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技術 袋製造装置

出願人 ニューロング株式会社
発明者 富樫重忠山本哲也高橋輝一
出願日 2016年11月7日 (3年1ヶ月経過) 出願番号 2016-217527
公開日 2017年8月24日 (2年3ヶ月経過) 公開番号 2017-144716
状態 特許登録済
技術分野 紙容器等紙製品の製造
主要キーワード 引出ロール 修正速度 移動ロール 設定比率 袋用紙 ストック量 把手体 引出し装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月24日)のものです。
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図面 (13)

課題

把手製造装置から製袋機へ把手帯を一定の張力で供給でき、把手帯移送速度の変化により、把手製造装置で製造される把手帯の精度の低下を防ぐ袋製造装置の提供。

解決手段

把手製造装置Aの末端部に設置された把手帯保留装置eから製袋機Eに把手帯を移送する把手帯移送装置fは、把手帯を引き出す把手帯引出ロールを有し、製袋機Eは、把手取り付け部gの直前における把手の位置ずれ量を測定する測定部を有し、把手帯引出ロールの回転速度及び把手製造装置Aの運転速度は製袋機Eの運転速度に同期し、把手帯引出ロールの回転速度は測定部が測定した位置ずれ量に応じて増減され、把手帯引出ロールの回転速度の増減により把手帯保留装置eにおける把手帯のストック量が変化して、適正量の上限に達した時、把手製造装置Aの運転速度が設定比率減速され、適正量の下限に達した時、把手製造装置Aの運転速度が設定比率分増速される。

概要

背景

把手を有する紙袋は、袋内に収容された物品の重量で把手取付部分が破損しないように、U字状のの両端部を補強紙に取り付けて成る把手体を、袋本体の開口部の前後内面に貼り付けたものが多い。
このような紙袋を製造するには、帯紙に多数の紐を貼り付けた把手帯を把手製造装置で製造し、この把手帯を把手製造装置から製袋機に連続的に送り込み、製袋機において、適宜長さに切断した把手体を袋本体の上端開口部に貼り付けていた。

従来の袋製造装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。
この袋製造装置は、把手製造装置で製造された把手帯を、上下に距離をあけて配置したロール巻回しストックしてから製袋機に送り出していた。
しかし、製袋機における袋本体の製造スピードは、袋の種類等により変化するので、どうしても必要とする把手帯の長さは一定しない。
上記従来の把手製造装置は、製袋機の製造スピードの変化による把手帯の過不足を自動的に解消する手段を備えていないので、製袋作業中に把手製造装置を操作することにより、製造速度を変更したり、運転を停止して、把手製造量を調整しなければならず、生産性が悪かった。

概要

把手製造装置から製袋機へ把手帯を一定の張力で供給でき、把手帯移送速度の変化により、把手製造装置で製造される把手帯の精度の低下を防ぐ袋製造装置の提供。把手製造装置Aの末端部に設置された把手帯保留装置eから製袋機Eに把手帯を移送する把手帯移送装置fは、把手帯を引き出す把手帯引出ロールを有し、製袋機Eは、把手取り付け部gの直前における把手の位置ずれ量を測定する測定部を有し、把手帯引出ロールの回転速度及び把手製造装置Aの運転速度は製袋機Eの運転速度に同期し、把手帯引出ロールの回転速度は測定部が測定した位置ずれ量に応じて増減され、把手帯引出ロールの回転速度の増減により把手帯保留装置eにおける把手帯のストック量が変化して、適正量の上限に達した時、把手製造装置Aの運転速度が設定比率減速され、適正量の下限に達した時、把手製造装置Aの運転速度が設定比率分増速される。

目的

本発明が解決しようとする課題は、把手製造装置から製袋機へ常に過不足なく把手帯を一定の張力で供給でき、把手帯の移送速度の変化により、把手製造装置で製造される把手帯の精度が低下するのを防ぐ袋製造装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

多数の袋用把手帯状に連続した把手帯を製造し、前記把手帯をストックする把手帯保留装置末端部に設置された把手製造装置と、袋本体を製造すると共に、前記把手帯を個別に切断分離して成る把手を把手取り付け部において前記袋本体に取り付ける製袋機と、前記把手帯保留装置から製袋機に前記把手帯を移送する把手帯移送装置とを備え、該把手帯移送装置は、前記把手帯保留装置から前記把手帯を引き出す把手帯引出ロールを有し、前記製袋機は、前記把手取り付け部の直前における把手の正規位置と実際位置との位置ずれ量を測定する測定部を有し、前記把手帯引出ロールの回転速度及び前記把手製造装置の運転速度は前記製袋機の運転速度に同期して決定され、前記把手帯引出ロールの回転速度は前記測定部が測定した位置ずれ量に応じて増減されて位置ずれを修正し、前記把手帯引出ロールの回転速度が増減されたことにより前記把手帯保留装置における把手帯のストック量が変化して、適正量の上限に達した時、前記把手製造装置の運転速度が設定比率減速されると共に、適正量の下限に達した時、前記把手製造装置の運転速度が設定比率分増速されることを特徴とする袋製造装置

請求項2

前記把手帯引出ロールの回転速度の増減される速度は、前記位置ずれ量を修正に要する固定の修正時間で除した値であることを特徴とする請求項1に記載の袋製造装置。

請求項3

モータ回転駆動され、2枚の帯紙の間に蛇行するを挟んで成る積層体を、前記帯紙の中心線に沿って切断して把手帯を形成する切断刃が、前記把手帯保留装置の上流側に隣接して設置され、把手製造装置における積層体の搬送速度より一定比率増した速度で前記切断刃が回転することを特徴とする請求項1又は2に記載の袋製造装置。

請求項4

前記把手帯保留装置は、前記把手帯が交互に巻回される複数の位置固定ロール及び移動ロールを備え、前記移動ロールは、前記位置固定ロールの下方に昇降可能に設けられた昇降枠に取り付けられると共に、巻回された把手帯の張力で支持されて下降規制され、前記移動ロールの高さにより把手帯のストック量を検出する第1〜第4センサーが設けられ、前記第1センサーは前記移動ロールの上限位置に設置され、前記第2センサーは前記移動ロールの適正高さの上端に設置され、前記第3センサーは前記移動ロールの適正高さの下端に設置され、前記第4センサーは前記移動ロールの下限位置に設置され、前記第1センサーが前記移動ロールを検出した時、前記把手製造装置が、前記製袋機の運転速度に同期した速度で運転され、前記第3センサーが前記移動ロールを検出した時、前記把手製造装置の運転速度が設定比率分減速され、前記第2センサーが前記移動ロールを検出した時、前記把手製造装置の運転速度が設定比率分増速されて、前記製袋機の運転速度に同期した速度に戻り、前記第4センサーが前記移動ロールを検出した時、前記把手製造装置が運転を停止し、前記把手製造装置が停止した状態で、前記第3センサーが前記移動ロールを検出した時、前記把手製造装置の運転が再開することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の袋製造装置。

技術分野

0001

本発明は、多数の袋用把手が連続した把手帯を製造する把手製造装置と、袋本体を製造する製袋機と、把手製造装置から製袋機へ把手帯を移送する把手移送装置とを備えた袋製造装置に関する。

背景技術

0002

把手を有する紙袋は、袋内に収容された物品の重量で把手取付部分が破損しないように、U字状のの両端部を補強紙に取り付けて成る把手体を、袋本体の開口部の前後内面に貼り付けたものが多い。
このような紙袋を製造するには、帯紙に多数の紐を貼り付けた把手帯を把手製造装置で製造し、この把手帯を把手製造装置から製袋機に連続的に送り込み、製袋機において、適宜長さに切断した把手体を袋本体の上端開口部に貼り付けていた。

0003

従来の袋製造装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。
この袋製造装置は、把手製造装置で製造された把手帯を、上下に距離をあけて配置したロール巻回しストックしてから製袋機に送り出していた。
しかし、製袋機における袋本体の製造スピードは、袋の種類等により変化するので、どうしても必要とする把手帯の長さは一定しない。
上記従来の把手製造装置は、製袋機の製造スピードの変化による把手帯の過不足を自動的に解消する手段を備えていないので、製袋作業中に把手製造装置を操作することにより、製造速度を変更したり、運転を停止して、把手製造量を調整しなければならず、生産性が悪かった。

先行技術

0004

特開平10−076581号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明が解決しようとする課題は、把手製造装置から製袋機へ常に過不足なく把手帯を一定の張力で供給でき、把手帯の移送速度の変化により、把手製造装置で製造される把手帯の精度が低下するのを防ぐ袋製造装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の袋製造装置は、多数の袋用把手が帯状に連続した把手帯を製造し、前記把手帯をストックする把手帯保留装置末端部に設置された把手製造装置と、袋本体を製造すると共に、前記把手帯を個別に切断分離して成る把手を把手取り付け部において前記袋本体に取り付ける製袋機と、前記把手帯保留装置から製袋機に前記把手帯を移送する把手帯移送装置とを備え、該把手帯移送装置は、前記把手帯保留装置から前記把手帯を引き出す把手帯引出ロールを有し、前記製袋機は、前記把手取り付け部の直前における把手の正規位置と実際位置との位置ずれ量を測定する測定部を有し、前記把手帯引出ロールの回転速度及び前記把手製造装置の運転速度は前記製袋機の運転速度に同期して決定され、前記把手帯引出ローの回転速度は前記測定部が測定した位置ずれ量に応じて増減されて位置ずれを修正し、前記把手帯引出ロールの回転速度が増減されたことにより前記把手帯保留装置における把手帯のストック量が変化して、適正量の上限に達した時、前記把手製造装置の運転速度が設定比率減速されると共に、適正量の下限に達した時、前記把手製造装置の運転速度が設定比率分増速される。

0007

前記把手帯引出ロールの回転速度の増減される速度は、前記位置ずれ量を修正に要する固定の修正時間で除した値にするとよい。
モータ回転駆動され、2枚の帯紙の間に蛇行する紐を挟んで成る積層体を、前記帯紙の中心線に沿って切断して把手帯を形成する切断刃が、前記把手帯保留装置の上流側に隣接して設置され、把手製造装置における積層体の搬送速度より一定比率増した速度で前記切断刃が回転することがある。

0008

前記把手帯保留装置は、前記把手帯が交互に巻回される複数の位置固定ロール及び移動ロールを備え、前記移動ロールは、前記位置固定ロールの下方に昇降可能に設けられた昇降枠に取り付けられると共に、巻回された把手帯の張力で支持されて下降規制され、前記移動ロールの高さにより把手帯のストック量を検出する第1〜第4センサーが設けられ、前記第1センサーは前記移動ロールの上限位置に設置され、前記第2センサーは前記移動ロールの適正高さの上端に設置され、前記第3センサーは前記移動ロールの適正高さの下端に設置され、前記第4センサーは前記移動ロールの下限位置に設置され、前記第1センサーが前記移動ロールを検出した時、前記把手製造装置が、前記製袋機の運転速度に同期した速度で運転され、前記第3センサーが前記移動ロールを検出した時、前記把手製造装置の運転速度が設定比率分減速され、前記第2センサーが前記移動ロールを検出した時、前記把手製造装置の運転速度が設定比率分増速されて、前記製袋機の運転速度に同期した速度に戻り、前記第4センサーが前記移動ロールを検出した時、前記把手製造装置が運転を停止し、前記把手製造装置が停止した状態で、前記第3センサーが前記移動ロールを検出した時、前記把手製造装置の運転が再開することが望ましい。

発明の効果

0009

本発明によれば、製袋機の運転速度の変化及び把手帯のストック量に応じて、自動的に把手製造装置の運転速度を調節するので、人手によって速度調節を行うことなく、常に必要な量の把手帯を一定の張力で製袋機に供給することができる。
また、製袋機の運転速度に同期した速度で把手帯を移送する把手帯移送装置の移送速度を、把手取り付け直前における把手の位置ずれ量に応じて増減するので、移送される把手帯の張力が安定し、しかも、把手帯はいったん把手帯保留装置にストックされてから把手帯移送装置によって製袋機へ送られ、把手製造装置の運転速度は、把手帯のストック量に応じて調節されるため、把手帯移送装置による移送速度が変化して、ストック量が増減してから、把手製造装置の運転速度が緩やかに変わるので、把手製造装置で製造される把手帯の精度が低下しない。

図面の簡単な説明

0010

本発明の実施例を示す袋製造装置の平面図である。
本発明の実施例に係る把手帯の平面図である。
本発明の実施例に係る切断装置の斜視図である。
本発明の実施例に係る切断装置の側面図である。
本発明の実施例に係る把手帯保留装置の斜視図である。
本発明の実施例に係る把手帯保留装置のストック量が少量の時の側面図である。
本発明の実施例に係る把手帯保留装置のストック量が多量の時の側面図である。
本発明の実施例に係る把手帯保留装置の正面図である。
本発明の実施例に係る把手製造装置の斜視図である。
本発明の実施例に係る把手帯移送装置及び製袋機の要部斜視図である。
本発明の実施例に係る把手帯移送装置及び製袋機の要部平面図である。
把手製造装置、製袋機及び把手帯引出ロールの生産量の経時変化を示す図である。

実施例

0011

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の袋製造装置は、把手製造装置Aと製袋機Eとを並設して成る。
把手製造装置Aは、紐引出し装置aと、紐掛部bと、接着部cと、切断装置dと、把手帯保留装置eとを備える。
紐引出し装置aは、ロール状に巻いた把手用の紐Bを引き出して紐掛部bへ送り込み、紐掛部bは、紐Bを連続して蛇行した状態で接着部cへ案内する。接着部cは、長手方向に沿って搬送される2枚の帯紙Cの間に蛇行した紐Bを挟んで接合して積層体Fを形成し、切断装置dは、積層体Fを中心線Lに沿って切断して、多数の袋用の把手Gが帯状に連続した状態の把手帯Dを形成する(図2参照)。把手帯Dは、把手製造装置Aの末端部に設置された把手帯保留装置eにストックされる。
把手帯保留装置eにストックされた把手帯Dは、把手帯移送装置fにより、袋本体を製造する製袋機Eへ移送される。製袋機Eへ搬送された把手帯Dは紐Bの両側の位置Wで所定の長さに切断され、切断分離された個別の把手Gが袋取り付け部gにおいて袋本体となる袋用紙Hに取り付けられる(図10)。

0012

図3及び図4に示すように、切断装置dは、モータ9で駆動される円形の切断刃10と、外周囲に沿って受け溝11が形成された受けローラ12とを備え、切断刃10と受けローラ12の受け溝11とが対向している。
2枚の帯紙Cと紐Bを接着した積層体Fが、回転する切断刃10と受けローラ12の間に、切断刃10が幅方向中央に位置するよう送り込まれる。積層体Fは、切断装置dを通過する際に、切断刃10により中心線Lに沿って切断される。

0013

図5に示すように、把手帯保留装置eは、切断装置dの両側に立設された一対の側板1と、側板1の上端部間に配設された三つの位置固定ロール2と、側板1間に配設された二つの移動ロール3と、側板1の下端部間に配設されたガイドロール4とを備える。
両側の側板1の上端部内面には、互いに対向する横枠5が固定され、対向する横枠5に位置固定ロール2の中心軸2aの両端が取り付けられる。各位置固定ロール2の外周面軸方向中央には、周方向に沿ってフランジ2bが形成されている。
図6及び図7に示すように、三つの位置固定ロール2は、位置固定ロール2の直径よりやや狭い間隔をあけて、且つ、中心軸2aが平行になるよう全て同じ高さに配置され、その位置を動かずに回転する。

0014

両側の側板1には上下方向に延びるガイド孔6が形成され、横枠5の下方において、側板1の内面には対向する一対の昇降枠7がガイド孔6に沿って摺動可能に設けられる。また、対向する昇降枠7には、移動ロール3の中心軸3aの両端が取り付けられる。移動ロール3の外周面の軸方向中央には、周方向に沿ってフランジ3bが形成されている。
移動ロール3は、位置固定ロール2間の隙間の直下に、位置固定ロール2と平行に配置される。そして、昇降枠7の昇降に伴って、全ての移動ロール3が同時に位置固定ロール2に接離する。
側板1の下端部間には下枠8が架設され、下枠8にガイドロール4が回動自在に取り付けられる。ガイドロール4は、移動ロールの下限位置よりも下方に、位置固定ロール2及び移動ロール3と平行に配置される。

0015

昇降枠7にはエアシリンダーが連結され、このエアシリンダーを駆動することにより昇降枠7が上限位置まで上昇し、エアシリンダーのエア圧を抜くと自重によって昇降枠7が下降するようになっている。
また、昇降枠7の移動経路に臨んで、移動ロール3の位置を検出する第1〜第4センサー13,14,15,16が設置されている。第1センサー13は移動ロール3の上限位置に設置され、第2センサー14は移動ロール3の適正高さの上端位置に設置され、第3センサー15は移動ロール3の適正高さの下端に設置され、第4センサー16は移動ロール3の下限位置に設置される。

0016

第1〜第4センサー13,14,15,16の検出信号は、把手製造装置Aの駆動部を制御する制御装置に送られ、制御装置は、送られた検出信号に基づいてこれら駆動部の速度を制御する。把手製造装置Aの駆動部としては、図9に示すように、紐引出し装置aを駆動する紐引出モータ23、紐掛部b及び接着部cを駆動して帯紙C及び紐Bを搬送する搬送用モータ24、切断装置dのモータ9がある。
なお、切断装置dのモータ9は、把手製造装置Aの他部の運転速度に一定比率を乗じた速度で駆動され、切断刃10が把手製造装置Aにおける積層体F及び把手帯Dの搬送速度より一定比率増した速度で回転して、切断刃10に過大な負荷が加わらないようになっている。モータ9の速度と他部の運転速度との比率は、他部の運転速度、積層体Fの材質等に応じて、0〜50%の範囲で調整できる。
また、把手製造装置Aの駆動部を制御する制御装置には、製袋機Eの運転速度データも送られる。

0017

把手帯移送装置fは、袋用紙Hの左右両側に把手帯Dを移送する二つのルートがあり、図10に示すように、それぞれ、把手帯Dの搬送路を形成する複数の搬送路用ロール17と、モータで回転駆動され、把手帯保留装置eから把手帯Dを引き出す把手帯引出ロール18とを備える。また、製袋機Eの把手取り付け部gの直前には、把手帯移送装置fに連続して孔開無端ベルト19が設置される。
把手帯引出ロール18は、把手帯移送装置fの末端部に設けられ、把手帯Dのカット位置を決める位置決め機能も有する。また、把手帯引出ロール18を駆動するモータの制御装置には、製袋機Eの運転速度データが送られる。

0018

把手帯引出ロール18と孔開き無端ベルト19の間には、把手帯Dを位置Wで切断する回転カッター20が設けられる。
把手帯引出ロール18、孔開き無端ベルト19及び回転カッター20は、それぞれ独立して制御される別個サーボモータで回転駆動される。
図11に示すように、回転カッター20の上流側には、把手帯引出ロール18に臨んで、把手帯引出ロール18で搬送される把手帯Dの紐Bの位置を検出する光電センサー21が設置される。光電センサー21の検出信号は、回転カッター20を駆動するサーボモータに送られ、回転カッター20は、光電センサー21からの信号に基づいて、確実に紐Bの両側で把手帯Dを切断し、U字状の紐Bの両端部が補強紙に貼着されて成る所定長さの把手Gを形成する。

0019

また、製袋機Eは、把手取り付け部gの直前における把手Gの正規位置と実際位置との位置ずれ量を測定する測定部を有する。この測定部は、光電センサー21が検出した実際の紐Bの位置と、製袋機Eの運転速度及び袋用紙Hの寸法によって、紐Bが到達しているべき位置とのずれを把手Gの位置ずれ量として測定する。
測定部が測定した位置ずれ量は、把手帯引出ロール18を駆動するサーボモータの制御装置へ送られる。

0020

袋製造装置の運転開始操作を行うと、エアシリンダーが昇降枠7を押し上げて、移動ロール3を位置固定ロール2に最も接近させる。また、移動ロール3が上限位置に達すると、第1センサー13が移動ロール3を検出して把手製造装置Aが運転を開始する。
運転当初における把手製造装置Aの運転速度は、製袋機Eの運転速度としてあらかじめ設定されている速度に同期するよう決定される。
把手製造装置Aにおいて、蛇行する紐Bの波の1サイクルL2が半分の長さに切断されて、1個の袋本体に取り付けられる。従って、袋本体の正確な位置に把手Gを取り付けるには、製袋機Eにおいて、様々なサイズの袋本体が適宜間隔毎に送られる袋送りサイクルL1と、把手製造装置Aで送られる把手帯Dの1サイクルL2とが同期していなければならない。しかし、袋サイクルL1とサイクルL2とは同じ長さではないため、製袋機Eの運転速度をV1、把手製造装置Aの運転速度をV2とした時、V2=n・V1=(L2/L1)・V1とする必要がある。従って、製袋機Eの運転速度が変わらなくても、把手Gの長さが変わると、把手製造装置Aの運転速度は変化する。

0021

把手製造装置Aによる製造が進行し、把手帯Dが把手帯保留装置eに送り込まれると、図6に示すように、把手帯Dは、人手によって、ガイドロール4を通して、一側の位置固定ロール2の外周に上方から巻き付けられ、さらに下方へ延ばされて、一側の位置固定ロール2と中央の位置固定ロール2との間の下方に配置された移動ロール3に下方から巻き付けられる。

0022

その後、把手帯Dは上方へ延ばされて中央の位置固定ロール2に上方から巻き付けられ、さらに下方へ延ばされ、中央の位置固定ロール2と他側の位置固定ロール2との間の下方に配置された移動ロール3に下方から巻回される。
次いで、把手帯Dは上方へ延ばされて他側の位置固定ロール2に上方から巻き付けられる。即ち、把手帯Dは位置固定ロール2と移動ロール3に交互に巻き付けられる。この時、移動ロール3と位置固定ロール2との距離が短いので、把手帯Dを位置固定ロール2及び移動ロール3に巻き付けやすい。

0023

切断装置dを通過する際に、蛇行した紐Bが貼着された帯紙Cは中心線Lに沿って切断され、左右の把手帯Dに分離される。そして、図8に示すように、左右の把手帯Dはそれぞれ位置固定ロール2のフランジ2b及び移動ロール3のフランジ3bの両側に、紐Bの頂点を外側に向けて巻き付けられる。
移動ロール3及び位置固定ロール2に把手帯Dを交互に巻き付けたら、エアシリンダーのエア圧を抜く。しかし、移動ロール3は巻き付けられた把手帯Dの張力で支えられて下降が規制される。

0024

把手製造装置Aによる把手帯Dの製造が進行し、把手帯保留装置eにストックされた把手帯Dの量が増えると、移動ロール3に巻き付けられた把手帯Dが緩むので、昇降枠7及び移動ロール3は次第に下降する。
把手帯保留装置eに一定量以上の把手帯Dがストックされたら、把手帯移送装置fの把手帯引出ロール18を駆動して把手帯Dを製袋機Eに送ると共に、製袋機Eの運転を開始する。
把手帯引出ロール18の駆動当初の回転速度は、製袋機Eの運転速度に同期した速度、即ち、把手製造装置Aの運転速度(n・V1)と同速とされる。
把手帯保留装置eに保持された左右の把手帯Dは、それぞれ別のルートを通って把手帯移送装置f及び製袋機Eへ送り込まれる。

0025

製袋機E及び把手帯引出ロール18の運転中に、把手取り付け部gの直前において把手Gの位置ずれが生ずると、把手帯移送装置fの移送速度を変化させずに、把手取り付け部gにおいて把手Gの位置合わせを行った場合、把手帯Dが大きく弛んだり、強く引っ張られたりする。従って、測定部で測定された位置ずれ量によって、把手帯引出ロール18の回転速度を増減し、把手帯Dの紐Bの位置を修正する必要がある。
修正するべき位置ずれ量をS、修正に要する時間をtとすると、増減される修正速度Vd=S/tであり、把手帯引出ロール18の回転速度は、n・V1+Vdとなる。

0026

なお、把手帯引出ロール18の速度修正は製袋機Eにおける各製袋サイクル毎に行われるので、修正時間tは、製袋機Eの運転速度が最高速であって、袋用紙Hの長さが最小であっても、1袋目の袋用紙Hが把手取り付け部gに達してから、2袋目の袋用紙Hが把手取り付け部gに達するまでに位置修正が間に合うよう設定された時間である。
製袋機Eの最高速度をVm(袋/分)、袋用紙Hの最小長さをLm(mm)、1袋目の袋用紙Hの先端から2袋目の袋用紙Hの先端までの長さ(製袋機Eの1製袋サイクルの長さ)をL1(mm)とすると、t=(Lm/L1)÷Vmとなる。
例えば、Vmが120(袋/分)、Lmが350(mm)、L1が700(mm)であれば、t=(350/700)÷(120/60)=0.25秒となる。

0027

把手帯引出ロール18の回転速度が変更されて把手帯保留装置eからの把手帯Dの引き出し量が変わると、当然、把手帯保留装置eにストックされた把手帯Dの量が変化する。
移動ロール3が次第に下降して第3センサー15が移動ロール3を検出すると、把手帯Dのストック量が規定量に達したとして、把手製造装置Aの駆動部の速度を設定比率分減速させる。本実施例では、設定比率を2.2%程度としてある。
一方、運転中に、第2センサー14が移動ロール3を検出したら、把手帯Dのストック量が規定量より少なくなったとして、把手製造装置Aの駆動部の速度を設定比率(約2.2%)分増速させ、製袋機の運転速度に応じた運転当初の速度に戻る。
従って、通常の運転時には、移動ロール3が第3センサー15と第2センサー14の間の高さを維持するよう、把手製造装置Aの運転速度が制御される。

0028

即ち、図12に示すように、x軸を経過時間、y軸を生産量とすると、把手製造装置Aが運転を開始した後(把手帯Dの製造が開始された後)、把手帯保留装置eに把手帯Dがストックされると、製袋機Eの運転が開始される(袋の製造が開始される)。その後、製袋機Eは等速で袋の製造を継続する。また、運転当初は、把手帯引出ロール18が把手製造装置Aと同じ速度で把手帯Dを送る。
そして、把手取り付け部gの直前において把手Gの位置ずれが生じ、測定部が位置ずれ量を計測すると、把手帯引出ロール18の回転速度が修正される。この修正された時間をt1とする。

0029

しかし、把手帯引出ロール18の回転速度が修正されても、把手製造装置Aの末端には把手帯保留装置eが設置されているので、把手製造装置Aは直ちに運転速度を変えることはない。
例えば、位置ずれ量によって把手帯引出ロール18の回転速度が増速され、その結果、把手帯保留装置eのストック量が減少して、時間t2に把手帯保留装置eの第2センサー14が移動ロール3を検出すると、把手製造装置Aの駆動部が設定比率分増速される。
そして、把手帯引出ロール18の回転速度が減速された後、把手帯保留装置eのストック量が増加して、時間t15に第3センサー15が移動ロール3を検出すると、把手製造装置Aの駆動部が設定比率分減速され、さらに、把手帯引出ロール18の回転速度が増速された後、把手帯保留装置eのストック量が減少して、時間t14に第2センサー14が移動ロール3を検出すると、把手製造装置Aの駆動部が増速される。
即ち、把手帯引出ロール18の回転速度が増減速してから、把手製造装置Aの運転速度が変更されるまでに時間差があるため、位置修正が終了する前に把手製造装置Aの速度が変わって把手製造装置Aの精度が低下するのを防ぎ、この結果、紐Bの位置ずれ量が大きくなって、把手帯引出ロール18の回転速度の修正値が拡大するという悪循環の発生を回避できる。

0030

また、第4センサー16は安全装置として働き、図7に示すように、移動ロール3が下限位置に達して、第4センサー16が移動ロール3を検出したら、把手帯Dのストック量が満量であるとして、把手製造装置Aは停止する。
把手製造装置Aが運転を停止しても、製袋機Eは運転を継続し、把手帯保留装置eから製袋機に向けて把手帯Dが供給されるので、把手帯保留装置eにおける把手帯Dのストック量は少なくなり、移動ロール3が次第に上昇する。
そして、第3センサー15が移動ロール3を検出したら、把手帯Dのストック量が規定量に達したとして、把手製造装置Aの運転を再開する。

0031

このように、製袋機Eの把手取り付け部gの直前において把手Gに位置ずれが生じても、把手帯移送装置fの移送速度を調節して位置ずれを解消でき、把手帯移送装置fの移送速度が変化しても、把手帯保留装置eが移送速度の変化を吸収して、把手製造装置Aは緩やかに運転速度を変えるので、把手製造装置Aにおいて製造される把手帯Dの精度が低下しにくい。
また、把手帯保留装置eにおける把手帯Dのストック量に応じて、把手製造装置Aの製造速度を調整することが可能であり、ストックされた把手帯Dを常に必要な量だけ一定の張力で製袋機Eへ送ることができる。

0032

A把手製造装置
B紐
C帯紙
D 把手帯
E製袋機
F積層体
G 把手
H袋用紙
a 紐引出し装置
b 紐掛部
c接着部
d切断装置
e 把手帯保留装置
f 把手帯移送装置
g 把手取り付け部
1側板
2位置固定ロール
2a中心軸
2bフランジ
3移動ロール
3a 中心軸
3b フランジ
4ガイドロール
5横枠
6ガイド孔
7昇降枠
8下枠
9モータ
10切断刃
11受け溝
12受けローラ
13 第1センサー
14 第2センサー
15 第3センサー
16 第4センサー
17搬送路用ロール
18 把手帯引出ロール
19孔開き無端ベルト
20回転カッター
21光電センサー
23 紐引出モータ
24 搬送用モータ

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