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技術 ショーケース

出願人 富士電機株式会社
発明者 木下卓
出願日 2016年1月25日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2016-011656
公開日 2017年8月3日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2017-131271
状態 特許登録済
技術分野 ショーケース・商品小出し用棚
主要キーワード 矩形板状部材 下方ダクト 方ダクト 長尺状部材 待機姿勢 各面材 近接離反 収納対象
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年8月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

耐環境性能の向上を図ること。

解決手段

ケース本体10の前面開口10aを臨む収納室11に上下方向に沿って複数段設けられた商品陳列部(30,40)と、収納室11の内部と外部との間で空気を循環させる空気循環手段20と、空気循環手段20により循環させられる空気を冷却する蒸発器25とを備えたショーケースにおいて、商品陳列棚30の前端部との間に通過口52を形成するガイド部材50と、ガイド部材50の下方側近傍に前後方向に沿って揺動可能に設けられ、後方に向けて揺動した場合には、商品陳列棚33の下方の商品陳列部の商品陳列する領域Sの前方側を覆う一方、前方に向けて揺動した場合には、商品陳列部に陳列された商品が前面開口10aを通じて取り出されることを許容する面材60と、前方に向けて揺動した面材60を、商品陳列棚30の下部に収納させる収納部70とを備えている。

概要

背景

従来、収納対象となる商品を所望の温度状態に保持するショーケースとして、次のようなものが知られている。前面に開口が形成されたケース本体の内部の収納室に、複数の商品陳列棚が上下方向に沿って複数段設けられており、それぞれの商品陳列棚に商品が載置されて陳列されている。また、ケース本体内であって収納室外となる個所には、吸込口を通じて吸い込んだ収納室内の空気の通路が形成されており、この空気通路には蒸発器が配設されている。該空気通路を通過する空気は、蒸発器で冷却され、その後に収納室の上部に設けられた吹出口より吹き出される。吹出口から吹き出された空気が吸込口に吸い込まれて循環することにより、商品陳列棚に陳列された商品が所望の温度に調整されて保持される。

このようなショーケースにおいては、各商品陳列棚に該商品陳列棚の前端部から離隔する状態で上下方向に延在するガイド部材が取り付けられ、吹出口から吹き出された空気が商品陳列棚の前端部とガイド部材との間を通過するようにしてエアカーテンを形成し、冷気漏れの低減化を図るようにしていた(例えば、特許文献1参照)。

概要

耐環境性能の向上をること。ケース本体10の前面開口10aを臨む収納室11に上下方向に沿って複数段設けられた商品陳列部(30,40)と、収納室11の内部と外部との間で空気を循環させる空気循環手段20と、空気循環手段20により循環させられる空気を冷却する蒸発器25とを備えたショーケースにおいて、商品陳列棚30の前端部との間に通過口52を形成するガイド部材50と、ガイド部材50の下方側近傍に前後方向に沿って揺動可能に設けられ、後方に向けて揺動した場合には、商品陳列棚33の下方の商品陳列部の商品を陳列する領域Sの前方側を覆う一方、前方に向けて揺動した場合には、商品陳列部に陳列された商品が前面開口10aを通じて取り出されることを許容する面材60と、前方に向けて揺動した面材60を、商品陳列棚30の下部に収納させる収納部70とを備えている。

目的

本発明は、上記実情に鑑みて、耐環境性能の向上を図ることができるショーケースを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

前面に開口が形成されたケース本体と、前記ケース本体の内部の前記開口を臨む収納室に上下方向に沿って複数段設けられ、かつ収納対象となる商品を載置して陳列する商品陳列部と、吸込口を通じて前記収納室の空気を吸い込み、かつ吹出口を通じて前記収納室に空気を吹き出す態様で、前記収納室の内部と外部との間で空気を循環させる空気循環手段と、前記空気循環手段により循環させられる空気を所定の温度に調整する温度調整手段とを備え、前記商品陳列部に陳列された商品を所望の温度状態に維持するショーケースにおいて、前記商品陳列部の前端部より離隔して設けられ、かつ該前端部との間に前記吹出口から吹き出された空気が通過する通過口を形成するガイド部材と、前記ガイド部材の下方側近傍に前後方向に沿って揺動可能に設けられ、後方に向けて揺動した場合には、前記商品陳列部の下方の商品陳列部の商品を陳列する領域の前方側を覆う一方、前方に向けて揺動した場合には、該下方の商品陳列部に陳列された商品が前記開口を通じて取り出されることを許容する面材と、前方に向けて揺動した前記面材を、前記商品陳列部の下部に収納させる収納部とを備えたことを特徴とするショーケース。

請求項2

前記ガイド部材は、前記商品陳列部の前端部に近接離反する態様でスライド可能に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。

請求項3

前記面材は、光透過性材料により構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のショーケース。

技術分野

0001

本発明は、ショーケースに関し、より詳細には、収納対象となる商品を所望の温度状態に保持するショーケースに関するものである。

背景技術

0002

従来、収納対象となる商品を所望の温度状態に保持するショーケースとして、次のようなものが知られている。前面に開口が形成されたケース本体の内部の収納室に、複数の商品陳列棚が上下方向に沿って複数段設けられており、それぞれの商品陳列棚に商品が載置されて陳列されている。また、ケース本体内であって収納室外となる個所には、吸込口を通じて吸い込んだ収納室内の空気の通路が形成されており、この空気通路には蒸発器が配設されている。該空気通路を通過する空気は、蒸発器で冷却され、その後に収納室の上部に設けられた吹出口より吹き出される。吹出口から吹き出された空気が吸込口に吸い込まれて循環することにより、商品陳列棚に陳列された商品が所望の温度に調整されて保持される。

0003

このようなショーケースにおいては、各商品陳列棚に該商品陳列棚の前端部から離隔する状態で上下方向に延在するガイド部材が取り付けられ、吹出口から吹き出された空気が商品陳列棚の前端部とガイド部材との間を通過するようにしてエアカーテンを形成し、冷気漏れの低減化を図るようにしていた(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0004

特開2010−207564号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、近年、例えば鉄道改札口の中やホームコンビニエンスストアが設置されている。かかるコンビニエンスストアでは、店舗事情等により、店舗の出入口の近傍にショーケースが設置されることがあり、しかも時間帯によっては出入口が常時開放状態となることで、結果的にショーケースが半屋内的に使用されることがある。

0006

このようにショーケースが半屋内的に使用される環境下においては、上述した特許文献1に提案されているショーケースのように商品陳列棚とガイド部材との間でエアカーテンを形成するようにしても、出入口から侵入する外気によりエアカーテンが乱されてしまい、商品を所望の温度状態に保持することが困難となる場合があった。つまり、従来のショーケースでは、耐環境性能が不十分となることがあった。

0007

本発明は、上記実情に鑑みて、耐環境性能の向上を図ることができるショーケースを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、本発明に係るショーケースは、前面に開口が形成されたケース本体と、前記ケース本体の内部の前記開口を臨む収納室に上下方向に沿って複数段設けられ、かつ収納対象となる商品を載置して陳列する商品陳列部と、吸込口を通じて前記収納室の空気を吸い込み、かつ吹出口を通じて前記収納室に空気を吹き出す態様で、前記収納室の内部と外部との間で空気を循環させる空気循環手段と、前記空気循環手段により循環させられる空気を所定の温度に調整する温度調整手段とを備え、前記商品陳列部に陳列された商品を所望の温度状態に維持するショーケースにおいて、前記商品陳列部の前端部より離隔して設けられ、かつ該前端部との間に前記吹出口から吹き出された空気が通過する通過口を形成するガイド部材と、前記ガイド部材の下方側近傍に前後方向に沿って揺動可能に設けられ、後方に向けて揺動した場合には、前記商品陳列部の下方の商品陳列部の商品を陳列する領域の前方側を覆う一方、前方に向けて揺動した場合には、該下方の商品陳列部に陳列された商品が前記開口を通じて取り出されることを許容する面材と、前方に向けて揺動した前記面材を、前記商品陳列部の下部に収納させる収納部とを備えたことを特徴とする。

0009

また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記ガイド部材は、前記商品陳列部の前端部に近接離反する態様でスライド可能に設けられたことを特徴とする。

0010

また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記面材は、光透過性材料により構成されたことを特徴とする。

発明の効果

0011

本発明によれば、商品陳列部の前端部より離隔して設けられたガイド部材が、前端部との間に吹出口から吹き出された空気が通過する通過口を形成するので、通過口を通過する空気によりエアカーテンが良好に形成され、収納室の商品を良好に所望の温度に調整することができる。しかも、ガイド部材の下方側近傍に前後方向に沿って揺動可能に設けられた面材が、後方に向けて揺動した場合には、商品陳列部の下方の商品陳列部の商品を陳列する領域の前方側を覆うので、当該ショーケースが半屋内的に使用される環境下においても、店舗等の出入口から侵入する外気によりエアカーテンが乱されてしまうことを抑制できる。従って、耐環境性能の向上を図ることができるという効果を奏する。

0012

また本発明によれば、収納部が、前方に向けて揺動した面材を商品陳列部の下部に収納させるので、ショーケースの設置環境において面材が不要となる場合には、面材をショーケースから取り外さずに収納することができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0013

図1は、本発明の実施の形態であるショーケースの内部構造を模式的に示す断面側面図である。
図2は、図1に示した1つの商品陳列棚を示す側面図である。
図3は、図2に示した商品陳列棚の縦断面図である。
図4は、面材を収納する手順を示す縦断面図である。
図5は、面材を収納する手順を示す縦断面図である。

実施例

0014

以下に添付図面を参照して、本発明に係るショーケースの好適な実施の形態について詳細に説明する。

0015

図1は、本発明の実施の形態であるショーケースの内部構造を模式的に示す断面側面図である。ここで例示するショーケースは、ケース本体10を備えている。

0016

ケース本体10は、前面に開口(以下、前面開口ともいう)10aが形成された断熱筐体であり、その内部には収納室11が画成されているとともに、空気循環手段20が設けられている。

0017

収納室11は、上記前面開口10aを臨む態様で画成された室であり、その内部には複数の商品陳列部が上下方向に沿って複数段並ぶよう設けられている。商品陳列部の説明については後述する。

0018

空気循環手段20は、空気通路21と循環ファン22とを備えて構成されている。空気通路21は、吸込口211から吹出口212に至る空気の通路である。吸込口211は、収納室11の内部の空気を吸い込むための開口であり、収納室11の左右方向に沿って延設されている。この吸込口211は、収納室11の下側前方縁部、すなわちケース本体10の前面開口10aの近傍の下部に配設されている。

0019

吹出口212は、収納室11の内部に空気を吹き出すための開口である。この吹出口212は、収納室11の左右方向に延設されていて、収納室11の上側前方縁部、すなわちケース本体10の前面開口10aの近傍の上部に配設されている。

0020

このような空気通路21は、収納室11外であってその下方にある下方ダクト21aと、収納室11外であってその背面側にある背面ダクト21bと、収納室11外であってその上方にある上方ダクト21cとを互いに連通した態様で構成されている。

0021

循環ファン22は、空気を循環させるものであり、下方ダクト21aの所定部位に配設されている。本実施の形態においては、循環ファン22は下方ダクト21aの所定部位に配設されているが、本発明では、循環ファン22の配設位置は特に限定されるものではなく、後述する循環ファン22の機能を発揮することができる個所であればどこに配設しても構わない。

0022

このような空気循環手段20においては、循環ファン22が駆動することにより吸込口211を通じて収納室11の内部にある空気(内部空気)を吸い込み、吸い込んだ空気が空気通路21を通過する態様で吹出口212まで送出し、吹出口212を通じて送出した空気を収納室11の内部に吹き出すことにより、収納室11の内部と外部との間で空気を循環させるものである。

0023

上記空気通路21には、蒸発器(温度調整手段)25が設けられている。蒸発器25は、図示せぬ圧縮機、凝縮器及び膨張機構とともに冷媒を循環させる冷媒循環手段を構成している。ここで圧縮機は、冷媒を圧縮するものであり、凝縮器は、圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させるものである。膨張機構は、凝縮器で凝縮された冷媒を断熱膨張させて低温低圧の状態にさせるものである。

0024

蒸発器25は、循環ファン22が駆動することにより空気通路21の背面ダクト21bを下方から上方に向けて通過する空気と、膨張機構で断熱膨張させた冷媒とを熱交換させるもの、より詳細には、冷媒を蒸発させることにより背面ダクト21bを通過する空気を冷却するものである。この蒸発器25で蒸発した冷媒は、再び圧縮機に戻り圧縮されることになる。

0025

上記商品陳列部は、複数(図示の例では4つ)の商品陳列棚30と商品陳列デッキ40とを備えている。

0026

各商品陳列棚30は、図2に示すように、収納室11の後方側において左右一対となる態様で立設された図示せぬ棚柱係止された左右一対のブラケット31に、平板状の棚板33がレール部材32を介して架け渡されるよう支持されることで構成されている。つまり、各商品陳列棚30は、ブラケット31が棚柱に係止されることにより所定の高さレベルに配設されており、棚板33の上面に商品を載置して商品を陳列するものである。

0027

また、商品陳列棚30を構成する棚板33の下面に設けられた棚板ローラ支持部331には図示せぬ棚板ローラが回転可能に支持されており、この棚板ローラが上記レール部材32に転動可能に載置されている。このレール部材32には、ブラケット31に回転可能に支持されたブラケットローラ(図示せず)が棚板ローラとは異なる個所で回転可能に載置されている。これにより、棚板33は、棚板ローラ及びブラケットローラがレール部材32を転動することで、ブラケット31に対して前後方向に沿ってスライド可能なものである。

0028

図3は、図2に示した商品陳列棚30の縦断面図である。この図3にも示すように、各商品陳列棚30には、ガイド部材50、面材60及び収納部70が設けられている。

0029

ガイド部材50は、左右方向が長手方向となる長尺状部材である。このガイド部材50は、左右両端部に左右一対のアーム部51が設けられている。かかるアーム部51には、前後方向が長手方向となる長孔51aが形成されており、商品陳列棚30の前端部に形成された図示せぬ貫通孔を貫通する締結部材(図示せず)が長孔51aを貫通することで、アーム部51は、商品陳列棚30の前端部に締結されている。

0030

このようなガイド部材50は、締結部材が長孔51aを相対的に前後に移動することで、商品陳列棚30の前端部に対して近接離反する態様で前後方向に沿ってスライド可能である。そして、ガイド部材50が、前方に向けてスライド移動した場合、商品陳列棚30の前端部から離隔しており、これにより該商品陳列棚30の前端部との間に通過口52(図1参照)が形成される。

0031

面材60は、例えばアクリル樹脂ガラス等の透光性材料から形成された透明体である。この面材60は、左右一対の上記ブラケット31間の略全域に亘って延在しており、左右方向が長手方向となる長尺状の矩形板状部材である。このような面材60の左右両端面の上端部(基端部)には、左右に突出する軸状部61が形成されている。かかる軸状部61は、円柱形状を成している。このような面材60は、次のようにして各商品陳列棚30に設けられている。

0032

上述したアーム部51には、それぞれ面材支持部53が取り付けられている。面材支持部53は、左右一対となるものであり、前後方向が長手方向となる長孔部54を有している。この長孔部54は、前端部が閉塞される一方、後端部が開放されている。また、面材支持部53は、前後方向の略中央部分が前方に向かうに連れ漸次下方に傾斜しており、これにより長孔部54もその途中で前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜している。

0033

このような面材支持部53の長孔部54に面材60の軸状部61が内方側から挿通することで、面材60は、面材支持部53に架設されて設けられている。そして、面材60は、軸状部61の中心軸回りに揺動可能である。すなわち、面材60は、下端部(先端部)が前後方向に沿って揺動可能である。

0034

上述したように、面材支持部53は上記中央部分が傾斜しているので、面材60の軸状部61は、長孔部54の前端部と傾斜部分との間を挿通している。

0035

そして、面材60は、常態においては、自身の自重により先端部が当該商品陳列棚30の直下の商品陳列棚30に設けられたガイド部材50に近接した待機姿勢となる。尚、上から4段目の商品陳列棚30に設けられた面材60は、常態においては、自身の自重により、商品陳列デッキ40の前方域であって吸込口211の上方側近傍に先端部が配置された待機姿勢となる。つまり、面材60は、後方に向けて揺動した場合には、当該商品陳列棚30の直下の商品陳列部(商品陳列棚30又は商品陳列デッキ40)の商品を陳列する領域Sの前方側の大部分を覆うものである。

0036

その一方、面材60は、前方に向けて揺動した場合には、当該商品陳列棚30の直下の商品陳列部(商品陳列棚30及び商品陳列デッキ40)の商品を陳列する領域Sの前方側を開放して、該商品陳列部に陳列された商品が前面開口10aを通じて取り出されることを許容するものである。

0037

収納部70は、棚板33の下方側において、上記ブラケット31の内面において内方に向けて突出するよう設けられた左右一対のものである。これら収納部70は、前後方向が長手方向となり、前方に向かうに連れて漸次下方に傾斜しており、棚板33の下面との間で前後方向が長手方向となる長溝部71を形成するものである。長溝部71は、前方に向かうに連れてその上下幅漸次大きくなるものであるが、その全域に亘って上記軸状部61が挿通することを許容する大きさを有している。これら長溝部71は、前端部及び後端部がともに開放されており、前端部は、長孔部54の後端部と同一の高さレベルにあり、アーム部51が後方にスライド移動した場合に、長孔部54の後端部と連通することが可能である。尚、図3中の符号72は、収納部70の後端部、すなわち長溝部71の後端部に設けられたストッパ部材である。

0038

以上のような構成によるショーケースにおいては、循環ファン22及び圧縮機が駆動することにより、収納室11の内部の空気は、吸込口211を通じて吸い込まれ、下方ダクト21aを通過し、背面ダクト21bに進入して蒸発器25で冷却され、冷気となって上方ダクト21cを通過し、吹出口212より吹き出される。

0039

そして、各ガイド部材50が前方に向けてスライド移動して該各ガイド部材50と各商品陳列棚30との間に通過口52が形成されるとともに、各面材60が待機姿勢となる場合、吹出口212から吹き出された空気の大部分は、通過口52を通過して吸込口211に吸い込まれることでエアカーテンを形成する。このエアカーテンにより区切られる収納室11の商品、すなわち商品陳列部(商品陳列棚30及び商品陳列デッキ40)に載置された商品が所望の温度に冷却される。

0040

また、吹出口212から吹き出された空気の一部は、各商品陳列棚30に設けられた待機姿勢の面材60の前方側を該面材60の延在方向(上下方向)に沿って通過した後に前面開口10aより外部に排出される。つまり、商品陳列部(商品陳列棚30及び商品陳列デッキ40)に設けられた面材60は、待機姿勢となる場合に、自身の前面側に吹出口212から吹き出された空気を通過させるものである。

0041

ところで、ショーケースの設置環境により上記通過口52及び上記面材60が不要となる場合には、次のようにして面材60を収納することができる。

0042

図4に示すように、ガイド部材50(アーム部51)を後方に向けてスライド移動させることにより、通過口52を無くすことができる。この場合、アーム部51に取り付けられた面材支持部53の長孔部54の後端部は、収納部70の長溝部71の前端部と連通する。

0043

そして、長孔部54を挿通する軸状部61を該長孔部54の前端部から後端部まで相対的に移動させ、その後に該軸状部61の中心軸回りに面材60を前方に向けて揺動させて水平姿勢にさせる。

0044

水平姿勢にさせた面材60を後方に向けて移動させることで、図5に示すように、軸状部61が長溝部71を相対的に後方に向けて移動する結果、収納部70に面材60を収納させることができる。ここで、面材60の左右幅は、ブラケット31間の略全域に亘るだけの大きさを有しており、収納部70は、ブラケット31の内面において内方に突出するよう設けられているので、面材60の左右両端部は収納部70に載置されている。

0045

以上説明したように、本実施の形態であるショーケースによれば、商品陳列棚30(商品陳列部)に設けられたガイド部材50が、該商品陳列棚30との間に吹出口212から吹き出された空気を通過する通過口52を形成するので、これら通過口52を通過する空気によりエアカーテンが良好に形成され、収納室11の商品を良好に所望の温度に調整することができる。しかも、ガイド部材50の下方側近傍に設けられた面材60が、待機姿勢となる場合に、直下の商品陳列部(商品陳列棚30及び商品陳列デッキ40)の商品を載置する領域Sの前方側を覆うので、当該ショーケースが半屋内的に使用される環境下においても、店舗等の出入口から侵入する外気によりエアカーテンが乱されてしまうことを抑制できる。従って、耐環境性能の向上を図ることができる。

0046

特に、収納部70にて面材60を収納することができるので、ショーケースの設置環境において面材60が不要となる場合には、面材60をショーケースから取り外さずに収納することができる。

0047

上記ショーケースによれば、商品陳列部(商品陳列棚30及び商品陳列デッキ40)に設けられた面材60は、待機姿勢となる場合に、自身の前面側に吹出口212から吹き出された空気を通過させるので、面材60に結露等が生じてしまうことを抑制することができる。

0048

上記ショーケースによれば、商品陳列部(商品陳列棚30及び商品陳列デッキ40)に取り付けられた面材60は、透明体により構成されているので、該面材60が待機姿勢にある場合に、商品陳列部(商品陳列棚30及び商品陳列デッキ40)に載置されている商品の視認性を確保することができる。

0049

以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。

0050

上述した実施の形態では、面材60は、商品陳列棚30の左右方向の略全域に亘って延在するものであったが、本発明においては、面材は1つの商品陳列棚に複数取り付けられていてもよく、個々の左右方向の長さは、商品陳列部(商品陳列棚及び商品載置デッキ)に載置される商品の列の左右幅に等しいものであってもよい。

0051

上述した実施の形態では、面材60は、待機姿勢となる場合、先端部が直下の商品陳列棚30のガイド部材50に近接していたが、本発明においては、面材は、先端部がガイド部材に接していてもよい。

0052

上述した実施の形態では、蒸発器25を温度調整手段の一例として説明したが、本発明においては、空気循環手段により循環させられる空気を加熱する加熱手段が温度調整手段を構成してもよい。

0053

10ケース本体
10a 前面開口
11収納室
20空気循環手段
21空気通路
211吸込口
212吹出口
22循環ファン
25蒸発器
30商品陳列棚
33棚板
50ガイド部材
52 通過口
60面材
70収納部
S 領域

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