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図面 (7)

課題

情報の送信者側希望と情報の受信者側の状況とを考慮した報知制御を可能にする技術を提供する。

解決手段

情報通信端末が、ユーザの睡眠状態を判定する睡眠状態判定手段と、送信者端末から前記ユーザ宛てに送信された情報を受信する受信手段と、前記受信手段により前記情報を受信したことを前記ユーザに対し報知する報知手段と、を有する。前記受信手段は、前記送信者によって前記情報に設定された重要度を前記情報と共に受信し、前記報知手段は、前記情報に設定された前記重要度と前記睡眠状態判定手段により判定された前記ユーザの睡眠状態とに基づいて、報知の行い方を変える。

概要

背景

携帯電話スマートフォンウェアラブル端末といった情報通信端末の普及によって、遠隔地にいる人に対し、いつでも簡単に情報(例えばメールメッセージ、画像データなど)を送ることができるようになった。このような情報通信仕組みは、時間や場所の制約無く相手方(情報の受信者)とのコミュニケーションを実現でき、非常に便利である。しかしその反面、相手方の状況によらず一方的に情報を送ることができてしまうため、場合によっては相手方に煩わしさを感じさせてしまうこともあり得る。例えば、この種の端末は情報を受信すると音・振動などで報知することが一般的であるが、受信者が寝ている最中にそのような報知が行われると、眠りが妨げられる。もし届いた情報が重要でないもの(例えば、起床後に確認しても構わないような緊急性の低い情報)である場合には、受信者は眠りが妨げられたことを不快に感じるかもしれない。

従来、このような煩わしさを回避する手段として、受信者(端末のユーザ)自身が、就寝前に端末の電源オフにしたりサイレントモード報知音や振動をオフにするモード)に設定したりすることが行われている。しかしながら、電源オフやサイレントモードの場合、一律に報知が行われなくなるため、もし重要な情報を受信しても気づくことができないという問題がある。

上記のような課題を解決するためには、例えば「もし寝ているなら明日確認してくれればよい」とか「重要なため直ぐに伝えたい」といった送信者側希望と、「就寝中である」といった受信者側の状況とを考慮した情報通信や報知制御が実現できればよいが、従来、そのような仕組みは存在していなかった。

なお、特許文献1には、地震報知システムにおいて、報知装置がユーザの睡眠状態を判定し、睡眠が深いほど、また震度階級が大きいほど、地震警報音量を増大させるという方法が開示されている。この方法は、睡眠中のユーザに対する情報伝達確実性を上げるという点では参考になるが、上述した個人間の情報通信における課題を解決することはできない。

概要

情報の送信者側の希望と情報の受信者側の状況とを考慮した報知制御を可能にする技術を提供する。情報通信端末が、ユーザの睡眠状態を判定する睡眠状態判定手段と、送信者の端末から前記ユーザ宛てに送信された情報を受信する受信手段と、前記受信手段により前記情報を受信したことを前記ユーザに対し報知する報知手段と、を有する。前記受信手段は、前記送信者によって前記情報に設定された重要度を前記情報と共に受信し、前記報知手段は、前記情報に設定された前記重要度と前記睡眠状態判定手段により判定された前記ユーザの睡眠状態とに基づいて、報知の行い方を変える。

目的

本発明は上記実情に鑑みなされたものであって、情報の送信者側の希望と情報の受信者側の状況とを考慮した報知制御を可能にする技術を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ユーザの睡眠状態を判定する睡眠状態判定手段と、送信者端末から前記ユーザ宛てに送信された情報を受信する受信手段と、前記受信手段により前記情報を受信したことを前記ユーザに対し報知する報知手段と、を有し、前記受信手段は、前記送信者によって前記情報に設定された重要度を前記情報と共に受信し、前記報知手段は、前記情報に設定された前記重要度と前記睡眠状態判定手段により判定された前記ユーザの睡眠状態とに基づいて、報知の行い方を変えることを特徴とする情報通信端末

請求項2

前記報知手段は、前記情報の重要度が最も低いレベルである場合、前記ユーザが睡眠中でなければ報知を行い、前記ユーザが睡眠中であれば報知を行わないことを特徴とする請求項1に記載の情報通信端末。

請求項3

前記睡眠状態判定手段は、前記ユーザの睡眠が浅いか深いかを判定可能であり、前記報知手段は、前記情報の重要度が第1のレベルである場合、前記ユーザが睡眠中でないか浅い睡眠中であれば報知を行い、前記ユーザが深い睡眠中であれば報知を行わないことを特徴とする請求項1または2に記載の情報通信端末。

請求項4

前記報知手段は、前記情報の重要度が前記第1のレベルより高い第2のレベルである場合、前記ユーザが睡眠中であるかどうかにかかわらず報知を行うことを特徴とする請求項3に記載の情報通信端末。

請求項5

前記報知手段は、前記情報の重要度が前記第2のレベルより高い第3のレベルである場合、前記ユーザが睡眠中でなければ報知を行い、前記ユーザが睡眠中であれば前記ユーザが覚醒するまで報知を継続もしくは繰り返すことを特徴とする請求項4に記載の情報通信端末。

請求項6

前記報知手段は、前記情報の重要度が最も高いレベルである場合で、かつ、前記ユーザが睡眠中である場合、前記ユーザが覚醒するまで報知を継続もしくは繰り返すことを特徴とする請求項1または2に記載の情報通信端末。

請求項7

前記情報通信端末は、前記ユーザが装着するウェアラブル端末であることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の情報通信端末。

技術分野

0001

本発明は、情報の受信をユーザに報知する技術に関する。

背景技術

0002

携帯電話スマートフォンウェアラブル端末といった情報通信端末の普及によって、遠隔地にいる人に対し、いつでも簡単に情報(例えばメールメッセージ、画像データなど)を送ることができるようになった。このような情報通信仕組みは、時間や場所の制約無く相手方(情報の受信者)とのコミュニケーションを実現でき、非常に便利である。しかしその反面、相手方の状況によらず一方的に情報を送ることができてしまうため、場合によっては相手方に煩わしさを感じさせてしまうこともあり得る。例えば、この種の端末は情報を受信すると音・振動などで報知することが一般的であるが、受信者が寝ている最中にそのような報知が行われると、眠りが妨げられる。もし届いた情報が重要でないもの(例えば、起床後に確認しても構わないような緊急性の低い情報)である場合には、受信者は眠りが妨げられたことを不快に感じるかもしれない。

0003

従来、このような煩わしさを回避する手段として、受信者(端末のユーザ)自身が、就寝前に端末の電源オフにしたりサイレントモード報知音や振動をオフにするモード)に設定したりすることが行われている。しかしながら、電源オフやサイレントモードの場合、一律に報知が行われなくなるため、もし重要な情報を受信しても気づくことができないという問題がある。

0004

上記のような課題を解決するためには、例えば「もし寝ているなら明日確認してくれればよい」とか「重要なため直ぐに伝えたい」といった送信者側希望と、「就寝中である」といった受信者側の状況とを考慮した情報通信や報知制御が実現できればよいが、従来、そのような仕組みは存在していなかった。

0005

なお、特許文献1には、地震報知システムにおいて、報知装置がユーザの睡眠状態を判定し、睡眠が深いほど、また震度階級が大きいほど、地震警報音量を増大させるという方法が開示されている。この方法は、睡眠中のユーザに対する情報伝達確実性を上げるという点では参考になるが、上述した個人間の情報通信における課題を解決することはできない。

先行技術

0006

特開2014−6595号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は上記実情に鑑みなされたものであって、情報の送信者側の希望と情報の受信者側の状況とを考慮した報知制御を可能にする技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するため、本発明に係る情報通信端末は、ユーザの睡眠状態を判定する睡眠状態判定手段と、送信者の端末から前記ユーザ宛てに送信された情報を受信する受信手段と、前記受信手段により前記情報を受信したことを前記ユーザに対し報知する報知手段と、を有し、前記受信手段は、前記送信者によって前記情報に設定された重要度を前記情報と共に受信し、前記報知手段は、前記情報に設定された前記重要度と前記睡眠状態判
定手段により判定された前記ユーザの睡眠状態とに基づいて、報知の行い方を変えることを特徴とする情報通信端末である。

0009

この構成によれば、送信者によって設定された「情報の重要度」と受信者(ユーザ)の「睡眠状態」とに基づいて報知の行い方を変えるので、情報の送信者側の希望と情報の受信者側の状況とを考慮した柔軟な報知制御を行うことができる。

0010

ここで「報知の行い方を変える」は、報知を行うか行わないかを切り替えること、報知の強さを変えること、報知の長さを変えること、報知の手段(音、振動、光など)を変えること、などを含む。「重要度」は、高い/低いの2段階で設定してもよいし、レベル0〜N(Nは2以上の整数)のように3段階以上で設定してもよい。なお、受信した情報に重要度が設定されていなかった場合は、デフォルトの重要度(例えば、最も低い重要度、所定のレベルの重要度、または、最も高い重要度)が設定されているとみなせばよい。

0011

前記報知手段は、前記情報の重要度が最も低いレベルである場合、前記ユーザが睡眠中でなければ報知を行い、前記ユーザが睡眠中であれば報知を行わない、という構成を採ることも好ましい。この構成によれば、送信者が情報の重要度を最も低いレベルに設定すると、情報受信の報知よりも受信者(ユーザ)の睡眠の方が優先される。例えば、緊急性が低く起床後の確認でも構わない情報を送る場合には、送信者はこの最も低いレベルの重要度設定を選択すればよい。これにより、送信者は受信者(ユーザ)の就寝状況を配慮した情報送信を行うことができる。

0012

前記睡眠状態判定手段は、前記ユーザの睡眠が浅いか深いかを判定可能であり、前記報知手段は、前記情報の重要度が第1のレベルである場合、前記ユーザが睡眠中でないか浅い睡眠中であれば報知を行い、前記ユーザが深い睡眠中であれば報知を行わない、という構成を採ることも好ましい。この構成によれば、送信者が情報の重要度を第1のレベルに設定すると、受信者(ユーザ)の睡眠が深い場合は、情報受信の報知よりも受信者(ユーザ)の睡眠の方が優先される。例えば、緊急性はあまり高くないが、可能ならば直ぐに確認してほしいような情報を送る場合には、送信者はこの第1のレベルの重要度設定を選択すればよい。これにより、送信者は受信者(ユーザ)の就寝状況、特に睡眠の深さ、を配慮した情報送信を行うことができる。

0013

前記報知手段は、前記情報の重要度が前記第1のレベルより高い第2のレベルである場合、前記ユーザが睡眠中であるかどうかにかかわらず報知を行う、という構成を採ることも好ましい。この構成によれば、送信者が情報の重要度を第2のレベルに設定すると、受信者(ユーザ)の睡眠よりも情報受信の報知の方が優先される。例えば、緊急性が高く、直ぐに確認してほしいような情報を送る場合には、送信者はこの第2のレベルの重要度設定を選択すればよい。

0014

前記報知手段は、前記情報の重要度が前記第2のレベルより高い第3のレベルである場合、前記ユーザが睡眠中でなければ報知を行い、前記ユーザが睡眠中であれば前記ユーザが覚醒するまで報知を継続もしくは繰り返す、という構成を採ることも好ましい。緊急性が極めて高い情報を送る場合には、送信者はこの第3のレベルの重要度設定を選択することで、情報を受信したことを受信者(ユーザ)に対し確実に伝えることができる。

0015

前記報知手段は、前記情報の重要度が最も高いレベルである場合で、かつ、前記ユーザが睡眠中である場合、前記ユーザが覚醒するまで報知を継続もしくは繰り返す、という構成を採ることも好ましい。緊急性が極めて高い情報を送る場合には、送信者はこの最も高いレベルの重要度設定を選択することで、情報を受信したことを受信者(ユーザ)に対し確実に伝えることができる。

0016

前記情報通信端末は、前記ユーザが装着するウェアラブル端末であることが好ましい。ウェアラブル端末であればユーザの睡眠状態の検知・判定が比較的容易に実現できる。またウェアラブル端末は就寝中も装着されていることが多いため、上述した就寝状況や睡眠の深さに配慮した報知制御を行うことで、ユーザの睡眠を不必要に妨げることを防止でき、ウェアラブル端末のユーザビリティを向上することができる。

0017

なお、本発明は、上記構成ないし機能の少なくとも一部を有する情報通信端末として捉えることができる。また、本発明は、情報通信端末が内蔵する報知装置として捉えることもできる。また、本発明は、送信者の端末と受信者(ユーザ)の情報通信端末とを有する情報通信システムとして捉えることもできる。また、本発明は、上記処理の少なくとも一部を含む報知制御方法情報通信方法、または、かかる方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、そのようなプログラムを非一時的に記録したコンピュータ読取可能な記録媒体として捉えることもできる。上記構成及び処理の各々は技術的な矛盾が生じない限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。

発明の効果

0018

本発明によれば、情報の送信者側の希望と情報の受信者側の状況とを考慮した報知制御を実現できる。

図面の簡単な説明

0019

本発明の実施形態に係る情報通信システムの全体構成を示す図。
送信側端末受信側端末機能構成を示す図。
情報入力及び重要度設定のユーザインタフェースの例を示す図。
報知制御ルールを定めるテーブルの例。
報知制御ルールを定めるテーブルの例。
報知制御のフローチャート

実施例

0020

以下に図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態を説明する。ただし、以下に記載されている各構成の説明は、発明が適用されるシステムの構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。

0021

システム構成
図1を参照して、本発明の実施形態に係る情報通信システムの全体的な構成を説明する。この情報通信システムは、ユーザ間の情報の交換(送信及び受信)を実現するシステムであり、概略、各ユーザが操作する複数の端末1と、端末1間の情報交換サービスを提供する情報交換サーバ2とを有して構成される。各端末1と情報交換サーバ2の間はインターネットなどの広域通信網により接続されている。情報交換サーバ2により提供される情報交換サービスとしては、例えば、電子メール送受信メッセージ送受信、画像や動画などのデータ交換ファイル交換)などが典型的なものであるが、これら以外の情報交換サービスに対しても本発明は適用可能である。

0022

(情報交換サーバ)
情報交換サーバ2は、複数の端末1の間での情報の送信/受信を仲介するコンピュータシステムである。情報交換サーバ2は、基本的なハードウェア構成として、CPU(プロセッサ)、メモリ記憶装置)、ストレージ(大容量の記憶装置)、通信装置を有しており、後述する各種の情報処理はメモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することで実現される。堅牢性担保するために複数台のコンピュータにより情報交換サーバ2を構成したり、分散コンピューティングクラウドコンピューティングを利用してもよい。

0023

(端末)
端末1は、ユーザが保持・操作するデバイスである。無線通信(Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、携帯電話通信など)の機能を有する情報通信端末であればどのような種類の端末を用いてもよく、例えば、携帯電話(フィーチャーフォン)、スマートフォン、タブレット端末モバイルパソコン、ウェアラブル端末などがその代表的な例である。

0024

いずれのタイプの端末1も、基本的なハードウェア構成として、CPU(プロセッサ)、メモリ(記憶装置)、入力装置表示装置、報知装置、無線通信装置を有しており、後述する各種の情報処理はメモリに記憶されたプログラムをCPUが実行することで実現される。入力装置は、例えばキーボードポインティングデバイスタッチパッド、表示装置を兼ねたタッチパネルディスプレイなどである。報知装置は、音、光、振動その他の手段により、何らかのイベントの発生をユーザに通知するデバイスであり、例えば、スピーカLEDランプバイブレータディスプレイなどが該当する。本実施形態では、他の端末からの情報受信というイベントの発生を報知する例を説明する。

0025

図2は、端末1が有する機能のうち、情報交換に関わる機能の構成を示している。これらの機能は、情報交換サーバ2又は他のアプリサーバから取得可能な情報交換アプリケーション・プログラム(以下単に「情報交換アプリ」と呼ぶ)を端末1にインストールすることで利用可能となる。図2では、説明を分かりやすくするため、情報の送信者3sの端末(符号1sで示す)に情報送信に関わる機能の構成を図示し、情報の受信者3rの端末(符号1rで示す)に情報受信に関わる機能の構成を図示する。ただし実際は、情報交換アプリがインストールされた端末1は情報送信と情報受信の両方の機能を備える。

0026

送信側端末1sは、情報送信に関わる機能として、情報入力部10、重要度設定部11、送信部12を有する。情報入力部10は、受信者3rに対し送信する情報を送信者3sに入力させる機能であり、例えば、メールの宛先・タイトル・メッセージを入力するユーザインタフェース、送信するデータを作成・指定するユーザインタフェースなどを提供する。重要度設定部11は、送信する情報に付加する「情報の重要度」を送信者3sに設定させる機能である。情報の重要度の詳細は後述する。送信部12は、重要度が付加された情報を情報交換サーバ2を介して受信側端末1rに対し送信する機能である。

0027

受信側端末1rは、情報受信に関わる機能として、受信部13、睡眠状態判定部14、報知部15、情報出力部16を有する。受信部13は、送信側端末1sから送信された情報を情報交換サーバ2を介して受信する機能である。睡眠状態判定部14は、受信者3rの睡眠状態を判定する機能である。睡眠状態の判定の詳細は後述する。報知部15は、情報を受信したことを受信者3rに対し報知する機能である。報知部15による報知制御の詳細は後述する。情報出力部16は、受信した情報を表示する機能である。

0028

(情報の重要度)
本実施形態の情報交換サービスにおいては、送信者3sが送信する情報に対して自ら「重要度」を設定することができる。送信者3sにより設定された重要度は、受信側端末1rにおける報知制御に利用される。なお、重要度の設定は、高い/低いの2段階でもよいし、レベル0〜N(Nは2以上の整数)のように3段階以上でもよい。

0029

図3は、送信側端末1sの情報入力部10により提供されるユーザインタフェースの例である。このユーザインタフェースは、メール送信の例であり、メールの宛先(受信者3rのアドレス)、タイトル、メッセージ、添付ファイル、重要度などの入力が可能である。重要度については、レベル0(最低)、1(低)、2(高)、3(最高)の4段階の中
から選択可能となっている。送信者3sによって設定された重要度は、情報(図3の例ではメール)に付加されて送信される。例えば、インターネット上の一般的な電子メールの場合であれば、メールヘッダに重要度の情報を記述すればよい(この場合、X−priorityなど既存のヘッダフィールドを利用してもよい)。

0030

(睡眠状態の判定)
睡眠状態判定部14は、受信者3r(すなわち、受信側端末1rのユーザ)の睡眠状態を判定する。睡眠検知や睡眠状態判定の方法・手段は問わない。例えば、睡眠状態判定部14は、加速度センサなどの体動センサを用いてユーザの体動計測し、体動の有無や大きさに基づいて睡眠状態を判定(推定)してもよい。あるいは、睡眠状態判定部14は、心拍計脈拍計血圧計などのセンサにより計測した心拍数やその変動などに基づいて睡眠状態を判定(推定)してもよい。あるいは、睡眠状態判定部14は、体温計赤外線センサなどのセンサにより計測した体温やその変動などに基づいて睡眠状態を判定(推定)してもよい。あるいは、睡眠状態判定部14は、カメラなどの画像センサを用いて計測したユーザの体動や表情(瞼の状態)などに基づいて睡眠状態を判定(推定)してもよい。睡眠状態の判定結果は、睡眠中か否かの2値で得ることもできるし、深い睡眠/浅い睡眠/覚醒中というように多値で得ることもできる。なお、判定の具体的なアルゴリズムについては、従来より様々なアルゴリズムが提案されており、そのいずれを利用することも可能であるため、ここでは詳しい説明を割愛する。

0031

(報知制御)
受信側端末1rは、受信した情報に設定されている「重要度」と受信者3rの「睡眠状態」とに基づいて報知の行い方を変える、という報知制御を実行する。送信者3sの希望と受信者3rの状況の両方を考慮するためである。

0032

図4は、本実施形態における報知制御ルールを定めるテーブルの例であり、重要度と睡眠状態と報知の行い方の対応関係が定義されている。この例では、重要度がレベル0(最低)の場合、受信者3rが睡眠中でなければ報知を行い、受信者3rが睡眠中であれば(睡眠の深さにかかわらず)報知を行わない。重要度がレベル1(低)の場合、受信者3rが睡眠中でないか浅い睡眠中であれば報知を行い、受信者3rが深い睡眠中であれば報知を行わない。重要度がレベル2(高)の場合、受信者3rが睡眠中であるかどうかにかかわらず報知を行う。重要度がレベル3(最高)の場合、受信者3rが睡眠中でなければ通常の報知を行い、受信者3rが睡眠中であれば受信者3rが覚醒するまで報知を継続もしくは繰り返す。この例から分かるように、重要度が低い場合は送信者3sの希望よりも受信者3rの状況が優先され、重要度が高い場合は受信者3rの状況よりも送信者3sの希望が優先される。

0033

なお、図4のテーブルはあくまで一例にすぎず、重要度と睡眠状態と報知の行い方の対応関係はどのように定めてもよい。例えば、図4の報知制御では、報知を行うか行わないかの切り替えのみを行うが、図5のように、重要度に応じて報知の手段(振動のみで報知するか、振動と音の両方で報知するか)を切り替えてもよい。また、報知の強さ(音量、振動の強さ、光の強さなど)を変えたり、報知の長さ(音や振動の継続時間繰り返し回数など)を変えたりしてもよい。さらに、テーブルに定義されている報知制御ルールをユーザ(受信者3r)が変更できるようにしてもよい。

0034

図6を参照して、受信側端末1rによる報知制御の詳細を説明する。図6は受信側端末1rが情報を受信したときに実行される報知制御のフローチャートである。なお、報知制御ルールについては、図4のテーブルが参照されるものとする。

0035

まず、受信部13が、情報交換サーバ2から受信者3r宛ての情報を受信する(ステッ
プS50)。すると、睡眠状態判定部14が、受信者3rの睡眠状態を判定する(ステップS51)。受信者3rが睡眠中でない場合(ステップS51;NO)、報知部15は、音、振動、光などにより、情報を受信したことを受信者3rに報知する(ステップS52)。

0036

一方、受信者3rが睡眠中である場合(ステップS51;YES)、受信情報に設定されている重要度に応じた報知制御を実行する。具体的には、重要度がレベル3(最高)であれば(ステップS53;YES)、報知部15は、音、振動、光などにより報知を行い(ステップS54)、その後、睡眠状態判定部14により受信者3rが睡眠中のままか覚醒したかをチェックする(ステップS55)。そして、受信者3rが覚醒するまで、報知部15は報知を繰り返し実行する(ステップS54、S55)。重要度がレベル2(高)であれば(ステップS56;YES)、報知部15は、音、振動、光などにより報知を行う(ステップS52)。重要度がレベル1(低)であれば(ステップS57;YES)、報知部15は、受信者3rの睡眠レベルが深いか浅いかをチェックし(ステップS58)、睡眠レベルが浅い場合にのみ報知を行う(ステップS52)。重要度がレベル0(最低)の場合、及び、受信情報に重要度が設定されていなかった場合(ステップS57;NO)、報知部15は報知を行わずに処理を終了する(すなわち、重要度が設定されていない場合は、重要度がレベル0(最低)であるとみなす)。

0037

(本実施形態の利点)
以上述べた実施形態の構成によれば、送信者3sによって設定された「情報の重要度」と受信者3rの「睡眠状態」とに基づいて報知の行い方を変えるので、情報の送信者側の希望と情報の受信者側の状況とを考慮した柔軟な報知制御を行うことができる。例えば、緊急性が低く起床後の確認でも構わない情報を送る場合には、送信者3sはレベル0(最低)の重要度を設定することで、受信者3rの就寝状況を配慮した情報送信を行うことができる。また、緊急性はあまり高くないが、可能ならば直ぐに確認してほしいような情報を送る場合には、送信者3sはレベル1(低)の重要度を設定することで、受信者3rの睡眠の深さを配慮した情報送信を行うことができる。また、緊急性が高く、直ぐに確認してほしいような情報を送る場合には、送信者3sはレベル2(高)の重要度を設定して情報送信を行えばよい。また、緊急性が極めて高い情報を送る場合には、送信者3sはレベル3(最高)の重要度を設定することで、情報を受信したことを受信者3rに対し確実に伝えることができる。

0038

なお、上述した実施形態の構成は本発明の一具体例を示したものにすぎず、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。本発明はその技術思想を逸脱しない範囲において、種々の具体的構成を採り得るものである。例えば上記実施形態で示した端末の機能構成、テーブルの定義、報知制御のフローは一例であり、本発明の目的が達成できればこれに限られない。また、図6のステップS54、S55で述べたように受信者3rが覚醒するまで報知を継続又は繰り返す場合には、徐々に報知の強さを大きくしたり、音や振動のパターンを変化させたりしてもよい。

0039

上記実施形態では、重要度をレベル0(最低)、1(低)、2(高)、3(最高)の中から選択させたが、送信者3sが、重要度のレベルと受信側端末1rで実行される報知制御の対応を理解していない場合には、重要度が適切に設定されない可能性がある。そこで例えば、図3のユーザインタフェースにおいて、送信者3sが重要度を選択したときや送信ボタンを押したとき等に、「受信者が就寝している場合は報知を行いません」のように、設定された重要度に対応する報知制御の内容をポップアップ等で提示してもよい。あるいは、重要度を数値やレベルで指定するのではなく、「睡眠中は報知しない」、「浅い睡眠なら報知」、「直ちに報知」のように報知制御の内容を記述した選択肢の中から送信者3sに希望のものを選択させてもよい。また、重要度と報知制御の対応関係(図4図5
の設定テーブル)を各受信者3rがカスタマイズ可能な場合には、送信側端末1sにおいて各受信者3rの設定テーブルを取得・閲覧できるようにすることも好ましい。このような仕組みによれば、送信者3sは受信側端末1rでどのような報知制御が実行されるのかを容易に把握できるため、送信者3sの利便性が向上する。

0040

1:端末、1s:送信側端末、1r:受信側端末
2:情報交換サーバ
3s:送信者、3r:受信者
10:情報入力部、11:重要度設定部、12:送信部、13:受信部、14:睡眠状態判定部、15:報知部、16:情報出力部

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