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課題

家畜の、主として乳牛乳頭乳房炎から予防するために使用される乳頭パックにおいて、長時間放置してもラテックスを含有する組成物の液面に膜が張りにくい家畜用乳頭パック材料を提供することを目的とする。

解決手段

家畜の乳頭に付着させる家畜用乳頭パック材料であって、(A)アンモニアを含み、かつ固形分濃度が20質量%以上90質量%以下であるラテックス、及び(B)無機粒子を含み、該(A)ラテックス中固形分100質量部に対して、該アンモニアを0.1質量部以上3質量部以下、及び該(B)無機粒子を0.1質量部以上20質量部以下含むことを特徴とする家畜用乳頭パック材料。

概要

背景

概要

家畜の、主として乳牛乳頭乳房炎から予防するために使用される乳頭パックにおいて、長時間放置してもラテックスを含有する組成物の液面に膜が張りにくい家畜用乳頭パック材料を提供することを目的とする。家畜の乳頭に付着させる家畜用乳頭パック材料であって、(A)アンモニアを含み、かつ固形分濃度が20質量%以上90質量%以下であるラテックス、及び(B)無機粒子を含み、該(A)ラテックス中固形分100質量部に対して、該アンモニアを0.1質量部以上3質量部以下、及び該(B)無機粒子を0.1質量部以上20質量部以下含むことを特徴とする家畜用乳頭パック材料。なし

目的

本発明の目的は、家畜の、主として乳牛の乳頭を乳房炎から予防するために使用される乳頭パックにおいて、乳頭との密着性が良く、乳頭パック材料から形成されたパック(保護膜)の耐久性が良い、家畜用乳頭パック材料を提供する

効果

実績

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請求項1

家畜乳頭に付着させる家畜用乳頭パック材料であって、(A)アンモニアを含み、かつ固形分濃度が20質量%以上90質量%以下であるラテックス、及び(B)無機粒子を含み、該(A)ラテックス中固形分100質量部に対して、該アンモニアを0.1質量部以上3質量部以下、及び該(B)無機粒子を0.1質量部以上20質量部以下含むことを特徴とする家畜用乳頭パック材料。

請求項2

前記(B)無機粒子の平均粒子径が0.005μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の家畜用乳頭パック材料。

請求項3

前記(B)無機粒子がシリカであることを特徴とする請求項1又は2に記載の家畜用乳頭パック材料。

請求項4

更に(C)殺菌消毒剤を含み、前記(A)ラテックス中の固形分100質量部に対して、該(C)殺菌消毒剤を0.01質量部以上10質量部以下含むことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の家畜用乳頭パック材料。

請求項5

前記(C)殺菌消毒剤が、ヨウ素、ヨウ素の化合物ヨウ素錯体塩化ベンザルコニウムグルコン酸クロルヘキシジン、及び酸化銀からなる群より選ばれる少なくとも1種の消毒剤である請求項4に記載の家畜用乳頭パック材料。

請求項6

前記(A)ラテックスが、天然ゴムイソプレンゴムウレタンゴムブタジエンゴムニトリルゴムクロロプレンゴム酢酸ビニルゴム、及びこれらの誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種の水分散液である請求項1〜5の何れかに記載の家畜用乳頭パック材料。

請求項7

請求項1〜6の何れかに記載の家畜用乳頭パック材料を用い、家畜の乳頭に該家畜用乳頭パック材料を付着させ、該乳頭に膜を形成させることを特徴とする乳用家畜の乳房炎予防方法

技術分野

0001

乳牛の重大な疾病の一つに乳房炎がある。乳房炎は、細菌その他の微生物乳頭口から乳房内侵入し、定着・増殖することによって起こる感染病であるが、その発生機序が複雑であるので、いまだに根絶できず、酪農界に重大な経済的損失を与え続けている疾病である。乳房炎には種々のタイプや症状があるが、乳房発赤疼痛膨張発熱或いは乳汁中への乳出現等、いわゆる臨床症状をともなった乳房炎の発見は容易であり、抗生剤治療の普及につれて世界的にも減少傾向にある。しかし、これらの臨床症状を示さないが乳汁検査すると体細胞数の増加等の異常が発見される、いわゆる潜在性乳房炎については、産乳量や乳質の低下等多大な経済的損失を及ぼしているにも係わらず、その防除は遅々として進んでいない。

0002

このような乳房炎を防除するために、現在世界的に推奨されているのは「5ポイント」と呼ばれる下記のような重点対策である。
(1)ミルカー点検整備を含めた搾乳施設等の衛生対策。
(2)乳頭の消毒
(3)臨床型乳房炎の治療。
(4)乾乳期治療(dry cow therapy,DCT)。
(5)問題淘汰(以上、非特許文献1,2,3)。

0003

上記に挙げられた対策の中でも、乳牛の乳頭消毒は、乳房炎防除の最も重要な予防対策の一つであり、英国のDoddらが1952年に乳頭消毒剤を開発、実施したものである。日本では昭和40年より乳質改善事業一環として使用が実施されるようになり、今日では40%の普及率となっている。

0004

現在一般に実施されている乳頭消毒は、搾乳後に乳頭をディッピング剤(殺菌消毒剤水溶液)に浸漬する方法(所謂ポストディッピング)である。この方法は、乳頭皮膚表面に付着する乳房炎起因菌を殺菌消毒し、さらに保湿剤によりひび割れ等の乳頭皮膚の状態を改善し、乳頭表面の細菌の増殖を抑制することにより、乳房炎を予防するものである。これまで、様々なポストディッピング剤が提案(例えば特許文献1、特許文献2)されており、市場では多数の製品が市販されている。

0005

しかしながら、米国のthe National Institute for Research in Dairyingにより実施された試験において、ポストディッピング実施乳牛群の12カ月間での新たな感染は50%減少したものの、それは既に感染していた乳房の全体からみると僅か14%の減少でしかなかった。このことから、既存菌による亜臨床型感染が持続したことが伺えたと報告している。即ち、このポストディッピングは、伝播性の乳房炎起因菌による新たな感染の率は減少させるものの、いわゆる環境性乳房炎の起因菌に対する防除効果に関しては、思ったほど効果が期待できないということである。

0006

つまり、搾乳後の消毒(ポストディッピング)のみでは、その効果持続期間(例えば適用後、乳頭が牛床などに接触した際に、薬液が乳頭から除かれて効果が失われるまでに、1〜2時間)が比較的短いため、次の搾乳までに殺菌効果消失してしまうため、環境性の起因菌に対しては、その効果に限界があった。

0007

一方、乳房炎起因菌から乳牛の乳頭を守る手段として、乳牛の乳頭全体をマスキングすることにより、細菌その他の微生物が乳頭口から乳房内へ侵入するのを防止する技術が提案されている。

0008

例えば、特許文献3は、「乳牛の乾乳期において、乳房炎に感染しやすい乾乳期の初めの約2日〜9日程度の間、及び分娩前約2日〜9日程度の間、乳頭を乳頭シール剤に浸漬して乳頭に乳頭口を閉塞する薄膜を形成した状態に保持しておくことにより、乳房炎起因菌の感染を物理的に阻止することを特徴とする乳牛の乳房炎予防方法。」を開示している(請求項1)。更に、特許文献3は、乳頭口を浸漬させる乳頭シール材として、テトラヒドロフランアセトニトリルトリクロロエタントリクロロエチレンメチレンクロライド等のフロン代替体、トルエンキシレン等の芳香族化合物溶媒として、ウレタンゴムラテックスゴムブタジエン樹脂ポリビニルアルコール、液状ブチルゴム液状ゴム天然ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴムクロロプレンゴム酢酸ビニルゴム等から選択されたゴム素材を5〜15%の濃度で溶解したものを記載している。

0009

しかしながら、特許文献3の乳頭シール材は、有機溶媒を多量に含んでいるため、乳頭を乳頭シール材に浸漬させている際に、有機溶媒が揮発作業者や乳牛が有機溶媒を吸い込み健康障害を生じる恐れがある。また、有機溶媒は揮発し易いため、カップに入れて放置しておくと、すぐに有機溶媒が揮発し、結果として乳頭シール材が固まったりするので、短時間で使えなくなる場合があり、その度に、乳頭シール材をカップに入れ直す必要があった。さらに、乳頭に該乳頭シール材を付着させた場合、有機溶媒は早く蒸発するため、短時間でシールは形成するが、シールの乳頭への密着性は低く、薄膜で膜強度が低くなり、耐久性に劣る傾向にあった。

0010

特許文献4は、「少なくとも、水、カルシウム塩およびアルギン酸塩を含み、かつ、ゲル化前の粘度が5000〜150万mPa・secである乳頭パック。」を開示しており、更に、該乳頭パック中にヨウ素などの抗菌剤を配合しておくことで、長期間乳頭を乳房炎起因菌などから保護できるとして提案されている。

0011

しかし、特許文献4に記載されている乳頭パックでは、アルギン酸塩や硫酸カルシウム塩からなる粉末成分使用直前に、水などの溶剤と混錬して得られるペーストを乳頭に塗布して使用すると説明されている。硫酸カルシウムは水に不溶、つまり疎水性成分であり、水などの親水性溶剤中に均一に分散させることは非常に難しく、所望の分散性を得るためには、術者に多大な労力及び熟練を要求するだけでなく、混錬の際には粉末成分が周囲に飛散してしまうという問題を有していた。

0012

また、特許文献4には、粉末であるアルギン酸塩や硫酸カルシウム塩からなる成分をグリセリンプロピレングリコールなどの親水性溶剤に予め分散させておくことで、上記問題が軽減されるとしてあるが、この場合であっても表面が疎水的である硫酸カルシウムを親水性溶剤中に分散させておくのが困難なため、経時的に沈降分離を起こしてしまう。その結果、場合によっては、使用する際(水と混錬する際)に、かえって分散性を損ねてしまい、混錬に時間がかかったり、気泡混入したりして、得られる乳頭パックの均一性硬化性が低下し、乳頭への密着性が悪化したり、乳頭から剥離し易くなったりしていた。

0013

特許文献5は、水性媒体中膜形成重合体ラテックス及び水溶性重合体粘結材を含む組成物とその組成物を用いて産乳動物の乳房炎を予防処理する方法について記している。ラテックスは、高分子化合物の分散液であり、該分散液を家畜の乳頭に浸漬させると、時間経過と共に徐々に膜が形成され、その結果、乳頭が保護される。このようなラテックスを含有する組成物を用いる乳頭の保護方法は、操作方法の簡便さから有用な技術と考えられる。

0014

特開平8−175989号公報
特開平11−155404号公報
特開2000−41529号公報
特開2006−50911号公報
米国特許4113854号

先行技術

0015

畜産大事典編集委員会代表者長沢弘著、1996年2月20日、畜産大事典、株式会社養賢堂
酪農大事典生理飼育技術・環境管理、2011年3月31日、社団法人農山漁文化協会
株式会社講談社サイエンティフィック編、新編畜産ハンドブック、2006年9月10日、株式会社講談社

発明が解決しようとする課題

0016

ラテックスを含有する組成物を用いる乳頭の保護方法は、操作方法の簡便さから有用な技術と考えられる。しかしながら、従来のラテックスを含有する組成物を用いる家畜乳頭の保護方法は、強度の高いパックが乳頭に形成するものの、通常乳頭の消毒に用いられるディップカップ(消毒液を入れて使用するカップ、例えば、米国特許3921860号のFig.2参照)のような開放系容器を使用した場合、以下の問題が生じ易かった。具体的には、従来のラテックスを含有する組成物を該容器に入れて用いた場合には、その使用状況によっては、ラテックスを含有する組成物の液面に膜が形成してしまい、ラテックスを含有する組成物が効果的に使用できなくなる場合があった。それ故、従来のラテックスを含有する組成物では、使用する度にカップに注ぐ作業が必要な場合があり、操作性が非常に悪く改善の余地があった。

0017

以上の背景にあって本発明の目的は、家畜の、主として乳牛の乳頭を乳房炎から予防するために使用される乳頭パックにおいて、乳頭との密着性が良く、乳頭パック材料から形成されたパック(保護膜)の耐久性が良い、家畜用乳頭パック材料を提供することにある。更には、長期間放置した場合であっても、液面に膜が張り難く、操作性の向上した家畜用乳頭パック材料を提供することにある。

課題を解決するための手段

0018

上記のように、本発明者等は、従来の家畜用乳頭パック材料(ラテックスを含有する組成物)をディップカップに入れて比較的長期間使用した場合に、家畜用乳頭パック材料の液面に膜が張る原因を以下のように推定した。

0019

ラテックスは、pHをアルカリ性にしてラテックス粒子を安定させる場合がある。この際に、pHを調整するため、ラテックスがアンモニアを含む場合がある。そして、ラテックスを含有する組成物をディップカップに入れて比較的長期間使用すると、液面は空気と接しており、徐々にラテックス粒子を安定させる役割を果たしているアンモニアが揮散するものと本発明者等は考えた。そして、ラテックスを含有する組成物中のラテックス粒子の濃度(固形分濃度)が高いと、ラテックス粒子がより不安定化して集合するため、膜が形成するものと本発明者等は推定した。

0020

そこで、本発明者等は、従来の家畜用乳頭パック材料に使用しているラテックスにおいて、そのラテックス粒子の濃度(固形分濃度)、およびアンモニアの濃度について、様々な検討を行った。そして、ラテックスの固形分濃度、アンモニア濃度を調整することにより、比較的低粘度で、液面に膜を形成し難い家畜乳頭用パック材料を製造できることを見出した。しかしながら、粘度が低くなり過ぎる場合があり、安定したパック(保護膜)を形成するには更なる改善が必要であることが分かった。

0021

そして、本発明者等は、以上のような検討の結果、更なる検討を重ね、特定の固形分濃度、アンモニア濃度とすることに加え、特定の濃度となるように無機粒子を配合することにより、液面に膜は形成し難いが、乳頭を浸漬させた際に安定したパック(保護膜)、すなわち、密着性、耐久性の優れたパック(保護膜)を形成できることを見出し、本発明を完成するに至った。

0022

すなわち、本発明の家畜用乳頭パック材料(以下、単に乳頭パック材料ともいう)は、以下の[1]〜[7]に記載の発明である。

0023

[1]家畜の乳頭に付着させる家畜用乳頭パック材料であって、
(A)アンモニアを含み、かつ固形分濃度が20質量%以上90質量%以下であるラテックス、及び(B)無機粒子を含み、該(A)ラテックス中固形分100質量部に対して、該アンモニアを0.1質量部以上3質量部以下、及び該(B)無機粒子を0.1質量部以上20質量部以下含むことを特徴とする家畜用乳頭パック材料。

0024

[2]前記(B)無機粒子の平均粒子径が0.005μm以上50μm以下であることを特徴とする[1]に記載の家畜用乳頭パック材料。

0025

[3]前記(B)無機粒子がシリカであることを特徴とする[1]又は[2]に記載の家畜用乳頭パック材料。

0026

[4]更に(C)殺菌消毒剤を含み、
前記(A)ラテックス中の固形分100質量部に対して、該(C)殺菌消毒剤を0.01質量部以上10質量部以下含むことを特徴とする[1]〜[3]の何れかに記載の家畜用乳頭パック材料。

0027

[5]前記(C)殺菌消毒剤が、ヨウ素、ヨウ素の化合物ヨウ素錯体塩化ベンザルコニウムグルコン酸クロルヘキシジン、及び酸化銀からなる群より選ばれる少なくとも1種の消毒剤である[4]に記載の家畜用乳頭パック材料。

0028

[6]前記(A)ラテックスが、天然ゴム、イソプレンゴム、ウレタンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、酢酸ビニルゴム、及びこれらの誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種の水分散液である[1]〜[5]の何れかに記載の家畜用乳頭パック材料。

0029

[7][1]〜[6]の何れかに記載の家畜用乳頭パック材料を用い、家畜の乳頭に該家畜用乳頭パック材料を付着させ、該乳頭に膜を形成させることを特徴とする乳用家畜の乳房炎予防方法。

発明の効果

0030

本発明の家畜用乳頭パック材料(以下、乳頭パック材料とする場合もある)は、液面に膜を形成し難いが、該乳頭パック材料で乳頭を保護した際のパック(すなわち、家畜用乳頭パックからなる保護膜であり、以下、単に「パック」ともいう)は、密着性が良く、耐久性の良いものとなる。そのため、簡易的な操作でありながら、長期間での使用が可能となる。そして、例えば、乳頭消毒時に一般的に用いられているディップカップを用いることができ、従来のディッピング作業と同じように乳頭にパックを装着させることができるため、操作性が向上する。

0031

また、家畜の乳頭に十分に密着したパックが得られ、該パックは長期間乳頭から剥がれることがない。該パックは、乳頭パック材料に家畜の乳頭を浸漬させてしばらく(例えば、10分程度)自然乾燥させるだけで生成するため、非常に簡便な手法で得ることができる。

0032

更に、強度の高いパックが乳頭に形成されるため、乳頭を長時間に亘り被覆し、乳頭口からの細菌の侵入を防ぐことができる。これは、従来のディッピング液は持たない役割である。結果として、搾乳期の乳牛を乳房炎などの感染症からより効率的に予防することができる。

0033

加えて、本発明の乳頭パック材料を使用することにより、乳頭口付近が完全に密封されるうえ、搾乳牛の乳頭が収縮、膨張を繰り返してもパックがその動きに追随でき、乳頭に密着した状態を保つことができる。このため、乳房炎原生菌などの乳頭口への侵入を確実に防止する事が可能となる。

0034

本発明の家畜用乳頭パック材料は、(A)アンモニアを含むラテックス、(B)無機粒子、及び必要に応じてその他成分を配合し、一つの組成物として調製したものである。以下、家畜用乳頭パック材料の各構成成分について詳細に説明する。
(A)ラテックス
本発明のラテックスは、高分子からなる粒子を水または有機溶媒に分散させたものである。

0035

「ラテックス」は本来、天然ゴムの樹から採取される乳白色の水系エマルジョンにつけられた名称で、通常はラテックスと言えば天然ゴムラテックスを指す(狭義のラテックス)。しかしながら、合成ゴム合成樹脂などのゴム系高分子分散質とし、種々の有機溶媒又は無機物水溶液分散媒としたコロイドゾルもラテックスと呼称されている(広義のラテックス)。乳化重合法を用いて製造した合成ゴムの水分散液を合成ゴムラテックスと呼称して、天然ゴムラテックスと区別することもあり、またゴム以外の樹脂エマルジョン樹脂ラテックスと呼称し、ゴムラテックスと区別することもある。しかしながら、近年、天然ゴムラテックス、合成ゴムラテックス及び樹脂ラテックスの全てを包有する用語として「ラテックス」という用語が使用されている。従って、本発明においては、上記ラテックスの全て(天然ゴムラテックス、合成ゴムラテック及び樹脂ラテックスの全て)を包含するものとして、「ラテックス」なる文言を使用する(室井宗一:高分子ラテックス化学、高分子刊行会(1976)参照)。

0036

本発明において使用するラテックスの種類は、特に制限されないが、パックの強度を高めるため、ゴム系高分子又はゴム系高分子の誘導体の水分散液が好ましい。水分散液においては、若干量の有機溶媒は許容され、10質量%以下、好ましくは5質量%以下の有機溶媒は存在しても構わない。最も好ましくは、0質量%である。

0037

該ラテックスに含まれるゴム系高分子としては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、エチレンゴム、プロピレンゴムスチレンゴム、ウレタンゴム、チオコールゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム塩素化ポリエチレンゴムアクリルゴム、酢酸ビニルゴム、エピクロルヒドリンゴムシリコーンゴムポリサルファイドゴムポリエーテルゴムフッ素ゴム多硫化ゴム等の合成ゴム、またはこれら合成ゴムの原料となるモノマー同士を共重合させた共重合体であるエチレンブタジエンゴム、エチレンプロピレンゴムスチレンブタジエンゴムスチレンイソプレンゴムニトリルブタジエンゴムエチレン酢酸ビニルゴム等が挙げられる。ゴム系高分子の誘導体としては、ゴム系高分子の表面を例えばカルボキシル基アミノ基、トリメチルシリル基反応性機能性官能基変性させたもの等を挙げることが出来る。

0038

前記ゴム系高分子の中でも家畜乳頭の膨張、収縮に耐えられるように伸びが大きく高い強度を有するゴム系高分子を使用することが好ましい。そして、ラテックスとしては、前記要求を満足するゴム系高分子の水分散液がより好ましい。伸びが大きく高い強度を有する観点から、ラテックスを具体的に例示すれば、天然ゴム、イソプレンゴム、ウレタンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、酢酸ビニルゴム、及びこれらの誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種の水分散液から構成されるラテックスが好ましい。

0039

上記のラテックスの中でも、ゴム系高分子の予め一部を架橋させたものは更に強度が高くより好ましい。上記のラテックスは2種以上の混合物であっても良い。ラテックス粒子中の高分子の構造は、直鎖状分岐状、デンドリマー状、網目状、環状などいずれでも良い。ラテックス粒子を安定化させるために、アンモニア等の各種安定剤を添加する必要がある。

0040

ラテックス中において、ラテックス粒子を安定化させ、粒子の凝集を防ぐために、ラテックス粒子、すなわち、固形分100質量部に対して、アンモニアは少なくとも0.1質量部以上配合する必要がある。但し、アンモニアの配合量が多すぎると、有害なアンモニアの量が多くなり、組成物のpHが高くなるため、使用対象の家畜及び作業者に健康被害を与える恐れがある。そのため、アンモニアは、固形分100質量部に対して、3質量部以下に抑える必要がある。ラテックス粒子の長期安定性、健康被害等のことを考慮すると、アンモニアは、固形分100質量部に対して、0.2質量部以上2質量部以下とすることが好ましく、更に0.5質量部以上1質量部以下とすることが好ましい。なお、ラテックス、及び乳頭パック材料におけるアンモニアの濃度(含有量)は、ガスクロマトグラフィーにより求めることができる。

0041

また、ラテックスにおける固形分濃度は、20質量%以上90質量%以下でなければならない。つまり、ラテックス100質量%中、ラテックスを乾燥させて得られる固形分(ラテックス粒子)の濃度が20質量%以上90質量%以下でなければならない。固形分濃度が20質量%を下回る場合、パック形成に時間を要し、またパックの性能(密着性、耐久性)が弱くなる。一方、固形分濃度が90質量%を上回る場合、液面に膜が比較的短時間で張ってしまい、ディップカップを使用することが出来なくなる。操作性、パックの性能、および長期間の使用を考慮すると、固形分濃度は30質量%以上80質量%以下であることが好ましく、更に40質量%以上60質量%以下であることが好ましい。

0042

ラテックス中の固形分濃度は、ラテックスを乾燥して求めることができる。但し、ラテックス、及び、例えば、無機物である無機粒子を含む乳頭パック材料の場合、単に乾燥させただけでは、得られる乾燥物は無機物(無機粒子)を含んでしまう。このような場合には、先ず、乳頭パック材料を乾燥させた乾燥物の分析を行い、乾燥物に含まれる成分を予め分析しておく。そして、該乾燥物を燃焼させ、得られた残分の質量から無機物(例えば、無機粒子)の配合量を求めることができる。また、燃焼されたものの質量からラテックスに含まれる固形分(ラテックス粒子)の量を求めることができる。このような方法により、乳頭パック材料からも、ラテックス中の固形分濃度を求めることができる。

0043

その他のラテックスに含まれる成分としては、ラテックス粒子を更に安定化させるために、グリセリン脂肪酸エステルラウリン酸エステル等の界面活性剤が挙げられる。また、必要に応じて、加硫剤加硫促進剤加硫促進助剤加硫遅延剤劣化防止剤酸化防止剤、オゾン防止剤等)、加工助剤可塑剤軟化剤粘着付与材等)、分散剤クリーミング剤泡立て剤感熱剤亜鉛アンモニウム錯塩ポリビニルメチルエーテル等)などを配合したものを用いることも出来る。なお、その他の成分は、ラテックス中に、5質量%以下含まれることが好ましい。

0044

本発明で使用するラテックスは、固形分が20質量%以上90質量%以下であり、該その他の成分が0質量%以上5質量%以下であり、残りが媒体、特に好ましくは水であり、該媒体、及びアンモニアの合計量が10質量%以上80質量%以下であることが好ましい(ただし、アンモニアの配合量は、固形分100質量部に対して0.1質量部以上3質量部以下であり、好ましくは0.2質量部以上2質量部以下であり、さらに好ましくは0.5質量部以上1質量部以下である。)。

0045

更に、本発明で使用するラテックスは、固形分が30〜80質量%、その他の成分が0〜5質量%、該媒体、及びアンモニアの合計量が20〜70質量%であることが好ましい(ただし、この場合も、アンモニアの配合量は、固形分100質量部に対して0.1質量部以上3質量部以下であり、好ましくは0.2質量部以上2質量部以下であり、さらに好ましくは0.5質量部以上1質量部以下である。)。

0046

特に、本発明で使用するラテックスは、固形分が40〜60質量%、その他の成分が0〜5質量%、該媒体、及びアンモニアの合計量が40〜60質量%であることが好ましい(ただし、この場合も、アンモニアの配合量は、固形分100質量部に対して0.1質量部以上3質量部以下であり、好ましくは0.2質量部以上2質量部以下であり、さらに好ましくは0.5質量部以上1質量部以下である。)。
(B)無機粒子
本発明の乳頭パック材料には、粘度を調整するために無機粒子を配合する。無機粒子を配合することにより、液面には膜を形成し難くなり、かつ、粘度を調整できる。その結果、厚膜のパックを形成することも可能となり、該パックの密着性、耐久性を向上できる。また、無機粒子を配合することの効果として、単に粘度調整ができるだけではなく、パックの強度を高めることもでき、パックの耐久性を向上できる。

0047

無機粒子の種類は、特に制限されないが、チキソトロピー性発現するものが好ましい。ヒューム処理するか、あるいは沈澱させて、大きい表面−サイズ比を有する粒子にしたものでも良い。例としては、シリカ、アルミナ等の金属または半金属酸化物、フッ化チタンカリウムケイフッ化カリウム等の無機フッ素化合物モンモリロナイト珪藻土コロイドケイ酸マグネシウムアルミニウム粘土コロイドなどの粘土鉱物等が挙げられる。特に、シリカを用いることが好ましい。

0048

無機粒子の平均粒子径は、特に制限されないが、粘度調整や無機粒子の沈降防止の観点から、平均粒子径が0.005〜50μmの粒子を用いることが好ましく、更に0.005〜5μmの粒子を用いることが好ましく、特に、0.005〜1μmの粒子を用いることが好ましい。なお、以下の実施例で具体的に説明するが、この平均粒子径は、1%無機粒子水分散液をレーザ回折式粒度分布計で測定した体積中位径である。

0049

無機粒子の配合量は、前記(A)ラテックス中の固形分100質量部に対して、0.1質量部以上20質量部以下でなければならない。すなわち、無機粒子の配合量を、固形分濃度、及びアンモニア配合量と共に調整しなければ、本発明の効果は発揮できない。無機粒子の配合量が0.1質量部未満の場合には、十分な粘度を確保できなくなり、形成されたパックの密着性、耐久性が低下するため好ましくない。一方、20質量部を超えると、パックの形成自体が困難となり、結果的に形成されたパックの密着性、耐久性が低下するため好ましくない。形成されるパックの密着性、耐久性を考慮すると、無機粒子の配合量は、前記(A)ラテックス中の固形分100質量部に対して、0.2質量部以上10質量部以下とすることが好ましく、0.5質量部以上10質量部以下とすることがより好ましく、1質量部以上7質量部以下とすることが更に好ましい。

0050

本発明の乳頭パック材料は、上記成分を必須のものとするが、その他、以下の添加剤を配合することもできる。次に、添加剤について説明する。

0051

[添加剤]
本発明の乳頭パック材料には、以上に説明した主成分としての各成分以外にも、必要に応じて各種の添加剤を配合することができる。添加剤としては、例えば、(C)殺菌消毒剤、(D)界面活性剤を例示することができる。その他、(E)増粘剤着色料香料防腐剤離型剤等が挙げられる。以下、先ず(C)殺菌消毒剤について説明する。

0052

(C)殺菌消毒剤
本発明の乳頭パック材料に殺菌消毒効果を持たせ、乳頭口付近の細菌数増加を抑えるためには、殺菌消毒剤を配合することが好ましい。該殺菌消毒剤は、乳房炎などの病気を引き起こす各種の細菌、真菌ウイルス等の広範囲の有害な微生物を死滅させることができるものが挙げられる。具体的には、ヨウ素の化合物、銀、銅、亜鉛、チタン、鉄などの金属及び金属塩茶葉粉末ヒノキ粉末、キトサン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムカプリル酸モノグリセリドなどの脂肪酸エステルトリクロサンイソプロピルメチルフェノール塩化セチルピリジニウムレゾルシントリクロロカルバニド、ハロカルバン、クロルヘキシジン塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、アクリノール次亜塩素酸ソーダ過酸化水素等を例示することができる。

0053

これらの中でも、ヒトあるいは家畜に対する皮膚刺激性や、殺菌消毒効果の持続性、およびコスト面における観点から、ヨウ素、ヨウ素の化合物、ヨウ素錯体、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、及び/又は酸化銀が好適である。(C)殺菌消毒剤の配合量は、本発明の効果を阻害しない範囲で配合されれば特に制限されないが、(A)ラテックス中の固形分100質量部に対して、0.01質量部以上10質量部以下の範囲で含まれているのが好ましい。

0054

(D)界面活性剤
乳牛などの家畜の乳頭は乳汁や皮膚上の油脂により脂ぎっている場合(以下このような乳頭の状態を油脂被膜乳頭という)がある。その場合には、油脂被膜乳頭と乳頭パック材料とのなじみを良くし、乳頭へのパック材料の塗布性を良くするために界面活性剤を添加することが好ましい。

0055

界面活性剤としては、公知のものを特に制限なく利用でき、アニオン系界面活性剤カチオン系界面活性剤両性界面活性剤及びノニオン系界面活性剤のいずれでも使用できる。油ぎった乳頭へのパック組成物の塗布性をより向上させるために、アニオン系界面活性剤を使用するのが好ましい。これらは単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。

0056

アニオン系界面活性剤としては、例えばカルボン酸塩アルキルスルホン酸塩アルキルベンゼンスルホン酸塩アルキルエーテルカルボン酸塩等を挙げることができる。この中でも、カプリン酸塩ラウリン酸塩ミスチリ酸塩等を用いるのが好ましい。

0057

カチオン系界面活性剤としては、例えばアルキルアミン塩四級アンモニウム塩等を挙げることができる。この中でも、四級アンモニウム塩が好ましく、例としてテトラプロピルアンモニウムクロリドなどを挙げることができる。

0059

ノニオン系界面活性剤としては、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、ポリグリセリン脂肪酸とを1:1〜1:4で常法によりエステル化反応して得られるもので、ポリグリセリンの有する水酸基の一部が脂肪酸とエステル結合している化合物を主成分とするものが挙げられる。ポリグリセリンとしてはモノグリセリンジグリセリントリグリセリンテトラグリセリンデカグリセリン等の重合度n=1〜10のポリグリセリンが使用できる。エステルを形成している脂肪酸としては、ラウリン酸ミリスチン酸ステアリン酸オレイン酸等の炭素数8〜18のもの等が挙げられ、これらの単体もしくは二種以上の混合物が使用できる。このようなポリグリセリン脂肪酸エステルとして、例えばデカグリセリルトリオレートが挙げられる。

0060

界面活性剤は、元々、前記(A)ラテックス中に含まれている場合もある。前記(A)ラテックス中に含まれている場合には、乳頭パック材料中に必要量含まれるような場合には、追加しなくてもよいが、別途、本発明の効果を阻害しない範囲で乳頭パック材料に追加することもできる。界面活性剤の配合割合は、(A)ラテックス中の固形分100質量部に対して、0.01質量部以上1質量部以下であることが好ましい。界面活性剤の配合量がこの範囲を満足することにより、脂ぎった乳頭への塗布性を改善することができ、パックの密着性、耐久性を向上することができる。

0061

(E)増粘剤
本発明の乳頭パック材料には、必要に応じて増粘剤を配合することもできる。増粘剤を配合することにより、粘度を更に調整することができる。増粘剤としては、水溶性ポリマーなどが挙げられる。

0062

水溶性ポリマーとしては、例えば、メチルセルロースカルボキシメチルセルロースヒドロキシエチルセルロースガゼイン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル、ポリアクリル酸ポリメタクリル酸ポリアクリルアミドポリエチレンオキシド、及びポリエチレンイミドから選ばれる少なくとも1種である。

0063

(その他の添加剤)
乳頭皮膚上や乳頭口付近に起こる肌荒れビランを改善するために、パック材保湿成分、化粧成分薬用成分を添加しても良い。保湿成分の例としては、ヒアルロン酸ナトリウム、グリセリン、ラノリンソルビトール等を好ましい例として挙げることができる。化粧成分としては、ヒマシ油ヤシ脂肪酸カリウム等を好ましい例として挙げることができる。薬用成分としては、アロエベラ葉エキスユーカリ油等を好ましい例として挙げることができる。

0064

また、本発明の乳頭パック材料には、ラテックス粒子を凝集させる凝集剤を配合することもできる。ラテックス粒子を構成するポリマー微粒子の表面には、例えば乳化剤分子親水基スルホン酸基、水酸基など)が結合して負電荷を帯びている。凝集剤は、ラテックス粒子を構成するポリマー微粒子の表面の電荷中和し、結果としてポリマー微粒子の集合体であるラテックス粒子を凝集させる役割を有する。

0065

該凝集剤としては、具体的には、低分子無機系凝集剤高分子無機系凝集剤高分子有機系凝集剤、酸、及びそれらの混合物から成る群から選択された凝集剤が挙げられる。

0066

低分子無機系凝集剤としては、多種多様な金属塩が例示される。二価の金属塩が好ましく、その中でもカルシウム塩、マグネシウム塩がより好ましい。

0067

高分子無機系凝集剤としては、ポリ塩化アルミニウム([Al2(OH)nCl6-n]m)、ポリ硫酸アルミニウム([Al2(OH)n(SO4)3-n/2]m)、ポリ塩化鉄(III)([Fe2(OH)nCl6-n]m)、ポリ硫酸鉄(III)([Fe2(OH)n(SO4)3-n/2]m)等が例示される。

0068

高分子有機系凝集剤
高分子有機系凝集剤としては、[ノニオン系]として、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオキシド、尿素ホルマリン樹脂等が例示され、[アニオン系]として、ポリアクリル酸ナトリウムアクリルアミドアクリル酸ナトリウム共重合物)、ポリアクリルアミド部分加水分解物スルホメチル化ポリアクリルアミド、ポリアミノアルキルメタアクリレートハロゲン化ポリビニルピリジウム、ハロゲン化ポリジアリルアンモニウム脂等が例示され、[カチオン系]として、ポリアミノメチルアクリルアミド、ポリビニルイミダゾリン、キトサン、エポキシアミン系等が例示される。これらは、数万〜数百万の分子量を有し、分子量が大きいほど電荷が大きくなる。

0069

凝集剤としての酸は、その種類は特段に限定されないが、安全性の面などからクエン酸乳酸酢酸リンゴ酸フマル酸マレイン酸酒石酸グルコン酸コハク酸プロピオン酸酪酸等が好ましい。これらは、金属との塩でも良く、また2種以上の混合物であっても良い。

0070

以上例示した凝集剤は、特に制限されるものではないが、前記(A)ラテックス中の固形分100質量部に対して、配合量を0.1質量部以上20質量部以下とすることが好ましく、更に0.5質量部以上10質量部以下とすることが好ましい。

0071

その他、本発明の乳頭パック材料には、離型剤を含有させても良い。離型剤としては、例えば、オルガノポリシロキサンシリコーンオイル等のケイ素原子を含む化合物(ケイ素系離型剤)、ポリテトラフルオロエチレン、パーフルオルアルキル基含有重合物等のフッ素原子を含む化合物(フッ素系離型剤)、その他、ポリエチレンワックスアミドワックスなど公知の離型剤を用いることができる。(A)ラテックスとの混和性や人、家畜への安全性などの観点から、ケイ素原子又はフッ素原子を含む化合物が好ましく、ケイ素原子を含む化合物であるシリコーンオイルを用いることが好ましい。

0072

離型剤を使用する場合、前記(A)ラテックス中の固形分100質量部に対して、離型剤の配合量を0.1質量部以上10質量部以下とすることが好ましく、更に0.2質量部以上7質量部以下とすることが好ましい。

0073

調製方法及び使用方法
(1)乳頭パック材料の調製方法
乳頭パック材料の調製方法は、特に制限されるものではないが、前記(A)ラテックス、(B)無機粒子、その他必要に応じて添加剤(例えば、(C)殺菌消毒剤、(D)界面活性剤、(E)増粘剤、およびその他の添加剤等)を公知の攪拌混合機を用いて混合し調製することが出来る。ここで、攪拌混合機としては、例えばボールミルのような回転容器型混合混錬機、リボンミキサーコニーダーインターナルミキサースクリューニーダーヘンシェルミキサー万能ミキサー、レーディゲミキサー、バタフライミキサー、羽根攪拌装置などの水平軸または垂直軸を有する固定容器型の混合混錬機を利用することが出来る。

0074

(2)パックの形成方法
本発明の乳頭パック材料を家畜の乳頭に付着させることにより乳頭を覆うパックが形成する。乳頭パック材料を乳頭に付着させると、溶液の蒸発に伴い、10分程度で、パックが形成される。

0075

被覆方法付着方法)としては、浸漬法はけ塗り法、噴霧法などが挙げられるが、特に制限されない。好ましくは浸漬法である。

0076

浸漬法を用いる場合の乳頭パック材料の粘度は、各溶液中に乳頭が容易に浸漬するように適宜選択すれば良い。浸漬法を用いる場合の乳頭パック材料の粘度は、23℃で音叉粘度計により測定した値で、10〜1000mPa・sの範囲にあるのが好ましい。

0077

なお、噴霧法を用いる場合の乳頭パック材料の粘度は、噴霧のし易さから10〜100mPa・sの範囲にあるのが好ましい。

0078

浸漬法を用いる場合、例えば家畜の乳頭を収容可能な筒状又はカップ状の容器にパック材料を入れる。続いて、容器を乳頭の付け根方向に移動させ(引き上げ)、容器中の溶液に乳頭を浸漬した後、容器を乳頭先端方向に移動させる(引き下げる)操作を行う。浸漬は、乳頭長を100%として、長さ基準で、乳頭の10%以上、好ましくは20%以上が乳頭パック材料に浸されるように行えば良い。乳頭の浸漬時間は、乳頭パック材料を乳頭に十分に付着させるため2秒以上が好ましい。

0079

容器は清潔なものである限り、その材質は制限されず、金属、セラミックプラスチック、紙などいずれでも使用できる。また、容器は乳頭パック材料の無駄を少なくするために、乳頭パック材料を乳頭に付着させるために必要な最低限の内容積を有していればよい。円筒状又はカップ状容器の場合、内径が約4cm〜約8cmで、高さが約2cm〜約10cmのものを使用することが出来る。容器の内側に、適量の乳頭パック材料を入れることができるようにした目印を備えていると便利である。なお、本発明の乳頭パック材料は、蓋等がない開放系の容器、例えば、図1のようなディップカップを使用することもできるし、蓋等を有する容器で使用することもできる。中でも、本発明の乳頭パック材料は、長期間放置しても操作性が低下しないため、蓋等がない開放系の容器でも好適に使用できる。

0080

乳頭パック材料を乳頭に均一に付着させるために、浸漬後に容器を乳頭先端方向に移動させる速度(引き下げる速度)は10〜100mm/秒とするのが好ましく、20〜50mm/秒とするのがより好ましい。

0081

(3)乳頭パック
乳頭パックは、上記(2)のようにして、乳用家畜の乳頭に形成されることを特徴とする。乳頭パックは、乳用家畜の乳頭の保護に用いることができる。具体的には、伝染性乳房炎からの保護、環境性乳房炎からの保護、汚れその他の外的環境因子からの保護のために用いることができる。本発明において、乳用家畜とは、特に搾乳用家畜であり、例えば乳牛、山羊、その他搾乳が行われる家畜である。

0082

以下、実施例、及び実施例の効果などを検証するための比較例を挙げて、本発明の家畜用乳頭パック材料、及び家畜の乳頭保護方法を具体的に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。

0083

実施例及び比較例において乳頭パック生成に用いた原料の略号及び「密着性」、「耐久性」、「細菌数」、「パック外し易さ」、「液安定性」の評価方法は以下の通りである。

0084

<原料>
(A)ラテックス
・天然ゴムラテックス(以下、NR1とする):固形分濃度50質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.6質量部、粘度50mPa・s、最低造膜温度10℃。
・天然ゴムラテックス(以下、NR2とする):固形分濃度30質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.6質量部、粘度15mPa・s、最低造膜温度10℃。
・天然ゴムラテックス(以下、NR3とする):固形分濃度80質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.6質量部、粘度200mPa・s、最低造膜温度10℃。
・天然ゴムラテックス(以下、NR4とする):固形分濃度20質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.6質量部、粘度10mPa・s、最低造膜温度10℃。
・天然ゴムラテックス(以下、NR5とする):固形分濃度90質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.6質量部、粘度400mPa・s、最低造膜温度10℃。
・天然ゴムラテックス(以下、NR6とする):固形分濃度50質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.2質量部、粘度50mPa・s、最低造膜温度10℃。
・天然ゴムラテックス(以下、NR7とする):固形分濃度50質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア2質量部、粘度50mPa・s、最低造膜温度10℃。
・天然ゴムラテックス(以下、NR8とする):固形分濃度50質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.1質量部、粘度50mPa・s、最低造膜温度10℃。
・天然ゴムラテックス(以下、NR9とする):固形分濃度50質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア3質量部、粘度50mPa・s、最低造膜温度10℃。
・天然ゴムラテックス(以下、NR10とする):固形分濃度15質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.6質量部、粘度10mPa・s、最低造膜温度10℃。
・天然ゴムラテックス(以下、NR11とする):固形分濃度95質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.6質量部、粘度1000mPa・s、最低造膜温度10℃。
・天然ゴムラテックス(以下、NR12とする):固形分濃度50質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.05質量部、粘度50mPa・s、最低造膜温度10℃。
・イソプレンゴムラテックス(以下、IRとする):固形分濃度50質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.6質量部、粘度50mPa・s、最低造膜温度10℃。
ニトリルゴムラテックス(以下、NIRとする):固形分濃度50質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.6質量部、粘度85mPa・s、最低造膜温度5℃。
クロロプレンゴムラテックス(以下、CRとする):固形分濃度50質量%、固形分濃度100質量部に対するアンモニア0.6質量部、粘度100mPa・s、最低造膜温度10℃。

0085

(B)無機粒子
・シリカ(以下、SIとする):一次平均粒径0.01μm。
・アルミナ(以下、ALとする):平均粒径1μm。

0086

<その他成分>
(C)殺菌消毒剤
ポピドンヨード(以下、POとする)。
・塩化ベンザルコニウム(以下、BCとする)。
・酸化銀(以下、OSとする)。

0087

<比較例で使用した乳頭パック組成物調製用高分子化合物の有機溶媒溶液
a:ポリウレタンゴムのテトラヒドロフラン溶液、固形分濃度12質量%、アンモニア量0%、粘度10mPa・s、最低造膜温度10℃。
b:酢酸ビニルゴムのキシレン溶液、固形分濃度12質量%、アンモニア量0%、粘度10mPa・s、最低造膜温度10℃。
c:ブチルゴムのトルエン溶液、固形分濃度9質量%、アンモニア量0%、粘度10mPa・s、最低造膜温度10℃。
d:ブタジエンゴムのトルエン溶液、固形分濃度9質量%、アンモニア量0%、粘度10mPa・s、最低造膜温度10℃。

0088

<評価方法>
(1)「密着性」の評価方法
乳牛の乳頭の形状(内径3cmφ、長さ4cm)をした型の中に、歯科用シリコーン印象材(トクヤマデンタル社製 「ソフリライナータフスーパーソフト」)を入れ、印象材硬化後、型から取り出し、疑似乳頭を作製した。

0089

実施例、比較例で調製した乳頭パック材料20gをカップ(内径5cmφ、長さ5cmの筒状容器)の中に満たした。次に、乳頭パック材料に疑似乳頭先端の長さ50%分を差し込み、直ちに引き抜くことで疑似乳頭先端に乳頭パック材料を付着させた。その後しばらく(10分程度)自然乾燥させる事で、疑似乳頭周辺にパックを生成させた。

0090

上記方法にて作製させたパック(疑似乳頭先端に生成させたパック)を、疑似乳頭の乳頭側を下方にぶら下げた状態で23℃、相対湿度50%の条件下に放置し、経時的に乳頭パックの状態を目視観察し、下記評価基準により評価した。
○:疑似乳頭との密着性も良好で、脱落も生じていない状態。
△:疑似乳頭との密着性が損なわれているものの、脱落までには至っていない状態(乳頭パックが下方に移動している)。
×:乳頭パックが疑似乳頭から脱落した状態。

0091

(2)「耐久性」の評価方法
乳牛の乳頭の形状(内径3cmφ、長さ4cm)をした型の中に、歯科用シリコーン印象材(トクヤマデンタル社製 「ソフリライナータフスーパーソフト」)を入れ、印象材が硬化後、型から取り出し、疑似乳頭を作製した。

0092

疑似乳頭を実施例、比較例で調製した乳頭パック材料に浸漬させることにより疑似乳頭にパックを形成させた。このパックは3個作製した。その3個のパックを温度23℃、相対湿度50%RHの環境下で1時間、1日間、2日間、3日間、4日間それぞれ放置した。その各々のパックに対して下記に示す耐久試験を実施した。実際のパック使用現場を想定し、耐久試験において、パックを衝突させる面は土とした。

0093

疑似乳頭の中心軸方向から荷重が加わるように、疲労試験機インストロン社製、E3000)にセットし、1〜5kgf/cm2の荷重を加えた。なお、3kgf/cm2を荷重の中央値とし、振幅を2kgf/cm2とした。また、周波数を1Hz、サイクル数を100とした。耐久試験を実施した後、パックの状態を目視にて観察し、下記評価基準に基づいて「耐久性」を評価した。
耐久性 評価基準:
○:パックの破損や浮き上がりは認められない。
△:パックが一部破損しているものの、乳頭口付近は被覆されている。
×:全体が破損、あるいは剥離している。

0094

(3)「細菌数」の評価方法
(2)「耐久性」の評価試験において、パックが残留している乳頭からパックを内部に汚れが付かないように慎重に剥がした。パックをしていた乳頭口部分約1cm2を綿棒(Promedia ST−25、エルメックス社製)によりふき取り、10mLの生理食塩水に綿棒を浸漬させた。その内の1mLを培地好気性金用培地、6400AC、3M社製)に滴下し、37℃で48時間培養した。培養後、培地中のコロニー数カウントし、1個の細菌が1個のコロニーを形成すると仮定し、コロニー数から上記10mLの生理食塩水中の細菌数を算出した(コロニー数×10=細菌数)。求めた細菌数を以下の基準に従い評価した。一般的には、1000個/cm2未満であれば清潔に保たれていると判断できる。なお、外部の細菌数(土の中にいる細菌数)はばらつきがあるものの概ね10000個/cm2以上である。
○1000個/cm2未満:細菌数が少なく、パック内部が清潔に保たれている。
△1000個/cm2以上10000個/cm2未満:細菌数はやや多めだが、外部の細菌数よりは少ない。
×10000個/cm2以上:細菌数が多くなっており、パックによる細菌数低減効果が確認できない。

0095

(4)「パック外し易さ」の評価方法
上記の(1)においてパック装着12時間後にパックを取り外した際に、パックが容易に外すことが出来るか評価した。
○:1回できれいにパックを剥がすことが出来る。
△:1回ではパックを剥がせないが、2〜3回拭き取れば剥がすことが出来る。
×:2〜3回ふき取ってもパックを剥がすことが出来ない。パックが断片的になっている。

0096

(5)「液安定性」の評価方法
市販のディップカップに、実施例、比較例で調製した乳頭パック材料をそれぞれ注ぎ、23℃にて12時間ないしは24時間放置した。カップに入った液の状態及び液面の状態を目視にて観察し以下の基準により評価した。
○:液状態のまま変化なし。
△:液面にある液の粘度が高くなっているが、使用には支障なし。
×:液面に膜が張っており使用できない。

0097

実施例1
(A)ラテックスとしてNR1を100g(固形分50g)、(B)無機粒子としてSIを1g量し、羽根攪拌装置で30分間攪拌混合を行い、乳頭パック材料を調製した。乳頭パック材料の各構成成分の種類や量(質量部)を表1に示した。得られた乳頭パック材料を用いて、パックを形成させ「密着性」、「耐久性」、「細菌数」、「パック外し易さ」及び「液安定性」の評価を行った。その結果を表5に示した。

0098

実施例2〜実施例17
乳頭パック材料の組成を表1及び表2に示すものにした以外は、実施例1と同様にして膜あるいはパックを形成させ、「密着性」、「耐久性」、「細菌数」、「パック外し易さ」及び「液安定性」の評価を行った。その結果を表5に示した。

0099

実施例18
実施例1において、更に(C)殺菌消毒剤としてPOを0.1g秤量し、羽根攪拌装置で30分間攪拌混合を行い、乳頭パック材料を調製した。

0100

得られた乳頭パック材料の各構成成分の種類や量(質量部)を表2に示した。乳頭パック材料を用いて、パックを形成させ「密着性」、「耐久性」、「細菌数」、「パック外し易さ」及び「液安定性」の評価を行った。その結果を表5に示した。

0101

実施例19〜実施例22
乳頭パック材料の組成を表2に示すものにした以外は、実施例18と同様にして乳頭パック材料を調製した。得られた乳頭パック材料を用いて、パックを形成させ、「密着性」、「耐久性」、「細菌数」、「パック外し易さ」及び「液安定性」の評価を行った。その結果を表5に示した。

0102

比較例1
(A)ラテックスNR1を100g(固形分50g)そのまま乳頭パック材料として用いた。乳頭パック材料を用いてパックを形成させ、「密着性」、「耐久性」、「細菌数」、「パック外し易さ」及び「液安定性」の評価を行った。その結果を表6に示した。

0103

比較例2
(A)ラテックスとしてNR1を100g(固形分50g)、(B)無機粒子としてSI0.05gをそれぞれ秤量し、羽根攪拌装置で30分間攪拌混合を行い、乳頭パック材料を調製した。乳頭パック材料の各構成成分の種類や量(質量部)を表3に示した。得られた乳頭パック材料を用いて、パックを形成させ「密着性」、「耐久性」、「細菌数」、「パック外し易さ」及び「液安定性」の評価を行った。その結果を表6に示した。

0104

比較例3〜比較例6
乳頭パック材料の組成を表3に示すものにした以外は、比較例2と同様にして乳頭パック材料を調製した。得られた乳頭パック材料を用いて、パックを形成させ、「密着性」、「耐久性」、「油脂皮膜乳頭に対する塗布性」、「細菌数」、「パック外し易さ」及び「液安定性」の評価を行った。その結果を表6に示した。

0105

比較例7
ポリウレタンゴム12g、テトラヒドロフラン88gをそれぞれ秤量し、羽根攪拌装置で30分間攪拌混合を行い、乳頭パック材料を調製した。乳頭パック材料の各構成成分の種類や量(質量部)を表4に示した。得られた乳頭パック材料を用いて、パックを形成させ「密着性」、「耐久性」、「細菌数」、「パック外し易さ」及び「液安定性」の評価を行った。その結果を表6に示した。

0106

比較例8〜比較例10
乳頭パック材料の組成を表4に示すものにした以外は、比較例7と同様にして乳頭パック材料を調製した。得られた乳頭パック材料を用いて、パックを形成させ、「密着性」、「耐久性」、「細菌数」、「パック外し易さ」及び「液安定性」の評価を行った。その結果を表6に示した。

0107

0108

0109

0110

0111

0112

0113

実施例1〜実施例22は、本発明の要件全てを満足するように乳頭パック材料を調製したものであるが、いずれの場合においても、耐久性が高い被膜が得られた。パックは外し易く、液の安定性は高かった。

0114

これに対して、比較例1は(B)無機粒子を添加していない場合であるが、パック材の安定性が低く、またパック強度が低いため取り外しにくいパックとなった。比較例2は、(B)無機粒子の量が不足している場合であるが、比較例1と同じくパック材の安定性が実施例の結果に比べ劣り、ややパックは取り外しにくかった。比較例3は、(B)無機粒子の量が過剰である場合であるが形成したパックの性能、つまり密着性及び耐久性が実施例の結果に比べ劣る結果となった。

0115

比較例4は、ラテックス中の固形分濃度が低い場合であるが、パックの密着性及び耐久性が低い結果となった。パックの厚さが薄いため、断片的に剥がれてパックを取り外しにくかった。一方、比較例5はラテックス中の固形分濃度が高い場合であるが、パックの物性には問題がないものの、短時間でカップに膜が張ってしまい、パック材を使用できなくなった。

0116

比較例6は、ラテックス中のアンモニアが不足している場合であるが、液の安定性が低い結果となった。

実施例

0117

比較例7〜比較例10は、特許文献3に倣い、乳頭パック組成物調製用高分子化合物の有機溶媒溶液をそのままパック材として用いた例であるが、有機溶媒は揮発し易いので液の安定性が低い結果となった。無機粒子が添加されていないため、パックの密着性及び耐久性が低かった。

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    【課題・解決手段】本発明は害虫、特に鱗翅目害虫に対して優れた防除効力を有する化合物を提供する。式(1)で示される化合物は、害虫、特に鱗翅目害虫に対して優れた防除効力を有する。... 詳細

  • 住友化学株式会社の「 テトラゾリノン化合物およびその用途」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題・解決手段】本発明は、害虫、特に鱗翅目害虫に対して優れた防除効力を有する化合物を提供する。式(1)で示される化合物は、害虫、特に鱗翅目害虫に対して優れた防除効力を有する。... 詳細

  • 森永乳業株式会社の「 エネルギー消費促進用組成物」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題・解決手段】エネルギー消費を促進させることが可能な技術を提供する。平均分子量が220ダルトン以上かつ1000ダルトン以下である乳タンパク質分解物、又はMet−Lys−Proからなるペプチド、又は... 詳細

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