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技術 情報伝送装置および記録装置

出願人 キヤノンファインテックニスカ株式会社
発明者 坂本一樹新井田裕久笠山寛史
出願日 2016年2月24日 (4年1ヶ月経過) 出願番号 2016-033605
公開日 2017年8月31日 (2年6ヶ月経過) 公開番号 2017-151733
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 記録担体の読み取り インクジェット(インク供給、その他)
主要キーワード 動作設定コマンド 書き込み通知 ICタグデータ 制御コマ イメージバッファメモリ ICタグ通信 実施時期 供給モード
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月31日)のものです。
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図面 (14)

課題

情報の確実な書き込みおよび/または読み込みに必要な空間を確保しつつ、装置全体の小型化を図った情報伝送装置及び記録装置を提供する。

解決手段

カード201に内蔵される非接触ICタグに、書き込み装置304がデータを書き込む。カード201を積載する供給トレイ305は、カード201の搬送方向Aと交差する略鉛直方向に延在する経路に沿って,トレイ昇降モータにより昇降可能であり,書き込みを行う際には,供給トレイ305を書き込み装置から離れる方向に移動させる。

概要

背景

特許文献1には、略水平方向の搬送ラインに沿って、情報の記憶部としての非接触ICタグを含む複数のシートを連続的に搬送しつつ、リーダライタによって、それらのシートの記憶部に情報の書き込みまたは読み込みを行う情報伝送装置が記載されている。この装置は、搬送ライン上の複数のシートの記憶部と、リーダライタと、の混信を抑制するために、それらのシートの間隔を搬送ライン上において大きくずらして、情報の確実な書き込みまたは読み込みに必要な空間を確保するように構成されている。具体的には、先行のシートの記憶部がリーダライタと対向して情報の書き込みまたは読み込みが行われているときに、後続のシートを先行のシートに近付けないように、その後続のシートを搬送ライン上において一時的に停止させる。

概要

情報の確実な書き込みおよび/または読み込みに必要な空間を確保しつつ、装置全体の小型化をった情報伝送装置及び記録装置を提供する。カード201に内蔵される非接触ICタグに、書き込み装置304がデータを書き込む。カード201を積載する供給トレイ305は、カード201の搬送方向Aと交差する略鉛直方向に延在する経路に沿って,トレイ昇降モータにより昇降可能であり,書き込みを行う際には,供給トレイ305を書き込み装置から離れる方向に移動させる。

目的

本発明の目的は、情報の確実な書き込みおよび/または読み込みに必要な空間を確保しつつ、装置全体の小型化を図ることができる情報伝送装置および記録装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

情報を記憶可能な記憶部を備えたシートを供給可能なシート供給手段と、前記シート供給手段から供給されるシートを第1の方向に搬送する搬送手段と、前記搬送手段により未搬送の前記シート供給手段から供給されるシートを前記第1の方向と交差する第2の方向に移動させる移動手段と、前記記憶部に対して、情報の書き込みと読み込みの少なくとも一方の情報伝送を行う情報伝送手段と、前記情報伝送手段が前記記憶部に対して情報伝送を行う際は、前記搬送手段により未搬送の、前記シート供給手段から供給されるシートが前記情報伝送手段から離れるように前記移動手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする情報伝送装置

請求項2

前記制御手段は、前記搬送手段により未搬送の、前記シート供給手段から供給されるシートの前記記憶部が前記情報伝送手段による情報伝送に影響を与えない距離まで離れるように、前記移動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報伝送装置。

請求項3

前記搬送手段は、前記書き込み手段が前記記憶部に情報を書き込みおよび/または読み込む際に、前記シートの搬送を一時的に停止することを特徴とする請求項1または2に記載の情報伝送装置。

請求項4

前記移動手段と前記シート供給手段との間で前記シートを一時的に保持する保持手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報伝送装置。

請求項5

前記記憶部は非接触ICタグであり、前記情報伝送手段は、非接触ICタグに、通信アンテナを介して情報の書き込みおよび/または読み込みが可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報伝送装置。

請求項6

前記第1の方向は略水平方向であり、前記第2の方向は略鉛直方向であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報伝送装置。

請求項7

前記移動手段は、前記搬送手段に供給される前記シートを複数積載して昇降可能な供給トレイを含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報伝送装置。

請求項8

情報を記憶可能な記憶部を備えたシートを第1の方向に搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されたシートを載置可能なシート載置手段と、前記シート載置手段に載置されたシートを前記第1の方向と交差する第2の方向に移動させる移動手段と、前記記憶部に対して、情報の書き込みと読み込みの少なくとも一方の情報伝送を行う情報伝送手段と、前記情報伝送手段が前記記憶部に対して情報伝送を行う際は、前記シート載置手段に載置されたシートが前記情報伝送手段から離れるように前記移動手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする情報伝送装置。

請求項9

ホスト装置通信可能な通信手段を備え、前記制御手段は、ホスト装置からの指示に基づいて動作することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報伝送装置。

請求項10

請求項1から9のいずれか1項に記載の情報伝送装置と一体に構成され、前記搬送手段によって搬送される前記シートに、画像を記録する記録手段を備えることを特徴とする記録装置

技術分野

0001

本発明は、非接触ICタグなどの情報の記憶部に、情報の書き込みおよび/または読み込みを行う情報伝送装置および記録装置に関するものである。

背景技術

0002

特許文献1には、略水平方向の搬送ラインに沿って、情報の記憶部としての非接触ICタグを含む複数のシートを連続的に搬送しつつ、リーダライタによって、それらのシートの記憶部に情報の書き込みまたは読み込みを行う情報伝送装置が記載されている。この装置は、搬送ライン上の複数のシートの記憶部と、リーダライタと、の混信を抑制するために、それらのシートの間隔を搬送ライン上において大きくずらして、情報の確実な書き込みまたは読み込みに必要な空間を確保するように構成されている。具体的には、先行のシートの記憶部がリーダライタと対向して情報の書き込みまたは読み込みが行われているときに、後続のシートを先行のシートに近付けないように、その後続のシートを搬送ライン上において一時的に停止させる。

先行技術

0003

特開2008−44153号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1に記載の装置は、記憶部に対する情報の書き込みまたは読み込み時に、シートの間隔を搬送ライン上において大きくずらす必要があるため、搬送ラインが長くなって、装置全体の大型化を招くおそれがある。

0005

本発明の目的は、情報の確実な書き込みおよび/または読み込みに必要な空間を確保しつつ、装置全体の小型化を図ることができる情報伝送装置および記録装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の情報伝送装置は、情報を記憶可能な記憶部を備えたシートを供給可能なシート供給手段と、前記シート供給手段から供給されるシートを第1の方向に搬送する搬送手段と、前記搬送手段により未搬送の前記シート供給手段から供給されるシートを前記第1の方向と交差する第2の方向に移動させる移動手段と、前記記憶部に対して、情報の書き込みと読み込みの少なくとも一方の情報伝送を行う情報伝送手段と、前記情報伝送手段が前記記憶部に対して情報伝送を行う際は、前記搬送手段により未搬送の、前記シート供給手段から供給されるシートが前記情報伝送手段から離れるように前記移動手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。

発明の効果

0007

本発明によれば、情報の確実な書き込みおよび/または読み込みに必要な空間を確保しつつ、装置全体の小型化を図ることができる。

図面の簡単な説明

0008

本発明の第1の実施形態の情報伝送装置としての記録装置の説明図である。
図1の記録装置の概略断面図である。
図1の記録装置の制御コマンドの説明図である。
図3の制御コマンドの転送例の説明図である。
図1の記録装置の制御系ブロック図である。
図1の記録装置のデータの書き込み動作の説明図である。
図1の記録装置の記録動作の説明図である。
図1の記録装置のデータの書き込みおよび画像の記録動作を説明するためのフローチャートである。
本発明の第2の実施形態の情報伝送装置としての記録装置の説明図である。
図9の記録装置の制御系のブロック図である。
図9の記録装置のデータの書き込みおよび画像の記録動作を説明するためのフローチャートである。
本発明の第3の実施形態の情報伝送装置としての記録装置の説明図である。
図12の記録装置のデータの書き込みおよび画像の記録動作を説明するためのフローチャートである。

実施例

0009

以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態の情報伝送装置は記録装置101として構成されており、その記録装置101は、図1(a)のように、ホスト装置ホストコンピュータ)100に接続されて記録システムを構成する。記録装置101は、プリンタケーブル102によって、情報処理装置としてのホスト装置100に接続される。ホスト装置100は、画像データおよび記録媒体に関する情報などを制御コマンドとして、プリンタケーブル102を介して記録装置101に出力する。

0010

図1(b)は、非接触ICタグ(記憶部)205を内蔵したカード(シート、物体)201の模式図であり、このカード201は記録媒体ともなる。非接触ICタグ205は、電子情報を記憶可能な不揮発性メモリを搭載したICチップ203と、ループアンテナ202と、を含み、紙もしくはPET樹脂フィルム204によって覆われている。カード201は電源を持たず、記録装置101に備わる後述の通信アンテナからの電波を利用して電力を発生させ、それを内部電源として、通信アンテナを介して非接触ICタグ205に電子情報を書込むことができる。

0011

図2は、記録装置101の主要部分の構成図である。本例の記録装置101は、吐出口からインクを吐出可能な記録ヘッド300を含む記録ユニット301と、記録ヘッド300の吐出口を保護する回復桶302と、記録媒体を略水平の矢印A方向(第1の方向)に搬送する搬送ユニット303と、を備える。記録ヘッド300の吐出口は、記録媒体の幅全体に渡って複数配列されている。記録ヘッド300は、ブラックインク吐出用の記録ヘッド300K、シアンインク吐出用の記録ヘッド300C、マゼンタインク吐出用の記録ヘッド300M、およびイエローインク吐出用の記録ヘッド300Yと、を含む。これらのインクによって、記録媒体にカラー画像を記録することができる。記録ヘッド300は、電気熱変換素子ヒータ)やピエゾ素子などの吐出エネルギー発生素子を用いて、吐出口からインクを吐出するように構成されている。吐出エネルギー発生素子としてヒータを用いた場合には、その発熱によってインクを発泡させ、その発泡エネルギーを利用して、吐出口からインクを吐出することができる。搬送ユニット303における搬送方向Aの上流側には、カード201を複数格納可能な供給ユニット(シート供給部)306が配備されている。本例の供給ユニット306は、記録媒体としてのカード201を複数積載可能な供給トレイ305を含む。その供給トレイ305は、カード201の搬送方向Aと交差(本例の場合は、直交)する略鉛直方向(第2の方向)に延在する経路に沿って、不図示のトレイ昇降モータにより昇降可能である。供給ユニット306は、後述する図5供給モータ513によって、供給トレイ305上の記録媒体(カード201を含む)を搬送ユニット303に供給する。本例の供給ユニット306は、搬送ベルト303Aを用いて、記録媒体を略水平の矢印A方向に搬送する。

0012

搬送ユニット303に備わるセンサ(以下、「TOFセンサ」)307によって記録媒体の先端が検知され、記録ヘッド300は、その先端検知トリガにしてインクを吐出することにより、記録媒体に画像を記録する。搬送ユニット303に設置される書き込み装置304は、記録媒体としてのカード201の非接触ICタグ205に電子情報を書き込む。この書き込み装置304は、搬送ユニット303の内部ではなく、供給ユニット306内に配備してもよい。また、搬送ユニット303の搬送方向Aの下流側に、搬送ユニット303から排出されるカード201を載置可能の排出トレイ(シート載置部)を上下動可能に備えてもよい。この場合には、その排出トレイ側に書き込み装置304を配備してもよい。

0013

図3は、ホスト装置100から送信される種々の制御コマンドの構造の説明図である。
制御コマンドの先頭には、制御コマンドの種類を識別する識別コードが位置し、それに続いて、制御コマンドに関する付帯的な指示を設定するオペランドが位置する。制御コマンドの種類によっては、オペランドがなく、識別コードのみで構成される場合もある。制御コマンドとしては、カード201を含む記録媒体のサイズ等を設定する用紙設定コマンド401、記録データの基準となる設定が存在するフォーマットコマンド402、記録装置本体の動作設定をする動作設定コマンド412がある。さらに、文字イメージICタグ夫々の詳細情報を設定するデータコマンド403、404、405、および記録データの終了を示してジョブの開始を指示するジョブ開始コマンド410などがある。これらの制御コマンドは、図4記録コマンド転送例411のように、コマンド列としてホスト装置100から記録装置101に出力される。

0014

記録媒体としてのカード201のICタグ205におけるICチップ203の種類は、用紙設定コマンド401のICチップタイプオペランド406に設定され、ICタグサイズは、ICタグ取付位置オペランド407に設定される。記録装置の給紙モード(記録媒体の供給モード)は、記録装置の動作設定コマンド412の給紙モードオペランド413に設定され、記録装置の搬送速度は搬送速度オペランド414に設定される。また、記録装置のICタグ通信開始位置は、ICタグ通信開始位置オペランド415に設定される。ICタグ通信開始位置オペランド415は、ICタグ205が取り付けられたカード201を検出してから、ICタグ205との通信を開始するまでの搬送距離を設定するオペランドとなる。ICチップ203への書込みデータ量は、ICタグデータコマンド405のデータ長オペランド408に設定され、書込みデータはデータオペランド409に設定される。

0015

図5は、記録装置101の制御系の構成を示すブロック図である。
図5において、記録装置全体を制御するメインコントローラ501は、CPU501aを内蔵し、後述する種々の機能、すなわち入力データを記憶するための記憶制御機能、データ制御機能、および記録動作に必要な種々の設定のための設定制御機能などを有する。メインコントローラ501は、インタフェース(不図示)を介してホスト装置100に接続されて、互いに信号の授受を行う。また、メインコントローラ501に接続されるROM502は、制御プログラムなどを格納し、メインコントローラ501は、RAM503を作業領域としてそれらのプログラムを実行する。

0016

RAM503には、ICタグデータをページ単位で格納するICタグバッファメモリ504が含まれており、ICタグ205に書込むためにホスト装置100から転送されたデータを格納する。メインコントローラ501に接続されたICタグ通信回路(書き込み装置通信回路)505は、ICタグ通信アンテナ書き込み用通信アンテナ)506を通して、ICタグバッファ504内のデータをICタグ205に書込む。

0017

イメージバッファメモリ507は、ホスト装置100から送信される画像データをページ単位で格納する。イメージバッファメモリ507は、ブラック成分シアン成分マゼンタ成分、シアン成分、イエロー成分の画像データのそれぞれを一時的に格納するイメージバッファ507Bk、507C、507M、507Yを含む。記録ヘッド300の吐出エネルギー発生素子は、ヘッド駆動回路509によって駆動される。メインコントローラ501に接続されたドライバコントローラ508は、イメージバッファメモリ507にビットマップ形式で格納された各色成分の画像データにしたがって、ヘッド駆動回路509を制御する。これにより、画像データに基づいて記録ヘッド300がインクを吐出して、記録媒体に画像を記録する。

0018

駆動回路510は、供給トレイ305を昇降させる供給トレイ昇降機構のトレイ昇降モータ511を駆動し、駆動回路512は、供給ユニット306の供給モータ513を駆動し、駆動回路514は、搬送ユニット303のモータ515を駆動する。これらの駆動回路は、いずれもメインコントローラ501によって制御される。センサ回路516は、前述したTOFセンサ307を含む種々のセンサを総称したものである。

0019

図6(a),(b)は、1枚目のカード201aのICタグ205にデータを書き込む動作の説明図である。
供給モータ513の駆動により、図6(a)のように、供給トレイ305における最上位の1枚目のカード201aが供給ユニット306から搬送ユニット303へ供給される。その後、トレイ昇降モータ511の駆動により、図6(b)のように供給トレイ305が下降する。その際、供給トレイ305は、2枚目以降のカード201が干渉領域601内に入らないように下降する。干渉領域601は、書き込み装置304が1つのカード201のICタグ205にデータの書き込む際に、他のカード201のICタグ205の干渉を受けたり、あるいは影響を与えたりするおそれがある領域である。干渉領域601は、書き込み装置304とICタグ205の性能によって異なるため、その干渉領域601の大きさに応じて供給トレイ305の下降量を調整する。

0020

図6(b)のように、供給トレイ305上のカード201が干渉領域601の外に位置するまで、供給トレイ305が下降した後、書き込み装置304が1枚目のカード201aのICタグ205にデータを書き込む。その書き込みが正常に終了しなかった場合には、書き込み失敗エラーをホスト装置100に通知する。このような書き込みは、搬送ユニット303によるカード201aの搬送中に実施してもよく、または搬送ユニット303を一時停止させた状態で実施してもよい。

0021

図7(a),(b)は、1枚目のカード201aのICタグ205に対するデータの書き込み終了後の動作の説明図である。
1枚目のカード201aのICタグ205に対するデータの書き込みが終了した後、図7(a)のように、そのカード201aに記録ユニット301によって画像を記録する。その際、カード201aが干渉領域601の外にまで搬送されていれば、図7(a),(b)のように、次の2枚目の201bの供給動作および書き込み動作を始めることができる。カード201aが干渉領域601の外にまで搬送されているか否かは、TOFセンサ307、あるいは他のセンサを用いて判定することができる。

0022

図8は、カード201のICタグ205に対するデータの書き込み処理、およびカード201に対する画像の記録処理を説明するためのフローチャートである。本例においては、搬送ユニット303によるカード201の搬送中にデータの書き込みを実施する。

0023

記録装置101は、ホスト装置100から図4のような記録コマンドを受信することにより(ステップS1)、まず供給トレイ305を上昇させて(ステップS2)、最上位の1枚目のカード201aを供給可能な状態とする。図6(a)のように、1枚目のカード201aを供給ユニット306から搬送ユニット303に供給させてから(ステップS3)、搬送ユニット303によってカード201aの搬送を開始する(ステップS4)。その搬送開始後、カード201aのICタグ205に対するデータの書き込みに備えて、図6(b)のように供給トレイ305を下降させる(ステップS5)。ICタグ205に対するデータの書き込み可能位置に、カード201aが到達したか否かを判定し(ステップS6)、その書き込み可能に達するまでカード201aを搬送する。そして、その書き込み可能位置にカード201aが到達後、2枚目以降の未搬送のカード201が干渉領域601の外に位置まで下降したか否か、つまり供給トレイ305の下降が完了したか否かを判定する(ステップS7)。その下降が完了してなければ、その完了を待つ。

0024

供給トレイ305の下降が完了した後、書き込み装置304によってカード201aのICタグ205にデータを書き込む(ステップS8)。そのデータの書き込み終了後(ステップS9)、その書き込みが成功したかどうか判定し(ステップS10)、その書き込みが正常に終了しなかった場合には、ホスト装置100に書き込みエラーを通知する。この書き込みが正常に終了したか否かは、書き込み装置304とは別に備えた読み取り装置によって、ICタグ205に書き込まれたデータを読み取ることにより判定してもよい。データの書き込みが正常終了した場合には、記録ユニット301によってカード201aに画像を記録してから(ステップS11)、所定枚数のカードに対する処理(データ書き込み処理および画像の記録処理)が完了したか否かを判定する(ステップS12)。所定枚数のカードに対する処理が完了したときは、図8一連の処理を終了する。

0025

所定枚数のカードに対する処理が完了していないときには、干渉領域601内にカード201が存在していないことを確認してから(ステップS13)、先のステップS2に戻る。干渉領域601内にカード201が存在しているときは、それが干渉領域601の外に搬送されるまで待機してから、先のステップS2に戻る。

0026

図8の例においては、カード201の供給前においてのみ供給トレイ305を上昇させる。しかし、ICタグ205にデータの書き込んでいる以外のとき、例えば、ICタグ205に対するデータの書き込みが終了したステップS9の後に、供給トレイ305を上昇させてもよい。また、図8の例においては、複数枚のカードを処理する場合に、データの書き込み処理と、画像の記録処理と、の実施時期をずらしている。しかし、1つのカードに対するデータの書き込み処理時に、他のカードが干渉領域601の外に位置していていなければ、先行するカードに対する記録処理と、後続のカードに対するデータの書き込み処理と、を並行して実施することもできる。

0027

また、排出トレイ側に書き込み装置304を設けてもよい。この場合であっても、データ書き込み時に排出トレイ上のカード201が干渉領域601に入らないように排出トレイを移動することにより、既にデータの書き込みを終えたカード201と干渉することなく、データ書き込みを行うことができる。

0028

本実施形態の記録装置は、複数のカードにおけるICタグ同士の干渉を抑制しつつ、記録装置の小型化が実現できる。

0029

(第2の実施形態)
図9から図11は、本発明の第2の実施形態の説明図であり、前述した第1の実施形態と同様の部分については説明を省略する。

0030

本実施形態においては、図9のように、カード201を把持するためのローラ801が搬送ユニット303の搬送方向上流側に備えられ、図10のように、そのローラ801を駆動するモータ902は駆動回路901によって制御される。ローラ801は、モータ902によって駆動されることにより、供給ユニット306から供給された1枚のカード201を、搬送ユニット303のベルト303Aとの間にて挟持することができる。これにより、そのカードは、搬送ユニット303と供給ユニット306との間において一時的に保持される。また、図9のように、書き込み装置304は搬送ユニット303内に配備されている。

0031

図11は、カード201のICタグ205に対するデータの書き込み処理、およびカード201に対する画像の記録処理を説明するためのフローチャートである。前述した第1の実施形態における図8のフローチャートと同様の処理については、同一のステップ番号を付す。

0032

第1の実施形態と同様に、ホスト装置100から記録コマンドを受信することにより(ステップS1)、まず供給トレイ305を上昇させて(ステップS2)、最上位の1枚目のカード201aを供給可能な状態とする。その後、本実施形態においては、1枚目のカード201aを供給ユニット306から搬送ユニット303に供給させてから(ステップS3)、図9のように、そのカード201を、ローラ801を用いて把持する(ステップS21)。

0033

このようにカード201aを把持した後は、前述した実施形態と同様に、供給トレイ305を下降させる(ステップS5)。そして、2枚目以降のカード201が干渉領域601の外に位置まで下降したか否か、つまり供給トレイ305の下降が完了したか否かを判定し(ステップS7)、その下降が完了してなければ、その完了を待つ。供給トレイ305の下降が完了した後、書き込み装置304によってカード201aのICタグ205にデータを書き込む(ステップS8)。そのデータの書き込み終了後(ステップS9)、その書き込みが成功したかどうか判定し(ステップS10)、その書き込みが正常に終了しなかった場合には、ホスト装置100に書き込みエラーを通知する。この書き込みが正常に終了したか否かは、書き込み装置304とは別に備えた読み取り装置によって、ICタグ205に書き込まれたデータを読み取ることにより判定してもよい。

0034

本実施形態においては、データの書き込みが正常終了した場合に、搬送ユニット303によりカード201aを搬送させる(ステップS22)。そして、記録ユニット301によってカード201aに画像を記録してから(ステップS11)、所定枚数のカードに対する処理(データ書き込み処理および画像の記録処理)が完了したか否かを判定する(ステップS12)。所定枚数のカードに対する処理が完了したときは、図11の一連の処理を終了する。

0035

所定枚数のカードに対する処理が完了していないときには、前述した実施形態と同様に、干渉領域601内にカード201が存在していないことを確認してから(ステップS13)、先のステップS2に戻る。干渉領域601内にカード201が存在しているときは、それが干渉領域601の外に搬送されるまで待機してから、先のステップS2に戻る。

0036

前述した第1の実施形態と同様に、図11の例においては、カード201の供給前においてのみ供給トレイ305を上昇させる。しかし、ICタグ205にデータの書き込んでいる以外のとき、例えば、ICタグ205に対するデータの書き込みが終了したステップS9の後に、供給トレイ305を上昇させてもよい。また、図11の例においては、複数枚のカードを処理する場合に、データの書き込み処理と、画像の記録処理と、の実施時期をずらしている。しかし、1つのカードに対するデータの書き込み処理時に、他のカードが干渉領域601の外に位置していていなければ、先行するカードに対する記録処理と、後続のカードに対するデータの書き込み処理と、を並行して実施することもできる。

0037

以上説明したように本実施形態の記録装置は、記録媒体を把持するような構成をとることでさらなる小型化を実現できる。

0038

(第3の実施形態)
図12および図13は、本発明の第3の実施形態を説明するための図であり、前述した第1の実施形態と同様の部分については説明を省略する。本実施形態においては、記録装置から独立した書き込み装置を含む記録システムが構成されている。

0039

図12は、本実施形態における記録システムの構成図であり、記録装置1101はプリンタケーブル1102によって、情報処理装置としてのホスト装置(ホストコンピュータ)1100に接続される。ホスト装置1100は、画像データおよび記録媒体に関する情報などを制御コマンドとして、プリンタケーブル1102を介して記録装置1101に出力する。記録装置1101の状態は、プリンタケーブル1102を介してホスト装置1100に通知される。

0040

記録装置1101に設置された書き込み装置1104は、通信ケーブル1103によって、ホスト装置1100に接続される。ホスト装置1100は、ICタグの書き込み情報を制御コマンドとして、通信ケーブル1103を介して書き込み装置1104に出力する。書き込み装置1104の状態は、通信ケーブル1103を介してホスト装置1100に通知される。記録装置1101は、ケーブル1102,1103を介してホスト装置1100と通信可能であり、そのホスト装置1100から指示に基づいて後述するように動作する。

0041

図13は、カード201のICタグ205に対するデータの書き込み処理、およびカード201に対する画像の記録処理を説明するためのフローチャートである。前述した第1の実施形態における図8のフローチャートと同様の処理については、同一のステップ番号を付す。

0042

第1の実施形態と同様に、記録装置1101は、ホスト装置1100から図4のような記録コマンドを受信することにより(ステップS1)、まず供給トレイ305を上昇させて(ステップS2)、最上位の1枚目のカード201aを供給可能な状態とする。そして、1枚目のカード201aを供給ユニット306から搬送ユニット303に供給させてから(ステップS3)、搬送ユニット303によってカード201aの搬送を開始する(ステップS4)。その搬送開始後、カード201aのICタグ205に対するデータの書き込みに備えて、図6(b)のように供給トレイ305を下降させる(ステップS5)。ICタグ205に対するデータの書き込み可能位置に、カード201aが到達したか否かを判定し(ステップS6)、その書き込み可能に達するまでカード201aを搬送する。そして、その書き込み可能位置にカード201aが到達後、2枚目以降のカード201が干渉領域601の外に位置まで下降したか否か、つまり供給トレイ305の下降が完了したか否かを判定し(ステップS7)、その下降が完了してなければ、その完了を待つ。

0043

その後、本実施形態においては、書き込み装置1104からホスト装置1100へ書き込み準備完了を通知する(ステップS31)。その書き込み通知完了を受け取ったホスト装置1100は、書き込み装置1104にデータの書き込みを指示する(ステップS32)。その指示を受けた書き込み装置1104は、カード201aのICタグ205に対するデータの書き込みを実施する(ステップS8)。そのデータの書き込み終了後(ステップS9)、その書き込みが成功したかどうか判定し(ステップS10)、その書き込みが正常に終了しなかった場合には、ホスト装置1100に書き込みエラーを通知する。その書き込みが正常に終了した場合には、書き込み装置1104がホスト装置に書き込み完了を通知し(ステップS33)、その通知を受けたホスト装置1100は、記録装置1101に記録動作を指示する(ステップS34)。その指示を受けた記録装置1101は、記録ユニット301によってカード201aに画像を記録し(ステップS11)、その記録終了後に、ホスト装置1100に記録完了を通知する(ステップS35)。その後、所定枚数のカードに対する処理(データ書き込み処理および画像の記録処理)が完了したか否かを判定し(ステップS12)、その所定枚数のカードに対する処理が完了したときは、図13の一連の処理を終了する。

0044

所定枚数のカードに対する処理が完了していないときには、前述した実施形態と同様に、干渉領域601内にカード201が存在していないことを確認してから(ステップS13)、先のステップS2に戻る。干渉領域601内にカード201が存在しているときは、それが干渉領域601の外に搬送されるまで待機してから、先のステップS2に戻る。

0045

前述した第1の実施形態同様に、図13の例においては、カード201の供給前においてのみ供給トレイ305を上昇させる。しかし、ICタグ205にデータの書き込んでいる以外のとき、例えば、ICタグ205に対するデータの書き込みが終了したステップS9の後に、供給トレイ305を上昇させてもよい。また、図11の例においては、複数枚のカードを処理する場合に、データの書き込み処理と、画像の記録処理と、の実施時期をずらしている。しかし、1つのカードに対するデータの書き込み処理時に、他のカードが干渉領域601の外に位置していていなければ、先行するカードに対する記録処理と、後続のカードに対するデータの書き込み処理と、を並行して実施することもできる。

0046

本実施形態においては、記録装置と書き込み装置とを独立して構成することができる。

0047

(他の実施形態)
書き込み装置304はデータの読み込み機能をも有していてもよく、この場合には、ICタグ205にデータの書き込みおよび読み込みを行うことができる。また、書き込み装置304に代えて、データの読み込み装置を備えることにより、ICタグ205からデータの読み込むことができる。この場合には、記録装置から独立した読み込み装置を構成することもでき、また、その読み込み装置とICタグ205の性能に応じて干渉領域601を設定する。このように、データの書き込み時および読み込み時における干渉領域を設定することにより、データの確実な書き込みおよび/または読み込みに必要な空間を確保することができる。

0048

また、カードの搬送方向Aは必ずしも略水平方向でなくてもよく、また供給トレイまたは排出トレイの移動方向は必ずしも略鉛直方向でなくてもよい。要は、それらの方向が互いに交差する方向であればよい。このように、それらの方向が互いに交差することにより、カードの搬送方向と異なる方向においてカードの間隔を離して、データの確実な書き込みおよび/または読み込みに必要な空間を確保しつつ、装置全体の小型化を図ることができる。

0049

情報の記憶部はICタグ205のみに限定されず、情報の書き込みおよび/または読み込みが可能であればよい。また、このような記憶部を含む物体はカードのみに限定されず、シート状等の種々の形態の商品であってもよい。また、このような物体に画像を記録する記録ユニット301を必ずしも備える必要はなく、物体に含まれる記憶部に対して、情報の書き込みと読み込みの少なくとも一方の情報伝送を行う情報伝送装置を構成することができる。前述した第1および第2の実施形態においては、このような情報伝送装置と一体に記録装置を構成した。しかし、これらの装置は別々に構成してもよい。

0050

100ホスト装置
101記録装置
201カード(物体)
205非接触ICタグ(記憶部)
301記録ユニット
304書き込み装置
306供給ユニット(シート供給部)

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