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技術 照明システム

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 瀬戸本龍海
出願日 2016年3月9日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-046234
公開日 2017年9月14日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-162682
状態 特許登録済
技術分野 音声認識 閉回路テレビジョンシステム 可聴帯域変換器の回路等 音声の分析・合成
主要キーワード 端末器具 きしみ音 機能構成要素 弾性復元 取付ばね 明かり 入室者 開き戸
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月14日)のものです。
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図面 (11)

課題

カメラ撮影によって得られる画像における人の有無に応じて照明器具点灯させるシステム省電力化できる照明システムを提供する。

解決手段

照明システム1は、空間100に設置された複数の照明器具70と、複数の照明器具70が照明するエリア110を撮影するカメラ50と、少なくとも2つのマイクロフォン61及び62を有する集音部60と、複数の照明器具70が消灯状態であるときに集音部60が集音した音が集音部60に対する所定の方向からの音であるか否かを判定する制御部20と、を備え、制御部20は、集音部60が集音した音が所定の方向からの音であると判定した場合、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させ、かつ、カメラ50を起動させ、集音部60が集音した音が所定の方向からの音でないと判定した場合、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させず、かつ、カメラ50を起動させない。

概要

背景

従来、例えば、オフィス事務所倉庫又は工場等に配置される照明ステムは、全ての人が退室したときに全ての照明器具消灯させるように動作する。しかし、夜間に全ての照明器具が消灯した状態の暗室入室する人は、照明器具の点灯作業をすることが困難であり不便なものとなっている。

そこで、照明器具の照明エリアカメラが配置され、カメラが入室者を確認したときに照明器具を点灯させる照明システムが提案されている。特許文献1には、このような照明システムに関する技術が開示されている。

概要

カメラの撮影によって得られる画像における人の有無に応じて照明器具を点灯させるシステムを省電力化できる照明システムを提供する。照明システム1は、空間100に設置された複数の照明器具70と、複数の照明器具70が照明するエリア110を撮影するカメラ50と、少なくとも2つのマイクロフォン61及び62を有する集音部60と、複数の照明器具70が消灯状態であるときに集音部60が集音した音が集音部60に対する所定の方向からの音であるか否かを判定する制御部20と、を備え、制御部20は、集音部60が集音した音が所定の方向からの音であると判定した場合、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させ、かつ、カメラ50を起動させ、集音部60が集音した音が所定の方向からの音でないと判定した場合、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させず、かつ、カメラ50を起動させない。

目的

本発明は、カメラの撮影によって得られる画像における人の有無に応じて照明器具を点灯又は消灯させるシステムを省電力化できる照明システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

空間に設置された複数の照明器具と、前記複数の照明器具が照明するエリア撮影するカメラと、少なくとも2つのマイクロフォンを有する集音部と、前記複数の照明器具が消灯状態であるときに前記集音部が集音した音が前記集音部に対する所定の方向からの音であるか否かを判定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記集音部が集音した音が前記所定の方向からの音であると判定した場合、前記複数の照明器具を所定の明るさで点灯させ、かつ、前記カメラを起動させ、前記集音部が集音した音が前記所定の方向からの音でないと判定した場合、前記複数の照明器具を所定の明るさで点灯させず、かつ、前記カメラを起動させない照明システム

請求項2

前記制御部は、前記集音部が集音した音が前記所定の方向からの音であると判定した場合、前記複数の照明器具のうちの前記所定の方向に設置された照明器具を所定の明るさで点灯させ、かつ、前記カメラを起動させる請求項1に記載の照明システム。

請求項3

前記制御部は、さらに、前記カメラの前記エリアの撮影によって得られる画像から前記エリアにおける人の有無を判定し、前記エリアに人がいないと判定した場合に、前記複数の照明器具を消灯させ、かつ、前記カメラを停止させる請求項1又は2に記載の照明システム。

請求項4

前記所定の方向は、前記集音部に対する前記空間における人の出入り領域の方向である請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明システム。

請求項5

前記制御部は、前記複数の照明器具が消灯状態であるときに前記集音部が集音した音が前記所定の方向からの所定の種類の音であるか否かを判定し、前記集音部が集音した音が前記所定の方向からの前記所定の種類の音であると判定した場合、前記複数の照明器具を前記所定の明るさで点灯させ、かつ、前記カメラを起動させる請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明システム。

請求項6

前記制御部は、前記集音部が集音した音が前記所定の方向からの音であると判定したときに前記複数の照明器具を前記所定の明るさよりも暗い明るさで点灯させた後に、前記集音部が集音した人の移動時に発生する音の音圧が大きくなるにつれて前記複数の照明器具の明るさを前記所定の明るさに向けて明るくし、前記集音部が集音した前記人の移動時に発生する音の音圧が所定の音圧以上になった場合、前記複数の照明器具を前記所定の明るさで点灯させ、かつ、前記カメラを起動させる請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明システム。

請求項7

前記カメラと前記集音部とは、1つの筺体に含まれる請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明システム。

請求項8

少なくとも2つの前記集音部を備える請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明システム。

技術分野

0001

本発明は、人の有無に応じて照明器具点灯又は消灯する照明ステムに関する。

背景技術

0002

従来、例えば、オフィス事務所倉庫又は工場等に配置される照明システムは、全ての人が退室したときに全ての照明器具を消灯させるように動作する。しかし、夜間に全ての照明器具が消灯した状態の暗室入室する人は、照明器具の点灯作業をすることが困難であり不便なものとなっている。

0003

そこで、照明器具の照明エリアカメラが配置され、カメラが入室者を確認したときに照明器具を点灯させる照明システムが提案されている。特許文献1には、このような照明システムに関する技術が開示されている。

先行技術

0004

特開2010−206713号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上述した照明システムでは、カメラは撮影のために照明器具の明かりが必要であり、全ての人が退室した状態であっても、照明器具を完全に消灯させることができず電力の抑制が難しいという課題がある。

0006

そこで、本発明は、カメラの撮影によって得られる画像における人の有無に応じて照明器具を点灯又は消灯させるシステムを省電力化できる照明システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の一態様に係る照明システムは、空間に設置された複数の照明器具と、前記複数の照明器具が照明するエリアを撮影するカメラと、少なくとも2つのマイクロフォンを有する集音部と、前記複数の照明器具が消灯状態であるときに前記集音部が集音した音が前記集音部に対する所定の方向からの音であるか否かを判定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記集音部が集音した音が前記所定の方向からの音であると判定した場合、前記複数の照明器具を所定の明るさで点灯させ、かつ、前記カメラを起動させ、前記集音部が集音した音が前記所定の方向からの音でないと判定した場合、前記複数の照明器具を所定の明るさで点灯させず、かつ、前記カメラを起動させない。

発明の効果

0008

本発明の一態様に係る照明システムによれば、カメラの撮影によって得られる画像における人の有無に応じて照明器具を点灯又は消灯させるシステムを省電力化できる。

図面の簡単な説明

0009

実施の形態1に係る照明システムの一例を示す構成図である。
実施の形態1に係る検出部の側面図である。
実施の形態1に係る検出部の正面図である。
実施の形態1に係る検出部が設置された状態を示す図である。
実施の形態1に係る照明システムが所定の方向からの所定の種類の音を記憶するときの動作の一例を示すフローチャートである。
実施の形態1に係る登録部がタブレット端末に表示させる表示の一例を示す図である。
実施の形態1に係る照明システムの動作の一例を示すフローチャートである。
実施の形態2に係る照明システムの動作の一例を示すフローチャートである。
実施の形態2に係る照明システムの動作を説明するための説明図である。
実施の形態3に係る登録部がタブレット端末に表示させる表示の一例を示す図である。

実施例

0010

以下では、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。

0011

また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成要素については同じ符号を付している。

0012

(実施の形態1)
以下、実施の形態1について、図1から図6を用いて説明する。

0013

[照明システムの構成]
図1は、実施の形態1に係る照明システム1の一例を示す構成図である。

0014

照明システム1は、コントローラ10、検出部40及び複数の照明器具70を備え、複数の照明器具70が照明するエリアにおける人の有無に応じて複数の照明器具70のうちの人のいる場所に対応する照明器具70を点灯し、人のいない場所に対応する照明器具70を消灯する照明システムである。コントローラ10は、例えば、PC(Personal Computer)又は端末器具スマートフォン、タブレット端末又はリモコン)等であり、検出部40及び照明器具70と通信する。本実施の形態では、コントローラ10はPCであり、さらに、タブレット端末等の端末器具とも通信する。

0015

検出部40は、カメラ50と集音部60とを含む、例えば1つの筺体からなる装置である。ここで検出部40について、図2A及び図2Bを用いて説明する。

0016

図2Aは、実施の形態1に係る検出部40の側面図である。

0017

図2Bは、実施の形態1に係る検出部40の正面図である。

0018

検出部40は、上述したように、1つの筺体41からなる。筺体41は、露出面42、取付部43及び本体部44を含む。露出面42は、検出部40が天井に取り付けられたときに天井から露出する面であり、露出面42には、カメラ50及び集音部60が設けられる。取付部43は、検出部40を天井に固定するための取付ばねである。具体的には、取付部43が図2Aにおいて本体部44に沿って上方に弾性変形させられた状態で検出部40の一部が天井に埋め込まれ、取付部43が弾性復元すると、天井が取付部43と露出面42とに挟まれ、検出部40が天井に固定される。本体部44は、内部にカメラ50及び集音部60を駆動するための回路が配置され、当該回路を保護している。

0019

また、検出部40は、図3に示されるように、複数の照明器具70が設置された空間100(部屋)の天井に設置される。

0020

図3は、実施の形態1に係る検出部40が設置された状態を示す図である。図3は空間100を天井側から見た図であり、天井に設置された検出部40及び複数の照明器具70が示されている。検出部40は、例えば、空間100の天井の中央に設置される。図3には、複数の照明器具70が照明するエリア110が示されている。また、図3には、空間100における人の出入り領域であるドア101及び102が示されている。ドア101及び102は、例えば開き戸であるが、引き戸等であってもよい。なお、複数の照明器具70が照明するエリア110が空間100全体に広がっていてもよい。

0021

カメラ50は、CCD又はCMOS等の固体撮像素子を使用したカメラであり、複数の照明器具70が照明するエリア110を撮影する。カメラ50は、空間100における広い範囲を撮影できるように、例えば広角なカメラ(360度撮影可能なカメラ)である。また、カメラ50は、空間100における広い範囲を撮影できるように、カメラ50を備える検出部40は空間100の天井の中央に設置される。また、図2A及び図2Bに示されるように、カメラ50は、露出面42の中央に設けられる。カメラ50がエリア110を撮影することによって得られる画像は、コントローラ10に送られる。

0022

集音部60は、少なくとも2つのマイクロフォン61及び62を有する。マイクロフォン61及び62は、例えば無指向性のマイクロフォンである。マイクロフォン61及び62は、筺体41において異なる部分に設けられる。具体的には、図2Bに示されるように、マイクロフォン61及び62は、露出面42において離れた位置に設けられる。これにより、1つの音源からの音は、当該音源とマイクロフォン61との距離、及び、当該音源とマイクロフォン62との距離が異なる場合に、時間差をもってマイクロフォン61及びマイクロフォン62に到達する。

0023

コントローラ10は、検出部40及び複数の照明器具70を制御するための装置であり、制御部20及び記憶部30を備える。

0024

制御部20は、検出部40が取得する情報に基づいて、カメラ50の起動若しくは停止、及び、複数の照明器具70の点灯若しくは消灯等を制御する。制御部20は、画像認識部21、照明制御部22、カメラ制御部23、音検出部24、登録部25及び比較部26を機能構成要素として備える。制御部20は、記憶部30に記憶された制御プログラムを実行するプロセッサ等により実現されるが、マイクロコンピュータ又は専用回路等により実現されてもよい。

0025

画像認識部21(制御部20)は、カメラ50のエリア110の撮影によって得られる画像からエリア110における人の有無を判定する。画像認識部21は、当該画像を画像認識することでエリア110における人の有無を判定することができる。なお、カメラ50のエリア110の撮影によって得られる画像が人の有無のわかる画像であることが必要なため、カメラ50は、カメラ50の性能にもよるがある程度の光を必要とする。つまり、カメラ50は、エリア110を撮影するために、空間100が外光の入らない空間であるとき、又は夜間等には複数の照明器具70が出力する光を必要とする。

0026

照明制御部22(制御部20)は、画像認識部21によるエリア110における人の有無の検知結果に応じて、複数の照明器具70の点灯又は消灯等を制御する。例えば、照明制御部22は、エリア110における人のいる場所に対応する照明器具70を点灯させ、人がいない場所に対応する照明器具70を消灯させる。具体的には、照明制御部22は、画像認識部21が図3に示されるエリア110の右上の領域に人がいないと判定した場合、右上の領域を照明する照明器具70を消灯させる。照明制御部22は、画像認識部21が図2に示されるエリア110の左下の領域に人がいると検知した場合、左下の領域を照明する照明器具70を点灯させる。照明制御部22は、画像認識部21が図2に示されるエリア110のどこにも人がいないと検知した場合、エリア110を照明する全ての照明器具70を消灯させる。また、照明制御部22は、詳細は後述するが、エリア110を照明する複数の照明器具70が消灯状態であるときに集音部60が集音した音が所定の方向からの音であると判定された場合、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させる。

0027

カメラ制御部23(制御部20)は、画像認識部21によるエリア110における人の有無の検知結果に応じてカメラ50の起動又は停止等を制御する。例えば、カメラ制御部23は、画像認識部21が図2に示されるエリア110のどこにも人がいないと検知した場合、カメラ50を停止させる。また、カメラ制御部23は、詳細は後述するが、エリア110を照明する複数の照明器具70が消灯状態であるときに集音部60が集音した音が所定の方向からの音であると判定された場合、カメラ50を起動させる。

0028

音検出部24は、集音部60が集音した音の方向を検出する。上述したように、集音部60は少なくとも2つのマイクロフォン61及び62を有するため、音検出部24は、集音部60が集音した音の方向を検出することができる。詳細な説明は省略するが、1つの音源からの音のマイクロフォン61及び62への到達時間の差等によって、音検出部24は、集音部60が集音した音の方向を検出する。例えば、図3に示されるドア101の付近で音が発生した場合、音検出部24は、当該音がドア101の方向からの音であると検出する。図3には、ドア101の方向からの音を矢印で模式的に示している。

0029

登録部25は、集音部60が集音した音を登録する。具体的には、登録部25は、集音部60が集音した音の種類を登録する。登録部25が音の種類を登録するとは、登録部25が音の種類を示すデータを記憶部30に予め記憶することを意味する。音の種類を示すデータは、例えば音のアナログデータ又は当該アナログデータをデジタル化したデジタルデータ等である。また、登録部25は、集音部60が集音した音の音検出部24が検出した集音部60に対する方向を登録する。登録部25が音の方向を登録するとは、登録部25が音の方向を示すデータを記憶部30に予め記憶することを意味する。音の方向を示すデータは、例えば検出部40(集音部60)を中心とした方向のデータである。ここで、登録部25が記憶部30に予め記憶する音の種類を示すデータ及び音の方向を示すデータを合わせて音データとも呼ぶ。登録部25の動作の詳細については、後述する図4及び図5で説明する。

0030

比較部26は、集音部60が集音した音と登録部25が登録した音とを比較する。比較部26の動作の詳細については、後述する図6で説明する。

0031

記憶部30は、プログラム及びデータを記憶しているROM(Read Only Memory)、プログラムの実行に際してデータ等の記憶に利用するためのRAM(Random Access Memory)等の半導体メモリである。記憶部30は、登録部25を介して集音部60が集音した音データを予め記憶する。登録部25は、音を登録するときにタブレット端末等の端末器具と通信する。

0032

複数の照明器具70は、空間100の天井等に設置され、コントローラ10に制御される。複数の照明器具70は、エリア110を照明する。照明器具70は、例えばLED(Light Emitting Diode)又は蛍光灯等の光源と当該光源を駆動するための電源回路とを有し、コントローラ10は、当該電源回路を制御することで、当該光源の点灯又は消灯等を制御する。

0033

[照明システムの動作]
次に、照明システム1の動作について、図4から図6を用いて説明する。

0034

まず、登録部25が音データを記憶部30に予め記憶するときの動作について、図4及び図5を用いて説明する。

0035

図4は、実施の形態1に係る照明システム1が所定の方向からの所定の種類の音を登録するときの動作の一例を示すフローチャートである。

0036

まず、集音部60は、作業者が鳴らした音を集音する(ステップS11)。作業者は、所定の方向から所定の種類の音を鳴らす。所定の方向は、集音部60に対する空間100における人の出入り領域の方向である。ここでは、所定の方向を例えばドア101の方向とする。所定の種類の音は、例えば、ドア101の開閉時に発生する音又は足音等である。ドア101の開閉時に発生する音には、例えば、ドア101の解錠音、ドア101のドアノブをひねる音、ドア101の開閉時の蝶番きしみ音、又は、ドア101を閉じるときの衝撃音等が含まれる。なお、ドア101が引き戸の場合には、ドア101の開閉時に発生する音には、ドア101の開閉時の蝶番のきしみ音の代わりに例えばドア101の開閉時の溝又はレール等とこすれる音が含まれる。

0037

次に、音検出部24は、作業者が鳴らした音の方向を検出し、登録部25は、音検出部24が検出した音の方向を仮登録する(ステップS12)。例えば、登録部25は、当該音の方向を示すデータとしてドア101の方向を示すデータを記憶部30に一時的に記憶する。

0038

また、登録部25は、作業者が鳴らした音の種類を仮登録する(ステップS13)。例えば、登録部25は、当該音の種類を示すデータとして、ドア101の開閉時に発生する音を示すデータを記憶部30に一時的に記憶する。

0039

なお、図4に示されるステップS12とステップS13との順序は一例であり、ステップS13、ステップS12の順序であってもよい。つまり、登録部25は、音の種類を仮登録した後に音の方向を仮登録してもよい。

0040

次に、登録部25は、作業者に、仮登録した音の方向と種類とを確認させる(ステップS14)。登録部25は、音を登録するときにタブレット端末等の端末器具と通信する。登録部25は、タブレット端末等の表示部に例えば図5に示されるような表示をさせる。

0041

図5は、実施の形態1に係る登録部25がタブレット端末に表示させる表示の一例を示す図である。

0042

図5に示されるように、タブレット端末の表示部は、空間100を示す画像100aを表示する。また、画像100aには、空間100における方向を作業者にわかりやすくさせるための画像が含まれる。例えば、空間100におけるドア101及び102の配置に対応する画像100aにおける位置にドア101及び102を示す画像101a及び102aが示されている。また、空間100における検出部40の配置に対応する画像100aにおける位置に検出部40を示す画像40aが示されている。なお、画像100aには、空間100に設けられた、窓、照明器具70等を示す画像が含まれていてもよい。

0043

登録部25は、作業者が鳴らした音の方向としてドア101の方向を仮登録したことで、図5に示されるように、画像100aに作業者が鳴らした音の方向を示す画像120aを重畳させる。画像120aは、画像101aから画像40aにわたって表示されるため、登録部25が記憶部30に記憶しようとしている音の方向を示すデータがドア101の方向を示すデータであることを作業者は認識できる。

0044

また、登録部25は、作業者が鳴らした音の種類としてドア101の開閉時に発生する音を仮登録したことで、タブレット端末のスピーカに作業者が鳴らした音を再生させる。これにより、登録部25が記憶部30に記憶しようとしている音の種類を示すデータがドア101の開閉時に発生する音を示すデータであることを作業者は認識できる。

0045

このようにして、登録部25は、作業者に、作業者が鳴らした音の方向と種類とを確認させる。

0046

次に、登録部25は、作業者が鳴らした音の登録をやり直すか否かを判定する(ステップS15)。登録部25は、例えば、図5に示されるように、タブレット端末の表示部に登録部25が登録しようとしている音の方向及び種類が画像120aの方向及び再生している音で良いか確認させる表示130aと作業者が操作できるアイコン140a及び140bと表示させる。作業者が例えば「やり直す」と書かれたアイコン140bを操作(例えばタップ等)した場合、登録部25は作業者が鳴らした音の登録をやり直すと判定する。作業者が例えば「確定」と書かれたアイコン140aを操作した場合、登録部25は作業者が鳴らした音の登録をやり直さないと判定する。

0047

作業者が鳴らした音の登録をやり直すと登録部25が判定した場合、ステップS11からステップS14の処理が再度行われる。例えば、作業者が鳴らした音(ドア101の開閉時に発生する音)に雑音が混ざっていたり、作業者が鳴らした音が空間100で反射することで、音の方向(ドア101の方向)が作業者の予期した方向と異なる方向で仮登録されたりした場合に、音の登録がやり直される。このとき、一時的に記憶部30に記憶された、作業者が鳴らした音の方向を示すデータ及び作業者が鳴らした音の種類を示すデータは、例えば消去される。

0048

一方、作業者が鳴らした音の登録をやり直さないと登録部25が判定した場合、登録部25は、仮登録した作業者が鳴らした音を登録する(ステップS16)。具体的には、登録部25は、一時的に記憶部30に記憶された、作業者が鳴らした音の方向を示すデータ及び作業者が鳴らした音の種類を示すデータを消去せずに記憶部30に記憶したままにする。

0049

このようにして、所定の方向(ドア101の方向)からの所定の種類の音(ドア101の開閉時に発生する音)が登録される。なお、登録部25は、複数の音を登録してもよい。例えば、登録部25は、ドア101の方向からのドア101の開閉時に発生する音の他に、異なる方向(例えばドア102の方向)からの音を登録してもよい。

0050

次に、所定の方向からの所定の種類の音の登録が完了した後の照明システム1の通常時の動作について、図6を用いて説明する。

0051

図6は、実施の形態1に係る照明システム1の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図6に示される照明システム1の動作の開始時には、複数の照明器具70は点灯し、カメラ50は起動しているとする。

0052

まず、画像認識部21は、カメラ50のエリア110の撮影によって得られる画像からエリア110における人の有無を判定する(ステップS21)。具体的には、画像認識部21は、カメラ50がエリア110を撮影することによって得られる画像を画像認識することで、エリア110に人がいるか否かを判定する。

0053

画像認識部21が、エリア110に人がいると判定した場合(ステップS21でYes)、照明制御部22は、エリア110に人がいなくなるまでステップS21の動作を繰り返す。

0054

画像認識部21が、エリア110に人がいないと判定した場合(ステップS21でNo)、照明制御部22は全ての照明器具70を消灯させ、かつ、カメラ制御部23はカメラ50を停止させる(ステップS22)。

0055

次に、比較部26は、集音部60が音を集音したか否かを判定する(ステップS23)。

0056

集音部60が音を集音していないと比較部26が判定した場合(ステップS23でNo)、ステップS23の処理が繰り返される。空間100が、全ての人が退室し例えば予め定められた所定の閾値以下の静かな状態となっている場合には、比較部26は集音部60が音を集音していないと判定する。

0057

一方、集音部60が音を集音したと比較部26が判定した場合(ステップS23でYes)、比較部26(制御部20)は、複数の照明器具70が消灯状態であるときに集音部60が集音した音が所定の方向からの音であるか否かを判定する(ステップS24)。例えば、比較部26は、登録部25が登録した音の方向(所定の方向)と集音部60が集音した音の方向とを比較することで、集音部60が集音した音が所定の方向からの音であるか否かを判定する。登録部25が登録した音の方向と集音部60が集音した音の方向とが略一致する場合、比較部26は、集音部60が集音した音が所定の方向からの音であると判定する。略一致とは、完全に一致することはもとより、実質的に一致すると認められるものを含む意図である。

0058

集音部60が集音した音が所定の方向からの音でないと比較部26が判定した場合(ステップS24でNo)、ステップS23からの処理が繰り返される。具体的には、照明制御部22は照明器具70を所定の明るさで点灯させず、かつ、カメラ制御部23はカメラ50を起動させない。

0059

一方、集音部60が集音した音が所定の方向からの音であると比較部26が判定した場合(ステップS24でYes)、比較部26は、集音部60が集音した音が所定の種類の音か否かを判定する(ステップS25)。例えば、比較部26は、登録部25が登録した音の種類(所定の種類)と集音部60が集音した音の種類とを比較することで、集音部60が集音した音が所定の種類の音か否かを判定する。例えば、登録部25が登録した音の種類と集音部60が集音した音の種類とが略一致する場合、比較部26は、集音部60が集音した音が所定の種類の音であると判定する。

0060

なお、図6に示されるステップS24とステップS25との順序は一例であり、ステップS25、ステップS24の順序であってもよい。

0061

集音部60が集音した音が所定の種類の音でないと比較部26が判定した場合(ステップS25でNo)、ステップS23からの処理が繰り返される。

0062

一方、集音部60が集音した音が所定の種類の音であると比較部26が判定した場合(ステップS25でYes)、照明制御部22は照明器具70を所定の明るさで点灯させ、かつ、カメラ制御部23はカメラ50を起動させる(ステップS26)。所定の明るさとは、カメラ50のエリア110の撮影によって、エリア110における人の有無がわかる画像を得るために必要な明るさである。なお、このとき、照明制御部22は複数の照明器具70のうちの所定の方向に設置された照明器具70を所定の明るさで点灯させてもよい。例えば、照明制御部22は、集音部60が所定の方向としてドア101の方向からの音を集音したときに、ドア101の方向に設置された照明器具70(図3に示されるエリア110の右上にある照明器具70)を所定の明るさで点灯させる。

0063

このように、制御部20は、照明器具70が消灯状態において集音部60が集音した音が所定の方向からの所定の種類の音のときに、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させ、かつ、カメラ50を起動させる。その後、画像認識部21は、カメラ50のエリア110の撮影によって得られる画像からエリア110における人の有無を判定し、照明制御部22は、画像認識部21によるエリア110における人の有無の検知結果に応じて、複数の照明器具70の点灯又は消灯等を制御する。例えば、照明制御部22は、エリア110における人のいる場所に対応する照明器具70を点灯させ、人がいない場所に対応する照明器具70を消灯させる。

0064

[効果等]
従来の照明システムでは、カメラは撮影のために照明器具の明かりが必要であり、全ての人が退室した状態であっても、照明器具を完全に消灯させることができず電力の抑制が難しいという課題があった。

0065

そこで、本実施の形態に係る照明システム1は、空間100に設置された複数の照明器具70と、複数の照明器具70が照明するエリアを撮影するカメラ50と、少なくとも2つのマイクロフォン61及び62を有する集音部60とを備える。また、照明システム1は、複数の照明器具70が消灯状態であるときに集音部60が集音した音が集音部60に対する所定の方向からの音であるか否かを判定する制御部20を備える。制御部20は、集音部60が集音した音が所定の方向からの音であると判定した場合、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させ、かつ、カメラ50を起動させ、集音部60が集音した音が所定の方向からの音でないと判定した場合、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させず、かつ、カメラ50を起動させない。

0066

これにより、集音部60が所定の方向として例えば空間100の出入り領域の方向からの音を集音することで複数の照明器具70が所定の明るさとしてカメラ50の撮影によって人の有無がわかる画像を得るために必要な明るさで点灯する。つまり、複数の照明器具70が消灯していた場合でも、集音部60が所定の方向から音を集音することで人がエリア110へ移動してくることが予めわかり、人がエリア110へ移動する前に複数の照明器具70が所定の明るさで点灯するため、カメラ50の撮影によるエリア110における人の有無がわかる画像を得ることができる。したがって、エリア110に人がいない場合に複数の照明器具70を完全に消灯させることができ、また、カメラ50も停止させることができるため、カメラ50の撮影によって得られる画像における人の有無に応じて照明器具70を点灯又は消灯させるシステムを省電力化できる。

0067

なお、エリア110に人がいない場合に複数の照明器具70を完全に消灯させるために、人感センサを使用し、人感センサが人を検出したときに複数の照明器具70を所定の明るさに点灯する照明システムが開発されている。しかし、人感センサには、指向性の狭さや熱線検知による誤検出といった課題がある。照明システム1は、指向性の狭さや熱線検知による誤検出といった課題はないため、人感センサを使用した照明システムよりも人の検知に対する高い正確性を有している。

0068

また、制御部20は、集音部60が集音した音が所定の方向からの音であると判定した場合、複数の照明器具70のうちの所定の方向に設置された照明器具70を所定の明るさで点灯させ、かつ、カメラ50を起動させる。

0069

これにより、集音部60が所定の方向から音を集音することで、所定の方向から人がエリア110へ移動してくることが予めわかるため、制御部20は、複数の照明器具70のうちの少なくとも所定の方向に設置された照明器具70を所定の明るさで点灯すればよい。したがって、複数の照明器具70のうちの所定の方向に設置された照明器具70のみ点灯させられることで、カメラ50の撮影によって得られる画像における人の有無に応じて照明器具70を点灯又は消灯させるシステムをより省電力化できる。

0070

また、制御部20は、さらに、カメラ50のエリア110の撮影によって得られる画像からエリア110における人の有無を判定する。また制御部20は、エリア110に人がいないと判定した場合に、複数の照明器具70を消灯させ、かつ、カメラ50を停止させる。

0071

これにより、エリア110のどこにも人がいない場合には、自動で複数の照明器具70が消灯し、カメラ50が停止するため、カメラ50の撮影によって得られる画像における人の有無に応じて照明器具70を点灯又は消灯させるシステムをより省電力化できる。

0072

また、所定の方向は、集音部60に対する空間100における人の出入り領域の方向である。

0073

一般的に空間100のドア101又は102等の人の出入り領域から人が空間100に移動してくることが多い。したがって、集音部60が人の出入り領域以外の方向からの音を集音した場合には、人が空間100に移動してこないことが多いため、複数の照明器具70が点灯せず、カメラ50が起動しないようにすることができる。これにより、カメラ50の撮影によって得られる画像における人の有無に応じて照明器具70を点灯又は消灯させるシステムをより省電力化できる。

0074

また、制御部20は、複数の照明器具70が消灯状態であるときに集音部60が集音した音が所定の方向からの所定の種類の音であるか否かを判定する。制御部20は、集音部60が集音した音が所定の方向からの所定の種類の音であると判定した場合、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させ、かつ、カメラ50を起動させる。

0075

一般的に人が空間100に移動してくるときには、所定の種類の音として、例えば人の空間100の出入りに起因するドア101又は102の開閉時に発生する音又は足音等が鳴ることが多い。したがって、集音部60が所定の方向から音を集音した場合でも、当該音が所定の種類の音でない場合には当該音が人の空間100の出入りに起因する音でないことが多いため、複数の照明器具70が点灯せず、カメラ50が起動しないようにすることができる。これにより、カメラ50の撮影によって得られる画像における人の有無に応じて複数の照明器具70を点灯又は消灯させるシステムをより省電力化できる。また、所定の種類の音を、空間100を利用する人によって予め決められた音にすることで、所定の種類の音を知らない不審者等が所定の種類の音を鳴らさないで空間100に移動してきた場合に、複数の照明器具70を点灯させないようにすることができる。

0076

また、カメラ50と集音部60とは、1つの筺体41に含まれる。

0077

これにより、検出部40にかかるコストを抑制することができる。

0078

(実施の形態2)
以下、実施の形態2について、図7及び図8を用いて説明する。

0079

図7は、実施の形態2に係る照明システム2の動作の一例を示すフローチャートである。

0080

なお、照明システム2の構成は、実施の形態1におけるものと同じであるため、照明システム2の構成の説明は省略する。ただし、実施の形態2における音検出部24は、さらに、集音部60が集音した音の音圧を検出する。

0081

照明システム2の動作は、照明システム1における動作と、ステップS25でYesの場合以降の動作が異なる。なお、図6に示されるステップS24とステップS25との順序がステップS25、ステップS24の順序の場合には、照明システム2の動作は、照明システム1における動作と、ステップS24でYesの場合以降の動作が異なる。

0082

制御部20がステップS21からステップS24の処理をした後、集音部60が集音した音が所定の種類の音であると比較部26が判定した場合(ステップS25でYes)、照明制御部22は複数の照明器具70を所定の明るさよりも暗い明るさで点灯させる(ステップS31)。所定の明るさよりも暗い明るさとは、カメラ50の撮影によって人の有無がわかる画像を得るために必要な明るさよりも暗い明るさである。つまり、カメラ50が起動していた場合でも、エリア110は暗いため、カメラ50のエリア110の撮影によってエリア110における人の有無がわかる画像を得ることが難しい。

0083

次に、音検出部24は、集音部60が集音した人の移動時に発生する音の音圧が大きくなるか否かを判定する(ステップS32)。人の移動時に発生する音とは、例えば足音、服の擦れる音又は荷台が押されたときに発生する音等である。人が空間100に移動してきたときに、空間100の出入り領域とエリア110とが図8に示されるように離れている場合がある。

0084

図8は、実施の形態2に係る照明システム2の動作を説明するための説明図である。

0085

実施の形態1では、例えば、ドア101の方向からのドア101の開閉時に発生する音が鳴ることで、複数の照明器具70が所定の明るさで点灯し、カメラ50が起動する。しかし、図8に示されるように、空間100の出入り領域(ドア101)とエリア110とが離れている場合には、人200がエリア110に到達するまではカメラ50がエリア110を撮影しなくてもよい。したがって、人200がエリア110に到達するまでは複数の照明器具70は所定の明るさで点灯しなくてもよい。このとき、人200がエリア110に到達したか否かを人の移動時に発生する音の音圧によって判定する。例えば、登録部25は、人がエリア110に到達したときの人の移動時に発生する音の音圧を記憶部30に予め記憶する。当該音圧を所定の音圧(第1音圧)とする。また、登録部25は、人が空間100の出入り領域(ドア101)から出るときの人の移動時に発生する音の音圧を記憶部30に記憶する。当該音圧を第2音圧とする。

0086

集音部60が集音した人200の移動時に発生する音の音圧が大きくなると音検出部24が判定した場合(ステップS32でYes)、照明制御部22は、複数の照明器具70を明るくする(ステップS33)。このとき、照明制御部22は、音検出部24が検出した音圧の大きさに応じて複数の照明器具70の明るさを制御する。

0087

次に、音検出部24は、集音部60が集音した人200の移動時に発生する音の音圧が所定の音圧(第1音圧)以上か否かを判定する(ステップS34)。つまり、音検出部24は、人200がエリア110に到達したか否かを判定する。

0088

集音部60が集音した人200の移動時に発生する音の音圧が所定の音圧(第1音圧)以上でないと音検出部24が判定した場合(ステップS34でNo)、ステップS32からの処理が繰り返される。つまり、人200の移動時に発生する音の音圧が徐々に大きくなり(言い換えると人200がエリア110に近づき)、ステップS32からステップS34の処理が繰り返し行われることで、複数の照明器具70が所定の明るさに向けて徐々に明るくなる。

0089

そして、集音部60が集音した人200の移動時に発生する音の音圧が所定の音圧以上であると音検出部24が判定した場合(ステップS34でYes)、ステップS26での処理が行われる(ステップS35)。つまり、照明制御部22は複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させ、かつ、カメラ制御部23はカメラ50を起動させる。

0090

一方、集音部60が集音した人200の移動時に発生する音の音圧が小さくなると音検出部24が判定した場合(ステップS32でNo)、照明制御部22は、複数の照明器具70を暗くする(ステップS36)。このとき、照明制御部22は、音検出部24が検出した音圧の大きさに応じて複数の照明器具70の明るさを制御する。

0091

次に、音検出部24は、集音部60が集音した人200の移動時に発生する音の音圧が第2音圧以下か否かを判定する(ステップS37)。つまり、音検出部24は、人200が空間100の出入り領域から出たか否かを判定する。

0092

集音部60が集音した人200の移動時に発生する音の音圧が第2音圧以下でないと音検出部24が判定した場合(ステップS37でNo)、ステップS32からの処理が繰り返される。つまり、人200の移動時に発生する音の音圧が徐々に小さくなり(言い換えると人200がエリア110から遠のき)、ステップS32、ステップS36及びステップS37の処理が繰り返し行われることで、複数の照明器具70が徐々に暗くなる。

0093

そして、集音部60が集音した人200の移動時に発生する音の音圧が第2音圧以下であると音検出部24が判定した場合(ステップS37でYes)、照明制御部22は、複数の照明器具70を消灯させる(ステップS38)。つまり、人200が空間100から出たと認識されるため、複数の照明器具70が消灯される。

0094

そして、ステップS23からの処理が行われる(ステップS39)。

0095

このように、制御部20は、集音部60が集音した音が所定の方向からの音であると判定したときに複数の照明器具70を所定の明るさよりも暗い明るさで点灯させた後に、集音部60が集音した人200の移動時に発生する音の音圧が大きくなるにつれて複数の照明器具70の明るさを所定の明るさに向けて明るくし、集音部60が集音した人200の移動時に発生する音の音圧が所定の音圧以上になった場合、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させ、かつ、カメラ50を起動させる。

0096

人200がエリア110に到達するまでは複数の照明器具70は所定の明るさで点灯しなくてもよい。しかし、空間100が暗闇の場合、人200が移動するのに支障があるため、人200がエリア110に到達するまでは照明器具70は所定の明るさよりも暗い明るさで点灯する。また、例えば人200の足音等の人200の移動時に発生する音の音圧が徐々に大きくなる、言い換えると、人200がエリア110に近づくことで、複数の照明器具70の明るさを徐々に明るくフェードさせることができる。そして、人200の移動時に発生する音の音圧が、所定の音圧として人がエリア110に到達したときの人の移動時に発生する音の音圧以上になった場合、複数の照明器具70が所定の明るさで点灯し、カメラ50が起動するため、カメラ50の撮影によるエリア110における人の有無がわかる画像を得ることができる。ただし、移動時に発生する音(足音等)の音圧は人によって異なるため、人がエリア110に到達する前に複数の照明器具70が所定の明るさで点灯し、カメラ50が起動し、又は、人がエリア110に到達しても複数の照明器具70が所定の明るさで点灯せず、カメラ50が起動しないことがある。

0097

(実施の形態3)
以下、実施の形態3について、図9を用いて説明する。

0098

図9は、実施の形態3に係る登録部25がタブレット端末に表示させる表示の一例を示す図である。

0099

実施の形態3に係る照明システム3は、少なくとも2つの集音部60を備える。ここでは、照明システム3は、2つの検出部40を備え、2つの検出部40のそれぞれが集音部60を備えることで2つの集音部60を備えている。なお、2つの検出部40のうちの一方の検出部40は、カメラ50を備えていなくてもよい。照明システム3のその他の構成は、実施の形態1におけるものと同じであるため、照明システム3のその他の構成の説明は省略する。

0100

照明システム3は、2つの集音部60を備えるため、音が発生した位置を認識することができる。具体的には、それぞれの集音部60に対する音の方向が認識されるため、それぞれの音の方向が交差する位置が、音が発生した位置と認識される。これにより、実施の形態1では、音の登録時に音の方向が登録されたが、本実施の形態では、音の登録時に音の位置が登録される。本実施の形態では、音の登録時に、登録部25はタブレット端末の表示部に例えば図9に示されるような表示をさせる。なお、実施の形態1と同じように、作業者は、音の登録時にドア101の開閉時に発生する音を鳴らし、登録部25は、作業者が鳴らした音の位置としてドア101の位置を仮登録したとする。

0101

図9に示されるように、タブレット端末の表示部は、空間100を示す画像100aを表示し、空間100における2つの検出部40の配置に対応する画像100aにおける位置に2つの検出部40を示す画像40b及び40cが示されている。

0102

登録部25は、作業者が鳴らした音の位置としてドア101の付近の位置を仮登録したことで、図9に示されるように、画像100aに作業者が鳴らした音の位置を示す画像120bを重畳させる。画像120bは、画像101aの付近に表示されるため、登録部25が記憶部30に記憶しようとしている音の位置を示すデータがドア101の付近の位置を示すデータであることを作業者は認識できる。また、登録部25は、例えば、図9に示されるように、タブレット端末の表示部に登録部25が登録しようとしている音の位置及び種類が画像120bの位置及び再生している音で良いか確認させる表示130bと作業者が操作できるアイコン140a及び140bと表示させる。

0103

このように、照明システム3は、少なくとも2つの集音部60を備える。

0104

これにより、集音部60が集音した音の方向だけでなく、音の発生した位置も認識することができる。

0105

(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明システムについて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。

0106

例えば、上記実施の形態では、制御部20は、複数の照明器具70が消灯状態であるときに集音部60が集音した音が所定の方向からの所定の種類の音のときに、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させ、かつ、カメラ50を起動させたが、これに限らない。例えば、所定の方向からの音は所定の種類の音でなくてもよい。つまり、制御部20は、複数の照明器具70が消灯状態であるときに集音部60が集音した音が所定の方向からの音であれば音の種類に関係なく、複数の照明器具70を所定の明るさで点灯させ、かつ、カメラ50を起動させてもよい。

0107

また、例えば、上記実施の形態では、集音部60は、2つのマイクロフォン61及び62を備えたが、これに限らない。例えば、集音部60は、3つ以上のマイクロフォンを備えてもよい。

0108

また、例えば、上記実施の形態では、制御部20は、画像認識部21を備えたが、これに限らない。例えば、カメラ50が画像認識部21を備えてもよい。

0109

また、例えば、上記実施の形態では、空間100に人の出入り領域としてドア101又は102が設けられたが、これに限らない。例えば、人の出入り領域はドア等の仕切りがあるものでなくてもよい。この場合、所定の種類の音は、例えば足音等になる。

0110

また、本発明は、照明システムとして実現できるだけでなく、照明システムを構成する各構成要素が行うステップ(処理)を含む方法として実現できる。

0111

例えば、それらのステップは、コンピュータコンピュータシステム)によって実行されてもよい。そして、本発明は、それらの方法に含まれるステップを、コンピュータに実行させるためのプログラムとして実現できる。さらに、本発明は、そのプログラムを記録したCD−ROM等である非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現できる。

0112

例えば、本発明が、プログラム(ソフトウェア)で実現される場合には、コンピュータのCPU、メモリおよび入出力回路等のハードウェア資源を利用してプログラムが実行されることによって、各ステップが実行される。つまり、CPUがデータをメモリまたは入出力回路等から取得して演算したり、演算結果をメモリまたは入出力回路等に出力したりすることによって、各ステップが実行される。

0113

また、上記実施の形態の照明システムに含まれる各構成要素は、専用または汎用の回路として実現されてもよい。

0114

また、上記実施の形態の照明システムに含まれる各構成要素は、集積回路(IC:IntegratedCircuit)であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。

0115

また、集積回路はLSIに限られず、専用回路または汎用プロセッサで実現されてもよい。プログラム可能FPGA(Field Programmable Gate Array)、または、LSI内部の回路セルの接続および設定が再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサが、利用されてもよい。

0116

さらに、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて、照明システムに含まれる各構成要素の集積回路化が行われてもよい。

0117

その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。

0118

1、2、3照明システム
10コントローラ
20 制御部
41筺体
50カメラ
60集音部
61、62マイクロフォン
70照明器具
100 空間
110 エリア

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