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技術 車両用コンソール装置

出願人 本田技研工業株式会社
発明者 沖長徹今井克彦中内祥滋貝原孝史小西悟上松智彦
出願日 2016年3月9日 (3年5ヶ月経過) 出願番号 2016-045269
公開日 2017年9月14日 (1年11ヶ月経過) 公開番号 2017-159762
状態 特許登録済
技術分野 階段・物品収容
主要キーワード 右側構成 左側構成 トレイ底 矩形体 車両後方位置 車両前方位置 コンソールボックス内 略左右対称
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月14日)のものです。
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図面 (17)

課題

トレイに載せた小物類の落下を抑え、また、背の高いものを安定させた状態で収納でき、さらに、コンソールボックスの内部を外部から目視し難くできる車両用コンソール装置を提供する。

解決手段

車両用コンソール装置20は、車両10の室内12にコンソール外装部21が設けられ、コンソール外装部21内にコンソールボックス23が設けられ、コンソールボックス23にトレイ24が支持される。トレイ24は、トレイ本体66、トレイ縦壁67を備える。トレイ本体66は、コンソールボックス23に車両前後方向へ向けて移動可能に支持される。また、トレイ縦壁67は、トレイ本体66のトレイ後壁73から上方に向けて立ち上げられる。

概要

背景

車両用コンソール装置のなかには、コンソールボックススライドレールトレイが車両前後方向へ移動自在に支持され、トレイの周囲に周壁部が形成されるものがある。この車両用コンソール装置によれば、コンソールボックスで収納スペースが形成され、収納スペースの上方にトレイが配置される。よって、収納スペースに比較的背の高いものが収納され、トレイに小物類が載せられる(例えば、特許文献1参照。)。

しかし、特許文献1の車両用コンソール装置は、トレイの周壁部が比較的低く形成されている。このため、トレイに載せた小物類が収納スペースに落下することが考えられる。また、収納スペースに収納したペットボトルなどの比較的背の高いものが倒れることが考えられる。
さらに、収納スペースに収納したものが車両用コンソール装置の外側から目視されやすく、防犯の観点から改良の余地が残されている。

概要

トレイに載せた小物類の落下を抑え、また、背の高いものを安定させた状態で収納でき、さらに、コンソールボックスの内部を外部から目視し難くできる車両用コンソール装置を提供する。車両用コンソール装置20は、車両10の室内12にコンソール外装部21が設けられ、コンソール外装部21内にコンソールボックス23が設けられ、コンソールボックス23にトレイ24が支持される。トレイ24は、トレイ本体66、トレイ縦壁67を備える。トレイ本体66は、コンソールボックス23に車両前後方向へ向けて移動可能に支持される。また、トレイ縦壁67は、トレイ本体66のトレイ後壁73から上方に向けて立ち上げられる。

目的

本発明は、トレイに載せた小物類の落下を抑え、また、背の高いものを安定させた状態で収納でき、さらに、コンソールボックスの内部を外部から目視し難くできる車両用コンソール装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車両の室内にコンソールボックスが設けられ、該コンソールボックスにトレイが支持される車両用コンソール装置であって、前記トレイは、前記コンソールボックスに車両前後方向へ向けて移動可能に支持されるトレイ本体と、該トレイ本体のうち、車両前後方向の後部から上方に向けて立ち上げられるトレイ縦壁と、を有することを特徴とする車両用コンソール装置。

請求項2

前記コンソールボックスに使用状態に支持された前記トレイが、前記コンソールボックスから取外し可能に構成され、前記トレイは、前記トレイ本体が前記コンソールボックスのコンソール後壁に沿って配置され、かつ、前記トレイ縦壁が前記コンソールボックスのコンソール底部に沿って配置された収納状態保持可能に構成される、請求項1記載の車両用コンソール装置。

請求項3

前記コンソールボックスは、前記コンソール後壁のうち前記トレイ縦壁に対向する上半部が、車両後方へ向けて上り勾配に傾斜される、請求項2記載の車両用コンソール装置。

請求項4

前記トレイは、前記トレイ本体の後部に設けられ、前記コンソールボックスの後端まで前記トレイが移動した際に前記コンソール後壁に当接する第1付勢部を備える、請求項2記載の車両用コンソール装置。

請求項5

前記トレイは、前記トレイ本体の側部に設けられ、前記コンソールボックスを付勢する第2付勢部と、該第2付勢部の下方に設けられるリブと、を備える、請求項1記載の車両用コンソール装置。

技術分野

0001

本発明は、車両の室内にコンソールボックスが設けられ、コンソールボックスにトレイを備える車両用コンソール装置に関する。

背景技術

0002

車両用コンソール装置のなかには、コンソールボックスのスライドレールにトレイが車両前後方向へ移動自在に支持され、トレイの周囲に周壁部が形成されるものがある。この車両用コンソール装置によれば、コンソールボックスで収納スペースが形成され、収納スペースの上方にトレイが配置される。よって、収納スペースに比較的背の高いものが収納され、トレイに小物類が載せられる(例えば、特許文献1参照。)。

0003

しかし、特許文献1の車両用コンソール装置は、トレイの周壁部が比較的低く形成されている。このため、トレイに載せた小物類が収納スペースに落下することが考えられる。また、収納スペースに収納したペットボトルなどの比較的背の高いものが倒れることが考えられる。
さらに、収納スペースに収納したものが車両用コンソール装置の外側から目視されやすく、防犯の観点から改良の余地が残されている。

先行技術

0004

特開2008−189170号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明は、トレイに載せた小物類の落下を抑え、また、背の高いものを安定させた状態で収納でき、さらに、コンソールボックスの内部を外部から目視し難くできる車両用コンソール装置を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0006

請求項1に係る発明は、車両の室内にコンソールボックスが設けられ、該コンソールボックスにトレイが支持される車両用コンソール装置であって、前記トレイは、前記コンソールボックスに車両前後方向へ向けて移動可能に支持されるトレイ本体と、該トレイ本体のうち、車両前後方向の後部から上方に向けて立ち上げられるトレイ縦壁と、を有する車両用コンソール装置が提供される。

0007

このように、コンソールボックスの内部にトレイ本体を支持し、トレイ本体の後部からトレイ縦壁を上方に向けて立ち上げた。よって、トレイ本体に載せた小物類が外部に移動することをトレイ縦壁で防ぐことができる。これにより、トレイ本体に載せた小物類がコンソールボックスの内部に落下する可能性を低くできる。

0008

また、トレイ本体の後部からトレイ縦壁を立ち上げることにより、コンソールボックスの内部に収納した背の高いものをトレイ縦壁に接触させることができる。これにより、背の高いものを安定させた状態でコンソールボックスの内部に収納できる。

0009

さらに、トレイ本体の後部からトレイ縦壁を立ち上げることにより、コンソールボックスの内部に収納したものをトレイ縦壁で外部から遮ることができる。これにより、コンソールボックスの内部に収納したものを外部から目視し難くでき、防犯の観点から好適である。

0010

請求項2に係る発明では、好ましくは、前記コンソールボックスに使用状態に支持された前記トレイが、前記コンソールボックスから取外し可能に構成され、前記トレイは、前記トレイ本体が前記コンソールボックスのコンソール後壁に沿って配置され、かつ、前記トレイ縦壁が前記コンソールボックスのコンソール底部に沿って配置された収納状態保持可能に構成される。

0011

このように、トレイ底部をコンソールボックスのコンソール後壁に沿って配置し、かつ、トレイ縦壁をコンソールボックスのコンソール底部に沿って配置した状態に保持できる。よって、コンソールボックスの内部をトレイで仕切らないようにできる。これにより、コンソールボックスの内部を広く確保した状態で使用できる。

0012

請求項3に係る発明では、好ましくは、前記コンソールボックスは、前記コンソール後壁のうち前記トレイ縦壁に対向する上半部が、車両後方へ向けて上り勾配に傾斜される。

0013

このように、コンソールボックスの後壁のうちトレイ縦壁に対向する上半部を、車両後方へ向けて上り勾配に傾斜させた。よって、コンソールボックスからトレイを取り外す際に、トレイ縦壁をコンソール後壁の上半部に沿って傾けることができる。
これにより、トレイ本体をコンソールボックスから上方に持ち上げることができ、コンソールボックスからトレイを取り外しやすくできる。

0014

請求項4に係る発明では、好ましくは、前記トレイは、前記トレイ本体の後部に設けられ、前記コンソールボックスの後端まで前記トレイが移動した際に前記コンソール後壁に当接する第1付勢部を備える。

0015

このように、トレイ本体の後部に第1付勢部を備える。この第1付勢部を、コンソールボックスの後端までトレイが移動した際にコンソール後壁に当接させるようにした。これにより、コンソールボックスの後端にトレイを配置した状態において、トレイの「がたつき」を抑え、異音や振動を抑制できる。

0016

また、トレイを収納状態に配置した状態において、第1付勢部がコンソール底部に当接させることができる。これにより、収納状態に配置したトレイの「がたつき」を抑え、異音や振動を抑制できる。

0017

請求項5に係る発明では、好ましくは、前記トレイは、前記トレイ本体の側部に設けられ、前記コンソールボックスを付勢する第2付勢部と、該第2付勢部の下方に設けられるリブと、を備える。

0018

このように、トレイ本体の側部に第2付勢部を設け、第2付勢部でコンソールボックスを付勢するようにした。よって、使用状態に配置されたトレイの「がたつき」を抑え、異音や振動を抑制できる。
また、第2付勢部の下方にリブを設けた。よって、トレイ本体に重量物を載置した際に、トレイがコンソールボックス内脱落することをリブで防止することができる。

発明の効果

0019

本発明によれば、トレイにトレイ縦壁を形成した。これにより、トレイに載せた小物類の落下を抑え、また、背の高いものを安定させた状態で収納でき、さらに、コンソールボックスの内部を外部から目視し難くできる。

図面の簡単な説明

0020

本発明に係る車両用コンソール装置を備えた車両を示す斜視図である。
図1の2−2線断面図である。
図2のコンソールボックスとトレイとを示す分解斜視図である。
図2の4−4線断面図である。
図3の5部拡大図である。
図3のトレイを示す斜視図である。
図6の7矢視図である。
図2の8−8線断面図であり、右側の第1トレイ支持手段と右側の前第2付勢部との関係を示す図である。
図2のトレイを車両前方位置に配置した状態を示す斜視図である。
図2のトレイを車両後方位置に配置した状態を示す断面図である。
図10のトレイを車両後方位置に配置した状態を示す斜視図である。
本発明に係る車両用コンソール装置のトレイを第1ガイドレール51から上方へ外す例を説明する図である。
本発明に係るトレイをコンソールボックスから取り外す例を説明する図である。
本発明に係るトレイをコンソールボックスに収納する例を説明する図である。
本発明に係るトレイをコンソールボックスに収納した状態を説明する図である。
本発明に係るトレイをコンソールボックスに使用状態に取り付ける例を説明する図である。

0021

本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう

0022

実施例に係る車両用コンソール装置20について説明する。なお、車両用コンソール装置20を以下「コンソール装置20」と略記する。
図1に示すように、車両10は、室内12の前部に設けられるインストルメントパネル14と、インストルメントパネル14の右側後方に設けられる運転席16と、インストルメントパネル14の左側後方に設けられる助手席18と、運転席16および助手席18間に設けられるコンソール装置20とを含む。

0023

コンソール装置20は、室内12において運転席16および助手席18間に設けられるコンソール外装部21と、コンソール外装部21の内部に収納されるコンソールボックス23(図2も参照)と、コンソールボックス23の上方に取り付けられるトレイ24と、コンソール外装部21の後上部21bに設けられるアームレスト25とを備える。
コンソール外装部21は、左側壁26、右側壁27および後壁28を有する。左側壁26、右側壁27および後壁28でコンソール外装部21が略矩形体の箱状に形成される。

0024

図2図3に示すように、コンソールボックス23は、コンソール左側壁35(図4参照)、コンソール右側壁36、コンソール後壁37、コンソール前壁34、およびコンソール底部38を有する。コンソール左側壁35、コンソール右側壁36、コンソール後壁37およびコンソール底部38でコンソールボックス23が略矩形体の箱状に形成される。
コンソール底部38に突部39が形成される。また、コンソール前壁34にアクセサリ電源ACC)48が取り付けられる。

0025

図4に示すように、コンソール左側壁35は、後半部に形成されて上方へ張り出す張出部41と、上張出部41の後端41aをコンソール後壁37の上半部37aに連結する左段差部42とを有する。また、コンソール右側壁36は、後半部に形成されて上方へ張り出す上張出部43(図3も参照)と、上張出部43の後端43aをコンソール後壁37の上半部37aに連結する右段差部44とを有する。
すなわち、コンソール後壁37の上半部37aの左端に左段差部42が形成され、コンソール後壁37の上半部37aの右端に右段差部44が形成される。

0026

図2図3に戻って、コンソール後壁37の上半部37aは、車両後方へ向けて上り勾配に傾斜される。なお、コンソール後壁37の上半部37aを、以下、「上傾斜後壁37a」という。
上傾斜後壁37aは、トレイ24が使用位置に配置された状態(図3の状態)において、トレイ24のトレイ縦壁67(後述する)に対向する部位である。

0027

図4に示すように、上傾斜後壁37aの車両方向幅寸法W1は、コンソール左側壁35とコンソール右側壁36との幅寸法W2より小さく形成される。さらに、上傾斜後壁37aは、車両方向の幅寸法W1が、トレイ24のトレイ縦壁67の幅寸法3(図7参照)より大きく、かつ、トレイ24のトレイ本体66(後述する)の幅寸法4(図7参照)より小さく形成される。

0028

また、コンソール左側壁35は、前上部から後端近傍35aまで水平に延びる第1トレイ支持手段46と、第1トレイ支持手段46の車両後方において上下方向へ延びる第2トレイ支持手段47とを備える。
また、図4に示すように、コンソール右側壁36は、前上部36a(図3参照)から後端近傍36bまで水平に延びる第1トレイ支持手段46と、第1トレイ支持手段46の車両後方において上下方向へ延びる第2トレイ支持手段47とを備える。

0029

なお、コンソール左側壁35の第1トレイ支持手段46および第2トレイ支持手段47と、コンソール右側壁36の第1トレイ支持手段46および第2トレイ支持手段47とは、左右対称の構成である。よって、各構成の理解を容易にするために、左右の支持手段に同じ符号を付して説明する。

0030

図2図5に示すように、第1トレイ支持手段46は、トレイ24を使用状態において車両前後方向(矢印A方向)へ移動可能に支持するように形成される。
すなわち、第1トレイ支持手段46は、コンソール右側壁36の前上部36aから後端近傍36bまで水平に延びる第1ガイドレール51と、第1ガイドレール51の前端51aに設けられる前付勢部52と、前付勢部52の車体後方に形成される第1突起53と、第1突起53の車体後方に形成される第2突起54と、第1ガイドレール51の後端51b近傍に形成される第3突起55とを備える。

0031

また、第1ガイドレール51は、第1ガイドレール51の下方に形成される支持部56と、第1ガイドレール51の上側略中央に凹状に形成される前取出凹部57と、第3突起55の車両後方上側に凹状に形成される後取出凹部58とを有する。後取出凹部58は、前辺58aが車両前方へ向けて上り勾配の傾斜状に形成される。
前付勢部52は、樹脂材ゴム材弾性変形可能に形成される。

0032

第2トレイ支持手段47は、トレイ24を収納状態に支持するように形成される。
すなわち、第2トレイ支持手段47は、第1トレイ支持手段46の車両後方において上下方向へ延びる上下方向へ延びる第2ガイドレール61と、第2ガイドレール61の下端61aの近傍に形成される第4突起62と、第2ガイドレール61の上側延長線63上に設けられる一対の上ガイド部64とを備える。

0033

図4に示すコンソール左側壁35は、コンソール右側壁36と同様に、第1トレイ支持手段46、第2トレイ支持手段47を備える。コンソール左側壁35の第1トレイ支持手段46、第2トレイ支持手段47については詳しい説明を省略する。

0034

図3図4に示すように、コンソール右側壁36の第1トレイ支持手段46と、コンソール左側壁35の第1トレイ支持手段46とにトレイ24が取り付けられる。トレイ24は、略左右対称に形成される部材である。よって、トレイ24の左側構成部と右側構成部とに同じ符号を付して、右側構成部の詳しい説明を省略する。

0035

図6図7に示すように、トレイ24は、左側の第1トレイ支持手段46および右側の第1トレイ支持手段46に支持されるトレイ本体66と、トレイ本体66のうち車両前後方向の後端に設けられるトレイ縦壁67とを備える。

0036

トレイ本体66は、略矩形状に形成されるトレイ底部71と、トレイ底部71の前端に形成されるトレイ前壁72と、トレイ底部71の後端に形成されるトレイ後壁73と、トレイ底部71の左側に形成されるトレイ左側壁74と、トレイ底部71の右側に形成されるトレイ右側壁75とを有する。

0037

トレイ本体66のうち車両前後方向の後部(すなわち、トレイ後壁)73からトレイ縦壁67が上方に向けて立ち上げられる。よって、トレイ本体66およびトレイ縦壁67でトレイ24が側面視略L字状に形成される。
また、トレイ縦壁67は、背面視略矩形状に形成される。さらに、トレイ縦壁67の幅寸法W3が、トレイ本体66の幅寸法W4より小さく形成される。

0038

また、トレイ24は、トレイ後壁73にトレイ本体66の幅方向に間隔をおいて設けられる一対の第1付勢部77(図2も参照)を備える。第1付勢部77は、前付勢部52と同様に、樹脂材やゴム材で弾性変形可能に形成される。
コンソールボックス23の後端までトレイ24が移動した際に、第1付勢部77がコンソール後壁37に当接して圧縮状態に弾性変形する(図10参照)。
また、コンソールボックス23からトレイ24が取り外される際に(図12(b)参照)、第1付勢部77がコンソール後壁37に押し付けられて圧縮状態に弾性変形する。

0039

さらに、トレイ24は、トレイ本体66のトレイ左側壁74に車両前後方向へ間隔をおいて設けられる前第2付勢部(第2付勢部)81および後第2付勢部(第2付勢部)82と、前後の第2付勢部81,82の下方に設けられるリブ83とを備える。
また、トレイ24は、トレイ本体66のトレイ右側壁75に車両前後方向へ間隔をおいて設けられる前第2付勢部(第2付勢部)81および後第2付勢部(第2付勢部)82と、前後の第2付勢部81,82の下方に設けられるリブ83とを備える。

0040

リブ83は、リブ前壁83a、リブ後壁83bおよびリブ底部83cを有する。リブ底部83cが前第2付勢部81や後第2付勢部82の下方に設けられる。リブ前壁83a、リブ後壁83bおよびリブ底部83cでリブ83が側面視略U字状に形成される。

0041

図2図8に示すように、右側の前第2付勢部81は、トレイ左側壁74に突没自在に支持される突出部84と、突出部84をトレイ本体66の幅方向外側に付勢するばね部85とを備える。突出部84がばね部85の付勢力で右側の第1ガイドレール51に押し付けられる。よって、右側の第1ガイドレール51に突出部84が車両前後方向へ摺動自在に支持される。
また、この状態において、右側のリブ83のリブ底部83cが支持部56に車両前後方向へ摺動自在に接触された状態で支持される。
これにより、トレイ本体66が、右側の第1ガイドレール51、右側の支持部56で車両前後方向(すなわち、矢印A方向)へ移動自在に支持される。

0042

さらに、右側の第1ガイドレール51に突出部84が押圧されることにより、使用状態に配置されたトレイ24の「がたつき」(特に、車幅方向への「がたつき」)を抑え、異音や振動を抑制できる。
加えて、右側のリブ83のリブ底部83cが支持部56に車両前後方向へ摺動自在に接触された状態で支持される。よって、トレイ本体66に重量物を載置した際に、トレイ24がコンソールボックス23内に脱落することをリブ83で防止できる。

0043

つぎに、コンソールボックス23にトレイ24を使用状態に取り付けて車両前方位置P1に配置した状態を図3図9に基づいて説明する。
図3図9に示すように、コンソールボックス23の車両前方位置P1へ向けてトレイ24を矢印Bの如く移動する。前第2付勢部81の突出部84(図8参照)が第1突起53に当たる。前第2付勢部81のばね部85(図8参照)が圧縮され、突出部84が第1突起53を乗り越える。突出部84が第1突起53の車両前方側に位置し、コンソールボックス23の車両前方位置P1にトレイ24が保持される。

0044

この状態において、ボックス内部87の後半部上方87aが開放され、トレイ本体66のトレイ前壁72が前付勢部52に当接する。前付勢部52がトレイ前壁72に当接して圧縮状態に弾性変形する。よって、車両前方位置P1に配置されたトレイ24の「がたつき」を抑え、異音や振動を抑制できる。

0045

このように、コンソールボックス23にトレイ24が使用状態に支持されることにより、トレイ本体66のトレイ後壁73からトレイ縦壁67が上方に向けて立ち上げられる。よって、トレイ本体66に載せた小物類が外部に移動することをトレイ縦壁67で防ぐことができる。これにより、トレイ本体66に載せた小物類(例えば、携帯端末)がコンソールボックス23の内部87(以下、ボックス内部87という)に落下する可能性を低くできる。

0046

また、トレイ後壁73からトレイ縦壁67が立ち上げられることにより、ボックス内部87の後半部上方87aをトレイ縦壁67で仕切ることができる(図2も参照)。よって、例えば、アームレスト25を開けて、ボックス内部87の後半部上方87aからボックス内部87に収納した背の高いもの(例えば、ペットボトル)をトレイ縦壁67に接触させることができる。これにより、背の高いものを安定させた状態でボックス内部87に収納できる。

0047

さらに、トレイ後壁73からトレイ縦壁67が立ち上げられることにより、ボックス内部87に収納したものをトレイ縦壁67で外部から遮ることができる。
特に、アームレスト25を矢印Cの如く閉じることにより、ボックス内部87に収納したものを、トレイ縦壁67で外部から一層好適に遮ることができる。
これにより、ボックス内部87に収納したものを外部から目視し難くでき、防犯の観点から好適である。

0048

また、トレイ24が車両前方位置P1に保持された状態において、トレイ24がコンソール前壁34に対して間隔S1(図2参照)を開けて配置される。よって、例えば、トレイ24のトレイ本体66に載せた携帯端末を充電する際に、携帯端末のハーネス(コード)を間隔S1を通してアクセサリ電源(ACC)48に接続できる。

0049

ついで、トレイ24を中間位置P4に配置した状態を図2図3に基づいて説明する。
図2図3に戻って、前第2付勢部81の突出部84が、第1突起53および第2突起54の間に配置される。この状態において、コンソールボックス23の中間位置P4にトレイ24が配置される。
よって、トレイ24がコンソール前壁34に対して間隔S1より大きな間隔を開けて配置される。これにより、例えば、間隔S1では通過させることができない太いハーネス(コード)を通すことができる。

0050

つぎに、トレイ24を車両後方位置P2に配置した状態を図10図11に基づいて説明する。
図10図11に示すように、コンソールボックス23の車両後方側にトレイ24を矢印Dの如く移動することにより、後第2付勢部82の突出部84が第3突起55(図5参照)に当たる。後第2付勢部82のばね部85(図8参照)が圧縮され、突出部84が第3突起55を乗り越える。突出部84が第3突起55の車両後方側に位置し、コンソールボックス23の車両後方位置P2にトレイ24が保持される。

0051

この状態において、トレイ本体66の第1付勢部77がトレイ後壁73に押し付けられる。第1付勢部77がトレイ後壁73に押し付けられて圧縮状態に弾性変形する。よって、車両後方位置P2に配置されたトレイ24の「がたつき」を抑え、異音や振動を抑制できる。

0052

また、トレイ24が車両後方位置P2に保持されることにより、ボックス内部87の前半部上方87bが開放される。よって、前半部上方87bからボックス内部87に背の高いもの(例えば、ペットボトル)を収納することができる。

0053

ついで、コンソールボックス23からトレイ24を取り外す例を図12図13に基づいて説明する。
図12(a)に示すように、コンソールボックス23の車両後方位置P2にトレイ24を配置する。車両後方位置P2にトレイ24を配置した状態で、トレイ24のトレイ縦壁67を上傾斜後壁37aへ向けて矢印Eの如く移動する。
ここで、上傾斜後壁37aの幅寸法W1がトレイ縦壁67の幅寸法3より大きく形成されている。

0054

図12(b)に示すように、一対の第1付勢部77がトレイ後壁73に当接して圧縮状態に弾性変形する。前第2付勢部81が前取出凹部57(図5参照)の下方に配置される。また、後第2付勢部82が後取出凹部58(図5参照)の下方に配置される。
この状態において、トレイ24のトレイ縦壁67を上傾斜後壁37aへ向けて矢印Eの如く押圧することにより、トレイ縦壁67が上傾斜後壁37aに沿って傾く

0055

よって、トレイ本体66が一対の第1付勢部77を支点にして矢印Fの如く持ち上がる。トレイ本体66が持ち上がることにより、前第2付勢部81が前取出凹部57を経て第1ガイドレール51から上方に容易に外れる。また、後第2付勢部82が後取出凹部58を経て第1ガイドレール51から上方へ容易に外れる。

0056

図13に示すように、第1ガイドレール51からトレイ本体66が外れ、第1ガイドレール51の上方に持ち上げられる。この状態で、トレイ24を矢印Gの如くコンソールボックス23から取り外す。
このように、トレイ縦壁67を上傾斜後壁37aに沿って傾けることにより、トレイ本体66を上方に持ち上げてコンソールボックス23から容易に取り外すことができる。

0057

つぎに、コンソールボックス23にトレイ24を収納する例を図14図15に基づいて説明する。
図14(a)に示すように、第1ガイドレール51からトレイ本体66を外す。この状態において、トレイ本体66を第1ガイドレール51の上方に矢印Hの如く持ち上げて、トレイ24をコンソールボックス23から外す。

0058

図14(b)に示すように、コンソールボックス23から取り外したトレイ24のトレイ本体66を上側に配置し、トレイ縦壁67を下側に配置する。この状態において、トレイ本体66のトレイ底部71(具体的には、トレイ底部71の底面)をコンソール左側壁35の左段差部42(図4参照)とコンソール右側壁36の右段差部44(図4参照)とに接触させる。

0059

ここで、上傾斜後壁37aの幅寸法W1がトレイ本体66の幅寸法W4より小さく形成されている。トレイ本体66が上傾斜後壁37aに接触して傾斜することを防止できる。よって、トレイ底部71の底面を左段差部42と右段差部44とに確実に接触させることができる。
これにより、トレイ本体66を鉛直に容易に配置できる。トレイ本体66を鉛直に配置させた状態で、トレイ24を下方に矢印Iの如く下げる。

0060

図15(a)に示すように、後第2付勢部82の突出部84が第2トレイ支持手段47の第2ガイドレール61(図5参照)に差し込まれる。また、前第2付勢部81の突出部84が第2トレイ支持手段47の一対の上ガイド部64(図5参照)間に差し込まれる。
トレイ24が下方に矢印Iの如く移動することにより、後第2付勢部82の突出部84が第4突起62(図5参照)に当たる。

0061

後第2付勢部82のばね部85(図8参照)が圧縮され、突出部84が第4突起62を乗り越える。突出部84が第4突起62の下方に位置し、一対の第1付勢部77がコンソール底部38に当接する。
また、トレイ縦壁67の上端部67aがコンソール底部38の突部39に接触する。よって、コンソールボックス23の収納位置P3にトレイ24が保持される。
この状態において、第1付勢部77がコンソール底部38に押し付けられる。これにより、収納位置P3に配置されたトレイ24の「がたつき」を抑え、異音や振動を抑制できる。

0062

また、コンソールボックス23にトレイ24が収納位置P3に保持された状態において、トレイ本体66がコンソール後壁37に沿って配置される。さらに、トレイ縦壁67がコンソール底部38に沿って配置される。よって、コンソールボックス23のボックス内部87をトレイ24で仕切らないようにできる。これにより、ボックス内部87を広い空間に確保できる。

0063

図15(b)に示すように、ボックス内部87の後半部上方にアームレスト25が開閉自在に支持されている。よって、アームレスト25を上方に持ち上げてボックス内部87の後半部上方を開放することにより、広い空間に確保したボックス内部87に比較的大きなものを収納できる。

0064

ついで、コンソールボックス23にトレイ24を使用状態に取り付ける例を図16に基づいて説明する。
図16(a)に示すように、コンソールボックス23の上方からトレイ24を傾斜させた状態で矢印Jの如く後取出凹部58に向けて移動する。

0065

ここで、後取出凹部58の前辺58aが車両前方へ向けて上り勾配の傾斜状に形成されている。よって、トレイ24の後第2付勢部82を後取出凹部58の前辺58aに沿って第1ガイドレール51に向けて移動する。これにより、後第2付勢部82を第1ガイドレール51に容易に嵌合させることができる。
後第2付勢部82を第1ガイドレール51に嵌合させた後、前第2付勢部81を前取出凹部57を経て第1ガイドレール51に嵌合させる。

0066

図16(b)に示すように、後第2付勢部82を第1ガイドレール51に嵌合させ、前第2付勢部81を第1ガイドレール51に嵌合させる。これにより、コンソールボックス23にトレイ24を使用状態に取り付けることができる。

0067

なお、本発明に係る車両用コンソール装置は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、前第2付勢部81のリブ底部83cを支持部56に接触させる例について説明したが、これに限定するものではない。例えば、第1ガイドレール51に突出部84を押し付けてトレイ24を第1トレイ支持手段46で支持することにより、リブ底部83cを支持部56に対して非接触とすることも可能である。

実施例

0068

また、前記実施例で示した車両、コンソール装置、コンソール外装部、コンソールボックス、トレイ、コンソール後壁、上傾斜後壁、コンソール底部、トレイ本体、トレイ縦壁、トレイ後壁、トレイ左側壁、トレイ右側壁、前後の第2付勢部およびリブなどの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。

0069

本発明は、車両の室内にコンソールボックスが設けられ、コンソールボックスにトレイが支持される車両用コンソール装置を備えた自動車への適用に好適である。

0070

10 車両
12 室内
20コンソール装置(車両用コンソール装置)
21コンソール外装部
23コンソールボックス
24トレイ
37 コンソール後壁
37a上傾斜後壁(トレイ縦壁に対向する上半部)
38 コンソール底部
66 トレイ本体
67 トレイ縦壁
73 トレイ後壁(トレイ本体の後部)
74 トレイ左側壁(トレイ本体の側部)
75 トレイ右側壁(トレイ本体の側部)
81,82 前後の第2付勢部(第2付勢部)
83 リブ

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