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技術 飲料用容器の栓体

出願人 タイガー魔法瓶株式会社
発明者 水流猛志
出願日 2016年3月14日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2016-050037
公開日 2017年9月21日 (2年9ヶ月経過) 公開番号 2017-165423
状態 特許登録済
技術分野 容器の蓋 食品用断熱容器
主要キーワード 同一面状態 下降傾斜面 所定幅部分 蓋体カバー 連結用開口 側係合片 軸支ブラケット 正円形状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月21日)のものです。
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図面 (20)

課題

開閉レバーにより蓋体開閉を行うワンプッシュオープン型飲料容器栓体において、より確実な安全ロック機能を実現する。

解決手段

ボトル本体の開口部に対して取り付けられた飲料注出口を有する栓本体と、該栓本体の周方向一側部に軸支され、上下方向に弧回動開閉する上記飲料注出口のシール機能を備えた蓋と、該蓋を閉状態ロックするロックレバーと、該ロッククレバーのロック状態解除する蓋開閉レバーとからなる飲料用容器の栓体であって、上記ロックレバーは、上記蓋開閉レバーに対して、所定の方向の第1の操作と該第1の操作とは方向の異なる第2の操作との2段階の操作が行われなければ解除されないようにした。

概要

背景

最近のステンレスボトルでは、飲料を収容するボトル本体上端側の開口部に、直飲みすることができる飲み口部を備えた栓体を嵌合するとともに、その上部を覆う蓋体を設けたものが多くなっている。

蓋体は、例えば上記栓体の周方向の一側部に設けられたヒンジ部等の軸支部により上下方向に弧回動可能に軸支されており、下方に回動した状態で上記飲み口部を覆い、かつシールする一方、上方から後方に回動した状態で上記飲み口部および飲料注出口部を開放するようになっている。

そして、上記蓋体には、当該蓋体を閉状態ロックするロックレバーと、該ロックレバーのロック状態解除する開閉レバーが設けられている。

該開閉レバーには、例えば操作の容易なワンプッシュ型のものが多く用いられており、蓋体の前端部に栓体前後方向への押圧回動レバーを設け、該押圧回動レバーを栓体後方に押圧した時にロックレバーのロック状態が解除されるように構成されている(たとえば、特許文献1、2を参照)。

しかし、それだけでは、当該飲料容器を鞄等に入れて持ち運んでいるときに、何かに当たって不用意に開閉レバーが押圧され、蓋体が開かれて、飲料が流出することもある。

そこで、最近では、上記開閉レバー部分にスライド型ロックカバー部材を設け、携帯時などには、当該ロックカバー部材をスライドさせて開閉レバーの押圧操作部を覆い、容易には押圧操作できないようにした安全ロック型構造のものも提供されている。

概要

開閉レバーにより蓋体の開閉を行うワンプッシュオープン型の飲料容器の栓体において、より確実な安全ロック機能を実現する。ボトル本体の開口部に対して取り付けられた飲料注出口を有する栓本体と、該栓本体の周方向一側部に軸支され、上下方向に弧回動開閉する上記飲料注出口のシール機能を備えた蓋と、該蓋を閉状態にロックするロックレバーと、該ロッククレバーのロック状態を解除する蓋開閉レバーとからなる飲料用容器の栓体であって、上記ロックレバーは、上記蓋開閉レバーに対して、所定の方向の第1の操作と該第1の操作とは方向の異なる第2の操作との2段階の操作が行われなければ解除されないようにした。

目的

本願発明は、このような課題を解決するためになされたもので、蓋体を閉状態に維持するロックレバーが、蓋開閉レバーに対して所定の方向の第1の操作と該第1の操作とは方向の異なる第2の操作との2段階の操作が行われなければ解除されないようにすることによって、開閉レバーが、鞄の中の他の収納物に当接し、また外部からの衝撃を受けた程度では容易に開操作されない確実な安全ロック構造を実現し、上記従来の問題を解決した飲料容器の栓体を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ボトル本体の開口部に対して取り付けられた飲料注出口を有する栓本体と、該栓本体の周方向一側部に軸支され、上下方向に弧回動開閉する上記飲料注出口のシール機能を備えた蓋と、該蓋を閉状態ロックするロックレバーと、該ロッククレバーのロック状態解除する蓋開閉レバーとからなる飲料用容器栓体であって、上記ロックレバーは、上記蓋開閉レバーに対して、所定の方向の第1の操作と該第1の操作とは方向の異なる第2の操作との2段階の操作が行われなければ解除されないようになっていることを特徴とする飲料用容器の栓体。

請求項2

開閉レバーの第1の操作が栓体に対する上方から下方への押圧操作、第2の操作が栓体に対する前方から後方への押圧操作であり、ロッククレバーは、上記上方から下方への第1の押圧操作がなされている状態において、上記前方から後方への第2の押圧操作がなされたときに解除されるようになっていることを特徴とする請求項1記載の飲料用容器の栓体。

請求項3

開閉レバーは、常時上昇方向に付勢支持された昇降自在なスライド部材に対して回動軸を介して取り付けられており、第1の押圧操作に対応してスライド部材と共に下降し、該下降状態において第2の押圧操作に対応して前方から後方に回動することにより、ロッククレバーのロックを解除するようになっていることを特徴とする請求項2記載の飲料容器の栓体。

請求項4

開閉レバーの上端は、蓋体天壁部の一部を構成していることを特徴とする請求項2又は3記載の飲料容器の栓体。

技術分野

0001

本願発明は、飲料注出口部、飲料注出口部を覆う蓋体、蓋体を閉状態ロックするロック手段、ロック手段のロック状態解除する開閉レバーを備え、開閉レバーの操作により蓋体を開放する飲料容器栓体の構造に関し、特に開閉レバーの不用意開閉作動が生じないようにした栓体の構造に関するものである。

背景技術

0002

最近のステンレスボトルでは、飲料を収容するボトル本体上端側の開口部に、直飲みすることができる飲み口部を備えた栓体を嵌合するとともに、その上部を覆う蓋体を設けたものが多くなっている。

0003

蓋体は、例えば上記栓体の周方向の一側部に設けられたヒンジ部等の軸支部により上下方向に弧回動可能に軸支されており、下方に回動した状態で上記飲み口部を覆い、かつシールする一方、上方から後方に回動した状態で上記飲み口部および飲料注出口部を開放するようになっている。

0004

そして、上記蓋体には、当該蓋体を閉状態にロックするロックレバーと、該ロックレバーのロック状態を解除する開閉レバーが設けられている。

0005

該開閉レバーには、例えば操作の容易なワンプッシュ型のものが多く用いられており、蓋体の前端部に栓体前後方向への押圧回動レバーを設け、該押圧回動レバーを栓体後方に押圧した時にロックレバーのロック状態が解除されるように構成されている(たとえば、特許文献1、2を参照)。

0006

しかし、それだけでは、当該飲料容器を鞄等に入れて持ち運んでいるときに、何かに当たって不用意に開閉レバーが押圧され、蓋体が開かれて、飲料が流出することもある。

0007

そこで、最近では、上記開閉レバー部分にスライド型ロックカバー部材を設け、携帯時などには、当該ロックカバー部材をスライドさせて開閉レバーの押圧操作部を覆い、容易には押圧操作できないようにした安全ロック型構造のものも提供されている。

先行技術

0008

特開2008−239177号公報
特開2012−121614号公報

発明が解決しようとする課題

0009

しかし、上記安全ロック構造のものの場合にも、あくまでもロックカバー部材をスライドさせて開閉レバーの押圧操作部を覆うことが条件であり、ユーザーロックカバー掛け忘れると、従来と全く同様の状態となり、やはり開閉レバーが不用意に押圧される恐れがある。

0010

また、上記安全ロック構造は、単にロックカバー部材をスライドさせて開閉レバーの押圧操作部を覆うだけの構成であるから、鞄の中の他の収納物に当接し、また外部からの衝撃を受けて、ロックカバー部材がスライドし、安全ロックが解除されてしまうという事も起こり得る。

0011

本願発明は、このような課題を解決するためになされたもので、蓋体を閉状態に維持するロックレバーが、蓋開閉レバーに対して所定の方向の第1の操作と該第1の操作とは方向の異なる第2の操作との2段階の操作が行われなければ解除されないようにすることによって、開閉レバーが、鞄の中の他の収納物に当接し、また外部からの衝撃を受けた程度では容易に開操作されない確実な安全ロック構造を実現し、上記従来の問題を解決した飲料容器の栓体を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0012

本願各発明は、上記の目的を達成するために、それぞれ次のような有効な課題解決手段を備えて構成されている。

0013

(1) 請求項1の発明の課題解決手段
この発明の課題解決手段は、ボトル本体の開口部に対して取り付けられた飲料注出口を有する栓本体と、該栓本体の周方向一側部に軸支され、上下方向に弧回動開閉する上記飲料注出口のシール機能を備えた蓋と、該蓋を閉状態にロックするロックレバーと、該ロッククレバーのロック状態を解除する蓋開閉レバーとからなる飲料用容器の栓体であって、上記ロックレバーは、上記蓋開閉レバーに対して、所定の方向の第1の操作と該第1の操作とは方向の異なる第2の操作との2段階の操作が行われなければ解除されないようになっていることを特徴としている。

0014

このような構成によると、開閉レバーの蓋体開閉操作が、たとえば栓体に対する所定の方向への第1の操作(安全ロック解除)と、該第1の操作とは方向を異にする第2の操作(メインロック解除)との2段階の操作を経て行われるようになっており、栓体に対して所定の方向への第1の操作(安全ロック解除)が行われたのみでは蓋体が開かれることはない。そして、第2の操作が終了して、蓋が開くと、元の第1の操作前の状態に自動的に復帰して、安全ロックを掛けた状態(第1の操作をしなければ第2の操作をすることができない状態)となる。

0015

また、同構成の場合、開閉レバー単体の構成で、第1、第2の操作を連続する形で容易に実現することができ、従来の安全ロック用のロックカバー部材などの他の部材を必要とせず、また安全ロック設定、安全ロック解除のためのロックカバー部材スライド操作などの開閉レバーの操作とは別の特別な操作も必要としない。そのため、安全ロックをかけ忘れるということもない。したがって、同構成では、蓋および蓋開閉レバーの確実な安全ロック構造、安全ロック機能を実現することができる。

0016

しかも、上記安全ロック解除用の第1の操作と、該第1の操作とは方向を異にするメインロック解除用の第2の操作とは、相互に連続する2段モーションの操作となっており、あくまでも単一の開閉レバーそのものを用いて行われる。したがって、ユーザーは、親指等で、先ず開閉レバーを第1の状態に操作し、該第1の操作をした状態において、そのまま親指等で同開閉レバーを第2の状態に操作すれば、開閉レバーから指を離すことなく、ワンアクションに近い操作で、安全ロックを解除、メインロックを解除して、容易に蓋体を開放することができる。

0017

したがって、確実な安全ロック機能を実現しながらも、その操作を複雑にすることなく、片手で十分に操作することが可能で、開閉レバーのみの操作による本来のワンプッシュオープン機能を実現することができる。

0018

(2) 請求項2の発明の課題解決手段
この発明の課題解決手段は、上記請求項1の発明の課題解決手段の構成において、開閉レバーの第1の操作が栓体に対する上方から下方への押圧操作、第2の操作が栓体に対する前方から後方への押圧操作であり、ロッククレバーは、上記上方から下方への第1の押圧操作がなされている状態において、上記前方から後方への第2の押圧操作がなされたときに解除されるようになっていることを特徴としている。

0019

このような構成によると、開閉レバーの蓋体開閉操作が、栓体に対する上方から下方への第1の押圧操作(安全ロック解除)と、該第1の押圧操作とは操作方向を異にする栓体に対する前方から後方への第2の押圧操作(メインロック解除)との2段階の操作を経て行われるようになっており、栓体に対する上方から下方への第1の押圧操作(安全ロック解除)のみでは蓋体が開かれることはない。そして、第2の押圧操作(メインロック解除)が終了して、蓋が開くと、元の第1の押圧操作(安全ロック解除)前の状態に自動的に復帰して、安全ロックを掛けた状態(第1の押圧操作をしなければ第2の押圧操作をすることができない状態)となる。

0020

この場合、上記操作方向を異にする第1、第2の押圧操作状態が、鞄の中での収納物との当接や外部からの衝撃で同時に、また順を追って生じるということは通常想定できない。また、同構成では、開閉レバー単体の構成で実現することができ、従来のような安全ロックの設定、解除のためのロックカバー部材などの他の部材、また同ロックカバー部材のスライド操作(昇降)などの特別な操作を必要とせず、安全ロックをかけ忘れるということもない。したがって、同構成では、開閉レバーの極めて確実な安全ロック機能を実現することができる。

0021

しかも、上記安全ロック解除のための栓体に対する上方から下方への第1の押圧操作と、該第1の押圧操作とは操作方向を異にするメインロック解除のための前方から後方への第2の押圧操作とは、相互に連続する2段モーションの操作となっており、単一の開閉レバーそのものを用いて行われる。

0022

したがって、ユーザーは、親指等で、先ず開閉レバーを上方から下方に押圧操作して安全ロックを解除し、該上方から下方への押圧操作をした状態において、そのまま同開閉レバーを栓体後方に押圧操作すれば、メインロックを解除して、蓋体を開放することができる。

0023

したがって、確実な安全ロック機能を実現しながらも、その操作を複雑にすることなく、片手で十分に操作することが可能で、開閉レバーのみの操作によるワンプッシュオープン機能を実現することができる。

0024

(3) 請求項3の発明の課題解決手段
この発明の課題解決手段は、上記請求項2の発明の課題解決手段の構成において、開閉レバーは、常時上昇方向に付勢支持された昇降自在なスライド部材に対して回動軸を介して取り付けられており、第1の押圧操作に対応してスライド部材と共に下降し、該下降状態において第2の押圧操作に対応して前方から後方に回動することにより、ロッククレバーのロックを解除するようになっていることを特徴としている。

0025

このような構成によると、安全ロック解除、安全ロック設定のための開閉レバーの上下方向の昇降動作と、メインロック解除、メインロック設定のための開閉レバーの前後方向の回動動作との2つの異なる動作が、ロックレバーのロック状態、ロック解除状態に関係なく実現される。 すなわち、上記開閉レバーの上方から下方への押圧操作、前方から後方への押圧操作が、それぞれロックレバー側と機械的に連系することなく、独立した形で実現される。

0026

したがって、開閉レバーは、常時上昇方向に付勢支持されたスライド部材により、ロックレバーのロック状態、ロック解除状態とは関係なく昇降可能となり、上記安全ロック解除のための第1の押圧操作により下降して安全ロックを解除し、さらに第2の押圧操作により栓体後方に回動してロックレバーのロックを解除すると、その後はスライド部材により自動的に元の上昇位置に復帰し、ロックレバーのロック状態、ロック解除状態の如何に関係なく、安全ロック設定状態となる。

0027

そのために、より安全ロック機能が高くなる。

0028

(4) 請求項4の発明の課題解決手段
この発明の課題解決手段は、上記請求項2又は3の発明の課題解決手段の構成において、開閉レバーの上端は、蓋体の天壁部の一部を構成していることを特徴としている。

0029

このような構成によると、上述した開閉レバーの上方から下方への第1の押圧操作を容易に行うことができる。

0030

他方、それでいながら、開閉レバーは、蓋体の天壁部の一部を構成しているために、外部からの衝撃を受けた場合、また鞄の中で他の収納物に当たった場合などにも、面積の大きな蓋体部分カバーされ、同開閉レバー部分のみが単独で不用意に押圧されるということが起こりにくい。

発明の効果

0031

以上の結果、本願発明によれば、従来のものに比べて遥かに安全ロック機能が高い飲料容器用の栓体を提供することが可能となる。

図面の簡単な説明

0032

本願発明の実施の形態に係る飲料容器の栓体部分を含めた全体の正面側右斜め方向から見た外観斜視図である。
同飲料容器の栓体部分を含めた全体の内部構造を示す縦断面図である。
同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の側面図である。
同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の正面図である。
同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の背面図である。
同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の平面図である。
同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の正面側右斜め方向からの斜視図である。
同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋閉状態の背面側右斜め方向からの斜視図である。
同飲料容器の栓体部分の外観構造を示す蓋開状態の側面図である。
同飲料容器の栓体部分の内部構造を示す蓋開状態の斜視図である。
同飲料容器の栓体の蓋下面側部分の構造を示す斜視図である。
同飲料容器の栓体の蓋上面側部分の構造を示す斜視図である。
同飲料容器の栓体の正面側開閉レバーを取り除いた状態における蓋カバー内部の構造を示す正面右斜め方向から見た斜視図である。
同飲料容器の栓体の蓋カバー部分の構造を示す背面側下方から見た斜視図(開閉レバー上昇状態)である。
同飲料容器の栓体の蓋カバー部分の構造を示す背面側下方から見た斜視図(開閉レバー下降状態)である。
同飲料容器の栓体の蓋カバー部分の上下を逆にして示す背面側左上方部から見た斜視図(開閉レバー下降状態)である。
同飲料容器の栓体の要部の断面構造を示す拡大断面図である。
同飲料容器の栓体の要部であるロック機構各部分の構造を示す分解斜視図である。
同飲料容器の栓体の要部である開閉レバーの前面側の構造(a)および背面側の構造(b)をそれぞれ示す拡大斜視図である。
同飲料容器の栓体の要部であるスライドレバーの正面側構造(a)、背面側構造(b)、下面側構造(c)をそれぞれ示す拡大斜視図である。
同飲料容器の栓体部分の開閉レバー非操作状態(ロック状態)における構成を示す断面図である。
同飲料容器の栓体の開閉レバーを押圧下降させた状態(第1の押圧操作状態)における構成を示す断面図である。
同飲料容器の栓体の開閉レバーを栓体後方に押圧操作した状態(第2の押圧操作状態)における構成を示す断面図である。

実施例

0033

以下、添付の図面を参照して、本願発明に係る飲料用容器の栓体の実施の形態について説明する。

0034

まず図1および図2には、本願発明の実施の形態に係る飲料用容器の栓体のボトル本体を含む全体的な構成が、また図3図23には、同栓体の全体および要部の構成がそれぞれ示されている。

0035

この実施の形態では、飲料容器の一例として、保温機能の高い真空二重容器よりなるステンレスボトルが採用されている。

0036

このステンレスボトルのボトル本体1は、例えば図1および図2に示すように、有底筒状構造のステンレス製内容器1aと同じく有底筒状構造で、内容器1aよりも大径のステンレス製の外ケース1bとからなり、それら各容器1a、1bの上端側開口縁部2a、2b同士を相互に接合一体化することによって、上端側に開口部3を有する真空断熱構造のボトルが形成されている。 このボトル本体1の開口部3には、外周側に位置して段部構造の肩部3cが、また内周側に位置して螺合溝部3d及び小径ネック部3eが設けられている。そして、同開口部3に対して、次に述べるような、栓本体4、栓カバー5、蓋6、蓋カバー7よりなる栓体10が着脱自在に取り付けられている。

0037

栓本体4は、栓パッキンの嵌合部41a、上記ボトル本体1の開口部3の螺合溝部3dへの螺合溝部41bを備え、栓パッキンの嵌合部41aの外周に嵌合された栓パッキン41c、ボトル本体1の開口部3の螺合溝部3dへの螺合溝部41bを介して上記ボトル本体1の開口部3に螺合される注出口形成用の筒体部41と、この筒体部41の上部側に一体に設けられた皿状の飲み口部42とからなり、上記筒体部41の上端と飲み口部42の底部との間には蓋6側に取り付けられた飲み口パッキン66第1のゴム製パッキン66aのシール用座面を形成する水平方向の仕切り壁43が設けられ、同仕切り壁43の中央部に飲料注出用の楕円形上の開口43aが開口されている。

0038

飲み口部42は、口付け部となる開口縁部が略垂直であるが、全体に亘って同一の高さの筒状壁ではなく、口付け部となる前部側が高く、後端側に行くにしたがって水平壁面に近くなるテーパー面形状の開口面を有する筒部壁となっている。そして、上記飲み口部42の高さの高い前端部の下部位置には、後述する蓋6側に設けられたロックレバー84の状の係合片84aが着脱可能に係合する係合溝56が設けられている。また、この飲み口部42内の注出口43aは、例えば図10に示されるように、栓本体4の略中央部にあり、飲み口部42は、同注出口43aを囲む形で設けられているが、該飲み口部42の平面形状は、後端側で口径が少し拡大され、かつ略半円形状にカットされて、後端側に後述するヒンジブラケット53,53を設置できるスペースを形成している。

0039

この栓本体4の上記筒体部41と飲み口部42との間の外周には、上記飲み口部42の形状に対応した所定の外径の栓カバー嵌合用フランジ部44が設けられており、このフランジ部44に対して、栓本体4の筒体部41外周を覆う栓カバー5が上方側から嵌合一体化されている。この栓カバー5は、上記栓本体4の筒体部41のフランジ部44外周に嵌合される外径寸法を有した円形の水平壁部51と、該水平壁部51の外周端から下方に筒状に延びた側壁部52と、上記飲み口部42の後部形状に対応して上記水平壁部51の上部後端に位置して左右に一対設けられたヒンジブラケット53,53とからなり、上記栓本体4に固定された状態で後述するヒンジ軸54を介して蓋6及び蓋カバー7が前後方向に弧回動開閉可能に軸支されるようになっている。 上記筒状の側壁部52は、上記栓本体4がボトル本体1の開口部3に螺合固定された状態においては、その下部が上記ボトル本体開口部3の肩部に対応して嵌合され、ボトル本体1の開口部3をもカバーするようになっている。また、上記筒状の側壁部52の後端部には、上述したヒンジブラケット53,53の下方に位置して、上記蓋6を図9に示すように大きく開放するための下降傾斜面59が設けられている。

0040

ヒンジブラケット53,53は、上記飲み口部42の後部カット形状に対応して、全体として円形の水平壁部51の後端より所定寸法前側に位置して設けられており、それによって上記栓カバー5の外周円範囲内に収まる状態で斜め後方に所定の高さ起立せしめられている。

0041

他方、蓋6は、例えば図11に示されるように、上記飲み口部42の略半円形状の円筒形状(後部カット形状)に対応して、その後端側にヒンジ部63,63の形成スペースおよび栓カバー側ヒンジブラケット53,53の嵌合スペース(連結用開口部)を形成した形状及び構造となっており、上記飲み口部42の外周に嵌合し得る外径の天壁部61および筒状の側壁部62を備えた浅い円筒形状に形成されている。そして、その後端側左右のヒンジブラケット部63,63を上述したヒンジ軸54を介して上記栓カバー5のヒンジブラケット53,53の両側に弧回転可能に軸支されている。

0042

この場合、上記栓カバー5側のヒンジブラケット53,53の外周には、当該蓋6を、例えば図9および図10のように、後端側水平状態より下方に大きく開放させるためのヒンジバネが各々巻装されており、蓋6は、後述する開閉レバー81により、安全ロックが外され、さらにロックレバー84を介した栓本体4側係合溝56との係合(メインロック)が解除されると、自動的に図9および図10のように開放される。

0043

上記ヒンジバネを巻装したヒンジブラケット53,53部分およびそれらの間の全体には、例えば図5図8図10に示されるように、それらの全体が見えないようにカバーするヒンジカバー55がヒンジブラケット53,53と同様に栓カバー5の水平壁51部分に一体成型されている。このヒンジカバー55部分は、例えば図6の平面図から明らかなように、栓本体4に対して蓋6を閉じたロック状態において、後述する蓋外周面の蓋カバー7の天壁部71および側壁部72外周面と略同一の円形で連続する外周面を形成するように、左右方向および前後方向共に柔らかな曲面に形成されている。

0044

また、上記蓋6の天壁部61の中央部下面には、下方に延びる小径筒状の飲み口パッキン取り付け部64が設けられており、この飲み口パッキン取り付け部64に対して、上記飲み口部42の飲料注出口43aをシールする有底筒状の第1のゴム製パッキン部66aと飲み口部42の上端側上記テーパー面形状の開口面全体をシールするフラットな第2のゴム製パッキン66bとからなるゴム製の飲み口パッキン66が下方側から着脱可能に嵌合されている。蓋6の平面形状は、上記覆うべき飲み口部42の形状に対応して後方に向けて外径を拡大した略半円状の形状となっている。

0045

また、この蓋6の筒状の側壁部62の下端外周には、所定の幅のフランジ部62aが周方向に亘って一体に成型されており、このフランジ部62aを利用して、このフランジ部62aの外周に、次に述べる外装体である蓋カバー7が一体に嵌合(無理嵌め爪を介した無理嵌め)されるようになっている。なお、蓋カバー7は、蓋6の閉状態において、上記栓カバー5と等径の連続感のある正円筒を形成するように、正円形状となっている。したがって、該蓋カバー7を嵌合一体化する上記フランジ部62aの外径は、後端側のヒンジカバー55(ヒンジブラケット53,53)との対応部(コの字状の切り欠き部を形成)を除いて、基本的に正円形状となっている。そして、その前端側所定幅部分は、例えば図10図17に示すように、上方側に高くなっており、同部分には、後述するロックレバー84の下端側係合片84aを下方に臨ませ、上記飲み口部42の下部に設けた係合溝56に係合させるための開口67が設けられている。

0046

このため、同開口67の前後方向の開口幅は、当該ロックレバー84の係合片84aが栓体前方に回動して、係合溝56内に係合し、また栓体後方に回動して、ロック解除されて係合溝56外部にリリースできるに十分なものとなっている。

0047

すなわち、この蓋6の前端部には、例えば図18から明らかなように、左右に所定の間隔を置いて、レバーピン挿通孔68a,68aを備えたレバーピン軸支ブラケット68,68が設けられており、これらレバーピン軸支ブラケット68,68間にレバーピン90を挿通支持することによって上記ロックレバー84が前後方向に弧回転可能に軸支されるようになっている。そして、このロックレバー84の下端側係合片84aが、図10図17のように、上記フランジ部62aの前端部側の開口67から下方に臨まされるようになっている。

0048

また、該蓋6の側壁部62前端の上記レバーピン軸支ブラケット68,68間中央部位置には、後述するロックレバーレバースプリング85の一端(後端)を前後方向に支持する筒状のボス部69が設けられており、該ボス部69とロックレバー84の上端側押圧片84b背面側凸状のボス部84dとの間に所定の付勢強度のロックレバーレバースプリング85を設けることにより、ロックレバー84の係合片84aが常時上記飲み口部材42側のロックレバー係合溝56内に係合する方向に付勢している(図17の構成を参照)。

0049

この場合、上記ロックレバー84の上端側押圧片84bの後端は、蓋6のロック状態では、図17および図21から明らかなように、後述する蓋体の開閉レバー81の前面(内面)に当接して後方側への移動が規制されており、開閉レバー81も上方側から垂直方向下方に押圧操作されないので、ロックレバー84は安定したロック状態に維持される。

0050

また、上記蓋6の側壁部62前端の上記レバーピン軸支ブラケット68,68の両側には、後述するスライド部材82をスライド自在に遊嵌するための上下方向のスライド溝60a,60aを備えたスライド部材指示ブラケット60,60が設けられている。

0051

また、この蓋6の後端側ヒンジカバー55との対応部には、ヒンジカバー55の後端側部分で有効な制動力を発揮する制動部材蓋開放時ブレーキ部材)65が設けられている。

0052

さらに、上記蓋カバー7は、上記蓋6の外周をカバーする平面視正円形の天壁部71および同天壁部71外周から下方に延びた筒状の側壁部72を備えた浅い筒状体よりなり、その前端側には、その天壁部71から側壁部72にかけて後述する開閉レバー嵌合口71a,72a、後端側には、その天壁部71から側壁部72にかけてヒンジ部嵌合口71b,72bが、それぞれ設けられている。また、開閉レバー嵌合口72aの両側壁部の裏面側には、たとえば図14図16に示すように、上下方向に延びる開閉レバー81昇降用ガイド溝73,73が設けられている。

0053

そして、上記開閉レバー嵌合口71a,72aには、たとえば蓋カバー7の蓋6への組み付け前の段階で、上記開閉レバー81が上記ガイド溝73,73を利用して上下方向に摺動可能な状態で嵌合される。この嵌合は、上記天壁部71側の嵌合口71a側に押圧部81aが嵌り込み、上記側壁部72側の嵌合口72a側にカバー部81b両側の回動軸81c,81cおよびガイドリブ81d,81dが沿わされる形で嵌合される。

0054

そして、このように開閉レバー81を嵌合した蓋カバー7が、図18に示す、スライド部材82、スライドスプリング83,83、ロックレバー84、ロックレバースプリング85、ロックレバーピン90、ヒンジ軸54、ヒンジバネ(図示省略)等が組み付けられた蓋6の上部側に対して、その外周側のフランジ部62aを利用して嵌合され、一体化される。これによって、後述するような有益な作用を果たすオートロック機構を備えた蓋体が形成される。

0055

該蓋カバー7も、やはり上記蓋6の場合と同様に、全体として前端側の高さが高く、後端側に行くに従って高さが低くなるテーパー面構造の筒状体に形成されている。そして、その筒状の側壁部72の前端部と上記内側の蓋6の側壁部62の前端部との間には、上記蓋6の後方に向けて外径を拡大した略半円状の形状(飲み口部42に対応した形状)と上記蓋カバー7の正円形状との形状差から、左右および前後に亘って所定の大きさの隙間が形成されており、この隙間を利用して、蓋6を開閉するための蓋開閉機構の安全ロック状態、メインロック状態、それら各ロック状態の設定および解除を行う、操作方向を異にする2段モーション(ツーアクション)型のオートロック機構が設けられている。

0056

このロック機構は、図17および図18に詳細に示されるように、上方から下方に押圧操作される開閉レバー81と、該開閉レバー81の押圧操作に応じて上下方向にスライド(昇降)する左右方向に長いスライド部材82と、このスライド部材82を常時上昇方向に付勢支持する左右一対のスライドスプリング83,83と、蓋6を閉状態にロックするとともに必要に応じてロック状態を解除するロックレバー84と、このロックレバーを常時ロック方向に付勢するロックレバースプリング85とから構成されている。

0057

開閉レバー81は、図6図7図17図19に示すように、上記蓋カバー7の天壁部71の前端部の円弧部の一部を形成する少し前方に向けてアール面上に膨らんだ上方から下方への押圧部(押圧操作部)81aおよび側壁部72の前端部の円弧部の一部を形成するカバー部81bからなり、カバー部81bの左右両側部には回動軸(下側)81c,81cおよびガイドリブ(上側)81d,81dが設けられている。そして、それら回動軸81c,81cおよびガイドリブ81d,81dを介して、次に述べるスライド部材82に対して前後方向に弧回転可能な状態で係合支持され、かつ同状態で、上記蓋カバー7の天壁部71前端部から側壁部72前端部の下部側にかけて所定の幅で上下に長く開口された開閉レバー嵌合口71a,72a部分に略同一面状態で遊嵌され、上記ガイドリブ81d,81dによりガイドされながら、次に述べるスライド部材82と共に上下に昇降するとともに、上方から下方に押圧されて下降した位置で上記押圧部81a部分が栓体後方に押圧されると、上記回動軸81c,81cを回動軸として所定角後方に回動し、上記ロックレバースプリング85の付勢力に抗して、後述するロックレバー84のロック解除片84bを後方に押圧傾動させて上記ロックレバー84の係合片84aと上記飲み口部42側の係合溝56との係合を解除し、図9図10に示すように蓋6を開放するようになっている。

0058

すなわち、同構成では、まず開閉レバー81が、上記蓋カバー7の天壁部71の前端部の円弧部の一部を形成する少し前方に向けてアール面上に膨らんだ上方から下方への押圧部(押圧操作部)81aと側壁部72の前端部の円弧部の一部を形成するカバー部81bとからなっており、同押圧部81aがス直方向下方に押圧操作されていない蓋ロック状態では、例えば図21のように蓋カバー7の天壁部71および側壁部72の前端部の相互に連続する一部を形成している。

0059

ところが、この状態から開閉レバー81の前方に向けてアール面上に膨らんだ上方から下方への押圧部(押圧操作部)81aが押圧されて、たとえば図22に示すように、同開閉レバー81が上記開閉レバー嵌合口72aの下端まで下降すると、該開閉レバー81の押圧部81a後端の上記蓋カバー7の天壁部71の開閉レバー嵌合口71aの開口端部との隣接状態が解かれ、ロックレバー84をロック状態に付勢しているロックレバースプリング85の付勢力に抗して、ロックレバー84のロック解除片84b部分を、例えば図23に示すように、栓体の後方に押すことができ、上記ロックレバー84の係合片84aと上記飲み口部42側係合溝56との係合を解除して、上記図9図10に示すように蓋6を開放することができる。

0060

そして、一旦蓋6が開放されると、上記開閉レバー81は、上記ロックレバースプリング85およびスライドスプリング83,83の付勢作用で元の非押圧状態に戻って自動的に安全ロックをかけ、蓋6が閉められると、さらにロックレバー84によるメインロック状態が実現される。

0061

なお、この開閉レバー81が遊嵌されている上記蓋カバー7の側壁部72側の開閉レバー嵌合口72a下部部分は、たとえば蓋6がロック状態にある時には、たとえば図1図3図4図17に示すように、上記開閉レバー81が上端側にあるため、所定上下幅下降ストローク寸法分)だけ開口していて、内側のスライド部材82の本体前面82aが外から見えるようになっている。したがって、同スライド部材82の本体前面82a部分の色を赤くするなどすると、同部分の色からロック状態であることが分かるようになる。

0062

ところで、上記スライド部材82は、例えば図18および図20の(a)〜(c)に示すように、左右に所定の長さを有する円弧状の本体部材82aからなり、その左右両端部82b,82bの上部には、上記開閉レバー81両側の回動軸81c,81cを回動可能に嵌合支持する軸受部82c,82cが、また同外端部には、上記蓋6に設けられたスライド部材指示ブラケット60,60のスライド溝60a,60a内に遊嵌されるスライドリブ82d,82dが設けられている。

0063

そして、上記軸受部82c,82cに上記開閉レバー81両側の回動軸81c,81cを嵌合することによって、上記開閉レバー81が昇降可能、かつ後方に弧回動可能に支持され、さらに、上記スライド部材82は、下部側に上記左右一対のスライドスプリング83,83を介して、それらスライドリブ82d,82dが上記スライド部材指示ブラケット60,60のスライド溝60a,60a内に遊嵌され、常時上方に付勢された状態、すなわち、図7図17図21の上記開閉レバー81の押圧部81a上端が上記蓋カバー7の天壁部71の外周部と同一面を形成する非押圧状態(ロックレバー84のロック状態)に維持されるようになっている。

0064

また、同スライド部材82の下面側には、上記スライドスプリング83,83の上端側が嵌合される第1のボス部82f,82fが、また蓋6のフランジ部62a側には、上記スライドスプリング83,83の下端側が嵌合される第2のボス部(図示省略)が設けられ、それらの間に上記スライドスプリング83,83が保持されている。

0065

このように、開閉レバー81は、常時上昇方向に付勢支持された昇降自在なスライド部材82に対して回動軸81c,81cを介して上下方向に昇降可能、かつ前後方向に回動可能に係合状態で支持されており、上記上方から垂直方向下方への押圧操作によってスライド部材82と共に下降し、該下降状態においては、スライド部材82とは関係なく独自に前方から後方に押圧回動して、ロッククレバー84のロックを解除するようになっている。

0066

そして、ロック解除後、開閉レバー81がロックレバースプリング85により栓体後方に戻されると、同開閉レバー81は、スライドスプリング83,83により、スライド部材82と共に再び元の蓋6の最上端位置に自動的に戻されて、安全ロック設定状態となる。

0067

このような構成によると、安全ロック解除、安全ロック設定のための開閉レバー81の上下方向の昇降動作と、メインロック解除、メインロック設定のための開閉レバー81の前後方向の回動動作との2つの異なる動作が、ロックレバー84のロック状態、ロック解除状態に関係なく実現される。

0068

すなわち、上記開閉レバー81の上方から下方への押圧操作、前方から後方への押圧操作が、それぞれロックレバー84と機械的に連系することなく、独立した形で実現されている。

0069

したがって、開閉レバー81は、スライドスプリング83,83により常時上昇方向に付勢支持されたスライド部材82により、ロックレバー84のロック状態、ロック解除状態と関係なく昇降可能となり、上記安全ロック解除のための上方から下方への第1の押圧操作により下降して安全ロックを解除し、さらに第2の押圧操作により栓体後方に回動してロックレバー84のロックを解除すると、その後はスライド部材82(スライドスプリング83,83)により自動的に元の上昇位置に復帰し、ロックレバー84のロック状態、ロック解除状態の如何に関係なく、安全ロックを設定した状態となる。そのため、より安全ロック機能が高くなる。
また、以上の構成では、そのような作用を果たすスライド部材82やスライドスプリング83,83、ロックレバー84、ロックレバースプリング85、ロックレバーピン90等のロック機構を構成する主要な部品およびヒンジ軸54、ヒンジバネ等を先ず蓋6側に組み付けておき、その上で同蓋6に対して開閉レバー81を嵌合した蓋カバー7を嵌合(無理嵌め)するだけで、ロック機構やヒンジバネを内装した蓋体を構成することができるようになっているので、組み付けが容易である。
また、ヒンジ部には、ヒンジブラケット53,53およびヒンジ軸54、ヒンジバネを覆うヒンジカバー55が設けられ、ヒンジ軸54、ヒンジバネ等が外部から見えないように構成されている。したがって、蓋6との連続感、一体感がより高くなる。

0070

また、以上の構成では、上記開閉レバー81の上端側押圧部81aが蓋体カバー7の天壁部71前端部の一部を構成している。

0071

このような構成によると、上述した開閉レバー81の上方から下方への押圧操作を容易に行うことができる。

0072

他方、開閉レバー81は、蓋体カバー7の天壁部71の一部を構成しているために、外部からの衝撃を受けた場合、また鞄の中などで他の収納物に当たった場合などにも、面積の大きな蓋体カバー7部分でカバーされ、開閉レバー81部分のみが単独で不用意に押圧されるという事が起こりにくい。

0073

1はボトル本体、3は開口部、4は栓本体、5は栓カバー、6は蓋、7は蓋カバー、10は栓体、41は筒体部、42は飲み口部、53はヒンジブラケット、56はロックレバーの係合溝、81は開閉レバー、82はスライド部材、84はロックレバーである。

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