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技術 健診事務代行システム、健診事務代行管理端末及び健診事務代行管理プログラム

出願人 キヤノンメディカルシステムズ株式会社
発明者 東木裕介
出願日 2015年12月24日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2015-251678
公開日 2017年6月29日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2017-117190
状態 特許登録済
技術分野 医療・福祉事務
主要キーワード 古紙回収業者 保守費 作業費 集積回路記憶装置 ウェブ入力 返送通知 請求項目 自動梱包
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (17)

課題

健診事務を外部業者代行可能な健診事務代行システム、健診事務代行管理端末及び健診事務代行管理プログラムを提供する。

解決手段

健診事務代行システム1は、健診センターによる健診事務を代行するための、コンピュータにより制御されるシステムである。健診事務代行システム1は、健診センターの健診事務管理サーバ300から少なくとも健診の受診申込者の宛先情報を含む代行依頼個人情報を受信する。健診事務代行システム1は、受信された代行依頼個人情報に含まれる宛先情報を出力する。そして健診事務代行システム1は、宛先情報が示す宛先への発送物発送完了通知を健診事務管理サーバ300に送信する。

概要

背景

健診センターは、人間ドック等の健康診断を行っている。健診の受診申込者への問診票及び検査キット等の発送に関する健診事務は、健診センターに雇用されている事務員等が行っている。例えば、事務員は、事前個人別印刷した問診票と検便キットとを手作業梱包して運送業者に発送を依頼している。

概要

健診事務を外部業者代行可能な健診事務代行システム、健診事務代行管理端末及び健診事務代行管理プログラムを提供する。健診事務代行システム1は、健診センターによる健診事務を代行するための、コンピュータにより制御されるシステムである。健診事務代行システム1は、健診センターの健診事務管理サーバ300から少なくとも健診の受診申込者の宛先情報を含む代行依頼個人情報を受信する。健診事務代行システム1は、受信された代行依頼個人情報に含まれる宛先情報を出力する。そして健診事務代行システム1は、宛先情報が示す宛先への発送物の発送完了通知を健診事務管理サーバ300に送信する。

目的

特開2002−063436号公報
特開2005−224354号公報
特開2008−090466号公報






実施形態の目的は、健診事務を外部業者に代行可能な健診事務代行システム、健診事務代行管理端末及び健診事務代行管理プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

健診センターによる健診事務を代行するための、コンピュータにより制御される健診事務代行システムであって、健診センターのコンピュータから少なくとも健診の受診申込者の宛先情報を含む依頼情報を受信する受信部と、前記受信された依頼情報に含まれる前記宛先情報を出力する宛先出力部と、前記宛先情報が示す宛先への発送物発送完了通知を前記健診センターのコンピュータに送信する送信部と、を具備する健診事務代行システム。

請求項2

発送物出力部を更に備え、前記依頼情報は、更に健診に利用される発送物の種類情報を含み、前記発送物出力部は、前記受信された依頼情報に含まれる前記発送物の種類情報を出力する、請求項1記載の健診事務代行システム。

請求項3

前記発送物の発送が完了した旨を、操作者により入力装置を介して又は前記発送物に貼付された宛先情報が読み取り器により読み取られたことを契機として入力する入力部を更に備え、前記送信部は、前記発送物の発送が完了した旨が入力されたことを契機として、前記発送完了通知を前記健診センターのコンピュータに送信する、請求項1記載の健診事務代行システム。

請求項4

前記送信部は、前記発送完了通知とともに、前記受診申込者単位での健診代行費用を前記健診センターのコンピュータに通知する、請求項1記載の健診事務代行システム。

請求項5

前記発送物の購入代、前記発送物の発送に関する作業料、前記発送物の輸送費、前記発送物の保管場所代及び前記発送物の保守費の少なくとも1項目に基づいて前記受診申込者単位での前記健診代行費用を計算する費用計算部、を更に備える請求項4記載の健診事務代行システム。

請求項6

前記発送物が受診申込者に届かずに返送された旨を入力する入力部を更に備え、前記送信部は、前記発送物が返送された旨が入力された場合、前記発送物が返送された旨を前記健診センターのコンピュータに通知する、請求項1記載の健診事務代行システム。

請求項7

前記受信部は、前記受診申込者のコンピュータを介して問診情報の第1の入力完了通知を、前記問診情報の管理コンピュータから受信し、前記送信部は、前記第1の入力完了通知が受信された場合、前記健診センターのコンピュータに前記問診情報の第2の入力完了通知を送信する、請求項1記載の健診事務代行システム。

請求項8

前記受信部は、前記第1の入力完了通知とともに前記問診情報を、前記管理コンピュータから受信し、前記送信部は、前記第1の入力完了通知と前記問診情報とが受信された場合、前記健診センターのコンピュータに前記第2の入力完了通知と前記問診情報とを送信する、請求項7記載の健診事務代行システム。

請求項9

前記送信部は、前記受信部により前記依頼情報が受信された場合、前記受診申込者への問診票入力の案内メールを前記依頼情報に含まれる前記受診申込者のメールアドレスを利用して前記受診申込者のコンピュータに送信する、請求項1記載の健診事務代行システム。

請求項10

前記受信部により前記依頼情報が受信された場合、前記受診申込者が問診票を入力するためのネットワーク上の入力画面に紐付けられたアドレスが記載された前記案内メールを作成する作成部を更に備え、前記送信部は、前記案内メールを前記受診申込者のコンピュータに送信する、請求項9記載の健診事務代行システム。

請求項11

前記発送物の発送状況を監視する監視部を更に備える、請求項1記載の健診事務代行システム。

請求項12

健診事務を管理するためにコンピュータにより制御された健診管理システムと健診に関する発送物の発送を代行するためにコンピュータにより制御される発送代行管理システムとにネットワークを介して接続された、健診事務を代行するためにコンピュータにより制御される健診事務代行システムあって、前記健診管理システムから少なくとも健診の受診申込者の宛先情報を含む依頼情報を受信する受信部と、前記受信部により前記依頼情報が受信された場合、前記依頼情報に含まれる前記宛先情報を前記発送代行管理システムに送信する送信部と、を具備し、前記受信部は、前記発送代行管理システムから、前記宛先情報が示す宛先への発送物の発送完了通知を受信し、前記送信部は、前記受信部により前記発送完了通知が受信された場合、前記健診管理システムに前記発送完了通知を送信する、健診事務代行システム。

請求項13

健診センターに設置された健診事務を管理するための健診事務管理端末と健診に関する発送物の発送を代行するための発送代行管理端末と健診の受診申込者が利用する受診者端末とにネットワークを介して接続された、健診事務を代行するための健診事務代行管理端末あって、前記健診事務管理端末から少なくとも受診申込者の宛先情報を含む事務代行依頼を受信する受信部と、前記受信部により前記事務代行依頼が受信された場合、前記受診者端末に問診票の入力の案内を送信し、並びに前記発送代行管理端末に前記宛先情報を含む発送代行依頼を送信する送信部と、を具備する健診事務代行管理端末。

請求項14

健診センターによる健診事務を代行するためのコンピュータに、健診センターのコンピュータから少なくとも健診の受診申込者の宛先情報を含む依頼情報を受信する機能と、前記受信された依頼情報に含まれる前記宛先情報を出力する機能と、前記宛先情報が示す宛先への発送物の発送完了通知を前記健診センターのコンピュータに送信する機能と、を実現させる健診事務代行管理プログラム

技術分野

0001

本発明の実施形態は、健診事務代行システム、健診事務代行管理端末及び健診事務代行管理プログラムに関する。

背景技術

0002

健診センターは、人間ドック等の健康診断を行っている。健診の受診申込者への問診票及び検査キット等の発送に関する健診事務は、健診センターに雇用されている事務員等が行っている。例えば、事務員は、事前個人別印刷した問診票と検便キットとを手作業梱包して運送業者に発送を依頼している。

先行技術

0003

特開2002−063436号公報
特開2005−224354号公報
特開2008−090466号公報

発明が解決しようとする課題

0004

実施形態の目的は、健診事務を外部業者に代行可能な健診事務代行システム、健診事務代行管理端末及び健診事務代行管理プログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

本実施形態に係る健診事務代行システムは、健診センターによる健診事務を代行するための、コンピュータにより制御される健診事務代行システムであって、健診センターのコンピュータから少なくとも健診の受診申込者の宛先情報を含む依頼情報を受信する受信部と、前記受信された依頼情報に含まれる前記宛先情報を出力する宛先出力部と、前記宛先情報が示す宛先への発送物の発送完了通知を前記健診センターのコンピュータに送信する送信部と、を具備する。

図面の簡単な説明

0006

図1は、本実施形態に係る健診事務代行システムのネットワーク環境を示す図である。
図2は、本実施形態に係る受診者端末、健診事務管理サーバ健診システム、問診票サーバ、事務代行サーバ及び発送代行サーバにより行われる健診業務の典型的な流れを示す図である。
図3は、図1の事務代行管理システムの構成を示す図である。
図4は、図3の事務代行データベースに記憶される代行依頼テーブルの一例を示す図である。
図5は、図3の事務代行データベースに記憶される事務代行管理テーブルの一例を示す図である。
図6は、図3の事務代行データベースに記憶される問診票入力管理テーブルの一例を示す図である。
図7は、図3の事務代行データベースに記憶される発送依頼管理テーブルの一例を示す図である。
図8は、図1の発送代行管理システムの構成を示す図である。
図9は、図8の発送代行データベースに記憶される発送代行依頼テーブルの一例を示す図である。
図10は、図8の発送代行データベースに記憶される発送管理テーブルの一例を示す図である。
図11は、図3の事務代行サーバにより行われる健診事務代行管理処理の典型的な流れを示す図である。
図12は、ステップSA3において処理回路により作成される問診票入力案内メールの一例を示す図である。
図13は、図1の問診票ウェブサーバにより管理される問診票入力サイト入力画面の一例を示す図である。
図14は、図8の発送代行サーバによる発送代行管理処理の典型的な流れを示す図である。
図15は、本実施形態の変形例に係る健診事務代行システムのネットワーク環境を示す図である。
図16は、現状における健診受診前後に関する健診事務の作業内容及び発送物の流れを概略的に示す図である。

実施例

0007

以下、図面を参照しながら本実施形態に係わる健診事務代行システム、健診事務代行管理端末及び健診事務代行管理プログラムを説明する。

0008

本実施形態に係わる健診事務代行システム、健診事務代行管理端末及び健診事務代行管理プログラムは、健康診断の受診申込者に関する問診票の手配及び受診申込者への検査キットの発送等の健診事務を外部業者に代行することを目的としている。本実施形態に係る健康診断(健診)とは、医療施設で行われる健康状態検査であり、入院を伴う精密な検査(人間ドック)であっても良いし、入院を伴わない簡易的な検査であっても良いものとする。健康診断を実施する医療施設は、医療業務一環として健診業務を行う病院であっても良いし、健診業務を専門的に行う医療施設(以下、健診センターと呼ぶ)であっても良い。以下、本実施形態に係る医療施設は、説明の具体化のため、健診センターであるとする。

0009

図16は、現状における健診受診前後に関する健診事務の作業内容及び発送物の流れを概略的に示す図である。図16に示すように、受診者が健診センターに健診の受診申込をした場合、健診センターの事務員は、検診日前に問診票を印刷し、封筒に宛名を貼り付け、当該封筒に問診票及び検便キット等の発送物を封入する。問診票の用紙、封筒及び検便キットは、各々の製造メーカが製造し、宅配業者集荷センター集荷する。そして宅配業者の配送センターから健診センターに配送される。健診センターの事務員は、問診票及び検便キットが封入された封筒の受診者への運送業者に依頼する。運送業者は、問診票及び検便キットが封入された封筒を、集荷センターに集荷する。運送業者の配送センターは、当該封筒を信書扱で受診者に配送する。

0010

健診当日において受診者は、問診票及び検査キットを健診センターに持参して健診を受診する。健診センターの事務員は、受診当日、受付や精算を行う。また、事務員は、受診者が持参した記入済み問診票を読み取る作業も行っている。健診後日、事務員は、読み取った問診票を裁断廃棄する。廃棄した古紙は、古紙回収業者により回収される。また、健診センターの事務員は、受診結果(健診結果)を用紙に印刷し、受診結果用紙を封筒に挿入し、運送業者に発送を依頼する。運送業者は、受診結果用紙が挿入された封筒を健診センターから集荷し、受診者に配送する。

0011

このように、現状において問診票や発送物の発送に係る健診事務は、時給単価の高い医療事務資格を有する事務員により行われているため、人件費が高い傾向にある。また、用紙や検査キット等の輸送コストルーチン的に発生するものであり、この輸送費と事務員の人件費とは健診センターにおける費用の少なくない割合をしている。また、発送物の保管場所や健診事務の作業場所機器等も恒常的に確保しなければならず、これらの設備費も健診センターにおける費用の多くを占めている。これら健診事務に係る人件費、輸送費及び設備費等を受診者の増減に応じて柔軟に増減させることは困難である。

0012

記事情を鑑みて本実施形態に係わる健診事務代行システム、健診事務代行管理端末及び健診事務代行管理プログラムは、上記健診事務を外部業者に代行することを可能にし、健診センターにおける健診事務の負担及び費用の削減を実現する。また、本実施形態に係わる健診事務代行システム、健診事務代行管理端末及び健診事務代行管理プログラムは、上記健診事務を外部業者に代行することを可能にすることにより、健診事務に係る新たな課金システム構築を実現する。

0013

図1は、本実施形態に係る健診事務代行システム1のネットワーク環境を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る健診事務代行システム1は、受診者端末100と健診センターシステム200とにネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。

0014

受診者端末100は、健康診断の受診者が利用するコンピュータ端末である。受診者端末100は、据え置き型のコンピュータであっても良いし、可搬型のコンピュータであっても良い。

0015

健診センターシステム200は、健診センターに設けられた、コンピュータにより制御されたシステムである。健診センターシステム200は、健診事務管理サーバ300と健診システム400とを有する。健診事務管理サーバ300は、健康診断に係る健診事務を管理するコンピュータである。健診事務管理サーバ300は、単一のコンピュータにより構築されても良いし、複数のコンピュータにより構築されても良い。健診システム400は、健康診断から結果報告までを一括で管理するために、コンピュータにより制御されたシステムである。健診システム400は、単一のコンピュータにより構築されても良いし、複数のコンピュータにより構築されても良い。

0016

事務代行管理システム10は、健診事務の代行を請け負う業者(以下、事務代行業者と呼ぶ)の施設に設けられた、コンピュータにより制御されたシステムである。事務代行管理システム10は、事務代行業者による健診事務の代行をコンピュータにより実現する。具体的には、事務代行管理システム10は、事務代行サーバ11と問診票ウェブサーバ13とを有する。事務代行サーバ11は、健診事務の代行を管理するサーバコンピュータである。事務代行サーバ11は、単一のコンピュータにより構築されても良いし、複数のコンピュータにより構築されても良い。問診票ウェブサーバ13は、受診者の問診情報を管理するためのコンピュータである。具体的には、問診票ウェブサーバ13は、当該問診情報を受診者端末100が入力及び閲覧するためにネットワークに接続されているサーバコンピュータである。

0017

発送代行管理システム20は、健康診断に係る発送物の発送の代行を請け負う業者(以下、発送代行業者と呼ぶ)の施設に設けられた、コンピュータにより制御されたシステムである。発送代行管理システム20は、発送代行業者による発送物の発送の代行をコンピュータにより実現する。具体的には、発送代行管理システム20は、発送代行サーバ21と発送業者端末23とを有する。発送代行サーバ21は、発送物の発送の代行を管理するサーバコンピュータである。発送代行サーバ21は、単一のコンピュータにより構築されても良いし、複数のコンピュータにより構築されても良い。発送業者端末23は、発送代行業者の従業者が用いるコンピュータ端末である。発送業者端末23は、据え置き型のコンピュータであっても良いし、可搬型のコンピュータであっても良い。

0018

図2は、本実施形態に係る受診者端末100、健診事務管理サーバ300、健診システム400、問診票ウェブサーバ13、事務代行サーバ11及び発送代行サーバ21により行われる健診業務の典型的な流れを示す図である。

0019

図2に示すように、まず、受診者端末100は、当該受診者の健康診断を申し込むために、ネットワークを介して健診事務管理サーバ300に健診依頼を通知する(ステップS1)。健診事務管理サーバ300は、受診者端末100からの健診依頼を受け付ける。そして健診事務管理サーバ300は、当該受診者に関する健診事務の代行依頼を事務代行サーバ11に通知する(ステップS2)。健診事務管理サーバ300は、受診者単位で健診事務の代行を依頼することとなる。事務代行サーバ11は、健診事務代行依頼を受け付け、当該受診者に関する健診事務の代行を行う(ステップSA)。

0020

健診事務管理サーバ300から事務代行サーバ11への健診事務代行依頼は、当該受診者に関する健診事務を行うために必要な受診者情報(以下、事務代行個人情報と呼ぶ)と共に通知される。事務代行個人情報としては、少なくとも当該受診者の氏名、住所等の宛先、メールアドレス及び発送物の種類が挙げられる。発送物の種類は、より詳細には、健康診断に含まれる個々の検査に必要な機器(以下、検査キット)の種類である。検査キットとしては、例えば、検便キットや心電計活動量計が挙げられる。事務代行サーバ11は、事務代行個人情報を利用して健診事務の代行を管理及び支援する。健診事務代行の詳細については後述する。

0021

発送対象の検査キットの種類は、健康診断の検査コースに基づいて健診事務管理サーバ300により決定される。例えば、健康診断の基本的な検査コースの場合、検査キットとして検便キットが用いられ、オプションとしてメタボ健診を行う検査コースの場合、検査キットとして検便キットの他に活動量計が用いられ、オプションとして心臓精密検査を行う検査コースの場合、検査キットとして検便キットの他に心電計が用いられる。この場合、健診事務管理サーバ300は、検査コースと検査キットの種類とを関連づけたテーブル(以下、検査コース/検査キット対応テーブルと呼ぶ)を保持していると良い。健診事務管理サーバ300は、受診申込者に関する検査コースを検索キーとして検査コース/検査キット対応テーブルを検索し、当該検査コースに関連づけられた検査キットを、発送対象の検査キットの種類として決定することができる。

0022

また、健診事務管理サーバ300は、受診申込者に関する健康診断の履歴に基づいて発送対象の検査キットの種類を決定しても良い。例えば、健診事務管理サーバ300は、過去、典型的には直近の受診結果において異常なしと判定された場合、検査キットとして検便キットが用いられ、過去の受診結果においてメタボと判定された場合、検査キットとして検便キットの他に活動量計が用いられ、過去の受診結果において心臓病と判定された場合、検査キットとして検便キットの他に心電計が用いられる。この場合、健診事務管理サーバ300は、受診結果と検査キットの種類とを関連づけたテーブル(以下、受診結果/検査キット対応テーブルと呼ぶ)を保持していると良い。健診事務管理サーバ300は、受診申込者に関する過去の受診結果を検索キーとして受診結果/検査キット対応テーブルを検索し、当該受診結果に関連づけられた検査キットを、発送対象の検査キットの種類として決定することができる。

0023

上記の通り、発送対象の結果キットの種類を自動的に決定することにより、健診センターの事務員による発送対象の検査キットの種類の決定に関する作業負担を軽減することができる。

0024

なお、健康診断の申込は、受診者端末100から健診事務管理サーバ300へのネットワークを介した依頼通知に限定されない。例えば、受診者は、事務代行個人情報を健診センターに伝えることにより健診センターの窓口から直接的に健診の申込をしても良いし、事務代行個人情報と共に郵送により健診の申込んでも良い。

0025

図2に示すように、健診事務代行(SA)において事務代行サーバ11は、ウェブサイトを利用した問診情報の入力を案内するためのウェブ入力案内を受診者端末100に送信する(ステップS3)。受診者端末100は、当該ウェブサイトを利用して問診情報を入力する(ステップS4)。入力された問診情報は、当該ウェブサイトを管理する問診票ウェブサーバ13に記録される。問診票ウェブサーバ13は、問診情報が入力された場合、問診情報の入力完了通知と入力問診情報とを事務代行サーバ11に送信する(ステップS5)。事務代行サーバ11は、入力完了通知と入力問診情報とを受け付けた後、入力完了通知と入力問診情報とを健診システム400に送信する(ステップS6)。健診システム400は、入力問診情報を保存する。入力問診情報は、当該受診者の健診時に用いられる。

0026

事務代行サーバ11は、入力完了通知を受けた場合、当該受診者に関する検査キット等の発送物の発送の代行依頼を発送代行サーバ21に通知する(ステップS7)。発送代行サーバ21は、代行依頼を受け付け、検査キットの発送の代行を行う(ステップSB)。事務代行サーバ11から発送代行サーバ21への発送代行依頼は、当該受診者に関する検査キットの発送を行うために必要な受診者情報(以下、発送代行個人情報と呼ぶ)とともに通知される。発送代行個人情報としては、少なくとも当該受診者の氏名、住所等の宛先及び検査キットの種類が挙げられる。事務代行サーバ11は、発送代行個人情報を利用して発送の代行を管理及び支援する。発送代行(SB)の詳細については後述する。発送代行サーバは、発送物の発送が完了した場合、発送完了通知を事務代行サーバ11に送信する(ステップS8)。

0027

健診事務代行において事務代行サーバ11は、発送代行サーバ21から発送完了通知を受けた場合、発送完了通知と共に、当該受診者に関する健診事務代行に係る費用の請求を健診事務管理サーバ300に送信する(ステップS9)。これにより事務代行サーバ11による健診事務代行が完了する。

0028

その後、健診日において当該受診者は、健康診断のために健診センターに行く。健診システム400は、当該受診者の健診を行う(ステップSC)。健康診断後、健診システム400は、受診者端末100に受診結果(健診結果)を送信する(ステップS10)。なお、受診結果は、受診者の自宅又は職場に郵送されても良い。

0029

上記の通り、健診事務管理サーバ300は、受診者から健診の申込があった場合、受診者への発送物の発送及び問診情報の入力管理に必要な事務代行個人情報と共に事務代行サーバ11に健診事務の代行を依頼する。事務代行サーバ11は、事務代行個人情報に基づいて受診者への発送物の発送及び問診情報の入力管理を含む健診事務を代行することができる。具体的には、事務代行サーバ11は、健診事務管理サーバ300から事務代行依頼を受診したことを契機として、発送代行サーバ21への発送物の発送の発注と受診者端末への問診情報の入力案内とを行う。事務代行サーバ11は、受診申込者に関する健診事務が終了した場合、発送完了通知と共に費用請求を行う。健診センターの事務員は、本実施形態によれば、事務代行業者に健診事務の代行依頼をするのみで健診事務を完遂することができる。そのため、健診センター健診事務に関する負担及び費用を軽減することができる。事務代行業者にとっては、健診事務の代行を通じて収益を確保することができる。

0030

また、本実施形態に係る健診事務代行システム1は、問診票ウェブサーバ13により問診票のウェブ化を実現している。問診票のウェブ化により、紙の問診票を用いる場合に比して、健診センターにおいては記入済み問診票の読み取り作業裁断作業及び廃棄作業を無くすことができる。よって本実施形態に係る健診事務代行システム1は、これら作業に係る健診センターの作業費等を削減することができる。また、発送代行業者は、健診前において問診票を受診者に配送する必要がなくなるので、用紙費や印刷費を削減し、ひいては配送費を削減することができる。

0031

本実施形態において事務代行業者と発送代行業者とは同一の業者であっても良いし、異なる業者であっても良い。しかしながら、以下の説明においては、事務代行業者と発送代行業者とは、特に言及しない限り異なる業者であるとする。この場合、業務代行業者が発送代行業務を運送業者に委託すると、用材及び検査キットの発送工程が単純化され輸送費の削減が可能となる。

0032

以下、事務代行管理システム10及び発送代行管理システム20の構成及び動作例について詳細に説明する。なお、本実施形態において事務代行業者と発送代行業者とは同一の業者であっても良いし、異なる業者であっても良い。以下の説明においては、事務代行業者と発送代行業者とは、特に言及しない限り異なる業者であるとする。この場合、業務代行業者が発送代行業務を運送業者に委託した場合、用材及び検査キット
図3は、事務代行管理システム10の構成を示す図である。図3に示すように、事務代行管理システム10は、事務代行サーバ11と問診票ウェブサーバ13とを有している。

0033

事務代行サーバ11は、事務代行データベース31、処理回路32、通信回路33、表示回路34、入力回路35及び記憶回路36を有している。事務代行データベース31、処理回路32、通信回路33、表示回路34、入力回路35及び記憶回路36は、互いにバスを介して通信可能に接続されている。

0034

事務代行データベース31は、健診事務代行に係る種々の情報を記憶するハードディスク等の大容量の記憶装置である。具体的には、事務代行データベース31は、代行依頼テーブル311、事務代行管理テーブル313、問診票入力管理テーブル315及び発送依頼管理テーブル317を有する。

0035

図4は、代行依頼テーブル311の一例を示す図である。図4に示すように、代行依頼テーブル311は、健診事務管理サーバ300から受診者単位で送信された事務代行個人情報を記憶する。具体的には、事務代行個人情報は、『ID』、『受診者』、『受付日』、『住所』、『メールアドレス』及び『発送物』の項目を有する。『ID』は、健診事務の各代行依頼に付された識別子を示す。『受診者』は、代行依頼に係る健康診断の受診者の氏名を示す。『受付日』は、健診事務管理サーバ300から受診者単位で送信される事務代行個人情報を事務代行サーバ11が受け付けた日付を示す。『住所』は、受診者の住所を示す。『メールアドレス』は、受診者のメールアドレスを示す。『発送物』は、発送対象の検査キットの種類を示す。

0036

図4に示すように、例えば、ID「1」の事務代行個人情報レコードは、受診者「A」に関する者であり、受診者「A」の依頼日は「2015/12/1」であり、住所は「○○市△△×××」であり、メールアドレスは「abcd@xyz」であり、発送物は「検便キット」である。代行依頼テーブル311は、処理回路32の依頼管理機能321により管理される。

0037

図5は、事務代行管理テーブル313の一例を示す図である。図5に示すように、事務代行管理テーブル313は、健診事務の代行依頼の進捗を管理するための健診事務代行情報を記憶する。健診事務代行情報は、『ID』、『受診者』、『受付日』、『問診入力案内』、『入力完了通知』、『発送代行依頼』、『発送完了通知』、『費用』及び『費用請求』の項目を有する。『ID』は、健診事務の各代行依頼に付された識別子を示す。『受診者』は、代行依頼に係る健康診断の受診者の氏名を示す。『受付日』は、事務代行個人情報の事務代行サーバ11による受付日を示す。『問診入力案内』は、事務代行サーバ11が受診者端末100に問診情報の入力案内をしたか否かを示す。入力案内済みの場合、『問診入力案内』には、入力案内をした日付が入力される。『入力完了通知』は、事務代行サーバ11が健診システム400に問診情報の入力完了通知をしたか否かを示す。入力完了通知済みの場合、『入力完了通知』は、入力完了通知をした日付が入力される。『発送代行依頼』は、事務代行サーバ11が発送代行サーバ21に発送代行を依頼したか否かを示す。発送代行依頼済みの場合、『発送代行依頼』には、発送代行を依頼した日付が入力される。『費用』は、事務代行サーバ11が健診事務管理サーバ300に通知する、当該受診者に係る健診事務代行の費用を含む。『費用請求』は、事務代行サーバ11が健診事務管理サーバ300に発送完了通知及び費用請求をしたか否かを示す。

0038

図5に示すように、例えば、ID「1」の事務代行個人情報レコードは、受診者「A」に関する者であり、受診者「A」の受付日は「2015/12/1」であり、問診入力案内は「2015/12/4」に行われ、入力完了通知は「2015/12/11」に行われ、発送代行依頼は「2015/12/11」に行われ、発送完了通知は「2015/12/13」に行われ、費用は「¥1,000」であり、費用請求は「2015/12/14」に行われとことを示す。事務代行管理テーブル313は、後述する処理回路32の依頼管理機能321により管理される。

0039

図6は、問診票入力管理テーブル315の一例を示す図である。図6に示すように、問診票入力管理テーブル315は、問診情報についての入力管理の代行の進捗を管理するための問診入力管理情報を記憶する。問診入力管理情報は、『ID』、『受診者』、『受付日』、『問診入力案内』、『入力完了通知』、『健診システム通知日』、『問診票代行ステータス』及び『督促』の項目を有する。『ID』は、健診事務の各代行依頼に付された識別子を示す。『受診者』は、代行依頼に係る健康診断の受診者の氏名を示す。『受付日』は、事務代行個人情報の事務代行サーバ11による受付日を示す。『問診入力案内』は、事務代行サーバ11が受診者端末100に問診情報の入力案内をしたか否かを示す。入力案内済みの場合、問診入力案内項目には、入力案内をした日付が入力される。『入力完了通知』は、事務代行サーバ11が健診システム400に問診情報の入力完了通知をしたか否かを示す。入力完了通知済みの場合、『入力完了通知』は、入力完了通知をした日付が入力される。『健診システム通知日』は、事務代行サーバ11が健診システム400に入力完了通知を通知した日付を示す。『問診票代行ステータス』は、問診情報の入力管理の代行に係る進捗状況を示すステータスを示す。『問診票代行ステータス』としては、例えば、未案内、案内済み、完了通知済み、督促済み等がある。未案内は、まだ問診票入力案内が行われていない状態である。案内済みは、問診票入力案内が行われたが、健診システム400への完了通知が行われていない状態である。完了通知済みは、完了通知が行われた状態である。督促済みは、問診情報の入力の督促が行われた状態である。入力案内が行われてから所定期間内に問診票ウェブサーバ13から入力完了通知が送信されない場合、事務代行サーバ11から受診者端末100に問診情報の入力の督促が行われる。『督促』は、事務代行サーバ11が受診者端末100に問診情報の入力の督促を行った日付を示す。

0040

図6に示すように、例えば、ID「1」の問診入力管理情報レコードは、受診者「A」に関する者であり、受診者「A」の受付日は「2015/12/3」であり、問診入力案内は「2015/12/4」に行われ、入力完了通知は「2015/12/11」に行われ、健診システム通知日は「2015/12/12」であり、問診票代行ステータスは「完了通知済み」であることを示す。このように、問診票入力管理テーブル315は、問診票入力事務を受診者単位で管理する。問診票入力管理テーブル315は、後述する処理回路32の問診票入力依頼管理機能322により管理される。

0041

図7は、発送依頼管理テーブル317の一例を示す図である。発送依頼管理テーブル317は、発送物の発送の代行の進捗を管理するための発送代行個人情報を記憶する。具体的には、発送代行個人情報は、『ID』、『受診者』、『受付日』、『住所』、『発送物』、『発送代行依頼』、『発送完了通知』、『発送代行ステータス』及び『返送』の項目を有する。『ID』は、健診事務の各代行依頼に付された識別子を示す。『受診者』は、代行依頼に係る健康診断の受診者の氏名を示す。『受付日』は、事務代行個人情報を事務代行サーバ11が受付日を示す。『住所』は、受診者の住所を示す。『発送物』は、発送対象の検査キットの種類を示す。『発送代行依頼』は、事務代行サーバ11が発送代行サーバ21に発送代行を依頼したか否かを示す。発送代行依頼済みの場合、発送代行依頼項目には、発送代行を依頼した日付が入力される。『発送完了通知』は、発送代行サーバ21から発送代行完了通知が送信されたか否かを示す。発送代行完了通知がなされた場合、発送代行完了通知を受けた日付が入力される。『発送代行ステータス』は、発送代行の進捗状況を示すステータスを含む。『発送代行ステータス』としては、例えば、未依頼、依頼済み、完了通知済み、返送通知有り等がある。未依頼は、まだ発送代行サーバ21に発送代行依頼が行われていない状態である。依頼済みは、発送代行サーバ21に発送代行依頼が行われたが、発送代行サーバ21から発送完了通知がされていない状態である。完了通知済みは、発送代行サーバ21から発送完了通知がされた状態である。返送通知有りは、発送代行サーバ21から返送通知が送信された状態である。発送代行業者により発送物が発送されたが、当該発送物が返送された場合、発送代行サーバ21から事務代行サーバ11に返送通知がなされる。『返送』は、発送代行サーバ21から事務代行サーバ11に返送通知がなされた日付を示す。

0042

図7に示すように、例えば、ID「1」の問診入力管理情報レコードは、受診者「A」に関する者であり、受診者「A」の受付日は「2015/12/3」であり、住所は「○○市△△町×××」であり、発送物は「検便キット」であり、発送代行依頼は「2015/12/11」に行われ、発送完了通知は「2015/12/13」に行われ、発送代行ステータスは「完了通知済み」であることを示す。このように、問診票入力管理テーブル315は、問診票入力事務を受診者単位で管理する。発送依頼管理テーブル317は、後述する処理回路32の発送代行依頼管理機能323により管理される。

0043

図3に示すように、処理回路32は、本実施形態に係る事務代行管理システム10の中枢として機能する。処理回路32は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の処理装置プロセッサ)とROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の記憶装置(メモリ)とを有する。処理回路32は、記憶回路36等に記憶された事務代行プログラムを実行することにより、当該事務代行プログラムに対応する機能を実現する。

0044

具体的には、処理回路32は、上記事務代行プログラムを実行することにより、依頼管理機能321、問診票入力依頼管理機能322、発送代行依頼管理機能323、問診票入力依頼機能324、発送代行依頼機能325、費用計算機能326、及び事務代行完了通知機能327を実現する。

0045

依頼管理機能321の実行により処理回路32は、健診事務管理サーバ300からの健診事務の代行依頼を、事務代行管理テーブル313を利用して管理する。具体的には、処理回路32は、健診事務管理サーバ300から健診事務代行依頼を受けた場合、健診事務代行依頼と共に送信される事務代行個人情報を代行依頼テーブル311に登録する。また、処理回路32は、事務代行管理テーブル313を構成する健診事務代行情報の各項目を更新することにより、受診申込者毎の健診事務の代行依頼を管理する。

0046

問診票入力依頼管理機能322の実行により処理回路32は、問診票入力依頼を、問診票入力管理テーブル315を利用して管理する。具体的には、処理回路32は、問診票入力依頼時において受診申込者に関する問診入力管理情報を生成する。そして処理回路32は、問診票入力管理テーブル315を構成する問診入力管理情報の各項目を更新することにより、受診申込者毎の問診情報入力管理の代行依頼を管理する。

0047

発送代行依頼管理機能323の実行により処理回路32は、発送代行依頼を、発送依頼管理テーブル317を利用して管理する。具体的には、処理回路32は、発送代行依頼時において受診申込者に関する発送代行管理情報を生成する。そして処理回路32は、発送依頼管理テーブル317を構成する発送代行管理情報の各項目を更新することにより、受診申込者毎の発送代行依頼を管理する。

0048

問診票入力依頼機能324の実行により処理回路32は、受診者端末100に問診票の入力案内を、通信回路33を介して送信する。

0049

発送代行依頼機能325の実行により処理回路32は、発送代行サーバ21に発送代行依頼を、通信回路33を介して送信する。この際、処理回路32は、代行依頼テーブル311に登録された事務代行個人情報に基づいて、受診申込者に発送物を発送するために必要な発送代行個人情報を生成する。処理回路32は、生成された発送代行個人情報を、発送代行依頼と共に発送代行サーバ21に送信する。

0050

費用計算機能326の実行により処理回路32は、健診事務代行に係る費用を受診者単位で計算する。例えば、処理回路32は、発送代行の完了通知を発送代行サーバ21から受信し且つ問診情報の入力完了通知を問診票ウェブサーバ13から受信した場合、所定の請求項目に基づいて費用を計算する。

0051

事務代行完了通知機能327の実行により処理回路32は、健診事務管理サーバ300に健診事務代行の完了通知を、通信回路33を介して送信する。例えば、処理回路32は、発送代行の完了通知を発送代行サーバ21から受信し且つ問診情報の入力完了通知を問診票ウェブサーバ13から受信した場合、健診事務管理サーバ300に健診事務代行の完了通知を送信する。

0052

通信回路33は、事務代行管理システム10に含まれる問診票ウェブサーバ13との間でデータ通信を行う。また、通信回路33は、事務代行管理システム10外に設けられた受診者端末100、健診事務管理サーバ300、健診システム400及び発送代行サーバ21との間でデータ通信を行う。

0053

表示回路34は、処理回路32による制御に従い種々のデータを表示する。具体的には、表示回路34は、表示インタフェース回路表示機器とを有する。表示インタフェース回路は、表示対象を表すデータをビデオ信号に変換する。表示信号は、表示機器に供給される。表示機器は、表示対象を表すビデオ信号を表示する。表示機器としては、例えば、CRTディスプレイ液晶ディスプレイ有機ELディスプレイLEDディスプレイプラズマディスプレイ、又は当技術分野で知られている他の任意のディスプレイが適宜利用可能である。

0054

入力回路35は、ユーザからの各種指令を入力する。具体的には、入力回路35は、入力機器入力インタフェース回路とを有する。入力機器は、ユーザからの各種指令を受け付ける。入力機器としては、キーボードマウス、各種スイッチ等が利用可能である。入力インタフェース回路は、入力機器からの出力信号をバスを介して処理回路32に供給する。

0055

記憶回路36は、種々の情報を記憶するHDD(hard disk drive)やSSD(solid state drive)、集積回路記憶装置等の記憶装置である。また、記憶回路36は、CD−ROMドライブDVDドライブフラッシュメモリ等の可搬性記憶媒体との間で種々の情報を読み書きする駆動装置等であっても良い。例えば、記憶回路36は、本実施形態に係る事務代行プログラム等を記憶する。

0056

次に、発送代行管理システム20の構成について説明する。図8は、発送代行管理システム20の構成を示す図である。図8に示すように、発送代行管理システム20は、発送代行サーバ21と発送業者端末23とを有している。

0057

発送代行サーバ21は、発送代行データベース41、処理回路42、通信回路43、印刷機44、表示回路45、入力回路46及び記憶回路47を有している。発送代行データベース41、処理回路42、通信回路43、印刷機44、表示回路45、入力回路46及び記憶回路47は、互いにバスを介して通信可能に接続されている。

0058

発送代行データベース41は、発送代行に係る種々の情報を記憶するハードディスク等の大容量の記憶装置である。具体的には、発送代行データベース41は、発送代行依頼テーブル411及び発送管理テーブル413を有する。

0059

図9は、発送代行依頼テーブル411の一例を示す図である。図9に示すように、発送代行依頼テーブル411は、事務代行サーバ11から受診者単位で送信された発送代行個人情報を管理する。具体的には、発送代行個人情報は、『ID』、『受診者』、『受付日』、『住所』及び『発送物』の項目を有する。『ID』は、健診事務の各代行依頼に付された識別子を示す。『受診者』は、代行依頼に係る健康診断の受診申込者の氏名である。『受付日』は、健診事務管理サーバ300から受診者単位で送信される事務代行個人情報を事務代行サーバ11が受け付けた日付を示す。『住所』は、受診者の住所を示す。『発送物』は、発送対象の検査キットの種類である。

0060

図9に示すように、例えば、ID「1」の事務代行個人情報レコードは、受診者「A」に関する者であり、受診者「A」の依頼日は「2015/12/1」であり、住所は「○○市△△町×××」であり、発送物は「検便キット」である。このように、発送代行依頼テーブル411は、処理回路42の発送代行管理機能421により管理される。

0061

図10は、発送管理テーブル413の一例を示す図である。発送管理テーブル413は、発送物の発送代行の進捗を管理するための発送代行管理情報を記憶する。具体的には、発送代行管理情報は、『ID』、『受診者』、『受付日』、『住所』、『発送物』、『キットID』、『発送』、『発送ステータス』、『返送』、『発送完了通知』、『返送通知』の項目を有する。『ID』は、健診事務の各代行依頼に付された識別子を示す。『受診者』、は、代行依頼に係る健康診断の受診者の氏名である。『受付日』は、事務代行サーバ11から発送代行依頼を受け付けた日付を示す。『住所』は、受診者の住所を示す。『発送物』は、発送対象の検査キットの種類を示す。『キットID』は、検査キットの識別子である。『発送』は、検査キットが発送された日付を示す。『発送ステータス』は、発送の進捗状況を示すステータスを含む。『発送ステータス』としては、例えば、未発送、発送済み、返送等がある。未発送ステータスは、まだ検査キットが発送されていない状態である。発送済みステータスは、検査キットが発送された状態である。返送ステータスは、検査キットが返送された状態である。『返送』は、検査キットが返送された日付を示す。『発送完了通知』は、事務代行サーバ11への発送完了通知が行われたか否かを示し、発送完了通知が行われた場合、その日付が入力される。『返送通知』は、検査キットが返送された場合において事務代行サーバ11に返送通知が行われたか否かを示し、返送通知が行われた場合、その日付が入力される。

0062

図10に示すように、例えば、ID「1」の問診入力管理情報レコードは、受診者「A」に関する者であり、受診者「A」の受付日は「2015/12/11」であり、住所は「○○市△△町×××」であり、発送物は「検便キット」であり、キットIDは「K12345」であり、発送は「2015/12/12」に行われ、発送ステータスは「発送済み」であり、発送完了通知は「2015/12/13」に行われることを示す。このように、問診票入力管理テーブル315は、問診票入力事務を受診者単位で管理する。発送依頼管理テーブル317は、後述する処理回路32の発送代行依頼管理機能323により管理される。

0063

処理回路42は、本実施形態に係る発送代行管理システム20の中枢として機能する。処理回路42は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等の処理装置(プロセッサ)とROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の記憶装置(メモリ)とを有する。処理回路42は、記憶回路47等に記憶された発送代行プログラムを実行することにより、当該発送代行プログラムに対応する機能を実現する。

0064

具体的には、処理回路42は、上記発送代行プログラムを実行することにより、発送代行管理機能421、依頼出力機能422、宛先出力機能423及び発送代行完了通知機能424を実現する。

0065

発送代行管理機能421の実行により処理回路42は、事務代行サーバ11からの発送の代行依頼を、発送管理テーブル413を利用して管理する。具体的には、処理回路42は、事務代行サーバ11から発送代行依頼を受けた場合、発送代行依頼と共に送信される発送代行個人情報を発送代行依頼テーブル411に登録する。また、処理回路42は、発送管理テーブル413を構成する発送代行情報の各項目を更新することにより、受診申込者毎の発送代行依頼を管理する。例えば、処理回路42は、発送代行依頼の管理の一態様として、発送物の発送状況を監視する。具体的には、処理回路42は、発送物が返送されたか否かを監視し、発送物が返送された場合、その旨を発送管理テーブル413に記録する。

0066

依頼出力機能422の実行により処理回路42は、事務代行サーバ11から送信された発送依頼を出力する。例えば、処理回路42は、発送依頼を表示回路45に表示したり、印刷機44で印刷したりする。

0067

宛先出力機能423の実行により処理回路42は、受診者の宛先情報を出力する。例えば、処理回路42は、宛先情報を表示回路45に表示したり、印刷機44で印刷したりする。

0068

発送代行完了通知機能424の実行により処理回路42は、事務代行サーバ11に発送代行の完了通知を、通信回路43を介して送信する。

0069

通信回路43は、発送代行管理システム20に含まれる発送業者端末23との間でデータ通信を行う。また、通信回路43は、発送代行管理システム20外に設けられた健診事務管理サーバ300との間でデータ通信を行う。

0070

印刷機44は、処理回路42による制御に従い種々のデータを印刷する。例えば、印刷機44は、宛先情報を、封筒に貼り付け可能なラベルに印刷し、宛先ラベルを作成する。

0071

表示回路45は、処理回路42による制御に従い種々のデータを表示する。具体的には、表示回路45は、表示インタフェース回路と表示機器とを有する。表示インタフェース回路は、表示対象を表すデータをビデオ信号に変換する。表示信号は、表示機器に供給される。表示機器は、表示対象を表すビデオ信号を表示する。表示機器としては、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ、又は当技術分野で知られている他の任意のディスプレイが適宜利用可能である。

0072

入力回路46は、ユーザからの各種指令を入力する。具体的には、入力回路46は、入力機器と入力インタフェース回路とを有する。入力機器は、ユーザからの各種指令を受け付ける。入力機器としては、キーボードやマウス、各種スイッチ等が利用可能である。入力インタフェース回路は、入力機器からの出力信号をバスを介して処理回路42に供給する。

0073

記憶回路47は、種々の情報を記憶するHDD(hard disk drive)やSSD(solid state drive)、集積回路記憶装置等の記憶装置である。また、記憶回路47は、CD−ROMドライブやDVDドライブ、フラッシュメモリ等の可搬性記憶媒体との間で種々の情報を読み書きする駆動装置等であっても良い。例えば、記憶回路47は、本実施形態に係る発送代行プログラム等を記憶する。

0074

次に、事務代行サーバ11による健診事務代行管理処理と発送代行サーバ21による発送代行管理処理との動作例を説明する。まずは、事務代行サーバ11による健診事務代行管理処理について説明する。

0075

図11は、事務代行サーバ11による健診事務代行管理処理の典型的な流れを示す図である。図11に示すように、事務代行サーバ11の通信回路33は、まず、健診事務管理サーバ300から事務代行依頼が送信された場合、当該事務代行依頼を受信する(ステップSA1)。事務代行依頼は、健診を依頼する受診者毎に生成される。具体的には、事務代行依頼は、健診事務管理サーバ300が事務代行個人情報を送信することによりなされる。事務代行個人情報は、図4に示すように、少なくとも受診者の氏名、住所、メールアドレス及び発送物の種類を含む。事務代行個人情報が受信された場合、処理回路32は依頼管理機能321を実行する。依頼管理機能321の実行により処理回路32は、代行依頼テーブル311に、受信された代行依頼に関する代行依頼個人情報を登録する。

0076

ステップSA1が行われると処理回路32は、表示回路34に、依頼内容を表示する(ステップSA2)。具体的には、ステップSA2において表示回路34は、ステップSA1において受信された代行依頼情報を受診者単位で表示する。代行依頼情報が表示されることにより、事務代行業者は、事務代行依頼の内容等を即時に知ることが出来る。なお、処理回路32は、ステップSA1において事務代行依頼が受信されたことを契機として当該事務代行依頼に関する依頼内容を自動的に表示しても良いし、事務代行業者による入力回路35を介した表示指示操作がなされたことを契機として表示しても良い。また、ステップSA2における依頼内容の表示は、不要であれば行われなくても良い。

0077

ステップSA2が行われると処理回路32は、問診票入力依頼機能324を実行する(ステップSA3)。ステップSA3において処理回路32は、まず、問診票入力案内メールを作成する。具体的には、処理回路32は、ステップSA1において受信された事務代行依頼情報に含まれる受診者の氏名と、予め設定された問診票ウェブサイトのアドレスとに基づいて問診票入力案内メールを作成する。なお、処理回路32は、ステップSA1において事務代行依頼が受信されたことを契機として自動的に問診票入力案内メールを作成しても良いし、事務代行業者による入力回路35を介した作成指示操作がなされたことを契機として作成しても良い。

0078

図12は、ステップSA3において処理回路32により作成される問診票入力案内メール50の一例を示す図である。図12に示すように、問診票入力案内メールは、受診者に問診票に関する問診情報を入力するためのウェブサイト(以下、問診票入力サイトと呼ぶ)を通知する。本実施形態に係る問診票入力サイトは、後述のように、受診者の個人情報である問診情報を入力するための入力画面を有する。問診票入力サイトは、問診票ウェブサーバ13により管理される。問診票入力サイトにおいて入力された問診情報は、健診センターシステム200及び事務代行管理システム10以外のコンピュータからは閲覧不能であることが好ましい。問診情報の秘匿性担保するため、問診票入力サイトに入力された問診情報は、SSL(secure sockets layer)等の情報暗号化技術により暗号化されると良い。より厳重には、問診票入力サイトにおいて入力された問診情報の閲覧は、健診システム400のコンピュータのみに制限されると良い。これにより問診情報を健診システム400から流出することを防ぐことができる。

0079

図12に示すように、具体的には、問診票入力案内メール50は、受診者名欄51、本文欄53及びハイパーリンク欄55を有する。受診者名欄51は、問診票作成対象の受診者の氏名を示す。処理回路32は、問診票作成対象の受診者の事務代行依頼情報を代行依頼テーブル311から読み出して、当該代行依頼情報に含まれる氏名を受診者名欄51に貼り付けることにより、受診者名欄51に受診者名を入力する。本文欄53は、問診票入力案内メール50の本文を示す。処理回路32は、予め作成された定型文を本文欄53にはりつけることにより、本文欄53に本文を入力する。例えば、図12に示すように、「以下のサイトにアクセスして問診票に必要事項を入力して下さい」のような定型文が本文欄53に入力されると良い。ハイパーリンク欄55は、ハイパーリンクが埋め込まれた、問診票入力サイトのアドレスを示す。アドレスは、例えば、URL(uniform resource identifier)により記述されると良い。例えば、問診票入力サイトにSSLサーバ証明書が導入されている場合、図12に示すように、「https:***************」がハイパーリンク欄55に入力されると良い。

0080

ステップSA3が行われると処理回路32は、問診票入力依頼機能324の実行により、問診票入力案内メールを、通信回路33を介して受診者端末100に送信する(ステップSA4)。具体的には、処理回路32は、問診票作成対象の受診者の事務代行依頼情報を代行依頼テーブル311から読み出して、当該代行依頼情報に含まれる受診者のメールアドレスを特定する。そして処理回路32は、特定されたメールアドレスを利用して受診者端末100に問診票入力案内メールを送信する。問診票入力案内メールが送信されると処理回路32は、事務代行管理テーブル313及び問診票入力管理テーブル315にその旨を登録する。具体的には、処理回路32は、事務代行管理テーブル313及び問診票入力管理テーブル315の『問診入力案内』項目に、受診者端末100に問診票入力案内メールを送信した日付を登録する。

0081

ステップSA4が行われると処理回路32は、問診票ウェブサーバ13から入力完了通知が送信されることを待機する(ステップSA5)。例えば、受診者端末100に問診票入力案内メールが送信されると受診者端末100は、受診者による入力機器等の操作を介して、問診票入力案内メールに記載されたアドレスにより特定される問診票入力サイトにアクセスし、問診票入力サイトの入力画面において問診情報を入力する。

0082

図13は、問診票ウェブサーバ13により管理される問診票入力サイトの入力画面60の一例を示す図である。図13に示すように、入力画面60は、健康診断の問診票に関する問診情報を入力するための入力項目を有する。入力画面60は、例えば、患者基本情報入力欄61、既往歴入力欄63及び生活習慣入力欄65を有する。患者基本情報入力欄61には、患者の氏名や性別生年月日、住所等の基本的な情報が入力される。既往歴入力欄63には、患者の既往歴、より詳細には、主な病気名称罹患の有無の入力欄(図13のYES及びNO)とともに列記されている。例えば、図13に示すように、高血圧症の罹患の有無、低血圧症の罹患の有無、肝硬変の罹患の有無等が入力される。生活習慣入力欄65には、飲酒喫煙運動頻度等の生活習慣が入力される。なお、図13の入力画面60は、一例であって、問診情報の入力項目は上記のみに限定されず、如何なる情報が入力されても良い。

0083

受診者端末100により問診情報が入力されると、入力された問診情報(以下、入力問診情報と呼ぶ)は、例えば、受診者端末100により共通鍵を用いて暗号化される。暗号化された入力問診情報は、受診者端末100から問診票ウェブサーバ13に送信される。問診票ウェブサーバ13は、入力問診情報を受信すると、問診情報が入力された旨を示す入力完了通知を事務代行サーバ11に送信する。この際、問診票ウェブサーバ13は、入力問診情報を、入力完了通知と共に事務代行サーバ11に送信する。

0084

そして、ステップSA5において問診票ウェブサーバ13から入力完了通知を受信した場合(ステップSA5:YES)、処理回路32は、問診票入力依頼機能324の実行により、通信回路33を介して、問診情報の入力完了通知を健診システム400に送信する(ステップSA6)。また、ステップSA5において問診票ウェブサーバ13から入力完了通知を受信した場合(ステップSA5:YES)、処理回路32は、事務代行管理テーブル313及び問診票入力管理テーブル315にその旨を登録する。具体的には、処理回路32は、事務代行管理テーブル313及び問診票入力管理テーブル315の『入力完了通知』項目に問診票ウェブサーバ13から入力完了通知を受けた日付又は健診システム400に入力完了通知を送信した日付を登録する。なお、処理回路32は、入力完了通知と共に、問診票ウェブサーバ13から受信した問診情報を健診システム400に送信する。問診情報は、健診システム400における健診業務に利用される。

0085

事務代行サーバ11が問診情報の閲覧権限を有する場合、問診情報の暗号化に関する秘密鍵が問診票ウェブサーバ13、事務代行サーバ11及び健診システム400で共有されると良い。事務代行サーバ11が問診情報を閲覧することにより、入力された問診情報の妥当性を、健診システム400への送信前にチェックすることができる。一方、事務代行サーバ11が問診情報の閲覧権限を有しない場合、当該秘密鍵が問診票ウェブサーバ13及び健診システム400で共有されると良い。このように、事務代行サーバ11による問診情報への閲覧を制限することにより。問診情報の秘匿性を高めることができる。これにより、受診者が安心して問診票入力ウェブサイトを利用することができる。

0086

ステップSA6が行われると処理回路32は、発送代行依頼機能325を実行する(ステップSA7)。ステップSA7において処理回路32は、発送代行依頼を、通信回路33を介して発送代行サーバ21に送信する。具体的には、処理回路32は、まず、発送代行依頼管理機能323を実行し、依頼対象の受診者の発送代行依頼情報を生成する。発送代行依頼情報は、受診者への発送物の発送に必要な情報、具体的には、少なくとも受診者の氏名、住所及び発送物の種類を含む。発送代行依頼情報は、代行依頼テーブル311に記録されている事務代行個人情報に基づいて生成さると良い。発送代行依頼情報が生成されると処理回路32は、発送代行個人情報を発送代行サーバ21に送信することにより、発送代行を依頼する。発送代行依頼が送信されると処理回路32は、事務代行管理テーブル313及び発送依頼管理テーブル317にその旨を登録する。具体的には、処理回路32は、事務代行管理テーブル313及び発送依頼管理テーブル317の『発送代行依頼』項目に発送代行個人情報を発送代行サーバ21に送信した日付を登録する。発送代行サーバ21による発送代行の詳細については後述する。

0087

発送代行依頼を行うと処理回路32は、発送代行サーバ21から発送完了通知がなされるのを待機する(ステップSA8)。発送代行サーバ21から発送完了通知がなされると(ステップSA8:YES)、処理回路32は、費用計算機能326を実行する(ステップSA9)。また、処理回路32は、発送代行サーバ21から発送完了通知がなされると(ステップSA8:YES)、事務代行管理テーブル313及び発送依頼管理テーブル317にその旨を登録する。具体的には、処理回路32は、事務代行管理テーブル313及び発送依頼管理テーブル317の『発送完了通知』項目に、発送代行サーバ21から発送完了通知を受けた日付を登録する。

0088

ステップSA9において処理回路32は、健診センターに請求すべき、健診事務の代行に係る費用(以下、事務代行費用と呼ぶ)を計算する。事務代行費用は、受診者単位で計算及び請求される。事務代行費用は、種々の請求項目に基づいて計算されると良い。請求項目としては、例えば、少なくとも発送物の購入代、発送物の発送に関する作業料、発送物の輸送費、発送物の保管場所代及び発送物の保守費が挙げられる。他にも、更なる請求項目として、事務代行業者による代行管理費用に基づいて事務代行費用を計算しても良い。事務代行費用は、処理回路32により事務代行管理テーブル313に登録される。

0089

ステップSA9が行われると処理回路32は、事務代行完了通知機能327を実行する(ステップSA10)。ステップSA10において処理回路32は、受診申込者に関する事務代行が完了した旨の通知(事務代行完了通知)を、通信回路33を介して健診事務管理サーバ300に送信する。この際、処理回路32は、事務代行完了通知と共に、ステップSA9において算出された当該受診申込者に関する事務代行費用を健診事務管理サーバ300に送信すると良い。事務代行完了通知が送信されると処理回路32は、事務代行管理テーブル313にその旨を登録する。具体的には、処理回路32は、事務代行管理テーブル313の『費用請求』項目に、事務代行完了通知及び事務代行費用を健診事務管理サーバ300に送信した日付を登録する。

0090

以上により、事務代行サーバ11による健診事務代行管理処理の説明を終了する。

0091

なお、上記の健診事務代行管理処理の流れは一例であって。上記の実施例に限定されない。例えば、上記の実施例において処理回路32は、問診情報の入力完了通知を受信したことを契機として、発送代行依頼の送信を行うものとした。しかしながら、受診者端末100への問診票入力案内メールの送信と発送代行サーバ21への発送代行依頼とのタイミングはこれに限定されない。本実施形態に係る処理回路32は、健診事務管理サーバ300から事務代行依頼を受信した後に、受診者端末100への問診票入力案内メールの送信と発送代行サーバ21への発送代行依頼とを行うのであれば、受診者端末100への問診票入力案内メールの送信と発送代行サーバ21への発送代行依頼とは如何なるタイミングで行われても良い。例えば、処理回路32は、受診者端末100への問診票入力案内メールの送信と発送代行サーバ21への発送代行依頼とを並行して行っても良い。具体的には、処理回路32は、ステップSA1において健診事務管理サーバ300から事務代行依頼を受信したことを契機として、受診者端末100への問診票入力案内メールの送信と発送代行サーバ21への発送代行依頼の送信とを同時に行っても良い。また、処理回路32は、問診票入力案内メールの送信に先行して発送代行依頼を送信しても良い。例えば、処理回路32は、発送代行依頼の送信から所定期間経過後に問診票入力案内メールを送信しても良いし、発送代行依頼の完了通知を発送代行サーバ21から受信したことを契機として問診票入力案内メールを送信しても良い。

0092

次に、発送代行サーバ21による発送代行管理処理の動作例を説明する。図14は、発送代行サーバ21による発送代行管理処理の典型的な流れを示す図である。図14に示すように、発送代行サーバ21の通信回路43は、まず、事務代行サーバ11から発送代行依頼が送信された場合、当該発送代行依頼を受信する(ステップSB1)。発送代行依頼は、健診を依頼する受診者毎に生成される。具体的には、発送代行依頼は、事務代行サーバ11が発送代行依頼情報を送信することによりなされる。発送代行依頼情報は、図9に示すように、少なくとも受診者の氏名、住所及び発送物の種類を含む。発送代行依頼が受信された場合、処理回路42は発送代行管理機能421を実行する。発送代行管理機能421の実行により処理回路42は、発送代行依頼テーブル411に、受信された発送代行依頼に関する発送代行依頼情報を登録する。この際、処理回路42は、発送代行依頼テーブル411の『発送ステータス』項目を「未発送」にする。

0093

ステップSB1が行われると処理回路42は、依頼出力機能422を実行する(ステップSB2)。ステップSB2において処理回路42は、ステップSB1において受信した受診申込者に関する発送代行依頼の依頼内容を,表示回路45に表示する。具体的には、処理回路42は、依頼内容として、受診申込者に関する発送代行依頼情報を表示する。発送代行依頼情報を表示することにより、発送代行業者に依頼内容を知らせることができる。なお、処理回路42は、ステップSB1において発送代行依頼が受信されたことを契機として当該発送代行依頼に関する依頼内容を自動的に表示しても良いし、発送代行業者による入力回路46を介した表示指示操作がなされたことを契機として表示しても良い。また、ステップSB2における依頼内容の表示は、不要であれば行われなくても良い。

0094

ステップSB2が行われると処理回路42は、宛先出力機能423を実行する(ステップSB3)。ステップSB3において処理回路42は、発送代行依頼を追跡するためのIDコード付きの宛先を、ラベルに印刷機44を用いて印刷する。IDコードは、発送代行依頼を一意に識別するための識別子である。IDコードは、発送代行管理機能421の実行により処理回路42により発送代行依頼毎に生成される。宛先が印刷されるラベルは、後述の通り、発送物を梱包する封筒に貼付される貼紙である。以下、宛先が印刷されたラベルを、宛先ラベルを呼ぶことにする。

0095

ステップSB3が行われると宛先ラベルが封筒に貼付される(ステップSB4)。例えば、処理回路42は、印刷機44等の機械を用いて宛先ラベルを自動的に封筒に貼付する。あるいは、発送代行業者により手作業で宛先ラベルが封筒に貼付されても良い。

0096

ステップSB4が行われると、宛先ラベルが貼付された封筒に検査キットが梱包される(ステップSB5)。例えば、処理回路42は、図示しない自動梱包器を制御して、予め用意された検査キットを、ステップSB4において宛先ラベルが貼付された封筒に梱包すると良い。梱包される検査キットは、受診申込者の発送代行依頼において指定されている。発送代行業者は、例えば、発送代行依頼を受けると、当該発送代行依頼において指定された検査キットを用意する。検査キットは、発送業者の倉庫等に予め所定量が在庫として保管されていても良いし、発送代行依頼を受けて発送業者がメーカ等に発注して取り寄せても良い。なお、検査キットの梱包は、発送代行業者により手作業で行われても良い。

0097

発送代行業者は、倉庫等に保管されている検査キットの中から発送対象の検査キットを選び出し、選び出した検査キットに付されているIDコードを読み取り器で読み取る。IDコードは、検査キットを一意に識別するための識別子である。読み取られたIDコードは、処理回路42の発送代行管理機能421の実行により、発送管理テーブル413に登録される。具体的には、処理回路42は、発送管理テーブル413の『キットID』項目に、読み取られたIDコードを検査キット毎に登録する。

0098

なお、検査キットが心電計や活動量計等の電子機器である場合、封筒への梱包の前段において発送代行サーバ21により検査キットの保守及び管理がされると良い。保守及び管理としては、例えば、検査キットの初期化や充電等が適宜行われると良い。

0099

ステップSB5が行われると、封筒に付されたIDコードが発送業者端末23により読み取られる(ステップSB6)。ステップSB6において発送業者は、発送業者端末23に接続された読み取り器を用いて、封筒に付されたIDコードを読み取る。読み取られたIDコードは、通信回路43を介して発送代行サーバ21に受信される。処理回路42は、発送代行管理機能421の実行により、読み取られたIDコードに対応する発送依頼情報レコードについて、発送管理テーブル413の『発送』項目に発送日を登録し、『発送ステータス』項目を「未発送」から「発送済み」に更新する。

0100

ステップSB6が行われると、検査キットが梱包された封筒が発送代行業者により受診申込者の宛先に配送される(ステップSB7)。

0101

配送が行われると処理回路42により発送物の発送状況の監視が行われる。具体的には、検査キットが発送されると処理回路42は、封筒が所定の期間内に返送されたか否かを判定する(ステップSB8)。具体的には、処理回路42は、IDコードが読み取られた時点から、予め設定された所定の期間(以下、返送待ち期間と呼ぶ)が経過することを待機する。返送待ち期間は、1週間や10日、2週間等、発送業者等により任意の期間に設定可能ある。

0102

返送待ち期間において封筒が返送された場合(ステップSB8:NO)、返送された封筒に付されたIDコードが発送業者端末23により読み取られる(ステップSB9)。ステップSB10において発送業者は、発送業者端末23に接続された読み取り器を用いて、封筒に付されたIDコードを読み取る。読み取られたIDコードは、通信回路43を介して発送代行サーバ21に受信される。処理回路42は、発送代行管理機能421の実行により、読み取れたIDコードに対応する発送依頼情報レコードについて、発送管理テーブル413の『返送』項目に返送日を記録し、『発送ステータス』項目を「発送済み」から「返送」に更新する。

0103

ステップSB9が行われると処理回路42は、発送代行管理機能421の実行により、返送があった旨の通知(以下、返送通知)を事務代行サーバ11に送信する(ステップSB10)。返送通知を受信すると事務代行サーバ11は、発送代行依頼管理機能323の実行により、発送代行ステータスを「返送通知有り」に更新する。その後、事務代行サーバ11は、健診事務管理サーバ300に返送通知があった旨を送信する。これにより健診センターの事務員は、当該受診申込者に対して宛先の確認等をすることができる。

0104

一方、返送待ち期間において封筒が返送されない場合(ステップSB8:YES)、処理回路42は、発送代行完了通知機能424を実行する(ステップSB11)。ステップSB11において処理回路42は、発送代行が完了した旨の通知(以下、発送代行完了通知と呼ぶ)を、事務代行サーバ11に送信する。その後、事務代行サーバ11は、図2及び図11に示すように、事務代行サーバ11に発送完了通知及び費用請求を行う。

0105

以上により、発送代行サーバ21による発送代行管理処理の説明を終了する。

0106

なお、上記の発送代行管理処理の流れは一例であって、上記の実施例に限定されない。例えば、上記の実施例においては、発送代行業者がステップSB7において発送物の発送を行うとしたが本実施形態はこれに限定されない。例えば、発送代行業者は、ステップSB7において運送業者に発送物の発送を依頼しても良い。これにより発送手段を有しない業者であっても本実施形態に係る発送代行業者として発送代行を請け負うことが出来る。

0107

(変形例1)
上記の実施形態において問診票ウェブサーバ13は、事務代行管理システム10に設けられるとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。以下、変形例1に係る健診事務代行システムについて説明する。なお以下の説明において、上記実施形態と略同一の機能を有する構成要素については、同一符号を付し、必要な場合にのみ重複説明する。

0108

図15は、変形例1に係る健診事務代行システム2のネットワーク環境を示す図である。図15に示すように、健診事務代行システム2の事務代行管理システム10は、事務代行サーバ11を有しているが、問診票ウェブサーバ13を有していない。変形例1に係る問診票ウェブサーバ13は、健診システム400に設けられる。問診票ウェブサーバ13が健診システム400に設けられることにより、問診情報を健診センター内に留めることができる。

0109

(変形例2)
上記の実施形態において事務代行業者と発送代行業者とは異なる業者であるものとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。すなわち、事務代行業者と発送代行業者とは同一の業者であっても良い。この場合、事務代行サーバ11と発送代行サーバ21との各機能は、上記の実施形態の通り、事務代行サーバ11と発送代行サーバ21とに分散されていても良いし、単一の管理端末に集約されても良い。

0110

(変形例3)
上記の実施形態において健診事務代行システム1は、問診票ウェブサーバ13により問診情報の入力のウェブ化を行うものとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。すなわち、健診事務代行システム1は、紙に印刷された未記入の問診票を、検査キットと共に受診者に配送しても良い。これにより、事務代行業者が問診票入力サイトを構築しない場合においても健診事務を代行することができる。健診センターにとってみれば、問診票の裁断や廃棄に伴うコストが生じるが、発送物の発送を健診センター自身が行う場合に比して、発送物の発送に係る人件費、輸送費及び設備費を削減することができる。

0111

(変形例4)
上記の実施形態において健診事務管理サーバ300は、受診申込者に係る健康診断の検査コース又は受診結果の履歴に基づいて発送物の種類を決定し、決定された発送物の種類を事務代行個人情報として事務代行サーバ11に送信するものとした。すなわち、健診事務管理サーバ300が発送物の種類を決定するものとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。変形例4に係る健診事務管理サーバ300は、受診申込者に係る発送物の種類の代わりに、受診申込者に係る健康診断の検査コース又は受診結果の履歴を事務代行サーバ11に送信しても良い。この場合、事務代行サーバ11の処理回路32は、受診申込者に係る健康診断の検査コース又は受診結果の履歴に基づいて、発送物の種類を決定すると良い。発送物の種類の決定方法は、上記の健診事務管理サーバ300による決定方法と同様、例えば、受診申込者に係る健康診断の検査コース又は受診結果の履歴から、検査コース/検査キット対応テーブル又は受診結果/検査キット対応テーブルを利用して発送物の種類を決定すると良い。

0112

上記の構成により、健診センターは、発送物の種類の決定についても事務代行業者に代行させることができる。これにより健診センターは、発送物の種類の決定に係る費用を削減し、事務代行業者は、発送物の種類の決定を通して更なる収益を確保することができる。

0113

総括
上記の実施形態の通り、本実施形態に係る健診事務代行システム1は、健診センターによる健診事務を代行するための、コンピュータにより制御されるシステムである。健診事務代行システム1は、健診センターの健診事務管理サーバ300から少なくとも健診の受診申込者の宛先情報を含む代行依頼個人情報を受信する。健診事務代行システム1は、受信された代行依頼個人情報に含まれる宛先情報を出力する。そして健診事務代行システム1は、宛先情報が示す宛先への発送物の発送完了通知を健診事務管理サーバ300に送信する。

0114

上記の構成により、本実施形態に係る健診事務代行システム1は、受診者数に対応した対価支払により、健診事務を外部の事務代行業者に代行することが可能となる。健診事務の代行が可能となることにより、健診センターは、事務員に問診票及び検査キットの発送等に係る健診事務を行わせる必要がなくなるので、事務員の人件費、輸送費及び設備費等の費用、発送物の発送に係る作業場所や発送物の保管場所等のスペースを削減することができる。事務代行業者は、健診センターの事務員単価の削減や輸送費の削減等を通して、健診センターが健診事務を行う場合に比して、コスト優位性を獲得することができる。また、事務代行業者は、受診者数に応じた健診事務の代行業により新たな収益源を確保することができる。

0115

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

0116

1…健診事務代行システム、2…健診事務代行システム、10…事務代行管理システム、11…事務代行サーバ、13…問診票ウェブサーバ、20…発送代行管理システム、21…発送代行サーバ、23…発送業者端末、31…事務代行データベース、32…処理回路、33…通信回路、34…表示回路、35…入力回路、36…記憶回路、41…発送代行データベース、42…処理回路、43…通信回路、44…印刷機、45…表示回路、46…入力回路、47…記憶回路、50…問診票入力案内メール、51…受診者名欄、53…本文欄、55…ハイパーリンク欄、60…入力画面、61…患者基本情報入力欄、63…既往歴入力欄、65…生活習慣入力欄、100…受診者端末、200…健診センターシステム、300…健診事務管理サーバ、311…代行依頼テーブル、313…事務代行管理テーブル、315…問診票入力管理テーブル、317…発送依頼管理テーブル、321…依頼管理機能、322…問診票入力依頼管理機能、323…発送代行依頼管理機能、324…問診票入力依頼機能、325…発送代行依頼機能、326…費用計算機能、327…事務代行完了通知機能、400…健診システム、411…発送代行依頼テーブル、413…発送管理テーブル、421…発送代行管理機能、422…依頼出力機能、423…宛先出力機能、424…発送代行完了通知機能。

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