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図面 (8)

課題

知的労働に適した斬新な家具装置を提供する。

解決手段

家具装置は、椅子ユニット5と中間ユニット15とから成っている。椅子ユニット5は、座1と背もたれ2と囲い枠4とを有しており、全体として、手前に向けて広幅台形状になっている。囲い枠4は、サイドパネル6とバックパネル7とを有する。サイドパネル6には切り開き部8が形成されて、切り開き部8に透光性遮蔽板9を昇降可能に装着している。中間ユニット15にはテーブル板18を取り付けており、椅子ユニット5に腰掛けた人は、テーブル板18を使用してノートパソコン操作のような執務を行える。家具装置は、オープン性クローズド性を考慮して、複数個ジグザグ状等の様々な態様にレイアウトできる。これにより、最適なワーキング環境をできる。

概要

背景

従来、オフィスでの執務家具としては一般に椅子がセットで使用されており、例えば、一人用又は複数人用の机を左右に並べて、多数人が一列に並んで執務を行うスタイルが多かった。机の列を背中合わせに配置することもよく行われている。これらの伝統的なワーキングスタイルでは、特定の人が特定の席を使用するという固定アドレス方式が一般的である。

しかし、近年、オフィスでのワーキングスタイルが大きく変貌しつつある。例えば、特定の席を持たずに、好きな席について仕事をするフリーアドレス方式(ノンテリトアル方式)や、1人用に独立した席で執務するスタイル、或いは、複数人が使用できる席が固まっているグループワーキングスタイルなどである。

これらのワーキングスタイルの変化の背景の一つとして、作業ツールとしてのノートパソコンタブレット端末などの情報機器の小型化がある。つまり、これらノートパソコンやタブレット端末は持ち運び自在であるため、特定の席で執務する必要性が無くなり、その結果、フリーアドレス方式が大きく進展している。

他の背景として、ワーカーの創作能力を引き出すための環境作りが進んだことが挙げられる。すなわち、ワーカーの創作能力を高めて知的生産性を上げるには、思索に集中できる環境やリラックスできる環境、或いは、同僚等と討議等して知的刺激を受けることが容易な環境が必要であり、そこで、席の独立化やグループ化が進展している。従って、作業の目的に応じて席を選択できるようにするのが好ましいと云える。

ワーカーの集中力やリラックス性との関係では、ワーカーを取り巻く環境のクローズド性とオープン性とのバランスが重要である。例えば、完全な個室であると、外からの刺激が薄れ過ぎて緊張感が無くなり、却って生産性落ちてしまうことが多い。他方、広いフロアー点在しているテーブルを使用して1人で執務する場合のように、過度オープンな環境であると、他人動き会話で気が散ったり他人の視線が気になったりするため、思索に集中し難いのみならず、他人に遠慮してリラックスした姿勢(例えば背伸び瞑想)も取りづらいと云える。

そこで、実際に提案されている家具(什器)に眼をやると、ソファを左右と後ろからパネルが囲ってクローズド性を高めた椅子ユニットとして、特許文献1,2がある。また、くつろぎつつノートパソコン操作のような作業を行えるようにソファにテーブル板を設けたものがあり、その例として、特許文献3には、座の下方に水平回動式のアームを設けて、アームの先端に立設した支柱にテーブル板を取り付けた構造が開示されている。

概要

知的労働に適した斬新な家具装置を提供する。家具装置は、椅子ユニット5と中間ユニット15とから成っている。椅子ユニット5は、座1と背もたれ2と囲い枠4とを有しており、全体として、手前に向けて広幅台形状になっている。囲い枠4は、サイドパネル6とバックパネル7とを有する。サイドパネル6には切り開き部8が形成されて、切り開き部8に透光性遮蔽板9を昇降可能に装着している。中間ユニット15にはテーブル板18を取り付けており、椅子ユニット5に腰掛けた人は、テーブル板18を使用してノートパソコン操作のような執務を行える。家具装置は、オープン性やクローズド性を考慮して、複数個ジグザグ状等の様々な態様にレイアウトできる。これにより、最適なワーキング環境をできる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の椅子ユニットが左右に連結されている構成であって、前記椅子ユニットは、座及び背もたれと、これらを左右外側と後ろ三方から囲う囲い枠とを有しており、前記囲い枠は、左右のサイドパネルとこれらに一体に連続したバックパネルとを有していて、左右サイドパネルの間隔が着座した人の前方に向けて広がっており、このため、前記椅子ユニットは、全体として、平面視で手前に向けて広がる台形状に形成されており、隣り合った椅子ユニットは、平面視で囲い枠の開口方向を逆向きにした姿勢で配置されており、隣り合った囲い枠のサイドパネルが直列状に並ぶように配置されている、家具装置

請求項2

複数の椅子ユニットが左右に連結されている構成であって、前記椅子ユニットは、座及び背もたれと、これらを左右外側と後ろの三方から囲う囲い枠とを有しており、前記囲い枠は、左右のサイドパネルとこれらに一体に連続したバックパネルとを有しており、隣り合った椅子ユニットは、平面視で囲い枠の開口方向を逆向きにした姿勢で配置されており、隣り合った囲い枠のサイドパネルが中間ユニットを介して連結されている、家具装置。

請求項3

前記中間ユニットに、少なくともノートパソコンを載置できる程度の大きさのテーブル板を取り付けている、請求項2に記載した家具装置。

請求項4

前記中間ユニットは、椅子ユニットに着座した人から見て、前方に向けて横幅が大きくなるように平面視台形に形成されている、請求項2又は3に記載した家具装置。

請求項5

前記囲い枠は着座した人が隠れる程度の高さであり、前記囲い枠のサイドパネルに、着座した人の程度の高さよりも上の部分を手前と上方に切除した状態の切り開き部が形成されており、前記切り開き部に、目隠し用の薄い遮蔽板昇降可能に装着している、請求項1〜4のうちのいずれかに記載した家具装置。

請求項6

座及び背もたれと、これらを左右と後ろの三方から囲う囲い枠とを有していて、前記囲い枠は左右のサイドパネルとこれらに一体に連続したバックパネルとを有しており、着座した人の前方に向けて左右サイドパネルの間隔が広がるように全体として平面視台形状になっている構成であって、前記囲い枠は着座した人が隠れる程度の高さであり、前記囲い枠のサイドパネルに、着座した人の肘程度の高さよりも上の部分を手前と上方に切除した状態の切り開き部が形成されており、前記切り開き部に、目隠し用の薄い遮蔽板を昇降可能又は着脱自在に配置している、椅子ユニット。

請求項7

座の横にサイドパネルを配置した椅子ユニットにおける前記サイドパネルの前方に配置される中間ユニットであって、前記椅子ユニットのサイドパネルに着脱自在であり、平面視で前後方向に長い形状で、かつ、少なくとも上面は小物を載せ得る程度の左右横幅を有している、椅子ユニットに使用する中間ユニット。

技術分野

0001

本願発明は、椅子ユニット、複数の椅子ユニットが連結されて構成された家具装置、及び、椅子ユニット(及び家具装置)に使用する中間ユニットに関するものである。

背景技術

0002

従来、オフィスでの執務家具としては一般に椅子がセットで使用されており、例えば、一人用又は複数人用の机を左右に並べて、多数人が一列に並んで執務を行うスタイルが多かった。机の列を背中合わせに配置することもよく行われている。これらの伝統的なワーキングスタイルでは、特定の人が特定の席を使用するという固定アドレス方式が一般的である。

0003

しかし、近年、オフィスでのワーキングスタイルが大きく変貌しつつある。例えば、特定の席を持たずに、好きな席について仕事をするフリーアドレス方式(ノンテリトアル方式)や、1人用に独立した席で執務するスタイル、或いは、複数人が使用できる席が固まっているグループワーキングスタイルなどである。

0004

これらのワーキングスタイルの変化の背景の一つとして、作業ツールとしてのノートパソコンタブレット端末などの情報機器の小型化がある。つまり、これらノートパソコンやタブレット端末は持ち運び自在であるため、特定の席で執務する必要性が無くなり、その結果、フリーアドレス方式が大きく進展している。

0005

他の背景として、ワーカーの創作能力を引き出すための環境作りが進んだことが挙げられる。すなわち、ワーカーの創作能力を高めて知的生産性を上げるには、思索に集中できる環境やリラックスできる環境、或いは、同僚等と討議等して知的刺激を受けることが容易な環境が必要であり、そこで、席の独立化やグループ化が進展している。従って、作業の目的に応じて席を選択できるようにするのが好ましいと云える。

0006

ワーカーの集中力やリラックス性との関係では、ワーカーを取り巻く環境のクローズド性とオープン性とのバランスが重要である。例えば、完全な個室であると、外からの刺激が薄れ過ぎて緊張感が無くなり、却って生産性落ちてしまうことが多い。他方、広いフロアー点在しているテーブルを使用して1人で執務する場合のように、過度オープンな環境であると、他人動き会話で気が散ったり他人の視線が気になったりするため、思索に集中し難いのみならず、他人に遠慮してリラックスした姿勢(例えば背伸び瞑想)も取りづらいと云える。

0007

そこで、実際に提案されている家具(什器)に眼をやると、ソファを左右と後ろからパネルが囲ってクローズド性を高めた椅子ユニットとして、特許文献1,2がある。また、くつろぎつつノートパソコン操作のような作業を行えるようにソファにテーブル板を設けたものがあり、その例として、特許文献3には、座の下方に水平回動式のアームを設けて、アームの先端に立設した支柱にテーブル板を取り付けた構造が開示されている。

先行技術

0008

特開2013−94404号公報
意匠登録第1482021号公報
特開平10−215980号公報

発明が解決しようとする課題

0009

特許文献1,2は、椅子ユニットは手前だけに開口した状態になるため、クローズド性は高くなるが、執務用を目的にしたものではではなく、ノートパソコンの操作のような作業のためのテーブル板を備えていないため、オフィスに設置する執務用に転用することは難しいといえる。

0010

他方、特許文献3は、ソファに腰掛けた人が普通の姿勢でテーブル板を使用できるため、作業の容易性という点では優れているが、オープン性が高すぎるため、これも、ワーカーが長時間に亙って作業を行う執務用には転用し難い。また、特許文献3では、アームが床面に沿って配置されているため、これが人の邪魔になるという厄介な問題もある。

0011

つまり、椅子ユニットの単体として見た場合、クローズド性とオープン性、作業の容易性を考慮したものは見当たらないというのが現状である。

0012

他方、机のような執務用家具は左右に並設することが多い。また、椅子についても、例えばパイプ椅子に見られるように左右に連結することは広く行われている。これら従来の家具の連結は、元々、使用者が同じ方向を向くということを前提にして行われており、従って、机にしても椅子にしても、左右に並んだものはみな方向を向くように姿勢が揃えられている。

0013

しかし、一人用の執務家具の場合、知的生産性を高めるという点から見ると、ある程度のプライバシー確保が必要であり、従って、何らかの遮蔽手段を設けるのが好ましい。この要請に対する1つの対応として、例えば特許文献3のようなテーブル板付きの椅子ユニットを同じ姿勢で左右に並べつつ、左右の椅子ユニットの間に衝立のような仕切りを設けることが考えられるが、左右に隣り合った人の間隔(距離)は変わらないため、単に仕切りを設けただけでは、知的労働に集中できる好ましい環境には至りにくいと云える。

0014

本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、知的生産性の向上に貢献し得る執務用家具を提供せんとするものである。

課題を解決するための手段

0015

本願発明は、各請求項で特定された様々な構成を含んでいる。このうち請求項1の発明は、複数の椅子ユニットが左右に連結されている家具装置に関するものであり、前記椅子ユニットは、座及び背もたれと、これらを左右外側と後ろの三方から囲う囲い枠とを有しており、前記囲い枠は、左右のサイドパネルとこれらに一体に連続したバックパネルとを有している、という基本構成になっている。

0016

そして、上記基本構成において、左右サイドパネルの間隔が着座した人の前方に向けて広がっており、このため、前記椅子ユニットは、全体として、平面視で手前に向けて広がる台形状に形成されており、 隣り合った椅子ユニットは、平面視で囲い枠の開口方向を逆向きにした姿勢で配置されており、隣り合った囲い枠のサイドパネルが直列状に並ぶように配置されている。

0017

囲い枠の高さは、サイドパネル及びバックパネルとも、着座した人の全体が隠れる程度の高さに設定するのが好ましい。あまり高いと採光性が低下したり圧迫感が高くなったりするので、高くても、一般成人身長程度の高さに設定しておくのが好ましいと云える。なお、囲い枠は座及び背もたれの支持用脚として機能させてもよいし、単なる囲い機能だけを持たせてもよい。

0018

請求項2の発明は、請求項1と同様に椅子ユニットを連結した家具装置に関するものであり、請求項1と同じ前提の構成において、隣り合った椅子ユニットは、平面視で囲い枠の開口方向を逆向きにした姿勢で配置されており、隣り合った囲い枠のサイドパネルが中間ユニットを介して連結されている。請求項2の展開例として、請求項3では、前記中間ユニットに、少なくともノートパソコンを載置できる程度の大きさのテーブル板を取り付けている。

0019

請求項4の発明は請求項2又は3の展開例である。すわなち、請求項2又は3において、前記中間ユニットは、椅子ユニットに着座した人から見て、前方に向けて横幅が大きくなるように平面視台形に形成されている。

0020

請求項5の発明は、請求項1〜4のうちのいずれかにおいて、前記囲い枠は着座した人が隠れる程度の高さであり、前記囲い枠のサイドパネルに、着座した人の程度の高さよりも上の部分を手前と上方に切除した状態の切り開き部が形成されており、前記切り開き部に、目隠し用の薄い遮蔽板昇降可能に装着している。この請求項5において、遮蔽板は電動モータで昇降させることもできるし、手動によって引き上げたり押し下げたりすることも可能である。

0021

請求項6の発明は椅子ユニットに関する発明であり、この発明は、まず、座及び背もたれと、これらを左右と後ろの三方から囲う囲い枠とを有していて、前記囲い枠は左右のサイドパネルとこれらに一体に連続したバックパネルとを有しており、着座した人の前方に向けて左右サイドパネルの間隔が広がるように全体として平面視台形状になっている、という基本構成になっている。

0022

そして、上記の基本構成において、前記囲い枠は着座した人が隠れる程度の高さであり、前記囲い枠のサイドパネルに、着座した人の肘程度の高さよりも上の部分を手前と上方に切除した状態の切り開き部が形成されており、前記切り開き部に、目隠し用の薄い遮蔽板を昇降可能又は着脱自在に配置している。

0023

請求項7の発明は、椅子ユニットに使用する中間ユニットを対象にしている。すなわち、座の横にサイドパネルを配置した椅子ユニットにおける前記サイドパネルの前方に配置される中間ユニットであって、前記椅子ユニットのサイドパネルに着脱自在であり、平面視で前後方向に長い形状で、かつ、少なくとも上面は小物を載せ得る程度の左右横幅を有している。

発明の効果

0024

請求項1,2の発明では、着座した人を囲い枠で三方から囲われるため、周囲から区画されたクローズド性を有しているが、人は、椅子ユニットの開口部に向けて腰掛けるため、オープン性も備えていて、同僚等が話しかけやすい状態になっている。従って、クローズド性とオープン性とが調和して、集中しつつ外からの刺激も受け得る環境になっている。これにより、知的生産性の向上に貢献できる。

0025

そして、隣り合った椅子ユニットが、向き(姿勢)を前後に変えた状態で配置されているため、隣り合った人は互いに逆方向に向いて執務を行うことになり、従って、同じ方向を向いた場合に比べて、隣り合った人の間隔を広げることができる。これにより、隣り合った人の距離感を拡大して、それぞれ執務に集中することができる。特に、隣り合った椅子ユニットのサイドパネルが中間ユニットを介して連結されていると、隣り合った人の間の間隔は多くなるため、独立性は強くなって、集中性を高めて作業に一層貢献できると云える。

0026

また、多数の椅子ユニットを左右に連結した場合、多数の囲い枠がジグザグ状に連結され状態になるが、列の両端の椅子ユニットを除いた中間部の椅子ユニットでは、使用者の前方に、左右両隣のサイドパネルで挟まれた空間が形成されており、このため、各椅子ユニットの作業空間が奥行きを持った状態になっている。これにより、クローズド性を高めて、人の集中力を引出しやすくなると云える。

0027

そして、椅子ユニットの囲い枠は、左右のサイドパネルが平面視で平行な姿勢も考えられるが、請求項1のように椅子ユニットを台形状に形成すると、椅子ユニットに腰掛けた人の前方の空間が前方に向けて左右に広がるため、開放感を高くできる(圧迫感を無くすことができる)。従って、人はゆったりとした雰囲気で作業を行うことができて、好適である。

0028

更に、椅子ユニットを台形状に形成すると、座の手前にテーブル板を配置した状態であっても、椅子ユニットへの出入りの空間を広くとって、着座・離席を行いやすいという利点がある。つまり、テーブル板を右側又は左側に寄せて配置することにより、座の手前に出入り用の空間を空けることができるが、左右のサイドパネルが手前に向けて広がるように平面視で傾斜しているため、人の出入りのための空間は手前に向けて広がるのであり、これにより、着座・離席を行いやすくなって使い勝手がよい。

0029

また、複数の家具装置をジグザグ状に配置した場合、列の両端を除いた中間部の家具装置の手前には、左右に隣り合った家具装置で挟まれた通路状の空間ができるが、椅子ユニットが台形状であると、家具装置で挟まれた空間は手前に向けて広がるため、中間部の家具装置への出入りも容易になる。
なお、座の前端左右幅は、通常の椅子の座の1.5倍程度あるのが好ましい。

0030

請求項2のように、左右に隣り合った椅子ユニットが中間ユニットを介して連結されていると、仕切られた空間の奥行きが深くなるため、クローズド性・プライバシー確保性は一層高くなる。また、中間ユニットに小物類等の物を載せることができて重宝であり、更に、中間ユニットの上面を、例えばマウスの操作面として使用することも可能になるため、作業環境の向上にも貢献できる。なお、中間ユニットを設けた場合でも、人は椅子ユニットの開口方向に向いた姿勢であるため、クローズド性が過剰になることはなくて、コミュニケーションが取りづらくなることはない。

0031

執務用として使用する場合はテーブル板が不可欠であり、この場合、独立した小さいテーブルを座の前方に設置することも可能であるが、請求項3のように中間ユニットにテーブル板を設けると、仕切り機能を有する中間ユニットをテーブル板の取り付けに利用できるため、それだけ構造が簡単になる利点がある。また、テーブル板が常備されているため、テーブルを用意する手間は不要であり、従って、ユーザーフレンドリーであって、フリーアドレス方式のワーキングシステムにも好適である。

0032

中間ユニットは、左右の側面が平行な平面長方形又は正方形であってもよいが、請求項1のように椅子ユニットが台形に形成されている場合、中間ユニットが正方形や正方形であると、中間ユニットの後端が使用者の足に当たりやすくなるおそれがある。さりとて、全体を細くすると、物品の載置面積が小さくなる。この点、請求項4のように中間ユニットを台形に形成すると、幅狭の部分が使用者の側に位置するようにして配置することにより、平面積をできるだけ確保しつつ、中間ユニットが使用者の邪魔になることを防止できる利点がある。

0033

さて、テーブル板は一般に長方形又は正方形になっており、その一側面が中間ユニットの内側面は平行になるように配置すると見栄えが良いが、この場合、請求項1のように椅子ユニットが台形に形成されていて中間ユニットが長方形又は正方形であると、テーブル板は、中間ユニットから離れるに従って座から離れるように平面視で傾いた姿勢になってしまい、すると、見た目が悪くなると共にノートパソコン等の使用もしにくくなることが懸念される。

0034

これに対して、請求項4のように中間ユニットを台形に形成すると、椅子ユニットが台形に形成されている場合、中間ユニットの外側面は椅子ユニットおけるサイドパネルと一直線に揃えつつ、中間ユニットの内側面は、平面視で座の前面に対して直交した姿勢に揃えることができるため、テーブル板も、その前後端面を座の前面と平行な姿勢に配置することができる。従って、見栄えを良くすることができると共に、ノートパソコンの操作のような作業も行いやすくなると云える。

0035

囲い枠は全体を単一構造に形成することも可能であるが、囲い枠の下半部は強度の点から一般に不透明の構造になることが多いため、全体が単一構造であると、使用者に圧迫感を与えやすくなったり、室内の照明の採光性が悪くなったりするおそれがある。

0036

この点、請求項5のように、サイドパネルに切り開き部を形成したこれに遮蔽板を設けると、遮蔽板を、例えば不透明であるが透光性のある樹脂板で構成することにより、圧迫感を無くしたり採光性を高めたりすることができる。また、遮蔽板は昇降式であるため、独立して使用する場合は遮蔽板を下降させて、左右に連結する場合は高さを高くして隣りとの境界を仕切るというように、必要に応じて遮蔽板を使い分けることができる。従って、椅子ユニットの使用価値を向上できる。

0037

椅子ユニットを請求項6の構成にすると、請求項1について述べたのと同じ効果が発揮される。また、サイドパネルに切り開き部を設けてこれに遮蔽板を昇降自在又は着脱自在に設けているため、請求項5と同様の効果を享受できる。

0038

請求項7の構成を採用すると、請求項3で述べたのと同じ効果が発揮される。また、請求項7において中間ユニットを平面視台形に形成すると、請求項4で記載したのと同じ効果を享受できる。

図面の簡単な説明

0039

第1実施形態を示す図で、(A)は斜視図、(B)は平面図である。
(A)はテーブル板の取り付け構造の例を示す斜視図、(B)は中間ユニットと椅子ユニットとの連結構造の一例を示す縦断側面図、(C)は遮蔽板の昇降ガイド構造を示す平断面図、(B)は遮蔽板を着脱式にした例の縦断正面図である。
各分図とも、複数の家具装置を左右に連結したレイアウト例を示す斜視図である。
図2に示したレイアウト例の平面図である。
(A)は第2実施形態の斜視図、(B)は第3実施形態の斜視図である。
第4実施形態を示す図で、(A)は単体の斜視図、(B)は左右に連結した状態の斜視図、(B)は左右に連結した状態の平面図である。
第5実施形態の平面図である。

実施例

0040

次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本願では、方向を特定するため前後・左右の文言を使用するが、この前後・左右の方向は、椅子ユニットに普通に腰掛けた人の向きを基準にしている。正面視は、着座した人と相対向した方向から見た状態である。

0041

(1).第1実施形態の構造
まず、図1〜4に示す第1実施形態を説明する。まず、主として図1,2を参照して構造を説明する。図1(A)に示すように、本実施形態の家具装置は、座1と背もたれ2とヘッドレスト3を有しており、これらを左右と後ろとの三方から囲い枠4で囲うことにより、椅子ユニット5が構成されている。従って、囲い枠4は、座1の左右両側に配置されたサイドパネル6と、背もたれ2及びヘッドレスト3の後ろに位置したバックパネル7とから成っている。

0042

左右のサイドパネル4は、手前に向けて間隔が広がるように、平面視ハ字の形態に配置されており、これに伴って、座1も手前に向けて横幅が広がるように平面視台形になっている。従って、椅子ユニット5は、平面視で手前に向けて広がった左右対称の台形状になっている。囲い枠4は、着座した人が横や後ろから見えない程度の高さになっている。また、サイドパネル6とバックパネル7とは一体に連続している。

0043

座1は、例えば座板クッション材を張った構造であり、左右のサイドパネル6に、ステー材ブラケットを介して取り付けられている。また、背もたれ2は、例えば背板にクッション材を張った構造であり、バックパネル7に取り付けられている。なお、背もたれ2がばね手段に抗して後傾するロッキング構造も採用可能である。この場合は、背もたれ2の後傾動に連動して座1を前進させることも可能である。

0044

サイドパネル6及びバックパネル7は、木の単層板又は合板、或いは、ハニカム構造等の芯材表裏金属板を張った積層体など、様々な構造を採用できる。美粧のため、表面にクロスを張ることも可能である。

0045

左右のサイドパネル6には、着座した人の肘程度の高さよりも上の部分を手前と上方に切除した状態の切り開き部8が形成されており、前記切り開き部8に、目隠し用の薄い遮蔽板(目隠し板)9を昇降可能に装着している。遮蔽板9は、例えば、乳白色のアクリル板のように、透光性はあるが不透明な樹脂板を採用できる。勿論、透光性のない金属板や樹脂板なども採用可能である。スクリーン状(膜状)の構造も採用可能である。

0046

遮蔽板10は、サイドパネル6に対して昇降自在に装着することができる。この場合は、図2(C)に示すように、サイドパネル6の内部に、遮蔽板9の前端縁後端縁とを上下スライド可能にガイドする状のガイド体10を内蔵したらよい。遮蔽板9は、自動車パワーウインドーと同様の機構により、モータで昇降させることもできるし、手動で昇降させることもできる。

0047

遮蔽板9をモータで昇降させる場合はボタン(スイッチ)が必要になるが、ボタンは、図1(A)に示すように、サイドパネル6に設けたパネル11に設けることができる。身体の接触を防止したい場合は、切り開き部8の上面に設けてもよい。遮蔽板9を手動で昇降させる場合は、サイドパネル6の内側面に設けたハンドルの回転によって昇降させる構造や、摩擦に抗して引き上げたり押し下げたりする構成を採用できる。ガイド部にボールキャッチのような弾性的な係脱機構を設けて、ラッチ体を弾性に抗して係合部に係脱させて昇降させる構造も採用可能である。

0048

遮蔽板9は、着脱式とすることも可能である。その例を図2(D)に示している。すなわち、この場合は、遮蔽板9はその下端縁受け部材12に固定されていて、受け部材12に設けた足体13を、サイドパネル6に設けた穴14に着脱自在に嵌め入れている。足体13は、板状であってもよいし棒状であってもよい。

0049

椅子ユニット5における片方のサイドパネル6の手前に、中間ユニット15が配置されている。つまり、椅子ユニット5と中間ユニット15とで複合した家具装置が構成されている。中間ユニット15は、サイドパネル6における切り開き部8の下面と同じ高さになっている。中間ユニット15は、小物類や筆記具書類などを載置できる程度のある程度の左右横幅を有しており、外側面が一方のサイドパネル6の外面と同一面を成すような状態で配置している。また、着座した人が手首を載せ得る高さになっている。従って、マウスの操作も可能である。

0050

また、中間ユニット15は、手前に向けて左右横幅が大きくなる平面視台形に形成されているが、外側面をサイドパネル6の外面と同一面状に成した状態で、内側面は平面視で座1の前端と直交するように設定している。従って、外面だけでサイドパネル6と同じ角度で傾斜した左右非対称の台形になっている。

0051

中間ユニット15にも、遮蔽板16を昇降自在又は着脱自在に装着している。中間ユニット15の遮蔽板16は、サイドパネル6の遮蔽板9と平面視で一直線に延びるように配置しており、中間ユニット15の上面のうち遮蔽板16よりも内側は、例えば人がマウス操作をできる程度の左右横幅になっている。遮蔽板16をモータで昇降させる場合は、図1(A)に示すように、中間ユニット15の上に操作パネル17を設けたらよい。

0052

中間ユニット15には、少なくともノートパソコンを載置できる程度の大きさのテーブル板14が取り付けられている。テーブル板18の取り付け構造としては、図1(A)に一点鎖線で示すように、中間ユニット15の下端部に前後回動可能に取り付けられた支柱19を使用することができる。

0053

この場合、支柱19の下端に、床面に当接し得る後ろ向き部19aを有しており、後ろ向き部19aの後端部が,中間ユニット15に左右横長回動軸によって回動可能に連結されている。支柱18の上端には図示しないブラケットが固定されており、テーブル板18はブラケットに固定されている。支柱19は、連結部の摩擦に抗して回動することができるが、ロック装置を設けて、ボタン操作やレバー操作によってロック解除してから回動させることも可能である。

0054

図2(A)では、他の取り付け構造を示している。すなわちこの例では、中間ユニット15の内側面に、水平状のレール20を介してスライドブラケット21を前後スライド可能に装着して、スライドブラケット21にテーブル板18を固定している。テーブル板18は、スライドブラケット21に対して前後回動可能に取り付けることも可能である。

0055

中間ユニット15は、サイドパネル6の前端部に連結されている。この連結構造の例を図2(B)に示している。すなわちこの例では、H形の連結具22を利用しており、サイドパネル6の前端に設けた前板に23に後ろ係合穴24を形成して、この後ろ係合穴24に連結具22の後部係合爪22aを落とし込み係合させる一方、中間ユニット15の後面板15aに前係合穴25を形成して、この前係合穴25の部位を、連結具22の前係合爪22bに上から嵌め込み係合させている。連結具22は上下に複数化個所設けている。

0056

H形の連結具22を使用することに代えて、中間ユニット15の後面に下向き状の係合爪を上下複数個設けて、これを、サイドパネル6の前端に形成した係合穴に嵌め込むことも可能である。或いは、中間ユニット15の後面とサイドパネル6の内側面とに重なる平面視L形ジョイント金具を用意して、このジョイント金具を両者にねじ止めするといったことも可能である。

0057

(2).レイアウトの態様・まとめ
上記の椅子ユニット5は、左右に並設して家具装置を構成するとができる。そのレイアウト例を、図3,4で示している。図3(A)及び図4(A)に示す第1レイアウト例では、複数の椅子ユニット5を、開口方向を前後に変えて左右に並設している。中間ユニット15は右サイドパネル6に連結しており、隣り合った椅子ユニット5の左サイドパネル6と中間ユニット15とが、互いに左右に重なっている。この場合、左右に重なったサイドパネル6と中間ユニット15は連結してもよいし、単に重ねただけであってもよい。

0058

また、この第1レイアウト例では、右サイドパネル6に中間ユニット15を連結した右使いタイプの椅子ユニット5と、左サイドパネル6に中間ユニット15を連結した左使いタイプの椅子ユニット5とが、左右に交互に並んでいる。この第1レイアウト例では、家具装置の奥行き寸法は小さくなっている。従って、前後方向のスペース余裕がない場合や、オープン性を重視したい場合には好適である。

0059

図3(B)及び図4(B)に示す第2レイアウト例では、椅子ユニット5を、その開口方向を前後に交互に変えて左右に併設している点は第1レイアウト例と共通しているが、第1レイアウトとは異なって、隣り合った椅子ユニット5におけるサイドパネル6の端面間に中間ユニット15が配置されている。

0060

従って、家具装置の奥行きが大きくなっており、左右の両端の椅子ユニット5を除いて、中間部に位置した椅子ユニット5では、使用者の前方に、隣り合った2つの家具装置で囲われた通路状の大きな空間26が空いている。また、隣り合った人の間隔は、第1レイアウト例の場合によりも広がっている。このため、椅子ユニット5のクローズド性、プライバシー確保機能が高くなっている。室のスペースに余裕がある場合や、ワーカーに一層集中しやすい環境を提供したい場合に好適である。

0061

第1レイアウト例と第2レイアウト例との中間的なレイアウト例として、中間ユニット15とサイドパネル6とを前後にずらして重ねるということも可能である。すなわち、中間ユニット15の前後中途部にサイドパネル6の前端部が位置するようにして、左右の椅子ユニット5を配置することも可能である。

0062

図3(C)及び図4(C)に示す第3レイアウト例では、同じ方向に開口する姿勢に配置した2つの椅子ユニット5と、前後逆向きに開口するように配置した椅子ユニット5とを組み合わせている。従って、同じ方向に対向した2つの椅子ユニット5を1セットとして、隣り合ったセットが互いに逆方向に開口している。

0063

同じ方向に開口した左右2つの椅子ユニット5では、サイドパネル6と中間ユニット15とが互いに重なっているが、これらは連結具等で連結してもよいし、単に重ねただけでもよい。また、隣り合って逆方向に開口した椅子ユニット5は、互いのサイドパネル6の前端面が当接しているが、これらについても、連結してもよいし、単に当接させただけでもよい。

0064

椅子ユニット5は平面視台形に形成されているため、2つの椅子ユニット5を同じ方向に開口させて左右に並設しても、人が向く方向が平行でなくて互いに広がっている。このため、距離感が広がっている。また、同じ方向に開口した姿勢で左右に並設されていても、中間ユニット15に設けた遮蔽板9によって各人のエリアが区画されているため、隣の人に気をとられることなく仕事に集中できる。また、遮蔽板9を下降させることにより、コミュニケーションを取りやすくできるという利点もある。

0065

座1の前端の左右横幅(或いは、左右サントパネル6の前端間の間隔は、通常の椅子の座の1.5倍程度に設定している。そして、テーブル板18は家具装置の左又は右の片側に寄せているため、テーブル板18の横に人が出入りできる空間が空くが、椅子ユニット4が台形に形成されていてサイドパネル6が手前に向かって外側にずれているため、出入りのための空間を大きくして、着座・離席が容易になる。
また、図4(A)(B)のように、多数の複数の家具装置をジグザグ状に配置すると、中間部の家具装置の手前に左右の椅子ユニット4で挟まれた通路状の空間26が空くが、椅子ユニット6が台形状であることにより、空間26は手間に向けて間隔が広がるため、中間部に位置した椅子ユニット4が奥まった状態になっていても、椅子ユニット4への出入りを楽に行えるという利点がある。

0066

さて、例えば、通常の一人用椅子は、使用者の最大横幅と同じ程度の左右横幅である。従って、左右のサイドパネルを備えた状態でテーブル板を設けていると、テーブル板を跳ね上げないと人は着座・離席することができない。しかし、これでは手間であり、長時間にわたって使い続ける執務用家具としては不適である。

0067

これに対して本願実施形態では、座1は、通常の椅子の1.5倍程度の横幅があるため、テーブル板18を右か左に寄せておくことにより、テーブル板18の横に人が出入りできる空間を空けることができる。また、座1のテーブル板18との間には、人が足を差し込みできる程度の間隔が空いている。従って、テーブル板18を跳ね上げ式にしなくても、人は容易に着座・離席することができる。従って、テーブル板18にノートパソコン等の物品を載せたままで、席を立ったり座ったりすることができる。このため、使い勝手が非常によくて、執務用の家具としても好適である。

0068

しかも、本実施形態のように椅子ユニット5を平面視台形に形成すると、座1の上の空間が前広がりになるため、人は着座に際して身体を滑り込ませやすいと共に、離席に際しては身体を離しやすくなる。従って、着座・離席の容易性は一層高くなる。また、視覚面心理面)からも、着座・離席が容易で使いやすい椅子部という印象も強い。なお、サイドパネル6は座1の手前に突出させることも可能であるが、この場合は、平面視台形に形成することによる着座・離席の容易性は一層顕著に表れると云える。

0069

以上のように、本実施形態の椅子ユニット5は、その複数個を様々なレイアウトで配置して様々な形態の家具装置を形成できるため、各種の条件を考慮して最適なレイアウトを実現できる。また、椅子ユニット5の単体で見ても、例えば、全体として使用者の前方に向けて左右間隔が広がっているため、圧迫感がなくて作業を行いやすいと云える。また、中間ユニット15の内側面は座1の前端に対して平面視で直交しているため、中間ユニット15に使用者の足が当たることを防止できて、使い勝手がよい。また、長方形や正方形のテーブル板18を、その前後縁が座1の前端と平行な姿勢に揃えることができるため、見た目もよい。

0070

なお、明るい環境を望む場合は、オプション品として灯具を配置したらよい。この場合、灯具は、中間ユニット15の上面に載置したり、遮蔽板9,16に固定したりすることができる。遮蔽板9の上部等に有機EL板を配置して、面発光式の灯具を遮蔽板9,16に一体的に設けることも可能である。

0071

図示していないが、中間ユニット15などに、電源用コンセントや、携帯電話スマートフォンタブレット端末用充電用USBポート、或いは、LANポートなどを設けることが可能である。更に、サイドパネル4,5の上面やフロントパネル7、或いはテーブル板9に、無線送電機を内蔵することも可能である。

0072

電源用コンセントなどは、例えば、中間ユニット15の上面や前後両面に前後対象に設けることも可能である。すると、例えば、2つの家具を向かい合わせに配置するにおいて、前後の家具の間に1台の中間ユニット15を配置しても、向かった人がそれぞれ1つのフロントパネル7から電源等をとることができる。すなわち、1つのフロントパネル7を、対向した人への給電手段として兼用できる。

0073

フロントパネルの左右側面にそれぞれコンセント等の給電手段を設けると、図4(B)のように、2つの家具を逆向きの姿勢としつつ対向させずに左右にずらして配置した場合、2つの家具の間に1つだけ中間ユニット15を配置しても、2つの家具において1つの中間ユニット15を給電等の手段として共用することができる。

0074

(3).他の実施形態
次に、図5以下に示す他の実施形態を説明する。図5(A)に示す第2実施形態では、基本的には第1実施形態と同様であり、第1実施形態との相違点は、中間ユニット15を内側に開口した袋構造に構成して、中間ユニット15の天板の下面にブラケット28を前後自在に装着して、ブラケット28にテーブル板18を固定している点である。この実施形態では,中間ユニット15の内部を荷物収納部として利用できる。

0075

図5(B)に示す第3実施形態も第1実施形態の変形例であり、第1実施形態との相違点は、中間ユニット15を設けていない側のサイドパネル6に、物を載置可能な台板29を設けている点である。台板29には、携帯電話やスマートフォン、筆記具、書類、メモ時計など、小物を中心にして様々な物を載置できるし、肘当てとしても使用可能である。

0076

台板29は、サイドパネル6から内側に張り出した板状の形態になっている。従って、座1の上のうち肘当て29の下方を荷物置き場に使用できる。図では省略しているが、台板29を設けたサイドパネル6にも、遮蔽板9を設けている。

0077

図6に示す第4実施形態では、サイドパネル6とバックパネル7との全周にわたって切り開き部8を形成して、遮蔽板9を全周にわたって形成している。遮蔽板9は、囲い枠4の全周にわたって連続しているが、例えば、(A)に一点鎖線で示すように、サイドパネル6の後端寄り部位において3つに分離構成し、中間部は固定式として、左右の部分は昇降式又は着脱式とすることも可能である。

0078

また、本実施形態では、左右のサイドパネル6は、小物載置台として使用できるような左右横幅を有しており、物の載置面をできるだけ広げるために、遮蔽板9は外側に寄せて配置している。中間ユニット15は平面視長方形になっている。(B)(C)に示すレイアウトは、第1実施形態の図3(B)、図4(B)のレイアウトに対応したものである。この図6の実施形態でも、椅子ユニット5は手前に向けて広がった台形に形成されている。

0079

なお、図6の実施形態では、横幅が大きい部分をサイドパネル6、バックパネル7として説明したが、サイドパネル6及びバックパネル7が、厚い下部と薄い上部とで構成されているということも可能である。つまり、サイドパネル及びバックパネルを、遮蔽板が含まれた概念として捉えるものであり、遮蔽板9も囲い機能を備えているので、遮蔽板9もサイドパネル6の一部として特定するのが適切であるとも云える。

0080

上記の各実施形態は中間ユニット15を備えていたが、図7に示す第5実施形態は中間ユニット15を備えておらず、代わりに、一方のサイドパネル6を座1の手前に突出させたフロントパネル30を構成し、フロントパネル30にテーブル板18を取り付けている。テーブル板18は、矢印で示すように、フロントパネル30に対して、前後動自在に取り付けることも可能であるし、水平旋回自在に取り付けることも可能である。

0081

図では、左サイドパネル6にフロントパネル30を設けた左使いになっているが、右サイドパネル6にフロントパネル30を設けた右使いとすることも可能である。この実施形態も、様々なレイアウトを実現できる。なお、この実施形態では、サイドパネル6に台板29を設けている。

0082

本願発明の実施形態を何点か説明したが、本願発明は、上記の他にも様々に具体化できる。例えば、背もたれとバックパネルとの間に間隔を空けて、この部位を荷物置き場に使用することもできる。

0083

本願発明は、実際に家具装置に具体化できる。従って、産業上利用できる。

0084

1 座
2背もたれ
4囲い枠
5椅子ユニット
6サイドパネル
7バックパネル
8切り開き部
9,16遮蔽板
11,17昇降操作用パネル
15中間ユニット
16 遮蔽板
18 テーブル板

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