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図面 (7)

課題

本明細書は、前面に通風口が設けられているバッテリ座席の下に配置する車載構造において、座席を変形しても通風口から十分に空気を取り込むことが可能な構造を提供する。

解決手段

本明細書が開示するバッテリの車載構造では、座席3は、座部14が、その裏面41がバッテリ6の前面63と対向するように位置し、背もたれ13が、その表面33がバッテリ6の上面64と対向するとともに背もたれ13の肩部34が座部14の裏面41と近接するように位置する折り畳み姿勢に変形可能である。そして、座部41の裏面41と背もたれ13に、後部座席3が折り畳み姿勢にあるときに背もたれ13の上方の空間S2と通風口63aを連通する通風通路41a、32aが設けられている。

概要

背景

例えば、ハイブリッド車は、モータを駆動するためのバッテリを備える。当該バッテリの設置場所としては、客室内荷室内など、様々な場所が提案されている。例えば、特許文献1には、客室内にてバッテリを後部座席の下に配置する車載構造が開示されている。

特許文献1に開示されるバッテリの車載構造では、後部座席の座部の裏面と当該裏面と対向するバッテリの上面との間に、空気経路が設けられている。空気経路の一端は、後部座席の前下側(即ち、乗客足元側)で開口しており、他端は、バッテリの上面の吸入口と連通している。客室内の空気は、上記の空気経路を通過してバッテリ内に吸入される。吸入された空気により、バッテリのケース内のバッテリ本体が冷却される。

概要

本明細書は、前面に通風口が設けられているバッテリを座席の下に配置する車載構造において、座席を変形しても通風口から十分に空気を取り込むことが可能な構造を提供する。本明細書が開示するバッテリの車載構造では、座席3は、座部14が、その裏面41がバッテリ6の前面63と対向するように位置し、背もたれ13が、その表面33がバッテリ6の上面64と対向するとともに背もたれ13の肩部34が座部14の裏面41と近接するように位置する折り畳み姿勢に変形可能である。そして、座部41の裏面41と背もたれ13に、後部座席3が折り畳み姿勢にあるときに背もたれ13の上方の空間S2と通風口63aを連通する通風通路41a、32aが設けられている。

目的

本明細書では、前面に通風口が設けられているバッテリを座席の下に配置する車載構造において、座席を変形しても通風口から十分に空気を取り込むことが可能な構造を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

座席と、前記座席の座部の下に配置されており、前面に通風口が設けられているバッテリと、を備えており、前記座席は、前記座部が、その裏面が前記バッテリの前面と対向するように位置し、背もたれが、その表面が前記バッテリの上面と対向するとともに前記背もたれの肩部が前記座部の前記裏面と近接するように位置する折り畳み姿勢に変形可能であり、前記座部の前記裏面と前記背もたれの少なくとも一方に、前記座席が前記折り畳み姿勢にあるときに前記背もたれの上方の空間と前記通風口を連通する通風通路が設けられている、バッテリの車載構造

技術分野

0001

本明細書が開示する技術は、座席の下にバッテリを配置する車載構造に関する。

背景技術

0002

例えば、ハイブリッド車は、モータを駆動するためのバッテリを備える。当該バッテリの設置場所としては、客室内荷室内など、様々な場所が提案されている。例えば、特許文献1には、客室内にてバッテリを後部座席の下に配置する車載構造が開示されている。

0003

特許文献1に開示されるバッテリの車載構造では、後部座席の座部の裏面と当該裏面と対向するバッテリの上面との間に、空気経路が設けられている。空気経路の一端は、後部座席の前下側(即ち、乗客足元側)で開口しており、他端は、バッテリの上面の吸入口と連通している。客室内の空気は、上記の空気経路を通過してバッテリ内に吸入される。吸入された空気により、バッテリのケース内のバッテリ本体が冷却される。

先行技術

0004

特開2001−233064号公報

発明が解決しようとする課題

0005

車両の用途の多様化により、客室内の空間を利用して、大きな荷物を載せる要望が高まっている。客室内の空間を利用するために、座席を変形し、座席の上の空間を広げることが考えられる。例えば、座部を乗員の足元の空間に移動し、元々の座部の位置へ背もたれを前方に倒すように変形する。元々の座部の位置の下にバッテリが配置されている場合、座席を上記のとおりに変形すると、バッテリの前方の空間が座部と背もたれで覆われる。特許文献1の車載構造では、空気経路が後部座席の前下側に開口しているため、後部座席が上記のごとく変形すると、当該開口から流入する空気の流量が低下する虞がある。本明細書では、前面に通風口が設けられているバッテリを座席の下に配置する車載構造において、座席を変形しても通風口から十分に空気を取り込むことが可能な構造を提供する。

課題を解決するための手段

0006

本明細書が開示するバッテリの車載構造は、座席と、座席の座部の下に配置されており、前面に通風口が設けられているバッテリを備えている。座席は、座部が、その裏面がバッテリの前面と対向するように位置し、背もたれが、その表面がバッテリの上面と対向するとともに背もたれの肩部が座部の裏面と近接するように位置する折り畳み姿勢に変形可能である。そして、座部の裏面と背もたれの少なくとも一方に、座席が折り畳み姿勢にあるときに背もたれの上方の空間と通風口を連通する通風通路が設けられている。

0007

この構成によれば、座席が折り畳み姿勢にあるとき、バッテリの前方の空間が、座部の裏面と背もたれの肩部で覆われる。このとき、上記の前方の空間には、背もたれの上方の空間から、座部の裏面と背もたれの少なくとも一方に設けられている通風通路を介して、空気が流入する。このため、座席が折り畳み姿勢にあるときでも、通風口から十分に空気を取り込むことができる。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。

図面の簡単な説明

0008

実施例のバッテリの車載構造を備える電動車両の模式的側面図である。
後部座席が折り畳み姿勢である場合の電動車両の模式的側面図である。
座部を折り畳み姿勢における位置に移動する様子を示す斜視図である。
背もたれを折り畳み姿勢における位置に回転する様子を示す斜視図である。
後部座席の正面図である。
折り畳み姿勢にあるときの後部座席の断面図である。

実施例

0009

図面を参照して実施例のバッテリの車載構造を説明する。図1は、実施例のバッテリの車載構造を備える電動車両200の模式的側面図である。電動車両200は、前部座席(即ち、運転席及び助手席)2と、後部座席3と、電動車両200のフロントコンパートメント内に収容されている走行用のモータ7と、当該モータ7に電力を供給するバッテリ6を備えている。バッテリ6は、バッテリ本体62と、バッテリ本体62を収容するバッテリケース61を備えている。前部座席2と後部座席3の支持構造は、図1(及び図2)では図示を省略している。バッテリ6は、後部座席3の下に配置されている。また、フロアパネル5の下には、パワーケーブル8が延びている。パワーケーブル8により、バッテリ6がモータ7に接続されている。なお、実施例の各構成は、「前後」、「上下」といった方向を利用して説明する。「前後」は、電動車両200における前後、即ち、座席2、3における前後を示す。「上下」は、電動車両200における上下を示す。

0010

後部座席3は、乗客の頭部を支持するヘッドレスト12と、乗客の背中を支持する背もたれ13と、乗客の臀部を支持する座部14を備えている。ヘッドレスト12は、背もたれ13の肩部に取り付けられており、背もたれ13から取り外し可能である。後述するが、後部座席3は、折り畳み姿勢(図2参照)に変形可能である。図1に示すような乗客が着座可能な後部座席の姿勢を、以下、「通常姿勢」と称する。

0011

図2を参照して、後部座席の折り畳み姿勢について説明する。折り畳み姿勢では、座部14が、その裏面41がバッテリ6の前面63と対向するように位置する。そして、背もたれ13が、その表面33がバッテリ6の上面64と対向するとともにその肩部34が座部14の裏面41と接するように位置している。折り畳み姿勢では、バッテリ6の前方の空間S1は、座部14の裏面41と背もたれ13の肩部34により覆われる。

0012

図3及び図4を参照して、通常姿勢から折り畳み姿勢に変形する様子について説明する。図3は、座部14を折り畳み姿勢における位置に移動する様子を示す斜視図である。図3では、通常姿勢における座部14の位置を破線で示している。破線に示すように、座部14は、通常姿勢では、バッテリ6の上面64の上に位置している。座部14とバッテリ6は、可倒式シートレッグ42により接続されている。シートレッグ42の一端は、座部14の前端に固定されており、他端は、バッテリ6の前面63に回転可能に支持されている。座部14は、シートレッグ42の他端を支点に回転することにより、座部14の裏面41がバッテリ6の前面63と対向する位置まで移動可能である。なお、図3に示すように、座部14の裏面41には、3本の溝41a−41cが設けられている。溝41a−41cは、折り畳み姿勢において、上下方向に平行に延びている。別言すれば、溝41a−41cは、通常姿勢において、前後方向に平行に延びている。

0013

図4は、背もたれ13を折り畳み姿勢における位置に回転する様子を示す斜視図である。図4では、座部14は、図3に示す位置まで既に移動している。図4では、通常姿勢における背もたれ13の位置を破線で示している。破線に示すように、背もたれ13は、通常姿勢では、上下方向に立っている。背もたれ13の下端は、バッテリ6の上面に回転可能に支持されている。これにより、背もたれ13は、前方に向かって回転可能である。背もたれ13が前方に向かって回転すると、その表面33はバッテリ6の上面と対向する。

0014

図4に示すように、後部座席3を折り畳み姿勢にする場合、先ず、座部14を図3に示す位置まで移動する。その後、背もたれ13を図4に示すように前方に回転する。これにより、後部座席3を通常姿勢から折り畳み姿勢に変形することができる。なお、図4に示すように、背もたれ13の肩部34には、背もたれ13の裏面31から表面33に貫通する2個の貫通孔32a、32bが設けられている。また、2個の貫通孔32a、32bの裏面31側の開口の夫々は、通気性の良いメッシュ布31a、31bにより覆われている。

0015

図5を参照して、バッテリ6の構成について説明する。図5は、後部座席3及びバッテリ6の正面図である。バッテリ6のバッテリケース61の前面63には、3個の通風口63a−63cが設けられている。バッテリケース61に収容されているバッテリ本体(図5では不図示)は、各通風口から流入する空気により冷却される。各通風口には、バッテリケース61内に異物侵入することを防止するための格子状のフィルタが取り付けられている。なお、変形例では、前面63には、少なくとも1個の通風口が設けられていればよい。

0016

また、図5に示すように、上記した2個の貫通孔32a、32bの表面33側の開口の夫々も、裏面31側の開口と同様に、通気性の良いメッシュ布33a、33bにより覆われている。なお、図5に示すように、貫通孔32a(32b)は、ヘッドレスト12の下に設けられている。即ち、貫通孔32a(32b)は、後部座席3に座る乗客の肩が接しない位置に設けられており、後部座席3の座り心地に影響しない。なお、変形例では、貫通孔32a(32b)は、後部座席3に座る乗客の肩が接しない位置であれば、ヘッドレスト12の下以外に設けられてもよい。

0017

図6を参照して、折り畳み姿勢において、通風口63aに流入する空気の流れについて説明する。図6は、図5のVI−VI線における断面図であって、折り畳み姿勢にあるときの後部座席3の断面図である。背もたれ13は、背もたれ本体36と、背もたれ本体36の外周を覆うシートカバー35を備えている。上記の貫通孔32aは、背もたれ本体36の肩部34に設けられている。また、上記のメッシュ布31a、33aは、シートカバー35の一部である。なお、図6では、メッシュ布31a、33aの断面を示すハッチングを省略する。一方、座部14は、座部本体46と、座部本体46の裏面以外の外周を覆うシートカバー45を備えている。上記の溝41aは、座部本体46の裏面に設けられている。溝41aは、背もたれ13の肩部34の最大幅よりも長く延びており、溝41aは、後部座席3が折り畳み姿勢である場合に、背もたれ13の裏面31から表面33に亘って延びている。

0018

図6に示すように、折り畳み姿勢では、背もたれ13の肩部34が座部14の裏面41に接し、バッテリ6の前方の空間S1は、座部14の裏面41及び背もたれ13の肩部34により覆われている。ここで、通風口63aと連通する空間S1は、貫通孔32a及びメッシュ布31a、33aを介して、背もたれ13の上方の空間S2と連通している。別言すれば、背もたれ13に、後部座席3が折り畳み姿勢であるときに空間S2と通風口63aを連通する貫通孔32aが設けられている。さらに、空間S1は、溝41aを介して、空間S2と連通している。別言すれば、座部14の裏面41に、後部座席3が折り畳み姿勢であるときに空間S2と通風口63aを連通する溝41aが設けられている。

0019

図6太線矢印は、空気の流れを示す。太線矢印に示すように、空間S2の空気は、溝41a及び貫通孔32aを介して、空間S1に流れ込む。そして、空間S1に流れ込んだ空気は、通風口63aを介して、バッテリケース61内に流れ込む。この流れ込んだ空気により、バッテリケース61に収容されているバッテリ本体62が冷却される。このように、後部座席3が折り畳み姿勢であるときでも、空間S2の空気が溝41a及び貫通孔32aを介して通風口63aから流れ込むので、通風口63aから十分に空気を取り込むことができ、バッテリ本体62を冷却することができる。

0020

以下、実施例で示した技術に関する留意点を述べる。溝41a−41c及び貫通孔32a、32bが、請求項の「通風通路」の一例である。ここで、座部14の裏面41に設けられる溝は、3本に限らない。少なくとも1本の溝が設けられていればよい。また、背もたれ13に設けられる貫通孔は、2個に限らない。少なくとも1個の貫通孔が設けられていればよい。

0021

また、座部14の裏面41に溝41a−41cが設けられ、背もたれ13に貫通孔32a、32bが設けられなくてもよい。反対に、背もたれ13に貫通孔32a、32bが設けられ、座部14の裏面41に溝41a−41cが設けられなくてもよい。即ち、座部14の裏面41と背もたれ13の少なくとも一方に、後部座席3が折り畳み姿勢にあるときに背もたれ13の上方の空間S2と通風口63aを連通する通風通路が設けられていればよい。

0022

また、背もたれ13に設けられる貫通孔32a、32bの代わりに、背もたれ13の裏面31から表面33に貫通する切欠きが設けられてもよい。

0023

また、折り畳み姿勢では、背もたれ13の肩部34が座部14の裏面41と接していなくてもよく、背もたれ13の肩部34がバッテリ6の前面63から張り出していればよい。即ち、折り畳み姿勢では、背もたれ13の肩部34が座部14の裏面41と近接していればよい。

0024

以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。

0025

2:前部座席
3:後部座席
5:フロアパネル
7:モータ
8:パワーケーブル
12:ヘッドレスト
13:背もたれ
31:背もたれの裏面
33:背もたれの表面
32a、32b:貫通孔
31a、31b、33a、33b:メッシュ布
34:背もたれの肩部
14:座部
41:座部の裏面
41a−41c:溝
42:シートレッグ
6:バッテリ
61:バッテリケース
62:バッテリ本体
63:バッテリの前面
63a−63c:通風口
64:バッテリの上面
200:電動車両
S1、S2:空間

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