図面 (/)

技術 車輌泥落洗浄装置

出願人 井上鋼材株式会社
発明者 井上孝一
出願日 2016年3月2日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-039923
公開日 2017年9月7日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-154615
状態 特許登録済
技術分野 洗車、保守、修理、アウトリガー
主要キーワード チェーンカップリング 接続栓 原動プーリー 門型構造 フランジ型 配管パイプ エアー抜き弁 洗浄態様
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年9月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (14)

課題

本発明は、ダンプカー等の車輌の前後輪を同時に処理し、各タイヤに付着した泥土、更には車体に付着した泥土を確実、かつ、短時間で除去できる車輌洗浄装置を提供するものである。

解決手段

本発明の車輌泥落洗浄装置は、車輌Cの前後各車輪を乗せる前輪架台6、後輪架台4を有する架台本体2と、前記前輪架台6、後輪架台4に各々設けた前輪駆動ローラー21、後輪駆動ローラー11と、水を貯留するタンク41、ポンプ42を備える洗浄媒体供給手段9と、後輪架台4上に位置する車輌Cのエンジン動作による後輪駆動ローラー11の回転力連動して前輪駆動ローラー21を回転させ、洗浄媒体供給手段9のポンプ42を運転状態にする回転連動手段31と、前輪架台6、後輪架台4に各々設けられ、洗浄媒体供給手段9に連通させたノズルを有する洗浄媒体供給管路51、61と、架台本体2の側部に車輌Cの進行方向に沿って配置され、洗浄媒体供給手段9に連通させたノズルを有する側部洗浄媒体噴射部8とを有するものである。

概要

背景

従来においては、人の暮らしを豊かにする街づくりのために、市外地では大規模工事が繰り返され、その際、振動騒音など周囲に及ぼす影響は多々見られる。

その一つの要因としては、工事現場出入りするダンプカー等の車輌のタイヤや車体に付着した泥土周辺環境汚染する場合がある。

すなわち、大規模造成工事や建築現場等に出入りする車輌のタイヤに付着した付近道路の路面に飛散して汚し、また、その粉塵が周囲の環境に悪影響を及ぼす。

したがって、ダンプカー等々の車輌のタイヤに付着した泥土を当該車輌が道路に進入する前に除去することが強く要請されるところである。

この種の技術分野の従来技術として、例えば特許文献1には、台枠と、回転軸心を同心に囲む周面に沿って周方向に所定の間隔を空けて配列され回転軸に固定された複数本の棒が、回転軸を介して台枠に回転自在に支持されるとともに、その上に載置された自動車車輪の回転によって回転し、車輪に付着した泥土を除去する複数のローラーと、籠型ローラーの回転軸の回動を一方向に制動するクラッチ手段とを設けた車輪に付着した泥土の除去装置が提案されている。

また、特許文献2には、車輌の進行方向に順に設置された湿式洗浄機ロードマット及びエアーブロー式洗浄機を備え、前記湿式洗浄機は、スプレー水を噴き付けてタイヤに付着した泥や土を落すスプレー水噴射ノズルを備え、前記ロードマットは、タイヤに付着した泥や土を落す複数のリブを備え、かつ、前記エアーブロー式洗浄機は、タイヤに付着した泥や土を落すようにした車輌のタイヤ洗浄装置が提案されている。

しかし、特許文献1、特許文献2に開示された技術によれば、車輌のタイヤに付着した泥や土を落したり乾燥したりすることはできるものの、車輌の車体外面に付着した泥や土の除去機能乾燥機能までは有していない。

概要

本発明は、ダンプカー等の車輌の前後輪を同時に処理し、各タイヤに付着した泥土、更には車体に付着した泥土を確実、かつ、短時間で除去できる車輌泥落洗浄装置を提供するものである。本発明の車輌泥落洗浄装置は、車輌Cの前後各車輪を乗せる前輪架台6、後輪架台4を有する架台本体2と、前記前輪架台6、後輪架台4に各々設けた前輪駆動ローラー21、後輪駆動ローラー11と、水を貯留するタンク41、ポンプ42を備える洗浄媒体供給手段9と、後輪架台4上に位置する車輌Cのエンジン動作による後輪駆動ローラー11の回転力連動して前輪駆動ローラー21を回転させ、洗浄媒体供給手段9のポンプ42を運転状態にする回転連動手段31と、前輪架台6、後輪架台4に各々設けられ、洗浄媒体供給手段9に連通させたノズルを有する洗浄媒体供給管路51、61と、架台本体2の側部に車輌Cの進行方向に沿って配置され、洗浄媒体供給手段9に連通させたノズルを有する側部洗浄媒体噴射部8とを有するものである。

目的

請求項1記載の発明によれば、工事現場に出入りするダンプカー等の車輌の前後輪を同時に処理し、各タイヤに付着した泥土、更には車体に付着した泥土を確実、かつ、短時間で除去し、工事現場周辺の道路の汚染や環境悪化を未然に防止しできる斬新な車輌泥落洗浄装置を実現し、提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

車輌の前後各車輪を乗せる前輪架台後輪架台と、前輪架台、後輪架台を連ねる中央スロープと、車輌の乗り入れ用の前記後輪架台に連なる入口側スロープ及び前記前輪架台に連なる乗り出用の出口側スロープと、を備える架台本体と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けた前輪駆動ローラー後輪駆動ローラーと、洗浄媒体貯留するタンクポンプを備え、洗浄媒体を供給する洗浄媒体供給手段と、前記後輪架台上に位置する車輌のエンジン動作による後輪駆動ローラーの回転力連動して前記前輪駆動ローラーを回転させるとともに、前記洗浄媒体供給手段のポンプを運転状態にする回転連動手段と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けられ、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する洗浄媒体供給管路と、前記架台本体に対して車輌の進行方向に沿って配置され、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する車体用洗浄媒体噴射部と、を有し、前記前輪架台、後輪架台上の車輌の前輪、後輪の各タイヤと、前記車輌の車体に対する洗浄媒体の噴射により、当該車輌のタイヤ及び車体の落を行うようにしたことを特徴とする車輌泥落洗浄装置

請求項2

車輌の前後各車輪を乗せる前輪架台、後輪架台と、前輪架台、後輪架台を連ねる中央スロープと、車輌の乗り入れ用の前記後輪架台に連なる入口側スロープ及び前記前輪架台に連なる乗り出用の出口側スロープと、を備える架台本体と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けた前輪駆動ローラー、後輪駆動ローラーと、洗浄媒体である水を貯留するタンクとポンプを備え、ポンプの運転状態に連動する動作で放水用又はミスト発生用水供給切り換える洗浄媒体供給手段と、前記後輪架台上に位置する車輌のエンジン動作による後輪駆動ローラーの回転力に連動して前記前輪駆動ローラーを回転させるとともに、前記洗浄媒体供給手段のポンプを運転状態にする回転連動手段と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けられ、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する洗浄媒体供給管路と、前記架台本体の両側部に車輌の進行方向に沿って配置され、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する一対の側部洗浄媒体噴射部と、を有し、前記前輪架台、後輪架台上の車輌の前輪、後輪の各タイヤと、前記車輌の車体に対する両側部からの水噴射により当該車輌のタイヤ及び車体の泥落を行い、車輌の荷台に対するミスト供給により土砂等の湿らせを行うようにしたことを特徴とする車輌泥落洗浄装置。

請求項3

車輌の前後各車輪を乗せる前輪架台、後輪架台と、前輪架台、後輪架台を連ねる中央スロープと、車輌の乗り入れ用の前記後輪架台に連なる入口側スロープ及び前記前輪架台に連なる乗り出用の出口側スロープと、を備える架台本体と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けた前輪駆動ローラー、後輪駆動ローラーと、洗浄媒体である水を貯留するタンクとポンプを備え、ポンプの運転状態に連動する動作で放水用又はミスト発生用の水供給を切り換える洗浄媒体供給手段と、前記後輪架台上に位置する車輌のエンジン動作による後輪駆動ローラーの回転力に連動して前記前輪駆動ローラーを回転させるとともに、前記洗浄媒体供給手段のポンプを運転状態にする回転連動手段と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けられ、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する洗浄媒体供給管路と、前記架台本体における車輌の進行方向に沿って前記架台本体の側部及び上部を覆うように配置され、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する洗浄媒体噴射部と、を有し、前記前輪架台、後輪架台上の車輌の前輪、後輪の各タイヤと、前記車輌の車体に対する上方からの水噴射により、当該車輌のタイヤ及び車体の泥落を行い、車輌の荷台に対するミスト供給により土砂等の湿らせを行うようにしたことを特徴とする車輌泥落洗浄装置。

請求項4

前記洗浄媒体供給手段は、ポンプの吐出側と、後輪架台側の洗浄媒体供給管路とに接続され、車輌のエンジン動作に連動する前記ポンプの運転状態に応じてポンプからの水を後輪架台側の洗浄媒体供給管路に供給するように構成したことを特徴とする請求項2又は3記載の車輌泥落洗浄装置。

請求項5

前記ポンプからの水供給は5〜10秒程度に設定されていて、5〜10秒程度で洗浄できるように構成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の車輌泥落洗浄装置。

技術分野

0001

本発明は、車輌洗浄装置に関し、詳しくは、ダンプカー等の車輌の前後輪を同時に処理し、各タイヤに付着した泥土、更には車体に付着した泥土を確実、かつ、短時間で除去できる車輌泥落洗浄装置に関するものである。

背景技術

0002

従来においては、人の暮らしを豊かにする街づくりのために、市外地では大規模工事が繰り返され、その際、振動騒音など周囲に及ぼす影響は多々見られる。

0003

その一つの要因としては、工事現場出入りするダンプカー等の車輌のタイヤや車体に付着した泥土が周辺環境汚染する場合がある。

0004

すなわち、大規模造成工事や建築現場等に出入りする車輌のタイヤに付着した泥が付近道路の路面に飛散して汚し、また、その粉塵が周囲の環境に悪影響を及ぼす。

0005

したがって、ダンプカー等々の車輌のタイヤに付着した泥土を当該車輌が道路に進入する前に除去することが強く要請されるところである。

0006

この種の技術分野の従来技術として、例えば特許文献1には、台枠と、回転軸心を同心に囲む周面に沿って周方向に所定の間隔を空けて配列され回転軸に固定された複数本の棒が、回転軸を介して台枠に回転自在に支持されるとともに、その上に載置された自動車車輪の回転によって回転し、車輪に付着した泥土を除去する複数のローラーと、籠型ローラーの回転軸の回動を一方向に制動するクラッチ手段とを設けた車輪に付着した泥土の除去装置が提案されている。

0007

また、特許文献2には、車輌の進行方向に順に設置された湿式洗浄機ロードマット及びエアーブロー式洗浄機を備え、前記湿式洗浄機は、スプレー水を噴き付けてタイヤに付着した泥や土を落すスプレー水噴射ノズルを備え、前記ロードマットは、タイヤに付着した泥や土を落す複数のリブを備え、かつ、前記エアーブロー式洗浄機は、タイヤに付着した泥や土を落すようにした車輌のタイヤ洗浄装置が提案されている。

0008

しかし、特許文献1、特許文献2に開示された技術によれば、車輌のタイヤに付着した泥や土を落したり乾燥したりすることはできるものの、車輌の車体外面に付着した泥や土の除去機能乾燥機能までは有していない。

先行技術

0009

登録実用新案第3017820号公報
特許第5456566号公報

発明が解決しようとする課題

0010

本発明が解決しようとする問題点は、工事現場に出入りするダンプカー等々の車輌の前後輪を同時に処理し、各タイヤに付着した泥土、更には車体に付着した泥土を確実、かつ、短時間で除去でき、工事現場周辺の道路の汚染や環境悪化を未然に防止し得るという優れた機能を有するような車輌泥落洗浄装置が存在しない点である。

課題を解決するための手段

0011

本発明の車輌泥落洗浄装置は、車輌の前後各車輪を乗せる前輪架台、後輪架台と、前輪架台、後輪架台を連ねる中央スロープと、車輌の乗り入れ用の前記後輪架台に連なる入口側スロープ、及び前記前輪架台に連なる乗り出用の出口側スロープと、を備える架台本体と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けた前輪駆動ローラー、後輪駆動ローラーと、洗浄媒体貯留するタンクポンプを備え、洗浄媒体を供給する洗浄媒体供給手段(車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか電力を各駆動原とするか問わない)と、前記後輪架台上に位置する車輌のエンジン動作による後輪駆動ローラーの回転力連動して前記前輪駆動ローラーを回転させるとともに、前記洗浄媒体供給手段のポンプを運転状態にする回転連動手段(車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか電力を各駆動原とするか問わない)と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けられ、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する洗浄媒体供給管路と、前記架台本体に対して車輌の進行方向に沿って配置され、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する車体用洗浄媒体噴射部(車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか電力を各駆動原とするか問わない)と、を有し、前記前輪架台、後輪架台上の車輌の前輪、後輪の各タイヤと、前記車輌の車体に対する洗浄媒体の噴射により、当該車輌のタイヤ及び車体の泥落を行うようにしたことを最も主要な特徴とする。

発明の効果

0012

請求項1記載の発明によれば、工事現場に出入りするダンプカー等の車輌の前後輪を同時に処理し、各タイヤに付着した泥土、更には車体に付着した泥土を確実、かつ、短時間で除去し、工事現場周辺の道路の汚染や環境悪化を未然に防止しできる斬新な車輌泥落洗浄装置を実現し、提供することができる。

0013

請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様な構成で、かつ、一対の側部洗浄媒体噴射部を付加した構成の基に、工事現場に出入りするダンプカー等の車輌の前後輪を同時に処理し、各タイヤに付着した泥土、更には車体に付着した泥土を確実、かつ、短時間で除去し、更に車輌に積み込んだ土砂等に基づく粉塵発生を防止することもでき、工事現場周辺の道路の汚染や環境悪化を未然に防止しできる斬新な車輌泥落洗浄装置を実現し、提供することができる。

0014

請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明と同様な構成で、かつ、洗浄媒体噴射部を付加した構成の基に、工事現場に出入りするダンプカー等の車輌の前後輪を同時に処理し、各タイヤに付着した泥土、車体に付着した泥土を短時間で除去し、加えて、車輌に積み込んだ土砂等に基づく粉塵発生を防止することもでき、工事現場周辺の道路の汚染や環境悪化を未然に防止しできる斬新な車輌泥落洗浄装置を実現し、提供することができる。

0015

請求項4記載の発明によれば、車輌のエンジン動作に連動する前記ポンプの運転状態に応じてポンプからの水を後輪架台側の洗浄媒体供給管路に供給し、前記ポンプの運転停止状態に連動して後輪架台側の洗浄媒体供給管路に供給するように切り換え制御されるように構成したので、車輌のタイヤや車体の泥落と水分除去と粉塵発生防止とを的確に実行できる斬新な車輌泥落洗浄装置を実現し、提供することができる。

0016

請求項5記載の発明によれば、ポンプからの水供給は5〜10秒程度に設定されていて、5〜10秒程度で洗浄できるように構成されているので、車輌のタイヤや車体の泥落と水分除去と粉塵発生防止の各処理を極めて短時間で実行できる斬新な車輌泥落洗浄装置を実現し、提供することができる。

図面の簡単な説明

0017

図1は本発明の実施例1に係る車輌泥落洗浄装置の概略平面図である。
図2は本実施例1に係る車輌泥落洗浄装置の概略正面図である。
図3は本実施例1に係る車輌泥落洗浄装置の概略側面図である。
図4は本実施例1に係る車輌泥落洗浄装置におけるタンクの概略平面図である。
図5は本実施例1に係る車輌泥落洗浄装置におけるタンクの概略正面図である。
図6は本実施例1に係る車輌泥落洗浄装置におけるポンプ部分の概略平面図である。
図7は本実施例1に係る車輌泥落洗浄装置におけるポンプ部分の概略正面図である。
図8は本実施例1に係る車輌泥落洗浄装置における側部洗浄媒体噴射部の概略構成図である。
図9は本実施例1に係る車輌泥落洗浄装置における車輌泥落洗浄態様の説明図である。
図10は本発明の実施例2に係る洗浄媒体噴射部を設けた車輌泥落洗浄装置の概略平面図である。
図11は本発明の実施例2に係る洗浄媒体噴射部を設けた車輌泥落洗浄装置の概略側面図である。
図12は本発明の実施例2の洗浄媒体噴射部の概略構成を示す平面図である。
図13は本発明の実施例2の洗浄媒体噴射部の概略構成を示す側面図である。

0018

本発明は、工事現場に出入りするダンプカー等の車輌の前後輪を同時に処理し、各タイヤに付着した泥土、更には車体に付着した泥土を確実、かつ、短時間で除去でき、工事現場周辺の道路の汚染や環境悪化を未然に防止できるという優れた機能を有する車輌泥落洗浄装置を実現、提供するという目的を、車輌の前後各車輪を乗せる前輪架台、後輪架台と、前輪架台、後輪架台を連ねる中央スロープと、車輌の乗り入れ用の前記後輪架台に連なる入口側スロープ及び前記前輪架台に連なる乗り出用の出口側スロープと、を備える架台本体と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けた前輪駆動ローラー、後輪駆動ローラーと、洗浄媒体である水を貯留するタンクとポンプを備え、ポンプの運転状態に連動する動作で放水用又はミスト発生用の水供給を切り換える洗浄媒体供給手段(車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか電力を各駆動原とするか問わない)と、前記後輪架台上に位置する車輌のエンジン動作による後輪駆動ローラーの回転力に連動して前記前輪駆動ローラーを回転させるとともに、前記洗浄媒体供給手段のポンプを運転状態にする回転連動手段(車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか電力を各駆動原とするか問わない)と、前記前輪架台、後輪架台に各々設けられ、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する洗浄媒体供給管路と、前記架台本体の両側部に車輌の進行方向に沿って配置され、洗浄媒体供給手段に連通させたノズルを有する一対の側部洗浄媒体噴射部(車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか電力を各駆動原とするか問わない)と、を有し、前記前輪架台、後輪架台上の車輌の前輪、後輪の各タイヤと、車輌の荷台に対するミスト供給により土砂等の湿らせを行うようにした構成により実現した。

0019

以下、本発明の実施例に係る車輌泥落洗浄装置について図面を参照して詳細に説明する。

0020

(実施例1)
本発明の実施例1に係る車輌泥落洗浄装置1は、図1乃至図3に示すように、ダンプカー等の車輌Cが泥落洗浄のために走行する主に鋼鉄等の金属材で構成している架台本体2を備えている。

0021

前記架台本体2は、車輌Cが進入する左右一対で、上面側に凸面を具備し車輌Cのタイヤの泥土が取れやすい構造とした鋼鉄等の金属材により枠組み構成され、地面から後述する後輪架台4に向けて上昇する傾斜配置の入口側スロープ3、3と、車輌Cの後輪側の泥落洗浄を行う後輪架台4と、この後輪架台4から後述する前輪架台6に掛け渡した水平配置で左右一対の中央スロープ5、5と、車輌Cの前輪側の泥落洗浄を行う前輪架台6と、泥落洗浄後の車輌Cが走出する左右一対で、上面側に凸面を具備する前記入口側スロープ3、3と同様な構成からなり、前記前輪架台6から地面に向けて降下する傾斜配置の出口側スロープ7、7と、を備えている。

0022

更に、本実施例1に係る車輌泥落洗浄装置1は、前記後輪架台4の両側方にこの後輪架台4と平行に配置した左右一対の車体用洗浄媒体噴射部である側部洗浄媒体噴射部8、8と、前記後輪架台4、前輪架台6内に配置され車輌Cの後輪側、前輪側の各タイヤ洗浄用の複数のノズル10、及び前記一対の側部洗浄媒体噴射部8、8に洗浄用の水又はノズルからのミスト発生用に流量調製した水を供給する洗浄媒体供給手段9とを備えている。
本発明においては、前記車体用洗浄媒体噴射部、洗浄媒体供給手段を洗浄対象車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか、電力を各駆動原とするかは問わず実施できる。

0023

次に、前記後輪架台4、前輪架台6の具体的構成について詳述する。

0024

前記後輪架台4は、車輌Cのダブルタイヤの後輪に対応し、前記前輪架台6は車輌Cのシングルタイヤに対応する構成としたものである。

0025

すなわち、前記後輪架台4は、車輌Cの進行方向と直交する配置で、合計8個の後輪駆動ローラー群を具備している。

0026

詳述すると、前記左側の入口側スロープ3と、左側の中央スロープ5との間には、車輌Cの左側のダブルタイヤの後輪用として所定の間隔で2箇所に分離して2個ずつ、計4個の後輪駆動ローラー11を平行配置している。

0027

そして、2個一組、計2組の各々小間隔の各後輪駆動ローラー11上に車輌Cの左側のダブルタイヤの後輪を載せるように構成している。

0028

同様に、右側の入口側スロープ3と、右側の中央スロープ5との間には、車輌Cの右側のダブルタイヤの後輪用として所定の間隔で2箇所に分離して2個ずつ、計4個の後輪駆動ローラー11を平行配置している。

0029

そして、2個一組、計2組の各々小間隔の各後輪駆動ローラー11上に車輌Cの右側のダブルタイヤの後輪を載せるように構成している。

0030

また、後輪駆動ローラー群の左右両外側に一対の軸受ユニットフランジ型軸受ユニット、ピロー型軸受ユニット等)12、12を車輌Cの進行方向に沿って所定の間隔で平行配置し、両軸受ユニット12、12に対して進行方向と直交する方向に各々中央位置にチェーンカップリング14を介在させつつ4本の長軸13を所定の間隔で平行配置し、各長軸13により、進行方向と直交する方向で横並びとなる2個ずつ計4組の後輪駆動ローラー11を各々嵌装する状態で、かつ、各々回転可能に支持する構成としている。

0031

前記後輪架台4側には、クラッチブレーキ15を設けている。すなわち、図1に示すように、合計4本の長軸13のうち、進行方向手前から3本目の長軸13には、チェーンカップリング14の隣りに位置してクラッチブレーキ15を配置し、この3本目の長軸13により支持した左右の後輪駆動ローラー11の回転規制を行うように構成している。

0032

更に、後輪架台4より先方の中央スロープ5の更に先方に配置した前輪架台6には、車輌Cの進行方向と直交する配置で、合計4個の前輪駆動ローラー群を具備している。

0033

更に詳述すると、左側の中央スロープ5と前記左側の出口側スロープ7との間には、車輌Cの左側のシングルタイヤの前輪用として所定の間隔で2個の前輪駆動ローラー21を平行配置している。

0034

同様に、右側の中央スロープ5と前記右側の出口側スロープ7との間には、車輌Cの右側のシングルタイヤの前輪用として所定の間隔で2個の前輪駆動ローラー21を平行配置している。

0035

また、前輪駆動ローラー群の左右両外側に一対の軸受ユニット(フランジ型軸受ユニット、ピロー型軸受ユニット等)22、22を車輌Cの進行方向に沿って所定の間隔で平行配置し、両軸受ユニット22、22に対して進行方向と直交する方向に各々中央位置にチェーンカップリング24を介在させつつ2本の長軸23を所定の間隔で平行配置し、各長軸23により、進行方向と直交する方向で横並びとなる2個ずつ計4個の前輪駆動ローラー21を各々嵌装する状態で、かつ、各々回転可能に支持する構成としている。

0036

前記後輪駆動ローラー11及び前輪駆動ローラー21は、各々表面の凸面が螺旋状に形成され、タイヤが中心に向かって回転するように構成してあり、タイヤを高速で回転しても、横ゆれせず、泥土が遠くに飛ばないという利点を有するものである。

0037

更に、本実施例1の車輌泥落洗浄装置1は、前記洗浄媒体供給手段9の運転動作に応じて、前記後輪駆動ローラー群、前輪駆動ローラー群の回転を連動させる回転連動機構部31を備えている。

0038

前記洗浄媒体供給手段9は、詳細は後述するが、洗浄水を貯留するタンク41、車輌泥落洗浄装置1の両サイドに、車輌Cの泥落洗浄を行うために洗浄水を圧送する2個のポンプ42を備えている。なお、2個のポンプは同様の構成であるため図面上1個のポンプのみ記載し、2個目のポンプの記載は省略している。そして、前記ポンプ42を構成する回転軸に従動プーリー44を取り付けている。なお、この車輌泥落洗浄装置1は、車輌泥落洗浄装置1の両サイドに、2個のポンプ42を備えていることから、当該2個の各ポンプ42に連動する以下の各部も夫々2個具備する構成になっている。
本発明においては、前記したように、洗浄媒体供給手段を洗浄対象車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか、電力を各駆動原とするかは問わず実施できる。

0039

前記タンク41は、図5図6に示すように、例えば容量3.4m3の本体37、フロート38、接続栓39等を具備している。

0040

前記ポンプ42は、図7及び図8に示すように、従動プーリー44、ポンプ台56、ストレーナー57、エアー抜き弁58、バルブ52等を具備している。

0041

また、前記後輪架台4においては、前記後輪駆動ローラー群側の一方(図1において下側)の軸受ユニット12に対して、入口側スロープ3側から見て1本目乃至4本目の各長軸13の一端を各々貫通させて側方に突出させ、1本目の長軸13の突出端部に原動プーリー32を、その内側にスプロケット33を取り付けている。

0042

前記洗浄媒体供給手段9は、前記従動プーリー44、原動プーリー32間にベルト34を張り渡し、車輌Cの後輪のタイヤの回転に伴う1本目の長軸13の回転を、前記ベルト34を介して前記ポンプ42に伝達し、ポンプ42を運転状態とするように構成している。

0043

また、2本目、3本目及び4本目の各長軸13の各突出端部には、各々内外2個ずつ合計6個のスプロケット33を取り付けている。

0044

そして、1本目の長軸13側のスプロケット33と2本目の長軸13の内側のスプロケット33間に第1チェーン35aを掛け渡し、2本目の長軸13の外側のスプロケット33と3本目の長軸13の外側のスプロケット33間に第2チェーン35bを掛け渡し、3本目の長軸13の内側のスプロケット33と4本目の長軸13の内側のスプロケット33間に第3チェーン35cを掛け渡して、1本目の長軸13から順に2本目の長軸13、3本目の長軸13、4本目の長軸13へと回転力を伝達するように構成している。

0045

更に、前記前輪駆動ローラー群側の一方(図1において下側)の軸受ユニット22に対して、中央スロープ5側から見て1本目の長軸23の一端を貫通させて側方に突出させ、突出する一端に対して内外2個のスプロケット33を取り付け、また、一方の軸受ユニット22に対して中央スロープ5側から見て2本目の長軸23の一端を貫通させて側方に突出させ、突出する一端に対して1個のスプロケット33を取り付けている。

0046

そして、前記後輪駆動ローラー群側の4本目の長軸13に取り付けた外側のスプロケット33、前記前輪駆動ローラー群側の1本目の長軸23に取り付けた外側のスプロケット33間に第4チェーン35dを掛け渡し、更に、前輪駆動ローラー群側の1本目の長軸23に取り付けた内側のスプロケット33、2本目の長軸23に取り付けたスプロケット33間に第5チェーン35eを掛け渡し、前記後輪駆動ローラー群側の4本目の長軸13の回転力を前記前輪駆動ローラー群側の1本目の長軸23、2本目の長軸23へと順に伝達するように構成している。

0047

なお、図1図3において、符号36はガードレールである。

0048

次に、前記洗浄媒体供給手段9について図1図2図4乃至図8を参照して説明する。

0049

前記洗浄媒体供給手段9は、所定の量の洗浄媒体の一つである水を貯留するタンク41と、このタンク41からバルブ52を経て水が供給されるポンプ42(車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか電力を各駆動原とするか問わない)と、ポンプ42からの水又はミスト噴霧用に流圧調製した水と、前記後輪架台4側に配置した後輪架台側洗浄媒体供給管路51と、前記前輪架台6側に配置した前輪架台側洗浄媒体供給管路61と、前記左右一対の側部洗浄媒体噴射部8、8と、前記後輪架台側洗浄媒体供給管路51から、前輪架台側洗浄媒体供給管路61に洗浄媒体を送るとともに、前記一対の側部洗浄媒体噴射部8、8に洗浄媒体を送る連結洗浄媒体供給管路71と、を有している。

0050

前記後輪架台側洗浄媒体供給管路51は、その吐出側に接続したホース等からなる入口配管材53と、前記後輪架台4における一対の軸受ユニット12の内側に各々平行配置したホース等からなる一対のガイド配管材54、54と、前記後輪架台4を車輌Cの進行方向と直交する方向の配置で一対のガイド配管材54、54に両端を接続した並列配置の一対のノズル用配管材55、55と、一対のノズル用配管材55、55に対して洗浄媒体の噴出口を上向きとする配置に各々取り付けた一本当たり6個、合計12個のノズル10と、を具備している。

0051

すなわち、一本目のノズル用配管材55に対して、右輪用に所定の間隔で3個のノズル10を取り付け、また、左輪用に所定の間隔で3個のノズル10を取り付けている。2本目のノズル用配管材55に関しても同様である。

0052

また、前記一本目のノズル用配管材55は、1本目の長軸13と2本目の長軸13との中間位置に、2本目のノズル用配管材55は3本目の長軸13と4本目の長軸13との中間位置に配置している。

0053

更に、前記各ノズル10の配置位置の高さは、前記後輪駆動ローラー11を支持する長軸13の高さと略同等にしている。

0054

そして、前記入口配管材53、一対のガイド配管材54、54、一対のノズル用配管材55、55を、詳細な接続構造の説明は省略するが公知の手段で洗浄媒体である水が流通可能に接続し、前記各ノズル10から前記各後輪駆動ローラー11上に乗り入れてくる車輌Cの各後輪のタイヤに向けて水を噴射するように構成している。

0055

前記前輪架台側洗浄媒体供給管路61は、詳細は後述する連結洗浄媒体供給管路71からの洗浄媒体である水を受け入れて、各ノズル10から前記各前輪駆動ローラー21上に乗り入れてくる車輌Cの各前輪のタイヤに向けて水を噴射するように構成している。

0056

すなわち、前記前輪架台側洗浄媒体供給管路61は、前記前輪架台6における一対の軸受ユニット22の内側に各々平行配置したホース等からなる一対のガイド配管材62、62と、前記前輪架台6において車輌Cの進行方向と直交する方向の配置で一対のガイド配管材62、62に両端を接続した1本のノズル用配管材63と、ノズル用配管材63に対して洗浄媒体の噴出口を上向きとする配置に各々取り付けた合計6個のノズル10と、を具備している。

0057

また、前記ノズル用配管材63に対して、右輪用に所定の間隔で3個のノズル10を取り付け、また、左輪用に所定の間隔で3個のノズル10を取り付けている。

0058

そして、前記一対のガイド配管材62、62と、ノズル用配管材63とを詳細な接続構造の説明は省略するが公知の手段で洗浄媒体である水が流通可能に接続し、前記各ノズル10から前記各前輪駆動ローラー21上に乗り入れてくる車輌Cの各前輪のタイヤに向けて水を噴射するように構成している。

0059

更に、前記各ノズル10の配置位置の高さは、前記前輪駆動ローラー21を支持する長軸23の高さと略同等にしている。

0060

前記連結洗浄媒体供給管路71は、前記後輪架台側洗浄媒体供給管路51に接続し、他端側を前記前輪架台側洗浄媒体供給管路61に接続した連結配管材72を具備している。

0061

前記連結配管材72の途中には分岐弁を配置し、この分岐弁を用いて1個の入口ポートと3個の出口ポートとを有する構成とし、前記前輪架台側洗浄媒体供給管路61への洗浄媒体の供給と、前記左右一対の側部洗浄媒体噴射部8、8への前記洗浄媒体の供給を行うように構成している。

0062

次に、前記側部洗浄媒体噴射部8(車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか電力を各駆動原とするか問わない)の構成例について、図8を参照して説明する。

0063

前記側部洗浄媒体噴射部8は、図8に示すように、基台81と、この基台81に配置される底部パイプ82と、前記基台81から上方に立設されるとともに前記底部パイプ82に連通させた門型配管パイプ83と、前記門型配管パイプ83の上片部に取り付けた例えば3個の側部噴射ノズル84と、前記門型配管パイプ83の側片部に取り付けた逆止弁85と、を具備している。

0064

前記側部噴射ノズル84は、水を放水する機能と、前記流圧調製した水を基にミスト(霧状の水)を噴霧する機能とを有している。

0065

そして、前記一対の側部洗浄媒体噴射部8の各側部噴射ノズル84から各々車輌Cの車体の外面に前記水又は流圧調製した水を噴射するように構成している。

0066

次に、図9及び各図を参照して本実施例1に係る車輌泥落洗浄装置1による車輌Cの泥落洗浄態様について説明する。

0067

なお、初期状態では、洗浄媒体である水を供給する状態にセットされているものとする。

0068

本実施例1に係る車輌泥落洗浄装置1において、図9(a)に示すように、車輌Cは、入口側スロープ3側から架台本体2上にゆっくりと進行し、次いで図9(b)に示すように、前輪を前記前輪架台6に、後輪側を前記後輪架台4上になるまで移動して停止する。

0069

次に、車輌Cの運転者ギヤを例えば2速等に入れて加速し時速30km程度に加速し、5〜10秒程度空運転を行い、ギヤをニュートラルに戻し、タイヤを完全に停止させる。

0070

このとき、5〜10秒程度の空運転時におけるエンジンにより回転駆動される後輪のタイヤの回転に伴い、本発明においては、車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか電力を各駆動原とするか問わないが、いずれを各駆動原とするかを別として、1本目の長軸13が原動軸となって回転し、既述したように連動してポンプ42が運転状態となり、タンク41から供給される水はポンプ42によって前記後輪架台側洗浄媒体供給管路51、連結洗浄媒体供給管路71、一対の側部洗浄媒体噴射部8、前輪架台側洗浄媒体供給管路61に通水される。

0071

また、前記回転連動機構部31の動作で、前記車輌Cの後輪側のその他の各タイヤ、前輪側の各タイヤも5〜10秒程度空回転する。

0072

これにより、前記後輪架台側洗浄媒体供給管路51に設けた各ノズル10から車輌Cの後輪の回転している各タイヤに向けて水又はミストが噴射されこれらのタイヤに付着している泥土が洗い落とされる。

0073

また、前輪架台側洗浄媒体供給管路61に設けた各ノズル10から車輌Cの前輪の回転している各タイヤに向けて水又はミストが噴射されこれらのタイヤに付着している泥土が洗い落とされる。

0074

更に、一対の側部洗浄媒体噴射部8に設けた各側部噴射ノズル84から車輌Cの車体の外面に向けて水噴射されこの外面に付着している泥土が洗い落とされる。
更に、一対の側部洗浄媒体噴射部8に設けた各側部噴射ノズル84から例えば車輌Cの荷台に積み込まれている土砂M等にミスト発生用に所定の圧力に調製した水に基づくミストを噴射し、この土砂M等を湿らせる。

0075

次に、5〜10秒程度経過しタイヤが完全に停止すると、連動してポンプ42も停止する。

0076

次に、車輌Cの運転者は、図9(c)に示すように、ギヤをバックに入れ車輌Cを50cm程度後退させる。

0077

その後、図9(d)に示すように、ギヤを例えば1速等に入れて架台本体2上をゆっくりと進行し、出口側スロープ7から先方に走行して一連の動作が終了となる。

0078

以上説明した本実施例1の車輌泥落洗浄装置1によれば、運転者は車輌Cを架台本体2上に進行させ、5〜10秒程度空運転するだけの簡略な運転操作を行うだけで、この車輌Cのエンジン動力を利用して、例えば工事現場に出入りするダンプカー等の車輌Cの前後各タイヤに付着した泥土、更には車体の外面に付着した泥土を確実、かつ、短時間で除去し、かつ、工事現場周辺の道路の汚染や環境悪化を未然に防止することが可能となる。

0079

更には、前記側部洗浄媒体噴射部8に設けた各側部噴射ノズル84から例えば車輌Cの荷台に積み込まれている土砂M等にミストを噴射し、この土砂M等を湿らせることにより、土砂M等に起因する粉塵の発生を抑制し、この点からも工事現場周辺の道路の汚染や環境悪化を未然に防止することが可能となる。

0080

(実施例2)
本発明の実施例2に係る車輌泥落洗浄装置1Aについて図10乃至図13を参照して説明する。なお、実施例2においても、車輌のタイヤの空転力を各駆動原とするか電力を各駆動原とするか問わない。

0081

本実施例2に係る車輌泥落洗浄装置1Aにおいて、既述した実施例1に係る車輌泥落洗浄装置1の場合と同一の要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。

0082

本実施例2に係る車輌泥落洗浄装置1Aは、基本的構成は既述した実施例1の場合と略同様であるが、前記側部洗浄媒体噴射部8に替えて、前記架台本体2の両側部及び上部を略覆うとともに、前記側部洗浄媒体噴射部8と同様な機能を有する車体用洗浄媒体噴射部である洗浄媒体噴射部101を設けたことが特徴である。

0083

前記洗浄媒体噴射部101は、前記架台本体2の両側部及び上部を略覆う門型構造で、車輌Cの進行方向に関して前記後輪架台4から前輪架台6に至る範囲に配置した本体102と、この本体102に車輌Cの進行方向と直交する方向で組み込んだ前記本体102に対応する形状で、かつ、所定の間隔を有する平行配置の複数の、例えば3本の配管パイプ103と、各配管パイプ103の上片に各々噴射口を下向きとして所定の間隔で取り付けた前記側部噴射ノズル84の場合と同様に構成した例えば3個の噴射ノズル104と、各配管パイプ103の各側片に各々取り付けた逆止弁106と、を具備している。

0084

そして、実施例1の側部洗浄媒体噴射部8の場合と同様に、前記洗浄媒体噴射部101の各噴射ノズル104から架台本体2上の車輌Cの車体外面に洗浄媒体(水又はミスト)を噴射するように構成している。

0085

なお、前記配管パイプ103や噴射ノズル104の設置個数は上述した場合に限定されるものではない。

0086

この他の構成は前記実施例1の車輌泥落洗浄装置1の場合と同様である。

0087

本実施例2に係る車輌泥落洗浄装置1Aにおいても、洗浄媒体噴射部101を備える構成の基に、既述した図9(a)乃至図9(d)に示す場合と同様な泥落洗浄態様を実行することにより、車輌Cのエンジン動力を利用して、例えば工事現場に出入りするダンプカー等の車輌Cの前後各タイヤに付着した泥土、更には車体の外面に付着した泥土を確実、かつ、短時間で除去でき、工事現場周辺の道路の汚染や環境悪化を未然に防止することが可能となる。

実施例

0088

また、前記洗浄媒体噴射部101の噴射ノズル104から例えば車輌Cの荷台に積み込まれている土砂M等にミストを噴射し、この土砂、泥土等を湿らせることにより、土砂M等に起因する粉塵の発生を抑制し、この点からも工事現場周辺の道路の汚染や環境悪化を未然に防止することが可能となる。

0089

本発明は、ダンプカーは勿論のこと、コンクリートミキサー車その他の各種工事車輌用、更にはバストラック等のような各種車輌用の車輌泥落洗浄装置として広範に活用可能である。

0090

1車輌泥落洗浄装置
1A 車輌泥落洗浄装置
2架台本体
3 入口側スロープ
4後輪架台
5中央スロープ
6前輪架台
7出口側スロープ
8 側部洗浄媒体噴射部
9 洗浄媒体供給手段
10ノズル
11後輪駆動ローラー
12軸受ユニット
13長軸
14チェーンカップリング
15クラッチブレーキ
21前輪駆動ローラー
22 軸受ユニット
23 長軸
24 チェーンカップリング
31 回転連動機構部
32原動プーリー
33スプロケット
34ベルト
35a 第1チェーン
35b 第2チェーン
35c 第3チェーン
35d 第4チェーン
35e 第5チェーン
36ガードレール
37 本体
38フロート
39接続栓
41タンク
42ポンプ
44従動プーリー
51 後輪架台側洗浄媒体供給管路
52バルブ
53入口配管材
54ガイド配管材
55 ノズル用配管材
56ポンプ台
57ストレーナー
58エアー抜き弁
61 前輪架台側洗浄媒体供給管路
62 ガイド配管材
63 ノズル用配管材
71 連結洗浄媒体供給管路
72連結配管材
81基台
82 底部パイプ
83門型配管パイプ
84側部噴射ノズル
85逆止弁
92電力源
93運転停止センサ
94時限運転駆動部
101 洗浄媒体噴射部
102 本体
103 配管パイプ
104噴射ノズル
106 逆止弁
C 車輌
M 土砂

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 杭州味想汽車用品有限公司の「 自動車クリーニング用の拭き装置」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】本発明は自動車クリーニング用の拭き装置を開示した。【解決手段】拭き外殻を含み、モータを始動し、第一プーリを連動させて回転させ、第一プーリが第一ベルトを連動させて伝動させ、第一ベルトが前側の第三... 詳細

  • 株式会社ウイングの「 トレーラ支持装置の高さ調整機構」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】重量物を支持するトレーラ支持装置の高さを、ハンドルの手動操作で変更することができる高さ調整機構を提供する。【解決手段】ウォームギア機構を利用した高さ調整機能を有する荷重支持装置であって、ウォー... 詳細

  • 京都機械工具株式会社の「 タイヤ用異物除去工具」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】タイヤの傷つきを抑制しつつ、タイヤの溝部に侵入した異物を容易に除去する。【解決手段】軸状の本体部10と、本体部10における軸心方向の一端側に設けられ、作業者が把持する把持部11と、本体部におけ... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ