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技術 ショーケース

出願人 富士電機株式会社
発明者 中島正登上田典宏
出願日 2016年1月19日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2016-007933
公開日 2017年7月27日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2017-127421
状態 特許登録済
技術分野 ショーケース・商品小出し用棚 ショーケース・自動販売機における冷気循環 冷凍機械と関連した装置
主要キーワード 区画パネル 仕切板部材 固定支柱 仕切棚 上方域 前側吸込口 軸状部材 ダクト形状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年7月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

商品陳列スペースを十分に確保しつつ、収納室の商品を異なる温度状態に保持すること。

解決手段

ケース本体10の内部の収納室11と、収納室11とこれと連通する空気風路20aとの間で空気を循環させる空気循環手段20と、空気風路20aの上側風路23に設けられた蒸発器60とを備え、空気風路20aは、収納室11の背面側において吸い込まれた収納室11の空気を上側風路23に向けて通過させる第1背面側風路22と、背面パネル14と区画パネル26とで区画されて設けられ、蒸発器60で冷却された空気が通過する第2背面側風路24とを備え、背面パネル14の複数の背面孔部15を開閉する背面開閉機構30と、区画パネル26の複数の区画孔部27を開閉する区画開閉機構40と、任意の背面孔部15及び区画孔部27を貫通する態様で設けられ、収納室11、第1背面側風路22、第2背面側風路24を仕切仕切板50とを備えている。

概要

背景

従来、収納対象となる商品を所望の温度状態に保持するショーケースが特許文献1に提案されている。この特許文献1に提案されているショーケースでは、前面に開口が形成されたケース本体の収納室に、複数の商品陳列棚が上下方向に沿って複数段設けられており、それぞれの商品陳列棚に商品が載置されることで陳列されている。

また、ケース本体内であって収納室外となる個所には、収納室の前方下部に設けられた吸込口を通じて吸い込んだ収納室内の空気の風路が形成されており、上記収納室の上方側における空気の風路には蒸発器が設けられている。

このような空気の風路を通過する空気は、蒸発器で冷却され、その後に収納室の前方上部に設けられた吹出口より吹き出される。吹出口から吹き出された空気が吸込口に吸い込まれた空気の風路を循環することにより、収納室の内部空気が冷却されて商品陳列棚に陳列された商品が所望の温度に調整されて保持される。

このようなショーケースでは、蒸発器が収納室の上方側に設けられているので、蒸発器が収納室の背面側や下方側に設けられている場合に比して収納室の容積を十分に大きくすることができ、商品の陳列スペースを十分に確保することができる。

概要

商品の陳列スペースを十分に確保しつつ、収納室の商品を異なる温度状態に保持すること。ケース本体10の内部の収納室11と、収納室11とこれと連通する空気風路20aとの間で空気を循環させる空気循環手段20と、空気風路20aの上側風路23に設けられた蒸発器60とを備え、空気風路20aは、収納室11の背面側において吸い込まれた収納室11の空気を上側風路23に向けて通過させる第1背面側風路22と、背面パネル14と区画パネル26とで区画されて設けられ、蒸発器60で冷却された空気が通過する第2背面側風路24とを備え、背面パネル14の複数の背面孔部15を開閉する背面開閉機構30と、区画パネル26の複数の区画孔部27を開閉する区画開閉機構40と、任意の背面孔部15及び区画孔部27を貫通する態様で設けられ、収納室11、第1背面側風路22、第2背面側風路24を仕切仕切板50とを備えている。

目的

本発明は、上記実情に鑑みて、商品の陳列スペースを十分に確保しつつ、収納室の商品を異なる温度状態に保持することができるショーケースを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

ケース本体の内部に画成され、かつ収納対象となる商品収納する収納室と、前記ケース本体の内部に前記収納室と少なくとも吸込口及び吹出口を通じて連通する態様で設けられた空気風路を有し、該空気風路と前記収納室との間で該収納室の内部の空気を循環させる空気循環手段と、前記空気風路における前記収納室の上側風路に設けられ、かつ前記空気循環手段により循環させられる少なくとも一部の空気を所定の温度に調整する温度調整手段とを備えたショーケースであって、前記空気風路は、前記収納室の背面側に設けられ、かつ前記吸込口を通じて吸い込まれた空気を前記上側風路に向けて通過させる第1背面側風路と、前記収納室と前記第1背面側風路との間において前記収納室とは該収納室の背面パネル区画されるとともに前記第1背面側風路とは区画パネルで区画されて設けられ、かつ前記温度調整手段により温度が調整された空気が通過する第2背面側風路とを備え、常態においては前記背面パネルの複数の高さレベルに設けられた背面孔部を閉塞する一方、押圧された場合には前記背面孔部を開放する背面開閉機構と、常態においては前記区画パネルの複数の高さレベルに設けられた区画孔部を閉塞する一方、押圧された場合には前記区画孔部を開放する区画開閉機構と、任意の高さレベルの前記背面孔部及び前記区画孔部を貫通する態様で設けられることにより、該収納室、前記第1背面側風路及び前記第2背面側風路を仕切ることで上下に区画する仕切板部材とを備えたことを特徴とするショーケース。

請求項2

前記仕切板部材は、前記背面孔部及び前記区画孔部を貫通する態様で設けられた場合に、該背面孔部を開閉する背面開閉機構が前記第2背面側風路を閉塞する態様で該背面側開閉機構を支持する支持部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のショーケース。

技術分野

0001

本発明は、ショーケースに関し、より詳細には、収納対象となる商品を所望の温度状態に保持するショーケースに関するものである。

背景技術

0002

従来、収納対象となる商品を所望の温度状態に保持するショーケースが特許文献1に提案されている。この特許文献1に提案されているショーケースでは、前面に開口が形成されたケース本体の収納室に、複数の商品陳列棚が上下方向に沿って複数段設けられており、それぞれの商品陳列棚に商品が載置されることで陳列されている。

0003

また、ケース本体内であって収納室外となる個所には、収納室の前方下部に設けられた吸込口を通じて吸い込んだ収納室内の空気の風路が形成されており、上記収納室の上方側における空気の風路には蒸発器が設けられている。

0004

このような空気の風路を通過する空気は、蒸発器で冷却され、その後に収納室の前方上部に設けられた吹出口より吹き出される。吹出口から吹き出された空気が吸込口に吸い込まれた空気の風路を循環することにより、収納室の内部空気が冷却されて商品陳列棚に陳列された商品が所望の温度に調整されて保持される。

0005

このようなショーケースでは、蒸発器が収納室の上方側に設けられているので、蒸発器が収納室の背面側や下方側に設けられている場合に比して収納室の容積を十分に大きくすることができ、商品の陳列スペースを十分に確保することができる。

先行技術

0006

特許第3695885号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところで、上述した特許文献1に提案されているショーケースでは、吸込口が収納室の前方下部に設けられ、かつ吹出口が収納室の前方上部に設けられており、更に蒸発器が収納室の上方側に設けられているので、収納室の背面側における空気の風路には、吸込口から吸い込まれて蒸発器に向け空気が通過することとなる。つまり、収納室の背面側における空気の風路には、蒸発器に冷却される前の空気のみが通過している。

0008

そのため、収納室を仕切棚等によって上下に区画するとともに、収納室の背面側における空気の風路も該仕切棚等によって上下に区画しても、一方側にのみ蒸発器を通過した空気を導入させることは困難であり、結果的に、収納室の商品を異なる温度状態に保持することが困難であった。

0009

本発明は、上記実情に鑑みて、商品の陳列スペースを十分に確保しつつ、収納室の商品を異なる温度状態に保持することができるショーケースを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するために、本発明に係るショーケースは、ケース本体の内部に画成され、かつ収納対象となる商品を収納する収納室と、前記ケース本体の内部に前記収納室と少なくとも吸込口及び吹出口を通じて連通する態様で設けられた空気風路を有し、該空気風路と前記収納室との間で該収納室の内部の空気を循環させる空気循環手段と、前記空気風路における前記収納室の上側風路に設けられ、かつ前記空気循環手段により循環させられる少なくとも一部の空気を所定の温度に調整する温度調整手段とを備えたショーケースであって、前記空気風路は、前記収納室の背面側に設けられ、かつ前記吸込口を通じて吸い込まれた空気を前記上側風路に向けて通過させる第1背面側風路と、前記収納室と前記第1背面側風路との間において前記収納室とは該収納室の背面パネルで区画されるとともに前記第1背面側風路とは区画パネルで区画されて設けられ、かつ前記温度調整手段により温度が調整された空気が通過する第2背面側風路とを備え、常態においては前記背面パネルの複数の高さレベルに設けられた背面孔部を閉塞する一方、押圧された場合には前記背面孔部を開放する背面開閉機構と、常態においては前記区画パネルの複数の高さレベルに設けられた区画孔部を閉塞する一方、押圧された場合には前記区画孔部を開放する区画開閉機構と、任意の高さレベルの前記背面孔部及び前記区画孔部を貫通する態様で設けられることにより、該収納室、前記第1背面側風路及び前記第2背面側風路を仕切ることで上下に区画する仕切板部材とを備えたことを特徴とする。

0011

また本発明は、上記ショーケースにおいて、前記仕切板部材は、前記背面孔部及び前記区画孔部を貫通する態様で設けられた場合に、該背面孔部を開閉する背面開閉機構が前記第2背面側風路を閉塞する態様で該背面側開閉機構を支持する支持部を備えたことを特徴とする。

発明の効果

0012

本発明によれば、空気風路は、収納室の背面側に設けられ、かつ吸込口を通じて吸い込まれた空気を上側風路に向けて通過させる第1背面側風路と、収納室と第1背面側風路との間において収納室とは背面パネルで区画されるとともに第1背面側風路とは区画パネルで区画されて設けられ、かつ温度調整手段により温度が調整された空気が通過する第2背面側風路とを備えており、仕切板部材が、背面パネルの複数の高さレベルに設けられた背面孔部及び区画パネルの複数の高さレベルに設けられた区画孔部のいずれかを貫通する態様で設けられることにより、収納室、第1背面側風路及び第2背面側風路を上下に区画するように仕切るので、第2背面側風路を通過する空気、すなわち温度調整手段により調整された空気を仕切板部材よりも上方の背面孔部から吹き出させることができる。これにより、収納室における仕切板部材の上方領域の内部空気と仕切板部材の下方領域の内部空気とを異なる温度帯に調整することができる。つまり、仕切板部材の上方領域の内部空気を仕切板部材の下方領域の内部空気よりも低い温度にすることができる。従って、商品の陳列スペースを十分に確保しつつ、収納室の商品を異なる温度状態に保持することができるという効果を奏する。

0013

特に、本発明によれば、任意の高さレベルの背面孔部及び区画孔部を仕切板部材が貫通するように該仕切板部材を設置すればよいので、収納室における仕切板部材の上方領域の容積と下方領域の容積とを容易に変更することができ、異なる温度帯に保持する商品の数を簡単に変更することができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0014

図1は、本発明の実施の形態であるショーケースの内部構造を模式的に示す断面側面図である。
図2は、図1に示したショーケースの要部を拡大して示す拡大断面側面図である。
図3は、図1に示したショーケースにおける空気の流れを示す断面側面図である。
図4は、本発明の実施の形態であるショーケースの変形例の内部構造を模式的に示す断面側面図である。

実施例

0015

以下に添付図面を参照して、本発明に係るショーケースの好適な実施の形態について詳細に説明する。

0016

図1は、本発明の実施の形態であるショーケースの内部構造を模式的に示す断面側面図である。ここで例示するショーケースは、ケース本体10を備えている。

0017

ケース本体10は、前面に開口(以下、前面開口ともいう)10aが形成された断熱筐体である。このケース本体10は、その内部に収納室11が画成されているとともに、空気循環手段20、背面開閉機構30、区画開閉機構40及び仕切板(仕切板部材)50が設けてある。

0018

収納室11は、上記前面開口10aを臨む態様で画成された室であり、複数(図示の例では5つ)の商品陳列棚12が上下方向に沿って並べて配設してある。商品陳列棚12は、それぞれ商品を載置して陳列するためのものである。かかる収納室11の底部にはデッキパン13が設けてある。このデッキパン13は、上記商品陳列棚12と同様に商品を載置して陳列するためのものである。

0019

また収納室11の背面を構成する背面パネル14には、複数の背面孔部15が形成してある。これら背面孔部15は、複数の高さレベルに形成してあり、左右方向が長手方向となる長孔である。より詳細に説明すると、背面孔部15は、各商品陳列棚12の下部に形成してある。

0020

更に収納室11の前方下部には吸込口16が形成してあるとともに、収納室11の前方上部には吹出口17が形成してある。

0021

吸込口16は、収納室11の内部の空気を吸い込むための開口であり、収納室11の左右方向に沿って延設してある。吹出口17は、収納室11の内部に空気を吹き出すための開口であり、収納室11の左右方向に延設してある。この吹出口17には、例えばハニカム構造整流部材17aが取り付けてある。

0022

空気循環手段20は、空気風路20aと循環ファン20bとを備えて構成してある。空気風路20aは、吸込口16から吹出口17及び各背面孔部15に至る空気の風路である。

0023

このような空気風路20aは、下側風路21と、第1背面側風路22と、上側風路23と、第2背面側風路24とを備えて構成してある。

0024

下側風路21は、収納室11外であってその下方に前後方向に沿って設けてある。この下側風路21は、吸込口16に連通している。第1背面側風路22は、収納室11外であってその背面側に上下方向に沿って設けてある。この第1背面側風路22は、下側風路21に連通している。

0025

上側風路23は、収納室11外であってその上方に設けられており、第1背面側風路22に連通しているとともに、吹出口17に連通している。

0026

第2背面側風路24は、収納室11と第1背面側風路22との間に上下方向に沿って延在している。この第2背面側風路24は、連絡風路25を通じて上側風路23と連通している。また、第2背面側風路24は、収納室11とは背面パネル14で区画されており、第1背面側風路22とは区画パネル26で区画されている。

0027

区画パネル26は、第1背面側風路22と第2背面側風路24とを区画するものであり、上下方向に沿って延在する第1区画部26aと、この第1区画部26aの下端縁部より前方に向けて延在してその延在端部が背面パネル14に接する第2区画部26bとを有している。

0028

このような区画パネル26の第1区画部26aには、複数の区画孔部27が形成してある。これら区画孔部27は、複数の高さレベルに形成してあり、上記背面孔部15と同程度の高さレベルに設けてある。これら区画孔部27は、左右方向が長手方向となる長孔である。

0029

循環ファン20bは、図示せぬ制御手段から与えられる指令により駆動して空気を循環させるものであり、第1背面側風路22の所定部位に配設してある。本実施の形態においては、循環ファン20bは第1背面側風路22の所定部位に配設してあるが、本発明では、循環ファン20bの配設位置は特に限定されるものではなく、後述する循環ファン20bの機能を発揮することができる個所であればどこに配設しても構わない。

0030

このような空気循環手段20においては、循環ファン20bが駆動することにより吸込口16を通じて収納室11の内部にある空気(内部空気)を吸い込み、吸い込んだ空気が空気風路20aを通過する態様で吹出口17及び各背面孔部15まで送出し、吹出口17及び各背面孔部15を通じて送出した空気を収納室11の内部に吹き出すことにより、収納室11の内部と外部との間で空気を循環させるものである。

0031

上記空気風路20aの上側風路23には、蒸発器(温度調整手段)60が設けてある。すなわち、蒸発器60は、ケース本体10において収納室11よりも上方域に配設してある。蒸発器60は、圧縮機61、凝縮器62及び膨張機構63とともに冷媒を循環させる冷媒循環手段を構成している。ここで圧縮機61は、制御手段から与えられる指令により駆動するもので、冷媒を圧縮するものである。凝縮器62は、圧縮機61で圧縮された冷媒を凝縮させるものである。膨張機構63は、凝縮器62で凝縮した冷媒を断熱膨張させて低温低圧の状態にさせるものである。

0032

蒸発器60は、循環ファン20bが駆動することにより上側風路23を後方から前方に向けて通過する空気と、膨張機構63で断熱膨張させた冷媒とを熱交換させるもの、より詳細には、冷媒を蒸発させることにより上側風路23を通過する空気を冷却するものである。この蒸発器60で蒸発した冷媒は、再び圧縮機61に戻り圧縮されることになる。

0033

背面開閉機構30は、複数設けてあり、それぞれ背面パネル14における背面孔部15に対応して設けてある。これら背面開閉機構30は、それぞれ背面開閉軸部31と背面開閉扉部32とを有している。

0034

背面開閉軸部31は、左右方向が長手方向となる長尺状の軸状部材であり、対応する背面孔部15の上縁部近傍に自身の中心軸回りに回転可能に架設してある。背面開閉扉部32は、背面開閉軸部31に連結されており、該背面開閉軸部31の径外方向に向けて延在している。この背面開閉扉部32は、背面開閉軸部31から下方に向けて延在するときには対応する背面孔部15を閉塞するのに十分な大きさを有している。

0035

このような背面開閉機構30は、背面開閉軸部31の中心軸回りに揺動可能なもので、常態においては背面開閉扉部32が背面開閉軸部31より下方に向けて延在した姿勢となることで、対応する背面孔部15を閉塞している。

0036

そして、背面開閉機構30は、前方から押圧された場合には、背面開閉軸部31の中心軸回りに後方に向けて揺動する一方、後方から押圧された場合には、背面開閉軸部31の中心軸回りに前方に向けて揺動する。このように背面開閉機構30が前方若しくは後方に向けて揺動することで、対応する背面孔部15を開放する。また、背面開閉機構30においては、後方に向けて揺動することで背面開閉扉部32が背面開閉軸部31より後方に向けて延在する姿勢となる場合には、第2背面側風路24を上下に区画する態様で閉塞するものである。

0037

区画開閉機構40は、複数設けてあり、それぞれ区画パネル26における区画孔部27に対応して設けてある。これら区画開閉機構40は、それぞれ区画開閉軸部41と区画開閉扉部42とを有している。

0038

区画開閉軸部41は、左右方向が長手方向となる長尺状の軸状部材であり、対応する区画孔部27の下縁部近傍に自身の中心軸回りに回転可能に架設してある。区画開閉扉部42は、区画開閉軸部41に連結されており、該区画開閉軸部41の径外方向に向けて延在している。この区画開閉扉部42は、区画開閉軸部41から上方に向けて延在するときには対応する区画孔部27を閉塞するのに十分な大きさを有している。

0039

このような区画開閉機構40は、区画開閉軸部41の中心軸回りに揺動可能なもので、常態においては、図示せぬ付勢手段の付勢力のみが作用することにより区画開閉扉部42が区画開閉軸部41より上方に向けて延在した姿勢となることで、対応する区画孔部27を閉塞している。

0040

そして、区画開閉機構40は、前方から押圧された場合には、上記付勢手段の付勢力に抗して区画開閉軸部41の中心軸回りに後方に向けて揺動することで、対応する区画孔部27を開放する。

0041

仕切板50は、左右方向が長手方向となる断熱性長尺状板部材である。この仕切板50は、任意の背面孔部15及び区画孔部27を貫通する態様で設けてある。より具体的には、仕切板50は、最上位から3番目の商品陳列棚12と、最上位から4番目の商品陳列棚12との間に設けられた背面孔部15及び区画孔部27を前方より貫通して、後端面が後壁に当接している。これにより、仕切板50は、背面開閉機構30を後方に向けて揺動させるとともに区画開閉機構40を後方に向けて揺動させた後に、収納室11、第1背面側風路22及び第2背面側風路24を同一の高さレベルで上下に区画する態様で仕切っている。

0042

この仕切板50には、複数の固定支柱(支持部)51が設けてある。固定支柱51は、仕切板50の後端部において、左右方向に沿って所定間隔毎に上方に向けて延在するよう立設してある。これら固定支柱51は、図2に示すように、仕切板50が収納室11、第1背面側風路22及び第2背面側風路24を上下に区画する態様で仕切る場合に、背面開閉機構30を構成する背面開閉扉部32を背面開閉軸部31より後方に向けて延在する姿勢に支持することで該背面開閉機構30に第2背面側風路24を閉塞させるものである。

0043

以上のような構成によるショーケースにおいては、制御手段から与えられる指令により、循環ファン20b及び圧縮機61を駆動させると、商品陳列棚12に載置された商品は次のようにして冷却される。

0044

収納室11の内部の空気は、仕切板50により開放された背面孔部15を通じて吸い込まれて第1背面側風路22を通過し、上側風路23に進入する。

0045

上側風路23に進入した空気は、蒸発器60を通過して冷却される。この蒸発器60にて冷却された空気は、途中で分岐し、一方は吹出口17に至って該吹出口17より吹き出され、他方は連絡風路25を通過して第2背面側風路24に至る。

0046

吹出口17から吹き出された空気は、大部分が仕切板50の前端部に向けて下方に流れてエアカーテンを形成する。エアカーテンを形成することにより、外部からの熱の侵入を抑制する。尚、吹出口17から吹き出された空気の一部は、仕切板50の前端部より下方に向けて流れ、該仕切板50の下方に配置される商品陳列棚12の商品を冷却する。

0047

第2背面側風路24に吹き出された空気は、仕切板50の固定支柱51に支持される背面開閉機構30よりも上方側の背面開閉機構30を後方から押圧することで、該背面開閉機構30を前方に向けて揺動させる。これにより、背面孔部15が開放され、開放された背面孔部15から収納室11に吹き出される。このようにして吹き出された空気は、商品陳列棚12の上方域を後方から前方に向けて流れ、その後にエアカーテンに合流する。

0048

このようにして収納室11の内部空気を循環させることで、収納室11における仕切板50の上方領域の内部空気と仕切板50の下方領域の内部空気とを異なる温度帯に調整することができる。つまり、仕切板50の上方領域の内部空気を仕切板50の下方領域の内部空気よりも低い温度にすることができる。

0049

この結果、収納室11では、仕切板50の上方領域における商品と、仕切板50の下方領域における商品とを異なる温度帯に保持することができる。

0050

以上説明したように、本発明の実施の形態であるショーケースによれば、蒸発器60が収納室11の上方側に設けてあるので、蒸発器60が収納室11の背面側や下方側に設けてある場合に比して収納室11の容積を十分に大きくすることができ、商品の陳列スペースを十分に確保することができる。しかも、仕切板50の上方領域における商品と、仕切板50の下方領域における商品とを異なる温度帯に保持することができるので、収納室11の商品を異なる温度状態に保持することができる。つまり、上記ショーケースによれば、商品の陳列スペースを十分に確保しつつ、収納室11の商品を異なる温度状態に保持することができる。

0051

特に、任意の高さレベルの背面孔部15及び区画孔部27を仕切板50が貫通するように該仕切板50を設置すればよいので、収納室11における仕切板50の上方領域の容積と下方領域の容積とを容易に変更することができ、異なる温度帯に保持する商品の数を簡単に変更することができる。

0052

上記ショーケースによれば、仕切板50が任意の背面孔部15及び区画孔部27を貫通する態様で設けられた場合に、固定支柱51が該背面孔部15を開閉する背面開閉機構30を支持して第2背面側風路24を閉塞させるので、上記背面孔部15及び区画孔部27を収納室11の内部の空気を吸い込む吸込口16として機能させることができ、これにより収納室11を異なる2つの温度帯に良好に保持することができる。

0053

以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。

0054

図4は、本発明の実施の形態であるショーケースの変形例の内部構造を模式的に示す断面側面図である。かかる図4に基づきショーケースの変形例について説明する。尚、上述した実施の形態であるショーケースと同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。

0055

このようなショーケースは、ケース本体10′を備えている。ケース本体10′は、前面に開口(以下、前面開口ともいう)10aが形成された断熱筐体である。このケース本体10′は、その内部に収納室11が画成されているとともに、空気循環手段20、背面開閉機構30、区画開閉機構40、仕切板50及び外側空気循環手段70が設けてある。

0056

外側空気循環手段70は、外方風路70aと外側循環ファン70bとを設けてある。外方風路70aは、前方側吸込口18から吹出口17に至る空気の風路である。前方側吸込口18は、吸込口16の前方側において収納室11の左右方向に沿って延設してあり、収納室11の内部の空気を吸い込むための開口である。

0057

このような外方風路70aは、外方下側風路71と、外方背面側風路72と、外方上側風路73とを備えて構成してある。外方下側風路71は、収納室11外であって上記下側風路21の下方に前後方向に沿って設けてある。この外方下側風路71は、前側吸込口16に連通している。外方背面側風路72は、収納室11外であって第1背面側風路22の背面側に上下方向に沿って設けてある。この外方背面側風路72は、外方下側風路71に連通している。外方上側風路73は、収納室11外であって上方風路の上方に設けられており、外方背面側風路72に連通しているとともに、吹出口17に連通している。

0058

外側循環ファン70bは、図示せぬ制御手段から与えられる指令により駆動して空気を循環させるものであり、外方背面側風路72の所定部位に配設してある。

0059

このような外側空気循環手段70においては、外側循環ファン70bが駆動することにより前側吸込口16を通じて収納室11の内部にある空気(内部空気)を吸い込み、吸い込んだ空気が外方風路70aを通過する態様で吹出口17まで送出し、吹出口17を通じて空気を収納室11の内部に吹き出すことにより、収納室11の内部と外部との間で空気を循環させる。

0060

このような構成によっても、蒸発器60が収納室11の上方側に設けてあるので、蒸発器60が収納室11の背面側や下方側に設けてある場合に比して収納室11の容積を十分に大きくすることができ、商品の陳列スペースを十分に確保することができる。しかも、仕切板50の上方領域における商品と、仕切板50の下方領域における商品とを異なる温度帯に保持することができるので、収納室11の商品を異なる温度状態に保持することができる。つまり、上記ショーケースによれば、商品の陳列スペースを十分に確保しつつ、収納室11の商品を異なる温度状態に保持することができる。

0061

特に、任意の高さレベルの背面孔部15及び区画孔部27を仕切板50が貫通するように該仕切板50を設置すればよいので、収納室11における仕切板50の上方領域の容積と下方領域の容積とを容易に変更することができ、異なる温度帯に保持する商品の数を簡単に変更することができる。

0062

そして更に、外側空気循環手段70が設けてあるので、仕切板50の下方側の領域においても前面開口10aを通じての外気の侵入を抑制し、かかる領域での温度を良好の保持することができる。

0063

上述した実施の形態では、固定支柱51が背面開閉機構30を支持していたが、本発明においては、固定支柱を設けずに、商品陳列棚と仕切板とでダクト形状を構成するようにしてもよい。

0064

また本発明においては、背面開閉機構30を構成する背面開閉扉部32や背面パネル14に孔を設けて空気を吹き出すようにしてもよい。

0065

10ケース本体
10a 前面開口
11収納室
12商品陳列棚
14背面パネル
15 背面孔部
16吸込口
17吹出口
20空気循環手段
20a空気風路
20b循環ファン
22 第1背面側風路
24 第2背面側風路
26区画パネル
27区画孔部
30 背面開閉機構
40区画開閉機構
50仕切板
60 蒸発器

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