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技術 電気部品用ソケット

出願人 株式会社エンプラス
発明者 西秀俊榎村剛司
出願日 2016年3月3日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2016-041218
公開日 2017年9月7日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2017-157472
状態 特許登録済
技術分野 ホルダ付接続装置(装置一般)
主要キーワード ローラーガイド デバイスガイド センタリング機構 摘み上げ 部品ガイド 被検査デバイス 掛止片 トーションバネ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

電気部品部品ガイドブロックの開口部に収容する際に、開口部内に電気部品を案内する案内部材の数を減少すると共に、小型の電気部品にも対応可能とする。

解決手段

プローブピンを支持するための貫通孔6が設けられた支持ブロック1と、該支持ブロックの貫通孔内に挿入して固定され、前記支持ブロックの一面側に配置される電気部品の接続端子及び他面側に設けられる配線基板の接続部を電気的に接続する複数のプローブピンと、前記支持ブロックの一面側に設けられ、前記電気部品を収容する矩形状の開口部8を有する部品ガイドブロック3と、該部品ガイドブロックの開口部の周縁に設けられ、前記電気部品の少なくとも1つのコーナー部の2辺に当接し、回転しながら前記開口部内に電気部品を案内するローラーガイド4と、該ローラーガイドを前記開口部の中心部に向けて付勢し、前記電気部品を位置決めする押圧手段とを有して成る。

概要

背景

従来のこの種の電気部品用ソケットは、プローブを支持するため複数個貫通孔が設けられた板状の支持ブロックの貫通孔内に信号用電源用等のプローブが設けられ、前記支持ブロックの一面側に被検査デバイス(ICなど)をガイドする平面形状が四角形状の開口部を有するデバイスガイドが該支持ブロックの表面に設けられ、前記デバイスガイドの開口部の中心位置に、前記被検査デバイスの位置を調整する被検査デバイスのセンタリング機構が設けられていた(例えば、特許文献1参照)。

そして、前記センタリング機構は、前記被検査デバイスを一時的に支持し、荷重により上下動し得る支柱と、前記デバイスガイドの開口部のそれぞれの一辺側に、少なくとも一部がそれぞれ前記開口部側露出し、かつ、該一辺と実質的に平行な回転軸を有するように設けられたローラーガイドと、前記ローラーガイドを前記一辺と垂直方向に移動させ得る押圧手段とを有し、前記開口部の中心位置に前記被検査デバイスの位置を調整するようになっていた(特許文献1の図1参照)。

概要

電気部品部品ガイドブロックの開口部に収容する際に、開口部内に電気部品を案内する案内部材の数を減少すると共に、小型の電気部品にも対応可能とする。プローブピンを支持するための貫通孔6が設けられた支持ブロック1と、該支持ブロックの貫通孔内に挿入して固定され、前記支持ブロックの一面側に配置される電気部品の接続端子及び他面側に設けられる配線基板の接続部を電気的に接続する複数のプローブピンと、前記支持ブロックの一面側に設けられ、前記電気部品を収容する矩形状の開口部8を有する部品ガイドブロック3と、該部品ガイドブロックの開口部の周縁に設けられ、前記電気部品の少なくとも1つのコーナー部の2辺に当接し、回転しながら前記開口部内に電気部品を案内するローラーガイド4と、該ローラーガイドを前記開口部の中心部に向けて付勢し、前記電気部品を位置決めする押圧手段とを有して成る。

目的

本発明が解決しようとする課題は、試験対象の電気部品を部品ガイドブロックの開口部に収容する際に、前記開口部内に電気部品を案内する案内部材の設置数を減少すると共に、小型の電気部品にも対応可能とする電気部品用ソケットを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

プローブピンを支持するための複数個貫通孔が設けられた支持ブロックと、前記支持ブロックの貫通孔内に挿入して固定され、該支持ブロックの一面側に配置される電気部品接続端子及び他面側に設けられる配線基板の接続部を電気的に接続する複数のプローブピンと、前記支持ブロックの一面側に設けられ、前記電気部品を収容する矩形状の開口部を有する部品ガイドブロックと、前記部品ガイドブロックの開口部の周縁に設けられ、前記電気部品の少なくとも1つのコーナー部の2辺に当接し、回転しながら前記開口部内に電気部品を案内するローラーガイドと、前記ローラーガイドを前記開口部の中心部に向けて付勢し、前記電気部品を位置決めする押圧手段と、を有して成ることを特徴とする電気部品用ソケット

請求項2

前記ローラーガイドが設けられたコーナー部に対向する電気部品のコーナー部の2辺に当接し、回転しながら前記開口部内に電気部品を案内する他のローラーガイドを設けたことを特徴とする請求項1記載の電気部品用ソケット。

請求項3

プローブピンを支持するための複数個の貫通孔が設けられた支持ブロックと、前記支持ブロックの貫通孔内に挿入して固定され、該支持ブロックの一面側に配置される電気部品の接続端子及び他面側に設けられる配線基板の接続部を電気的に接続する複数のプローブピンと、前記支持ブロックの一面側に設けられ、前記電気部品を収容する矩形状の開口部を有する部品ガイドブロックと、前記部品ガイドブロックの開口部の周縁に設けられ、前記電気部品の4つのコーナー部の2辺にそれぞれ当接し、回転しながら前記開口部内に電気部品を案内するローラーガイドと、前記ローラーガイドを前記開口部の中心部に向けて付勢し、前記電気部品を位置決めする押圧手段と、を有して成ることを特徴とする電気部品用ソケット。

請求項4

前記ローラーガイドは、その外周面の幅内にて予め定められた角度の傾斜角を有して円周方向に形成された凹溝を備え、その凹溝の傾斜面が前記電気部品のコーナー部の2辺に当接して回転するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電気部品用ソケット。

技術分野

0001

本発明は、ICパッケージ等の電気部品性能試験等に使用される電気部品用ソケットに関し、詳しくは、試験対象の電気部品を部品ガイドブロックの開口部に収容する際に、前記開口部内に電気部品を案内する案内部材設置数を減少すると共に、小型の電気部品にも対応可能とする電気部品用ソケットに係るものである。

背景技術

0002

従来のこの種の電気部品用ソケットは、プローブを支持するため複数個貫通孔が設けられた板状の支持ブロックの貫通孔内に信号用電源用等のプローブが設けられ、前記支持ブロックの一面側に被検査デバイス(ICなど)をガイドする平面形状が四角形状の開口部を有するデバイスガイドが該支持ブロックの表面に設けられ、前記デバイスガイドの開口部の中心位置に、前記被検査デバイスの位置を調整する被検査デバイスのセンタリング機構が設けられていた(例えば、特許文献1参照)。

0003

そして、前記センタリング機構は、前記被検査デバイスを一時的に支持し、荷重により上下動し得る支柱と、前記デバイスガイドの開口部のそれぞれの一辺側に、少なくとも一部がそれぞれ前記開口部側露出し、かつ、該一辺と実質的に平行な回転軸を有するように設けられたローラーガイドと、前記ローラーガイドを前記一辺と垂直方向に移動させ得る押圧手段とを有し、前記開口部の中心位置に前記被検査デバイスの位置を調整するようになっていた(特許文献1の図1参照)。

先行技術

0004

特開2008−34173号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、前記従来の電気部品用ソケットにおいては、前記デバイスガイドの四角形状の開口部のそれぞれの一辺側に、該一辺と平行な回転軸を有するローラーガイドを設け、前記開口部に収容される被検査デバイスの4辺に対して、前記それぞれのローラーガイドを前記押圧手段により前記一辺と垂直方向に移動させて、前記開口部の中心位置に被検査デバイスの位置を調整していたので、1個の被検査デバイスを位置決めするためのローラーガイドが4個必要となる。これでは、電気部品用ソケットに装着するローラーガイドの個数が多くなると共に、電気部品用ソケットも大型化することがあった。

0006

また、近年、試験対象のICパッケージ等の高集積化に伴い、電気部品用ソケットにおいて電気部品の接続端子配線基板の接続部とを電気的に接続する複数のプローブピンの狭ピッチ化が求められており、前記ICパッケージ等が小型化しているが、小型のICパッケージ等には、前述のローラーガイドが設置できないことがあった。

0007

そこで、このような問題点に対処し、本発明が解決しようとする課題は、試験対象の電気部品を部品ガイドブロックの開口部に収容する際に、前記開口部内に電気部品を案内する案内部材の設置数を減少すると共に、小型の電気部品にも対応可能とする電気部品用ソケットを提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

前記課題を解決するために、本発明による電気部品用ソケットは、プローブピンを支持するための複数個の貫通孔が設けられた支持ブロックと、前記支持ブロックの貫通孔内に挿入して固定され、該支持ブロックの一面側に配置される電気部品の接続端子及び他面側に設けられる配線基板の接続部を電気的に接続する複数のプローブピンと、前記支持ブロックの一面側に設けられ、前記電気部品を収容する矩形状の開口部を有する部品ガイドブロックと、前記部品ガイドブロックの開口部の周縁に設けられ、前記電気部品の少なくとも1つのコーナー部の2辺に当接し、回転しながら前記開口部内に電気部品を案内するローラーガイドと、前記ローラーガイドを前記開口部の中心部に向けて付勢し、前記電気部品を位置決めする押圧手段と、を有して成るものである。

0009

また、本発明の他の手段による電気部品用ソケットは、プローブピンを支持するための複数個の貫通孔が設けられた支持ブロックと、前記支持ブロックの貫通孔内に挿入して固定され、該支持ブロックの一面側に配置される電気部品の接続端子及び他面側に設けられる配線基板の接続部を電気的に接続する複数のプローブピンと、前記支持ブロックの一面側に設けられ、前記電気部品を収容する矩形状の開口部を有する部品ガイドブロックと、前記部品ガイドブロックの開口部の周縁に設けられ、前記電気部品の4つのコーナー部の2辺にそれぞれ当接し、回転しながら前記開口部内に電気部品を案内するローラーガイドと、前記ローラーガイドを前記開口部の中心部に向けて付勢し、前記電気部品を位置決めする押圧手段と、を有して成るものである。

発明の効果

0010

本発明による電気部品用ソケット(請求項1)によれば、支持ブロックの一面側に設けられ、電気部品を収容する矩形状の開口部を有する部品ガイドブロックの開口部の周縁に設けられて前記電気部品の少なくとも1つのコーナー部の2辺に当接し、回転しながら前記開口部内に電気部品を案内するローラーガイドと、前記ローラーガイドを前記開口部の中心部に向けて付勢する押圧手段とにより、前記電気部品を位置決めすることができる。したがって、前記電気部品の少なくとも1つのコーナー部に対応する位置にローラーガイドを設け、そのローラーガイドを前記開口部の中心部に向けて付勢する押圧手段を設けるだけでよく、前記開口部内に電気部品を案内する案内部材の設置数を減少又は小型化すると共に、小型の電気部品にも対応可能とすることができる。

0011

また、本発明の他の手段による電気部品用ソケット(請求項3)によれば、支持ブロックの一面側に設けられ、電気部品を収容する矩形状の開口部を有する部品ガイドブロックの開口部の周縁に設けられて前記電気部品の4つのコーナー部の2辺にそれぞれ当接し、回転しながら前記開口部内に電気部品を案内するローラーガイドと、前記ローラーガイドを前記開口部の中心部に向けて付勢する押圧手段とにより、前記電気部品を位置決めすることができる。したがって、前記電気部品の4つのコーナー部に対応する位置にそれぞれ1個のローラーガイドを設け、そのローラーガイドを前記開口部の中心部に向けて付勢する押圧手段を設けるだけで、前記開口部内に電気部品を案内する案内部材の設置数を減少又は小型化すると共に、小型の電気部品にも対応可能とすることができる。

図面の簡単な説明

0012

本発明による電気部品用ソケットの実施形態を示す斜視図である。
本発明による電気部品用ソケットの第1の実施形態を一部破断(ローラーガイド及び押圧手段のカバーを破断)して示す平面図である。
部品ガイドブロックの開口部に電気部品を挿入した状態を示す平面図である。
前記部品ガイドブロックの開口部に電気部品を挿入する状態を示す説明図であり、(a)は前記開口部に電気部品を挿入する途中の状態を示す図3のA−A線断面図であり(b)は前記開口部に電気部品を挿入して着座した状態を示す図3のA−A線断面図である。
前記部品ガイドブロックの開口部の周縁に設けられるローラーガイドを示す説明図であり、(a)はローラーガイドの斜視図であり、(b)はその正面図であり、(c)は(b)のB−B線断面図である。
前記電気部品用ソケットの第1の実施形態に適用される押圧手段の実施例を示す部分拡大図である。
本発明による電気部品用ソケットの第2の実施形態を一部破断(ローラーガイド及び押圧手段のカバーを破断)して示す平面図である。
前記電気部品用ソケットの第2の実施形態に適用される押圧手段の実施例を示す部分拡大図である。
本発明による電気部品用ソケットの第3の実施形態を一部破断(ローラーガイド及び押圧手段のカバーを破断)して示す平面図である。
前記電気部品用ソケットの第3の実施形態に適用される押圧手段の実施例を示す部分拡大図である。
前記部品ガイドブロックの開口部の周縁にローラーガイドを設ける他の実施形態を示す平面図である。
図11に示す実施形態の部品ガイドブロックの開口部に電気部品を挿入した状態を示す平面図である。

実施例

0013

以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明による電気部品用ソケットの実施形態を示す斜視図であり、図2はその第1の実施形態を一部破断して示す平面図である。この電気部品用ソケットは、ICパッケージ等の電気部品の性能試験等に使用されるもので、支持ブロック1と、プローブピン2(図1では見えていない)と、部品ガイドブロック3と、ローラーガイド4と、押圧手段5(図1では見えていない)とを有している。

0014

支持ブロック1は、後述のプローブピン2を支持するもので、その中央部には該プローブピン2を支持するための複数個の貫通孔6が穿設されている。

0015

前記支持ブロック1には、図4に示すように、複数のプローブピン2が支持されている。このプローブピン2は、支持ブロック1の一面側に配置される例えば矩形状の電気部品7(図3参照)の接続端子及び支持ブロック1の他面側に設けられる配線基板(図示省略)の接続部を電気的に接続するもので、支持ブロック1の貫通孔6内に挿入して固定されている。なお、電気部品7は、例えばイメージセンサであり、その上面側は開放されている。

0016

前記支持ブロック1の一面側には、部品ガイドブロック3が設けられている。この部品ガイドブロック3は、支持ブロック1の一面側に配置される電気部品7の収容を案内するもので、電気部品7を案内して収容する矩形状の開口部8を有している。

0017

前記部品ガイドブロック3の開口部8の周縁には、ローラーガイド4が設けられている。このローラーガイド4は、電気部品7の少なくとも1つのコーナー部9(図3参照)の2辺に当接し、回転しながら開口部8内に電気部品7を案内するもので、図1図3では、電気部品7の4つのコーナー部9の2辺にそれぞれ当接するように4個設けられている。なお、電気部品7のサイズが大小に変わっても、各ローラーガイド4の設置位置をずらすだけで、どのようなサイズ、タイプの電気部品7にも対応できる。

0018

前記部品ガイドブロック3の開口部8の周縁には、ローラーガイド4を開口部8の中心部に向けて付勢し、電気部品7を位置決めする押圧手段を有しているが、これについては後述する。

0019

なお、図1において、符号10はこの電気部品用ソケットのベース部材となる本体を示し、符号11は部品ガイドブロック3の開口部8に収容される電気部品7を固定するために開閉操作するラッチを示し、符号12はそのラッチ11の先端部に設けられ、電気部品7の上面を押さえて固定する掛止片を示している。なお、ラッチ11は、その先端部と外側部との中間位置に設けられた支持軸回動可能とされている。

0020

また、図1図3においては、ローラーガイド4を、前記開口部8に収容される電気部品7の4つのコーナー部9の2辺にそれぞれ当接するように4個設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、ローラーガイド4が設けられた1つのコーナー部9に対向する電気部品7のコーナー部9の2辺に当接、回転して開口部8内に電気部品7を案内する他のローラーガイド4(電気部品7を間にして相対向する2個のローラーガイド4)を設けたものとしてもよい。この場合は、ローラーガイド4の設置数を半減することができる。

0021

図5は、前記部品ガイドブロック3の開口部8の周縁に設けられるローラーガイド4を示す説明図である。このローラーガイド4は、図3に示すように、部品ガイドブロック3の開口部8に収容される電気部品7の少なくとも1つのコーナー部9の2辺に当接し、回転しながら開口部8内に電気部品7を案内するもので、図5に示すように、所定の直径を有する短寸のローラー状に形成され、その外周面の幅内にて予め定められた角度、例えば90度の傾斜角を有して円周方向に形成された凹溝13を備え(図5(b)参照)、その凹溝13の両側に形成された、頂部が切断されて断面形状が台形となっている円錐状の傾斜面4a,4bが電気部品7のコーナー部9の2辺に当接して回転するように構成されている。なお、図5(c)において、符号14はローラーガイド4を回転可能に支持する回転軸が挿入される軸孔を示している。

0022

また、図5(b)において、符号Wは前記凹溝13の底部に形成された円周方向の凹条15(図5(c)参照)の幅を示しており、符号16はローラーガイド4の両外側面に形成された回転滑動のためのスペーサを示している。

0023

図6は、第1の実施形態による電気部品用ソケットに適用される押圧手段5の実施例を示す部分拡大図である。この押圧手段5は、図2に示すローラーガイド4を部品ガイドブロック3の開口部8の中心部に向けて付勢し、電気部品7を位置決めするもので、図6に示すように、図5(c)に示すローラーガイド4の軸孔14に回転可能に挿入された回転軸17と、その回転軸17の両端部と部品ガイドブロック3の所定部位との間に設けられたコイルバネ18とを有して成る。この場合、図6(a)に示す状態は、部品ガイドブロック3の開口部8に電気部品7を収容していない定常状態を示しており、コイルバネ18は、伸び縮みもしない通常の長さを保っている。この時、ローラーガイド4の凹溝13の傾斜面4a,4bは、矩形状の開口部8の辺部の延長上に一致するようになっている。一方、図6(b)に示す状態は、部品ガイドブロック3の開口部8に電気部品7を収容しつつある可動状態を示しており、電気部品7の1つのコーナー部9の2辺がローラーガイド4の凹溝13の傾斜面4a,4bに当接してローラーガイド4を矢印C方向に押した時に、コイルバネ18が縮む際の反発力でローラーガイド4を部品ガイドブロック3の開口部8の中心部に向けて付勢し、開口部8内に電気部品7を収容した状態でその電気部品7を位置決めするようになっている。

0024

次に、このように構成された第1の実施形態による電気部品用ソケットの使用及び動作について、図1図6を参照して説明する。まず、図1及び図2は、部品ガイドブロック3の開口部8に電気部品7を収容していない状態を示している。この状態では、前記開口部8の両サイドに設けられたラッチ11は操作されておらず、その先端部の掛止片12は開口部8の上面に載置されて閉じている。

0025

この状態で、ICパッケージ等の電気部品7の性能試験を行うため、図1及び図2において、ラッチ11の外側部に位置する操作片押し下げて部品ガイドブロック3の開口部8の上方を開く。これにより、開口部8の上方が解放されて電気部品7の収容が可能になる。そこで、ロボットハンド(又は人手等)により試験対象の電気部品7を摘み上げ、開口部8の上方へ搬送して、図3及び図4(a)に示すように、開口部8の周縁に設けられた例えば4個のローラーガイド4が囲む範囲内に電気部品7が位置するように載置する。このとき、電気部品7の4つのコーナー部9が、図5(b)に示すローラーガイド4の凹溝13にそれぞれ合致するようにする。

0026

この状態で、図4(a)に示すように、電気部品7を載置するとその電気部品7の自重により、電気部品7の4つのコーナー部9の2辺がローラーガイド4の凹溝13の傾斜面4a,4b(図5参照)に当接し、該ローラーガイド4が回転しながら開口部8内に電気部品7が矢印Dのように下降するのを案内する。これにより、図4(b)に示すように、電気部品7は、例えば4個のローラーガイド4に4つのコーナー部9を挟まれた状態で停止する(図3参照)。

0027

このとき、図6(a)に示すように、ローラーガイド4は定常状態から、電気部品7のコーナー部9によって矢印C方向に押されて(図6(b)参照)、押圧手段5のコイルバネ18が縮む。このコイルバネ18が縮む際の反発力でローラーガイド4を部品ガイドブロック3の開口部8の中心部に向けて付勢し、開口部8内に収容された電気部品7が位置決めされる。その後、ICパッケージ等の電気部品7に対して所定の手順で性能試験を行えばよい。

0028

図7は本発明による電気部品用ソケットの第2の実施形態を一部破断して示す平面図であり、図8はこの第2の実施形態に適用される押圧手段の実施例を示す部分拡大図である。この実施形態は、押圧手段5としてクッション材19を用いたものであり、その他は図2及び図6に示す第1の実施形態と同様である。この場合、図8(a)に示す状態は、部品ガイドブロック3の開口部8に電気部品7を収容していない定常状態を示しており、クッション材19は、伸びも縮みもしない通常の長さを保っている。この時、ローラーガイド4の凹溝13の傾斜面4a,4bは、矩形状の開口部8の辺部の延長上に一致するようになっている。一方、図8(b)に示す状態は、部品ガイドブロック3の開口部8に電気部品7を収容しつつある可動状態を示しており、電気部品7の1つのコーナー部9の2辺がローラーガイド4の凹溝13の傾斜面4a,4bに当接してローラーガイド4を矢印C方向に押した時に、クッション材19が縮む際の反発力でローラーガイド4を部品ガイドブロック3の開口部8の中心部に向けて付勢し、開口部8内に電気部品7を収容した状態でその電気部品7を位置決めするようになっている。

0029

図9は本発明による電気部品用ソケットの第3の実施形態を一部破断して示す平面図であり、図10はこの第3の実施形態に適用される押圧手段の実施例を示す部分拡大図である。この実施形態は、押圧手段5としてトーションバネ20を用いたものであり、その他は図2及び図6に示す第1の実施形態と同様である。この場合、図10(a)に示す状態は、部品ガイドブロック3の開口部8に電気部品7を収容していない定常状態を示しており、トーションバネ20は、変形しないで非作用の通常の形を保っている。この時、ローラーガイド4の凹溝13の傾斜面4a,4bは、矩形状の開口部8の辺部の延長上に一致するようになっている。一方、図10(b)に示す状態は、部品ガイドブロック3の開口部8に電気部品7を収容しつつある可動状態を示しており、電気部品7の1つのコーナー部9の2辺がローラーガイド4の凹溝13の傾斜面4a,4bに当接してローラーガイド4を矢印C方向に押した時に、トーションバネ20が変形する際の反発力でローラーガイド4を部品ガイドブロック3の開口部8の中心部に向けて付勢し、開口部8内に電気部品7を収容した状態でその電気部品7を位置決めするようになっている。

0030

図11は前記部品ガイドブロック3の開口部8の周縁にローラーガイド4を設ける他の実施形態を示す平面図であり、図12図11に示す実施形態の部品ガイドブロック3の開口部8に電気部品7を挿入した状態を示す平面図である。この実施形態は、部品ガイドブロック3の開口部8の周縁にて、電気部品7の1つのコーナー部9の2辺に当接して回転しながら開口部8内に電気部品7を案内するローラーガイド4を1個設けたものである。すなわち、図3に示す実施形態では、ローラーガイド4を、部品ガイドブロック3の開口部8に収容される電気部品7の4つのコーナー部9の2辺にそれぞれ当接するように4個設けた例を示したが、この実施形態では、電気部品7の1つのコーナー部9に対応する箇所にローラーガイド4を1個だけ設けたものである。この場合は、電気部品7のその他のコーナー部9に対応する箇所にはローラーガイド4を設けずに、該ローラーガイド4の設置数を更に減らすことができる。

0031

なお、この実施形態では、図12に示すように、ローラーガイド4が設けられていない箇所における電気部品7の3つのコーナー部9の位置決めは、前記ローラーガイド4を付勢する押圧手段5の反発力により、前記3つのコーナー部9の2辺が当接する開口部8の周縁によって位置決めされるようになっている。この場合、電気部品7の位置決めは、図3の場合に比べて、図12上でやや右上方にずれることとなるが、その位置ずれについては予め調査して性能試験用の配線基板の位置を調整しておけばよい。

0032

1…支持ブロック
2…プローブピン
3…部品ガイドブロック
4…ローラーガイド
4a,4b…傾斜面
5…押圧手段
6…貫通孔
7…電気部品
8…開口部
9…コーナー部
11…ラッチ
12…掛止片
13…凹溝
17…ローラーガイドの回転軸
18…コイルバネ(押圧手段)
19…クッション材(押圧手段)
20…トーションバネ(押圧手段)

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