図面 (/)

技術 ブレードマシン

出願人 テルモ株式会社株式会社三共製作所
発明者 大黒谷篤杉田敏矢口直之
出願日 2016年2月5日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-021056
公開日 2017年8月10日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-137606
状態 特許登録済
技術分野 組物,ボビンネットレース,結節網
主要キーワード ガイド盤 ガイドビス 鋼製ワイヤ 出口部位 直結ギア 正八角形 ギア軸 スターホイール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

キャリアに載置されたボビンから送出される線状体を編み組して、高精度且つ高速組紐を製造し、長寿命化低騒音化を実現する、ブレードマシンを提供する。

解決手段

ブレードマシン110は、第1のガイド溝140と第2のガイド溝150を有するガイド盤130であって、第1のガイド溝140と第2のガイド溝150は、それぞれガイド盤130において一巡し、交差する、ガイド盤130と、ボビン290を載置し、第1のガイド溝140に沿って走行する第1のキャリア160と、ボビン300を載置し、第1のキャリア160とは逆方向に、第2のガイド溝150に沿って走行する第2のキャリア170とを含み、第2のキャリア170に係合する第2のガイド溝150の係合部の鉛直方向の長さが、第1のキャリア160に係合する第1のガイド溝140の係合部の鉛直方向の長さより大きい。

概要

背景

ブレードマシンは、ガイド盤に設けられた、ガイド盤を一巡する複数のガイド溝の各々に沿って、ボビン戴置された複数のキャリア走行し、それぞれのガイド溝に沿って走行しているキャリアのボビンから送出された線状体を編み組むことによって、組紐を製造している。ガイド盤において、複数のガイド溝の各々は、他のガイド溝と8の字を形成するように交差しているが、複数のガイド溝のうちのあるガイド溝に沿って走行しているキャリアが、その走行しているガイド溝と他のガイド溝とが交差している交差部において、その走行しているガイド溝に連続的に拘束されるようにするための様々な方法が採用されている。

特許文献1には、ガイド盤の上面に形成された2つのガイド溝の交差部の四方において、一方のガイド溝の入口部位と出口部位に一対のガイド塀が設けられ、他方のガイド溝の入口部位と出口部位に一対のガイド塀が設けられ、各入口部位の手前側と各出口部位の先側と各入口部位と各出口部位との中間に、それぞれのガイド溝の底面から上方へ突出したガイドビスコイルバネによって復帰可能に設けられ、それぞれのガイドビスは、それぞれのガイド溝における一対のガイド塀に連動して上下動可能であり、走行するキャリアの前後のガイドローラが、それぞれのガイドビスの頭部を接触により押下げることによって、ガイドビスに連結された一対のガイド塀を下降させてキャリアを走行可能とする一方、キャリアが走行可能とされたガイド溝に交差した他のガイド溝を上昇状態のガイド塀で閉塞することによってキャリアの前後のガイドローラの走行案内を行うことで、一方のガイド溝を走行するキャリアが他方のガイド溝に進入しないようにするブレードマシンが開示されている。

特許文献2には、各キャリアの下部に長形の両端が窄まった舟型部が突出形成され、ガイド盤の上面に形成された2つのガイド溝の交差部において、一方のガイド溝を走行するキャリアが、他方のガイド溝に進入しないようにするために、各舟型部によって案内されるブレードマシンが開示されている。

概要

キャリアに載置されたボビンから送出される線状体を編み組して、高精度且つ高速に組紐を製造し、長寿命化低騒音化を実現する、ブレードマシンを提供する。ブレードマシン110は、第1のガイド溝140と第2のガイド溝150を有するガイド盤130であって、第1のガイド溝140と第2のガイド溝150は、それぞれガイド盤130において一巡し、交差する、ガイド盤130と、ボビン290を載置し、第1のガイド溝140に沿って走行する第1のキャリア160と、ボビン300を載置し、第1のキャリア160とは逆方向に、第2のガイド溝150に沿って走行する第2のキャリア170とを含み、第2のキャリア170に係合する第2のガイド溝150の係合部の鉛直方向の長さが、第1のキャリア160に係合する第1のガイド溝140の係合部の鉛直方向の長さより大きい。

目的

本発明の目的は、上記問題点を解決して、一方のガイド溝を走行するキャリアが、他方のガイド溝に進入せず、その一方のガイド溝に連続的に拘束状態に保持され、且つ、傾きのない安定した立姿勢に保持して走行できるようにすることによって、高精度化、高速化、長寿命化、及び、低騒音化に優れるブレードマシン及び組紐の製造方法、そして、これらのブレードマシン及び組紐の製造方法によって製造された組紐及びカテーテルを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

天板と、前記天板に戴置され、第1のガイド溝と第2のガイド溝を有する、ガイド盤であって、前記第1のガイド溝と前記第2のガイド溝は、それぞれ前記ガイド盤において一巡し、且つ、少なくとも1回交差する、ガイド盤と、第1のボビンを戴置し、前記第1のガイド溝に沿って走行する少なくとも1つの第1のキャリアと、第2のボビンを戴置し、前記第2のガイド溝に沿って走行する少なくとも1つの第2のキャリアであって、前記第1のキャリアとは逆方向に走行する第2のキャリアとを含む、前記第1のボビンと前記第2のボビンからそれぞれ送出される線状体を編み組むブレードマシンであって、前記第2のキャリアに係合する前記第2のガイド溝の係合部の鉛直方向の長さが、前記第1のキャリアに係合する前記第1のガイド溝の係合部の鉛直方向の長さより大きいことを特徴とするブレードマシン。

請求項2

前記第1のガイド溝の幅が、前記第1のガイド溝が前記ガイド盤を一巡する間において略同一であって、前記第2のガイド溝の幅が、前記第2のガイド溝が前記ガイド盤を一巡する間において略同一であることを特徴とする請求項1に記載のブレードマシン。

請求項3

前記第2のキャリアに係合する前記第2のガイド溝の前記係合部の少なくとも一部の幅が、前記第1のキャリアに係合する前記第1のガイド溝の前記係合部の少なくとも一部の幅より小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブレードマシン。

請求項4

前記第1のキャリアと前記第2のキャリアのうちの少なくとも1つが、第1のガイド受容部を含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のブレードマシン。

請求項5

前記ガイド盤が、前記第1のガイド受容部に係合する第1のガイドを含むことを特徴とする請求項4に記載のブレードマシン。

請求項6

前記第1のガイド受容部を含むキャリアが、更に第2のガイド受容部を含むことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のブレードマシン。

請求項7

前記ガイド盤が、更に前記第2のガイド受容部に係合する第2のガイドを含むことを特徴とする請求項6に記載のブレードマシン。

請求項8

前記第1のキャリアと前記第2のキャリアのうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのガイドローラを含み、前記ガイドローラの回転によって、前記ガイドローラを含むキャリアが、前記第1のガイド溝或いは前記第2のガイド溝に沿って走行することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のブレードマシン。

請求項9

前記線状体を編み組むことによって、組紐を製造することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のブレードマシン。

請求項10

天板と、前記天板に戴置され、第1のガイド溝と第2のガイド溝を有する、ガイド盤であって、前記第1のガイド溝と前記第2のガイド溝は、それぞれ前記ガイド盤において一巡し、且つ、少なくとも1回交差する、ガイド盤と、少なくとも1つの第1のキャリアと、少なくとも1つの第2のキャリアとを含むブレードマシンを使用した組紐の製造方法であって、前記第1のキャリアに第1のボビンを戴置するステップと、前記第2のキャリアに第2のボビンを戴置するステップと、前記第1のガイド溝に沿って、前記第1のキャリアを走行させるステップと、前記第2のキャリアに係合する係合部の鉛直方向の長さが、前記第1のキャリアに係合する前記第1のガイド溝の係合部の鉛直方向の長さより大きい、前記第2のガイド溝であって、前記第1のキャリアとは逆方向に、前記第2のガイド溝に沿って、前記第2のキャリアを走行させるステップと、前記第1のボビンと前記第2のボビンからそれぞれ送出される線状体を編み組むステップとを含むことを特徴とする組紐の製造方法。

請求項11

前記第1のガイド溝の幅が、前記第1のガイド溝が前記ガイド盤を一巡する間において略同一であって、前記第2のガイド溝の幅が、前記第2のガイド溝が前記ガイド盤を一巡する間において略同一であることを特徴とする請求項10に記載の組紐の製造方法。

請求項12

前記第2のキャリアに係合する前記第2のガイド溝の前記係合部の少なくとも一部の幅が、前記第1のキャリアに係合する前記第1のガイド溝の前記係合部の少なくとも一部の幅より小さいことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の組紐の製造方法。

請求項13

前記第1のキャリアと前記第2のキャリアのうちの少なくとも1つが、第1のガイド受容部を含み、前記ガイド盤が、第1のガイドを含み、前記第1のガイド受容部を含むキャリアが、前記第1のガイドを前記第1のガイド受容部に係合させて走行することを特徴とする請求項10〜12の何れか一項に記載の組紐の製造方法。

請求項14

前記第1のガイド受容部を含むキャリアが、第2のガイド受容部を含み、前記ガイド盤が、第2のガイドを含み、前記第2のガイド受容部を含むキャリアが、前記第2のガイドを前記第2のガイド受容部に係合させて走行することを特徴とする請求項13に記載の組紐の製造方法。

請求項15

前記第1のキャリアと前記第2のキャリアのうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのガイドローラを含み、前記ガイドローラの回転によって、前記ガイドローラを含むキャリアが、前記第1のガイド溝或いは前記第2のガイド溝に沿って走行することを特徴とする請求項10〜14の何れか一項に記載の組紐の製造方法。

技術分野

0001

本発明は、ガイド盤に設けられたガイド溝上を走行するキャリア戴置されたボビンから送出された線状体を高精度且つ高速に編み組むことができ、かつ、長寿命化低騒音化に適したブレードマシンに関するものである。

背景技術

0002

ブレードマシンは、ガイド盤に設けられた、ガイド盤を一巡する複数のガイド溝の各々に沿って、ボビンが戴置された複数のキャリアが走行し、それぞれのガイド溝に沿って走行しているキャリアのボビンから送出された線状体を編み組むことによって、組紐を製造している。ガイド盤において、複数のガイド溝の各々は、他のガイド溝と8の字を形成するように交差しているが、複数のガイド溝のうちのあるガイド溝に沿って走行しているキャリアが、その走行しているガイド溝と他のガイド溝とが交差している交差部において、その走行しているガイド溝に連続的に拘束されるようにするための様々な方法が採用されている。

0003

特許文献1には、ガイド盤の上面に形成された2つのガイド溝の交差部の四方において、一方のガイド溝の入口部位と出口部位に一対のガイド塀が設けられ、他方のガイド溝の入口部位と出口部位に一対のガイド塀が設けられ、各入口部位の手前側と各出口部位の先側と各入口部位と各出口部位との中間に、それぞれのガイド溝の底面から上方へ突出したガイドビスコイルバネによって復帰可能に設けられ、それぞれのガイドビスは、それぞれのガイド溝における一対のガイド塀に連動して上下動可能であり、走行するキャリアの前後のガイドローラが、それぞれのガイドビスの頭部を接触により押下げることによって、ガイドビスに連結された一対のガイド塀を下降させてキャリアを走行可能とする一方、キャリアが走行可能とされたガイド溝に交差した他のガイド溝を上昇状態のガイド塀で閉塞することによってキャリアの前後のガイドローラの走行案内を行うことで、一方のガイド溝を走行するキャリアが他方のガイド溝に進入しないようにするブレードマシンが開示されている。

0004

特許文献2には、各キャリアの下部に長形の両端が窄まった舟型部が突出形成され、ガイド盤の上面に形成された2つのガイド溝の交差部において、一方のガイド溝を走行するキャリアが、他方のガイド溝に進入しないようにするために、各舟型部によって案内されるブレードマシンが開示されている。

先行技術

0005

特開2010−280999号公報
特開2011−174200号公報

発明が解決しようとする課題

0006

特許文献1によるブレードマシンは、キャリアが交差部を走行する毎に、キャリアがガイドビスの頭部に接触することからキャリアとガイドビスの頭部が磨耗し、また、コイルバネが上下動することからコイルバネの弾性劣化して、低寿命化に繋がりやすく、そして、キャリアがガイドビスの頭部に接触することから、騒音を発生しやすいという問題点がる。また、ガイドビスを押下げてからキャリアを走行させる必要があるため、キャリアの高速走行化には限界があるという問題点がある。更に、各ガイド溝が合流する交差部において、ガイド溝の幅が広くなっているため、キャリアを傾きのない安定した立姿勢に保持して走行させることが難しく、高精度の組紐の製造には限界があるという問題点がある。

0007

また、特許文献2によるブレードマシンは、特許文献1におけるいくつかの問題を改善することはできるが、交差部において、一方のガイド溝を走行するキャリアが、他方のガイド溝に進入せず、その一方のガイド溝に連続的に拘束状態に保持されるようにするためには、舟型部の長さを長くする必要があるが、長くするとガイド溝に接触しやすくなるため、キャリアの高速走行化には限界があり、騒音が発生しやすいという問題点がある。また、特許文献1と同様に、各ガイド溝が合流する交差部において、ガイド溝の幅が広くなっているため、キャリアを傾きのない安定した立姿勢に保持して走行させることが難しいという問題点がある。

0008

従って、本発明の目的は、上記問題点を解決して、一方のガイド溝を走行するキャリアが、他方のガイド溝に進入せず、その一方のガイド溝に連続的に拘束状態に保持され、且つ、傾きのない安定した立姿勢に保持して走行できるようにすることによって、高精度化、高速化、長寿命化、及び、低騒音化に優れるブレードマシン及び組紐の製造方法、そして、これらのブレードマシン及び組紐の製造方法によって製造された組紐及びカテーテルを提供することである。

課題を解決するための手段

0009

本発明によれば、上記目的は、天板と、天板に戴置され、第1のガイド溝と第2のガイド溝を有する、ガイド盤であって、第1のガイド溝と第2のガイド溝は、それぞれガイド盤において一巡し、且つ、少なくとも1回交差する、ガイド盤と、第1のボビンを戴置し、第1のガイド溝に沿って走行する少なくとも1つの第1のキャリアと、第2のボビンを戴置し、第2のガイド溝に沿って走行する少なくとも1つの第2のキャリアであって、第1のキャリアとは逆方向に走行する第2のキャリアとを含む、第1のボビンと第2のボビンからそれぞれ送出される線状体を編み組むブレードマシンであって、第2のキャリアに係合する第2のガイド溝の係合部の鉛直方向の長さが、第1のキャリアに係合する第1のガイド溝の係合部の鉛直方向の長さより大きい、ブレードマシンよって達成される。

0010

また上記目的は、第1のガイド溝の幅が、第1のガイド溝がガイド盤を一巡する間において略同一であって、第2のガイド溝の幅が、第2のガイド溝がガイド盤を一巡する間において略同一であるブレードマシンによって達成されてもよい。

0011

上記目的は、第2のキャリアに係合する第2のガイド溝の係合部の少なくとも一部の幅が、第1のキャリアに係合する第1のガイド溝の係合部の少なくとも一部の幅より小さいブレードマシンによって達成されてもよい。

0012

上記目的は、第1のキャリアと第2のキャリアのうちの少なくとも1つが、第1のガイド受容部を含むブレードマシンによって達成されてもよい。

0013

上記目的は、ガイド盤が、第1のガイド受容部に係合する第1のガイドを含むブレードマシンによって達成されてもよい。

0014

上記目的は、第1のガイド受容部を含むキャリアが、更に第2のガイド受容部を含むブレードマシンによって達成されてもよい。

0015

上記目的は、ガイド盤が、更に第2のガイド受容部に係合する第2のガイドを含むブレードマシンによって達成されてもよい。

0016

上記目的は、第1のキャリアと第2のキャリアのうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのガイドローラを含み、ガイドローラの回転によって、ガイドローラを含むキャリアが、第1のガイド溝或いは第2のガイド溝に沿って走行するブレードマシンによって達成されてもよい。

0017

上記目的は、線状体を編み組むことによって、組紐を製造するブレードマシンによって達成されてもよい。

0018

更に本発明によれば、上記目的は、天板と、天板に戴置され、第1のガイド溝と第2のガイド溝を有する、ガイド盤であって、第1のガイド溝と第2のガイド溝は、それぞれガイド盤において一巡し、且つ、少なくとも1回交差する、ガイド盤と、少なくとも1つの第1のキャリアと、少なくとも1つの第2のキャリアとを含むブレードマシンを使用した組紐の製造方法であって、第1のキャリアに第1のボビンを戴置するステップと、第2のキャリアに第2のボビンを戴置するステップと、第1のガイド溝に沿って、第1のキャリアを走行させるステップと、第2のキャリアに係合する係合部の鉛直方向の長さが、第1のキャリアに係合する第1のガイド溝の係合部の鉛直方向の長さより大きい、第2のガイド溝であって、第1のキャリアとは逆方向に、第2のガイド溝に沿って、第2のキャリアを走行させるステップと、第1のボビンと第2のボビンからそれぞれ送出される線状体を編み組むステップとを含む組紐の製造方法によって達成される。

0019

また上記目的は、第1のガイド溝の幅が、第1のガイド溝がガイド盤を一巡する間において略同一であって、第2のガイド溝の幅が、第2のガイド溝がガイド盤を一巡する間において略同一である組紐の製造方法によって達成されてもよい。

0020

上記目的は、第2のキャリアに係合する第2のガイド溝の係合部の少なくとも一部の幅が、第1のキャリアに係合する第1のガイド溝の係合部の少なくとも一部の幅より小さい組紐の製造方法によって達成されてもよい。

0021

上記目的は、第1のキャリアと第2のキャリアのうちの少なくとも1つが、第1のガイド受容部を含み、ガイド盤が、第1のガイドを含み、第1のガイド受容部を含むキャリアが、第1のガイドを第1のガイド受容部に係合させて走行する組紐の製造方法によって達成されてもよい。

0022

上記目的は、第1のガイド受容部を含むキャリアが、第2のガイド受容部を含み、ガイド盤が、第2のガイドを含み、第2のガイド受容部を含むキャリアが、第2のガイドを第2のガイド受容部に係合させて走行する組紐の製造方法によって達成されてもよい。

0023

上記目的は、第1のキャリアと第2のキャリアのうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのガイドローラを含み、ガイドローラの回転によって、ガイドローラを含むキャリアが、第1のガイド溝或いは第2のガイド溝に沿って走行する組紐の製造方法によって達成されてもよい。

発明の効果

0024

第2のキャリアに係合する第2のガイド溝の係合部の鉛直方向の長さを、第1のキャリアに係合する第1のガイド溝の係合部の鉛直方向の長さより大きくすることによって、第1のキャリア及び第2のキャリアのそれぞれが、第1のガイド溝または第2のガイド溝に連続的に拘束状態に保持されて高速に走行できるようになるので、高精度且つ高速に組紐を製造することができるとともに、ブレードマシンの長寿命化、低騒音化という効果を奏する。

0025

第1のガイド溝と第2のガイド溝のそれぞれの幅が、ガイド盤を一巡する間において、略同一であることによって、各キャリアは、各ガイド溝の何れを走行している場合においても、傾きのない安定した立姿勢を保持して高速に走行できるようになって、高精度且つ高速に組紐を製造することができるとともに、ブレードマシンの長寿命化、低騒音化という効果を奏する。
また、第2のキャリアに係合する第2のガイド溝の係合部の少なくとも一部の幅を、第1のキャリアに係合する第1のガイド溝の係合部の少なくとも一部の幅より小さくすることによって、第1のキャリア及び第2のキャリアのそれぞれが、第1のガイド溝または第2のガイド溝に、更に連続的に拘束状態に保持されて高速に走行できるようになるので、高精度且つ高速に組紐を製造することができるとともに、ブレードマシンの長寿命化、低騒音化という効果を奏する。
そして、ガイド盤が少なくとも1つのガイドを含むことによって、そのガイドが係合するガイド受容部を含まないキャリアが、その走行しているガイド溝に、連続的に拘束状態に保持されて高速に走行できるようになるので、高精度且つ高速に組紐を製造することができるとともに、ブレードマシンの長寿命化、低騒音化という効果を奏する。
更に、各キャリアが、少なくとも1つのガイドローラを含むことによって、各キャリアは、各ガイド溝に係合して確実に各ガイドに沿って低摩擦で走行できるようになって、高精度且つ高速に組紐を製造することができるとともに、ブレードマシンの長寿命化、低騒音化という効果を奏する。

0026

なお、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面に関する以下の本発明の実施例の記載から明らかになるであろう。

図面の簡単な説明

0027

本発明のブレードマシンの側面から見た概略図である。
本発明のブレードマシンの下面から見た概略図である。
本発明のブレードマシンの上面から見たキャリアの走行方向を表す概略図である。
本発明の第1のキャリアの側面から見た断面図である。
本発明の第2のキャリアの側面から見た断面図である。
本発明のブレードマシンの側面から見た第2のキャリアを含む断面図である。
本発明のブレードマシンの側面から見た第1のキャリアを含む断面図である。
本発明のブレードマシンの上面から見た第1のガイド溝の構成を示す断面図である。
本発明のブレードマシンの上面から見た第2のガイド溝の構成を示す断面図である。
図8のAの部分の拡大図である。
本発明のブレードマシンの断面を示す上面から見た一部斜視図である。
本発明のブレードマシンによって製造された組紐である。

実施例

0028

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。

0029

図1〜11を参照して、本発明のブレードマシンの実施例を説明する。図1に、ブレードマシン110の概略図を示す。ブレードマシン110は、筐体113の上に載置された天板120、天板120の下に備えられたモーター111、天板120の上に載置されたガイド盤130、ガイド盤130において走行するキャリア160、170、キャリア160、170にそれぞれ載置されたボビン290、300、保護カバー112を備える。保護カバー112は、ガイド盤130、キャリア160、170、ボビン290、300を覆う。各キャリア160、170に載置された各ボビン290、300から送出された線状体320を編み組むことによって組紐310を製造する。図2に、図1のII−IIに沿った面における、ブレードマシン110を下面から見た概略図を示す。ブレードマシン110は、モーター111を駆動することによって、モーター111に直結されたギア271を、ギア軸270を介して回転させ、モーター直結ギア271に噛み合って隣接するギア272を回転させ、更にギア272に噛み合って隣接するギア273を回転させる、というギア機構を採用している。

0030

図3に、ブレードマシン110において、ガイド盤130の上側を構成する上部ガイド盤131上を走行する、複数の第1のキャリア160と複数の第2のキャリア170を示す。図3においては、ブレードマシン110は、8個の第1のキャリア160と8個の第2のキャリア170を有するが、製造される組紐の態様によって、あらゆる数の第1のキャリア160と第2のキャリア170を有することができる。第1のキャリア160と第2のキャリア170にはそれぞれ、第1のボビン290と第2のボビン300が戴置される。また、上部ガイド盤131上には、略円形状の複数のスターホイール240が戴置され、複数のスターホイール240のそれぞれの中心は正多角形頂点上に配置される(図3の場合には正八角形の頂点上)。そして、複数のスターホイール240のそれぞれは、ギア機構を介して、隣接するスターホイールに対して、略円形状の中心を通る鉛直軸線方向に対してお互いに反対方向、すなわち、逆方向に回転する(例えば、1つのスターホイールが時計回りに回転している場合には、そのスターホイールに隣接する2つのスターホイールは反時計回りに回転している)。複数のスターホイール240のそれぞれは、略円形状の外周上に少なくとも1つの切欠部250を有する。

0031

図4図5にそれぞれ、ブレードマシン110のガイド盤130上を走行する、第1のキャリア160、第2のキャリア170の側面から見た断面図を示す。図4に示すように、第1のキャリア160は上部161と中央部162との間に切欠受容部261を含み、図5に示すように、第2のキャリア170は上部171と中央部172との間に切欠受容部262を含む。各ボビンは各キャリアの上部161、171の上に戴置される。第1のキャリア160と第2のキャリア170との鉛直方向、すなわち、高さ方向の長さを比較すると、第2のキャリア170の方が鉛直方向の長さが大きい。特に、第2のキャリア170の下部173の鉛直方向の長さが、第1のキャリア160の下部163の鉛直方向の長さより大きい。従って、第2のキャリア170の方が、第1のキャリア160よりも、ガイド盤130に係合する係合部の鉛直方向の長さが大きいことになる。
なお、図5においては、第2のキャリア170は、その下部173に第1のガイド受容部180及び第2のガイド受容部200を有する構成として、第1のキャリア160の下部163の幅よりも小さくなる部分を有する構成となっているが、第2のキャリア170の下部173の少なくとも一部の幅が、第1のキャリア160の下部163の幅よりも小さくなるような構成であればどのような構成であってもよい。また、図4図5に示すように、第1のキャリア160の下部163には1つのガイドローラ221が備えられ、第2のキャリア170の下部173には1つのガイドローラ222が備えられていてもよい。或いは、第1のキャリア160の下部163及び第2のキャリア170の下部173にはそれぞれ2つ以上のガイドローラが備えられていてもよいし、ガイドローラは備えられていなくてもよい。

0032

因みに、以下においては、第1のキャリアを図4に示すキャリア160として、第2のキャリアを図5に示すキャリア170として説明するが、例えば、第1のキャリアと第2のキャリアの両方を図5に示すような形式のキャリア170とし、第1のキャリアのガイド受容部の鉛直方向の位置が第2のキャリアのガイド受容部の鉛直方向の位置と相違するようにして、第1のキャリアが第2のガイド溝に進入することなく第1のガイド溝にガイドされ、第2のキャリアが第1のガイド溝に進入することなく第2のガイド溝にガイドされるようにしてもよい。

0033

図3に示すように、回転しているスターホイール240の切欠部250が、第1のキャリア160の切欠受容部261又は第2のキャリアの切欠受容部262に係合することによって、各キャリアはスターホイール240の回転に従って回転し、走行する。そして、各キャリアは、そのキャリアが係合しているスターホイールが隣接しているスターホイールに最も接近したときに、現在係合しているスターホイールの切欠部からその隣接するスターホイールの切欠部に係合を切り替えることによって、スターホイールを乗り換えながら走行する。図3では、第1のキャリア160が略時計回りに点線の矢印に沿って、上部ガイド盤131上を走行する一方、第2のキャリア170が略反時計回りに点線の矢印に沿って、第1のキャリア160とは逆方向に上部ガイド盤131上を走行する。

0034

図6に、キャリア以下であって天板以上の部分のブレードマシン110の側面から見た図3のVI−VIに沿った断面図を示す。ガイド盤130は、天板120に載置され、ガイド盤130は、上部ガイド盤131、下部ガイド132により構成される。図7図6と同じ場所を側面から見た断面図であるが、図7にはガイド盤130を構成する下部ガイド盤132上の第1のガイド溝140に沿って走行する図4の第1のキャリア160が示され、図6には下部ガイド盤132上の第2のガイド溝150に沿って走行する図5の第2のキャリア170が示される。ブレードマシン110は、ギア軸270を回転させるギア機構を含み、また、ギア軸270と下部ガイド盤132の間にはギア軸270を支持するためのベアリング280を含む。ギア軸270に接続されたスターホイール240を回転させることによって、スターホイール240の切欠部250に切欠受容部261を介して係合した第1のキャリア160、又は、スターホイール240の切欠部250に切欠受容部262を介して係合した第2のキャリア170は、それぞれ第1のガイド溝140又は第2のガイド溝150に沿って走行する。

0035

第1のキャリア160を走行させる第1のガイド溝140は、ガイド盤130において、第1のキャリア160に係合することを可能にする、鉛直方向の長さ、すなわち、深さに、並びに、第1のキャリア160の走行方向に対する垂直水平方向の長さ、すなわち、幅に、設定される。また、第2のキャリア170を走行させる第2のガイド溝150は、ガイド盤130において、第2のキャリア170に係合することを可能にする、鉛直方向の長さ、すなわち、深さに、並びに、第2のキャリア170の走行方向に対する垂直水平方向の長さ、すなわち、幅、に設定される。
図4図5に示すように、第2のキャリア170、特に、その下部173の鉛直方向の長さは、第1のキャリア160、特に、その下部163の鉛直方向の長さより大きく設定されることから、第2のキャリア170に係合する第2のガイド溝150の係合部の鉛直方向の長さが、第1のキャリア160に係合する第1のガイド溝140の係合部の鉛直方向の長さより大きい。このようにして、第2のキャリア170と第2のガイド溝150との連続的な拘束状態が保持されて、第2のキャリア170は第2のガイド溝150に沿って確実に走行できるようになる。

0036

図4図5においては、第1のキャリア160及び第2のキャリア170はそれぞれ、それらの下部163、173において、1つのガイドローラ221、222を含む。ガイドローラ221、222はそれぞれ、鉛直軸線方向を中心にして回転し、第1のガイド溝140、第2のガイド溝150に沿って接しながら、第1キャリア160、第2のキャリア170が走行できるようにする。なお、第1のキャリア160及び第2のキャリア170はそれぞれ、2つ以上のガイドローラを含んでもよい。また、第1のキャリア160及び第2のキャリア170はそれぞれ、ガイドローラを含まないで、第1のガイド溝140、第2のガイド溝150に接するように走行してもよいし、第1のガイド溝140、第2のガイド溝150に接しないように走行してもよい。

0037

第2のキャリア170は、図5に示すように第1のガイド受容部180を含む。そして、図6図7に示すように、下部ガイド盤132は、第2のガイド溝150において、第1のガイド受容部180に係合することができる高さの位置に第1のガイド191を含む。第1のガイド191が第1のガイド受容部180に係合して、第2のキャリア170は第2のガイド溝150に沿って走行する。また、第2のガイド溝150において第1のガイド191を含むことにより、第2のキャリア170に係合する第2のガイド溝150の係合部の少なくとも一部の幅が、第1のキャリア160の少なくとも一部の幅より小さいので、交差点230においても、第1のキャリア160は第2のガイド溝150に進入することなく第1のガイド溝140にガイドされ、第1のキャリア160と第1のガイド溝140との連続的な拘束状態が保持されて、第1のキャリア160は第1のガイド溝140に沿って確実に走行できるようになる。

0038

更に、第2のキャリア170は、図5に示すように第2のガイド受容部200を含む。そして、図6図7に示すように、下部ガイド盤132は、第2のガイド溝150において、第2のガイド受容部200に係合することができる高さの位置に第2のガイド211を含む。第2のガイド211が、第2のガイド受容部200に係合して、第2のキャリア170は第2のガイド溝150に沿って走行する。また、第2のガイド溝150において第2のガイド211を含むことにより、第2のキャリア170に係合する第2のガイド溝150の係合部の少なくとも一部の幅が、第1のキャリア160の少なくとも一部の幅より小さいので、交差点230においても、第1のキャリア160は第2のガイド溝150に進入することなく第1のガイド溝140にガイドされ、更に、第1のキャリア160と第1のガイド溝140との連続的な拘束状態が保持されて、第1のキャリア160は第1のガイド溝140に沿って確実に走行できるようになる。

0039

図6図7では、第2のガイド211が、下部ガイド盤132において、下部ガイド盤132の中心、すなわち、内側から外側に対して張り出すのに対して、第1のガイド191が、下部ガイド盤132において、下部ガイド盤132の外側から内側に対して張り出すが、第2のガイド211が、下部ガイド盤132において、下部ガイド盤132の外側から内側に張り出す一方で、第1のガイド191が、下部ガイド盤132において、下部ガイド盤132の内側から外側に張り出すようにしてもよい。

0040

図8に、図7のVIII−VIIIに沿った断面を上面から見た断面図を示す。図8は、天板120に載置された下部ガイド132において、第1のガイド溝140が一巡していることを示す。第1のガイド溝140が下部ガイド盤132の内側に配置された場合には、第2のガイド溝150は下部ガイド盤132の外側に配置され、第1のガイド溝140が下部ガイド盤132の外側に配置された場合には、第2のガイド溝150は下部ガイド盤132の内側に配置され、第1のガイド溝140と第2のガイド溝150は、交差部230において交差を繰り返ししながら、下部ガイド盤132において一巡する。また、第1のガイド溝140が、交差部230を含めた下部ガイド132において一巡する間において、第1のガイド溝140の、第1のキャリア160の走行方向に対する垂直水平方向の長さ、すなわち、幅は略同一である。
図9に、図7のIX−IXに沿った、上面から見た第2のガイド溝150の構成を示す断面図を示す。図9は、天板120に載置された下部ガイド132において、第2のガイド溝150も同様に、下部ガイド132において、一巡していることを示す。第2のガイド溝150が下部ガイド盤132の内側に配置された場合には、第1のガイド溝140は下部ガイド盤132の外側に配置され、第2のガイド溝150が下部ガイド盤132の外側に配置された場合には、第1のガイド溝140は下部ガイド盤132の内側に配置され、第2のガイド溝150と第1のガイド溝140は、交差部230において交差を繰り返しながら、下部ガイド盤132において一巡する。また、第2のガイド溝150が、交差部230を含めた下部ガイド132において一巡する間において、第2のガイド溝150の、第2のキャリア170の走行方向に対する垂直水平方向の長さ、すなわち、幅は略同一である。
そして、第1のキャリア160は、その幅が略同一である第1のガイド溝140に沿って走行し、第2のキャリア170は、その幅が略同一である第2のガイド溝150に沿って走行する。各ガイド溝の幅を略同一にすることにより、各キャリアは傾きのない安定した立姿勢を保持して走行できるようになる。
なお、略同一の幅とは、下部ガイド132において各ガイド溝が一巡する間における平均の幅に対して、おおよそ90〜110%の幅であり、好ましくは95〜105%の幅である。

0041

第1のガイド溝140の幅は、第1のガイド溝140が第1のキャリア160、特に第1のキャリア160の下部163に係合できる幅に設定され、第2のガイド溝150の幅は、第2のガイド溝150が第2のキャリア170、特に第2のキャリア170の下部173に係合できる幅に設定される必要がある。

0042

そして、第2のキャリア170に係合する第2のガイド溝150の係合部の少なくとも一部の幅が、第1のキャリア160に係合する第1のガイド溝140の係合部の少なくとも一部の幅より小さい場合には、第1のガイド溝140が係合する第1のキャリア160の少なくとも一部の幅が、第2のガイド溝150の少なくとも一部の幅より大きいために、交差部230においても、第1のキャリア160は第2のガイド溝150に進入することなく第1のガイド溝140にガイドされ、第1のキャリア160と第1のガイド溝140との連続的な拘束状態が保持されて、第1のキャリア160は第1のガイド溝140に沿って確実に走行できるようになる。

0043

第1のガイド溝140の深さは、第1のガイド溝140が第1のキャリア160に係合することを可能にする深さに設定され、第2のガイド溝150の深さは、第2のガイド溝150が第2のキャリア170に係合することを可能にする深さに設定される。
すなわち、第1のガイド溝140が第1のキャリア160に係合できるのであれば、第1のガイド溝140の形状は、第1のキャリア160の下端までの深さを有する形状であってもよいし、第1のキャリア160の下端を越えて更にその下側の部分まで深堀された形状や、第1のキャリア160の下端より下側の部分の幅が第1のキャリア160に係合する係合部の幅よりも小さい幅を有する形状、などのように第1のキャリア160に係合しない部分を含む形状であってもよい。第2のガイド溝150も同様に、第2のキャリア170に係合できるのであれば、第2のガイド溝150の形状は、第2のキャリア170の下端までの深さを有する形状であってもよいし、第2のキャリア170の下端を越えて更にその下側の部分まで深堀された形状や、第2のキャリア170の下端より下側の部分の幅が第2のキャリア170に係合する係合部の幅よりも小さい幅を有する形状、などのように第2のキャリア170に係合しない部分を含む形状であってもよい。

0044

なお、第1のガイド溝140の形状が、第1のキャリア160の下端までの深さを有する形状であれば、第2のキャリア170は第1のキャリア160より大きい鉛直方向の長さを有するので、交差部230においても、第2のキャリア170は第1のガイド溝140に進入することなく第2のガイド溝150にガイドされ、第2のキャリア170と第2のガイド溝150との連続的な拘束状態が保持されて、第2のキャリア170は、第2のガイド溝150に沿って確実に走行できるようになる。また、第1のガイド溝140の形状が、第1のキャリア160に係合しない部分を含む形状である場合であっても、第2のキャリア170の下端の高さより高い位置まで深堀された形状や、第1のキャリア160の下端より下側の部分の幅が第2のキャリア160の幅よりも小さい幅を有する形状であれば、交差部230においても、第2のキャリア170は第1のガイド溝140に進入することなく第2のガイド溝150にガイドされ、第2のキャリア170と第2のガイド溝150との連続的な拘束状態が保持されて、第2のキャリア170は、第2のガイド溝150に沿って確実に走行できるようになる。

0045

図10に、図8のAの部分の拡大図を示し、図11に、図8の断面における上面から見た一部斜視図を示す。第2のガイド溝150が、下部ガイド盤132において第1のガイド溝140より内側に配置された場合には、第1のガイド191は、第2のガイド溝150において下部ガイド盤132の外側から内側に張り出すのに対して、第2のガイド211は、第2のガイド溝150において下部ガイド盤132の内側から外側に張り出す。第2のキャリア170が、第1のガイド溝140より内側に配置された第2のガイド溝150に沿って走行している場合には、第1のガイド191は第1のガイド受容部180に係合し、第2のガイド211は第2のガイド受容部200に係合する。

0046

第2のガイド溝150が、下部ガイド盤132において第1のガイド溝140より外側に配置された場合には、第1のガイド192は、第2のガイド溝150において下部ガイド盤132の外側から内側に張り出すのに対して、第2のガイド212は、第2のガイド溝150において下部ガイド盤132の内側から外側に張り出す。第2のキャリア170が、第1のガイド溝140より外側に配置された第2のガイド溝150に沿って走行している場合には、第1のガイド192は第1のガイド受容部180に係合し、第2のガイド212は第1のガイド受容部200に係合する。
なお、下部ガイド盤132において、上記のように相対する方向に張り出された各ガイドによって、交差部230においても、第1のキャリア160は第2のガイド溝150に進入することなく第1のガイド溝140にガイドされ、更に、第1のキャリア160と第1のガイド溝140との連続的な拘束状態が保持されて、第1のキャリア160は第1のガイド溝140に沿って確実に走行できるようになる。

0047

このように、第1のガイド191、192、又は、第2のガイド211、212によって、交差部230においても、第1のキャリア160は第2のガイド溝150に進入することなく第1のガイド溝140にガイドされ、第1のキャリア160と第1のガイド溝140との連続的な拘束状態が保持されて、第1のキャリア160は、第1のガイド溝140に沿って確実に走行できるようになる。

0048

図8図10図11では、第1のキャリア160は、下部163において2つのガイドローラ221を含み、2つのガイドローラ221の上に図4に示すように上部161と中央部162との間に切欠受容部261を含むように構成され、また、第2のキャリアは、下部173において2つのガイドローラ222、及び、各ガイドローラ222の上にガイド受容部180、200を含み、ガイド受容部180、200の上に図5に示すように上部171と中央部172との間に切欠受容部262を含むように構成されている。なお、各キャリアは、図4図5に示すように1つのみのガイドローラを含んでもよいし、3つ以上のガイドローラを含んでもよい。

0049

図12に、ブレードマシン110によって製造された3本の組紐310を示す。各組310は、図1のブレードマシン110において、図3のように各キャリア160、170がガイド盤130を一巡する各ガイド溝140、150に沿って略時計回り又は略反時計回りに走行し、走行する各キャリア160、170に載置された各ボビン290、300から線状体320、例えば、直径が0.04mmである細い鉄線が送出され、各ボビン290、300から送出された線状体320を編み組むことによって、製造されたものである。
また、ブレードマシン110は、図1のようなブレードマシン110の上方にチューブ等の可撓性の芯材を配置し、ガイド盤130上を一巡する各キャリア160、170に戴置された各ボビン290、300から鋼製ワイヤ等の線状体を送出することによって、可撓性の芯材の外周に線状体を編み組むこともできる。このように製造されるものとしては、例えば、カテーテルがある。

0050

上記記載は特定の実施例についてなされたが、本発明はそれに限らず、本発明の原理と添付の特許請求の範囲の範囲内で種々の変更及び修正をすることができることは当業者に明らかである。

0051

110ブレードマシン
111モーター
112保護カバー
113筐体
120天板
121 上面
130ガイド盤
131 上部ガイド盤
132 下部ガイド盤
140 第1のガイド溝
150 第2のガイド溝
160 第1のキャリア
161 上部
162 中央部
163 下部
170 第2のキャリア
171 上部
172 中央部
173 下部
180 第1のガイド受容部
191 第1のガイド
192 第1のガイド
200 第2のガイド受容部
211 第2のガイド
212 第2のガイド
221 第1のキャリアのガイドローラ
222 第2のキャリアのガイドローラ
230 交差部
240スターホイール
250切欠部
261 第1のキャリアの切欠受容部
262 第2のキャリアの切欠受容部
270ギア軸
271 モーター直結ギア
272ギア
273 ギア
280ベアリング
290 第1のボビン
300 第2のボビン
310組紐
320 線状体

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • テルモ株式会社の「 生分解性スキャフォールド」が 公開されました。( 2020/09/17)

    【課題】フラクチャーを起こしにくい生分解性スキャフォールドを提供する。【解決手段】生分解性スキャフォールドは、複数の生分解性ポリマー繊維と、前記複数の生分解性ポリマー繊維を固定する生分解性ポリマーマト... 詳細

  • 株式会社ツインズの「 弾性変形可能な紐」が 公開されました。( 2020/09/17)

    【課題】結び目を必要としない弾性変形可能な紐において、変形後の紐をより強い弾性力で復元させるとともに、外層に再帰反射性機能を持たせた、紐を提供する。【解決手段】紐1は外層4と当該外層の内部に配置される... 詳細

  • 株式会社ツインズの「 弾性変形可能な紐」が 公開されました。( 2020/09/17)

    【課題】変形後の紐をより強い弾性力で復元させるとともに、紐の外層に再帰反射性機能を持たせた、弾性変形可能な紐の提供。【解決手段】紐1は、左右両端領域を除く中間領域が異なる弾性力を有する複数の領域A、B... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ