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技術 遊技機用筐体

出願人 秋田精工株式会社エーピーアイ株式会社
発明者 須田浩生大庭義孝須田哲生預幡哲也
出願日 2016年1月27日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2016-013100
公開日 2017年8月3日 (3年3ヶ月経過) 公開番号 2017-131364
状態 特許登録済
技術分野 スロットマシン、カードゲーム、盤上ゲーム
主要キーワード 把持用開口 支持用ステー 保管容積 自動ロック機構 保持用溝 木工用ボンド 蝶番部分 右ステー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月3日)のものです。
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図面 (14)

課題

折り畳み構造を有し、フラット平板状態収納でき、保管運搬の際のスペースが最小化され、かつ、組立工数を削減することができる遊技機用筐体を提供する。

解決手段

本発明の遊技機用筐体は、底板(51、52)、天板(31、32)、背板(41、42)及び一対の側板(21、22)を有し、前面に開口部を有する筐体よりなり、底板、天板及び背板は、略中央で分割され、それぞれ蝶番(43、33、53)にて接合されるとともに、側板にも底板、天板及び背板が、蝶番(213、223;212、222;211、221)にて接合され、底板及び天板は、蝶番によって筐体内側に折り畳まれ、背板は、蝶番によって筐体外側に折り折り畳まれ、底板の蝶番の上部と背板の蝶番の内側下部に、それぞれラッチ(44)とラッチ固定部材(54)が筐体展開時に自動的に嵌合固定されるように設けられ、その嵌合固定により筐体が展開状態で維持される。

概要

背景

パチンコスロットマシン(以下、パチスロ機という)等の遊技機は、一般に、前面が開口した箱形の本体部と、その本体部の前面開口部の一側方回動自在に取り付けられた前扉とから構成され、本体部の内部空間には、複数のリールを備えたリール装置やパチスロ機を電気的に制御するための制御装置、多数枚数メダルを収容するホッパー等のメダル払出装置などの遊技機装置が格納されている。

一般的にパチスロ機用の筐体は、前面を開口とした箱形とされ、背板と、この背板の左右側端部に背板の面と直交する方向に向けてそれぞれ連結した左右側板と、左右側板と背板で形成された空間の上部開口を閉鎖した天板と、左右側板と背板で形成された空間の下部開口を閉鎖した底板とで構成されている。

このような筐体では、背板、左右側板、天板および底板はそれぞれ、木工用ボンド等の接着材等によって互いに固着されているものが多く、組み立ての際にそれぞれの板の連結部分接着剤で固着させる必要がある。接着剤が固まるまで仮止めする必要もあり、組み立て作業に際して手間がかかるとともに、接着剤塗布用の装置やタッカーによる仮止めなどの煩雑な作業となっていた。

また、従来のパチスロ機用筐体の組み立てには、多くの作業工程が必要であり、また、専用の設備等も必要である。一般的には、筐体を専門の工場で組み立てて、完成させた後で保管運搬されるケースが多い。このため、保管するために大きな占有スペースが必要となり、また、トラック船舶等により運搬する際にも一度に多くの筐体を積載することが難しく非効率的であった。結果的に保管および運搬に係る費用コストを引き上げてしまう大きな要因となっていた。

完成した状態の筐体は、変動表示装置及び制御手段が収容されていない状態でも、保管および運搬に係る占有スペースが小さくなることはない。このため、保管容積を削減できる筐体の開発が望まれている。特許文献1によれば、側板と天板及び底板とを蝶番によって接合し、筐体を筐体本体と背板と中板とに分解し、筐体本体を方形状の四角枠の状態から平行四辺形状の押し潰した状態にして保管できる筐体が提案されている。また、特許文献2によれば、筐体の左右側板、天板および底板を筐体内部に折り畳む構造により、筐体を分割することなく保管スペースを削減できる筐体が提案されている。

ところが、上記特許文献1、2のような筐体では、効率よく省スペース化ができる反面、筐体を組み立てる際に筐体が複数のユニットに分割していたり、一体型であっても折り畳んだ筐体を展開するために複雑な工程が必要であったりと、筐体の組み立て作業を繁雑なものにしていた。

さらに、折り畳んだ状態の筐体を生産ライン上で展開する際に、折り畳んだ状態の筐体を複数台カセット等の容器にまとめて収納しておき、前記カセットから生産ラインに自動供給する方法がより効率的である。上記特許文献のような筐体では、折りたたんだ状態の筐体をカセットに出し入れする際に引っ掛かりやすい形状であり、効率良く前記カセットに出し入れできる構造を有する折りたたみ式の筐体が望まれていた。

本出願人は、かかる従来技術の問題を解決するため、特許文献3において、前面が開口部となり、底板、天板、背板及び互いに対面する一対の側板を有し、前記底板、前記背板及び前記天板は、略中央で分割し蝶番にて接合するとともに、前記側板にも、前記底板、前記背板及び前記天板を蝶番にて接合し、前記底板及び前記天板は前記蝶番によって当該筐体の内側に折り畳まれ、前記背板が当該筐体の外側に折り畳まれることを特徴とする遊技機用筐体を提案した。

この遊技機用筐体によれば、筐体全体略平面的に折り畳むことができ、その状態で保管することで、効率的に筐体の保管スペースを削減することができる。また、折り畳んだ状態の筐体を組み立てるときには、側板を折り畳んだ状態から略垂直になる方向に展開し、底板の側縁部と背板の側縁部と嵌合し、天板の側縁部と背板の側縁部を嵌合するだけで、底板、天板及び背板を展開状態にすることができるため、筐体を容易に組み立てることができるようになった。

しかしながら、上記特許文献3の遊技機用筐体では、その組立ての際に完成形に近い状態とした後、背板と、天板及び底板とを固定金具ネジ等により固定する作業が必要であり、組立作業工数をより削減し、多くの遊技機用筐体の組立時間を短縮するためには、さらに改善すべき余地があった。

概要

折り畳み構造を有し、フラット平板状態で収納でき、保管、運搬の際のスペースが最小化され、かつ、組立工数を削減することができる遊技機用筐体を提供する。本発明の遊技機用筐体は、底板(51、52)、天板(31、32)、背板(41、42)及び一対の側板(21、22)を有し、前面に開口部を有する筐体よりなり、底板、天板及び背板は、略中央で分割され、それぞれ蝶番(43、33、53)にて接合されるとともに、側板にも底板、天板及び背板が、蝶番(213、223;212、222;211、221)にて接合され、底板及び天板は、蝶番によって筐体内側に折り畳まれ、背板は、蝶番によって筐体外側に折り折り畳まれ、底板の蝶番の上部と背板の蝶番の内側下部に、それぞれラッチ(44)とラッチ固定部材(54)が筐体展開時に自動的に嵌合固定されるように設けられ、その嵌合固定により筐体が展開状態で維持される。

目的

上記特許文献のような筐体では、折りたたんだ状態の筐体をカセットに出し入れする際に引っ掛かりやすい形状であり、効率良く前記カセットに出し入れできる構造を有する折りたたみ式の筐体が望まれていた

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

底板天板背板及び互いに対面する一対の側板を有し、前面に開口部を有する筐体よりなり、前記底板、前記天板及び前記背板は、略中央で分割され、底板左部及び底板右部が底板接合用蝶番にて、天板左部及び天板右部が天板接合用蝶番にて、背板左部及び背板右部が背板接合用蝶番にてそれぞれ接合されるとともに、前記一対の側板にも前記底板、前記天板及び前記背板が、左部底板折畳蝶番及び右部底板折畳蝶番、左部天板折畳蝶番及び右部天板折畳蝶番並びに左部背板折畳蝶番及び右部背板折畳蝶番にて接合され、前記底板及び前記天板は、前記底板接合用蝶番、前記左部底板折畳蝶番及び前記右部底板折畳蝶番並びに前記天板接合用蝶番、前記左部天板折畳蝶番及び前記右部天板折畳蝶番によって当該筐体の内側に折り畳まれ、前記背板は、前記背板接合用蝶番、前記左部背板折畳蝶番及び前記右部背板折畳蝶番によって当該筐体の外側に折り折り畳まれる遊技機用筐体であって、前記底板の前記底板接合用蝶番の上部と前記背板の前記背板接合用蝶番の内側下部に、それぞれラッチとラッチ固定部材が当該筐体の展開時に自動的に嵌合固定されるように設けられ、その嵌合固定により当該筐体が展開状態で維持されることを特徴とする遊技機用筐体。

請求項2

前記天板左部と前記天板右部が、当該筐体の展開時に自動ロックピンロックピン固定部材との嵌合固定によりフラットな状態で保持される自動ロック機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用筐体。

請求項3

前記自動ロック機構が、前記天板右部又は前記天板左部の一方の長手方向に沿って設けられ、前記天板左部又は前記天板右部の一部まで延伸した形状を有し、当該筐体の展開時に前記天板接合用蝶番部分に位置にくるようになる自動ロックピン固定用孔が形成された天板支アングルと、前記天板接合用蝶番の長手方向に沿って前進後退可能に固定保持された前記自動ロックピンと、前記天板左部又は前記天板右部に設けられ、当該筐体の展開時に先端の爪部が前記自動ロックピンと係合し前記自動ロックピンを天板の幅方向に移動可能に固定保持する自動ロックピン固定治具と、前記天板左部又は前記天板右部に、当該筐体の展開時に前記自動ロックピン固定治具と前記天板支持アングルの間でかつ前記天板支持アングルの近傍となるように設けられ、当該筐体の折畳時及び展開途中には前記自動ロックピンの先端と当接するとともに押し込みバネ圧縮した状態とし、当該筐体の展開時には前記押し込みバネの付勢力により前記自動ロックピンを挿通させる挿通孔が形成された自動ロックピン制御板を有し、当該筐体の展開時には、前記押し込みバネの圧縮状態解除により前記自動ロックピンが前記自動ロックピン制御板の前記挿通孔を挿通して前記天板支持アングルの前記自動ロックピン固定用孔と嵌合して固定されることにより、前記天板左部と前記天板右部がフラットな状態で保持されることを特徴とする請求項2に記載の遊技機用筐体。

請求項4

前記天板左部又は前記天板右部における当該筐体の開口側幅方向端部に、前記天板の長手方向に沿って先端が略天板分割位置にくるように設けられ、適所に爪溝が形成された第1の天板支持用ステー構成部材を有するとともに、前記天板右部又は前記天板左部における当該筐体の開口側幅方向端部に、前記天板の長手方向に沿って先端が前記天板左部又は前記天板左部の一部まで延伸した形状を有し、当該筐体の展開時に、前記爪溝と係合する爪が形成された第2の天板支持用ステー構成部材を有し、前記第1の天板支持用ステー構成部材と前記第2の天板支持用ステー構成部材は、略天板分割位置において前記天板接合用蝶番に対して回動自在に軸支され、天板支持用ステーを構成していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の遊技機用筐体。

請求項5

前記底板左部又は前記底板右部における当該筐体の開口側幅方向端部に、前記底板の長手方向に沿って先端が略底板分割位置にくるように設けられ、適所に爪溝が形成された第1の底板支持用ステー構成部材を有するとともに、前記底板右部又は前記底板左部における当該筐体の開口側幅方向端部に、前記底板の長手方向に沿って先端が前記底板左部又は前記底板右部の一部まで延伸した形状を有し、当該筐体の展開時に、前記爪溝と係合する爪が形成された第2の底板支持用ステー構成部材を有し、前記第1の底板支持用ステー構成部材と前記第2の底板支持用ステー構成部材は、略底板分割位置において前記底板接合用蝶番に対して回動自在に軸支され、底板支持用ステーを構成していることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の遊技機用筐体。

請求項6

当該筐体を構成する各板は、当該筐体の展開時及び折畳時において蝶番の一部が突出しないように切欠きを有する構造となっていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の遊技機用筐体。

技術分野

0001

本発明は、遊技機用筐体に関し、更に詳しくは、折り畳み構造を有し、フラット平板状態収納でき、保管運搬の際のスペースが最小化され、かつ、組立工数を削減することができる遊技機用筐体に関する。

背景技術

0002

パチンコスロットマシン(以下、パチスロ機という)等の遊技機は、一般に、前面が開口した箱形の本体部と、その本体部の前面開口部の一側方回動自在に取り付けられた前扉とから構成され、本体部の内部空間には、複数のリールを備えたリール装置やパチスロ機を電気的に制御するための制御装置、多数枚数メダルを収容するホッパー等のメダル払出装置などの遊技機装置が格納されている。

0003

一般的にパチスロ機用の筐体は、前面を開口とした箱形とされ、背板と、この背板の左右側端部に背板の面と直交する方向に向けてそれぞれ連結した左右側板と、左右側板と背板で形成された空間の上部開口を閉鎖した天板と、左右側板と背板で形成された空間の下部開口を閉鎖した底板とで構成されている。

0004

このような筐体では、背板、左右側板、天板および底板はそれぞれ、木工用ボンド等の接着材等によって互いに固着されているものが多く、組み立ての際にそれぞれの板の連結部分接着剤で固着させる必要がある。接着剤が固まるまで仮止めする必要もあり、組み立て作業に際して手間がかかるとともに、接着剤塗布用の装置やタッカーによる仮止めなどの煩雑な作業となっていた。

0005

また、従来のパチスロ機用筐体の組み立てには、多くの作業工程が必要であり、また、専用の設備等も必要である。一般的には、筐体を専門の工場で組み立てて、完成させた後で保管・運搬されるケースが多い。このため、保管するために大きな占有スペースが必要となり、また、トラック船舶等により運搬する際にも一度に多くの筐体を積載することが難しく非効率的であった。結果的に保管および運搬に係る費用コストを引き上げてしまう大きな要因となっていた。

0006

完成した状態の筐体は、変動表示装置及び制御手段が収容されていない状態でも、保管および運搬に係る占有スペースが小さくなることはない。このため、保管容積を削減できる筐体の開発が望まれている。特許文献1によれば、側板と天板及び底板とを蝶番によって接合し、筐体を筐体本体と背板と中板とに分解し、筐体本体を方形状の四角枠の状態から平行四辺形状の押し潰した状態にして保管できる筐体が提案されている。また、特許文献2によれば、筐体の左右側板、天板および底板を筐体内部に折り畳む構造により、筐体を分割することなく保管スペースを削減できる筐体が提案されている。

0007

ところが、上記特許文献1、2のような筐体では、効率よく省スペース化ができる反面、筐体を組み立てる際に筐体が複数のユニットに分割していたり、一体型であっても折り畳んだ筐体を展開するために複雑な工程が必要であったりと、筐体の組み立て作業を繁雑なものにしていた。

0008

さらに、折り畳んだ状態の筐体を生産ライン上で展開する際に、折り畳んだ状態の筐体を複数台カセット等の容器にまとめて収納しておき、前記カセットから生産ラインに自動供給する方法がより効率的である。上記特許文献のような筐体では、折りたたんだ状態の筐体をカセットに出し入れする際に引っ掛かりやすい形状であり、効率良く前記カセットに出し入れできる構造を有する折りたたみ式の筐体が望まれていた。

0009

本出願人は、かかる従来技術の問題を解決するため、特許文献3において、前面が開口部となり、底板、天板、背板及び互いに対面する一対の側板を有し、前記底板、前記背板及び前記天板は、略中央で分割し蝶番にて接合するとともに、前記側板にも、前記底板、前記背板及び前記天板を蝶番にて接合し、前記底板及び前記天板は前記蝶番によって当該筐体の内側に折り畳まれ、前記背板が当該筐体の外側に折り畳まれることを特徴とする遊技機用筐体を提案した。

0010

この遊技機用筐体によれば、筐体全体略平面的に折り畳むことができ、その状態で保管することで、効率的に筐体の保管スペースを削減することができる。また、折り畳んだ状態の筐体を組み立てるときには、側板を折り畳んだ状態から略垂直になる方向に展開し、底板の側縁部と背板の側縁部と嵌合し、天板の側縁部と背板の側縁部を嵌合するだけで、底板、天板及び背板を展開状態にすることができるため、筐体を容易に組み立てることができるようになった。

0011

しかしながら、上記特許文献3の遊技機用筐体では、その組立ての際に完成形に近い状態とした後、背板と、天板及び底板とを固定金具ネジ等により固定する作業が必要であり、組立作業工数をより削減し、多くの遊技機用筐体の組立時間を短縮するためには、さらに改善すべき余地があった。

先行技術

0012

特開2007−313237号公報
登録実用新案第3145415号公報
特開2014−18634号公報

発明が解決しようとする課題

0013

本発明は、折り畳み構造を有し、フラットな平板状態で収納でき、保管、運搬の際のスペースが最小化され、かつ、組立工数を削減することができる遊技機用筐体を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0014

上記課題を解決するため、本発明によれば、第1に、底板、天板、背板及び互いに対面する一対の側板を有し、前面に開口部を有する筐体よりなり、前記底板、前記天板及び前記背板は、略中央で分割され、底板左部及び底板右部が底板接合用蝶番にて、天板左部及び天板右部が天板接合用蝶番にて、背板左部及び背板右部が背板接合用蝶番にてそれぞれ接合されるとともに、前記一対の側板にも前記底板、前記天板及び前記背板が、左部底板折畳蝶番及び右部底板折畳蝶番、左部天板折畳蝶番及び右部天板折畳蝶番並びに左部背板折畳蝶番及び右部背板折畳蝶番にて接合され、前記底板及び前記天板は、前記底板接合用蝶番、前記左部底板折畳蝶番及び前記右部底板折畳蝶番並びに前記天板接合用蝶番、前記左部天板折畳蝶番及び前記右部天板折畳蝶番によって当該筐体の内側に折り畳まれ、前記背板は、前記背板接合用蝶番、前記左部背板折畳蝶番及び前記右部背板折畳蝶番によって当該筐体の外側に折り折り畳まれる遊技機用筐体であって、前記底板の前記底板接合用蝶番の上部と前記背板の前記背板接合用蝶番の内側下部に、それぞれラッチとラッチ固定部材が当該筐体の展開時に自動的に嵌合固定されるように設けられ、その嵌合固定により当該筐体が展開状態で維持されることを特徴とする遊技機用筐体が提供される。

0015

第2に、上記第1の発明において、前記天板左部と前記天板右部が、当該筐体の展開時に自動ロックピンロックピン固定部材との嵌合固定によりフラットな状態で保持される自動ロック機構を備えていることを特徴とする遊技機用筐体が提供される。

0016

第3に、上記第2の発明において、前記自動ロック機構が、前記天板右部又は前記天板左部の一方の長手方向に沿って設けられ、前記天板左部又は前記天板右部の一部まで延伸した形状を有し、当該筐体の展開時に前記天板接合用蝶番部分に位置にくるようになる自動ロックピン固定用孔が形成された天板支アングルと、前記天板接合用蝶番の長手方向に沿って上下動自在に固定保持された前記自動ロックピンと、前記天板左部又は前記天板右部に設けられ、当該筐体の展開時に先端の爪部が前記自動ロックピンと係合し前記自動ロックピンを天板の幅方向に移動可能に固定保持する自動ロックピン固定治具と、前記天板左部又は前記天板右部に、当該筐体の展開時に前記自動ロックピン固定治具と前記天板支持アングルの間でかつ前記天板支持アングルの近傍となるように設けられ、当該筐体の折畳時及び展開途中には前記自動ロックピンの先端と当接するとともに押し込みバネ圧縮した状態とし、当該筐体の展開時には前記押し込みバネの付勢力により前記自動ロックピンを挿通させる挿通孔が形成された自動ロックピン制御板を有し、当該筐体の展開時には、前記押し込みバネの圧縮状態解除により前記自動ロックピンが前記自動ロックピン制御板の前記挿通孔を挿通して前記天板支持アングルの前記自動ロックピン固定用孔と嵌合して固定されることにより、前記天板左部と前記天板右部がフラットな状態で保持されることを特徴とする遊技機用筐体が提供される。

0017

第4に、上記第1から第3のいずれかの発明において、前記天板左部又は前記天板右部における当該筐体の開口側幅方向端部に、前記天板の長手方向に沿って先端が略天板分割位置にくるように設けられ、適所に爪溝が形成された第1の天板支持用ステー構成部材を有するとともに、前記天板右部又は前記天板左部における当該筐体の開口側幅方向端部に、前記天板の長手方向に沿って先端が前記天板左部又は前記天板左部の一部まで延伸した形状を有し、当該筐体の展開時に、前記爪溝と係合する爪が形成された第2の天板支持用ステー構成部材を有し、前記第1の天板支持用ステー構成部材と前記第2の天板支持用ステー構成部材は、略天板分割位置において前記天板接合用蝶番に対して回動自在に軸支され、天板支持用ステーを構成していることを特徴とする遊技機用筐体が提供される。

0018

第5に、上記第1から第4のいずれかの発明において、前記底板左部又は前記底板右部における当該筐体の開口側幅方向端部に、前記底板の長手方向に沿って先端が略底板分割位置にくるように設けられ、適所に爪溝が形成された第1の底板支持用ステー構成部材を有するとともに、前記底板右部又は前記底板左部における当該筐体の開口側幅方向端部に、前記底板の長手方向に沿って先端が前記底板左部又は前記底板右部の一部まで延伸した形状を有し、当該筐体の展開時に、前記爪溝と係合する爪が形成された第2の底板支持用ステー構成部材を有し、前記第1の底板支持用ステー構成部材と前記第2の底板支持用ステー構成部材は、略底板分割位置において前記底板接合用蝶番に対して回動自在に軸支され、底板支持用ステーを構成していることを特徴とする遊技機用筐体が提供される。

0019

第6に、上記第1から第5のいずれかの発明において、当該筐体を構成する各板は、当該筐体の展開時及び折畳時において蝶番の一部が突出しないように切欠きを有する構造となっていることを特徴とする遊技機用筐体が提供される。

発明の効果

0020

本発明によれば、折り畳み構造を有し、フラットな平板状態で収納でき、保管、運搬の際のスペースが最小化され、かつ、展開状態に組立工数を削減することができる遊技機用筐体を提供することが可能となる。
また、組立ての際に、背板と、天板及び底板とを固定金具やネジ等により固定する作業が不要となり、展開状態とした際に筐体が自動的にロックされ、その形態を維持することができる。そのため、多数の遊技機用筐体の組立時間を大幅に短縮することが可能となる。

図面の簡単な説明

0021

本発明の実施形態に係るパチスロ機用筐体の収納時に折り畳んだ形態を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る関わるパチスロ機用筐体の展開途中の形態を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るパチスロ機用筐体の展開後の形態を示す斜視図である。
カセットに収納された筐体を自動的に生産ラインに供給して本発明の実施形態に係るパチスロ機用筐体を展開する様子を示す概要図である。
筐体上部の折り畳み構造を示す拡大斜視図である。
天板及び背板を展開させたときに天板をフラットな形態で保持させる構造を示す斜視図である。
展開後の天板の形態を示す正面図である。
展開後の天板の内側の形態を示す斜視図である。
底板及び背板を展開させたときに底板をフラットな形態で保持させる構造を示す斜視図である。
展開時に底板接合用蝶番の上面の背板寄りの位置に配したラッチと、背板接合用蝶番の内側下部に配したラッチ固定バーが嵌合する過程を示す斜視図であり、左図は展開途中の形態、右図は展開後の形態を示す。
底板と側板の嵌合構造を示す斜視図であり、一例として底板左部と側板左部の嵌合過程を示している。左図は展開途中の形態、右図は展開後の形態を示す。
天板と側板の嵌合構造を示す斜視図であり、一例として天板左部と側板左部の嵌合過程を示している。左図は展開途中の形態、右図は展開後の形態を示す。
背板と側板の嵌合構造を示す斜視図であり、一例として背板左部と側板左部の嵌合過程を示している。左図は展開途中の形態、右図は展開後の形態を示す。

実施例

0022

以下、本発明のパチスロ機用筐体の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本願の図面において、同一の参照符号は、同一部分又は相当部分を表わすものとする。

0023

図1は、本発明の実施形態に係るパチスロ機用筐体100の収納時に折り畳んだ形態を示す斜視図、図2は、展開途中の形態を示す斜視図、図3は、展開後の形態を示す斜視図である。

0024

本実施形態のパチスロ機用筐体(以下、筐体とも称する)100は、背板(背板左部51、背板右部52)、一対の側板(側板左部21、側板右部22)、天板(天板左部31、天板右部32)及び底板(底板左部41、側板右部42)の各板材で構成されている。

0025

側板左部21及び側板右部22は、同形状で、それぞれ、上方へ行くにつれて幅寸法を徐々に小さくすることで側面形状が細長い略台形状になるようにしている。

0026

背板は左部背板51と右部背板52に2分割され、天板は天板左部31と天板右部32に2分割され、底板は底板左部41と底板右部42に2分割され、2分割されたそれぞれの板材は略同形状となっている。

0027

左部背板51と右部背板52は背板接合用蝶番(ヒンジ)53で折畳時の位置と展開時の位置との間を回動可能に接合され、天板左部31と天板右部32は天板接合用蝶番33で折畳時の位置と展開時の位置との間を回動可能に接合され、底板左部41と底板右部42は底板接合用蝶番43で折畳時の位置と展開時の位置との間を回動可能に接合されている。また、天板左部31と天板右部32の開口側端部には天板支持用ステー35が設けられ、底板左部41と底板右部42の開口側端部にも底板支持用ステー45が設けられ、それぞれ展開時における天板及び底板の支持を強固なものとしている。背板、天板、底板を構成する各2枚の板材には、図1及び図3に示すように切欠きが形成され、それぞれ展開時及び折畳時に板の表面から蝶番の一部が突出しないようになっている。これは、筐体100を折り畳んだ状態での省スペース化を図っているだけでなく、保管時又は運搬時に蝶番の突出部によって傷などの破損を防止する効果も有する。図1図3において符号421は底板用ステー収納用切り欠きであり、図2において511、512は背板左部保持板、521、522は背板右部保持板、531は磁性板であり、図3において214、224は筐体100の組立て時に作業者が手を差し込んで筐体100を展開させるための把持用開口である。

0028

筐体100が展開された後には、図3に示すように、左部背板51と右部背板52、天板左部31と天板右部32、底板左部41と底板右部42はそれぞれフラットな状態となる。また、筐体100が折り畳まれた時には、図1に示すように、全体が一定の厚みをもった細長い厚板形状となり、複数の筐体100を重ねて、収納、運搬等ができるようになっている。

0029

図3に示すように、側板左部21には、背板左部51が左部側板折畳蝶番211を介して、天板左部31が左部天板折畳蝶番212を介して、底板左部41が左部底板折畳蝶番213を介して、それぞれ折畳時の位置と展開時の位置との間を回動可能に接合されている。筐体100の展開時には、側板左部21と、背板左部51、天板左部31及び底板左部41が直交した状態となる。また、側板右部22には、背板右部52が右部側板折畳蝶番221を介して、天板右部32が右部天板折畳蝶番222を介して、底板右部42が右部底板折畳蝶番223を介して、それぞれ折畳時の位置と展開時の位置との間を回動可能に接合されている。筐体100の展開時には、側板右部22と、背板右部52、天板右部32及び底板右部42が直交した状態となる。そして、展開時には、筐体100は前面を開口とした箱型の形状となっている。

0030

図2図3に示すように底板の底板接合用蝶番43の背板側上面にはラッチ44が取り付けられ、背板の背板接合用蝶番53の筐体内側下部にはラッチ固定バー54が取り付けられ、筐体展開時には、両者が自動的に嵌合し、筐体の展開状態を維持できるようになっている。

0031

次に、筐体100を組み立てる手順について説明する。パチスロ機は、生産ラインで生産される場合がほとんどであり、あらかじめカセット等の収納容器に折り畳んだ状態である程度の台数の筐体をまとめて収納し、筐体を平置きの状態でベルトコンベア等の移動装置を用いて生産ラインに自動供給するのが好ましい。

0032

図4は、筐体収納カセット61に収納された筐体を自動的に生産ラインに供給して本発明の実施形態に係るパチスロ機用筐体を展開する場合の様子を示す概要図である。71は、ベルトコンベアである。カセット61には複数の筐体が畳み込まれた状態で積み重ねられている。本発明では、折り畳んだ状態の筐体100は、該面に自動供給を困難にするような突起等はなく、ほぼ1枚の板のように扱うことができる。このため、カセット61への出し入れ作業の自動化も簡素化できる。

0033

図中M1はカセット61から筐体が生産ラインに供給される方向を示し、M2は生産ラインの流れる方向を示し、101がカセット61から取り出した直後のパチスロ機用筐体、102が展開途中のパチスロ機用筐体、103が展開をさらに進めたパチスロ機用筐体、104が展開時のパチスロ機用筐体を示している。このように本実施形態のパチスロ機用筐体はラッチ44とラッチ固定バー54の嵌合によりワンタッチで自動的にロックされ、展開状態を維持することができる。

0034

次に、筐体上部の折り畳み構造を図5図8を参照してさらに詳細に説明する。図5は、筐体上部の折り畳み構造を示す拡大斜視図、図6は、天板及び背板を展開させたときに天板をフラットな形態で保持させる構造を示す斜視図、図7は、展開後の天板の形態を示す正面図、図8は、展開後の天板の内側の形態を示す斜視図である。

0035

図5図6に示すように、天板左部31と天板右部32は天板接合用蝶番33で接合されている。天板左部31と天板右部32の天板接合部側には、筐体展開時に天板接合用蝶番33が突出しないように切欠き313と切欠き323がそれぞれ形成されている。天板支持用ステー35は天板支持用左ステー351と天板支持用右ステー352からなる。天板左部31の筐体開口側端部の天板接合部側の側部には天板支持用左ステー351を取り付けるための切欠き315が形成され、天板右部32の筐体開口側端部の天板接合部側の側部にも天板支持用右ステー352を取り付けるための切欠き325が形成されている。天板支持用左ステー351はその一端が固定具317により天板左部31の切欠き315の左側に固定され、他端は略天板分割位置にくるように回動軸341により回動自在に軸支されている。また、天板支持用左ステー351の適所には爪溝353が形成されている。天板支持用右ステー352はその一端が固定具327により天板右部32の切欠き325の右側に固定され、天板支持用右ステー352はその他端側が筐体展開時に天板左部31の一部に重なるように天板支持用左ステー351より長めの形状をなし、回動軸341により回動自在に軸支されている。天板支持用右ステー352の先端には筐体展開時に爪溝353と係合する爪354が形成されている。

0036

天板左部31の背板側端部には、背板左部51の上部に形成された背板左部保持板511と筐体展開時に重なるように左上フラップ固定溝311が形成され、天板右部32の背板側端部には、背板右部52の上部に形成された背板右部保持板521と筐体展開時に重なるように右上フラップ固定溝321が形成されている。すなわち、背板左部保持板511と左上フラップ固定溝311、背板右部保持板521と右上フラップ固定溝321とはそれぞれ相補的な形状をなしている。また、背板接合用蝶番53の内側上部には磁性板531が取り付けられている。

0037

一方、天板右部32の下面において天板支持用右ステー352から離間した位置において天板支持アングル36が天板長手方向に沿って、筐体展開時に天板左部31の一部に重なるように延伸した形状で設けられている。天板支持アングル36が筐体展開時に略天板接合部に位置するようになる部分には自動ロックピン固定用孔361が形成されている。

0038

天板接合用蝶番33の下面において天板支持用ステー35と天板支持アングル36の間には、図6に示すような固定金具332により、先端が折曲した自動ロックピン371が天板接合用蝶番33の長手方向に移動可能に取り付けられている。

0039

天板左部31の下面の天板接合部側の天板長手方向端部には、筐体展開時に先端に自動ロックピン371と嵌合し、自動ロックピン371を天板接合用蝶番33の長手方向に移動可能に保持する半円状の凹部381が形成された自動ロックピン固定治具38が取り付けられている。また、同じくその端部において筐体展開時に自動ロックピン固定治具38と天板支持アングル36の間で天板支持アングル36寄りの位置に自動ロックピン371が挿通しうる挿通孔391が形成された自動ロックピン制御板39が取り付けられている。

0040

自動ロックピン371は固定金具332に設けられた筒形固定部333と筒型固定部334内とその間に設けられた自動ロックピン押し込みバネ372の内側を挿通可能に取り付けられている。自動ロックピン371には、自動ロックピン押し込みバネ372のためのバネ止め373が形成されており、筐体100の折畳時及び展開途中には先端が自動ロックピン制御板39の上面と当接し、その状態では自動ロックピン押し込みバネ372は圧縮された状態となっている。筐体100の展開時には、自動ロックピン371は自動ロックピン押し込みバネ372の付勢力によりロックピン制御板39の挿通孔391を挿通し、さらに天板支持アングル36の自動ロックピン固定用孔361を挿通し、嵌合固定されるようになっている。そして、展開時には、天板は図7図8のような状態となる。天板接合用蝶番33の背板側端部にはマグネットキャッチ331が取り付けられ、筐体100の展開時には、背板接合用蝶番53に取り付けられた磁性板531を吸着するようになっている。

0041

図5において、M3は背板左部51の展開方向図9図13においても同様)、M4は背板右部52の展開方向を示す(図9においても同様)。図6において、M5は天板左部31の展開方向(図12図13においても同様)、M6は天板右部32の展開方向、M7は展開時に爪354と爪溝353が嵌合する方向、M8は展開時に自動ロックピン固定治具38が自動ロックピン371と嵌合する方向、M9は展開時に自動ロックピン371が自動ロックピン固定用孔361に嵌合する方向、M10は展開時にマグネットキャッチ331が磁性板531と吸着する方向をそれぞれ示す。

0042

次に、筐体下部の折り畳み構造を図9及び図10を参照して詳細に説明する。図9は、底板及び背板を展開させたときに底板をフラットな形態で保持させる構造を示す斜視図である。図10は、展開時に底板接合用蝶番の上面の背板寄りの位置に配したラッチと、背板接合用蝶番の内側下部に配したラッチ固定バーが嵌合する過程を示す斜視図であり、左図は展開途中の形態、右図は展開後の形態を示す。

0043

図9に示すように、底板左部41と底板右部42は底板接合用蝶番43で接合されている。底板支持用ステー45は底板支持用左ステー451と底板支持用右ステー452からなる。底天板左部41の筐体開口側端部の側部には底板支持用左ステー451を取り付けるための切欠き414が形成され、底板右部42の筐体開口側端部の側部にも底板支持用右ステー452を取り付けるための切欠き424が形成されている。底板支持用左ステー451はその一端が固定具417により底板左部41の切欠き414の略中央に固定され、他端は筐体展開時に略底板分割位置にくるように回動軸441により回動自在に軸支されている。また、底板支持用左ステー451の適所には爪溝453が形成されている。底板支持用右ステー452はその一端が固定具427により底板右部42の切欠き424の略中央に固定され、底板支持用右ステー452はその他端側が筐体展開時に底板左部41の一部に重なるように底板支持用左ステー451より長めの形状をなし、回動軸441により回動自在に軸支されている。底板支持用右ステー452の先端には筐体展開時に爪溝453と係合する爪454が形成されている。また、底板支持用右ステー452にはフラップ455が形成されている。底板左部41及び底板右部42の筐体開口側端部の底板接合部側には筐体展開時にフラップ455を収容保持する底板左部フラップ保持用溝412と底板右部フラップ保持用溝422が形成されている。

0044

底板左部41の背板側端部の下部には、背板左部51の下部に形成された背板左部保持板512と筐体展開時に重なるように底板左部フラップ保持用溝413が形成され、底板右部42の背板側端部の下部には、背板右部52の下部に形成された背板右部保持板522と筐体展開時に重なるように底板右部フラップ保持用溝423が形成されている。すなわち、背板左部保持板512と底板左部フラップ保持用溝413、背板右部保持板522と底板右部フラップ保持用溝423とはそれぞれ相補的な形状をなしている。

0045

また、一方、底板接合用蝶番43の背板側上面には図10に示すようにロック機構441を有するラッチ44が取り付けられ、背板接合用蝶番53の内側下部には筐体展開時にラッチ44と嵌合するラッチ固定バー54が取り付けられている。

0046

図9において、M11は底板左部41の展開方向(図11においても同様)、M12は底板右部42の展開方向、M13は筐体展開時に底板支持用ステー45が変形する方向、M14は筐体展開時にラッチ44がラッチ固定バー54と嵌合する方向(図10においても同様)をそれぞれ示す。図10において、M15はラッチ44のロック機構441の嵌合方向を示す。

0047

次に、底板と側板の嵌合機構について述べる。図11は、底板と側板の嵌合構造を示す斜視図であり、一例として底板左部41と側板左部21の嵌合過程を示している。左図は展開途中の形態、右図は展開後の形態を示す。

0048

側板左部21の内側下端には固定用切欠き部215が形成され、底板左部41の側板側端部には固定用突起415が形成され、筐体展開時には、図11に示すように、固定用突起415と固定用切欠部215が隙間なくフィットし、両者の嵌合が行われ、その状態が展開後には維持される。

0049

次に、天板と側板の嵌合機構について述べる。図12は、天板と側板の嵌合構造を示す斜視図であり、一例として天板左部31と側板左部21の嵌合過程を示している。左図は展開途中の形態、右図は展開後の形態を示す。

0050

天板左部31の側板側端部と側板左部21の上部との間には左部天板折畳蝶番212が外部に突出しないように設けられており、筐体展開時には、図12に示すように、両者の嵌合が行われ、その状態が展開後には維持される。

0051

次に、背板と側板の嵌合機能について述べる。図13は、背板と側板の嵌合構造を示す斜視図であり、一例として背板左部51側板左部21の嵌合過程を示している。左図は展開途中の形態、右図は展開後の形態を示す。

0052

背板左部51の側板側端部と側板左部21の上部との間には左部背板折畳蝶番211が外部に突出しないように設けられており、筐体展開時には、図13に示すように、両者の嵌合が行われ、その状態が展開後には維持される。

0053

次に、上記実施形態の筐体100の組立て動作について詳細に説明する。
図4に示したように、カセット61に収納された筐体100は取り出された直後には、平置きの状態でベルトコンベア71に載せされ、作業者は開口224(図3)に手を差し込み、筐体を上向きに展開する。展開途中には、図2の状態を横倒させたような形態102、103となる。

0054

その状態から完全な展開状態になると、図10に示すように、底板接合用蝶番43に設けられたラッチ44と背板接合用蝶番53に設けられたラッチ固定バー54が係合し、筐体100を展開状態でロックする。展開状態では筐体100は、図3のようになる。

0055

また、筐体上部では、図5図8を用いて説明したように、自動ロックピン371は、天板接合用蝶番33の近傍で筒形固定部333と自動ロックピン押し込みバネ372と筒形固定部334の内側を挿通した状態でその先端が自動ロックピン制御板39の上面に当接した状態で、自動ロックピン押し込みバネ372は筒形固定部333と自動ロックピン371に形成された図示しないバネ止めとの間で圧縮された状態になっている。これが完全な展開状態となった時には、自動ロックピン固定治具38の凹部381は、自動ロックピン371と嵌合し、自動ロックピン371は、自動ロックピン押し込みバネ372の付勢力により、自動ロックピン制御板39の挿通孔391を挿通し、さらに天板支持アングル36の自動ロックピン固定用孔361を挿通し、嵌合固定され、図8の様な状態となる。この状態で天板支持アングル36は図8の状態でロックされ、天板左部31と天板右部32はフラットな状態となり、その状態が維持されることとなる。

0056

また、天板支持ステー35の天板支持用左ステー351と天板支持用右ステー352は回動軸341の周りを回動し、天板支持用右ステー352の爪354が天板支持用左ステー351の爪溝353と嵌合し、天板支持用ステー35は直線状態となる。背板左部51の背板左部保持板511及び背板右部52の背板右部保持板521は、天板左部31の左上部フラップ固定溝311及び天板右部32の右上部フラップ固定溝321にそれぞれ嵌合する。

0057

さらに、天板接合用蝶番33の背板側に設けられたマグネットキャッチ331は背板接合用蝶番53の上部に設けられた磁性板531と吸着する。

0058

一方、筐体下部では、図9に示すように、底板支持ステー45の底板支持用左ステー451と底板支持用右ステー452は回動軸441の周りを回動し、底板支持用右ステー452の爪454が底板支持用左ステー451の爪溝453と嵌合し、フラップ455は底板左フラップ保持用溝412及び底板右フラップ保持用溝422に収納され、底板支持用ステー45は直線状態となる。また、背板左部51の背板左部保持板512及び背板右部52の背板右部保持板522は、底板左部41の左下部フラップ固定溝413及び底板右部42の右下部フラップ固定溝423にそれぞれ嵌合する。

0059

また、底板と側板、天板と側板、背板と側板は、図11図13に示したように、筐体展開時には、接合用蝶番が外部に突出しない状態で嵌合し、フィットした状態となる。

0060

以上のように、本発明によれば、組立ての際に、背板と、天板及び底板とを固定金具やネジ等により固定する作業が不要となり、展開状態とした際に筐体が自動的にロックされ、その形態を維持することができる。そのため、多数の遊技機用筐体の組立時間を大幅に短縮することが可能となる。

0061

本発明によれば、筐体100を折り畳んで収納する場合には、上記と逆の操作を行えばよい。
図7においてθは天板支持用ステー35を押し込む角度であり、左右の回転部と中心の回転部を2.7度ずらし天板が下に下がる力が発生すると天板支持用ステー35は上に上がる。

0062

本発明は、スロットマシン、パチンコ機等に代表される遊技機用筐体に適用することが可能である。

0063

100パチスロ機用筐体
21側板左部
211 左部側板折畳蝶番
212 左部天板折畳蝶番
213 左部底板折畳蝶番
215固定用切欠き部
22 側板右部
221 右部側板折畳蝶番
222 右部天板折畳蝶番
223 右部底板折畳蝶番
225 固定用切欠き部
31 天板左部
317固定具
32 天板右部
327 固定具
33 天板接合用蝶番
331マグネットキャッチ
341回動軸
35天板支持ステー
36 天板支持アングル
361自動ロックピン固定用孔
371 自動ロックピン
372 自動ロックピン押し込みバネ
373バネ止め
38 自動ロックピン固定治具
381 凹部
39 自動ロックピン制御板
391挿通孔
41 底板左部
415固定用突起部
42 底板左部
421 底板用ステー収納用切欠き
43 底板接合用蝶番
44ラッチ
45 底板支持用ステー
51背板左部
52 背板院ギブ
53 背板接合用蝶番
531磁性板
61筐体収納カセット
71 ベルトコンベア

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