図面 (/)

技術 レンタル管理サーバ、レンタル管理サーバによる運行ルート管理方法、レンタル管理システム

出願人 富士通フロンテック株式会社
発明者 集貝忠文
出願日 2016年1月26日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2016-012857
公開日 2017年8月3日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2017-134545
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 貸出場所 レンタル管理システム レンタル業者 レンタル予約 燃料代 レンタル商品 運行ルート 貸出予約
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (14)

課題

レンタル商品在庫がなくても、ユーザの希望に沿い、レンタル業者の利益を上げることができるレンタル管理サーバを提供する。

解決手段

レンタル商品の貸出予約情報と返却予約情報に基づき、車輌ごとに運行ルートを決定するルート決定部と、運行ルートから、返却により積載されるレンタル商品の積載数を車輌ごとに算出する算出部と、予約対象のレンタル商品の貸出予約数が、在庫数を超えるか判断する判断部と、超える場合、車輌ごとの各レンタル商品の積載数に基づき、予約対象の商品貸出予約時間より前に貸出予約数を超える予約対象の商品を積載する車輌を特定する特定部と、特定車輌の位置と、予約対象の商品の貸出場所を運行ルートに含む他の車輌の位置と、貸出場所に基づき、予約対象の商品を他の車輌へ積み替える積替場所を決定する決定部とを備え、ルート決定部は、積替場所を両車輌の運行ルートに組み込む。

概要

背景

従来、レンタル商品借りる又は返却する際には、ユーザは店舗出向く必要があった。ユーザにとって店舗に出向くことは煩わしいことである。そこで、この煩わしさを解消するためのシステム、すなわちユーザが指定する場所及び日時でレンタル商品の貸出や返却ができるシステム(下記の特許文献1を参照)が考えられた。

概要

レンタル商品の在庫がなくても、ユーザの希望に沿い、レンタル業者の利益を上げることができるレンタル管理サーバを提供する。レンタル商品の貸出予約情報と返却予約情報に基づき、車輌ごとに運行ルートを決定するルート決定部と、運行ルートから、返却により積載されるレンタル商品の積載数を車輌ごとに算出する算出部と、予約対象のレンタル商品の貸出予約数が、在庫数を超えるか判断する判断部と、超える場合、車輌ごとの各レンタル商品の積載数に基づき、予約対象の商品の貸出の予約時間より前に貸出予約数を超える予約対象の商品を積載する車輌を特定する特定部と、特定車輌の位置と、予約対象の商品の貸出場所を運行ルートに含む他の車輌の位置と、貸出場所に基づき、予約対象の商品を他の車輌へ積み替える積替場所を決定する決定部とを備え、ルート決定部は、積替場所を両車輌の運行ルートに組み込む。

目的

本発明は、上記課題に鑑み、店舗などに貸出予約の対象のレンタル商品の在庫がない場合でも、ユーザの希望に沿いつつ、レンタル業者の利益を上げることができるレンタル管理サーバを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

車輌によるレンタル商品貸出及び返却予約に基づいて車輌ごとの運行ルートを管理するレンタル管理サーバであって、前記レンタル商品の貸出予約情報及び返却予約情報に基づいて、前記車輌ごとに運行ルートを決定するルート決定部と、決定された前記運行ルートに基づいて、所定時間における、返却により積載されるレンタル商品の積載数を前記車輌ごとに算出する算出部と、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出予約数が、店舗在庫数を超えるか否かを判断する判断部と、前記貸出予約数が前記在庫数を超える場合、算出された前記車輌ごとの各レンタル商品の積載数に基づいて、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出の予約時間より前に前記貸出予約数を超える前記予約対象のレンタル商品を積載する車輌を特定する特定部と、特定された前記車輌が、前記予約対象のレンタル商品の貸出を行う車輌でない場合、特定された前記車輌の位置と、前記予約対象のレンタル商品の貸出場所を運行ルートに含む他の車輌の位置と、前記貸出場所とに基づいて、特定された前記車輌に積載される前記予約対象のレンタル商品を前記他の車輌へ積み替える積替場所を決定する決定部とを備え、前記ルート決定部は、決定された前記積替場所を前記両車輌の運行ルートに組み込むことを特徴とするレンタル管理サーバ。

請求項2

前記決定部は、前記積替場所を決定する際、積み替えにかかる積替コストと、レンタル商品を貸し出すことにより得られる貸出利益とを比較し、前記貸出利益が前記積替コストを上回る場所を前記積替場所として決定することを特徴とする請求項1に記載のレンタル管理サーバ。

請求項3

前記決定部は、あらかじめ決められた複数の積替場所の候補の中から、前記積替場所を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンタル管理サーバ。

請求項4

車輌によるレンタル商品の貸出及び返却の予約に基づいて車輌ごとの運行ルートを管理するレンタル管理サーバによる運行ルート管理方法であって、前記レンタル商品の貸出予約情報及び返却予約情報に基づいて、前記車輌ごとに運行ルートを決定するステップと、決定された前記運行ルートに基づいて、所定時間における、返却により積載されるレンタル商品の積載数を前記車輌ごとに算出するステップと、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出予約数が、店舗の在庫数を超えるか否かを判断するステップと、前記貸出予約数が前記在庫数を超える場合、算出された前記車輌ごとの各レンタル商品の積載数に基づいて、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出の予約時間より前に前記貸出予約数を超える前記予約対象のレンタル商品を積載する車輌を特定するステップと、特定された前記車輌が、前記予約対象のレンタル商品の貸出を行う車輌でない場合、特定された前記車輌の位置と、前記予約対象のレンタル商品の貸出場所を運行ルートに含む他の車輌の位置と、前記貸出場所とに基づいて、特定された前記車輌に積載される前記予約対象のレンタル商品を前記他の車輌へ積み替える積替場所を決定するステップと、決定された前記積替場所を前記両車輌の運行ルートに組み込むステップとを、有することを特徴とする運行ルート管理方法。

請求項5

レンタル商品の貸出及び返却の予約を行う際に利用する予約端末と、車輌によるレンタル商品の貸出及び返却の予約に基づいて車輌ごとの運行ルートを管理するレンタル管理サーバとを備えるレンタル管理システムであって、前記予約端末が、前記レンタル商品の貸出予約情報及び返却予約情報を前記レンタル管理サーバへ送信し、前記レンタル管理サーバが、前記レンタル商品の貸出予約情報及び返却予約情報に基づいて、前記車輌ごとに運行ルートを決定し、決定された前記運行ルートに基づいて、所定時間における、返却により積載されるレンタル商品の積載数を前記車輌ごとに算出し、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出予約数が、店舗の在庫数を超えるか否かを判断し、前記貸出予約数が前記在庫数を超える場合、算出された前記車輌ごとの各レンタル商品の積載数に基づいて、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出の予約時間より前に前記貸出予約数を超える前記予約対象のレンタル商品を積載する車輌を特定し、特定された前記車輌が、前記予約対象のレンタル商品の貸出を行う車輌でない場合、特定された前記車輌の位置と、前記予約対象のレンタル商品の貸出場所を運行ルートに含む他の車輌の位置と、前記貸出場所とに基づいて、特定された前記車輌に積載される前記予約対象のレンタル商品を前記他の車輌へ積み替える積替場所を決定し、決定された前記積替場所を前記両車輌の運行ルートに組み込むことを特徴とするレンタル管理システム。

技術分野

0001

本発明は、任意の場所でのレンタル商品貸出及び返却を可能とさせるレンタル管理サーバに関する。

背景技術

0002

従来、レンタル商品を借りる又は返却する際には、ユーザは店舗出向く必要があった。ユーザにとって店舗に出向くことは煩わしいことである。そこで、この煩わしさを解消するためのシステム、すなわちユーザが指定する場所及び日時でレンタル商品の貸出や返却ができるシステム(下記の特許文献1を参照)が考えられた。

先行技術

0003

特開2003−296439号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、上記システムでは、貸出予約の際に、店舗などに貸出予約の対象のレンタル商品の在庫がない場合には、ユーザの希望に沿えず、レンタル商品の貸出を行うことができない。

0005

本発明は、上記課題に鑑み、店舗などに貸出予約の対象のレンタル商品の在庫がない場合でも、ユーザの希望に沿いつつ、レンタル業者の利益を上げることができるレンタル管理サーバを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

上記目的を達成するために、本発明は、車輌によるレンタル商品の貸出及び返却の予約に基づいて車輌ごとの運行ルートを管理するレンタル管理サーバであって、前記レンタル商品の貸出予約情報及び返却予約情報に基づいて、前記車輌ごとに運行ルートを決定するルート決定部と、決定された前記運行ルートに基づいて、所定時間における、返却により積載されるレンタル商品の積載数を前記車輌ごとに算出する算出部と、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出予約数が、店舗の在庫数を超えるか否かを判断する判断部と、前記貸出予約数が前記在庫数を超える場合、算出された前記車輌ごとの各レンタル商品の積載数に基づいて、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出の予約時間より前に前記貸出予約数を超える前記予約対象のレンタル商品を積載する車輌を特定する特定部と、特定された前記車輌が、前記予約対象のレンタル商品の貸出を行う車輌でない場合、特定された前記車輌の位置と、前記予約対象のレンタル商品の貸出場所を運行ルートに含む他の車輌の位置と、前記貸出場所とに基づいて、特定された前記車輌に積載される前記予約対象のレンタル商品を前記他の車輌へ積み替える積替場所を決定する決定部とを備え、前記ルート決定部は、決定された前記積替場所を前記両車輌の運行ルートに組み込むことを特徴とする。

0007

また、本発明のレンタル管理サーバにおいて、前記決定部が、前記積替場所を決定する際、積み替えにかかる積替コストと、レンタル商品を貸し出すことにより得られる貸出利益とを比較し、前記貸出利益が前記積替コストを上回る場所を前記積替場所として決定することは、好ましい態様である。

0008

また、本発明のレンタル管理サーバにおいて、前記決定部が、あらかじめ決められた複数の積替場所の候補の中から、前記積替場所を決定することは、好ましい態様である。

0009

また、本発明は、車輌によるレンタル商品の貸出及び返却の予約に基づいて車輌ごとの運行ルートを管理するレンタル管理サーバによる運行ルート管理方法であって、前記レンタル商品の貸出予約情報及び返却予約情報に基づいて、前記車輌ごとに運行ルートを決定するステップと、決定された前記運行ルートに基づいて、所定時間における、返却により積載されるレンタル商品の積載数を前記車輌ごとに算出するステップと、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出予約数が、店舗の在庫数を超えるか否かを判断するステップと、前記貸出予約数が前記在庫数を超える場合、算出された前記車輌ごとの各レンタル商品の積載数に基づいて、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出の予約時間より前に前記貸出予約数を超える前記予約対象のレンタル商品を積載する車輌を特定するステップと、特定された前記車輌が、前記予約対象のレンタル商品の貸出を行う車輌でない場合、特定された前記車輌の位置と、前記予約対象のレンタル商品の貸出場所を運行ルートに含む他の車輌の位置と、前記貸出場所とに基づいて、特定された前記車輌に積載される前記予約対象のレンタル商品を前記他の車輌へ積み替える積替場所を決定するステップと、決定された前記積替場所を前記両車輌の運行ルートに組み込むステップとを有することを特徴とする。

0010

また、本発明は、レンタル商品の貸出及び返却の予約を行う際に利用する予約端末と、車輌によるレンタル商品の貸出及び返却の予約に基づいて車輌ごとの運行ルートを管理するレンタル管理サーバとを備えるレンタル管理システムであって、前記予約端末が、前記レンタル商品の貸出予約情報及び返却予約情報を前記レンタル管理サーバへ送信し、前記レンタル管理サーバが、前記レンタル商品の貸出予約情報及び返却予約情報に基づいて、前記車輌ごとに運行ルートを決定し、決定された前記運行ルートに基づいて、所定時間における、返却により積載されるレンタル商品の積載数を前記車輌ごとに算出し、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出予約数が、店舗の在庫数を超えるか否かを判断し、前記貸出予約数が前記在庫数を超える場合、算出された前記車輌ごとの各レンタル商品の積載数に基づいて、前記貸出予約情報に含まれる予約対象のレンタル商品の貸出の予約時間より前に前記貸出予約数を超える前記予約対象のレンタル商品を積載する車輌を特定し、特定された前記車輌が、前記予約対象のレンタル商品の貸出を行う車輌でない場合、特定された前記車輌の位置と、前記予約対象のレンタル商品の貸出場所を運行ルートに含む他の車輌の位置と、前記貸出場所とに基づいて、特定された前記車輌に積載される前記予約対象のレンタル商品を前記他の車輌へ積み替える積替場所を決定し、決定された前記積替場所を前記両車輌の運行ルートに組み込むことを特徴とする。

発明の効果

0011

本発明によれば、店舗などに貸出予約の対象のレンタル商品の在庫がない場合でも、ユーザの希望に沿いつつ、レンタル業者の利益を上げることができる。

図面の簡単な説明

0012

実施の形態におけるレンタル管理システムの構成の一例を示す図である。
実施の形態に係るレンタル管理サーバの具体的な機能構成の一例を示す図である。
実施の形態における車輌Xが管轄するエリアレンタル予約テーブルの一例を示す図である。
実施の形態における車輌Yが管轄するエリアのレンタル予約テーブルの一例を示す図である。
実施の形態における車輌Xと車輌Yの管轄エリアを示す図である。
実施の形態における運行ルートの一例を示す図である。
実施の形態における最低必要コストテーブルの一例を示す図である。
実施の形態におけるレンタル商品の積載数を車輌ごとに算出した結果を示す図である。
実施の形態における在庫テーブルの一例を示す図である。
実施の形態における積替コストテーブルの一例を示す図である。
実施の形態における利益テーブルの一例を示す図である。
実施の形態に係るレンタル管理サーバを実現するためのハードウェア構成の一例を示す図である。
実施の形態に係るレンタル管理サーバにおける積替場所を組み込む運行ルートの決定フローの一例を示すフローチャートである。

実施例

0013

以下、実施の形態について図面を参照して説明する。まず、実施の形態に係るレンタル管理システム1の一例について図1を用いて説明する。レンタル管理システム1は、予約端末2(2a、2b、2c)、レンタル管理サーバ3から構成されている。予約端末2とレンタル管理サーバ3は、ネットワーク4を介して繋がっている。この例では、予約端末2は3台のみであるが、3台に限られるものではない。

0014

なお、レンタル管理サーバ3には、レンタル商品の貸出や返却が店舗以外の指定された場所で行うことができるように、貸出登録や返却登録が可能な不図示のPC(Personal Computer)が不図示のネットワークを介して接続される。PCには、例えばレンタル商品に付されたRFIDタグを読み取るRFIDリーダやユーザの認証を行う認証装置が接続される。また、PCには、例えばカメラなどの撮像装置が設置され、レンタル商品の状態などの確認を行うことができるようにしてもよい。PCなどの設備により、店舗以外の場所でのレンタル商品の貸出や返却の情報をレンタル管理サーバ3へ登録することができる。PCなどの設備は、後述する車輌に搭載されている。

0015

予約端末2は、車輌によるレンタル商品の貸出や返却の予約を行う際に利用される端末であって、例えば、ユーザが保有するスマートフォンなどの携帯端末やPCなどである。ここでのユーザは、レンタル商品の貸出や返却の予約を希望する者を言う。レンタル商品の貸出を予約する場合、ユーザは、例えば、予約端末2の画面に表示される不図示の貸出予約画面を利用して、貸出を希望するレンタル商品のタイトル貸出数、希望貸出日、貸出日数などを入力する。また、レンタル商品の返却を予約する場合、ユーザは、例えば、予約端末2の画面に表示される不図示の返却予約画面を利用して、返却を希望するレンタル商品のタイトル、返却数、希望返却日などを入力する。なお、貸出予約と同時に返却予約をするようにしてもよい。

0016

レンタル管理サーバ3は、レンタル商品の一般的な管理、すなわちレンタル商品の貸出状況や延滞状況などを管理する。また、レンタル管理サーバ3は、予約端末2からのレンタル商品の貸出や返却の予約を受け付け、レンタル業者の店舗などのレンタル商品の在庫を確認し、在庫がない場合には、返却予定のレンタル商品を考慮して、貸出予約を受け付けられるか否かを判断する。具体的な処理については後述する。

0017

なお、上記判断の説明を分かりやすくするため、前提として、例えば、レンタル商品の貸出や返却の予約は、貸出又は返却をする日の前日の15時まで受け付ける。また、レンタル管理サーバ3は、貸出又は返却をする日の前日の15時から16時までに後述する貸出や返却の予約を受け付けられるか否かを決定し、受付の可否を16時から17時までにユーザへ通知する。また、レンタル商品は、返却後に商品クリーニングなどが不要で、すぐに貸し出せるものとする。

0018

ここで、実施の形態に係るレンタル管理サーバ3の機能構成の一例について図2を用いて説明する。図2に示すように、レンタル管理サーバ3は、受付部20、ルート決定部21、算出部22、判断部23、特定部24、決定部25、格納部26から構成されている。

0019

受付部20は、予約端末2からのレンタル商品の貸出や返却の予約を受け付け、レンタル予約テーブルとして格納部26に格納する。レンタル予約テーブルの一例を図3A図3Bに示す。ここでのレンタル予約テーブルは、レンタル商品の貸出や返却を行う車輌ごとのテーブルとなっている。レンタル商品の貸出や返却は、複数の車輌で行い、車輌ごとに貸出や返却の管轄エリアが決められている。車輌とは、レンタル商品を運ぶことができるものであればよく、車輪の数や、エンジンバッテリーの有無を問わないものである。

0020

例えば、図4に示すように、車輌Xはエリア40を管轄エリアとし、車輌Yはエリア41を管轄エリアとして決められている。この例のように、エリア40とエリア41が重複するエリア42があってもよい。エリア40には返却場所a、b、貸出場所c、dが含まれ、エリア41には返却場所e、f、貸出場所g、hが含まれる。なお、返却場所a、b、e、fは、貸出場所にもなり得、また貸出場所c、d、g、hは、返却場所にもなり得る。また、この例では、車輌は車輌Xと車輌Yの2台であるが、更に他の車輌があってもよい。

0021

図3Aのレンタル予約テーブルは、車輌Xが管轄するエリア40のレンタル予約テーブルである。レンタル予約テーブルは、予約日、貸出又は返却場所、予約時間、レンタル商品、貸出予約数、返却予約数から構成されている。図3Aのレンタル予約テーブルは、11月28日分の予約であって、例えば、返却場所aにおいて9時にレンタル商品Aを100個返却するという予約がある。一方、図3Bのレンタル予約テーブルは、車輌Yが管轄するエリア41のレンタル予約テーブルであるが、基本的に図3Aのレンタル予約テーブルと同様であるため、説明を省略する。なお、ここでは、車輌ごとにレンタル予約テーブルを分けているが、車輌ごとに分けずに1つのレンタル予約テーブルとしてまとめてもよい。

0022

ルート決定部21は、レンタル商品の貸出予約情報及び返却予約情報、すなわち図3A図3Bのレンタル予約テーブルに基づいて、車輌ごとの運行ルートを決定する。貸出予約情報とは、レンタル商品の貸出予約に関する情報であって、図3A図3Bにおける予約日、貸出場所、予約時間、レンタル商品、貸出予約数などである。また、返却予約情報とは、レンタル商品の返却予約に関する情報であって、図3A図3Bにおける予約日、返却場所、予約時間、レンタル商品、返却予約数などである。

0023

ここで、車輌Xの11月28日の運行ルートの決定の一例について説明する。ルート決定部21は、図3Aのレンタル予約テーブルから、貸出又は返却場所の情報と予約時間を取得し、それぞれの予約を実行できるように運行ルートを決定する。具体的には、ルート決定部21は、レンタル予約テーブルの時間順に貸出又は返却場所を回るルートを運行ルートとして決定する。ただし、異なる場所で予約時間が重なる場合など物理的に運行ができない場合には、ルート決定部21は、できる限りユーザの希望に沿うように、予約時間をずらすなどしてもよい。その場合、予約をしたユーザに対して予約時間の変更通知を行い、承諾を得る必要がある。

0024

図3Aのレンタル予約テーブルの場合、図5に示すように、店舗を出発して、場所(返却場所)a、場所(返却場所)b、場所(貸出場所)c、場所(貸出場所)dの順に回って店舗に戻ってくる運行ルートとなる。車輌Yについても図3Bのレンタル予約テーブルを用いて同様に運行ルートが決定される。

0025

なお、ルート決定部21は、貸出場所や返却場所へ訪問する際に必要なコスト(最低必要コスト)を下回る場所へは基本的に訪問しないと決定し、運行ルートにその場所を組み込まないようにしてもよい。ただし、最低必要コストを下回る場合でも、今後(翌日以降)の貸出を考慮して商品を回収した方がよい場合には返却場所などへの訪問をするようにしてもよい。最低必要コストを管理する最低必要コストテーブルの一例を図6に示す。最低必要コストテーブルは、場所、時間、最低必要コストから構成されている。例えば、場所(返却場所)aへ9時に訪問する場合には、最低必要コスト10(例えば、車輌の燃料代有料道路道路通行料)が必要となる。最低必要コストは、同じ場所でも時間帯によって異なるものであってもよい。

0026

また、ルート決定部21は、後述する、決定された積替場所を両車輌(X車輌、Y車輌)の運行ルートに組み込む処理を行う。

0027

算出部22は、ルート決定部21によって決定された運行ルートに基づいて、所定時間(例えば、車輌が貸出場所又は返却場所に到着する時間ごと)における、返却により積載されるレンタル商品の積載数を車輌ごとに算出する。算出された結果の一例を図7に示す。図7に示す返却予約数の括弧書き内の英文字は返却場所を示している。例えば、9時の時点で、レンタル商品Aが返却場所aで100個返却され、車輌Xには9時の時点でレンタル商品Aが100個積載されることがわかる。レンタル商品B、Cについては9時の時点では積載されないことがわかる。図7に示す結果によれば、他の時間帯においても同様に、返却による積載数を把握することができる。

0028

判断部23は、貸出予約情報、すなわち図3A及び図3Bのレンタル予約テーブルに含まれる予約対象のレンタル商品の貸出予約数が、レンタル業者の店舗の在庫数を超えるか否かを判断する。店舗の在庫数は、例えば図8に示す在庫テーブルで管理される。在庫テーブルは、日付、レンタル商品、在庫数から構成されている。例えば、11月27日において、レンタル商品A、B、Cは、それぞれ在庫数が10個となっている。

0029

具体的に、判断部23は、図3Aのレンタル予約テーブルの貸出場所cにおけるレンタル商品Aの5個、貸出場所dにおけるレンタル商品Cの3個が、店舗の在庫数で足りるか否かを判断する。また、判断部23は、図3Bのレンタル予約テーブルの貸出場所gにおけるレンタル商品Aの20個、貸出場所hにおけるレンタル商品Aの2個が、店舗の在庫数で足りるか否かを判断する。このとき、レンタル商品A、B、Cは、在庫数がそれぞれ10個であるため、判断部23は、レンタル商品Aの20個については、店舗の在庫では貸し出すことができないと判断する。

0030

特定部24は、貸出予約数が在庫数を超える場合、算出された車輌ごとの各レンタル商品の積載数に基づいて、予約対象のレンタル商品の貸出の予約時間より前に貸出予約数を超える予約対象のレンタル商品を積載する車輌を特定する。具体的には、特定部24は、レンタル商品Aの20個の貸出の予約時間、この場合、14時(図3Bのレンタル予約テーブルを参照)より前に、レンタル商品Aの20個を越えて積載する車輌を特定する。特定部24は、車輌Xが9時の時点でレンタル商品Aを100個積載することが図7に示す算出結果に基づいてわかるため、車輌Xを特定する。

0031

レンタル商品Aを20個貸し出す車輌は車輌Yであり、レンタル商品Aを100個積載する車輌は車輌Xである。そのため、車輌Xに積載されるレンタル商品Aを車輌Yに積み替える必要がある。

0032

決定部25は、特定された車輌(車輌X)の位置情報と、予約対象のレンタル商品(この場合、レンタル商品A)の貸出場所(貸出場所g)を運行ルートに含む他の車輌(車輌Y)の位置情報と、貸出場所の位置情報とに基づいて、特定された車輌に積載された予約対象のレンタル商品を他の車輌へ積み替える積替場所を決定する。決定される積替場所は、例えば、車輌Xが管轄するエリア40と車輌Yが管轄するエリア41が重複するエリア42内又はエリア42の周辺であることが好ましい。両車輌の移動距離が長くならないようにするためである。

0033

具体的には、決定部25は、9時(レンタル商品Aの積載時間)から14時(レンタル商品Aの貸出時間)の間における、運行ルートに基づく車輌Xの位置情報と、運行ルートに基づく車輌Yの位置情報と、貸出場所gの位置情報とに基づいて、ルート決定部21によって決定された各車輌の運行ルートの遂行に支障がないレンタル商品Aの積替場所を、既存のルート検索機能を用いて決定する。ここでの位置情報は、例えばGPS(Global Positioning System)機能を用いて得られる緯度及び経度の情報である。

0034

また、決定部25は、積替場所を決定する際、あらかじめ決められた複数の積替場所の候補の中から、ルート決定部21によって決定された各車輌の運行ルートの遂行に支障がない場所を積替場所として決定するようにしてもよい。これにより、積替場所の決定の処理を即座に容易に行うことができる。また、決定部25は、積替場所を決定する際、積み替えにかかる積替コストと、レンタル商品を貸し出すことにより得られる貸出利益とを比較し、貸出利益が積替コストを上回る(貸出利益が積替コスト以上の)場所を積替場所として決定するようにしてもよい。これにより、利益が得られない積み替えを回避することができる。

0035

上記積替コストを管理する積替コストテーブルの一例を図9に示し、商品を貸し出すことによって得られる貸出利益を管理する利益テーブルの一例を図10に示す。積替コストテーブルは、積替場所と積替コストから構成されている。この例では、積替場所Zで積み替えを行うと、積替コストが1000かかる。積替コストは、例えば車輌の燃料代や有料道路の道路通行料などのコストから算出される。ここでは、1つの積替場所のみが示されているが、複数の積替場所があってもよい。

0036

利益テーブルは、レンタル商品と、1個のレンタル商品を貸し出した際に得られる利益とから構成されている。この例では、レンタル商品Aは、1個貸し出すと50の利益が得られる。そのため、上記の例では、レンタル商品Aを20個貸し出すと50×20個=1000の利益が得られる。よって、貸出利益が積替コスト以上であるため、決定部25は、積替場所Zを積替場所として決定する。なお、積替コストテーブルに複数の積替場所がある場合、決定部25は、利益が最も得られる場所を積替場所と決定するようにしてもよい。

0037

格納部26は、レンタル管理サーバ3を動作させるために必要なプログラムなどを格納するものである。また、上述した各種テーブルを格納するものである。

0038

ここで、実施の形態に係るレンタル管理サーバ3を実現するためのハードウェア構成の一例について図11を用いて説明する。ハードウェア構成は、例えば、CPU(Central Processing Unit)111、HDD(Hard Disk Drive)112、ROM(Read Only Memory)113、RAM(Random Access Memory)114、通信インタフェース(I/F)115、バス116を備えている。CPU111、HDD112、ROM113、RAM114、通信インタフェース(I/F)115は、例えば、バス116を介して互いに接続されている。

0039

CPU111は、バス116を介して、HDD112などに格納されるレンタル管理サーバ3の各種処理を行うためのプログラムを読み込み、読み込んだプログラムをRAM114に一時的に格納し、そのプログラムにしたがって各種処理を行うものであり、主として上述したルート決定部21、算出部22、判断部23、特定部24、決定部25として機能する。

0040

HDD112には、レンタル管理サーバ3の各種処理を行うためのアプリケーションプログラムや、レンタル管理サーバ3の処理に必要なデータなどが格納され、主として上述した格納部26として機能する。

0041

ROM113は、不揮発性メモリであって、ブートプログラムやBIOS(BasicInput/Output System)などのプログラムを記憶する。

0042

RAM114には、揮発性メモリであって、CPU111に実行させるためのOS(Operating System)プログラムやアプリケーションプログラムの一部が一時的に格納される。また、RAM114には、CPU111による処理に必要な各種データが格納される。

0043

通信インタフェース(I/F)115は、外部(予約端末2など)とデータの送受信を行うものであり、主として上述した受付部20として機能する。

0044

バス116は、各装置間の制御信号データ信号などの授受を媒介する経路である。
次に、実施の形態に係るレンタル管理サーバ3における積替場所を組み込む運行ルートの決定フローの一例について図12を用いて説明する。受付部20は、予約端末2によって入力された貸出及び返却の予約の情報を受け付け、受け付けた情報をレンタル予約テーブルとして格納する(ステップS1201)。ルート決定部21は、レンタル商品の貸出予約情報及び返却予約情報、すなわちレンタル予約テーブルに基づいて、車輌ごとの運行ルートを決定する(ステップS1202)。

0045

算出部22は、決定された運行ルートに基づいて、所定時間(例えば、車輌が貸出場所又は返却場所に到着する時間ごと)において返却により積載されるレンタル商品の積載数を車輌ごとに算出する(ステップS1203)。判断部23は、貸出予約情報、すなわちレンタル予約テーブルに含まれる予約対象のレンタル商品の貸出予約数が、レンタル業者の店舗の在庫数を超えるか否かを判断する(ステップS1204)。

0046

特定部24は、貸出予約数が在庫数を超える場合(ステップS1204でYes)、算出された車輌ごとの各レンタル商品の積載数に基づいて、予約対象のレンタル商品の貸出の予約時間より前に貸出予約数を超える予約対象のレンタル商品を積載する車輌を特定する(ステップS1205)。決定部25は、特定された車輌(車輌X)の位置情報と、予約対象のレンタル商品の貸出場所を運行ルートに含む他の車輌(車輌Y)の位置情報と、貸出場所の位置情報とに基づいて、特定された車輌に積載された予約対象のレンタル商品を他の車輌へ積み替える積替場所を決定する(ステップS1206)。特定部24によって貸出予約数を超えるレンタル商品を積載する車輌が特定できない場合、すなわちレンタル商品の貸出ができない場合、貸出予約をしたユーザに対して予約を受け付けられない旨の通知をするようにしてもよい。

0047

ルート決定部21は、決定された積替場所を両車輌(X車輌、Y車輌)の運行ルートに組み込む処理を行う(ステップS1207)。なお、ステップS1204において、貸出予約数が在庫数を超えない場合(ステップS1204でNo)、店舗の在庫数のうち、貸出予約数分が車輌に積載される(ステップS1208)。なお、貸出予約数が在庫数を超えない場合でも、店舗の在庫を貸し出すのではなく、返却予定のレンタル商品をまた貸しするようにしてもよい。この場合、貸出と返却が同一車輌で行われない場合、上述したように、積替場所の決定をし、運行ルートに積替場所が組み込まれる。

0048

上述したようなレンタル管理サーバ3によれば、店舗などに貸出予約の対象のレンタル商品の在庫がない場合でも、ユーザの希望に沿いつつ、レンタル業者の利益を上げることができる。

0049

なお、上述した実施の形態では、レンタル管理サーバ3などの主な処理をCPUによるソフトウェア処理によって実行するものとして説明したが、この処理の全部又は一部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。

0050

また、上述した実施の形態は、上述したものに限定されるものではなく、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。

0051

1レンタル管理システム
2(2a、2b、2c)予約端末
3レンタル管理サーバ
4ネットワーク
20 受付部
21ルート決定部
22 算出部
23 判断部
24 特定部
25 決定部
26 格納部
40、41、42エリア
111 CPU
112 HDD
113 ROM
114 RAM
115通信インタフェース(I/F)
116 バス

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 神田智一の「 機材管理システム」が 公開されました。( 2021/02/15)

    【課題・解決手段】異なる場所に設置された多数のコーティング液生成装置(1)をそれぞれ個別に管理することができ、各コーティング液生成装置(1)の稼働状況を離れた場所で一元管理することが可能なシステムを提... 詳細

  • 株式会社村田製作所の「 ハンガーラック用リーダ装置、ハンガーラック、及び衣料品の商品管理システム」が 公開されました。( 2019/12/05)

    【課題】ハンガーパイプに吊り下げられた複数の衣料品のRFIDタグをより確実に読み取ることができるハンガーパイプ用リーダ装置を提供する。【解決手段】本発明に係るハンガーパイプ用リーダ装置は、複数のハンガ... 詳細

  • 株式会社AiCTの「 ロッカーシステム」が 公開されました。( 2019/10/31)

    【課題】荷物を収納するロッカーの通信が断絶した場合や、停電時でも荷物の受け渡しが可能であり、かつ、ロッカーに収納した荷物を盗難されるおそれを軽減してセキュリティ効果を高めたロッカーシステムを提供する。... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ