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技術 遊技機

出願人 株式会社大一商会
発明者 市原高明遠藤之誉
出願日 2016年2月22日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2016-030750
公開日 2017年8月31日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2017-148105
状態 特許登録済
技術分野 スロットマシン、カードゲーム、盤上ゲーム 弾球遊技機(パチンコ等) 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 専用枠 固定補助部材 最大許容容量 F端子 解消信号 信号履歴 駆動禁止状態 排出ルート
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月31日)のものです。
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図面 (20)

課題

制御対象に対して正確な制御を実現することができる遊技機を提供する。

解決手段

枠側画像オブジェクト音源内蔵VDPが作成し、この作成した枠側画像オブジェクトが含まれるパラレル信号を音源内蔵VDPのチャンネルCH2が出力し、パラレル信号を正相の信号と逆相の信号とから構成されるシリアル信号トランスミッタが変換し、この変換されたシリアル信号が正相の信号を伝送する配線と逆相の信号を伝送する配線とを撚り合わせて構成される差動1ペアケーブルであるツイストペアケーブル、そして正相側フェライトビーズ及び逆相側フェライトビーズを介してレシーバICに入力されるようになっている。

概要

背景

従来より、表示装置に画像を表示するとともに、シリアル方式で出力された制御信号に基づいて複数の制御対象を制御して華やかな演出を行う遊技機が提案されている(例えば、特許文献1)。

概要

制御対象に対して正確な制御を実現することができる遊技機を提供する。 枠側画像オブジェクト音源内蔵VDPが作成し、この作成した枠側画像オブジェクトが含まれるパラレル信号を音源内蔵VDPのチャンネルCH2が出力し、パラレル信号を正相の信号と逆相の信号とから構成されるシリアル信号トランスミッタが変換し、この変換されたシリアル信号が正相の信号を伝送する配線と逆相の信号を伝送する配線とを撚り合わせて構成される差動1ペアケーブルであるツイストペアケーブル、そして正相側フェライトビーズ及び逆相側フェライトビーズを介してレシーバICに入力されるようになっている。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

遊技の進行に基づいて演出を行う遊技機であって、制御対象と、演出に関する複数種類の情報を記憶可能な情報記憶手段と、前記情報記憶手段から読み出される情報に基づいて前記制御対象に対する制御情報を画像として含まれるように画像オブジェクトを作成可能な画像オブジェクト作成手段と、前記画像オブジェクト作成手段により作成される前記画像オブジェクトを含むパラレル信号を出力するパラレル信号出力部と、前記パラレル信号出力部により出力されるパラレル信号を、正相の信号と逆相の信号とから構成されるシリアル信号に変換して出力する信号変換手段と、前記正相の信号を伝送する配線と前記逆相の信号を伝送する配線とを撚り合わせて構成される撚り線と、前記撚り線を介して伝送される前記正相の信号が入力される正相側インダクタンス素子と、前記撚り線を介して伝送される前記逆相の信号が入力される逆相側インダクタンス素子と、前記正相側インダクタンス素子を介して入力される前記正相の信号と前記逆相側インダクタンス素子を介して入力される前記逆相の信号とから構成されるシリアル信号をパラレル信号に復元して出力する信号復元手段と、前記信号復元手段により出力される復元されたパラレル信号に基づいて前記画像オブジェクト作成手段により作成される前記画像オブジェクトから前記制御情報を取り出して出力する取出手段と、前記取出手段により出力される前記制御情報に基づいて前記制御対象の駆動制御を行う駆動制御手段と、を備えることを特徴とする遊技機。

技術分野

0001

本発明は、遊技機に関するものである。

背景技術

0002

従来より、表示装置に画像を表示するとともに、シリアル方式で出力された制御信号に基づいて複数の制御対象を制御して華やかな演出を行う遊技機が提案されている(例えば、特許文献1)。

先行技術

0003

特開2008−073438号公報(図7図11

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、遊技機においては、制御対象を用いて華やかな演出を開発時に設計した意図通りに行うために制御対象に対して正確な制御が求められている。

0005

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、制御対象に対して正確な制御を実現することができる遊技機を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

上述の目的を達成するための有効な解決手段を以下に示す。なお、必要に応じてその作用等の説明を行う。また、理解の容易のため、発明の実施の形態において対応する構成等についても適宜示すが、何ら限定されるものではない。

0007

(解決手段1)
遊技の進行に基づいて演出を行う遊技機であって、制御対象と、演出に関する複数種類の情報を記憶可能な情報記憶手段と、前記情報記憶手段から読み出される情報に基づいて前記制御対象に対する制御情報を画像として含まれるように画像オブジェクトを作成可能な画像オブジェクト作成手段と、前記画像オブジェクト作成手段により作成される前記画像オブジェクトを含むパラレル信号を出力するパラレル信号出力部と、前記パラレル信号出力部により出力されるパラレル信号を、正相の信号と逆相の信号とから構成されるシリアル信号に変換して出力する信号変換手段と、前記正相の信号を伝送する配線と前記逆相の信号を伝送する配線とを撚り合わせて構成される撚り線と、前記撚り線を介して伝送される前記正相の信号が入力される正相側インダクタンス素子と、前記撚り線を介して伝送される前記逆相の信号が入力される逆相側インダクタンス素子と、前記正相側インダクタンス素子を介して入力される前記正相の信号と前記逆相側インダクタンス素子を介して入力される前記逆相の信号とから構成されるシリアル信号をパラレル信号に復元して出力する信号復元手段と、前記信号復元手段により出力される復元されたパラレル信号に基づいて前記画像オブジェクト作成手段により作成される前記画像オブジェクトから前記制御情報を取り出して出力する取出手段と、前記取出手段により出力される前記制御情報に基づいて前記制御対象の駆動制御を行う駆動制御手段と、を備えることを特徴とする遊技機。

0008

この遊技機では、遊技の進行に基づいて演出を行うことができ、制御対象、情報記憶手段、画像オブジェクト作成手段、パラレル信号出力部、撚り線、正相側インダクタンス素子、逆相側インダクタンス素子、信号変換手段、信号復元手段、取出手段、駆動制御手段を備えている。情報記憶手段は、演出に関する複数種類の情報を記憶することができるものである。画像オブジェクト作成手段は、情報記憶手段から読み出される情報に基づいて制御対象に対する制御情報を画像として含まれるように画像オブジェクトを作成することができるものである。パラレル信号出力部は、画像オブジェクト作成手段により作成される画像オブジェクトを含むパラレル信号を出力することができるものである。信号変換手段は、パラレル信号出力部により出力されるパラレル信号を、正相の信号と逆相の信号とから構成されるシリアル信号に変換して出力することができるものである。撚り線は、正相の信号を伝送する配線と、逆相の信号を伝送する配線と、を撚り合わせて構成されるものである。正相側インダクタンス素子は、撚り線を介して伝送される正相の信号が入力されている。逆相側インダクタンス素子は、撚り線を介して伝送される逆相の信号が入力されている。信号復元手段は、正相側インダクタンス素子を介して入力される正相の信号と逆相側インダクタンス素子を介して入力される逆相の信号とから構成されるシリアル信号をパラレル信号に復元して出力することができるものである。取出手段は、信号復元手段により出力される復元されたパラレル信号に基づいて画像オブジェクト作成手段により作成される画像オブジェクトから制御情報を取り出して出力することできるものである。駆動制御手段は、取出手段により出力される制御情報に基づいて制御対象の駆動制御を行うことができるものである。なお、正相側インダクタンス素子及び逆相側インダクタンス素子としては、例えば、フェライトビーズを挙げることができる。このフェライトビーズは、フェライトビーズのインダクタコイル)成分が撚り線に侵入したノイズ反射して通過させなくするとともに、フェライトビーズの抵抗成分が撚り線に侵入したノイズを熱に変換して除去することができるという特性を有している。このようなフェライトビーズの特性により、撚り線を介して伝送されるシリアル信号に対してノイズの重畳による波形乱れを抑制して綺麗な波形に整えることができる。

0009

この遊技機では、制御対象による演出を実行することができるようになっている。

0010

このように、情報記憶手段から読み出される情報に基づいて制御対象に対する制御情報を画像として含まれるように画像オブジェクトを画像オブジェクト作成手段が作成し、この作成した画像オブジェクトが含まれるパラレル信号をパラレル信号出力部が出力し、このパラレル信号を正相の信号と逆相の信号とから構成されるシリアル信号に信号変換手段が変換し、この変換されたシリアル信号が正相の信号を伝送する配線と逆相の信号を伝送する配線とを撚り合わせて構成される撚り線を介して、正相の信号が正相側インダクタンス素子に入力されるとともに、逆相の信号が逆相側インダクタンス素子に入力される。正相側インダクタンス素子を介して入力される正相の信号と逆相側インダクタンス素子を介して入力される逆相の信号とから構成されるシリアル信号が信号復元手段に入力されるようになっている。つまり、信号変換手段から信号復元手段までの伝送経路においては、撚り線、そして正相側インダクタンス素子及び逆相側インダクタンス素子を介して、シリアル信号が伝送されるようになっている。信号復元手段は、入力されたシリアル信号を再びパラレル信号に復元し、この復元されたパラレル信号に基づいて画像オブジェクトから制御情報を取出手段が取り出し、この取り出した制御情報に基づいて制御対象の駆動制御を駆動制御手段が行うことができるようになっている。

0011

撚り線は、正相の信号を伝送する配線と、逆相の信号を伝送する配線と、を撚り合わせて構成されているため、撚り線にノイズが侵入すると、正相の信号を伝送する配線と、逆相の信号を伝送する配線と、にノイズがそれぞれ侵入することとなる。そうすると、正相の信号に侵入したノイズと、逆相の信号に侵入したノイズと、が互いにキャンセルし合うとともに、正相側インダクタンス素子及び逆相側インダクタンス素子を介して、波形の乱れが抑制されて綺麗な波形に整えられた状態で信号復元手段に入力されるこによって信号復元手段においてノイズを除去した状態で再びパラレル信号に復元することができる。したがって、制御対象に対して正確な制御を実現することができる。

0012

本実施形態では、例えば、図1パチンコ遊技機1が遊技機に相当し、図2扉枠5の各種装飾基板実装される複数のLED(装飾用LED)や図7の扉枠5の操作ユニット400に設けたダイヤル駆動モータ414が制御対象に相当し、図17周辺制御基板4140における液晶及び音制御部4160の液晶及び音制御ROM4160bが情報記憶手段に相当し、図19の周辺制御基板4140における液晶及び音制御部4160の音源内蔵VDP4160aの内蔵VRAM上に設けられる扉枠側表示用領域VRGN2に生成した描画データである枠側画像オブジェクトが画像オブジェクトに相当し、図19の周辺制御基板4140における液晶及び音制御部4160の音源内蔵VDP4160aが画像オブジェクト作成手段に相当し、図19の音源内蔵VDP4160aのチャンネルCH2がパラレル信号出力部に相当し、ツイストペアケーブルが撚り線に相当し、正相側フェライトビーズが正相側インダクタンス素子に相当し、逆相側フェライトビーズが逆相側インダクタンス素子に相当し、図19の周辺制御基板4140のトランスミッタIC4160dが信号変換手段に相当し、図19の枠装飾駆動アンプ基板194のレシーバIC194fが信号復元手段に相当し、図19の枠装飾駆動アンプ基板194の枠側信号分離制御回路194gが取出手段に相当し、図19の枠装飾駆動アンプ基板194の枠側VDP制御対象装飾用LED制御回路194i(枠側VDP制御対象第1の装飾用LED制御回路194i1〜枠側VDP制御対象第143の装飾用LED制御回路194i143)や出力制御回路194it1が駆動制御手段に相当する。

0013

(解決手段2)
解決手段1に記載の遊技機であって、前記遊技機は、回胴式遊技機であることを特徴とする遊技機。

0014

本発明の遊技機において、遊技機が回胴式遊技機であるため、回胴式遊技機において、解決手段1の作用効果が得られる。回胴式遊技機の基本構成としては、複数の図柄情報からなる図柄情報列(例えば、複数の図柄情報を付した複数のリール列)を変動表示した後に、図柄情報の表示結果停止表示する変動表示手段を備えると共に、始動操作手段(例えば、始動レバー)の操作に基づいて図柄情報の変動表示を開始し、停止用操作手段(例えば、停止ボタン)の操作あるいは所定時間の経過に基づいて図柄情報の変動表示を停止する。そして、図柄情報が予め定めた特定表示態様となることを条件として利益付与状態大当り遊技状態)を発生させる利益付与状態発生手段を備えると共に、遊技媒体としてメダルが使用され、利益付与状態の発生時に多量のメダルが払い出されるように構成されたものである。

0015

(解決手段3)
解決手段1に記載の遊技機であって、前記遊技機は、パチンコ遊技機と回胴式遊技機とを融合させた融合遊技機であることを特徴とする遊技機。

0016

本発明の遊技機において、遊技機がパチンコ遊技機と回胴式遊技機とを融合させた融合遊技機であるため、パチンコ遊技機と回胴式遊技機とを融合させた融合遊技機において、解決手段1の作用効果が得られる。パチンコ遊技機と回胴式遊技機とを融合させた融合遊技機の基本構成としては、複数の図柄情報からなる図柄情報列(例えば、複数の図柄を付した複数のリール列)を変動表示した後に、図柄情報の表示結果を停止表示する変動表示手段を備えると共に、始動用操作手段(例えば、始動レバー)の操作に基づいて図柄情報の変動表示を開始し、停止用操作手段(例えば、停止ボタン)の操作あるいは所定時間の経過に基づいて図柄情報の変動表示を停止する。そして、図柄情報が予め定めた特定表示態様となることを条件として利益付与状態(大当り遊技状態)を発生させる利益付与状態発生手段を備えると共に、遊技媒体として遊技球が使用され、利益付与状態の発生時に多量の遊技球が払い出されるように構成されたものである。

発明の効果

0017

本発明の遊技機においては、制御対象に対して正確な制御を実現することができる。

図面の簡単な説明

0018

パチンコ遊技機の外枠に対して本体枠開放し、本体枠に対して扉枠を開放した状態を示す斜視図である。
パチンコ遊技機の正面図である。
パチンコ遊技機の背面図である。
外枠の正面斜視図である。
本体枠の正面斜視図である。
本体枠における基板ユニットの背面斜視図である。
扉枠の斜視図である。
遊技盤の正面図である。
図8の遊技盤を分解して前から見た分解斜視図である。
演出表示ユニットを前面から見た場合の構成例を示す前面分解斜視図である。
演出表示ユニットを後面から見た場合の構成例を示す後面分解斜視図である。
演出表示ユニットの断面構成の一例を示す断面図である。
パチンコ遊技機に取り付けた状態で遊技盤における機能表示ユニットを拡大して示す正面図である。
主制御基板払出制御基板及び周辺制御基板のブロック図である。
図14のつづきを示すブロック図である。
主基板を構成する払出制御基板とCRユニット及び度数表示板との電気的な接続を中継する遊技球等貸出装置接続端子板入出力される各種検出信号の概略図である。
図14のつづきを示すブロック図である。
周辺制御MPUの概略を示すブロック図である。
液晶及び音制御部における音源内蔵VDP周辺のブロック図である。
図19続きのブロック図である。
パチンコ遊技機の電源ステムを示すブロック図である。
電源作成回路を示すブロック図(a)、電力消費量と電力消費量に伴う電力消費抑制ベルとの関係を示す図(b)である。
図21のつづきを示すブロック図である。
主制御基板の回路を示す回路図である。
停電監視回路を示す回路図である。
主制御基板と周辺制御基板との基板間の通信用インターフェース回路を示す回路図である。
払出制御部の回路等を示す回路図である。
払出制御入力回路を示す回路図である。
図28の続きを示す回路図である。
払出モータ駆動回路を示す回路図である。
CRユニット入出力回路を示す回路図である。
主制御基板との各種入出力信号、及び外部端子板への各種出力信号を示す入出力図である。
外部端子板の出力端子の配列を示す図である。
液晶出力基板のブロック図である。
遊技盤側信号分離制御回路における各種シリアルコントローラ出力先との対応関係を示す図である。
各種導光板制御回路のブロック図である。
遊技盤側VDP制御対象装飾用LED制御回路のブロック図である。
遊技盤側周辺制御MPU制御対象装飾用LED制御回路のブロック図である。
枠装飾駆動アンプ基板のブロック図である。
枠側信号分離制御回路における各種シリアルコントローラと出力先との対応関係を示す図である。
枠側VDP制御対象装飾用LED制御回路と枠側VDP制御対象装飾基板に設けた複数のLED(装飾用LED)との対応関係を示す図である。
枠側VDP制御対象装飾用LED制御回路のブロック図である。
枠側周辺制御MPU制御対象装飾用LED制御回路のブロック図である。
主制御基板から払出制御基板へ送信される各種コマンドの一例を示すテーブルである。
主制御基板から周辺制御基板へ送信される各種コマンドの一例を示すテーブルである。
図45の主制御基板から周辺制御基板へ送信される各種コマンドのつづきを示すテーブルである。
主制御基板が受信する払出制御基板からの各種コマンドの一例を示すテーブルである。
制御側電源投入時処理の一例を示すフローチャートである。
図48の主制御側電源投入時処理のつづきを示すフローチャートである。
主制御側タイマ割り込み処理の一例を示すフローチャートである。
払出制御部電源投入時処理の一例を示すフローチャートである。
図51の払出制御部電源投入時処理のつづきを示すフローチャートである。
図52に続いて払出制御部電源投入時処理のつづきを示すフローチャートである。
払出制御部タイマ割り込み処理の一例を示すフローチャートである。
回転角スイッチ履歴作成処理の一例を示すフローチャートである。
スプロケット定位置判定スキップ処理の一例を示すフローチャートである。
球がみ判定処理の一例を示すフローチャートである。
賞球賞球ストック数加算処理の一例を示すフローチャートである。
球用賞球ストック数加算処理の一例を示すフローチャートである。
ストック監視処理の一例を示すフローチャートである。
払出球がみ動作判定設定処理の一例を示すフローチャートである。
払出設定処理の一例を示すフローチャートである。
球がみ動作設定処理の一例を示すフローチャートである。
リトライ動作監視処理の一例を示すフローチャートである。
不整合カウンタリセット判定処理の一例を示すフローチャートである。
エラー解除操作判定処理の一例を示すフローチャートである。
球貸しによる払出動作時の信号処理(ア)、CRユニットからの入力信号確認処理(イ)を示すタイミングチャートである。
周辺制御部電源投入時処理の一例を示すフローチャートである。
周辺制御部Vブランク割り込み処理の一例を示すフローチャートである。
周辺制御部1msタイマ割り込み処理の一例を示すフローチャートである。
周辺制御部コマンド受信割り込み処理の一例を示すフローチャートである。
周辺制御部停電予告信号割り込み処理の一例を示すフローチャートである。
復電時節モード移行判定処理の一例を示すフローチャートである。
電力消費量監視処理の一例を示すフローチャートである。
電力抑制用のマスターボリューム値として設定される値と電力消費抑制段階との関係を示す図(a)、電力抑制用の輝度として設定される輝度と電力消費抑制段階との関係を示す図(b)である。
LOCK信号履歴作成処理の一例を示すフローチャートである。
接続不具合判定処理の一例を示すフローチャートである。
接続回復処理の一例を示すフローチャートである。
上皿液晶用トランスミッタICのINIT端子に対して接続確認信号を出力するタイミングを説明するタイミングチャートである。
遊技盤側演出表示ユニットの表示領域に表示される変動表示演出の一例を示す図である。
遊技盤側演出表示ユニットの表示領域に導光板の切り替えを伴って表示される演出の一例を示す図である。
図81の続きの演出の一例を示す図である。
図82の続きの演出の一例を示す図である。
図83の続きの演出の一例を示す図である。
シリアル伝送トランシーバICの各種端子の概略説明図である。
シリアル伝送トランシーバICの使用例の概略図である。
スロットマシンの概略斜視図である。

実施例

0019

[1.パチンコ遊技機の全体構成]
以下、本発明の遊技機としてのパチンコ遊技機について図面を参照して説明する。まず、図1図3を参照して実施形態に係るパチンコ遊技機の全体について説明する。図1は実施形態に係るパチンコ遊技機の外枠に対して本体枠を開放し、本体枠に対して扉枠を開放した状態を示す斜視図であり、図2はパチンコ遊技機の正面図であり、図3はパチンコ遊技機の背面図である。

0020

パチンコ遊技機1は、図1図3に示すように、遊技ホール島設備(図示しない)に設置される外枠2と、外枠2に開閉自在に軸支され前側が開放された箱枠状の本体枠3と、本体枠3に前側から装着固定され遊技媒体としての遊技球が打ち込まれる遊技領域1100を有した遊技盤4と、本体枠3及び遊技盤4の前面を遊技者側から閉鎖するように本体枠3に対して開閉自在に軸支された扉枠5とを備えている。このパチンコ遊技機1の扉枠5には、遊技盤4の遊技領域1100が遊技者側から視認可能となるように形成された遊技窓101と、遊技窓101の下方に配置され遊技球を貯留する皿状の上皿301及び下皿302(図7を参照)と、上皿301に貯留された遊技球を遊技盤4の遊技領域1100内へ打ち込むために遊技者が操作するハンドル装置500と、を備えている。

0021

また、パチンコ遊技機1は、正面視において、外枠2、本体枠3、及び扉枠5がそれぞれ上下方向へ延びた縦長の矩形状に形成されており、それぞれの左右方向の横幅が略同じ寸法とされているとともに、上下方向の縦幅の寸法が、外枠2に対して本体枠3及び扉枠5の寸法が若干短く形成されている。そして、本体枠3及び扉枠5よりも下側の位置において、外枠2の前面に装飾カバー23が取り付けられており、扉枠5及び装飾カバー23によって外枠2の前面が完全に閉鎖されるようになっている。また、外枠2、本体枠3、及び扉枠5は、上端が略揃うようにそれぞれが配置されるとともに、外枠2の左端前側の位置で本体枠3及び扉枠5が回転可能に軸支されており、外枠2に対して本体枠3及び扉枠5の右端が前側へ移動することで開状態となるようになっている。

0022

また、パチンコ遊技機1は、正面視において、略円形状の遊技窓101を介して遊技球が打ち込まれる遊技領域1100が臨むようになっており、その遊技窓101の下側に前方へ突出するように二つの上皿301及び下皿302が上下に配置されている。また、扉枠5の前面右下隅部には、遊技者が操作するためのハンドル装置500が配置されており、上皿301内に遊技球が貯留されている状態で遊技者がハンドル装置500を回転操作すると、その回転角度に応じた打球強さで上皿301内の遊技球が遊技盤4の遊技領域1100内へ打ち込まれて、遊技をすることができるようになっている。

0023

扉枠5の遊技窓101は、透明なガラスユニット590によって閉鎖されており、遊技者から遊技領域1100内を視認することができるものの、遊技者が遊技領域1100内へ手等を挿入して遊技領域1100内の遊技球や障害釘、各種入賞口や役物等に触ることができないようになっている。

0024

[2.外枠の全体構成]
次に、遊技ホールの島設備に設置される外枠2について、図4を参照して説明する。図4は外枠の正面斜視図である。外枠2は、図4に示すように、横方向へ延びる上下の上枠板10及び下枠板11と、縦(上下)方向へ延びる左右の側枠板12,13と、それぞれの枠板10,11,12,13の端部を連結する四つの連結部材14と、を備えており、連結部材14で各枠板10,11,12,13同士を連結することで縦長の矩形状(方形状)に組立てられている。外枠2における上枠板10及び下枠板11は、所定厚さの無垢材(例えば、木材、合板、等)により形成されている。なお、上枠板10における左側端部の上面及び前面には、後述する上支持金具20が取り付けられている。

0025

一方、側枠板12,13は、一定断面形状軽量金属型材(例えば、アルミ合金)とされている。なお、側枠板12,13の外側側面及び内側側面には、上下方向へ延びた複数の溝が形成されており、パチンコ遊技機1を遊技ホールのパチンコ島設備に設置する際等に、作業者指掛りとなってパチンコ遊技機1を保持し易くすることができるようになっているとともに、外観意匠性を高められるようになっている。

0026

外枠2は、上枠板10の左端上面に固定される上支持金具20と、上支持金具20と対向するように配置され左側の側枠板12における下部内側の所定位置に固定される下支持金具21と、下支持金具21の下面を支持するように配置され左右の側枠板12,13を連結するように固定される補強金具22と、補強金具22の前面に固定される装飾カバー23と、を備えている。上支持金具20及び下支持金具21は、本体枠3及び扉枠5を開閉可能に軸支するためのものである。上支持金具20における支持鉤穴20cには、後述する本体枠3における上軸支金具630の軸支ピン633(図5を参照)が着脱自在に係合されるようになっている。下支持金具21における支持突起21dには、後述する本体枠3の本体枠軸支金具644に形成された本体枠軸支が挿入されるようになっており、下支持金具21の支持突起21dを、本体枠3における本体枠軸支金具644の支持穴に挿入した後に、本体枠3の上軸支金具630の軸支ピン633を支持鉤穴20cに係止することにより簡単に本体枠3を開閉自在に軸支することができるようになっている。

0027

また、外枠2は、右側の側枠板13の内側に、上下方向に所定距離離反して配置される二つの閉鎖板24,25(図1を参照)が取り付け固定されている。これら閉鎖板24,25は、平面視で略L字状に形成されている。この閉鎖板24,25は、外枠2に対して本体枠3を閉じる際に、本体枠3の開放側辺に沿って取り付けられる錠装置1000(施錠装置)のフック部1054,1065(図1を参照)と係合するものであり、詳細は後述するが、錠装置1000のシリンダ錠1010に鍵を差し込んで一方に回動することにより、フック部1054,1065と閉鎖板24,25との係合が外れて外枠2に対する本体枠3の閉鎖状態解除することができるものである。

0028

[3.本体枠の全体構成]
次に、外枠2の前面側に開閉自在に設けられる本体枠3について、図5及び図6を参照して説明する。図5は本体枠の正面斜視図であり、図6は本体枠における基板ユニットの背面斜視図である。本体枠3は、図5に示すように、本体枠3の骨格を形成するとともに前後方向に貫通し遊技盤4を保持するための矩形状の遊技盤保持口601を有した本体枠ベース600と、本体枠ベース600の正面視左側端部の上端及び下端にそれぞれ取り付けられ外枠2に軸支されるとともに扉枠5を軸支するための上軸支金具630及び下軸支金具640と、本体枠ベース600の下部前面に取り付けられ遊技盤4の遊技領域1100内へ遊技球を打ち込むための打球発射装置650と、本体枠ベース600の後側に取り付けられ皿ユニット300の上皿301へ遊技球を払い出すための賞球ユニット700と、本体枠ベース600の前面に取り付けられ本体枠3に対して扉枠5が開いた時に賞球ユニット700から扉枠5の皿ユニット300への遊技球の流れを遮断する球出口開閉ユニット790と、を備えている。

0029

また、本体枠3は、本体枠ベース600の下部後面に取り付けられ遊技盤4を除く扉枠5や本体枠3に備えられた電気的部品を制御するための各種の制御基板電源基板851等を一纏めにしてユニット化した基板ユニット800と、本体枠ベース600における遊技盤保持口601の後側開口を覆う裏カバー900と、本体枠ベース600の正面視左側端部を被覆する側面防犯板950と、本体枠ベースの正面視右側端部に取り付けられ外枠2に対する本体枠3の開閉施錠、及び本体枠3に対する扉枠5の開閉施錠をする錠装置1000と、を主に備えている。

0030

[3−1.本体枠ベース]
次に、本体枠ベース600について説明する。本体枠ベース600は、合成樹脂によって一体成形されており、正面視の外形が扉枠5の外形と沿った縦長の矩形状とされているとともに、前後方向に所定量の奥行きを有するように形成されている。本体枠ベース600は、上部から下部へ向かって全体の約3/4の範囲内が前後方向へ矩形状に貫通し遊技盤4の外周を嵌合保持可能な遊技盤保持口601と、本体枠ベース600の正面視左辺を除く前端外周を形成するコ字状の前端枠部602と、前端枠部602の前面から後方へ向かって窪み、扉枠5における扉枠ベース本体110の下端から後方へ突出した扉枠突片110c(図1を参照)、扉枠5の補強ユニット150における上側補強板金151の後方へ突出した上側の屈曲突片167(図1を参照)及び開放側補強板金153の後方へ突出した開放側外折曲突片164(図1を参照)が挿入係合される係合溝603と、を備えている。

0031

また、本体枠ベース600は、遊技盤保持口601の下側から本体枠ベース600下端まで延出し前端枠部602の前端から所定量後側へ窪み左右方向へ板状に広がった下部後壁部604と、前端枠部602よりも内側で後方へ突出し遊技盤保持口601の内周壁を形成する周壁部605と、を備えている。周壁部605によって、コ字状の前端枠部602の自由端部(正面視で上下の左側端部)同士が連結されるようになっており、本体枠ベース600の外形が枠状となるようになっている。

0032

また、本体枠ベース600は、下部後壁部604の上端に遊技盤保持口601の下辺を形成すると共に遊技盤4が載置される遊技盤載置部606と、遊技盤載置部606の左右方向略中央から上方へ突出し遊技盤4における遊技パネル1150のアウト球排出溝と係合する位置決め突起607と、周壁部605における正面視右側内壁の所定位置に形成され遊技盤4の遊技盤止め具1120が止め付けられる遊技盤係止部と、周壁部605の上側内壁から下方へ垂下し下端が遊技盤4の上端と当接可能な板状で左右方向に複数配置された上端規制リブ609と、を備えている。本体枠ベース600の位置決め突起607は、遊技盤4のアウト球排出溝と嵌合することで、遊技盤4の下端が左右方向及び後方向へ移動するのを規制することができるようになっている。また、遊技盤係止部は、遊技盤4の遊技盤止め具1120が係止されることで遊技盤4の正面視右辺が前後方向へ移動するのを規制することができるようになっている。なお、遊技盤4の正面視左辺は、詳細は後述するが、側面防犯板950の位置決め部材956によって前後方向への移動が規制されるようになっている。

0033

また、本体枠ベース600は、下部後壁部604が前端枠部602の前面よりも後側へ一段窪んだ位置に形成されており、下部後壁部604の正面視右側前面に、打球発射装置650の発射ソレノイド654がソレノイド収容凹部内に収容されるように前側から打球発射装置650が取り付けられるようになっている。この下部後壁部604の前面に打球発射装置650を取り付けた状態では、打球発射装置650における発射レール660の上端よりも正面視左側に、左方向及び下方へ広がったファール空間626が形成されるようになっている。本実施形態では、本体枠3に対して扉枠5を閉じた状態とすると、ファール空間626の下部にファールカバーユニット540におけるファール球入口542e(図1を参照)が位置するようになっており、ファール空間626を下降した遊技球が、ファールカバーユニット540のファール球入口542eに受けられて、皿ユニット300における下皿302(図7を参照)へ排出されるようになっている。

0034

また、本体枠ベース600は、正面視で下部後壁部604の左右中央よりも左側に前後方向へ矩形状に貫通する開口部と、開口部の上側及び正面視左右両側に複数形成され前後方向に貫通した透孔615と、を備えている。この本体枠ベース600の開口部は、前側から中継端子板カバー692によって閉鎖されるようになっており、中継端子板カバー692の開口692aを通して、下部後壁部604の後面に取り付けられた基板ユニット800の主扉中継端子板880と周辺扉中継端子板882とが前側へ臨むようになっている。

0035

また、本体枠ベース600は、正面視で下部後壁部604の右端上部に前後方向に貫通した略円形のシリンダ錠貫通穴611の下側前面に、本体枠3に対する扉枠5の開放を検出するための扉枠開放スイッチ618が取り付けられており、本体枠3に対して扉枠5が開かれる(開放される)と、その押圧が解除されて扉枠5の開放を検出することができるようになっている。また、本体枠ベース600は、扉枠開放スイッチ618が取り付けられた位置よりも下側後面に、外枠2に対する本体枠3の開放を検出するための本体枠開放スイッチ619が取り付けられており、外枠2に対して本体枠3が開かれる(開放される)と、その押圧が解除されて本体枠3の開放を検出することができるようになっている。

0036

[3−2.上軸支金具及び下軸支金具]
次に、上軸支金具630及び下軸支金具640について説明する。上軸支金具630及び下軸支金具640は、本体枠ベース600の正面視左端上下後面の金具取付部に、所定のビスを用いてそれぞれ取り付けることで、本体枠3に対して扉枠5を開閉可能に軸支することができるとともに、外枠2に対して本体枠3を開閉可能に軸支させることができるものである。

0037

上軸支金具630は、本体枠ベース600の上側の金具取付部に取り付けられ上下左右方向へ広がる板状の取付部631と、取付部631の上端から前方へ延出する板状の前方延出部632と、前方延出部632の前端付近から上方へ延びだすように突設された軸支ピン633と、軸支ピン633の正面視左側に配置され扉枠5の軸ピン155(図7を参照)が挿入される上下方向に貫通した扉枠軸支穴634と、前方延出部632の正面視左側端部から下方へ垂下し扉枠5の開放側への回動端を規制するストッパと、を備えている。上軸支金具630は、取付部631、前方延出部632、及びストッパが、一枚の金属板屈曲成形することで一体的に形成されている。

0038

下軸支金具640は、扉枠5を軸支するための扉枠軸支金具642と、扉枠軸支金具642の下側に配置され外枠2に対して本体枠3を軸支するための本体枠軸支金具644と、を備えている。下軸支金具640における扉枠軸支金具642は、本体枠ベース600の下側の金具取付部に取り付けられ上下左右方向へ広がる板状の取付部と、取付部の下端から前方へ延出する板状の前方延出部642bと、前方延出部642bの前端付近に上下方向へ貫通し扉枠5の軸ピン157(図7を参照)が挿入される扉枠軸支穴642cと、前方延出部642bの正面視左側端部から上方へ立設され扉枠5の開放側への回動端を規制するストッパ642dと、を備えている。この扉枠軸支金具642は、取付部、前方延出部642b、及びストッパ642dが、一枚の金属板を屈曲成形することで一体的に形成されている。

0039

また、下軸支金具640における本体枠軸支金具644は、本体枠ベース600の下側の金具取付部に取り付けられ上下左右方向へ広がる板状の取付部と、取付部の下端から前方へ延出する前方延出部644bと、前方延出部644b前端付近に上下方向へ貫通した本体枠軸支穴と、を備えている。本体枠軸支金具644もまた、取付部、及び前方延出部644bが、一枚の金属板を屈曲成形することで一体的に形成されている。

0040

下軸支金具640は、扉枠軸支金具642の取付部と本体枠軸支金具644の取付部とが前後方向に重なった(接した)状態とされるとともに、扉枠軸支金具642の前方延出部642bと本体枠軸支金具644の前方延出部644bとが上下方向に所定距離離間した状態で、本体枠ベース600における下側の金具取付部に取り付けられるようになっている。

0041

上軸支金具630及び下軸支金具640は、本体枠ベース600に取り付けた状態で、上軸支金具630の軸支ピン633と、下軸支金具640の本体枠軸支穴とが同軸上に位置するようになっており、下軸支金具640における本体枠軸支金具644の本体枠軸支穴が、外枠2における下支持金具21の支持突起21d(図4を参照)に嵌合挿入されるように、本体枠軸支金具644の前方延出部644bを、下支持金具21の支持突出片21c(図4を参照)上に載置した上で、上軸支金具630の軸支ピン633を、外枠2における上支持金具20の支持鉤穴20c(図4を参照)内に挿入することで、本体枠3を外枠2に対して開閉可能に軸支させることができるようになっている。

0042

また、上軸支金具630及び下軸支金具640は、本体枠ベース600に取り付けた状態で、上軸支金具630の扉枠軸支穴634と、下軸支金具640の扉枠軸支穴642cとが同軸上に位置するようになっており、下軸支金具640における扉枠軸支金具642の扉枠軸支穴642cに、扉枠5の軸ピン157が挿入されるように扉枠5の下軸支部158(図7を参照)を扉枠軸支金具642の前方延出部642b上に載置した上で、扉枠5の軸ピン155を、上軸支金具630の扉枠軸支穴634に挿入することで、本体枠3に対して扉枠5を開閉可能に軸支することができるようになっている。なお、本実施形態では、扉枠5の上側の軸ピン155は、上下方向へ摺動可能とされており、上軸支金具630の扉枠軸支穴634へ挿入させる際に、軸ピン155を一旦、下方へスライドさせて、扉枠5の上軸支部156と上軸支金具630の前方延出部632とが上下に重なるようにした上で、軸ピン155を上方へスライドさせることで扉枠軸支穴634へ挿入することができるようになっている。

0043

[3−3.打球発射装置]
次に、打球発射装置650について説明する。打球発射装置650は、本体枠ベース600における下部後壁部604の前面所定位置に取り付けられる金属板の発射ベース652と、発射ベース652の下部後面に前側へ回転駆動軸654aが突出するように取り付けられる発射ソレノイド654と、発射ソレノイド654の回転駆動軸654aに一体回転可能に固定される打球槌656と、打球槌656の先端に固定される槌先658と、槌先658の移動軌跡上における所定位置を基端として正面視斜め左上へ延出し発射ベース652の前面に取り付けられる発射レール660と、発射レール660の基端上部に発射レール660との間で打球槌656先端の槌先658が通過可能とされると同時に遊技球が通過不能な隙間を形成し発射レール660の基端に遊技球を保持する球止め片662と、球止め片662によって発射レール660の基端に保持された遊技球を打球可能な打球位置よりも打球槌656(槌先658)が発射レール660側へ回動するのを規制するストッパ664と、を備えている。

0044

この打球発射装置650における発射ソレノイド654は、詳細な図示を省略するが、回転駆動軸654aがハンドル装置500の回転操作角度に応じた強さ(速さ)で往復回動するようになっている。また、打球発射装置650の打球槌656は、発射ソレノイド654の回転駆動軸654aに固定される固定部656aと、固定部656aから緩やかな円弧状に延出し先端が回転駆動軸654aの軸心に対して法線方向を向き先端に槌先658が固定される棹部656bと、棹部656bに対して固定部656aを挟んで反対側へ延出しストッパ664と当接可能なストッパ部656cと、を備えている。打球槌656のストッパ部656cがストッパ664と当接することで、先端の槌先658が打球位置(正面視で反時計周りの方向の回動端)よりも発射レール660側へ回動するのが規制されるようになっている。

0045

打球発射装置650は、本体枠ベース600の下部後壁部604に取り付けた状態においては、発射レール660の上端が左右方向の略中央で下部後壁部604の上端、つまり、遊技盤載置部606(遊技盤保持口601の下辺)よりも下方に位置するようになっており、遊技盤保持口601に保持された遊技盤4における外レール1111の下端との間で、左右方向に所定幅で下方へ広がったファール空間626が形成されるようになっている。そして、打球発射装置650は、発射レール660よりも正面視左側のファール空間626を飛び越えるようにして遊技球を発射することで、遊技盤4の遊技領域1100内へ遊技球を打ち込むことができるようになっている。なお、本体枠3に対して扉枠5を閉じた状態においては、ファール空間626の下部に、扉枠5に取り付けられるファールカバーユニット540のファール球入口542eが位置するようになっており、遊技領域1100内へ打ち込まれずにファール球となった遊技球が、ファール空間626を落下してファール球入口542eへ受け入れられて、下皿302へ排出されるようになっている。

0046

[3−4.賞球ユニット]
次に、賞球ユニット700について説明する。パチンコ遊技機1を設置するホールにおけるパチンコ島設備において、パチンコ島設備側からパチンコ遊技機1へ供給された遊技球を貯留した上で、所定の払出指示に基づいてパチンコ遊技機1の上皿301へ払い出すものである。この賞球ユニット700は、本体枠ベース600の後面に取り付けられる賞球ベース710と、賞球ベース710の後面上部に取り付けられパチンコ島設備側から供給される遊技球を受けると共に貯留する賞球タンク720と、賞球タンク720の下側に配置され賞球タンク720に貯留された遊技球を整列させて下流側へ送るタンクレールユニット730と、タンクレールユニット730によって整列された遊技球を所定の払出指示に基づいて払い出す賞球装置740と、賞球装置740によって払出された遊技球を皿ユニットの上皿301へ誘導することができると共に上皿301が遊技球で満タンになると払出された遊技球を下皿302側へ分岐誘導することができる満タン分岐ユニット770と、を主に備えている。

0047

また、賞球ユニット700は、賞球ベース710の後面に取り付けられる外部端子板784と、外部端子板784の後側を覆う外部端子板カバー786と、を備えている。

0048

[3−4−1.賞球タンク]
賞球タンク720は、底壁部721の外周が外周壁部722で囲まれており、底壁部721上に所定量の遊技球を貯留することができるようになっている。また、賞球タンク720は、底壁部721の上面が、排出口723へ向かって低くなるように傾斜しており、底壁部721上の遊技球が排出口723へ向かって転動するようになっている。

0049

また、賞球タンク720は、軸部725に回動自在に軸支される二つの球ならし部材727を備えている。この球ならし部材727は、一端側が軸部725に軸支されるようになっていると共に内部にを保持しており、自重によって他端側が垂下するようになっている。この球ならし部材727は、後述するタンクレールユニット730内に垂下するようになっており、タンクレールユニット730内を流通する遊技球をならして整列させることができるものである。

0050

[3−4−2.タンクレールユニット]
タンクレールユニット730は、賞球タンク720の下側に配置され左右方向へ長く延びたタンクレール731を備えている。このタンクレール731は、上方が開放された所定深さの状で前後方向に遊技球が二列で整列することが可能な幅(奥行)とされ、正面視左側(軸支側)端部が低くなるように底部が傾斜している。

0051

また、タンクレールユニット730は、タンクレール731の排出口上部に回転可能に支持される整列歯車732と、整列歯車732の上部を覆う歯車カバー733と、歯車カバー733の正面視右端と連続しタンクレール731の上部を閉鎖する球押え板734と、タンクレール731内に進退可能とされタンクレール731内の遊技球が排出口側へ転動するのを停止させることが可能な球止片735と、を備えている。整列歯車732は、タンクレール731の仕切壁によって二列に仕切られた遊技球の二つの流路と対応するように、前後方向に並んで二つ備えられている。

0052

[3−4−3.賞球装置]
賞球装置740は、タンクレールユニット730の排出口から排出供給された遊技球を、所定の払出指示に基づいて皿ユニット300の上皿301へ払い出すためのものである。賞球装置740は、上端に開口し遊技球の外形よりも若干広い幅で上下方向の中央よりもやや下側の位置まで延出する供給通路と、供給通路の下端と連通し所定広さの空間を有した振分空間と、振分空間の背面視左側(開放側)下端と連通し略く字状に曲がって背面視左側面に開口する賞球通路と、振分空間の背面視右側(軸支側)下端と連通し下方へ延出して下端に開口する球抜通路と、を備えている。この供給通路、振分空間、賞球通路、及び球抜通路は、後方へ開放された状態で形成されている。

0053

賞球装置740は、払出モータ744の回転軸に一体回転可能に固定されモータ支持板の後側に配置される第1ギアと、第1ギアと噛合する第2ギアと、第2ギアと噛合する第3ギアと、第3ギアとともに一体回転し振分空間内に配置されるスプロケットとしての払出回転体と、払出回転体とは第3ギアを挟んで反対側に一体回転可能に固定され周方向に等間隔で複数(本実施形態では、3つ)の検出スリットが形成された回転検出盤と、を備えるとともに、供給通路内の遊技球の有無を検出するための球切れスイッチ750と、賞球通路内を流下する遊技球を検出するための計数スイッチ751と、払出回転体と一体回転する回転検出盤に形成された検出スリットを検出するための回転角スイッチ752と、回転角スイッチ752を保持する回転角スイッチ基板753と、払出モータ744、球切れスイッチ750、計数スイッチ751、及び回転角スイッチ752と後述する払出制御基板との接続を中継する賞球ケース内基板754と、を備えている。

0054

スプロケットとしての払出回転体は、周方向に等間隔でそれぞれ1つの遊技球を収容可能な大きさの3つの凹部を備えており、払出回転体が回転することで、供給通路から供給された遊技球が1球ずつ凹部に収容されて、賞球通路又は球抜通路側へ払い出すことができるようになっている。また、払出回転体と一体回転する回転検出盤に形成された3つの検出スリットは、回転検出盤の外周に等分(120度ごと)に形成されるとともに、払出回転体の凹部間と対応する位置にそれぞれ設けられており、検出スリットを回転角スイッチ752によって検出することで、払出回転体の回転位置を検出することができるようになっている。なお、本実施形態では、回転検出盤(払出回転体)の各検出スリット間(120度)の回転は、払出モータ744の18ステップの回転に相当するように設計されている。

0055

賞球装置740は、払出モータ744によって払出回転体が背面視反時計周りの方向へ回転させられると、供給通路内の遊技球が、賞球通路へ払出されるようになっており、払出回転体の回転によって賞球通路へ払出された遊技球は、計数スイッチ751によって1球ずつ数えられた上で賞球通路へ受け渡されるようになっている。一方、球抜き操作部材がホールの店員等により操作されると、供給通路内の遊技球が球抜通路へ払出されるようになっており、球抜通路へ払出された遊技球は、球抜通路の下端から後述する満タン分岐ユニット770を介してパチンコ遊技機1の後側外部へと排出することができるようになっている。

0056

[3−4−4.満タン分岐ユニット]
満タン分岐ユニット770は、全体が後端から前端へ向かうに従って低くなるような箱状に形成されており、後端上部における左右方向の略中央に上方へ向かって開口し賞球装置740の賞球通路を流下してきた遊技球を受ける賞球受口と、賞球受口の下側に配置され左右方向へ広がった分岐空間と、分岐空間における賞球受口の直下から前側へ向かって遊技球を誘導する通常通路と、通常通路を流通した遊技球を前方へ放出し前端の正面視右端に開口した通常球出口774と、分岐空間における賞球受口の直下よりも背面視右側へ離れた位置から前側へ向かって遊技球を誘導する満タン通路と、満タン通路を流通した遊技球を前方へ放出し通常球出口774の正面視左側に開口した満タン球出口776と、を備えている。

0057

また、満タン分岐ユニット770は、後端上部の正面視左側端部に上方へ向かって開口し賞球装置740の球抜通路を流下してきた遊技球を受ける球抜受口と、球抜受口に受けられた遊技球を前側へ誘導する球抜通路と、球抜通路を流通した遊技球を前方へ放出し正面視左端で通常球出口774及び満タン球出口776よりも後方の位置で開口した球抜出口と、を備えている。

0058

満タン分岐ユニット770は、本体枠3に対して扉枠5を閉じた状態とすると、通常球出口774及び満タン球出口776が、それぞれ扉枠5におけるファールカバーユニット540の第一球入口542a及び第二球入口542c(図1を参照)と対向して連通するようになっており、通常球出口774から放出された遊技球は、ファールカバーユニット540の第一球入口542aを通って皿ユニット300の上皿301へ供給され、満タン球出口776から放出された遊技球は、ファールカバーユニット540の第二球入口542cを通って皿ユニット300の下皿302へ供給されるようになっている。また、球抜出口は、本体枠ベース600における本体枠ベース球抜通路の背面視右側上端と連通するように形成されており、球抜出口から放出された遊技球が本体枠ベース600の本体枠ベース球抜通路へ受け渡されるようになっている。

0059

皿ユニット300の上皿301が遊技球で満タンとなった状態で、更に賞球ユニット700(賞球装置740)から遊技球が払出されると、ファールカバーユニット540の第一球出口から上皿301側へ出られなくなった遊技球が、ファールカバーユニット540の第一球通路内で滞り、やがて、満タン分岐ユニット770における通常球出口774を通して上流の通常通路内一杯になる。この状態で、賞球受口から分岐空間内へ侵入した遊技球は、通常通路内へ侵入することができず、分岐空間内で横方向へ移動し始め、横方向へ移動した遊技球が満タン通路内へ侵入して、満タン球出口からファールカバーユニット540の第二球入口542c、第二球通路、そして第二球出口を介して皿ユニット300の下皿302へ供給されるようになっている。

0060

[3−5.基板ユニット]
次に、基板ユニット800について説明する。基板ユニット800は、図6に示すように、本体枠ベース600の下部後壁部の後面に取り付けられる基板ユニットベース810と、基板ユニットベース810の正面視左側後面に取り付けられるスピーカボックス820と、基板ユニットベース810の後面に取り付けられる電源基板ボックスホルダ840と、電源基板ボックスホルダ840の後面に取り付けられ後端がスピーカボックス820の後端と略同一面状となる大きさに形成される電源基板ボックス850と、電源基板ボックス850及びスピーカボックス820の後面に取り付けられる払出制御基板ボックス860と、払出制御基板ボックス860の正面視左側端部を覆うようにスピーカボックス820の後面に取り付けられる端子基板ボックス870と、基板ユニットベース810の前面に取り付けられる主扉中継端子板880及び周辺扉中継端子板882と、を備えている。

0061

電源基板ボックスホルダ840は、正面視で左右中央よりも左側前面に、上方へ開放され遊技盤4のアウト球排出部から排出された下方へ排出された遊技球を受ける排出球受部841と、排出球受部841で受けられた遊技球を下方へ誘導して排出する排出通路842と、排出通路842及び排出球受部841の横(正面視で右側)の前面に前方及び上方へ開放され電源基板ボックスホルダ840の後面全体が前側へ窪んだように形成され電源基板ボックス850の前端を収容可能なボックス収容部と、を備えている。

0062

また、電源基板ボックスホルダ840は、排出通路842の開放された前端側が基板ユニットベース810の後面によって閉鎖されるようになっているとともに、基板ユニットベース810の開口部が排出通路842へ臨む位置に形成されており、本体枠ベース600における下部後壁部の後面に形成された本体枠ベース球抜通路を流通して基板ユニットベース810の開口部を通って基板ユニットベース810の後側へ流下した遊技球と、遊技盤4のアウト球排出部から排出されて排出球受部841で受けられた遊技球と、を排出通路842を通してパチンコ遊技機1の後側下方へ排出することができるようになっている。

0063

電源基板ボックス850は、前方が開放された横長の箱状に形成されており、その前端開口を閉鎖するように取り付けられた電源基板851を備えている。この電源基板ボックス850は、電源基板851に取り付けられた各種電子部品が収容されるようになっており、上面及び下面に形成された複数のスリット850aを介して、電子部品等からの熱を外部へ放出することができるようになっている。なお、電源基板ボックス850の後面には、電源基板851に取り付けられた電源スイッチ852が臨むようになっている。

0064

払出制御基板ボックス860は、横長で後方が開放された薄箱状のボックスベース861と、ボックスベース861内へ後側から嵌合し前方が開放された薄箱状のカバー862と、ボックスベース861の後面に取り付けられカバー862によって後面が覆われる払出制御基板4110と、を備えている。また、払出制御基板ボックス860は、背面視左端から外方へ突出しボックスベース861及びカバー862の双方に形成された複数の分離切断部863を備えており、複数の分離切断部863の一箇所でボックスベース861とカバー862とがカシメ固定されている。これによってボックスベース861とカバー862とを分離するためには、分離切断部863を切断しないと分離できないようになっており、払出制御基板ボックス860を開くと、その痕跡が残るようになっている。したがって、払出制御基板ボックス860が不正に開閉させられたか否かが判るようになっている。なお、本実施形態では、検査等のために払出制御基板ボックス860を一回だけ開閉することができるようになっている。

0065

また、払出制御基板ボックス860は、払出制御基板4110に取り付けられた操作スイッチ860a(エラー解除部)、及び検査用出力端子860c等がカバー862を通して後方へ臨むようになっている。また、払出制御基板ボックス860は、主制御基板4100等と接続するための各種接続用の端子が、カバー862を通して後方へ臨むようになっている。なお、操作スイッチ860aは、電源投入時において払出制御基板4110のマイクロプロセッサに内蔵されるRAM、及び主制御基板4100のマイクロプロセッサに内蔵されるRAMをクリアする場合に操作されたり、電源投入後においてエラー報知されている際に、そのエラーを解除するために操作されたりするようになっており、電源投入時におけるRAMクリアを行う機能と、電源投入後(RAMクリアとして機能を奏する期間を経過した後)におけるエラー解除を行う機能と、を有している。この点についての詳細な説明を後述する。

0066

端子基板ボックス870は、スピーカボックス820の後面に取り付けられる基板ベース871と、基板ベース871の後面に取り付けられ後方へ向かって周辺パネル中継端子872が固定された枠周辺中継端子板868と、基板ベース871の後面に取り付けられ後方へ向かってCRユニット中継端子873が固定された遊技球等貸出装置接続端子板869と、周辺パネル中継端子872とCRユニット中継端子873とが後側へ臨むように基板ベース871の後側を覆う基板カバー874と、を備えている。周辺パネル中継端子872は、パチンコ遊技機1を設置するパチンコ島設備側に備えられたパチンコ遊技機1の稼動状態等を表示するための度数表示器と接続するためのものであり、CRユニット中継端子873は、パチンコ遊技機1と隣接して設置されるCRユニットと接続するためのものである。

0067

主扉中継端子板880及び周辺扉中継端子板882は、本体枠3に取り付けられる遊技盤4に備えられた周辺制御基板4140や基板ユニット800の払出制御基板4110等と、扉枠5に備えられたハンドル装置500、各種基板や操作ユニット400等との接続を中継するためのものである。これら主扉中継端子板880及び周辺扉中継端子板882は、基板ユニットベース810の前面に形成された基板取付部に取り付けることで、本体枠ベース600の前面から前側へ臨むようになっており、扉枠5から延びだした配線を接続することができるようになっている。

0068

なお、主扉中継端子板880及び周辺扉中継端子板882は、本体枠ベース600の前面に取り付けられる中継端子板カバー692によってその前側が覆われるようになっているとともに、中継端子板カバー692の開口692aを通して、接続端子のみが前側へ臨むようになっており、本体枠3の前面がすっきりした外観となるようになっている。

0069

また、主扉中継端子板880は、扉枠5側に配置される皿ユニット300における貸球ユニット360の貸球ボタン361、返却ボタン362、貸出残表示部363、ハンドル装置500のポテンショメータ512、タッチスイッチ516、発射停止スイッチ518、及びファールカバーユニット540の満タンスイッチ550と、本体枠3側に配置される払出制御基板4110との接続を中継するためのものである。なお、貸球ユニット360の貸球ボタン361、返却ボタン362、貸出残表示部363、ハンドル装置500のポテンショメータ512、タッチスイッチ516、発射停止スイッチ518、及びファールカバーユニット540の満タンスイッチ550についての説明を後述する。

0070

また、周辺扉中継端子板882は、扉枠5側に配置される各装飾ユニット200,240,280、皿ユニット300、及び操作ユニット400に備えられた扉枠5の各装飾基板(以下、「複数の枠側装飾基板」と記載する場合がある。)、操作ユニット400に備えられたダイヤル駆動モータ414、操作ユニット400に備えられたダイヤル操作部401や押圧操作部405の操作を各々検出する各種スイッチと、本体枠3側に配置される遊技盤4の周辺制御基板4140との接続を中継するためのものである。なお、扉枠5側に配置される各装飾ユニット200,240,280、皿ユニット300、及び操作ユニット400に備えられた複数の枠側装飾基板、操作ユニット400に備えられたダイヤル駆動モータ414、操作ユニット400に備えられたダイヤル操作部401や押圧操作部405の操作を検出する各種スイッチについての説明は後述する。

0071

[4.扉枠の全体構成]
次に、本体枠3の前面側に開閉自在に設けられる扉枠5について、図7を参照して説明する。図7は扉枠の斜視図である。扉枠5は、図7に示すように、外形が縦長の矩形状に形成され内周形状がやや縦長の円形状(楕円形状)とされた遊技窓101を有する扉枠ベースユニット100と、扉枠ベースユニット100の前面で遊技窓101の右外周に取り付けられる右サイド装飾ユニット200と、右サイド装飾ユニット200と対向し扉枠ベースユニット100の前面で遊技窓101の左外周に取り付けられる左サイド装飾ユニット240と、扉枠ベースユニット100の前面で遊技窓101の上部外周に取り付けられる上部装飾ユニット280と、右サイド装飾ユニット200及び左サイド装飾ユニット240の下端下側に配置され扉枠ベースユニット100の前面に取り付けられる一対のスピーカカバー290と、を備えている。

0072

また、扉枠5は、扉枠ベースユニット100の前面で遊技窓101の下部に取り付けられる皿ユニット300と、皿ユニット300の上部中央に取り付けられる操作ユニット400と、皿ユニット300の右側に取り付けられている上皿側液晶表示装置470、皿ユニット300を貫通して扉枠ベースユニット100の右下隅部に取り付けられ遊技球の打込操作をするためのハンドル装置500と、扉枠ベースユニット100を挟んで皿ユニット300の後側に配置され扉枠ベースユニット100の後面に取り付けられるファールカバーユニット540と、ファールカバーユニット540の右側で扉枠ベースユニット100の後面に取り付けられる球送ユニット580(図1を参照)と、扉枠ベースユニット100の後側に遊技窓101を閉鎖するように取り付けられるガラスユニット590と、を備えている。

0073

[4−1.扉枠ベースユニット]
次に、扉枠ベースユニット100について説明する。扉枠ベースユニット100は、外形が縦長の矩形状に形成されるとともに、前後方向に貫通し内周が縦長の略楕円形状に形成された遊技窓101を有する扉枠ベース本体110と、扉枠ベース本体110の前面で遊技窓101の上部中央に取り付けられ上部装飾ユニットを固定するための上部ブラケット120と、扉枠ベース本体110の前面で遊技窓101の下端左右両外側に取り付けられる一対のスピーカ130と、扉枠ベース本体110の前面で正面視右下隅部に取り付けられハンドル装置500を支持するためのハンドルブラケットと、を備えている。

0074

また、扉枠ベースユニット100は、扉枠ベース本体110の後側に固定される金属製で枠状の補強ユニット150(図1を参照)と、扉枠ベース本体110の後面で遊技窓101の下部を被覆するように取り付けられる防犯カバー180(図1を参照)と、扉枠ベース本体110の後面で遊技窓101の外周の所定位置に回動可能に取り付けられるガラスユニット係止部材190(図1を参照)と、背面視で左右方向の中央より左側(開放側)に配置され遊技窓101の下端に沿って扉枠ベース本体110の後面に取り付けられる発射カバー191(図1を参照)と、発射カバー191の下側で扉枠ベース本体110の後面に取り付けられ後述するハンドル装置500のポテンショメータ512と後述する遊技盤4に備えられた主制御基板4100との接続を中継するハンドル中継端子板192(図1を参照)と、ハンドル中継端子板192の後側を被覆するハンドル中継端子板カバー193(図1を参照)と、左右方向の中央を挟んで発射カバー191やハンドル中継端子板192等とは反対側(背面視で左右方向中央よりも右側(軸支側))に配置され扉枠ベース本体の後面に取り付けられる枠装飾駆動アンプ基板194(図1を参照)と、枠装飾駆動アンプ基板194の後側を被覆する枠装飾駆動アンプ基板カバー195(図1を参照)と、を備えている。

0075

枠装飾駆動アンプ基板194は、スピーカ130と電気的に接続されるとともに、各装飾ユニット200,240,280、皿ユニット300、及び操作ユニット400に備えられた複数の枠側装飾基板と電気的に接続されている。枠装飾駆動アンプ基板194は、後述する遊技盤4に備えられた周辺制御基板4140と電気的に接続されており、周辺制御基板4140から送られた音響信号増幅して各スピーカ130へ出力する増幅回路のほかに、各装飾ユニット200,240,280、皿ユニット300、及び操作ユニット400に備えられた複数の枠側装飾基板に設けられる装飾用LEDとしての複数のLEDを駆動する各種LED制御回路を備えている。なお、具体的な図示は省略するが、本実施形態では、枠装飾駆動アンプ基板194、操作ユニット400に備えられたダイヤル駆動モータやスイッチ、ハンドル中継端子板192、皿ユニット300の貸球ユニット360等と、払出制御基板4110や周辺制御基板4140等とを電気的に接続する配線が、枠装飾駆動アンプ基板194の背面視で右側(軸支側)の位置に集約して束ねられた上で後方へ延出して本体枠3の主扉中継端子板880や周辺扉中継端子板882に接続されるようになっている。

0076

ここで、各装飾ユニット200,240,280について簡単に説明する。各装飾ユニット200,240,280には、上述したように、複数の枠側装飾基板をそれぞれ備えている。枠側装飾基板には、後述する周辺制御基板4140の周辺制御MPUが直接制御する制御対象となっている枠側周辺制御MPU制御対象装飾基板と、後述する周辺制御基板4140の音源内蔵VDPが直接制御する制御対象となっている枠側VDP制御対象装飾基板と、がある。

0077

右サイド装飾ユニット200は、その下側から上側へ向かって、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV3にそれぞれ設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される右サイドVDP制御対象第1発光装飾領域RTV1〜右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3が形成されるとともに、右サイドVDP制御対象第1発光装飾領域RTV1と右サイドVDP制御対象第2発光装飾領域RTV2との間に配置されて右サイドVDP制御対象第1発光装飾領域RTV1と右サイドVDP制御対象第2発光装飾領域RTV2とを所定間隔離間する、枠側周辺制御MPU制御対象装飾基板RM1に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される右サイド周辺制御MPU制御対象第1発光装飾領域RTM1と、右サイドVDP制御対象第2発光装飾領域RTV2と右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3との間に配置されて右サイドVDP制御対象第2発光装飾領域RTV2と右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3とを所定間隔離間する、枠側周辺制御MPU制御対象装飾基板RM2に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される右サイド周辺制御MPU制御対象第2発光装飾領域RTM2と、右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3の上方近傍に配置される、枠側周辺制御MPU制御対象装飾基板RM3に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される右サイド周辺制御MPU制御対象第3発光装飾領域RTM3と、が形成されている。

0078

左サイド装飾ユニット240は、その下側から上側へ向かって、枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV3にそれぞれ設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される左サイドVDP制御対象第1発光装飾領域LTV1〜左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3が形成されるとともに、左サイドVDP制御対象第1発光装飾領域LTV1と左サイドVDP制御対象第2発光装飾領域LTV2との間に配置されて左サイドVDP制御対象第1発光装飾領域LTV1と左サイドVDP制御対象第2発光装飾領域LTV2とを所定間隔離間する、枠側周辺制御MPU制御対象装飾基板LM1に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される左サイド周辺制御MPU制御対象第1発光装飾領域LTM1と、左サイドVDP制御対象第2発光装飾領域LTV2と左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3との間に配置されて左サイドVDP制御対象第2発光装飾領域LTV2と左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3とを所定間隔離間する、枠側周辺制御MPU制御対象装飾基板LM2に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される左サイド周辺制御MPU制御対象第2発光装飾領域LTM2と、左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3の上方近傍に配置される、枠側周辺制御MPU制御対象装飾基板LM3に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される左サイド周辺制御MPU制御対象第3発光装飾領域LTM3と、が形成されている。

0079

上部装飾ユニット280は、その右下側から上側へ向かって、枠側VDP制御対象装飾基板RV4に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4が形成されるとともに、右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4の上方近傍に配置される、枠側周辺制御MPU制御対象装飾基板RM4に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される右サイド周辺制御MPU制御対象第4発光装飾領域RTM4が形成されている。また上部装飾ユニット280は、その左下側から上側へ向かって、枠側VDP制御対象装飾基板LV4に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4が形成されるとともに、左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4の上方近傍に配置される、枠側周辺制御MPU制御対象装飾基板LM4に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される左サイド周辺制御MPU制御対象第4発光装飾領域LTM4が形成されている。なお、左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4と右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4とは左右一対に配置されるとともに、左サイド周辺制御MPU制御対象第4発光装飾領域LTM4と右サイド周辺制御MPU制御対象第4発光装飾領域RTM4とは左右一対に配置される。

0080

扉枠ベースユニット100に各装飾ユニット200,240,280が取り付けられた状態においては、右サイド装飾ユニット200に形成される右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3と上部装飾ユニット280に形成される右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4との間に、右サイド装飾ユニット200に形成される右サイド周辺制御MPU制御対象第3発光装飾領域RTM3が配置されて、右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3と右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4とが所定間隔離間されるとともに、左サイド装飾ユニット240に形成される左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3と上部装飾ユニット280に形成される左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4との間に、左サイド装飾ユニット240に形成される左サイド周辺制御MPU制御対象第3発光装飾領域LTM3が配置されて、左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3と左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4とが所定間隔離間される。

0081

なお、扉枠ベースユニット100に各装飾ユニット200,240が取り付けられた状態においては、左サイド装飾ユニット240に形成される左サイドVDP制御対象第1発光装飾領域LTV1〜左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3と、右サイド装飾ユニット200に形成される右サイドVDP制御対象第1発光装飾領域RTV1〜右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3と、は左右一対に配置されるとともに、左サイド装飾ユニット240に形成される左サイド周辺制御MPU制御対象第1発光装飾領域LTM1〜左サイド周辺制御MPU制御対象第3発光装飾領域LTM3と、右サイド装飾ユニット200に形成される右サイド周辺制御MPU制御対象第1発光装飾領域RTM1〜右サイド周辺制御MPU制御対象第3発光装飾領域RTM3と、は左右一対に配置される。

0082

右サイド装飾ユニット200の枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV3、左サイド装飾ユニット240の枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV3、上部装飾ユニット280の枠側VDP制御対象装飾基板RV4及び枠側VDP制御対象装飾基板LV4のそれぞれに複数のLED(装飾用LED)が設けられる面(実装面)のレジスト色と裏面のレジスト色とは、黒色となっている。また、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面は、それぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)と対応する位置に矩形状の開口(正方形状の開口)が形成された格子状の黒色の仕切り板がそれぞれスペーサとして載置されるとともに、意匠が施された樹脂製のカバー体によりそれぞれ覆われている。換言すると、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面とカバー体との間には、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面にそれぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)と対応する位置に矩形状の開口が形成された格子状の黒色の仕切り板がスペーサとしてそれぞれ挟持された構造となっている。

0083

仕切り板が枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面とカバー体との間に挟持された状態においては、仕切り板に形成される矩形状の開口が対応する、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面にそれぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)を個別に取り囲むことができるとともに、仕切り板の裏面側(つまり、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面側)と、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面と、がそれぞれ密着することができる。これにより、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面にそれぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)の発光を、仕切り板に形成される格子状に配置される矩形状の開口を通して、カバー体の裏面側へ向かって照射することができるため、仕切り板に格子状に形成される矩形状の開口内をそれぞれ発光することによって、LEDが縦横に複数隣接して配置されるLED表示器として構成することができる。

0084

つまり、右サイド装飾ユニット200に形成される右サイドVDP制御対象第1発光装飾領域RTV1〜右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3、及び上部装飾ユニット280に形成される右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4は、それぞれLED表示器としてさまざまな情報をドット表示することができるとともに、左サイド装飾ユニット240に形成される左サイドVDP制御対象第1発光装飾領域LTV1〜左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3、及び上部装飾ユニット280に形成される左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4は、それぞれLED表示器としてさまざまな情報をドット表示することができる。

0085

枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面をそれぞれ覆うカバー体の裏面側(実装面側)は、金属蒸着膜が薄く形成されて(例えば、アルミが薄く蒸着されて)いるものの、ほぼ透明であり、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4のそれぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)の発光態様を容易に視認することができるようになっている。

0086

これにより、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面のレジスト色が黒色、そして格子状の黒色の仕切り板により下地が黒色となることによって、カバー体の裏面側(実装面側)がほぼ透明となるように金属蒸着膜が薄く形成される(例えば、アルミが薄く蒸着される)ことで、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4のそれぞれに複数のLED(装飾用LED)が消灯している状態において、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面をそれぞれ覆うカバー体の表面に金属感表現することができるようになっている。

0087

なお、仕切り板が枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面とカバー体との間に挟持されているが、仕切り板とカバー体との間に金属蒸着膜が薄く形成される(例えば、アルミが薄く蒸着される)ほぼ透明なレンズ板をそれぞれ挟持するように構成してもよい。このレンズ板は、仕切り板とカバー体との間に挟持された状態において、仕切り板に形成される格子状に配置される矩形状の開口(正方形状の開口)と対応する位置であって、仕切り板側の面(つまり、レンズ板の裏面)からカバー体の面(つまり、レンズ板の正面)へ向かって所定距離寸法(例えば、2mm)だけ、仕切り板に形成される矩形状の開口(正方形状の開口)の外形と同一の外形を有する凹部がそれぞれ形成され、凹部が格子状に配置されている。これらの矩形状の凹部は、レンズ部として機能する。枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面にそれぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)の発光は、仕切り板に形成される格子状に配置される矩形状の開口、そしてレンズ板に形成される格子状に配置される矩形状の凹部を介して拡散することができる。

0088

ここで、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4の実装面にそれぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)と、枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面にそれぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)と、の配置について簡単に説明する。

0089

扉枠ベースユニット100に各装飾ユニット200,240,280が取り付けられた状態においては、右サイド装飾ユニット200に形成される右サイドVDP制御対象第1発光装飾領域RTV1〜右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3、及び上部装飾ユニット280に形成される右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4と、左サイド装飾ユニット240に形成される左サイドVDP制御対象第1発光装飾領域LTV1〜左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3、及び上部装飾ユニット280に形成される左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4と、が左右一対に配置されるとともに、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4の実装面にそれぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)と、枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面にそれぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)と、が左右対称に配置される。ここでは、枠側VDP制御対象装飾基板RV1〜RV4の実装面にそれぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)について説明し、枠側VDP制御対象装飾基板LV1〜LV4の実装面にそれぞれに設けられる複数のLED(装飾用LED)についての説明を省略する。

0090

右サイドVDP制御対象第1発光装飾領域RTV1は、上述したように、枠側VDP制御対象装飾基板RV1にそれぞれ設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される。枠側VDP制御対象装飾基板RV1は、下側から上側へ向かって、フルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に複数設けられる第1ブロック〜第14ブロックを有している。第1ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に9個設けられ、第2ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に10個設けられ、第3ブロック〜第6ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に9個それぞれ設けられ、第7ブロック、及び第8ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に8個それぞれ設けられ、第9ブロック〜第11ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に8個それぞれ設けられ、第12ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に6個設けられ、第13ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に4個設けられ、第14ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に2個設けられている。第1ブロック〜第14ブロックは、右サイドVDP制御対象第1発光装飾領域RTV1の形状に沿ってドット(つまり、上述した仕切り板に形成される格子状に配置される矩形状の開口の大きさ)単位に右側にズレて枠側VDP制御対象装飾基板RV1に配置され、合計104個のフルカラーLED(装飾用LED)が枠側VDP制御対象装飾基板RV1に設けられている。なお、左サイドVDP制御対象第1発光装飾領域LTV1には、左サイドVDP制御対象第1発光装飾領域LTV1の形状に沿ってドット(つまり、上述した仕切り板に形成される格子状に配置される矩形状の開口の大きさ)単位に左側にズレて第1ブロック〜第14ブロックが配置され、合計104個のフルカラーLED(装飾用LED)が設けられている。

0091

右サイドVDP制御対象第2発光装飾領域RTV2は、上述したように、枠側VDP制御対象装飾基板RV2にそれぞれ設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される。枠側VDP制御対象装飾基板RV2は、下側から上側へ向かって、フルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に複数設けられる第1ブロック〜第22ブロックを有している。第1ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に3個設けられ、第2ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に4個設けられ、第3ブロック〜第5ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に5個それぞれ設けられ、第6ブロック〜第20ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に4個それぞれ設けられ、第21ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に3個設けられ、第22ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に2個設けられている。第1ブロック〜第22ブロックは、右サイドVDP制御対象第2発光装飾領域RTV2の形状に沿ってドット(つまり、上述した仕切り板に形成される格子状に配置される矩形状の開口の大きさ)単位に右側にズレて枠側VDP制御対象装飾基板RV2に配置され、合計87個のフルカラーLED(装飾用LED)が枠側VDP制御対象装飾基板RV2に設けられている。なお、左サイドVDP制御対象第2発光装飾領域LTV2には、左サイドVDP制御対象第2発光装飾領域LTV2の形状に沿ってドット(つまり、上述した仕切り板に形成される格子状に配置される矩形状の開口の大きさ)単位に左側にズレて第1ブロック〜第22ブロックが配置され、合計87個のフルカラーLED(装飾用LED)が設けられている。

0092

右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3は、上述したように、枠側VDP制御対象装飾基板RV3にそれぞれ設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される。枠側VDP制御対象装飾基板RV3は、下側から上側へ向かって、フルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に複数設けられる第1ブロック〜第26ブロックを有している。第1ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に2個設けられ、第2ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に3個設けられ、第3ブロック〜第7ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に4個それぞれ設けられ、第8ブロック〜第10ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に5個それぞれ設けられ、第11ブロック〜第13ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に4個それぞれ設けられ、第14ブロック〜第16ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に5個それぞれ設けられ、第17ブロック〜第21ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に6個それぞれ設けられ、第22ブロック、及び第23ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に5個それぞれ設けられ、第24ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に4個設けられ、第25ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に3個設けられ、第26ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に2個設けられている。第1ブロック〜第26ブロックは、右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3の形状に沿ってドット(つまり、上述した仕切り板に形成される格子状に配置される矩形状の開口の大きさ)単位に右側又は左側にズレて枠側VDP制御対象装飾基板RV3に配置され、合計116個のフルカラーLED(装飾用LED)が枠側VDP制御対象装飾基板RV3に設けられている。なお、左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3には、左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3の形状に沿ってドット(つまり、上述した仕切り板に形成される格子状に配置される矩形状の開口の大きさ)単位に左側又は右側にズレて第1ブロック〜第26ブロックが配置され、合計116個のフルカラーLED(装飾用LED)が設けられている。

0093

右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4は、上述したように、枠側VDP制御対象装飾基板RV4にそれぞれ設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される。枠側VDP制御対象装飾基板RV4は、下側から上側へ向かって、フルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に複数設けられる第1ブロック〜第25ブロックを有している。第1ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に2個設けられ、第2ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に3個設けられ、第3ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に4個設けられ、第4ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に6個設けられ、第5ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に7個設けられ、第6ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に9個設けられ、第7ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に11個設けられ、第8ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に12個設けられ、第9ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に14個設けられ、第10ブロック、及び第11ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に15個それぞれ設けられ、第12ブロック、及び第13ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に16個それぞれ設けられ、第14ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に17個設けられ、第15ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に16個設けられ、第16ブロック、及び第17ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に15個それぞれ設けられ、第18ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に14個設けられ、第19ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に13個設けられ、第20ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に11個設けられ、第21ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に10個設けられ、第22ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に9個設けられ、第23ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に7個設けられ、第24ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に5個設けられ、第25ブロックにはフルカラーLED(装飾用LED)が一列に水平に3個設けられている。第1ブロック〜第25ブロックは、右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4の形状に沿ってドット(つまり、上述した仕切り板に形成される格子状に配置される矩形状の開口の大きさ)単位に右側又は左側にズレて枠側VDP制御対象装飾基板RV4に配置され、合計265個のフルカラーLED(装飾用LED)が枠側VDP制御対象装飾基板RV4に設けられている。なお、左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4には、左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4の形状に沿ってドット(つまり、上述した仕切り板に形成される格子状に配置される矩形状の開口の大きさ)単位に左側又は右側にズレて第1ブロック〜第25ブロックが配置され、合計265個のフルカラーLED(装飾用LED)が設けられている。

0094

このように、右サイドVDP制御対象第1発光装飾領域RTV1〜右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4は、上述したように、枠側VDP制御対象装飾基板RV1に設けられる104個のフルカラーLED、枠側VDP制御対象装飾基板RV2に設けられる87個のフルカラーLED、枠側VDP制御対象装飾基板RV3に設けられる116個のフルカラーLED、及び枠側VDP制御対象装飾基板RV4に設けられる265個のフルカラーLEDによる、合計572個のフルカラーLEDにより発光装飾されるとともに、左サイドVDP制御対象第1発光装飾領域LTV1〜左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4は、上述したように、枠側VDP制御対象装飾基板LV1に設けられる104個のフルカラーLED、枠側VDP制御対象装飾基板LV2に設けられる87個のフルカラーLED、枠側VDP制御対象装飾基板LV3に設けられる116個のフルカラーLED、及び枠側VDP制御対象装飾基板LV4に設けられる265個のフルカラーLEDによる、合計572個のフルカラーLEDにより発光装飾される。

0095

つまり、右サイド装飾ユニット200(右サイドVDP制御対象第1発光装飾領域RTV1〜右サイドVDP制御対象第3発光装飾領域RTV3)、左サイド装飾ユニット240(左サイドVDP制御対象第1発光装飾領域LTV1〜左サイドVDP制御対象第3発光装飾領域LTV3)、及び上部装飾ユニット280(右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4、左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4)は、右サイドVDP制御対象第1発光装飾領域RTV1〜右サイドVDP制御対象第4発光装飾領域RTV4を発光装飾する572個のフルカラーLED(装飾用LED)と、左サイドVDP制御対象第1発光装飾領域LTV1〜左サイドVDP制御対象第4発光装飾領域LTV4を発光装飾する572個のフルカラーLED(装飾用LED)と、による合計1144個のフルカラーLED(装飾用LED)により発光装飾される。

0096

[4−1−1.扉枠ベース本体]
扉枠ベース本体110は、合成樹脂によって縦長の額縁状に形成されており、前後方向に貫通し内形が縦長で略楕円形状の遊技窓101が全体的に上方へオフセットするような形態で形成されている。この遊技窓101は、左右側及び上側の内周縁が連続した滑らかな曲線状に形成されているのに対して、下側の内周縁は左右へ延びた直線状に形成されている。また、扉枠ベース本体110における遊技窓101の下側の内周縁には、軸支側(正面視で左側)にファールカバーユニット540の第一球出口を挿通可能な方形状の切欠部が形成され、遊技窓101の下辺の左右両外側に配置されスピーカ130を取り付けて固定するためのスピーカ取付部、正面視で右下隅部に配置され前方へ膨出した前面の右側(開放側)端が後退するように斜めに傾斜しハンドルブラケットを取り付けるためのハンドル取付部、ハンドル取付部の所定位置で前後方向へ貫通しハンドル装置500からの配線が通過可能な配線通過口、ハンドル取付部の上側で前方へ向かって短く延びた筒状に形成され後述するシリンダ錠1010が挿通可能な錠穴116が形成されている。この扉枠ベース本体110は、遊技窓101によって形成される上辺、及び左右の側辺の幅が、後述する補強ユニット150の上側補強板金151、軸支側補強板金152、及び開放側補強板金153の幅と略同じ幅とされており、正面視における扉枠ベース本体の大きさに対して、遊技窓101が可及的に大きく形成されている。

0097

[4−1−2.補強ユニット]
補強ユニット150は、扉枠ベース本体110の上辺部裏面に沿って取り付けられる上側補強板金151(図1を参照)と、扉枠ベース本体110の軸支側辺部裏面に沿って取り付けられる軸支側補強板金152(図1を参照)と、扉枠ベース本体110の開放側辺部裏面に沿って取り付けられる開放側補強板金153(図1を参照)と、扉枠ベース本体110の遊技窓101の下辺裏面に沿って取り付けられる下側補強板金154(図1を参照)と、を備えており、それらが相互にビスやリベット等で締着されて方形状に形成されている。

0098

軸支側補強板金152の上下端部に、その上面に上下方向に摺動自在に設けられる軸ピン155を有する上軸支部156と、その下面に軸ピン157を有する下軸支部158と、を一体的に備えている。そして、上下の軸ピン155,157が本体枠3の軸支側上下に形成される上軸支金具630及び下軸支金具640に軸支されることにより、扉枠5が本体枠3に対して開閉自在に軸支されるようになっている。

0099

また、開放側補強板金153の後側下部には、錠装置1000の扉枠用フック部1041と当接するフックカバー165が備えられている。このフックカバー165は、本体枠3に対して扉枠5を閉じる際に、本体枠3の開放側辺に沿って取り付けられる錠装置1000(施錠装置)の扉枠用フック部1041と係合するものであり、錠装置1000のシリンダ錠1010に鍵を差し込んで一方に回動する(本体枠3を外枠2に対して開放する方向と反対方向に回転する)ことにより、扉枠用フック部1041とフックカバー165との係合が外れて本体枠3に対する扉枠5の閉鎖状態を解除することができるものである。

0100

[4−2.皿ユニット]
次に、皿ユニット300について説明する。皿ユニット300は、賞球装置740から払出された遊技球を貯留するための上皿301及び下皿302を備えているとともに、上皿301に貯留した遊技球を球送ユニットを介して打球発射装置650へ供給することができるものである。

0101

皿ユニット300の上皿上部パネル314の形状は、正面視で左方向から中央に向かって前方へ突出するように湾曲状に形成されるとともに、その中央から右方向に向かって直線上に前方へ突出して形成されている。皿ユニット300の上部中央には、操作ユニット400が取り付けられる操作ユニット取付部が形成され、この操作ユニット取付部の右側に上皿側液晶表示装置470を取り付けるための液晶取付部314dが形成される。液晶取付部314dが形成される上皿上部パネル314の形状は、板状に形成されており、この部分を例えば遊技者が手で下に向かって押しつけると下方向にたわむようになっており、その押しつける力が所定の力を超えると、上皿上部パネル314が壊れるようになっている。これは、上皿側液晶表示装置470が高価なものであるため、上皿側液晶表示装置470の画面を遊技者が手を押しつけた際に、その力を上皿上部パネル314で受けることにより上皿上部パネル314をたわませることで上皿側液晶表示装置470が破損しないようにしている。つまり、上皿側液晶表示装置470が破損する前に上皿上部パネル314が先に破損するという構造が採用されている。なお、上皿上部パネル314が破損した場合には、皿ユニット300を交換することとなる。この場合、壊れた上皿上部パネル314から上皿側液晶表示装置470を取り外して交換する皿ユニット300の上皿上部パネル314に取り付けて再利用する。

0102

また、皿ユニット300には、上皿球抜きボタン341の操作に応じて上皿301に貯留された遊技球を下皿302へ抜くための上皿球抜き機構340と、下皿球抜きボタン354の操作に応じて下皿302に貯留された遊技球を下皿球抜き孔324bを介して下方へ抜くための下皿球抜き機構350と、パチンコ遊技機1に隣接して設置された図示しないCRユニットを作動させる貸球ユニット360と、を備えている。

0103

[4−2−1.操作ユニット]
操作ユニット400は、正面視左右方向の略中央で上皿301の前面に配置され、遊技者が回転操作可能なダイヤル操作部401(操作部)と、遊技者が押圧可能な押圧操作部405(操作部)と、を備えており、遊技状態に応じて遊技者の操作を受付けたり、ダイヤル操作部401が可動したりすることができ、遊技者に対して遊技球の打込操作だけでなく、遊技中の演出にも参加することができるようにするものである。ダイヤル操作部401の回転(回転方向)は、操作ユニット400に備える回転検出スイッチにより検出され、押圧操作部405の操作は、操作ユニット400に備える押圧検出スイッチにより検出されるようになっている。

0104

また、操作ユニット400は、ダイヤル駆動モータ414の駆動力によって、ダイヤル操作部401を時計回りや、反時計回りの方向へ回転させることができるようになっている。また、操作ユニット400は、ステッピングモータを用いたダイヤル駆動モータ414の駆動力によって、ダイヤル操作部401を、カクカクと段階的に回転させたり、遊技者がダイヤル操作部401を回転操作した時に、その回転を補助したり、わざと回らないようにしたり、回転にクリック感を付与したりすることができるようになっている。また、操作ユニット400は、ダイヤル駆動モータ414を小刻みに正転させる回転と逆転させる回転とを交互に繰返させることによりダイヤル操作部401を振動させるようにすることができるようになっている。

0105

[4−2−2.貸球ユニット]
貸球ユニット360は、後方へ押圧可能な貸球ボタン361及び返却ボタン362を備えているとともに、貸球ボタン361と返却ボタン362の間に貸出残表示部363を備えている。貸球ボタン361が操作されると、球貸スイッチ365aにより検出され、返却ボタン362が操作されると、返却スイッチ365bにより検出されるようになっている。残度数表示器365cの表示内容は貸出残表示部363を介して視認することができるようになっている。なお、残度数表示器365cに隣接してCRユニットランプ365dが配置されており、CRユニットランプ365dの発光態様が貸出残表示部363を介して視認することができるようになっている。球貸スイッチ365a、返却スイッチ365b、残度数表示器365c、及びCRユニットランプ365dは、度数表示板365に実装されており、この度数表示板365は、貸球ユニット360の内部に取り付けられている。この貸球ユニット360は、パチンコ遊技機1に隣接して設けられた球貸機に対して現金プリペイドカード投入した上で、貸球ボタン361を押すと、所定数の遊技球を皿ユニット300の上皿301内へ貸出す(払い出す)ことができるとともに、返却ボタン362を押すと貸出された分の残りを引いた上で投入した現金の残金やプリペイドカードが返却されるようになっている。また、貸出残表示部363には、球貸機に投入した現金やプリペイドカードの残数が表示されるようになっている。

0106

[4−3.球送ユニット]
次に、球送ユニット580について説明する。球送ユニット580は、皿ユニット300における上皿301から供給される遊技球を1球ずつ打球発射装置650へ供給することができるとともに、上皿301内に貯留された遊技球を、上皿球抜き機構340の上皿球抜きボタン341の操作によって下皿302へ抜くことができるものである。

0107

球送ユニット580は、皿ユニット300の上皿301に貯留された遊技球が、上皿301の上皿球排出口、扉枠ベース本体110の球送開口を通して供給され前後方向に貫通した侵入口、及び侵入口の下側に開口する球抜口を有し後方が開放された箱状の前カバーと、前カバーの後端を閉鎖するとともに前方が開放された箱状で、前後方向に貫通し前カバーの侵入口から侵入した遊技球を打球発射装置650へ供給するための打球供給口582aを有した後カバーと、後カバー及び前カバーの間で前後方向へ延びた軸周りに回動可能に軸支され前カバーの後側で侵入口と球抜口との間を仕切る仕切部を有した球抜き部材と、球抜き部材の仕切部上の遊技球を1球ずつ後カバーの打球供給口582aへ送り前カバーと後カバーとの間で上下方向へ延びた軸周りに回動可能に支持された球送部材と、球送部材を回動させる球送ソレノイド585と、を備えている。

0108

球送ソレノイド585が駆動される(ONの状態)と、球送部材が遊技球を1球受け入れる一方、球送ソレノイド585の駆動が解除される(OFFの状態)と、球送部材が受け入れた遊技球を打球発射装置650側へ送る(供給する)ようになっている。

0109

[4−4.ハンドル装置]
次に、ハンドル装置500について説明する。ハンドル装置500は、扉枠ベース本体110の前面に取り付けられたハンドルブラケットに固定され円筒状で前端が軸直角方向へ丸く膨出したハンドルベースと、ハンドルベースに対して相対回転可能にハンドルベースの前側に配置される環状の回転ハンドル本体後と、回転ハンドル本体後の前面に固定され回転ハンドル本体後と一体回転可能とされた回転ハンドル本体前506と、回転ハンドル本体前506の前面に配置されると共にハンドルベースに固定され、ハンドルベースと協働して回転ハンドル本体前506及び回転ハンドル本体後を回転可能に支持する前端カバー508と、を備えている。

0110

また、ハンドル装置500は、回転ハンドル本体前の回転中心に前側から後側へ突出するように取り付けて固定され後端に非円形の軸受部を有した軸部材と、軸部材の軸受部と嵌合し回転可能とされた検出軸部を有しハンドルベースの前面に回転不能に嵌合されるポテンショメータ512と、ポテンショメータ512をハンドルベースとで挟むようにハンドルベースの前面に固定されポテンショメータ512の検出軸部が通過可能な貫通孔を有したスイッチ支持部材と、スイッチ支持部材の後面に取り付けられるタッチスイッチ516と、タッチスイッチ516とはスイッチ支持部材の後面の異なる位置に取り付けられる発射停止スイッチ518と、スイッチ支持部材に対して回転可能に軸支され発射停止スイッチ518を作動させる単発ボタンと、軸部材の外周を覆うように配置され回転ハンドル本体前506及び回転ハンドル本体後を原回転位置(正面視で反時計周りの方向への回転端)へ復帰するように付勢するハンドル復帰バネと、を備えている。なお、ポテンショメータ512は、回転ハンドル本体前506の回転位置に応じて遊技球を遊技領域1100に向かって打ち出す強度を電気的に調節するためのものである。また、回転ハンドル本体前506及び回転ハンドル本体後は、原回転位置から正面視で時計周りの方向へ最大回転位置となる限界回転位置(正面視で時計周りの方向への回転端)まで回動する。

0111

また、ハンドル装置500は、ポテンショメータ512が可変抵抗器とされており、回転ハンドル本体前506及び回転ハンドル本体後を回転させると、軸部材を介してポテンショメータ512の検出軸部が回転することとなる。そして、検出軸部の回転位置(回転角度)に応じてポテンショメータ512の内部抵抗が変化し、ポテンショメータ512の内部抵抗に応じて打球発射装置650における発射ソレノイド654の駆動力が変化して、回転ハンドル本体前506及び回転ハンドル本体後の回転角度、つまり回転ハンドル本体前506及び回転ハンドル本体後の回転位置に応じた(見合った)発射強度で遊技球が遊技領域1100内へ打ち込まれるようになっている。

0112

[4−5.ファールカバーユニット]
次に、ファールカバーユニット540について説明する。ファールカバーユニット540は、扉枠ベースユニット100における遊技窓101よりも下側の後面に取り付けられ、賞球ユニット700から払出された遊技球や、打球発射装置650により発射されたにも関わらず遊技領域1100内へ到達しなかった遊技球(ファール球)を、皿ユニット300の上皿301や下皿302へ誘導するものである。ファールカバーユニット540は、前側が開放され複数の遊技球の流路を内部に有したカバーベースと、カバーベースの前端を閉鎖する前カバーと、を備えている。

0113

ファールカバーユニット540のカバーベースは、背面視で右上隅に配置され前後方向に貫通する第一球入口542aと、第一球入口と連通しカバーベース542の前端に向かうに従って正面視右側へ広がる第一球通路と、第一球入口542aの外側(背面視でで右側)に配置され第一球入口542aよりも大口の第二球入口542cと、第二球通路と連通しカバーベースの内部で、下方へ延びた上で正面視右下隅へ向かって低くなるように傾斜した第二球入口542cと、を備えている。この第一球入口542a及び第二球入口542cは、扉枠5を本体枠3に対して閉じた状態で、賞球ユニット700における満タン分岐ユニット770の通常球出口774及び満タン球出口776とそれぞれ対向する位置に形成されている。なお、カバーベースにおける第二球通路は、下端に沿って左右方向へ延びた部分の高さが、遊技球の外径に対して約3倍の高さとされており、所定量の遊技球を収容可能な収容空間が形成されている。

0114

また、カバーベース542は、左右方向の略中央上部に配置され上方に開口したファール球入口542eと、ファール球入口542eと連通し第二球通路の下流付近の上部へ遊技球を誘導可能なファール球通路と、を備えている。また、カバーベースは、第二球入口の下側の後面に球出口開閉ユニット790の開閉シャッター792を作動させるための開閉作動片を、備えている。この開閉作動片は、扉枠5を本体枠3に対して閉じた時に、球出口開閉ユニット790における開閉クランクの球状の当接部と当接することで、開閉クランクを回転させて開閉シャッター792を開状態とすることができるものである。

0115

ファールカバーユニット540の前カバーは、カバーベースの前面を閉鎖する略板状に形成されており、正面視左上隅に配置されカバーベースの第一球通路と連通し前後方向に貫通した第一球出口と、正面視右下隅に配置されカバーベース542の第二球通路の下流端と連通し前後方向に貫通した第二球出口と、を備えている。前カバーの第一球出口は、扉枠ベースユニット100の切欠部を通して皿ユニット300の上皿球供給口と接続されるようになっている。また、第二球出口は、扉枠ベース本体110の球通過口を通して皿ユニット300における下皿球供給樋の後端が接続されるようになっている。

0116

ファールカバーユニット540は、賞球ユニット700における満タン分岐ユニット770の通常球出口774から第一球入口542aへ供給された遊技球を、第一球通路を通って第一球出口から皿ユニット300の上皿球供給口を介して上皿301へ供給することができるようになっている。また、ファールカバーユニット540は、賞球ユニット700における満タン分岐ユニット770の満タン球出口776から第二球入口542cへ供給された遊技球を、第二球通路を通って第二球出口から皿ユニット300の下皿球供給樋及び下皿球供給口を介して下皿302へ供給することができるようになっている。

0117

また、ファールカバーユニット540は、扉枠5を本体枠3に対して閉じた状態とすると、ファール球入口542eが本体枠3のファール空間626の下部に位置するようになっており、打球発射装置650により発射された遊技球が遊技領域1100内へ到達せずにファール球となってファール空間626を落下すると、ファール球入口542eによって受けられるようになっている。そしてファールカバーユニット540は、ファール球入口542eに受けられた遊技球を、ファール球通路及び第二球通路を通って第二球出口から皿ユニット300の下皿302へ排出(供給)することができるようになっている。

0118

また、ファールカバーユニット540は、第二球通路における収容空間の上流側(正面視左側)側面を形成し収容空間内に貯留された遊技球によって揺動可能にカバーベースに軸支された揺動部材と、揺動部材の揺動を検出する満タンスイッチ550と、揺動部材が満タンスイッチ550によって非検出状態となる方向へ付勢するバネと、を備えている。この揺動部材は、カバーベースに対して下端が回動可能に軸支されているとともに、上端が正面視左側へ回動するようになっており、略垂直な状態で収容空間の左側側壁を形成するようになっている。また、揺動部材は、バネによって略垂直状態となる位置へ付勢されている。また、揺動部材は、収容空間側とは反対側の側面に外側へ突出する検出片が形成されており、この検出片が満タンスイッチ550よって検出されるようになっている。つまり、満タンスイッチ550からの検出信号に基づいて、収容空間が貯留された遊技球で満タンであるか否かを判断することができるようになっている。

0119

[5.遊技盤の全体構成]
次に、遊技盤4の全体構成について、図8及び図9を参照して説明する。図8は遊技盤の正面図であり、図9図8の遊技盤を分解して前から見た分解斜視図である。遊技盤4は、図8及び図9に示すように、外レール1111及び内レール1112を有し、遊技者がハンドル装置500を操作することで遊技媒体としての遊技球が打ち込まれる遊技領域1100の外周を区画形成する枠状の前構成部材1110と、前構成部材1110の正面視左下隅部でパチンコ遊技機1へ取り付けた時に扉枠5の遊技窓101から遊技者側へ視認可能となる位置に配置された機能表示ユニット1180と、前構成部材1110の後側に遊技領域1100を閉鎖するように取り付けられ遊技領域1100と対応する位置に所定形状で前後方向へ貫通した複数の開口部1158を有した板状の遊技パネル1150と、遊技パネル1150の開口部1158に対して前側から取り付けられる表ユニット2000と、遊技パネル1150の後面に取り付けられる裏ユニット3000と、を備えている。

0120

また、遊技盤4は、裏ユニット3000の前側に脱着可能に取り付けられ遊技状態に応じて遊技者側から視認可能とされた所定の演出画像表示可能な演出表示ユニット1900(以下、「遊技盤側演出表示ユニット1900」と記載する場合がある。)と、裏ユニット3000の下部を後側から覆うように遊技パネル1150の後面下部に取り付けられる基板ホルダ1160と、を備えている。なお、基板ホルダ1160の後面には、周辺制御基板4140と液晶出力基板3420とを収容する周辺基板ボックス1905と、周辺基板ボックス1905の後方に重なるように主制御基板4100を収容する主制御基板ボックス1170と、が取り付けられている。

0121

また、遊技盤4は、複数の各装飾基板(以下、「複数の遊技盤側装飾基板」と記載する場合がある。)を備えている。遊技盤側装飾基板には、後述する周辺制御基板4140の周辺制御MPUが直接制御する制御対象となっている遊技盤側周辺制御MPU制御対象装飾基板と、後述する周辺制御基板4140の音源内蔵VDPが直接制御する制御対象となっている遊技盤側VDP制御対象装飾基板と、がある。

0122

[5−1.前構成部材]
次に、前構成部材1110について説明する。前構成部材1110は、外形が本体枠3の遊技盤保持口601内へ挿入可能な略矩形状とされ、内形が略円形状に前後方向へ貫通しており、内形の内周によって遊技領域1100の外周が区画されるようになっている。この前構成部材1110は、正面視で左右方向中央から左寄りの下端から時計回りの周方向へ沿って円弧状に延び正面視左右方向中央上端を通り過ぎて右斜め上部まで延びた外レール1111と、外レール1111に略沿って外レール1111の内側に配置され正面視左右方向中央下部から正面視左斜め上部まで円弧状に延びた内レール1112と、内レール1112の下端から滑らかに連続するように正面視反時計回りの周方向へ沿って外レール1111の終端(上端)よりも下側の位置まで円弧状に延びた内周レール1113と、内周レール1113の終端(上端)と外レール1111の終端(上端)とを結び外レール1111に沿って転動してきた遊技球が当接可能とされた衝止部1114と、内レール1112と内周レール1113との境界部で遊技領域1100の最下端に配置され後方へ向かって低くなったアウト誘導面1115と、内レール1112の上端に回動可能に軸支され、外レール1111との間を閉鎖するように内レール1112の上端から上方へ延出した閉鎖位置と正面視時計回りの方向へ回動して外レール1111との間を開放した開放位置との間でのみ回動可能とされるとともに閉鎖位置側へ復帰するようにバネによって付勢された逆流防止部材1116と、を備えている。

0123

前構成部材1110は、遊技盤4を本体枠3に取り付けた状態とすると、外レール1111と内レール1112との間の下端開口が、本体枠3の打球発射装置650における発射レール660(図1を参照)の延長線上に位置するようになっている。この外レール1111の下端と、発射レール660の上端との間には、左右方向及び下方へ広がった空間が形成されており、打球発射装置650の発射レール660に沿って打ち出された遊技球が、その空間を飛び越えて、外レール1111と内レール1112との間の下端開口から外レール1111と内レール1112との間へ打ち込まれるようになっている。外レール1111と内レール1112との間に打ち込まれた遊技球は、その勢いに応じて外レール1111に沿って上方へ転動し、内レール1112の上端に軸支された逆流防止部材1116を、その付勢力に抗して開放位置側へ回動させることにより、遊技領域1100内へ侵入することができるようになっている。

0124

また、打球発射装置650において遊技球を強く打球した場合、遊技領域1100内で外レール1111に沿って転動した遊技球が、外レール1111の終端に備えられた衝止部1114に当接するようになっており、この衝止部1114に遊技球が当接することで遊技球の転動方向を強制的に変化させることができ、外レール1111から内周レール1113へ連続して遊技球が転動するのを防止することができるようになっている。なお、遊技領域1100内へ侵入した(打ち込まれた)遊技球が、外レール1111と内レール1112との間へ戻ろうとしても、その前に逆流防止部材1116が付勢力によって閉鎖位置へ復帰することで、逆流防止部材1116によって遊技球の逆流が阻止されるようになっている。

0125

また、遊技領域1100内へ打ち込まれた遊技球は、表ユニット2000に設けられる各種入賞口に受け入れられなかった場合は、遊技領域1100の下端へと流下し、内レール1112と内周レール1113との境界のアウト口誘導面1115によって、遊技パネル1150のアウト口1151へ誘導され、アウト口1151から遊技盤4の後側下方へ排出されるようになっている。

0126

一方、打球発射装置650から発射された遊技球が、内レール1112先端の逆流防止部材1116を越えて遊技領域1100内へ侵入することができなかった場合は、外レール1111と内レール1112との間を逆方向の下方へ向かって転動し、外レール1111と内レール1112との間の下端開口から、発射レール660の上端と外レール1111の下端との間に形成されたファール空間626(図1を参照)へ落下することとなり、ファール空間626の下部に位置する扉枠5に取り付けられたファールカバーユニット540のファール球入口542e(図1を参照)に受け入れられて、皿ユニット300における下皿302(図7を参照)へ排出されるようになっている。

0127

なお、前構成部材1110における外レール1111は、その表面に金属板が取り付けられており、遊技球の転動による耐摩耗性が高められているとともに、遊技球が滑らかに転動するようになっている。また、衝止部1114は、表面にゴムや合成樹脂等の弾性体が配置されており、遊技球が外レール1111に沿って勢い良く転動してきて衝突しても、その衝撃を緩和させることができるようになっているとともに、遊技球を内側へ反発させることができるようになっている。

0128

また、前構成部材1110は、正面視左端に上下方向へ離間して配置され前方から後方へ向かって窪むとともに左端に開放された一対の位置決め凹部1119と、正面視右端に上下方向へ離間して配置された一対の遊技盤止め具1120と、外レール1111の下端よりも正面視左側に配置され下方へ開放されるとともに上側が円弧状に形成され前側から窪んだ固定凹部1121と、正面視下端の左側端部付近に下端から上方へ左右方向へ長く延びた矩形状に切欠かれた球通路用切欠部1122と、を備えている。前構成部材1110の位置決め凹部1119は、本体枠3における側面防犯版950の内側に取り付けられた位置決め部材956(図5を参照)と嵌合させることで、遊技盤保持口601(図5を参照)に挿入された遊技盤4の正面視左端が、前後方向へ移動するのを規制することができるようになっている。また、遊技盤止め具1120は、本体枠3における本体枠ベース600の遊技盤係止部に対して着脱可能に係止することができるようになっており、遊技盤止め具1120を遊技盤係止部に係止させることで、本体枠3の遊技盤保持口601に挿入された遊技盤4の正面視右端が、前後方向へ移動するのを規制することができるようになっている。

0129

また、前構成部材1110の固定凹部1121は、遊技盤4を本体枠3の遊技盤保持口601へ挿入した状態で、本体枠3の前面に軸支された遊技盤固定具690(図5を参照)を正面視で時計回りの方向へ回動させると、遊技盤固定具690の固定片690a(図5を参照)が挿入されるようになっており、遊技盤固定具690によって遊技盤4の下端が前方へ移動するのが規制されるようになっている。また、前構成部材1110の球通路用切欠部1122は、遊技パネル1150の同位置にも同様の球通路用切欠部1152が形成されており、遊技盤4を本体枠3の遊技盤保持口601へ挿入した状態では、球通路用切欠部1122,1152内に満タン分岐ユニット770(図5を参照)の前端が挿通されるようになっている。

0130

なお、前構成部材1110の正面視右下には、後述する機能表示ユニット1180が配置されている。

0131

[5−2.表ユニット]
次に、遊技盤4の表ユニット2000について説明する。表ユニット200は、遊技領域1100内の下部であってアウト口1151の上側に配置され遊技パネル1150の前面に支持されるアタッカユニット2100と、アタッカユニット2100の左方で遊技領域1100の内レール1112に沿って配置され遊技パネル1150の前面に支持されるサイド入賞口部材2200と、遊技領域1100の略中央部分に配置され遊技パネル1150に支持される枠状のセンター役物2300と、を備えている。

0132

この表ユニット2000は、遊技パネル1150における遊技領域1100と対応した位置に形成された開口部1158に対して、前側から挿入された上で、遊技パネル1150の前面に取り付けられるようになっており、遊技パネル1150よりも前側へ突出した部分は、遊技領域1100内に位置するようになっている。これにより、表ユニット2000は、遊技領域1100内へ打ち込まれた遊技球と適宜位置で当接するようになっており、遊技パネル1150の前面に植設された障害釘と共に、遊技球の動きに対して変化を付与することができるようになっているものである。また、表ユニット2000は、遊技領域1100内を装飾することができるようになっている。

0133

[5−2−1.アタッカユニット]
次に、表ユニット2000のアタッカユニット2100について説明する。アタッカユニット2100は、遊技領域1100内へ打ち込まれた遊技球が受入可能とされた複数の受入口(入賞口)を有している。具体的には、左右方向の略中央に配置された第1始動口2101と、第1始動口2101の右側に配置され左右方向へ大きく延びた矩形状の大入賞口2103と、大入賞口2103の左側及び第1始動口2101の右側に配置された一般入賞口2104と、大入賞口2103の上側に配置された第2始動口2102が設けられる第2始動口装置2150と、を備えている。これら第1始動口2101、第2始動口2102、大入賞口2103、及び一般入賞口2104に受け入れられた遊技球は、遊技パネル1150の前面側から後面側へ誘導されるようになっている。

0134

第2始動口装置2150は、第2始動口2102のほかに、遊技球の通過可能なゲート部2150aと、第2始動口2102を開閉する可動片2106と、ゲート部2150aを通過した後に可動片2106が閉鎖されていることによって第2始動口2102へ侵入できない遊技球を大入賞口2103へ向けて排出する遊技球排出ルート2150dと、ゲート部2150aを通過した後に可動片2106が開放されていることによって第2始動口2102へ遊技球を案内可能な遊技球案内ルート2150eと、を備えている。ゲート部2150aは、ゲート部2150aを通過する遊技球を検出するゲートスイッチ2352が設けられている。

0135

打球発射装置650において遊技球を強く打球して、遊技領域1100内で外レール1111に沿って転動した遊技球が、外レール1111の終端に備えられた衝止部1114に当接して内周レール1113へ遊技球が転動するという「右打ち」が行われると、第2始動口装置2150に至る。そして、遊技球はそのまま第2始動口装置2150のゲート部2150aを通過した後に可動片2106に至り、可動片2106が前進した位置から後退した位置へ移動されて第2始動口2102を開放する状態である場合には遊技球が第2始動口2102に侵入して入球することができる一方、可動片2106が後退した位置から前進した位置へ移動されて第2始動口2102を閉鎖する状態である場合には遊技球が大入賞口2103に向かって落下する。可動片2106は、ゲート部2150のゲートスイッチ2352による遊技球の通過の検出に基づいて抽選される普通抽選結果に応じて(普通抽選の結果が「当り」の時に)始動口ソレノイド2105の駆動により開閉されるようになっている。

0136

アタッカユニット2100の第1始動口2101及び一般入賞口2104は、上方に開放されており遊技球が常時受入(入賞)可能となっている。アタッカユニット2100の大入賞口2103は、その開口を閉鎖可能な横長矩形状の開閉部材2107によって開閉可能とされている。この開閉部材2107は、下辺が回動可能に軸支されており、略垂直な状態では大入賞口2103を閉鎖して遊技球を受け入れし難くすることができるとともに、上辺が前側へ移動するように回動すると大入賞口2103を開放して遊技球を受け入れ易くすることができるようになっている。この開閉部材2107は、通常の遊技状態では大入賞口2103を閉鎖した状態となっており、第1始動口2101や第2始動口2102へ遊技球が受け入れられる(始動入賞する)ことで抽選される特別抽選結果に応じて(特別抽選の結果が「大当り」又は「小当り」の時に)アタッカソレノイド2108の駆動により開閉するようになっている。

0137

また、アタッカユニット2100は、詳細な図示を省略するが、第2始動口2102へ受け入れられた遊技球を検出する第2始動口スイッチ2109と、大入賞口2103へ受け入れられた遊技球を検出するカウントスイッチ2110と、を更に備えており、第2始動口スイッチ2109やカウントスイッチ2110により検出された遊技球は、基板ホルダ1160の底壁部上に排出されるようになっている。なお、第1始動口2101へ受け入れられた遊技球を検出する第1始動口スイッチ3022と、一般入賞口2104へ受け入れられた遊技球を検出する一般入賞口スイッチ3020は、裏ユニット3000に備えられている。

0138

また、アタッカユニット2100は、後述する周辺制御基板4140の周辺制御MPUが直接制御する制御対象となっている遊技盤側周辺制御MPU制御対象装飾基板PM1を備え、この遊技盤側周辺制御MPU制御対象装飾基板PM1に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される。

0139

[5−2−2.サイド入賞口部材]
次に、表ユニット2000のサイド入賞口部材2200について説明する。サイド入賞口部材2200は、遊技パネル1150における左右方向中央から左寄りの下部で、アタッカユニット2100が挿入固定される開口部1158よりも左側に形成された開口部1158に対して、前側から挿入された上で、遊技パネル1150の前面に固定されるものであり、遊技領域1100の外周に沿って一般入賞口2201を備えている。一般入賞口2201は、上方に開放されており遊技球が常時受入(入賞)可能となっている。一般入賞口2201へ受け入れられた遊技球は、遊技パネル1150の前面側から後面側へ誘導された後に、裏ユニット3000に備えられた一般入賞口スイッチ3020によって検出されるようになっている。

0140

また、サイド入賞口部材2200には、その左上端部に左側の端部が遊技領域1100の外周と略接するような位置に配置され、右側の端部へ向うに従って低くなるように傾斜した部2202を備えており、棚部2202によって遊技領域1100の外周に沿って流下してきた遊技球を遊技領域1100の中央側へ寄せることができるようになっている。

0141

このサイド入賞口部材2200は、全体的に透光性を有するように形成されるとともに、後述する周辺制御基板4140の周辺制御MPUが直接制御する制御対象となっている遊技盤側周辺制御MPU制御対象装飾基板PM2を備え、この遊技盤側周辺制御MPU制御対象装飾基板PM2に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される。

0142

[5−2−3.センター役物]
次に、表ユニット2000のセンター役物2300について説明する。センター役物2300は、遊技パネル1150の略中央を貫通するように大きく形成された開口部1158に対して、前側から挿入された上で、遊技パネル1150の前面に固定されるものであり、遊技領域1100の大半を占める大きさで枠状に形成され、正面視右側の外周面は遊技領域1100の外周との間で遊技球の外径よりも若干大きい隙間が形成されるように円弧状に形成されている。

0143

このセンター役物2300は、遊技パネル1150の前面に位置する前壁部の上側の外周面における左右方向中央のやや右寄りの位置から左側に、左方向へ向うに従って低くなるように傾斜した上棚部2301を備えており、遊技領域1100内の上部へ打ち込まれた遊技球が、上棚部2301へ流下するとセンター役物2300の左方を通って流下するようになっているとともに(いわゆる、「左打ち」)、上棚部2301よりも右側へ流下(侵入)した遊技球はセンター役物2300の右方を通って一気に遊技領域1100の下部へ流下するようになっている(いわゆる、「右打ち」)。

0144

また、センター役物2300は、遊技パネル1150の前側に位置する前壁部の左側の外周面に遊技領域1100を流下する遊技球が侵入可能とされたワープ入口2302と、ワープ入口2302に侵入した遊技球を枠内へ放出するワープ出口(図示は省略)と、ワープ出口から放出された遊技球を左右方向へ転動させた後にアタッカユニット2100の上側の遊技領域1100内へ放出させセンター役物2300における枠内の下辺上面に形成されたステージ2310と、を主に備えている。

0145

このセンター役物2300におけるステージ2310は、詳細な図示を省略するが、ワープ出口から放出された遊技球が供給される第1ステージと、第1ステージの前側に配置され第1ステージから遊技球が供給されるとともに遊技領域1100内へ遊技球を放出可能とされた第2ステージと、を備えている。このステージ2310は、左右方向の略中央が低くなるような湾曲面状に形成されている。また、第1ステージの左右方向略中央の後側には、遊技球が侵入可能なチャンス入口2313が形成されており、チャンス入口2313へ侵入した遊技球はセンター役物2300における最下端前面のチャンス出口2314から遊技領域1100内へ放出されるようになっている。このチャンス出口2314は、アタッカユニット2100における第1始動口2101の直上に配置されており、チャンス出口2314から放出された遊技球は、高い確率で第1始動口2101へ受け入れられる(入賞する)ようになっている。

0146

なお、センター役物2300におけるステージ2310は、透明な部材で形成されており、このステージ2310を通して、裏ユニット3000におけるステージ2310よりも下側に配置された装飾体が遊技者側から視認できるようになっている。

0147

また、センター役物2300は、後述する周辺制御基板4140の周辺制御MPUが直接制御する制御対象となっている遊技盤側周辺制御MPU制御対象装飾基板PM3を備え、この遊技盤側周辺制御MPU制御対象装飾基板PM3に設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される。

0148

[5−3.裏ユニット]
次に、遊技盤4の裏ユニット3000について説明する。裏ユニット3000は、前方が開口されるとともに遊技パネル1150の後面に取り付けて固定される裏箱3001と、裏箱3001内の上側に配置される回転式発光装置3100と、裏箱3001内の下左側に配置される起爆装置を模した模型3400と、裏箱3001内の下右側に配置されるダイナマイトを模した模型3500と、を備えている。また、裏箱3001は、回転式発光装置3100、起爆装置を模した模型3400、裏箱3001内の下右側に配置されるダイナマイトを模した模型3500の周囲に複数の装飾部材が設けられている。回転式発光装置3100と複数の装飾部材とは、後述する周辺制御基板4140の音源内蔵VDPが直接制御する制御対象となっている遊技盤側VDP制御対象装飾基板をそれぞれ備え、これらの遊技盤側VDP制御対象装飾基板のそれぞれに設けた複数のLED(装飾用LED)により発光装飾される。

0149

更に、裏ユニット3000は、裏箱3001の後側左部中央より上寄りに配置されランプ駆動基板4170を収容するランプ駆動基板ボックス3423と、ランプ駆動基板ボックス3423の下方に配置され裏箱3001の後側左部中央に配置されるモータ駆動基板4180を収容するモータ駆動基板ボックス3430と、モータ駆動基板ボックス3430の下方に配置され裏箱3001の後側左部中央から下寄りに配置されるパネル中継端子板4161と、を備えている。

0150

裏ユニット3000は、本実施形態では、表ユニット2000におけるセンター役物2300の枠内を通して遊技者側から視認することができるようになっており、所定の形状に造形された各ユニット3100,3400,3500等によってパチンコ遊技機1のコンセプト特徴付けることができるようになっている。

0151

[5−3−1.裏箱]
次に、裏ユニット3000の裏箱3001について説明する。裏箱3001は、前側が開放された箱状に形成され、前端に外方へ突出するフランジ状の固定部3001aが複数備えられており、この固定部3001aを介して遊技パネル1150の後側に固定されるようになっている。また、裏箱3001は、回転式発光装置3100、起爆装置を模した模型3400、及びダイナマイトを模した模型3500に加えて、裏箱3001の開放側を遊技盤側演出表示ユニット1900等、を取り付けて固定するための取付部が適宜位置に形成されている。これにより、遊技盤側液晶表示ユニット1900は、裏箱3001の開放側に固定されると、裏箱3001内に備える回転式発光装置3100、起爆装置を模した模型3400、及びダイナマイトを模した模型3500の存在を隠すことができるようになっている。なお、裏箱3001には、上述したように、回転式発光装置3100、起爆装置を模した模型3400、ダイナマイトを模した模型3500の周囲に複数の装飾部材が設けられている。これらの複数の装飾部材は、周辺制御基板4140の音源内蔵VDPが直接制御する制御対象となっている遊技盤側VDP制御対象装飾基板をそれぞれ備え、これらの遊技盤側VDP制御対象装飾基板のそれぞれには複数のLED(装飾用LED)が設けられている。これら複数の装飾部材のうち、遊技盤側液晶表示ユニット1900の周囲を囲む装飾部材は、遊技盤側液晶表示ユニット1900の前方に配置されるようになっており、上述した表ユニット2000のセンター役物2300の枠内に収まり、干渉しない構造となっている。

0152

遊技盤4に設けられる各種入賞口に侵入(入球(入賞))した遊技球は、裏箱3001の下側に形成される図示しない誘導排出通路を通って基板ホルダ1160の底壁部上に排出され、基板ホルダ1160のアウト球排出部1161から遊技盤4の下方へ排出されるようになっている。また、誘導排出通路には、アタッカユニット2100の第1始動口2101と対応する位置近傍磁気を検出可能な磁気検出スイッチ3024が設けられている。

0153

[5−3−2.回転式発光装置]
次に、回転式発光装置3100について説明する。回転式発光装置3100は、裏箱3001内の上側に取り付け固定されるものである。この回転式発光装置3100は、上下方向に沿って円筒形状に形成されるとともに、下端側が半球体に形成されている。半球体の部分は、透明形状に形成され、その内部に、後述する周辺制御基板4140の音源内蔵VDPが直接制御する制御対象となっている遊技盤側VDP制御対象装飾基板に設けた複数のLED(装飾用LED)と、複数のLED(装飾用LED)が発した光を前方へ向かって反射することができる反射板と、を備えている。回転式発光装置3100は、遊技盤側VDP制御対象装飾基板に設けた複数のLED(装飾用LED)が主として赤色に点灯し、この点灯する順番が調整されることで、反射板を回転させることなく、回転点灯態様を行うことができるようになっている。換言すると、回転式発光装置3100による回転発光態様は、モータなどの電気的駆動源により反射板が回転されて実現されているものでなく、遊技盤側VDP制御対象装飾基板に設けた複数のLED(装飾用LED)が点灯する順番が調整されて実現されている。

0154

[5−3−3.各種模型
次に、起爆装置を模した模型3400、及びダイナマイトを模した模型3500等の各種模型について説明する。起爆装置を模した模型3400は、ダイナマイトを模した模型3500を起爆するためのものであり、起爆ボタンを模したボタン部3400aが上下方向へ移動することができるようになっている。ボタン部3400aは、例えば図2に示した扉枠5における皿ユニット300の上部中央に取り付けられる操作ユニット400の押圧操作部405を遊技者が操作すると、これに連動して(これを契機として)、周辺制御基板4140が図示しないソレノイドやモータ等による電気的駆動源を制御して図8に示す上端位置から下端位置まで移動する仕組みとなっている。また、ダイナマイトを模した模型3500は、周辺制御基板4140が図示しないソレノイドやモータ等による電気的駆動源を制御して図8に示す位置から前後方向、左右方向、上下方向へカタカタと複数種類の振動を付与する仕組みとなっている。

0155

[5−4.演出表示ユニット]
次に、遊技盤4の演出表示ユニット1900について、図10図12を参照して説明する。図10は演出表示ユニットを前面から見た場合の構成例を示す前面分解斜視図であり、図11は演出表示ユニットを後面から見た場合の構成例を示す後面分解斜視図であり、図12は演出表示ユニットの断面構成の一例を示す断面図である。

0156

[5−4−1.演出表示ユニットの構成]
演出表示ユニット1900は、図10及び図11に示すように、後方が開放される箱状に形成されるフレーム5000cと、フレーム5000cに収容される本体5000pと、フレーム5000cの後方を塞ぐ透明な裏蓋5000mと、から構成されている。フレーム5000cの底板には、演出表示ユニット1900の表示領域となるべき開口部5000caが形成されている。

0157

フレーム5000cの左側面の中央部と右側面の中央部とに突起部5000cbがそれぞれ形成されている。この突起部550cbは、その後方が開口されて形成され、液晶表示ユニット1900に収容される各種電気部材電気配線を通すための配線口としての機能を有している。なお、フレーム5000cの左側面と右側面とには、突起部5000cbの上方と下方とに演出表示ユニット1900を他の部材(遊技盤4の裏ユニット3000の裏箱3001)に取り付けるための取付穴が形成される取付突出部がそれぞれ形成されている。また、突起部5000cbを除くフレーム5000cの内側面には、フレーム5000cの正面裏面側から後方に向かって直方体の形状を有するリブ5000ccが所定間隔だけ離間して複数形成され、フレーム5000cの構造上の補強部材として機能するほかに、フレーム5000cの内部に収容される本体5000pの上下左右方向への移動を規制する固定補助部材としての機能も有している。

0158

演出表示ユニット1900は、フレーム5000cと裏蓋5000mとの間には、フレーム5000cから裏蓋5000mに向かって、液晶パネル5000e、第1の導光板5000d、第2の導光板5000f、第3の導光板5000g、第4の導光板5000h、第5の導光板5000i、及び第6の導光板5000kという順番で、状上側固定部材5000aと櫛状下側固定部材5000bとにそれぞれ挟持されることにより、平行となるように配列される本体5000pが収容されている。なお、詳細な説明を後述するが、これら各導光板5000d,5000f,5000g,5000h,5000i、5000kは、例えば、上下面などの端面から入射された光をその内部で反射させて拡散することにより、その表面から均一な光を出射するパネルの一種である。

0159

液晶パネル5000eは、12インチ(画像サイズ800×600ドット)の透明な矩形の平板状部材である。

0160

液晶パネル5000eは、基本的な原理を後述するが、互いの偏光方向を所定の角度(例えば直角)とした2枚の偏光層を備えていると共に、これら2枚の偏光層の間に、多数の液晶分子が配列された液晶層を備えている。なお、配向膜などその他の構成については説明を省略する。液晶パネル5000eは、例えば、周辺制御基板4140による通電状態の制御に応じて、上述した多数の液晶分子の配列状態を制御することにより光の透過量が制御される。この液晶パネル5000eは、例えば、三原色に相当する透明な複数のドット毎に設けられた一対の透明電極への通電状態に応じてそれら各部分における各液晶分子の配列が変わり、それら複数のドット毎に、一方の偏光層を通過した光が他方の偏光層を通過する光量を調整することができる。

0161

第1の導光板5000dは、平板状の透明パネルであって、その透明パネルの上端面に導光板上装飾基板5000d1(一方の光源)が設けられていると共に、その透明パネルの下端面に導光板下装飾基板5000d2(他方の光源)が設けられている。

0162

第1の導光板5000dは、導光板上装飾基板5000d1及び導光板下装飾基板5000d2の光源の点灯により、内部に光が入射された際に正面から見た場合、第1の導光板5000dの面全体(以下、「平面形状」と記載する。)が面発光源としての発光領域5000d4を有している。第1の導光板5000dでは、透明パネルの裏面(背面)であって発光領域5000d4内に多数の反射部が加工形成されることで光源の点灯により発光領域5000d4が面発光源となる。

0163

第1の導光板5000dにおいては、導光板上装飾基板5000d1から出力された光(第1の光)がその上端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら、上述のように透明パネルの裏面(背面)に形成した多数の反射部において反射し、主として正面から平面形状となって出力される。一方、導光板下装飾基板5000d2から出力された光(第2の光)がその下端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら多数の反射部で反射し、主として正面から平面形状となって出力される。

0164

つまり、第1の導光板5000dは、発光領域5000d4から正面方向(フレーム5000cの開口部5000ca方向)に面発光するのである。これにより、液晶パネル5000eには、第1の導光板5000dで面発光された平面形状の光が入射されることになり、正面から見た場合、液晶パネル5000eの制御態様に応じて液晶パネル5000eにおいて、平面形状の内側部分に画像を容易に視認することができるようになる。

0165

第2の導光板5000fは、平板状の透明パネルであって、その透明パネルの上端面に導光板上装飾基板5000f1(一方の光源)が設けられていると共に、その透明パネルの下端面に導光板下装飾基板5000f2(他方の光源)が設けられている。

0166

第2の導光板5000fは、導光板上装飾基板5000f1及び導光板下装飾基板5000f2の光源の点灯により、内部に光が入射された際に正面から見た場合、所定個数の円形状に形成される非発光領域5000f3と、この非発光領域5000f3を除く平面形状であって穴が開いた形状(以下、「穴が開いた平面形状」と記載する。)に形成される面発光源としての発光領域5000f4と、を有している。第2の導光板5000fでは、透明パネルの裏面(背面)であって発光領域5000f4内に多数の反射部がそれぞれ加工形成されることで光源の点灯により発光領域5000f4が面発光源となるのに対して、所定個数の非発光領域5000f3に発射部がそれぞれ全く形成されず、光源の点灯により複数の非発光領域5000f3がそれぞれ全く面発光源とならない。

0167

第2の導光板5000fにおいては、導光板上装飾基板5000f1から出力された光(第1の光)がその上端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら、上述のように透明パネルの裏面(背面)に形成した多数の反射部において反射し、主として正面から穴が開いた平面形状とになって出力される。一方、導光板下装飾基板5000f2から出力された光(第2の光)がその下端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら多数の反射部で反射し、主として正面から穴が開いた平面形状となって出力される。

0168

つまり、第2の導光板5000fは、発光領域5000f4から正面方向(フレーム5000cの開口部5000ca方向)に面発光するのである。これにより、液晶パネル5000eには、第2の導光板5000fで面発光された、穴が開いた平面形状の光が入射されることになり、正面から見た場合、液晶パネル5000eの制御態様に応じて液晶パネル5000eにおいて、穴が開いた平面形状のうち穴を除く内側部分に画像を容易に視認することができるようになる。

0169

第3の導光板5000gは、平板状の透明パネルであって、その透明パネルの上端面に導光板上装飾基板5000g1(一方の光源)が設けられていると共に、その透明パネルの下端面に導光板下装飾基板5000g2(他方の光源)が設けられている。

0170

第3の導光板5000gは、導光板上装飾基板5000g1及び導光板下装飾基板5000g2の光源の点灯により、内部に光が入射された際に正面から見た場合、第2の導光板5000fの非発光領域5000f3と対応する位置に加えて所定個数の円形状に形成される非発光領域5000g3と、この非発光領域5000g3を除く平面形状であって穴が開いた形状(以下、「穴が開いた平面形状」と記載する。)に形成される面発光源としての発光領域5000g4と、を有している。第3の導光板5000gでは、透明パネルの裏面(背面)であって発光領域5000g4内に多数の反射部が加工形成されることで光源の点灯により発光領域5000g4が面発光源となるのに対して、複数の非発光領域5000g3に発射部が全く形成されず、光源の点灯により非発光領域5000g3がそれぞれ全く面発光源とならない。

0171

第3の導光板5000gにおいては、導光板上装飾基板5000g1から出力された光(第1の光)がその上端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら、上述のように透明パネルの裏面(背面)に形成した多数の反射部において反射し、主として正面から穴が開いた平面形状となって出力される。一方、導光板下装飾基板5000g2から出力された光(第2の光)がその下端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら多数の反射部で反射し、主として正面から穴が開いた平面形状となって出力される。

0172

つまり、第3の導光板5000gは、発光領域5000g4から正面方向(フレーム5000cの開口部5000ca方向)に面発光するのである。これにより、液晶パネル5000eには、第3の導光板5000gで面発光された、穴が開いた平面形状の光が入射されることになり、正面から見た場合、液晶パネル5000eの制御態様に応じて液晶パネル5000eにおいて、穴が開いた平面形状のうち穴を除く内側部分に画像を容易に視認することができるようになる。

0173

第4の導光板5000hは、平板状の透明パネルであって、その透明パネルの上端面に導光板上装飾基板5000h1(一方の光源)が設けられていると共に、その透明パネルの下端面に導光板下装飾基板5000h2(他方の光源)が設けられている。

0174

第4の導光板5000hは、導光板上装飾基板5000h1及び導光板下装飾基板5000h2の光源の点灯により、内部に光が入射された際に正面から見た場合、第2の導光板5000fの非発光領域5000f3と第3の導光板5000gの非発光領域5000g3とにそれぞれ対応する位置に加えて所定個数の円形状に形成される非発光領域5000h3と、この非発光領域5000h3を除く平面形状であって穴が開いた形状(以下、「穴が開いた平面形状」と記載する。)に形成される面発光源としての発光領域5000h4と、を有している。第4の導光板5000hでは、透明パネルの裏面(背面)であって発光領域5000h4内に多数の反射部が加工形成されることで光源の点灯により発光領域5000h4が面発光源となるのに対して、複数の非発光領域5000h3に発射部が全く形成されず、光源の点灯により非発光領域5000h3がそれぞれ全く面発光源とならない。

0175

第4の導光板5000hにおいては、導光板上装飾基板5000h1から出力された光(第1の光)がその上端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら、上述のように透明パネルの裏面(背面)に形成した多数の反射部において反射し、主として正面から穴が開いた平面形状となって出力される。一方、導光板下装飾基板5000g2から出力された光(第2の光)がその下端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら多数の反射部で反射し、主として正面から穴が開いた平面形状となって出力される。

0176

つまり、第4の導光板5000hは、発光領域5000h4から正面方向(フレーム5000cの開口部5000ca方向)に面発光するのである。これにより、液晶パネル5000eには、第4の導光板5000hで面発光された、穴が開いた平面形状の光が入射されることになり、正面から見た場合、液晶パネル5000eの制御態様に応じて液晶パネル5000eにおいて、穴が開いた平面形状のうち穴を除く内側部分に画像を容易に視認することができるようになる。

0177

第5の導光板5000iは、平板状の透明パネルであって、その透明パネルの上端面に導光板上装飾基板5000i1(一方の光源)が設けられていると共に、その透明パネルの下端面に導光板下装飾基板5000i2(他方の光源)が設けられている。

0178

第5の導光板5000iは、導光板上装飾基板5000i1及び導光板下装飾基板5000i2の光源の点灯により、内部に光が入射された際に正面から見た場合、複数の多角形状に形成される非発光領域5000i3と、この非発光領域5000i3を除く平面形状であって多角形状の穴が開いた形状(以下、「多角形状の穴が開いた平面形状」に形成される面発光源としての複数の発光領域5000i4と、を有している。第5の導光板5000iでは、透明パネルの裏面(背面)であって複数の発光領域5000i4内に多数の反射部が加工形成されることで光源の点灯により複数の発光領域5000i4が面発光源となるのに対して、複数の非発光領域5000i3に発射部が全く形成されず、光源の点灯により非発光領域5000i3がそれぞれ全く面発光源とならない。

0179

第5の導光板5000iにおいては、導光板上装飾基板5000i1から出力された光(第1の光)がその上端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら、上述のように透明パネルの裏面(背面)に形成した多数の反射部において反射し、主として正面から多角形状の穴が開いた平面形状となって出力される。一方、導光板下装飾基板5000i2から出力された光(第2の光)がその下端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら多数の反射部で反射し、主として正面から多角形状の穴が開いた平面形状となって出力される。

0180

つまり、第5の導光板5000iは、複数の発光領域5000i4から正面方向(フレーム5000cの開口部5000ca方向)に面発光するのである。これにより、液晶パネル5000eには、第5の導光板5000iで面発光された、多角形状の穴が開いた平面形状の光が入射されることになり、正面から見た場合、液晶パネル5000eの制御態様に応じて液晶パネル5000eにおいて、多角形状の穴が開いた平面形状のうち多角形状の穴を除く内側部分に画像をそれぞれ容易に視認することができるようになる。

0181

第6の導光板5000kは、平板状の透明パネルであって、その透明パネルの上端面に導光板上装飾基板5000k1(一方の光源)が設けられていると共に、その透明パネルの下端面に導光板下装飾基板5000k2(他方の光源)が設けられている。

0182

第6の導光板5000kは、導光板上装飾基板5000k1及び導光板下装飾基板5000k2の光源の点灯により、内部に光が入射された際に正面から見た場合、第6の導光板5000kの上側から下側にまでに亘って太い帯状に形成される非発光領域5000k3と、この非発光領域5000k3を除く平面形状であって細い帯状(以下、「平面細帯形状」と記載する。)に形成される面発光源としての発光領域5000k4と、を有している。第6の導光板5000kでは、透明パネルの裏面(背面)であって発光領域5000k4内に多数の反射部が加工形成されることで光源の点灯により発光領域5000k4が面発光源となるのに対して、非発光領域5000k3に発射部が全く形成されず、光源の点灯により非発光領域5000k3が全く面発光源とならない。

0183

第6の導光板5000kにおいては、導光板上装飾基板5000k1から出力された光(第1の光)がその上端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら、上述のように透明パネルの裏面(背面)に形成した多数の反射部において反射し、主として正面から平面細帯形状となって出力される。一方、導光板下装飾基板5000k2から出力された光(第2の光)がその下端面から入射されて透明パネルの内部を進みながら多数の反射部で反射し、主として正面から平面細帯形状となって出力される。

0184

つまり、第6の導光板5000kは、発光領域5000k4から正面方向(フレーム5000cの開口部5000ca方向)に面発光するのである。これにより、液晶パネル5000eには、第6の導光板5000kで面発光された、平面細帯形状の光が入射されることになり、正面から見た場合、液晶パネル5000eの制御態様に応じて液晶パネル5000eにおいて、平面細帯形状の内側部分に画像を容易に視認することができるようになる。

0185

以上のように、正面側から順に配列している第1の導光板5000d、第2の導光板5000f、第3の導光板5000g、第4の導光板5000h、第5の導光板5000i、及び第6の導光板5000kのいずれを面発光させるかに応じて、液晶パネル5000eが矩形状を有しているにもかかわらず、物理的に他の形状を有する液晶パネル5000eと全く別な存在として、画像が表示される表示部が現れる。

0186

[5−4−2.演出表示ユニットの断面構成]
さらに詳しく演出表示ユニット1900の構造について説明すると、演出表示ユニット1900は、図12に示すように、フレーム5000cに裏蓋5000mを装着することによって形成される演出表示ユニット1900の内部には、上述のように、液晶パネル5000e、第1の導光板5000d、第2の導光板5000f、第3の導光板5000g、第4の導光板5000h、第5の導光板5000i、及び第6の導光板5000kが互いに平行となるように配置されて収容されている。なお、フレーム5000cの前面に形成される演出表示ユニット1900の表示領域となる開口部5000caは、液晶パネル5000eの矩形の液晶パネル5000eの外周より小さい矩形状に形成されている。

0187

櫛状上側固定部材5000aと櫛状下側固定部材5000bとは、同一形状に形成されており、複数の櫛歯が所定距離寸法だけ離間して複数形成されることにより、櫛歯間に溝がそれぞれ形成されていると共に、各溝の対向する壁に向かって突出部がそれぞれ形成されている。液晶パネル5000e、第1の導光板5000d、第2の導光板5000f、第3の導光板5000g、第4の導光板5000h、第5の導光板5000i、及び第6の導光板5000kを櫛状上側固定部材5000aと櫛状下側固定部材5000bとにより挟持する際に、液晶パネル5000e、第1の導光板5000d、第2の導光板5000f、第3の導光板5000g、第4の導光板5000h、第5の導光板5000i、及び第6の導光板5000kの上端面と下端面とが各溝の対向する壁に形成される突出部にそれぞれ係止されるようになっている。

0188

第1の導光板5000d、第2の導光板5000f、第3の導光板5000g、第4の導光板5000h、第5の導光板5000i、及び第6の導光板5000kが挿入されるそれぞれの溝奥側、つまり櫛状上側固定部材5000aの櫛歯の根元側や櫛状下側固定部材5000bの櫛歯の根元側には、第1の導光板5000d、第2の導光板5000f、第3の導光板5000g、第4の導光板5000h、第5の導光板5000i、及び第6の導光板5000kの上端面と下端面とに対して光を放出するため基板を収容するめの基板収容空間が形成され、第1の導光板5000d、第2の導光板5000f、第3の導光板5000g、第4の導光板5000h、第5の導光板5000i、及び第6の導光板5000kが挿入される各溝とそれぞれ連通している。

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