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技術 電子部品実装装置における撮像用の照明装置および電子部品実装装置

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 和田拓士岡田康一有馬恭旭佐藤洋
出願日 2016年3月7日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-042926
公開日 2017年9月14日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-162845
状態 特許登録済
技術分野 電気部品の組立体の配線および製造の監視 電気部品の供給・取り付け
主要キーワード レーザ刻印 撮像対象物側 リニア駆動機構 極性マーク 軸ビーム 照明データ 部品種類 照明基板
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月14日)のものです。
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図面 (7)

課題

電子部品の表面に照明光照射して刻印された文字等を認識可能にすることができる電子部品実装装置における撮像用照明装置および電子部品実装装置を提供する。

解決手段

照明ユニット20(撮像用の照明装置)は、装着ヘッド11と一体的に設けられ、基板認識カメラ14(カメラ)による撮像対象に照明光を照射する。照明ユニット20は、基板と基板認識カメラ14との間に位置し、基板と対向する側の面に光源部が配置された照明基板21と、光源部を制御する照明制御部とを備え、装着ヘッド11に対してY方向に並んで配置される。光源部は、基板認識カメラ14の撮像光軸が貫通する開口部21aの周囲に配置された中央照明光源部22a(第1の光源部)と、中央照明光源部22aのX方向の両外側に配置された外側照明光源部22b(第2の光源部)とを有す。照明制御部は、文字認識の際に、外側照明光源部22bを発光させる。

概要

背景

従来、電子部品実装装置には、基板識別、位置合わせ等のために基板表面に設けられた認識マーク撮像する基板認識カメラと、認識マークに撮像用照明光照射する照明装置部品装着ヘッドに一体的に設けられている。近年、電子機器の小型化・高性能化に伴い、装着ヘッドの高さ寸法の制約が大きくなり、結果として装着ヘッドと一体的に設けられる基板認識カメラと照明装置もそれを考慮した構成となっている(例えば、特許文献1)。

特許文献1に開示される照明装置は、基板認識カメラと撮像対象基板の間に配置される照明基板主体としている。照明基板は撮像対象の基板と並行に配置され、照明基板に撮像用に設けられた開口部の周囲の撮像対象の基板と対向する側の面に、照明光を照射する光源が複数設けられた構成をしている。

概要

電子部品の表面に照明光を照射して刻印された文字等を認識可能にすることができる電子部品実装装置における撮像用の照明装置および電子部品実装装置を提供する。照明ユニット20(撮像用の照明装置)は、装着ヘッド11と一体的に設けられ、基板認識カメラ14(カメラ)による撮像対象に照明光を照射する。照明ユニット20は、基板と基板認識カメラ14との間に位置し、基板と対向する側の面に光源部が配置された照明基板21と、光源部を制御する照明制御部とを備え、装着ヘッド11に対してY方向に並んで配置される。光源部は、基板認識カメラ14の撮像光軸が貫通する開口部21aの周囲に配置された中央照明光源部22a(第1の光源部)と、中央照明光源部22aのX方向の両外側に配置された外側照明光源部22b(第2の光源部)とを有す。照明制御部は、文字認識の際に、外側照明光源部22bを発光させる。

目的

本発明は、電子部品の表面に照明光を照射して刻印された文字等を認識可能にすることができる電子部品実装装置における撮像用の照明装置および電子部品実装装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基板電子部品を装着する装着ヘッドと一体的に設けられ、カメラによる撮像対象に対して照明光照射する電子部品実装装置における撮像用照明装置であって、前記基板と前記カメラとの間において前記基板の表面に対して略平行に位置し、前記基板と対向する側の面に光源部が配置された平板状の照明基板と、前記光源部を制御する照明制御部とを備え、前記照明装置は、前記装着ヘッドに対して水平面内の第1の方向に並んで配置され、前記光源部は、前記カメラの撮像光軸が貫通する撮像用の開口部の周囲に配置された第1の光源部と、前記第1の光源部の前記第1の方向と水平面内で直交する第2の方向の両外側に配置された第2の光源部とを有し、前記照明制御部は、文字認識の際に、前記第2の光源部を発光させることを特徴とする、電子部品実装装置における撮像用の照明装置。

請求項2

前記第1の光源部は、複数の第1の個別光源から構成され、前記第2の光源部は、複数の第2の個別光源から構成され、前記第2の個別光源が配置される密度は、前記第1の個別光源が配置される密度よりも高いことを特徴とする、請求項1に記載の電子部品実装装置における撮像用の照明装置。

請求項3

前記第2の光源部は、複数の第2の個別光源から構成され、前記第2の光源部の前記第1の方向の両端には、他の部分よりも前記撮像光軸側まで前記第2の個別光源が配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の電子部品実装装置における撮像用の照明装置。

請求項4

前記第2の光源部と前記基板の間に、前記第2の光源部から照射される照明光を透過する板状部材をさらに有することを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の電子部品実装装置における撮像用の照明装置。

請求項5

前記板状部材は、前記第2の光源部から照射される照明光を前記撮像光軸の方向に低角度に屈折させることを特徴とする、請求項4に記載の電子部品実装装置における撮像用の照明装置。

請求項6

前記板状部材は、前記第2の光源部から照射される照明光の所定の波長の光を選択的に透過させることを特徴とする、請求項4または5に記載の電子部品実装装置における撮像用の照明装置。

請求項7

前記板状部材は、交換可能であることを特徴とする、請求項4から6のいずれかに記載の電子部品実装装置における撮像用の照明装置。

請求項8

請求項1乃至7に記載の電子部品実装装置における撮像用の照明装置を備え、前記基板に前記電子部品を装着する電子部品実装装置。

技術分野

0001

本発明は、基板電子部品を装着する電子部品実装装置において認識対象物撮像する際に使用される撮像用照明装置および電子部品実装装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、電子部品実装装置には、基板の識別、位置合わせ等のために基板表面に設けられた認識マークを撮像する基板認識カメラと、認識マークに撮像用の照明光照射する照明装置が部品装着ヘッドに一体的に設けられている。近年、電子機器の小型化・高性能化に伴い、装着ヘッドの高さ寸法の制約が大きくなり、結果として装着ヘッドと一体的に設けられる基板認識カメラと照明装置もそれを考慮した構成となっている(例えば、特許文献1)。

0003

特許文献1に開示される照明装置は、基板認識カメラと撮像対象基板の間に配置される照明基板主体としている。照明基板は撮像対象の基板と並行に配置され、照明基板に撮像用に設けられた開口部の周囲の撮像対象の基板と対向する側の面に、照明光を照射する光源が複数設けられた構成をしている。

先行技術

0004

特開2008−205226号公報

発明が解決しようとする課題

0005

近年、電子部品実装装置の機能向上の要請に伴い、基板認識カメラの撮像対象として要求される対象物の範囲が広くなってきている。その中の一つとして、トレイテープフィーダ等の部品供給装置によって供給される電子部品等の表面にレーザ等で刻印された部品種類等を示す文字がある。このような文字は、特許文献1を含む従来の認識マーク認識用の照明では背景部分とのコントラストが取り難く、基板認識カメラにより文字を認識することが困難という問題があった。

0006

そこで本発明は、電子部品の表面に照明光を照射して刻印された文字等を認識可能にすることができる電子部品実装装置における撮像用の照明装置および電子部品実装装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の電子部品実装装置における撮像用の照明装置は、基板に電子部品を装着する装着ヘッドと一体的に設けられ、カメラによる撮像対象に対して照明光を照射する電子部品実装装置における撮像用の照明装置であって、前記基板と前記カメラとの間において前記基板の表面に対して略平行に位置し、前記基板と対向する側の面に光源部が配置された平板状の照明基板と、前記光源部を制御する照明制御部とを備え、前記照明装置は、前記装着ヘッドに対して水平面内の第1の方向に並んで配置され、前記光源部は、前記カメラの撮像光軸が貫通する撮像用の開口部の周囲に配置された第1の光源部と、前記第1の光源部の前記第1の方向と水平面内で直交する第2の方向の両外側に配置された第2の光源部とを有し、前記照明制御部は、文字認識の際に、前記第2の光源部を発光させることを特徴とする。

0008

本発明の電子部品実装装置は、本発明の電子部品実装装置における撮影用の照明装置を備え、前記基板に前記電子部品を装着する。

発明の効果

0009

本発明によれば、電子部品の表面に照明光を照射して刻印された文字等を認識可能にすることができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の平面図
本発明の一実施の形態の電子部品実装装置における撮像用の照明装置の構造説明図
本発明の一実施の形態の電子部品実装装置に設けられた撮像用の照明装置を下方から見た説明図
本発明の一実施の形態の電子部品実装装置における撮像用の照明装置の板状部材の機能の説明図
本発明の一実施の形態の電子部品実装装置における撮像用の照明装置の板状部材としてフレネルレンズを使用した説明図
本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図

実施例

0011

以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、電子部品実装装置、照明ユニット(撮像用の照明装置)の仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図1、及び後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸方向として、基板搬送方向のX方向(図1における左右方向)、基板搬送方向に直交するY方向(図1における上下方向)が示される。図2、及び後述する一部では、水平面と直交する高さ方向としてZ方向が示される。Z方向は、電子部品実装装置が水平面上に設置された場合の上下方向または直交方向である。

0012

まず図1を参照して、電子部品実装装置1の構成を説明する。図1において、基台1aの上面には、基板搬送機構2がX方向に配設されている。基板搬送機構2は、部品実装対象となる基板3を搬送して、以下に説明する部品実装機構による作業位置に位置決め保持する。基板搬送機構2の両側方には、基板3に実装される部品を供給する部品供給部4A、4Bが配設されている。

0013

部品供給部4Aには、トレイフィーダ5が配置されている。トレイフィーダ5は、電子部品Pを格子配列収納するトレイ6(ここでは2つ)を装着したパレット7を、以下に説明する部品実装機構に電子部品Pを供給する部品供給位置に移動させる。部品供給部4Bには、複数のテープフィーダ8が並列して配置されている。テープフィーダ8は、電子部品Pを保持したキャリアテープピッチ送りすることにより部品実装機構に電子部品Pを供給する。

0014

基台1a上面においてX方向の一方側の端部には、リニア駆動機構を備えたY軸ビーム9が配設されている。Y軸ビーム9には、同様にリニア駆動機構を備えた2基のX軸ビーム10が、Y方向に移動自在に結合されている。2基のX軸ビーム10には、それぞれ装着ヘッド11がX方向に移動自在に装着されている。装着ヘッド11には、複数の吸着ノズル11a(図3参照)が備えられている。

0015

Y軸ビーム9、X軸ビーム10を駆動することにより、装着ヘッド11は部品供給部4A、4Bと基板搬送機構2に保持された基板3との間で水平移動(X方向、Y方向)し、部品供給部4A、4Bが供給する電子部品Pを吸着ノズル11aによって取り出して基板3に実装する。すなわち、Y軸ビーム9および第1のX軸ビーム10は、装着ヘッド11をX方向およびY方向に移動させるヘッド移動機構12を構成する。また、Y軸ビーム9、X軸ビーム10、装着ヘッド11は、吸着ノズル11aによって基板3に電子部品Pを装着する部品実装機構を構成する。

0016

部品供給部4A、4Bと基板搬送機構2との間には、部品認識カメラ13が配設されている。部品供給部4A、4Bから電子部品Pを取り出した装着ヘッド11が部品認識カメラ13の上方を移動する際に、部品認識カメラ13は装着ヘッド11に保持された電子部品Pを撮像する。これにより、装着ヘッド11に保持された電子部品Pの識別や位置認識が行われる。

0017

装着ヘッド11にはX軸ビーム10の下面側に位置して、装着ヘッド11と一体的に移動する基板認識カメラ14が装着されている。装着ヘッド11が移動することにより、基板認識カメラ14は基板搬送機構2に位置決め保持された基板3の上方に移動して基板3の表面に設けられた認識マーク3a(ここでは4つ)を撮像する。これにより、基板3の位置認識が行われる。また、基板認識カメラ14は、部品供給部4A、4Bに供給される電子部品Pの上方に移動して電子部品Pを撮像する。これにより、電子部品Pの位置認識が行われるとともに、電子部品Pの上面にレーザ刻印などによって形成された文字、極性マークなどの認識が行われる。

0018

次に、図2を参照して基板認識カメラ14の構成を説明する。図2(a)は、装着ヘッド11に対してY方向(水平面内の第1の方向)に並んで配置される基板認識カメラ14をY方向に見た概略図である。図2(a)に示すように、基板認識カメラ14は、CCDやCMOSセンサなどの受光素子15aを内蔵した受光部15と、レンズ16a、16bおよびプリズム16cを備えた光学ユニット16と結合した構成となっている。受光部15は撮像光軸aを水平にした姿勢で光学ユニット16と結合されている。撮像対象物側にあるレンズ16bを介して下方から垂直上方入射した撮像光は、プリズム16cによって水平方向に屈折した後にレンズ16aを介して受光素子15aに入光し、所定の焦点位置にある撮像対象物の画像を受光素子15aに結像させる。

0019

光学ユニット16の下方には、撮像対象に対して照明光を照射する照明ユニット20(撮像用の照明装置)が配設されている。照明ユニット20は、下面側に光源部22が配置された平板状の照明基板21を主体としている。基板認識カメラ14によって撮像対象の基板3を撮像する状態において、照明ユニット20は撮像対象の基板3と略平行に相対向した位置にある。したがってこの状態において、照明基板21は基板3と基板認識カメラ14(カメラ)との間において基板3の表面に対して略平行に位置し、基板3と対向する側の面(下面側)に光源部22が配置されている。

0020

図2(b)は、下方から見た照明基板21を示している。照明基板21には、基板認識カメラ14の撮像光軸aが貫通する位置に撮像用の開口部21aが形成されている。開口部21aの周囲には、中央照明光源部22a(第1の光源部)が配置されている。中央照明光源部22aのX方向の両外側には、外側照明光源部22b(第2の光源部)が配置されている。すなわち、光源部22は、基板認識カメラ14(カメラ)の撮像光軸aが貫通する撮像用の開口部21aの周囲に配置された中央照明光源部22a(第1の光源部)と、中央照明光源部22aのX方向(第1の方向と水平面内で直交する第2の方向)の両外側に配置された外側照明光源部22b(第2の光源部)とを有している。

0021

中央照明光源部22aは、主に基板3の表面に設けられた認識マーク3aなど、撮像対象とその背景部分との反射率の差が大きく、垂直方向(Z方向)の照明光を照射した反射光で撮像対象と背景部分のコントラストが容易に得られる撮像対象の撮像に使用される。一方、外側照明光源部22bは、主に電子部品Pの表面にレーザ刻印された文字など、撮像対象とその背景部分との反射率の差が小さく、垂直方向(Z方向)の照明光ではコントラストが取り難い撮像対象の撮像に使用される。

0022

撮像対象と背景部分との反射率の差が小さい場合、入射する照明光の垂直成分(Z方向の成分)によって反射光の微小なコントラストがかき消されて、撮像対象と背景部分が区別できない。そのような場合、水平成分(XY方向の成分)を主成分とし、垂直成分(Z方向の成分)が少ない照明光によって撮像対象を照明することによって、撮像対象と背景部分を区別可能な大きなコントラストを得ることができる。そのため、外側照明光源部22bから照射される照明光は、水平成分が多くて垂直成分が少ないのが望ましい。

0023

図2(b)において、中央照明光源部22a(第1の光源部)は、複数の中央LED23a(第1の個別光源)から構成され、両外側の外側照明光源部22b(第2の光源部)は、複数の外側LED23b(第2の個別光源)から構成されている。中央照明光源部22aの中央LED23aのX方向のピッチLxaの平均値は、外側照明光源部22bの外側LED23bのX方向のピッチLxbの平均値より広い。同様に、中央照明光源部22aの中央LED23aのY方向のピッチLyaの平均値は、外側照明光源部22bの外側LED23bのY方向のピッチLybの平均値より広い。

0024

すなわち、外側照明光源部22bの外側LED23b(第2の個別光源)が配置される密度は、中央照明光源部22aの中央LED23a(第1の個別光源)が配置される密度よりも高い。これにより、外側照明光源部22bは狭い領域から強い照明光を照射して、撮像対象に対する照明光の垂直成分(Z方向の成分)を削減して水平成分(X方向の成分)を増やすことができる。そのため、背景部分とのコントラストが取り難い、例えば電子部品Pの上面にレーザ刻印された文字などであっても、基板認識カメラ14によって認識することができる。

0025

図2(b)において、破線枠Bで示す両外側の外側照明光源部22b(第2の光源部)のY方向(第1の方向)の両端には、他の部分よりも撮像光軸a側まで外側LED23b(第2の個別光源)が配置されている。これによって、外側照明光源部22bは、照明光の水平成分(X方向の成分)を増やすことができ、背景部分とのコントラストが取り難い撮像対象の認識が容易になる。

0026

図2(b)において、外側照明光源部22bの下方には、外側照明光源部22bから照射される照明光を透過する板状の板状部材24が、ネジ25によって交換可能に配設されている。すなわち、照明ユニット20は、外側照明光源部22b(第2の光源部)と基板3の間に、外側照明光源部22bから照射される照明光を透過する、交換可能な板状部材24をさらに有している。なお、図2に示す例では、板状部材24は2つに分かれて両外側の外側照明光源部22bの下方にのみある形状をしているが、板状部材24は中央照明光源部22aの下方にも存在する形状であってもよい。

0027

次に図3を参照して、装着ヘッド11と照明ユニット20の位置関係について説明する。図3は、X方向に移動してY軸ビーム9に最接近した装着ヘッド11を下方から見た概略図である。照明ユニット20は、装着ヘッド11に対してY方向に並んで配置された基板認識カメラ14の下方に配置される。すなわち、照明ユニット20(電子部品実装装置1における撮像用の照明装置)は、基板3に電子部品Pを装着する装着ヘッド11に対してY方向(水平面内の第1の方向)に並んで配置されて一体的に設けられ、基板認識カメラ14(カメラ)による撮像対象に対して照明光を照射する。

0028

そして、2つの外側照明光源部22bは、照明基板21の開口部21aの周囲に配置された中央照明光源部22aのX方向の両外側に配置されている。また、外側照明光源部22bは装着ヘッド11のX方向の幅より内側に配置されており、Y軸ビーム9と干渉することがない。また、外側照明光源部22bはX軸ビーム10の内側に配置されており、図3に1点鎖線で示す90度回転させて配置した場合のように、X軸ビーム10の外側にはみ出して装着ヘッド11のY方向の移動を阻害することがない。つまり、外側照明光源部22bは、XY方向に移動する装着ヘッド11の移動を阻害しない位置に配置されている。

0029

次に図4を参照して、板状部材24の機能について説明する。図4は、トレイフィーダ5が供給するトレイ6上の電子部品Pの上方に基板認識カメラ14が移動し、照明ユニット20の外側照明光源部22bから照明光cが照射されている状態を示している。板状部材24は、アクリルなどの物質から形成されており、外側照明光源部22b(第2の光源部)から照射される照明光cを撮像光軸aの方向に低角度で屈折させる。

0030

板状部材24を外側照明光源部22bと基板3の間に挿入することで、実効的に外側照明光源部22bを撮像光軸aから遠ざける効果が生じる。すなわち、板状部材24を挿入することで、撮像光軸aから最も離れた外側LED23bの位置Dを仮想的にさらに外側の位置D*に移動させたことに等しい効果を得ることができる。これによって、X方向に照明基板21を拡張することなく、照明光cの水平成分(X方向の成分)を増やすことができ、背景部分とのコントラストが取り難い撮像対象の認識が容易になる。

0031

図5に、板状部材24として、両外側の外側照明光源部22bから照射される照明光cを撮像光軸aの方向に低角度で屈折させるフレネルレンズ26を使用した例を示す。図5(a)は、図5(b)のEE断面を示す。同一の高さ(Z方向の厚み)の場合、フレネルレンズ26の方がアクリル板より低角度に屈折させる角度を大きくすることができる。すなわち、実効的に外側照明光源部22bを撮像光軸aから遠ざける効果がより大きい。フレネルレンズ26を使用することによって、高さが低くて、背景部分とのコントラストが取り難い撮像対象の認識が可能な照明ユニット20を実現することができる。

0032

また、板状部材24は、外側照明光源部22bから照射される照明光cの所定の波長の光を選択的に透過させるカラーフィルタを重ねて使用してもよい。すなわち、板状部材24は、外側照明光源部22b(第2の光源部)から照射される照明光cの所定の波長の光を選択的に透過させるようにしてもよい。撮像対象によって、白色光より赤色光の方が撮像対象である文字などの認識が容易な場合がある。そのような場合、板状部材24にカラーフィルタを重ねたり、板状部材24自体をカラーフィルタとしたりすることで、外側LED23bを交換することなく撮像対象の認識率を向上させることができる。また、板状部材24は交換可能であるため、撮像対象に応じて板状部材24を交換し、カラーフィルタの特性を変更して撮像対象の認識率を向上させることができる。

0033

次に図6を参照して、電子部品実装装置1の制御系の構成を説明する。図6には、基板認識カメラ14および照明ユニット20に関する制御系のみを記載している。図6において、制御部30はCPUを備えた全体制御装置であり、以下に説明する各部を制御する。照明データ記憶部31は、撮像対象ごとに予め設定された中央照明光源部22aと外側照明光源部22bの使い分けなどの照明データを記憶する。認識部32は基板認識カメラ14(カメラ)によって取得された撮像データを認識処理して、認識マーク3aの位置、電子部品Pの表面の文字などを検出する処理を行う。

0034

駆動部33は、ヘッド移動機構12を駆動して、装着ヘッド11および装着ヘッド11と一体的に設けられた基板認識カメラ14(カメラ)と照明ユニット20を水平移動させる。照明制御部34は、照明データ記憶部31に記憶された照明データにしたがって、中央照明光源部22a、外側照明光源部22bを個別に制御する。照明データには、基板認識カメラ14による撮像対象となる撮像対象物の表面性状特性や、撮像データの認識の種類、認識の目的に応じた最良照明状態が実現されるよう、中央照明光源部22aおよび外側照明光源部22bのオンオフ照明強度を組み合わせた照明パターンが設定される。

0035

照明データは、基板認識カメラ14によって電子部品Pに刻印された文字を認識する際には、外側照明光源部22bをオンするように設定されている。なお、照明制御部34は、照明ユニット20に内蔵させてもよい。すなわち、照明ユニット20(撮像用の照明装置)は、光源部22(中央照明光源部22a、外側照明光源部22b)を制御する照明制御部34を備えており、照明制御部34は、電子部品Pなどの文字認識の際に、外側照明光源部22b(第2の光源部)を発光させる。

0036

上記説明したように本実施の形態の照明ユニット20(電子部品実装装置1における撮像用の照明装置)は、装着ヘッド11と一体的に設けられ、基板認識カメラ14(カメラ)による撮像対象に対して照明光cを照射する。そして、照明ユニット20は、基板3と基板認識カメラ14との間において基板3の表面に対して略平行に位置し、基板3と対向する側の面に光源部22が配置された平板状の照明基板21と、光源部22を制御する照明制御部34とを備えている。

0037

照明ユニット20は、装着ヘッド11に対してY方向(水平面内の第1の方向)に並んで配置されている。光源部22は、基板認識カメラ14の撮像光軸aが貫通する撮像用の開口部21aの周囲に配置された中央照明光源部22a(第1の光源部)と、中央照明光源部22aのX方向(第1の方向と水平面内で直交する第2の方向)の両外側に配置された外側照明光源部22b(第2の光源部)とを有している。照明制御部34は、文字認識の際に、外側照明光源部22bを発光させる。これによって、電子部品Pの表面に照明光cを照射して刻印された文字等を認識可能にすることができる。

0038

本発明の電子部品実装装置における撮像用の照明装置および電子部品実装装置は、電子部品の表面に照明光を照射して刻印された文字等を認識可能にすることができるという効果を有し、電子部品を基板に実装する部品実装分野において有用である。

0039

1電子部品実装装置
3基板
11装着ヘッド
14基板認識カメラ(カメラ)
20照明ユニット(撮像用の照明装置)
21照明基板
21a 開口部
22光源部
22a 中央照明光源部(第1の光源部)
22b 外側照明光源部(第2の光源部)
23a 中央LED(第1の個別光源)
23b 外側LED(第2の個別光源)
24板状部材
a撮像光軸
c照明光
P 電子部品

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