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技術 ロボット、ロボット制御方法およびロボットプログラム

出願人 ヴイストン株式会社
発明者 大和信夫
出願日 2015年12月28日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2015-257490
公開日 2017年7月6日 (3年4ヶ月経過) 公開番号 2017-119337
状態 特許登録済
技術分野 マニプレータ 玩具
主要キーワード プライベート性 感熱センサ バッテリー量 距離データ群 押し具 圧力量 濃淡特徴 大バッテリ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年7月6日)のものです。
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図面 (8)

課題

ユーザとロボットコミュニケーションにおいて、ユーザの個人情報の出力の制御において、ユーザの意図を反映した開示範囲に基づいて制御をすることができるロボットを提供する。

解決手段

本発明に係るロボットは、ユーザが所有する端末から送信されたメッセージを受信する受信部と、ユーザから発せられた音声を取得する音声入力部と、音声に基づいて、音声情報を生成する生成部と、メッセージまたは音声情報の少なくともいずれか一つの開示範囲の指定を受け付ける受付部と、メッセージまたは音声情報と、開示範囲を対応付ける対応付け部と、ロボットにアクションさせるための機構を制御し、対応付けに基づいて、メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する制御部とを備える。

概要

背景

近年、ユーザとの共生を目的としたコミュニケーションロボットが普及しつつある。ユーザは、この様なコミュニケーションロボットに対して、ペット同様に気軽に、例えば他の人間には話せないような極めてプライベート性の高い話から、世間一般に広く知れ渡る話まで多岐に渡る話をして、コミュニケーションを図ることがある。この時の会話の内容は、個人情報保護の観点からセキュリティの必要性が高まりつつある。

一方、ユーザがコミュニケーションロボットに話しかける内容は、他人の目(評価や意見)を気にせずに本音で話す内容も多いため、企業にとって貴重な情報であり、ビックデータとして、新しい市場見えなかったニーズ未来に向けた戦略等、これまで成し得なかった企業の発展に利用する価値を持つ。

特許文献1には、他のロボットと情報を共有するための通信機能を有するロボットであり、共有情報世代管理を行う技術が開示されている。この技術は、他のロボットとの共有情報に対し上記の適切な制限と加えることで、著作権プライバシー問題発生を未然に防ぐための技術に関するものである。

特許文献2には、アプリケーション又はグループへの参加する端末に対して、端末の識別情報と、アプリケーション又はグループの識別情報が対応付けられた属性情報に基づいて、プライベート関係情報の共有を制御する技術が開示されている。この技術は、ユーザ間のプライベートな関係情報及び人物間仲介情報流出を防ぐための技術に関するものである。

概要

ユーザとロボットのコミュニケーションにおいて、ユーザの個人情報の出力の制御において、ユーザの意を反映した開示範囲に基づいて制御をすることができるロボットを提供する。 本発明に係るロボットは、ユーザが所有する端末から送信されたメッセージを受信する受信部と、ユーザから発せられた音声を取得する音声入力部と、音声に基づいて、音声情報を生成する生成部と、メッセージまたは音声情報の少なくともいずれか一つの開示範囲の指定を受け付ける受付部と、メッセージまたは音声情報と、開示範囲を対応付ける対応付け部と、ロボットにアクションさせるための機構を制御し、対応付けに基づいて、メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する制御部とを備える。

目的

本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ユーザとロボットの会話において、ユーザの開示範囲の指定に基づき、ユーザの個人情報の出力を制御するロボット、ロボット制御方法およびロボットプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

ユーザが所有する端末から送信されたメッセージを受信する受信部と、ユーザから発せられた音声を取得する音声入力部と、前記音声に基づいて、音声情報を生成する生成部と、前記メッセージまたは前記音声情報の少なくともいずれか一つの開示範囲の指定を受け付ける受付部と、前記メッセージまたは音声情報と、前記開示範囲を対応付ける対応付け部と、ロボットアクションさせるための機構を制御し、前記対応付けに基づいて、前記メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する制御部と、を備えるロボット。

請求項2

前記対応付け部は、前記メッセージまたは音声情報と、前記メッセージの受信日時または音声情報の生成日時から所定の時間内に指定された前記開示範囲を対応付けることを特徴とする請求項1に記載のロボット。

請求項3

ユーザが所有する端末から送信されたメッセージを受信する受信部と、ユーザから発せられた音声を取得し、音声情報を生成する音声入力部と、前記メッセージまたは前記音声情報の少なくともいずれか一つに付帯する情報から開示範囲を判定する判定部と、ロボットにアクションさせるための機構を制御し、前記判定に基づいて、前記メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する制御部と、を備えるロボット。

請求項4

前記制御部は、前記開示範囲に基づいて、前記ロボットのアクションを決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のロボット。

請求項5

前記ロボットは、ユーザが所有する端末にメッセージを送信する送信部と、発声情報を生成し、該発声情報に基づいて音声を出力する音声出力部とをさらに備え、前記受付部は、前記メッセージの送信または前記音声の出力の少なくともいずれか一つのユーザによる出力範囲の指定を受け付け、前記制御部は、前記個人情報に対応付けられた開示範囲と前記出力範囲に基づいて、前記送信部または前記音声出力部の少なくともいずれか一つの前記メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のロボット。

請求項6

前記ロボットは、ユーザの個人情報、および、前記ロボットの使用に係る契約期間または前記ロボットの最大バッテリー量の少なくともいずれか一つを記憶する記憶部をさらに備え、前記制御部は、ある時点の日時情報と前記契約期間との比較、または、ある時点のバッテリー量と前記最大バッテリー量との比較に基づいて、前記個人情報を段階的に一部または全部を消去することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のロボット。

請求項7

ユーザが所有する端末から送信されたメッセージを受信する受信ステップと、ユーザから発せられた音声を取得する音声入力ステップと、前記音声に基づいて、音声情報を生成する生成ステップと、前記メッセージまたは前記音声情報の少なくともいずれか一つの開示範囲の指定を受け付ける受付ステップと、前記メッセージまたは音声情報と、前記開示範囲を対応付ける対応付けステップと、ロボットにアクションさせるための機構を制御し、前記対応付けに基づいて、前記メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する制御ステップと、を含むロボット制御方法

請求項8

ロボットに搭載されるコンピュータを制御するプログラムであって、ユーザが所有する端末から送信されたメッセージを受信する受信機能と、ユーザから発せられた音声を取得する音声入力機能と、前記音声に基づいて、音声情報を生成する生成機能と、前記メッセージまたは前記音声情報の少なくともいずれか一つの開示範囲の指定を受け付ける受付機能と、前記メッセージまたは音声情報と、前記開示範囲を対応付ける対応付け機能と、ロボットにアクションさせるための機構を制御し、前記対応付けに基づいて、前記メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する制御機能と、をコンピュータにより実現させるロボットプログラム

技術分野

0001

本発明は、ロボットロボット制御方法およびロボットプログラムに関し、特に、ユーザの個人情報等の開示範囲に基づいて出力を制御するロボット、ロボット制御方法およびロボットプログラムに関する。

背景技術

0002

近年、ユーザとの共生を目的としたコミュニケーションロボットが普及しつつある。ユーザは、この様なコミュニケーションロボットに対して、ペット同様に気軽に、例えば他の人間には話せないような極めてプライベート性の高い話から、世間一般に広く知れ渡る話まで多岐に渡る話をして、コミュニケーションを図ることがある。この時の会話の内容は、個人情報保護の観点からセキュリティの必要性が高まりつつある。

0003

一方、ユーザがコミュニケーションロボットに話しかける内容は、他人の目(評価や意見)を気にせずに本音で話す内容も多いため、企業にとって貴重な情報であり、ビックデータとして、新しい市場見えなかったニーズ未来に向けた戦略等、これまで成し得なかった企業の発展に利用する価値を持つ。

0004

特許文献1には、他のロボットと情報を共有するための通信機能を有するロボットであり、共有情報世代管理を行う技術が開示されている。この技術は、他のロボットとの共有情報に対し上記の適切な制限と加えることで、著作権プライバシー問題発生を未然に防ぐための技術に関するものである。

0005

特許文献2には、アプリケーション又はグループへの参加する端末に対して、端末の識別情報と、アプリケーション又はグループの識別情報が対応付けられた属性情報に基づいて、プライベート関係情報の共有を制御する技術が開示されている。この技術は、ユーザ間のプライベートな関係情報及び人物間仲介情報流出を防ぐための技術に関するものである。

先行技術

0006

特開2005−279830号公報
特開2008−003809号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、特許文献1の技術では、送信相手と、共有する情報の種類に応じて世代数および暗号化処理を設定するため、ユーザの意図が考慮されず、ユーザの意図しない情報の共有がされるおそれがある。

0008

また、特許文献2の技術においても、ユーザ、端末、グループ等の識別情報(例えば、人物のID)に基づいて、プライベートな関係情報の共有を制御するため、ユーザの意図しない情報の共有がされるおそれがある。

0009

そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ユーザとロボットの会話において、ユーザの開示範囲の指定に基づき、ユーザの個人情報の出力を制御するロボット、ロボット制御方法およびロボットプログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明に係るロボットは、ユーザが所有する端末から送信されたメッセージを受信する受信部と、ユーザから発せられた音声を取得する音声入力部と、音声に基づいて、音声情報を生成する生成部と、メッセージまたは音声情報の少なくともいずれか一つの開示範囲の指定を受け付ける受付部と、メッセージまたは音声情報と、開示範囲を対応付ける対応付け部と、ロボットにアクションさせるための機構を制御し、対応付けに基づいて、メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する制御部とを備える。

0011

さらに、本発明に係るロボットにおいて、対応付け部は、メッセージまたは音声情報と、メッセージの受信日時または音声情報の生成日時から所定の時間内に指定された開示範囲を対応付けるものであってもよい。

0012

本発明に係るロボットは、ユーザが所有する端末から送信されたメッセージを受信する受信部と、ユーザから発せられた音声を取得し、音声情報を生成する音声入力部と、メッセージまたは音声情報の少なくともいずれか一つに付帯する情報から開示範囲を判定する判定部と、ロボットにアクションさせるための機構を制御し、判定に基づいて、メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する制御部とを備える。

0013

さらに、本発明に係るロボットにおいて、制御部は、開示範囲に基づいて、ロボットのアクションを決定するものであってもよい。

0014

さらに、本発明に係るロボットは、ユーザが所有する端末にメッセージを送信する送信部と、発声情報を生成し、該発声情報に基づいて音声を出力する音声出力部とをさらに備え、受付部は、メッセージの送信または音声の出力の少なくともいずれか一つのユーザによる出力範囲の指定を受け付け、制御部は、個人情報に対応付けられた開示範囲と出力範囲に基づいて、送信部または音声出力部の少なくともいずれか一つのメッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御するものであってもよい。

0015

さらに、本発明に係るロボットは、ユーザの個人情報、および、ロボットの使用に係る契約期間またはロボットの最大バッテリー量の少なくともいずれか一つを記憶する記憶部をさらに備え、制御部は、ある時点の日時情報と契約期間との比較、または、ある時点のバッテリー量と最大バッテリー量との比較に基づいて、個人情報を段階的に一部または全部を消去するものであってもよい。

0016

本発明に係るロボット制御方法は、ユーザが所有する端末から送信されたメッセージを受信する受信ステップと、ユーザから発せられた音声を取得する音声入力ステップと、音声に基づいて、音声情報を生成する生成ステップと、メッセージまたは音声情報の少なくともいずれか一つの開示範囲の指定を受け付ける受付ステップと、メッセージまたは音声情報と、開示範囲を対応付ける対応付けステップと、ロボットにアクションさせるための機構を制御し、対応付けに基づいて、メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する制御ステップとを含む。

0017

本発明に係るロボットプログラムは、ロボットに搭載されるコンピュータを制御するプログラムであって、ユーザが所有する端末から送信されたメッセージを受信する受信機能と、ユーザから発せられた音声を取得する音声入力機能と、音声に基づいて、音声情報を生成する生成機能と、メッセージまたは音声情報の少なくともいずれか一つの開示範囲の指定を受け付ける受付機能と、メッセージまたは音声情報と、開示範囲を対応付ける対応付け機能と、ロボットにアクションさせるための機構を制御し、対応付けに基づいて、メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する制御機能と、をコンピュータにより実現させる。

0018

本発明に係るロボットは、ユーザが所有する端末から送信されたメッセージを受信する受信部と、ユーザから発せられた音声を取得する音声入力部と、音声に基づいて、音声情報を生成する生成部と、メッセージまたは音声情報の少なくともいずれか一つの開示範囲の指定を受け付ける受付部と、メッセージまたは音声情報と、開示範囲を対応付ける対応付け部と、ロボットにアクションさせるための機構を制御し、対応付けに基づいて、メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する制御部とを備える。これらの構成により、本発明に係るロボットは、ユーザの指定した開示範囲に基づいて、簡易にユーザの個人情報ごとに、ユーザの意図を反映して出力を制御することができる。

発明の効果

0019

本発明のロボット、ロボット制御方法及びロボットプログラムは、ユーザの個人情報の出力の制御において、ユーザの意図を反映した開示範囲に基づいて制御をすることができる。

図面の簡単な説明

0020

ロボットシステム500の構成の一例を示すシステム
ロボット100、サーバ200、ユーザ端末300の機能構成の例を示すブロック図
実施形態1に係るロボットの動作を説明するための模式図
実施形態2に係るロボットの動作を説明するための模式図
ユーザの個人情報と、ユーザ指定の開示範囲と、ユーザ指定の出力範囲と、通信状態と、出力の有無との対応付けの一例を説明するためのデータ構成図
音声等による開示範囲等の指定から出力を制御してアクションを決定するまでのロボット100の動作を示すフローチャート
契約期間等の記憶から個人情報を消去するまでのロボットの動作を示すフローチャート図

実施例

0021

以下、本発明の一実施態様について、図面を参照しながら説明する。
<実施の形態>
概要
図1は、ロボットシステム500の構成の一例を示すシステム図である。

0022

図1に示すように、ロボットシステム500は、サーバ200、ユーザの携帯端末300a、ユーザ端末300a及びロボット100を含み、サーバ100は、ネットワーク400を介して、ユーザ端末300a、ユーザ端末300bおよびロボット100と通信接続される。なお、図1において、説明を簡単にするために、サーバ200、ロボット100は1台、ユーザ端末は2台だけ示してあるが、これ以上存在してもよいことは言うまでもない。また、ユーザ端末300aの具体的な機器は、図示のように、スマートフォンに限定されず、例えば、携帯端末、タブレット端末パーソナルコンピュータ、その他の電子機器であってもよい。さらに、ユーザ端末300bは、図示のように、デスクトップ型パソコンに限定されず、例えば、ノート型パソコンシンクライアントシステムクライアント機器、その他の電子機器であってもよい。なお、以下においては、特に区別の必要がない場合に、ユーザ端末を総称して、ユーザ端末300と記載する。

0023

ユーザの携帯端末300aとロボット100は、一般的なインスタントメッセージングシステムを用いてメッセージのやり取り、いわゆるチャットを行うことができるシステムを構成する。ロボット100は、ユーザの携帯端末300aが送信したメッセージを、ネットワーク400を介して受信する。受信したメッセージに含まれるアプリケーションを指示する情報に基づき、アプリケーション131を選択し、選択したアプリケーション131に基づいて、ロボットが動作することもできる。アプリケーション131は、一例として、サーバ100にアプリケーションサーバとしての機能を備えさせ、当該アプリケーションサーバからユーザの要求に応じて、ユーザの携帯端末300aに端末アプリケーション部191として、または、ロボット100のアプリケーション131としてダウンロードおよびインストールできるため、汎用性のあるロボットの動作を実現することができる。

0024

<構成>
以下、ロボット100、サーバ200、ユーザ端末300の構成について詳細に説明する。
図2は、サーバ200、ロボット100、ユーザ端末200の機能構成の例を示すブロック図である。なお、各部の配置においては、ロボット100、サーバ200、ユーザ端末300間で動作環境等に応じて適宜変更してもよい。例えば、ロボット100の対応付け部122、判定部123はサーバ200の制御部220に配置してもよい。

0025

以下、ロボット100の機能構成の例を説明する。一例として、図2に示すように、ロボット100は、通信部110と、制御部120と、記憶部130と、触覚検知部140と、撮影部150と、音声入力部160と、音声出力部170と、受付部180を、電源部190含んで構成される。

0026

通信部110は、送信部111、受信部112、インタフェース113を含み、ネットワーク400を介して、ユーザの端末300、サーバ200と通信(各種データ、メッセージの送受信等)を実行する機能を有する。当該通信は有線無線のいずれでもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。さらに、当該通信は、セキュリティを確保するために、暗号化処理を施してもよい。

0027

ここで、「メッセージ」とは、テキストメッセージに限らず、画像(写真イラスト)、音声、動画等およびこれらに付帯する情報(イラストに付帯する意味情報、画像、音声、動画に付帯する日付および位置等に関する情報)が含まれる。また、メッセージには、ロボット100に対する指示情報も含まれる。ここで、「指示情報」とは、記憶部130に記憶されるアプリケーション131に対し、指示対象のアプリケーション131を指定する情報と、指定したアプリケーション131の処理を行うための入力情報引数等)をいう。また、ここで「イラストに付帯する意味情報」とは、は、例えば、インスタントメッセージングシステムで用いられるスタンプ等のイラストに付与されているイラストを意味するテキスト情報をいう。ハートのイラストであった場合、当該テキスト情報は、好き、嬉しい、している等といったイラストから観念される意味を示した文字列となる。

0028

また、画像には、ユーザ端末300からロボット100に送られてきた写真データを含む。写真データは、ユーザ端末300で撮影された画像あってもよいし、カメラや他の端末で撮影された画像であってもよい。また、画像や動画に付帯する日付に関する付帯情報は、画像および動画の撮影時の日付、時刻に関する情報をいう。また、位置に関する付帯情報とは、撮影時の位置情報であって、例えば、緯度及び経度情報等をいう。

0029

送信部111は、ネットワーク400を介して、制御部120の制御に従って、各部(制御部120、記憶部130等)から伝達されたメッセージ、対応付け部122の対応付けの結果、判定部123の判定結果等の各種データを、サーバ200、ユーザ端末300に送信する機能を有する。

0030

受信部112は、ネットワーク400を介して、ユーザ端末300から送信されたメッセージを、サーバ200から送信されたロボット100の制御等のための各種データ、配布されたアプリケーションを受信し、当該メッセージに含まれるデータ、各種データ、アプリケーションを各部に伝達する機能を有する。

0031

インタフェース113は、他の端末又は媒体と、無線又は有線による接続を行うものである。インタフェース113は、具体的には、WiFi(Wireless Fidelity)、HDMI登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)、USB(Universal Serial Bus)、電源コネクタ、I2C(Inter-IntegratedCircuit)等の接続装置をいう。

0032

制御部120は、ロボット100をアクションさせるための各機構、各部を制御する機能を有するプロセッサである。制御部120は、生成部121、対応付け部122、判定123を含む。制御部120は、具体的には、記憶部140に記憶されているプログラムまたはアプリケーション131から出力された命令を受信し、当該命令に基づいて、各機構等を動作させるよう制御する。ここで、各機構、各部とは、ロボットが備える胴体部、腕部、首部、眼球部、瞼部または口部等の自由度のある駆動装置を備える駆動部や、画像や動画を撮影する撮影部、接触を検知する触覚検知部、対象物との距離感覚を検知する距離感覚検知部、音声を入力する音声入力部160、音声を出力する音声出力部170等の構造部をいう。

0033

また、制御部120は、対応付け部122から伝達されたメッセージまたは音声情報と、開示範囲の対応付けに基づいて、メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する機能も有する。ここで、ユーザの「個人情報」とは、ユーザ個人に関する情報であり、例えば、ユーザの氏名、性別生年月日年齢本籍住所住民票コードマイナンバー固定電話携帯電話の番号、勤務場所職業収入(月収、年収)、家族、ユーザまたはユーザの関係者が写った写真、指紋静脈パターン虹彩、DNAの塩基配列などの生体情報メールアドレスコンピュータネットワークIPアドレスリモートホストMACアドレスHTTPcookieなどの情報で、かつ個人を特定できる場合に該当する等の情報をいう。

0034

具体的には、例えば、制御部120は、メッセージと、メッセージに含まれる個人情報について開示対象を「本人のみ」、通信状態を「Offline」とする開示範囲が対応付けられた場合に、当該対応付けに基づいて、通信状態がOfflineの時に、周囲に本人しかいないことを認識した場合のみ、当該個人情報を出力(例えば、音声出力部170が音声で当該個人情報の内容を発する等)しないよう制御することができる。これにより、ユーザが指定した開示範囲に基づいて個人情報を開示させることができるため、ユーザは安心してプライベート性の高い話をロボット100にすることができ、また、ユーザの意図した個人情報の開示をすることができ、使い勝手のよいセキュリティ性の高いロボットを提供することができる。

0035

また、制御部120は、判定部123から伝達されたメッセージまたは音声情報に付帯する情報と、開示範囲の判定に基づいて、メッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する機能も有する。具体的には、例えば、制御部120は、メッセージのヘッダ部またはフッタ部等に秘密のレベルが高いことを示す付帯情報が付帯していた場合、当該付帯情報からメッセージに含まれる個人情報の開示範囲について開示対象を「本人のみ」、通信状態を「Offline」と判定し、当該判定結果に基づいて、通信状態がOfflineの時に、周囲に本人しかいないことを認識した場合のみ、当該個人情報を出力(例えば、音声出力部170が音声で当該個人情報の内容を発する等)しないよう制御することができる。これにより、メッセージごと開示範囲を指定操作しなくとも、メッセージごとに個人情報の出力を制御させることができるため、ユーザは安心してプライベート性の高い話をロボット100にすることができ、使い勝手のよいセキュリティ性の高いロボットを提供することができる。

0036

また、制御部120は、個人情報の開示範囲に基づいて、ロボット100のアクションを決定する機能を有する。具体的には、例えば、制御部120は、開示範囲について開示対象を「家族・友人」とし、通信状態を「Online」とする場合、現在の通信状態が「Online」とする場合において、本人および家族や友人の所有するユーザ端末300として記憶部130に記憶されているアドレス宛にしか、当該個人情報を含めたメッセージを送信しないようにロボット100にアクションさせることができる。また、現在の通信状態が「Offline」とする場合において、撮影部150が撮影した画像を制御部120で画像認識により人物を特定し、不特定の人物および特定した人物の中で本人および家族や友人以外の人物が含まれているときは、当該個人情報を含めた発話をしないようロボット100にアクションさせることができる。これにより、ユーザの指定した開示範囲に基づいて、ロボット100がアクションするため、ユーザの意図が反映された上で、セキュリティ性の高いロボットを提供することができる。

0037

また、制御部120は、ユーザの個人情報に対応付けられた開示範囲と出力範囲に基づいて、送信部111または音声出力部170の少なくともいずれか一つのメッセージまたは音声情報に含まれる個人情報の出力を制御する機能を有する。具体的には、例えば、制御部120は、メッセージと、メッセージに含まれる個人情報について開示対象を「本人のみ」、通信状態を「Offline」とする開示範囲が対応付けられ、かつ、受付部180から出力範囲(出力対象)を「家族・友人」との指定が伝達された場合に、当該対応付けられた開示範囲と出力範囲に基づいて、通信状態がOfflineの時に、周囲に本人しかいないことを認識した場合のみ、当該個人情報を出力(例えば、音声出力部170が音声で当該個人情報の内容を発する等)しないよう制御することができる。これにより、ユーザが指定した開示範囲に基づいて個人情報を開示させることができるため、ユーザは安心してプライベート性の高い話をロボット100にすることができ、また、ユーザの意図した個人情報の開示をすることができ、使い勝手のよいセキュリティ性の高いロボットを提供することができる。

0038

また、制御部120は、ある時点の日時情報とロボット100の契約期間との比較、または、ある時点のバッテリー量と最大バッテリー量の比較に基づいて、ユーザの個人情報を段階的にまたは全部消去することができる。具体的には、例えば、制御部120は、バッテリー量が最大バッテリー量と比較して、その差分が所定の量以下になった時に、記憶部130に記憶するユーザの個人情報を(1)フル記憶、(2)部分消去、(3)完全消去といったように段階的に、または一挙に消去することができる。または、ロボット100は、契約期間までの残りの使用期間(契約期間から最新の日時情報を差し引いた期間)が所定の期間以下になった時に、記憶部130に記憶するユーザの個人情報を(1)フル記憶、(2)部分消去、(3)完全消去といったように段階的に、または一挙に消去することができる。

0039

また、制御部120は、音声出力部170に、ロボット100は、バッテリー量が所定の量付近まで減った際にユーザに「早く充電しないと記憶が消えちゃうよ〜」といったように、消去を予告するアラートのための音声を発するよう制御することもできる。または、ロボット100は、音声出力部170に契約期間までの残りの使用期間(契約期間から最新の日時情報を差し引いた期間)が所定の期間付近まで減った際にもユーザに「もう少しで契約満了だよ〜思い出が消えかかっているよ〜」といったように、消去を予告するアラートのための音声を発するよう制御することができる。これらにより、ユーザに積極的にバッテリー量の充電や契約期間の更新を促すことができ、ユーザに継続的に使用してもらえるロボットを提供することができる。また、これらにより、ユーザは積極的にロボットに関わるきっかけを作り、また、継続してロボットを使用してもらうよう促し、ユーザに密着したロボットを提供することができる。

0040

生成部121は、各部が検知、撮影、取得等したデータに基づいて、他の部で処理するための情報を生成する機能を有する。例えば、生成部121は、外部からの接触を検知した結果に基づいて、接触情報を生成することができる。具体的には、生成部121は、触覚検知部140から伝達された接触の圧力、人間等が自然に放射する赤外線による温度変化等を検知した結果に基づいて、または、当該検知した結果と記憶部130に記憶する所定の期間累積した検知した結果に基づいて、接触情報を生成する。ここで、「接触情報」とは、(1)接触位置(例えば、ロボットの腕部の末端に配置した触覚検知部140が接触を検知した場合であれば、「手」と位置する等)、(2)接触量(所定の期間における累積した接触検知回数接触頻度年月日単位での接触検知回数)、累積接触時間、所定期間における平均接触時間(時分秒/年月日単位))、(3)接触時の圧力量(Pa、kgf/m2)、(4)接触時の温度変化量(℃)等の情報をいう。生成部121は、生成した接触情報を制御部120に伝達する。

0041

また、生成部121は、撮影部150から伝達された撮影した結果(画像)に基づいて、画像認識を行い、形状色彩情報を生成する。画像認識については、例えば、パターンマッチング、統計的識別法、構造識別法等を用いればよい。ここで、「形状色彩情報」は、撮影対象物形状情報と色彩情報から構成される。具体的には、例えば、生成部121は、当該撮影した画像の特徴量(形状特徴量濃淡特徴量)を抽出し、当該特徴量からパターンマッチング等を用いて物体の形状を推定し、形状情報を生成することができる。また、生成部121は、例えば、(1)画像の各ピクセルをRGB(Red Green Blue)空間に写像する。(2)ピクセルの分布範囲が最も広いRGBのいずれかの軸を対象に、ピクセル数が等分になるように空間を分割する。(3)分割された空間のうち、最もピクセルの分布範囲が大きい軸を持つ空間を次の分割対象とする。(2)〜(3)を繰り返して、必要な個数までRGB空間を分割する。(4)分割された部分空間毎に、その部分空間に含まれるピクセルの平均色を出すことで、色彩情報を生成することができる。生成部121は、生成した形状色彩情報を制御部120に伝達する。

0042

さらに、生成部121は、距離感覚検知部180が周囲の人や物体とロボット100の距離などを計測した結果に基づいて距離情報を生成する。具体的には、例えば、生成部121は、距離感覚検知部180から伝達された距離、人や対象物との距離を計測した結果に基づいて、または、当該計測した結果と記憶部130に記憶する所定の期間累積した計測した結果に基づいて、距離情報を生成する。ここで、「距離情報」とは、(1)最新の人や対象物ごとの距離(cm、m)、(2)所定の期間累積した距離データ群(cm、m)、(3)所定の期間の累積した距離の平均の距離(cm、m)等の情報をいう。生成部121は、生成した距離情報を制御部120に伝達する。

0043

また、生成部121は、音声入力部160が取得した音声に基づいて音声情報を生成する。生成部121は、生成した音声情報を制御部120に伝達する。

0044

対応付け部122は、受信部112から伝達されたメッセージまたは生成部121から伝達された音声情報と、受付部180から伝達された開示範囲を対応付ける機能を有する。具体的には、例えば、対応付け部122は、メッセージに付帯する情報(送信日時受信日時情報)または音声情報に含まれる日時情報(音声情報生成時の日時情報、音声取得時の日時情報)と、指定された開示範囲の指定の受付日時情報とを比較して、基準とする所定の時間(例えば、数秒、数分等、ロボット100の仕様によって適宜設定すればよい)内に双方の日時が収まるか否か判定し、収まる場合にはこれらの対応付けを行うことができる。なお、当該対応付けは、所定の時間内での対応付け以外にも、メッセージや音声情報の内容について形態素解析をしてキーワードを抽出し、当該キーワードが所定の基準以上に合致する場合に対応付けてもよい。これにより、ユーザの手動によってメッセージごとに開示範囲を指定する必要がなく、ユーザの意図が反映された個人情報保護ができ、かつ、使い勝手のよいロボットを提供することができる。

0045

判定部123は、メッセージ、取得した音声または撮影した顔の画像の少なくともいずれか一つに付帯する情報基づいて、メッセージ、取得した音声または撮影した顔の画像の開示範囲を判定する機能を有する。具体的には、例えば、判定部123は、メッセージに付帯する情報(秘密の指定(高、中、低)、送信日時、受信日時情報など)、音声情報に含まれる日時情報(音声情報生成時の日時情報、音声取得時の日時情報など)または画像情報に含まれる日時情報(画像情報生成時の日時情報、画像撮影時の日時情報など)に基づいて、例えば、メッセージに付帯する情報として秘密の指定が「高」だった場合、開示範囲について開示対象を「本人」、通信情報を「Offline」と判定することができる。

0046

記憶部130は、ロボット100が動作、制御するうえで必要とする各種プログラム、データ、パラメータを記憶する機能を有する。また、記憶部130は、アプリケーション131、ユーザ情報(ユーザの個人情報を含む)、ユーザの個人情報の開示範囲、音声情報、距離情報、ロボット100の使用に係る契約期間、最大バッテリー量、ユーザの個人情報とユーザの開示範囲と出力範囲と通信状態と出力の有無との対応付け等を記憶することができる。また、記憶部130は、接触情報、距離情報を、所定の期間累積して記憶することができる。当該所定の期間は、最初にロボット100に電源が入ったときから電源が落ちるまでの期間としてもよいし、予め数日、1ヶ月、数カ月、1年、数年等の定めた期間としてもいいし、記憶部130の記憶容量に従って設定する期間としてもよい。記憶部130は、典型的には、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ(SD(Secure Digital)メモリーカード)等各種の記録媒体により実現される。ここで、「ユーザ情報」とは、ユーザの個人情報と、ユーザ個人に関する情報であり、かつ、ユーザを特定できない情報(例えば、ユーザID、趣味などの情報)とを含んだ情報いう。

0047

アプリケーション131は、受信部112がサーバ200、ユーザ端末300から受信したメッセージに含まれる指示情報に基づいて、ロボット100を動作させるための処理を行い、制御部120に命令を出力する。なお、図2において、説明を簡単にするためにアプリケーション131は2つだけ示してあるが、これ以上存在してもよいことは言うまでもない。

0048

また、アプリケーション131は、サーバ100のアプリマーケットサーバに登録されているアプリケーションとしてもよい。アプリマーケットサーバは、アプリケーションの流通を目的としたオンラインサービスを提供する。アプリマーケットサーバは、具体的には、開発者が作成したアプリケーションを登録することができ、登録されたアプリケーションをユーザの要求に応じて、ロボット100にダウンロードすることができる。アプリマーケットサーバのオンラインサービスの利用の料金体系は、ダウンロード毎の課金制にしてもよいし、定額制にしてもよい。

0049

触覚検知部140は、外部からの接触を検知する機能を有する。典型的には、触覚検知部140は、感圧センサ感熱センサ温度センサ等で実現してもよい。具体的には、例えば、触覚検知部140は、接触の圧力、人や動物等が自然に放射する赤外線による温度変化等を検知する。触覚検知部140は、当該検知した結果を生成部121に伝達する。触覚検知部140は、一例として(1)接触位置(例えば、ロボットの腕部の末端に配置した触覚検知部140が接触を検知した場合であれば、「手」と位置する等)、(2)接触量(接触検知回数、接触時間(時分秒/年月日単位))、(3)接触時の圧力量(Pa、kgf/m2)、(4)接触時の温度変化量(℃)を検知する。また、触覚検知部140は、当該検知の際の日時情報を検知結果に含めてもよい。触覚検知部140は、当該検知した結果を、生成部121に伝達する。なお、触覚検知部140は、図2において、頭部と腕部の末端と脚部の末端の5つ配置しているが、配置箇所および個数においてはこれに限られないことは言うまでもない。

0050

撮影部150は、ロボット100がレンズ越しに捉えている周囲の人又は景色等の静止画または動画を記録することで撮影する機能を有する。具体的には、例えば、撮影部150は、ロボット100を基準として所定領域内の対象物を撮影することができる。撮像部150は、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサまたはCMOS(Complementary MOS)イメージセンサにより光信号電気信号に変換することで画像を取得するものである。撮像部150は、デジタルカメラと同様の機能を有する。

0051

音声入力部160は、ロボット100がユーザの発声する音声を初めとした周囲の音を取得する機能を有する。音声入力部160は、具体的には、モノラルマイク又はステレオマイク等により実現される。

0052

音声出力部170は、ロボット100が音声を出力する機能を有する。当該音声は、音声合成による音声出力であっても、声優等が吹き込んだ音声による音声出力であってもよい。また、音声出力部170は、制御部120の制御に従って、記憶部130に記憶されている内容から発声情報を生成し、当該発声情報を音声出力することもできる。

0053

受付部180は、メッセージまたは音声情報の少なくともいずれか一つの開示範囲の指定を受け付ける機能を有する。具体的には、例えば、受付部180は、タッチパネルまたは押しボタンスイッチを備えて、ユーザの操作により開示範囲の指定を受け付けることができる。受付部180は、例えば、3段階の押しボタンスイッチとして、当該ボタンを最も深く押している押し具合のときは「本人のみ」、中間の押し具合のときは、「家族・友人」、最も浅く押している押し具合のときは、「オープン」と開示範囲を段階的に設定した場合、当該押し具合に応じて、受信したメッセージ、取得した音声の開示範囲の指定を受け付けることができる。

0054

また、受付部180は、メッセージまたは音声情報に含まれる、または、付帯する情報から開示範囲の指定を受け付けることもできる。例えば、受付部180は、メッセージに含まれる内容から個人情報と、開示範囲の指定を抽出(例えば、キーワードを「秘密」「秘匿」「内緒」としてキーワード検索による抽出など)し、抽出した個人情報と、当該個人情報の開示範囲を例えば「本人」「Online」として受け付ける。

0055

また、受付部180は、メッセージの送信または前記音声の出力の少なくともいずれか一つのユーザによる出力範囲の指定を受け付けることもできる。具体的には、例えば、受付部180は、開示範囲とは別途、タッチパネルまたは押しボタンスイッチを備えて、ユーザの操作により出力範囲の指定を受け付けることができる。受付部180は、例えば、3段階の押しボタンスイッチとして、当該ボタンを最も深く押している押し具合のときは「本人のみ」、中間の押し具合のときは、「家族・友人」、最も浅く押している押し具合のときは、「オープン」と出力範囲を段階的に設定した場合、当該押し具合に応じて、メッセージの送信、音声出力の出力範囲の指定を受け付けることができる。

0056

また、受付部180は、メッセージまたは音声情報に含まれる出力範囲の指定を受け付けることもできる。例えば、受付部180は、メッセージに含まれる内容から出力範囲の指定を抽出、抽出した出力範囲を例えば「本人」「Online」として受け付けることができる。

0057

また、受付部180は、通知部181を含んで構成してもよい。通知部131は、指定された開示範囲に基づいて、ユーザに当該開示範囲を通知することができる。当該通知にあたっては、例えば、通知部181は、照光灯表示灯等のランプを備えて、当該ランプの点灯具合によって、現在の開示範囲をユーザに通知することができる。

0058

電源部190は、ロボット100の電気を供給するものである。ユーザ端末300aを保持したユーザが、ロボット100に近付くと、ロボット100のインタフェース113が、ユーザ端末300a、または、ユーザ端末300aの端末アプリケーション部341から発せられる無線通信信号を受信し、電源部190が、自動で電源のオンを行うようにしてもよい。

0059

また、ロボット100は、距離感覚検知部195(不図示)を含んで構成してもよい。距離感覚検知部は、周囲の人や物体との距離を計測する機能を有する。距離感覚検知部195は、典型的には、超音波センサ赤外線センサ近接センサ変位センサ等により実現される。具体的には、例えば、距離感覚検知部195は、撮影部150が撮影した画像から、画像認識により周囲の人や物体の中からユーザ等の対象物を特定し、当該特定したユーザ等の対象物に向けて超音波発信し、その反射波受波器で受信することにより、超音波の発信から受信までに要した時間と音速との関係を演算することでセンサからユーザ等の対象物までの距離を算出し、対象物の有無や対象物までの距離を計測することができる。距離感覚検知部195は、当該計測した結果を生成部121に伝達する。
以上が、ロボット100の機能構成の例の説明である。

0060

以下、サーバ200の機能構成の例を説明する。一例として、図2に示すように、サーバ200は、通信部210と、制御部220と、記憶部230とを含んで構成される。

0061

通信部210は、送信部211、受信部212を含み、ネットワーク400を介して、ロボット100、ユーザの端末300と通信(各種データ、メッセージの送受信等)を実行する機能を有する。当該通信は有線、無線のいずれでもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。

0062

受信部211は、ネットワーク400を介して、ユーザ端末300から送信されたメッセージを、ロボット100から送信された対応付け結果や判定結果等の各種データを受信し、当該メッセージに含まれるデータ、各種データを各部に伝達する機能を有する。

0063

送信部212は、ネットワーク400を介して、制御部220の制御に従って、各部(制御部220、記憶部230等)から伝達されたメッセージ、データ、アプリケーションを、ロボット100およびユーザ端末300に送信する機能を有する。

0064

制御部220は、サーバ200の各部を制御する機能を有するプロセッサである。

0065

記憶部230は、サーバ200が動作するうえで必要とする各種プログラム、データおよびパラメータを記憶する機能を有する。具体的には、例えば、記憶部230は、ロボット100から受信した分析結果情報評価情報等を記憶する。記憶部230は、典型的には、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等各種の記録媒体により実現される。
以上がサーバ200の機能構成の例の説明である。

0066

以下、ユーザ端末300の機能構成の例を説明する。一例として、図2に示すように、ユーザ端末300は、通信部310と、制御部320と、表示部330と、記憶部340とを含んで構成される。

0067

通信部310は、受信部311、送信部312を含み、ネットワーク400を介して、ロボット100、サーバ200と通信(各種データ、メッセージの送受信等)を実行する機能を有する。当該通信は有線、無線のいずれでもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。

0068

受信部311は、ネットワーク400を介して、制御部320の制御に従って、ロボット100から送信されたメッセージ、生成した各種情報、対応付け結果や判定結果等の各種データを、また、サーバ100から送信された制御等のための各種データ、アプリケーションを受信し、当該メッセージに含まれるデータ、各種データ、アプリケーションを各部に伝達する機能を有する。

0069

送信部312は、ネットワーク400を介して、制御部320の制御に従って、各部(制御部320、表示部330、記憶部340等)から伝達されたメッセージ、データ、アプリケーションを、ロボット100、サーバ200に送信する機能を有する。

0070

制御部320は、ユーザ端末300の各部を制御する機能を有するプロセッサである。

0071

表示部330は、制御部320の制御に従い、ロボット100、サーバ200から送信された表示情報等を表示する機能を有するモニタである。典型的には、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイLED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ等を用いればよい。また、表示部330は、ユーザからの入力を受け付ける機能を有する。典型的には、タッチパネル等のソフトキーあるいはハードキーにより実現される。

0072

記憶部340は、サーバ200が動作するうえで必要とする各種プログラム、データおよびパラメータを記憶する機能を有する。具体的には、例えば、記憶部340は、ロボット100から受信した分析結果情報、評価情報等を記憶する。記憶部340は、典型的には、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等各種の記録媒体により実現される。
以上が、ユーザ端末300の機能構成の例の説明である。

0073

次に、本実施形態に係るロボット100のユーザとのコミュニケーション時のアクションの一態様について、図3および図4を用いて説明する。

0074

<実施形態1>
図3は、実施形態1に係るロボットのアクションを説明するための模式図である。具体的には、図3は、ユーザ(女性)とロボット100の会話における、ロボット100のアクションの一例と段階的開示範囲、出力範囲のイメージを示す図である。図3に示すように、一例として、ユーザがロボット100に「・・・この内容は秘密ね!」と話しかけた場合、当該音声を音声入力部160が取得し、生成部121が音声情報を生成する。当該生成した音声情報に基づいて、制御部120は、「OK!」と音声出力部170から音声を発する。また、同時に、受付部180は、開示範囲の指定(「秘密ね!」という指定)を分析し、メッセージに含まれる個人情報の開示範囲を例えば「本人」「Online」として受け付ける。対応付け部122はメッセージに含まれる個人情報と、当該受け付けた開示範囲を対応付ける。また、受付部180は、押しボタンスイッチで開示範囲の指定を「本人」として受け付けることもでき、また、その指定されている開示範囲は通知部181のランプの点灯により、通知することもできる(例えば、ロボット100の胴体部分にある●で示した部分)。

0075

また、図3に示すように、ユーザが個人情報の出力範囲を、通信状態を「Online」とし、開示対象を(1)本人、(2)家族・友達、(3)オープンと3段階に設けた中で、例えば、ロボット100が音声出力部170から「ただいま、情報をオープンにしています」と発しているように(3)オープンを指定した場合、開示範囲を「本人」「Online」として指定したユーザの個人情報は、本人のみしか開示されないよう制御部120で制御される。具体的には、ロボット100は、ユーザの本人のユーザ端末300へ送信するメッセージに限定して当該個人情報は含めたり示唆したりするよう出力し、サーバ100を介して、他のユーザのユーザ端末300や連携する企業サーバには一切出力しないよう、制御する。これにより、ユーザのメッセージごとの開示の指定を反映して、メッセージに含まれる個人情報をロボットが利用することができ、セキュリティ性の高い、かつ、ユーザの意図を反映したロボットを提供することができる。

0076

<実施形態2>
図4は、実施形態2に係るロボットのアクションを説明するための模式図である。具体的には、図4、ユーザ(女性)とロボット100の個人情報消去に関する会話における、ロボット100のアクションの一例を示す図である。ロボット100は、例えば、図4に示すように、バッテリー量が所定の量以下になると、記憶部130に記憶する個人情報を(1)フル記憶、(2)部分消去、(3)完全消去といったように段階的に、または一挙に消去することができる。ロボット100は、バッテリー量が所定の量付近まで減った際にユーザに「早く充電しないと記憶が消えちゃうよ〜」といったように、消去を予告するアラートのための音声を音声出力部170から発することができる。または、ロボット100は、契約期間までの残りの使用期間(契約期間から最新の日時情報を差し引いた期間)が所定の期間付近まで減った際にもユーザに「もう少しで契約満了だよ〜思い出が消えかかっているよ〜」といったように、消去を予告するアラートのための音声を音声出力部170から発することができる。ロボット100は、バッテリー量が所定の量以下となったとき、または、契約期間が所定の期間をきったとき、ユーザの個人情報を記憶DBとする記憶部130から部分消去または完全消去することができる。これにより、ユーザに積極的にバッテリー量の充電や契約期間の更新を促すことができ、ユーザに継続的に使用してもらえるロボットを提供することができる。

0077

<データ>
ここで、本実施形態において、ロボット100で用いられるユーザの個人情報と、ユーザ指定の開示範囲と、ユーザ指定の出力範囲と、通信状態、出力の有無とこれらの対応付けについて説明する。
図5は、ロボット100の記憶部130に記憶されている当該対応付け情報の例を示すデータ概念図である。

0078

図5に示すように、対応付け情報は、ユーザの個人情報ごとに、その開示範囲と出力範囲と、現在の通信状態と、その結果出力されるか否かを特定し得る情報であればどのような情報であってもよく、これ以外の情報を含んでもよいことは言うまでもない。

0079

ユーザの個人情報は、上述のとおりである。ユーザの個人情報は、どのような形で表現されてもよく、例えば、数字ひらがな、カタカナ漢字アルファベット記号等を用いて表現されてよい。

0080

ユーザ指定の開示範囲は、ユーザが指定した個人情報ごとの開示の範囲を表す。ユーザ指定の開示範囲は、図5に示すように、開示対象と通信状態を含んで構成される。ユーザは、開示対象を、例えば、(1)本人、(2)家族・友人、(3)オープンといったように段階的に指定することができる。また、ユーザは、通信状態を、例えば、オフライン(Online)、オンライン(Offline)を指定することができる。なお、ユーザは、開示範囲の指定において、開示対象と通信状態の少なくともいずれか一つを指定すればよい。

0081

ユーザ指定の出力範囲は、ユーザが指定したその時点のロボット100の情報の出力範囲を表す。図5に示すように、出力対象を含んで構成される。ユーザは、開示対象を、例えば、(1)本人、(2)家族・友人、(3)オープンといったように段階的に指定することができる。現在の通信状態は、ユーザが設定したその時点の通信状態オフライン(Online)、オンライン(Offline)を表す。出力制御は、ユーザ指定の開示範囲とユーザ指定の出力範囲と通信状態との組み合わせに基づいたユーザの個人情報の出力の制御状態を示す。具体的には、例えば、ユーザの個人情報「年齢」に対して、開示対象を「本人」、通信状態を「Offline」、ユーザ指定の出力範囲を「オープン」通信状態が「Online」とするとき、「年齢」は当該組み合わせの中で最も狭い範囲での出力「出力無し」とすることができる。

0082

<動作>
本実施の形態に係るロボット100の動作を説明する。

0083

図6を用いて、音声等による開示範囲等の指定から出力を制御してアクションを決定するまでのロボット100の動作を説明する。図6は、音声等による開示範囲等の指定から出力を制御してアクションを決定するまでのロボット100の動作を示すフローチャート図である。

0084

受信部112は、ユーザが所有するユーザ端末300から送信されたメッセージを受信する(ステップS11)。音声入力部160は、ユーザから発せられた音声を取得する(ステップS12)。生成部121は、取得した音声に基づいて、音声情報を生成する(ステップS13)。メッセージまたは音声情報に対し、開示範囲の指定があった場合(ステップS14の開示範囲の指定)で、ユーザによる指定の場合(ステップS15のユーザの指定)、受付部180は、開示範囲の指定を受け付ける(ステップS16)。開示範囲の指定があった場合(ステップS14の開示範囲の指定)で、付帯情報による判定の場合(ステップS15の付帯情報)、判定部123は、開示範囲を判定する(ステップS17)。対応付け部122は、メッセージまたは音声情報と開示範囲を対応付ける(ステップS18)。制御部120は、当該対応付けに基づいて、ユーザの個人情報の出力を制御する(ステップS19)。

0085

メッセージまたは音声情報に対し、出力範囲の指定があった場合(ステップS14の出力範囲の指定)で、受付部180は、出力範囲の指定を受け付ける(ステップS20)。対応付け部122は、メッセージまたは音声情報と出力範囲を対応付ける(ステップS21)。制御部120は、当該対応付けに基づいて、個人情報の出力を制御する(ステップS22)。制御部120は、開示範囲または出力範囲に基づいて、ロボット100のアクションを決定する(ステップS23)。

0086

次に、ロボット100の契約期間等の記憶から個人情報を消去するまでの動作を説明する。図7は、契約期間等の記憶から個人情報を消去するまでのロボットの動作を示すフローチャート図である。

0087

記憶部130は、契約期間および最大バッテリー量を記憶する(ステップS31)。生成部121は、最新日時を取得し日時情報を生成する(ステップS32)。制御部120は当該日時情報と契約期間との差分が所定の期間内に収まるか比較する(ステップS33)。制御部120は、最新のバッテリー量を取得する(ステップS34)。制御部120は、当該バッテリー量と最大バッテリー量との差分が、所定の量内に収まるか比較する(ステップS35)。触覚検知部は、外部からの接触を検知する(ステップS36)。生成部121は、当該検知結果に基づいて接触情報を生成する(ステップS37)。記憶部130は、当該接触情報を累積して記憶する(ステップS38)。制御部120は、累積した接触情報を所定の基準と比較する(ステップS39)。制御部120は、これらの比較結果に基づいて、記憶部130に記憶されているユーザの個人情報を消去する(ステップS40)。
以上が、ロボット100の動作である。

0088

本発明を実施形態と図面に基づき説明してきたが、代表的な実施形態の例を示したものであって、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。

0089

100ロボット
110通信部
120 制御部
130 記憶部
140触覚検知部
150撮影部
160音声入力部
170音声出力部
180 受付部
190電源部
200サーバ
210 通信部(サーバ)
220 制御部(サーバ)
230 記憶部(サーバ)
300ユーザ端末
310 通信部(ユーザ端末)
320 制御部(ユーザ端末)
330 表示部(ユーザ端末)
340 記憶部(ユーザ端末)

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