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技術 ブロー成形装置

出願人 株式会社青木固研究所
発明者 貴舟誠
出願日 2016年2月9日 (6年0ヶ月経過) 出願番号 2016-022812
公開日 2017年8月17日 (4年6ヶ月経過) 公開番号 2017-140742
状態 特許登録済
技術分野 プラスチック等の成形用の型 プラスチック等のブロー成形,熱成形
主要キーワード スライドレ クランプブロック 正面斜め 棒状材 スライドレール装置 クランプ板 昇降シリンダー 成形機外
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月17日)のものです。
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図面 (9)

課題

ブローコア型の浮き上がりを防止する仕組みをブロー成形装置の両側に設けないようにしながらも、ブローコア型の浮き上がりを防止し、大型化せずともより多くのブローコア型を配列することのできるブロー成形装置を提供する。

解決手段

固定盤10の下面に、ブローコア型締ロッド26を有する型締め手段23を設け、固定盤10と延伸シリンダー台12との間に、一端が固定盤10に枢支されて、延伸シリンダー台12が下限位置にあるときに、圧受け板29を、延伸シリンダー台12におけるブローコア型締めロッド26の下位置となる透孔27の部分に案内して、その圧受け板29をブローコア型締めロッド26の下に配置するリンク30を設けた。

概要

背景

原料ペレットからプリフォーム成形し、続いてこのプリフォームから中空容器(例えば瓶形状の容器)の成形までを一連にして行なう成形機として、従来から射出延伸ブロー成形機がある。

上記射出延伸ブロー成形機の一つの形態として、射出装置から溶融樹脂射出がなされてプリフォームを成形する射出成形部と、プリフォームを延伸するとともにエアブローをして製品形状とする延伸ブロー成形部と、延伸ブロー成形部で形成された中空製品成形機外へと送り出す取出部との主要な三つの部分が、下部基盤の上の三方の空間に構成されている成形機がある。

そして前記射出成形部での成形品をつぎの延伸ブロー成形部に搬送するとともに、その延伸ブロー成形部での成形品をつぎの取出部に搬送する容器口部形成用のリップ型回転板に三か所にして設け、回転板が回転して前記リップ型が射出成形部と延伸ブロー成形部と取出部とを順に旋回移動することで、容器が連続的に生産できるようにしている。

このような射出延伸ブロー成形機での上記延伸ブロー成形部にブロー成形装置が設けられている。このブロー成形装置にあっては、特許文献1や特許文献2に示されているように、下部基盤に位置して複数のブローキャビティ型を並び設けてなるブローキャビティ部材に、回転板のリップ型が並べ設けられている部位を上方から重ね合わせて、プリフォームがブローキャビティ型の内部に配置される状態とする。

さらに回転板のリップ型が並べ設けられている部位に、リップ型に対応位置するブローコア型を並べ設けた部材を上方から重ね合わせて、ブローコア型をリップ型の内部に入り込んだ状態とするとともに、ブローコア型が並び設けた前記部材に、ブローコア型を通る延伸ロッドが配列された部材を上方から重ね合わせることで、閉じたブロー型が形成されるようにしている。

そして上記ブロー成形装置では、閉じたブロー型で型締めを行なってから延伸ロッドによる延伸とエアブローを行なうようにしているため、エアブローによって型内の圧力が上昇しその圧力で上記ブローコア型が浮き上がるのを防止する必要がある。

そのため特許文献1においては、ブローコア型を並べ設けた部材と延伸ロッドを配列した部材とが組み付けられている昇降ブロックの側面にロック用の孔を開け、この昇降ブロックを上下方向に移動させるように支持する固定ブロックの側面に、前記ロック用の孔にロックピン係止させるロック装置を設ける工夫が示されている。

また、特許文献2においては、ブローコア型を並び設けたブローコア部材があり、そのブローコア部材を取り付けた保持板の両側に側方張り出るクランプ板を設けるとともに、保持板を昇降可能に案内する支柱が立つ中間基盤(下面に回転板が配置された基盤)側にクランプブロックを設けていて、前記クランプブロックでクランプ板を保持し、下限位置にあるときのブローコア部材がブロー型の内部の圧力が上昇しても浮き上がりしないようにした工夫が示されている。

概要

ブローコア型の浮き上がりを防止する仕組みをブロー成形装置の両側に設けないようにしながらも、ブローコア型の浮き上がりを防止し、大型化せずともより多くのブローコア型を配列することのできるブロー成形装置を提供する。固定盤10の下面に、ブローコア型締めロッド26を有する型締め手段23を設け、固定盤10と延伸シリンダー台12との間に、一端が固定盤10に枢支されて、延伸シリンダー台12が下限位置にあるときに、圧受け板29を、延伸シリンダー台12におけるブローコア型締めロッド26の下位置となる透孔27の部分に案内して、その圧受け板29をブローコア型締めロッド26の下に配置するリンク30を設けた。

目的

本発明は上記事情に鑑み、ブローコア型の上記浮き上がりを防止する仕組みをブロー成形装置の両側に設けないようにしながらも、そのブローコア型の浮き上がりを防止することを課題とし、大型化せずともより多くのブローコア型を配列することのできるブロー成形装置を提供し、射出延伸ブロー成形機の生産性を向上させることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

下部基盤に位置して複数のブローキャビティ型を並び設けてなるブローキャビティ部材と、前記ブローキャビティ部材の上方に位置する中間基盤に立設された複数本支柱と、前記支柱の頂部に亘って設けられた固定盤と、前記固定盤に取り付けられた昇降シリンダーと、前記支柱に案内されて昇降可能とされ、前記昇降シリンダーのピストンロッドが連結されてこの昇降シリンダーからの押し下げ力を受ける延伸シリンダー台と、前記延伸シリンダー台に取り付けられた延伸シリンダーと、前記延伸シリンダー台の下方にシャフトを介して連結されたブローコア取付台と、前記ブローコア取付台に取り付けられていて、前記ブローキャビティ型に対応する位置にしてブローコア型が複数並び設けられているブローコア部材と、前記延伸シリンダー台と前記ブローコア取付台との間で前記シャフトに案内されて昇降可能とされ、前記延伸シリンダーのピストンロッドが連結されている延伸可動盤と、前記延伸可動盤に取り付けられていて、前記ブローキャビティ型に対応する位置にして前記ブローコア型に通っている延伸ロッドが複数並び設けられている延伸ロッド部材とを備え、前記固定盤の下面に、前記延伸シリンダー台に向けた方向に降下可能とされたブローコア型締ロッドを有する型締め手段が設けられ、前記延伸シリンダー台に、前記ブローコア型締めロッドが挿通可能な透孔と、延伸シリンダー台の上面を移動して前記透孔の覆う位置に配置可能とされていて、降下して押し下げ力を付加する前記型締め手段のブローコア型締めロッドが当接する圧受け板とが設けられていることを特徴とするブロー成形装置

請求項2

上記圧受け板を上記透孔に案内する圧受け板移動手段を備えている請求項1に記載のブロー成形装置。

請求項3

上記圧受け板移動手段は、上記固定盤と上記延伸シリンダー台との間に設けられたリンクであって、該リンクは、一端が固定盤の下面に枢支されて、延伸シリンダー台が下限位置にあるときに上記型締め手段のブローコア型締めロッドの下位置となる上記透孔に上記圧受け板を案内して、圧受け板を前記ブローコア型締めロッドの下に配置する部材である請求項2に記載のブロー成形装置。

技術分野

0001

本発明は、射出成形したプリフォーム中空容器ブロー成形するブロー成形装置に関するものである。

背景技術

0002

原料ペレットからプリフォームを成形し、続いてこのプリフォームから中空の容器(例えば瓶形状の容器)の成形までを一連にして行なう成形機として、従来から射出延伸ブロー成形機がある。

0003

上記射出延伸ブロー成形機の一つの形態として、射出装置から溶融樹脂射出がなされてプリフォームを成形する射出成形部と、プリフォームを延伸するとともにエアブローをして製品形状とする延伸ブロー成形部と、延伸ブロー成形部で形成された中空製品成形機外へと送り出す取出部との主要な三つの部分が、下部基盤の上の三方の空間に構成されている成形機がある。

0004

そして前記射出成形部での成形品をつぎの延伸ブロー成形部に搬送するとともに、その延伸ブロー成形部での成形品をつぎの取出部に搬送する容器口部形成用のリップ型回転板に三か所にして設け、回転板が回転して前記リップ型が射出成形部と延伸ブロー成形部と取出部とを順に旋回移動することで、容器が連続的に生産できるようにしている。

0005

このような射出延伸ブロー成形機での上記延伸ブロー成形部にブロー成形装置が設けられている。このブロー成形装置にあっては、特許文献1や特許文献2に示されているように、下部基盤に位置して複数のブローキャビティ型を並び設けてなるブローキャビティ部材に、回転板のリップ型が並べ設けられている部位を上方から重ね合わせて、プリフォームがブローキャビティ型の内部に配置される状態とする。

0006

さらに回転板のリップ型が並べ設けられている部位に、リップ型に対応位置するブローコア型を並べ設けた部材を上方から重ね合わせて、ブローコア型をリップ型の内部に入り込んだ状態とするとともに、ブローコア型が並び設けた前記部材に、ブローコア型を通る延伸ロッドが配列された部材を上方から重ね合わせることで、閉じたブロー型が形成されるようにしている。

0007

そして上記ブロー成形装置では、閉じたブロー型で型締めを行なってから延伸ロッドによる延伸とエアブローを行なうようにしているため、エアブローによって型内の圧力が上昇しその圧力で上記ブローコア型が浮き上がるのを防止する必要がある。

0008

そのため特許文献1においては、ブローコア型を並べ設けた部材と延伸ロッドを配列した部材とが組み付けられている昇降ブロックの側面にロック用の孔を開け、この昇降ブロックを上下方向に移動させるように支持する固定ブロックの側面に、前記ロック用の孔にロックピン係止させるロック装置を設ける工夫が示されている。

0009

また、特許文献2においては、ブローコア型を並び設けたブローコア部材があり、そのブローコア部材を取り付けた保持板の両側に側方張り出るクランプ板を設けるとともに、保持板を昇降可能に案内する支柱が立つ中間基盤(下面に回転板が配置された基盤)側にクランプブロックを設けていて、前記クランプブロックでクランプ板を保持し、下限位置にあるときのブローコア部材がブロー型の内部の圧力が上昇しても浮き上がりしないようにした工夫が示されている。

先行技術

0010

特開平06−218802号公報
特開2004−262052号公報

発明が解決しようとする課題

0011

ところで近年、上述した射出延伸ブロー成形機において、射出成形部の射出成形型及び延伸ブロー成形部でのブロー型の型数を多くして生産効率を高める試みがなされるようになってきている。

0012

射出成形部での射出成形型、および延伸ブロー成形部でのブロー型の数を増加させる場合には、射出成形型とブロー型とをそれぞれより多く並び設けるようにすればよい。

0013

しかしながら、上記ブロー成形装置ではこのブロー成形装置での幅方向での両側それぞれにロック装置(特許文献1)を設けたり、クランプブロック(特許文献2)を一体的に配置する構造であるため、ブローコア型の個数を大きくしてブローコア部材の長さ方向の大きさを大きくすると、ブロー成形装置自体の幅寸法が大きくなってしまう。そしてブロー成形装置の幅寸法が大きくなると、下部基盤上で構成されている射出成形部での機器や取出部での機器との干渉を避けるべく、射出延伸ブロー成形機を大型のものにしなければならないという不都合が生じる。

0014

そこで本発明は上記事情に鑑み、ブローコア型の上記浮き上がりを防止する仕組みをブロー成形装置の両側に設けないようにしながらも、そのブローコア型の浮き上がりを防止することを課題とし、大型化せずともより多くのブローコア型を配列することのできるブロー成形装置を提供し、射出延伸ブロー成形機の生産性を向上させることを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0015

(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、下部基盤に位置して複数のブローキャビティ型を並び設けてなるブローキャビティ部材と、
前記ブローキャビティ部材の上方に位置する中間基盤に立設された複数本の支柱と、
前記支柱の頂部に亘って設けられた固定盤と、
前記固定盤に取り付けられた昇降シリンダーと、
前記支柱に案内されて昇降可能とされ、前記昇降シリンダーのピストンロッドが連結されてこの昇降シリンダーからの押し下げ力を受ける延伸シリンダー台と、
前記延伸シリンダー台に取り付けられた延伸シリンダーと、
前記延伸シリンダー台の下方にシャフトを介して連結されたブローコア取付台と、
前記ブローコア取付台に取り付けられていて、前記ブローキャビティ型に対応する位置にしてブローコア型が複数並び設けられているブローコア部材と、
前記延伸シリンダー台と前記ブローコア取付台との間で前記シャフトに案内されて昇降可能とされ、前記延伸シリンダーのピストンロッドが連結されている延伸可動盤と、
前記延伸可動盤に取り付けられていて、前記ブローキャビティ型に対応する位置にして前記ブローコア型に通っている延伸ロッドが複数並び設けられている延伸ロッド部材とを備え、
前記固定盤の下面に、前記延伸シリンダー台に向けた方向に降下可能とされたブローコア型締めロッドを有する型締め手段が設けられ、
前記延伸シリンダー台に、前記ブローコア型締めロッドが挿通可能な透孔と、延伸シリンダー台の上面を移動して前記透孔の覆う位置に配置可能とされていて、降下して押し下げ力を付加する前記型締め手段のブローコア型締めロッドが当接する圧受け板とが設けられていることを特徴とするブロー成形装置を提供して、上記課題を解消するものである。

0016

(請求項2の発明)
そして本発明においては、上記圧受け板を上記透孔に案内する圧受け板移動手段を備えていることが良好である。

0017

(請求項3の発明)
また、本発明においては、上記圧受け板移動手段は、上記固定盤と上記延伸シリンダー台との間に設けられたリンクであって、該リンクは、一端が固定盤の下面に枢支されて、延伸シリンダー台が下限位置にあるときに上記型締め手段のブローコア型締めロッドの下位置となる上記透孔に上記圧受け板を案内して、圧受け板を前記ブローコア型締めロッドの下に配置する部材であることが良好である。

発明の効果

0018

(請求項1の発明の効果)
請求項1の発明によれば、ブローコア型の浮き上がりを防止するための従来のロック装置やクランプブロックをブロー成形装置の両側に張り出る状態で設ける必要がなく、射出延伸ブロー成形機における延伸ブロー成形部の省スペース化が図れる。

0019

また、昇降シリンダーと、その昇降シリンダーが押し下げる延伸シリンダー台を圧受け板を介して押す型締め手段とがブローコア部材の浮き上がりを抑え込むこととなり、昇降シリンダー単体での押し下げの圧力を高めなくともブローコア部材の浮き上がりを防止でき、昇降シリンダーのピストンロッドを伸長させるために送り込みする媒体、例えば昇降シリンダーがエアシリンダであれば、送り込みする空気量が削減できるという効果を奏する。

0020

(請求項2の発明の効果)
また、請求項2の発明によれば、圧受け板移動手段を備えているので、透孔の上の適正位置へ圧受け板をより正確にして簡単に配置させることができるという効果を奏するものである。

0021

(請求項3の発明の効果)
また、請求項3の発明によれば、圧受け板の移動と停止をコントロールするための機構動力源を必要とする電動機を用いずに安価に構成することができるという効果を奏するものである。

図面の簡単な説明

0022

本発明に係るブロー成形装置の一例を正面側から見た状態で示す説明図である。
一例を側方から見た状態で示す説明図である。
上限位置に延伸ロッド部材とブローコア部材とが位置している一例の本体部分を正面斜め方向から見た状態で示す説明図である。
同じく上限位置に延伸ロッド部材とブローコア部材とが位置している一例の本体部分を側面斜め方向から見た状態で示す説明図である。
下限位置に延伸シリンダー台が位置している一例の本体部分を正面斜め方向から見た状態で示す説明図である。
同じく下限位置に延伸シリンダー台が位置している一例の本体部分を側面斜め方向から見た状態で示す説明図である。
ブロー型が型締めされた一例の本体部分を正面斜め方向から見た状態で示す説明図である。
同じくブロー型が型締めされた一例の本体部分を側面斜め方向から見た状態で示す説明図である。

実施例

0023

つぎに本発明を図1から図8に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は、射出延伸ブロー成形機(図示せず)における延伸ブロー成形部の空間に設けられているブロー成形装置で、該ブロー成形装置1では、正面から見た状態と側方から見た状態とを表す図1図2に示されているように、射出延伸ブロー成形機の下部基盤2に位置するブローキャビティ部材3の上方に、昇降する中間基盤4が配置されている。この中間基盤4は図示しない射出成形部の領域に位置する部分においても機器も取り付けられている基板であり、延伸ブロー成形部におけるブロー成形装置1では前記中間基盤4の下面に回転板5が120度毎に回転停止可能にして取り付けられ、この回転板5にリップ型部材6が対応位置するように配されている。そして、前記中間基盤4の上面側にブロー成形装置1の本体部分1aが構成されている。

0024

(ブローキャビティ部材)
本実施の形態のブロー成形装置1では複数の容器がブロー成形できるようにしているものであって、下部基盤2に位置するブローキャビティ部材3は10個のブローキャビティ型7が列にして並び設けられ、ブロー成形装置1を正面から見た状態での前後に二列にしてブローキャビティ型7を配することでブローキャビティ部材3が構成されている。

0025

(リップ型部材)
上記リップ型部材6は、射出延伸ブロー成形機での射出成形部で成形されたプリフォームの口部を保持し、そのプリフォームを延伸ブロー成形部に搬送する複数個のリップ型8からなるもので、ブローキャビティ型7それぞれに対応する配置にして並び設けられている。そして、中間基盤4が降下することで、それぞれが割型として開いているブローキャビティ型7の部分にプリフォームが降下し、そのブローキャビティ型7の割型が閉じて、ブローキャビティ部材3にリップ型部材6が重なる状態でブローキャビティ型内それぞれに、リップ型8に保持された状態でプリフォームが位置するように設けられている。

0026

(本体部分)
延伸ブロー成形部における中間基盤4では、回転板5のリップ型部材6の部分に上方から後述のブローコア部材17を重ね合わせることができるように開放部分があり、この開放部分をまたぐようにして上記本体部分1aが設けられている。

0027

(固定盤、昇降シリンダー)
図示されているように本体部分1aにあっては、中間基盤4に複数の支柱9を立設し、この支柱9の頂部に亘って固定盤10が設けられている。また、固定盤10の中心を間にして両側に縦にして昇降シリンダー11が取り付けられていて、昇降シリンダー11は後述のブローコア部材17と延伸ロッド部材21とを一体的に昇降させるシリンダーであり、型締めに際して押し下げの圧力を付加するシリンダーである。

0028

(延伸シリンダー台)
上記固定盤10の下方に、延伸シリンダー台12が配置されている。延伸シリンダー台12には上記昇降シリンダー11のピストンロッド13が連結されているとともに、延伸シリンダー台12のコーナー部分に上記支柱9が通っており、昇降シリンダー11の動作によるピストンロッド13の伸長と収縮とで支柱9に案内されながら昇降する。そして、型締めに際して昇降シリンダー11が直接的にはこの延伸シリンダー台12に押し下げの圧力を加えることとなる。

0029

(延伸シリンダー)
延伸シリンダー台12の中央に縦にして延伸シリンダー14が取り付けられている。

0030

(ブローコア取付台)
上記延伸シリンダー台12の下方にはシャフト15を介してブローコア取付台16が連結されていて、延伸シリンダー台12とともに昇降するように設けられている。

0031

(ブローコア部材)
そして上記ブローコア取付台16の下部にブローコア部材17が取り付けられている。ブローコア部材17は、図示されているように上記ブローキャビティ型7に対応する位置にしてブローコア型18を並べ設けてなるものであり、10個を一列にしてこれを二列備えている。ブローコア部材17が降下して、上記回転板5でのリップ型8が配列されている部分に上方から重なってその部分とともに上記ブローキャビティ部材3の上に重なる。このブローコア部材17の前記リップ型部分への重なりにより、ブローコア型18それぞれがリップ型8の内側に入り込んで接する。

0032

(延伸可動盤)
上記延伸シリンダー台12の下方には、この延伸シリンダー台12と上記ブローコア取付台16との間にして延伸可動盤19が配置されている。前記延伸可動盤19の端部には、延伸シリンダー台12とブローコア取付台16とを連結する上記シャフト15が通されており、このシャフト15に案内されて延伸可動盤19が昇降可能に設けられている。

0033

さらに延伸可動盤19の中央に上記延伸シリンダー14のピストンロッド20が連結されていて、延伸シリンダー14のピストンロッド20の伸長と収縮とにより延伸可動盤19が上下移動する。

0034

(延伸ロッド部材)
上記延伸可動盤19の下部に延伸ロッド部材21が取り付けられている。延伸ロッド部材21は、上記ブローキャビティ型7に対応する位置にしてブローコア型18に通っている延伸ロッド22を複数並べ設けてなるものであり、この実施の形態では一列に延伸ロッド22が10本並び、これを二列にして配置されている。

0035

延伸ロッド部材21は、延伸シリンダー台12が降下することで、上記ブローコア部材17とともに降下し、ブローコア部材17が上述したように回転板5のリップ型部材6に重なった後に、上記ピストンロッド20の伸長でこのブローコア部材17に重なるように降下する。そして、延伸ロッド部材21の延伸ロッド22それぞれは、ブローコア部材17がリップ型部材6に重なった時点でプリフォームの中に位置しており、延伸ロッド部材21の降下によって延伸ロッド22がプリフォームを延伸するように設けられている。

0036

(ブローコア型の浮き上がり防止)
上述したように延伸シリンダー台12が降下してブローコア部材17が下限位置に達することで、リップ型部材6にそのブローコア部材17が重なった状態となり(リップ型部材6はブローキャビティ部材3に重なっている)、ブローコア型18がリップ型8の内側に入り込んで接し、またブローコア部材17を下限位置に達させる延伸シリンダー台12の前記降下で、延伸ロッド22それぞれもプリフォームの中に入り込むこととなり、型閉じされたブロー型が形成される。

0037

型閉じされたブロー型が形成されると型締めが行なわれ、その型締め後に延伸シリンダー14の動作でピストンロッド20が伸長して延伸可動盤19が降下し、この延伸可動盤19に取り付けられている延伸ロッド部材21の上記延伸ロッド22それぞれが降下してプリフォームを延伸する。この延伸ロッド22によるプリフォームの延伸と同時に図示しない供給源からブローコア型18を経てプリフォーム内に高圧空気が送り込んでエアブローを行なうようにしている。

0038

エアブローでのブローキャビティ型内の空気圧上昇によるブローコア型18の浮き上がりを防止するために、本実施の形態では、上記型閉じされたブロー型を、プリフォームの延伸とエアブローの前に型締めを行なう工夫が施されている。

0039

(型締め手段)
本ブロー成形装置1では上記固定盤10の両端部における下面それぞれに型締め手段23が設けられている。この型締め手段23は、固定盤10の下面に縦にして取り付けられた型締めシリンダー24とこの型締めシリンダー24のピストンロッド25に連結されたブローコア型締めロッド26とからなるものである。そして、ブローコア型締めロッド26は、前記ピストンロッド25の伸長により延伸シリンダー台12に向けた方向に降下するものである。

0040

型締め手段23は、ブローコア部材17を下限位置(ブロー型を型閉じする高さ位置)に降下させた延伸シリンダー台12に、押し下げの圧力を作用させ、この延伸シリンダー台12を介してブローコア部材17のブローコア型18に上記浮き上がりが生じないようにブローコア部材17に押し下げの圧力を加わるようにすればよいものである。そして、延伸シリンダー台12が上昇する移動時や延伸シリンダー台12が上限位置で待機しているときにこの延伸シリンダー台12に対して押し下げの圧力が加わる必要はない。

0041

そこで延伸シリンダー台12におけるブローコア型締めロッド26に対応した位置に、延伸シリンダー台12の上昇移動時や上限位置での待機時にブローコア型締めロッド26が挿通する透孔27が開口されている。

0042

(圧受け板)
さらに延伸シリンダー台12の上面には透孔27それぞれの近傍位置を通る部分にしてスライドレール装置28が設けられており、このスライドレール装置28に圧受け板29が取り付けられている。そして圧受け板29はスライドレール装置28に案内されてこのスライドレール装置28に沿う方向に移動可能とされ、前記透孔27を覆う位置に配置可能ともされているものである。

0043

(リンク)
ブローコア部材17が下限位置に降下したときの高さ位置にある延伸シリンダー台12、即ち、延伸シリンダー台12が延伸シリンダー台12自体の下限位置にあるときに、この延伸シリンダー台12の上記透孔27が圧受け板29で覆われるようにしており、この透孔27が圧受け板29で覆われるようにするために、一本の棒状材からなるリンク30が設けられている。このリンク30は固定盤10と延伸シリンダー台12との間に位置していて、一端が図2に示されているように固定盤10の下面に枢支され、他端が前記圧受け板29に回動自由にして連結されている。

0044

上記リンク30は、延伸シリンダー台12が下限位置にあるときに(ブローコア部材17がこのブローコア部材自体の下限位置にあってブロー型が型閉じされているときに)、透孔27を覆うように透孔27上に圧受け板29を案内し、ブローコア型締めロッド26の下となる位置に配置するものである。勿論、延伸シリンダー台12が下限位置にあるときに、ブローコア型締めロッド26の下端と延伸シリンダー台12の上面との間は、圧受け板29の厚さより大きい間隔を有するように設定されている。

0045

延伸シリンダー台12が延伸シリンダー台12自体の下限位置に降下すれば、型締め手段23の型締めシリンダー24が動作してブローコア型締めロッド26が伸長し、そして上述したように上記透孔27を覆う圧受け板29にそのブローコア型締めロッド26が当接して押し下げの圧力を前記圧受け板29に受けさせて、その押し下げ圧力を延伸シリンダー台12を経てブローコア部材17に作用させる。このようにしてブローコア型18の浮き上がりを防止するようにしている。

0046

勿論、本ブロー成形装置1では上記昇降シリンダー11からも押し下げ力が加えられるものである。ブロー型の型閉じの動作では、この昇降シリンダー11のピストンロッド13が伸長して延伸シリンダー台12が降下し、この延伸シリンダー台12の降下によりブローコア部材17が降下(延伸可動盤19も降下)し、延伸シリンダー台12がこの延伸シリンダー台12自体の下限位置に達することで、ブローコア部材17もこのブローコア部材17自体の下限位置に達する。

0047

そしてブローコア部材17がそのブローコア部材17自体の下限位置に達することで上述したようにブロー型の型閉じが行なわれ、ブロー型が型閉じされると昇降シリンダー11の押し下げの圧力が高められ、型締めが行なわれるようにしている。ブロー型の型締めは、延伸シリンダー台12側からブローコア取付台16を経てブローコア部材17に加えられる昇降シリンダー11の押し下げの圧力を主とするが、昇降シリンダー11と同じように固定盤10に取り付けられている上記型締め手段23も延伸シリンダー台12に作用し、この延伸シリンダー台12側からブローコア取付台16を経てブローコア部材17に加えられる前記型締め手段23の押し下げの圧力も加わって型締めが行なわれる。

0048

上記昇降シリンダー11によりブローコア部材17に押し下げの圧力(型締め力)を作用させるとともに、上記型締め手段23によりブローコア部材17に押し下げの圧力(型締め力)を作用させた状態で、延伸可動盤19が降下して延伸ロッド部材21における延伸ロッド22の降下によりプリフォームに対する延伸が行なわれ、同時にエアブローも行なわれる。

0049

ブロー型での成形が終了すれば、延伸可動盤19が上昇するとともに延伸シリンダー台12も上昇して、延伸ロッド部材21とブローコア部材17とが回転板5のリップ型部材6から離れ、さらに中間基盤4の上昇とブローキャビティ部材3側での型開きによって、成形された容器がリップ型8に保持された状態でブローキャビティ型7から離れる。この後回転板5の回転によって容器が取出部へと搬送される。

0050

また、ブロー型での成形が終了すれば、型締め手段23の型締めシリンダー24が動作してブローコア型締めロッド26が上昇して、圧受け板29から離れる。この後に、延伸シリンダー台12の上記上昇が行なわれ、上記リンク30によって圧受け板29がスライドレース装置28に沿って移動して透孔27を開放するようにている。開放された透孔27にはブローコア型締めロッド26が上述したように挿入する状態となり、型締め手段23が延伸シリンダー台12の上昇移動に干渉しないように設けられている。

0051

(圧受け板移動手段)
上記リンク30は昇降シリンダー台12の昇降を利用して圧受け板29をスライドレール装置28に沿って移動させる圧受け板移動手段31であるが、圧受け板29は型締め手段23のブローコア型締めロッド26が下方に伸長するときに、上記透孔27の位置にあればよいものであり、本発明にあっては圧受け板移動手段31がリンク30に限定されるものではなく、例えば電動駆動の移動体を圧受け板移動手段31としてスライドレール装置28に配して、これにより圧受け板29を必要時にのみ透孔27の位置に案内されるようにすることも可能である。勿論、圧受け板移動手段31の構成によってはスライドレール装置28を不要とすることも可能である。

0052

また、上記実施の形態では、ブロー成形装置1が、射出成形部と延伸ブロー成形部と取出部とを備える1ステージステーションタイプの射出延伸ブロー成形機での前記延伸ブロー成形部に組み入れた構成のものとして説明したが、本発明は前記1ステージ3ステーションタイプの射出延伸ブロー成形機に組み入れられるものに限定されない。

0053

1…ブロー成形装置
3…ブローキャビティ部材
6…リップ型部材
7…ブローキャビティ型
8…リップ型
9…支柱
10…固定盤
11…昇降シリンダー
12…延伸シリンダー台
13…昇降シリンダーのピストンロッド
14…延伸シリンダー
15…シャフト
16…ブローコア取付台
17…ブローコア部材
18…ブローコア型
19…延伸可動盤
20…延伸シリンダーのピストンロッド
21…延伸ロッド部材
22…延伸ロッド
23…型締め手段
24…型締めシリンダー
25…型締めシリンダーのピストンロッド
26…ブローコア型締めロッド
27…透孔
28…スライドレール装置
29…圧受け板
30…リンク
31…圧受け板移動手段

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