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技術 オンライン学習システム及びオンライン学習方法並びにオンライン学習制御プログラム

出願人 コニカミノルタ株式会社
発明者 稲岡崇
出願日 2015年12月26日 (5年1ヶ月経過) 出願番号 2015-255519
公開日 2017年6月29日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2017-116894
状態 拒絶査定
技術分野 電気的に作動する教習具 特定用途計算機
主要キーワード 設定段数 類似問題 オンライン会話 グラフィック性能 スカイプ 対象問題 進捗度合い 生徒用端末
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月29日)のものです。
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図面 (20)

課題

生徒理解度を適切に判断し、理解度に応じて提供する教材を適切に変更して、効果的な学習を行う。

解決手段

講師用端末及び生徒用端末を制御する制御装置は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとを含む教材に基づいてオンラインレッスンを行う際に、講師用端末の講師画面に、教材データ指定ページと第1種及び第2種の遷移指示アイコンと必要に応じて理解度設定アイコンとを表示させ、生徒用端末の生徒用画面に、教材データの上記指定ページと必要に応じて理解度設定アイコンとを表示させ、第1種の遷移指示アイコンの操作情報を受信したら、講師用端末及び生徒用端末に通常ページへの遷移を指示し、第2種の遷移指示アイコンの操作情報を受信したら、講師用端末及び生徒用端末に特別ページへの遷移を指示する。

概要

背景

従来の語学レッスンは、講師滞在する教室学習者生徒)が出向き、講師と生徒が対面してレッスンを行う教授形態が一般的であったが、最近では、通信網を介して、双方向コミュニケーションを行うレッスン、例えばスカイプ登録商標)を用いて行う教授形態(オンライン学習方法)が普及している。

このようなオンライン学習方法に関して、例えば、下記特許文献1には、オンライン会話で使用する、複数のコースに対応する複数のマテリアルのデータを記憶するサーバと、各コースとそこで使用するマテリアルのデータの保存場所との関係を記憶する保存場所参照テーブルと、生徒が選択したコースに応じたマテリアルのデータの保存場所を表す情報を保存場所参照テーブルから獲得する保存場所情報得手段と、この獲得した保存場所を表す情報、又はこの獲得した保存場所に保存されているマテリアルのデータを担当教師に提供する情報提供手段と、を備えたオンライン会話用情報提供装置が開示されている。

また、双方向コミュニケーションではないが、オンライン学習における教材提示方法に関して、下記特許文献2には、学習履歴に基づく協調フィルタリングを用いることによって、再出題の対象となる対象学習問題に類似する学習問題又は、再出題が為される対象学習者に類似する類似学習者推定し、当該推定した類似問題、類似学習者及びその双方に基づいて、対象学習者に対象問題を再度出題する再出題タイミング、すなわち、次に学習すべき時期(インターバル)を決定し、当該決定されたタイミングに基づいて対象問題を対象学習者に提供する学習支援通信ステムが開示されている。

概要

生徒の理解度を適切に判断し、理解度に応じて提供する教材を適切に変更して、効果的な学習を行う。講師用端末及び生徒用端末を制御する制御装置は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとを含む教材に基づいてオンラインレッスンを行う際に、講師用端末の講師用画面に、教材データ指定ページと第1種及び第2種の遷移指示アイコンと必要に応じて理解度設定アイコンとを表示させ、生徒用端末の生徒用画面に、教材データの上記指定ページと必要に応じて理解度設定アイコンとを表示させ、第1種の遷移指示アイコンの操作情報を受信したら、講師用端末及び生徒用端末に通常ページへの遷移を指示し、第2種の遷移指示アイコンの操作情報を受信したら、講師用端末及び生徒用端末に特別ページへの遷移を指示する。

目的

このようなオンライン学習方法に関して、例えば、下記特許文献1には、オンライン会話で使用する、複数のコースに対応する複数のマテリアルのデータを記憶するサーバと、各コースとそこで使用するマテリアルのデータの保存場所との関係を記憶する保存場所参照テーブルと、生徒が選択したコースに応じたマテリアルのデータの保存場所を表す情報を保存場所参照テーブルから獲得する保存場所情報獲得手段と、この獲得した保存場所を表す情報、又はこの獲得した保存場所に保存されているマテリアルのデータを担当の教師に提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

第1の表示部と第1の音声入出力部と第1の操作部とを少なくとも有する講師用端末と、第2の表示部と第2の音声入出力部とを少なくとも有する生徒用端末と、前記講師用端末及び前記生徒用端末を制御する制御装置と、教材を構成する教材データを記憶する記憶装置と、が通信ネットワークを介して接続されるオンライン学習ステムであって、前記教材は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと、前記通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとで構成されており、前記制御装置は、前記講師用端末に、前記教材の指定されたページの画像とページの遷移を指示する遷移指示アイコンとを含む講師画面を表示させると共に、前記生徒用端末に、前記教材データの前記指定されたページの画像を含む生徒用画面を表示させる画面制御部と、前記講師用端末から送信される前記遷移指示アイコンの操作情報に応じて、当該操作情報に基づいて遷移先のページを指定し、指定したページへの遷移を前記画面制御部に指示する遷移制御部と、を備え、前記画面制御部は、前記講師用画面に、前記通常ページ間の遷移を指示するための第1種の遷移指示アイコンと、前記通常ページから前記特別ページへの遷移を指示するための第2種の遷移指示アイコンと、を表示させる、ことを特徴とするオンライン学習システム。

請求項2

前記画面制御部は、前記講師用画面に予め定めたレベルのページが表示された場合に、前記第2種の遷移指示アイコンを表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載のオンライン学習システム。

請求項3

前記制御装置は、管理データ生成部を更に備え、前記画面制御部は、前記講師用画面に、前記生徒用端末を操作する生徒が前記指定されたページを理解したか否かを、前記講師用端末を操作する講師が設定するための理解度設定アイコンを表示させ、前記管理データ生成部は、前記講師用端末から送信される前記理解度設定アイコンの操作情報に応じて、前記講師が設定した理解度を特定し、前記指定されたページと前記特定した理解度とを対応付けて管理データに登録する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のオンライン学習システム。

請求項4

前記生徒用端末は、第2の操作部を更に備え、前記画面制御部は、前記生徒用画面に、前記生徒が前記指定されたページを理解したか否かを、前記生徒自身が設定するための理解度設定アイコンを表示させ、前記管理データ生成部は、前記生徒用端末から送信される前記理解度設定アイコンの操作情報に応じて、前記生徒が設定した理解度を特定し、前記指定されたページと前記特定した理解度とを対応付けて前記管理データに登録することを特徴とする請求項3に記載のオンライン学習システム。

請求項5

前記管理データ生成部は、前記管理データを前記講師用端末から閲覧可能に保持する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のオンライン学習システム。

請求項6

前記画面制御部は、前記第1種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面と前記第2種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面とで、前記理解度設定アイコンの構成を変化させる、ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一に記載のオンライン学習システム。

請求項7

前記画面制御部は、前記第2種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面では、前記第1種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面よりも、前記理解度設定アイコンの数を多くする、ことを特徴とする請求項6に記載のオンライン学習システム。

請求項8

第1の表示部と第1の音声入出力部と第1の操作部とを少なくとも有する講師用端末と、第2の表示部と第2の音声入出力部とを少なくとも有する生徒用端末と、教材を構成する教材データを記憶する記憶装置と、が通信ネットワークを介して接続されるオンライン学習システムであって、前記教材は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと、前記通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとで構成されており、前記講師用端末は、前記教材の指定されたページの画像とページの遷移を指示する遷移指示アイコンとを含む講師用画面を表示させる表示制御部と、前記遷移指示アイコンの操作情報に基づいて遷移先のページを指定し、指定したページへの遷移を前記表示制御部及び前記生徒用端末に指示する遷移制御部と、を備え、前記生徒用端末は、前記教材データの前記指定されたページの画像を含む生徒用画面を表示させる表示制御部を備え、前記講師用端末の前記表示制御部は、前記講師用画面に、前記通常ページ間の遷移を指示するための第1種の遷移指示アイコンと、前記通常ページから前記特別ページへの遷移を指示するための第2種の遷移指示アイコンと、を表示させる、ことを特徴とするオンライン学習システム。

請求項9

第1の表示部と第1の音声入出力部と第1の操作部とを少なくとも有する講師用端末と、第2の表示部と第2の音声入出力部とを少なくとも有する生徒用端末と、前記講師用端末及び前記生徒用端末を制御する制御装置と、教材を構成する教材データを記憶する記憶装置と、が通信ネットワークを介して接続されるシステムにおけるオンライン学習方法であって、前記教材は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと、前記通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとで構成されており、前記制御装置は、前記講師用端末に、前記教材の指定されたページの画像とページの遷移を指示する遷移指示アイコンとを含む講師用画面を表示させると共に、前記生徒用端末に、前記教材データの前記指定されたページの画像を含む生徒用画面を表示させる表示処理と、前記講師用端末から送信される前記遷移指示アイコンの操作情報に応じて、遷移先のページを指定し、指定したページへの遷移を指示する遷移処理と、を実行し、前記表示処理では、前記講師用画面に、前記通常ページ間の遷移を指示するための第1種の遷移指示アイコンと、前記通常ページから前記特別ページへの遷移を指示するための第2種の遷移指示アイコンと、を表示させる、ことを特徴とするオンライン学習方法。

請求項10

前記表示処理では、前記講師用画面に予め定めたレベルのページが表示された場合に、前記第2種の遷移指示アイコンを表示させる、ことを特徴とする請求項9に記載のオンライン学習方法。

請求項11

前記表示処理では、前記講師用画面に、前記生徒用端末を操作する生徒が前記指定されたページを理解したか否かを、前記講師用端末を操作する講師が設定するための理解度設定アイコンを表示させ、前記講師用端末から送信される前記理解度設定アイコンの操作情報に応じて、前記講師が設定した理解度を特定し、前記指定されたページと前記特定した理解度とを対応付けて管理データに登録する管理処理を更に実行する、ことを特徴とする請求項9又は10に記載のオンライン学習方法。

請求項12

前記生徒用端末は、第2の操作部を備え、前記表示処理では、前記生徒用画面に、前記生徒が前記指定されたページを理解したか否かを、前記生徒自身が設定するための理解度設定アイコンを表示させ、前記管理処理では、前記生徒用端末から送信される前記理解度設定アイコンの操作情報に応じて、前記生徒が設定した理解度を特定し、前記指定されたページと前記特定した理解度とを対応付けて前記管理データに登録する、ことを特徴とする請求項11に記載のオンライン学習方法。

請求項13

前記管理処理では、前記管理データを前記講師用端末から閲覧可能に保持する、ことを特徴とする請求項11又は12に記載のオンライン学習方法。

請求項14

前記表示処理では、前記第1種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面と前記第2種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面とで、前記理解度設定アイコンの構成を変化させる、ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載のオンライン学習方法。

請求項15

前記表示処理では、前記第2種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面では、前記第1種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面よりも、前記理解度設定アイコンの数を多くする、ことを特徴とする請求項14に記載のオンライン学習方法。

請求項16

第1の表示部と第1の音声入出力部と第1の操作部とを少なくとも有する講師用端末と、第2の表示部と第2の音声入出力部とを少なくとも有する生徒用端末と、教材を構成する教材データを記憶する記憶装置と、が通信ネットワークを介して接続されるシステムにおけるオンライン学習方法であって、前記教材は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと、前記通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとで構成されており、前記講師用端末は、前記教材の指定されたページの画像とページの遷移を指示する遷移指示アイコンとを含む講師用画面を表示させる表示処理と、前記遷移指示アイコンの操作情報に基づいて遷移先のページを指定し、指定したページへの遷移を前記講師用端末及び前記生徒用端末に指示する遷移処理と、を実行し、前記生徒用端末は、前記教材データの前記指定されたページの画像を含む生徒用画面を表示させる表示処理を実行し、前記講師用端末の前記表示処理では、前記講師用画面に、前記通常ページ間の遷移を指示するための第1種の遷移指示アイコンと、前記通常ページから前記特別ページへの遷移を指示するための第2種の遷移指示アイコンと、を表示させる、ことを特徴とするオンライン学習方法。

請求項17

第1の表示部と第1の音声入出力部と第1の操作部とを少なくとも有する講師用端末と、第2の表示部と第2の音声入出力部とを少なくとも有する生徒用端末と、前記講師用端末及び前記生徒用端末を制御する制御装置と、教材を構成する教材データを記憶する記憶装置と、が通信ネットワークを介して接続されるシステムにおける前記制御装置で動作するオンライン学習制御プログラムであって、前記教材は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと、前記通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとで構成されており、前記制御装置に、前記講師用端末に、前記教材の指定されたページの画像とページの遷移を指示する遷移指示アイコンとを含む講師用画面を表示させると共に、前記生徒用端末に、前記教材データの前記指定されたページの画像を含む生徒用画面を表示させる表示処理、前記講師用端末から送信される前記遷移指示アイコンの操作情報に応じて、遷移先のページを指定し、指定したページへの遷移を指示する遷移処理、を実行させ、前記表示処理では、前記講師用画面に、前記通常ページ間の遷移を指示するための第1種の遷移指示アイコンと、前記通常ページから前記特別ページへの遷移を指示するための第2種の遷移指示アイコンと、を表示させる、ことを特徴とするオンライン学習制御プログラム。

請求項18

前記表示処理では、前記講師用画面に予め定めたレベルのページが表示された場合に、前記第2種の遷移指示アイコンを表示させる、ことを特徴とする請求項17に記載のオンライン学習制御プログラム。

請求項19

前記表示処理では、前記講師用画面に、前記生徒用端末を操作する生徒が前記指定されたページを理解したか否かを、前記講師用端末を操作する講師が設定するための理解度設定アイコンを表示させ、前記制御装置に、更に、前記講師用端末から送信される前記理解度設定アイコンの操作情報に応じて、前記講師が設定した理解度を特定し、前記指定されたページと前記特定した理解度とを対応付けて管理データに登録する管理処理を実行させる、ことを特徴とする請求項17又は18に記載のオンライン学習制御プログラム。

請求項20

前記生徒用端末は、第2の操作部を備え、前記表示処理では、前記生徒用画面に、前記生徒が前記指定されたページを理解したか否かを、前記生徒自身が設定するための理解度設定アイコンを表示させ、前記管理処理では、前記生徒用端末から送信された前記理解度設定アイコンの操作情報に応じて、前記生徒が設定した理解度を特定し、前記指定されたページと前記特定した理解度とを対応付けて前記管理データに登録する、ことを特徴とする請求項19に記載のオンライン学習制御プログラム。

請求項21

前記管理処理では、前記管理データを前記講師用端末から閲覧可能に保持する、ことを特徴とする請求項19又は20に記載のオンライン学習制御プログラム。

請求項22

前記表示処理では、前記第1種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面と前記第2種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面とで、前記理解度設定アイコンの構成を変化させる、ことを特徴とする請求項19乃至21のいずれか一に記載のオンライン学習制御プログラム。

請求項23

前記表示処理では、前記第2種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面では、前記第1種の遷移指示アイコンが操作された場合に表示される画面よりも、前記理解度設定アイコンの数を多くする、ことを特徴とする請求項22に記載のオンライン学習制御プログラム。

請求項24

第1の表示部と第1の音声入出力部と第1の操作部とを少なくとも有する講師用端末と、第2の表示部と第2の音声入出力部とを少なくとも有する生徒用端末と、教材を構成する教材データを記憶する記憶装置と、が通信ネットワークを介して接続されるシステムにおける前記講師用端末で動作するオンライン学習制御プログラムであって、前記教材は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと、前記通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとで構成されており、前記講師用端末に、自端末の前記第1の表示部に、前記教材の指定されたページの画像とページの遷移を指示する遷移指示アイコンとを含む講師用画面を表示させ、前記生徒用端末の前記第2の表示部に、前記教材データの前記指定されたページの画像を含む生徒用画面を表示させる表示処理、前記遷移指示アイコンの操作情報に基づいて遷移先のページを指定し、指定したページへの遷移を前記講師用端末及び前記生徒用端末に指示する遷移処理、を実行させ、前記表示処理では、前記講師用画面に、前記通常ページ間の遷移を指示するための第1種の遷移指示アイコンと、前記通常ページから前記特別ページへの遷移を指示するための第2種の遷移指示アイコンと、を表示させる、ことを特徴とするオンライン学習制御プログラム。

技術分野

0001

本発明は、オンライン学習ステム及びオンライン学習方法並びにオンライン学習制御プログラムに関し、特に、講師用端末生徒用端末とが双方向に通信可能に接続されたオンライン学習システム及び当該オンライン学習システムにおけるオンライン学習方法並びに当該オンライン学習システムで動作するオンライン学習制御プログラムに関する。

背景技術

0002

従来の語学レッスンは、講師滞在する教室学習者生徒)が出向き、講師と生徒が対面してレッスンを行う教授形態が一般的であったが、最近では、通信網を介して、双方向コミュニケーションを行うレッスン、例えばスカイプ登録商標)を用いて行う教授形態(オンライン学習方法)が普及している。

0003

このようなオンライン学習方法に関して、例えば、下記特許文献1には、オンライン会話で使用する、複数のコースに対応する複数のマテリアルのデータを記憶するサーバと、各コースとそこで使用するマテリアルのデータの保存場所との関係を記憶する保存場所参照テーブルと、生徒が選択したコースに応じたマテリアルのデータの保存場所を表す情報を保存場所参照テーブルから獲得する保存場所情報得手段と、この獲得した保存場所を表す情報、又はこの獲得した保存場所に保存されているマテリアルのデータを担当教師に提供する情報提供手段と、を備えたオンライン会話用情報提供装置が開示されている。

0004

また、双方向コミュニケーションではないが、オンライン学習における教材提示方法に関して、下記特許文献2には、学習履歴に基づく協調フィルタリングを用いることによって、再出題の対象となる対象学習問題に類似する学習問題又は、再出題が為される対象学習者に類似する類似学習者推定し、当該推定した類似問題、類似学習者及びその双方に基づいて、対象学習者に対象問題を再度出題する再出題タイミング、すなわち、次に学習すべき時期(インターバル)を決定し、当該決定されたタイミングに基づいて対象問題を対象学習者に提供する学習支援通信システムが開示されている。

先行技術

0005

特開2015−129901号公報
特開2015−069160号公報

発明が解決しようとする課題

0006

語学レッスンにおいては、講師が例題(生徒の母国語)を提示し、生徒に学習対象語に瞬時に翻訳させて発話させる方法が従来から行われているが、この方法では、例題や教材のレベルが上がった際にレッスンについていけなくなるという問題が生じ易く、これが生徒の挫折を招く原因の一つとなっている。一方、生徒のレベルに比べて例題や教材のレベルが低い場合は、生徒の学習意欲が削がれてしまい、語学レッスンを最後まで続けることができない原因の一つとなっている。すなわち、語学レッスンでは、生徒のレベルを適切に判断する必要があり、生徒のレベルに見合った教材を提示することが重要である。

0007

この問題に対して、特許文献1では、生徒が選択したコースに基づいて教材を配信し、講師用のマテリアルに指導ポイント掲載することにより、生徒のレベルに応じたレッスンができるようにしている。しかしながら、この方法では、生徒のレベルを客観的に評価した結果に基づいて教材が選択される訳ではないため、生徒の真の学力レベルに応じた教材を提供することができない。また、生徒の理解の度合いに応じてレッスンの内容を変えることができないため、生徒の学力レベルを適切に向上させることができない。

0008

また、特許文献2では、機械判定によって生徒が到達した難易度レベルを判定し、難易度レベルに応じた教材を提供することにより、生徒のレベルに応じたレッスンができるようにしている。しかしながら、機械判定では、問題に正解したとしても、それが真の実力に基づく回答であるのか、いわゆる「まぐれ当たり」であるのかを判別することができない。そのため、同じレベルの問題を何回も解かせないと、生徒の真の学力レベルを把握することができず、必然的に学習時間が長くなってしまう。

0009

この問題は語学レッスンに限らず、様々なレベルの教材を提示して生徒の学力レベルの向上を図る任意の学習において同様に生じる。このような背景から、生徒の理解度を適切に判断し、理解度に応じて提供する教材を適切に変更して、効果的な学習を行うことができるシステムの提案が求められている。

0010

本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、生徒の理解度を適切に判断し、理解度に応じて提供する教材を適切に変更して、効果的な学習を行うことができるオンライン学習システム及びオンライン学習方法並びにオンライン学習制御プログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0011

本発明の一側面は、第1の表示部と第1の音声入出力部と第1の操作部とを少なくとも有する講師用端末と、第2の表示部と第2の音声入出力部とを少なくとも有する生徒用端末と、前記講師用端末及び前記生徒用端末を制御する制御装置と、教材を構成する教材データを記憶する記憶装置と、が通信ネットワークを介して接続されるオンライン学習システムであって、前記教材は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと、前記通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとで構成されており、前記制御装置は、前記講師用端末に、前記教材の指定されたページの画像とページの遷移を指示する遷移指示アイコンとを含む講師用画面を表示させると共に、前記生徒用端末に、前記教材データの前記指定されたページの画像を含む生徒用画面を表示させる画面制御部と、
前記講師用端末から送信される前記遷移指示アイコンの操作情報に応じて、当該操作情報に基づいて遷移先のページを指定し、指定したページへの遷移を前記画面制御部に指示する遷移制御部と、を備え、前記画面制御部は、前記講師用画面に、前記通常ページ間の遷移を指示するための第1種の遷移指示アイコンと、前記通常ページから前記特別ページへの遷移を指示するための第2種の遷移指示アイコンと、を表示させることを特徴とする。

0012

本発明の一側面は、第1の表示部と第1の音声入出力部と第1の操作部とを少なくとも有する講師用端末と、第2の表示部と第2の音声入出力部とを少なくとも有する生徒用端末と、前記講師用端末及び前記生徒用端末を制御する制御装置と、教材を構成する教材データを記憶する記憶装置と、が通信ネットワークを介して接続されるシステムにおけるオンライン学習方法であって、前記教材は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと、前記通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとで構成されており、前記制御装置は、前記講師用端末に、前記教材の指定されたページの画像とページの遷移を指示する遷移指示アイコンとを含む講師用画面を表示させると共に、前記生徒用端末に、前記教材データの前記指定されたページの画像を含む生徒用画面を表示させる表示処理と、前記講師用端末から送信される前記遷移指示アイコンの操作情報に応じて、遷移先のページを指定し、指定したページへの遷移を指示する遷移処理と、を実行し、前記表示処理では、前記講師用画面に、前記通常ページ間の遷移を指示するための第1種の遷移指示アイコンと、前記通常ページから前記特別ページへの遷移を指示するための第2種の遷移指示アイコンと、を表示させることを特徴とする。

0013

本発明の一側面は、第1の表示部と第1の音声入出力部と第1の操作部とを少なくとも有する講師用端末と、第2の表示部と第2の音声入出力部とを少なくとも有する生徒用端末と、前記講師用端末及び前記生徒用端末を制御する制御装置と、教材を構成する教材データを記憶する記憶装置と、が通信ネットワークを介して接続されるシステムにおける前記制御装置で動作するオンライン学習制御プログラムであって、前記教材は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと、前記通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとで構成されており、前記制御装置に、前記講師用端末に、前記教材の指定されたページの画像とページの遷移を指示する遷移指示アイコンとを含む講師用画面を表示させると共に、前記生徒用端末に、前記教材データの前記指定されたページの画像を含む生徒用画面を表示させる表示処理、前記講師用端末から送信される前記遷移指示アイコンの操作情報に応じて、遷移先のページを指定し、指定したページへの遷移を指示する遷移処理、を実行させ、前記表示処理では、前記講師用画面に、前記通常ページ間の遷移を指示するための第1種の遷移指示アイコンと、前記通常ページから前記特別ページへの遷移を指示するための第2種の遷移指示アイコンと、を表示させることを特徴とする。

発明の効果

0014

本発明のオンライン学習システム及びオンライン学習方法並びにオンライン学習制御プログラムによれば、生徒の理解度を適切に判断し、理解度に応じて提供する教材を適切に変更して、効果的な学習を行うことができる。

0015

その理由は、講師用端末及び生徒用端末を制御する制御装置(オンライン学習制御プログラム)は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとを含む教材に基づいてオンラインレッスンを行う際に、講師用端末の講師用画面に、教材データの所定のページと遷移指示アイコンと必要に応じて理解度設定アイコンとを表示させると共に、生徒用端末の生徒用画面に、教材データの上記所定のページと必要に応じて理解度設定アイコンとを表示させ、遷移指示アイコンとして、第1種の遷移指示アイコンと第2種の遷移指示アイコンとを表示させ、講師用端末から第1種の遷移指示アイコンの操作情報を受信したら、講師用端末及び生徒用端末に通常ページへの遷移を指示し、講師用端末から第2種の遷移指示アイコンの操作情報を受信したら、講師用端末及び生徒用端末に特別ページへの遷移を指示するからである。

図面の簡単な説明

0016

本発明の第1の実施例に係るオンライン学習システムの構成の一例を示す模式図である。
本発明の第1の実施例に係る講師用端末の構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施例に係る生徒用端末の構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施例に係る制御装置の構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施例に係る講師用端末に表示される画面(レベル1画面)の一例である。
本発明の第1の実施例に係る講師用端末に表示される画面(レベル2画面)の一例である。
本発明の第1の実施例に係る講師用端末に表示される画面(レベル3画面)の一例である。
本発明の第1の実施例に係る講師用端末に表示される画面(エクストラ画面)の一例である。
本発明の第1の実施例に係る生徒用端末に表示される画面(レベル2画面)の一例である。
本発明の第1の実施例に係るオンライン学習システムの処理を示すシーケンス図である。
本発明の第1の実施例に係るオンライン学習システムの処理(オンラインレッスン)を示すシーケンス図である。
本発明の第1の実施例に係るオンライン学習システムで使用する教材データの構造を示す図である。
本発明の第1の実施例に係る講師用端末及び生徒用端末における教材の表示例を示す図である。
本発明の第1の実施例に係る講師用端末の画面遷移例を示す図である。
本発明の第2の実施例に係るオンライン学習システムの構成の一例を示す模式図である。
本発明の第2の実施例に係るオンライン学習システムの構成の他の例を示す模式図である。
本発明の第2の実施例に係る講師用端末の構成を示すブロック図である。
本発明の第2の実施例に係る生徒用端末の構成を示すブロック図である。
本発明の第2の実施例に係る制御装置の構成を示すブロック図である。
本発明の第2の実施例に係るオンライン学習システムの処理(オンラインレッスン)を示すシーケンス図である。

0017

講師によるレッスンは、現実の対面レッスンのみならず、通信網を介したオンラインレッスンであっても、講師のスキルにより、生徒ごとに臨機応変に最適な指導を行えるという利点がある。例えば、生徒の回答が実力による正解か、まぐれ当たりかの判別も行い易く、また関連した例題を提示して実力を確かめ、かつ理解を深めさせるといったことも可能である。従って、Eラーニングのような機械的な判定では難しい人間による理解度の判定が行える。その一方、講師はレッスンを進めながら、教材の進行と生徒の理解度の把握とを並行して進める必要があり、講師の作業が複雑になる。このような背景から、理解度を注意深く判定しつつも、効率よくレッスンを進めることができる操作性の高いシステムの提案が求められている。

0018

この問題に対して、本願発明者は、通信網を介した双方向コミュニケーションによるオンラインレッスンにおいて、表示される画面の内容やインターフェイスを工夫し、かつ表示操作講師側が行えるようにすることで、上述の問題を解決し、生徒に効率よく学習させ得ることを見出した。

0019

具体的には、本発明の一実施の形態では、オンラインでマンツーマンのレッスン(例えば、英会話レッスン)を行う際の教材の表示に関して、講師用端末と生徒用端末とで、教材を同期して表示させ、この教材を見ながらテレビ会議アプリケーションを通じてレッスンが進められるようにする。ただし、常に同一の表示を行うわけではなく、講師用端末の画面と生徒用端末の画面とでは、表示させる内容を変化させる。

0020

また、講師向けの操作UI(User Interface)には、教材のページを遷移させるための2種類のアイコンを表示し、第1種のアイコンを操作することにより、講師用端末及び生徒用端末の双方の画面に、学習進度に応じて順にレベルが変化する通常ページが表示され、第2種のアイコンを操作することにより、理解度の高い生徒に対して設けた高いレベルの特別ページが表示されるようにし、様々な学力レベルの生徒に対して適切な教材が表示されるようにする。

0021

更に、講師向けの操作UIには、生徒が教材を理解したか否かを講師が判断するためのアイコンを表示し、このアイコンを操作することにより、講師が判断した生徒の理解度が記録されるようにする。また、生徒向けの操作UIにも、教材を理解したか否かを生徒自らが判断するためのアイコンを表示し、このアイコンを操作することにより、生徒自身が判断した理解度が記録されるようにする。そして、記録した理解度を参照することにより、次回のレッスンで講師が生徒のレベルに見合った適切な教材が選択できるようにする。

0022

上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係るオンライン学習システム及びオンライン学習方法並びにオンライン学習制御プログラムについて、図1乃至図11を参照して説明する。図1は、本実施例のオンライン学習システムの構成を示す模式図であり、図2乃至図4は、各々、講師用端末、生徒用端末、制御装置の構成を示すブロック図である。また、図5及び図6は、本実施例の講師用端末及び生徒用端末に表示される画面の一例を示す図であり、図7及び図8は、本実施例のオンライン学習システムの処理を示すシーケンス図である。また、図9は、本実施例のオンライン学習システムで使用する教材を構成する教材データの構造を示す図であり、図10は、講師用端末及び生徒用端末における教材表示例、図11は、講師用端末における画面遷移例である。

0023

図1に示すように、本実施例のオンライン学習システムは、通信ネットワーク50で接続可能な講師用端末10と生徒用端末20とデータサーバ30と制御装置40とを含み、それぞれの機器インターネットを介して接続されている。この通信ネットワーク50の規格としてEthernet(登録商標)などを用いることができるが、リアルタイム映像送受信することから、通信ネットワーク50は高速データ通信が可能なブロードバンド回線であることが好ましい。なお、上記各機器はイントラネット上に配置されていてもよい。以下、各装置について詳細に説明する。

0024

[講師用端末]
講師用端末10は、講師が使用するパーソナルコンピュータタブレットPC、スマートフォンなどであるが、表示画面のサイズや、ウェブブラウザなどのソフトウェアを動作させる観点から、パーソナルコンピュータとすることが好ましい。この講師用端末10は、図2(a)に示すように、制御部11と記憶部12とネットワークI/F部13と映像入力部14と音声入出力部15と表示部16と操作部17などで構成される。

0025

制御部11は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリとで構成され、CPUは、ROMや記憶部12に記憶した制御プログラムをRAMに展開して実行することにより、講師用端末10全体の動作を制御する。なお、本実施例では、特に、WWW(World Wide Web)上の情報リソースHTML(HyperText Markup Language)でマークアップされたドキュメントや画像)を扱うアプリケーション(以下、ウェブブラウザと呼ぶ。)、ウェブブラウザに読み込まれて実行されるJava(登録商標)アプレットFLASH、ActiveXなどのアプリケーション(以下、ウェブプラグインと呼ぶ。)、P2P(peer-to-peer)技術を利用して双方向通信を実現するスカイプ(登録商標)などのアプリケーション(以下、テレビ電話アプリケーションと呼ぶ。)など(これらを総称してソフトウェアモジュールと呼ぶ。)を実行し、リアルタイムに映像を表示することから、CPUのパワーグラフィック性能が十分であることが好ましい。

0026

記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPUが各部を制御するためのプログラム(ソフトウェアモジュールを含む。)、自装置の処理機能に関する情報、講師用端末10で設定した理解度(詳細は後述する。)などを記憶する。

0027

ネットワークI/F部13は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、講師用端末10を通信ネットワーク50に接続し、制御装置40との通信を可能にすると共に、生徒用端末20との映像及び音声の双方向通信を可能にする。

0028

映像入力部14は、CCD(Charge Coupled Devices)カメラなどで構成され、講師用端末10を操作しているユーザ(講師)の映像を取得する。

0029

音声入出力部15は、マイクやスピーカなどで構成され、講師用端末10を操作しているユーザ(講師)の音声を取得すると共に、生徒用端末20を操作しているユーザ(生徒)の音声を出力する。

0030

表示部16は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、後述する講師用画面などを表示する。

0031

操作部17は、マウスキーボードなどで構成され、後述する講師用画面における教材のページの遷移指示、理解度の設定などの操作を可能にする。また、制御装置40に保管されている管理データを参照して、オンラインレッスンを行う生徒に対応する教材やオンラインレッスンの開始ページを選択する操作を可能にする。

0032

また、上記制御部11は、図2(b)に示すように、表示制御部11a、遷移指示部11b、理解度設定部11cなどとしても機能する。

0033

表示制御部11aは、制御装置40から提供されるレイアウトの指示データと教材の表示データとを含む画面データと生徒用端末20から受信する映像データとに基づき、表示部16に図5(a)〜(d)に示すような講師用画面60を表示させる。この講師用画面60は、生徒(本実施例では”Ken”)の映像を表示する映像表示領域61と、教材の各ページの画像を表示する教材表示領域62と、教材のページの遷移を指示するUI(以下、遷移指示アイコンと呼ぶ。)などを表示する遷移指示領域63と、生徒の教材の理解度を講師が設定するUI(以下、理解度設定アイコンと呼ぶ。)などを表示する理解度設定領域64などを含む。ここで、教材の各ページを構成する画像は、GIF、JPG、PNG等のイメージデータそのもので表される画像に限定されず、テキストデータで表される文字画像、テキストデータとイメージデータとで表される画像、文書編集ソフトウェアプレゼンテーションソフトウェア等の各種のアプリケーションで作成されたドキュメントデータ等を含む。

0034

なお、講師用画面60には、生徒用端末20にどのような画面が表示されているかを把握できるようにするために、教材表示領域62に表示される教材の内、生徒用端末20に表示される部分の表示形態を変化させたり(表示色や背景色を変えたり、表示を点滅させたり)、生徒用端末20の画面を縮小して小さい画面に表示させたりすることが好ましい。この講師用画面60は、例えば、ウェブブラウザの画面であり、ウェブプラグインを動作させることにより、ウェブブラウザの画面内でのボタン操作や映像表示などが可能になる。

0035

遷移指示部11bは、講師用画面60の遷移指示領域63に設けられた遷移指示アイコン(「PRV」や「NEXT」、「SKIP」などのボタン)が操作された場合に、遷移指示アイコンの操作情報を制御装置40に送信する。

0036

理解度設定部11cは、講師用画面60の理解度設定領域64に設けられた理解度設定アイコン(「Yes」や「NG」などのボタン)を講師に操作させ、生徒が教材表示領域62に表示されている教材のページを理解したかを示す理解度を設定し、当該理解度設定アイコンの操作情報を制御装置40に送信する。また、理解度設定部11cは、レッスンを始める前に、生徒のレベルを知るために判定テストを行った場合は、その判定テストの結果を制御装置40に送信する。

0037

[生徒用端末]
生徒用端末20は、生徒が使用するパーソナルコンピュータ、タブレットPC、スマートフォンなどであるが、表示画面のサイズや、ウェブブラウザなどのソフトウェアを動作させる観点から、パーソナルコンピュータとすることが好ましい。この生徒用端末20は、図3(a)に示すように、制御部21と記憶部22とネットワークI/F部23と映像入力部24と音声入出力部25と表示部26と操作部27などで構成される。

0038

制御部21は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPUとROMやRAMなどのメモリとで構成され、CPUは、ROMや記憶部22に記憶した制御プログラムをRAMに展開して実行することにより、生徒用端末20全体の動作を制御する。本実施例では、講師用端末10と同様に、ウェブブラウザ、ウェブプラグイン、テレビ電話アプリケーションなどのソフトウェアモジュールを実行し、リアルタイムに映像を表示することから、CPUのパワーやグラフィック性能が十分であることが好ましい。

0039

記憶部22は、HDDやSSDなどで構成され、CPUが各部を制御するためのプログラム(ソフトウェアモジュールを含む。)、自装置の処理機能に関する情報、生徒用端末20で設定した理解度などを記憶する。

0040

ネットワークI/F部23は、NICやモデムなどで構成され、生徒用端末20を通信ネットワーク50に接続し、制御装置40との通信を可能にすると共に、講師用端末10との映像及び音声の双方向通信を可能にする。

0041

映像入力部24は、CCDカメラなどで構成され、生徒用端末20を操作しているユーザ(生徒)の映像を取得する。音声入出力部25は、マイクやスピーカなどで構成され、生徒用端末20を操作しているユーザ(生徒)の音声を取得すると共に、講師用端末10を操作しているユーザ(講師)の音声を出力する。

0042

表示部26は、液晶表示装置や有機EL表示装置などで構成され、後述する生徒用画面などを表示する。操作部27は、マウスやキーボードなどで構成され、後述する生徒用画面における理解度の設定などの操作を可能にする。

0043

また、上記制御部21は、図3(b)に示すように、表示制御部21a、理解度設定部21bなどとしても機能する。

0044

表示制御部21aは、制御装置40から提供されるレイアウトの指示データと教材の表示データとを含む画面データと講師用端末10から受信する映像データとに基づき、表示部26に図6に示すような生徒用画面70を表示させる。この生徒用画面70は、講師(本実施例では”Jane”)の映像を表示する映像表示領域71と、教材の各ページの画像を表示する教材表示領域72と、生徒の教材の理解度を生徒自身が設定するUI(理解度設定アイコン)などを表示する理解度設定領域73などで構成される。この生徒用画面70も、例えば、ウェブブラウザの画面であり、ウェブプラグインを動作させることにより、ウェブブラウザの画面内でのボタン操作や映像表示が可能になる。

0045

理解度設定部21bは、生徒用画面70の理解度設定領域73に設けられた理解度設定アイコン(「OK」などのボタン)を生徒に操作させ、生徒自身が教材表示領域72に表示されている教材のページを理解したかを示す理解度を設定し、当該理解度設定アイコンの操作情報を制御装置40に送信する。

0046

[データサーバ]
データサーバ30は、クラウド(ネットワーク越しにサービスとして利用者に情報を提供するサーバ群)内の記憶装置であり、教材データなどを保存する。この教材データは階層構造になっており、教材は、学習進度に応じて順にレベルが変化する複数の通常ページと通常ページとは別に設けた1又は複数の特別ページとを含む。例えば、教材データは、講師用画面60のためのデータ(講師用データ)と各々の生徒用画面70のためのデータ(生徒用データ)とに分類され、講師用データ及び各生徒用データは1又は複数の章のデータを含み、各々の章のデータは1又は複数の例文のデータを含み、各々の例文のデータは学習進度に応じて順にレベルが変化する複数のレベルのデータ(通常ページのデータ)と理解度の高い生徒に提供するための特別なレベルのデータ(特別ページのデータ)などで構成される。

0047

[制御装置]
制御装置40は、講師用端末10及び生徒用端末20を制御するコンピュータ装置などである。この制御装置40は、図4(a)に示すように、制御部41と記憶部42とネットワークI/F部43と必要に応じて表示部及び操作部などで構成される。

0048

制御部41は、マイクロプロセッサ等により構成されるCPUとROMやRAMなどのメモリとで構成され、CPUは、ROMや記憶部42に記憶した制御プログラムをRAMに展開して実行することにより、制御装置40全体の動作を制御する。

0049

記憶部42は、HDDやSSDなどで構成され、CPUが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、後述するレイアウトの指示データ、教材の各ページに表示データ、管理データなどを記憶する。

0050

ネットワークI/F部43は、NICやモデムなどで構成され、制御装置40を通信ネットワーク50に接続し、講師用端末10や生徒用端末20にレイアウトの指示データ、教材の表示データなどを送信すると共に、講師用端末10や生徒用端末20から遷移指示アイコンの操作情報、理解度設定アイコンの操作情報などを受信し、講師用端末10に管理データを提供する。

0051

また、上記制御部41は、図4(b)に示すように、アプリケーション提供部41a、画面制御部41b、遷移制御部41c、管理データ生成部41dなどとしても機能する。

0052

アプリケーション提供部41aは、必要に応じて、講師用端末10や生徒用端末20に、ウェブ画面を表示するウェブブラウザ、ウェブ画面上でのボタン操作や映像表示などを可能にするJava(登録商標)アプレットやFLASH、ActiveXなどのウェブプラグイン、スカイプ(登録商標)などのテレビ電話アプリケーションなどのソフトウェアモジュールを提供する。なお、提供の方法として、ソフトウェアモジュール自体を講師用端末10や生徒用端末20にダウンロードしてもよいし、ソフトウェアモジュールを自装置で動作させ、ソフトウェアモジュールによって生成されるデータ(ウェブ画面データや映像データ、指示データなど)を講師用端末10や生徒用端末20に送信してもよい。

0053

画面制御部41bは、講師用画面60及び生徒用画面70のレイアウトを設定すると共に、データサーバ30に保存されている教材データと遷移制御部41cから通知される教材のページ情報とに基づいて、講師用画面60の教材表示領域62に表示する教材の指定されたページの表示データ及び生徒用画面70の教材表示領域72に表示する教材の同じページの表示データを生成する。そして、講師用端末10に、講師用画面60用のレイアウトの指示データと教材の表示データとを含む画面データを送信すると共に、生徒用端末20に、生徒用画面70用のレイアウトの指示データと教材の表示データとを含む画面データを送信して、講師用端末10に講師用画面60を表示させ、生徒用端末20に生徒用画面70を表示させる表示処理を実行する。

0054

遷移制御部41cは、講師用端末10が指定したオンラインレッスンの開始ページに基づいて、講師用画面60及び生徒用画面70に表示する教材のページを特定し、そのページ情報を画面制御部41bに通知する。また、講師用端末10から取得した遷移指示アイコンの操作情報に基づいて、講師用画面60及び生徒用画面70に表示する教材のページを指定し、そのページ情報を画面制御部41bに通知する制御処理を実行する。これにより、講師用画面60及び生徒用画面70に表示される教材のページを遷移させる。

0055

管理データ生成部41dは、遷移指示アイコンの操作情報、理解度設定アイコンの操作情報、判定テストの結果などを講師用端末10や生徒用端末20から取得し、取得した情報から管理データを生成し、当該管理データを講師用端末10から閲覧できるようにする管理処理を実行する。具体的には、遷移指示アイコンの操作情報を受信したら、当該操作情報に基づいてページの遷移情報を管理データに登録する。また、理解度設定アイコンの操作情報を受信したら、当該操作情報に基づいて講師(又は生徒)が設定した理解度を特定し、講師用画面(又は生徒用画面)に表示されている教材のページと特定した理解度とを対応付けて管理データに登録する。この管理データには、各々の生徒について、判定テストの結果や、学習履歴(何時、どの講師と、どのレベルの教材を履修したか、また、それらの進捗度合いや理解度)などが記録される。そして、講師用端末10から送信されるログインIDやパスワード、講師用端末10の端末情報などに基づいてアクセスレベルを確認し、そのアクセスレベルに応じた管理データを、講師用端末10から閲覧可能に提供する。講師はこの管理データを参照することにより、オンラインレッスンに使用する教材やオンラインレッスンの開始ページ(章や例文など)を選択することができる。また、管理データ生成部41dは、この管理データを解析して、指導内容や教材の内容にフィードバックをかけることができるようにする。

0056

図4においては、アプリケーション提供部41a、画面制御部41b、遷移制御部41c、管理データ生成部41dをCPUとは別体として示しているが、上記アプリケーション提供部41a、画面制御部41b、遷移制御部41c、管理データ生成部41dは、CPUとは別体のハードウェアとして構成してもよいし、制御部41を、アプリケーション提供部41a、画面制御部41b、遷移制御部41c、管理データ生成部41dとして機能させるソフトウェア(オンライン学習制御プログラム)として構成し、CPUに当該オンライン学習制御プログラムを実行させるようにしてもよい。

0057

なお、図1乃至図4は、本実施例のオンライン学習システムの一例であり、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。

0058

例えば、上記では、制御装置40にアプリケーション提供部41a、管理データ生成部41dの機能を持たせたが、講師用端末10及び生徒用端末20がソフトウェアモジュールを記憶したり、講師用端末10が管理データを生成したりしてもよく、その場合は、制御装置40のアプリケーション提供部41aや管理データ生成部41dを省略することができる。

0059

以下、上記構成のオンライン学習システムの全体処理について、図7のシーケンス図を参照して説明する。なお、以下では、英会話レッスンを行う場合を想定して説明する。

0060

まず、講師は、講師用端末10の操作部17を操作して所定のログインIDやパスワードを入力し、講師用端末10にログインする。また、生徒は、生徒用端末20の操作部27を操作して所定のログインIDやパスワードを入力し、生徒用端末20にログインする。なお、講師用端末10を使用する講師や生徒用端末20を使用する生徒が予め特定されている場合(例えば、専用の講師用端末10や生徒用端末20を使用する場合)はログイン処理を省略することができる。

0061

次に、生徒は、生徒用端末20の操作部27を操作して制御装置40にレッスンの開始を依頼する。この依頼方法は任意であるが、例えば、制御装置40が管理する所定のURL(Uniform Resource Locator)にアクセスし、ウェブページ上でレッスンの開始を依頼することができる。制御装置40は、レッスンの開始の依頼を確認すると、依頼元の生徒(生徒用端末20)を特定する。例えば、ウェブページ上で生徒が入力したユーザIDや端末情報(例えば、MAC(Media Access Control)アドレスやIP(Internet Protocol)アドレス)などに基づいて生徒(生徒用端末20)を特定することができる。そして、制御装置40は、講師用端末10に生徒を指定してレッスンの開始を通知する。

0062

講師用端末10がレッスン開始の通知を受信し、講師と生徒との間でレッスン開始の合意がなされると、講師用端末10は、制御装置40に管理データの参照を依頼する。制御装置40では、依頼の際に講師用端末10から送信されるログインIDやパスワード、講師用端末10の端末情報などに基づいてアクセスレベルを確認し、そのアクセスレベルに応じた管理データを講師用端末10から閲覧可能(例えば、ウェブページ上で閲覧可能)に提供する。そして、講師用端末10を操作する講師は、管理データに含まれる、生徒の過去の履修履歴、理解度などを参照して、教材及びレッスンの開始ページ(本実施例では章及び例文)を選択し、選択した教材及びレッスンの開始ページを制御装置40に通知し、制御装置40は、その通知を受信する。なお、講師用端末10が記憶部12などに管理データを保存している場合は、その管理データを参照して、教材及びレッスンの開始ページを選択すればよい。

0063

次に、講師用端末10及び生徒用端末20は、オンラインレッスンを行うために必要なソフトウェアモジュール(ウェブブラウザ、ウェブプラグイン、テレビ電話アプリケーションなど)を起動する。なお、ここでは講師用端末10及び生徒用端末20が予め上記ソフトウェアモジュールを保持しているものとしたが、このソフトウェアモジュールは、制御装置40の制御部41(アプリケーション提供部41a)が講師用端末10及び生徒用端末20にダウンロードしてもよいし、ソフトウェアモジュール自体は制御装置40で動作させて、ソフトウェアモジュールによって生成されるデータのみを講師用端末10及び生徒用端末20に送信する(すなわち、制御装置40がASP(Application Service Provider)として機能する)ようにしてもよい。

0064

次に、講師用端末10と生徒用端末20との間で2つのセッション確立する。このセッションの確立作業は手動で行っても、上記ソフトウェアモジュールが自動で行ってもよい。1つ目のセッションは、レッスン用の画面表示であり、ポータルサイト(制御装置40が管理するサイト)のリンク先から形成される形式であることが好ましい。2つ目のセッションは、双方向コミュニケーションである。この双方向コミュニケーションについては、1つ目のセッションを確立することに応じて、自動的にアプリケーション(テレビ電話アプリケーション)が起動してセッションが確立されるようにしてもよい。

0065

上記のセッションの確立とほぼ同時に、制御装置40は、データサーバ30に保存されている教材データに基づき、講師用端末10からの通知に従って、開始ページの表示データを作成する。そして、講師用端末10及び生徒用端末20にレイアウトの指示データ及び開始ページの表示データを送信し、講師用端末10及び生徒用端末20はそれぞれレイアウトの指示データ及び表示データを受信する。その後、講師用端末10は教材表示領域72に教材の開始ページが表示された講師用画面60を表示し、生徒用端末20は教材表示領域72に同じ開始ページが表示された生徒用画面70を表示する。

0066

なお、教材データは以下のような形態が考えられる。第1の形態は、図9に示すように、単一のファイルが複数領域に分割されており、第1の領域に講師用データが格納され、第2の領域に生徒用データが格納される形態である。この場合、講師用端末10の教材表示領域62には第1の領域に格納された講師用データに基づく教材の所定のページが表示され、生徒用端末20の教材表示領域72には第2の領域に格納された生徒用データに基づく教材の同じページが表示される。第2の形態は、講師用、生徒用で別々のファイルが用意され、各々のファイルがタグ付け(ファイル同士をリンクさせるためのタグと、開始ページを特定するためのタグが付与)されていて、対応関係が参照できる(検索できる)ようになっている形態である。

0067

次に、講師用端末10の講師用画面60と生徒用端末20の生徒用画面70とを用いて、講師は生徒にオンラインレッスンを行う。このオンラインレッスンの詳細に関しては後述する。

0068

次に、生徒が、生徒用端末20の操作部27を操作して制御装置40にレッスンの終了を依頼し、制御装置40がレッスン終了の依頼を確認すると、講師用端末10にレッスンの終了を通知する。講師用端末10がレッスン終了の通知を受信して講師が依頼を確認したら(若しくは、講師がレッスンの終了を通知し、生徒が通知を確認したら)、講師用端末10及び生徒用端末20はセッションを切断する。このセッションの切断操作は、講師用端末10及び生徒用端末20の各々で行ってもよいし、講師用端末10又は生徒用端末20の一方で行ってもよい。また、セッションの切断方法は任意であるが、例えば、講師用端末10又は生徒用端末20の「ONAIR」のボタンをクリック又はタッチしてセッションの切断を指示し、その指示に対して、テレビ電話アプリケーションが双方向通信を切断すると共に、ウェブブラウザがリンクを無効にすることにより実現することができる。

0069

その後、講師用端末10では、講師が操作部17を操作してログアウトし、生徒用端末20では、生徒が操作部27を操作してログアウトして、一連のオンラインレッスンを終了する。

0070

次に、オンラインレッスンの具体的な処理について説明する。CPUは、ROM又は記憶部に記憶したオンライン学習制御プログラムをRAMに展開して実行することにより、図8のシーケンス図に示す各ステップの処理を実行する。

0071

まず、講師用端末10の制御部11(表示制御部11a)は、表示部16に開始ページとして指定された章及び例文のポイント説明画面を表示させ(S101)、生徒用端末20の制御部21(表示制御部21a)は、表示部26に同じ章及び例文のポイント説明画面を表示させる(S201)。この状況下で、講師の操作に従って(すなわち、講師側の主導により)、オンラインレッスンが進行する。

0072

講師は、ポイント説明画面に基づいて、生徒に、指定された章の指定された例文のポイントを説明し、生徒が説明を理解したと判断したら、講師用画面60の遷移指示領域63に設けた遷移指示アイコンを操作(クリック又はタッチ)する。講師用端末10の制御部11(遷移指示部11b)は、この遷移指示アイコンの操作情報を制御装置40に送信する(S102)。制御装置40の制御部41(遷移制御部41c)は、遷移指示アイコンの操作情報に基づいて遷移先のページ(ここではレベル1画面)を特定し、制御部41(管理データ生成部41d)は当該操作情報を管理データに登録し、制御部41(画面制御部41b)は、当該ページの表示データを生成して講師用端末10及び生徒用端末20に送信する(S301)。講師用端末10の制御部11(表示制御部11a)は、制御装置40から受信した表示データに基づいて、表示部16にレベル1画面を表示させる(S103)。また、生徒用端末20の制御部21(表示制御部21a)は、制御装置40から受信した表示データに基づいて、表示部26にレベル1画面を表示させる(S202)。

0073

図10は、オンラインレッスンの進行に応じて表示される教材の一例を示している。ここでは、ある章の例文2の表示例(レストランでの会話例)を示しており、図10(a)〜(d)の左側が講師用画面60の教材表示領域62の表示例を示し、図10(a)〜(d)の右側が生徒用画面70の教材表示領域72の表示例を示している。また、図11は、講師用画面60の遷移例を示しており、図11の(a)〜(d)は、図5及び図10の(a)〜(d)に各々対応している。

0074

例えば、図5(a)、図10(a)、図11(a)に示すように、ある章の例文2のレベル1の教材が表示されたとする。レベル1では、例えば、母国語文(ここでは日本語)と学習対象外国語文(ここでは英語)の両方の全文が講師用画面60と生徒用画面70の双方に表示され、必要に応じて講師はその説明を行う。そして、1回目の発話を生徒に行わせる。講師は、生徒の発話を確認した後、遷移指示領域63の遷移指示アイコンを操作して画面遷移を指示する。

0075

例えば、遷移指示領域63の「NEXT」又は「SKIP」ボタンが操作された場合、講師用端末10の制御部11(遷移指示部11b)は、遷移指示アイコンの操作情報を制御装置40に送信する(S104)。制御装置40の制御部41(遷移制御部41c)は、遷移指示アイコンの操作情報に基づいて遷移先のページ(ここではレベル2画面)を特定し、制御部41(管理データ生成部41d)は当該操作情報を管理データに登録し、制御部41(画面制御部41b)は、当該ページの表示データを生成して講師用端末10及び生徒用端末20に送信する(S302)。講師用端末10の制御部11(表示制御部11a)は、制御装置40から受信した表示データに基づいて、表示部16にレベル2画面を表示させる(S105)。また、生徒用端末20の制御部21(表示制御部21a)は、制御装置40から受信した表示データに基づいて、表示部26にレベル2画面を表示させる(S203)。なお、「SKIP」ボタンは、再出題が必要であると講師が判断した場合に使用するボタンであり、このボタンが操作された場合は、講師は管理データを参照して次回のレッスン時に再出題することにより、生徒の理解度を高めることができる。また、遷移指示領域63の「PRV」ボタンが操作された場合は、講師用端末10及び生徒用端末20はポイント説明画面を再度表示する。

0076

図5(b)、図6図10(b)、図11(b)は、例文2のレベル2画面の一例を示しており、生徒用画面70の教材表示領域72には、学習対象外国語文の一部(キーコンテンツ)が抜かれて空欄になった画面が表示される。そして、2回目の発話を生徒に行わせ、記憶の定着を促す。また、講師用画面60の教材表示領域62には、生徒用画面70と同じ画面を表示してもよいが、生徒用画面70で空欄になった学習対象外国語文の一部(キーコンテンツ)が表示形態を変えて(例えば、色を変えたり点滅させたりして)表示されるようにしてもよい。図10では、表示形態を変えた部分を薄く記載している。

0077

ここで、レベル2では学習対象外国語文の一部が空欄になっており、生徒は正しい発話ができない可能性がある。そこで、本実施例では、生徒の理解度を設定できるようにするために、図5(b)、図11(b)に示すように、講師用画面60に理解度設定アイコン(「Complete」欄の「YES」又は「NG」ボタン)を設け、講師により理解度設定アイコンが操作された場合は、制御部11(理解度設定部11c)は、操作された理解度設定アイコンに応じて理解度を設定する(S106)。具体的には、理解度設定アイコンにリンクされた講師用端末10のソフトウェアモジュールが動作して、理解度設定アイコンの操作情報を制御装置40に送信し、制御装置40は、講師用画面60に表示している画面(ページ)と設定された理解度とを対応付けて管理データに登録する。

0078

なお、理解度は講師のみが設定してもよいし、講師と生徒の双方が設定してもよい。例えば、図6に示すように、生徒用画面70に理解度設定アイコン(「CLEAR」欄の「OK」ボタン)を設け、生徒により理解度設定アイコンが操作された場合は、制御部21(理解度設定部21b)は、操作された理解度設定アイコンに応じて理解度を設定する(S204)。具体的には、理解度設定アイコンにリンクされた生徒用端末20のソフトウェアモジュールが動作して、理解度設定アイコンの操作情報を制御装置40に送信し、制御装置40は、生徒用画面70に表示している画面(ページ)と設定された理解度とを対応付けて管理データに登録する。

0079

その後、上記と同様に、講師が遷移指示領域63のボタンを操作してページの遷移を指示する。この遷移指示アイコンの操作に応じて、講師用端末10の制御部11(遷移指示部11b)は、この遷移指示アイコンの操作情報を制御装置40に送信する(S107)。制御装置40の制御部41(遷移制御部41c)は、遷移指示アイコンの操作情報に基づいて遷移先のページ(ここではレベル3画面)を特定し、制御部41(管理データ生成部41d)は当該操作情報を管理データに登録し、制御部41(画面制御部41b)は、当該ページの表示データを生成して講師用端末10及び生徒用端末20に送信する(S303)。講師用端末10の制御部11(表示制御部11a)は、制御装置40から受信した表示データに基づいて、表示部16にレベル3画面を表示させる(S108)。また、生徒用端末20の制御部21(表示制御部21a)は、制御装置40から受信した表示データに基づいて、表示部26にレベル3画面を表示させる(S205)。そして、講師が講師用画面60で理解度設定アイコンを操作すると、制御部11(理解度設定部11c)は、操作された理解度設定アイコンに応じて理解度を設定する(S109)。また、生徒が生徒用画面70で理解度設定アイコンを操作すると、制御部21(理解度設定部21b)は、操作された理解度設定アイコンに応じて理解度を設定する(S206)。

0080

図5(c)、図10(c)及び図11(c)は、例文2のレベル3画面の一例を示しており、図10(c)に示すように、生徒用画面70の教材表示領域72には、学習対象外国語文の全部が抜かれて空欄になった画面が表示される。ここでは母国語文のみが掲載されているので、瞬間的な翻訳ができるかどうかにより、生徒の理解度を適切に確認することができる。なお、上記と同様に、講師用画面60の教材表示領域62には、生徒用画面70と同じ画面を表示してもよいが、生徒用画面70で空欄になった学習対象外国語文を、表示形態を変えて表示してもよい。

0081

ここで、例文2のレベルはレベル1〜3であり、レベル3が終了したら次の例文又は次の章に移行してもよいが、本実施例では、生徒の理解度が高い場合に更に高度なレベルのレッスンを行うことができるようにする。そのために、レベル3の講師用画面60の画面遷移領域63に、特別なレベルの画面(エクストラ画面と呼ぶ。)に遷移するための遷移指示アイコン(図5(c)、図11(c)の「EXTRA」ボタン)を表示させる。なお、「PRV」ボタンや「NEXT」ボタン、「SKIP」ボタン(これらを第1種の遷移指示アイコンと呼ぶ。)、「EXTRA」ボタン(第2種の遷移指示アイコンと呼ぶ。)の形態や配置は任意であり、図5(c)、図11(c)の構成に限定されない。

0082

そして、講師が遷移指示領域63の「EXTRA」ボタンを操作すると(S110のYes)、この遷移指示アイコンの操作に応じて、講師用端末10の制御部11(遷移指示部11b)は、この遷移指示アイコンの操作情報を制御装置40に送信する(S111)。制御装置40の制御部41(遷移制御部41c)は、遷移指示アイコンの操作情報に基づいて遷移先のページ(エクストラ画面)を特定し、制御部41(管理データ生成部41d)は当該操作情報を管理データに登録し、制御部41(画面制御部41b)は、当該ページの表示データを生成して講師用端末10及び生徒用端末20に送信する(S304)。講師用端末10の制御部11(表示制御部11a)は、制御装置40から受信した表示データに基づいて、表示部16にエクストラ画面を表示させる(S112)。また、生徒用端末20の制御部21(表示制御部21a)は、制御装置40から受信した表示データに基づいて、表示部26にエクストラ画面を表示させる(S207)。

0083

図5(d)、図10(d)及び図11(d)は、エクストラ画面の一例を示しており、生徒用画面70の教材表示領域72には、例えば、キーコンテンツの他の使用例に関して、学習対象外国語文の全部が抜かれて空欄になった画面が表示される。その後、上記と同様に、理解度設定部11c及び理解度設定部21bは理解度を設定するが(S113、S208)、エクストラ画面では例文が難しいことから、例えば、図5(d)及び図11(d)に示すように、「Level」欄に「HIGH」、「MIDDLE」、「LOW」の3段階の理解度設定アイコンを表示するなど、レベル2、3に比べて理解度の設定段数を増やしたり、ボタン内の文言を変えたりして、より細かく生徒の理解度を設定できるようする。また、理解度設定アイコンを大きく表示したり、色を変えたりして強調し、理解度の設定を促すようにすることもできる。

0084

S110で遷移指示領域63の「EXTRA」ボタンが操作されなかった場合、及び、S113、S208で理解度が設定された後、次の章又は次の例文に対して、上記処理を繰り返し、オンラインレッスンを継続する(図8の(1)、図11の(e)参照)。

0085

なお、上記説明では、ある例文に対して、ポイント説明画面とレベル1〜3のレベル画面とエクストラ画面の5つの画面を表示する場合を示したが、画面構成は適宜変更可能であり、例えば、ポイント説明画面を省略したり、レベル画面を増減したり、複数のエクストラ画面を表示したりすることができる。また、上記説明では、レベル3画面で遷移指示領域63に「EXTRA」ボタンが表示されるようにしたが、例えば、レベル1画面やレベル2画面で生徒の理解度が十分に高いと判断できる場合もあることから、レベル1画面やレベル2画面で「EXTRA」ボタンを表示してエクストラ画面に遷移できるようにしてもよい。また、上記説明では、レベル2画面以降で理解度が設定できるようにしたが、レベル1画面から理解度の設定ができるようにしてもよいし、レベルに応じて理解度の設定段数を変化させるようにしてもよい。

0086

このように、複数のレベルに分けて例文を表示することにより、生徒の理解を高めることができる。また、例文の各レベルに対して、理解度を設定できるようにすることにより、その理解度を用いて、次回のレッスンのカリキュラムを適切に設定することができる。また、理解度の高い生徒に特別な例文を表示してレッスンを行うことにより、様々なレベルの生徒に対して適切なレッスンを行うことができる。

0087

次に、本発明の第2の実施例に係るオンライン学習システム及びオンライン学習方法並びにオンライン学習制御プログラムについて、図12乃至図17を参照して説明する。図12及び図13は、本実施例のオンライン学習システムの構成を示す模式図であり、図14乃至図16は、各々、講師用端末、生徒用端末、制御装置の構成を示すブロック図である。また、図17は、本実施例のオンライン学習システムの処理を示すシーケンス図である。

0088

前記した第1の実施例では、制御装置40が遷移指示アイコンの操作情報に基づいて遷移先のページを特定し、そのページの表示データを生成して講師用端末10及び生徒用端末20に送信する(すなわち、制御装置40が教材のページの遷移を制御する)構成としたが、教材データを講師用端末10及び生徒用端末20に保存することにより、教材のページ遷移の制御を講師用端末10で実行することもできる。その場合、オンライン学習システムの構成は、第1の実施例と同様に、図12に示すような構成としてもよいし、図13に示すように、制御装置40を省略して講師用端末10と生徒用端末20とデータサーバ30とで構成してもよい。また、講師用端末10、生徒用端末20、制御装置40の各装置の基本構成は第1の実施例と同様であるが、制御部の構成や制御内容が異なる。以下、各装置について説明する。

0089

[講師用端末]
講師用端末10は、図14(a)に示すように、第1の実施例と同様に、制御部11と記憶部12とネットワークI/F部13と映像入力部14と音声入出力部15と表示部16と操作部17などで構成されるが、制御部11は、図14(b)に示すように、表示制御部11a、理解度設定部11c、遷移制御部11dなどとして機能する。すなわち、遷移指示部11bに代えて遷移制御部11dを備える構成となる。

0090

表示制御部11aは、遷移制御部11dの指示に従って、データサーバ30から取得した教材データ(講師用データ)の中から指定されたページの情報を抽出し、抽出した情報に基づいて、表示部16に講師用画面60(例えば、第1の実施例の図5(a)〜(d)参照)を表示させる表示処理を実行する。

0091

理解度設定部11cは、第1の実施例と同様に、講師用画面60の理解度設定領域64に設けられた理解度設定アイコンを講師に操作させ、生徒が教材表示領域62に表示されている教材のページを理解したかを示す理解度を設定し、当該理解度設定アイコンの操作情報を制御装置40に送信する。

0092

遷移制御部11dは、講師用画面60の遷移指示領域63に設けられた遷移指示アイコン(「PRV」や「NEXT」、「SKIP」、「EXTRA」などのボタン)の操作に応じて、教材の遷移先のページを指定し、指定したページへの遷移を指示する指示データを表示制御部11aや生徒用端末20に送信する遷移処理を実行する。更に、遷移制御部11dは、ページの遷移が行われた場合に、制御装置40にページの遷移情報を送信する。

0093

図14においては、表示制御部11a、理解度設定部11c、遷移制御部11dをCPUとは別体として示しているが、上記表示制御部11a、理解度設定部11c、遷移制御部11dは、CPUとは別体のハードウェアとして構成してもよいし、制御部11を、表示制御部11a、理解度設定部11c、遷移制御部11dとして機能させるソフトウェア(オンライン学習制御プログラム)として構成し、CPUに当該オンライン学習制御プログラムを実行させるようにしてもよい。

0094

[生徒用端末]
生徒用端末20は、図15(a)に示すように、第1の実施例と同様に、制御部21と記憶部22とネットワークI/F部23と映像入力部24と音声入出力部25と表示部26と操作部27などで構成され、制御部21は、図15(b)に示すように、表示制御部21a、理解度設定部21bなどとして機能する。

0095

表示制御部21aは、講師用端末10の指示に従って、データサーバ30から取得した教材データ(生徒用データ)の中から表示対象のページの情報を抽出し、抽出した情報に基づいて、表示部26に生徒用画面70(例えば、第1の実施例の図6参照)を表示させる表示処理を実行する。

0096

理解度設定部21bは、第1の実施例と同様に、生徒用画面70の理解度設定領域73に設けられた理解度設定アイコンを生徒に操作させ、生徒自身が教材表示領域72に表示されている教材のページを理解したかを示す理解度を設定し、当該理解度設定アイコンの操作情報を制御装置40に送信する。

0097

[制御装置]
制御装置40は、図16(a)に示すように、第1の実施例と同様に、制御部41と記憶部42とネットワークI/F部43と必要に応じて表示部及び操作部などで構成されるが、制御部41は、図16(b)に示すように、アプリケーション提供部41a、管理データ生成部41bなどとして機能する。すなわち、画面制御部41bと遷移制御部41cとを除いた構成となる。

0098

なお、図12乃至図16は、本実施例のオンライン学習システムの一例であり、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。

0099

例えば、上記では、制御装置40にアプリケーション提供部41a、管理データ生成部41bの機能を持たせたが、講師用端末10及び生徒用端末20がソフトウェアモジュールを記憶したり、講師用端末10が管理データを生成したりしてもよく、その場合は制御装置40を省略することができる。

0100

以下、上記構成のオンライン学習システムの処理について説明する。全体処理は、第1の実施例の図7と同様であるが、本実施例では、ダイレクトな接続(セッション)でページ遷移を制御することができるように、図7の教材提供の際に、制御装置40は、データサーバ30に保存されている教材データの内の講師用データを講師用端末10に送信し、講師用端末10は講師用データを記憶部12などに保存する。また、制御装置40は、データサーバ30に保存されている教材データの内の生徒用データを生徒用端末20に送信し、生徒用端末20は生徒用データを記憶部22などに保存する。その後、オンラインレッスンが開始され、CPUは、ROM又は記憶部に記憶したオンライン学習制御プログラムをRAMに展開して実行することにより、図17のシーケンス図に示す各ステップの処理を実行する。

0101

まず、講師用端末10の制御部11(表示制御部11a)は、表示部16に開始ページとして指定された章及び例文のポイント説明画面を表示させ(S401)、生徒用端末20の制御部21(表示制御部21a)は、講師用端末10からの指示に従って、表示部26に同じ章及び例文のポイント説明画面を表示させる(S501)。この状況下で、講師の操作に従ってオンラインレッスンが進行する。

0102

講師は、指定された章の指定された例文のポイントを説明し、生徒が説明を理解したと判断したら、講師用画面60の遷移指示領域63に設けた遷移指示アイコンを操作(クリック又はタッチ)する。この遷移指示アイコンの操作に応じて、講師用端末10の制御部11(遷移制御部11d)は、遷移先のページ(ここではレベル1画面)を特定し、制御部11(表示制御部11a)及び生徒用端末20に特定したページへの遷移を指示すると共に(S402)、制御装置40にページ遷移情報を送信する。講師用端末10の制御部11(表示制御部11a)は、教材データ(講師用データ)の中から遷移制御部11dが特定したページの情報を抽出し、抽出した情報に基づいて表示部16にレベル1画面を表示させる(S403)。また、制御部21(表示制御部21a)は、教材データ(生徒用データ)の中から遷移制御部11dが特定したページの情報を抽出し、抽出した情報に基づいて表示部26にレベル1画面を表示させる(S503)。

0103

このページ遷移について具体的に説明すると、遷移指示アイコンが操作されると、遷移指示アイコンにリンクされた講師用端末10のソフトウェアモジュールが動作して、講師用画面60の表示を変化させると共に、セッションを介して生徒用端末20のソフトウェアモジュールをキックし、生徒用端末20のソフトウェアモジュールは、生徒用画面70の表示を変化させる。例えば、HTML上でタグ付けされた次の項目ジャンプしたり、別のページにジャンプしたりする。このように、ダイレクトな接続(セッション)でページ遷移を制御することにより、ネットワーク負荷を減らして応答性を上げることができる。

0104

そして、レベル1画面で1回目の発話を生徒に行わせ、講師は、生徒の発話を確認した後、遷移指示領域63の遷移指示アイコンを操作する。この遷移指示アイコンの操作に応じて、講師用端末10の制御部11(遷移制御部11d)は、遷移先のページ(ここではレベル2画面)を特定し、制御部11(表示制御部11a)及び生徒用端末20に特定したページへの遷移を指示すると共に(S404)、制御装置40にページ遷移情報を送信する。講師用端末10の制御部11(表示制御部11a)は、教材データ(講師用データ)の中から遷移制御部11dが特定したページの情報を抽出し、抽出した情報に基づいて表示部16にレベル2画面を表示させる(S405)。また、制御部21(表示制御部21a)は、教材データ(生徒用データ)の中から遷移制御部11dが特定したページの情報を抽出し、抽出した情報に基づいて表示部26にレベル2画面を表示させる(S505)。

0105

このレベル2の講師用画面60の理解度設定領域64には理解度設定アイコンが設けられており、講師により理解度設定アイコンが操作された場合は、制御部11(理解度設定部11c)は、操作された理解度設定アイコンに応じて理解度を設定する(S406)。具体的には、理解度設定アイコンにリンクされた講師用端末10のソフトウェアモジュールが動作して、理解度設定アイコンの操作情報を制御装置40に送信し、制御装置40は、講師用画面60に表示している画面(ページ)と設定された理解度とを対応付けて管理データに登録する。

0106

また、生徒用画面70の理解度設定領域73にも理解度設定アイコンが設けられており、生徒により理解度設定アイコンが操作された場合は、制御部21(理解度設定部21b)は、操作された理解度設定アイコンに応じて理解度を設定する(S506)。具体的には、理解度設定アイコンにリンクされた生徒用端末20のソフトウェアモジュールが動作して、理解度設定アイコンの操作情報を制御装置40に送信し、制御装置40は、生徒用画面70に表示している画面(ページ)と設定された理解度とを対応付けて管理データに登録する。

0107

その後、上記と同様に、講師が遷移指示領域63のボタンを操作してページ遷移を指示する。この遷移指示アイコンの操作に応じて、講師用端末10の制御部11(遷移制御部11d)は、遷移先のページ(ここではレベル3画面)を特定し、制御部11(表示制御部11a)及び生徒用端末20に特定したページへの遷移を指示すると共に(S407)、制御装置40にページ遷移情報を送信する。講師用端末10の制御部11(表示制御部11a)は、教材データ(講師用データ)の中から遷移制御部11dが特定したページの情報を抽出し、抽出した情報に基づいて表示部16にレベル3画面を表示させる(S408)。また、制御部21(表示制御部21a)は、教材データ(生徒用データ)の中から遷移制御部11dが特定したページの情報を抽出し、抽出した情報に基づいて表示部26にレベル3画面を表示させる(S508)。そして、講師が講師用画面60で理解度設定アイコンを操作すると、制御部11(理解度設定部11c)は、操作された理解度設定アイコンに応じて理解度を設定する(S409)。また、生徒が生徒用画面70で理解度設定アイコンを操作すると、制御部21(理解度設定部21b)は、操作された理解度設定アイコンに応じて理解度を設定する(S509)。

0108

このレベル3の講師用画面60の画面遷移領域63には、「PRV」や「NEXT」、「SKIP」ボタンなどの第1種の遷移指示アイコンとは別に、「EXTRA」ボタンなどの第2種の遷移指示アイコンが表示されており、講師が遷移指示領域63の「EXTRA」ボタンを操作すると(S410のYes)、この遷移指示アイコンの操作に応じて、講師用端末10の制御部11(遷移制御部11d)は、遷移先のページ(エクストラ画面)を特定し、制御部11(表示制御部11a)及び生徒用端末20に特定したページへの遷移を指示すると共に(S411)、制御装置40にページ遷移情報を送信する。講師用端末10の制御部11(表示制御部11a)は、教材データ(講師用データ)の中から遷移制御部11dが特定したページの情報を抽出し、抽出した情報に基づいて表示部16にエクストラ画面を表示させる(S412)。また、制御部21(表示制御部21a)は、教材データ(生徒用データ)の中から遷移制御部11dが特定したページの情報を抽出し、抽出した情報に基づいて表示部26にエクストラ画面を表示させる(S511)。そして、講師が講師用画面60で理解度設定アイコンを操作すると、制御部11(理解度設定部11c)は、操作された理解度設定アイコンに応じて理解度を設定する(S413)。また、生徒が生徒用画面70で理解度設定アイコンを操作すると、制御部21(理解度設定部21b)は、操作された理解度設定アイコンに応じて理解度を設定する(S512)。

0109

また、S410で遷移指示領域63の「EXTRA」ボタンが操作されなかった場合、及び、S413、S512で理解度が設定された後、次の章又は次の例文に対して、上記処理を繰り返し、オンラインレッスンを継続する(図17の(2)参照)。

0110

なお、上記説明では、ある例文に対して、ポイント説明画面とレベル1〜3のレベル画面とエクストラ画面の5つの画面を表示する場合を示したが、画面構成は適宜変更可能であり、第1の実施例と同様に、ポイント説明画面を省略したり、レベル画面を増減したり、複数のエクストラ画面を表示したりすることができる。また、上記説明では、レベル3画面で遷移指示領域63に「EXTRA」ボタンが表示されるようにしたが、第1の実施例と同様に、レベル1画面やレベル2画面で「EXTRA」ボタンを表示してエクストラ画面に遷移できるようにしてもよい。また、上記説明では、レベル2画面以降で理解度が設定できるようにしたが、第1の実施例と同様に、レベル1画面から理解度の設定ができるようにしてもよいし、レベルに応じて理解度の設定段数を変化させるようにしてもよい。

0111

このように、本実施例においても、複数のレベルに分けて例文を表示することにより、生徒の理解を高めることができる。また、例文の各レベルに対して、理解度を設定できるようにすることにより、その理解度を用いて、次回のレッスンのカリキュラムを適切に設定することができる。また、理解度の高い生徒に特別な例文を表示してレッスンを行うことにより、様々なレベルの生徒に対して適切なレッスンを行うことができる。更に、本実施例では、教材データを講師用端末10及び生徒用端末20に保存し、講師用端末10がダイレクトな接続(セッション)でページ遷移を制御することにより、ネットワーク負荷を減らして応答性を上げることができる。

0112

なお、本発明は、上記実施例の記載に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。

0113

例えば、上記各実施例では、講師用端末10及び生徒用端末20に映像入力部を設け、講師用画面60及び生徒用画面70の映像表示領域に講師や生徒の映像を表示させたが、音声だけで生徒の理解度を判断できる場合は、必ずしも講師や生徒の映像を表示する必要はない。その場合は、講師用端末10及び生徒用端末20の映像入力部を省略することができ、ソフトウェアモジュールからテレビ電話アプリケーションを省略することができる。

0114

また、上記各実施例では、1台の講師用端末10と1台の生徒用端末20との間で双方向通信を行う場合について説明したが、1台の講師用端末10と複数台の生徒用端末20とが双方向通信を行うことも可能である。その場合は、講師用端末10の表示部16に、生徒の人数分の映像表示領域61と理解度設定領域64とを設け、各々の生徒に対して理解度を設定したり、所定数の生徒の理解度が高いと判断した場合に、エクストラ画面への遷移を指示したりすることができる。

実施例

0115

また、上記各実施例では、英語のレッスンを前提にして説明したが、本発明のオンライン学習システムは、任意の言語のレッスンに対して同様に適用することができ、また、言語のレッスンに限らず、講師と生徒とが対話して学習する任意のレッスンに対して同様に適用することができる。

0116

本発明は、講師用端末と生徒用端末とが双方向に通信可能に接続されたオンライン学習システム及び当該オンライン学習システムにおけるオンライン学習方法並びに当該オンライン学習システムで動作するオンライン学習制御プログラム並びに当該オンライン学習制御プログラムを記録した記録媒体利用可能である。

0117

10講師用端末
11 制御部
11a表示制御部
11b遷移指示部
11c理解度設定部
11d遷移制御部
12 記憶部
13ネットワークI/F部
14映像入力部
15音声入出力部(第1の音声入出力部)
16 表示部(第1の表示部)
17 操作部(第1の操作部)
20生徒用端末
21 制御部
21a 表示制御部
21b 理解度設定部
22 記憶部
23 ネットワークI/F部
24 映像入力部
25 音声入出力部(第2の音声入出力部)
26 表示部(第2の表示部)
27 操作部(第2の操作部)
30データサーバ
40制御装置
41 制御部
41aアプリケーション提供部
41b画面制御部
41c 遷移制御部
41d 管理データ生成部
42 記憶部
43 ネットワークI/F部
50通信ネットワーク
60講師用画面
61映像表示領域
62教材表示領域
63 遷移指示領域
64 理解度設定領域
70生徒用画面
71 映像表示領域
72 教材表示領域
73 理解度設定領域

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