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技術 制御可能にIN VIVO(体内で)分断するように構成された少なくとも1つの連結部材を有するステント

出願人 セロノヴァ・ステント・インコーポレーテッド
発明者 デニソン,アンディ・エドワードベイツ,マーク・シーストーカー,ケント・シー・ビー
出願日 2017年3月28日 (3年7ヶ月経過) 出願番号 2017-062751
公開日 2017年8月10日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-136408
状態 特許登録済
技術分野 媒体導出入付与装置
主要キーワード 円周方向変位 保護ゾーン 相互コネクタ セルリング 周期的荷重 歪みサイクル 重畳エリア 曲線状部分
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月10日)のものです。
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図面 (20)

課題

使用時に反復的なおよび極度軸方向荷重または軸方向変位を受ける可能性がある部位に適用するための、改良されたステントを提供する。

解決手段

ステント10は、第1の部分、第2の部分、および第1の部分と第2の部分との間に位置決めされた第3の部分を有する、コネクタ18を備え得る。このコネクタは、軸方向に隣接し合うステントセグメント12同士を相互連結するように構成され得る。さらに、コネクタは、1つまたは複数の事前構成されたコネクタを制御的に分断しやすくすることにより、患者の周囲の血管系に対して生じ得る危害を最小限に抑えるために、第3の部分がしきい値量軸方向力、軸方向短縮化、および/または周期的荷重もしくは周期的疲労に応答して分断するように構成され得る。

概要

背景

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2011年2月23日に出願された「STENTHAVING ATLEASTONE CONNECTINGMEMBERCONFIGURED TO CONTROLLBLY SEVERIN VIVO」と題する米国特許仮出願第61/446,031号の非仮出願である。この仮出願は、ここに参照により、本明細書において完全に示されたものと同様にその全体が本明細書に組み込まれる。
参照による組込み

[0001.1]証拠物件Aとして本明細書に添付された、1998年1月23日に出願された「BISTABLE SPRING CONSTRUCTION FOR A STENTAND OTHEMEDICAAPPARATUS」と題する米国特許第6,488,702号、2007年9月19日に出願された「DEFORMABLE LUMEN SUPPORTDEVICESAND METHODS OF USE」と題する米国特許出願第11/875,718号、および2006年3月29日に出願された「FRACTURE−RESISTANT HELICAL STENT INCORPORATING BISTABLE CELLS AND METHODS OF USE」と題する米国特許出願第11/391,940号は、ここに参照により、本明細書において完全に示されたものと同様にその全体が本明細書に組み込まれる。

[0002]本開示は、ステントに関し、さらに詳細には、隣接し合う、例えば軸方向に隣接し合うステントセグメント間の相互連結部、コネクタ、および相互連結具に関する。

[0002.1]浅大腿動脈SFA)などの、関節または身体の曲げ平面に隣接する血管中位置決めされたステントは、使用時に反復的なおよび極度軸方向荷重または軸方向変位を受ける可能性があることが、当業者には知られている。この理由により、SFAまたは他のかかる箇所の中に位置決めされるステントのいくつかの実施形態は、軸方向において剛性を有するのとは対照的に、軸方向に弾性またはばね性を有することが好ましい。いくつかの例において、コイル状ステントが、これらの箇所において使用されてきたが、かかるステントは、しばしば、十分には展開しないか、または血管壁もしくは通路壁を十分には覆わない。この環境における性能が改良されたステントを提供することが望ましい場合がある。

概要

使用時に反復的なおよび極度の軸方向荷重または軸方向変位を受ける可能性がある部位に適用するための、改良されたステントを提供する。ステント10は、第1の部分、第2の部分、および第1の部分と第2の部分との間に位置決めされた第3の部分を有する、コネクタ18を備え得る。このコネクタは、軸方向に隣接し合うステントセグメント12同士を相互連結するように構成され得る。さらに、コネクタは、1つまたは複数の事前構成されたコネクタを制御的に分断しやすくすることにより、患者の周囲の血管系に対して生じ得る危害を最小限に抑えるために、第3の部分がしきい値量軸方向力、軸方向短縮化、および/または周期的荷重もしくは周期的疲労に応答して分断するように構成され得る。

目的

荷重吸収部材は、拡張可能部材が、通路またはルーメンを例えば開状態に保持するなど、それらに足場を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

コネクタを備えるステントであって、前記コネクタは、第1の部分と、第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分との間に位置決めされた第3の部分とを備え、前記コネクタは、軸方向に隣接し合うステントセグメント同士を相互連結するように構成され、前記コネクタは、前記ステントが所定の軸方向力、所定の軸方向短縮化、または所定レベル周期的荷重もしくは周期的疲労を受けたとき、前記第3の部分が分断するように構成される、ステント。

請求項2

前記ステントは螺旋状ステントである、請求項1に記載のステント。

請求項3

前記第1の部分および前記第2の部分の少なくとも一方が、前記第3の部分を少なくとも部分的に囲むように構成される、請求項1に記載のステント。

請求項4

前記第3の部分は、前記コネクタの前記第1の部分、前記コネクタの前記第2の部分、および前記ステントセグメントの一部分の中の少なくとも1つにより形成された、前記第3の部分を少なくとも部分的に囲むポケット内に位置決めされる、請求項3に記載のステント。

請求項5

前記第1の部分および前記第2の部分は、前記ステントセグメントの一部である、請求項1に記載のステント。

請求項6

前記第3の部分は、前記第1の部分および前記第2の部分の少なくとも一方に対して角度を成す、請求項1に記載のステント。

請求項7

前記第1の部分および前記第2の部分の少なくとも一方が、非外傷性を有するように構成される、請求項1に記載のステント。

請求項8

前記第1の部分および前記第2の部分の少なくとも一方の端部部分が、曲線状である、請求項1に記載のステント。

請求項9

多安定性セルの第1のリングと、多安定性セルの第2のリングとをさらに備え、前記コネクタは、前記第1のリングと前記第2のリングとの間に配設される、請求項1に記載のステント。

請求項10

軸方向短縮化を受ける腔内通路治療するための拡張可能医療デバイスであって、複数のセルを有する第1の円周方向支持構造体と、複数のセルを有する第2の円周方向支持構造体であって、前記第1の支持構造体の近位に位置する、第2の円周方向支持構造体と、前記第1の円周方向支持構造体と前記第2の円周方向支持構造体との間に配設された破損ゾーンであって、第1の状態において前記第1の円周方向支持構造体および前記第2の円周方向支持構造体を一体化するように構成され、展開時または展開後に破損することにより前記医療デバイスの可撓性を強化して短縮化を許容するように構成される、破損ゾーンとを備える、拡張可能医療デバイス。

請求項11

前記第2の円周方向支持構造体に結合された近位端部および前記第1の円周方向支持構造体に結合された遠位端部を有する相互連結具をさらに備え、前記破損ゾーンは、前記第1の円周方向支持構造体と前記第2の円周方向支持構造体との間に配設される、請求項10に記載の拡張可能医療デバイス。

請求項12

記相連結具は、前記円周方向支持構造体と同一の材料から作製される、請求項11に記載の拡張可能デバイス

請求項13

前記相互連結具は、前記第1の円周方向支持構造体に結合された遠位部分と、前記第2の円周方向支持構造体に結合された近位端部と、前記破損ゾーンを遮蔽するために前記破損ゾーンを少なくとも部分的に囲む、前記近位部分と前記遠位部分との間に配設されたポケットとを備える、請求項11に記載の拡張可能デバイス。

請求項14

前記相互連結具は、前記破損ゾーンを少なくとも部分的に囲むポケットを備える、請求項11に記載の拡張可能デバイス。

請求項15

前記ポケットは、前記相互連結具の前記遠位部分の近位部分と前記第1の円周方向支持構造体上のセルの近位部分との間に画成される、請求項14に記載の拡張可能デバイス。

請求項16

前記破損ゾーンは、前記相互連結具の前記近位端部および前記遠位端部に比較してより小さな断面積エリアを備える、請求項11に記載の拡張可能デバイス。

請求項17

前記破損ゾーンは、前記第1の円周方向支持構造体および前記第2の円周方向支持構造体により囲まれた通路長手方向軸に対して鋭角にて配向される、請求項11に記載の拡張可能デバイス。

請求項18

前記相互連結具の前記近位部分は、前記破損ゾーンの遠位に配設された非外傷性端部を備える、請求項11に記載の拡張可能デバイス。

請求項19

前記相互連結具の前記遠位部分は、前記破損ゾーンの近位に配設された非外傷性端部を備える、請求項18に記載の拡張可能デバイス。

請求項20

前記相互連結具は前記相互連結具の前記近位部分と前記遠位部分との間に配設された中央ゾーンを備え、前記近位部分、前記遠位部分、および前記中央ゾーンは、円周方向において重畳し、前記中央ゾーンは、前記破損ゾーンを含む幅細エリアを有する、請求項11に記載の拡張可能デバイス。

請求項21

前記幅細エリアは、前記拡張可能医療デバイスの外周部に対してある角度にて配設された凹部を備える、請求項20に記載の拡張可能デバイス。

請求項22

前記幅細エリアは、前記中央ゾーンに形成された貫通穴を備える、請求項20に記載の拡張可能デバイス。

請求項23

前記近位部分、前記遠位部分、および前記中央ゾーンは、螺旋構成を備える、請求項20に記載の拡張可能デバイス。

請求項24

前記第1の円周方向支持構造体の近位先端部が、前記第2の円周方向支持構造体の遠位先端部の近位に配設され、前記破損ゾーンは、前記近位先端部と前記遠位先端部との間に配設される、請求項20に記載の拡張可能デバイス。

請求項25

前記第1の円周方向支持構造体および前記第2の円周方向支持構造体の一方に関連付けられた放射線不透過性マーカをさらに備え、前記破損ゾーンは、前記放射線不透過性マーカと前記第1の円周方向支持構造体および前記第2の円周方向支持構造体の他方との間に配置される、請求項20に記載の拡張可能デバイス。

請求項26

腔内通路を治療するための拡張可能医療デバイスであって、1つまたは複数のセルを有する第1の円周方向支持構造体と、複数の閉セルを有する第2の円周方向支持構造体であって、前記第1の支持構造体の近位に位置する第2の円周方向支持構造体と、前記第2の円周方向支持構造体に結合された近位端部および前記第1の円周方向支持構造体に結合された遠位端部を有する相互連結具であって、細長部分が、前記近位端部と前記遠位端部との間に延在する、相互連結具とを備え、前記相互連結具は、前記細長部材の前記近位端部と前記遠位端部との間に連続材料を設けることにより、前記第1の円周方向支持構造体および前記第2の円周方向支持構造体を共に固定的に連結する、第1の状態を有し、前記相互連結具は、前記相互連結具が前記第1の円周方向支持構造体および前記第2の円周方向支持構造体を共に固定的に連結しないように、前記相互連結具に沿って間隙が設けられる、第2の状態を有する、拡張可能医療デバイス。

請求項27

前記相互連結具は、ワイヤコネクタを備える、請求項26に記載の拡張可能デバイス。

請求項28

前記ワイヤは、前記医療デバイスの短縮化を容易にするように可縮性である糸構造体を備える、請求項26に記載の拡張可能デバイス。

請求項29

前記ワイヤは、ヒトの血液との接触時に生物分解する材料を含む、請求項26に記載の拡張可能デバイス。

請求項30

前記ワイヤは、前記第1の円周方向支持構造体と前記第2の円周方向支持構造体との間に配設された少なくとも1つの巻線を有する螺旋状ストランドを備える、請求項26に記載の拡張可能デバイス。

請求項31

前記相互連結具は、前記相互連結具の前記近位端部および前記遠位端部と前記円周方向支持構造体とが互いに移動し得るように、前記相互連結具の他の部分と比較して応力が集中する破損ゾーンを備える、請求項26に記載の拡張可能デバイス。

請求項32

前記相互連結具は、前記円周方向支持構造体と同一の材料から作製される、請求項26に記載の拡張可能デバイス。

請求項33

前記第1の円周方向支持構造体および前記第2の円周方向支持構造体は、前記デバイスの中心軸の周囲に完全に延在する安定性セルを備える、請求項26に記載の拡張可能デバイス。

請求項34

軸方向短縮化を受ける腔内通路を治療するための拡張可能医療デバイスであって、第1の円周方向支持構造体と、前記第1の支持構造体の近位に位置する第2の円周方向支持構造体と、前記医療デバイスの軸方向可撓性を強化するように構成された可動相互連結具であって、前記可動相互連結具は、前記第1の円周方向支持構造体に連結された第1の部分および前記第2の円周方向支持構造体に連結された第2の部分を有し、前記可動相互連結具の前記第1の部分および前記第2の部分は、互いに摺動自在に結合されるように構成される、拡張可能医療デバイス。

請求項35

前記可動相互連結具の前記第1の部分は、細長スロットを備え、前記可動相互連結具の前記第2の部分は、前記細長スロットに係合した細長部分を備える、請求項34に記載の拡張可能デバイス。

請求項36

前記可動相互連結具の前記第1の部分は、孔を備え、前記可動相互連結具の前記第2の部分は、前記孔を貫通して近位方向および遠位方向に移動可能である細長部分を備える、請求項34に記載の拡張可能デバイス。

背景技術

0001

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2011年2月23日に出願された「STENTHAVING ATLEASTONE CONNECTINGMEMBERCONFIGURED TO CONTROLLBLY SEVERIN VIVO」と題する米国特許仮出願第61/446,031号の非仮出願である。この仮出願は、ここに参照により、本明細書において完全に示されたものと同様にその全体が本明細書に組み込まれる。
参照による組込み

0002

[0001.1]証拠物件Aとして本明細書に添付された、1998年1月23日に出願された「BISTABLE SPRING CONSTRUCTION FOR A STENTAND OTHEMEDICAAPPARATUS」と題する米国特許第6,488,702号、2007年9月19日に出願された「DEFORMABLE LUMEN SUPPORTDEVICESAND METHODS OF USE」と題する米国特許出願第11/875,718号、および2006年3月29日に出願された「FRACTURE−RESISTANT HELICAL STENT INCORPORATING BISTABLE CELLS AND METHODS OF USE」と題する米国特許出願第11/391,940号は、ここに参照により、本明細書において完全に示されたものと同様にその全体が本明細書に組み込まれる。

0003

[0002]本開示は、ステントに関し、さらに詳細には、隣接し合う、例えば軸方向に隣接し合うステントセグメント間の相互連結部、コネクタ、および相互連結具に関する。

0004

[0002.1]浅大腿動脈SFA)などの、関節または身体の曲げ平面に隣接する血管中位置決めされたステントは、使用時に反復的なおよび極度軸方向荷重または軸方向変位を受ける可能性があることが、当業者には知られている。この理由により、SFAまたは他のかかる箇所の中に位置決めされるステントのいくつかの実施形態は、軸方向において剛性を有するのとは対照的に、軸方向に弾性またはばね性を有することが好ましい。いくつかの例において、コイル状ステントが、これらの箇所において使用されてきたが、かかるステントは、しばしば、十分には展開しないか、または血管壁もしくは通路壁を十分には覆わない。この環境における性能が改良されたステントを提供することが望ましい場合がある。

課題を解決するための手段

0005

[0003]一実施形態においては、コネクタを備えるステントが提供される。このコネクタは、第1の部分、第2の部分、および第1の部分と第2の部分との間に位置決めされた第3の部分を備える。コネクタは、隣接し合うステントセグメント同士を軸方向におよび長手方向に相互連結するように構成される。コネクタは、展開時または展開後にその第3の部分が制御的に分断するように構成される。

0006

[0004]例えば、ステントは、例えば曲げ平面においてなど、ヒトの解剖学的構造部の曲げに起因して圧縮される血管内において生じる力の下において、第3の部分に十分な応力を誘発するように構成され得る。そのため、第3の部分は、ステントの長さに沿って血管系により印加され得る所定の軸方向力にて分断するように構成され得る。

0007

[0005]いくつかの実施形態においては、第3の部分は、ステントが印加荷重により約3%以上だけ短縮化された場合など、所定のパーセンテージの軸方向短縮化の下にあるとき、分断するように構成される。

0008

[0006]いくつかの実施形態においては、第3の部分は、ステントが、展開後の少なくとも初期期間にわたり近位端部から遠位端部にかけて単体本体を備え、その後その初期期間の後に複数の隣接し合う足場提供セグメントへと分離するように、所定回数荷重サイクル超過時に分断するように構成され得る。

0009

[0007]別の実施形態においては、荷重吸収部材により連結された少なくとも第1のセルおよび第2のセルを備える拡張可能デバイスが提供される。荷重吸収部材は、拡張可能部材が、通路またはルーメンを例えば開状態に保持するなど、それらに足場を提供することが可能となり、また同時に通路またはルーメンの軸方向収縮許容することが可能となるように、拡張可能デバイスに対してかけられる軸方向荷重を許容するように構成され得る。

0010

[0008]荷重吸収部材は、拡張可能部材が単体状態において送達され、その後に展開時または展開後に少なくとも2つの別個構造体へと分離することを可能にする、破断可能部材として構成され得る。いくつかの実施形態においては、拡張可能デバイスの1つまたは複数の連結部材が、破断し、拡張可能デバイスの1つまたは複数の連結部材が、完全な状態に留まる。例えば、曲げが拡張可能デバイスの変形の主要モードである場合には、全ての部材が必ずしも破断しない。いくつかの実施形態においては、曲げにおいて最大のひずみを受ける破断可能部材が、破断することにより曲げに対して高い可撓性をもたらし、一方で他の部材は、完全な状態に留まることが可能である。その結果、ステントの可撓性は、送達時または送達後に強化され得る一方で、ステントは、2つ以上の別個の構造体へと分離しない。

0011

[0009]一構成においては、破断可能部材は、第1のセルに結合された第1の部分と、第2のセルに結合された第2の部分とを備えることが可能である。破断部材は、第1のセルと第2のセルとの間において制御的に破損するように構成され得る。例えば、破断可能部材は、所定の軸方向荷重下において破損するように構成され得る。破断可能部材は、複数の軸方向圧縮サイクルの下で破損するように構成され得る。破断可能部材は、拡張下において破損するように構成され得る。

0012

[0010]いくつかの用途においては、破断可能部材の破損により露出される表面を遮蔽することによって、さらなる利点が得られる。破損により露出された表面の遮蔽は、破損により露出された表面の少なくとも2つの側において非外傷性構造体を設けることによって、実現され得る。例えば、コネクタは、破断可能部材と拡張可能部材のセルとの間に延在する第1の部分および第2の部分を備えることが可能であり、第1の部分および第2の部分は、破損により露出された表面を遮蔽するように構成される。

0013

[0011]いくつかの技術においては、破損により露出された表面は、サイクル中に少なくとも移動または収縮することが予想される方向に対面するように配向または構成され得る。例えば、浅大腿動脈においては、血管の円周よりも長さに沿ってより大きな短縮化が予想される。したがって、かかる用途においては、破損により露出された表面をほぼ円周方向に配向することが有利となり得る。

0014

[0012]いくつかの実施形態においては、破断可能部分は、拡張可能デバイスのセル間に直接的に延在し、これらのセルは、破損により露出された表面を遮蔽するように構成される。

0015

[0013]添付の図面と組み合わせて読むことにより、本発明の好ましい実施形態の前述の概要および以下の詳細な説明がよりよく理解されよう。

図面の簡単な説明

0016

[0014]ステントの一実施形態のパターンの平面図である。
[0015]コネクタの一部分が分断される前のコネクタを示す、図1曲線2−2により範囲規定された、図1に示すステントパターンの一部分の拡大図である。
[0016]コネクタの一部分が分断された後のコネクタを示す、図1の曲線2−2により範囲規定された、図1に示すステントパターンの一部分の拡大図である。
[0017]図1の曲線3−3により範囲規定されたコネクタなどのコネクタの写真である。
[0018]コネクタの一部分が分断された後の、コネクタおよびステントセルの別の実施形態の一部分の斜視図である。
[0019]コネクタの一部分が分断された後の、図4Aに示すコネクタおよびステントセルの実施形態の別の斜視図である。
[0020]コネクタの一部分が分断された後の、図4Aに示すコネクタおよびステントセルの実施形態の別の斜視図である。
[0021]コネクタの一部分が分断された後の、破断可能コネクタの一実施形態の一部分の斜視図である。
[0022]コネクタの一部分が分断された後の、図5Aに示す破断可能コネクタの実施形態の別の斜視図である。
[0023]コネクタの一部分が分断された後の、図5Aに示すコネクタの別の斜視図である。
[0024]コネクタが分断された後の、コネクタの別の実施形態の平面図である。
[0025]コネクタが分断された後の、コネクタの別の実施形態の平面図である。
[0026]コネクタが分断された後の、コネクタの別の実施形態の平面図である。
[0027]コネクタの別の実施形態の拡大平面図である。
[0028]コネクタの別の実施形態の拡大平面図である。
[0029]図7に示すコネクタの第1の部分および第2の部分のそれぞれによりコネクタの分断部分に対して与えられた保護ゾーンまたは保護ポケットの概略図である。
[0030]コネクタの別の実施形態の拡大平面図である。
[0031]コネクタの別の実施形態の拡大平面図である。
[0032]コネクタの別の実施形態の拡大平面図である。
[0033]コネクタの別の実施形態の拡大平面図である。
[0034]コネクタの別の実施形態の拡大平面図である。
[0035]コネクタの別の実施形態の拡大平面図である。
[0036]コネクタの別の実施形態の拡大平面図である。
[0037]コネクタの別の実施形態の拡大平面図である。
[0038]コネクタの別の実施形態の拡大平面図である。
[0039]ステントセルまたはステントセグメントの2つの部分間にコネクタを有するステントの別の実施形態の拡大平面図である。
[0040]第1の位置すなわち伸張位置にあるコネクタを示す、コネクタの別の実施形態の拡大図である。
[0041]第2の位置すなわち収縮位置にあるコネクタを示す、図13Aに示すコネクタの実施形態の拡大図である。
[0042]第1の位置すなわち伸張位置にあるコネクタを示す、コネクタの別の実施形態の拡大図である。
[0043]第2の位置すなわち収縮位置にあるコネクタを示す、図5Aに示すコネクタの実施形態の拡大図である。
[0044]圧縮状態にあるステントを示す、1つまたは複数の分断可能コネクタを有する螺旋構成ステントの一実施形態の斜視図である。
[0045]拡張状態にあるステントを示す、1つまたは複数の分断可能コネクタを有する螺旋構成ステントの一実施形態の斜視図である。
[0046]ステントの別の実施形態のパターンの一部分の平面図である。
[0047]弛緩状態および収縮状態にある互いに噛み合わされたステントセルを示す、図23に示すステントの実施形態のパターンの一部分の概略図である。
[0048]ステントセルまたはステントセグメントの少なくとも2つの部分間にコネクタを有するステントの別の実施形態の一部分の平面図である。
[0049]ステントセルまたはステントセグメントの少なくとも2つの部分間を連結させるように構成されたコネクタの別の実施形態の一部分の平面図である。
[0050]少なくとも2つのステントセグメント部分間にコネクタを有するステントの別の実施形態の一部分の平面図である。
[0051]ステントセルまたはステントセグメントの少なくとも2つの部分間にコネクタを有するステントの別の実施形態の一部分の平面図である。
[0052]本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。
本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。
本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。
本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。
本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。
本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。
本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。
本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。
本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。
本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。
本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。
本明細書に開示されるステントおよびコネクタの実施形態に関するさらなる詳細を示す図である。

実施例

0017

[0053]以下の詳細な説明は、本開示のいくつかの具体的な実施形態に関する。本説明においては、図面を参照とし、類似のパーツは、説明および図面の全体を通して類似の数字割り当てられる。

0018

[0054]本明細書において説明されるいくつかの実施形態は、いくつか例を挙げれば、大動脈腸骨動脈もしくは腸骨静脈冠状動脈、大腿動脈、胸部動脈、および/または浅大腿動脈を含むがそれらに限定されない、血管などの管状構造体における狭窄、損傷、または他の欠陥治療するための、システム、方法、および装置に関する。しかし、これらのシステム、方法、および装置は、胆管もしくは輸胆管などの身体の他の脈管もしくは部位に対する、または他の領域に対する用途を有し得る。また、かかる追加の用途は、本開示の一部を形成するように意図される。また、本明細書においては、具体的な実施形態が、ヒトの血管系の特定の部分に関連して説明され得るが、説明される実施形態は、ヒトもしくは動物の血管系の他の部分または身体の他の部分における使用に適合化させることが可
能であり、本明細書において具体的に示される特定の血管に限定されない点を理解されたい。

0019

[0055]浅大腿動脈などの、関節または身体の曲げ平面に隣接する血管内に位置決めされるステントは、使用時に反復的なおよび極度の軸方向荷重または軸方向変位を受ける可能性がある。この理由により、SFAまたは他のかかる箇所の中に位置決めされるステントのいくつかの実施形態は、軸方向において剛性を有するのとは対照的に、軸方向に弾性またはばね性を有することが好ましい。いくつかの例において、コイル状ステントが、これらの箇所において使用されてきたが、かかるステントは、しばしば、十分には展開しないか、または血管壁もしくは通路壁を十分には覆わない。限定するものではないが、一般的には、本明細書において開示されるいくつかのステントの実施形態は、例えばその制御された展開を実現するなど、この環境における性能の改良を実現する。いくつかの実施形態においては、ステントは、ステントがしきい値のもしくは所定の変位量、しきい値力を受けたとき、またはステントがしきい値のまたは所定のレベル周期的な荷重もしくは疲労を受けたとき、分断または破断するように設計された、分断可能なまたは破断可能なコネクタ(本明細書においては相互コネクタとも呼ばれる)を備える。算出される金属疲労降伏しきい値は、標的血管領域または臨床徴候により部分的に決定される。例えば、Dr.Smouseら(Endovascular Today (1) June 2005)は、ヒトの死体の研究において、露出したSFAが、5〜23%短縮し、SFA内に植え込まれたステントが、屈曲により平均で4〜14%短縮することを明らかにした。したがって、SFAについては、例えばいくつかの実施形態が、3%以下の短縮にて破断するコネクタを有するなど、これらのパーセンテージ以下の短縮度にてデバイスを降伏させることが最善となり得る。例としては、コネクタを破断させる短縮化レベルは、静脈および冠状血管においてははるかにより低いものとなり、血液透析流出路狭窄においてははるかにより高いものとなり得る。相互連結具の分断後の目標短縮化範囲は、殆どの用途については2%〜25%の間となる。

0020

[0056]いくつかの例においては、ある力レベル以上にて破断または分断するように相互連結具を構成することが望ましい。例えば、いくつかの用途においては、3.558N(0.8ポンド)以下の力が、SFA用途における相互連結具の破断を引き起こし得る。

0021

[0057]例えば、非限定的なものであるが、本明細書において開示されるステントのいくつかの実施形態は、ステントが約2%以上の軸方向短縮を受けたとき、1つまたは複数の軸方向コネクタが分断または分離するように構成され得る。いくつかの例においては、より高い短縮化しきい値が、適切となり得る。例えば、相互連結具が、複数の3%超の短縮化サイクルの後に切断するように構成され得る。いくつかの用途においては、複数の約5%超の短縮化サイクルが生じた後に切断する相互連結具が、構成され得る。いくつかの相互連結具は、複数の10%超の短縮化サイクルが生じるまで、およびいくつかの例においては複数の20%超の短縮化サイクルが生じるまで、切断しないように構成される。ステントの短縮化により破損が生るしきい値は、殆どの実施形態において全ステントの短縮化に必要とされるものの予想をはるかに下回ることになる。相互連結具の解除または切断の後の円周方向構造同士またはリング間の距離は、意図される解剖学的構造部に基づき設計され得る。一例としてのSFA用途のステント全体の軸方向圧縮性は、5〜25%となる。

0022

[0058]1つまたは複数のコネクタが、分断状態となるか、または隣接し合うステントセグメントの一部分が切断状態になった後には、ステントは、少なくとも軸方向においてより高い可撓性を有し得ることにより、ステントが位置決めされる血管または通路の短縮化または伸張化をより良好に許容する。さらに、いくつかの実施形態においては、分断されていないコネクタを有するステントの送達および展開が、患者にとってより容易にかつより安全になり得る。いくつかの例においては、ステントの長さに沿ったセグメント同士が、1つまたは複数のコネクタの分断により、相互から完全に分離され得る。

0023

[0059]したがって、本明細書において開示されるステントのいくつかの実施形態は、約25%だけ、または約10%〜約40%だけ圧縮または短縮化するように構成され得る。本明細書において開示されるステントのいくつかの実施形態は、軸方向における非圧縮長さの約10%〜約20%、もしくは約20%〜約30%、もしくは約30%〜約40%だけ、または、これらの範囲内の任意の値までもしくは任意の値から圧縮または短縮化するように構成され得る。

0024

[0060]いくつかの実施形態においては、軸方向セグメント間のコネクタは、コネクタの所定の箇所にてしきい値力において分断または分離するように構成され得る。例えば、非限定的なものであるが、コネクタの一部分は、ステントが所定の軸方向力または軸方向短縮化を受けたとき分断または分離するように、低減された断面積または厚さを有することが可能であり、および他の様式で構成することが可能である。

0025

[0061]さらに、いくつかの実施形態においては、軸方向セグメント間のコネクタは、しきい値力がステントまたはコネクタに対して加えられたとき、コネクタの所定の箇所において分断または分離するように構成され得る。例えば、非限定的なものであるが、コネクタの一部分は、ステントが所定の軸方向力もしくは軸方向短縮化を受けたとき、またはステントもしくはコネクタが所定レベル周期的荷重もしくは周期的疲労を受けた後に、分断または分離するように、低減された断面積を有することが可能であり、および他の様式で構成することが可能である。

0026

[0062]さらに、いくつかの実施形態においては、コネクタは、ステントのセルと同一の材料から形成することが可能であり、または、所定期間後に分解するもしくは身体により生体吸収されるように構成された生体吸収性材料もしくは生物分解性材料から部分的にもしくは実質的に完全に形成することが可能である。この構成においては、コネクタは、所定期間後により容易に分断可能となるように脆弱化され得るか、または、所定期間後に隣接し合うステントセグメント間の連結を解消するように完全に生体吸収され得る。

0027

[0063]図1は、複数のステントセル14を備える複数のステントセグメント12を有するステント10の一実施形態のパターンの平面図を示す。いくつかの実施形態においては、各ステントセグメント12のステントセル14は、円周方向に相互連結され得る。使用時には、ステント10は、ほぼ直線状または曲線状の円筒形状または管形状画成し得る。ステントセル14または本明細書において開示される任意の他のセルは、双安定性セル、多安定性セル、変形可能ユニットセル、開セル、または、1998年1月23日に出願された「BISTABLE SPRING CONSTRUCTION FOR A STENTAND OTHERMEDICALAPPARATUS」と題する米国特許第6,488,702号もしくは2007年9月19日に出願された「DEFORMABLE LUMEN SUPPORTDEVICESAND METHODS OF USE」と題する米国特許出願第11/875,718号に開示されるタイプの他のセルであることが可能であるが、それらである必要はない。これらの特許および特許出願は共に、ここに参照により、本明細書において完全に示されたものと同様に本明細書に組み込まれる。いくつかの実施形態においては、ステントセル14または本明細書において開示されるもしくは参照により組み込まれる任意の他のセルは、自己拡張可能セル、およびバルーンもしくは他の機械的に拡張可能なセル、または前述のもののいずれかの任意の組合せを含むがそれらに限定されない、現時点において公知であるかまたは後に開発される任意の拡張可能ステントのセルと同様であることが可能である。さらに、いくつかの実施形態においては、ステントセグメント12は、一連の凹状ベンドおよび凸状ベンド、または任意の他の適切な構造体を備える開ステントパターン(蛇行状または他の)を有することが可能である。

0028

[0064]いくつかの実施形態においては、1つまたは複数の隣接し合うステントセグメント12が、曲線状コネクタ16(通常の動作条件における軸方向荷重時に破断に耐えるように一般的に構成され得る)などの(これに限定されない)、1つまたは複数の曲線状コネクタまたは直線状コネクタにより、あるいはかかる曲線状コネクタまたは直線状コネクタの任意の組合せにより、相互連結され得る一方で、他の隣接し合うステントセグメント12が、1つまたは複数の分断可能コネクタ18により相互連結され得る。いくつかの実施形態においては、全ての隣接し合うステントセグメント12が、1つまたは複数の分断可能コネクタ18により相互連結され得る。

0029

[0065]図2Aは、図1の曲線2−2により範囲規定された、図1に示すステントパターンの一部分の拡大図である。特に、図2Aは、図1に示す分断可能コネクタ18の実施形態の拡大図であり、コネクタ18は、ステントセグメント12aとステントセグメント12bとの間に位置決めされる。図2Aを参照すると、分断可能コネクタ18は、第1の部分22、第2の部分24、および分断可能部分すなわち第3の部分26を備えることが可能である。第3の部分26は、上述のように、ステント10がしきい値の軸方向力または軸方向短縮化を受けたとき分断された状態になるように構成され得る。

0030

[0066]いくつかの実施形態においては、第3の部分26は、コネクタ18の第1の部分22および第2の部分24と比較して小さな断面積を有することが可能である。図2Aを参照すると、いくつかの実施形態においては、コネクタ18の第3の部分26の厚さは、x方向およびy方向のいずれかまたは両方において低減され得る。いくつかの実施形態においては、コネクタ18の第3の部分26の厚さは、x方向、y方向、およびz方向のいずれかまたは全てにおいて低減され得る。ここで、x方向は、ステントの長手方向軸に対して平行であり、y方向は、ステントの長手方向軸に対して垂直であり、z方向は、x方向およびy方向の両方に対して垂直(例えばステントに対する半径方向)である。

0031

[0067]いくつかの実施形態においては、コネクタ18の第3の部分26の断面積は、コネクタ18の第1の部分22および第2の部分24のいずれかまたは両方の断面積の約50%未満であることが可能である。コネクタ18のいくつかの実施形態は、コネクタ18の第3の部分26が、コネクタ18の第1の部分22および第2の部分24のいずれかもしくは両方の断面積よりも約20%〜約70%だけ小さい断面積を、または、コネクタ18の第1の部分22および第2の部分24のいずれかもしくは両方の断面積よりも約30%〜約50%だけ小さい断面積を、あるいはこれらの範囲内の任意の値までもしくは任意の値からの断面積を有することが可能となるように構成され得る。

0032

[0068]コネクタ18は、所定の軸方向力または軸方向短縮化に達したとき、第3の部分26がせん断破壊を受けるように構成され得る。例えば、非限定的ではあるが、コネクタ18は、ステントが軸方向に短縮化もしくは圧縮された、または軸方向に延長化もしくは伸張されたとき、またはねじり力がステントに対して加えられたとき、コネクタ18の第3の部分26が第1の部分22および第2の部分24のいずれかよりも著しく多量のせん断歪みを受けるように構成され得る。図2Aを参照すると、矢印A1およびA2は、ステント10が圧縮された、または軸方向に短縮化されたとき、ステントセグメント12aおよびステントセグメント12bのそれぞれによりコネクタ18に対して加えられ得る力の方向ベクトルを表す。図示するように、第3の部分26は、第1の部分22および第2の部分24のいずれかが破壊される前に、第3の部分26がせん断破壊されるように、力ベクトルA1およびA2に対して平行な方向における第3の部分26の断面積が、力ベクトルA1およびA2に対して平行な方向における第1の部分22および第2の部分24のいずれかの断面積未満となるように構成され得る。そのため、この断面積の低減化は、コネクタ18がある特定の箇所においてせん断または破壊するように特に構成される場合の一例となる。ステント10の隣接し合う円周方向部分同士の部分的なまたは完全な分離が結果的に得られるように、コネクタ18のある特定部分が破断するように構成するために、他の技術を利用することが可能である。その結果、ステント10は、血管に十分な足場を提供するおよび血管の脱出の十分な防止をもたらすと同時に、解剖学的構造の曲げ平面に関連する反復的な延長化および短縮化を許容するための可撓性を強化するように、構成される。

0033

[0069]図2Bは、図1の曲線2−2により範囲規定された、図1に示すステント10のパターンの一部分の拡大図であり、コネクタ18’の第3の部分26’が、ステント10の軸方向短縮化、ステント10に対して加えられた軸方向力、またはこの第3の部分26’に対して印加される複数の圧縮および引張サイクルならびにそれに付随する歪みに応答して分断された後の、コネクタ18’の概略図を示す。図2Bに示すように、ステントセグメント12a、12bを相互連結する全てのコネクタ18’が、分断された後には、ステントセグメント12a、12bは、矢印A3およびA4により表される軸方向へと互いに軸方向に自由に並進移動することが可能となる。

0034

[0070]さらに、図1図2Bを参照すると、コネクタ18の第1の部分22および第2の部分24は、分断状態になった後に、分断された第3の部分26’の想定される粗状またはギザギザ状のエッジが解剖学的構造部またはステントの他の部分から遮蔽されるように、コネクタ18の第3の部分26を部分的にまたは完全に囲むように構成され得る。第3の部分は、xおよびy方向、または軸方向、半径方向、および/または円周方向において部分的にまたは完全に囲まれることにより遮蔽されることによって、分断されたコネクタの露出レベルを低減させ得る。この構成は、ステントの他の部分または隣接する身体組織との間における分断された第3の部分26’の直接的な接触を防止または軽減し得る。さらに、上記で論じたように、第3の部分26の厚さは、例えば図2Bに示すコネクタ18のz方向においてなど、半径方向において低減されることにより、分断された第3の部分26’の想定される粗状またはギザギザ状のエッジから患者の血管系または他の組織をさらに遮蔽することが可能となる。

0035

[0071]いくつかの実施形態においては、図1図2Bに示す実施形態におけるように、各セル14は、太ストラット30と、太ストラット30と連絡状態にある細ストラット32とを備えることが可能である。この構成においては、コネクタ18は、隣接し合うステントセグメント12a、12bの隣接し合うセル14のそれぞれの太ストラット30によって支持され得る。しかし、他の実施形態においては、コネクタ18は、隣接し合うステントセグメント12a、12bの隣接し合うセル14のいずれかまたは両方の細ストラット32によって支持され得る。さらに、コネクタ38は、隣接し合うステントセグメントの任意の所望の部分(開セル構造もしくは閉セル構造または開蛇行パターン等々を有する)を相互連結するために使用することが可能であり、したがって、図面の一部に示されるような双安定性ステントセル同士を相互連結することに限定されない。

0036

[0072]図3は、図1の曲線3−3により範囲規定されたコネクタ38などのコネクタ38の一実施形態の写真である。図3に示すように、コネクタ38の配向は、コネクタ18の配向と比較して反転され得る。これは、ステントセグメント14aのセル14に比較して、ステントセグメント14cにおけるセル14が異なる配向を有することに起因し得る。

0037

[0073]図4A図4Cは、コネクタ50の一部分が分断された後の、コネクタ50およびステントセル12の別の実施形態の一部分の斜視図である。コネクタ50は、隣接し合うステントセグメントの任意の所望の部分(開セル構造もしくは閉セル構造または開蛇行パターン等々を有する)を相互連結するために使用することが可能であり、したがって、図面の一部に示されるような双安定性ステントセル同士を相互連結することに限定されない。

0038

[0074]図4A図4Cを参照すると、コネクタ50の第1の部分52および第2の部分(図示せず)は、分断状態になった後に、分断された第3の部分56の想定される粗状またはギザギザ状のエッジが、解剖学的構造部またはステント(覆われたまたは覆われないステントであり得る)の隣接部分から遮蔽されるように、コネクタ50の分断可能部分すなわち第3の部分56を完全に囲むように構成され得る。第3の部分は、軸方向、半径方向、および/または円周方向において部分的にまたは完全に囲まれることにより、遮蔽され得る(上述のコネクタ18と同様に)。この構成は、例えば血管壁と第3の部分56との間の相互作用を低減させるためなど、分断されたコネクタ50の露出レベルを低下させるための1つの方法である。いくつかの実施形態においては、第1の部分52および第2の部分(図4A図4Cには図示せず)の少なくとも一方が、第3の部分56を部分的に囲むまたは遮蔽することで、十分となる。この構成は、ステントの他の部分または隣接する身体組織との間における分断された第3の部分56の直接的な接触を防止または軽減し得る。さらに、第3の部分56の厚さは、分断された第3の部分56の想定される粗状またはギザギザ状のエッジから患者の血管系または他の組織をさらに遮蔽するために、半径方向に低減され得る。このコンテクストにおいて、「半径方向」は、ステントを貫通して画成される通路の中心長手方向軸からほぼ垂直方向に離れる方向である。

0039

[0075]図5A図5Cは、ほぼ遮蔽されない分断されたコネクタ60の一部分の斜視図であり、図5D図5Fは、各コネクタの一部分が分断された後の、他のコネクタの平面図である。コネクタ50などの本明細書に示す他の実施形態と比較すると、図5A図5Fに示すコネクタ60、60’は、コネクタが分断された後に、コネクタの分断された部分または端部を部分的にまたは完全に囲むように構成されず、動脈が曲げまたは軸方向圧縮を受けたとき、非外傷性のものとはならない。そのため、これらのコネクタは、曲げもしくは短縮化を受けない、または分断された端部に対して移動する可能性のない血管に適したものとなる。かかる設計が、曲げを受けるSFAまたは他の血管において展開された場合には、端部部分は、血管に損傷を引き起こすか、または再狭窄を生じさせる傾向のある刺激を引き起こす可能性がある。したがって、ポケットおよび遮蔽されるポケットを有する実施形態は、SFAおよび他の同様の血管にとってはより有利なものとなる。

0040

[0076]図5Eは、ステントの2つの長手方向にオフセットされたセグメントの分離を制御するための1つの技術を示す。コネクタ60’は、制御された様式で破断するように構成された部分を有して形成され得る。コネクタ60’は、使用時に直面する力にて歪み降伏点に到達し得るように、事前選択箇所に応力を集中させるように構成され得る。例えば、コネクタ60’は、膝が曲がるかまたは所定数歪みサイクルに到達したときにSFAにおいて発生する力を受けたとき、塑性的に変形されるおよびいくつかの例においては裂開するのに十分な応力を生成するように、構成され得る。身体の曲げ平面にて発生する他の同様の力が、コネクタ60’の構成を規定する基礎となることが可能である。図5Eの実施形態においては、コネクタは、コネクタ60’の他の部分に比較して小さな断面を有する部分61を有する。

0041

[0077]図6は、コネクタ70の別の実施形態の拡大平面図である。コネクタ70は、隣接し合うステントセグメントの任意の所望の部分(開セル構造もしくは閉セル構造または開蛇行パターン等々を有する)を相互連結するために使用することが可能であり、したがって、図面の一部に示されるような双安定性ステントセル同士を相互連結することに限定されない。

0042

[0078]図6を参照すると、コネクタ70の第1の部分72および第2の部分74は、分断状態になった後に、分断された第3の部分76の想定される粗状またはギザギザ状のエッジが、解剖学的構造部またはステントの隣接部分から遮蔽されるように、コネクタ70の分断可能部分すなわち第3の部分76を部分的にまたは完全に囲むように構成され得る。第3の部分は、軸方向、半径方向、および/または円周方向において部分的にまたは完全に囲まれることにより遮蔽され得る(上述のコネクタ18と同様に)ことによって、分断されたコネクタ70の露出レベルを低下させ得る。この構成は、ステントの他の部分または隣接する身体組織との間における分断された第3の部分76の直接的な接触を防止または軽減し得る。さらに、第3の部分76の厚さは、分断された第3の部分76の想定される粗状またはギザギザ状のエッジから患者の血管系または他の組織をさらに遮蔽するために、上述のように半径方向に低減され得る。

0043

[0079]図示するように、第1の部分72および第2の部分74は、患者の血管系または他の組織を保護するために、および第3の部分76を実質的に囲むために、非外傷性の曲線状端部部分72b、74bを有することが可能である。さらに、第1の部分72および第2の部分74のエッジは、患者の血管系または他の組織をさらに保護するために、平滑であるまたは丸みをつけることが可能である。さらに、図示するように、くぼみまたは凹部78が、第3の部分76を囲む第2の端部部分72b、74b中に形成され得る。いくつかの実施形態においては、くぼみ78は、第3の部分76の可撓性を上昇させるために、第3の部分76の長さを効果的に増大させると共に、第3の部分76が分断された後の第3の部分76の露出長さを限定することが可能である。いくつかの例においては、第3の部分76は、コネクタ70の裂開ゾーンのさらなる遮蔽を実現するために、くぼみ78の箇所またはくぼみ78内の箇所において裂開するように構成され得る。

0044

[0080]図7は、コネクタ90の別の実施形態の拡大平面図である。コネクタ90は、隣接し合うステントセグメントの任意の所望の部分(開セル構造もしくは閉セル構造または開蛇行パターン等々を有する)を相互連結するために使用することが可能であり、したがって図面の一部に示されるような双安定性ステントセル同士を相互連結することに限定されない。いくつかの実施形態においては、図7に示すコネクタ90の実施形態は、所定の荷重、所定レベルの疲労、または所定の変位量をコネクタ90が受けたとき分断または破断するように構成され得ると共に、隣接する身体組織、ステント材料移植片材料(ステントが覆われたステントである場合)、または他の隣接する物体が、コネクタ90の分断後にコネクタ90の分断部分との接触から遮蔽されるようにさらに構成され得る。

0045

[0081]図7を参照すると、コネクタ90の第1の部分92および第2の部分94は、コネクタ90の分断可能部分すなわち第3の部分96を部分的にまたは完全に囲むように構成され得る。この構成においては、分断状態になった後に、分断された第3の部分96のエッジが、第1の部分92および/または第2の部分94により部分的にまたは完全に囲まれ得ることにより、分断された第3の部分96の露出レベルを低下させる。例えば、いくつかの変更形態においては、第3の部分96は、コネクタ90の第1の部分92および第2の部分94により軸方向に遮蔽され得る。他の実施形態においては、第3の部分96は、半径方向に遮蔽され得る。他の実施形態においては、第3の部分は、円周方向に遮蔽され得る。いくつかの変形形態においては、第3の部分96は、軸方向、半径方向、および円周方向において遮蔽され得る。この構成は、ステントの他の部分または隣接する身体組織との間における分断された第3の部分96の直接的な接触を防止または軽減し得る。さらに、第3の部分96の厚さは、分断された第3の部分96の想定される粗状またはギザギザ状のエッジから患者の血管系または他の組織をさらに遮蔽するために、半径方向に低減され得る。

0046

[0082]図示するように、第1の部分92および第2の部分94は、第3の部分96を実質的に囲むために、非外傷性の有角端部部分92b、94bを有することが可能である。有角端部部分92b、94bは、ステントの他の部分または隣接する身体組織との間における裂開された端部の直接的な接触を防止または軽減するために、コネクタ90の裂開された端部とステントの他の部分または隣接する身体組織との間に配設されるように配向され得るため、有利である。この構成は、コネクタ90の分断部分とステントセルまたは血管の足場を提供する他の構造体との間の相互作用を限定し得る。さらに、第1の部分92および第2の部分94のエッジは、患者の血管系または他の組織をさらに保護するために平滑であるまたは丸みをつけることが可能である。

0047

[0083]図8は、図6に示すコネクタ90の第1の部分92によりコネクタ90の分断された第3の部分96に対して与えられる保護ゾーンまたは保護ポケットの概略図である。保護ゾーンまたは保護ポケットは、コネクタ90の第3の部分96を囲む網状陰影エリアとして概略的に図示される。いくつかの実施形態においては、保護ゾーンは、第2の部分92bの遠位端部からステントセル14に向かって突出し、コネクタ90の第1の部分92の有角端部部分92bにより与えられる、分断された第3の部分96を囲む保護エリアまたは保護ゾーンに相当する。換言すれば、第1の部分92の有角端部部分92bは、隣接ステント部分または他の物体が保護ゾーン内に突出するのを阻止または防止するために、分断された第3の部分96を部分的に囲む。図6に示す第2の部分94の実施形態は、同様に構成される。

0048

[0084]図9は、コネクタ110の別の実施形態の拡大平面図である。コネクタ110は、隣接し合うステントセグメントの任意の所望の部分(開セル構造もしくは閉セル構造または開蛇行パターン等々を有する)を相互連結するために使用することが可能であり、したがって、図面の一部に示されるような双安定性ステントセル同士を相互連結することに限定されない。

0049

[0085]図9を参照すると、コネクタ10の第1の部分112および第2の部分114は、分断状態になった後に、分断された第3の部分116の想定される粗状またはギザギザ状のエッジが、解剖学的構造部またはステントの隣接部分から遮蔽されるように、コネクタ110の分断可能部分すなわち第3の部分116を部分的にまたは完全に囲むように構成され得る。第3の部分は、軸方向、半径方向、および/または円周方向において部分的にまたは完全に囲まれる(上述のコネクタ18と同様に)ことにより遮蔽され得ることによって、隣接する組織またはステント部分との間における分断されたコネクタ110の露出レベルを低下させ得る。さらに、第3の部分116の厚さは、ステントの他の部分または隣接する身体組織との間における分断された第3の部分116の直接的な接触を防止または軽減するために、半径方向において低減され得る。

0050

[0086]図示するように、第1の部分112および第2の部分114は、患者の血管系または他の組織をさらに保護するために、および第3の部分116を実質的に囲むために、放射線不透過性マーカを有するステントのジオメトリと同様の非外傷性の丸み端部部分112b、114bを有することが可能である。一実施形態においては、端部部分112b、114bの少なくとも一方が、放射線不透過性マーカを備え、第3の部分116が、部分112b、114bの間に配設される。例えば、第3の部分116は、端部部分112bの近位部分の遠位対面エッジ上に位置する構造体を備えることが可能である。第3の部分116は、端部部分114bの近位対面エッジ上に位置する構造体を備えることが可能である。一実施形態においては、第3の部分116は、近位に位置するセルのほぼ近位に対面するエッジと遠位セルのほぼ遠位に対面する部分との間に延在する構造体を備える。ここで、近位セルの近位対面エッジは、送達状態においては遠位セルの遠位対面エッジの遠位に位置する。さらに、第1の部分112および第2の部分114のエッジは、患者の血管系をさらに保護するために平滑であるまたは丸みをつけることが可能である。

0051

[0087]図10は、コネクタ130の別の実施形態の拡大平面図である。コネクタ130は、隣接し合うステントセグメントの任意の所望の部分(開セル構造もしくは閉セル構造または開蛇行パターン等々を有する)を相互連結するために使用することが可能であり、したがって、図面の一部に示されるような双安定性ステントセル同士を相互連結することに限定されない。

0052

[0088]図10を参照すると、コネクタ130の第1の部分132および第2の部分134は、分断状態になった後に、分断された第3の部分136の想定される粗状またはギザギザ状のエッジが、解剖学的構造部またはステントの隣接部分から遮蔽されるように、コネクタ130の分断可能部分すなわち第3の部分136を部分的にまたは完全に囲むように構成され得る。第3の部分は、軸方向、半径方向、および/または円周方向において部分的にまたは完全に囲まれることにより遮蔽され得る(上述のコネクタ18と同様に)ことによって、分断されたコネクタ130の露出レベルを低下させ得る。この構成は、ステントの他の部分または隣接する身体組織との間における分断された第3の部分136の直接的な接触を防止または軽減し得る。さらに、第3の部分136の厚さは、ステントの他の部分または隣接する身体組織との間における分断された第3の部分136の直接的な接触を防止または軽減するように、半径方向に低減され得る。

0053

[0089]図示するように、第1の部分132および第2の部分134は、患者の血管系または他の組織をさらに保護するために、および第3の部分136を実質的に囲むために、端部部分132b、134bに隣接する非外傷性の曲線状部分を有することが可能である。第1の部分132および第2の部分134のエッジは、患者の血管系または他の組織をさらに保護するために、平滑であるまたは丸みをつけることが可能である。さらに、第1の部分132および第2の部分134の端部表面132c、134cは、円周方向(図10の矢印A1により示唆される円周方向)に配向され得る。第3の部分136は、第1の部分132および第2の部分134の端部表面132c、134cに対して法線方向に配向され得る。一実施形態においては、第3の部分136は、図10に一部分を示すステントの長手方向軸に対してほぼ平行に延在する。この構成においては、第3の部分136の最も小さな断面積が、ステントの長手方向軸に対して法線方向の平面によって画定される。

0054

[0090]図11は、コネクタ150の別の実施形態の拡大平面図である。コネクタ150は、以下で別様に説明されるような点を除けば、例えば図10など、本明細書において前述したものと同様であり、上記で論じたような多様な用途において使用することが可能である。

0055

[0091]図示するように、第1の部分152および第2の部分154は、患者の血管系または他の組織をさらに保護するために、および分断可能部分すなわち第3の部分156を実質的に囲むために、端部部分152b、154bに隣接する非外傷性の曲線状部分を有することが可能である。第1の部分152および第2の部分154の端部表面152c、154cは、ステントの円周方向(図11の矢印A2により示唆される円周方向)に対して角度Xで規定される角度方向に配向され得る。第3の部分156は、第1の部分152および第2の部分154の端部表面152c、154cに対して法線方向に配向され得る。

0056

[0092]いくつかの実施形態においては、角度Xは、約25度であることが可能である。しかし、いくつかの実施形態においては、角度Xは、約10度〜約45度以上まで、または約20度〜約35度まで、またはこれらの範囲内の任意の値までもしくは任意の値からであることが可能である。

0057

[0093]図12は、コネクタ160の別の実施形態の拡大平面図である。図13図17は、コネクタの他の実施形態の拡大平面図である。いくつかの実施形態においては、図13図17に示すコネクタは、以下において説明されるような点を除いては、図12に示すコネクタの実施形態の任意の同一の特徴を有することが可能である。

0058

[0094]コネクタ160は、隣接し合うステントセグメントまたはステントセル(図示せず)の任意の所望の部分を相互連結するために使用することが可能である。いくつかの実施形態においては、図12に示すコネクタ160の実施形態は、所定の荷重、疲労レベル、または変位量をコネクタ160が受けたとき分断または破断するように構成され得ると共に、隣接する身体組織、ステント材料、または他の隣接する物体が、コネクタ160の分断後にコネクタ160の分断部分との接触から遮蔽されるようにさらに構成され得る。

0059

[0095]図12を参照すると、コネクタ160の第1の部分162および第2の部分164が、コネクタ160の分断可能部分すなわち第3の部分166を部分的にまたは完全に囲むように構成され得る。この構成においては、分断状態になった後に、分断された第3の部分166のエッジは、第1の部分162および/または第2の部分164により部分的にまたは完全に囲まれることにより、分断された第3の部分166の露出レベルを低下させ得る。例えば、いくつかの変形形態においては、第3の部分166は、コネクタ160の第1の部分162および第2の部分164により軸方向、半径方向、および円周方向の中の任意の1つまたは複数において遮蔽され得る。この構成は、ステントの他の部分または隣接する身体組織との間における分断された第3の部分166の直接的な接触を防止または軽減し得る。さらに、第3の部分166の厚さは、分断された第3の部分166の想定される粗状またはギザギザ状のエッジから患者の血管系または他の組織をさらに遮蔽するために、半径方向において低減され得る。

0060

[0096]図示するように、第1の部分162および第2の部分164は、第3の部分166を実質的に囲むために、ループ状または曲線状の端部部分162b、164bをそれぞれ有することが可能である。この曲線状端部部分162b、164bは、第3の部分166が分断された後にステントの他の部分または隣接する身体組織との間における裂開された端部の直接的な接触を防止または軽減するために、コネクタ160の裂開された端部とステントの他の部分または隣接する身体組織との間に配設されるように配向され得るため、有利である。この構成は、コネクタ160の分断された部分とステントセルまたは血管の足場を提供する他の構造体との間の相互作用を限定し得る。さらに、第1の部分162および第2の部分164のエッジは、患者の血管系または他の組織をさらに保護するために平滑であるまたは丸みをつけることが可能である。

0061

[0097]さらに、図12を参照すると、第3の部分166は、コネクタ160を貫通して形成される1つまたは複数の開口168(図示される)を有することが可能である。いくつかの実施形態においては、開口168は、ステントに対して半径方向に配向され得る。代替的には、開口168は、ステントに対して円周方向または長手方向に配向され得る。開口168は、第3の部分166の断面積を低減させるようにサイズ設定および構成され得るため、第3の部分166は、所定レベルの周期的疲労、所定の荷重、または所定の変位量の下において破断または分断するように設計される。

0062

[0098]いくつかの実施形態においては、図示する実施形態におけるように、開口168は、コネクタ160の第3の部分166のほぼ幅方向中心に配置され得る。他の実施形態においては、開口168は、図13に示すコネクタ170の開口178と同様に、開口168は、偏心し得る、または一方の側が開状態になるように第3の部分166の側部表面の一方に隣接して位置決めされ得る。

0063

[0099]いくつかの実施形態においては、図示する実施形態におけるように、開口168は、図12に示すようにほぼ円形の形状を有することが可能である。他の実施形態においては、この開口は、図13に示すようにほぼ正方形の形状を、または任意の他のほぼ矩形の、卵形の、三角形の、スリット状の、もしくは他の適切な形状を有することが可能である。いくつかの実施形態においては、コネクタは、図15に示すコネクタ190の実施形態などで、2つ以上の開口が形成され得る。図15を参照すると、2つのほぼ三角形の開口198が、コネクタ190に形成され、これらはそれぞれ、コネクタ190の第3の部分196の両側部表面に隣接して位置することが可能である。

0064

[0100]また、図13図15は、いくつかの実施形態において、コネクタの一部分が、コネクタの端部間のある箇所における幅を低減するためにコネクタに凹部を形成することなどにより、小断面積を有して構成され得ることを示す。これらの実施形態においては、幅の低減は、コネクタ部分の側部からコネクタの中央部分に向かう侵食部によるものであることが可能である。対照的に、図12および図17(以下で論ずる)の実施形態においては、貫通穴が、コネクタの長さに沿ったある特定の箇所における断面方向材料量を低減させるために、コネクタの長さの中央部分に形成され得る。いくつかの実施形態においては、貫通穴または凹部を形成する侵食部ではなく、材料が、材料の断面積を低減させるために減らされ、したがって、コネクタ中に事前選択された破損ゾーンが形成され得る。

0065

[0101]図14は、コネクタ180の別の実施形態の拡大平面図である。図示するように、コネクタ180は、ほぼ曲線状の第1の部分182および第2の部分184と、コネクタ180の第3の部分186に形成されたほぼ正方形または矩形の開口188とを有することが可能である。第1の端部部分182bおよび第2の端部部分184bの曲線は、図13に示すコネクタ170の実施形態におけるものよりも緩やかなものであるため、第3の部分186は、第3の部分176よりもさらに円周配向を維持し得る。

0066

[0102]いくつかの実施形態においては、コネクタの第1のセグメントおよび第2のセグメントの端部部分の曲線は、より顕著なものもしくは螺旋状のものであることが可能であり、またはステントの長手方向もしくは他の方向において複数の重畳エリアをもたらすことが可能である。例えば、図16を参照すると、いくつかの実施形態においては、コネクタの第2の部分204の端部部分204bが、ほぼ完全ではあるが開ループまたは螺旋を形成することが可能である。他の実施形態と同様に、コネクタの第3の部分206は、コネクタ206の第1の部分202および第2の部分204の端部に隣接して位置決めされ得る。第3の部分206は、第1の部分202および第2の部分204に比較して低減された断面を有することが可能であり、または第1の部分202および第2の部分204に比較して同様にサイズ設定された断面を有することが可能である。

0067

[0103]図17に示すように、いくつかの実施形態においては、コネクタ210の第3の部分216は、開口218を有することが可能であり、この開口は、コネクタ210の第3の部分206の拡張部分219に対してほぼ中心に位置決めされる。いくつかの実施形態においては、図示する実施形態におけるように、コネクタ210の拡張部分219は、ほぼ三角形の形状を有することが可能であり、開口218は、ほぼ円形の形状を有することが可能である。また、図17の実施形態は、開口218(完全な貫通穴ではなくコネクタの細幅部であることが可能である)が、コネクタの隣接部分の幅と均等であるまたは実質的に均等である幅を有する構成を実現する。拡張部分219は、遠位コネクタ部分から近位コネクタ部分へと暫定的にブリッジするために設けられる。例えば、本明細書において論じられるいくつかの実施形態においては、コネクタは、第1の部分、第2の部分、および第1の部分と第2の部分との間に配設された第3の部分を備える。第1の部分および第2の部分は、明確に構造的に分離したまたは分離可能なステント部分である必要はなく、コネクタの両側のセルとの連結点に隣接する位置から延在するコネクタの長さ部分であることが可能である。例えば、第1の部分は、一方の端部にて遠位ステントセルに結合され、そこからほぼ近位方向にある長さにわたり延在することが可能であり、第2の部分は、一方の端部にて近位ステントセルに結合され、そこからほぼ遠位方向にある長さにわたり延在することが可能である。図17の実施形態においては、拡張部分219は、コネクタの第1の部分と第2の部分との間にブリッジすることが可能である。また、拡張部分219は、開口218を縁取ることが可能である。

0068

[0104]図18は、コネクタ230の別の実施形態の拡大平面図であり、コネクタ230の分断可能部分236は、隣接するステントセル14により直接的に支持される。コネクタ230は、隣接するステントセグメントの任意の所望の部分(開セル構造もしくは閉セル構造または開蛇行パターン等々を有する)を相互連結するために使用することが可能であり、したがって、図18に示すタイプのステントセルを相互連結することに限定されない。

0069

[0105]図18を参照すると、ステントセル14は、分断状態になった後に、分断された分断可能部分236の想定される粗状またはギザギザ状のエッジが、解剖学的構造部またはステントの隣接部分から遮蔽されるように、コネクタ230の分断可能部分236を部分的にまたは完全に囲むように構成され得る。第3の部分は、軸方向、半径方向、および/または円周方向において部分的にまたは完全に囲まれることにより遮蔽され、これによって分断された部分230の露出レベルが低下し得る。例えば、図示するように、各ステントセル14の端部部分14aは、曲線状であってもよく、および他の場合にはコネクタ230の分断可能部分236を部分的に囲むように構成され得る。この構成は、ステントの他の部分または隣接する身体組織との間における分断された第3の部分236の直接的な接触を防止または軽減し得る。さらに、分断可能部分236の厚さは、分断された分断可能部分236の想定される粗状またはギザギザ状のエッジから患者の血管系または他の組織をさらに遮蔽するために、半径方向において低減され得る。

0070

[0106]図19Aは、本明細書において開示される任意のステントと共に使用し得るコネクタ250の別の実施形態の拡大図であり、第1の位置すなわち伸張位置にあるコネクタ250を示す。例えば、非限定的なものではあるが、コネクタ250は、上述のステント10用のコネクタ18のいくつかまたは全ての代わりに使用され得る。本明細書において開示され参照により組み込まれるステントのいずれもが、本明細書において開示される任意の個数、組合せ、または構成のコネクタ実施形態を備えることが可能である。さらに、コネクタ250または本明細書において開示される任意の他のコネクタは、隣接するステントセグメントの任意の所望の部分(開セル構造もしくは閉セル構造または開蛇行パターン等々を有する)を相互連結するために使用することが可能であり、したがって、図面の一部に示されるような双安定性ステントセル同士を相互連結することに限定されない。

0071

[0107]図19Aを参照すると、コネクタ250は、第2のステントセル14bに第1のステントセル14aを相互連結するために使用することが可能である。コネクタ250または本明細書において開示される任意のコネクタは、ステントセグメントの任意の所望の箇所に位置決めすることが可能である。図19Aに示すように、コネクタ250は、ステントセル14a、14bのそれぞれのほぼ先端部に位置決めされる。コネクタ250または本明細書において開示される任意の他のコネクタは、蛇行状設計もしくは開セル設計の場合にはセルもしくはベンドの先端部から偏心されて、ステントセルのより太いストラットのより付近に、蛇行状設計もしくは開セル設計の場合にはステントセルもしくはベンドの先端部から偏心されて、または他の方法で、位置決めされ得る。さらに、ステントセル14a、14bは、ステントセル14a、14bが逆方向に配置される図19Aに示す構成を含む、任意の所望の配向において構成され得る。一実施形態においては、セルは、長手方向軸を中心として非対称であり、ステントの長さに沿った隣接し合うセル同士は、長手方向軸を中心として相互から180度に配向される。例えば、一実施形態においては、各セルは、円周方向により幅広のストラットおよび円周方向により幅狭のストラットを備え、隣接し合うセルは、円周方向により幅広のストラットが長手方向軸の両側に位置するように配向される。図19Aにおいては、ストラット14aは、ストラット14bよりも円周方向により幅広であり、ストラット14a、14bは、コネクタ250の長さにほぼ沿って延在する長手方向軸の両側に配置される。

0072

[0108]コネクタ250は、第1の部分252と、第1の部分252に摺動自在に係合された第2の部分254とを有することが可能である。図示するように、第1の部分252は、第1の端部部分258aおよび第2の端部部分258bを有する長手方向開口258を画定することが可能である。長手方向開口258は、ステント250に対する任意の短縮化もしくは延長化、またはステント250に対して加えられる軸方向圧縮力もしくは軸方向引張力補償するために、第2の部分254の少なくとも一部分を摺動自在に受けるように構成され得る。第2の部分254は、第2の部分254の遠位部分に位置決めされたタブ262を有することが可能である。タブ262は、長手方向開口258の幅よりも大きなサイズを有することが可能であり、または第2の部分254が第1の部分252から切断された状態になるのを防止するように構成され得る。タブ262は、半径方向に外方に対面する(例えば図示するようにステントの外部表面上に位置する)か、もしくは半径方向に内方に対面する(例えばステントの内部表面上に位置する)ことが可能であり、または、カバーもしくは身体組織(血管壁など)との干渉が最小限に抑えられるように構成され得る。

0073

[0109]図19Bは、図19Aに示すコネクタの実施形態の拡大図であり、第2の位置すなわち収縮位置においてコネクタが結合されたステント部分を示す。図19Bに示すように、ステントセル14a、14bは、共により近づいて移動されており、これにより、曲げによる、またはステントが展開される等々における血管の短縮化による圧縮力を補償することが可能となる。また、コネクタ250は、図19Bの第2の位置から図19Aの第1の位置へと移動することにより、セル14a、14bの短縮化を補償し、したがっていくつかの実施形態においてはステントの短縮化を最小限に抑えることが可能である。第1の部分252および第2の部分254は、多様な所望の並進移動距離に対応するために、任意の所望のサイズまたは構成を画定することが可能である。

0074

[0110]いくつかの実施形態においては、第1の部分252は、第2の部分254を摺動自在に受けるように構成された長手方向開口を有するほぼ管状形状によって画定され得る。第1の部分252および第2の部分254のそれぞれもしくは両方が、戻り止め、突出部、チャネル、もしくは第1の部分252に対する第2の部分254の並進移動範囲を限定するように構成された他の特徴を備えることが可能であり、または、第2の部分254がコネクタ250の第1の部分252から切断された状態になるのを少なくとも阻止されるように構成され得る。

0075

[0111]図20Aは、本明細書において開示される任意のステントと共に使用し得るコネクタ280の別の実施形態の拡大図であり、第1の位置すなわち伸張位置にあるコネクタ280を示す。例えば、非限定的なものではあるが、コネクタ280は、上述のステント10用のコネクタ28のいくつかまたは全ての代わりに使用することが可能である。本明細書において開示されるまたは参照により組み込まれるステントはいずれも、本明細書において開示される任意の個数、組合せ、または構成のコネクタ実施形態を備えることが可能である。さらに、コネクタ280または本明細書において開示される任意の他のコネクタは、隣接するステントセグメントの任意の所望の部分(開セル構造もしくは閉セル構造または開蛇行パターン等々を有する)を相互連結するために使用することが可能であり、したがって、図面の一部に示されるような双安定性ステントセル同士を相互連結することに限定されない。

0076

[0112]図20Aを参照すると、コネクタ280は、第2のステントセル14bに第1のステントセル14aを相互連結するために使用することが可能である。コネクタ280または本明細書において開示される任意のコネクタは、ステントセグメント上の任意の所望の箇所に位置決めされ得る。図20Aに示すように、コネクタ280は、ステントセル14a、14bのそれぞれのほぼ先端部に位置決めされる。コネクタ280または本明細書において開示される任意の他のコネクタは、蛇行状設計もしくは開セル設計の場合にはセルもしくはベンドの先端部から偏心されて、ステントセルのより太いストラットのより付近に、蛇行状設計もしくは開セル設計の場合にはステントセルまたはベンドの先端部から偏心されて、または他の方法で、位置決めされ得る。さらに、ステントセル14a、14bは、ステントセル14a、14bが逆方向に配置される図20Aに示す構成を含む、任意の所望の配向において構成され得る。

0077

[0113]コネクタ280は、第1の部分282と、第1の部分282に摺動自在に係合された第2の部分284とを有することが可能である。図示するように、第1の部分282は、第1の部分282の遠位端部すなわち第2の端部282bに開口288を画定することが可能である。いくつかの実施形態においては、第1の部分282の第2の端部部分282bは、開口288が軸方向に配向されるように半径方向に内方に突出することによって、第2の部分284が軸方向に開口を貫通して突出し得るように構成され得る。

0078

[0114]開口288は、ステント280に対する短縮化もしくは延長化、またはステント280に対して加えられる軸方向圧縮力もしくは軸方向引張力を補償するために、第2の部分284の少なくとも一部分を摺動自在に受けるように構成され得る。第2の部分284は、第2の部分284の遠位部分に位置決めされたタブ292を有することが可能である。タブ292は、開口288の幅もしくは他の寸法よりも大きなサイズを有することが可能であり、または、第2の部分284が第1の部分282から切断された状態になるのを防止するように構成され得る。この構成においては、コネクタ280の第2の部分284は、コネクタの第1の部分282の半径方向に内方の側で摺動することが可能となることにより、移植片カバーまたは身体組織(血管壁など)との干渉が最小限に抑えられる。

0079

[0115]図20Bは、図20Aに示すコネクタの実施形態の拡大図であり、第2の位置すなわち収縮位置にあるコネクタを示す。図20Bに示すように、ステントセル14a、14bは、ステントの軸方向短縮化または曲げによる圧縮力等々を補償するために、共により近くに移動されている。第1の部分282および第2の部分284は、多様な所望の並進移動距離に対応するために任意の所望のサイズまたは構成を画定することが可能である。

0080

[0116]図21および図22は、1つまたは複数の分断可能コネクタ358を有する螺旋構成ステント350の一実施形態の斜視図であり、圧縮状態および拡張状態のそれぞれにおいてステント350を示す。ステント350は、2006年3月29日に出願された米国特許出願第11/391,940号(題名「FRACTURE−RESISTANTHELICAL STENT INCORPORATINGBISTABLE CELLS AND METHODS OF USE」)に開示される任意のステント実施形態と同一の特徴、構成、または他の詳細の任意のものを有することが可能である。この特許出願は、ここに参照により、本明細書において完全に示されたものと同様に本明細書に組み込まれる。螺旋状ステントは、展開時に非制御的にほどけるまたは伸張するまたは圧縮する傾向を有し得る。いくつかの実施形態においては、展開により良好な足場提供およびカバーが維持されるように軸方向により高い剛性を有する構造を有することが、およびかかる非制御的な展開の問題を解消することが、好ましい場合がある。

0081

[0117]したがって、コネクタ358は、隣接してまたは付近に位置決めされたセル間に軸方向に配置され得る。本明細書において開示される軸方向コネクタの実施形態は、軸方向に隣接し合うセグメント同士の双安定性セルもしくは非双安定性セルを相互連結するために、または隣接し合う螺旋構成ステント同士の双安定性セルもしくは非双安定性セルを相互連結するために、等々の目的で構成され得る。

0082

[0118]さらに、コネクタ358は、ステントセルと同一の材料もしくは任意の他の適切な材料から形成することが可能であり、または上述のような生物分解性材料もしくは生体吸収性材料から部分的にもしくは完全に形成することが可能である。いくつかの実施形態においては、コネクタ358は、任意の所望の螺旋位置に位置決めすることが可能であり、またはステント350の1つまたは複数の側部に沿って直線状に配置することが可能である。この構成においては、コネクタ358は、所定のまたはしきい値の圧縮力、引張力、せん断力、またはねじり力がステントまたはコネクタに対して加えられたとき、分断することが可能である。

0083

[0119]図23は、複数のステントセル14を備える複数のステントセグメント12を有するステント400の一実施形態の平面図を示す。いくつかの実施形態においては、各セグメント12のステントセル14は、円周方向において相互連結され得る。使用時に、ステント400は、ほぼ直線状または曲線状の円筒形状または管状形状を画定することが可能である。ステント400は、双安定性セル、多安定性セル、変形可能ユニットセル、開セル、自己拡張可能セル、バルーンもしくは他の機械的に拡張可能なセル、公知のもしくは後に開発される任意の他のセル、または前述の任意の組合せを備えることが可能である。さらに、いくつかの実施形態においては、ステントセグメント12は、一連の凹状ベンドおよび凸状ベンド、または任意の他の適切な構造体を備える開ステントパターン(蛇行状または他の)を有することが可能である。この好ましい実施形態においては、この設計により、リング間における組織の脱出が解消される。リング同士を連結する材料は、各セルの先端部が交互に位置するようにリングを配向した状態に維持する。したがって、2つのリングが、短縮化時に共に移動するまたは合体すると、これらの先端部は、各セルの間の凹部内に移動する。これにより、図24Aに示すように、延長化状態および短縮化状態における幾分かの円周方向へのカバーが可能となる。

0084

[0120]いくつかの実施形態においては、1つまたは複数の隣接し合うステントセグメント12同士が、ステントセル14の中の1つまたは複数を貫通するように(図示するように)、または開ステントパターンの場合には(図示せず)凹状ベンドもしくは凸状ベンドの中の1つまたは複数を貫通するように構成され得る、1つまたは複数のワイヤコネクタ402によって相互連結され得る。ワイヤコネクタ402は、適切な縫合糸材料生物分解性等々の)、ステンレス鋼もしくはニチノールなどの金属合金、または任意の他の同様もしくは適切な材料を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤコネクタ402は、ステント400により血管壁に対する足場提供を改善することが可能であり、またバルーン膨張時にステントセグメント12の適切な整列および間隔を維持するのを助けることが可能である。

0085

[0121]ワイヤコネクタ402は、軸方向短縮化もしくは軸方向伸張化、曲げ、または他の荷重もしくは応力を許容するために、隣接し合うステントセグメント12間における所定量の相対的な軸方向変位、円周方向変位、または半径方向変位を可能にするように構成され得る。あるセグメント12のステントセル14のいくつかの実施形態は、隣接するセグメント12のステントセル14に対して互いに噛み合わされる(図23Aに図示するように)ことにより、足場提供を拡大し、また隣接するステントセグメント12に対するあるステントセグメント12のより多量の軸方向移動を許容することが可能となる。

0086

[0122]さらに、既述のように、ワイヤコネクタ402は、所定期間後に分解するまたは身体により生体吸収されるように構成された、生体吸収性材料または生物分解性材料から形成することが可能である。この構成においては、コネクタは、所定期間後により容易に分断可能となるように脆弱化され得るか、または、所定期間後に隣接し合うステントセグメント間の連結を解消するように完全に生体吸収され得る。さらに(図示せず)、いくつかの実施形態においては、ワイヤコネクタ402により1つまたは複数の隣接し合うステントセル14またはステントセグメント12を相互連結させることと組み合わせて、またはその代替として、ステント400の隣接し合うステントセグメント12の1つまたは複数が、本明細書において開示される任意のタイプの1つまたは複数の分断可能コネクタにより相互連結され得る。

0087

[0123]図24〜図25は、ステントセル14またはステントセグメント12の少なくとも2つの部分の間にコネクタを有するステントのさらなる実施形態の一部分の平面図である。特に、図24〜図26は、ワイヤコネクタ402がステントセル14または開セルセグメント接合または係合され得る種々の方法を示す。

0088

[0124]いくつかの実施形態においては、ワイヤコネクタ402は、ステントセル14の1つまたは複数のストラット(図24Aに示すような)か、または開ステント構造部のベンド(図示せず)の周囲に、ダブルループ404を形成することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤコネクタ402を構成する材料によっては、ダブルループ404は、ステントセル14に対するワイヤコネクタ402の幾分かの滑動または軸方向移動を可能にし得る。

0089

[0125]いくつかの実施形態においては、ワイヤコネクタ402は、ステントセル14の1つまたは複数のストラット(図24Bに示すような)か、または開ステント構造部のベンド(図示せず)の周囲に、ロック結び目408を形成することが可能である。いくつかの実施形態においては、ワイヤコネクタ402を構成する材料によっては、ロック結び目408は、ステントセル14に対するワイヤコネクタ402の滑動または軸方向移動を実質的に阻止または防止することが可能である。いくつかの実施形態においては、ダブルループ404またはロック結び目408の任意の組合せを利用して、1つまたは複数の隣接し合うステントセル14またはステントセグメント12を相互連結することが可能である。好ましくは、コネクタ402は、展開時に位相のずれたセルリングの回転を防止する。この場合における1つの目的は、展開後のリングの配向を容易にし、組織の脱出に対する幾分かの足場提供を行うことである。

0090

[0126]代替的には、いくつかの実施形態においては、ステントセル14(図25に示すような)または開ステントパターンのベンド(図示せず)の中の1つまたは複数が、貫通するワイヤコネクタを受けるように構成された開口414を有する実質的にまたは完全に閉じたループまたは小穴412を支持することが可能である。ワイヤコネクタ402は、ダブルループ、ロック結び目、またはループ412との他の適切な連結部を形成することが可能である。

0091

[0127]図26は、ステントの少なくとも2つの隣接し合うステントセグメント12間にコネクタ452を有するステント450の別の実施形態の一部分の平面図である。コネクタ452は、1つまたは複数のループを備えるほぼ螺旋形状を有することが可能である。いくつかの実施形態においては、コネクタ452は、2つ以上のループを有することが可能である。

0092

[0128]さらに、いくつかの実施形態においては、図示する実施形態におけるように、コネクタ452は、長手方向に整列されないように互いに円周方向にオフセットされた端点454を有することが可能である。特に、コネクタ452は、ステントセル14aに対して装着された第1の端点454aと、ステントセル14bに対して装着された第2の端点454bとを有することが可能である。端点454は、1つまたは複数のセル14により円周方向にオフセットされ得る。いくつかの実施形態においては、図示する実施形態におけるように、端点454a、454bは、2つ以上のセル14により円周方向にオフセットされ得る。他の実施形態(図示せず)においては、端点454同士は、ステント400が折畳み状態または拡張状態等々にあるとき、ほぼ長手方向に整列され得る。

0093

[0129]いくつかの実施形態においては、ステント450の拡張状態におけるコネクタ452の直径(図26においてD1で表されるような)は、標的血管または標的通路の弛緩状態の内径とほぼ同一であるかまたは若干大きいことにより、血管に対して追加的な足場提供をもたらし得る。いくつかの実施形態においては、ステント450の拡張状態におけるコネクタ452の直径D1は、3つの拡張したセル14のサイズとほぼ同じ大きさであることが可能である。

0094

[0130]本明細書において開示されるステントのいくつかの実施形態は、ステント内の隣接し合うステントのセグメントの中の2つ以上の間に長手方向コネクタが位置決めされないように構成され得る。いくつかの実施形態においては、いずれのステントセグメントもコネクタにより相互連結されないように、ステント全体が構成される。さらに、本明細書において開示されるステントまたはステントセグメントの中の任意のものが、ePTFEなど(それに限定されない)の移植片材料で覆われ得る。いくつかの実施形態においては、ステントまたはステントセグメントの一部が、移植片材料に対して縫合され得る。

0095

[0131]さらに、いくつかの実施形態においては、ステントセグメント12(隣接し合うステントセグメント間に軸方向コネクタが位置決めされるかされないかに関わらず)は、血管または通路が弛緩状態にあるとき、隣接し合うステントセグメント間の間隙または空間(図35においてd2で表される)が、ステントセグメント12の中の1つまたは複数の軸方向長さ(図35においてd1で表される)の約15%となるように、患者の血管系または通路内において展開され得る。いくつかの実施形態においては、ステントセグメント12(隣接し合うステントセグメント間に軸方向コネクタが位置決めされるかされないかに関わらず)は、血管または通路が弛緩状態にあるとき、隣接し合うステントセグメント間の間隙または空間が、ステントセグメント12の中の1つまたは複数の軸方向長さの約5%〜約50%となるように、またはステントセグメント12の中の1つまたは複数の軸方向長さの約15%〜約35%となるように、患者の血管系または通路内において展開され得る。

0096

[0132]さらに、本明細書において開示されるいくつかのステント実施形態は、隣接し合うステントセグメントの中のいくつかの間に空間または間隙を、また同一のステントの他の隣接し合うステントセグメント間にコネクタまたは縫合糸を有することが可能である。図35Aを参照すると、ステント500は、隣接し合うステントセグメント(またはリング)12a、12bの間に、隣接し合うステントセグメント(またはリング)12c、12dの間に、および隣接し合うステントセグメント(またはリング)12e、12fの間に1つまたは複数のコネクタ16を有するように構成される。いくつかの実施形態においては、分断可能コネクタが、図35Aに示すコネクタ16の代わりに使用され得る。さらに、ステント500は、隣接し合うステントセグメント(またはリング)12b、12cの間に、および隣接し合うステントセグメント(またはリング)12d、12eの間に間隙または空間が存在するように構成され得る。対の隣接し合うステントセグメント12間にコネクタを有することにより、対の各ステントセグメント12が血管腔に対するその適切な配向から転出する、跳ね出す、または回転して出ることが阻止されることによって、対の相互連結されたステントセグメントのそれぞれの安定性を上昇させることが可能となる。したがって、各対のステントセグメント12間のコネクタを使用することにより、対の各リングを付勢して血管を貫通する開オリフィスまたは通路を維持することが可能となる。いくつかの実施形態においては、全てまたは任意の数の隣接し合うステントセグメントが、それらの間に間隙または空間を有することが可能である。

0097

[0133]図27図37は、本明細書において開示されるステントおよびコネクタのいくつかの実施形態に関するさらなる詳細を示す。

0098

[0134]本発明は、特定の好ましい実施形態および例のコンテクストにおいて開示されたが、本発明は、具体的に開示された実施形態以外の他の代替的な実施形態および/または本発明の使用、ならびに自明の変更および均等物にまで及ぶことが、当業者には理解されよう。さらに、本発明の複数の変形を詳細に示し説明したが、本発明の範囲内に含まれる他の変更が、本開示に基づき当業者には容易に明らかになろう。また、これらの実施形態の具体的な特徴および態様の様々な組合せおよび下位組合せが、本発明の範囲内においてなされ得るおよび依然として含まれることも、予期され得る。例えば、いくつかの実施形態においては、コネクタまたはステントの実施形態のいくつかに関連して本明細書において開示されるまたは参照により組み込まれる特徴、構成、または他の詳細は、他のコネクタまたはステントの実施形態に関連して本明細書において開示される他の特徴、構成、または詳細と組み合わされて、本明細書において明確には開示されない新規の実施形態を形成する。特徴および構成の組合せを有するかかる実施形態の全てが、本開示の一部として予期される。さらに、別様のことが述べられない限りは、本明細書において開示される任意のステントまたはコネクタの実施形態の特徴または詳細は、いずれも、必須または本質的なものであるとして本明細書において明示されない限り、本明細書において開示される実施形態のいずれに対しても必須または本質的なものであることにはならない。

0099

[0135]さらに、本明細書において開示されるコネクタの実施形態は、任意の適切なステント構造同士を相互連結するために使用することが可能であり、ステントセグメント、ステントセル、または他のステント構造部の任意の適切な部分に対して装着されるかまたはそれらにより支持されるように構成され得る。例えば、コネクタのいくつかの実施形態は、ステントセルの先端部に、先端部に隣接するステントセルの一部分に、またはステントセルのストラットに等々に連結可能となるように構成され得る。破断可能な相互連結構成は、様々な開セル設計および閉セル設計において、先端部上もしくは先端部を外れた位置、谷状部間、谷状部と先端部との間に位置することが可能である。

0100

[0136]したがって、開示された実施形態の様々な特徴および態様は、互いに組み合わされるまたは置換されることにより、開示される本発明の変更モードを形成することが可能であることを理解されたい。したがって、本明細書において開示される本発明の範囲は、上述の特に開示された実施形態によって限定されるべきではないことが意図され得る。

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