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技術 便座便蓋装置

出願人 株式会社LIXIL
発明者 森川雄大平澤勇人
出願日 2016年1月15日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2016-006411
公開日 2017年7月20日 (3年4ヶ月経過) 公開番号 2017-124108
状態 特許登録済
技術分野 便座、便蓋等の便器用品及び化粧室室設備
主要キーワード 平面視略環状 閉動作信号 外側孔 断面視円形状 内側孔 断面真円 基端軸 略長円状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年7月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (16)

課題

コンパクトに構成することができる便座便蓋装置を提供する。

解決手段

便座便蓋装置2は、便器に対して起立状態倒伏状態との間を回動可能に設けられる便座6及び便蓋7と、便座6を回動させる便座駆動装置31と、便座駆動装置31から便器の幅方向の一方側に延び、便座6を回動自在に支持するとともに便蓋7を支持する便座回動軸40と、便蓋7を回動させる便蓋駆動装置32と、便蓋駆動装置32から便器の幅方向の他方側に延び、便蓋7を回動自在に支持するとともに便座6を支持する便蓋回動軸50と、を備え、便座回動軸40と便蓋回動軸50とは、便器の幅方向に沿って、同一軸線O1上に配置されていることを特徴とする。

概要

背景

従来から、水洗式便器として、便器の上に設置される本体部と、本体部に対して回動可能に設けられた便座及び便蓋と、を備えたものが知られている(下記特許文献1参照)。

また、便座及び便蓋を電動開閉させるものとして、一のユニット内に便座開閉用のモータ及び便蓋開閉用のモータが設けられ、便座開閉用のモータ及び便蓋開閉用のモータの両方に一の回動軸が連結され、便座及び便蓋が回動軸に軸支されたものが知られている。便座開閉用のモータまたは便蓋開閉用のモータが選択的に駆動されることで、便座または便蓋が開閉する構成とされている。

また、一のユニット内に便座開閉用のモータが設けられ、他のユニット内に便蓋開閉用のモータが設けられ、便座開閉用のモータに連結された便座の回動軸と便蓋開閉用のモータに連結された便蓋の回動軸とが、別々に設けられたものもある。一般的に、便蓋の回動軸が、便座の回動軸よりも後方に配置されている。

概要

コンパクトに構成することができる便座便蓋装置を提供する。便座便蓋装置2は、便器に対して起立状態倒伏状態との間を回動可能に設けられる便座6及び便蓋7と、便座6を回動させる便座駆動装置31と、便座駆動装置31から便器の幅方向の一方側に延び、便座6を回動自在に支持するとともに便蓋7を支持する便座回動軸40と、便蓋7を回動させる便蓋駆動装置32と、便蓋駆動装置32から便器の幅方向の他方側に延び、便蓋7を回動自在に支持するとともに便座6を支持する便蓋回動軸50と、を備え、便座回動軸40と便蓋回動軸50とは、便器の幅方向に沿って、同一軸線O1上に配置されていることを特徴とする。

目的

本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コンパクトに構成することができる便座便蓋装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

便器に対して起立状態倒伏状態との間を回動可能に設けられる便座及び便蓋と、前記便座を回動させる便座駆動装置と、前記便座駆動装置から前記便器の幅方向の一方側に延び、前記便座を回動自在に支持するとともに前記便蓋を支持する便座回動軸と、前記便蓋を回動させる便蓋駆動装置と、前記便蓋駆動装置から前記便器の幅方向の他方側に延び、前記便蓋を回動自在に支持するとともに前記便座を支持する便蓋回動軸と、を備え、前記便座回動軸と前記便蓋回動軸とは、前記便器の幅方向に沿って、同一軸線上に配置されていることを特徴とする便座便蓋装置

請求項2

前記便座には、前記便座回動軸が配置される便座側合孔及び前記便蓋回動軸が配置される便座側支持孔が形成され、前記便蓋には、前記便座回動軸が配置される便蓋側支持穴及び前記便蓋回動軸が配置される便蓋側嵌合穴が形成され、前記便座回動軸は、前記便座側嵌合孔に嵌合配置されて前記便座と共回り可能とされるとともに、前記便蓋側支持穴に摺動自在に配置され、前記便蓋回動軸は、前記便座側支持孔に摺動自在に配置されるとともに、前記便蓋側嵌合穴に嵌合配置されて前記便蓋と共回り可能とされている請求項1に記載の便座便蓋装置。

請求項3

前記便座回動軸は、前記便座側嵌合孔に配置され断面略長円状に形成された長円便座回動軸部と、前記便蓋側支持穴に配置され断面真円状に形成された真円便座回動軸部と、を有し、前記便蓋回動軸は、前記便座側支持孔に配置され断面真円状に形成された真円便蓋回動軸部と、前記便蓋側嵌合穴に配置され断面略長円状に形成された長円便蓋回動軸部と、を有し、前記便座側嵌合孔は、前記長円便座回動軸部の形状に対応した断面略長円状に形成され、前記便座側支持孔は、前記真円便蓋回動軸部よりも僅かに大きい断面真円状に形成され、前記便蓋側支持穴の少なくとも一部は、前記真円便座回動軸部よりも僅かに大きい断面真円状に形成され、前記便蓋側嵌合穴の少なくとも一部は、前記長円便蓋回動軸部の形状に対応した断面略長円状に形成されている請求項2に記載の便座便蓋装置。

技術分野

0001

本発明は、便座便蓋装置に関するものである。

背景技術

0002

従来から、水洗式便器として、便器の上に設置される本体部と、本体部に対して回動可能に設けられた便座及び便蓋と、を備えたものが知られている(下記特許文献1参照)。

0003

また、便座及び便蓋を電動開閉させるものとして、一のユニット内に便座開閉用のモータ及び便蓋開閉用のモータが設けられ、便座開閉用のモータ及び便蓋開閉用のモータの両方に一の回動軸が連結され、便座及び便蓋が回動軸に軸支されたものが知られている。便座開閉用のモータまたは便蓋開閉用のモータが選択的に駆動されることで、便座または便蓋が開閉する構成とされている。

0004

また、一のユニット内に便座開閉用のモータが設けられ、他のユニット内に便蓋開閉用のモータが設けられ、便座開閉用のモータに連結された便座の回動軸と便蓋開閉用のモータに連結された便蓋の回動軸とが、別々に設けられたものもある。一般的に、便蓋の回動軸が、便座の回動軸よりも後方に配置されている。

先行技術

0005

特開2014−217779号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、一の回動軸で便座及び便蓋を回動させる構成では、一のユニット内に便座開閉用のモータ及び便蓋開閉用のモータがまとめて設けられるため、ユニットが大型化するという問題点がある。

0007

また、便座の回動軸と便蓋の回動軸とが別々の構成では、便蓋が便座の回動軸よりも後方(水洗式便器の着座者と反対側)まで延びるため、便蓋の前後方向の長さが大きくなり、便蓋が大型化してしまうという問題点がある。

0008

そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コンパクトに構成することができる便座便蓋装置を提供する。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る便座便蓋装置は、便器に対して起立状態倒伏状態との間を回動可能に設けられる便座及び便蓋と、前記便座を回動させる便座駆動装置と、前記便座駆動装置から前記便器の幅方向の一方側に延び、前記便座を回動自在に支持するとともに前記便蓋を支持する便座回動軸と、前記便蓋を回動させる便蓋駆動装置と、前記便蓋駆動装置から前記便器の幅方向の他方側に延び、前記便蓋を回動自在に支持するとともに前記便座を支持する便蓋回動軸と、を備え、前記便座回動軸と前記便蓋回動軸とは、前記便器の幅方向に沿って、同一軸線上に配置されていることを特徴とする。

0010

このように構成された便座便蓋装置では、便座を回動自在に支持する便座回動軸及び便蓋を回動自在に支持する便蓋回動軸は、便器の幅方向に沿って、同一軸線上に配置されている。よって、便座回動軸と便蓋回動軸とが軸線からずれて配置されているよりも、便器の幅方向に直交する水平方向の長さや、高さを抑えた構成とすることができる。
また、例えば、便座回動軸を回動させる便座駆動装置と便蓋回動軸を回動させる便蓋駆動装置とを分散して配置すると、一箇所にまとめて設置するよりも、便座便蓋装置の大きさを抑えた構成とすることができる。
したがって、便器の幅方向に直交する水平方向の長さや、高さ、大きさを抑えて、全体としてコンパクトな構成とすることができる。

0011

また、本発明に係る便座便蓋装置は、前記便座には、前記便座回動軸が配置される便座側合孔及び前記便蓋回動軸が配置される便座側支持孔が形成され、前記便蓋には、前記便座回動軸が配置される便蓋側支持穴及び前記便蓋回動軸が配置される便蓋側嵌合穴が形成され、前記便座回動軸は、前記便座側嵌合孔に嵌合配置されて前記便座と共回り可能とされるとともに、前記便蓋側支持穴に摺動自在に配置され、前記便蓋回動軸は、前記便座側支持孔に摺動自在に配置されるとともに、前記便蓋側嵌合穴に嵌合配置されて前記便蓋と共回り可能とされていることが好ましい。

0012

このように構成された便座便蓋装置では、便座回動軸は便座に形成された便座側嵌合孔に嵌合配置されて便座と共回り可能とされているため、便座回動軸が回動する際には、便座回動軸とともに便座が回動する。また、便蓋回動軸は便座に形成された便座側支持孔に摺動自在に配置されているため、便座は便蓋回動軸周りを摺動する。よって、便座は、起立状態と倒伏状態との間を滑らかに回動する。
また、便蓋回動軸は便蓋に形成された便蓋側嵌合穴に嵌合配置されて便蓋と共回り可能とされているため、便蓋回動軸が回動する際には、便蓋回動軸とともに便蓋が回動する。また、便座回動軸は便蓋に形成された便蓋側支持穴に摺動自在に配置されているため、便蓋は便座回動軸周りを摺動する。よって、便蓋は、起立状態と倒伏状態との間を滑らかに回動する。

0013

また、本発明に係る便座便蓋装置は、前記便座回動軸は、前記便座側嵌合孔に配置され断面略長円状に形成された長円便座回動軸部と、前記便蓋側支持穴に配置され断面真円状に形成された真円便座回動軸部と、を有し、前記便蓋回動軸は、前記便座側支持孔に配置され断面真円状に形成された真円便蓋回動軸部と、前記便蓋側嵌合穴に配置され断面略長円状に形成された長円便蓋回動軸部と、を有し、前記便座側嵌合孔は、前記長円便座回動軸部の形状に対応した断面略長円状に形成され、前記便座側支持孔は、前記真円便蓋回動軸部よりも僅かに大きい断面真円状に形成され、前記便蓋側支持穴の少なくとも一部は、前記真円便座回動軸部よりも僅かに大きい断面真円状に形成され、前記便蓋側嵌合穴の少なくとも一部は、前記長円便蓋回動軸部の形状に対応した断面略長円状に形成されていてもよい。

0014

このように構成された便座便蓋装置では、便座回動軸の長円便座回動軸部は、長円便座回動軸部の形状に対応した断面略長円状に形成された便座側嵌合孔に嵌合配置されている。よって、便座回動軸が回動する際には、便座回動軸とともに便座が確実に回動する。また、便蓋回動軸の真円便座回動軸部は、真円便蓋回動軸部よりも僅かに大きい断面真円状に形成された便座側支持孔に摺動自在に配置されている。よって、便座は便蓋回動軸周りを確実に摺動する。
また、便蓋回動軸の長円便蓋回動軸部は、少なくとも一部が長円便蓋回動軸部の形状に対応した断面略長円状に形成された便蓋側嵌合穴に嵌合配置されている。よって、便蓋回動軸が回動する際には、便蓋回動軸とともに便蓋が確実に回動する。また、便座回動軸の真円便蓋回動軸部は、少なくとも一部が真円便座回動軸部よりも僅かに大きい断面真円状に形成された便蓋側支持穴に摺動自在に配置されている。よって、便蓋は便座回動軸周りを確実に摺動する。

発明の効果

0015

本発明に係る便座便蓋装置によれば、コンパクトな構成とすることができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置を備えた水洗式便器の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の斜視図である。
図2のA−A断面図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便座回動軸の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便蓋回動軸の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便座の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便座の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便座及び便蓋が閉じた状態において、便座回動軸付近の断面図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便蓋の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便蓋の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便座及び便蓋が閉じた状態において、便蓋回動軸付近の断面図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便座が閉じて便蓋が開いた状態において、便蓋回動軸付近の断面図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便座が閉じて便蓋が開いた状態において、便座回動軸付近の断面図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便座及び便蓋が開いた状態において、便座回動軸付近の断面図である。
本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置の便座及び便蓋が開いた状態において、便蓋回動軸付近の断面図である。

実施例

0017

本発明の一実施形態である便座装置について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る便座便蓋装置を備えた水洗式便器の斜視図である。
図1に示すように、水洗式便器100は、陶器製の便器本体(便器)1と、便器本体1に設置された便座ユニット(便座便蓋装置)2と、を備えている。

0018

(便座ユニット)
図2は、便座ユニット2の斜視図である。
図1及び図2に示すように、便座ユニット2は、便器本体1の後部の上面に取り付けられる本体部3と、本体部3に対して回動可能に設けられた便座6及び便蓋7と、を有している。
ここで、便座6に着座する使用者の顔が向く方向を前側とし、便座6に着座する使用者の背中が向く方向を後側とする。この前後方法に直交する水平方向を左右方向(水洗式便器100の幅方向)として、使用者から見て右側(幅方向の一方側)を右側とし、使用者から見て左側(幅方向の他方側)を左側とする。

0019

(本体部)
本体部3は、便座6を回動させる便座モータ(便座駆動装置)31と、便座モータ31に連結された便座回動軸40と、便蓋7を回動させる便蓋モータ(便蓋駆動装置)32と、便蓋モータ32に連結された便蓋回動軸50と、便座モータ31、便座回動軸40、便蓋モータ32、便蓋回動軸50を収容する筐体部33と、を有している。

0020

図3は、図2のA−A断面図である。
図3に示すように、筐体部33の上面33Aの裏側において、右側には支持台34が螺子34Sで固定され、左側には支持台35が螺子35Sで固定されている。支持台34,35は、左右方向に離間して配置されている。

0021

支持台34には便座モータ31が不図示の螺子により固定され、支持台35には便蓋モータ32が不図示の螺子により固定されている。このように、便座モータ31と便蓋モータ32とは、互いに左右方向に離間して設けられている。

0022

(便座回動軸)
図4は、便座回動軸40の斜視図である。図5は、便蓋回動軸50の斜視図である。
図3及び図4に示すように、便座回動軸40は、便座モータ31に連結され右側に延びる基端軸部41と、基端軸部41に連続して右側に延びる便座嵌合軸部(長円便座回動軸部)42と、便座嵌合軸部42に連続して右側に延びる便蓋支持軸部(真円便蓋回動軸部)43と、を有している。

0023

基端軸部41は、断面視円形状に形成されている。便座嵌合軸部42は、断面視略長円状に形成されている。図2に示す便座6及び便蓋7が閉じた状態で便座嵌合軸部42は、上下方向に長い略長円状をなしている。

0024

図4に示すように、便座嵌合軸部42は、互いに離間して配置され(図2に示す状態で前後方向に離間して配置され)平面状に形成された一対の平面部42Aと、一対の平面部42Aの端部同士を連結し曲面状に形成された曲面部42Bと、を有している。

0025

便蓋支持軸部43は、断面視真円状に形成されている。便蓋支持軸部43の中心軸と便座嵌合軸部42の中心軸とは、左右方向に沿って、同一軸線O1上に配置されている。

0026

(便蓋回動軸)
図3及び図5に示すように、便蓋回動軸50は、便蓋モータ32に連結され左側に延びる基端軸部51と、基端軸部51に連続して左側に延びる便座支持軸部(真円便座回動軸部)52と、便座支持軸部52に連続して左側に延びる便蓋嵌合軸部(長円便蓋回動軸部)53と、を有している。

0027

基端軸部51は、断面視円形状に形成されている。便座支持軸部52は、断面視真円状に形成されている。便蓋嵌合軸部53は、断面視略長円状に形成されている。図2に示す便座6及び便蓋7が閉じた状態で便蓋嵌合軸部53は、前後方向に長い略長円状をなしている。

0028

図5に示すように、便蓋嵌合軸部53は、互いに離間して配置され(図2に示す状態で上下方向に離間して配置され)平面状に形成された一対の平面部53Aと、一対の平面部53Aの端部同士を連結し曲面状に形成された曲面部53Bと、を有している。便蓋嵌合軸部53の中心軸と便座支持軸部52の中心軸とは、左右方向に沿って、同一軸O1線上に配置されている。

0029

図2及び図3に示すように、便座モータ31、便蓋モータ32、便座回動軸40及び便蓋回動軸50は、左右方向に沿って、同一軸線O1上に配置されている。

0030

(便座)
図6は、便座6を左側から見た斜視図である。図7は、便座6を右側から見た斜視図である。
図6及び図7に示すように、便座6は、平面視略環状に形成されている、便座6の後部の左右両側には、後方に延出した軸支持腕部60R,60Lが設けられている。

0031

軸支持腕部60Rは、便座6の後部の右側から後方に延びている。軸支持腕部60Rには、左右方向に貫通する貫通孔61Rが形成されている。

0032

軸支持腕部60Rの貫通孔61Rは、内側(左側)の内側孔部62Rと、外側(右側)の外側孔部(便座側嵌合孔)63Rとが連通して形成されている。

0033

内側孔部62Rは、便座回動軸40の基端軸部41(図4参照。以下同じ。)の形状に対応して断面視円形状に形成されている。

0034

外側孔部63Rは、便座回動軸40の便座嵌合軸部42(図4参照。以下同じ。)の形状に対応して、断面視長円状に形成されている。便座6が閉じた状態で、外側孔部63Rは、上下方向に長い略長円状をなしている。換言すると、外側孔部63Rは、互いに前後方向に離間して配置され平面状に形成された一対の平面部63Aと、一対の平面部63Aの端部同士を連結し曲面状に形成された曲面部63Bとで形成されている。

0035

図8は、便座6及び便蓋7が閉じた状態において、便座回動軸40の便座嵌合軸部42付近の断面図である。
図8に示すように、便座回動軸40の便座嵌合軸部42は、外側孔部63Rに嵌合されている。詳細には、便座嵌合軸部42は、外側孔部63Rの一対の平面部63A及び一対の曲面部63Bにより嵌合されている。これにより、便座6は便座回動軸40と共回り可能とされている。

0036

図6及び図7に示すように、軸支持腕部60Lの貫通孔61Lは、内側(右側)の内側孔部62Lと、外側(左側)の外側孔部63Lとが連通して形成されている。

0037

内側孔部62Lは、便蓋回動軸50の基端軸部51(図5参照。以下同じ。)の形状に対応して断面視円形状に形成されている。

0038

外側孔部(便座側支持孔)63Lは、便蓋回動軸50の便座支持軸部52(図5参照。以下同じ。)の形状よりも僅かに大きい断面視真円状に形成されている。これにより、便蓋回動軸50の便座支持軸部52は、外側孔部63L内を摺動可能とされている。

0039

(便蓋)
図9は、便蓋7を左下方から見た斜視図である。図10は、便蓋7を右下方から見た斜視図である。
図9及び図10に示すように、便蓋7は、上面を形成する上面部71と、上面部71の縁部から下方に垂下する側壁部72と、を有している。上面部71の左右両側には、後方に延出した後方延出部73R,73Lが設けられている。また、側壁部72の後部にも、後方に延出した軸支持壁部74R,74Lが設けられている。

0040

軸支持壁部74R,74Lの内面(幅方向内側の面)には、それぞれ反対側の軸支持壁部74L,74Rに向かって膨らんだ膨出部75R,75Lがそれぞれ設けられている。膨出部75R,75Lの下方には、膨出部75R,75Lと隣接して前後方向にスライド可能なスライド部76R,76Lが設けられている。膨出部75R,75Lの下端には、左右方向に延びる支持穴(便蓋側支持穴)80R及び嵌合穴(便蓋側嵌合穴)80Lがそれぞれ形成されている。

0041

図9に示すように、便蓋7が閉じた状態で、支持穴80Rの上部81Aは、上方に向かって膨らむ断面視真円状に形成されている。支持穴80Rの上部81Aは、便座回動軸40の便蓋支持軸部43(図4参照。以下同じ。)の形状よりも僅かに大きいに断面視真円状とされている。

0042

支持穴80Rの下部は、上部81Aに連続した形状であり、前後方向に離間して配置され平面状に形成された一対の平面部81Bで形成されている。一対の平面部81Bの離間距離は、便座回動軸40の便蓋支持軸部43の直径よりも僅かに長い。これにより、便座回動軸40の便蓋支持軸部43は、支持穴80R内を摺動可能とされている。

0043

図10に示すように、嵌合穴80Lの上部は、便蓋回動軸50の便蓋嵌合軸部53(図5参照。以下同じ。)に対応した形状とされている。嵌合穴80Lの上部は、前後方向に離間して配置され曲面状に形成された一対の曲面部81C、及び曲面部81Cの上部同士を連結し平面状に形成された上平面部81Dで形成されている。曲面部81の下部には、平面状に形成された下平面部81Eが連続して設けられている。

0044

図11は、便座6及び便蓋7が閉じた状態において、便蓋回動軸50の便蓋嵌合軸部53付近の断面図である。
図11に示すように、便蓋回動軸50の便蓋嵌合軸部53は、嵌合穴80Lに嵌合されている。詳細には、便蓋嵌合軸部53は、一対の曲面部81C、上平面部81D及びスライド部76Lの上面により嵌合されている。これにより、便蓋7は便蓋回動軸50と共回り可能とされている。

0045

図9及び図10に示す位置からスライド部76R,76Lを前方に移動させた状態で、支持穴80R及び嵌合穴80Lに、それぞれ便座回動軸40及び便蓋回動軸50を挿入する。そして、図8及び図9に示す位置までスライド部76R,76Lを後方にスライドさせることで、便座回動軸40及び便蓋回動軸50は、便蓋7に支持されている。

0046

図1に示す便座ユニット2とは別にまたは便座ユニット2自体に、操作部(不図示。以下同じ。)が設けられている。操作部には、便座6及び便蓋7の開閉を操作する入力部(不図示。以下同じ。)が設けられている。

0047

便座ユニット2内には、制御部(不図示。以下同じ。)が設けられている。制御部は、入力部からの便座6の開信号閉信号が入力されると、便座モータ31(図2参照。以下同じ。)に開動作信号、閉動作信号を出力する。また、制御部は、入力部からの便蓋7の開信号、閉信号が入力されると、便蓋モータ32(図2参照。以下同じ。)に開動作信号、閉動作信号を出力する。

0048

次に、上記の便座ユニット2の動作について説明する。
図8及び図11に示すように、便座6及び便蓋7が閉じた状態(倒伏状態)から、使用者が、入力部に便蓋7を開ける操作を入力すると、入力部は便蓋7の開信号を制御部に出力する。制御部は、便蓋モータ32に開動作信号を出力する。

0049

図12は、便座6が閉じて便蓋7が開いた状態において、便蓋回動軸50付近の断面図である。図13は、便座6が閉じて便蓋7が開いた状態において、便座回動軸40付近の断面図である。
便蓋モータ32は、開動作信号が入力されると、便蓋回動軸50を開方向に回動させる。これにより、図12に示すように、便蓋回動軸50の便蓋嵌合軸部53に嵌合された便蓋7は、便蓋回動軸50とともに回動して開く。一方、図13に示すように、便座回動軸40側では、便座回動軸40の便蓋支持軸部43に支持された便蓋7は、便蓋支持軸部43の周りを摺動する。

0050

使用者が、入力部に便座6を開ける操作を入力すると、入力部は便座6の開信号を制御部に出力する。制御部は、便座モータ31に開動作信号を出力する。

0051

図14は、便座6及び便蓋7が開いた状態において、便座回動軸40付近の断面図である。図15は、便座6及び便蓋7が開いた状態において、便蓋回動軸50付近の断面図である。
便座モータ31は、開動作信号が入力されると、便座回動軸40を開方向に回動させる。これにより、図14に示すように、便座回動軸40の便座嵌合軸部42に嵌合された便座6は、便座回動軸40とともに回動して開く。一方、図15に示すように、便蓋回動軸50側では、便蓋回動軸50の便座支持軸部52に支持された便座6は、便座支持軸部52の周りを摺動する。

0052

この便座6及び便蓋7が開いた状態(起立状態)において、使用者が入力部に便座6を閉じる操作を入力すると、入力部は便座6の閉信号を制御部に出力する。制御部は、便座モータ31に閉動作信号を出力する。

0053

便座モータ31は、閉動作信号が入力されると、便座回動軸40を閉方向に回動させる。これにより、図13に示すように、便座回動軸40の便座嵌合軸部42に嵌合された便座6は、便座回動軸40とともに回動して閉じる。一方、図12に示すように、便蓋回動軸50側では、便蓋回動軸50の便座支持軸部52に支持された便座6は、便座支持軸部52の周りを摺動する。

0054

使用者が入力部に便蓋7を閉じる操作を入力すると、入力部は便蓋7の閉信号を制御部に出力する。制御部は、便蓋モータ32に閉動作信号を出力する。

0055

便蓋モータ32は、閉動作信号が入力されると、便蓋回動軸50を閉方向に回動させる。これにより、図11に示すように、便蓋回動軸50の便蓋嵌合軸部53に嵌合された便蓋7は、便蓋回動軸50とともに回動して閉じる。一方、図8に示すように、便座回動軸40側では、便座回動軸40の便蓋支持軸部43に支持された便蓋7は、便蓋支持軸部43の周りを摺動する。

0056

なお、便座6及び便蓋7が閉じた状態から、使用者が、便蓋7を開ける操作を入力せずに便座6を開ける操作を入力することで、便座6及び便蓋7が同時に開く構成であってもよい。また、便座6及び便蓋7が開いた状態から、使用者が、便座6を閉じる操作を入力せずに便蓋7を閉じる操作を入力することで、便座6及び便蓋7が同時に閉じる構成であってもよい。

0057

このように構成された水洗式便器100では、便座6を回動自在に支持する便座回動軸40及び便蓋7を回動自在に支持する便蓋回動軸50は、水洗式便器100の左右方向に沿って、同一軸線O1上に配置されている。よって、便座回動軸40と便蓋回動軸50とが、水洗式便器100の左右方向に沿って、同一軸線O1上に配置されていない場合よりも、水洗式便器100の前後方向の長さや、本体部3の高さを抑えた構成とすることができる。
また、便座回動軸40を回動させる便座モータ31と便蓋回動軸50を回動させる便蓋モータ32とは左右方向に離間して配置されているため、本体部3内の一箇所に便座モータ及び便蓋モータをまとめて設置するよりも、本体部3の高さや幅等の大きさを抑えた構成とすることができる。
したがって、水洗式便器100の前後方向の長さや、高さ、大きさを抑えて、全体としてコンパクトな構成とすることができる。

0058

また、便座回動軸40は便座6に形成された外側孔部63Rに嵌合配置されているため、便座回動軸40が回動する際には、便座回動軸40とともに便座6が回動する。また、便蓋回動軸50は便座6に形成された外側孔部63Lに摺動自在に配置されているため、便座6は便蓋回動軸50周りを摺動する。よって、便座6は、起立状態と倒伏状態との間を滑らかに回動する。

0059

また、便蓋回動軸50は便蓋7に形成された嵌合穴80Lに嵌合配置されているため、便蓋回動軸50が回動する際には、便蓋回動軸50とともに便蓋7が回動する。また、便座回動軸40は便蓋7に形成された支持穴80Rに摺動自在に配置されているため、便蓋7は便座回動軸40周りを摺動する。よって、便蓋7は、起立状態と倒伏状態との間を滑らかに回動する。

0060

便座回動軸40の便座嵌合軸部42は、便座嵌合軸部42の形状に対応した断面略長円状に形成された外側孔部63Rに嵌合配置されている。よって、便座回動軸40が回動する際には、便座回動軸40とともに便座6が確実に回動する。また、便蓋回動軸50の便座支持軸部52は、便蓋支持軸部43よりも僅かに大きい断面真円状に形成された外側孔部63Rに摺動自在に配置されている。よって、便座6は便蓋回動軸50周りを確実に摺動する。

0061

また、便蓋回動軸50の便蓋嵌合軸部53は、少なくとも一部が便蓋嵌合軸部53の形状に対応した断面略長円状に形成された嵌合穴80Lに嵌合配置されている。よって、便蓋回動軸50が回動する際には、便蓋回動軸50とともに便蓋7が確実に回動する。また、便座回動軸40の便蓋支持軸部43は、少なくとも一部が便蓋支持軸部43よりも僅かに大きい断面真円状に形成された支持穴80Rに摺動自在に配置されている。よって、便蓋7は便座回動軸40周りを確実に摺動する。

0062

なお、本発明に係る水洗式便器100は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能である。

0063

1…便器本体(便器)
2…便座ユニット(便座便蓋装置)
3…本体部
6…便座
7…便蓋
31…便座モータ(便座駆動装置)
32…便蓋モータ(便蓋駆動装置)
33…筐体部
40…便座回動軸
41…基端軸部
42…便座嵌合軸部(長円便座回動軸部)
43…便蓋支持軸部(真円便蓋回動軸部)
50…便蓋回動軸
51…基端軸部
52…便座支持軸部(真円便座回動軸部)
53…便蓋嵌合軸部(長円便蓋回動軸部)
60R,60L…軸支持腕部
61R,61L…貫通孔
62R,62L…内側孔部
63R…外側孔部(便座側嵌合孔)
63L…外側孔部(便座側支持孔)
75R,75L…膨出部
76R,76L…スライド部
80R…支持穴(便蓋側支持穴)
80L…嵌合穴(便蓋側嵌合穴)
100…水洗式便器
O1…軸線

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