図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2017年9月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (16)

課題

車両がドライバに提供する運転支援機能に関する運転支援情報をドライバに案内する場合、運転支援機能の理解度に応じて適切な案内をドライバに行うことができる運転支援システムを提供する。

解決手段

車両を運転するドライバに対して運転支援を行う運転支援システムは、ドライバと会話を行う会話手段と、前記会話手段で行った会話の履歴を記憶する会話履歴記憶手段と、前記会話履歴記憶手段に記憶する会話の履歴を利用して運転支援機能に対するドライバの理解度を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に応じた運転支援情報を前記ドライバに報知する報知手段と、を備える。

概要

背景

車両を運転するドライバに対して、運転を支援するシステムが知られている。例えば、走行環境に基づいて作動条件を参照し、該作動条件を満たしている場合、車載機器の使用を案内する技術が知られている(下記、特許文献1参照)。

概要

車両がドライバに提供する運転支援機能に関する運転支援情報をドライバに案内する場合、運転支援機能の理解度に応じて適切な案内をドライバに行うことができる運転支援システムを提供する。車両を運転するドライバに対して運転支援を行う運転支援システムは、ドライバと会話を行う会話手段と、前記会話手段で行った会話の履歴を記憶する会話履歴記憶手段と、前記会話履歴記憶手段に記憶する会話の履歴を利用して運転支援機能に対するドライバの理解度を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に応じた運転支援情報を前記ドライバに報知する報知手段と、を備える。

目的

このため、ドライバの理解度に応じて、案内する内容を変更することができる技術が望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

車両を運転するドライバに対して運転支援を行う運転支援システムであって、ドライバと会話を行う会話手段と、前記会話手段で行った会話の履歴を記憶する会話履歴記憶手段と、前記会話履歴記憶手段に記憶する会話の履歴を利用して運転支援機能に対する前記ドライバの理解度を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に応じた運転支援情報を前記ドライバに報知する報知手段と、を備えることを特徴とする運転支援システム。

請求項2

前記会話履歴記憶手段は、前記会話の履歴を運転支援機能の種類毎に記憶し、前記判断手段は、前記運転支援機能毎に記憶した会話数に基づいて前記理解度の大きさを判断する、ことを特徴とする請求項1に記載の運転支援システム。

請求項3

前記判断手段は、前記記憶した会話数を複数の閾値で複数の区分のいずれであるかを判断し、前記報知手段は、前記判断手段により判断された区分に応じた運転支援情報を報知する、ことを特徴とする請求項2に記載の運転支援システム。

請求項4

前記判断手段は、前記記憶した会話数が閾値以上の場合は、前記運転支援機能の理解度が高いと判断し、前記記憶した会話数が閾値未満の場合は、前記運転支援機能の理解度が低いと判断する、ことを特徴とする請求項2に記載の運転支援システム。

請求項5

前記報知手段により報知する前記運転支援情報は、前記理解度が高い場合、前記運転支援の種類に応じた第1の運転支援情報であり、前記理解度が低い場合、前記運転支援の種類に応じた、前記第1の運転支援情報より情報量の多い第2の運転支援情報である、ことを特徴とする請求項4に記載の運転支援システム。

請求項6

前記会話数は、前記車両の最初の運転が作動されてからの累積数である、ことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の運転支援システム。

請求項7

前記会話数は、所定期間内の累積数である、ことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の運転支援システム。

請求項8

前記車両を運転するドライバを特定する特定手段、を備え、前記会話履歴記憶手段は、前記特定手段で特定されるドライバ毎に前記会話の履歴を記憶し、前記判断手段は、前記ドライバに応じた会話の履歴に基づいて、理解度を判断する、ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の運転支援システム。

請求項9

ドライバとの会話を行う会話システムを搭載したサーバ通信を行い、前記サーバから前記会話システムと通信を行う通信手段、を備え、前記通信手段を介して前記サーバと前記ドライバとの会話を行う、ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の運転支援システム。

技術分野

0001

本発明は、運転支援システムに関する。

背景技術

0002

車両を運転するドライバに対して、運転を支援するシステムが知られている。例えば、走行環境に基づいて作動条件を参照し、該作動条件を満たしている場合、車載機器の使用を案内する技術が知られている(下記、特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開2008−305319号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上記特許文献1に記載の技術によると、車両を運転するドライバに車載機器の使用を案内することができるが、ドライバが案内する車載機器についてどの程度の知識を有しているかを判断することができない。

0005

案内する車載機器についての理解度は、ドライバによって異なる場合もある。このため、ドライバの理解度に応じて、案内する内容を変更することができる技術が望まれている。このような技術は、車載機器についてだけでなく、車両の有する運転支援機能全般においても同様に望まれている。

0006

より詳細に説明すると、例えば、所定の運転支援機能に関して理解度の高いドライバに対しては当該運転支援機能を簡易に案内し、理解度の低いドライバに対しては当該運転支援機能を丁寧に案内する、という案内方法が考えられる。

0007

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、車両がドライバに提供する運転支援機能に関する運転支援情報をドライバに案内する場合、運転支援機能の理解度に応じて適切な案内をドライバに行うことができる運転支援システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、車両を運転するドライバに対して運転支援を行う運転支援システムであって、ドライバと会話を行う会話手段と、前記会話手段で行った会話の履歴を記憶する会話履歴記憶手段と、前記会話履歴記憶手段に記憶する会話の履歴を利用して運転支援機能に対する前記ドライバの理解度を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に応じた運転支援情報を前記ドライバに報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。

0009

このように構成された運転支援システムによると、車両がドライバに提供する運転支援機能に関する運転支援情報をドライバに案内する場合、運転支援機能の理解度に応じて適切な案内をドライバに行うことができる。

0010

また、前記会話履歴記憶手段は、前記会話の履歴を運転支援機能の種類毎に記憶し、前記判断手段は、前記運転支援機能毎に記憶した会話数に基づいて前記理解度の大きさを判断するようにしても良い。

0011

このように構成すると、運転支援システムは、複数の運転支援機能がある場合にも、運転支援機能毎のドライバの理解度に応じた運転支援情報を報知することができる。

0012

さらに、前記判断手段は、前記記憶した会話数を複数の閾値で複数の区分のいずれであるかを判断し、前記報知手段は、前記判断手段により判断された区分に応じた運転支援情報を報知するようにしても良い。例えば、前記判断手段は、前記記憶した会話数が閾値以上の場合は、前記運転支援機能の理解度が高いと判断し、前記記憶した会話数が閾値未満の場合は、前記運転支援機能の理解度が低いと判断するようにしても良い。

0013

このように構成すると、ドライバの運転支援機能に対する理解度をより細分化し、その細分化した理解度に応じて運転支援情報を報知することができるため、より高度な運転支援をドライバに行うことが可能になる。

0014

さらに、前記報知手段により報知する前記運転支援情報は、前記理解度が高い場合、前記運転支援の種類に応じた第1の運転支援情報であり、前記理解度が低い場合、前記運転支援の種類に応じた、前記第1の運転支援情報より情報量の多い第2の運転支援情報であるようにしても良い。

0015

このように構成すると、理解度が高いドライバには、不要な運転支援情報を報知せずに済み、理解度が低いドライバには、十分な運転支援情報を報知することが可能になる。

0016

さらに、前記会話数は、前記車両の最初の運転が作動されてからの累積数としても良い。また、前記会話数は、所定期間内の累積数としても良い。所定期間内の累積数とした場合、車両を定期的に運転しないようなドライバの場合、しばらく運転しない期間があると、運転支援機能に対する理解度が変更される場合も考えられるが、このような場合にも直近1か月の運転状況に応じた理解度に基づいて、ドライバに運転支援情報を報知することができる。

0017

また、運転支援システムは、前記車両を運転するドライバを特定する特定手段、を備え、前記会話履歴記憶手段は、前記特定手段で特定されるドライバ毎に前記会話の履歴を記憶し、前記判断手段は、前記ドライバに応じた会話の履歴に基づいて、理解度を判断するようにしても良い。

0018

このように構成すると、車両を複数のドライバで共有する場合でも、ドライバの機能の理解度に応じたレクチャーを行うことが可能になる。

0019

さらに、運転支援システムは、ドライバとの会話を行う会話システムを搭載したサーバ通信を行い、前記サーバから前記会話システムと通信を行う通信手段、を備え、前記通信手段を介して前記サーバと前記ドライバとの会話を行うようにしても良い。

0020

サーバに会話システムが搭載されることにより、サーバが取得する膨大な情報に基づいて、ドライバとの多彩な会話を行うことが可能になり、運転支援機能に関する会話も増すため、理解度の判断精度を向上させることができる。

発明の効果

0021

本発明によれば、車両がドライバに提供する運転支援機能に関する運転支援情報をドライバに案内する場合、運転支援機能の理解度に応じて適切な案内をドライバに行うことができる運転支援システムを提供する。

図面の簡単な説明

0022

本発明の実施形態に係る車両が含まれるネットワークの概略的な構成の一例を示す図。
同実施形態に係る車両の概略的な構成の一例を示すブロック図。
同実施形態に係るACC操作部の配置位置の一例を示す図。
同実施形態に係るACC操作部の一例を示す図。
同実施形態に係るACC機能がONになったときに、ECUが実行する処理の一例を示すフローチャート
同実施形態に係る会話履歴情報のデータ構造の一例を示す図。
同実施形態に係る会話数情報のデータ構造の一例を示す図。
同実施形態に係るレクチャー情報記憶部のデータ構造の一例を示す図。
同実施形態に係るサーバの概略的な構成の一例を示すブロック図。
同実施形態に係るACC学習処理の一例を示すフローチャート。
同実施形態に係るACC学習処理の一例を示すフローチャート。
同実施形態に係るレクチャー報知処理の一例を示すフローチャート。
同実施形態に係るACC機能に対する理解度が低いドライバに対して、丁寧にレクチャーする場合のパネル表示の一例を示す図。
同実施形態に係るACC機能の操作に対する理解度が高いドライバに対して、ACC機能を簡素にレクチャーする場合のパネル表示の一例である。
同実施形態の変形例に係る会話数情報のデータ構造の一例を示す図。

実施例

0023

以下では、本発明の運転支援システムを車両1に適用した場合で説明する。また、以下の実施形態においては、運転支援機能の例として、ACC(レーダクルーズコントロール)機能を挙げて説明するが、本発明は、ACC機能に限るものではなく、ドライバに運転を支援する他の運転支援機能についても適用可能である。

0024

以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、車両1が含まれるネットワーク構成の概略的な構成の一例を示す図である。
図1に示すように、車両1と、サーバ2とがネットワーク3を介して通信可能に接続されている。ネットワーク3は、例えばインターネットでも良いし、携帯電話通信網及びインターネットとで構成されても良い。

0025

図2は、車両1の概略的な構成の一例を示すブロック図である。なお、以下では、車両1が電動車両の場合で説明する。

0026

図2に示すように、車両1は、ECU11、回転速度センサ12、ブレーキセンサ13、アクセルペダルセンサ14、前方レーダセンサ15、右側カメラ16、画像処理部17、左側カメラ18、画像処理部19、ACC操作部20、タイヤ21,22、モータ23、回転軸24、モータ制御部25、ブレーキシステム26、ブレーキ制御部27、パネル28、音声部29、パネル制御部30、通信部31、記憶部32、及びGPS33を備えている。なお、車両1は、これら構成以外にも、電動車両としての機能を実現するための各装置を備えている。

0027

ECU11は、車両1内の各装置を統合的に制御する制御部である。さらに、ECU11は、例えば、サーバ2からの指示を受け、サーバ2とドライバとの会話を制御する(会話手段)。また、ECU11は、サーバ2とドライバとが行った会話を会話履歴情報として記憶部32に記憶し(会話履歴記憶手段)、この会話履歴情報に基づいて、ドライバに車両1の運転支援機能に関する運転支援情報を報知する(以下、レクチャーするともいう)。本実施形態においては、既述のように、運転支援機能としてACC機能を例に挙げ、ACC機能をドライバにレクチャーする場合で説明するが、本発明は、ACC機能以外でも運転支援機能に関するレクチャー全般に適用することが可能である。

0028

回転速度センサ12は、回転軸24の近傍に配置され、回転軸24の回転速度を検出する。また、回転速度センサ12は、検出する回転軸24の回転速度から車両1の車速を算出し、算出した車速をECU11に出力する。

0029

ブレーキセンサ13は、ドライバにより踏み込まれるブレーキペダル(図示省略)の踏込量を検出する。ブレーキセンサ13は、検出したブレーキペダルの踏込量をECU11に出力する。

0030

アクセルペダルセンサ14は、ドライバにより踏み込まれるアクセルペダル(図示省略)の踏込量を検出する。アクセルペダルセンサ14は、検出したアクセルペダルの踏込量をECU11に出力する。

0031

前方レーダセンサ15は、車両1前方の所定位置(例えば、バンパー部分)に配置され、車両1の前方にレーダを放射し、そのレーダの反射波を検出することにより、前方を走行する車両1の存在の有無、及び車両1が存在する場合には、当該車両1までの車間距離を取得し、これらの情報をECU11に出力する。

0032

右側カメラ16は、車両1の右側、例えば、サイドミラーに配置され、車両1の右側面を撮影し、撮影した画像の画像データを画像処理部17に出力する。画像処理部17は、右側カメラ16から入力された画像データに基づいて、車両1の右側の物体他車両や人)、及び道路中央分離帯を検出する。画像処理部17は、検出結果をECU11に出力する。なお、左側カメラ18、画像処理部19は、車両1の左側面を撮影した画像に対する処理を行うことを除いて、右側カメラ16、画像処理部17とそれぞれ同様な説明となるため、説明を省略する。

0033

ACC操作部20は、ドライバがACC機能の実行を車両1に指示する操作部である。ACC操作部20の詳細は、図3、及び図4を参照して後述する。

0034

タイヤ21,22は、例えば車両1の後輪であり、回転軸24と接続され、回転軸24の回転と同期して回転する。回転軸24は、モータ23と接続されており、モータ23が作動することによって回転する。モータ23は、モータ制御部25の制御に基づいて駆動する。モータ制御部25がECU11の指示に基づいて、モータ23を駆動させることにより、回転軸24、及びタイヤ21,22が回転し、車両1が走行する。モータ制御部25は、例えば、ECU11から車速を上昇させる指示を受信した場合、モータ23を高速回転させ車両1の車速を上昇させ、ECU11から車速を低下させる指示を受信した場合、モータ23を低速回転させ車両1の車速を低下させる。

0035

ブレーキシステム26は、例えば、油圧式のブレーキシステムである。ブレーキシステム26が作動することにより、車両1を減速、又は停止させることができる。ブレーキ制御部27は、ブレーキセンサ13から出力されるブレーキペダルの踏込量に基づくECU11の指示に応じて、ブレーキシステム26のブレーキの強さを調整する。

0036

パネル28は、例えば、液晶ディスプレイであり、パネル制御部30の制御に基づいて、ドライバに情報を表示する。パネル28は、ドライバが視認しやすい位置、例えば、運転席前方ダッシュボード上にドライバ側に表示面を向けて設けられる。本実施形態においては、パネル28は、ACC機能に関するレクチャーを表示したり、サーバ2との会話内容文字で表示したりする。

0037

音声部29は、パネル制御部30の制御に基づいて、コーション音をドライバに出力し、レクチャーの内容に合わせて音声を出力し、又は、サーバ2のドライバに対する会話の内容を音声で出力する。また、音声部29はマイクを内蔵しており、ドライバの発した音声を取得する。このように取得された音声は、ECU11の制御により、通信部31、ネットワーク3を介してサーバ2に送信される。

0038

通信部31は、ネットワーク3を介したサーバ2との通信を行う。通信部31は、例えば、サーバ2の会話システムに基づいて、サーバ2と車両1とのコマンド等の送受信を制御する。

0039

記憶部32は、ドライバとサーバ2との間で行われた会話を会話履歴情報として記憶する。また、記憶部32は、会話数情報、レクチャー情報(運転支援情報)を記憶する。会話履歴情報、会話数情報、及び運転支援情報の一例は、図6から図8を参照して、それぞれ後述する。

0040

GPS33は、グランドポジションニング・システムであり、車両1の現在位置を取得する。GPS33は、取得した現在位置をECU11に出力する。ECU11は、例えばGPS33から取得した現在位置をサーバ2へ送信する。

0041

ECU11は、回転速度センサ12、ブレーキセンサ13、アクセルペダルセンサ14、前方レーダセンサ15、画像処理部17,19、及びACC操作部20から入力される情報に基づいて、モータ制御部25、ブレーキ制御部27を制御して、車両1の自動運転支援による走行、例えば、ACC走行を実現する。

0042

図3は、ACC操作部20の配置位置の一例を示す図である。
ACC操作部20は、運転席着席したドライバが操作しやすい位置に設けられ、例えば、ハンドルHのステアリングホイールをドライバが右手で保持したときに、ACC操作部20の操作面が右手の親指が届く範囲の位置に設けられる。

0043

図4は、ACC操作部20の一例を示す図である。
ACC操作部20には、ACCスイッチ20a、トルクスイッチ20b、及びキャンセルスイッチ20cが設けられている。

0044

ACCスイッチ20aは、ACC機能をON/OFFするスイッチである。ACC機能がONすることにより、車両1はACC走行、又はCC(クルーズ・コントロール,定速)走行をする。ACC走行は先行車両1が存在する場合に先行車両に追従する走行方法であり、CC走行は先行車両が存在しないときにドライバに指示された速度(定速)で走行する走行方法である。

0045

トルクスイッチ20bは、中央位置から上下方向に所定範囲回動可能に構成されており、負荷がかからない状態(ドライバに操作されない状態)では、トルクスイッチ20bは中央位置に位置する。ドライバが、トルクスイッチ20bを上側に押すと、RESスイッチがONとなり、トルクスイッチ20bを下側に押すとSETスイッチがONとなる。ここで、RESスイッチは、車両1の設定車速を上昇させ、又は、定速走行を終了した後、元の設定車速に戻すときに使用される。SETスイッチは、車両1の設定車速を下げ、又は定速走行する車速をセットするときに使用される。

0046

キャンセルスイッチ20cは、車両1が定速走行をしているときに、定速走行を解除するスイッチである。

0047

次に、ACC走行について説明する。図5は、ACCスイッチ20aがドライバによりONされてACC機能がONになったときに、ECU11が実行する処理の一例を示すフローチャートである。

0048

図5に示すように、ドライバによりACCスイッチ20aがONされ、車両1の車速が設定されると(ST11)、ECU11は、先行車両が存在するか否かを判断する(ST12)。ECU11は、前方レーダセンサ15から取得する先行車両に関する情報に基づいて、前方の所定距離以内に先行車両が存在するか否かを判断する。先行車両が存在しないと判断した場合(ST12:NO)、ECU11は、定速走行を実行する。したがって、車両1は、一定速度で道路を定速走行する。

0049

また、先行車両が存在すると判断した場合(ST12:YES)、ECU11は、先行車両を追従する追従走行を実行する。したがって、車両1は、先行車両に追従しながらACC走行する。次に、ECU11は、車両1の車速が40km/h以上であるか否かを判断する(ST14)。ECU11は、回転速度センサ12から出力される車速に基づいて、この判断を実行する。

0050

車両1の車速が10km/hから40km/h未満であると判断した場合(ST15:NO)、ECU11は、追従速度を40km/hに設定し、当該速度で追従走行を実行し、車両1の車速が40km以上であると判断した場合(ST15:YES)、ECU11は、追従速度を40km/h以上、例えば、取得した車速に設定し、当該車速で追従走行を実行する。このようにして、追従速度が実行される。

0051

次に、記憶部32に記憶される会話履歴情報T1について説明する。図6は、会話履歴情報のデータ構造の一例を示す図である。会話履歴情報T1は、ドライバに対するACC(運転支援)機能と、会話内容とが関連付けられ、車両1の最初の運転開始時からのサーバ2との会話が順次記憶されて構成される。会話の内容は、より詳細には、日付、場所、及び会話内容が関連付けられる。

0052

具体的には、会話履歴情報T1は、図6に示すように、ACC機能と関連付けて、会話情報(日付、場所、及び会話内容の組)が関連付けられて構成されている。

0053

次に、記憶部32に記憶される会話数情報T2について説明する。図7は、会話数情報T2のデータ構造の一例を示す図である。会話数情報T2は、ドライバに対するACC(運転支援)機能と、このACC機能に関連した会話の累積会話数が関連付けて記憶される。

0054

図7に示すように、ACC機能は、累積会話数と関連付けられている。例えば、ACC機能に関する会話がサーバ2とドライバとでなされ、会話履歴情報T1(参照:図6)に会話が追加されると、ACC機能に対応する累積会話数はインクリメントされる。同図においては、累積会話数は、「35」になっている。

0055

次に、記憶部32に記憶されるレクチャー情報(運転支援情報)T3について説明する。図8は、レクチャー情報T3のデータ構造の一例を示す図である。なお、本実施形態においては、ACC機能に関してドライバにレクチャーするレクチャー情報を例に挙げて説明する。

0056

図8に示すように、レクチャー情報T3は、タスク番号タスク、レクチャー内容(丁寧:第2の運転支援情報)、及びレクチャー内容(簡素:第1の運転支援情報)が関連付けられている。

0057

タスクは、ACCの機能に関するものであり、タスク番号1からタスク番号10のタスクが設定されている。タスク番号1には、「ACCスイッチでACC機能をON」が、タスク番号2には、「SETスイッチで(追従/定速)制御開始」が、タスク番号3には、「ACCの終了方法」が、タスク番号4には、「設定車速変更の方法」が、タスク番号5には、「設定車速変更の方法」が、タスク番号6には、「アクセル加速」が、タスク番号7には、「SETスイッチでACC機能を再開」が、タスク番号8には、「前方追従車両1の変更」が、タスク番号9には、「LDWコーション」が、タスク番号10には、「LDWコーション」がそれぞれ関連付けられている。

0058

また、タスク番号(タスク)に、レクチャー内容が関連付けられている。レクチャー内容は、タスク毎に、丁寧なレクチャーをドライバに行うレクチャー内容と、簡素なレクチャーをドライバに行うレクチャー内容とがそれぞれ設定されている。

0059

丁寧なレクチャー内容として、タスク番号1には、「ACCスイッチが押されたため、ACC機能をONします。」が、タスク番号2には、「コーション音 設定可能な範囲は40km/hから100km/hです。アクセルで車の車速を少し上げてから、もう一度SETスイッチを押してね。」が、タスク番号3には、「ACCスイッチがOFFされたため、ACC機能を終了します。」が、タスク番号4には、「追従車速を40km/hに設定しました。」が、タスク番号5には、「RESスイッチを押し上げ続けると設定車速が5kmずつ上がります。設定車速を45(50,55,60,…)km/hに変更しました。」が、タスク番号6には、「アクセルペダルを踏んだまま、もう一度SETスイッチを押すと、現在の車速が設定車速になります。」が、タスク番号7には、「SETスイッチを下側に押すと、ACC機能を再開します。」が、タスク番号8には、「追従する車両1を変更しますか?」が、タスク番号9には、「車両1が右車線にはみ出しています。戻って下さい。」が、番号10には、「車両1が左車線にはみ出しています。戻って下さい。」が関連付けられている。

0060

また、簡素なレクチャー内容として、タスク番号1には、「ACC起動」が、タスク番号2には、「追従開始」が、タスク番号3には、「ACC終了」が、タスク番号4には、「40km/hに設定」が、タスク番号5には、「45(50,55,60,…)km/hに設定」が、タスク番号6には、「設定車速」が、タスク番号7には、「ACC再開」が、タスク番号8には、「車両1変更?」が、タスク番号9には、「コーション音」が、タスク番号10には、「コーション音」が関連付けられている。

0061

図9は、サーバ2の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
図9に示すように、サーバ2は、CPU51、ROM52、RAM53、記憶部54、及び通信部56を備えている。記憶部54には、会話プログラム55が記憶されている。なお、サーバ2は、サーバとしての機能を実現するための他の構成も備えているが、図示及び説明は省略する。

0062

CPUは51、サーバ2内の各装置を統括的に制御する。ROM52には、CPU51が実行する基本的なプログラムが記憶される。RAM53は、例えば、CPU51が処理を実行するときのワークエリアとして使用される。通信部56は、ネットワーク3を介した車両1との通信を制御する。

0063

記憶部54は、例えば、HDDハードディスクドライブ)である。記憶部54には、会話プログラム55が記憶される。会話プログラム55は、サーバ2が、車両1のドライバと会話をする会話システムを実現するためのプログラムである。サーバ2は、会話プログラム55を記憶部54から読み出して実行することにより、車両1から車両位置、走行状態等の情報を取得すると共に外部から取得した情報から車両1に対して適切な情報を選択し、その選択した取得した情報に基づいて、車両1のドライバと適切な会話を行うように車両1へ指示を送信する。例えば、車両1のACC機能がアップグレードされた情報をサーバ2が外部の情報処理装置から取得したときに、車両1がACC機能を実現できる走行状況にある場合は、ACC機能がアップグレードされた旨の会話を行うための指示を車両1へ送信する。この指示を受けて、車両1のECU11は、パネル制御部30がパネル28及び音声部29を作動させて、サーバ2とドライバとの会話を実現する。このように、サーバ2に会話システムが搭載されることにより、サーバ2が取得する膨大な情報に基づいて、ドライバとの多彩な会話を行うことが可能になり、運転支援機能に関する会話も増すため、後述するECU11の理解度の判断精度を向上させることができる。

0064

次に、ECU11が実行するACC学習処理(ACC学習モード)について説明する。図10及び図11は、ECU11が実行するACC学習処理の一例を示すフローチャートである。

0065

図10に示すように、ECU11は、ユーザ入力受け付けるか、又はイベントが発生した場合(ST101)、ECU11は、ユーザ入力、又はイベント発生がACC機能の使用方法についてか否かを判断する(ST102)。

0066

ACC機能の使用方法についてではないと判断した場合(ST102)、ECU11は、ユーザ入力、又はイベントに応じた処理を実行する(ST103)。例えば、ACC学習モード以外の他の機能の使用方法の学習モードを実行する。

0067

ACC機能の使用方法についてであると判断した場合(ST103:YES)、ECU11は、ACC学習モードを実行する(ST104)。ACC学習モードの詳細は、図11を参照して説明する。

0068

図11に示すように、ECU11は、ACCスイッチ20aがONか否かを判断する(ST201)。ACCスイッチ20aがONでないと判断した場合(ST201:NO)、ECU11は、ACC機能の起動をドライバにレクチャーする(ST202)。なお、最初にACC機能を起動したときに、ECU11は、その情報(以下、起動判断情報という)を所定のメモリに記憶しておき、この起動判断情報がACC機能の既に起動したことを示す場合、ステップST202の処理を行わずに、ステップST203の処理を実行するようにしても良い。このように構成すると、最初にACC機能を起動したときのみACC機能の起動がドライバにレクチャーされる。

0069

ACCスイッチ20aがONであると判断した場合(ST201:YES)、ECU11は、車速設定をレクチャーする(ST203)。そして、ACC起動のレクチャーをした後(ST202)、又は車速設定のレクチャーを表示した後(ST203)、ECU11は、入力があるのを待機する(ST204)。

0070

待機状態において、ユーザ入力、又はイベント発生が生じた場合(ST205)、ECU11は、これらのユーザ入力、又はイベントがACC機能に関するものか否かを判断する(ST206)。

0071

ACC機能に関するものであると判断した場合(ST206:YES)、ECU11は、ユーザ入力、又はイベントに応じたACC機能の使用方法の説明をする(ST207)。続いて、ECU11は、ドライバの行った会話の内容を記憶部32に記憶される会話履歴情報T1に記憶する(ST208)。そして、処理は、ステップST204の待機状態に戻る。

0072

一方、ステップST206において、ACC機能の使用に関するものでないと判断した場合(ST206:NO)、ECU11は、ACC学習モード終了か否かを判断する(ST209)。ACC学習モードが終了であると判断した場合(ST209:YES)、ECU11は、この処理を終了する。

0073

ACC学習モード終了でないと判断した場合(ST209:NO)、ECU11は、ACC機能終了イベントか否かを判断する(ST210)。ACC機能終了イベントであると判断した場合(ST210:YES)、ECU11は、そのACC機能終了イベントの内容に基づいて、学習モードを終了するか否かを判断する(ST211)。

0074

ACC学習モードが終了であると判断した場合(ST211:YES)、ECU11は、この処理を終了する。また、ACC学習モードが終了でないと判断した場合(ST211:NO)、ECU11は、ステップST204の処理に戻り入力待機状態になる。

0075

また、ACC機能終了イベントでないと判断した場合(ST210:NO)、ECU11は、ACC学習モードを終了するか否かを判断する(ST212)。

0076

ACC学習モードが終了であると判断した場合(ST212:YES)、ECU11は、ACC学習モードを終了し、ユーザ入力に基づいて、他のルールを参照する処理に移行する。他のルールとは、例えば、検索実行ルールである。検索実行ルールとは、ユーザの入力に沿って、所定のコンテンツ検索し、検索結果をユーザに報知する処理である。また、ACC学習モードが終了でないと判断した場合(ST212:NO)、ECU11は、ステップST204の処理に戻り、入力待機状態になる。

0077

次に、レクチャー報知処理について説明する。図12は、ACC機能に関するレクチャーをドライバに行う場合に、ECU11が実行する処理の一例を示すフローチャートである。

0078

図12に示すように、ECU11は、レクチャー機能の使用条件を満たしたか否かを判断する(ST301)。本実施形態においては、ECU11は、ACC機能に関連する操作がドライバによってなされたか否か、又はACC機能が実行されているときにドライバに報知するレクチャーが発生したか否かに基づいて、判断する。使用条件を満たしていないと判断した場合(ST301:NO)、つまり、ACC機能に関連する操作が無く、又はレクチャーを報知する必要がない場合は、待機状態になる。

0079

また、使用条件を満たしていると判断した場合(ST301:YES)、ECU11は、この使用条件が示すACC機能に対応するタスクの理解度を取得する(ST302)。より詳細には、ECU11は、ACC機能に関連付けられた会話数情報を記憶部32の会話数情報T2から「35」を取得する。

0080

次に、ECU11は、その会話数情報(例えば、「35」)が閾値より大きいか否かを判断する(ST303:判断手段)。閾値は任意に設定可能である。会話数情報が閾値以上であると判断した場合(ST302:YES)、ECU11は、ドライバに報知するレクチャーとして、簡素なレクチャー内容を選択する(ST304)。一方、会話数情報が閾値未満であると判断した場合(ST304:NO)、ECU11は、ドライバに報知するレクチャーとして、丁寧なレクチャー内容を選択する(ST305)。

0081

レクチャー内容を選択した場合(ST304、又はST305)、ECU11は、選択したレクチャーをドライバに報知する(ST306:報知手段)。より詳細には、ECU11は、レクチャーの内容をパネル28に表示してドライバに視認させる。このときに、ECU11は、音声部29からレクチャーの内容を音声出力しても良い。

0082

次に、ACC機能のタスクの1つである「SETスイッチで(追従/定速)制御開始」(参照:図6のタスク番号2)をドライバにレクチャーする場合を例に挙げ、丁寧なレクチャー、及び簡素なレクチャーのパネル表示例について、図13図14を参照して説明する。

0083

図13は、ACC機能に対する理解度が低いドライバに対して、丁寧にレクチャーする場合のパネル表示28aの一例である。図13に示すように、パネル表示28aには、ACC操作部20のSETスイッチ(トルクスイッチ20bを押し上げた場合)を示す画像と共に、「設定可能な範囲は40km/hから100km/hです。アクセルで車の車速を少し上げてから、もう一度SETスイッチを押してね。」というレクチャー内容が表示されている。

0084

一方、図14は、ACC機能の操作に対する理解度が高いドライバに対して、ACC機能を簡素にレクチャーする場合のパネル表示28bの一例である。図14に示すように、パネル表示28aには、ACC操作部20のSETスイッチ(トルクスイッチ20bを押し上げた場合)を示す画像と共に、「追従開始」というレクチャー内容が表示されている。

0085

図13図14に示すように、車両1は、ドライバのACC機能の理解度に応じて、レクチャーする内容を変更することができるようになっている。なお、図8を参照して説明した各タスクについても同様に、理解度に応じて、丁寧なレクチャー内容と、簡素なレクチャー内容とのいずれかが表示される。なお、本実施形態は、丁寧なレクチャー内容は、簡素なレクチャー内容より文字(テキスト)の情報量が多い場合で説明したが、文字の情報量だけでなく、表示画像の情報量を多くしても良い、音声の情報量を多くしても良い。つまり、文字、表示画像、音声の少なくともいずれかの情報量を多くすれば良い。

0086

以上のように構成された車両1は、ドライバがサーバ2と行った会話の履歴である会話履歴情報T1を記憶部32に記憶し、この会話履歴情報T1に記憶された会話の履歴を利用してACC機能に対するドライバの理解度を判断し、判断結果に応じたレクチャー内容をドライバに報知する。このため、車両1がドライバに提供するレクチャーをする場合、ACC機能の理解度に応じて適切な案内をドライバに行うことができる。

0087

また、会話履歴情報T1は、ACC機能等の機能の種類毎に会話を記憶し、ECU11は、その機能毎に記憶した会話数に基づいて理解度の大きさを判断する。このため、車両1は、ACC機能以外に複数の機能がある場合にも、機能毎のドライバの理解度に応じたレクチャーを行うことができる。

0088

さらに、ECUは、ACC機能の理解度が高い場合、タスク(運転支援の種類)に応じた簡素なレクチャーを行い、理解度が低い場合、タスクに応じた、簡素なレクチャーより情報量の多い丁寧なレクチャーを行う。このため、理解度が高いドライバには、不要なレクチャーをせずに済み、理解度が低いドライバには、十分なレクチャーをすることができる。

0089

なお、上記実施の形態においては、ACC機能の理解度の大きさを、車両1の最初の運転がされてからのACC機能の累積操作回数と閾値とを用いて判断する場合で説明したが、これに限るものではない。例えば、所定の機能の理解度の大きさを判断する期間を、所定の期間とするようにしても良い。例えば、図15に示すように、本日から1か月前までの機能に関連した会話数を会話数情報T4として記憶部32に記憶するようにし、その会話数と閾値とを用いて機能の理解度を判断するようにしても良い。このように構成すると、車両1を定期的に運転しないようなドライバの場合、しばらく運転しない期間があると、操作に対する理解度が変更される場合も考えられるが、このような場合にも直近1か月の運転状況に応じた理解度に基づいて、ドライバにACC機能のレクチャーをすることができる。

0090

また、上記実施の形態においては、機能の理解度が高いか低いかによって、丁寧なレクチャーと、簡素なレクチャーとの2つのレクチャーを使い分ける場合で説明したが、これに限るものではない。機能の理解度を複数の閾値により3つ以上に区分するようにし、区分に応じたレクチャーを報知するようにしても良い。このように構成すると、ドライバの理解度をより細分化し、その理解度に応じた機能のレクチャーを行うことができるため、より高度な運転支援をドライバに行うことが可能になる。

0091

さらに、上記実施の形態においては、車両1を運転するドライバが一人の場合で説明したが、車両1を複数のドライバで共有する場合も考えられる。このような場合、ドライバを特定するためのID(特定手段)を取得する手段を車両1に設け、このドライバのID毎に、会話履歴情報T1、及び会話数情報T2を管理する。そして、車両1の作動時にドライバのIDを取得し、そのドライバIDに対応する会話数情報T2に基づいて、そのドライバの理解度に応じたレクチャーを行う様にすればよい。このように構成すると、車両1を複数のドライバで共有する場合でも、各ドライバの機能の理解度に応じたレクチャーを行うことが可能になる。

0092

さらに、会話数情報に基づいて理解度が高いか低いかを判断する閾値は、運転を支援する機能に応じて異なる閾値に設定するようにしても良い。このように構成することにより、運転を支援する機能に応じて適切な閾値を設定することが可能になる。

0093

さらにまた、上記実施形態では、ドライバと会話を行う会話システムがサーバ2に搭載されている場合で説明したが、これに限るものではなく、車両1内に会話システムを搭載するようにしても良い。このように構成すると、車両1において、本発明を実施することが可能になり、プライベートな情報を外部に送信することがなくなり、車両1の情報セキュリティ能力を向上させることができる。

0094

さらにまた、上記実施の形態においては、ACC機能の理解度が高い場合は、簡素なレクチャーを行い、理解度が低い場合は、丁寧なレクチャーを行う場合で説明したが、これに限るものではない。例えば、ACC機能の理解度が高い場合は、理解度が高いからこそ、高度な設定、言い換えれば、機能の詳細な設定をしたいというドライバの存在も想定される。このようなドライバには、簡素なレクチャー、丁寧なレクチャーではなく、高度なレクチャー、言い換えれば、機能を詳細に設定可能なレクチャーを行うことが望まれる。

0095

このような場合に対応するため、車両1を以下のように構成しても良い。
レクチャー情報T3に、簡素、丁寧なレクチャーだけでなく、詳細な設定を行うことができる機能には、詳細な設定を行う方法をレクチャーする高度なレクチャーを関連付けておく。ECUは、例えば、機能のマニアックな内容に関する会話があった場合、当該会話がった旨を、例えば特定会話情報として記憶し、この特定情報が記憶されている場合には、タスクに対応するレクチャーとして、高度なレクチャーを選択するように構成する。このように構成すると、運転支援機能の理解度が高く、且つ、高度な設定を行いたいドライバには、高度なレクチャーを行うことができ、より高度な運転支援機能をドライバに提供することができる。

0096

なお、上記実施の形態においては、ACC機能のタスクには、丁寧なレクチャーと、簡素なレクチャーとが全て関連付けられている場合で説明したが、丁寧なレクチャーをした方が良いタスク、簡素なレクチャーをした方が良いタスクには、それぞれ一方のレクチャーのみを関連付けておき、ECU11は、タスクに関連付けられたレクチャーを報知するようにしても良い。

0097

この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態の構成を組み合わせてもよい。

0098

1…車両、2…サーバ、11…ECU、20…ACC操作部、20a…ACCスイッチ、20b…トルクスイッチ、20c…キャンセルスイッチ、28…パネル、28a,28b…パネル表示例、29…音声部、30…パネル制御部、32…記憶部、H…ハンドル、T1…会話履歴情報、T2,T4…会話数情報、T3…レクチャー内容

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ