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技術 棚用保護板および棚

出願人 金剛株式会社
発明者 中本和久東矢恭明倉野尾裕司
出願日 2016年1月19日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2016-008201
公開日 2017年7月27日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2017-127435
状態 特許登録済
技術分野 家具の細部 陳列棚 ショーケース・商品小出し用棚
主要キーワード 振れ止 当接構造 記載置部材 来館者 出し入れ側 側結合 左右方向両端 展示ケース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年7月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

一般に普及しているに、容易に展示ケースとしての機能を持たせることができる棚用保護板および棚を得る。

解決手段

本発明に係る棚用保護板は、支柱1によって支持されている棚板2を有する棚に用いられる保護板4であって、保護板4は、棚板1上の物品載置空間の前部に装着される透明な板からなり、保護板4には、取り付け具5の一端部が結合され、取り付け具5の他端部は支柱1への掛け止め部になっている。本発明に係る棚は、上記保護板を有する棚である。

概要

背景

博物館などにおいては、貴重展示物を保護するために、防盗性に優れた展示ケースに展示物を収納し、展示ケースの透明パネルを通して展示物を観察できるようにしている。例えば図書館においても、小物美術品などを来館者のために展示することがある。しかし、図書館における展示物は、博物館ほど厳密に管理する必要がないことから、書架すなわち図書収蔵用のに、小物や美術品などの展示物を展示する場合が多い。従来、棚に小物や美術品などの展示物を展示する場合、棚板の載置面に展示物を載せるだけであった。

上述のような、従来の棚を用いた展示物の展示には、棚板の載置面に小物や美術品を載せているだけであるから、展示物の紛失、破損あるいは汚れなどの被害を受けやすい、といった問題がある。

従来技術の1つとして少なくとも正面が透明な展示ケースを棚に載せ、展示ケース内に展示物を収納するようにしたものもある。しかし、この従来例によれば、書架などの棚とは別に高価な展示ケースを購入する必要があり、コスト高になる。また、展示ケースの棚への取付け、取り外しが容易でないため、展示ケースとして利用する場合と書架として利用する場合との仕様変更が容易ではないという問題がある。

本発明に関連のある先行技術として特許文献1記載の書籍陳列装置がある。特許文献1記載の書籍陳列装置は、棚板を多段に設けた書棚と、棚板の前縁部に着脱可能かつ移動可能に取り付けられる支持具と、書籍ホルダーとを備えている。書籍ホルダーは、下部前面に表紙を前に向けて書籍を保持するサポート部を備えるとともに、上縁部背面に、支持具に前後方向に回転可能に連結するヒンジ部を備えている。書籍ホルダーのヒンジ部が前記支持具に連結され、書籍ホルダーの下端部背面が下段の棚板の前縁部に当たる。

特許文献1記載の発明は、書籍の展示に適した構造になっていて、展示物が書籍に限られ、小物や美術品などの展示には適していない。

概要

一般に普及している棚に、容易に展示ケースとしての機能を持たせることができる棚用保護板および棚を得る。本発明に係る棚用保護板は、支柱1によって支持されている棚板2を有する棚に用いられる保護板4であって、保護板4は、棚板1上の物品載置空間の前部に装着される透明な板からなり、保護板4には、取り付け具5の一端部が結合され、取り付け具5の他端部は支柱1への掛け止め部になっている。本発明に係る棚は、上記保護板を有する棚である。

目的

本発明は、一般に普及している棚に、容易に展示ケースとしての機能を持たせることができる棚用保護板を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

支柱によって支持されている棚板を有するに用いられる保護板であって、前記保護板は、前記棚板上の物品載置空間の前部に装着される透明な板からなり、前記保護板には、取り付け具の一端部が結合され、前記取り付け具の他端部は前記支柱への掛け止め部になっている棚用保護板。

請求項2

前記保護板の下端部は前記棚板の前面への当たり面になっている請求項1記載の棚用保護板。

請求項3

前記保護板の下部に、前記棚板の上面への載置部材が結合されている請求項1または2記載の棚用保護板。

請求項4

記載置部材は、前記棚板の上面への載置部分に磁石を有している請求項3記載の棚用保護板。

請求項5

前記載置部材は、前記取り付け具と一体成形されている請求項3または4記載の棚用保護板。

請求項6

前記保護板は、前記棚板の前面への当たり面に磁石を有している請求項2記載の棚用保護板。

請求項7

前記取り付け具の一端部には、前記保護板の前面に沿う前記保護板との結合部と、前記保護板の側面への当接部が設けられている請求項1乃至6のいずれかに記載の棚用保護板。

請求項8

前記保護板の下部には、前記棚板の前側のを抱え込む框固定部材が結合されている請求項1乃至7のいずれかに記載の棚用保護板。

請求項9

支柱によって支持されている棚板を有する棚に用いられる保護板であって、前記保護板は、前記棚板上の物品載置空間の前部に装着される透明な板からなり、前記保護板の下部には、前記棚板の前側の框を抱え込む框固定部材が結合されている棚用保護板。

請求項10

支柱と、前記支柱によって支持されている棚板を有し、前記棚の前記棚板上の物品載置空間の前部に棚用保護板が取り付けられている棚であって、前記棚用保護板は、請求項1乃至9のいずれかに記載の棚用保護板である棚。

技術分野

0001

本発明は、展示ケースとして使用することを可能にする棚用保護板およびこの保護板を用いた棚に関するものである。

背景技術

0002

博物館などにおいては、貴重展示物を保護するために、防盗性に優れた展示ケースに展示物を収納し、展示ケースの透明パネルを通して展示物を観察できるようにしている。例えば図書館においても、小物美術品などを来館者のために展示することがある。しかし、図書館における展示物は、博物館ほど厳密に管理する必要がないことから、書架すなわち図書収蔵用の棚に、小物や美術品などの展示物を展示する場合が多い。従来、棚に小物や美術品などの展示物を展示する場合、棚板の載置面に展示物を載せるだけであった。

0003

上述のような、従来の棚を用いた展示物の展示には、棚板の載置面に小物や美術品を載せているだけであるから、展示物の紛失、破損あるいは汚れなどの被害を受けやすい、といった問題がある。

0004

従来技術の1つとして少なくとも正面が透明な展示ケースを棚に載せ、展示ケース内に展示物を収納するようにしたものもある。しかし、この従来例によれば、書架などの棚とは別に高価な展示ケースを購入する必要があり、コスト高になる。また、展示ケースの棚への取付け、取り外しが容易でないため、展示ケースとして利用する場合と書架として利用する場合との仕様変更が容易ではないという問題がある。

0005

本発明に関連のある先行技術として特許文献1記載の書籍陳列装置がある。特許文献1記載の書籍陳列装置は、棚板を多段に設けた書棚と、棚板の前縁部に着脱可能かつ移動可能に取り付けられる支持具と、書籍ホルダーとを備えている。書籍ホルダーは、下部前面に表紙を前に向けて書籍を保持するサポート部を備えるとともに、上縁部背面に、支持具に前後方向に回転可能に連結するヒンジ部を備えている。書籍ホルダーのヒンジ部が前記支持具に連結され、書籍ホルダーの下端部背面が下段の棚板の前縁部に当たる。

0006

特許文献1記載の発明は、書籍の展示に適した構造になっていて、展示物が書籍に限られ、小物や美術品などの展示には適していない。

先行技術

0007

特開2006−263126号公報

発明が解決しようとする課題

0008

本発明は、一般に普及している棚に、容易に展示ケースとしての機能を持たせることができる棚用保護板を提供することを目的とする。
本発明はまた、前記保護板を用いて、容易に展示ケースとしての機能を持たせることができる棚を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明に係る棚用保護板は、
支柱によって支持されている棚板を有する棚に用いられる保護板であって、
前記保護板は、前記棚板上の物品載置空間の前部に装着される透明な板からなり、
前記保護板には、取り付け具の一端部が結合され、
前記取り付け具の他端部は前記支柱への掛け止め部になっていることを最も主要な特徴とする。

0010

本発明に係る棚は、
支柱と、前記支柱によって支持されている棚板を有し、前記棚の前記棚板上の物品載置空間の前部に、前記保護板が取り付けられていることを特徴としている。

発明の効果

0011

本発明によれば、簡易な構成を付加するだけで、棚を簡易な展示ケースとして利用することができ、棚に載せる展示ケースは不要である。

図面の簡単な説明

0012

本発明に係る棚用保護板および棚の一実施例を示す斜視図である。
図1中の線A−A´に沿う断面の拡大図である。
本発明に係る棚用保護板および棚の別の実施例を示す斜視図である。
本発明に係る棚用保護板および棚のさらに別の実施例を示す斜視図である。
本発明に係る棚用保護板および棚のさらに別の実施例を示す斜視図である。
本発明に係る棚用保護板および棚のさらに別の実施例を示す斜視図である。
図6中の線B−B´に沿う断面の拡大図である。
本発明に係る棚用保護板および棚のさらに別の実施例を示す正面図である。
図8に示す実施例の側面断面図である。

0013

以下、本発明に係る棚用保護板および棚の実施例について図面を参照しながら説明する。

0014

図1図2は、単柱式の棚に本発明を適用した実施例を示す。単柱式の棚は、物品の出し入れ方向に対し直交する方向に1列に並んでいる支柱に、棚板が片持ち状に支持されている形式の棚である。支柱の前後両面に棚板が支持されているのが一般的であるが、支柱の片面にのみ棚板が支持されていることもあり得る。

0015

図1図2において、支柱1が複数(図示の例では2つのみを示す)一直線上に配置され、垂直に向けて互いに平行に立てられている。各支柱1の前後の面には縦方向に多数の棚板取り付け孔11が一定間隔で開けられている。各支柱1には、所望の高さ位置の棚板取り付け孔11を選択して棚受3が掛け止められ、隣り合う支柱1に掛け止められている一対の棚受3によって棚板2が支持されている。

0016

支柱1による棚板2の支持構造は、従来知られている以下のような構造になっている。棚受3の後端上部には下向きの状の掛け止め部31が後方に突出して形成され、掛け止め部31が所望の高さ位置にある棚板取り付け孔11に挿入されかつ棚板取り付け孔111の下端縁部に掛け止められている。棚受3の後端下部には突起33が後方に突出して形成され、突起33が棚板取り付け孔11の一つに挿入されて棚受3の振れ止めがなされている。一対の棚受3の相対向する面には棚板2を載せるための折り曲げ部が形成され、これらの折り曲げ部に棚板2の両端部が載せられて、一つの棚板2が水平方向の姿勢で支持されている。一対の棚受3の相対向する面にはまた、棚板2の側面と係合して棚板2の前後方向へのずれを防止するための係合部が形成されている。

0017

以上説明した単柱式の棚を展示ケースとして利用するために、以下に説明する棚用保護板が取り付けられている。棚用保護板は、棚板2上の物品載置空間の前部に装着される透明な板からなる保護板4と、保護板4に結合されている取り付け具5を主体としている。保護板4は、例えばアクリル樹脂のような透明な素材からなり、横長の長方形状の部材である。

0018

取り付け具5は、板状の部材であって棚受3の面と同様に垂直面をなして支柱1に掛け止められて設置されている。取り付け具5は、2個を一対として保護板4の左右方向両側に結合され、一対の取り付け具5はそれぞれ隣り合う支柱1に掛け止められている。棚の物品出し入れ側を前側とし、取り付け具5の前端部を一端部とすると、取り付け具5の一端部は横方向に直角に折り曲げられることにより、棚の前面と平行な結合部51となっている。

0019

各取り付け具5の結合部51は締結部材75によって保護板4の上端寄りの背面側に結合されている。締結部材75は、例えば、保護板4と上記結合部51の孔を貫通するボルトと、このボルトにねじ込まれるナットなどで構成することができる。

0020

取り付け具5の他端部すなわち後端部には、棚受3の前記掛け止め部31と同様の掛け止め部52が下向きの鉤状に形成されている。掛け止め部52が支柱1の棚板取り付け孔11の一つに掛け止められることにより、取り付け具5が支柱1に取り付けられている。棚板2と保護板4は左右方向の長さがほぼ同じである。

0021

取り付け具5は、結合部51から切り起こされた形で、取り付け具5の本体部分から前方に向かって突出した当接部53を有している。当接部53は、保護板4の側面に沿って突出し、保護板4と取り付け具5の相対的な位置ずれおよび相対回転を防止している。

0022

保護板4と取り付け具5の相対的な回転を防止するために、保護板4の上面に当たる当接部を設けてもよい。すなわち、取り付け具5の前端部を保護板4の背面に沿って上方に突出させるとともに、この突出部の先端部を保護板4の上面に沿わせて前側に向けて直角に折り曲げた形にする。保護板4の上面に沿わせた上記突出部と、前記当接部53の両方を設けると、保護板4と取り付け具5の位置ずれおよび相対回転を、より効果的に防止することができる。

0023

保護板4の下部には、保護板4の左右両端部に載置部材6が締結部材76によって結合されている。載置部材6は、細長い板状の素材をL字形に折り曲げた形をしており、垂直方向立ち上がった部分と水平方向に伸びた部分を有してなる。載置部材6は、その垂直方向の立ち上がり部分が締結部材76によって保護板4に結合されている。載置部材6の水平方向に伸びた部分は、棚板2の上面と平行にかつ前後方向に伸びて棚板2の上面への載置部分になっている。

0024

載置部材6の上記棚板2の上面への載置部分が棚板2の上面に載置され、保護板4の荷重の一部を棚板2が受けている。図1図2に示す実施例では、載置部材6の上記載置部分の下面に板状の磁石7が固着されていて、鉄板などで作られている棚板2との間に生じる磁気吸引力で、保護板4の妄動が防止されている。

0025

載置部材6は、保護板4の下端よりも上に位置させて保護板4の背面側に結合されている。したがって、保護板4の下端部の背面は載置部材6よりも下方に伸び出て棚板2の前面への当たり面41となり、保護板4の前後方向の位置を規制している。

0026

保護板4は、必要に応じて棚に着脱することができる。保護板4を棚に装着する場合は、保護板4に結合されている一対の取り付け具5の掛け止め部52を、支柱1の棚板取り付け孔11の一つに挿入し、孔11の下縁部に掛け止める。次に、保護板4に結合されている載置部材6の水平方向の載置部分を棚板2の上面に載置する。載置部材6の上記載置部分の下面に固着されている磁石の磁気吸引力によって、棚板2に対する保護板4の妄動が防止される。保護板4の下部背面側の当たり面41が棚板2の前面に当たり、保護板4の前後方向の位置が決められている。

0027

以上のようにして保護板4が棚に装着された状態では、保護板4が、棚板2上の物品載置空間の前部に位置し、棚板2上に載置されている展示物を、落下、盗難などから防護している。保護板4は透明な板であるから、保護板4を透して展示物を観察することができる。

0028

棚板2上の物品載置空間に展示物を展示し、展示物を入れ替えする場合などには、保護板4を棚から取り外す。保護板4を抱え上げ、一対の取り付け具5の掛け止め部52を、支柱1の棚板取り付け孔11から引き抜けば、保護板4を棚から容易に取り外すことができる。

0029

以上説明した実施例によれば、既存の棚を展示ケースとして利用することができ、棚のほかに展示ケースを購入する必要がない。図書館などにおいて、棚を展示ケースとして利用する場合に便利である。棚を展示ケースとして利用するために必要な保護板の構成は簡単であり、低コストで棚を展示ケースに転用することができる。

0030

図3は、第2の実施例を示す。この実施例が第1の実施例と異なる部分は、取り付け具の構造である。第1の実施例と共通の構成部分には共通の符号を付して説明は簡略化する。図3において、符号55は取り付け具を示しており、この取り付け具55は、前端部の保護板4への結合部と棚板2への載置部分も含めて一体成形されていることを特徴としている。

0031

取り付け具55は、後端部に、前記実施例における取り付け具5と同様に、支柱1の棚板取り付け孔11への掛け止め部を有していて、支柱1に掛け止めることができる。取り付け具55の前端部は平面方向から見て直角に折り曲げられて保護板4の面と平行な面をなすとともに、この保護板4の面と平行な面が保護板4の面に沿って下方に伸びている。取り付け具55の、保護板4の面と平行な面の上端部は保護板4との上側結合部551、保護板4の面と平行な面の下端部は保護板4との下側結合部553となっている。

0032

取り付け具55は、下側結合部553に続いて棚板2の上面と平行になるように後方に向かって直角に折り曲げられて、前記実施例における載置部材6と同じ機能をもつ載置部556が一体に形成されている。載置部556には、棚板2との間で磁気吸引力を生じる磁石を固着してもよい。

0033

取り付け具55の上側結合部551は締結部材75によって保護板4の背面側に結合されている。取り付け具55の下側結合部553は締結部材76によって保護板4の背面側に結合されている。取り付け具55の下端は保護板4の下端よりも上側にあり、取り付け具55の下部背面は、棚板2の前面への当たり面41となっている。

0034

以上説明した第2の実施例は、前記第1の実施例と同様に使用することにより、棚を展示ケースとして利用することができる。第2の実施例によれば、保護板4の取り付け具55を、保護板4への結合部551および棚板2への載置部556とともに一体成形されているため、保護板4との結合強度を高めるとともに、棚に対する相対的なずれや回転を防止することができる。

0035

図4は、第3の実施例を示す。この実施例の特徴は、保護板4の下端部と棚板2との当接構造にある。すなわち、保護板4の下端部の背面側は棚板2の前面との当たり面41となっており、当たり面41の左右両端部に平板状の磁石71が固着され、磁石71と棚板2との磁気吸引力で保護板4が棚板2の前面に引き付けられている。保護板4を棚に取り付けるための構造は、第1の実施例における取り付け具5を用いた構造と同じであるから、共通の符号を付して説明は省略する。

0036

第3の実施例は、保護板4の荷重を、取り付け具5と磁石71の磁気吸引力で支持する構成になっている。かかる構成でも、所期の目的を達成することができる。

0037

図5は、第4の実施例を示す。この実施例の特徴は、第3の実施例における磁石71も省略した構成にある。保護板4の荷重は取り付け具5によってのみ支持される。かかる構成でも、所期の目的を達成することができる。

0038

図6図7は、第5の実施例を示す。この実施例の特徴は、保護板4の下部に、棚板2の前側の21を抱え込む框固定部材8が結合されていることである。棚板2は、強度と剛性を高めるために、前後左右の縁部が折り曲げられている。特に、前側の框21と後ろ側の框22は、物品載置面をなす水平面から、下向きに直角に折り曲げられた垂直部水平部、さらに上向きに直角に折り曲げられた垂直部を有していて、強度と剛性が高められている。

0039

框固定部材8は、保護板4の左右方向両端部に締結部材76によって締結されている。框固定部材8は、保護板4の前面に沿って下方に向かって伸び出た後、直角に折り曲げられることによって棚板2の前側の框21の下面に沿って後方に伸び、さらに框21の垂直方向の立ち上がりに沿って立ち上がっている。この框固定部材8の垂直方向の立ち上がりの先端部は、框21の立ち上がりの先端縁部を囲むように逆U字状に折り曲げられている。この逆U字状の折り曲げ部分は、框21の立ち上がりの先端縁に対する引っ掛け部82となっている。

0040

図6図7に示す第5の実施例は、図1図4などに示す実施例と同様の保護部材4および取り付け具5を有している。すでに説明した実施例の構成と同じ構成部分には共通の符号を付して説明を省略する。

0041

図6図7に示す第5の実施例によれば、保護板4に結合されている框固定部材8が棚板2の前側の框21を抱え込むことによって、框固定部材8が棚板2の荷重を支持するとともに、棚板2との位置ずれや回転を防止する。第5の実施例も、前述の各実施例と同様の効果を奏する。

0042

図6図7に示す第5の実施例のように、保護板4の下部に、棚板2の前側の框21を抱え込む框固定部材8が結合されているものにおいては、保護板4が框固定部材8を介して棚板2によって支持される。したがって、取り付け具5が無くても、保護板4を棚板2上の物品載置空間の前部に装着することができる。

0043

第5の実施例のように保護板4に框固定部材8を設けた例において、保護板4に第1の実施例で説明した載置部材6と同等の載置部材を付加してもよい。さらに、上記載置部材には棚板2との間で磁気吸引力を生じる板状の磁石を固着するとなおよい。かかる構成にしておけば、框固定部材8と上記載置部材または磁石との間で棚板2を挟み込むため、仮に取り付け具5が無いとしても、保護板4を棚板2によって安定に保持することができる。

0044

第5の実施例のように保護板4に框固定部材8を設けた例において、保護板4の背面と棚板2の前面との間に磁気吸引力を生じさせてもよい。具体的には、保護板4の下端部の背面であって棚板2の前面と対向する位置に板状の磁石を固着する。框固定部材8による保持力と上記磁気吸引力とが合わさって保護板4が棚板2に保持されるため、仮に取り付け具5が無いとしても、保護板4を棚板2によって安定に保持することができる。

0045

これまで説明してきた各実施例は、単柱式の棚に本発明を適用した例であったが、本発明は複柱式の棚にも適用することができる。複柱式の棚とは、棚板が片持ち的に支持されるのではなく、前後の支柱によって両持ち的に支持される形式の棚をいう。図8図9に示す第6の実施例は、複柱式の棚に本発明を適用した例である。

0046

図8図9において、棚を構成する支柱10は、棚の前後方向に3本一定間隔で並んでおり、棚の左右方向にも複数(図示の例では3本)一定間隔で並んでいる。各支柱10の左右の面には、多数の棚板取り付け孔111が上下方向に一定間隔で形成されている。支柱10の棚板取り付け孔111を利用して棚板20が支持され、保護板4の取り付け具50が支柱10に掛け止められている。

0047

棚板20は、前後に並ぶ2本の支柱10にまたがって掛け止められている棚受30を介して、左右に並ぶ2本の支柱10の間に支持されている。棚受30は、垂直方向の板を主体とし、下縁部が直角に折り曲げられて棚板20の載置部となっている。棚受30の前後の縁部には、支柱10の棚板取り付け孔111への掛け止め部301が上下方向に適宜数設けられている。図9に示すように、前後方向の3本の支柱のうち中央の支柱10と図9において左側の支柱10により、棚受30を介して棚板20が支持されている。

0048

また、中央の支柱10と図9において右側の支柱10により、棚受30を介して棚板20が支持されている。したがって、図8図9に示す棚は、物品の出し入れ用の間口が前後にあり、物品の収容空間が前後に分かれている。物品の収容空間を前後に区分する位置に、背板9が立ち上がっている。

0049

保護板4の取り付け具50も、垂直方向の板を主体とし、前後の縁部に、支柱10の棚板取り付け孔111への掛け止め部501が上下方向2か所に設けられている。前後方向の3本の支柱のうち中央の支柱10ともう一つの支柱10の棚板取り付け孔111に掛け止め部501が掛け止められることにより、取り付け具50が2本の支柱間に支持されている。

0050

取り付け具50は、前端縁から前方に突出しかつ平面から見て直角に折り曲げられて保護板4との結合部503が形成されている。棚の左右方向において隣り合う2本の支柱10とこれらの支柱10に対応する前後の支柱10によって、左右で対をなす取り付け具50が支持されている。そして、対をなす取り付け具50は、それらの結合部503が、保護板4の左右方向両側の上端部背面に、締結部材75によって結合されている。

0051

保護板4の左右方向両側の下端近くには、図1図2について説明した載置部材6と同様の構造をもつ載置部材6が結合されている。載置部材6は棚板20の上面に載置され、保護板4の荷重を棚板20が支持する。保護板4の下端縁部は載置部材6の下端より下方に突出し、上記下端縁部の背面は棚板20の前面との当たり面41となっている。

0052

図8図9に示す複柱式の棚においても、保護板4を棚に容易に着脱することができる。したがって、一般的な棚を必要に応じて容易に展示ケースに転用することができ、保護板4を取り外せば、一般的な棚として利用することができる。

実施例

0053

複柱式の棚の場合も、図3乃至図7に示したような変形例を適用することができる。

0054

1支柱
2棚板
棚受け
4保護板
5取り付け具
6 載置部材
7磁石
8框固定部材
9背板
10 支柱
11 棚板取り付け孔
41当たり面
51 結合部
52掛け止め部
53 当接部
55 取り付け具
71 磁石

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