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技術 食器

出願人 株式会社インフィニティング
発明者 伊藤克幸
出願日 2016年1月17日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2016-006716
公開日 2017年7月20日 (5ヶ月経過) 公開番号 2017-124131
状態 特許登録済
技術分野 食卓用器具 食品調製器具
主要キーワード ハイキング アウトドア 持ち手 トング キャンプ スポーク 切れ味 スプーン

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図面 (6)

課題

スプーンフォークナイフの一体となったものの使い勝手を向上させる。

解決手段

食器1は、第1の柄13の先端に第1の食器本体14を有する第1部材11と、第2の柄15の先端に第2の食器本体16を有する部材であって、第1部材11に対して相対回転可能に支点P1で接続され、第1部材11と一体となって、基端から先端に向かって支点P1、力点E1、作用点L1の順に設けられているトングを構成する第2部材12と、第3の柄21の先端に第3の食器本体22を有する部材であって、1対の部材11,12に対して退避可能に支点P1で接続されることで、第3の食器本体22が1対の食器本体14,16の間に位置し、1対の部材11,12と一体となってフォークを構成すると共に、各食器本体14,16,22の互いの間に隙間を設けない場合に1対の部材11,12と一体となってスプーンを構成するナイフ20と、を備えている。

背景

割れスプーンは、フォークの役も兼ねるように先の方に割れ目入れたスプーンのことであり、スポーク愛称で知られている(例えば、特許文献1参照)。このような先割れスプーンは、多機能食器であることから、キャンプハイキング、登山などのアウトドアで重宝されている。

この他に、多機能の食器には以下のものが存在する。

1つ目として、スプーンとフォークの各々の柄を分離可能に接続することで、スプーン、フォーク及びトングの機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献2〜7参照)。

2つ目として、2本の柄を備えているスプーンの先端部分を、2本の柄の各々に対応させて分離可能とし、スプーン及びの機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献8参照)。

3つ目として、2本の柄を備えているフォークの先端部分を、2本の柄の各々に対応させて分離可能とし、フォーク及び箸の機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献9参照)。

4つ目として、2本の柄を備えているスプーンの先端部分を、2本の柄の各々に対応させて分離可能とし、2本の柄をヒンジなどで接続しておくことで、スプーン及びトングの機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献10及び11参照)。

5つ目として、2本の柄を備えているフォークの先端部分を、2本の柄の各々に対応させて分離可能とし、2本の柄をヒンジなどで接続しておくことで、フォーク及びトングの機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献11参照)。

6つ目として、2本の柄を備えている先割れスプーンの先端部分を、2本の柄の各々に対応させて分離可能とし、2本の柄をヒンジなどで接続しておくことで、スプーン、フォーク及びトングの機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献11参照)。

7つ目として、柄の一端にスプーンの掬う部分を設け、柄の他端にフォークの歯を設けておくことで、スプーン及びフォークの機能を持たせている食器がある。

概要

スプーン、フォーク、ナイフの一体となったものの使い勝手を向上させる。食器1は、第1の柄13の先端に第1の食器本体14を有する第1部材11と、第2の柄15の先端に第2の食器本体16を有する部材であって、第1部材11に対して相対回転可能に支点P1で接続され、第1部材11と一体となって、基端から先端に向かって支点P1、力点E1、作用点L1の順に設けられているトングを構成する第2部材12と、第3の柄21の先端に第3の食器本体22を有する部材であって、1対の部材11,12に対して退避可能に支点P1で接続されることで、第3の食器本体22が1対の食器本体14,16の間に位置し、1対の部材11,12と一体となってフォークを構成すると共に、各食器本体14,16,22の互いの間に隙間を設けない場合に1対の部材11,12と一体となってスプーンを構成するナイフ20と、を備えている。

目的

本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、スプーンとフォークの機能を兼ね備え、使い勝手を向上させた食器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1の柄の先端に第1の食器本体を有する第1部材と、第2の柄の先端に第2の食器本体を有する部材であって、前記第1部材に対して相対回転可能に支点で接続され、前記第1部材と一体となって、基端から先端に向かって前記支点、持ち手となる力点食品つかむ作用点の順に設けられている第3種てこを利用したトングを構成する第2部材と、第3の柄の先端に第3の食器本体を有する部材であって、前記第1部材及び前記第2部材に対して退避可能に前記支点で接続されることで、前記第3の食器本体が前記第1の食器本体及び前記第2の食器本体の間に位置し、前記第1の食器本体、前記第2の食器本体及び前記第3の食器本体の互いの間に隙間を設けた場合に前記第1部材及び前記第2部材と一体となってフォークを構成すると共に、前記第1の食器本体、前記第2の食器本体及び前記第3の食器本体の互いの間に隙間を設けない場合に前記第1部材及び前記第2部材と一体となってスプーンを構成する第3部材と、を備えていることを特徴とする食器。

請求項2

前記第3部材は、前記第1部材及び前記第2部材から退避させた場合にナイフ又は串を構成することを特徴とする請求項1に記載の食器。

技術分野

0001

本発明は、スプーンフォークの機能を兼ね備え食器に関する。

背景技術

0002

割れスプーンは、フォークの役も兼ねるように先の方に割れ目入れたスプーンのことであり、スポーク愛称で知られている(例えば、特許文献1参照)。このような先割れスプーンは、多機能の食器であることから、キャンプハイキング、登山などのアウトドアで重宝されている。

0003

この他に、多機能の食器には以下のものが存在する。

0004

1つ目として、スプーンとフォークの各々の柄を分離可能に接続することで、スプーン、フォーク及びトングの機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献2〜7参照)。

0005

2つ目として、2本の柄を備えているスプーンの先端部分を、2本の柄の各々に対応させて分離可能とし、スプーン及びの機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献8参照)。

0006

3つ目として、2本の柄を備えているフォークの先端部分を、2本の柄の各々に対応させて分離可能とし、フォーク及び箸の機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献9参照)。

0007

4つ目として、2本の柄を備えているスプーンの先端部分を、2本の柄の各々に対応させて分離可能とし、2本の柄をヒンジなどで接続しておくことで、スプーン及びトングの機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献10及び11参照)。

0008

5つ目として、2本の柄を備えているフォークの先端部分を、2本の柄の各々に対応させて分離可能とし、2本の柄をヒンジなどで接続しておくことで、フォーク及びトングの機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献11参照)。

0009

6つ目として、2本の柄を備えている先割れスプーンの先端部分を、2本の柄の各々に対応させて分離可能とし、2本の柄をヒンジなどで接続しておくことで、スプーン、フォーク及びトングの機能を持たせている食器がある(例えば、特許文献11参照)。

0010

7つ目として、柄の一端にスプーンの掬う部分を設け、柄の他端にフォークの歯を設けておくことで、スプーン及びフォークの機能を持たせている食器がある。

先行技術

0011

意匠登録第1486926号公報
実用新案登録第3001511号公報
実用新案登録第3152055号公報
実用新案登録第3195237号公報
特開平07−275104号公報
特開2000−342421号公報
特開2003−144292号公報
特開2007−301312号公報
特表2011−519675号公報
実用新案登録第3089366号公報
特開2003−052512号公報

発明が解決しようとする課題

0012

先割れスプーン(スプーン+フォーク)は、フォークの役も兼ねているようにしているものの、フォークの機能は簡易的なものであり、フォークとしては使い勝手が悪いものである。

0013

特許文献2〜7に記載されている食器(スプーン+フォーク+トング)は、単体で機能するスプーンと、単体で機能するフォークと、を組み合わせた嵩張るものであり、アウトドアで持ち運ぶことを前提にした場合に使い勝手が悪いものである。

0014

特許文献8に記載されている食器(スプーン+箸)は、箸を使う習慣の無い人にとっては箸としての機能を発揮させることができないものであり、また、スプーンとしては2本の柄があるため、使い勝手が悪いものである。さらに、当該食器は、フォークとして機能できないものである。

0015

特許文献9に記載されている食器(フォーク+箸)は、箸を使う習慣の無い人にとっては箸としての機能を発揮させることができないものであり、また、フォークとしては2本の柄があるため、使い勝手が悪いものである。さらに、当該食器は、スプーンとして機能できないものである。

0016

特許文献10及び11に記載されている食器(スプーン+トング)は、フォークとして機能できないものである。

0017

特許文献11に記載されている食器(フォーク+トング)は、スプーンとして機能できないものである。

0018

特許文献11に記載されている食器(スプーン+フォーク+トング)は、スポーク同様、フォークの機能は簡易的なものであり、フォークとしては使い勝手が悪いものである。

0019

柄の一端にスプーンの掬う部分を設け、柄の他端にフォークの歯を設けている食器(スプーン+フォーク)は、スプーン及びフォークの一方として使った後に続けて他方として使う場合、食品汚れた部分を基端側にしてつかむ必要があり、手が汚れて使い勝手が悪いものである。

0020

本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、スプーンとフォークの機能を兼ね備え、使い勝手を向上させた食器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0021

(1)本発明は、第1の柄の先端に第1の食器本体を有する第1部材と、第2の柄の先端に第2の食器本体を有する第2部材であって、前記第1部材に対して相対回転可能に支点で接続され、前記第1部材と一体となって、基端から先端に向かって前記支点、持ち手となる力点、食品をつかむ作用点の順に設けられている第3種てこを利用したトングを構成する第2部材と、第3の柄の先端に第3の食器本体を有する部材であって、前記第1部材及び前記第2部材に対して退避可能に前記支点で接続されることで、前記第3の食器本体が前記第1の食器本体及び前記第2の食器本体の間に位置し、前記第1の食器本体、前記第2の食器本体及び前記第3の食器本体の互いの間に隙間を設けた場合に前記第1部材及び前記第2部材と一体となってフォークを構成すると共に、前記第1の食器本体、前記第2の食器本体及び前記第3の食器本体の互いの間に隙間を設けない場合に前記第1部材及び前記第2部材と一体となってスプーンを構成する第3部材と、を備えていることを特徴とする食器である。

0022

本発明によれば、スプーンとフォークの機能を兼ね備えているだけでなく、トングの機能も備えており、使い勝手を向上させることができる。また、当該食器は、変形させることで、スプーン、フォーク及びトングの機能を選択的に単体で発揮させることができる嵩張らないものであり、アウトドアで持ち運ぶことを前提にした場合であっても使い勝手がよいものである。さらに、柄の一端にスプーンの掬う部分を設け、柄の他端にフォークの歯を設けている食器とは異なり、当該食器は、食品で汚れた部分を基端側にしてつかむ必要がなく、手が汚れることはなく使い勝手がよいものである。

0023

(2)本発明はまた、前記第3部材は、前記第1部材及び前記第2部材から退避させた場合にナイフ又は串を構成することを特徴とする上記(1)に記載の食器である。

0024

上記発明によれば、ナイフ又は串の機能も備えており、使い勝手を更に向上させることができる。

発明の効果

0025

本発明の上記(1)及び(2)に記載の食器によれば、スプーンとフォークの機能を兼ね備え、使い勝手を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0026

本発明の第1実施形態に係る食器の上面図であり、フォークとして機能させた状態を示す。
図1に示す食器の上面図であり、スプーンとして機能させた状態を示す。
図1に示す食器を構成する部品の上面図であり、(A)はトングを示し、(B)はナイフを示す。
図1に示す食器の側面図であり、ナイフを退避させた状態を示す。
本発明の第2実施形態に係る食器を構成する部品の上面図であり、(A)はトングを示し、(B)は串を示す。

実施例

0027

以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る食器1,2について詳細に説明する。

0028

[第1実施形態]まず、図1図4を用いて、第1実施形態に係る食器1について説明する。図1は、食器1の上面図であり、フォークとして機能させた状態を示す。図2は、食器1の上面図であり、スプーンとして機能させた状態を示す。図3は、食器1を構成する部品(トング10、ナイフ20)の上面図である。図3(A)は、トング10を示す。図3(B)は、ナイフ20を示す。図4は、食器1の側面図であり、ナイフ20を退避させた状態を示す。なお、各図において、部材の大きさ、形状、厚みなどは、適宜誇張して表現されているものとする。

0029

図1図4に示す食器1は、スプーン、フォーク、ナイフ及びトングの機能を兼ね備えたものであり、各機能を切り替えて使用することができる。具体的に、食器1は、プラスチック等の樹脂、又は鉄やステンレス等の金属など、種々の材料から製造することができるものであり、トング10とナイフ20とから構成されている。この食器1は、一般的なスプーンやフォークと同程度の大きさであり、嵩張らないものである。

0030

トング10は、基端から先端に向かって、すなわち図1図3における上方から下方に向かって支点P1、持ち手となる力点E1、食品をつかむ作用点L1の順に設けられている第3種てこを利用したものであり、左右対称の形状を有する。具体的に、トング10は、相対回転可能に支点P1で接続されている1対の部材11,12から構成されている。

0031

対の一方である第1部材11は、力点E1となる第1の柄13の先端に、作用点L1となる第1の食器本体14を有している。この第1部材11には、対の他方である第2部材12と対向する部分に、基端から先端にわたって、ナイフ20の刃線20a又は20bが嵌まる溝11aが形成されている。持ち手となる第1の柄13の外側の部分は、手で握った際に指が滑らない形状を有していることが好ましい。食品をつかむ第1の食器本体14の内側の部分は、つかんだ食品の滑り止めとしてギザギザの刻みを有していることが好ましい。

0032

対の他方である第2部材12は、第1部材11と同様、力点E1となる第2の柄15の先端に、作用点L1となる第2の食器本体16を有している。この第2部材12には、対の一方である第1部材11と対向する部分に、基端から先端にわたって、ナイフ20の刃線20a又は峰20bが嵌まる溝12aが形成されている。持ち手となる第2の柄15の外側の部分は、手で握った際に指が滑らない形状を有していることが好ましい。食品をつかむ第2の食品本体16の内側の部分は、つかんだ食品の滑り止めとしてギザギザの刻みを有していることが好ましい。

0033

このようなトング10は、外力付与されていない自然な状態において、1対の部材11,12が鈍角をなし、平行よりも開いている(図1及び図3(A)参照)。一方、トング10は、外力が付与されている状態において、1対の部材11,12が平行となり(図2参照)、又は1対の部材11,12が平行よりも閉じることになる(図示省略)。

0034

トング10の支点P1には、ナイフ20の基端に設けられているボール23が、所定の方向(例えば、図1図3における下方から上方に向かう方向、あるいは図1図3における紙面手前側と奥側の一方から他方に向かう方向)から、回転可能かつ取外し可能に嵌め込まれる。すなわち、トング10の支点P1には、ボール23が嵌め込まれることによって、ナイフ20が退避可能に接続される。

0035

詳しくは後述するように、トング10は、ナイフ20と一体となってフォーク(図1参照)又はスプーン(図2参照)として機能する。また、トング10は、ナイフ20を退避させることでトングそのものとして機能する(図3(A)及び図4参照)。例えば、トング10は、ナイフ20が取り外されている場合に、トングそのものとして機能する(図3(A)参照)。あるいは、トング10は、1対の部材11,12の間からナイフ20が回転させられている場合に、トングそのものとして機能する(図4参照)。

0036

ナイフ(第3の部材)20は、トング10を構成する1対の部材11,12に対して、退避可能に支点P1で接続される。具体的に、ナイフ20は、第3の柄21の先端に、食品を切るための第3の食器本体22を有していると共に、第3の柄21の基端に、1対の部材11,12に接続するためのボール23を有している。食品を切るための第3の食器本体22における刃線20aの一部は、切れ味を良くするためにギザギザの刻みを有していることが好ましい。ボール23は、支点P1に取外し可能に嵌め込まれて回転可能になる。これにより、ナイフ20は、支点P1を中心に、上下(図1図3における紙面手前側及び奥側)に所定角度(例えば、90度、120度)ずつ回転可能になる。

0037

ナイフ20の刃線20a及び峰20bはそれぞれ、トング10の溝11a又は12aに嵌まる。このようなナイフ20は、ボール23と刃線20a及び峰20bとの間に、くびれて細くなる首部20cを有する。首部20cは、ナイフ20が上又は下に回転させられた場合に、トング10の溝11a又は12aの縁に嵌まり、ナイフ20の回転をロックする(図4参照)。

0038

このようなナイフ20は、トング10と一体となってフォーク又はスプーンとして機能すると共に、トング10から退避させることでナイフそのものとして機能する。

0039

具体的に、ナイフ20は、トング10を構成する1対の部材11,12に接続されることで、第3の食器本体22が1対の食器本体14,16の間に位置し、各食器本体14,16,22の互いの間に隙間を設けた場合に、トング10と一体となってフォークとして機能する(図1参照)。この場合、各食器本体14,16,22は、一体となってフォークの歯として機能する。

0040

また、ナイフ20は、トング10を構成する1対の部材11,12に接続されることで、第3の食器本体22が1対の食器本体14,16の間に位置し、各食器本体14,16,22の互いの間に隙間を設けない場合に、ナイフ20の刃線20a及び峰20bがそれぞれ、トング10の溝11a又は12aに嵌まることで、1対の部材11,12が相対回転しなくなったトング10と一体となって、スプーンとして機能する(図2参照)。この場合、各食器本体14,16,22は、一体となってスプーンの頭部として機能する。なお、スプーンの頭部は、椀状又は皿状の形状を有する。例えば、スプーンの頭部は、中央部分が略平板状で、その外周部分が斜めに折れ曲がって縁を構成することで、椀状又は皿状となる。

0041

さらに、ナイフ20は、トング10から取り外されている場合に、ナイフそのものとして機能する(図3(B)参照)。あるいは、ナイフ20は、トング10を構成する1対の部材11,12の間から回転させられた場合に、ナイフそのものとして機能する(図4参照)。

0042

このような食器1によれば、スプーンとフォークの機能を兼ね備えているだけでなく、ナイフ及びトングの機能も備えており、使い勝手を向上させることができる。また、当該食器1は、変形させることで、スプーン、フォーク、ナイフ及びトングの機能を選択的に単体で発揮させることができる嵩張らないものであり、アウトドアで持ち運ぶことを前提にした場合であっても使い勝手がよいものである。さらに、当該食器1は、柄の一端にスプーンの掬う部分を設け、柄の他端にフォークの歯を設けている食器とは異なり、当該食器1は、食品で汚れた部分を基端側にしてつかむ必要がなく、手が汚れることはなく使い勝手がよいものである。

0043

[第2実施形態]次に、図5を用いて、第2実施形態に係る食器2について説明する。図5は、食器2を構成する部品(トング10、串30)の上面図である。なお、ここでは、第2実施形態である食器2の特徴部分のみを説明し、第1実施形態の食器1と同様の構成及び作用についての説明は適宜省略する。

0044

図5に示す食器2は、スプーン、フォーク、串及びトングの機能を兼ね備えたものであり、各機能を切り替えて使用することができる。具体的に、食器2は、食器1におけるナイフ20を串30に置換したものであり、基本的な構造は食器1と同様である。

0045

串30は、先端から所定の範囲に、食品の引っ掛かり等を良くするためにギザギザの刻みを有していることが好ましい。

0046

このような食器2によれば、スプーンとフォークの機能を兼ね備えているだけでなく、串及びトングの機能も備えており、使い勝手を向上させることができる。また、当該食器2は、変形させることで、スプーン、フォーク、串及びトングの機能を選択的に単体で発揮させることができる嵩張らないものであり、アウトドアで持ち運ぶことを前提にした場合であっても使い勝手がよいものである。

0047

なお、本発明は、上記各実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。すなわち、各構成の位置、大きさ、長さ、幅、数量、形状、材質などは、適宜変更できる。

0048

あるいは、本発明は、トング10、ナイフ20及び串30をセットとした食器とし、トング10に対して、ナイフ20及び串30の一方を適宜組み合わせて使用するものであってもよい。

0049

あるいは、上記各実施形態において、食器1,2を折畳み可能に構成するようにしてもよい。すなわち、食器1については、トング10及びナイフ20を一体に半分に折り畳むことができるように構成してもよく、食器2については、トング10及び串30を一体に半分に折り畳むことができるように構成してもよい。

0050

あるいは、上記各実施形態は、ナイフ20又は串30を湾曲させず真っ直ぐ平らな形状とし、それに対応させてトング10も真っ直ぐな形状とすることで、ナイフ20又は串30の機能に重点をおいたが、本発明はこれに限定されず、ナイフ20又は串30を湾曲させ、それに対応させてトング10も湾曲させることで、スプーンの機能に重点をおくように構成してもよい。

0051

あるいは、上記各実施形態において、スプーンの頭部となる第1の食器本体14又は第2の食器本体16の大きさを大きく構成しておくことで、フォークとして機能させている最中に、スプーンとしても機能させることもできる。

0052

1,2食器
10トング
11 第1部材
11a 溝
12 第2部材
12a 溝
13 第1の柄
14 第1の食器本体
15 第2の柄
16 第2の食器本体
20ナイフ(第3の部材)
20a刃線
20b峰
20c 首部
21 第3の柄
22 第3の食器本体
23ボール
30 串
P1支点
E1力点
L1 作用点

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