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技術 表示装置

出願人 株式会社デンソー
発明者 松原克昌
出願日 2016年1月6日 (4年2ヶ月経過) 出願番号 2016-000999
公開日 2017年7月13日 (2年8ヶ月経過) 公開番号 2017-121841
状態 特許登録済
技術分野 車両外部の荷台、物品保持装置 計器板 表示装置の制御、回路
主要キーワード 無検知状態 故障検知信号 車両インストルメントパネル 挿入フレーム 故障有無 シフトレバ バック走行 検査パターン画像
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年7月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題

複数の表示器隣接配置して大画面を形成するものにおいて、いずれかの表示器に故障が発生しても、重要な情報を適切に表示可能とする表示装置を提供する。

解決手段

それぞれ異なる画像を表示する複数の表示器111〜113が、互いに隣接配置されて大画面が形成される表示装置において、それぞれ異なる画像に対する重要度優先順位が予め決められており、複数の表示器のそれぞれに対して故障の発生を検知する検知部120と、検知部による故障発生検知信号に基づいて、故障発生のない表示器に、重要度の高い順に画像を表示させる制御部133と、を設ける。これにより、仮に、複数の表示器111〜113のいずれかにおいて故障が発生した場合でも、制御部133によって、故障の発生のない表示器に重要度の高い順に画像が表示されるので、使用者に対して重要な情報を適切に表示することが可能となる。

概要

背景

従来の表示装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の表示装置(マルチディスプレイシステム)は、複数の表示器表示パネル)を互いに隣接するように配置することで、疑似的に大型画面が形成されるようになっている。

概要

複数の表示器を隣接配置して大画面を形成するものにおいて、いずれかの表示器に故障が発生しても、重要な情報を適切に表示可能とする表示装置を提供する。それぞれ異なる画像を表示する複数の表示器111〜113が、互いに隣接配置されて大画面が形成される表示装置において、それぞれ異なる画像に対する重要度優先順位が予め決められており、複数の表示器のそれぞれに対して故障の発生を検知する検知部120と、検知部による故障発生検知信号に基づいて、故障発生のない表示器に、重要度の高い順に画像を表示させる制御部133と、を設ける。これにより、仮に、複数の表示器111〜113のいずれかにおいて故障が発生した場合でも、制御部133によって、故障の発生のない表示器に重要度の高い順に画像が表示されるので、使用者に対して重要な情報を適切に表示することが可能となる。

目的

本発明の目的は、上記問題に鑑み、複数の表示器を隣接配置して大画面を形成するものにおいて、いずれかの表示器に故障が発生しても、重要な情報を適切に表示可能とする表示装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

それぞれ異なる画像を表示する複数の表示器(111〜113)が、互いに隣接配置されて大画面が形成される表示装置において、それぞれ異なる前記画像に対する重要度優先順位が予め決められており、複数の前記表示器のそれぞれに対して故障の発生を検知する検知部(120)と、前記検知部による故障発生検知信号に基づいて、故障発生のない表示器に、前記重要度の高い順に前記画像を表示させる制御部(133)と、を備える表示装置。

請求項2

前記検知部は、前記表示器の起動時、終了時、あるいは異なる前記画像間での表示切替え時における所定時間内に、前記制御部によって前記表示器に表示される検査用パターン画像(10)を検知するセンサ部である請求項1に記載の表示装置。

請求項3

前記制御部は、前記故障発生のない表示器のいずれかに、複数の前記画像のうちの2つ以上を分割表示させる請求項1または請求項2に記載の表示装置。

請求項4

前記制御部によって作動され、前記表示器の故障発生を使用者に対して通知する通知部(111c〜113c)を有する請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の表示装置。

技術分野

0001

本発明は、例えば、車両に関連する各種情報を表示する車両用表示装置に用いて好適な表示装置に関するものである。

背景技術

0002

従来の表示装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1の表示装置(マルチディスプレイシステム)は、複数の表示器表示パネル)を互いに隣接するように配置することで、疑似的に大型画面が形成されるようになっている。

先行技術

0003

国際公開第2012/102349号

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1の表示装置においては、複数の表示器において、いずれかが故障すると、故障した表示器で重要な情報を表示していた場合には、使用者に対して迅速、且つ正確な情報表示ができなくなる。

0005

本発明の目的は、上記問題に鑑み、複数の表示器を隣接配置して大画面を形成するものにおいて、いずれかの表示器に故障が発生しても、重要な情報を適切に表示可能とする表示装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。

0007

本発明では、それぞれ異なる画像を表示する複数の表示器(111〜113)が、互いに隣接配置されて大画面が形成される表示装置において、
それぞれ異なる画像に対する重要度優先順位が予め決められており、
複数の表示器のそれぞれに対して故障の発生を検知する検知部(120)と、
検知部による故障発生検知信号に基づいて、故障発生のない表示器に、重要度の高い順に画像を表示させる制御部(133)と、を備えることを特徴としている。

0008

この発明によれば、仮に、複数の表示器(111〜113)のいずれかにおいて故障が発生した場合でも、制御部(133)によって、故障の発生のない表示器に重要度の高い順に画像が表示されるので、使用者に対して重要な情報を適切に表示することが可能となる。

0009

尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。

図面の簡単な説明

0010

第1実施形態の表示装置の表示部を示す正面図である。
検査パターン画像センサ部を示す説明図である。
表示装置の全体構成を示す説明図である。
検査パターン画像の出力タイミングを示す説明図である。
検査パターン画像の他の出力タイミングを示す説明図である。
検査パターン画像の更に他の出力タイミングを示す説明図である。
第1実施形態における故障発生時表示状態を示す説明図である。
第2実施形態における故障発生時の表示状態を示す説明図である。

実施例

0011

以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。

0012

(第1実施形態)
第1実施形態における表示装置100について図1図7を用いて説明する。本実施形態の表示装置100は、車両に搭載されて、例えば、車両に関連する各種情報を表示するものとなっている。表示装置100は、表示部110、センサ部120、および制御装置130等を備えている。まず、図1図3を用いて、表示装置100の基本構成を説明する。

0013

表示部110は、複数の表示器111〜113を有しており、これら表示器111〜113が隣接配置されて、大画面を形成している。表示部110は、例えば、運転者(使用者)と対向する部位が開口された車両インストルメントパネル内で、複数の表示器111〜113が車両の左右方向(横方向)の全体にわたるように配置されている。そして、インストルメントパネルの開口部から、複数の表示器111〜113による表示画像(以下、画像)が視認されるようになっている。

0014

表示部110を形成する複数の表示器111〜113は、例えば、3つ使用されたものとなっている。各表示器111〜113は、同一仕様のものとなっており、それぞれの表示面111a、112a、113aに、それぞれ異なる画像を形成して、この画像を運転者に表示するようになっている。

0015

各表示器111〜113としては、例えば、薄膜状のトランジスタを利用したTFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイが使用されている。各表示器111〜113の表示面111a〜113aは、ここでは横長の長方形四角形)となっている。長方形の大きさは、各表示器111〜113において同等のものとなっている。

0016

各表示器111〜113のうち、表示面111aに表示される画像は、例えば、カーナビゲーション装置による地図画像(図中の画像A)となっている。地図画像上には、自車両位置目的地案内情報等が表示されるようになっている。

0017

また、表示面112aに表示される画像は、例えば、制御装置130で作成された各種車両情報画像(図中の画像B)であり、運転者に対してデジタル画像によって表示されるようになっている。各種車両情報画像は、例えば、車両の速度値エンジン回転数値、エンジン水温値、および残量燃料量等の基本情報画像をはじめ、積算走行距離走行状態ノーマルエコパワー状態等)、平均燃費、および航続可能距離等の車両インフォメーション画像、更に、不具合の発生に基づく各種注意警告画像、等である。表示面112aにおける表示は、通常のコンビネーションメータ表示内容に沿うものとなっている。

0018

更に、表示面113aに表示される画像は、例えば、制御装置130で作成された車両用空調装置のA/C画像(図中の画像C)であり、運転者に対してデジタル画像によって表示されるようになっている。A/C画像は、例えば、空調の設定温度空調風吹出し量、空調風の吹出しモード、およびウィンド曇り止めのためのデフロスタ作動状態等である。A/C画像は、空調表示パネルの表示内容に沿うものとなっている。

0019

また、表示面113aに表示される画像として、車両外部の後方に設けられた車載カメラ114によって撮影された車両後方映像(以下、カメラ画像)がある(図中の画像D)。カメラ画像は、トランスミッションギヤが、バック(R)に入れられたときに、A/C画像に替わって表示されるようになっている。つまり、表示面113aでは、画像の切替え表示が行われるようになっている。運転者は、このカメラ画像を見ることで、バック走行、あるいは後向き駐車等を容易に、且つ確実に行うことができるようになっている。

0020

各表示器111〜113の外周部には、それぞれ非表示部となる枠体部111b、112b、113bが設けられている。換言すると、各枠体部111b〜113bの内側領域が、各表示面111a〜113aとなっている。各枠体部111b〜113bは、断面がコの字状を成して、各表示器111〜113の正面から見て、帯状平板が各表示面111a〜113aの外周に沿って配置されて、四角い枠を成すように形成されている。各枠体部111b〜113bは、例えば、黒色金属部材、あるいは黒色の樹脂部材等によって形成されている。

0021

各枠体部111b〜113bにおいて、互いに隣り合う部位は、所定の間隔をあけて離間されている。つまり、各表示器111〜113は、左右方向に所定の間隔をあけて配置されている。尚、各枠体部111b〜113bの互いに隣り合う部位は、当接し合うようにして、各表示器111〜113が間隔をあけずに左右方向に配置されるようにしてもよい。

0022

各表示器111〜113には、各表示器111〜113を背面側から透過照明するバックライト111c、112c、113cが設けられている。バックライト111c〜113cは、発光ダイオードのような発光体および拡散板を有しており、各表示器111〜113をムラなく照明するようになっている。バックライト111c〜113cから放出される光と、表示面画素部の発光とによって、各種画像が各表示面111a〜113aに発光表示されるようになっている。尚、各表示面111a〜113aの地の色は黒色となっており、この黒色の地に所定の色に設定された画像が表示されるようになっている。

0023

更に、各表示器111〜113には、表示部電源回路111d、112d、113d、およびバックライト電源回路111e、112e、113eが設けられている。

0024

表示部電源回路111d〜113dは、制御装置130からの制御信号に基づいて、各表示器111〜113の電源オンオフを行う回路となっている。

0025

バックライト電源回路111e〜113eは、制御装置130からの制御信号に基づいて、各バックライト111c〜113cの電源のオン、オフを行う回路となっている。また、バックライト電源回路111e〜113eは、表示器111〜113のいずれかの故障時において、対応するバックライト(111c〜113c)を点滅発光させるようになっている。この点滅発光によって、バックライト111c〜113cは、表示器111〜113の故障発生を運転者に対して通知する通知部としても機能するようになっている。

0026

センサ部120は、各表示器111〜113のそれぞれに対して、故障の発生を検知する検知部となっている。センサ部120としては、例えば、フォトトランジスタフォトダイオード、あるいはCCDカメラ等が使用される。

0027

各表示器111〜113には、制御装置130(制御部133)によって、所定のタイミングで、図2に示すような検査パターン画像(検査用パターン画像)10が表示されるようになっている。検査パターン画像10は、各表示器111〜113の故障有無検査するための画像であり、例えば、黒色の背景部11の所定部位(例えば、下側の角部の2カ所等)に、白色、あるいは白と黒の中間色となるマーク部12が設けられた画像となっている。センサ部120は、各表示器111〜113の下側角部の2カ所において、それぞれ対向するように配置されて、このマーク部12を検知するようになっている。

0028

制御装置130によって各表示器111〜113に検査パターン画像10が表示されると、センサ部120は、マーク部12を検知し、検知した信号を制御装置130に出力するようになっている。一方、各表示器111〜113のいずれか(あるいは全部)が故障していると、故障した表示器には検査パターン画像10が表示されないので、センサ部120は、検知信号を出力しないことになる。この無検知状態故障検知信号となって、制御装置130に認識されるようになっている。

0029

制御装置130は、各表示器111〜113における画像の表示状態を制御すると共に、センサ部120からの故障検知信号(故障発生の認識)に基づいて、故障のない表示器を用いて、重要度の高い画像を優先表示するものとなっている。制御装置130は、映像処理部131、映像出力部132、および制御部133等を有している。

0030

映像処理部131は、例えば、カーナビゲーション装置用に予め記憶された地図データ、車両情報画像を形成するための画像データ、A/C画像を形成するための画像データ、および車載カメラ114の映像等を、出力用の画像となるように処理する部位である。

0031

映像出力部132は、映像処理部131で処理された出力用画像を、映像信号として、各表示器111〜113に出力する部位である。

0032

制御部133は、各表示器111〜113のうち、どの表示器に、どの画像を表示させるかを制御する部位となっている。加えて、制御部133は、映像出力部132に対して、各表示器111〜113に検査パターン画像10を表示させることで、センサ部120からの故障検知信号に基づいて各表示器111〜113の故障の有無を把握し、表示器の故障発生時に、故障のない表示器を用いて、重要度の高い画像を優先表示する部位となっている。(詳細後述)。

0033

本実施形態では、各種画像に対して、重要度の優先順位が予め決められており、制御部133には、その順位データが記憶されている。各種画像の重要度は、運転者にとって、それら情報(画像)によって、いかに安心、安全な運転に繋げることができるかを対応付けしたものである。本実施形態では、各種画像の重要度の優先順位は、例えば、カメラ画像(画像D)>車両情報画像(画像B)>A/C画像(画像C)>地図画像(画像A)としている。

0034

カメラ画像は、自車両の周りの状況(特に視角の領域等)が正確に把握できるものであり、安心、安全運転に役立ち、重要度が最も高く設定されている。車両情報画像は、車両運転において注意すべき基本的な情報となるものであり、次に重要度が高く設定されている。また、A/C画像には、ウィンドの曇り止めのためのデフロスタ作動状態を表示する部分があり、雨の日の安全運転に重要なものとなる。また、地図画像は、知らない目的地への案内となる付加的な情報であり、重要度は低いものとしている。

0035

本実施形態の表示装置100は、上記のような構成となっており、以下、図4図7を加えて、作動および作用効果について説明する。

0036

制御装置130(制御部133)は、各表示器111〜113に対して映像信号(デジタル)を出力し、上記で説明したように、表示器111に地図画像を、表示器112に各種車両情報画像を、また、表示器113にA/C画像あるいはバック走行時のカメラ画像を表示させる。更に、制御部133は、表示器の故障発生時に、故障発生のない表示器を用いて重要度の高い画像の順に優先表示を行う。

0037

即ち、制御部133は、図4に示すように、例えば、表示装置100が起動された時点で、各表示器111〜113に対して、所定の時間内に検査パターン画像10をそれぞれ表示させる。表示装置100が起動された時点とは、例えば、車両のアクセサリスイッチACC)が投入されたとき、あるいは車両のイグニッションスイッチ(IG)が投入されたとき等である。また、検査パターン画像10を表示させる際の所定の時間とは、例えば、起動後、1フレーム分の検査パターン画像10を挿入して表示させる時間である。

0038

制御部133は、検査パターン画像10を挿入した後は、ミュートフレーム(例えば、2コマ分)を挿入し、本来の画像表示移行させる。

0039

尚、検査パターン画像10の挿入フレーム数は、1フレームに限らず、複数フレームとしてもよい。検査パターン画像10の挿入フレーム数を増やすことで、センサ部120による検知精度を高めることができる。反面、検査パターン画像10の挿入フレーム数を増やし過ぎると、検査パターン画像10が運転者に見えてしまう形となり、違和感を持たれる可能性がある。よって、両者の兼ね合いから、検査パターン画像10の挿入フレーム数を適宜設定するのが好ましい。

0040

また、検査パターン画像10の表示にあたっては、上記の起動時に限らず、図5に示すように、表示装置100の作動終了時の手前のタイミングとしてもよい。あるいは、図6に示すように、例えば、表示器113において、A/C画像とカメラ画像とが切替え表示されるタイミングとしてもよい。

0041

各表示器111〜113において、検査パターン画像10が表示されると、センサ部120は、検査パターン画像10のマーク部12を検知し、検知信号を制御部133に出力する。制御部133は、検知信号を受けると、各表示器111〜113においては、検査パターン画像10が正しく表示されている、つまり、各表示器111〜113は、正常に作動していると判定する。そして、制御部133は、各表示器111〜113に対する各種画像の表示を行う(通常の表示制御)。

0042

一方、各表示器111〜113のうち、いずれかが故障している場合であると、画像の表示が不能となって、故障のある表示器では、検査パターン画像10が表示されないことになる。この場合、当然のことながら、センサ部120は、マーク部12の検出を行うことができず、検知信号を出力しないことになる。制御部133は、検査パターン画像10を表示させた(表示信号を送った)にもかかわらず、センサ部120からの検出信号がない場合には、この検出信号がないことを故障検知信号として、そのセンサ部120に対応する表示器が故障しているものと判定する。

0043

そして、図7に示すように、例えば、表示器113が故障しているとすると、カメラ画像(あるいはA/C画像)の表示ができないことになる。よって、制御部133は、残りの正常な表示器111、112を用いて、各画像の優先順位に基づく表示を行う。

0044

図7では、最優先のカメラ画像(画像D)を表示器112に表示し、次に優先順位の高い車両情報画像(画像B)を表示器111に表示する。この結果、優先順位の一番低い地図画像(画像A)の表示はオミットされる。尚、表示器112では、正常な場合の表示器113と同様に、A/C画像の切替え表示も行われる。

0045

更に、制御部133は、故障のあった表示器に対応するバックライト電源回路(111e〜113e)によって、バックライト(111c〜113c)を点滅発光させる。

0046

以上のように、本実施形態では、それぞれ異なる画像に対する重要度の優先順位が予め決められている。そして、複数の表示器111〜113のそれぞれに対して故障の発生を検知するセンサ部120を設け、制御部133は、センサ部120による表示器の故障検知信号に基づいて、故障発生のない表示器に、重要度の高い順に画像を表示させるようにしている。これにより、運転者に対して重要な情報を適切に表示することが可能となる。

0047

また、表示器111〜113の起動時、終了時、あるいは異なる画像間での表示切替え時における所定時間内に、制御部133は表示器111〜113に検査パターン画像10を表示させ、センサ部120によって、検知することで、各表示器111〜113の故障の有無を判定するようにしている。これにより、容易、且つ確実に表示器の故障を検知することができる。

0048

また、制御部133は、表示器の故障があると、故障した表示器に対応するバックライトを点滅発光させるので、速やかに表示器の故障の発生を運転者に通知するとことができる。これにより、運転者は、点検修理等の適切な処置を実施することができる。

0049

(第2実施形態)
第2実施形態の表示装置100Aを図8に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、故障発生のない表示器のいずれかに、複数の画像のうちの2つ以上を分割表示させるようにしたものである。

0050

上記第1実施形態では、仮に表示器113に故障の発生があると、制御部133は、優先順位の高い順に、表示器112に画像D(画像C)を表示させ、表示器111に画像Bを表示させ、優先順位の低い画像Aの表示をオミットした。

0051

しかしながら、本実施形態では、仮に表示器113に故障の発生があると、制御部133は、表示器112に画像D(画像C)を表示させると共に、表示器111に画像Bおよび画像Aを分割して表示するようにしている。

0052

これにより、いずれかの表示器に故障があっても、異なる画像のすべてを故障のない表示器に表示させることができる。

0053

(その他の実施形態)
上記各実施形態では、各表示器111〜113のいずれかに故障があると、対応するバックライトを点滅発光させるようにしたが、これに代えて、故障のない表示器において、ウォーニング等の注意・警告灯等によって、運転者に知らせるようにしてもよい。

0054

また、上記各実施形態では、表示器111〜113としては、TFT液晶ディスプレイに代えて、例えば、有機化合物を用いた層状の構造体から成る有機ELディスプレイ等の他のタイプの表示器を用いたものとしてもよい。有機ELディスプレイは、例えば、低温環境下における表示機能にも優れており、そのような環境下での使用に適している。

0055

また、上記各実施形態では、複数の表示器111〜113を左右方向に並べるようにしたが、これに限らず、上下方向に並べたものとしてもよい。この場合は、例えば、複数の表示器を上下方向に並べた表示装置を、車両の中央で、インストルメントパネルの運転者と対向する面から、シフトレバーに向かう位置に配置することで、縦長大画面の表示装置とすることができる。

0056

また、上記各実施形態では、各表示面111a〜113aは、長方形(四角形)を成すものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、正方形、四角形の角部を面取りしたような形状、半円形、あるいは円形等としてもよい。

0057

また、上記各実施形態では、3つの表示器111〜113を用いるものとして説明したが、最小の単位として、2つの表示器111、112を用いるものとしてもよい。あるいは、4つ以上の表示器を用いたものとしてもよい。

0058

10検査パターン画像(検査用のパターン画像)
100、100A表示装置
111、112、113表示器(複数の表示器)
111c、112c、113cバックライト(通知部)
120センサ部(検知部)
133 制御部

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