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技術 画像走査装置、画像読み取り装置、および、プログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 岡田茂小柳勝也小林邦彦安達真太郎岸本紘幸吉崎茜
出願日 2015年12月22日 (6年0ヶ月経過) 出願番号 2015-249540
公開日 2017年6月29日 (4年5ヶ月経過) 公開番号 2017-118235
状態 特許登録済
技術分野 記録担体の読み取り イメージ入力 FAXの走査装置 FAX原画の編集
主要キーワード 検知漏れ 画像走査装置 切り出しシンボル 後続ページ 帳票種別 表示機構 対象点 提供形態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月29日)のものです。
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図面 (10)

課題

ページの全面を走査して各ページにコード画像が含まれているかを検知する場合に比べて、各ページにコード画像が含まれているか否かの検知をより速やかに行えるようにする。

解決手段

ページ目の画像にて検知されたコード画像60の個数と、3ページ目の画像にて検知されたコード画像60の個数とが一致している。また、1ページ目の画像にて検知されたコード画像60の位置と、3ページ目の画像にて検知されたコード画像60の位置とが一致している。この場合、設定部が、走査領域(検知部がコード画像の走査を行う際の走査領域)を小さくする設定を行う。より具体的には、走査領域を、ページ全面(全体)から、ページ全面よりも小さい領域にする。

概要

背景

特許文献1には、帳票読取部が読み取った帳票の画像情報から算出したバーコードの大きさおよび帳票における位置に基づいて帳票分類情報検索して帳票種別を抽出し、その帳票種別の中から帳票の種類を特定して文字が存在する領域を検出する処理が開示されている。

概要

ページの全面を走査して各ページにコード画像が含まれているかを検知する場合に比べて、各ページにコード画像が含まれているか否かの検知をより速やかに行えるようにする。1ページ目の画像にて検知されたコード画像60の個数と、3ページ目の画像にて検知されたコード画像60の個数とが一致している。また、1ページ目の画像にて検知されたコード画像60の位置と、3ページ目の画像にて検知されたコード画像60の位置とが一致している。この場合、設定部が、走査領域(検知部がコード画像の走査を行う際の走査領域)を小さくする設定を行う。より具体的には、走査領域を、ページ全面(全体)から、ページ全面よりも小さい領域にする。

目的

本発明の目的は、各ページの全面を走査して各ページにコード画像が含まれているかを検知する場合に比べて、各ページにコード画像が含まれているか否かの検知をより速やかに行えるようにすることにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

画像の走査ページ毎に行い、画像に含まれているコード画像の検知をページ毎に行う検知手段と、前記検知手段により、一のページにてコード画像が検知された後に、他のページにてコード画像が検知された場合、当該一のページにおけるコード画像の検知位置と当該他のページにおけるコード画像の検知位置とに基づき、当該他のページに続く後続ページにおける走査領域を設定する設定手段と、を備える画像走査装置

請求項2

前記設定手段は、前記一のページにて検知された前記コード画像の位置と、前記他のページにて検知された前記コード画像の位置とが一致しあるいは位置のずれ量が予め定められたずれ量に収まっている場合、当該一のページにて検知された当該コード画像の位置および当該他のページにて検知された当該コード画像の位置を含んだ領域であって、ページ全面よりも小さい当該領域を、前記後続ページにおける走査領域に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像走査装置。

請求項3

前記設定手段は、前記後続ページにおける走査領域に設定した前記小さい領域の位置とは異なる位置であって、ページの中心を対象点として当該小さい領域とは点対象となる関係を有する位置を含んだ領域も、前記走査領域に設定することを特徴とする請求項2に記載の画像走査装置。

請求項4

前記設定手段は、前記一のページにて検知された前記コード画像の位置と、前記他のページにて検知された前記コード画像の位置とがずれている場合、当該一のページにて検知された当該コード画像の位置と、当該他のページにて検知された当該コード画像の位置とが一致している場合に比べ、前記後続ページにおける走査領域を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の画像走査装置。

請求項5

前記設定手段は、前記一のページにて検知された前記コード画像の位置と、前記他のページにて検知された前記コード画像の位置とがずれている場合、前記後続ページの全面を前記走査領域として設定することを特徴とする請求項1に記載の画像走査装置。

請求項6

前記他のページを回転させて前記一のページの向きに当該他のページの向きを揃えた場合に、当該一のページ上の前記コード画像および当該他のページ上の前記コード画像の2つのコード画像の位置が一致しあるいは位置のずれ量が予め定められたずれ量に収まっており且つ当該2つのコード画像の向きが揃っている場合、前記設定手段は、当該2つのコード画像の位置が一致すると判断し、ページ全面よりも小さい前記領域を、前記後続ページにおける走査領域に設定することを特徴とする請求項2に記載の画像走査装置。

請求項7

前記設定手段は、前記一のページにて検知された前記コード画像の数と、前記他のページにて検知された前記コード画像の数とが異なる場合、前記後続ページの全面を前記走査領域として設定することを特徴とする請求項1に記載の画像走査装置。

請求項8

画像の走査をページ毎に行い、画像に含まれているコード画像の検知をページ毎に行う検知手段と、前記検知手段にて、コード画像が一のページにて検知された場合、当該コード画像の検知位置に基づき、当該一のページに続く後続ページにおけるコード画像の走査領域を設定する設定手段と、を備える画像走査装置。

請求項9

前記設定手段は、前記コード画像が前記一のページにて検知された場合、当該コード画像が検知された位置を含んだ領域であってページ全面よりも小さい領域を、前記後続ページにおける走査領域に設定することを特徴とする請求項8に記載の画像走査装置。

請求項10

前記設定手段は、前記コード画像が検知された位置であるコード画像検知位置とは異なる位置であって、ページの中心を対象点として当該コード画像検知位置とは点対象となる関係を有する位置を含んだ領域も、前記走査領域に設定することを特徴とする請求項9に記載の画像走査装置。

請求項11

前記検知手段は、前記コード画像の検知を行うまで、各ページの全面を走査することを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載の画像走査装置。

請求項12

原稿上の画像を読み取る画像読み取り手段と、当該画像読み取り手段により得られた画像の走査を行う画像走査装置とを備え、当該画像走査装置が請求項1乃至11の何れかに記載の画像走査装置により構成された画像読み取り装置

請求項13

画像の走査をページ毎に行い、画像に含まれているコード画像の検知をページ毎に行う検知機能と、前記検知機能により、一のページにてコード画像が検知された後に、他のページにてコード画像が検知された場合、当該一のページにおけるコード画像の検知位置と当該他のページにおけるコード画像の検知位置とに基づき、当該他のページに続く後続ページにおける走査領域を設定する設定機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラム

請求項14

画像の走査をページ毎に行い、画像に含まれているコード画像の検知をページ毎に行う検知機能と、前記検知機能により、コード画像が一のページにて検知された場合、当該コード画像の検知位置に基づき、当該一のページに続く後続ページにおけるコード画像の走査領域を設定する設定機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラム。

技術分野

0001

本発明は、画像走査装置画像読み取り装置、および、プログラムに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、帳票読取部が読み取った帳票の画像情報から算出したバーコードの大きさおよび帳票における位置に基づいて帳票分類情報検索して帳票種別を抽出し、その帳票種別の中から帳票の種類を特定して文字が存在する領域を検出する処理が開示されている。

先行技術

0003

特開2008−186399号公報

発明が解決しようとする課題

0004

画像読み取り装置などにより得られた画像にコード画像が含まれることがあり、このコード画像は、例えば、画像の全面を走査することにより検知できる。ところで、画像が複数ページにわたっている場合にこの全面の走査を行うと、コード画像の検知に時間を要する。
本発明の目的は、各ページの全面を走査して各ページにコード画像が含まれているかを検知する場合に比べて、各ページにコード画像が含まれているか否かの検知をより速やかに行えるようにすることにある。

課題を解決するための手段

0005

請求項1に記載の発明は、画像の走査をページ毎に行い、画像に含まれているコード画像の検知をページ毎に行う検知手段と、前記検知手段により、一のページにてコード画像が検知された後に、他のページにてコード画像が検知された場合、当該一のページにおけるコード画像の検知位置と当該他のページにおけるコード画像の検知位置とに基づき、当該他のページに続く後続ページにおける走査領域を設定する設定手段と、を備える画像走査装置である。
請求項2に記載の発明は、前記設定手段は、前記一のページにて検知された前記コード画像の位置と、前記他のページにて検知された前記コード画像の位置とが一致しあるいは位置のずれ量が予め定められたずれ量に収まっている場合、当該一のページにて検知された当該コード画像の位置および当該他のページにて検知された当該コード画像の位置を含んだ領域であって、ページ全面よりも小さい当該領域を、前記後続ページにおける走査領域に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像走査装置である。
請求項3に記載の発明は、前記設定手段は、前記後続ページにおける走査領域に設定した前記小さい領域の位置とは異なる位置であって、ページの中心を対象点として当該小さい領域とは点対象となる関係を有する位置を含んだ領域も、前記走査領域に設定することを特徴とする請求項2に記載の画像走査装置である。
請求項4に記載の発明は、前記設定手段は、前記一のページにて検知された前記コード画像の位置と、前記他のページにて検知された前記コード画像の位置とがずれている場合、当該一のページにて検知された当該コード画像の位置と、当該他のページにて検知された当該コード画像の位置とが一致している場合に比べ、前記後続ページにおける走査領域を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の画像走査装置である。
請求項5に記載の発明は、前記設定手段は、前記一のページにて検知された前記コード画像の位置と、前記他のページにて検知された前記コード画像の位置とがずれている場合、前記後続ページの全面を前記走査領域として設定することを特徴とする請求項1に記載の画像走査装置である。
請求項6に記載の発明は、前記他のページを回転させて前記一のページの向きに当該他のページの向きを揃えた場合に、当該一のページ上の前記コード画像および当該他のページ上の前記コード画像の2つのコード画像の位置が一致しあるいは位置のずれ量が予め定められたずれ量に収まっており且つ当該2つのコード画像の向きが揃っている場合、前記設定手段は、当該2つのコード画像の位置が一致すると判断し、ページ全面よりも小さい前記領域を、前記後続ページにおける走査領域に設定することを特徴とする請求項2に記載の画像走査装置である。
請求項7に記載の発明は、前記設定手段は、前記一のページにて検知された前記コード画像の数と、前記他のページにて検知された前記コード画像の数とが異なる場合、前記後続ページの全面を前記走査領域として設定することを特徴とする請求項1に記載の画像走査装置である。
請求項8に記載の発明は、画像の走査をページ毎に行い、画像に含まれているコード画像の検知をページ毎に行う検知手段と、前記検知手段にて、コード画像が一のページにて検知された場合、当該コード画像の検知位置に基づき、当該一のページに続く後続ページにおけるコード画像の走査領域を設定する設定手段と、を備える画像走査装置である。
請求項9に記載の発明は、前記設定手段は、前記コード画像が前記一のページにて検知された場合、当該コード画像が検知された位置を含んだ領域であってページ全面よりも小さい領域を、前記後続ページにおける走査領域に設定することを特徴とする請求項8に記載の画像走査装置である。
請求項10に記載の発明は、前記設定手段は、前記コード画像が検知された位置であるコード画像検知位置とは異なる位置であって、ページの中心を対象点として当該コード画像検知位置とは点対象となる関係を有する位置を含んだ領域も、前記走査領域に設定することを特徴とする請求項9に記載の画像走査装置である。
請求項11に記載の発明は、前記検知手段は、前記コード画像の検知を行うまで、各ページの全面を走査することを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載の画像走査装置である。
請求項12に記載の発明は、原稿上の画像を読み取る画像読み取り手段と、当該画像読み取り手段により得られた画像の走査を行う画像走査装置とを備え、当該画像走査装置が請求項1乃至11の何れかに記載の画像走査装置により構成された画像読み取り装置である。
請求項13に記載の発明は、画像の走査をページ毎に行い、画像に含まれているコード画像の検知をページ毎に行う検知機能と、前記検知機能により、一のページにてコード画像が検知された後に、他のページにてコード画像が検知された場合、当該一のページにおけるコード画像の検知位置と当該他のページにおけるコード画像の検知位置とに基づき、当該他のページに続く後続ページにおける走査領域を設定する設定機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
請求項14に記載の発明は、画像の走査をページ毎に行い、画像に含まれているコード画像の検知をページ毎に行う検知機能と、前記検知機能により、コード画像が一のページにて検知された場合、当該コード画像の検知位置に基づき、当該一のページに続く後続ページにおけるコード画像の走査領域を設定する設定機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムである。

発明の効果

0006

請求項1の発明によれば、各ページの全面を走査して各ページにコード画像が含まれているかを検知する場合に比べて、各ページにコード画像が含まれているか否かの検知をより速やかに行えるようになる。
請求項2の発明によれば、後続ページにおける走査領域がページ全体である場合に比べ、後続ページにおけるコード画像の検知をより速やかに行える。
請求項3の発明によれば、ページの天地逆転していても、このページに含まれるコード画像を検知できるようになる。
請求項4の発明によれば、後続ページにおける走査領域を小さくする場合に比べ、後続ページにおけるコード画像の検知漏れを低減できる。
請求項5の発明によれば、後続ページの全面よりも小さい領域を走査領域に設定する場合に比べ、後続ページにおけるコード画像の検知漏れを低減できる。
請求項6の発明によれば、一のページのコード画像の位置と他のページのコード画像の位置とがずれていると判断されることを防止できる。
請求項7の発明によれば、後続ページの全面よりも小さい領域を走査領域に設定する場合に比べ、後続ページにおけるコード画像の検知漏れを低減できる。
請求項8の発明によれば、各ページの全面を走査して各ページにコード画像が含まれているかを検知する場合に比べて、各ページにコード画像が含まれているか否かの検知をより速やかに行えるようになる。
請求項9の発明によれば、後続ページにおける走査領域が後続ページの全面である場合に比べ、後続ページにおけるコード画像の検知をより速やかに行える。
請求項10の発明によれば、ページの天地が逆転していても、このページに含まれるコード画像を検知できるようになる。
請求項11の発明によれば、各ページの一部を走査する場合に比べ、コード画像の検知漏れを低減できる。
請求項12の発明によれば、各ページの全面を走査して各ページにコード画像が含まれているかを検知する場合に比べて、各ページにコード画像が含まれているか否かの検知をより速やかに行えるようになる。
請求項13の発明によれば、各ページの全面を走査して各ページにコード画像が含まれているかを検知する場合に比べて、各ページにコード画像が含まれているか否かの検知をより速やかに行えるようになる。
請求項14の発明によれば、各ページの全面を走査して各ページにコード画像が含まれているかを検知する場合に比べて、各ページにコード画像が含まれているか否かの検知をより速やかに行えるようになる。

図面の簡単な説明

0007

本実施形態に係る画像形成装置を示した図である。
制御部のハードウエアの構成例である。
制御部の機能ブロック図である。
コード画像の検知に関し制御部にて実行される処理の一例を示した図である。
画像の走査に関し実行される他の処理例を示した図である。
コード画像の検知処理の具体例を示した図である。
コード画像の検知に関する他の処理例を示した図である。
コード画像の検知処理の一連の流れを示したフローチャートである。
コード画像の検知に関する他の処理例を示した図である。

実施例

0008

以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1を示した図である。
本実施形態の画像形成装置1には、装置本体100、原稿上の画像を読み取る画像読み取り手段の一例としてのスキャナ装置110が設けられている。さらに、画像形成装置1の各部を制御する制御部300、ユーザへの情報の表示を行う表示機構200が設けられている。

0009

装置本体100の内部には、記録材の一例である用紙への画像形成を行う画像形成機構120が設けられている。
画像形成機構120では、いわゆる電子写真方式を用いて用紙への画像形成を行う。なお、画像の形成方式は、電子写真方式に限らず、インクジェット方式など、他の方式を用いてもよい。

0010

スキャナ装置110には、透明なガラスにより構成され原稿が載せられる原稿台(不図示)が設けられている。原稿台の下方には、原稿台上の原稿の画像を読み取る画像読み取りユニット(不図示)が設けられている。画像読み取りユニットには、CCDイメージセンサが設けられている。さらに、原稿台の上部には、この原稿台へ、原稿を送る原稿送り装置111が設けられている。

0011

図2は、制御部300のハードウエアの構成例である。
制御部300は、CPU(Central Processing Unit)34、RAM(Random Access Memory)36、ROM(Read Only Memory)38、HDD(Hard Disk Drive)59を備えている。
CPU34は、ROM38やHDD59に記憶されたプログラムに従い、RAM36との間でデータのやりとりを行いながら処理を実行する。

0012

図3は、制御部300の機能ブロック図である。なお、この機能ブロック図では、画像の走査に関する機能ブロックのみを表示している。
本実施形態における制御部300は、CPU34がROM38やHDD59に記憶されたプログラムを実行することにより、検知部310、設定部320として機能する。
言い換えると、本実施形態では、検知部310、設定部320の各機能を実現するプログラムをROM38などの記憶部からRAM36に読み込む。そして、RAM36に読み込まれたプログラムに基づいて、CPU34が処理を行う。

0013

ここで、CPU34によって実行される上記プログラムの提供形態としては、DVD−ROM等の記憶媒体からRAM36にロードされて提供される形態がある。また、その他の提供形態として、予めROM38にインストールされた状態にて提供される形態がある。また、インターネット等のネットワークを介して画像形成装置1にプログラムが伝送される形態がある。

0014

検知手段の一例としての検知部310は、スキャナ装置110(図1参照)が原稿を読み取ることにより得た画像(画像データ)を走査(解析)し、画像中のコード画像を検知する。ここで、コード画像の検知は、パターンマッチングなどの既存の技術を用いて行う。

0015

ここで、検知部310は、画像の走査をページ毎に行い、画像に含まれているコード画像の検知をページ毎に行う。
また、制御部300には、設定手段の一例としての設定部320が設けられている。設定部320は、検知部310が画像の走査を行う際の走査領域を設定する。付言すると、ページのうちの何れの領域を走査するかを特定する走査領域を設定する。
ここで、検知部310および設定部320が設けられている部分は、画像(コード画像)の走査を行う画像走査装置として捉えることができる。また、本実施形態の画像形成装置1は、画像読み取り装置が含まれた構成となっており、この画像読み取り装置は、スキャナ装置110、制御部300により構成される。

0016

図4は、コード画像の検知に関し制御部300にて実行される処理の一例を示した図である。
なお、この処理例では、コード画像が付与された用紙(以下、「コード画像付与用紙」と称する)を含んだ原稿が、スキャナ装置110により読み取られることにより得られた画像を走査する際の処理を一例に説明する。

0017

図4では、9ページの原稿の画像(画像データ)を示している。ここで、1、3、6、8ページ目の画像は、コード画像付与用紙を読み取ることにより得られた画像であり、これらの画像には、コード画像60が含まれている。
それ以外の画像(2、4、5、7、9ページ目の画像)は、コード画像付与用紙以外の用紙を読み取ることにより得られた画像である。ここで、2、4、5、7、9ページ目の画像には、数字の画像、および、この数字を囲む円の画像が含まれている。

0018

コード画像60には、例えば、メールアドレスなどの、情報の送信先が格納される。この場合、スキャナ装置110により得られた画像を、この送信先に送信できるようになる。
また、コード画像60には、例えば、画像の分割を指示する情報が格納される。この場合、例えば、コード画像付与用紙を境界として、画像が分割され、1つの原稿の画像が複数の画像に分割される。

0019

なお、原稿へのコード画像60の付与は、ユーザがスキャンをしようとする原稿に加える合紙を用意しておき、この合紙にコード画像60を付与してもよいし、スキャンをしようとする原稿自体に、コード画像60を付与してもよい。
また、以下の説明では、コード画像60として、QRコード登録商標)などの2次元バーコードを用いる場合を一例に説明するが、コード画像60は、2次元バーコードに限定されず、1次元のバーコードや、他の既存のコード画像であってもよい。

0020

本実施形態では、まず、検知部310が、1ページ目の画像の走査を行い、この1ページ目の画像に、コード画像60が含まれているか否かを判断する。
また、検知部310は、コード画像60が含まれている場合には、コード画像60の個数、および、コード画像60の位置を把握する。

0021

より具体的には、検知部310は、まず、1ページ目の画像の全体を走査して、この1ページ目の画像に、コード画像60が含まれているか否かを判断する。
また、検知部310は、コード画像60が含まれている場合には、コード画像60の個数、および、コード画像60の位置を把握する。
図4に示す例では、1ページ目の画像に、コード画像60が1つ含まれており、検知部310は、1ページ目の画像に、コード画像60が含まれていると判断する。また、検知部310は、コード画像60の個数(本例では1つ)、および、コード画像60の位置を把握する。

0022

次いで、検知部310は、2ページ目の画像の走査を行い、この2ページ目の画像に、コード画像60が含まれているか否かを判断する。
この例では、この2ページ目の画像に、コード画像60は存在せず、この2ページ目の画像については、検知部310によるコード画像60の検知は行われない。

0023

次いで、検知部310は、3ページ目の画像の走査を行い、この3ページ目の画像に、コード画像60が含まれているか否かを判断する。3ページ目では、1ページ目と同様、図中左上に、1つのコード画像60が存在し、検知部310は、3ページ目の画像に、コード画像60が含まれていると判断する。さらに、検知部310は、コード画像60の個数、および、コード画像60の位置を把握する。

0024

ここで、この例では、1ページ目の画像にて検知されたコード画像60の個数と、3ページ目の画像にて検知されたコード画像60の個数とが一致している。
また、1ページ目の画像にて検知されたコード画像60の位置と、3ページ目の画像にて検知されたコード画像60の位置とが一致している。
この場合、本実施形態では、設定部320が、走査領域(検知部310がコード画像60の走査を行う際の走査領域)を小さくする設定を行う。より具体的には、走査領域を、ページ全面(全体)から、ページ全面よりも小さい領域にする。

0025

より具体的には、本実施形態では、1〜3ページ目では、検知部310が走査を行う際の走査領域はページ全面となる。そして、本実施形態では、3ページ目にて、1ページ目のコード画像60と3ページ目のコード画像60の位置、個数が一致すると判断される(2つのコード画像60の個数、位置が一致すると判断される)。
この場合、本実施形態では、4ページ目以降における走査領域を、ページ全面よりも小さい領域とする。具体的には、4ページ目以降では、符号3Aで示す領域が、新たな走査領域として設定される。
ここで、本実施形態の処理では、4ページ目以降でも、ページ全面を一律に走査する場合に比べ、画像の走査をより短い時間で終わらせられるようになる。

0026

さらに、本実施形態では、2つのコード画像60の検知後に、走査領域を絞るため、コード画像60の検知漏れも起きにくくなる。
ここで、コード画像60が2つ検知され、この2つのコード画像60の位置が異なっている場合、複数種類のコード画像付与用紙が原稿に混在している状況が考えられ、この場合に走査領域を絞ってしまうと、コード画像60の検知漏れが生じやすくなる。
これに対し、本実施形態のように、2つのコード画像60の位置が揃う場合は、原稿に含まれるコード画像付与用紙の種類は少ないと考えることができ、走査領域を絞ったとしても、コード画像60の検知漏れは起きにくくなる。

0027

なお、設定部320は、2つのコード画像60が検知された位置(以下、「コード画像検知位置」と称する)とは異なる位置も、走査領域に設定する。
具体的には、ページの中心を対象点としてコード画像検知位置とは点対象となる関係を有する位置を含んだ領域も、走査領域に設定する。

0028

具体的には、4〜9ページの各ページにて、符号3Bで示す領域も、走査領域に設定する。ここで、3ページ目を参照すると、符号3Cで示す箇所が、コード画像検知位置となるが、本実施形態では、この符号3Cで示すコード画像検知位置のみならず、符号3Bで示す箇所も、走査領域に設定する。

0029

ここで、3ページ目にて、符号3Dで示す位置は、ページの中心を対象点としてコード画像検知位置とは点対象となる関係を有する位置であり、符号3Bで示す走査領域は、この符号3Dで示す位置を含むように設定される。
付言すると、本実施形態では、ページを180°回転させた際にコード画像検知位置が位置する箇所も走査領域に含まれるように、走査領域を設定する。

0030

これにより、本実施形態では、コード画像付与用紙の天地が逆転した状態で、スキャナ装置110による原稿の読み取りが行われ、さらに、このコード画像付与用紙が4ページ目以降に位置している場合であっても、このコード画像付与用紙上のコード画像60の検知を行える。

0031

より具体的に説明すると、図1に示すスキャナ装置110にセットされる原稿において、一部のコード画像付与用紙の天地が逆転していることが起こりうる。
この場合に、走査領域が、図4にて符号3Aで示す領域のみであると、天地が逆転した状態のコード画像付与用紙では、コード画像60の検知が困難となる。
本実施形態のように、ページの中心を対象点としてコード画像検知位置とは点対象となる関係を有する位置も含まれるように走査領域を設定する場合、天地が逆転した状態のコード画像付与用紙でも、コード画像60の検知を行える。
言い換えると、本実施形態では、符号3Aで示す走査領域の位置とは異なる位置であって、ページの中心を対象点としてこの走査領域とは点対象となる関係を有する位置を含んだ領域(符号3Bで示す走査領域)も、走査領域に設定し、これにより、天地が逆転した状態のコード画像付与用紙におけるコード画像60の検知を可能にしている。

0032

本実施形態では、4ページ目以降では、ページの全面が走査されるのではなく、ページの一部が走査される。付言すると、本実施形態では、3ページ目までは、ページの全面が走査されるが、4ページ目以降の各ページでは、ページの一部が走査され、4ページ目以降では、3ページ目までにおける走査領域よりも小さい領域の走査が行われる。

0033

さらに説明すると、本実施形態では、一のページにて検知されたコード画像60の位置と、他のページにて検知されたコード画像60の位置とが一致している場合、ずれている場合に比べ、この他のページに続く後続ページにおける走査領域を小さくする。
これにより、本実施形態では、各ページにて、ページ全面の走査を一律に行っていく場合に比べ、コード画像60の検知をより速やかに行える。

0034

なお、上記では、1つ目のコード画像60の位置と、2つ目のコード画像60の位置とが一致している場合に、走査領域を小さくしたが、1つ目のコード画像60の位置と、2つ目のコード画像60の位置とがずれている場合であっても、そのずれ量が予め定められたずれ量に収まっている場合には、走査領域を小さくする。

0035

図5は、画像の走査に関し実行される他の処理例を示した図である。
この例では、3ページ目におけるコード画像60の位置が、図4にて示したコード画像60の位置とは異なっている。この例では、3ページ目のコード画像付与用紙の天地が逆転しており、1ページ目のコード画像60の位置と、3ページ目のコード画像60の位置とが異なっている。
しかしながら、図5にて示すこの処理では、検知部310は、1ページ目のコード画像60の位置と、3ページ目のコード画像60の位置とが一致すると判断する。

0036

ここで、コード画像60には、4つの隅のうちの3つの隅に、切り出しシンボル正方形)が設けられており、この切り出しシンボルを把握することで、コード画像60の向きを把握可能となる。これにより、本実施形態では、原稿の向き(天地)も把握可能となる。

0037

本実施形態の処理では、コード画像60を検知すると、このコード画像60に基づき、ページの向きを把握する。そして、本実施形態では、ページが正立しておらず、ページの天地が逆転している場合、この天地の逆転を考慮に入れたうえで、コード画像60の位置を把握する。

0038

図5にて示す例では、3ページ目の天地が逆転しており、この天地の逆転を考慮して、3ページ目における、コード画像60の位置を把握する。そして、3ページ目のコード画像60の位置と、1ページ目のコード画像60の位置とを比較する。
図5に示す例では、3ページ目のコード画像60の位置と、1ページ目のコード画像60の位置とが一致すると判断され、4ページ目以降では、上記と同様、走査領域の絞り込みが行われる。

0039

図6(コード画像の検知処理の具体例を示した図)を参照して、図4図5にて示した処理をさらに詳細に説明する。
本実施形態では、1ページ目にコード画像60が存在し、このコード画像60が検知されるが、コード画像60が検知されると、上記のように、コード画像60の個数を把握する。また、コード画像60の位置、コード画像60の大きさを把握する。

0040

具体的には、コード画像60の位置の把握では、コード画像付与用紙の図中左上の角部を原点とした場合の、コード画像60の座標(X1,Y1)を把握する。また、コード画像60の大きさの把握では、コード画像60の高さおよび幅(H,W)を把握する。
また、上記切り出しシンボルに基づき、コード画像60の向きを把握し、コード画像付与用紙の向きを把握する。図6の1ページ目の画像は、正立したコード画像付与用紙の画像であり、矢印5Aで示す方向が、コード画像付与用紙の上部が位置する方向である。

0041

次に、本実施形態では、2ページ目の画像の走査を行い、この2ページ目の画像に、コード画像60が含まれているか否かを判断する。この例では、2ページ目には、コード画像60が存在せず、2ページ目では、コード画像60の検知は行われない。

0042

3ページ目では、画像の右下に、1つのコード画像60が位置しており、検知部310は、このコード画像60を検知するとともに、コード画像60の個数が1であることを把握する。また、検知部310は、切り出しシンボルに基づき、コード画像60の向きを把握し、原稿の向きを把握する。この例では、コード画像60が逆さまとなっており、コード画像付与用紙の天地が逆転していると判断される。

0043

この場合、本実施形態では、この3ページ目の画像が正立していると仮定したときの、コード画像60の位置を把握する。
具体的には、この3ページ目では、まず、上記と同様、コード画像付与用紙の図中左上の角部を原点とした場合の、コード画像60の座標(X1,Y1)を把握し、次いで、座標(X1,Y1)を、画像が正立していると仮定したときの座標(X2,Y2)に変換する。さらに、本実施形態では、上記と同様、コード画像60の高さおよび幅(H2,W2)を把握する。

0044

ここで、座標(X1,Y1)から座標(X2,Y2)への変換は、次の変換式(1)により行う。
(X2,Y2)=(P1−X1−W2,Q1−Y1−H2) …(1)
ここで、P1は、コード画像付与用紙の幅寸法であり、Q1は、コード画像付与用紙の高さ寸法である。

0045

その後、本実施形態では、設定部320が、1ページ目にて検知されたコード画像60の個数と、3ページ目にて検知されたコード画像60の個数とが一致しているか否かを判断する。この例では、1ページ目にて検知されたコード画像60の個数、3ページ目にて検知されたコード画像60の個数は、いずれも「1」であり、コード画像60の個数は一致すると判断する。

0046

次いで、本実施形態では、1つ目のコード画像60の位置(X1,Y1)と、2つ目のコード画像60の位置(X2,Y2)とに基づき、1つ目のコード画像60の位置と2つ目のコード画像60の位置とが一致するか否かを判断する。
具体的には、X1とX2の差の絶対値が予め定められた値(例えば1cm)よりも小さいか否か、また、Y1とY2の差の絶対値が予め定められた値(例えば1cm)よりも小さいか否かを判断し、いずれの差も、予め定められた値よりも小さい場合には、1つ目のコード画像60の位置と2つ目のコード画像60の位置とが一致すると判断する。
そして、2つのコード画像60の位置が一致する場合、本実施形態では、上記のとおり、走査領域を小さくする。

0047

さらに説明すると、本実施形態では、2つ目のコード画像60が存在する上記3ページ目の画像を回転させて1ページ目の向きに3ページ目の向きを揃えた場合に、1ページ目のコード画像60および3ページ目のコード画像60の2つのコード画像60の位置が一致しあるいは位置のずれ量が予め定められたずれ量に収まる。この場合、1つ目のコード画像60の位置と2つ目のコード画像60の位置とが一致すると判断する。
より具体的には、2つのコード画像60の位置が一致しあるいは位置のずれ量が予め定められたずれ量に収まっている場合、且つ、この2つのコード画像60の向き(天地の向き)が揃っている場合は、設定部320は、この2つのコード画像60の位置が一致すると判断し、ページ全体よりも小さい領域を、後続ページにおける走査領域に設定する。

0048

本実施形態では、2つのコード画像60が見つかるまでは、ページの全体が走査領域であるが、2つのコード画像60が見つかり且つ2つのコード画像60の位置が一致すると、以降のページでは、ページ全体よりも小さい領域が、走査領域に設定される。
具体的には、1つ目のコード画像60の位置、2つ目のコード画像60の位置を含んだ領域であって、ページ全体よりも小さい領域が、新たな走査領域に設定される。
なお、本実施形態では、1つ目のコード画像60の位置、2つ目のコード画像60の位置の2つの位置に基づき(2つの位置の両方が含まれるように)、新たな走査領域を設定するが、この2つの位置のうちの一方の位置のみに基づき、新たな走査領域に設定してもよい。例えば、1つ目のコード画像60の位置のみに基づき、新たな走査領域に設定してもよい。

0049

さらに、本実施形態でも、上記と同様、ページの天地の逆転も考慮し、ページの中心を対象点としてコード画像検知位置とは点対象となる関係を有する位置を含んだ領域も、走査領域に設定する。
これにより、本実施形態では、4ページ目以降では、図6の符号5B、5Cで示すように、ページの左上、右下の領域が、走査領域に設定される。そして、この例では、6ページ目にて、コード画像60が検知される。

0050

図7は、コード画像60の検知に関する他の処理例を示した図である。
この例では、上記と同様、1ページ目、3ページ目の画像に、コード画像60が存在するが、3ページ目のコード画像60は、ページの中央部に位置しており、1ページ目のコード画像60の位置と、3ページ目のコード画像60の位置とは異なる。
かかる場合、4ページ目以降の各ページでは、走査領域を狭めず、ページの全面を走査する。

0051

ここで、2つのコード画像60の位置が互いに異なる場合、コード画像60の設置位置が互いに異なる複数種類のコード画像付与用紙が原稿内に含まれている可能性が高くなり、走査領域を絞ってしまうと、コード画像60の検知漏れが生じやすくなる。
このため、本実施形態では、検知された2つのコード画像60の位置が異なる場合、走査領域の絞り込みを行わずに、ページの全面を走査する。

0052

さらに、同様の理由で、1つ目のコード画像60が検知されたページにおける、コード画像60の個数と、2つ目のコード画像60が検知されたページにおける、コード画像60の個数とが一致しない場合も、走査領域の絞り込みを行わずに、ページ全面の走査を行う。
コード画像60の数が一致しない場合も、複数種類のコード画像付与用紙が原稿内に存在する可能性が高くなり、走査領域を絞ってしまうと、コード画像60の検知漏れが生じやすくなる。

0053

図8は、コード画像60の検知処理の一連の流れを示したフローチャートである。
本実施形態の処理では、まず、設定部320が、走査領域を上記のように小さくする処理を行うモードである「自動ゾーン読み取りモード」であるか否かを判断する(ステップ101)。
自動ゾーン読み取りモードは、例えば、表示機構200(図1参照)を通じて、ユーザにより設定される。自動ゾーン読み取りモードが設定されている場合は、ステップ102の処理に進み、自動ゾーン読み取りモードが設定されていない場合には、ステップ103の処理に進む。

0054

ステップ101にて、自動ゾーン読み取りモードが設定されていないと判断された場合、設定部320が、ページの全体を走査領域に設定する。そして、ステップ103にて、検知部310が、1ページ目から順に、また、ページの全体に亘って走査を行う。
そして、検知部310は、走査を行ったページが最終ページであるか否かを判断し(ステップ104)、最終ページである場合には、処理を終了する。一方、最終ページでない場合、検知部310は、ステップ103にて、次のページの走査(ページ全面の走査)を行う。

0055

一方、ステップ101にて、自動ゾーン読み取りモードであると判断された場合、検知部310が、1ページ目から順に、走査を行う。
このとき、検知部310は、ページ全面の走査を行う。そして、1つのページにおける走査が終了する度に、検知部310は、2つのページで、コード画像60を検知したか否かを判断する(ステップ102)。

0056

そして、検知部310は、2つのページでコード画像60を検知したと判断した場合、1つ目のページにおけるコード画像60の数と、2つ目のページにおけるコード画像60の数とが一致し、且つ、1つ目のページにおけるコード画像60の位置と、2つ目のページにおけるコード画像60の位置とが一致するかを判断する(ステップ105)。
なお、上記のとおり、コード画像60が検知されたページの天地が逆転している場合は、ページが正立したと仮定したときの位置を、コード画像60の位置とする。

0057

そして、ステップ105にて、コード画像60の数が一致しない、および/または、コード画像60の位置が一致しないと判断された場合、設定部320が、以降のページの走査領域を、ページの全面に設定する。そして、以降のページでは、全面の走査が行われ(ステップ103)、最終ページの走査が終了すると(ステップ104にて最終ページであると判断されると)、全体の処理が終了する。

0058

一方、ステップ105にて、コード画像60の数が一致し、および、コード画像60の位置が一致すると判断された場合は、設定部320が、新たな走査領域を設定する(ステップ106)。具体的には、上記のとおり、ページ全面よりも小さい領域を、新たな走査領域として設定する。そして、以降のページでは、検知部310が、ページのうちの、この新たな走査領域の部分を走査する(ステップ107)。

0059

次いで、検知部310は、1つのページにおける走査が終了する度に、この1つのページが最終ページであるか否かを判断し(ステップ108)、最終ページである場合には処理を終了する。一方で、最終ページでない場合は、ステップ107に戻り、次のページの走査を行う。

0060

一方、ステップ102にて、2つのページでコード画像60が検知されていないと判断された場合、検知部310は、各ページの走査にあたり、ページの全面を走査する(ステップ109)。そして、検知部310は、1つのページにおける走査が終了する度に、コード画像60が有った否かを判断する(ステップ110)。

0061

そして、検知部310は、コード画像60が有った場合には、コード画像60の個数、コード画像60の位置、および、コード画像60の大きさ(高さ、幅)を把握し、さらに、把握したこれらの情報を保持する(ステップ111)。
ステップ111の処理の後、本実施形態では、ステップ101の処理が再び行われる。なお、ステップ111では、コード画像付与用紙の天地が逆転している場合は、上記のとおり、正立していると仮定した場合の情報が保持される。

0062

また、ステップ110にて、コード画像60が有ると判断されなかった場合、次のページの走査が行われる。具体的には、ステップ110にて、コード画像60が有ると判断されなかった場合、ステップ101、ステップ102、ステップ109の処理が再びなされて、次のページの走査が行われる。

0063

(他の処理例)
上記では、2つのページにてコード画像60が検知された後に、走査領域を狭める場合を一例に説明したが、図9(コード画像の検知に関する他の処理例を示した図)に示すように、1つのコード画像60が検知されたら(符号8Aで示すコード画像60が検知されたら)、走査領域を狭めるようにしてもよい。この場合、符号8Bで示す領域が、新たな走査領域として設定される。

0064

この処理の場合、上記にて示した処理に比べ、コード画像60の検知漏れが生じる可能性が高まる。その一方で、この処理の場合、上記にて示した処理に比べ、コード画像60の検知処理をより短い時間で終わらせられる。

0065

より具体的に説明すると、図4にて示した例では、3ページ目のコード画像60が検知されるまでは(2つ目のコード画像60が検知されるまでは)、ページの全面が走査されるが、図9にて示す例では、全面の走査が行われるのは1ページ目のみとなり、コード画像60の検知処理をより短い時間で終わらせられる。

0066

なお、上記と同様、ページの天地が逆転している場合もあるため、図9にて示す処理でも、コード画像60が検知されたコード画像検知位置を含んだ領域のみならず、コード画像検知位置とは点対象となる関係を有する位置を含んだ領域も、走査領域とすることが好ましい。具体的には、図9にて符号8Cで示す領域も走査領域とすることが好ましい。

0067

また、上記では、各ページの幅方向、高さ方向のそれぞれにおいて、走査領域の絞り込みを行って、走査領域を小さくしたが、幅方向、高さ方向の何れか一つの方向でのみ、走査領域の絞り込みを行ってもよい。
より具体的には、例えば、幅方向における絞り込みは行わずに幅方向では全域を走査する一方で、高さ方向にて、走査領域を絞るようにしてもよい。この場合、ページの幅方向に延びる帯状の領域が走査される。また、高さ方向では全域を走査する一方で、幅方向にて、走査領域を絞るようにしてもよい。この場合、ページの高さ方向に延びる帯状の領域が走査される。

0068

1…画像形成装置、60…コード画像、110…スキャナ装置、310…検知部、320…設定部

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