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技術 腰ベルト

出願人 ダイヤホールディングス株式会社
発明者 松尾正男石田健士
出願日 2016年3月25日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2016-062111
公開日 2017年9月28日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2017-170003
状態 特許登録済
技術分野 整形外科、看護、避妊
主要キーワード 端部パッド 掛合位置 補助側 弾性補強材 滑り止め面 本体ベルト 保護帯 広幅側
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月28日)のものです。
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図面 (13)

課題

腹部を持ち上げたり、骨盤締め付けたりして腰痛緩和できる腰ベルトを提供する。

解決手段

利用者巻き付け本体ベルト2と、前記本体ベルト2に着脱する補助ベルトとから構成され、本体ベルト2は、左右端部に設けられた面ファスナー接続解除自在で、本体ベルト2及び補助ベルト3は、それぞれの左右中央部、左端部及び右端部の外面及び内面に設けられた面ファスナーで着脱自在とした腰ベルト1において、補助ベルト3は、左右中央部の上端部又は下端部から左端部及び右端部に傾斜する引っ張り方向を有する。

概要

背景

腰ベルトは、利用者締め付け腰痛による痛みを緩和する。特許文献1は、利用者の腰に巻き付けて左右端部を接続解除自在な本体ベルト(腰痛保護帯本体部分)と、前記本体ベルトに取付けて利用者の腰を締め付ける補助ベルト固定用補助ベルト)とから構成される腰ベルト(腰痛保護帯)を提案する。本体ベルトは、左右端部に設けられた面ファスナーで接続解除自在である。本体ベルト及び補助ベルトは、それぞれの左右中央部(中央部分)と左端部及び右端部(前身部分)に設けられた面ファスナーで着脱自在である(特許文献1・[請求項1])。

特許文献1が開示する腰ベルトは、本体ベルト及び補助ベルトの併用しながら、例えば車の運転時や症状の改善時に、不要な補助ベルトを外して本体ベルトのみにできる利点を挙げる。逆に、特許文献1が開示する腰ベルトは、常態として本体ベルトのみを利用しながら、腰痛になる可能性があったり、腰痛がひどかったりした場合、弾性補強材内装した補助ベルトを利用して、腰痛を回避又は緩和できる効果を得ることができる(特許文献1・[0005])。

概要

腹部を持ち上げたり、骨盤を締め付けたりして腰痛を緩和できる腰ベルトを提供する。利用者の腰に巻き付ける本体ベルト2と、前記本体ベルト2に着脱する補助ベルトとから構成され、本体ベルト2は、左右端部に設けられた面ファスナーで接続解除自在で、本体ベルト2及び補助ベルト3は、それぞれの左右中央部、左端部及び右端部の外面及び内面に設けられた面ファスナーで着脱自在とした腰ベルト1において、補助ベルト3は、左右中央部の上端部又は下端部から左端部及び右端部に傾斜する引っ張り方向を有する。

目的

そこで、腹部を持ち上げたり、骨盤を締め付けたりして腰痛を緩和できる腰ベルトを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

利用者巻き付け本体ベルトと、前記本体ベルトに着脱する補助ベルトとから構成され、本体ベルトは、左右端部に設けられた面ファスナー接続解除自在で、本体ベルト及び補助ベルトは、それぞれの左右中央部、左端部及び右端部の外面及び内面に設けられた面ファスナーで着脱自在とした腰ベルトにおいて、補助ベルトは、左右中央部の上端部又は下端部から左端部及び右端部に傾斜する引っ張り方向を有することを特徴とする腰ベルト。

請求項2

本体ベルトは、左右中央部と左端部及び右端部との左中間部及び右中間部が括れている請求項1記載の腰ベルト。

請求項3

本体ベルトは、左右中央部と左端部及び右端部とが非伸縮性面で、外面に面ファスナーの雄面又は雌面が設けられ、前記左右中央部と前記左端部及び右端部との左中間部及び右中間部が伸縮性面である請求項1又は2いずれか記載の腰ベルト。

請求項4

本体ベルトは、左右中央部の上端部から下端部まで連続する弾性補強材を内蔵した請求項1〜3いずれか記載の腰ベルト。

請求項5

補助ベルトは、本体ベルトの幅に収まる大きさで上下方向の一方に凸な三角形状の伸縮性面と、前記伸縮性面の左右中央部の凸でない上端部又は下端部から左端部及び右端部に真っすぐに架け渡された引っ張り部材とから構成され、左右中央部、左端部及び右端部の内面に面ファスナーの雌面又は雄面が設けられ、左右中央部の上端部から下端部まで連続する弾性補強材を内蔵した請求項1〜4いずれか記載の腰ベルト。

請求項6

補助ベルトは、本体ベルトから左右中央部が突出する大きさで上下方向の一方に凸な三角形状の伸縮性面と、前記伸縮性面の左右中央部の凸な上端部又は下端部から左端部及び右端部に傾斜して架け渡された引っ張り部材とから構成され、左右中央部、左端部及び右端部の内面に面ファスナーの雌面又は雄面が設けられ、左右中央部の上端部から下端部まで連続する弾性補強材を内蔵した請求項1〜4いずれか記載の腰ベルト。

技術分野

0001

本発明は、腹斜筋補助する又は骨盤締め付ける腰ベルトに関する。

背景技術

0002

腰ベルトは、利用者締め付け腰痛による痛みを緩和する。特許文献1は、利用者の腰に巻き付けて左右端部を接続解除自在な本体ベルト(腰痛保護帯本体部分)と、前記本体ベルトに取付けて利用者の腰を締め付ける補助ベルト固定用補助ベルト)とから構成される腰ベルト(腰痛保護帯)を提案する。本体ベルトは、左右端部に設けられた面ファスナーで接続解除自在である。本体ベルト及び補助ベルトは、それぞれの左右中央部(中央部分)と左端部及び右端部(前身部分)に設けられた面ファスナーで着脱自在である(特許文献1・[請求項1])。

0003

特許文献1が開示する腰ベルトは、本体ベルト及び補助ベルトの併用しながら、例えば車の運転時や症状の改善時に、不要な補助ベルトを外して本体ベルトのみにできる利点を挙げる。逆に、特許文献1が開示する腰ベルトは、常態として本体ベルトのみを利用しながら、腰痛になる可能性があったり、腰痛がひどかったりした場合、弾性補強材内装した補助ベルトを利用して、腰痛を回避又は緩和できる効果を得ることができる(特許文献1・[0005])。

先行技術

0004

実用新案登録第3086242号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1が開示する腰ベルトは、本体ベルトによる腰の締付を目的として、補助ベルトを前記本体ベルトと平行に装着し、腰を横断的に締め付ける。この場合、腰回り筋肉を締め付けて腰痛の緩和を図ることができる。しかし、例えば姿勢が悪いことに起因して起こる腰痛の場合、単に腰を締め付けるだけでは緩和できない。姿勢が悪い場合、腹部を持ち上げて腰の負担を軽減したり、骨盤を締め付けて矯正する必要がある。特許文献1が開示する腰ベルトは、こうした腰痛を緩和できない。そこで、腹部を持ち上げたり、骨盤を締め付けたりして腰痛を緩和できる腰ベルトを提供するため、検討した。

課題を解決するための手段

0006

検討の結果、利用者の腰に巻き付ける本体ベルトと、前記本体ベルトに着脱する補助ベルトとから構成され、本体ベルトは、左右端部に設けられた面ファスナーで接続解除自在で、本体ベルト及び補助ベルトは、それぞれの左右中央部、左端部及び右端部の外面及び内面に設けられた面ファスナーで着脱自在とした腰ベルトにおいて、補助ベルトは、左右中央部の上端部又は下端部から左端部及び右端部に傾斜する引っ張り方向を有することを特徴とする腰ベルトである。

0007

本発明の腰ベルトは、利用者の腰に巻き付けた本体ベルトに、傾斜する引っ張り方向を有する補助ベルトを取り付ける。補助ベルトは、左右中央部の上端部から左端部及び右端部に引っ張り方向を傾斜させると、腹斜筋に沿った引っ張り力により腹部を持ち上げる。また、補助ベルトは、左右中央部の下端部から左端部及び右端部に引っ張り方向を傾斜させると、腹斜筋に交差する引っ張り力により骨盤を締め付ける。

0008

補助ベルトは、面ファスナーにより本体ベルトに着脱自在であるため、例えば左右中央部の上端部から左端部及び右端部に引っ張り方向を傾斜させた構成を上下反転させて本体ベルトに取り付けることにより、左右中央部の下端部から左端部及び右端部に引っ張り方向を傾斜させる構成として利用できる。このように、補助ベルトは、引っ張り方向が傾斜した1種類で、腹部の持ち上げと骨盤の締付との2種類の用途に利用できる。

0009

補助ベルトが傾斜する引っ張り方向を有するため、基礎となる本体ベルトがずれることは好ましくない。そこで、本体ベルトは、左右中央部と左端部及び右端部との左中間部及び右中間部が括れている構成とする。左中間部及び右中間部が括れた本体ベルトは、相対的に広い左右中央部と左端部及び右端部とにより利用者をしっかり挟みながら、括れた左中間部及び右中間部が腰の動き阻害する虞をなくし、ずれが防止される。

0010

本体ベルトは、左右中央部と左端部及び右端部とが非伸縮性面で、外面に面ファスナーの雄面又は雌面が設けられ、前記左右中央部と前記左端部及び右端部との左中間部及び右中間部が伸縮性面である構成とする。非伸縮性面である左右中央部と左端部及び右端部は、それぞれ利用者の腰及び腹部に宛てがわれ、前記腰及び腹部の動きに影響を受けにくくして、位置固定される。また、伸縮性面である左中間部及び右中間部は、利用者の腰の動きに追随して密着状態を維持する。

0011

本体ベルトは、左右中央部の上端部から下端部まで連続する弾性補強材を内蔵した構成にすると、腰の左右中央にある背骨に前記弾性補強材を宛てがうことにより、前記背骨の動きを拘束して腰痛を緩和できる。弾性補強材は、背骨の左右幅で1枚を本体ベルトの左右中央部に内蔵させても、前記左右幅を満たす範囲で分割された複数枚を本体ベルトの左右中央部に内蔵させてもよい。複数の弾性補強材は、個々に幅が狭くなり、腰が前後に曲がることを抑制するが、腰が左右に捩じれることを許容し、腰の自由度を確保する。

0012

補助ベルトは、本体ベルトの幅に収まる大きさで上下方向の一方に凸な二等辺三角形状の伸縮性面と、前記伸縮性面の左右中央部の凸でない上端部又は下端部から左端部及び右端部に真っすぐに架け渡された引っ張り部材とから構成され、左右中央部、左端部及び右端部の内面に面ファスナーの雌面又は雄面が設けられ、左右中央部の上端部から下端部まで連続する弾性補強材を内蔵した構成(狭幅型)とする。

0013

本体ベルトの幅に収まる大きさで上下方向の一方に凸な二等辺三角形状の伸縮性面は、本体ベルトの範囲内で主な伸縮方向を斜めに傾ける。伸縮性面は、従来公知の各種伸縮性生地が利用できる。伸縮性面の左右中央部の凸でない上端部又は下端部から左端部及び右端部に真っすぐに架け渡された引っ張り部材は、補助ベルトの長手方向に主な引っ張り力を発揮させるが、前記伸縮性面の主な伸縮方向による矯正を受けて前記引っ張り力をやや斜めにする。引っ張り部材は、ゴムベルトが例示できる。左右中央部の上端部が凸な補助ベルトは、腹斜筋に沿った弱い引っ張り力で腹部を持ち上げ、左右中央部の下端部が凸な補助ベルトは、腹斜筋に交差する弱い引っ張り力で骨盤を締め付ける。左右中央部の上端部が凸な補助ベルトは、上下反転させて、左右中央部の下端部が凸な補助ベルトとして利用できる。弾性補強材は、腰の曲がりを部分的に抑制して腰痛を緩和したり、引っ張り部材の一端を背骨に沿って位置固定させたりする。

0014

また、補助ベルトは、本体ベルトから左右中央部が突出する大きさで上下方向の一方に凸な二等辺三角形状の伸縮性面と、前記伸縮性面の左右中央部の凸な上端部又は下端部から左端部及び右端部に傾斜して架け渡された引っ張り部材とから構成され、左右中央部、左端部及び右端部の内面に面ファスナーの雌面又は雄面が設けられ、左右中央部の上端部から下端部まで連続する弾性補強材を内蔵した構成(広幅型)でもよい。

0015

本体ベルトから左右中央部が突出する大きさで上下方向の一方に凸な二等辺三角形状の伸縮性面は、本体ベルトを越えて発揮される主な伸縮方向を斜めに傾ける。伸縮性面は、従来公知の各種伸縮性生地が利用できる。伸縮性面の左右中央部の凸な上端部又は下端部から左端部及び右端部に傾斜して架け渡された引っ張り部材は、伸縮性面の主な伸縮方向に引っ張り力を揃える。引っ張り部材は、ゴムベルトが例示できる。左右中央部の上端部が凸な補助ベルトは、腹斜筋に沿って強い引っ張り力で腹部を持ち上げ、左右中央部の下端部が凸な補助ベルトは、腹斜筋に交差する強い引っ張り力で骨盤を締め付ける。左右中央部の上端部が凸な補助ベルトは、上下反転させて、左右中央部の下端部が凸な補助ベルトとして利用できる。弾性補強材は、腰の曲がりを広い範囲で抑制して腰痛を緩和したり、引っ張り部材の一端を背骨に沿って位置固定させたりする。

発明の効果

0016

本発明の腰ベルトは、利用者の腰に巻き付けられた本体ベルトを基礎として、左右中央部の上端部又は下端部から左端部及び右端部に傾斜する引っ張り方向を有する補助ベルトにより、腹部を持ち上げたり、骨盤を締め付けたりして腰痛を緩和できる。従来見られた2部材構成の腰ベルト(特許文献1)は、利用者の腰を掛け回し方向に締め付けるだけで、腹部を持ち上げたり、骨盤を締め付けたりする効果がなかった。これにより、本発明の腰ベルトは、従来見られなかった効用を発揮する。

0017

左中間部及び右中間部が括れた本体ベルトは、巻き付けた利用者の腰に対するずれが防止される。また、左中間部及び右中間部のみ伸縮性面である本体ベルトは、特に利用者の腰が動いた場合でも、前記腰に対するずれが防止される。これらは、本体ベルトが利用者に安定して装着されることにより、補助ベルトが前記本体ベルトを基準にして傾斜した引っ張り力を発揮させるほか、前記引っ張り方向が途中で変化しない効果をもたらす。

0018

二等辺三角形状の伸縮性面に真っすぐに又は傾斜して引っ張り部材を架け渡した狭幅型又は広幅型の補助ベルトは、伸縮性面の伸縮方向と引っ張り部材の引っ張り方向との兼ね合いで傾斜した引っ張り力に強弱をつけ、本体ベルトに対して交換して取り付けることにより、腹部の持ち上げや骨盤の締付に程度の差を設けることができる。これは、補助ベルトを交換するだけで、腹部の持ち上げや骨盤の締付を加減調整できる効果をもたらす。

図面の簡単な説明

0019

本発明の腰ベルトの一例を表す正面図である。
本例の本体ベルトを表す正面図である。
本例の本体ベルトを表す背面図である。
本例の狭幅型補助ベルトを表す正面図である。
本例の狭幅型補助ベルトを表す背面図である。
狭幅型補助ベルトを下方に凸な姿勢で本体ベルトに取り付けた腰ベルトの装着状態を表す斜視図である。
狭幅型補助ベルトを上方に凸な姿勢で本体ベルトに取り付けた腰ベルトの装着状態を表す斜視図である。
狭幅型補助ベルトを外して本体ベルトのみとした腰ベルトの装着状態を表す斜視図である。
別例の広幅型補助ベルトを表す正面図である。
別例の広幅型補助ベルトを表す背面図である。
広幅型補助ベルトを本体ベルトに取り付けた腰ベルトの装着状態を表す背面図である。
広幅型補助ベルトを本体ベルトに取り付けた腰ベルトの装着状態を表す正面図である。

実施例

0020

以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。便宜上、腰ベルト1、本体ベルト2、狭幅型補助ベルト3及び広幅側補助ベルト4については、外面側を正面側、内面側を背面側として図示及び説明し(図1図5図9及び図10)、腰ベルト1を利用者5に装着した状態では、利用者5を基準に、左右中央部の外面が見える側を背面側、左端部及び右端部が重なり合う外面が見える側を正面側とする。

0021

本発明の腰ベルト1は、例えば図1に見られるように、利用者5の腰51(後掲図6参照)に巻き付けて装着する本体ベルト2と、前記本体ベルト2に着脱自在とした狭幅型補助ベルト3とから構成される。狭幅型補助ベルト3は、本体ベルト2に着脱自在であり、後述するように、上下反転させて本体ベルト2に取り付けたり(後掲図7参照)、別例の広幅型補助ベルト4を本体ベルト2に取り付けたりできる(後掲図11及び図12参照)。

0022

本例の本体ベルト2は、図2及び図3に見られるように、左右中央部と左端部及び右端部とに比べて相対的に左中間部及び右中間部が括れた外形状(図2中対向する矢印参照)で、全体が伸縮性面(伸縮性生地又は伸縮性編地)から構成される。左右中央部は、4列の縫着線により形成される3列ポケットにそれぞれ弾性補強材(合成樹脂板、例えばポリエチレン板)22が内蔵され、中央のポケットの外面側に面ファスナーの本体側中央雌面21が設けられている。

0023

左端部及び右端部は、左右非対称で、左端部と比較して右端部が若干短いが、外面に面ファスナーの本体側雌面23が、内面に本体側滑り止め面(高摩擦生地又は高摩擦編地)24が設けられた構成が同じである。左端部及び右端部の本体側雌面23は、内面にパッド側雄面251、外面に面ファスナーのパッド側雌面252が設けられた非伸縮性面の端部パッド25を取り付ける。右端部から突出する端部パッド25は、本体ベルト2を利用者5の腰51に掛け回した際、左端部の本体側雌面23、又は前記左端部に取り付けた端部パッド25の外面のパッド側雌面252に、右端部から突出する内面のパッド側雄面251を掛合させ、本体ベルト2を利用者4の腰51に装着させる。

0024

端部パッド25は、本体ベルト2の左端部及び右端部の本体側雌面23に着脱自在で、前記左端部及び右端部の本体側雌面23に対する取付位置を調節できる。狭幅型補助ベルト3は、左端部及び右端部の補助側端部雄面331を、本体ベルト2の左端部及び右端部の本体側雌面21、又は前記左端部及び右端部に取り付けた端部パッド25のパッド側雌面252に掛合させる。これから、端部パッド25の取付位置の調節は、狭幅型補助ベルト3の左端部及び右端部の掛合できる範囲を調節する意味も有する。

0025

また、端部パッド25は、伸縮性面から構成される本体ベルト2の左端部及び右端部に非伸縮性面を形成する。そして、左端部及び右端部それぞれの端部パッド25は、本体ベルト2を利用者5の腰51に装着した際、非伸縮性面を重ねて、前記利用者5の腹部52を拘束する。しかし、本体ベルト2の左端部から端部パッド25を取り外せば、本体ベルト2を利用者5の腰51に装着した際、利用者5の腹部52の自由度を高める(後掲図8参照)。

0026

狭幅型補助ベルト3は、図4及び図5に見られるように、本体ベルト2の左右中央部に収まる幅(上下方向高さ)の扁平な二等辺三角形である伸縮性面(伸縮性生地又は伸縮性網地)から構成される。本例の狭幅型補助ベルト3は、伸縮性面を内外から挟む非伸縮性面(合成皮革)で構成された可撓性ケース31を左右中央部に設けている。可撓性ケース31は、弾性補強材(合成樹脂板、例えばポリエチレン板)32を内蔵する。また、可撓性ケース31は、内面に面ファスナーの補助側中央雄面311が設けられている。

0027

本例の狭幅型補助ベルト3は、左端部及び右端部に非伸縮性面を設けて端部フラップ33を構成し、内面に面ファスナーの補助側端部雄面331を設けている。そして、本例の狭幅型補助ベルト3は、下方に凸な姿勢で、二等辺三角形の底辺に沿って、可撓性ケース31と左端部及び右端部との間にゴムベルト34を架け渡している。ゴムベルト34は、位置ずれしないように、狭幅型補助ベルト3の内面又は外面に縫着するか、狭幅型補助ベルト3を構成する伸縮性面に挟まれて内蔵させるとよい。

0028

本例の狭幅型補助ベルト3は、全体が二等辺三角形であるから、ゴムベルト3が直線上に揃っていても、全体として引っ張り方向(図5白抜き矢印)が傾斜している。そして、狭幅型補助ベルト3は、本体ベルト2に着脱自在であり、上下反転させて本体ベルト2に取り付けることもできるため、前記引っ張り方向を上下逆にしたり、左右の引っ張り方向をずらしたり、また左右の引っ張り力に強弱を付けたりすることができる。

0029

狭幅型補助ベルト3は、補助側中央雄面311と左端部及び右端部の補助側端部雄面331とを、それぞれ本体ベルト2の本体側中央雌面21と左端部及び右端部の本体側雌面23又は端部パッド25のパッド側雌面252とに、3箇所で掛合し、前記本体ベルト2に取り付けられる。ここで、狭幅型補助ベルト3は、扁平な二等辺三角形をしており、左右のゴムベルト34が同一線上に並びながら、全体としての引っ張り方向が斜めになっているので、上方又は下方いずれに凸な姿勢で本体ベルト2に取り付けるかで、効用が変わる。

0030

図6に見られるように、下方に凸な姿勢(図4及び図5の姿勢)の狭幅型補助ベルト3を本体ベルト2に取り付けた腰ベルト1は、狭幅型補助ベルト3の引っ張り方向(白抜き矢印)が脇と臀部とを結ぶ方向に傾き、骨盤を締め付ける。また、図7に見られるように、上方に凸な姿勢(図4及び図5の上下反転姿勢)の狭幅型補助ベルト3を本体ベルト2に取り付けた腰ベルト1は、狭幅型補助ベルト3の引っ張り方向(白抜き矢印)が脇と背骨とを結ぶ方向に傾き、腹斜筋を補助して腹部を持ち上げる。

0031

このほか、本例の腰ベルト1は、図8に見られるように、狭幅型補助ベルト3を外して本体ベルト2のみを利用者5の腰51に巻き付ける使用態様でもよい。この場合、狭幅型補助ベルト3による引っ張り力がないため、骨盤の締付も腹部の持ち上げも緩やかとなる。更に、狭幅型補助ベルト3に加えて本体ベルト2の左端部から端部パッド25を外すと、端部パッド25を重ねることによる腹部52の圧迫がなくなり、腰ベルト1は、より緩やかに利用者5の腰51を締め付けることができる。

0032

広幅型補助ベルト4は、図9及び図10に見られるように、本体ベルト2から突出する幅(上下方向高さ)の二等辺三角形である伸縮性面(伸縮性生地又は伸縮性網地)から構成される。本例の広幅型補助ベルト4は、伸縮性面を内外から挟む非伸縮性面(合成皮革)で構成された可撓性ケース41を左右中央部に設けている。可撓性ケース41は、弾性補強材(合成樹脂板、例えばポリプロピレン板)42を内蔵する。可撓性ケース41は、露出された外面に対し、左端部及び右端部の端部フラップ43までを覆う補助側滑り止め面(高摩擦生地又は高摩擦編地)45で内面が覆われている。そして、可撓性ケース41は、内面の下半分に補助側中央雄面411が設けられている。

0033

本例の広幅型補助ベルト4は、左端部及び右端部に非伸縮性面を設けて端部フラップ43を構成し、内面に面ファスナーの補助側端部雄面431を設けている。補助側中央雄面411及び補助側端部雄面431は、ほぼ同一線上に並んでおり、本体ベルト2に取り付けた広幅型補助ベルト4は、本体ベルト2から上方に大きく突出する(後掲図11参照)。本例の広幅型補助ベルト4は、上方に凸な姿勢で、二等辺三角形の左右斜辺それぞれに沿って、可撓性ケース41と左端部及び右端部との間にゴムベルト44を架け渡している。ゴムベルト44は、位置ずれしないように、広幅型補助ベルト4の外面に縫着されている。

0034

図11及び図12に見られるように、上方に凸な姿勢(図9及び図10の姿勢)の広幅型補助ベルト4を本体ベルト2に取り付けた腰ベルト1は、広幅型補助ベルト4の引っ張り方向(白抜き矢印)が脇と背骨とを結ぶ方向に傾き、腹斜筋に沿った引っ張り力により腹部を持ち上げる。上記狭幅型補助ベルト3と異なり、広幅型補助ベルト4による引っ張り力は強く、また腹斜筋に沿って引っ張り力が発揮されるため、腹部をしっかりと持ち上げる。そして、弾性補強材42を内蔵した可撓性ケース41が背骨に宛てがわれ、腰51の曲がりを抑制する。

0035

更に、広幅型補助ベルト4は、本体ベルト2に取り付けて前記本体ベルト2に拘束される底辺とゴムベルト44を架け渡した斜辺とで広く背中を覆い、しかも内面である滑り止め面45がほとんど本体ベルト2から突出して背中に接面する。このため、利用者5は、前記広幅型補助ベルト4により広い範囲で腰51の動きが拘束され、腰痛が緩和される。広幅型補助ベルト4は、こうした利用者5の腰51を拘束する働きから、上下反転させて利用することがないが、面ファスナーによる掛合位置を上下又は左右に位置調整できるため、腰51の拘束具合を調節できる。

0036

1腰ベルト
2本体ベルト
21 本体側中央雌面
22弾性補強材
23 本体側左端部雌面
24 本体側右端部雌面
25端部パッド
251パッド側雄面
252 パッド側雌面
3 狭幅型補助ベルト
31 可撓性ケース
311補助側中央雄面
32 弾性補強材
33端部フラップ
331 補助側端部雄面
34ゴムベルト
4広幅型補助ベルト
41 可撓性ケース
411 補助側中央雄面
42 弾性補強材
43 端部フラップ
431 補助側端部雄面
44 ゴムベルト
5利用者
51腰
52 腹部

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