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技術 印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム

出願人 キヤノン株式会社
発明者 川崎宏記
出願日 2016年2月3日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-019251
公開日 2017年8月10日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-139626
状態 特許登録済
技術分野 ファクシミリ一般 付属装置、全体制御 タイプライター等へのデジタル出力
主要キーワード 無線LANチップ ポート番 LANチップ フィルタリスト ディスカバリサービス ポートフィルタ 無線インフラ 有線LANインターフェース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

直接無線通信通信する場合、悪意のあるユーザが印刷装置無線アクセスして、その印刷装置から重要なデータを盗み取ったり、印刷装置に対してサイバー攻撃を行う等の危険性がある。

解決手段

通信端末無線通信を実行するダイレクト無線通信機能を備える印刷装置とその制御方法であって、プリントサービスを含む複数のサービスの中から、ダイレクト無線通信機能において有効にするサービスをユーザの指示に従って設定し、その設定されているサービスに対応するポートフィルタを適用してダイレクト無線通信機能を実行するように印刷装置を制御する。

概要

背景

複合機プリンタ等の印刷装置には無線LAN機能を備えるものが増えている。無線LAN機能を備える印刷装置は、アクセスポイントを介してPCやモバイル端末等の外部装置から印刷データを受信し、その受信した印刷データに基づいて印刷処理を実行する。このとき、その印刷装置が接続されているネットワークは、ネットワーク管理者許可していない端末が接続できない等、セキュリティの面で保護されている場合が多い。

また印刷装置の中には、アクセスポイントのような中継装置を介さずに外部装置との間で直接無線通信を行うものも存在する。特許文献1には、Wi−Fi Directを用いてモバイル端末との間でダイレクト無線通信を行う印刷装置が記載されている。

この直接無線通信方式の場合、ユーザはまず印刷装置の操作パネルからWi−Fi Directの開始ボタン等を選択して直接無線通信のための処理を開始する。次にユーザは、モバイル端末の操作パネルの接続ボタン等を操作することにより、モバイル端末から印刷装置に接続要求が送信されダイレクト無線接続確立される。

概要

直接無線通信で通信する場合、悪意のあるユーザが印刷装置に無線アクセスして、その印刷装置から重要なデータを盗み取ったり、印刷装置に対してサイバー攻撃を行う等の危険性がある。通信端末と無線通信を実行するダイレクト無線通信機能を備える印刷装置とその制御方法であって、プリントサービスを含む複数のサービスの中から、ダイレクト無線通信機能において有効にするサービスをユーザの指示に従って設定し、その設定されているサービスに対応するポートフィルタを適用してダイレクト無線通信機能を実行するように印刷装置を制御する。

目的

本発明の特徴は、ダイレクト無線通信機能で通信する印刷装置に対するセキュリティを保証する技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

通信端末無線通信を実行するダイレクト無線通信機能を備える印刷装置であって、プリントサービスを含む複数のサービスの中から、前記ダイレクト無線通信機能において有効にするサービスをユーザの指示に従って設定する第1の設定手段と、前記第1の設定手段によって設定されているサービスに対応するポートフィルタを適用して前記ダイレクト無線通信機能を実行するように前記印刷装置を制御する制御手段とを備え、前記ポートフィルタは、有線LANインターフェース通信には影響しないことを特徴とする印刷装置。

請求項2

前記ダイレクト無線通信機能にポートフィルタを適用するか否かをユーザの指示に従って設定する第2の設定手段とを備え、前記ダイレクト無線通信機能にポートフィルタを適用すると前記第2の設定手段によって設定されている場合に、前記制御手段は、前記第1の設定手段によって設定されているサービスに対応するポートフィルタを適用して前記ダイレクト無線通信機能を実行するように前記印刷装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。

請求項3

前記複数のサービスは、前記プリントサービスと、スキャンサービスと、送信サービスと、ディスカバリサービスの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。

請求項4

通信端末と無線通信を実行するダイレクト無線通信機能を備える印刷装置を制御する制御方法であって、第1の設定手段が、プリントサービスを含む複数のサービスの中から、前記ダイレクト無線通信機能において有効にするサービスをユーザの指示に従って設定する第1の設定工程と、制御手段が、前記第1の設定工程で設定されているサービスに対応するポートフィルタを適用して前記ダイレクト無線通信機能を実行するように前記印刷装置を制御する制御工程とを備え、前記ポートフィルタは、有線LANインターフェースの通信には影響しないことを特徴とする印刷装置の制御方法。

請求項5

コンピュータを、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置の各手段として機能させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラムに関する。

背景技術

0002

複合機プリンタ等の印刷装置には無線LAN機能を備えるものが増えている。無線LAN機能を備える印刷装置は、アクセスポイントを介してPCやモバイル端末等の外部装置から印刷データを受信し、その受信した印刷データに基づいて印刷処理を実行する。このとき、その印刷装置が接続されているネットワークは、ネットワーク管理者許可していない端末が接続できない等、セキュリティの面で保護されている場合が多い。

0003

また印刷装置の中には、アクセスポイントのような中継装置を介さずに外部装置との間で直接無線通信を行うものも存在する。特許文献1には、Wi−Fi Directを用いてモバイル端末との間でダイレクト無線通信を行う印刷装置が記載されている。

0004

この直接無線通信方式の場合、ユーザはまず印刷装置の操作パネルからWi−Fi Directの開始ボタン等を選択して直接無線通信のための処理を開始する。次にユーザは、モバイル端末の操作パネルの接続ボタン等を操作することにより、モバイル端末から印刷装置に接続要求が送信されダイレクト無線接続確立される。

先行技術

0005

特開2013−205982号公報

発明が解決しようとする課題

0006

このように印刷装置とモバイル端末とが直接無線通信を行うことで、モバイル端末のユーザにとって利便性が向上する一方、中継装置を介さないため、ネットワーク管理者が許可していない端末が、その印刷装置に接続されるという危険がある。印刷装置は、セキュリティが保証されたネットワークに接続されて使用されることを前提としている。従って、直接無線通信で通信する場合、悪意のあるユーザが印刷装置に無線アクセスして、その印刷装置から重要なデータを盗み取ったり、印刷装置に対してサイバー攻撃を行う等の危険性がある。

0007

本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決することにある。

0008

本発明の特徴は、ダイレクト無線通信機能で通信する印刷装置に対するセキュリティを保証する技術を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために本発明の一態様に係る印刷装置は以下のような構成を備える。即ち、
通信端末と無線通信を実行するダイレクト無線通信機能を備える印刷装置であって、
プリントサービスを含む複数のサービスの中から、前記ダイレクト無線通信機能において有効にするサービスをユーザの指示に従って設定する第1の設定手段と、
前記第1の設定手段によって設定されているサービスに対応するポートフィルタを適用して前記ダイレクト無線通信機能を実行するように前記印刷装置を制御する制御手段とを備え、前記ポートフィルタは、有線LANインタフェースの通信には影響しないことを特徴とする。

発明の効果

0010

本発明によれば、ダイレクト無線通信機能で通信する印刷装置に対するセキュリティを保証することができる。

0011

本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。

図面の簡単な説明

0012

添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態1に係る通信システムの構成を説明する図。
実施形態1に係る印刷装置のハードウェア構成を説明するブロック図。
実施形態1に係る印刷装置がダイレクト無線通信するときのネットワークポート制御処理を説明するフローチャート
実施形態1に係る印刷装置の操作部に表示されるダイレクト無線通信用ポートに対してフィルタを設定するUI画面の一例を示す図。
実施形態1に係る印刷装置がダイレクト無線通信を開始或いは停止させるUI画面の一例を示す図。
実施形態2に係る印刷装置の操作部に表示されるダイレクト無線通信サービスで利用できるサービスを設定する画面例を示す図。
実施形態2に係る印刷装置がダイレクト無線通信でサービスを使用するための処理を説明するフローチャート。
実施形態3に係る印刷装置の操作部に表示される、ダイレクト無線通信用のポートへのフィルタ設定を行うUI画面の一例を示す図。
実施形態に係る印刷装置の操作部に表示されるダイレクト無線通信用のポートに設定されるフィルタリストの画面の一例を示す図。
実施形態3に係る印刷装置がダイレクト無線通信するときのネットワークポートの制御処理を説明するフローチャート。
実施形態に係る印刷装置に設定されているローカルエリアネットワーク(LAN)用のインターフェースで使用するポート番号へフィルタ設定を行うUI画面の一例を示す図。

実施例

0013

以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。

0014

[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る通信システムの構成を説明する図である。

0015

印刷装置100は、2つ以上のネットワークインターフェースを有し、これらが並行して動作するマルチホーム機能を搭載する。印刷装置100はPC端末110と有線LAN101を経由して接続されており、このとき印刷装置100は有線LANインターフェースIPアドレス「172.24.11.1」を使用している。また印刷装置100は、アクセスポイントのような中継装置を介さずに、モバイル端末(通信端末)120と直接無線通信を行うダイレクト無線通信機能を備えている。このダイレクト無線通信では、ダイレクト無線インターフェースのIPアドレス「192.168.22.1」を使用する。この場合、印刷装置100が無線通信のアクセスポイントとなってモバイル端末120からの接続要求を受付け、モバイル端末120がクライアントとなって印刷装置100に接続要求を送信して直接無線通信を確立する。尚、図1において、PC端末110及びモバイル端末120に付与されたIPアドレスは、PC端末110及びモバイル端末120がそれぞれ認識している印刷装置100のIPアドレスを示している。

0016

図2は、実施形態1に係る印刷装置100のハードウェア構成を説明するブロック図である。実施形態1に係る印刷装置100は、スキャナ機能を備えた複合機を想定しているが、スキャナ機能を備えないプリンタであってもよい。

0017

CPU201は、ROM203が記憶している制御プログラム読み出し実行することにより、この印刷装置100の動作を制御するための様々な制御処理を実行する。ROM203は、制御プログラムや各種データを記憶している。RAM202は、CPU201の主メモリワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD204は、印刷データやスキャン画像等の様々なデータを記憶する。

0018

尚、印刷装置100の場合、1つのCPU201が後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の態様であっても構わない。例えば、複数のCPUが協働して後述するフローチャートに示す各処理を実行するようにすることもできる。

0019

プリンタ207は、外部装置から受信した印刷データや、スキャナ209によって生成された画像データ等に基づいて、シート(用紙)に画像を印刷する。スキャナ209は、原稿を読み取ってスキャン画像データ(読取画像データ)を生成する。スキャナ209によって生成された画像データは、プリンタ207によって印刷されたり、HDD204に記憶される。

0020

操作部211は、タッチパネル機能を有する表示部やキーボードを備え、後述する各種画面を表示する。ユーザは、操作部211を介して印刷装置100に対して各種指示や情報を入力することができる。無線LANチップ215は、無線LAN通信で外部装置との通信を実現し、無線LAN接続種別として、無線インフラやダイレクト無線のような接続種別を有する。ダイレクト無線インターフェース部212は、無線LANチップ215を介して、モバイル端末120等の外部装置との間で直接無線通信を実行する。無線インフラインターフェース部214は、無線LANチップ215を介して、アクセスポイント130等の外部装置との間で無線LAN通信を実行する。有線LANインターフェース部213は、PC端末110等の外部装置との間で有線LANチップ216を介して有線LANで通信を実行する。

0021

次に印刷装置100がダイレクト無線通信するときのネットワークポートの制御処理を図3のフローチャートを用いて説明する。

0022

図3は、実施形態1に係る印刷装置100がダイレクト無線通信するときのネットワークポートの制御処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートに示す各ステップは、CPU201がROM203等のメモリに格納された制御プログラムをRAM202に展開して実行することによって実現される。

0023

まずS301でCPU201は、例えばモバイル端末120等の外部端末からダイレクト無線接続の開始要求を受信したと判定するとS302に進む。S302でCPU201は、印刷装置100に設定されているダイレクト無線接続のポートフィルタ設定が有効か否かを判定する。ここでダイレクト接続のポートフィルタ設定が有効か否かは、例えば図4に示すUI画面を介して設定された値(RAM202に保存されている)を参照して判定する。

0024

図4は、実施形態1に係る印刷装置100の操作部211に表示されるダイレクト無線接続用のポートに対してフィルタを設定するUI画面の一例を示す図である。

0025

ユーザは、この画面で「ON」ボタン401或いは「OFF」ボタン402を選択してOKボタン403を押下する。これによりCPU201は、その設定されたポートのフィルタ設定を有効にする無効にするかを示す値(オン或いはオフ)をRAM202に記憶する。ここで「ON」ボタン401が選択されて値(オン)が記憶されると、ダイレクト無線通信でのポートのフィルタ設定を有効にすると判定する。図4は、「ON」ボタン401が選択された状態を示している。

0026

S302でCPU201は、ダイレクト無線接続のポートフィルタ設定が無効(オフ)と判定するとS304に進み、CPU201は、ダイレクト無線接続用のI/Fにポートフィルタ機能を適用させず、あらゆるポート番号からの通信を許容させる。一方、S302でダイレクト無線接続のポートフィルタ設定が有効(オン)であると判定するとS303に進む。S303でCPU201は、ダイレクト無線接続時に制限される、予め設定されている通信ポートへのフィルタ操作を実施する。即ち、フィルタが設定された通信ポートを介した無線通信を許可しない。このフィルタは、ダイレクト無線接続のインターフェース以外のインターフェースには作用せず、例えば有線LANインターフェースからの通信には影響しない。

0027

そのため、例えば図11に示すようなLAN接続用のポート番号は、このポートフィルタ設定の影響を受けない。また、制限される通信ポートはユーザが設定できるものではなく、印刷装置100に予め設定されているポート番号が対象となる。

0028

具体例としては、ダイレクト無線接続のインターフェース名を「wlan0」、有線LANのインターフェース名を「eth0」とする。このときインターフェース名「wlan0」で受信又は送信する通信データに対して、ポートフィルタとして任意のポート番号、例えば「9100」のみが「ACCEPT」として設定されているとする。この場合、ポート番号「9100」のデータのみを受付け、それ以外のデータを破棄する。但し、有線LANのインターフェース「eth0」で受信又は送信する通信データに対しては、ポート番号「9100」以外のデータであってもフィルタ処理を行わない。

0029

これにより印刷装置100は、ダイレクト無線接続のインターフェースでデータを送受信する場合、許可されたポート番号以外で、データを送受信できないようにできる。

0030

図5は、実施形態1に係る印刷装置100がダイレクト無線通信を開始或いは停止させるUI画面の一例を示す図である。このUI画面は操作部211に表示される。

0031

図5(A)は、デフォルトの画面例を示し、ダイレクト無線通信の状態は「停止中」であり、ユーザが、ダイレクト無線通信の開始を指示する開始ボタン501を押下するのを待っている状態である。

0032

図5(A)の画面でユーザが開始ボタン501を押下すると、図5(B)に示す画面に遷移する。ここではダイレクト無線通信の状態は「接続要求受信待ち」であり、モバイル端末120からの接続要求を受信するのを待っている状態である。ここでユーザが停止ボタン502を押下すると図5(A)の画面に戻る。

0033

図5(C)は、モバイル端末120と印刷装置100とが無線ダイレクトで接続された状態の画面例を示す。ここではダイレクト無線通信の状態は「接続中」となる。この「接続中」状態からユーザが停止ボタン503を押下するか、或いはモバイル端末120から切断処理を受信すると、再び図5(A)で示す画面に戻る。

0034

図11は、実施形態に係る印刷装置100に設定されているローカルエリアネットワーク(LAN)用のインターフェースで使用するポート番号へフィルタ設定を行うUI画面の一例を示す図である。

0035

ここではフィルタの設定は、ポート番号、受信/送信、TCP/UDPを指定して設定できる。ユーザは、このフィルタリストの設定画面から任意のポート番号に対し、受信・送信の許可、又は拒否を設定できる。図11では、例えばポート番号「9100」に対して受信、及びプロトコル「TCP」での通信を不許可にしている。図11では、5つのポート番号に対してフィルタを設定できるようにしているが、これ以上であっても良い。またポート番号は、例えば「10−200」のように、ポート番号の範囲で指定できるようにしても良い。

0036

尚、各ポートに対してフィルタを設定するときは、後述する図9のようなUI画面を使用して行うことができる。

0037

以上説明したように実施形態1によれば、ダイレクト無線通信で使用するポート番号に対してフィルタ設定を行い、そのフィルタ設定を有効或いは無効にすることができる。これにより、所望のポート番号のポートだけを使用してダイレクト無線通信を行うことができる。

0038

[実施形態2]
次に本発明の実施形態2を説明する。この実施形態2では、印刷装置100で、ポートフィルタを使用してダイレクト無線通信で利用できるサービスを規定する例を説明する。尚、実施形態2に係るシステム構成、及び印刷装置100、PC端末110、モバイル端末120の構成は前述の実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。

0039

図6は、実施形態2に係る印刷装置100の操作部211に表示されるダイレクト無線通信サービスで利用できるサービスを設定する画面例を示す図である。

0040

この画面は、サービス名と、そのサービスを有効/無効にするON、OFFスイッチを含んでいる。例えばPRINTサービスでは、プリント機能で使用するプロトコルのポート番号「9100」、「515」、「631」に対して、一括してプリントサービスの有効/無効を設定できる。またSCANサービスでは、印刷装置100のスキャナ機能で使用するプロトコルのポート番号「67」、「443」に対して、一括してスキャンサービスの有効/無効を設定できる。またSENDサービスでは、印刷装置100のファイル送信機能で使用するポート番号「80」、「443」に対して、一括して送信サービスの有効/無効を設定できる。更に、DISCOVERYサービスでは、印刷装置100を発見するために用いるプロトコルのポート番号「5353」、「9013」に対して、一括してディスカバリサービスを設定できる。

0041

図6の例では、プリント(PRINT)サービスはオン、スキャン(SCAN)サービスはオフ、送信(SEND)サービスはオン、ディスカバリ(DISCOVERY)サービスはオンに設定されている。これら設定を行った後、OKボタンを押下することによりダイレクト無線通信で利用できる各サービスを設定することができる。

0042

図7は、実施形態2に係る印刷装置100がダイレクト無線通信でサービスを使用するための処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートに示す各ステップは、CPU201がROM203等のメモリに格納された制御プログラムをRAM202に展開して実行することによって実現される。尚、図7において、S701〜S702,S705の処理は、前述の実施形態1に係る図3のS301,S302,S304と同じであるため、その説明を省略する。

0043

S703でCPU201は、図6の画面を介して設定されてRAM202に記憶されている各サービスに対する設定情報を参照し、ダイレクト無線通信で、各サービスを利用できるかどうか確認する。そしてS704に進みCPU201は、ダイレクト無線通信で利用できるように設定されているサービスで必要なポート番号を確認し、そのポート番号のポートでのみ無線通信できるよう設定して、この処理を終了する。

0044

これにより、印刷装置100は、ダイレクト無線通信を行う際、許可されたサービス以外との通信を行うことができないようにできる。

0045

以上説明したように実施形態2によれば、ユーザはダイレクト無線通信で利用できるサービスを設定し、ダイレクト無線通信におけるポート番号のフィルタ設定を有効にする。これにより、利用できるサービスで使用するポート番号以外のポートを介したダイレクト無線通信を排除できる。

0046

[実施形態3]
次に本発明の実施形態3を説明する。この実施形態3では、印刷装置100で、ダイレクト無線通信におけるポート番号のフィルタ設定の例を説明する。尚、実施形態3に係るシステム構成、及び印刷装置100、PC端末110、モバイル端末120の構成は前述の実施形態1と同様であるため、その説明を省略する。

0047

図8は、実施形態3に係る印刷装置100の操作部211に表示される、ダイレクト無線通信用のポートへのフィルタ設定を行うUI画面の一例を示す図である。

0048

図8では、このフィルタ設定を利用するかどうかを指定するボタン801と、デフォルトのフィルタ設定を許可するか否かを指示するボタン802を有している。ボタン801による設定は、前述の実施形態1の図4のON,OFFボタンと同じである。

0049

デフォルトのフィルタ設定は、例えばROM203或いはHDD204に記憶されている。ボタン801のOKボタンが選択されると、ダイレクト無線通信におけるポートのフィルタ設定を有効にし、OFFボタンが選択されると、ダイレクト無線通信でのポートのフィルタ設定を無効にする。またボタン802で「拒否」が選択されると、デフォルトのフィルタ設定を採用しないようにし、「許可」が選択されると、デフォルトのフィルタ設定を採用する。

0050

ここでボタン801で「ON]が選択されると、後述するポートのフィルタリストを許可リストにするか、拒否リストにするかを選択できる。また例えばボタン802で「拒否」が選択されると、無線通信を許可するポート番号が登録されていない場合は、全てのポートでの無線通信が拒否される。

0051

上述のポートのフィルタリストは、ダイレクト無線通信用のインターフェース専用の設定であり、例えば有線LANインターフェースからの通信には影響しない。

0052

図9は、実施形態に係る印刷装置100の操作部211に表示されるダイレクト無線通信用のポートに設定されるフィルタリストの画面の一例を示す図である。

0053

ここではフィルタの設定は、ポート番号、受信/送信、TCP/UDPを指定して設定できる。ユーザは、このフィルタリストの設定画面を介して、任意のポート番号に対し、受信・送信の許可、又は拒否を設定できる。図9では、例えばポート番号「9100」に対して受信、及びプロトコル「TCP」での通信を不許可にしている。図9では、5つのポート番号に対してフィルタを設定できるようにしているが、これ以上であっても良い。編集ボタンは、各対応するフィルタの設定を更新する際、ユーザはその編集ボタンを押下して、そのフィルタ設定を変更することができる。またポート番号は、例えば「10−200」のように、所定のポート番号の範囲を指定して、それらポート番号に対応する複数のポートに同じフィルタ設定を行うことができるようにしても良い。

0054

図10は、実施形態3に係る印刷装置100がダイレクト無線通信するときのネットワークポートの制御処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートに示す各ステップは、CPU201がROM203等のメモリに格納された制御プログラムをRAM202に展開して実行することによって実現される。尚、図10において、S1001、S1002,S1005の処理は、前述の実施形態1に係る図3のS301,S302,S304と同じであるため、その説明を省略する。

0055

S1003でCPU201は、図9の画面を介して設定されRAM202に記憶されている情報を参照して、ダイレクト無線接続用ポートのフィルタリストに、ポート番号が設定されているかどうかを判定する。ここで、フィルタリストにポート番号が設定されている場合はS1004に進みCPU201は、そのフィルタリストに登録されている設定通りにポートフィルタ処理を行う。即ち、そのフィルタリストに登録されていない通信が許可されているポート番号のポートのみを介して通信できるように設定して、この処理を終了する。一方、S1003でCPU201は、フィルタリストに登録されている情報がないと判定するとS1006に進み、図8のボタン802でデフォルトのフィルタ設定に従ってポートフィルタ処理を行って、この処理を終了する。

0056

これにより印刷装置100は、ダイレクト無線接続のインターフェースを介してデータを送受信する際、許可されたポート番号以外のポートを介した通信をできないようにすることができる。

0057

以上説明したように実施形態3によれば、ダイレクト無線通信で使用するポート番号に対するフィルタ設定を有効にするように指示されているとき、フィルタ設定がなされていないときは、デフォルトのフィルタ設定を使用するかどうか選択できる。これにより、フィルタ設定がなされていないときでも、許可されたポート番号のポートだけを使用してダイレクト無線通信を行うことができる。

0058

(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

0059

本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。

0060

100…印刷装置、120…モバイル端末、201…CPU

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