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技術 ビデオゲーム処理装置、およびビデオゲーム処理プログラム

出願人 株式会社スクウェア・エニックス
発明者 安藤武博岩野弘明星彰秀
出願日 2017年6月15日 (2年10ヶ月経過) 出願番号 2017-117824
公開日 2017年9月7日 (2年7ヶ月経過) 公開番号 2017-154016
状態 拒絶査定
技術分野 電子ゲーム機
主要キーワード 許容コスト 設定カード 仮想アイテム スクウェア カード群 希少度 目新しさ 冒頭部分
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (11)

課題

新たなガシャシステムを実現する。

解決手段

ビデオゲームのガチャシステムを制御するビデオゲーム処理装置が、ガチャシステムの景品群を管理するための情報であって、複数の景品群と、該複数の景品群それぞれの被選択条件として設定された音楽属性に関連する条件とを含む管理情報を記憶し、属性情報対応付けされた音楽データの再生状況に応じて条件が満たされた景品群を検索し、特定の抽出規則に基づいて、検索した景品群に属する景品の中から少なくとも1つの景品を抽出し、抽出した景品をプレイヤに提供する。

概要

背景

従来、ビデオゲームの分野において、プレイヤが操作するキャラクタプレイヤキャラクタ)とコンピュータまたは他のプレイヤによって操作されるキャラクタ(敵キャラクタ)との対戦を行うものが数多く知られている。

このような分野では、所定のパラメータ攻撃力など)が設定されたカード(ビデオゲーム内で登場するカード。仮想カード。)を用いるビデオゲームも広く知られている(非特許文献1参照)。近年、このようなビデオゲームでは、カードを景品とした景品くじ(ガチャ)をユーザに行わせるものが提案されている。

概要

新たなガシャシステムを実現する。ビデオゲームのガチャシステムを制御するビデオゲーム処理装置が、ガチャシステムの景品群を管理するための情報であって、複数の景品群と、該複数の景品群それぞれの被選択条件として設定された音楽属性に関連する条件とを含む管理情報を記憶し、属性情報対応付けされた音楽データの再生状況に応じて条件が満たされた景品群を検索し、特定の抽出規則に基づいて、検索した景品群に属する景品の中から少なくとも1つの景品を抽出し、抽出した景品をプレイヤに提供する。

目的

本発明は、上記の問題を解決すべく、新たなガシャシステムを実現することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

ビデオゲームにおいて仮想的な物品景品としてプレイヤに提供するシステム(以下「ガチャシステム」という。)を制御するビデオゲーム処理装置であって、前記ガチャシステムの景品群を管理するための情報であって、複数の景品群と、該複数の景品群それぞれの被選択条件として設定された音楽属性に関連する条件とを含む管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、プレイヤによる音楽データの選択操作受け付けた場合に、属性情報対応付けされた音楽データを再生する再生手段と、該再生手段による前記音楽データの再生履歴を参照し、前記条件が満たされた景品群を検索する検索手段と、特定の抽出規則に基づいて、前記検索手段により検索された景品群に属する景品の中から少なくとも1つの景品を抽出する抽出手段と、該抽出手段により抽出された景品を前記プレイヤに提供する提供手段とを含むことを特徴とするビデオゲーム処理装置。

技術分野

0001

本発明は、ビデオゲームのガチャステムを制御するための技術に関する。

背景技術

0002

従来、ビデオゲームの分野において、プレイヤが操作するキャラクタプレイヤキャラクタ)とコンピュータまたは他のプレイヤによって操作されるキャラクタ(敵キャラクタ)との対戦を行うものが数多く知られている。

0003

このような分野では、所定のパラメータ攻撃力など)が設定されたカード(ビデオゲーム内で登場するカード。仮想カード。)を用いるビデオゲームも広く知られている(非特許文献1参照)。近年、このようなビデオゲームでは、カードを景品とした景品くじ(ガチャ)をユーザに行わせるものが提案されている。

先行技術

0004

武将カードについて”、[online]、[平成24年4月27日検索]、株式会社スクウェア・エニックス、インターネット<URL:http://sengokuixa.jp/help/ixa_help05.html>

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、こうした従来のビデオゲームでは、ガチャを行う際に使用するゲーム内アイテム課金の有無によってガチャにより得られるカードの種類(レアリティなど)を決定するものがほとんどであり、新たなガシャシステムが提供されていないという課題があった。すなわち、プレイヤにとっては、ガチャの種類(得られる可能性のあるカードの種類)の選択肢が使用するゲーム内アイテム(無料有料のものを含む)の種類に限定されるており、目新しさ欠け趣向性に欠けるという問題があった。

0006

本発明は、上記の問題を解決すべく、新たなガシャシステムを実現することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

非限定的な観点によると、本発明のビデオゲーム処理装置は、ビデオゲームのガチャシステムを制御するビデオゲーム処理装置であって、前記ガチャシステムの景品群を管理するための情報であって、複数の景品群と、該複数の景品群それぞれの被選択条件として設定された音楽属性に関連する条件とを含む管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、属性情報対応付けされた音楽データの再生状況に応じて前記条件が満たされた景品群を検索する検索手段と、特定の抽出規則に基づいて、前記検索手段により検索された景品群に属する景品の中から少なくとも1つの景品を抽出する抽出手段と、該抽出手段により抽出された景品を前記プレイヤに提供する提供手段とを含むことを特徴とする。

0008

非限定的な観点によると、本発明のビデオゲーム処理プログラムは、ビデオゲームのガチャシステムを制御する機能をコンピュータに実現させるためのビデオゲーム処理プログラムであって、前記ガチャシステムの景品群を管理するための情報であって、複数の景品群と、該複数の景品群それぞれの被選択条件として設定された音楽の属性に関連する条件とを含む管理情報を記憶する管理情報記憶手段を備えるコンピュータに、属性情報が対応付けされた音楽データの再生状況に応じて前記条件が満たされた景品群を検索する検索機能と、特定の抽出規則に基づいて、前記検索機能により検索した景品群に属する景品の中から少なくとも1つの景品を抽出する抽出機能と、該抽出機能により抽出した景品を前記プレイヤに提供する提供機能とを実現させるためのものである。

発明の効果

0009

本発明によれば、新たなガシャシステムを実現することができるようになる。

図面の簡単な説明

0010

ビデオゲーム処理装置の構成例を示すブロック図である。
仮想カード情報格納状態の例を示す説明図である。
プレイヤ情報の格納状態の例を示す説明図である。
仮想カード群管理情報の格納状態の例を示す説明図である。
音楽情報の格納状態の例を示す説明図である。
対戦画面の例を示す説明図である。
対戦におけるカードの利用方法について説明するための説明図である。
カード提供処理の例を示すフローチャートである。
対戦処理の例を示すフローチャートである。
対戦画面の例について説明するための説明図である。

実施例

0011

以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。

0012

図1は、本発明の一実施の形態におけるビデオゲーム処理装置100の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、ビデオゲーム処理装置100は、ゲームプログラム読取部10、制御部11、記憶部12、表示部13、音声出力部14、およびプレイヤ操作受付部15と、通信部16とを含む。

0013

プログラム読取部10は、各種ビデオゲームプログラムが格納された記憶媒体を内蔵する記憶媒体から必要なビデオゲームプログラムを読み出す機能を有する。なお、本例においては、プログラム読取部10は、ビデオゲームプログラムが格納された着脱可能なゲームカートリッジ20を装着する装着部を有し、プレイヤ(ビデオゲーム処理装置100の操作者(ユーザ))により装着部に装着されたゲームカートリッジ20の記憶媒体からゲームプログラムを読み出し、記憶部12に格納する。なお、本例で用いられるビデオゲームプログラムに従って実行されるビデオゲームは、ATBシステムとコンボシステムとを採用するビデオゲームであればどのようなものであってもよい。

0014

制御部11は、プログラム読取部10により読み取られ記憶部12に格納されたゲームプログラムを実行し、プレイヤの操作に応じてビデオゲームを進行するための各種の制御を実行する機能を有する。

0015

記憶部12は、ビデオゲームを進行する際に必要なビデオゲームプログラムや各種のデータを記憶する記憶媒体である。記憶部12は、例えばRAMなどの不揮発性メモリによって構成される。記憶部12には、ゲームの進行に従って登録更新される各種の情報や、ゲームカートリッジ20に内蔵される記憶媒体から読み出されたゲームにおいて使用される各種の情報が格納される。

0016

なお、ビデオゲーム処理装置100が、ビデオゲームプログラムを図示しないゲームプログラム提供サーバからインターネット等の通信ネットワークを介してダウンロードして記憶部12に格納する構成としてもよい。

0017

本例においては、記憶部12は、仮想カード情報記憶部12aと、プレイヤ情報記憶部12bと、仮想カード群管理情報記憶部12cと、音楽情報記憶部12dとを含む。

0018

仮想カード情報記憶部12aは、ビデオゲーム処理装置100が進行を制御するビデオゲームにおける対戦に用いられるカード(仮想カード)に関する情報である仮想カード情報を記憶する記憶媒体である。本例のビデオゲームにおいては、実物のカードを用いることは無いものとし、以下、適宜仮想カードのことを「カード」と呼ぶこととする。

0019

図2は、仮想カード情報記憶部12aに記憶された仮想カード情報の格納状態の例を示す説明図である。図2に示すように、仮想カード情報は、カード番号と、カード名と、レアリティと、攻撃内容と、防御力と、カードコストと、スピードとを含む。

0020

ここで、「レアリティ」とは、カードの希少度を意味する。本例においては、各カードのレアリティとして、「ノーマル」と「レア」とがある場合を例にして説明を行う。

0021

また、「攻撃内容」とは、カードを対戦で使用する場合に実行される攻撃の内容を意味する。本例においては、攻撃内容として、攻撃力と、攻撃演出情報が含まれるものとする。攻撃力とは、対戦相手体力値(HP)を減算値の算出に用いる値である。攻撃演出情報とは、カードの使用条件(攻撃条件)が満たされたときに表示画面に特定のゲーム演出(攻撃演出)を表示するための情報である。

0022

また、「カードコスト」とは、プレイヤ(またはプレイヤキャラクタ)に設定する際に利用される値である。本例においては、プレイヤに設定可能なコスト(許容コスト)が決められており、プレイヤは、許容コスト内でカードを設定する必要がある。なお、許容コストは、例えばプレイヤの能力(ビデオゲームの進行に応じて変化するプレイヤレベルなど)に応じて変動する構成とされていてもよい。

0023

また、「スピード」とは、各カードを対戦で用いる場合に、各カードの攻撃条件に影響する値を示す。本例においては、スピードには3段階があり(A,B,C)、スピードが速いほど、対戦においてカードに応じた攻撃が実行される回数が多くなる。対戦の詳細については、後で説明する。

0024

なお、図示しないが、本例における仮想カード情報は、カードに描かれるキャラクタの性別や属するカテゴリ(例えば、いわゆる三すくみの関係を築くカテゴリ)など、カードの特徴を示す情報(特徴情報)が含まれるものとする。

0025

プレイヤ情報記憶部12bは、ビデオゲームを遊戯するプレイヤに関するプレイヤ情報を記憶するための記憶媒体である。

0026

図3は、プレイヤ情報記憶部12bに記憶されたプレイヤ情報の格納状態の例を示す説明図である。図3に示すように、プレイヤ情報は、プレイヤ名と、スタミナと、許容コストと、HPと、設定カード情報とを含む。

0027

ここで、「スタミナ」とは、ビデオゲームを進める上で必要な要素である。本例においては、ビデオゲームの進行に応じてスタミナが「0」になると、プレイヤは、ビデオゲームを進めることができなくなる。そして、ビデオゲーム処理装置100は、時間の経過に応じてスタミナを回復させるほか、プレイヤによる課金操作を受け付けた場合に、スタミナを回復させる。

0028

また、「HP」は、プレイヤの体力値を示す。本例においては、HPは、プレイヤに設定されたカード(すなわち、プレイヤが対戦に用いるカード群として設定したカード)の防御力の合計値であるものとする。

0029

また、「設定カード情報」とは、プレイヤが対戦に用いるカードとして設定したカードを示す情報である。本例においては、設定仮想カード情報には、カードを一意識別可能なカード番号が含まれる。

0030

仮想カード群管理情報記憶部12cは、複数の仮想カードのうち少なくとも1つが属する仮想カード群を管理するための情報であって、複数の仮想カード群と、該複数の仮想カード群それぞれが選択される被選択条件とを示す仮想カード群管理情報を記憶するための記憶媒体である。

0031

図4は、仮想カード群管理情報記憶部12cに記憶された仮想カード群情報の格納状態の例を示す説明図である。図4に示すように、仮想カード群管理情報は、カード群番号と、種類と、カード群名と、所属カードと、被選択条件とを含む。

0032

本例におけるカード群の種類には、音楽生成と、無料と、有料とが含まれる。ここで、「音楽生成」とは、「音楽から自由に生成できる」という概念で作成されたカード群であり、ビデオゲームの進行(特に、イベント等)に応じてプレイヤに付与され得る仮想チケット消費することで利用可能となるカード群である。また、「無料」とは、プレイヤが課金することなく利用可能なカード群である。また、「有料」とは、プレイヤが課金することで(例えば、ビデオゲーム内で購入可能な専用の仮想チケットを消費することで)利用可能となるカード群である。

0033

また、「所属カード」とは、カード群に属するカードを意味する。プレイヤは、カード群を利用することで、カード群に属するカードからランダムに(または、特定の規則に従って)所定数のカードを取得することができる。本例においては、仮想カード群管理情報には、カード群に属するカードを示すカード番号が設定される。

0034

また、「被選択条件」とは、ビデオゲームの進行に応じて各カード群が選択される条件を意味する。本例においては、被選択条件の内容はカード群毎に異なり、また、カード群の種類によってその系統が異なる。すなわち、例えば種類「音楽生成」のカード群であれば、被選択条件は「選択された音楽データに対応するボーカルの性別が男性であること」など、音楽データの属性に関連する条件が設定されている。また、種類「無料」の場合はビデオゲーム内で取得可能な仮想通貨の消費量などが、種類「有料」の場合は有料アイテムの消費量などが、それぞれ被選択条件として設定されている。

0035

音楽情報記憶部12dは、ビデオゲームの進行と独立して再生可能な音楽データに関する情報であって、音楽の属性を示す属性情報を含む音楽情報を記憶するための記憶媒体である。

0036

図5は、音楽情報記憶部12dに記憶された音楽情報の格納状態の例を示す説明図である。図5に示すように、音楽情報は、音楽データ識別情報と、属性情報とを含む。

0037

ここで、「音楽データ識別情報」とは、音楽データを一意に識別可能な情報である。音楽データ識別情報は、音楽データに予め対応付けされている識別情報を用いる構成としてもよいし、制御部11が新たに付与する構成としてもよい。

0038

また、「属性情報」は、ジャンル歌手名、ボーカルの性別など、音楽に関する各種属性を示す情報である。属性情報は、音楽データに予め対応付けされている識別情報を用いる構成としてもよいし、制御部11が新たに付与する構成としてもよい。なお、音楽データ識別情報や属性情報を新たに付与する方法としては、音楽データから特定項目を抽出する方法や、プレイヤによる入力を受け付ける方法などが考えられる。

0039

表示部13は、制御部11の制御に従って、ビデオゲームの進行やプレイヤ操作に応じたゲーム画面を表示する表示装置である。表示部13は、例えば、液晶表示装置によって構成される。

0040

音声出力部14は、制御部11の制御に従って、ビデオゲームの進行やプレイヤ操作に応じて音声を出力する。

0041

プレイヤ操作受付部15は、プレイヤ操作に応じた操作信号を受け付け、その結果を制御部11に通知する。本例においては、操作受付部15は、表示部13に設けられたタッチパネルを介してプレイヤの操作を受け付ける。なお、操作受付部15は、マウスやゲームパットなどのコントローラを介してプレイヤの操作を受け付ける構成とされていてもよい。

0042

通信部16は、インターネットなどの通信ネットワークに無線あるいは有線によって接続し、各種情報送受信する。

0043

次に、本例のビデオゲーム処理装置100が制御するビデオゲームにおける対戦について説明する。本例においては、プレイヤが敵と戦闘を行う場合を例にして説明を行なう。ただし、対戦は、対戦相手同士が攻撃しあう意味での「戦闘」に限定されず、カードを利用して勝敗を決するものであればよい。

0044

図6は、対戦画面の例を示す説明図である。図6に示すように、本例における対戦画面には、対戦に用いられるカードを表示するカード表示領域101と、プレイヤのHPを示すHPゲージ102と、対戦相手である敵キャラクタNPCと、敵キャラクタのHPゲージ103と、敵キャラクタNPCによる攻撃が実行されるまでの時間を示す敵攻撃ゲージ104とが備えられる。また、本例においては、プレイヤが操作するキャラクタであるプレイヤキャラクタPCも対戦画面に表示される。

0045

図6に示すように、カード表示領域101には、10枚のカードが表示される。ここで、本来、カード表示領域100には、仮想カード情報が示すカードの絵柄が表示される。しかし、図6では、対戦におけるカードの利用方法についての説明を容易にするために、カード毎のスピードを示す記号(A,B,C)を示す。なお、カードの表示態様はこれに限定されず、プレイヤが、対戦に用いられるカードを認識可能な表示形態であればよい。また、対戦相手のカードを表示する領域が設けられていても良い。

0046

本例におけるビデオゲームでは、カード毎に設定された攻撃条件が満たされる度に(具体的には、スピードに応じた時間が経過する度に)、攻撃条件が満たされたカードに対応する攻撃内容が実行される。また、敵側が実行する攻撃も、敵キャラクタに設定されたスピードに応じた時間が経過したときに実行されるものとし、経過時間に応じて敵攻撃ゲージ104が変動するものとする。

0047

対戦は、プレイヤまたは敵のHPが「0」になったときに決定される。なお、互いのHPの状態は、HPゲージ102と敵キャラクタのHPゲージ104とで示される。

0048

対戦では、同じタイミングで攻撃したカードの枚数によってコンボボーナスが決定される。コンボの数が多ければ多い程、すなわち同じタイミングで攻撃条件が満たされたカードが多い程、コンボボーナスは増加する。コンボボーナスの内容としては、各カードの攻撃力増加や、所定アイテムの獲得等、種々の内容が考えられる。

0049

図7は、対戦におけるカードの利用方法について説明するための説明図である。ここでは、図7に示すように、スピードの異なる3種類のカードが対戦に用いられる場合を例にして説明を行なう。対戦に用いられるカードの種類が、スピードが「2秒」のカード(カードA)、スピードが「4秒」のカード(カードB)、スピードが「6秒」のカード(カードC)である場合、図7に示すように、対戦開始から(具体的には、攻撃までの時間の計時が開始されてから)12秒間では、カードAに対応する攻撃が6回発動し、カードBに対応する攻撃が3回発動し、カードCに対応する攻撃が2回発動する。そして、この期間で、コンボは4回(カードAとカードBによるコンボが2回、カードAとカードCによるコンボが1回、カードAとカードBとカードCによるコンボが1回)発動する。

0050

なお、図6に示すように、プレイヤが対戦に用いるカードとして予め選択したカード群の構成が、3枚のカードAと、3枚のカードBと、4枚のカードCの場合、同種類のカードのみでのコンボは発動しないものとする。ただし、例えば2枚のカードAと1枚のカードBとが同じタイミングで攻撃条件を満たした場合、1枚のカードAと1枚のカードBとが同じタイミングで攻撃条件を満たした場合とは異なるコンボが発動するものとする。なお、コンボの発動方法はこれに限定されず、例えば、同種類のカードのみでもコンボが発動する構成としてもよいし、2枚のカードAと1枚のカードBとが同じタイミングで攻撃条件を満たした場合、1枚のカードAと1枚のカードBとでコンボが発動し、コンボとは別に1枚のカードAに対応する攻撃が1回発動する構成としてもよい。

0051

次に、本例のビデオゲーム処理装置100の動作について説明する。

0052

図8は、ビデオゲーム処理装置100が実行するカード提供処理の例を示すフローチャートである。カード適用処理では、プレイヤに対してカードを提供するための処理が行われる。なお、本発明に関係しない処理については、その内容を省略している場合がある。

0053

カード提供処理は、例えば、ビデオゲームの進行に応じて所定のカード提供条件が満たされたときに開始される。本例においては、制御部11が、ビデオゲーム処理装置100のユーザであるプレイヤAによる仮想チケットの消費操作を受け付けたことに応じてカード提供処理を開始する場合を例にして説明を行なう。

0054

カード提供処理において、先ず、制御部11は、音楽情報記憶部12dに記憶された音楽情報を参照して、音楽データ選択画面(図示せず)を表示部13の表示画面に表示する(ステップS101)。音楽データ選択画面は、プレイヤによる音楽データの選択操作を受け付け可能な構成であればよく、必ずしも任意の音楽データを選択可能な構成である必要はない。すなわち、音楽データ選択画面には、音楽名が選択可能に表示されていてもよいし、ランダムに(または、特定の選択基準に従って)音楽データを選択する処理の実行要求を受け付けるボタンが表示されていてもよい。以下、本例においては、音楽データ選択画面として、音楽データを示す曲名が選択可能に表示される画面が表示画面に表示される場合を例にして説明を行なう。

0055

音楽データ選択画面を表示すると、制御部11は、音楽データの選択操作を受け付ける(ステップS102)。本例においては、制御部11は、音楽データ選択画面に表示された曲名に対するタッチ操作を、音楽データの選択操作として受け付ける。

0056

音楽データの選択操作を受け付けると、制御部11は、選択された音楽データを再生する(ステップS103)。なお、このとき制御部11が、音楽データを最初から最後まで再生する構成としてもよいし、冒頭部分さび(または、さわり)の部分のみを再生する構成としてもよい。

0057

音楽データの再生後(再生中または再生終了後)、制御部11は、音楽情報記憶部12dに記憶された音楽情報を参照して、選択された音楽データ(すなわち、再生中の音楽データまたは再生した音楽データ)の属性情報を特定する。本例においては、制御部11は、選択された音楽データを示す音楽データ識別情報を特定し、特定した音楽データ識別情報に対応付けされた属性情報を検索することで、選択された音楽データの属性情報を特定する。

0058

属性情報を特定すると、制御部11は、音楽データが選択されたことにより被選択条件が満たされたカード群を検索する(ステップS105)。なお、本例においては、制御部11は、選択された音楽データの属性情報が示す内容に基づいて、被選択条件が満たされたカード群が複数ある場合には、複数のカード群を選択可能に表示して、プレイヤAによるカード群の選択操作を受け付けるものとする。また、例えば、選択された音楽データの属性情報が何も示していない場合や、属性情報が示す内容では被選択条件が満たされるカード群がない場合には、制御部11は、所定のカード群を被選択条件が満たされたカード群とするものとする。

0059

音楽データが選択されたことにより被選択条件が満たされたカード群を検索すると、制御部11は、検索したカード群から所定数のカードを抽出する(ステップS106)。本例においては、制御部11は、カード群に属するカードの中からランダムに1枚のカードを抽出する。

0060

カード群から所定数のカードを抽出すると、制御部11は、抽出したカードをプレイヤAに提供して(ステップS107)、ここでの処理を終了する。本例においては、制御部11は、抽出したカードを示すカード番号が所持カードに追加されるようにプレイヤ情報を更新する。

0061

図9は、ビデオゲーム処理装置100が実行する対戦処理の例を示すフローチャートである。対戦処理では、カードを用いた対戦を実行するための処理が行われる。なお、本発明に関係しない処理については、その内容を省略している場合がある。

0062

対戦処理は、例えば、ビデオゲームの進行に応じてプレイヤ(または、プレイヤが操作するプレイヤキャラクタ)と敵キャラクタとの戦闘条件が満たされたときに開始される。以下、ビデオゲーム処理装置100のユーザであるプレイヤAが操作するプレイヤキャラクタPCと、制御部11により制御される敵キャラクタNPCとの戦闘が実行される場合を例にして説明を行う。

0063

対戦処理において、先ず、制御部11は、表示部13の表示画面に対戦画面を表示する(ステップS201)。

0064

図10は、対戦画面の例について説明するための説明図である。ここでは、図6で示した対戦画面と異なる部分について説明する。なお、図6図10では、異なるスピードが設定されたカードがカード表示領域101に表示されているものとする。

0065

図10に示すように、対戦画面におけるカード表示領域101には、イラストが描かれたカード201と、スピードゲージ202とが複数表示される。なお、イラストとしては、カードに対応するキャラクタや仮想アイテムのほか、カードのレベルやカテゴリを示す絵が描かれていることが好ましい。

0066

ここで、「スピードゲージ」とは、各カードの攻撃条件が満たされるまでの残り時間を示すゲージであり、時間の経過に応じて溜まっていき、カードに応じた攻撃内容が実行されると空になる。すなわち、1枚のカードの攻撃内容が実行された後、同じカードの攻撃内容が実行されるまでは、カードに設定されたスピードに応じた時間を要する。

0067

対戦画面を表示すると、制御部11は、カード表示領域101に表示されたカードの攻撃条件の充足判定を行うために、計時を開始する(ステップS202)。

0068

計時を開始すると、制御部11は、カード表示領域101に表示されたカードの中に、攻撃条件を満たすカードがあるか否かを判定する(ステップS203)。本例においては、制御部11は、スピードゲージが満タンになっているカード(すなわち、対戦開始から、または一度攻撃内容が実行されてからスピードとして設定された時間が経過したカード)がある場合に、攻撃条件を満たすカードがあると判定する。

0069

ここで、攻撃条件を満たすカードがあると判定すると(ステップS203のY)、制御部11は、複数のカードが攻撃条件を満たしているか否かを判定する(ステップS204)。本例においては、制御部11は、1秒単位で計時する計時手段(図示せず)により計時される時間に基づいて、同じタイミング(所定時間間隔内)で攻撃条件を満たしたカードが複数あるか否かを判定する。なお、ここでの判定については、制御部11が、所定時間間隔内に攻撃条件を満たしたカードが複数あるか否かを判定する構成であればよく、例えば、所定時間間隔をプレイヤが設定可能な構成としてもよい。

0070

ここで、複数のカードが攻撃条件を満たしていないと判定すると(ステップS204のN)、制御部11は、攻撃条件を満たしているカードの攻撃内容を実行し(ステップS205)、後述するステップS208の処理に移行する。

0071

一方、複数のカードが攻撃条件を満たしていると判定すると(ステップS204のY)、制御部11は、コンボボーナスとして、複数のカードの組み合わせに応じたボーナス処理を選択する(ステップS206)。本例においては、制御部11は、攻撃力の増加やHPの回復といった各種ボーナス処理と、複数のカードの組み合わせとが対応付けされた情報であるボーナス情報を参照して、攻撃条件を満たしている複数のカードの組み合わせに対応するボーナス処理を選択する。なお、図示しないが、ボーナス情報は、記憶部12における所定の記憶領域に記憶されているものとする。なお、同じタイミングで攻撃条件を満たしたカードの数が多いほど(すなわち、コンボの数が多い程)、ボーナス処理をプレイヤにとって有益なものである構成とされていることが好ましい。

0072

ボーナス処理を選択すると、制御部11は、選択したボーナス処理を実行する(ステップS208)。

0073

ボーナス処理を実行すると、制御部11は、敵キャラクタのHPが所定値以下(本例においては、「0」)であるか否かを判定する(ステップS208)。ここで、HPが所定値以下になっていないと判定すると(ステップS208のN)、制御部11は、ステップS203の処理に移行する。

0074

一方、HPが所定値以下になっていると判定すると(ステップS208のY)、制御部11は、ここでの処理を終了する。

0075

以上に説明したように、上述した実施の形態では、ビデオゲームの進行を制御するビデオゲーム処理装置100が、ビデオゲームにおける対戦に用いられる複数の仮想カードに関する仮想カード情報を記憶する仮想カード情報記憶部12aと、複数の仮想カードのうち少なくとも1つが属する仮想カード群を管理するための情報であって、複数の仮想カード群と、該複数の仮想カード群それぞれが選択される被選択条件とを示す仮想カード群管理情報を記憶する仮想カード群管理情報記憶部12cと、ビデオゲームの進行と独立して再生可能な音楽データに関する情報であって、音楽の属性(例えば、ジャンル、歌手名、ボーカルの性別)を示す属性情報を含む音楽情報を記憶する音楽情報記憶部12dとを備え、ビデオゲームを遊戯するプレイヤAによる音楽データの選択操作を受け付け(例えば、ステップS102)、選択操作を受け付けたことに応じて、仮想カード群管理情報を参照し、被選択条件が満たされた仮想カード群を検索し(例えば、ステップS105)、所定の抽出規則に基づいて(例えば、ランダムに)、検索した仮想カード群に属する仮想カードの中から所定数(例えば、1枚)の仮想カードを抽出し(例えば、ステップS106)、抽出した仮想カードをプレイヤAに提供する(ステップS107)構成としているので、新たなガシャシステムを実現することができるようになる。

0076

すなわち、例えば、「ユーザが男性ボーカルの音楽を選択した場合には男性キャラクタを示すカードのみによって構成されるカード群から1枚のカードを提供する」といった新たなガチャシステムを実現することができるようになる。

0077

また、上述した実施の形態では、ビデオゲーム処理装置100が、受け付けた選択操作に応じた音楽データの属性情報を特定し(ステップS104)、特定した属性情報に基づいて被選択条件が満たされた仮想カード群を検索する構成としているので、プレイヤが選択した音楽に応じてプレイヤが取得し得るカードの種類を変えることができるようになるため、プレイヤに対して音楽を選択する楽しみを提供することができるようになり、ガチャシステムの趣向性を向上させることができるようになる。

0078

また、上述した実施の形態では、ビデオゲーム処理装置100が、所定の表示形態で音楽データが選択可能に表示される音楽データ選択画面を表示装置(例えば、表示部13)の表示画面に表示し、音楽データ選択画面に対する選択操作を音楽データの選択操作として受け付ける構成としているので、プレイヤによる音楽データの選択作業を容易にすることができるようになる。

0079

また、上述した実施の形態では、ビデオゲーム処理装置100が、ビデオゲームの進行に応じてプレイヤAに付与され得る仮想チケットがプレイヤAにより使用されたか否かを判定し、仮想チケットが使用されたと判定した場合にカード提供処理を開始する(すなわち、音楽データ選択画面を表示する)構成としているので、ビデオゲームの進行(例えば、ビデオゲームの提供者が実施するイベントへの参加を含む)にユーザの関心を効果的に誘導することが可能なガチャシステムを実現することができるようになる。

0080

なお、上述した実施の形態では特に言及していないが、ビデオゲーム処理装置100が、ビデオゲームの進行とは独立して再生された音楽データの再生履歴を参照し、再生状況に応じて被選択条件が満たされた仮想カード群を検索し、検索した仮想カード群を選択可能に表示する仮想カード群選択画面を表示画面に表示し、特定の抽出規則に基づいて、プレイヤにより選択された仮想カード群に属する仮想カードの中から特定数の仮想カードを抽出する構成としてもよい。このような構成とすることにより、プレイヤに対してビデオゲームを行う動機を効果的に与えることができるようになる。

0081

なお、上述した実施の形態では特に言及していないが、ビデオゲーム処理装置100が、複数の音楽データの選択操作を受け付け、受け付けた選択操作が示す複数の音楽データの組み合わせに応じて被選択条件が満たされた仮想カード群を検索する構成としてもよい。このような構成とすることにより、検索されるカード群の予測困難性が高いガチャシステムを実現することができるようになる。

0082

なお、上述した実施の形態では、ビデオゲーム処理装置100がゲームカートリッジ20から読み取ったゲームプログラムに基づいて上述したゲーム処理などの各種の処理を実行する構成としていたが、ビデオゲーム処理装置100が、インターネットなどの通信ネットワークを介してゲームプログラムを取得するようにしてもよい。また、ビデオゲーム処理装置100がゲームサーバとして機能し、通信ネットワークを介してゲームプログラムをゲーム端末に提供するようにしてもよい。

0083

また、上述した実施の形態では、ビデオゲーム処理装置100は、自己が備える記憶装置(記憶部12)に記憶されている各種制御プログラム(例えば、ビデオゲーム処理プログラム)に従って、上述した各種の処理を実行する。

0084

本発明は、新たなガシャシステムを実現したビデオゲーム処理装置を提供するのに有用である。

0085

10ゲームプログラム読取部
11 制御部
12 記憶部
13 表示部
14音声出力部
15プレイヤ操作受付部
16通信部
20ゲームカートリッジ
100 ビデオゲーム処理装置

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