図面 (/)

技術 蝶番を備えた開閉扉装置

出願人 コマニー株式会社
発明者 中川宜紀
出願日 2015年12月25日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2015-252743
公開日 2017年6月29日 (3年4ヶ月経過) 公開番号 2017-115459
状態 特許登録済
技術分野 戸・窓の密封・換気・特殊装置 ウイング開閉機構;ウイング用付属品
主要キーワード 開き度 キャップ側面 開閉扉装置 戸当り材 グラビティヒンジ 防止機能付 間仕切り装置 上下軸
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

扉がグレビティヒンジを介して開く際、下軸部と上軸部の間に発生する隙間に指が挟まらないようにした扉装置の提供。

解決手段

扉4の表面に被覆部材10を取着してグレビティヒンジ7の上軸部9から下軸部8の上端部にかけての領域を被覆し、そして上軸部9に近接又は当接して戸当り材12を上記扉4が取付けられる正面パネル3に固定し、扉4が開いた際に被覆部材10の先端面13が上記戸当り材12に当接して扉4の開き度規制するようにしている。

概要

背景

ドア(扉)には開閉手段として一般に蝶番が使用され、該扉は蝶番を中心として開閉することが出来る。この場合、扉が自開又は自閉可能に機能するグレビティヒンジと称する蝶番が使われることが多い。これは手で押し開くことで扉が回転と共に持上げられ、その後手を放すことで該扉の自重によって降下すると共に閉じることが出来る。すなわち、扉を持ち上げた位置エネルギー消費して閉じることが出来るように成っている。

図5は従来のグレビティヒンジを示している具体例であり、下蝶片(イ)と上蝶片(ロ)が軸(ハ)にて回転可能に軸支され、下蝶片(イ)は固定状態にあるパネル側に取着されると共に上蝶片(ロ)には扉が取付けられる。したがって扉は軸(ハ)を中心として回動することが出来、扉が開かれるならば(b)に示すように上蝶片(ロ)は距離Hだけ上昇する。

グレビティヒンジは従来から周知の蝶番である為にその内部構造に関する説明は省略するが、基本的には円筒カム原理が用いられ、上蝶片(ロ)が回転するならばカム溝に沿って距離Hだけ上昇することが出来る。その結果、上蝶片(ロ)は下蝶片(イ)との間に隙間(ニ)が発生し、この隙間(ニ)に指が挟まる事故が起きる。特に、該グレビティヒンジを園児用のトイレに使用する場合、無意識のうちにこの隙間(ニ)に園児の指が挟まってケガをするといった事態となる。

グレビティヒンジは開いた扉をその自重を利用して元の状態に戻すことが出来る利点を有すが、該蝶番に隙間が発生するといった問題もあり、特に園児専用のトイレ扉に用いるには何らかの指挟み防止対策が必要となる。
特開2003−04185号に係る「指挟み防止機能付きグレビティヒンジ」は、開閉したドア(扉)がその自重の作用で元の状態に戻るように取付けるグレビティヒンジであって、上蝶片が上昇しても下蝶片との間に隙間が発生しないようにしたグレビティヒンジである。そこで、上蝶片の軸部下端キャップを回転自在に取付け、下蝶片の軸部に該キャップを嵌め、そしてキャップ側面に形成したスリット溝に下蝶片の羽根が嵌るようにしている。
特開2003−04185号に係る「指挟み防止機能付きグレビティヒンジ」

概要

扉がグレビティヒンジを介して開く際、下軸部と上軸部の間に発生する隙間に指が挟まらないようにした扉装置の提供。 扉4の表面に被覆部材10を取着してグレビティヒンジ7の上軸部9から下軸部8の上端部にかけての領域を被覆し、そして上軸部9に近接又は当接して戸当り材12を上記扉4が取付けられる正面パネル3に固定し、扉4が開いた際に被覆部材10の先端面13が上記戸当り材12に当接して扉4の開き度規制するようにしている。

目的

このように、グレビティヒンジは扉を開閉する為の蝶番(継手)として多用されているが、扉の開閉に伴って下蝶片と上蝶片との間に隙間が発生する。この隙間に指が挟まらないように上蝶片の軸部にキャップを取付けて構成したものもある。
一方、扉を開く場合、何らかのストッパー(戸当り材)がない限り、該扉を取付けているパネル面又は壁面に当たるまで開くことになり、その結果、扉に備わっている開閉用のハンドルが該パネル面又は壁面に当たって損傷したり、パネル面又は壁面にキズが発生する。
本発明が解決しようとする課題は、グレビティヒンジに代表される蝶番に指を挟む危険を抑制することが出来、しかも扉の開き度が約90°と成るようにストッパー機能を備えた開閉扉装置を提供する。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

開いた扉(ドア)がその自重の作用で元の状態に戻るように蝶番を備えた開閉扉装置において、上記扉の表面に被覆部材を取着して該蝶番の上軸部における領域を被覆したことを特徴とする蝶番を備えた開閉扉装置。

請求項2

開いた扉(ドア)がその自重の作用で元の状態に戻るように蝶番を備えた開閉扉装置において、上記扉の表面に被覆部材を取着して該蝶番の上軸部における領域を被覆し、該蝶番の上軸部に近接又は当接して戸当り材パネル面又は壁面に固定したことを特徴とする蝶番を備えた開閉扉装置。

請求項3

上記扉が開いた際に、上記被覆部材の先端面が戸当り材に当接して扉の開き度規制するようにした請求項2記載の蝶番を備えた開閉扉装置。

技術分野

0001

本発明は扉が開く際に生じるグレビティヒンジの隙間に指が挟まることがないように、また該扉の開き度を約90°に規制する扉装置に関するものである。

背景技術

0002

ドア(扉)には開閉手段として一般に蝶番が使用され、該扉は蝶番を中心として開閉することが出来る。この場合、扉が自開又は自閉可能に機能するグレビティヒンジと称する蝶番が使われることが多い。これは手で押し開くことで扉が回転と共に持上げられ、その後手を放すことで該扉の自重によって降下すると共に閉じることが出来る。すなわち、扉を持ち上げた位置エネルギー消費して閉じることが出来るように成っている。

0003

図5は従来のグレビティヒンジを示している具体例であり、下蝶片(イ)と上蝶片(ロ)が軸(ハ)にて回転可能に軸支され、下蝶片(イ)は固定状態にあるパネル側に取着されると共に上蝶片(ロ)には扉が取付けられる。したがって扉は軸(ハ)を中心として回動することが出来、扉が開かれるならば(b)に示すように上蝶片(ロ)は距離Hだけ上昇する。

0004

グレビティヒンジは従来から周知の蝶番である為にその内部構造に関する説明は省略するが、基本的には円筒カム原理が用いられ、上蝶片(ロ)が回転するならばカム溝に沿って距離Hだけ上昇することが出来る。その結果、上蝶片(ロ)は下蝶片(イ)との間に隙間(ニ)が発生し、この隙間(ニ)に指が挟まる事故が起きる。特に、該グレビティヒンジを園児用のトイレに使用する場合、無意識のうちにこの隙間(ニ)に園児の指が挟まってケガをするといった事態となる。

0005

グレビティヒンジは開いた扉をその自重を利用して元の状態に戻すことが出来る利点を有すが、該蝶番に隙間が発生するといった問題もあり、特に園児専用のトイレ扉に用いるには何らかの指挟み防止対策が必要となる。
特開2003−04185号に係る「指挟み防止機能付きグレビティヒンジ」は、開閉したドア(扉)がその自重の作用で元の状態に戻るように取付けるグレビティヒンジであって、上蝶片が上昇しても下蝶片との間に隙間が発生しないようにしたグレビティヒンジである。そこで、上蝶片の軸部下端キャップを回転自在に取付け、下蝶片の軸部に該キャップを嵌め、そしてキャップ側面に形成したスリット溝に下蝶片の羽根が嵌るようにしている。
特開2003−04185号に係る「指挟み防止機能付きグレビティヒンジ」

発明が解決しようとする課題

0006

このように、グレビティヒンジは扉を開閉する為の蝶番(継手)として多用されているが、扉の開閉に伴って下蝶片と上蝶片との間に隙間が発生する。この隙間に指が挟まらないように上蝶片の軸部にキャップを取付けて構成したものもある。
一方、扉を開く場合、何らかのストッパー戸当り材)がない限り、該扉を取付けているパネル面又は壁面に当たるまで開くことになり、その結果、扉に備わっている開閉用のハンドルが該パネル面又は壁面に当たって損傷したり、パネル面又は壁面にキズが発生する。
本発明が解決しようとする課題は、グレビティヒンジに代表される蝶番に指を挟む危険を抑制することが出来、しかも扉の開き度が約90°と成るようにストッパー機能を備えた開閉扉装置を提供する。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る開閉扉装置は、扉の蝶番としてグレビティヒンジを備え、開いた扉は自動的に閉じることが出来る。そして、扉の開閉に伴って発生するグレビティヒンジの隙間を被覆して指が入らないように被覆部材を取付けており、該被覆部材の取付け位置は扉の蝶番であるグレビティヒンジ側としている。

0008

ここで、グレビティヒンジの基本的な構造は従来と同じで、下蝶片と上蝶片及び軸を有し、上下蝶片の軸部は軸を中心として回転することが出来、そして上蝶片の上軸部は回転に伴って上昇することが出来るように構成している。
そして、扉が取付けられるパネル面又は壁面にはストッパー(戸当り材)が取着され、扉を開くならば上記被覆部材の先端面が該戸当り材に当接するようにしている。そこで、扉の開き度が約90°に成ったところで被覆部材の先端面が戸当り材に当接する。

発明の効果

0009

本発明の開閉扉装置に用いられるグレビティヒンジは蝶番として機能し、扉の表面には被覆部材を取付けている。該被覆部材によって扉の開閉に伴ってグレビティヒンジの上蝶片の上軸部と下蝶片の下軸部の間に発生する隙間が被覆される。その為に、該隙間に指が挟まってケガすることはなく、扉の開閉が安全に行われる。そこで、園児が使用するトイレの開閉扉に上記グレビティヒンジを取付けた場合であっても、上下軸部間の隙間に園児の指が挟まれることを防止出来る。

0010

さらに、上記被覆部材は扉が開いた際に該扉を取付けているパネル面又は壁面に取着しているストッパー(戸当り材)に当接し、一般に約90°の開き度と成るように規制される。つまり、従来のように180°開くことで扉に取付けたハンドルがパネル面や壁面に当たることはなく、該被覆部材は指挟み防止と扉の開き度を規制する両機能を有している。
ストッパー(戸当り材)は、パネル面又は壁面に固定されることで、指を挟む危険を抑制する機能も備えることが出来る。すなわち、パネル面又は壁面に触れた手指が、誤って扉の蝶番付近に近づいても軽く当たるだけで済み、指を挟む事故を防止出来る。

図面の簡単な説明

0011

トイレブース外観
扉を開閉できるように取付けたグレビティヒンジ。
(a)は扉が閉じている状態、(b)が開いて被覆部材が戸当り材に当接している状態。
被覆部材の具体例。
一般的なグレビティヒンジ。

実施例

0012

図1はトイレブースを構成している間仕切り装置であり、仕切りパネル1,1・・・が壁面2に対して垂直に起立して正面側へ延び、仕切りパネル1,1・・・の先端には正面パネル3,3・・・が巾木6の上に載って配置されている。そして、隣り合う正面パネル3,3・・の間(トイレブースの正面)に扉4,4・・・が取付けられ、該扉4,4・・・はグレビティヒンジを介して開閉することが出来る。そして、該扉4,4・・・には開閉する為のハンドル5,5・・・が突出して取付けられ、またロック(錠)を設けている。

0013

図2は上記扉4が開閉出来るように取付けている蝶番(グレビティヒンジ)を表し、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。
グレビティヒンジ7は下蝶片と上蝶片を有し、下蝶片に設けている下軸部8と上蝶片に設けている上軸部9が軸を介して連結され、そして対向面側には円筒カムが形成されている。そして、下蝶片は正面パネル3に固定され、上蝶片には扉4が取付けられている。
そこで、扉4を開くことで上軸部9が回転するならば、上軸部9は押上げられて上蝶片と共に扉4は上昇することが出来る。

0014

同図に示しているように被覆部材10は扉4に取付けられ、上軸部9を被覆すると共にその下端部は下軸部8まで延びている。すなわち、扉4を開くことで上軸部9が上昇して下軸部8との間に発生する隙間11を被覆部材10によって被覆することが出来る。
また、正面パネル3のグレビティヒンジ7に近接して戸当り材12を取付けている。

0015

図3(a)は扉4が閉じている状態を、図3(b)は扉4が開いている状態を表している。扉4に取付けた被覆部材10は前記図2に示すようにグレビティヒンジ7の上軸部9を被覆しており、(b)に示すように該扉4が開くならば被覆部材10の先端面13は上記戸当り材12に当接する。したがって、扉4は約90°開いたところで停止することが出来る。ここで、該戸当り材12に被覆部材10が当接することで発生する衝撃を緩和する為に、戸当り材12の材質は一般的にゴム質としている。

0016

図3(a)に示すように、扉4が閉じた状態では下軸部8と上軸部9との間の隙間11は殆どなく、開口14に指を入れても隙間11に指が嵌ることはない。しかし、扉4を開いて図3(b)の状態ではグレビティヒンジ7の上軸部9は上昇して下軸部8との間に隙間11を発生する。この隙間11は指が嵌る大きさとなるが、扉4が開くと共に被覆部材10によって開口14が閉じられることから、指を開口14に入れることが出来ず隙間11に指が嵌ることはない。

0017

図4は上記被覆部材10を示す具体例であり、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図、(e)は(a)のa−a断面図をそれぞれ表している。該被覆部材10は一般に樹脂製であり、扉4に固定する為に2個の穴15,15が貫通して設けられ、底面16には僅かに切り込まれた段差面17が形成されて、グレビティヒンジ7の上軸部9及び下軸部8に底面16が接しないように成っている。

0018

被覆部材10は、扉4を開いた際に先端面13が戸当り材12に当たってストッパーとして機能する為に、戸当り材12に当たった際にモーメントが働かないようにバランス良く取付けられている。しかも、被覆部材10によって発生するグレビティヒンジ7の隙間11を被覆できるように下軸部8の上端部まで延びている。

0019

ところで、正面パネル3に固定される上記戸当り材12は、扉4が開く際のストッパーとして機能するが、一方ではグレビティヒンジ7に発生する隙間に指が挟まれることが防止出来る。すなわち、手指がグラビティヒンジ7に近づこうとしても該戸当り材12があることで阻止される。

0020

1仕切りパネル
2 壁面
3正面パネル
4 扉
5ハンドル
6巾木
7グレビティヒンジ
8下軸部
9上軸部
10被覆部材
11 隙間
12戸当り材
13 先端面
14 開口
15 穴
16 底面
17段差面

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • ナブテスコ株式会社の「 自動ドア装置、自動ドア制御方法、制御装置および情報提示装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】通行者が自動ドアに接触することを抑制することができる自動ドア装置、自動ドア制御方法、制御装置および情報提示装置を提供する。【解決手段】自動ドア装置100は、判定部25b、および自動ドア制御装置... 詳細

  • ホーチキ株式会社の「 監視システム」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】防災性を向上させることが可能な監視システムを提供する。【解決手段】火災非発生時に開口部321を開放し火災発生時に移動して開口部321を閉鎖する扉部11の移動領域を監視する監視システム2であって... 詳細

  • マツ六株式会社の「 戸体移動装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】アーム先端の駒が当該案内溝にて案内されている間、駒が案内溝から脱落するのを抑制した戸体移動装置を提供する。【解決手段】本発明の戸体移動装置pは、回動するアーム上4を備えた装置本体200と、アー... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ