図面 (/)

技術 発泡性エアゾール製品および毛髪処理方法

出願人 株式会社ミルボン
発明者 清水薫瀧野雄介荒木健志
出願日 2016年2月2日 (4年9ヶ月経過) 出願番号 2016-017613
公開日 2017年8月10日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-137248
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード 任意原料 充填比率 調整力 障害要因 カチオン化高分子 ボリュームアップ 金属製容器 陽イオン化
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (1)

課題

カチオン化高分子及びN-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩原液に配合する際に、他の界面活性剤の配合量を抑えた場合であっても、吐出させる原液の泡立ちが良好な発泡性エアゾール製品、及び当該製品を使用する毛髪処理方法の提供。

解決手段

カチオン化高分子、N−ヤシ油脂肪酸アシルL−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩、及びシリコーンエマルションが配合された原液と、噴射剤とが、容器充填されたこと発泡性エアゾール製品。前記シリコーンエマルションにおけるシリコーンが、高重合メチルポリシロキサン、粘度200cs以下のメチルポリシロキサンアミノ変性シリコーンジメチコノールから選ばれた一種又は二種以上であることが好ましい発泡性エアゾール製品。前記原液にポリメタクリロイルエチルジメチルベタインが配合されることが好ましい発泡性エアゾール製品。

概要

背景

整髪剤、洗い流さないトリートメントなどの毛髪化粧料において、毛髪に塗布する際の剤型フォーム状であれば、液状のものと異なり、適量を毛髪の任意箇所に塗布しやすい利点がある。このような利点などに着目して、毛髪化粧料に相当する原液噴射剤容器充填した発泡性エアゾール製品商品化されている。そして、毛髪の感触を調整するために、カチオン化高分子を原液に配合することが広く知られている。

発泡性エアゾール製品から吐出させる原液の泡立ちを向上させるには、界面活性剤の配合が不可欠となる。しかし、カチオン化高分子と共にアニオン界面活性剤を原液に配合した場合には、両者がコンプレックスを形成して、カチオン化高分子による直接的な毛髪の感触調整力が低下する。そのため、アニオン界面活性剤の配合は、最小限に抑える必要性が生じる。また、ノニオン界面活性剤を配合した場合も、毛髪の指通りが悪くなる傾向があり、その配合を必要最小限に抑える必要性が生じる。

他方、カチオン化高分子と共にカチオン界面活性剤を配合した場合、泡立ちの向上と、毛髪の感触の改善を期待できる。特許文献1には、カチオン界面活性剤の配合例として、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム及びN-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩の配合が開示されている(特許文献1の実施例10参照)。しかし、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムなどのハロゲン化物の配合は、原液が充填される金属製容器ハロゲンにより腐食することを防止するため、最小限に抑えられるべきである。また、N-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩の配合によれば、容器の腐食の問題に配慮することなく、毛髪の感触改善が可能となる。しかし、原液の泡立ちが十分ではない課題があった。

概要

カチオン化高分子及びN-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩を原液に配合する際に、他の界面活性剤の配合量を抑えた場合であっても、吐出させる原液の泡立ちが良好な発泡性エアゾール製品、及び当該製品を使用する毛髪処理方法の提供。カチオン化高分子、N−ヤシ油脂肪酸アシルL−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩、及びシリコーンエマルションが配合された原液と、噴射剤とが、容器に充填されたこと発泡性エアゾール製品。前記シリコーンエマルションにおけるシリコーンが、高重合メチルポリシロキサン、粘度200cs以下のメチルポリシロキサンアミノ変性シリコーンジメチコノールから選ばれた一種又は二種以上であることが好ましい発泡性エアゾール製品。前記原液にポリメタクリロイルエチルジメチルベタインが配合されることが好ましい発泡性エアゾール製品。なし

目的

本発明は、上記事情に鑑み、カチオン化高分子及びN-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩を原液に配合する際に、他の界面活性剤の配合量を抑えた場合であっても、吐出させる原液の泡立ちが良好な発泡性エアゾール製品、及び当該製品を使用する毛髪処理方法の提供を目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

請求項2

前記原液に配合されるシリコーンエマルションにおけるシリコーンが、高重合メチルポリシロキサン、粘度200cs以下のメチルポリシロキサンアミノ変性シリコーン、及びジメチコノールから選ばれた一種又は二種以上である請求項1に記載の発泡性エアゾール製品。

請求項3

前記原液に配合されるシリコーンエマルションが、ノニオン界面活性剤を含む請求項1又は2に記載の発泡性エアゾール製品。

請求項4

前記原液に二酸化ケイ素が配合された請求項1〜3のいずれか1項に記載の発泡性エアゾール製品。

請求項5

前記原液にポリメタクリロイルエチルジメチルベタインが配合された請求項4に記載の発泡性エアゾール製品。

請求項6

請求項1〜5のいずれか1項に記載の発泡性エアゾール製品から吐出させたフォーム状の前記原液を、毛髪に塗布することを特徴とする毛髪処理方法

技術分野

0001

本発明は、容器から吐出させたフォーム状原液毛髪に塗布して使用される発泡性エアゾール製品、および当該製品を使用する毛髪処理方法に関するものである。

背景技術

0002

整髪剤、洗い流さないトリートメントなどの毛髪化粧料において、毛髪に塗布する際の剤型がフォーム状であれば、液状のものと異なり、適量を毛髪の任意箇所に塗布しやすい利点がある。このような利点などに着目して、毛髪化粧料に相当する原液と噴射剤を容器に充填した発泡性エアゾール製品が商品化されている。そして、毛髪の感触を調整するために、カチオン化高分子を原液に配合することが広く知られている。

0003

発泡性エアゾール製品から吐出させる原液の泡立ちを向上させるには、界面活性剤の配合が不可欠となる。しかし、カチオン化高分子と共にアニオン界面活性剤を原液に配合した場合には、両者がコンプレックスを形成して、カチオン化高分子による直接的な毛髪の感触調整力が低下する。そのため、アニオン界面活性剤の配合は、最小限に抑える必要性が生じる。また、ノニオン界面活性剤を配合した場合も、毛髪の指通りが悪くなる傾向があり、その配合を必要最小限に抑える必要性が生じる。

0004

他方、カチオン化高分子と共にカチオン界面活性剤を配合した場合、泡立ちの向上と、毛髪の感触の改善を期待できる。特許文献1には、カチオン界面活性剤の配合例として、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム及びN-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩の配合が開示されている(特許文献1の実施例10参照)。しかし、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムなどのハロゲン化物の配合は、原液が充填される金属製容器ハロゲンにより腐食することを防止するため、最小限に抑えられるべきである。また、N-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩の配合によれば、容器の腐食の問題に配慮することなく、毛髪の感触改善が可能となる。しかし、原液の泡立ちが十分ではない課題があった。

先行技術

0005

特開2004−262906号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、上記事情に鑑み、カチオン化高分子及びN-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩を原液に配合する際に、他の界面活性剤の配合量を抑えた場合であっても、吐出させる原液の泡立ちが良好な発泡性エアゾール製品、及び当該製品を使用する毛髪処理方法の提供を目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明者等が鋭意検討を行った結果、カチオン化高分子及びN-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩と共に、一般的に消泡作用が知られているメチルポリシロキサンエマルションにして配合すれば、泡立ちが向上することを見出し、本発明を完成するに至った。

0008

すなわち、本発明に係る発泡性エアゾール製品は、カチオン化高分子、N-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩、及びシリコーンエマルションが配合された原液と、噴射剤とが、容器に充填されたことを特徴とする。

0009

本発明における上記シリコーンエマルションにおいて、シリコーンは、例えば、高重合メチルポリシロキサン、粘度200cs以下のメチルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、及びジメチコノールから選ばれた一種又は二種以上である。また、前記シリコーンエマルションは、メチルポリシロキサンの分散性を高めるために、ノニオン界面活性剤を含むものが良い。

0010

本発明における原液は、二酸化ケイ素が配合されたものが良い。二酸化ケイ素を配合することで、毛髪がボリュームアップする。

0011

また、本発明における原液には、二酸化ケイ素が配合される場合、ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインを配合すると良い。このポリメタクリロイルエチルジメチルベタインの配合により、容器からの原液吐出の障害要因になる二酸化ケイ素の凝集沈殿を抑制できる。

0012

本発明に係る毛髪処理方法は、上記本発明の発泡性エアゾール製品から吐出させたフォーム状の前記原液を、毛髪に塗布することを特徴とする。その原液にはシリコーンエマルションが配合されているから、容器から泡立ち良く吐出された原液を、任意の毛髪部位に塗布できる。

発明の効果

0013

本発明の発泡性エアゾール製品によれば、シリコーンエマルションが、カチオン化高分子及びN-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩と共に原液に配合されるから、泡立ちの良い原液を容器から吐出させることができる。

図面の簡単な説明

0014

実施例1及び比較例1a〜比較例1fの泡持ち評価の際の撮影画像である。

0015

本発明の実施形態に基づき、本発明を以下に説明する。
本実施形態の発泡性エアゾール製品は、原液及び噴射剤が容器に充填されたものであり、充填した噴射剤によってフォーム状原液を容器から吐出する。

0016

(原液)
本実施形態における上記原液は、カチオン化高分子、N−ヤシ油脂肪酸アシルL−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩、シリコーンエマルション、及び水が配合されたものである(原液における水の配合量は、例えば90質量%以上)。また、原液には、実使用上許容されるのであれば、更に公知の毛髪化粧料原料が配合されていても良い。

0017

カチオン化高分子
本実施形態における上記原液に配合されるカチオン化高分子は、陽イオン化する置換基を有する高分子であり、その置換基は、アミノ基、アンモニウム基などがある。カチオン化高分子としては、例えば、ポリクオタニム−11などのビニルピロリドンメタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合体ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−52などのジメチルジアリルアンモニウムアクリルアミド共重合体;ポリクオタニウム−16などのビニルピロリドン・メチルビニルイミダゾリウム共重合体;が挙げられる。フォーム状原液を塗布してから乾燥した毛髪表面の滑らかさ、毛髪のはりを良好にするには、ポリクオタニウム−11を配合すると良い。

0018

上記原液において、一種又は二種以上のカチオン化高分子が配合される。その原液におけるカチオン化高分子の配合量は、例えば0.1質量%以上1.0質量%以下である。

0019

N−ヤシ油脂肪酸アシルL−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩
本実施形態の上記原液には、N−ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩が配合される。その原液におけるN−ヤシ油脂肪酸アシルL−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩の配合量は、例えば0.1質量%以上0.6質量%以下である。

0020

シリコーンエマルション
本実施形態の上記原液に配合されるシリコーンエマルションは、水にシリコーンを分散させたものであり、例えば、高重合メチルポリシロキサン、粘度200cs以下のメチルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、及びジメチコノールから選ばれた一種又は二種以上である。シリコーンが二種以上の場合には、上記シリコーンエマルションは、その二種以上の混合物が水に分散したものであると良い。

0021

上記シリコーンエマルションにおけるシリコーンに関して、高重合メチルポリシロキサンは、平均重合度が650以上のメチルポリシロキサンであり、粘度200cs以下のメチルポリシロキサンは、高重合メチルポリシロキサンなどの流動性の無い又は乏しいシリコーンの溶剤にもなり、5cs以上25cs以下のものであると良い(ここで、メチルポリシロキサンの粘度は、化粧品原料基準一般試験粘度測定法第1法に準拠して測定した値を採用する。)。また、アミノ変性シリコーンは、例えば、アミノプロピルメチルシロキサンジメチルシロキサン共重合体である。

0022

上記シリコーンエマルションは、市場入手可能な商品として存在する。粘度200cs以下のメチルポリシロキサンが分散するエマルションの商品は、東レ・ダウコーニング社製の「BY22−068」、「BY22−080」などが挙げられる。高重合メチルポリシロキサン及び粘度200cs以下のメチルポリシロキサンの混合物が分散するエマルションの商品は、東レ・ダウコーニング社製の「BY22−034」、「BY22−055」、「BY22−060」などが挙げられる。アミノ変性シリコーンが分散するエマルションの商品は、東レ・ダウコーニング社製の「SM8904 Cosmetic Emulsion」などが挙げられる。また、ジメチコノールが分散するエマルションの商品は、モメンティブ・パフォーマンスマテリアル社製「XS65−C2173」、「SilsoftEM202C」などが挙げられる。

0023

上記シリコーンエマルションは、例えば、ノニオン界面活性剤によって水中にジメチルポリシロキサンを分散させたものである。そのノニオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテルポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルが挙げられる。

0024

任意原料
本実施形態の上記原液には、上記の通り、公知の毛髪化粧料原料(任意原料)を配合しても良い。この任意原料は、本実施形態の発泡性エアゾール製品の用途、目的に応じて適宜に選定される。任意原料としては、アニオン界面活性剤、N−ヤシ油脂肪酸アシルL−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩以外のカチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、高級アルコール多価アルコール、糖類、エステル油、油脂、上記シリコーンエマルションに含まれるシリコーン以外のシリコーン、カチオン化高分子以外の高分子化合物アミノ酸香料防腐剤金属イオン封鎖剤紫外線吸収剤などである。

0025

アニオン界面活性剤を配合する場合、上記原液における配合量は、カチオン化高分子とのコンプレックス形成を抑える観点から、0.1質量%以下である(アニオン界面活性剤を配合しないことが望ましい。)。カチオン界面活性剤及び/又は両性界面活性剤を配合する場合、容器の腐食を抑える観点から、塩素塩などのハロゲン化物の配合を避けるべきであり、そのハロゲン化物を配合する場合の原液における配合量は、0.1質量%以下である。また、ノニオン界面活性剤を配合する場合、毛髪の感触を良好にするために、1.5質量%以下が良く、1.0質量%以下が好ましい。

0026

高級アルコールは、毛髪の感触を調整する成分となる。高級アルコールは、セチルアルコールステアリルアルコールなどの直鎖状飽和アルコールが良い。上記原液における高級アルコールの配合量は、泡立ちと泡持ちの双方を良好とするには、0.1質量%以上0.5質量%以下が良い。

0027

また、上記原液に無機粉体の一種である二酸化ケイ素を配合すれば、毛髪がボリュームアップする。原液における二酸化ケイ素の配合量は、例えば0.1質量%以上0.4質量%以下である。

0028

上記の二酸化ケイ素の配合と共に、ポリメタクリロイルエチルジメチルベタイン(ポリクオタニウム−50)を配合すると、原液中における二酸化ケイ素の分散性が向上する。上記原液におけるポリメタクリロイルエチルジメチルベタインの配合量は、例えば0.2質量%以上1.0質量%以下である。

0029

pH
本実施形態の原液のpHは、特に限定されるものではないが、例えば4以上6以下である。

0030

(噴射剤)
本実施形態における上記噴射剤は、公知の噴射剤から選定される。公知の噴射剤としては、プロパン、n−ブタン、i−ブタン、及びこれらの混合物である液化石油ガス(以下、「LPG」ともいう);ジメチルエーテル、及びこれを含む混合物である液化ガス二酸化炭素窒素亜酸化窒素、空気などの圧縮ガス;などが挙げられる。LPGを充填すれば、泡立ちと泡持ちのバランスに優れ、炭酸ガスを充填すれば、皮膚の血行促進効果を期待できる。

0031

本実施形態の発泡性エアゾール製品において、原液と噴射剤との質量比としては、例えば、原液:噴射剤=90:10〜96:4である。

0032

(容器)
容器は、金属製であり、かつ、安価な内袋を有さないものが良い。この容器の形成に用いる金属としては、例えばアルミニウムアルミニウム合金ブリキ、鋼等が挙げられる。また、容器の内面樹脂層が積層されてもよい。

0033

使用方法
本実施形態の発泡性エアゾール製品は、容器から吐出させたフォーム状原液を任意の毛髪部位に塗布して使用される。例えば、毛髪の根本にフォーム状原液を塗布し、根本を立ち上がらせつつ乾燥させると良い。この使用方法によれば、頭髪がボリュームアップすることになり、ポリクオタニウム−11及び二酸化ケイ素の原液への配合により、ボリュームアップがより容易となる。

0034

以下、実施例に基づき本発明を詳述するが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるものではない。
原液と噴射剤(LPG)を内容量50ml程度の容器に充填し、実施例及び比較例の発泡性エアゾール製品を製造し、各種評価を行った。詳細は、以下の通りである。

0035

(原液)
N−ヤシ油脂肪酸アシルL−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸(ポリクオタニウム−11)、シリコーンエマルション(粘度10csメチルポリシロキサンと高重合メチルポリシロキサンとの混合物を50質量%含有し、その混合物をノニオン界面活性剤で分散させた東レ・ダウコーニング社製「BY22−034」)、メチルポリシロキサン(粘度が10csである東レ・ダウコーニング社製「SH200 CFLUID」)、メチルポリシロキサンと高重合メチルポリシロキサンの混合物(粘度10csのメチルポリシロキサン90質量部と高重合メチルポリシロキサン10質量部とを混合した東レ・ダウコーニング社製「BY11−007」)、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(2E.O.)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(21E.O.)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(4.2E.O.)、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン(20E.O.)、フェノキシエタノール、香料、ポリメタクリロイルエチルジメチルベタイン(ポリクオタニウム−50)、及び二酸化ケイ素から選定した原料と、水とを配合することにより、実施例1、比較例1a〜1f、及び実施例2a〜2bの発泡性エアゾール製品で使用した原液を製造した。水と配合した原料及びその配合量は、下記表1〜2の通りとした。

0036

(発泡性エアゾール製品)
容器に原液を充填した後、LPGを充填することで、実施例1、比較例1a〜1f、及び実施例2a〜2bの発泡性エアゾール製品を製造した。この製造での原液とLPGの充填比率は、原液:LPG=90質量部:10質量部とした。

0037

(泡立ちの評価)
発泡性エアゾール製品から原液を吐出させ、吐出直後のフォーム状原液を目視確認し、比較例1e及び比較例1fとの対比により、評価した。評価基準は、以下の通りとした。
○:基準(比較例1e及び比較例1f)より泡立ちが良い
—:泡立ちの対比基準(比較例1e及び比較例1f)
×:基準(比較例1e及び比較例1f)よりも泡立ちが悪い

0038

(泡持ちの評価)
泡立ち評価後のフォーム状原液の経時的な状態変化を目視確認し、比較例1dとの対比により評価した。評価基準は、以下の通りとした。
○:基準(比較例1d)より泡持ちが良い
—:泡持ちの対比基準(比較例1d)
×:基準(比較例1d)よりも泡持ちが悪い

0039

(原液における二酸化ケイ素の分散性の評価)
実施例2aと実施例2bの原液について、製造後間もなくの外観を対比し、二酸化ケイ素の分散性の優劣を評価した。評価基準は、以下の通りとした。
○:基準(実施例2a)より優れる
—:基準

0040

下記表1〜2に、原液に配合した原料及びその配合量、容器に充填した原液とLPGの質量比、並びに、評価結果を示す。表1〜2において、シリコーンエマルションの配合により、「泡立ち」、「泡持ち」共に良好であったことを確認できる(図1は、実施例1及び比較例1a〜比較例1fの泡持ち評価の際の撮影画像である。)。また、表2において、ポリメタクリロイルエチルジメチルベタインの配合により、二酸化ケイ素の分散性が向上したことを確認できる。

0041

実施例

0042

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い法人

関連性が強い法人一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ