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技術 未テスト箇所検出装置、未テスト箇所検出方法、および、プログラム

出願人 日本電気株式会社
発明者 澤田聡史
出願日 2016年2月18日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-028977
公開日 2017年8月24日 (3年2ヶ月経過) 公開番号 2017-146834
状態 特許登録済
技術分野 デバッグ/監視
主要キーワード テスト箇所 フェーズ情報 テストフェーズ 運用フェーズ テスト実行者 テスト済み 処理ルート 解析方式
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月24日)のものです。
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図面 (12)

課題

ステム運用時に、テストされていない処理ルートが実行されていることを検知する。

解決手段

テスト箇所検出装置は、プログラムモジュールを実行する実行手段と、プログラムモジュール中のテスト済み箇所を示す箇所識別子を記憶するテスト結果格納手段と、プログラムモジュールに挿入されている起動命令が実行されると起動されて、当該起動命令の挿入箇所を示す箇所識別子を取得し、取得した箇所識別子がテスト結果格納手段に格納されているか否かを判定し、判定結果を出力するテスト結果検索手段と、を備える。

概要

背景

特許文献1は、分岐点において、確実に通過経路を追跡することができる動的トレース情報解析方式を開示する。

特許文献2は、プログラムテスト用に加工せずに、通常の検査工程でテストカバレージを自動的に測定できるようにする方式を開示する。

概要

ステム運用時に、テストされていない処理ルートが実行されていることを検知する。 未テスト箇所検出装置は、プログラムモジュールを実行する実行手段と、プログラムモジュール中のテスト済み箇所を示す箇所識別子を記憶するテスト結果格納手段と、プログラムモジュールに挿入されている起動命令が実行されると起動されて、当該起動命令の挿入箇所を示す箇所識別子を取得し、取得した箇所識別子がテスト結果格納手段に格納されているか否かを判定し、判定結果を出力するテスト結果検索手段と、を備える。

目的

本発明は、上記課題を解決する為の、未テスト箇所検出装置、未テスト箇所検出方法、および、プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

プログラムモジュールを実行する実行手段と、前記プログラムモジュール中のテスト済み箇所を示す箇所識別子を記憶するテスト結果格納手段と、前記プログラムモジュールに挿入されている起動命令が実行されると起動されて、当該起動命令の挿入箇所を示す前記箇所識別子を取得し、取得した前記箇所識別子が前記テスト結果格納手段に格納されているか否かを判定し、判定結果を出力するテスト結果検索手段と、を備える、未テスト箇所検出装置

請求項2

ログ記憶手段を、さらに備え、前記テスト結果検索手段は、取得した前記箇所識別子が前記テスト結果格納手段に格納されていない場合に、ログを前記ログ記憶手段に出力する、請求項1の未テスト箇所検出装置。

請求項3

前記プログラムモジュールに挿入されている起動命令が実行されると起動されて、運用中かテスト中かを判定し、運用中であれば前記テスト結果検索手段を起動し、テスト中であればテスト結果記録手段を起動する埋め込み手段と、前記埋め込み手段から起動されて、当該起動命令の挿入箇所を示す前記箇所識別子を取得し、取得した前記箇所識別子を前記テスト結果格納手段に記録する、テスト結果記録手段を、さらに備える、請求項1乃至請求項2の何れか1項の未テスト箇所検出装置。

請求項4

前記プログラムモジュールは、前記起動命令が実行されると当該起動命令が埋め込まれたルーチン名と、前記ルーチン内のソースコード行番号を入力パラメータとして前記埋め込み手段に出力し、前記埋め込み手段は、前記ルーチン名と前記行番号を、前記起動命令の挿入箇所を示す前記箇所識別子として前記テスト結果記録手段、および、前記テスト結果検索手段に入力する、請求項1乃至請求項3の何れか1項の未テスト箇所検出装置。

請求項5

前記プログラムモジュールのソースコードを入力して、前記プログラムモジュールのソースコードに、前記ルーチン名と前記行番号を入力パラメータとして指定した、前記起動命令を埋め込む起動命令埋め込み手段を、さらに備える、請求項4の未テスト箇所検出装置。

請求項6

前記プログラムモジュールは、前記起動命令が実行されると前記プログラムモジュール内一意識別子を入力パラメータとして前記埋め込み手段に出力し、前記埋め込み手段は、前記一意の識別子を、前記起動命令の挿入箇所を示す前記箇所識別子として前記テスト結果記録手段、および、前記テスト結果検索手段に入力する、請求項1乃至請求項5の何れか1項の未テスト箇所検出装置。

請求項7

プログラムモジュール中のテスト済み箇所を示す箇所識別子をテスト結果格納手段に記憶し、前記プログラムモジュールを実行して、挿入されている起動命令が実行されると、当該起動命令の挿入箇所を示す前記箇所識別子を取得し、取得した前記箇所識別子が前記テスト結果格納手段に格納されているか否かを判定し、判定結果を出力するテスト結果検索を行う、未テスト箇所検出方法

請求項8

取得した前記箇所識別子が前記テスト結果格納手段に格納されていない場合に、ログを出力する、請求項7の未テスト箇所検出方法。

請求項9

前記プログラムモジュールに挿入されている起動命令が実行されると運用中かテスト中かを判定し、運用中であれば前記テスト結果検索を行い、テスト中であれば、当該起動命令の挿入箇所を示す前記箇所識別子を取得し、取得した前記箇所識別子を前記テスト結果格納手段に記録する、請求項7乃至請求項8の何れか1項の未テスト箇所検出方法。

請求項10

プログラムモジュール中のテスト済み箇所を示す箇所識別子をテスト結果格納手段に記憶する処理と、前記プログラムモジュールを実行して、挿入されている起動命令が実行されると、当該起動命令の挿入箇所を示す前記箇所識別子を取得し、取得した前記箇所識別子が前記テスト結果格納手段に格納されているか否かを判定し、判定結果を出力する処理と、をコンピュータに実行させるプログラム

技術分野

0001

本発明は、未テスト箇所検出装置、未テスト箇所検出方法、および、プログラム、特に、運用で実行されている処理ルートの中のテストされていない箇所を検出する、未テスト箇所検出装置、未テスト箇所検出方法、および、プログラムに関する。

背景技術

0002

特許文献1は、分岐点において、確実に通過経路を追跡することができる動的トレース情報解析方式を開示する。

0003

特許文献2は、プログラムをテスト用に加工せずに、通常の検査工程でテストカバレージを自動的に測定できるようにする方式を開示する。

先行技術

0004

特開平2-206847号公報
特開平5−282177号公報

発明が解決しようとする課題

0005

重要なシステムの場合には、システムを構成するすべてのプログラムについて十分なテストが実施されるが、あまり重要ではないシステムの場合には、いくつかの処理ルートがテストされない場合も有る。

0006

さらに、システムを構成するプログラムには、当該システムで利用しないと想定される処理ルートが含まれることがあり、それらの処理ルートはテストされないことがある。ところが、実際の運用時になると、タイミングや外部の異常により、プログラムは想定しない動作をおこし、プログラムのテストされていない処理ルートが実行される可能性がある。

0007

テストされていない処理ルートであっても、プログラムは正常に動作することも多く、必ずしも問題となるわけではないが、テストされていない処理ルートはテストされている処理ルートよりバグが潜在する可能性は高い。

0008

また、バグは、入力データの内容や処理のタイミングが発生条件となっている場合がある。そのため、テストされていない処理ルートが動作しているシステムにおいては、テストされていない処理ルートが動作していないシステムに比べて、入力データや処理するタイミングの変化によりバグが顕在化する可能性が高い。

0009

これに関連して、特許文献1や特許文献2が開示するように、実行されている処理ルートが分かるようにトレースを出力する方法が知られている。しかし、トレースを出力するだけでは、実行されている処理ルートがテストされているか否かを判定することはできない。

0010

実行されている処理ルートのなかから、テストされていないルートを検知することは、そのシステムで障害が発生するリスク予測して予防するために、重要な課題となっている。

0011

本発明は、上記課題を解決する為の、未テスト箇所検出装置、未テスト箇所検出方法、および、プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

本発明の1実施の形態の未テスト箇所検出装置は、プログラムモジュールを実行する実行手段と、前記プログラムモジュール中のテスト済み箇所を示す箇所識別子を記憶するテスト結果格納手段と、前記プログラムモジュールに挿入されている起動命令が実行されると起動されて、当該起動命令の挿入箇所を示す前記箇所識別子を取得し、取得した前記箇所識別子が前記テスト結果格納手段に格納されているか否かを判定し、判定結果を出力するテスト結果検索手段と、を備える。

0013

本発明の1実施の形態の未テスト箇所検出方法は、プログラムモジュール中のテスト済み箇所を示す箇所識別子をテスト結果格納手段に記憶し、前記プログラムモジュールを実行して、挿入されている起動命令が実行されると、当該起動命令の挿入箇所を示す前記箇所識別子を取得し、取得した前記箇所識別子が前記テスト結果格納手段に格納されているか否かを判定し、判定結果を出力するテスト結果検索を行う。

0014

本発明の1実施の形態のプログラムは、プログラムモジュール中のテスト済み箇所を示す箇所識別子をテスト結果格納手段に記憶する処理と、前記プログラムモジュールを実行して、挿入されている起動命令が実行されると、当該起動命令の挿入箇所を示す前記箇所識別子を取得し、取得した前記箇所識別子が前記テスト結果格納手段に格納されているか否かを判定し、判定結果を出力する処理と、をコンピュータに実行させる。

発明の効果

0015

本発明にかかる未テスト箇所検出装置は、システムの運用時に、テストされていない処理ルートが実行されていることを検知する。

図面の簡単な説明

0016

図1は、第1の実施の形態にかかる、未テスト箇所検出装置11と起動命令埋め込み装置10の構成を示す図である。
図2は、プログラムソースコード100の例を示す図である。
図3は、埋め込み済みプログラムソースコード101(func1)の例を示す図である。
図4は、テスト結果格納ファイル304に格納されるデータ例を示している。
図5は、ログファイル305に格納されるデータ例を示している。
図6は、埋め込み部300の動作フローチャートである。
図7は、テスト結果記録部302の動作フローチャートである。
図8は、テスト結果検索部303の動作フローチャートである。
図9は、第2の実施の形態において、プログラム名と行数と共に、未テスト箇所検出装置11内で一意の域別子を渡すとした場合の、埋め込み済みプログラムソースコード101(func1)の例を示す図である。
図10は、第2の実施の形態のテスト結果格納ファイル304に格納されるデータ例を示している。
図11は、第3の実施の形態にかかる、未テスト箇所検出装置11の構成を示す図である。

実施例

0017

<第1の実施の形態>
概要
図1は、第1の実施の形態にかかる、未テスト箇所検出装置11と起動命令埋め込み装置10の構成を示す図である。未テスト箇所検出装置11と起動命令埋め込み装置10は、コンピュータの構成、および、機能を包含している。

0018

起動命令埋め込み装置10において、起動命令埋め込み部200は、未テスト箇所検出装置11で動作するプログラムモジュール102のソースコードの、例えば、分岐関数呼び出しの箇所に、埋め込み部300を起動するコード(以降、起動命令)を埋め込む。図中、プログラムソースコード100が、プログラムモジュール102のソースコードである。起動命令埋め込み部200は、プログラムソースコード100に起動命令を埋め込んで、埋め込み済みプログラムソースコード101を生成する。

0019

起動命令埋め込み装置10において、埋め込み済みプログラムソースコード101は、コンパイル等の処理を経て、実行可能なプログラムモジュール102になる。

0020

プログラムモジュール102は、未テスト箇所検出装置11で実行される。そのとき、プログラムモジュール102で、起動命令埋め込まれたルートが実行されると、起動命令が埋め込み部300を起動する。このとき、起動命令は、埋め込み部300に対して、埋め込み部300を起動している起動命令が埋め込まれている箇所の情報、例えば、起動しているプログラム名と、起動命令が埋め込まれている行数を渡す。

0021

テストフェーズでは、プログラムモジュール102から起動された埋め込み部300は、プログラム名と行数を渡して、テスト結果記録部302を起動する。テスト結果記録部302は、渡されたプログラム名と行数がテストで実行されたことをテスト結果格納ファイル304に記録する。

0022

運用フェーズでは、プログラムモジュール102から起動された埋め込み部300は、プログラム名と行数を渡して、テスト結果検索部303を起動する。テスト結果検索部303は、テスト結果が記録されたテスト結果格納ファイル304を検索し、渡されたプログラム名と行数が既に記録されているか否か、すなわち、当該箇所のテストが実行されているか否か、を確認する。テスト結果検索部303は、テストが実行されていないプログラム名と行数だった場合、ログファイル305にそのプログラム名と行数を出力する。

0023

これにより、未テスト箇所検出装置11は、プログラムモジュール102の運用中に、テストを実施していない処理ルートが実行されていないかを確認する。そのような処理ルートは、タイミングや外部の異常によって、さらに別のルートが実行されて問題が発生する可能性を含んでいる。このため、未テスト箇所検出装置11は、テストを実施していない処理ルートが実行されているという、障害の予兆の一つを検知することが可能となる。

0024

<構成>
次に、本発明の実施例の構成について図面を参照して詳細に説明する。

0025

図1を参照すると、本実施の形態のシステムは、起動命令埋め込み装置10と未テスト箇所検出装置11を含む。起動命令埋め込み装置10は、プログラムモジュール102を生成する。未テスト箇所検出装置11は、システムのテストフェーズおよび運用フェーズで、プログラムモジュール102を実行する。

0026

起動命令埋め込み装置10は、第1の実行部201と、起動命令埋め込み部200とを備え、プログラムソースコード100から、埋め込み済みプログラムソースコード101を、さらに、プログラムモジュール102を生成する。未テスト箇所検出装置11は、第2の実行部306、埋め込み部300、フェーズ情報ファイル301、テスト結果記録部302、テスト結果検索部303、テスト結果格納ファイル304と、ログファイル305を備え、プログラムモジュール102を実行する。

0027

第1の実行部201、および、第2の実行部306は、コンピュータとしての標準的な機能を果たす構成要素を包含する。第1の実行部201、および、第2の実行部306は、例えば、プロセッサメモリコンパイラ、OS(Operating System)を包含する。

0028

プログラムソースコード100は、システムで動作するプログラムモジュール102を生成するためのソースコードである。図2は、プログラムソースコード100の例を示す図である。

0029

埋め込み済みプログラムソースコード101は、起動命令埋め込み部200により作成された、埋め込み部300を起動するコードが埋め込まれたソースコードである。

0030

起動命令埋め込み部200は、プログラムソースコード100に対し、埋め込み部300を起動する起動命令を埋め込み、埋め込み済みプログラムソースコード101を生成する。起動命令埋め込み部200は、埋め込み部300を起動するコードを、プログラム名と起動する行数を埋め込み部300に渡すように生成する。

0031

図3は、埋め込み済みプログラムソースコード101(func1)の例を示す図である。図3の例において、埋め込み済みプログラムソースコード101は、分岐命令の始点と、分岐後の2つの終点に起動命令が埋め込まれている。この例において、埋め込み部300はサブルーチンの形態で実装され、起動命令は当該サブルーチンを呼び出す命令“routine”として示されている。図3は、さらに、起動命令“routine”が、埋め込み部300に、起動命令が含まれるプログラム名(func1)と当該プログラム内で起動命令が埋め込まれた行数(2,4,7)を、パラメータとして渡す記述例を示している。

0032

プログラムモジュール102は、第1の実行部201により、埋め込み済みプログラムソースコード101から生成されたモジュールである。第1の実行部201の、例えば、プロセッサがコンパイラを実行して、埋め込み済みプログラムソースコード101からプログラムモジュール102を生成する。

0033

プログラムモジュール102は、未テスト箇所検出装置11で動作するプログラムの実行モジュールである。

0034

起動命令埋め込み装置10が生成したプログラムモジュール102は、未テスト箇所検出装置11にコピーされて動作する。未テスト箇所検出装置11において、プログラムモジュール102は、第2の実行部306により実行される。例えば、プログラムモジュール102は、第2の実行部306のメモリに格納され、プロセッサにより実行される。

0035

プログラムモジュール102が実行され、制御が起動命令が埋め込まれた箇所に至ると、埋め込み済みプログラムソースコード101に埋め込まれていた起動命令が実行され、埋め込み部300を起動する。

0036

埋め込み部300は、プログラム名と行数を渡されて、プログラムモジュール102から起動される。起動されると、埋め込み部300は、まず、フェーズ情報ファイル301を参照する。埋め込み部300は、テストフェーズだった場合、プログラム名と行数を渡してテスト結果記録部302を起動し、運用フェーズだった場合は、プログラム名と行数を渡してテスト結果検索部303を起動する。

0037

フェーズ情報ファイル301は、プログラムモジュール102がシステムのテストフェーズで動作しているか運用フェーズで動作しているかを示す情報を記憶している。この情報は、例えば、未テスト箇所検出装置11の起動時に運用管理者により設定される。

0038

テスト結果記録部302は、埋め込み部300から渡されたプログラム名と行数を、テスト結果格納ファイル304へ記録する。

0039

テスト結果検索部303は、埋め込み部300から渡されたプログラム名と行数が、テスト結果格納ファイル304に記録されているかを検索し、検索結果を出力する。当該プログラム名と行数が、テスト結果格納ファイル304に記録されていなかった場合、テスト結果検索部303は、埋め込み部300から渡されたプログラム名と行数はテストが実施されていないと判断し、ログファイル305へプログラム名と行数を出力する。テスト結果検索部303は、検索結果をメモリに蓄積しておき、後に、図示しないコンソール装置に出力しても良い。

0040

テスト結果格納ファイル304は、プログラムモジュール102において、テストが実施された箇所の情報、例えば、プログラム名と当該プログラム内の行数が記録される。図4は、テスト結果格納ファイル304に格納されるデータ例を示している。図4は、例えば、プログラムモジュール102において、関数func1の2行目は、テストされていることを示している。

0041

ログファイル305は、プログラムモジュール102のなかで、テストフェーズには動作せずに、運用フェーズで動作した箇所の情報、例えば、プログラム名と行数が記録される。図5は、ログファイル305に格納されるデータ例を示している。図5は、例えば、関数func1の7行目は、テストされていないにもかかわらず、運用フェーズで実行されたことを示している。

0042

起動命令埋め込み装置10の起動命令埋め込み部200は、論理回路で構成される。起動命令埋め込み部200は、第1の実行部201が実行するプログラムによって実現されても良い。すなわち、起動命令埋め込み部200は、第1の実行部201内のメモリに格納されて、プロセッサにより実行されるプログラムにより実現されても良い。

0043

未テスト箇所検出装置11の埋め込み部300、テスト結果記録部302、テスト結果検索部303は、論理回路で構成される。埋め込み部300、テスト結果記録部302、テスト結果検索部303は、第2の実行部306が実行するプログラムによって実現されても良い。すなわち、テスト結果記録部302、テスト結果検索部303は、第2の実行部306内のメモリに格納されて、プロセッサにより実行されるプログラムにより実現されても良い。

0044

フェーズ情報ファイル301、テスト結果格納ファイル304と、ログファイル305は、未テスト箇所検出装置11が備える、ディスク装置である。

0045

<動作>
次に、図6図7図8フローチャートを参照して本実施の形態の未テスト箇所検出装置11の動作について詳細に説明する。

0046

図6は、埋め込み部300の動作フローチャートである。

0047

まず、埋め込み部300は、プログラムモジュール102から起動されると、フェーズ情報ファイル301を参照し、システムのテストフェーズで動作しているのか、運用フェーズで動作しているのかを確認する(図6のステップ1)。テストフェーズの場合、埋め込み部300は、プログラムモジュール102から渡されたプログラム名と行数を渡して、テスト結果記録部302を起動する(ステップ2)。運用フェーズの場合、埋め込み部300は、プログラムモジュール102から渡されたプログラム名と行数を渡して、テスト結果検索部303を起動する(ステップ3)。

0048

図7は、テスト結果記録部302の動作フローチャートである。

0049

テスト結果記録部302は、埋め込み部300から渡されたプログラム名と行数が、テスト結果格納ファイル304に記録されているか否かを検索する(図7のステップ11)。当該プログラム名と行数記録されていなかった場合、テスト結果記録部302は、当該プログラム名と行数をテスト結果格納ファイル304に記録する(ステップ2)。

0050

図8は、テスト結果検索部303の動作フローチャートである。

0051

テスト結果検索部303は、埋め込み部300から渡されたプログラム名と行数が、テスト結果格納ファイル304に記録されているか否かを検索する(図8のステップ21)。記録されていなかった場合、テスト結果検索部303は、当該プログラム名と行数をログファイル305に記録する(図8のステップ22)。

0052

<変形例>
未テスト箇所検出装置11は、起動命令埋め込み装置10と一体化して構成しても良い。すなわち、未テスト箇所検出装置11が、起動命令埋め込み部200も備えていても良い。

0053

未テスト箇所検出装置11は、例えば初期設定時に、テスト結果格納ファイル304の情報をあらかじめメモリに読み込み込んでおいても良い。そして、テスト結果記録部302、および、テスト結果検索部303は、検索時にはメモリ上を検索することで、検索処理高速化するという構成にしてもよい。

0054

テスト結果格納ファイル304のデータは、テスト実行者人手で格納しても良い。その場合、プログラムモジュール102に埋め込まれた起動命令は、直接、テスト結果検索部303を起動しても良く、埋め込み部300は無くても良い。

0055

<効果>
第1の効果は、未テスト箇所検出装置11は、テストで動作しなかった処理ルートがシステムの運用中に動作したことを運用中に検知できることである。その理由は、テスト結果検索部303が、テスト結果格納ファイル304を参照して、テストで動作した処理ルートかどうかをシステムの運用中に判定しているためである。

0056

第2の効果は、ログファイル305への出力量を削減するできることである。その理由は、テスト結果検索部303は、テストで動作しなかった処理ルートのトレースだけをログファイル305に出力しているためである。

0057

<第2の実施形態>
第1の実施の形態においては、プログラムモジュール102から埋め込み部300へ渡す箇所情報をプログラム名と行数としていた。プログラムモジュール102は、埋め込み部300へ、プログラム名と行数の代わりに、未テスト箇所検出装置11内で一意の域別子を渡すという構成にしてもよい。さらに、プログラムモジュール102は、埋め込み部300へ、プログラム名と行数と共に、未テスト箇所検出装置11内で一意の域別子を渡すという構成にしてもよい。

0058

図9は、プログラム名と行数と共に、未テスト箇所検出装置11内で一意の域別子を渡すとした場合の、埋め込み済みプログラムソースコード101(func1)の例を示す図である。図9の例において、埋め込み済みプログラムソースコード101は、分岐命令の始点、と分岐後の2つの終点に起動命令が埋め込まれている。この例において、埋め込み部300はサブルーチンの形態で実装され、起動命令は当該サブルーチンを呼び出す命令“routine”として示されている。

0059

図9は、さらに、起動命令が含まれるプログラム名(func1)、当該プログラム内での起動命令が埋め込まれた行数(2,4,7)と共に、未テスト箇所検出装置11内で一意の域別子(1,2,3)を埋め込み部300に渡す場合の、パラメータの記述例を示している。

0060

その場合、テスト結果記録部302は、テスト結果格納ファイル304に、プログラム名と行数ではなく、一意の識別子についてそれぞれテストで動作したかどうかを記録しても良い。

0061

図10は、第2の実施の形態のテスト結果格納ファイル304に格納されるデータ例を示している。図10は、例えば、プログラムモジュール102において、識別子の1をパラメータとする起動命令を埋め込んだ箇所が、テストされていることを示している。一方、図10は、識別子の2をパラメータとする起動命令を埋め込んだ箇所が、テストされていないことを示している。

0062

本実施の形態の未テスト箇所検出装置11は、テスト結果記録部302、および、テスト結果検索部303の処理を高速化することができる。その理由は、テスト結果記録部302、および、テスト結果検索部303は、一意の識別子をインデックスとして用いることで、すぐにテストで動作したかどうかの情報を取得することができるためである。

0063

<第3の実施の形態>
図11は、第3の実施の形態にかかる、未テスト箇所検出装置11の構成を示す図である。未テスト箇所検出装置11は、第2の実行部306と、テスト結果格納部307と、テスト結果検索部303とを備える。

0064

第2の実行部306は、プログラムモジュール102を実行する。

0065

テスト結果格納部307は、プログラムモジュール102中のテスト済み箇所を示す箇所識別子を記憶する。テスト結果格納部307は、テスト結果格納ファイル304でも良いし、他のものでも良い。テスト結果格納部307は、例えば、ネットワーク経由で、データを収集するような装置であっても良い。

0066

テスト結果検索部303は、プログラムモジュール102に挿入されている起動命令が実行されると、当該起動命令の挿入箇所を示す箇所識別子を取得し、取得した箇所識別子がテスト結果格納部307に格納されているか否かを判定し、判定結果を出力する。

0067

本実施の形態の効果は、未テスト箇所検出装置11は、テストで動作しなかった処理ルートがシステムの運用中に動作したことを運用中に検知できることである。その理由は、テスト結果検索部303が、テスト結果格納部307を使用して、テストで動作した処理ルートかどうかをシステムの運用中に判定しているためである。

0068

以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

0069

10起動命令埋め込み装置
11 未テスト箇所検出装置
100プログラムソースコード
101 埋め込み済みプログラムソースコード
102プログラムモジュール
200 起動命令埋め込み部
201 第1の実行部
300 埋め込み部
301フェーズ情報ファイル
302テスト結果記録部
303 テスト結果検索部
304 テスト結果格納ファイル
305ログファイル
306 第2の実行部
307 テスト結果格納部

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