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図面 (11)

課題

芳香消臭剤漏出および芳香消臭効果の低減を抑制することができる空調装置用芳香消臭剤容器を提供すること。

解決手段

空調装置用芳香消臭剤容器は、ケース部と、固定部とを備える。ケース部は、上部が解放されて内部に芳香消臭剤を収納する箱状の収納部と、収納部の解放された上部に着脱自在に嵌合される蓋部とを含む。さらに、ケース部は、収納部の内部と連通する通気口を後方へ向けた第1通気部と、収納部の内部と連通する通気口を後方以外の方向へ向けた第2通気部とを上半部に備える。固定部は、収納部の後面に付設され、ケース部を空調装置ルーバーに固定する。

概要

背景

従来、芳香消臭剤等を収納し、空調装置吹出口に取り付けることが可能な空調装置用芳香消臭剤容器がある。例えば、特許文献1には、車載エアコンの吹出口のルーバーに取り付けられ、芳香剤等を収納する箱状のケースの前後面全体に複数のスリットが設けられた空調装置用芳香消臭剤容器が開示されている。

概要

芳香消臭剤の漏出および芳香消臭効果の低減を抑制することができる空調装置用芳香消臭剤容器を提供すること。空調装置用芳香消臭剤容器は、ケース部と、固定部とを備える。ケース部は、上部が解放されて内部に芳香消臭剤を収納する箱状の収納部と、収納部の解放された上部に着脱自在に嵌合される蓋部とを含む。さらに、ケース部は、収納部の内部と連通する通気口を後方へ向けた第1通気部と、収納部の内部と連通する通気口を後方以外の方向へ向けた第2通気部とを上半部に備える。固定部は、収納部の後面に付設され、ケース部を空調装置のルーバーに固定する。

目的

実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、芳香消臭剤の漏出および芳香消臭効果の低減を抑制することができる空調装置用芳香消臭剤容器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

上部が解放されて内部に芳香消臭剤収納する箱状の収納部と、前記収納部の解放された上部に着脱自在に嵌合される蓋部とを含むケース部と、前記収納部の後面に付設され、前記ケース部を空調装置ルーバーに固定する固定部とを備え、前記ケース部は、前記収納部の内部と連通する通気口を後方へ向けた第1通気部と、前記収納部の内部と連通する通気口を後方以外の方向へ向けた第2通気部とを上半部に備えることを特徴とする空調装置用芳香消臭剤容器

請求項2

前記第2通気部は、前記ケース部における左右方向の中央に設けられ、前記第1通気部は、前記第2通気部を挟んで左右両側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の空調装置用芳香消臭剤容器。

請求項3

前記第1通気部は、前記蓋部に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調装置用芳香消臭剤容器。

請求項4

前記第2通気部は、前記蓋部に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の空調装置用芳香消臭剤容器。

請求項5

前記第2通気部の通気口を開閉する開閉部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の空調装置用芳香消臭剤容器。

請求項6

前記開閉部は、前記第2通気部の通気口上を前後方向に段階的に摺動する板体であることを特徴とする請求項5に記載の空調装置用芳香消臭剤容器。

請求項7

前記芳香消臭剤は、液体であり、前記液体を透過させることなく、前記液体が気化した気体を透過させる袋体封入された状態で前記収納部に収納されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の空調装置用芳香消臭剤容器。

技術分野

0001

開示の実施形態は、空調装置用芳香消臭剤容器に関する。

背景技術

0002

従来、芳香消臭剤等を収納し、空調装置吹出口に取り付けることが可能な空調装置用芳香消臭剤容器がある。例えば、特許文献1には、車載エアコンの吹出口のルーバーに取り付けられ、芳香剤等を収納する箱状のケースの前後面全体に複数のスリットが設けられた空調装置用芳香消臭剤容器が開示されている。

先行技術

0003

特開平08−025956号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、空調装置用芳香消臭剤容器は、箱状のケースの前後面全体にスリット等の孔が設けられていると、例えば、芳香剤等が液体の場合に、芳香剤等がケースの孔から漏れ出す恐れがある。また、空調装置用芳香消臭剤容器は、ケースに設けられる孔の位置によっては芳香消臭効果が低減することがある。

0005

実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、芳香消臭剤の漏出および芳香消臭効果の低減を抑制することができる空調装置用芳香消臭剤容器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

実施形態の一態様に係る空調装置用芳香消臭剤容器は、ケース部と、固定部とを備える。前記ケース部は、上部が解放されて内部に芳香消臭剤を収納する箱状の収納部と、前記収納部の解放された上部に着脱自在に嵌合される蓋部とを含む。さらに、前記ケース部は、前記収納部の内部と連通する通気口を後方へ向けた第1通気部と、前記収納部の内部と連通する通気口を後方以外の方向へ向けた第2通気部とを上半部に備える。前記固定部は、前記収納部の後面に付設され、前記ケース部を空調装置のルーバーに固定する。

発明の効果

0007

実施形態の一態様によれば、芳香消臭剤の漏出および芳香消臭効果の低減を抑制することができる空調装置用芳香消臭剤容器を提供することができる。

図面の簡単な説明

0008

図1は、実施形態に係る車両用芳香消臭剤容器の使用状態を示す説明図である。
図2は、実施形態に係る車両用芳香消臭剤容器の後面を示す説明図である。
図3は、実施形態に係る開閉部を取り外した状態の車両用芳香消臭剤容器の上面を示す説明図である。
図4は、実施形態に係る開閉部の上面を示す説明図である。
図5は、実施形態に係る開閉部の前面を示す説明図である。
図6は、実施形態に係る開閉部を取り付けた状態の車両用芳香消臭剤容器の上面を示す説明図である。
図7は、図6に示すA−A´線による車両用芳香消臭剤容器の端面を示す説明図である。
図8は、図6に示すB−B´線による車両用芳香消臭剤容器の端面を示す説明図である。
図9は、実施形態の変形例1に係る車両用芳香消臭剤容器を示す説明図である。
図10は、実施形態の変形例2に係る車両用芳香消臭剤容器を示す説明図である。

実施例

0009

以下、添付図面を参照して、本願の開示する空調装置用芳香消臭剤容器の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。本実施形態では、空調装置用芳香消臭剤容器が車両用である場合を例に挙げて説明するが、実施形態に係る空調用芳香消臭剤容器は、車両用に限定されるものではない。

0010

実施形態に係る空調装置用芳香消臭剤容器は、例えば、室内エアコン空気清浄器加湿器除湿器、および送風機など、空気の吹出口を備える任意の空調装置に適用することが可能である。

0011

まず、図1および図2を参照し、実施形態に係る車両用芳香消臭剤容器1の使用状態および外観について説明する。図1は、実施形態に係る車両用芳香消臭剤容器1の使用状態を示す説明図である。また、図2は、実施形態に係る車両用芳香消臭剤容器1の後面(背面)を示す説明図である。

0012

図1に示すように、車両用芳香消臭剤容器1は、車室内のエアコンの吹出口7における上下方向の中央よりも下部側で、平板状のルーバー71に取り付けられて使用される。これにより、車両用芳香消臭剤容器1は、エアコンの動作中に、エアコンの送風を妨げることがない。

0013

車両用芳香消臭剤容器1は、ケース部10と、固定部3とを備える。ケース部10は、上部が解放されて内部に芳香消臭剤を収納する箱状の収納部2と、収納部2の解放された上部に着脱自在に嵌合される蓋部4とを含む。固定部3は、収納部2の後面に、ケース部10に対して回転自在に付設され、車室内のエアコンの吹出口7に設けられるルーバー71を挟持することによって、ケース部10をルーバー71に固定する。

0014

また、蓋部4は、第1通気部41,41と、第2通気部42とを備える。図2に示すように、第1通気部41,41は、収納部2の内部と連通する通気口41a,41aを後方へ向けたフードである。また、第2通気部42は、収納部2の内部と連通する2つの通気口42a,42aを備える。

0015

そして、エアコンの吹出口7から送風がある場合、第1通気部41の通気口41a,41aが空気の取り込み口となり、第2通気部42の通気口42a,42aが芳香消臭剤の放出口となる。

0016

一方、エアコンの吹出口7から送風がない場合、第1通気部41の通気口41a,41a、および第2通気部42の通気口42a,42aが、芳香消臭剤の放出口となる。なお、かかるケース部10内部の空気の流れについては、図7および図8を参照して後述する。

0017

また、車両用芳香消臭剤容器1は、第2通気部42の通気口42a,42aを開閉する開閉部5を備える。図1および図2には、第2通気部42の通気口42a,42aを開放した状態の開閉部5を示している。なお、かかる開閉部5および第2通気部42の構造については、図3図6を参照して後述する。

0018

このように、車両用芳香消臭剤容器1は、ケース部10の最上部である蓋部4に、通気口41a,41a,42a,42aが設けられるため、例えば、芳香消臭剤が液体の場合に、芳香消臭剤がケース部10から車室内に漏れ出すことを抑制することができる。

0019

なお、図1および図2に示す第1通気部41,41、および第2通気部42の配設位置は、一例である。第1通気部41,41、および第2通気部42の配設位置の変形例については、図9および図10を参照して後述する。

0020

次に、図3図6を参照し、開閉部5および第2通気部42の構造について説明する。図3は、実施形態に係る開閉部5を取り外した状態の車両用芳香消臭剤容器1の上面を示す説明図である。図4は、実施形態に係る開閉部5の上面を示す説明図である。

0021

また、図5は、実施形態に係る開閉部5の前面を示す説明図である。図6は、実施形態に係る開閉部5を取り付けた状態の車両用芳香消臭剤容器1の上面を示す説明図である。

0022

以下、図1および図2を参照して説明した構成要素については、図1または図2に示す符号と同一の符号を付することにより、その説明を省略する。図3に示すように、第2通気部42は、蓋部4における前部中央に左右2つの通気口42a,42aを備える。

0023

また、第2通気部42は、2つの通気口42a,42a挟んで両側に、前後方向へ延伸する細長ガイド43,43を備える。そして、通気口42a,42aは、ガイド43,43に接する部分に、ガイド43,43に沿って後方へ向けて延伸するスリット状の切り込み部42b,42bを備える。

0024

また、第2通気部42は、蓋部4の中央で通気口42a,42aの切り込み部42b,42bによって挟まれる位置に、前後方向へ等間隔を空けて設けられる複数の(ここでは、3つ)の凹部44を備える。各凹部44は、それぞれ、左右方向へ延伸する溝である。

0025

一方、開閉部5は、図4および図5に示すように、上面視矩形状の板体であり、前部に立設されるツマミ部51を備える。かかる開閉部5は、上面視における左右の長さが一対のガイド43,43(図3参照)の間隔と略等しく、前後の長さが前述の切り込み部42b,42bを含む通気口42a,42a(図3参照)の前後長と等しい。

0026

また、開閉部5は、略中央に上面視C字状の切欠部50を備え、切欠部50によって囲まれる位置の下面に、図5に示す爪状の凸部53を備える。さらに、開閉部5は、前部の下面における左右両端に差し込み部52,52を備える。差し込み部52,52は、開閉部5の下面から下方へ向けて垂設されて、先端が開閉部5の左右方向外側屈曲した状である。

0027

かかる開閉部5は、一対の差し込み部52,52をそれぞれ第2通気部42の通気口42a,42aにおける切り込み部42b,42bへ差し込むことで、図6に示すように、第2通気部42上に取り付けられる。

0028

そして、開閉部5は、車両用芳香消臭剤容器1の使用者がツマミ部51をつまんで、前後方向へ力を加えると、ガイド43の延伸方向に沿って前後に摺動する。これにより、使用者は、第2通気部42の通気口42a,42aの開口面積の大きさを調整することで、芳香剤の放出量を調整することができる。

0029

また、開閉部5は、前後方向へ摺動される場合に、中央裏面の凸部53(図5参照)が、第2通気部42における中央上面の凹部44(図3参照)に順次係合する。これにより、車両用芳香消臭剤容器1は、第2通気部42の通気口42a,42aの開口面積の大きさが段階的に設定可能である。

0030

しかも、車両用芳香消臭剤容器1は、第2通気部42の通気口42a,42aの開口面積の大きさが設定される場合に、凸部53が凹部44に係合するため、車両が走行中に振動しても、通気口42a,42aの開口面積が変化することを防止することができる。

0031

次に、図7および図8を参照し、ケース部10内部の空気の流れについて説明する。図7は、図6に示すA−A´線による車両用芳香消臭剤容器1の端面を示す説明図である。図8は、図6に示すB−B´線による車両用芳香消臭剤容器1の端面を示す説明図である。

0032

図7および図8に示すように、収納部2の内部には、袋体61に封入された液状の芳香消臭剤62が収納される。袋体61は、液体を透過させることなく、液体が気化した気体を透過させるメンブレンによって形成されたものである。袋体61は、触れる空気量が多いほど、芳香消臭剤62の発散量が多くなるメンブレンによって形成される。

0033

これにより、車両用芳香消臭剤容器1は、ケース部10に直接、液体の消臭芳香剤を収納した場合の消臭芳香剤の発散量に比べて、適量の芳香を長期に渡り定量に放出することができる。

0034

ケース部10は、図7に示すように、エアコンの吹出口7から送風がある場合、第1通気部41の通気口41aが後方を向いているため、図7太線矢印で示すように、通気口41aから収納部2の内部へ強制的に空気が送り込まれる。

0035

このとき、車両用芳香消臭剤容器1は、第2通気部42の通気口42aの開口面積が比較的小さくなるように、開閉部5の位置が設定されることによって、芳香量を適量に調整することができる。

0036

また、第1通気部41は、フードであるため、通気口41aに対して後方から前方へ向けて流入する空気の流路が、フードによって収納部2の内部下方向へ向けられる。これにより、通気口41aから流入する空気が袋体61へ接触して、袋体61内部の芳香消臭剤62を気化させ、気化した芳香消臭剤62の気体が袋体61の表面から収納部2内へ発散される。

0037

また、ケース部10は、蓋部4の上面における左右両側の2か所に設けられる第1通気部41,41から内部へ空気が送り込まれるため、1箇所から空気が送り込まれる場合に比べて内部の空気が効果的に撹拌される。これにより、ケース部10は、芳香消臭剤62の気化を促進させることができる。

0038

また、ケース部10は、図8に示すように、第2通気部42の通気口42aが上方を向いている。このため、ケース部10は、図8に太線矢印で示すように、収納部2の内部で気化した芳香消臭剤62の気体を、第1通気部41から送り込まれる空気によって、第2通気部42の通気口42aから車室内の上方へ向けて拡散させることができる。

0039

一方、ケース部10は、エアコンの吹出口7から送風がない場合、第1通気部41の通気口41aから収納部2の内部へ空気が送り込まれることはない。ただし、収納部2の内部では、芳香消臭剤62の自然蒸発が起こる。

0040

これにより、ケース部10は、エアコンの吹出口7から送風がない場合に芳香消臭剤62の気体を放出する第2通気部42に加えて、第1通気部41からも芳香消臭剤62の気体を放出することができる。

0041

このとき、車両用芳香消臭剤容器1は、第2通気部42の通気口42aの開口面積が比較的大きくなるように、開閉部5の位置が設定されることによって、芳香量を適量に調整することができる。

0042

なお、これまで、第1通気部41および第2通気部42が蓋部4に設けられる場合について説明したが、かかる構成は一例であり、種々の変形が可能である。次に、図9および図10を参照し、実施形態の変形例に係る車両用芳香消臭剤容器1の変形例について説明する。

0043

図9は、実施形態の変形例1に係る車両用芳香消臭剤容器を示す説明図である。図10は、実施形態の変形例2に係る車両用芳香消臭剤容器を示す説明図である。ここでは、図9および図10に示す構成要素のうち、図1または図2に示す構成要素と同一の構成要素については、図1または図2に示す符号と同一の符号を付することにより、その説明を省略する。

0044

図9に示すように、変形例1の車両用芳香消臭剤容器1aは、ケース部10aの構成が図1および図2に示すケース部10とは異なる。具体的には、ケース部10aは、収納部2aの左右両側面における上半部に、それぞれ内部と連通する通気口45aを後方へ向けた第1通気部45を備え、蓋部4aは、第1通気部41(図1および図2参照)を備えない。なお、図9に示す第1通気部45の形状は、図1および図2に示す第1通気部41と同一である。

0045

かかる変形例1の車両用芳香消臭剤容器1aでは、エアコンの吹出口7から送風がある場合、収納部2aの左右両側面上半部に設けられた通気口45aが空気の取り込み口となり、第2通気部42の通気口42aが芳香消臭剤62の放出口となる。

0046

また、変形例1の車両用芳香消臭剤容器1aでは、エアコンの吹出口7から送風がない場合、第1通気部45の通気口45a、および第2通気部42の通気口42a,42aが、芳香消臭剤62の放出口となる。したがって、変形例1の車両用芳香消臭剤容器1aは、芳香消臭効果の低減を抑制することができる。

0047

しかも、変形例1の車両用芳香消臭剤容器1aは、ケース部10aの下半部に、内部と連通する穴がないので、仮に、芳香消臭剤62が封入された袋体61が破損した場合でも、芳香消臭剤62が車室内に漏出することを抑制することができる。

0048

また、図10に示すように、変形例2の車両用芳香消臭剤容器1bは、ケース部10bの構成が図1および図2に示すケース部10とは異なる。具体的には、ケース部10bは、収納部2bの後面で固定部3を挟んだ左右両側の上半部に、それぞれ内部と連通する通気口46を備え、蓋部4bは、第1通気部41(図1および図2参照)を備えない。

0049

かかる変形例2の車両用芳香消臭剤容器1bでは、エアコンの吹出口7から送風がある場合、収納部2b後面の上半部左右2箇所に設けられた通気口46が空気の取り込み口となり、第2通気部42の通気口42aが芳香消臭剤62の放出口となる。

0050

また、変形例2の車両用芳香消臭剤容器1bでは、エアコンの吹出口7から送風がない場合、収納部2b後面の上半部左右2箇所に設けられた通気口46、および第2通気部42の通気口42a,42aが、芳香消臭剤62の放出口となる。

0051

したがって、変形例2の車両用芳香消臭剤容器1bは、芳香消臭効果の低減を抑制することができる。しかも、変形例2の車両用芳香消臭剤容器は、エアコンの吹出口7から送風がある場合に、空気の取り込み口となる通気口46にフードを設ける必要がないため、製造コストを低減することも可能である。

0052

また、変形例2の車両用芳香消臭剤容器1bは、ケース部10bの下半部に、内部と連通する穴がないので、仮に、芳香消臭剤62が封入された袋体61が破損した場合にも、芳香消臭剤62が車室内に漏出することを抑制することができる。

0053

なお、変形例1、2の車両用芳香消臭剤容器1a,1bは、第2通気部42に代えて、収納部2a,2bの前面における上半部に、通気口を備える構成であってもよい。また、変形例1、2の車両用芳香消臭剤容器1a,1bは、図1および図2に示す車両用芳香消臭剤容器1と同一の第1通気部41をさらに備える構成であってもよい。

0054

上述したように、実施形態に係る車両用芳香消臭剤容器は、ケース部と、固定部とを備える。ケース部は、上部が解放されて内部に芳香消臭剤を収納する箱状の収納部と、収納部の解放された上部に着脱自在に嵌合される蓋部とを含む。固定部は、収納部の後面に付設され、ケース部を車室内のエアコンのルーバーに固定する。

0055

そして、ケース部は、収納部の内部と連通する通気口を後方へ向けた第1通気部と、収納部の内部と連通する通気口を後方以外の方向へ向けた第2通気部とを上半部に備える。これにより、車両用芳香消臭剤容器は、収納する芳香消臭剤が液体である場合に、芳香消臭剤が車室内に漏出することを抑制することができる。

0056

さらに、車両用芳香消臭剤容器は、エアコンの吹出口から送風がある場合、第1通気部の通気口が空気の取り込み口となり、第2通気部の通気口が芳香消臭剤の放出口となる。これにより、車両用芳香消臭剤容器は、エアコンから送り込まれる送風を利用して、芳香消臭剤を効率的に車室内に放出することができる。

0057

また、車両用芳香消臭剤容器は、エアコンの吹出口から送風がない場合、第1通気部の通気口、および第2通気部の通気口が、芳香消臭剤の放出口となる。これにより、車両用芳香消臭剤容器は、エアコンからの送風がない場合にも、第1通気部および第2通気部の双方から芳香消臭剤を放出することによって、芳香消臭効果の低減を抑制することができる。

0058

しかも、車両用芳香消臭剤容器は、ケース部の下半部に第1通気部および第2通気部を備えず、ケース部の上半部に第1通気部および第2通気部を備える。これにより、車両用芳香消臭剤容器は、ケース部の内部へ過剰に空気が取り込まれること、およびケース部から過剰に芳香消臭剤を放出することを抑制することができる。

0059

したがって、車両用芳香消臭剤容器は、例えば、収納する芳香消臭剤が濃縮されており、一般的な芳香消臭剤に比べて、芳香消臭効果が高い薬剤である場合に、一般的な容器に比べて、芳香消臭剤を少量ずつ長期間にわたって継続的に放出させることができる。

0060

また、第2通気部は、ケース部における左右方向の中央に設けられる。そして、第1通気部は、第2通気部を挟んで左右両側に設けられる。これにより、車両用芳香消臭剤容器は、エアコンの吹出口から送風がある場合、ケース部の左右両側にある第1通気部から、ケース内部を経由して、ケース部の中央にある第2通気部へ向かう斜め方向の空気の流路を形成することができる。

0061

したがって、車両用芳香消臭剤容器は、エアコンの吹出口から送風がある場合に、取り込む空気量が少量であっても、ケース部内の空気を撹拌することによって、効率的に芳香消臭剤の気化を促すことができる。

0062

また、第1通気部は、蓋部に設けられる。これにより、車両用芳香消臭剤容器は、第1通気部からケース部外への芳香消臭剤の漏出をより確実に抑制することができる。また、第2通気部は、蓋部に設けられる。これによっても、車両用芳香消臭剤容器は、第1通気部からケース部外への芳香消臭剤の漏出をより確実に抑制することができる。

0063

また、第2通気部の通気口を開閉する開閉部をさらに備える。車両用芳香消臭剤容器は、芳香消臭剤の効果が比較的強い場合に、開閉部によって第2通気部を閉塞することにより、芳香消臭剤の過剰な放出を抑制することができる。

0064

また、開閉部は、第2通気部の通気口上を前後方向に段階的に摺動する板体である。車両用芳香消臭剤容器は、開閉部が段階的に摺動されることにより、芳香消臭剤の放出量の調整が可能となる。

0065

また、車両用芳香消臭剤容器が収納する芳香消臭剤は、液体であり、液体を透過させることなく、液体が気化した気体を透過させる袋体に封入された状態で収納部に収納される。これにより、車両用芳香消臭剤容器は、芳香消臭剤の車室内への漏出をさらに抑制することができると共に、適量の気化した芳香消臭剤を車室内へ放出させることができる。

0066

さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。

0067

1,1a,1b車両用芳香消臭剤容器
2,2a,2b収納部
3 固定部
4,4a,4b 蓋部
41,45 第1通気部
42 第2通気部
41a,42a,45a,46 通気口
42b切り込み部
43ガイド
44 凹部
5開閉部
50切欠部
51ツマミ部
52 差し込み部
53 凸部
61袋体
62 芳香消臭剤
7吹出口
71ルーバー
10,10a,10bケース部

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    【課題】ユーザの眠気状態を精度良く把握する。【解決手段】カメラ(26)は、ユーザ(U1,U2,U3)を撮像する。室内環境情報センサ(13)は、ユーザ(U1,U2,U3)が居る室内(r1)の環境に関する... 詳細

  • 三菱電機株式会社の「 車両用空調装置」が 公開されました。( 2019/05/30)

    【課題】車室外に排出される内気と車室内に導入される外気との間で熱交換させる熱回収器に対して内気を均一に流し、高い熱回収効率を実現することができる車両用空調装置を得る。【解決手段】 エアコンユニット1... 詳細

  • カルソニックカンセイ株式会社の「 空調装置」が 公開されました。( 2019/05/30)

    【課題】暖房状態を維持しながら除湿を行う除湿暖房運転を実行可能な空調装置を提供する。【解決手段】空調装置100は、コンプレッサ21と、室外熱交換器23と、車両の車室に導かれる空気の熱を冷媒に吸収させる... 詳細

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