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技術 タイムトライアルバイクのハンドル用装着具及びハンドル

出願人 森田圭
発明者 森田圭
出願日 2016年3月17日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2016-053476
公開日 2017年9月21日 (4年3ヶ月経過) 公開番号 2017-165308
状態 特許登録済
技術分野 自動自転車、自転車の操向装置
主要キーワード 切り抜き片 用装着具 金属板部分 ブレーキレバ 補強板材 ダウンヒル 屈曲箇所 装着具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

解決手段

本発明であるハンドル用装着具は、ダウンヒルバー21,22と、アームレスト41,42と、ブルホーンハンドル31,32と、を備えたタイムトライアルバイクのブルホーンハンドル31,32に装着されるものである。そして、ハンドル用装着具は、ブルホーンハンドル31,32の先端付近に装着される係止部60を備え、さらに、係止部60は、ブルホーンハンドル31,32の表面から外側に突出して壁面を形成する壁面部61を有する。

概要

背景

自転車ロードレースにおけるタイムトライアル競技トライアスロンバイクパートでは、タイムトライアルバイクと呼ばれる自転車が使用される。このタイムトライアルバイクは、特に、空気抵抗を減らすべく、特許文献1に示されるように、特別な構造のハンドル装備されている。例えば、タイムトライアルバイクのハンドルは、図1に示すように、前方方向に向かって突出する4本のハンドルバーを備えた構造となっている。

具体的に、タイムトライアルバイクのハンドルは、その中央付近に前方に延びる2本のダウンヒルバーを備えており、その根元付近に、腕を載置するアームレストを備えている。また、タイムトライアルバイクのハンドルは、上記ダウンヒルバーの両外側に、2本のブルホーンハンドルを備えている。

そして、ダウンヒルバーの先端には、変速レバーが装備されている。このダウンヒルバーは、搭乗者上腕をアームレストに載置した状態で握ることとなり、これにより空気抵抗を小さくして走行することができる。また、ブルホーンハンドルの先端には、ブレーキレバーが装備されている。このブルホーンハンドルは、特に、コーナーリング立ち漕ぎなどの際に搭乗者が握ることとなる。

概要

ブルホーンハンドルの把持状態を改善する。本発明であるハンドル用装着具は、ダウンヒルバー21,22と、アームレスト41,42と、ブルホーンハンドル31,32と、を備えたタイムトライアルバイクのブルホーンハンドル31,32に装着されるものである。そして、ハンドル用装着具は、ブルホーンハンドル31,32の先端付近に装着される係止部60を備え、さらに、係止部60は、ブルホーンハンドル31,32の表面から外側に突出して壁面を形成する壁面部61を有する。

目的

本発明の目的は、ブルホーンハンドルの把持状態が安定しない、ということを解決することにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ハンドル自体の中央に位置し、前方に向かって延びる2本のダウンヒルバーと、前記ダウンヒルバーのそれぞれの後端側に装備された2つのアームレストと、2本の前記ダウンヒルバーの両外側にそれぞれ位置し、前方に向かって延びる2本のブルホーンハンドルと、を備えたタイムトライアルバイクの前記ブルホーンハンドルに装着されるハンドル用装着具であって、前記ブルホーンハンドルの先端付近に装着される係止部を備え、前記係止部は、前記ブルホーンハンドルの表面から外側に突出して壁面を形成する壁面部を有する、タイムトライアルバイクのハンドル用装着具。

請求項2

請求項1に記載のタイムトライアルバイクのハンドル用装着具であって、前記係止部の前記壁面部は、前記ブルホーンハンドルの上面から上方に向かって突出し、当該ブルホーンハンドルの後端側に壁面が向いて形成されており、前記係止部は、前記壁面部側とは反対側となる前記ブルホーンハンドルの先端側に、当該ブルホーンハンドルの先端に向かうにつれて前記係止部自体の高さが徐々に低くなる曲面で形成された曲面部を有する、タイムトライアルバイクのハンドル用装着具。

請求項3

請求項2に記載のタイムトライアルバイクのハンドル用装着具であって、前記係止部は、内部に、略直角に屈曲された補強板材を備え、前記補強板材の屈曲箇所に対する一方側の補強板は、前記ブルホーンハンドルの上面に沿って配置され、前記補強板材の屈曲箇所に対する他方側の補強板は、前記壁面部に沿って配置される、タイムトライアルバイクのハンドル用装着具。

請求項4

請求項3に記載のタイムトライアルバイクのハンドル用装着具であって、前記補強板材の前記一方側の補強板と前記他方側の補強板との間に、支持部材を配置し、前記一方側の補強板は、前記補強板材の屈曲箇所とは反対側の端部付近に、当該一方側の補強板から突出して前記支持部材と当接する突出部を備え、前記他方側の補強板は、当該他方側の補強板に一部が連結された状態で当該他方側の補強板が切り抜かれて形成された切り抜き片を有し、当該切り抜き片が前記支持部材に当接するよう連結箇所曲折されて形成されている、タイムトライアルバイクのハンドル用装着具。

請求項5

請求項4に記載のタイムトライアルバイクのハンドル用装着具であって、前記他方側の補強板は、当該他方側の補強板にそれぞれ一部が連結して形成された2つの前記切り抜き片を有し、当該2つの前記切り抜き片のそれぞれ先端付近が、相互に当接すると共に前記支持部材に当接するようそれぞれの連結箇所で曲折されて形成されている、タイムトライアルバイクのハンドル用装着具。

請求項6

ハンドル自体の中央に位置し、前方に向かって延びる2本のダウンヒルバーと、前記ダウンヒルバーのそれぞれの後端側に装備された2つのアームレストと、2本の前記ダウンヒルバーの両外側にそれぞれ位置し、前方に向かって延びる2本のブルホーンハンドルと、を備えたタイムトライアルバイクのハンドルであって、前記ブルホーンハンドルは、当該ブルホーンハンドルの先端付近に、当該ブルホーンハンドルの表面から外側に突出して壁面を形成する壁面部を有する係止部を備えた、タイムトライアルバイクのハンドル。

請求項7

請求項6に記載のタイムトライアルバイクのハンドルであって、前記係止部の前記壁面部は、前記ブルホーンハンドルの上面から上方に向かって突出し、当該ブルホーンハンドルの後端側に壁面が向いて形成されており、前記係止部は、前記壁面部側とは反対側となる前記ブルホーンハンドルの先端側に、当該ブルホーンハンドルの先端に向かうにつれて前記係止部自体の高さが徐々に低くなる曲面で形成された曲面部を有する、タイムトライアルバイクのハンドル。

技術分野

0001

本発明は、タイムトライアルバイクハンドル用装着具にかかり、特に、タイムトライアルバイクのブルホーンハンドルに装着されるハンドル用装着具に関する。また、タイムトライアルバイクのハンドルに関する。

背景技術

0002

自転車ロードレースにおけるタイムトライアル競技トライアスロンのバイクパートでは、タイムトライアルバイクと呼ばれる自転車が使用される。このタイムトライアルバイクは、特に、空気抵抗を減らすべく、特許文献1に示されるように、特別な構造のハンドルが装備されている。例えば、タイムトライアルバイクのハンドルは、図1に示すように、前方方向に向かって突出する4本のハンドルバーを備えた構造となっている。

0003

具体的に、タイムトライアルバイクのハンドルは、その中央付近に前方に延びる2本のダウンヒルバーを備えており、その根元付近に、腕を載置するアームレストを備えている。また、タイムトライアルバイクのハンドルは、上記ダウンヒルバーの両外側に、2本のブルホーンハンドルを備えている。

0004

そして、ダウンヒルバーの先端には、変速レバーが装備されている。このダウンヒルバーは、搭乗者上腕をアームレストに載置した状態で握ることとなり、これにより空気抵抗を小さくして走行することができる。また、ブルホーンハンドルの先端には、ブレーキレバーが装備されている。このブルホーンハンドルは、特に、コーナーリング立ち漕ぎなどの際に搭乗者が握ることとなる。

先行技術

0005

特表2008−518826号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上述したブルホーンハンドルは、タイムトライアルバイクの進行方向(前方)に向かって長手方向が形成されているため、搭乗者が握ったときの状態が安定しない、という問題が生じる。特に、ブレーキをかけたときには、慣性によってユーザの体重が前方にかかることとなり、ブルホーンハンドルを把持している手が先端側に移動しやすくなり、当該ハンドルから手が外れてしまうおそれがある。

0007

このため、本発明の目的は、ブルホーンハンドルの把持状態が安定しない、ということを解決することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明の一形態であるタイムトライアルバイクのハンドル用装着具は、
ハンドル自体の中央に位置し、前方に向かって延びる2本のダウンヒルバーと、
前記ダウンヒルバーのそれぞれの後端側に装備された2つのアームレストと、
2本の前記ダウンヒルバーの両外側にそれぞれ位置し、前方に向かって延びる2本のブルホーンハンドルと、
を備えたタイムトライアルバイクの前記ブルホーンハンドルに装着されるハンドル用装着具であって、
前記ブルホーンハンドルの先端付近に装着される係止部を備え、
前記係止部は、前記ブルホーンハンドルの表面から外側に突出して壁面を形成する壁面部を有する、
という構成をとる。

0009

そして、上記ハンドル用装着具では、
前記係止部の前記壁面部は、前記ブルホーンハンドルの上面から上方に向かって突出し、当該ブルホーンハンドルの後端側に壁面が向いて形成されており、
前記係止部は、前記壁面部側とは反対側となる前記ブルホーンハンドルの先端側に、当該ブルホーンハンドルの先端に向かうにつれて前記係止部自体の高さが徐々に低くなる曲面で形成された曲面部を有する、
という構成をとる。

0010

また、上記ハンドル用装着具では、
前記係止部は、内部に、略直角に屈曲された補強板材を備え、
前記補強板材の屈曲箇所に対する一方側の補強板は、前記ブルホーンハンドルの上面に沿って配置され、
前記補強板材の屈曲箇所に対する他方側の補強板は、前記壁面部に沿って配置される、
という構成をとる。

0011

また、上記ハンドル用装着具では、
前記補強板材の前記一方側の補強板と前記他方側の補強板との間に、支持部材を配置し、
前記一方側の補強板は、前記補強板材の屈曲箇所とは反対側の端部付近に、当該一方側の補強板から突出して前記支持部材と当接する突出部を備え、
前記他方側の補強板は、当該他方側の補強板に一部が連結された状態で当該他方側の補強板が切り抜かれて形成された切り抜き片を有し、当該切り抜き片が前記支持部材に当接するよう連結箇所曲折されて形成されている、
という構成をとる。

0012

また、上記ハンドル用装着具では、
前記他方側の補強板は、当該他方側の補強板にそれぞれ一部が連結して形成された2つの前記切り抜き片を有し、当該2つの前記切り抜き片のそれぞれ先端付近が、相互に当接すると共に前記支持部材に当接するようそれぞれの連結箇所で曲折されて形成されている、
という構成をとる。

0013

また、本発明の他の形態であるタイムトライアルバイクのハンドルは、
ハンドル自体の中央に位置し、前方に向かって延びる2本のダウンヒルバーと、
前記ダウンヒルバーのそれぞれの後端側に装備された2つのアームレストと、
2本の前記ダウンヒルバーの両外側にそれぞれ位置し、前方に向かって延びる2本のブルホーンハンドルと、
を備えたタイムトライアルバイクのハンドルであって、
前記ブルホーンハンドルは、当該ブルホーンハンドルの先端付近に、当該ブルホーンハンドルの表面から外側に突出して壁面を形成する壁面部を有する係止部を備えた、
という構成をとる。

0014

そして、上記ハンドルでは、
前記係止部の前記壁面部は、前記ブルホーンハンドルの上面から上方に向かって突出し、当該ブルホーンハンドルの後端側に壁面が向いて形成されており、
前記係止部は、前記壁面部側とは反対側となる前記ブルホーンハンドルの先端側に、当該ブルホーンハンドルの先端に向かうにつれて前記係止部自体の高さが徐々に低くなる曲面で形成された曲面部を有する、
という構成をとる。

発明の効果

0015

本発明は、以上のように構成されることにより、ブルホーンハンドルの先端に装備された係止部の壁面部により、ブルホーンハンドル自体を把持している搭乗者の手が先端側に移動することを係止することができる。その結果、ブルホーンハンドルの把持状態が安定し、搭乗者によるタイムトライアルバイクの操作が安定して容易となる。

図面の簡単な説明

0016

タイムトライアルバイクのハンドルの構成を示す図である。
本発明におけるタイムトライアルバイクのハンドルの構成を示す図である。
図1に開示したブルホーンハンドルに装着される装着具の構成を示す図である。
図3に開示した装着具を構成する金属板材の構成を示す図である。

実施例

0017

本発明の実施形態を、図1乃至図4を参照して説明する。図1乃至図2は、タイムトライアルバイクのハンドルの全体構成を示す図である。図3乃至図4は、ブルホーンハンドルに装着される装着具の構成を示す図である。

0018

図1に、一般的なタイムトライアルバイクのハンドル(以下、単に、「ハンドル」ともいう。)の構成を示す。この図に示すように、ハンドルは、基本的には、タイムトライアルバイクの前方方向に向かって延びる4本のハンドルバー(ダウンヒルバー21,22、ブルホーンハンドル31,32)を備えた構造となっている。以下、ハンドルの構成について詳述する。

0019

なお、以下では、タイムトライアルバイクの進行方向を前方とし、かかる前方を向いているハンドルバー21,22,31,32の端部を先端とする。逆に、タイムトライアルバイクの進行方向とは反対側を後方とし、かかる後方を向いているハンドルバー21,22,31,32の端部を後端とする。

0020

具体的に、ハンドルは、まず、図示しないタイムトライアルバイクの車体フレームに連結されるハンドルベース部10を備えている。ハンドルベース部10は、タイムトライアルバイクの進行方向に対して垂直方向に延びる板状の部材にて形成されている。

0021

そして、ハンドルは、ハンドル自体の中央付近、つまり、上記ハンドルベース部10の中央付近に後端側が固定されて、前方に向かって延びる2本のダウンヒルバー21,22を備えている。ダウンヒルバー21,22は、断面円形のほぼ直線状の棒状体で形成されている。なお、図示しないが、タイムトライアルバイクの進行方向側の端部となるダウンヒルバー21,22の先端には、変速レバーが装備されている。

0022

また、ハンドルは、上記ダウンヒルバー21,22の後端付近、つまり、ハンドルベース部10の中央付近には、アームレスト41,42を固定装備している。アームレスト41,42は、2本のダウンヒルバー21,22のそれぞれに対応して、当該ダウンヒルバー21,22よりも上方に位置して装備されている。これにより、タイムトライアルバイクの搭乗者は、各上腕を各アームレスト41,42に載置した状態で、手でダウンヒルバー21,22の先端付近を把持することができる。かかる状態で走行することで、空気抵抗を小さくすることができる。

0023

さらに、ハンドルは、上記ダウンヒルバー21,22の両外側、つまり、搭乗者にとってダウンヒルバー21,22の左右両側に、それぞれ前方に向かって延びる2本のブルホーンハンドル31,32を備えている。具体的に、ブルホーンハンドル31,32は、ハンドルベース部10の両端から、それぞれ前方に向かって延設されて形成された断面円形のほぼ直線状の棒状体で形成されており、上記ダウンヒルバー21,22よりも短く形成されている。なお、図示しないが、タイムトライアルバイクの進行方向側の端部となるブルホーンハンドル31,32の先端には、ブレーキレバーが装備されている。そして、ブルホーンハンドル31,32は、特に、コーナーリングや立ち漕ぎなどの際に搭乗者が手で握って操作することとなる。

0024

次に、図2を参照して、本発明のハンドル用装着具について説明する。図2に示すように、ハンドル用装着具51,52は、上述したブルホーンハンドル51,52の先端付近にそれぞれ装着される。ハンドル用装着具51,52は、主に、装着機構70と係止部60によって構成されており、ブルホーンハンドル31,32自体に装着機構70を巻き付けて固定することで、係止部60をブルホーンハンドル31,32の上面側に固定装備することができる。

0025

このとき、係止部60は、ブルホーンハンドル31,32の上面から上方に向かって突出するよう装着される。そして、図2に示すように、係止部60に形成された略平面状の壁面部61は、その壁面がブルホーンハンドル31,32の後端側を向いた状態となる。つまり、壁面部61は、タイムトライアルバイクの進行方向に対する垂直面を、当該進行方向とは反対方向に向けて、各ブルホーンハンドル31,32の先端付近の上面側に形成することとなる。

0026

これにより、搭乗者は、ブルホーンハンドル31,32を把持した状態においては、手の親指人差し指との間の箇所が、壁面部61に当接することとなる。すると、例えば、ブレーキをかけることによって搭乗者の体重が前方にかかる場合であっても、ブルホーンハンドル31,32を把持している手の先端側への移動が、壁面部61によって係止されることとなる。その結果、ブルホーンハンドル31,32から手が外れてしまうことを防止でき、ブルホーンハンドルの把持状態が安定し、搭乗者によるタイムトライアルバイクの操作が容易となる。

0027

また、係止部60は、上記壁面部61側とは反対側、つまり、ブルホーンハンドル31,32の先端側であるタイムトライアルバイクの進行方向側に、曲面で形成された曲面部63(図3参照)を有している。この曲面部63は、壁面部61から距離が離れるにつれて、つまり、装着されたブルホーンハンドル31,32の先端側に向かうにつれて、係止部60自体の高さが徐々に低くなる曲面で形成されている。これにより、タイムトライアルバイクによる走行時には、前方から空気抵抗を受けることとなるが、係止部60では曲面部63で空気を受けることとなるため、空気抵抗を減らすことができる。

0028

次に、上述したハンドル用装着具51の具体的な構成を、図3乃至図4を参照して説明する。図3は、ハンドル装着具51の係止部60の外形を形成するカバー部材を取り外した内部構造を示す図である。図4は、係止部60を構成する後述する金属板材80の斜視図(図4(A))、正面図(図4(B))、右側面図(図4(C))を示す図である。

0029

なお、図3では、係止部60の壁面部61や曲面部63を形成するカバー部材を仮想線で示している。例えば、カバー部材は、壁面部61やブルホーンハンドル31,32との当接面62では、柔軟な樹脂素材で形成されており、曲面部63は硬いプラスチック素材で形成されている。但し、カバー部材は、いかなる素材で形成されていてもよい。

0030

図3に示すように、ハンドル用装着具51は、係止部60の内部に、L字状に屈曲された補強板材である金属板材80と、装着機構70の一部である内部機構71,72と、を備えている。上記金属板材80は、所定の厚みを有して、直角に屈曲されている。なお、金属板材80は、必ずしも直角に屈曲されていることに限定されず、略直角、あるいは、その他の角度に屈曲されていてもよい。また、金属板材80である補強板材は、必ずしも金属製であることに限定されず、いかなる材料で形成されていてもよく、例えばカーボン製の屈曲された板材であってもよい。

0031

そして、金属板材80は、屈曲箇所を挟んで、一方の金属板部分82(一方の補強板)と、他方の金属板部分81(他方の補強板)と、を有する。一方の金属板部分82は、ブルホーンハンドル31,32の上面に沿って配置され、他方の金属板部分81は、壁面部61に沿って配置される。また、一方の金属板部分82と他方の金属板部分81との間には、装着機構70の一部である金属製の内部機構71,72(支持部材)が配置される。なお、内部機構71,72は、必ずしも金属製であることに限定されず、カーボン製など他の材料で形成されていてもよい。

0032

上記装着機構70の内部機構71,72は、ボルト72と、当該ボルト72を囲って支持する支持部材71と、を備えている。そして、支持部材71には、装着機構70を構成するバンド73の一端が連結しており、当該バンド73の他端がボルト72の下部に挿通可能なよう、当該ボルト72を支持部材71が支持している。バンド73は、ブルホーンハンドル31,32に巻き付けられた状態で、その他端がボルト72や支持部材71の下部に挿入される。そして、ボルト72を締めることで、支持部材71を下降させたり、ねじ込まれたボルト72の頭部で、バンド73の他端側を固定する。

0033

なお、係止部60をブルホーンハンドル31,32に装着する装着機構70の構造は、いかなる構造であってもよい。例えば、上記支持部材71内にバンド73に形成された溝が嵌合する爪部を設け、当該爪部にて挿入されたバンド73の他端側を固定する。また、例えば、装着機構70は接着テープであって、係止部60をブルホーンハンドル31,32に接着テープによって接着して装着してもよい。また、その場合には、単に補強部材として、上記内部機構71,72が一方の金属板部分82と他方の金属板部分81との間に配置されてもよい。

0034

ここで、支持部材71は、上述した金属板材80によって固定されている。具体的には、金属板材80の一方側の金属板部分82に形成された突出部82aと、他方側の金属板部分81に形成された切り抜き片81a,82bと、によって固定されている。

0035

一方側の金属板部分82は、図4に示すように、金属板材80の屈曲箇所とは反対側の端部付近の幅方向における両端に、当該一方側の金属板部分82自体から上方に突出する一対の突出部82aを備えている。この一対の突出部82aは、図3に示すように、一方の金属板部分82と他方の金属板部分81との間に配置された支持部材71に当接して、当該支持部材71を他方の金属板部分82側に押さえつけるよう曲折されている。

0036

また、他方側の金属板部分81は、図4に示すように、当該他方側の金属板部分81自体に一部が連結された状態で、当該他方側の金属板部分81を切り抜いて形成した2つの切り抜き片81a,81bを有している。一つ目の切り抜き片81aは、他方側の金属板部分81の端部付近を連結箇所としており、二つ目の切り抜き片81bは、一つ目の切り抜き片81の切り抜き跡よりも屈曲箇所側を連結箇所として形成されている。なお、2つの切り抜き片81a,81bはいずれも、連結箇所よりも下方側が切り抜かれて形成されている。

0037

そして、2つの切り抜き片81a,81bは、それぞれの先端付近が相互に当接するようそれぞれの連結箇所で曲折されている。これに加え、2つの切り抜き片81a,81bは、相互に当接したそれぞれの先端付近が、さらに上記支持部材71に当接するよう、それぞれの連結箇所で曲折されている。これにより、2つの切り抜き片81a,81bは、支持部材71を一方の金属板部分81側に押さえつけるよう構成されている。

0038

以上のように、本発明におけるハンドル装着具は、係止部60の内部に金属部材80(補強部材)を備えているため、ブルホーンハンドル31,32を把持する搭乗者の手にかかる荷重を、安定して支持することができる。特に、金属部材80をL字型としたり、突出部82aや切り抜き片81a,81bを支持部材71に当接させることで、係止部60の強度が増し、より安定して支持することができる。

0039

なお、上記では、係止部60の壁面部61がブルホーンハンドル31,32の上方に突出するよう、当該係止部60を配置したが、壁面部61は、ブルホーンハンドル31,32の表面から外側のどの方向に突出してもよい。例えば、壁面部61は、ブルホーンハンドル31,32の先端付近で、側方に突出する壁面を形成してもよく、あるいは、ブルホーンハンドル31,32の周囲全体に突出する壁面を形成してもよい。

0040

また、上記では、ブルホーンハンドル31,32に対して、係止部60を装着機構70にて着脱可能なよう構成したハンドル用装着具51,52を説明したが、必ずしも着脱可能であることに限定されない。上述した係止部60を、予めブルホーンハンドル31,32の先端付近に固定装備してもよい。

0041

以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。

0042

10ハンドルベース部
21,22ダウンヒルバー
31,32ブルホーンハンドル
41,42アームレスト
51,52 ハンドル用装着具
60係止部
61 壁面部
63曲面部
70装着機構
71支持部材
72ボルト
73バンド
80金属部材
81 一方の金属板部分
81a,81b切り抜き片
82 他方の金属板部分
82a 突出部

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