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技術 金属シートを拡散接合及び形成するための方法及びプロセスフロー

出願人 ザ・ボーイング・カンパニー
発明者 ヴァーマ,ラヴィ
出願日 2017年1月16日 (4年11ヶ月経過) 出願番号 2017-005233
公開日 2017年9月21日 (4年3ヶ月経過) 公開番号 2017-164810
状態 特許登録済
技術分野 圧接、拡散接合
主要キーワード 密閉形成 密閉シート 超可塑性 閾値表 押圧圧力 拡散接合プロセス 金属構成要素 金属対金属
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (16)

課題

金属シート拡散接合において接合強度の向上を図る方法を提供する。

解決手段

シートスタック60を画定するために第1の金属シート61と第2の金属シート64とを積層することを含む。方法は、空気圧で分離された領域を画定する密閉されたシートスタックを画定するために、第1の金属シートと第2の金属シートとの間に空気圧シールを作成することを更に含む。さらに膨張したシートスタックを画定するために、密閉されたシートスタックの表面積を増加させることを含む。方法は、第1の金属シートの対応する部分と第2の金属シートの対向部分との間に拡散接合を形成するために、膨張したシートスタックの少なくとも一部を圧縮することを更に含み、これにより拡散接合されたシートスタックが画定される。

概要

背景

拡散接合は、2つの金属構成要素接合するために用いられ得る固体接合技術である。拡散接合は、2つの金属構成要素からの原子を混合するための固体拡散を含み、高温で行われることもあるが、2つの金属構成要素をまとめて押圧することにより実行され得る。

拡散接合が効果的であるために、2つの金属構成要素は、概して、直接的な金属対金属の接触が行われなければならない。2つの金属構成要素の上に埃、破片、及び/又は残余物が存在すると、この直接的な金属対金属の接触が防止され得、これにより、2つの金属の構成要素の拡散接合が防止され、及び/又は形成された任意の拡散接合の強度が低下し得る。同様に、2つの金属構成要素の上に表面酸化物層及び/又は自然酸化物層が存在すると、また、直接的な金属対金属の接触が防止され得、これにより、2つの金属構成要素の拡散接合が防止され、及び/又は拡散接合の強度が低下し得る。

実用的である場合、拡散接合は、それを介して2つの金属構成要素がまとめて接合され得るような経済的及び/又は効率的機構を提供することになろう。しかしながら、アルミニウムなどの幾つかの金属は、大気中の酸素に曝されるとすぐに酸化し、及び/又は除去するのが困難である頑強な表面酸化物層を形成する。そのような金属は、拡散接合するのが難しいことがある。

そのような金属を拡散接合するための幾つかの技術が開発されてきたが、これらの技術は、広く適用可能ではなく及び/又はコストがかかり及び/又は非実用的であり得る。したがって、金属シートを拡散接合及び形成するための方法及びプロセスフローを改良する必要がある。

概要

金属シートの拡散接合において接合強度の向上をる方法を提供する。シートスタック60を画定するために第1の金属シート61と第2の金属シート64とを積層することを含む。方法は、空気圧で分離された領域を画定する密閉されたシートスタックを画定するために、第1の金属シートと第2の金属シートとの間に空気圧シールを作成することを更に含む。さらに膨張したシートスタックを画定するために、密閉されたシートスタックの表面積を増加させることを含む。方法は、第1の金属シートの対応する部分と第2の金属シートの対向部分との間に拡散接合を形成するために、膨張したシートスタックの少なくとも一部を圧縮することを更に含み、これにより拡散接合されたシートスタックが画定される。

目的

実用的である場合、拡散接合は、それを介して2つの金属構成要素がまとめて接合され得るような経済的及び/又は効率的機構を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

第1の金属シート(61)と第2の金属シート(64)とを互いに拡散接合する方法であって、前記第1の金属シートによって画定される第1の内面(62)、及び前記第1の内面に面し、前記第2の金属シートによって画定される第2の内面(65)を含むシートスタック(60)を画定するために、前記第1の金属シートと前記第2の金属シートとを積層すること(210)と、空気圧シール(72)、前記第1の金属シート、及び前記第2の金属シートがまとまって、前記第1の内面、前記第2の内面、及び前記空気圧シールによって囲まれている空気圧で分離された領域(74)を画定する密閉されたシートスタック(70)を画定するように、前記第1の金属シートと前記第2の金属シートとの間に前記空気圧シール(72)を作成すること(215)と、膨張したシートスタック(82)を画定するために前記密閉されたシートスタックを膨張させることによる少なくとも閾値表面積増加によって前記第1の内面及び前記第2の内面の表面積を増加させること(240)と、前記第1の金属シートの対応する部分を前記第2の金属シートの対向部分に拡散接合し、拡散接合されたシートスタックを画定するために、前記膨張したシートスタックの対応する部分を圧縮することによって、前記第1の内面の少なくとも一部を前記第2の内面の対向部分に押しつけること(250)とを含む方法。

請求項2

前記閾値の表面積増加が少なくとも25%である、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記増加させること(240)と同時に、前記方法が、少なくとも20%の閾値の厚さ減少によって前記密閉されたシートスタック(70)の厚さを低減することを更に含む、請求項1又は2に記載の方法。

請求項4

前記第1の金属シート(61)及び前記第2の金属シート(64)が、本質的にアルミニウム及びアルミニウム合金の少なくとも1つから成る、請求項1から3の何れか一項に記載の方法。

請求項5

前記空気圧シール(72)を前記作成することが、前記第1の金属シート(61)を前記第2の金属シート(64)に溶接することを含む、請求項1から4の何れか一項に記載の方法。

請求項6

前記増加させること(240)の前に、前記第1の金属シート(61)の前記第1の内面(62)が、前記第1の金属シートの第1の金属を覆う第1の表面酸化物層によって画定され、前記第2の金属シート(64)の前記第2の内面(65)が、前記第2の金属シートの第2の金属を覆う第2の表面酸化物層によって画定され、更に前記増加させることが、(i)前記第1の内面の少なくとも一部が前記第1の金属によって画定されるように、前記第1の表面酸化物層を別個の第1の酸化物ドメイン(85)に分離することと、(ii)前記第2の内面の少なくとも一部が前記第2の金属によって画定されるように、前記第2の表面酸化物層を別個の第2の酸化物ドメインに分離することとを含む、請求項1から5の何れか一項に記載の方法。

請求項7

前記増加させること(240)が、前記密閉されたシートスタック(70)を一対の対向するローラ間で圧延することを含む、請求項1から6の何れか一項に記載の方法。

請求項8

前記空気圧シール(72)を前記作成することの後であって前記増加させること(240)の前に、前記方法が、前記空気圧で分離された領域(74)を排気することを更に含む、請求項1から7の何れか一項に記載の方法。

請求項9

前記方法が、(i)前記第1の金属シート(61)から酸化物(51)を除去すること、(ii)前記第2の金属シート(64)から酸化物を除去すること、(iii)前記第1の金属シートから前記酸化物を機械的に除去すること、(iv)前記第2の金属シートから前記酸化物を機械的に除去すること、(v)前記第1の金属シートから前記酸化物を化学的に除去すること、(vi)前記第2の金属シートから前記酸化物を化学的に除去することのうちの少なくとも1つがなくても前記方法を実行することを含む、請求項1から8の何れか一項に記載の方法。

請求項10

前記方法が、前記密閉されたシートスタック(70)が酸化環境流体接触する間に、前記方法を実行することを含む、請求項1から9の何れか一項に記載の方法。

技術分野

0001

本開示は、金属シート拡散接合及び形成するための方法及びプロセスフローに関する。

背景技術

0002

拡散接合は、2つの金属構成要素接合するために用いられ得る固体接合技術である。拡散接合は、2つの金属構成要素からの原子を混合するための固体拡散を含み、高温で行われることもあるが、2つの金属構成要素をまとめて押圧することにより実行され得る。

0003

拡散接合が効果的であるために、2つの金属構成要素は、概して、直接的な金属対金属の接触が行われなければならない。2つの金属構成要素の上に埃、破片、及び/又は残余物が存在すると、この直接的な金属対金属の接触が防止され得、これにより、2つの金属の構成要素の拡散接合が防止され、及び/又は形成された任意の拡散接合の強度が低下し得る。同様に、2つの金属構成要素の上に表面酸化物層及び/又は自然酸化物層が存在すると、また、直接的な金属対金属の接触が防止され得、これにより、2つの金属構成要素の拡散接合が防止され、及び/又は拡散接合の強度が低下し得る。

0004

実用的である場合、拡散接合は、それを介して2つの金属構成要素がまとめて接合され得るような経済的及び/又は効率的機構を提供することになろう。しかしながら、アルミニウムなどの幾つかの金属は、大気中の酸素に曝されるとすぐに酸化し、及び/又は除去するのが困難である頑強な表面酸化物層を形成する。そのような金属は、拡散接合するのが難しいことがある。

0005

そのような金属を拡散接合するための幾つかの技術が開発されてきたが、これらの技術は、広く適用可能ではなく及び/又はコストがかかり及び/又は非実用的であり得る。したがって、金属シートを拡散接合及び形成するための方法及びプロセスフローを改良する必要がある。

0006

金属シートを拡散接合及び形成するための方法及びプロセスフローが本明細書に開示される。方法は、シートスタック画定するために第1の金属シートと第2の金属シートとを積層することを含む。シートスタックは、第1の金属シートによって画定される第1の内面、及び第1の内面に面し、第2の金属シートによって画定される第2の内面を含み得る。

0007

方法は、空気圧で分離された領域を画定する密閉されたシートスタックを画定するために、第1の金属シートと第2の金属シートとの間に空気圧シールを作成することを更に含む。第1の金属シート若しくはその第1の内面、第2の金属シート若しくはその第2の内面、及び空気圧シールは、空気圧で分離された領域を囲み及び/又は画定し得る。

0008

方法はまた、膨張したシートスタックを画定するために、密閉されたシートスタックの表面積を増加させることを含む。これは、密閉されたシートスタックの表面積を増加させること、第1の内面の表面積を増加させること、及び/又は第2の内面の表面積を増加させることとを含み得る。増加させることはまた、少なくとも閾値表面積の増加による増加を含み得、密閉されたシートスタックの厚さの同時の低減の結果であり得、又は同時縮小によってもたらされ得る。

0009

方法は、第1の金属シートの対応する部分と第2の金属シートの対向部分との間に拡散接合を形成するために、膨張したシートスタックの少なくとも一部を圧縮することを更に含み、これにより拡散接合されたシートスタックが画定される。追加的に又は代替的には、拡散接合されたシートスタックは、第1の内面の少なくとも一部を第2の内面の対向部分に押しつけることによって画定され得、第1の金属シートの部分を第2の金属シートの対向部分に拡散接合する。

図面の簡単な説明

0010

本明細書に開示される方法及びプロセスのフローを用いて画定され得る形成された金属部品を含み得る航空機の概略図である。
第1の金属シートと第2の金属シートとを互いに拡散接合するためのプロセスフローにおける洗浄ステップの図である。
第1の金属シートと第2の金属シートとを互いに拡散接合するためのプロセスフローにおける積層ステップの図である。
密閉されたシートスタックを画定するために用いられ得る第1の金属シートと第2の金属シートとを互いに拡散接合するためのプロセスフローの密閉形成の図である。
図4の線5−5に沿った図4の密閉されたシートスタックの断面図を示す。
密閉されたシートスタックによって画定され得る空気圧で分離された領域を排気するために、第1の金属シートと第2の金属シートを互いに拡散接合するための処理中に用いられ得る排気導管を図示する。
第1の金属シートと第2の金属シートを互いに拡散接合するためのプロセスフロー中に、排気導管が吸蔵され得ることを図示する。
第1の金属シートと第2の金属シートを互いに拡散接合するためのプロセスフロー中に、排気導管の一部が密閉されたシートスタックから分離され得ることを図示する。
第1の金属シートと第2の金属シートを互いに拡散接合するためのプロセスフロー中に、密閉されたシートスタックの表面積が増加し、金属シート上の酸化物層分裂させ、膨張したシートスタックを画定することを図示する。
図9の線10−10に沿った図9の膨張したシートスタックの概略断面図である。
第1の金属シートと第2の金属シートを互いに拡散接合するためのプロセスフロー中に膨張したシートスタックを生成するために用いられ得る圧延プロセスを図示する。
図11の線12−12に沿った図11の圧延プロセスの概略的断面図である。
第1の金属シートと第2の金属シートを互いに拡散接合するためのプロセスフロー中に、膨張したシートスタックが拡散結合され、拡散接合されたシートスタックを画定し得ることを図示する。
第1の金属シートと第2の金属シートを互いに拡散接合するためのプロセスフロー中に、拡散接合されたシートスタックが形成され、形成された部品を画定し得ることを図示する。
本開示による、第1の金属シートと第2の金属シートを互いに拡散接合する方法を示すフローチャートである。

実施例

0011

図1から図15は、第1の金属シート61と第2の金属シート64とを互いに拡散接合するための、本開示による方法200の例、第1の金属シートを第2の金属シートに拡散接合するために用いられ得るプロセスフロー100のステップの例、プロセスフロー100及び/又は方法200を用いて生成され得る拡散接合されたシートスタック92の例、拡散接合されたシートスタックから生成され得る形成された金属部品98の例、及び/又は形成された金属部品を含み得る及び/又は用い得る航空機20の例が提供される。類似の、又は少なくとも実質的に類似の目的を提供する要素には、図1から図15各々において類似の番号が付されており、これらの要素については、図1から図15各々を参照して詳細が述べられないことがある。同様に、図1から図15各々においてすべての要素に番号が付されているわけではないが、それらに関連する参照番号は、一貫して本書で使用されることになろう。図1から図15のうちの一又は複数を参照して本書で説明される要素、構成要素及び/又は特性は、本開示の範囲から逸脱することなく、図1から図15いずれかに含まれ得る及び/又は図1から図15のいずれかで用いられ得る。

0012

原則として、所与の(即ち、特定の)実施形態に含まれるであろう要素が実線で示される一方で、所与の実施形態に対するオプションである要素は、破線で示される。しかし、実線で示される要素が全ての実施形態に必須というわけではなく、実線で示される要素は、本開示の範囲を逸脱しなければ、所与の実施形態から省略されることがある。

0013

図1は、本明細書で開示される方法を用いて画定され得る形成された金属部品40を含み得る航空機20の概略図である。形成された金属部品40は、航空機20の任意の適した部分を形成及び/又は画定し得る。例として、形成された金属部品は、航空機20の機体21、内装22、推進システム23、胴体24、25、及び/又は安定板26のうちの一又は複数の部分を形成及び/又は画定し得る。

0014

図2から図14は、本開示による、第1の金属シート61と第2の金属シート64を互いに拡散接合するためのプロセスフロー100の部分及び/又はステップを図示する。概して、図2から図14のプロセスフロー100は、第1の金属シートと第2の金属シートとの間を延びる空気圧シール72と共に、それらの金属シートを用い、大気中の酸素などの酸化剤と、互いに拡散接合される第1の金属シート及び第2の金属シートの部分との間の接触を制限、制御及び/又は調節する。よって、図2から図14のプロセスフロー100は、少なくとも、まず金属シートを不活性環境に置くことなく、表面酸化物51を金属シートから除去することなく、及び/又は金属シート間に酸化物破壊中間層を位置付けることなく、そうでなければ互いに拡散接合することが困難又は不可能であろう金属シート50を拡散接合するために用いられ得る。追加的に又は代替的には、図2から図14のプロセスフロー100は、そうでなければより制御された環境の中で拡散接合プロセスを実行することなく可能であろう金属シート間のよりきれいな及び/又は高品質な拡散接合を形成するために、また用いられ得る。

0015

図2は、プロセスフロー100の一部を形成し得る洗浄ステップ105の図である。洗浄ステップ105の前に、106で示されるように、一又は複数の金属シート50は、その外面58に存在する、粒子状物質54並びに/又は膜及び/若しくはコーティング56などの汚染物質52を最初に有し得る。洗浄ステップ105の後に、107に示されたように、外面58が洗浄され、粒子状物質54は外面58の上にはもはや存在せず、並びに/又は膜及び/若しくはコーティング56は外面58の上にもはや存在し得ない。

0016

洗浄ステップ105が、外面58から洗浄され得及び/又は溶媒内で溶解され得る埃、破片、粒子、コーティング、及び/又は膜を除去するために用いられ得ることは本開示の範囲内である。しかしながら、洗浄ステップ105が、表面58及び/若しくは金属シート50を含む金属59に強力に付着し得る並びに/又はそれらと反応し得る物質を除去し得ることもまた、本開示の範囲内である。例として、洗浄ステップ105は、粒子状物質、脂、油、及び/又は有機材料を金属シート50から除去し得る。しかしながら、洗浄ステップ105は、金属シート50の金属59を覆う及び/又はコーティングする表面酸化物又は自然酸化物51を除去し得ない。

0017

図3は、プロセスフロー100中に実行され得る積層ステップ110の図である。積層ステップ110中に、2以上の金属シート50が、シートスタック60を画定するために積層され得る。シートスタック60は、第1の金属シート61及び第2の金属シート64などの少なくとも2つの金属シート50を含み、任意の適した数の金属シート50を含み得る。例として、図3の破線で示されるように、シートスタックは、3つ又は3つよりずっと多い金属シート50を含み得る。

0018

シートスタック60が第1の金属シート61及び第2の金属シート64を含むとき、シートスタックは、第1の金属シート61によってその両方が画定され得る第1の内面62及び/又は第1の外面63を含み、有し、及び/又は画定し得る。加えて、シートスタックはまた、第2の金属シート64によって画定され得る第2の内面65及び/又は第2の外面66を含み、有し、及び/又は画定し得る。第1の内面62は、第1の外面63に対向し得、又は第1の外面63から外方を向き得る。同様に、第2の内面65は、第2の外面66に対向し得、又は第2の外面66から外方を向き得る。第1の内面62は、第2の内面65の方に向かい得る。反対に、第1の外面63は、第2の外面66に対向し得、又は第2の外面66から外方を向き得る。

0019

図4及び図5は、プロセスフロー100の密閉形成ステップ115中に形成及び/又は画定され得る密閉シートスタック70の図である。図4が密閉されたシートスタックの概略上面図であるのに対し、図5は、図4の線5−5に沿った密閉されたシートスタックの概略断面図である。図4及び図5に示されるように、密閉されたシートスタック70は、第1の金属シート61と第2の金属シート64との間を延び得る空気圧シール72を含み得る。恐らく図5に最もよく示されるように、密閉されたシートスタック70は、第1の内面62、第2の内面65、及び空気圧シール72によって囲まれ得る空気圧で分離された領域74を画定し得る。概して、金属シート50が平面である又は少なくとも実質的に平面であるとき、空気圧で分離された領域74は、小さな堆積を画定し又は有し得る。よって、内部に存在し得る酸素などの酸化剤の体積も小さい可能性があり、空気圧シール72は、追加の周囲の酸化剤の空気圧で分離された領域への侵入を制限し得る。本明細書でより詳しく検討されるように、そのような構成は、プロセスフロー100の続くステップ中に空気圧で分離された領域74を画定する第1の金属シート61及び/又は第2の金属シート64の一部の酸化、又はそれら一部の少なくとも著しい酸化を防止し得る。

0020

図6は、排気導管76が密閉されたシートスタック70内部に画定され得る及び/又は密閉されたシートスタック70に取り付けられ得ることを図示する。排気導管76は、プロセスフロー100の排気ステップ120中に空気圧で分離された領域74を排気するために用いられ得る。例として、図6に破線で示されるように、真空源78は、真空80を排気導管76に適用し、これによって、空気圧で分離された領域74を排気又は少なくとも部分的に排気し得る。全ての実施形態に必要とされるわけではないが、排気ステップ120は、空気圧で分離された領域74から酸素などの酸化剤の大部分を除去するために用いられ得、よってプロセスフロー100の続くステップ中に空気圧で分離された領域74を画定する第1の金属シート61及び/又は第2の金属シート64の部分の酸化又は追加的酸化を防止する。

0021

図7は、プロセスフロー100の導管密閉ステップ125中に、吸蔵材料を介して及び/若しくは吸蔵材料を用いて、並びに/又は密閉若しくは封鎖された導管77によるなどして、吸蔵及び/又は密閉され得る。排気導管76は、空気圧で分離された領域74の排気の後に(即ち、図6の排気ステップ120の後に)吸蔵され得、この吸蔵により、周囲の酸化剤が空気圧で分離された領域74に侵入するのを防止し得る。

0022

図8は、排気導管76の一部又はすべてでさえが、プロセスフロー100の除去ステップ130中に密閉されたシートスタック70から分離及び/又は除去され得ることを示している。全ての実施形態に必要というわけではないが、排気導管76の部分の除去は、プロセスフロー100の後のステップ中などに、密閉されたシートスタック70の更なる処理を促進し得る。

0023

検討されるように、図4及び図5の密閉されたシートスタック70は、空気圧で分離される領域74を密閉されたシートスタックを包囲する周囲環境から空気圧で分離し得る。加えて、また検討されるように、空気圧で分離される領域74内に存在し得る酸化剤の体積は、比較的低いことがある。よって、ある条件下で、第1の金属シート61及び第2の金属シート64は、図6から図8の排気ステップ120、導管密閉ステップ125及び/又は除去ステップ130がなくても、又はそれらを必要としなくても、互いに拡散接合され得る。この点を考慮して、排気ステップ120、導管密閉ステップ125、及び/又は除去ステップ130を含むプロセスフロー100が、酸化剤と第1の内面62及び/又は第2の内面65との間の接触を更に低下させ得る一方で、これらのプロセスステップは、すべての実施形態で及び/又はすべての金属シート50で必要とされ得るわけではない。

0024

図9は、第1の内面62及び/又は第2の内面65に存在し得る表面酸化物51を破壊又は分解し、これにより、膨張したシートスタック82を画定し、及び/又はプロセスフロー100の続くステップ中に第1の内面の第2の内面への拡散接合を可能にするために使用され得る破壊するステップ135を含み得る。図10は、図9の線10−10に沿った図9の膨張したシートスタックの概略断面図である。

0025

破壊するステップ135は、膨張したシートスタック82を形成、画定及び/又は生成するために、図4から図8のいずれかの密閉されたシートスタック70の表面積を増加させることを含み得る。膨張したシートスタック82は、密閉されたシートスタック70と比べた場合、より大きな総表面積を有し得る。例として、膨張したシートスタック82の第1の内面62の表面積は、密閉されたシートスタック70の第1の内面62の表面積よりも大きく、膨張したシートスタック82の第2の内面65の表面積は、密閉されたシートスタック70の第2の内面65の表面積よりも大きく、膨張したシートスタック82の第1の外面63の表面積は、密閉されたシートスタック70の第1の外面63の表面積よりも大きく、及び/又は膨張したシートスタック82の第2の外面66の表面積は、密閉されたシートスタック70の第2の外面66の表面積よりも大きくなり得る。

0026

膨張したシートスタック82の厚さ83(図9に示される)は、密閉されたシートスタック70の厚さ71(図5に示される)未満であり得る。しかしながら、このことは必須ではない。

0027

図10に示されたように、表面積の増加により、第1の金属シート及び/又は第2の金属シート上に存在し得る、表面酸化物又は自然酸化物51は、分離した、別個の及び/又は間隔を空けたドメイン85に分解され得る。検討されたように、図9に示されている空気圧で分離された領域74は、非常に小さな酸化剤を含み得る。よって、第1の金属シートの第1の内面及び/又は第2の金属シートの第2の内面は、再び酸化し得ず、これにより、ドメイン85が、地金及び/又は酸化されていない金属86の領域によって分離される。ドメイン85が比較的安定しており、空気圧で分離された領域74が周囲の酸化剤から上手く分離しているシステムにおいて、地金及び/又は酸化されていない金属86は、続く拡散接合が第1の金属シートと第2の金属シートとの間で可能となるのに十分な時間、存続し得る。

0028

図11は、密閉されたシートスタック70から膨張したシートスタック82を生成するために用いられ得る圧延プロセスを示している。図12は、図11の線12−12に沿った図11の圧延プロセスの概略的断面図である。圧延プロセス中に、密閉されたシートスタック70は、2つ以上のローラ90の間を給送され又は引っ張られ得る。これらのローラは、密閉されたシートスタック70を圧縮し、これにより検討されたように密閉されたシートスタックは薄くなり、また密閉されたシートスタックのサイズ、又は表面積は増加する。当該技術分野において知られているように、圧延プロセスは、密閉されたシートスタックの厚さを低減するために、及び/又は任意の適した量によって密閉されたシートスタックの表面積を増加させるために、任意の適した回数繰り返され得る。

0029

図12の左側は、圧延プロセスの前に及び/又は表面積増加の前に、第1の金属シートの第1の内面及び/又は第2の金属シートの第2の内面が、その上にある連続的な若しくは少なくとも実質的に連続的な表面酸化物51を有し得ることを示している。対称的に、図12の右側は、圧延プロセスの後に及び/又は表面積増加の後に、地金及び/又は酸化されていない金属86がドメイン85の間を延びている状態で、表面酸化物51がドメイン85に分離され得ることを示している。

0030

図13は、プロセスフロー100が、(図9から図12の)膨張したシートスタック82の第1の金属シート61及び第2の金属シート64を互いに拡散接合し、これによって拡散接合されたシートスタック92を画定するために用いられ得る拡散結合するステップ140を含み得る。拡散接合ステップ140中に、第2の金属シート64の対向する及び/又は対応する部分とまとめられた第1の金属シート61の部分は、第1の金属シートと第2の金属シートの互いへの拡散接合を促進するために、圧縮力94を介すなどして、圧縮され得る。追加的に又は代替的には、拡散接合するステップ140は、第1の内面62の部分を第2の内面65の対向する及び/又は対応する部分に押しつけることを含み得る。

0031

拡散接合するステップ140は、圧縮力94を印加するために、機械機構油圧機構、及び/又は空気圧機構が用いられる分離した及び/又は別個のステップであり得る。追加的に又は代替的には、拡散接合するステップ140は、形成するステップ145中に、又は形成するステップ145の結果として、生じ得る。正確な機構、タイミング、及び/又は順序付けに関わらず、拡散接合するステップ140は、拡散接合されたシートスタック92内に一又は複数の拡散接合された領域96を生成し得る。

0032

図14は、プロセスフロー100が、拡散接合されるシートスタック92(図13)を形成される金属部品98に形成するために用いられ得る形成するステップ145を含み得ることを示している。形成された金属部品98において、第1のシート61及び/又は第2の金属シート64は、任意の適した方法で形成及び/又は変形され得る。例として、図示されたように、第2の金属シート64は、形成される金属部品98内に波形構造製作及び/又は生成するために、形成及び/又は変形され得る。形成するステップ145が任意の適した方法で実行及び/又は達成され得ることは、本開示の範囲内である。例として、形成するステップ145は、形成される金属部品を製作及び/又は生成するために、拡散接合されたシートスタックをガス圧形成すること又は超可塑性ガス圧形成することを含み得る。

0033

図15は、本開示による、第1の金属シートと第2の金属シートを互いに拡散接合する方法200を示すフローチャートである。方法200は、図2から図14のプロセスフロー100に補完的であり得、プロセスフロー100に類似であり得、プロセスフロー100に対して代替的であり得、並びに/又はプロセスフロー100の代替表現を含み得る及び/若しくはプロセスフロー100の代替表現であり得る。よって、本書に開示される方法200のステップ及び/若しくは詳細のいずれかもまた、本開示の範囲から逸脱せずに、プロセスフロー100に含まれ得る並びに/又はプロセスフロー100で用いられ得る。同様に、プロセスフロー100のステップ及び/若しくは詳細のいずれかが、本開示の範囲から逸脱せずに、方法200に含まれ得る並びに/又は方法200で用いられ得る。

0034

方法200は、205で一又は複数の金属シートを洗浄することを含み、210で金属シートを積層することを含み得る。方法200は、215で空気圧で分離される領域を画定する密閉されるシートスタックを画定するために、金属シート間で空気圧シールを作成することを更に含み、220で排気導管を画定すること、225で排気導管を介して空気圧で分離された領域を排気すること、230で排気導管を密閉すること、及び/又は235で密閉されたシートスタックから排気導管を除去することを含み得る。方法200は、240で表面酸化物を破壊することを更に含み、245で閾値待機時間待機することを含み得る。方法200は、250で拡散接合されるシートスタックを画定するために金属シートを拡散接合することを更に含み、255で形成される金属部品を画定するために拡散接合されたシートスタックを形成すること、及び/又は260で形成された金属部品を航空機内で組み立てることを更に含む。

0035

205で一又は複数の金属シートを洗浄することは、後に方法200で用いられることになる任意の適した金属シートを洗浄することを含み得る。例として、205における洗浄することは、第1の金属シートを洗浄すること又は第1の金属シートの少なくとも一部を洗浄することと、第2の金属シートを洗浄すること又は第2の金属シートの少なくとも一部を洗浄することとを含み得る。より具体的な例として、205における洗浄することは、第1の金属シートの第1の内面を洗浄することと、また第2の金属シートの第2の内面を洗浄することとを含み得る。別の更なる具体的例として、205における洗浄することは、一又は複数の金属シートを脱脂することを含み得る。図2は、205における洗浄することの例を示している。

0036

210における金属シートを積層することは、シートスタックを画定するために、少なくとも第1の金属シートと第2の金属シートとを積層することを含み得る。210における積層することは、シートスタックが第1の金属シートの第1の内面及び第2の金属シートの第2の内面を含むように積層することを含み得る。図3は、第1の内面62を含む第1の金属シート61と、第2の内面65を含む第2の金属シート64とを含むシートスタック60の例を示している。

0037

210における積層することは、第1の内面が第2の内面に面し、及び/又は第2の内面が第1の内面に面するように、積層することを含み得る。つまり、210における積層することは、第1の金属シートの第1の内面が第2の金属シートの第2の内面に面するように、第1の金属シートと第2の金属シートを層状にすることを含み得る。更に言い換えれば、210における積層することは、第1の内面が第2の内面に平行に若しくは少なくとも実質的に平行になるように、並びに/又は第1の内面が第2の内面に少なくとも部分的に接触する、直接接触する、及び/若しくは物理的に接触するように、第1の金属シートと第2の金属シートとを方向付けることを含み得る。

0038

第1の金属シートはまた、第1の内面と対向する第1の外面を画定し得る。同様に、第2の金属シートは、第2の内面に対向する第2の外面を画定し得る。したがって、210における積層することは、第1の外面が、第2の外面の外方を向く又は第2の外面に対向するように積層することを更に含み得る。

0039

215における空気圧で分離される領域を画定する密閉されたシートスタックを画定するために、金属シート間に空気圧シールを作成することは、任意の適した方法で任意の適した空気圧シールを作成することを更に含み得る。215における作成することはまた、密閉されたシートスタックを画定するためのステップとして本明細書で言及され得る。

0040

215における作成中に作成され得る空気圧シールの例が、図4及び図5に示される。この中で、空気圧シール72は、空気圧で分離された領域74を画定するために、第1の金属シート61と第2の金属シート64との間を延びる。図示されたように、空気圧で分離された領域は、第1の内面(即ち、第1の内面62)、第2の内面(即ち、第2の内面65)、及び空気圧シール(即ち、空気圧シール72)によって囲まれ得る。

0041

空気圧シールは、空気圧で分離された領域の少なくとも一部を包囲する及び/若しくは囲む連続的空気圧シールを含み得る並びに/若しくは連続的空気圧シールであり得、215における作成することが、シートスタックの任意の適した部分及び/若しくは領域内に空気圧シールを作成することを含み得ることは、本開示の範囲内である。例として、図4及び図5に示されるように、空気圧シールは、シートスタックのエッジ領域又は周囲の領域又は周辺領域内で画定され得及び/又はその領域内を延び得るが、このことは必須ではない。

0042

空気圧シールは、任意の適した方法で形成され得る任意の適した空気圧シールを含み得る及び/又は任意の適した空気圧シールであり得る。例として、空気圧シールは、溶接部を含み得る及び/又は溶接部であり得、215における作成することは、第1の金属シートを第2の金属シートに溶接することを含み得る。これは、第1の金属シートを第2の金属シートにスポット溶接すること、第1の金属シートを第2の金属シートにシーム溶接すること、第1の金属シートを第2の金属シートに摩擦撹拌溶接することとを含み得る。追加的に又は代替的には、215における作成することは、第1の金属シートを第2の金属シートに蝋付けすること、及び/又は第1の金属シートを第2の金属シートに付着させることを含み得る。

0043

220における排気導管を画定することは、任意の適した排気導管を形成、作成、確立取付け及び/又は画定することを含み得る。排気導管は、空気圧で分離された領域と流体連結して延び得、及び/又は空気圧で分離された領域から延び得る。排気導管は、任意の適した方法で画定され得る。例として、220における画定することは、金属チューブを密閉されたシートスタックに蝋付けすることを含み得る。排気導管の例は、図6から図8において76で示される。

0044

225における排気導管を介して空気圧で分離された領域を排気することは、任意の適した方法で排気することを含み得、215における作成することの後に及び/又は220における画定することの後に実行され得る。例として、225における排気することは、空気圧で分離された領域内部で圧力を低減すること、空気圧で分離された領域からガスを除去すること、空気圧で分離された領域から酸化剤を除去すること、及び/又は空気圧で分離された領域から酸素を除去することを含み得る。225における排気することが空気圧で分離された領域内部で圧力を低減することを含むとき、圧力は、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも99%、少なくとも99.9%、少なくとも99.99%、又は少なくとも99.999%低下し得る。図6は、225における排気することの例を示している。図6に示されるように、真空源78は、排気導管76を介して空気圧により分離された領域74に真空80を適用するために用いられ得る。

0045

230における排気導管を密閉することは、排気導管を介した空気圧で分離された領域へのガス流及び/又は酸化剤の流れを防止するために、排気導管を通して流体流遮断、限定、吸蔵及び/又は制限することを含み得る。方法200が230における密閉することを含むとき、230における密閉することは、215における作成することの後に、220における画定することの後に、225における排気することの後に、235における除去することの前に、及び/又は240における破壊することの前に、実行され得る。図7は、230における密閉することの例を示している。図7に示されるように、密閉された導管77は、導管を通って流体流を吸蔵するように生成され得る。密閉される導管は、吸蔵材料を内部に位置付けることなどによる、任意の適した方法で生成され得る。吸蔵材料の例は、溶接部を含む。

0046

235における密閉されたシートスタックから排気導管を除去することは、密閉されたシートスタックから排気導管を切断することを含み得る。235における除去することは、220における画定することの後に、225における排気することの後に、230における密閉することの後に、及び/又は240における破壊することの前に、実行され得る。図7及び図8は、235における除去することの例を示している。

0047

240における表面酸化物を破壊することは、密閉されたシートスタックを圧縮、薄型化、膨張、及び/又は圧延して膨張したシートスタックを画定することによるなどの任意の適した方法で、密閉されたシートスタックの任意の適した部分の上に形成及び/又は存在し得る、任意の適した表面酸化物を破壊することを含み得る。240における破壊することはまた、密閉されたシートスタックから膨張したシートスタックを画定するためのステップとして、及び/又は表面酸化物を破壊するためのステップとして本書では言及され得る。

0048

例として、240における破壊することは、密閉されたシートスタックの少なくとも一部の表面積を増加させることを含み得る。より具体的な例として、240における破壊することは、密閉されたシートスタックの内側の表面積を増加させること、少なくとも閾値の表面積増加によって第1の内面の表面積を増加させること、少なくとも閾値の表面積増加によって第2の内面の表面積を増加させること、及び/又は密閉されたシートスタックの外面の外側の表面積を増加させることを含み得る。

0049

閾値の表面積増加の例は、少なくとも10%、少なくとも25%、少なくとも50%、少なくとも100%、少なくとも200%、少なくとも300%、少なくとも400%、少なくとも500%、少なくとも600%、少なくとも700%、及び/又は少なくとも800%の表面積増加を含む。追加的に又は代替的には、閾値の表面積増加は、多くても2000%、多くても1500%、多くても1000%、多くても750%、多くても500%、多くても400%、多くても300%、多くても200%、及び/又は多くても100%であり得る。閾値の表面積増加は、膨張したシートスタックの所与の構成要素の表面積と密閉されたシートスタックの同一の構成要素の表面積との差として数量化され得る。

0050

240における破壊することはまた、密閉されたシートスタックの薄型化を含み得、又は表面積の増加は、密閉されたシートスタックの薄型化の結果であり得る。例として、240における破壊することは、追加的に又は代替的に、膨張したシートスタックを製作及び/又は生成するために密閉されたシートスタックを薄型化すること、又は密閉されたシートスタックの厚さを低減することを含み得る。この厚さの薄型化及び/又は低減は、表面積の増加と同時に実行され得る、又は表面積の増加をもたらし得る。

0051

厚さの薄型化及び/又は低減は、少なとも閾値の厚さの低減によって、厚さを薄型化すること、又は厚さを低減することを含み得る。閾値の厚さ低減の例は、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、及び/又は少なくとも90%の厚さ低減を含む。追加的に又は代替的には、閾値の厚さ低減は、多くても99%、多くても95%、多くても90%、多くても80%、多くても70%、多くても60%、及び/又は多くても50%であり得る。閾値の厚さ低減は、密閉されたシートスタックの厚さ又は平均厚さと、膨張したシートスタックの厚さ又は平均厚さとの差として数量化され得、第1の内面に垂直である及び/又は第2の内面に垂直である方向に測定され得る。

0052

図9から図12を参照して本書で検討されるように、240における破壊することの前に(例えば、膨張したシートスタックを画定するために密閉されたシートスタックの表面積を増加させる前に)、第1の金属シートの第1の内面は、第1の金属シートの第1の金属を覆う第1の表面酸化物層によって画定され得る。同様に、第2の金属シートの第2の内面は、第2の金属シートの第2の金属を覆う第2の表面酸化物層によって画定され得る。また検討されるように、これらの表面酸化物層は、第1の金属シートと第2の金属シートの互いへの拡散接合に抵抗し得る及び/又はそのような拡散接合を防止し得る。

0053

しかしながら、図10及び図12に示されるように、240における破壊することは、第1及び/又は第2の金属が露出される及び/又はそれらそれぞれの表面の少なくとも一部分を画定するように、第1及び/又は第2の酸化物層を別個の第1及び/又は第2の酸化物ドメインに分離することを含み得る。露出された金属は、次に、250における拡散接合中などに、互いに拡散接合され得る。

0054

245における閾値の待機時間待機することは、任意の適した待機時間待機することを含み得、240における破壊することより後に、かつ250における拡散接合より前に、実行され得る。検討されるように、本明細書で開示される方法及びプロセスフローは、密閉されたシートスタック内に空気圧で分離された領域を形成及び/又は画定し、この領域の空気圧での分離を密閉されたシートスタックから画定される膨張したシートスタックの中に維持する。よって、240における破壊中に露出される金属は、酸化されない、並びに/又は酸化剤及び/若しくは周囲の空気に露出される同一の金属と比べるとゆっくりと酸化し得る。したがって、本明細書で開示される方法及びプロセスフローは、空気圧で分離された領域を囲む金属シートの部分の再酸化、又は少なくとも著しい再酸化なく、245における待機することを可能にし得る。そのような構成は、少なくとも閾値の待機時間によって遅延される一方で、なおも拡散接合が250における拡散接合中に形成できるように、250における拡散接合などの続く処理ステップを可能にし得る。これは、より従来的な拡散接合プロセスと比べると、本開示による方法及びプロセスフローを用いる拡散接合プロセスに更なるフレキシビリティを提供し得る。

0055

245における待機することが任意の適した時間量待機することを含み得ることは、本開示の範囲内である。例として、閾値の待機時間は、少なくとも1分、少なくとも5分、少なくとも10分、少なくとも15分、少なくとも30分、少なくとも45分、少なくとも60分、少なくとも90分、少なくとも120分、少なくとも180分、及び/又は少なくとも240分であり得る。追加的に又は代替的には、閾値の待機時間は、多くても600分、多くても500分、多くても400分、多くても300分、多くても200分、多くても120分、及び/又は多くても60分であり得る。

0056

250における拡散接合されたシートスタックを画定するために金属シートを拡散接合することは、第1の金属シートの少なくとも一部を第2の金属シートの対応する部分に拡散結合することを含み得、任意の適した方法で達成され得る。例として、250における拡散接合は、第1の金属シートの第1の内面の少なくとも一部を第2の金属シートの第2の内面の対応する部分に押しつけることを含み得る。これは、第1のシートスタックの第1の外面を押圧するために第1の圧縮力を介して及び/又は第1の圧縮力を用いるなどして、膨張したシートスタックの対応する部分を圧縮することと、同時に第2のシートスタックの第2の外面を押圧するために第2の圧縮力を用いることとを含み得る。そのような構成が、図13に示されている。250における拡散接合はまた、膨張したシートスタックから拡散接合されたシートスタックを画定するためのステップとして、及び/又は拡散接合されたシートスタックを画定するために膨張したシートスタックを拡散接合するためのステップとして、本明細書で言及され得る。

0057

250における拡散接合は、第1の内面の部分が第2の内面の対応する部分に押し付けられる間、及び/又は膨張したシートスタックの対応する部分が圧縮される間に、膨張したシートスタックを押圧温度又は圧縮温度に維持することを含み得る。圧縮温度の例は、第1の金属及び/又は第2の金属の溶融解温度の少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、及び/又は少なくとも70%である圧縮温度を含む。追加的に又は代替的には、圧縮温度は、第1の金属及び/又は第2の金属の溶融解温度の多くても90%、多くても80%、多くても70%、多くても60%、及び/又は多くても50%であり得る。

0058

250における拡散接合は、追加的に又は代替的には、押圧圧力又は圧縮圧力における押圧又は圧縮を含み得る。押圧圧力又は圧縮圧力の例は、少なくとも1メガパスカル(MPa)、少なくとも5MPa、少なくとも10MPa、少なくとも25MPa、少なくとも50MPa、少なくとも75MPa、少なくとも100MPa、少なくとも150MPa、及び/又は少なくとも200MPaの圧力を含む。追加的又は代替的には、押圧圧力又は圧縮圧力は、多くても300MPa、多くても250MPa、多くても200MPa、多くても150MPa、多くても100MPa、及び/又は多くても50MPaであり得る。

0059

250における拡散接合は、押圧時間又は圧縮時間内の押圧又は圧縮を含み得る。押圧時間又は圧縮時間の例は、少なくとも1分、少なくとも5分、少なくとも10分、少なくとも15分、少なくとも30分、少なくとも45分、及び/又は少なくとも60分を含む。追加的に又は代替的には、押圧時間又は圧縮時間は、多くても300分、多くても250分、多くても200分、多くても150分、多くても120分、多くても90分、及び/又は多くても60分であり得る。

0060

250における拡散接合は、方法200内の任意の適したタイミング及び/又は順序付けで起こり得る。例として、250における拡散接合は、240における破壊することの後であって、255における形成することの前であり得る。別の例として、250における拡散接合は、255における形成中に起こり得、又はその形成することの結果であり得る。

0061

255における形成される金属部品を画定するために拡散接合されるシートスタックを形成することは、任意の適した方法で拡散接合されるシートスタックを形成すること又は変形することを含み得る。例として、255において形成することは、形成される金属部品を画定するために拡散接合されるシートスタックを形成するガス圧力を含み得る。より具体的な例として、255における形成することは、拡散接合されたシートスタックを形成構造内に方向付けることと、空気圧で分離される領域の少なくとも一部に圧力を加えて、第1の金属シートの対応する部分を第2の金属シートの対向部分から分離することとを含み得る。別のより具体的な例として、255における形成することは、波形構造を画定することを含み得る。255における形成中に形成され得及び/又は波形構造を含む形成される金属部品が、図14の98に図示されている。図示されるように、255において形成することは、少なくとも1つの拡散接合された領域96を第1の金属シートと第2の金属シートとの間に維持することを含み得る。

0062

260において形成される金属部品を航空機に組み立てることは、任意の適した方法で形成される金属部品を組み立てること、及び/又は航空機の任意の適した部分を画定するために形成される金属部品を用いることを含み得る。これは、形成される金属部品を航空機の少なくとも1つの他の構成要素に動作可能に取り付けることを含み得る。形成される金属部品を含み得る及び/若しくは用い得る航空機並びに/又は航空機の部分の例が、図1に示され、図1を参照して本書で検討される。

0063

検討されるように、本明細書で開示される方法及びプロセスフローは、そうでなければ拡散接合が困難であろう金属シートの拡散接合を可能にし、並びに/又はより従来型の拡散接合技術と比較すると安価で及び/若しくはきれいな拡散接合を提供し得る。これを考慮すると、必須ではないが、本明細書で開示される方法及びプロセスフローは、第1の金属シートから酸化物を除去せずに、機械的に除去せずに、及び/若しくは化学的に除去せずに、並びに/又は第2の金属シートから酸化物を除去せずに、機械的に除去せずに、及び/若しくは化学的に除去せずに、実行され得る。別の方法では、本明細書で開示される方法及びプロセスフローは、それぞれの表面酸化物層及び/若しくは自然酸化物層が第1の金属シート及び第2の金属シートの両方に存在する間に、並びに/又は方法及び/若しくはプロセスフロー前に並びに/若しくは方法及び/若しくはプロセスフロー中にこれらの自然酸化物層を除去せずに、実行され得る。

0064

本明細書で開示される方法及びプロセスフローは、追加的に又は代替的には、密閉されたシートスタックを不活性環境内に置くことなく、及び/又は密閉されたシートスタックが酸化環境流体接触している間に、実行され得る。追加的に又は代替的には、本明細書で開示される方法及びプロセスフローは、酸化物破壊中間層を空気圧で分離される領域内に及び/又は第1の金属シートと第2の金属シートとの間に位置付けることなく実行され得る。

0065

本書で使用されるように、「金属シート」という用語は、別の「金属シート」に拡散接合され得る任意の適した金属及び/又は金属本体を指すことがある。図2から図14に図示されたように、金属シート50は、金属シートの表面積の大部分を画定する、第1の内面62及び第1の外面63などの2つの対向面を含む平面構造又は少なくとも実質的な平面構造を含み得る。しかしながら、この特定の形態がすべての実施形態に必要というわけではない。

0066

検討されるように、アルミニウムなどのある金属は、大気などの酸化剤に露出されると自然表面酸化物の急速な形成のため、拡散接合するのが特に困難であろう。このことを考慮すると、すべての実施形態に必須というわけではないが、第1の金属シート及び/又は第2の金属シートは、アルミニウム及び/又はアルミニウム合金を含み得る、アルミニウム及び/又はアルミニウム合金から成り得る、又は本質的にアルミニウム及び/又はアルミニウム合金から成り得る。

0067

追加的に又は代替的には、第1の金属シートは、第1の金属を含み得、第1の金属から成り得、又は第1の金属から本質的になり得、第2の金属シートは、第2の金属を含み得、第2の金属から成り得、又は第2の金属から本質的になり得る。第1の金属の成分若しくは化学成分は、第2の金属の成分若しくは化学成分と類似し、少なくとも実質的に類似し、又は同一でさえあり得る。しかしながら、これは必須ではなく、第1の金属と第2の金属が、それらの間に拡散接合が形成され得るように選択される限り、第1の金属は、第2の金属と異なり得、及び/又は第2の金属と別個のものであり得る。

0068

本発明による発明の対象例が、以下に列挙される段落に記載される。
A1. 第1の金属シートと第2の金属シートとを互いに拡散接合する方法であって、
第1の金属シートによって画定される第1の内面、及び第1の内面に面し、第2の金属シートによって画定される第2の内面を含むシートスタックを画定するために、第1の金属シートと第2の金属シートとを積層することと、
空気圧シール、第1の金属シート、及び第2の金属シートがまとまって、第1の内面、第2の内面、及び空気圧シールによって囲まれている空気圧で分離された領域を画定する密閉されたシートスタックを画定するように、第1の金属シートと第2の金属シートとの間に空気圧シールを作成することと、
膨張したシートスタックを画定するために密閉されたシートスタックを膨張させることによる少なくとも閾値の表面積増加によって第1の内面及び第2の内面の表面積を増加させることと、
第1の金属シートの対応する部分を第2の金属シートの対向部分に拡散接合し、拡散接合されたシートスタックを画定するために、膨張したシートスタックの対応する部分を圧縮することによって、第1の内面の少なくとも一部を第2の内面の対向部分に押しつけることと
を含む方法。
A2. 閾値の表面積増加が、
(i)少なくとも10%、すくなくとも25%、少なくとも50%、少なくとも100%、少なくとも200%、少なくとも300%、少なくとも400%、少なくとも500%、少なくとも600%、少なくとも700%、又は少なくとも800%、及び
(ii)多くても2000%、多くても1500%、多くても1000%、多くても750%、多くても500%、多くても400%、多くても300%、多くても200%、又は多くても100%
のうちの少なくとも1つである、段落A1に記載の方法。
A3. 増加させることと同時に、方法が、少なくとも閾値の厚さの低減によって密閉されたシートスタックの厚さを低減することを更に含み、オプションで閾値の厚さの低減が、
(i)少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも80%、又は少なくとも90%、及び
(ii)多くても99%、多くても95%、多くても90%、多くても80%、多くても70%、多くても60%、又は多くても50%
のうちの少なくとも1つである、段落A1又はA2に記載の方法。
A4.押圧することが、第1の金属シートの対応する部分を第2の金属シートの対向部分に拡散接合することを含む、段落A1からA3の何れか一段落に記載の方法。
A5. 方法が、押圧中に膨張したシートスタックを押圧温度に維持することを更に含み、オプションで第1の金属シートが第1の金属を含み、押圧温度が、
(i)第1の金属の溶融解温度の少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、又は少なくとも70%、及び
(ii)第1の金属の溶融解温度の多くても90%、多くても80%、多くても70%、多くても60%、又は多くても50%
のうちの少なくとも1つである、段落A1からA4の何れか一段落に記載の方法。
A6. 押圧することが、押圧温度で押圧することを含み、オプションで押圧温度が、
(i)少なくとも1メガパスカル(MPa)、少なくとも5MPa、少なくとも10MPa、少なくとも25MPa、少なくとも50MPa、少なくとも75MPa、少なくとも100MPa、少なくとも150MPa、又は少なくとも200MPa、及び
(ii)多くても300MPa、多くても250MPa、多くても200MPa、多くても150MPa、多くても100MPa、又は多くても50MPa
のうちの少なくとも1つである、段落A1からA5の何れか一段落に記載の方法。
A7. 押圧することが、押圧時間で押圧することを含み、オプションで押圧時間が、
(i)少なくとも1分、少なくとも5分、少なくとも10分、少なくとも15分、少なくとも30分、少なくとも45分、又は少なくとも60分、及び
(ii)多くても300分、多くても250分、多くても200分、多くても150分、多くても120分、多くても90分、又は多くても60分
のうちの少なくとも1つである、段落A1からA6の何れか一段落に記載の方法。
A8. 増加することの後であって押圧することの前に、方法が、少なくとも閾値の待機時間待機することを更に含み、オプションで閾値の待機時間が、
(i)少なくとも1分、少なくとも5分、少なくとも10分、少なくとも15分、少なくとも30分、少なくとも45分、少なくとも60分、少なくとも90分、少なくとも120分、少なくとも180分、又は少なくとも240分、及び
(ii)多くても600分、多くても500分、多くても400分、多くても300分、多くても200分、多くても120分、又は多くても60分
のうちの少なくとも1つである、段落A1からA7の何れか一段落に記載の方法。
B1. 第1の金属シートを第2の金属シートに拡散接合する方法であって、
シートスタックを画定するために第1の金属シートと第2の金属シートとを積層することと、
空気圧で分離された領域を内部に画定する密閉されたシートスタックを画定するために、第1の金属シートと第2の金属シートとの間に空気圧シールを作成することと、
少なくとも閾値の厚さ低減により密閉されたシートスタックの厚さを低減すると同時に、膨張したシートスタックを画定するために密閉されたシートスタックの表面積を増加させることと、
第1の金属シートの対応する部分と第2の金属シートの対向部分との間に拡散接合を形成し、拡散接合されたシートスタックを画定するために、膨張したシートスタックの少なくとも一部を圧縮することと
を含む方法。
B2. 積層することが、シートスタックが、第1の金属シートによって画定される第1の内面、及び第1の内面に面し、第2の金属シートによって画定される第2の内面を含むように積層することを含む、段落B1に記載の方法。
B3. 空気圧シールを作成することが、空気圧シール、第1の金属シート、若しくはその第1の内面、及び第2の金属シート、若しくはその第2の内面がまとまって空気圧で分離された領域を画定するように空気圧シールを作成することを含む、段落B1又はB2に記載の方法。
B4. 閾値の厚さ低減が、
(i)少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、又は少なくとも90%、及び
(ii)多くても99%、多くても95%、多くても90%、多くても80%、多くても70%、多くても60%、又は多くても50%
のうちの少なくとも1つである、段落B1からB3の何れか一段落に記載の方法。
B5. 増加させることが、少なくとも閾値の表面積増加によって密閉されたシートスタックの表面積を増加させることを含み、オプションで閾値の表面積が、
(i)少なくとも10%、すくなくとも25%、少なくとも50%、少なくとも100%、少なくとも200%、少なくとも300%、少なくとも400%、少なくとも500%、少なくとも600%、少なくとも700%、又は少なくとも800%、及び
(ii)多くても2000%、多くても1500%、多くても1000%、多くても750%、多くても500%、多くても400%、多くても300%、多くても200%、又は多くても100%
のうちの少なくとも1つである、段落B1からB4の何れか一段落に記載の方法。
B6. 増加させることが、密閉されたシートスタックの外面を増加させることを含む、段落B1からB5の何れか一段落に記載の方法。
B7. 増加させることが、密閉されたシートスタックの内側の表面積を増加させることを含み、内側の表面積が、空気圧で分離された領域を少なくとも部分的に囲む、段落B1からB6の何れか一段落に記載の方法。
B8. 圧縮することが、第1の金属シートの第1の内面の少なくとも一部を第2の金属シートの第2の内面の対向部分に押しつけることを含む、段落B1からB7の何れか一段落に記載の方法。
B9. 方法が、圧縮中に膨張したシートスタックを圧縮温度に維持することを更に含み、オプションで第1の金属シートが第1の金属を含み、圧縮温度が、
(i)第1の金属の溶融解温度の少なくとも20%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、又は少なくとも70%、及び
(ii)第1の金属の溶融解温度の多くても90%、多くても80%、多くても70%、多くても60%、又は多くても50%
のうちの少なくとも1つである、段落B1からB8の何れか一段落に記載の方法。
B10. 圧縮することが、圧縮温度で圧縮することを含み、オプションで圧縮温度が、
(i)少なくとも1メガパスカル(MPa)、少なくとも5MPa、少なくとも10MPa、少なくとも25MPa、少なくとも50MPa、少なくとも75MPa、少なくとも100MPa、少なくとも150MPa、又は少なくとも200MPa、及び
(ii)多くても300MPa、多くても250MPa、多くても200MPa、多くても150MPa、多くても100MPa、又は多くても50MPa
のうちの少なくとも1つである、段落B1からB9の何れか一段落に記載の方法。
B11. 圧縮することが、圧縮時間の間、圧縮することを含み、オプションで圧縮時間が、
(i)少なくとも1分、少なくとも5分、少なくとも10分、少なくとも15分、少なくとも30分、少なくとも45分、又は少なくとも60分、及び
(ii)多くても300分、多くても250分、多くても200分、多くても150分、多くても120分、多くても90分、又は多くても60分
のうちの少なくとも1つである、段落B1からB10の何れか一段落に記載の方法。
B12. 低減することの後であって圧縮することの前に、方法が、少なくとも閾値の待機時間待機することを更に含み、オプションで閾値の待機時間が、
(i)少なくとも1分、少なくとも5分、少なくとも10分、少なくとも15分、少なくとも30分、少なくとも45分、少なくとも60分、少なくとも90分、少なくとも120分、少なくとも180分、又は少なくとも240分、及び
(ii)多くても600分、多くても500分、多くても400分、多くても300分、多くても200分、多くても120分、又は多くても60分
のうちの少なくとも1つである、段落B1からB11の何れか一段落に記載の方法。
C1. 空気圧シールを作成することが、シートスタックのエッジ領域内に空気圧シールを作成することを含む、段落A1からB12の何れか一段落に記載の方法。
C2. 空気圧シールを作成することが、第1の金属シートを第2の金属シートに溶接することを含む、段落A1からC1の何れか一段落に記載の方法。
C3. 溶接することが、
(i)第1の金属シートを第2の金属シートにスポット溶接すること、
(ii)第1の金属シートを第2の金属シートにシーム溶接すること、及び
(iii)第1の金属シートを第2の金属シートに摩擦撹拌溶接すること
のうちの少なくとも1つを含む、段落C2に記載の方法。
C4. 空気圧シールを作成することが、第1の金属シートを第2の金属シートに蝋付けすることを含む、段落A1からC3の何れか一段落に記載の方法。
C5. 空気圧シールを作成することが、第1の金属シートを第2の金属シートに付着させることを含む、段落A1からC4の何れか一段落に記載の方法。
C6. 増加させることの前に、第1の金属シートの第1の内面が、第1の金属シートの第1の金属を覆う第1の表面酸化物層によって画定され、第2の金属シートの第2の内面が、第2の金属シートの第2の金属を覆う第2の表面酸化物層によって画定され、更に増加させることが、
(i)第1の内面の少なくとも一部が第1の金属によって画定されるように、第1の表面酸化物層を別個の第1の酸化物ドメインに分離することと、
(ii)第2の内面の少なくとも一部が第2の金属によって画定されるように、第2の表面酸化物層を別個の第2の酸化物ドメインに分離することと
を含む、段落A1からC5の何れか一段落に記載の方法。
C7. 増加させることが、密閉されたシートスタックを一対の対向するローラ間で圧延することを含む、段落A1からC6の何れか一段落に記載の方法。
C8. 空気圧シールを作成することの後であって増加させることの前に、方法が、空気圧で分離された領域を排気することを更に含む、段落A1からC7の何れか一段落に記載の方法。
C9. 方法が、空気圧で分離された領域と流体連結して延びる排気導管を画定することを含み、更に排気することが、排気導管を介して排気することを含む、段落C8に記載の方法。
C10. 排気導管を画定することが、金属チューブを密閉されたシートスタックに蝋付けすることを含む、段落C9に記載の方法。
C11. 排気することの後であって増加させることの前に、方法が、排気導管を密閉することを更に含む、段落C9又はC10に記載の方法。
C12. 密閉することの後であって増加させることの前に、方法が、密閉されたシートスタックから排気導管の少なくとも一部を除去することを更に含む、段落C11に記載の方法。
D1. 第1の金属シートと第2の金属シートとを互いに拡散接合する方法であって、
シートスタックを画定するために第1の金属シートと第2の金属シートとを積層することと、
シートスタックから密閉されたシートスタックを画定するためのステップであって、密閉されたシートスタックがその内部で空気圧で分離された領域を画定する、ステップと、
密閉されたシートスタックから膨張したシートスタックを画定するためのステップであって、膨張したシートスタックが、密閉されたシートスタックよりも大きな表面積を有している、ステップと、
膨張したシートスタックから拡散接合されたシートスタックを画定するためのステップであって、拡散接合されたシートスタックが、第1の金属シートの少なくとも一部と第2の金属シートの対向部分との間に少なくとも1つの拡散接合を含む、ステップと
を含む方法。
E1. 積層することが、第1の金属シートの第1の内面が第2の金属シートの第2の内面に面するように、第1の金属シートと第2の金属シートを層状にすることを含む、段落A1からD1の何れか一段落に記載の方法。
E2. 積層することが、第1の金属シートの第1の内面が第2の金属シートの第2の内面に平行である、又は実質的に平行であるように、第1の金属シートと第2の金属シートを方向付けることを含む、段落A1からE1の何れか一段落に記載の方法。
E3. 積層することが、第1の金属シートの第1の内面が、第2の金属シートの第2の内面に少なくとも部分的に接触する、並びにオプションで直接及び物理的に接触するように、第1の金属シートと第2の金属シートを方向付けることを含む、段落A1からE2の何れか一段落に記載の方法。
E4. 第1の金属シートが、第1の内面と対向する第1の外面を画定し、第2の金属シートが、第2の内面に対向する第2の外面を画定し、更に第1の外面が、第2の外面の外方を向いている、段落A1からE3の何れか一段落に記載の方法。
E5. 押圧すること/圧縮することが、第1の圧縮力を第1の外面に印加することと、同時に対向する第2の圧縮力を第2の外面に印加することとを含む、段落E4に記載の方法。
E6. 積層することの前に、方法が、第1の金属シートの少なくとも一部と第2の金属シートの少なくとも一部とを洗浄することを更に含む、段落A1からE5の何れか一段落に記載の方法。
E7. 洗浄することが脱脂することを含む、段落E6に記載の方法。
E8. 第1の金属シートの一部が、第1の内面を含み、更に第2の金属シートの一部が、第2の内面を含む、段落E6又はE7に記載の方法。
E9. 方法が、
(i)第1の金属シートから酸化物を除去すること、
(ii)第2の金属シートから酸化物を除去すること、
(iii)第1の金属シートから酸化物を機械的に除去すること、
(iv)第2の金属シートから酸化物を機械的に除去すること、
(v)第1の金属シートから酸化物を化学的に除去すること、及び
(vi)第2の金属シートから酸化物を化学的に除去すること
のうちの少なくとも1つがなくても方法を実行することを含む、段落A1からE8の何れか一段落に記載の方法。
E10. 方法が、それぞれの自然酸化物層が、第1の金属シートの第1の内面と第2の金属シートの第2の内面の両方に存在する間に方法を実行することを含む、段落A1からE9の何れか一段落に記載の方法。
E11. 方法が、密閉されたシートスタックを不活性環境内に置くことなく方法を実行することを含む、段落A1からE10の何れか一項に記載の方法。
E12. 方法が、密閉されたシートスタックが酸化環境と流体接触する間に、方法を実行することを含む、段落A1からE11の何れか一段落に記載の方法。
E13. 方法が、酸化物破壊中間層を空気圧で分離された領域内に位置付けることなく、方法を実行することを含む、段落A1からE12の何れか一段落に記載の方法。
E14. 方法が、形成される金属部品を画定するために拡散接合されるシートスタックを形成することを更に含む、段落A1からE13の何れか一段落に記載の方法。
E15. 形成することが、拡散接合されるシートスタックを形成するガス圧力を含む、段落E14に記載の方法。
E16. 形成することが、形成構造内に拡散接合されたシートスタックを方向付けることと、空気圧で分離される領域の少なくとも一部に圧力を加えて、第1の金属シートの対応する部分を第2の金属シートの対向部分から分離して、形成される金属部品を画定することとを含む、段落E14又はE15に記載の方法。
E17. 形成することが、形成される金属部品を画定する波形構造を画定することを含む、段落E14からE16の何れか一段落に記載の方法。
E18. 形成中に、方法が、少なくとも1つの拡散接合を第1の金属シートと第2の金属シートとの間で維持することを更に含む、段落E14からE17の何れか一段落に記載の方法。
E19.航空機を製造する方法であって、
段落E14からE18の何れか一段落に記載の方法を用いて形成される金属部品を画定することと、
航空機の少なくとも一部を画定するために、形成される金属部品を航空機の少なくとも1つの他の構成要素に動作可能に取り付けることと
を含む方法。
E20. 第1の金属シート及び第2の金属シートの少なくとも1つ、動作可能にはそれら両方が、アルミニウム及びアルミニウム合金のうちの少なくとも1つを含む、又は本質的にそれらから成る、段落A1からE19の何れか一段落に記載の方法。
E21. 第1の金属シートが、第1の金属を含み、又は本質的に第1の金属からから成り、第2の金属シートが、第2の金属を含み、又は本質的に第2の金属から成り、オプションで第1の金属の成分が、第2の金属の成分と類似している、少なくとも類似している、又は同一である、段落A1からE20の何れか一段落に記載の方法。

0069

本明細書で使用されるように、装置の一又は複数の構成要素若しくは特徴の動作、運動、構成、又はその他の作用を修正する場合の「選択的な」及び「選択的に」という用語は、その特定の動作、運動、構成又はその他の作用が、装置の一又は複数の構成要素の態様のユーザによる操作の直接的又は間接的な結果であることを意味する。

0070

明細書中で使用されるように、「適合される」及び「構成される」という用語は、要素、構成要素、又はその他の対象が、所与の機能を実行するように設計及び/又は意図されることを意味する。したがって、「適合される」及び「構成される」という用語の使用は、所与の要素、構成要素、又はその他の対象が、単に所与の機能を実行「できる」ことを意味するのではなく、要素、構成要素、及び/又はその他の対象が、その機能を実行する目的で、具体的に選択、形成、実施、利用、プログラム化、及び/又は設計されることを意味すると解釈されるべきである。特定の機能を実行するために適合されるとして列挙される要素、構成要素、及び/又はその他の列挙される対象が、更に又は代替的に、その機能を実行するように構成されると説明され得ること、及び逆の場合も同じであり得るということもまた、本開示の範囲内である。同様に、特定の機能を実行するように構成されるとして列挙される対象が、更に又は代替的に、その機能を実行するように作用できると説明され得る。

0071

一又は複数のエンティティの列挙を参照する際の「少なくとも1つ」という表現は、複数のエンティティの列挙中の任意の一又は複数のエンティティから選択された少なくとも1つのエンティティを意味しているが、エンティティの列挙の範囲内で特に列挙された各エンティティ及び全エンティティの少なくとも1つを必ずしも含んでいるとは限らず、エンティティの列挙中のエンティティの任意の組み合わせを排除するものではないということを理解すべきである。この定義はまた、エンティティが、オプションで、特に識別されたエンティティに関連していようがしていまいが、「少なくとも1つ」という表現が言及されるエンティティの列挙の範囲内で特に識別されるエンティティ以外に存在し得ることを可能にする。よって、非限定的な例として、「A及びBのうちの少なくとも1つ」(又は同等に、「A又はBのうちの少なくとも1つ」、又は同等に、「A及び/又はBのうちの少なくとも1つ」)は、1つの実施形態では、少なくとも1つ、オプションで、Bは存在せずに、複数のA含む(更にオプションで、B以外のエンティティを含む)、少なくとも1つに言及し得;別の実施形態では、少なくとも1つ、オプションで、Aは存在せずに、複数のBを含む(更にオプションで、A以外のエンティティを含む)、少なくとも1つに言及し得;更に別の実施形態では、少なくとも1つ、オプションで、複数のA、及び少なくとも1つ、オプションで、複数のBを含む(並びにオプションで、他のエンティティを含む)少なくとも1つに言及し得る。要するに、「少なくとも1つ」「一又は複数」並びに「及び/又は」という表現は、動作において接続的であり離接的でもある制約のない表現である。例えば、「A、B及びCのうちの少なくとも1つ」「A、B又はCのうちの少なくとも1つ」「A、B及びCの一又は複数」「A、B又はCの一又は複数」並びに「A、B、及び/又はC」という表現の各々は、Aだけ、Bだけ、Cだけ、AとB、AとC、BとC、AとBとC、更にオプションで、少なくとも1つの他のエンティティと組み合わせた上記のいずれかを意味し得る。

0072

種々の開示された装置の要素、並びに本明細書で開示されている方法及びプロセスフローのステップは、本開示によるすべての装置、方法及びプロセスフローに必要とされているわけではなく、本開示は、本明細書で開示されている様々な要素及びステップのすべての新規かつ非自明の組み合わせ及び部分的組み合わせを含んでいる。更に、本明細書で開示される様々な要素及びステップのうちの一又は複数は、開示される装置、方法、又はプロセスフロー全体とは別個の分離した、独立した発明の対象を定義し得る。したがって、そのような発明の対象は、本明細書中で明確に開示される特定の装置、方法、及びプロセスと関連付けられる必要はなく、そのような発明の対象は、本明細書で明確に開示されない装置、方法、及び/又はプロセスフローに有用性を見いだすことがある。

0073

条項1. 第1の金属シートと第2の金属シートとを互いに拡散接合する方法であって、
第1の金属シートによって画定される第1の内面、及び第1の内面に面し、第2の金属シートによって画定される第2の内面を含むシートスタックを画定するために、第1の金属シートと第2の金属シートとを積層することと、
空気圧シール、第1の金属シート、及び第2の金属シートがまとまって、第1の内面、第2の内面、及び空気圧シールによって囲まれている空気圧で分離された領域を画定する密閉されたシートスタックを画定するように、第1の金属シートと第2の金属シートとの間に空気圧シールを作成することと、
膨張したシートスタックを画定するために密閉されたシートスタックを膨張させることによる少なくとも閾値の表面積増加によって第1の内面及び第2の内面の表面積を増加させることと、
第1の金属シートの対応する部分を第2の金属シートの対向部分に拡散接合し、拡散接合されたシートスタックを画定するために、膨張したシートスタックの対応する部分を圧縮することによって、第1の内面の少なくとも一部を第2の内面の対向部分に押しつけることと
を含む方法。
条項2. 閾値の表面積増加が少なくとも25%である、条項1に記載の方法。
条項3. 増加させることと同時に、方法が、少なくとも20%の閾値の厚さ減少によって密閉されたシートスタックの厚さを低減することを更に含む、条項1に記載の方法。
条項4. 方法が、押圧中に膨張したシートスタックを押圧温度に維持することを更に含み、第1の金属シートが第1の金属を含み、押圧温度が、第1の金属の溶融解温度の少なくとも20%であり、かつ第1の金属の溶融解温度の多くても90%である、条項1に記載の方法。
条項5. 増加させることの後であり押圧することの前に、方法が、少なくとも5分の閾値の待機時間待機することを更に含む、条項1に記載の方法。
条項6. 第1の金属シート及び第2の金属シートが、本質的にアルミニウム及びアルミニウム合金の少なくとも1つから成る、条項1に記載の方法。
条項7. 空気圧シールを作成することが、第1の金属シートを第2の金属シートに溶接することを含む、条項1に記載の方法。
条項8. 増加させることの前に、第1の金属シートの第1の内面が、第1の金属シートの第1の金属を覆う第1の表面酸化物層によって画定され、第2の金属シートの第2の内面が、第2の金属シートの第2の金属を覆う第2の表面酸化物層によって画定され、更に増加させることが、
(i)第1の内面の少なくとも一部が第1の金属によって画定されるように、第1の表面酸化物層を別個の第1の酸化物ドメインに分離することと、
(ii)第2の内面の少なくとも一部が第2の金属によって画定されるように、第2の表面酸化物層を別個の第2の酸化物ドメインに分離することと
を含む、条項1に記載の方法。
条項9. 増加させることが、密閉されたシートスタックを一対の対向するローラ間で圧延することを含む、条項1に記載の方法。
条項10. 空気圧シールを作成することの後であって増加させることの前に、方法が、空気圧で分離された領域を排気することを更に含む、条項1に記載の方法。
条項11. 方法が、
(i)第1の金属シートから酸化物を除去すること、
(ii)第2の金属シートから酸化物を除去すること、
(iii)前記第1の金属シートから前記酸化物を機械的に除去すること、
(iv)前記第2の金属シートから前記酸化物を機械的に除去すること、
(v)前記第1の金属シートから前記酸化物を化学的に除去すること、
(vi)前記第2の金属シートから前記酸化物を化学的に除去すること
のうちの少なくとも1つがなくても方法を実行することを含む、条項1に記載の方法。
条項12. 方法が、それぞれの自然酸化物層が、第1の金属シートの第1の内面と第2の金属シートの第2の内面の両方に存在する間に方法を実行することを含む、条項1に記載の方法。
条項13. 方法が、密閉されたシートスタックが酸化環境と流体接触する間に、方法を実行することを含む、条項1に記載の方法。
条項14. 方法が、形成される金属部品を画定するために拡散接合されるシートスタックを形成することを更に含む、条項1に記載の方法。
条項15.航空機を製造する方法であって、
条項14に記載の方法を用いて形成される金属部品を画定することと、
航空機の少なくとも一部を画定するために、形成される金属部品を航空機の少なくとも1つの他の構成要素に動作可能に取り付けることと
を含む方法。
条項16. 第1の金属シートを第2の金属シートに拡散接合する方法であって、
シートスタックを画定するために第1の金属シートと第2の金属シートとを積層することと、
空気圧で分離された領域を内部に画定する密閉されたシートスタックを画定するために、第1の金属シートと第2の金属シートとの間に空気圧シールを作成することと、
少なくとも閾値の厚さ低減により密閉されたシートスタックの厚さを低減すると同時に、膨張したシートスタックを画定するために密閉されたシートスタックの表面積を増加させることと、
第1の金属シートの対応する部分と第2の金属シートの対向部分との間に拡散接合を形成し、拡散接合されたシートスタックを画定するために、膨張したシートスタックの少なくとも一部を圧縮することと
を含む方法。
条項17. 閾値の厚さ低減が少なくとも20%であり、更に増加させることが、少なくとも25%の閾値の表面積増加によって密閉されたシートスタックの表面積を増加させることを含む、条項16に記載の方法。
条項18. 増加させることが、密閉されたシートスタックの内側の表面積を増加させることを含み、内側の表面積が、空気圧で分離された領域を少なくとも部分的に囲む、条項16に記載の方法。
条項19. 第1の金属シート及び第2の金属シートが、本質的にアルミニウム及びアルミニウム合金の少なくとも1つから成る、条項16に記載の方法。
条項20. 第1の金属シートと第2の金属シートとを互いに拡散接合する方法であって、
シートスタックを画定するために第1の金属シートと第2の金属シートとを積層することと、
シートスタックから密閉されたシートスタックを画定するためのステップであって、密閉されたシートスタックがその内部で空気圧で分離された領域を画定する、ステップと、
密閉されたシートスタックから膨張したシートスタックを画定するためのステップであって、膨張したシートスタックが、密閉されたシートスタックよりも大きな表面積を有している、ステップと、
膨張したシートスタックから拡散接合されたシートスタックを画定するためのステップであって、拡散接合されたシートスタックが、第1の金属シートの少なくとも一部と第2の金属シートの対向部分との間に少なくとも1つの拡散接合を含む、ステップと
を含む方法。

0074

本書において、「例えば」という表現、「例として」という表現、及び/又は、単なる「例」という用語は、本開示による一又は複数の構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法に関連して使用される場合、前述の構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法が、本開示による構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法の例示的で非限定的な例であることを伝えることを意図している。ゆえに、前述の構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法は、限定されること、必要とされること、又は限定的/網羅的であることは意図されない。構造的及び/又は機能的に類似した、かつ/又は同等の構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法を含む他の構成要素、特徴、詳細事項、構造、実施形態、及び/又は方法も、本開示の範囲に含まれる。

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