組み込まれていてもよい。

0067

設定装置101は、ICカード載置部111、ICカードリーダ/ライタ113、ログイン部115、利用者インターフェース117、ログアウト部119、初期設定部121、設定情報更新部123、設定情報/日時情報書込部127B、設定情報読込部129、設定情報/日時情報置換部133B、有効/無効部137、日時比較部141及び制御部151を含む。但し、ICカード載置部111、ICカードリーダ/ライタ113及び利用者インターフェース117は、対象装置103に含まれるものであってもよい。

0068

ICカード載置部111は、ICカード109が載置される部分である。載置されることにより、ICカード109は、ICカードリーダ/ライタ113からアクセスすることが可能になる。

0069

ICカードリーダ/ライタ113は、ICカード載置部111に載置されたICカード109に対して、データを読み書きする。

0070

ログイン部115は、ICカード109が新たにICカード載置部111に載置され、ICカードリーダ/ライタ113が、ICカード109のデータを読み込んだときに、そのデータに含まれている利用者識別情報に基づいて、その利用者をログインさせる。

0071

利用者インターフェース117は、利用者による操作を受け付けたり、利用者に対して、画像などを出力する。利用者インターフェース117は、例えば、タッチセンサ付の液晶表示装置を含む。

0072

ログアウト部119は、利用者がログアウトのための操作を利用者インターフェース119に対してしたときに、その利用者をログアウトさせる。

0073

初期設定部121は、利用者に対応したICカード109が利用者の対象装置103へのログインのために新たにICカードリーダ/ライタ113からアクセス可能とされた時に、ICカード109に格納されている利用者に対応した設定情報と記憶部107に格納されている利用者に対応した設定情報のうち、後に書き込まれた設定情報又は同時に書き込まれた何れかの設定情報に従って対象装置103に対して利用者に対応した設定105をする
設定情報更新部123は、対象装置103におけるユーザインターフェース117(特に画面の表示様式(動的な様式を含む。))、システム設定及びジョブ設定のうちの少なくとも一部を設定するための設定情報を、利用者によるユーザインターフェース117に対する操作、対象装置103の動作等に従って更新する。

0074

例えば、設定情報更新部123は、ある利用者が、対象装置103に含まれる画像読取装置をもっぱら利用して、対象装置103に含まれる画像形成装置をめったに利用しないと、利用者が複数回ログインするうちのあるログイン状態におけるある時点で判断したならば、次回以降のログイン時には画像形成装置のウォーミングアップを行わないようにするために設定情報を更新する。これは、省電力のためである。このように次回以降のログイン時にはウォーミングアップを行わないべきであるとの判断は、例えば、利用者が、対象装置103にログインしていて画像読取が繰り返されている最中に、画像読取の累積回数と、画像複写の累積回数とから求まる所定の評価値が所定の条件を満たした時点で行う。

0075

また、例えば、設定情報更新部123は、ある利用者が、対象装置103を用いて、殆どの場合において特定の設定で複写をすると、利用者が複数回ログインするうちのあるログイン状態におけるある時点で判断したならば、次回以降のログイン時には複写における設定をその特定の設定に初期化するために設定情報を更新する。これは、ユーザにおける操作負担の低減のためである。このように次回以降のログイン時には複写における設定をその特定の設定に初期化するべきであるとの判断は、例えば、利用者が、対象装置103にログインしていてその設定での複写が繰り返されている最中に、その設定での複写の累積回数から求まる所定の評価値が所定の条件を満たした時点で行う。

0076

更に、例えば、設定情報更新部123は、ある利用者が、ログインしている最中に、ユーザインターフェース117を介して、左利き用の画面表示を選択したならば、その瞬間に表示を左利き用のものに切り替えるのみならず、その利用者は左利きであると判断し、次回以降のログイン時には、最初から左利き用の画面を表示するために設定情報を更新する。

0077

設定情報/日時情報書込部127Bは、利用者の対象装置103に対するログインと利用者の対象装置103からのログアウトの間に、設定情報107が更新された時に、ICカード109がICカード載置部111に載置され、ICカードリーダ/ライタ113からアクセス可能な状態にある場合には、ICカード109及び記憶部107の双方にその設定情報107及び日時情報(タイムスタンプ)を書き込み、そうでない場合には、記憶部107にその設定情報及び日時情報(タイムスタンプ)を書き込む。設定情報/日時情報書込部127Bは、設定情報書込部127に、これと同時に動作する日時情報書込部を追加したものであり、これらは分離していてもよい。

0078

設定情報読込部129は、利用者に対応したICカード109が利用者の対象装置103へのログインのために新たにICカードリーダ/ライタ113からアクセス可能とされた時にICカードリーダ/ライタ113によりICカード109から読み込まれたその利用者に対応した設定情報と、記憶部107に格納されているその利用者に対応した設定情報とを読み込む。

0079

設定情報置換部133Bは、ICカード109に格納されている設定情報が、記憶部107に格納されている設定情報よりも早く書き込まれたと日時比較部141により判定された場合(つまり、ICカード109に格納されている設定情報が、記憶部107に格納されている設定情報よりも古いものであると判定された場合)、記憶部107に格納されている設定情報及び日時情報(タイムスタンプ)によりICカード109に格納されている設定情報及び日時情報(タイムスタンプ)を置き換える。

0080

また、設定情報置換部133Bは、ICカード109に格納されている設定情報が、記憶部107に格納されている設定情報よりも遅く書き込まれたと日時比較部141により判定された場合(つまり、ICカード109に格納されている設定情報が、記憶部107に格納されている設定情報よりも新しいものであると判定された場合)、ICカード109に格納されている設定情報及び日時情報(タイムスタンプ)により記憶部107格納されている設定情報及び日時情報(タイムスタンプ)を置き換える。

0081

有効/無効部137は、設定装置101による対象装置103に対する設定の機能をユーザインターフェース117の図3に示すような画面からの入力などにより有効又は無効にし、その状態をフラグにより保持する。また、設定の機能が有効である場合、設定装置101によるICカード109に対する書込みの機能をユーザインターフェース117からの入力などにより有効又は無効にし、その状態をフラグにより保持する。

0082

日時比較部141は、利用者に対応したICカード109が利用者の対象装置103へのログインのために新たにリーダ/ライタ113からアクセス可能とされた時にICカードリーダ/ライタ113によりICカード109から読み込まれた日時情報(タイムスタンプ)を、記憶部107に格納されている日時情報(タイムスタンプ)と比較し、これに基づいて、ICカードから読み出した設定情報と記憶部107に格納されている設定情報の時間的な前後関係を判断する。

0083

制御部151は、設定装置101の全体の動作を制御する。

0084

次に、図7を参照して、本実施の形態による設定装置101により行われる設定方法の説明をする。

0085

まず、利用者がICカード109をICカード載置部111に置く(ステップS301)。

0086

次に、ICカードリーダ/ライタ113がICカード109を読み込む(ステップS303)。

0087

次に、ログイン部115は、利用者をログインさせる(ステップS305)。

0088

次に、制御部151は、有効/無効部137を参照して、設定機能が有効か否かを判断する(ステップS307)。

0089

無効であれば(ステップS307でNO)、処理を終了する。

0090

有効であれば(ステップS307でYES)、日付比較部141は、ICカード内の日時情報により示される日時は、記憶部107に格納されている日時情報により示される日時よりも前か否かを判断する(ステップS309B)。

0091

前でないとステップS309Bで判断されたのであれば、設定情報読込部129は、ICカード109に格納されている設定情報を読込み(ステップS311)、初期設定部121は、ICカード109から読み出された設定情報に基づいて種々の設定105をする(ステップS313)。そして、設定情報/日時情報置換部133Bは、ステップS311でICカード109から読み出された設定情報及び日付情報により記憶部107に記憶されている設定情報及び日付情報をICカードリーダ/ライタ113を介して置き換える(ステップS314)。

0092

前であるとステップS309で判断されたのであれば、設定情報読込部129は、記憶部107に格納されている設定情報を読込み(ステップS315)、初期設定部121は、記憶部107から読み出された設定情報に基づいて種々の設定105をする(ステップS317)。そして、設定情報/日時情報置換部133Bは、ステップS315で記憶部107から読み出された設定情報及び日付情報によりICカード109に記憶されている設定情報及び日付情報をICカードリーダ/ライタ113を介して置き換える(ステップS319)。

0093

ステップS313又はステップS317で設定105がされたならば、ユーザインターフェース117の画面は、図5(a)に示すものから図5(b)に示すものに変化する。

0094

ステップS314又はステップS319の次に、制御部151は、有効/無効部137を参照して、設定情報のICカード109に対する書込みが有効であるか否かを判断する(ステップS321)。

0095

ステップS321で無効であると判断されたならば、処理を終了する。

0096

ステップS321で有効であると判断されたならば、インターフェース117が利用者による操作を受け付けたならば(ステップS325でYES)、その操作がログアウトのための操作であるか否かを判断する(ステップS327)。受け付けなければ(ステップS325でNO)、ステップS329に進む。ログアウトのための操作でない場合にも(ステップS327でNO)、ステップS329に進む。

0097

ステップS329では、設定情報更新部123により設定情報107が更新されたか否かを判断する。

0098

更新されていないならば(ステップS329でNO)、ステップS325に戻り、次回の操作を待つ。

0099

更新されていれば(ステップS329でYES)、設定情報書込部127は、更新後の設定情報107及び現在の日時を示すタ日時情報(タイムスタンプ)を記憶部107に書込み(ステップS331、S332)、更に、ICカード109がICカード載置部111に置かれて、ICカードリーダ/ライタ113によりアクセス可能な状態にあるならば(ステップS333でYES)、更新後の設定情報107及びステップS332の日時情報(タイムスタンプ)をICカード109に書込んだ後に(ステップS335、S336)、ステップS325に戻り、次回の操作を待つ。

0100

利用者による操作がログアウトのための操作であることが判断された場合には(ステップS327でYES)、処理を終了する。

0101

[第3の実施の形態]
第3の実施の形態においては、図8に示すように、第1の実施の形態の構成に設定更新部125を追加したものである。

0102

設定更新部125は、設定情報更新部123が設定情報を更新するのと同時に、その設定情報に対応するように設定105を更新する。こうすることにより、次回にログインをする前に設定情報に対応した設定をすることが可能となる。

0103

なお、設定更新部125は、設定情報更新部123が設定情報を更新しない時にも、設定105を更新してもよい。

0104

[第4の実施の形態]
第4の実施の形態においては、図9に示すように、第2の実施の形態の構成に設定更新部125を追加したものである。設定更新部125は、第3の実施の形態のものと同様なものである。

0105

[第5の実施の形態]
第1乃至第4の実施の形態では、例えば、利用者による選択により、設定情報の全てを利用して設定してもよいし、設定情報の一部を利用して設定をしてもよい。

0106

また、設定情報は、バックアップなどのために、ICカード及び記憶部以外の記録媒体にしてもよい。

0107

[第6の実施の形態]
第6の実施の形態は、第1乃至第5の実施の形態における対象装置の一例としての複合機103に関するものである。図10及び図11は、複合機103の構成などを示すものである。

0108

図10及び図11に示すように、複合機103は、原稿の画像を読み取る画像読取装置731と、シートに画像を形成する複合機本体(画像形成部本体)732と、画像読取装置731及び複合機本体732を操作するための操作パネル部752と、操作パネル部752による操作に基づいて画像読取装置731及び複合機本体732を制御する全体制御部751と、を備えている。操作パネル752は、ユーザインターフェース117の一部を構成する。

0109

画像読取りのために画像読取装置731を単体で用いること、画像形成のために画像形成部本体732を単体で用いることの他に、画像を複写するためにこれらを連動させることもできる。また、複合機103は図示しない記憶装置及びファクシミリ装置を含んでいてもよい。記憶装置は、画像読取装置により読み取られた画像やファクシミリ装置により受信した画像を格納することができる。ファクシミリ装置は、画像読取装置により読み取られた画像や記憶装置に格納されている画像を送信することと、外部から画像を受信することができる。更に、複合機103は、ネットワークを介してパーソナルコンピュータと接続するためのインターフェースを含んでいてもよい。複合機103に接続されたパーソナルコンピュータは、これが管理できるデータについて複合機の機能を利用することができる。

0110

画像読取装置731は、原稿を自動給送する原稿自動給送部SPF(Single Pass Feeder)700と、原稿の画像を読み取る読取装置本体710と、を備えている。なお、画像読取装置731は、図11に示す構成要素の他に、図11には示されないが図10に示される構成要素も含む。

0111

複合機本体732は、シートを給送するシート給送部10と、シートを手差し給送可能な手差し給送部20と、シート給送部10又は手差し給送部20により給送されるシートに画像を形成する画像形成部30と、を備えている。

0112

シート給送部10は、シートを積載するシート積載部11と、シート積載部11に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部12と、を備えている。シート積載部11は、回転軸13を中心に回動する中板14を備えており、中板14は、シートを給送する際に回動してシートを上方に持ち上げる。分離給送部12は、中板14により持ち上げられたシートを給送するピックアップローラ15と、ピックアップローラ15により給送されるシートを1枚ずつに分離する分離ローラ対16と、を備えている。

0113

手差し給送部20は、シートを積載可能な手差しトレイ21と、手差しトレイ21に積載されたシートを1枚ずつ分離給送する分離給送部22と、を備えている。手差しトレイ21は、複合機本体732に回動自在に支持されており、手差し給送する際には、所定の角度に固定させることでシートを積載可能になる。分離給送部22は、手差しトレイ21に積載されたシートを給送するピックアップローラ23と、ピックアップローラ23により給送されるシートを1枚ずつに分離する分離ローラ24及び分離パッド25と、を備えている。

0114

画像形成部30は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像を形成する4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Kと、後述する感光体ドラム740Y〜740Kと、これらの表面を露光する露光装置32と、感光体ドラム740Y〜740Kの表面に形成されたトナー像をシートに転写する転写部(転写手段)33と、転写したトナー像をシートに定着させる定着部34と、を備えている。なお、符号の最後に付すアルファベット(Y、M、C、K)は、それぞれの色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)を示している。

0115

4つのプロセスカートリッジ31Y〜31Kのそれぞれは、複合機本体732から取り外し可能に構成されており、交換可能となっている。なお、4つのプロセスカートリッジ31Y〜32Kは、形成する画像の色が異なること以外は同様な構成であるため、イエロー(Y)の画像を形成するプロセスカートリッジ31Yの構成のみの説明し、プロセスカートリッジ31M〜31Kの説明は省略する。

0116

プロセスカートリッジ31Yは、像担持体としての感光体ドラム740Yと、感光体ドラム740Yを帯電させる帯電器741Yと、感光体ドラム740Y上に形成された静電潜像現像する現像装置742Yと、感光体ドラム740Yの表面に残留するトナーを除去するドラムクリーナと、を備えている。現像装置742Yは、感光体ドラム740Yを現像する現像装置本体(詳細には図示せず)と、現像装置本体にトナーを供給するトナーカートリッジ(詳細には図示せず)と、を備えている。トナーカートリッジは、現像装置本体に着脱可能に構成されており、収容されたトナーが無くなると、現像装置本体から取り外して、交換することができるようになっている。

0117

露光装置32は、レーザ光照射する光源(図示せず)と、レーザ光を感光体ドラム740Y〜740Kに導く複数のミラー(図示せず)等と、を備えている。転写部33は、感光体ドラム740Y〜740Kに形成されたトナー像を担持する中間転写ベルト35と、感光体ドラム740Y〜740Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト35に一次転写する一次転写ローラ36Y〜36Kと、中間転写ベルト35に転写されたトナー像をシートに二次転写する二次転写ローラ37と、中間転写ベルト35に残留するトナーを除去するベルトクリーナ38と、を備えている。中間転写ベルト35は、駆動ローラ39a及び従動ローラ39bに掛け渡されており、一次転写ローラ36Y〜36Kによって感光体ドラム740Y〜740Kに押し付けられている。二次転写ローラ37は、駆動ローラ39aとで中間転写ベルト35をニップ(挟持)しており、ニップ部Nで中間転写ベルト35が担持するトナー像をシートに転写する。定着部34は、シートを加熱する加熱ローラ34aと、加熱ローラ34aに圧接する加圧ローラ34bと、を備えている。

0118

操作パネル部752は、所定の情報を表示する表示部752aと、利用者が画像読取装置731及び複合機本体732への指示を入力する入力部752bと、を備えている。本実施形態においては、操作パネル部752は、読取装置本体710の正面側に配設されている。なお、正面側は図10紙面手前側に対応し、裏面側は図10の背面側に対応する。

0119

図11に示すように、全体制御部751は、シート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及び画像読取装置731を駆動制御するCPU751aと、CPU751aを動作させるための各種プログラムとCPU751aが用いる各種情報等を記憶するメモリ751bと、を備えている。全体制御部751は、利用者による操作パネル部752への操作に基づいて、シート給送部10、手差し給送部20、画像形成部30及び画像読取装置731の動作を統合して制御し、シートに画像を形成させる。

0120

なお、全体制御部751に設定装置111の全部または一部が含まれていてもよい。

0121

次に、上述のように構成された複合機103による画像形成動作(全体制御部751による画像形成制御)について説明する。本実施形態においては、原稿自動給送部700により給送され、読取装置本体710により読み取られた読取原稿の画像を、シート給送部10により給送されるシートに画像形成部30が形成する画像形成動作を例にとり説明する。

0122

利用者による操作パネル部752の入力部752bへの入力により、画像形成開始信号発信されると、利用者により原稿自動給送部700に載置された読取原稿が原稿読取位置に向けて自動給送され、原稿読取位置で読取装置本体710によって画像が読み取られる。

0123

読取装置本体710により原稿の画像が読み取られると、読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置32が感光体ドラム740Y〜740Kに向けて、それぞれに対応する複数のレーザ光を照射する。このとき、感光体ドラム740Y〜740Kは、それぞれ、帯電器741Y〜741Bにより予め帯電されており、それぞれに対応するレーザ光が照射されることで感光体ドラム740Y〜740K上にそれぞれの静電潜像が形成される。その後、現像装置742Y〜742Kにより感光体ドラム740Y〜740K上にそれぞれ形成された静電潜像が現像され、感光体ドラム740Y〜740K上に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)のトナー像が形成される。感光体ドラム740Y〜740K上に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ36Y〜36Kによって中間転写ベルト35に重畳転写され、重畳転写されたトナー像(フルカラーのトナー像)は、中間転写ベルト35に担持された状態でニップ部Nまで搬送される。

0124

上述の画像形成動作に並行して、シート積載部11に積載されたシートが、分離給送部12によって1枚ずつに分離されながら、ピックアップローラ15によりシート搬送路26に給送される。そして、ニップ部Nのシート搬送方向上流にあるレジストローラ対27で、斜行補正されると共に、所定の搬送タイミングでニップ部Nに搬送される。ニップ部Nに搬送されたシートは、二次転写ローラ37によって中間転写ベルト35が担持するフルカラーのトナー像が転写される。

0125

トナー像が転写されたシートは、定着部34で加熱・加圧されることでトナー像が溶融定着され、排出ローラ対18により装置外に排出される。装置外に排出されたシートは、排出シート積載部19に積載される。

0126

なお、シートの両面(第1面及び第2面)に画像を形成する場合には、第1面に画像が形成されたシートが装置外に排出される前に、排出ローラ対18を逆回転させて両面搬送路17に搬送し、両面搬送路17を介して画像形成部30に再搬送する。そして、第1面と同様に、第2面に画像を形成し、装置外に排出する。装置外に排出されたシートは、排出シート積載部19に積載される。

0127

上記の実施の形態によれば、ICカードでログイン中の利用者の対象装置に対する操作の内容及び傾向によって、その利用者に適していると思われるユーザインターフェース/システム設定値/ジョブ設定のカスタマイズを設定装置が自動で実施し、ICカード等に格納する。つまり事前に人の手で設定する手間は不要となる。更に、設定装置が設定値を変更することで対象装置の操作に不慣れな利用者も適切なカスタマイズを容易に実施することができる。更に、カスタマイズ済みのデータはICカードに格納されるため、別の対象装置を利用しても、その利用者向けにカスタマイズされたユーザインターフェース/システム設定値/ジョブ設定で対象装置Pを操作することが可能となる。

0128

実施例1は、第1の実施の形態の具体的な動作例1である。

0129

図12を参照すると、利用者Aが、対象装置103(例えば、複合機)のICカード載置部111にICカード109を載置したならば(ステップS501)、ログイン部115は、利用者Aをログインさせる(ステップS502)。次に、ICカード109から設定情報1を読み取り(ステップS503)、これに基づいて対象装置に設定1をする(ステップS504)。この初期設定の時に、ICカード内のフラグはリセットされる。

0130

次に、利用者による操作を受け付ける(ステップS505)。この操作は、設定情報の更新を伴わないものである。

0131

次に、利用者による次の操作を受け付ける(ステップS506)。この操作は設定情報の更新を伴うものであり、設定情報1は、設定情報2に更新される(ステップS507)。そして、設定情報2を記憶部107に書き込む(ステップS508)。ICカード109がICカード載置部111に載置されたままであるので、設定情報2をICカード109にも書き込む(ステップS509)。

0132

次に、利用者による更に次の操作を受け付ける(ステップS510)。この操作は設定情報の更新を伴うものであり、設定情報2は、設定情報3に更新される(ステップS511)。そして、設定情報3を記憶部107に書き込む(ステップS512)。ICカード109がICカード載置部111に載置されたままであるので、設定情報3をICカード109にも書き込む(ステップS513)。

0133

次に、利用者による操作により利用者をログアウトさせる(ステップS514)。このログアウトの時に、ICカード内のフラグはセットされる。

0134

それから、利用者は、ICカード109をICカード載置部111から取り除く(ステップS515)。この時、ICカード109には、ステップS513で書き込まれた設定情報3が格納されている。

0135

次に、他の利用者が対象装置103を利用する(ステップS516)。これにより対象装置103には、他の設定情報に対応した設定がされる。

0136

次に、利用者Aが、対象装置103(例えば、複合機)のICカード載置部111にICカード109を再度載置したならば(ステップS517)、ログイン部115は、利用者Aをログインさせる(ステップS518)。次に、ICカード109から設定情報3を読み取り(ステップS519)、これに基づいて対象装置に設定3をする(ステップS520)。但し、記憶部107から設定情報3を読み取り(ステップS519B)、これに基づいて対象装置に設定3をしてもよい(ステップS520)。

0137

次に、利用者による操作を受け付ける(ステップS521)。

0138

実施例1によれば、利用者Aは、ログアウトをしてから(ステップS514)、ICカード109をICカード載置部111から取り外していて(ステップS515)、ICカード109は、ログアウトの直前に更新された設定情報3を格納することとなる。セットされているフラグがこれを示しているので、利用者Aが、再度、ログインしたときに(ステップS518)、ICカード109に格納されている設定情報3に基づいて、対象装置103に設定3をすることが可能となる(ステップS519、S520)。

0139

また、利用者Aが、再度、ログインしたときに(ステップS518)、記憶部107に格納されている設定情報3に基づいて、対象装置103に設定3をすることも可能である(ステップS519B、S520)。

0140

次に、利用者による操作を受け付ける(ステップS521)。

0141

図13を参照すると、実施例2は、第1の実施の形態の具体的な動作例2である。

0142

利用者Aが、対象装置103(例えば、複合機)のICカード載置部111にICカード109を載置したならば(ステップS531)、ログイン部115は、利用者Aをログインさせる(ステップS532)。次に、ICカード109から設定情報1を読み取り(ステップS533)、これに基づいて対象装置に設定1をする(ステップS534)。この初期設定の時に、ICカード内のフラグはリセットされる。

0143

次に、利用者による操作を受け付ける(ステップS535)。この操作は、設定情報の更新を伴わないものである。

0144

次に、利用者による次の操作を受け付ける(ステップS536)。この操作は設定情報の更新を伴うものであり、設定情報1は、設定情報2に更新される(ステップS537)。そして、設定情報2を記憶部107に書き込む(ステップS538)。ICカード109がICカード載置部111に載置されたままであるので、設定情報2をICカード109にも書き込む(ステップS539)。

0145

次に、利用者は、ログアウトをしていないが、ICカード109をICカード載置部111から取り除く(ステップS540)。従って、フラグはリセットされたままである。

0146

次に、利用者による更に次の操作を受け付ける(ステップS541)。この操作は設定情報の更新を伴うものであり、設定情報2は、設定情報3に更新される(ステップS542)。そして、設定情報3を記憶部107に書き込む(ステップS543)。ICカード109がICカード載置部111に載置されていないので、設定情報3をICカード109に書き込むことはできない。

0147

次に、利用者による操作により利用者をログアウトさせる(ステップS544)。

0148

次に、他の利用者が対象装置103を利用する(ステップS545)。これにより対象装置103には、他の設定情報に対応した設定がされる。

0149

次に、利用者Aが、対象装置103(例えば、複合機)のICカード載置部111にICカード109を再度載置したならば(ステップS546)、ログイン部115は、利用者Aをログインさせる(ステップS547)。次に、フラグがリセットされているので、記憶部107から設定情報3を読み取り(ステップS548)、これに基づいて対象装置に設定3をする(ステップS549)。次に、ICカード109に設定情報3を書き込む(ステップS550)。

0150

次に、利用者による操作を受け付ける(ステップS551)。

0151

実施例2によれば、利用者Aは、ログアウトをする前に(ステップS544)、ICカード109をICカード載置部111から取り外しているので(ステップS540)、ICカード109は、ログアウトの直前に更新された設定情報3を格納できずに、その代わりにその前の設定情報2を格納する。仮に、利用者Aが、再度、ログインしたときに(ステップS547)、ICカード109に格納されている設定情報2に基づいて、対象装置103に設定2をすると、その設定は最新のものではなくなってしまう。本実施例では、利用者Aが、再度、ログインしたときに(ステップS547)、フラグがリセットされているので、記憶部107に格納されている設定情報3に基づいて、対象装置103に設定3をするので、最新の設定が可能となっている。

0152

実施例3は、第1の実施の形態の具体的な動作例3である。実施例3では、利用者が1つのICカード109を2つの対象装置で共通に用いる。

0153

図14を参照すると、第1の対象装置で、ICカード109がICカード載置部111に置かれている状態で、設定情報1が、記憶部107に書き込まれる(ステップS561)。また、設定情報1は、ICカード109にも書き込まれる(S562)。

0154

次に、利用者が第1の対象装置からログアウトする(ステップS563)。

0155

この後に、利用者は、ICカード109をICカード載置部111から取り除いた時には、ICカード109には、設定情報1とセット状態のフラグが保持されている(ステップS564)。

0156

次に、利用者は、同一のICカード109を用いて第2の対象装置にログインすると(ステップS565)。設定後にICカード109内のフラグはリセットされる(ステップS566)。

0157

次に、第2の対象装置で、ICカード109がICカード載置部111に置かれている状態で、設定情報2が、記憶部107に書き込まれる(図示せず)。また、設定情報2は、ICカード109にも書き込まれる(S567)。

0158

次に、利用者が第2の対象装置からログアウトする(ステップS568)。

0159

この後に、利用者は、ICカード109をICカード載置部111から取り除いた時には、ICカード109には、設定情報2とセット状態のフラグが保持されている(ステップS569)。

0160

次に、利用者は、同一のICカード109を用いて第1の対象装置にログインすると(ステップS570)、設定後にICカード109内のフラグはリセットされるが(ステップS571)、ステップS570とステップS571の間の設定を始める時には、フラグがセットされているので、第1の対象装置に接続されている記憶部107に保持されている設定情報1ではなく、ICカード109に保持されている設定情報2に基づいて、第1の対象装置に設定2がなされる(ステップS572)。

0161

しかし、図示しないが、第2の対象装置からのログアウト(ステップS568)の前に、ICカードをICカード載置部111から取り除くと、ICカード109には、設定情報2とリセット状態のフラグが保持されることになるので、ステップS570とステップS573の間の設定を始める時には、フラグがリセットされているので、ICカード109に保持されている設定情報2ではなく、第1の対象装置に接続されている記憶部107に保持されている設定情報1に基づいて、第1の対象装置に設定1がなされることとなってしまう。つまり、最新の設定情報に基づいた設定をすることができなくなってしまう。

0162

実施例4は、第2の実施の形態の具体的な動作例1である。実施例4では、実施例3と同様に、利用者が1つのICカード109を2つの対象装置で共通に用いる。

0163

図15を参照すると、第1の対象装置で、ICカード109がICカード載置部111に置かれている状態で、設定情報1及びタイムスタンプT1が、記憶部107に書き込まれる(ステップS601)。また、設定情報1及びタイムスタンプT1は、ICカード109にも書き込まれる(S602)。

0164

次に、利用者が第1の対象装置からログアウトする(ステップS603)。

0165

この後に、利用者は、ICカード109をICカード載置部111から取り除いた時には、ICカード109には、設定情報1及びタイムスタンプT1が保持されている(ステップS604)。

0166

次に、利用者が、同一のICカード109を用いて第2の対象装置にログインした時には(ステップS605)。ICカード109には設定情報1及びタイムスタンプT1が保持されている(ステップS606)。

0167

次に、第2の対象装置で、ICカード109がICカード載置部111に置かれている状態で、設定情報2及びタイムスタンプT2が、記憶部107に書き込まれる(図示せず)。また、設定情報2及びタイムスタンプT2は、ICカード109にも書き込まれる(S607)。

0168

次に、利用者が第2の対象装置からログアウトする(ステップS608)。

0169

この後に、利用者は、ICカード109をICカード載置部111から取り除いた時には、ICカード109には、設定情報2及びタイムスタンプT2が保持されている(ステップS609)。

0170

次に、利用者は、同一のICカード109を用いて第1の対象装置にログインすると(ステップS610)、記憶部107に格納されているタイムスタンプT1により示される日時よりも、ICカード109に保持されているタイムスタンプT2により示される日時の方が後であるので、ICカード109に保持されている設定情報2に基づいて、第1の対象装置に設定2がなされる(ステップS611)。

0171

実施例5は、第2の実施の形態の具体的な動作例2である。実施例5では、実施例3及び実施例4と同様に、利用者が1つのICカード109を2つの対象装置で共通に用いる。

0172

図16を参照すると、第1の対象装置で、ICカード109がICカード載置部111に置かれている状態で、設定情報1及びタイムスタンプT1が、記憶部107に書き込まれる(ステップS621)。また、設定情報1及びタイムスタンプT1は、ICカード109にも書き込まれる(S622)。

0173

次に、利用者が第1の対象装置からログアウトする(ステップS623)。

0174

この後に、利用者は、ICカード109をICカード載置部111から取り除いた時には、ICカード109には、設定情報1及びタイムスタンプT1が保持されている(ステップS624)。

0175

次に、利用者が、同一のICカード109を用いて第2の対象装置にログインした時には(ステップS625)。ICカード109には設定情報1及びタイムスタンプT1が保持されている(ステップS626)。

0176

次に、第2の対象装置で、ICカード109がICカード載置部111に置かれている状態で、設定情報2及びタイムスタンプT2が、記憶部107に書き込まれる(図示せず)。また、設定情報2及びタイムスタンプT2は、ICカード109にも書き込まれる(S627)。

0177

この後に、利用者は、ICカード109をICカード載置部111から取り除いた時には、ICカード109には、設定情報2及びタイムスタンプT2が保持されている(ステップS628)。

0178

次に、利用者が第2の対象装置からログアウトする(ステップS629)。

0179

次に、利用者は、同一のICカード109を用いて第1の対象装置にログインすると(ステップS630)、記憶部107に格納されているタイムスタンプT1により示される日時よりも、ICカード109に保持されているタイムスタンプT2により示される日時の方が後であるので、ICカード109に保持されている設定情報2に基づいて、第1の対象装置に設定2がなされる(ステップS671)。

0180

実施例4及び実施例5に示すように、第2の実施の形態によれば、第2の対象装置において、ログアウトの後にICカードがICカード載置部111から取り除かれる場合のみならず、ログアウトの前にICカードがICカード載置部111から取り除かれる場合であっても、その後に、第1の対象装置に最新の設定情報に基づいた設定をすることができる。

0181

なお、上記の設定装置は、ハードウェアソフトウェア又はこれらの組合せにより実現することができる。また、上記の設定装置により行なわれる設定方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらに組合せにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。

実施例

0182

プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク磁気テープハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROMPROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。

0183

本発明は、対象装置に設定をするために利用することができる。

0184

101設定装置
111ICカード載置部
113ICカードリーダ/ライタ
115ログイン部
117利用者インターフェース
119ログアウト部
121初期設定部
123設定情報更新部
125設定更新部
127 設定情報書込部
127B 設定情報/日時情報書込部
129 設定情報読込部
131フラグ判定部
133 設定情報置換部
133B 設定情報/日時情報置換部
135フラグ操作部
137 有効/無効部
141 日時比較部
151 制御部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • キヤノン株式会社の「 画像読取装置および記録装置」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】 原稿カバーの開き角度を容易に変更することができる画像読取装置を提供する。【解決手段】 原稿を載置可能な原稿台が設けられた読取本体部と、前記原稿台に対して原稿を押圧するための原稿カバーと、... 詳細

  • キヤノン株式会社の「 画像形成装置」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】 トナーを帯電ローラに一旦回収し、トナーを現像装置に回収する現像及び回収システムにおいて、帯電部材のクリーニング回数を減らす。【解決手段】 像担持体と接触帯電部材と正規極性のトナーを形成す... 詳細

  • キヤノン株式会社の「 記録装置」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】 簡易な構成により、使用者に不快感を与えることなく、効率的に排気を行うことができる技術を提供する。【解決手段】 本発明に係る記録装置は、記録媒体に画像を記録する記録手段と、記録手段により画... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ