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技術 メディカルシステム

出願人 ウエストユニティス株式会社
発明者 福田登仁木下忠俊
出願日 2015年12月25日 (3年6ヶ月経過) 出願番号 2015-253138
公開日 2017年6月29日 (2年0ヶ月経過) 公開番号 2017-113353
状態 特許登録済
技術分野 診断用測定記録装置
主要キーワード 取付ガイド 取り付けガイド 横断面三角形 鏡面反転 ウェアラブル装置 フレキシブルアーム 条コイル 選択態様
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月29日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (18)

課題

ディスプレイ画面の確認が容易で、しかも画像の切り替えを容易に行うことのできるメディカルステムを提供する。

手段

切替装置6の第1の入力端子14aには、医療用カメラ2が接続されている。第2の入力端子14bには、医療画像を出力する医療画像出力装置4が接続されている。第1の出力端子16aには、利用者の顔に装着されたHMD10が接続されている。第2の出力端子16bには、外部モニタ12が接続されている。初期的には、HMD10には、医療画像出力装置4からの医療画像が出力されて表示されている。外部モニタ12には、医療用カメラ2のカメラ画像が出力されて表示されている。制御スイッチ66を操作することにより、HMD10、外部モニタ12に表示する画像を切り替えることができる。

概要

背景

手術中の患部撮像した画像や医用画像を表示するためのメディカルステムが用いられている。これらシステムにおいては、手術中であることなどから、操作性に優れることが求められている。

たとえば、特許文献1に開示されたシステムにおいては、内視鏡などの医療機器の操作画面と、ルームカメラ液晶表示器などの非医療機器の操作画面とを共通化し、その操作を容易にしている。

概要

ディスプレイ画面の確認が容易で、しかも画像の切り替えを容易に行うことのできるメディカルシステムを提供する。切替装置6の第1の入力端子14aには、医療用カメラ2が接続されている。第2の入力端子14bには、医療画像を出力する医療画像出力装置4が接続されている。第1の出力端子16aには、利用者の顔に装着されたHMD10が接続されている。第2の出力端子16bには、外部モニタ12が接続されている。初期的には、HMD10には、医療画像出力装置4からの医療画像が出力されて表示されている。外部モニタ12には、医療用カメラ2のカメラ画像が出力されて表示されている。制御スイッチ66を操作することにより、HMD10、外部モニタ12に表示する画像を切り替えることができる。

目的

この発明は、上記のような問題点を解決して、ディスプレイ画面の確認が容易で、しかも画像の切り替えを容易に行うことのできるメディカルシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

撮像を行ってカメラ画像を出力する医療用カメラと、医療画像を出力する医療画像出力装置と、利用者に装着されたヘッドマウントディスプレイと、利用者または利用者以外の者が見ることのできる外部モニタと、前記医療用カメラからのカメラ画像と、医療データ出力装置からの医療データとを入力し、前記ヘッド・マウントディスプレイ、前記外部モニタのそれぞれにおいて、少なくとも前記カメラ画像または前記医療データのいずれを表示するかを選択する選択制御部を有する切替装置と、を備えたメディカルステム

請求項2

撮像を行ってカメラ画像を出力する医療用カメラからのカメラ画像を入力する第1の入力端子と、医療画像を出力する医療画像出力装置からの医療画像を入力する第2の入力端子と、利用者に装着されたヘッド・マウント・ディスプレイに画像信号を出力するための第1の出力端子と、利用者または利用者以外の者が見ることのできる外部モニタに画像信号を出力するための第2の出力端子と、前記第1の入力端子からのカメラ画像、前記第2の入力端子からの医療画像を入力し、前記第1の出力端子、前記第2の出力端子において、少なくとも前記カメラ画像または前記医療画像のいずれを表示するかを選択する選択制御部と、を備えた切替装置。

請求項3

請求項1のシステムまたは請求項2の装置において、前記選択制御部は、制御スイッチからの信号に応じて、前記選択態様を変えることを特徴とするシステムまたは装置。

請求項4

請求項3のシステムまたは装置において、前記選択制御部は、前記制御スイッチからのオン信号が所定時間以下継続して与えられた場合には、前記第1の出力端子に出力する画像を切り替え、前記制御スイッチからのオン信号が所定時間を超えて継続して与えられた場合には、前記第2の出力端子に出力する画像を切り替えることを特徴とするシステムまたは装置。

請求項5

請求項1〜4のいずれかのシステムまたは装置において、前記制御スイッチは、フットスイッチであることを特徴とするシステムまたは装置。

請求項6

請求項1〜5のいずれかのシステムまたは装置において、前記選択制御部は、制御信号を受けて、前記第1の出力端子または前記第2の出力端子あるいはその双方に出力する画像を、少なくとも上下反転、90度回転または鏡面反転することを特徴とするシステムまたは装置。

請求項7

請求項1〜6のいずれかのシステムまたは装置において、前記選択制御部は、前記第1の入力端子または前記第2の入力端子あるいはその双方からの画像を、可搬性記録媒体に記録する記録手段を備えていることを特徴とすることを特徴とするシステムまたは装置。

請求項8

請求項1〜7のいずれかのシステムまたは装置において、前記医療用カメラは、利用者の体に装着されていることを特徴とするシステムまたは装置。

請求項9

請求項1〜7のいずれかのシステムまたは装置において、前記医療用カメラは、口腔内カメラであることを特徴とするシステム。

技術分野

0001

この発明は、手術などにおいて、手術中の患部画像MRIなどの医用画像を表示するためのメディカルステムに関する。

背景技術

0002

手術中の患部撮像した画像や医用画像を表示するためのメディカルシステムが用いられている。これらシステムにおいては、手術中であることなどから、操作性に優れることが求められている。

0003

たとえば、特許文献1に開示されたシステムにおいては、内視鏡などの医療機器の操作画面と、ルームカメラ液晶表示器などの非医療機器の操作画面とを共通化し、その操作を容易にしている。

先行技術

0004

特開2009−183686

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1では操作画面の共通化によって操作性がよくなっているものの、多くのディスプレイに多種の情報が表示されており、手術中における情報の確認が必ずしも容易ではなかった。

0006

この発明は、上記のような問題点を解決して、ディスプレイ画面の確認が容易で、しかも画像の切り替えを容易に行うことのできるメディカルシステムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

この発明の独立して適用可能ないくつかの特徴を列挙する。

0008

(1)この発明に係るメディカルシステムは、撮像を行ってカメラ画像を出力する医療用カメラと、医療画像を出力する医療画像出力装置と、利用者に装着されたヘッドマウント・ディスプレイと、利用者または利用者以外の者が見ることのできる外部モニタと、前記医療用カメラからのカメラ画像と、医療データ出力装置からの医療データとを入力し、前記ヘッド・マウントディスプレイ、前記外部モニタのそれぞれにおいて、少なくとも前記カメラ画像または前記医療データのいずれを表示するかを選択する選択制御部を有する切替装置とを備えている。

0009

したがって、利用者の視認性が良く、さらに利用者以外のスタッフも容易に確認できるメディカルシステムを提供できる。

0010

(2)この発明に係る切替装置は、撮像を行ってカメラ画像を出力する医療用カメラからのカメラ画像を入力する第1の入力端子と、医療画像を出力する医療画像出力装置からの医療画像を入力する第2の入力端子と、利用者に装着されたヘッド・マウント・ディスプレイに画像信号を出力するための第1の出力端子と、利用者または利用者以外の者が見ることのできる外部モニタに画像信号を出力するための第2の出力端子と、前記第1の入力端子からのカメラ画像、前記第2の入力端子からの医療画像を入力し、前記第1の出力端子、前記第2の出力端子において、少なくとも前記カメラ画像または前記医療画像のいずれを表示するかを選択する選択制御部とを備えている。

0011

したがって、利用者の視認性が良く、さらに利用者以外のスタッフも容易に確認できるメディカルシステムを提供できる。

0012

(3)この発明に係る切替装置は、選択制御部が、制御スイッチからの信号に応じて、前記選択態様を変えることを特徴としている。

0013

したがって、制御スイッチを操作することで、切替を行うことができる。

0014

(4)この発明に係るメディカルシステムは、選択制御部は、前記制御スイッチからのオン信号が所定時間以下継続して与えられた場合には、前記第1の出力端子に出力する画像を切り替え、前記制御スイッチからのオン信号が所定時間を超えて継続して与えられた場合には、前記第2の出力端子に出力する画像を切り替えることを特徴としている。

0015

したがって、一つのスイッチで、2つの出力端子への出力を制御することができる。

0016

(5)この発明に係るメディカルシステムは、制御スイッチが、フットスイッチであることを特徴としている。

0017

したがって、足で制御スイッチを操作することで、手による作業の妨げとならない。

0018

(6)この発明に係るメディカルシステムは、選択制御部が、制御信号を受けて、前記第1の出力端子または前記第2の出力端子あるいはその双方に出力する画像を、少なくとも上下反転、90度回転または鏡面反転することを特徴としている。

0019

したがって、表示する画像を切り替えつつ、画像の表示状態も切り替えることができる。

0020

(7)この発明に係るメディカルシステムは、選択制御部が、前記第1の入力端子または前記第2の入力端子あるいはその双方からの画像を、可搬性記録媒体に記録する記録手段を備えていることを特徴とすることを特徴としている。

0021

したがって、画像の切り替えを行いつつ、画像を記録することができる。

0022

(8)この発明に係るメディカルシステムは、医療用カメラが、利用者の体に装着されていることを特徴としている。

0023

したがって、利用者の動きに合わせて撮像し、その画像を表示することができる。

0024

(9)この発明に係るメディカルシステムは、医療用カメラが、口腔内カメラであることを特徴としている。

0025

したがって、歯科医治療などにおいて用いることができる。

0026

「医療用カメラ」とは、医療に用いられるカメラをいい、手術部位手術室病室口腔内腹腔内、内臓器官内などを撮像するカメラをいうものであり、ウェアラブルに装着されたものだけでなく、固定的に設置されたものも含む概念である。

図面の簡単な説明

0027

この発明の一実施形態によるメディカルシステムの全体構成である。
メディカルシステムを用いた手術の例である。
手術者600が装着するウェアラブル装置602の例である。
装着部20の例である。
ガイド部材15、取付ガイド30の詳細である。
医療用カメラ2の例である。
医療用カメラ2の筐体構造である。
フレキシブルアーム9の構造である。
図9aはチューブ90の外観図図9bはチューブ90の断面図である。
図10は、チューブ90をコイル80に被覆する手順を示すための図である。
医療用カメラ2の回路を示す図である。
HMD10の例である。
切替装置6の回路を示す図である。
口腔内カメラ302の例である。
口腔内カメラ302の断面図である。
図16A、図16B、図16Cは、画像データ記録のためのマイクロSDカード800とSDカードアダプタ802を示す図である。
SDカードアダプタ802の回路ブロック図である。

実施例

0028

1.全体構成
図1に、この発明の一実施形態によるメディカルシステムの全体構成を示す。切替装置6の第1の入力端子14aには、医療用カメラ2が接続されている。この医療用カメラ2は、例えば、医師の顔に装着され、手術部位を撮像している。第2の入力端子14bには、医療画像を出力する医療画像出力装置4が接続されている。これら医療画像は、手術を行っている患者について、予め撮像したMRI、SPECTレントゲンリアルタイムに取得しているバイタルデータ心電図など)などの医療画像である。

0029

切替装置6の第1の出力端子16aには、利用者の顔に装着されたヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)10が接続されている。第2の出力端子16bには、外部モニタ12が接続されている。

0030

たとえば、初期的には、HMD10には、医療画像出力装置4からの医療画像が出力されて表示されている。外部モニタ12には、医療用カメラ2のカメラ画像が出力されて表示されている。

0031

これにより、手術を行っている医師は、HMD10によって少ない視線移動により患者の現在のバイタルデータなどを確認することができる。また、手術を行っている医師の周りにいるスタッフは、外部モニタ12を見ることで、手術部位を確認することができる。特に、周りにスタッフがたくさんいて手術部位を直接のぞき込めない場合に、有効である。また、医師と同じ視線で手術部位を見ることができるので、指導のために用いることができる。

0032

制御スイッチ8からの信号を受けて、切り替え装置6は、HMD10および外部モニタ12に表示する画像を切り替える。この実施形態では、制御スイッチ8を所定時間以上(たとえば、0.5秒以上)オンにすると、第2の出力端子16b(外部モニタ12の入力)に与える画像を、医療用カメラ2から医療画像出力装置4に切り替える。さらに、制御スイッチ8を所定時間以上オンにすると、第2の出力端子16b(外部モニタ12の入力)に与える画像を、再び、医療画像出力装置4から医療用カメラ2に切り替える。このように、制御スイッチ8を所定時間以上オンにすることにより、第2の出力端子16bに与える画像を、交互に、医療用カメラ2または医療画像出力装置4に切り替える。

0033

制御スイッチ8を所定時間未満(たとえば、0.5秒未満)オンにすると、第1の出力端子16aに与える画像を、交互に、医療用カメラ2または医療画像出力装置4に切り替える。

0034

したがって、医師は、制御スイッチ8を操作するだけで、HMD10、外部モニタ12にいずれの画像を表示するかを切り替えることができる。

0035

2.ハードウエア構成および動作
図2に、上記のメディカルシステムを用いた手術状況を示す。手術室には、手術台604が設けられている。また、外部モニタ12が設置されている。手術者600は、ウエアラブ機器602を顔に装着している。手術者600以外に、スタッフ610、612が手術台604の周りにいる。

0036

図3に、手術者600が装着しているウエアラブル機器602を示す。眼鏡40に装着具20が取り付けられ、この装着具20にHMD10と医療用カメラ2が装着されている。

0037

装着具20の詳細を、図4に示す。装着具20は、金属製のU字バンド22と、U字バンド22の先端に取り付けられた合成樹脂製の保持部材24を備えている。保持部材24の後端には結合部28が設けられ、U字バンド22の先端が摺動可能に挿入されている。U字バンド22を摺動させ、装着者の首の後ろ側にU字バンド22が当接して、しっかりとした装着状態を実現できるようにしている。保持部材24の先端には、下側が開放されたU字状に形成された挟持部26が形成されている。また、保持部材24の側面には、取り付けガイド30が形成されている。

0038

取り付けガイド30の断面を、図5Bに示す。両側に凹部25、27が設けられている。一方、医療用カメラ2の基部5には、図5Aに示すようなガイド部材14が設けられている(図2下体4aの裏側に設けられている)。図5Bの保持部材24の取り付けガイド30の凹部25、27に、メディカルカメラ2のガイド部材15の凸部21、23を勘合させてスライドさせることにより、医療用カメラ2を、装着具20に固定することができる。

0039

図3に示すように、眼鏡40のテンプル44に、装着具20の挟持部26を上部から挟み込み、装着具20を眼鏡40に固定している。さらに、装着具20の取付ガイド30に、医療用カメラ2のガイド部材14をスライドしてはめ込み、固定するようにしている。このようにして、眼鏡40のテンプル44に装着具20を取り付け、これに医療用カメラ2を固定することができる。

0040

図6に、この発明の一実施形態によるメディカルカメラ2の外観を示す。基部5と先端部7が設けられている。基部5と先端部7は、フレキシブルアーム9によって接続されている。先端部7には、カメラと光源収納されている。このカメラによる撮像を行うために、先端部7には撮影用穴17が設けられている。また、光源による照明を行うために、先端部7には照明穴19が設けられている。

0041

カメラは撮影用穴17に対応して、光源(LED)は各照明穴19に対応して複数(この実施形態では6個)設けられている。この実施形態では、撮影用穴17の先端の位置よりも、照明穴19の先端の位置の方が低くなるように(基部5に近くなるように)形成されている。これにより、光源からの光が直接的にカメラに入ることなく、適切な撮影を行うことができる。

0042

基部5には、照度切り替えスイッチ13が設けられている。このスイッチ13を押すごとに、光源の出力が低い方から高い方へ複数段階に切り替わるようになっている。最も高い出力になった後は、最も低い出力に戻る。

0043

基部4の後端部には、HDMI商標ケーブル11が接続されている。このHDMI(商標)ケーブル11は、切替装置6の第1の入力端子14aに接続される。

0044

図11に、医療用カメラ2の回路構成を示す。この実施形態では、光源(LED)705とカメラ707は、先端部7に収納されている。制御回路709、映像処理回路711は、基部5に収納されている。

0045

スイッチ712が押されると、制御回路709は、上述のように光源705に与える電力を制御してその光量を変化させる。映像処理回路711は、カメラ707によって撮像された画像を処理して、HDMI(商標)信号として出力する。

0046

図7に、医療用カメラ2の筐体構造を示す。基部5は、上下体5a、5bによって構成されている。先端部7は、左右体7a、7bとキャップ7cによって構成されている。

0047

図6に戻って、フレキシブルアーム9が設けられているので、先端部7のカメラの方向を希望の方向や位置に変更することが容易であり、その位置に保持することが容易である。

0048

このフレキシブルアーム9は、図8に示すように、コイル80とその外周に設けられたチューブ90を備えて構成されている。チューブ90の中に、光源705と制御回路709をつなぐ配線、カメラ707と映像処理回路711をつなぐ配線などが収納されている。

0049

コイル80は、横断丸形線材(SUS304WPB)82と横断面三角形のSUS線材(SUS304)84の二条コイルとして形成されている。この実施形態では、線材82の直径を0.8mm、線材84の一辺を1.0mmとした。隣接するSUS線材(バネ材)82とSUS線材(バネ材)84は、互いに接している。横断面三角形のSUS線材84は、三角形の一辺が外周に沿うように配置されており、内部に向かうにしたがって幅が狭くなるようになっている(逆にしてもよい)。コイル80の中空部86には、ケーブル43(たとえば、細線同軸ケーブルとすることができる)が挿入される。

0050

コイル80の外周には、シリコン製のチューブ90が接するように設けられている。この実施形態では、コイル80の外径54mmに対し、自然状態における内径50mmのチューブ90を用いている。このように、コイル80の外径を、チューブ90の内径よりも僅かに大きく(チューブ直径の5%〜15%程度)しておくことで、チューブ90がコイル80の外周に密着する。

0051

さらに、この実施形態では、チューブ90を自然状態から図8のA方向に伸張させた状態にて、コイル80に密着させている。これにより、可撓性のあるチューブ90が収縮しようとするので、コイル80に対して圧縮する方向に力を加えることができる。

0052

図9aに、チューブ90の詳細を示す。この実施形態では、柔軟性のあるシリコンを成型することによってチューブ90を構成している。一端には、フランジ92が設けられている。他端側にも、フランジ94が設けられている。

0053

図9bにその横断面図を示す。フランジ94が設けられた側の端部においては、中空部の直径7小さく形成されたストッパ部96が設けられ、コイル80が脱落するのを防止する。

0054

図2に示すように、基部5の下体5bには、チューブ90のフランジ92を差し込むための凹部100が設けられている。図示していないが、上体5aの側にも同様の凹部が設けられている。凹部100に隣接して、ストッパ110が設けられている。このストッパ110は、フレキシブルアーム9を取り付けた際に、中のコイル80を所定の位置に保持するためのものである。

0055

また、可動部7の左右体7a、7bにも、チューブ90のフランジ94を差し込むための凹部102が設けられている。なお、可動部7には、ストッパ110は設けなくともよい。

0056

次に、この固定部5と基部7に、フレキシブルアーム9を取り付ける手順を示す。まず、図10aに示すように、コイル80をチューブ90の中に収納する。この際、コイル80の一端が、チューブ90のストッパ部96に当接するまで挿入する。

0057

この実施形態では、チューブ90の長さLT(たとえば50mm)よりも、コイル80の長さLC(たとえば60mm)を長くしている(チューブ90全長の10%〜50%程度長くする)ので、図10aに示すように、コイル80が飛び出した状態となる。図10bに示すように、このままの状態で、チューブ90のフランジ94を、可動部7の凹部102に填め込んで固定し、コイル80の他端側を固定部5のストッパ110に当接させると、チューブ90のフランジ92が、固定部5の凹部100に填まらないことになる。

0058

したがって、図10cに示すように、チューブ90を矢印Bの方向に引っ張った上で、チューブ90のフランジ92を、固定部5の凹部100にはめ込むようにしている。そして、同じく凹部の設けられた蓋を被せる。

0059

図3に示すように、右側には、HMD10が装着されている。HMD10を、図12に示す。

0060

このHMD10は、固定部204、可動部217、フレキシブルアーム208を備えている。固定部204には、HDMI(商標)コネクタ219が設けられている。可動部206には、ディスプレイのプリズム212が設けられている。可動部206は、プリズム212を遮光的に覆っており、装着者の目に対向する側にのみ開口を有する。これにより、外光の影響を避けて、鮮明な画像を得ることができる。

0061

可動部206の中央部(端部ではない)にはアーム固定部217が設けられ、固定部204の先端部にはアーム固定部215が設けられている。アーム固定部215とアーム固定部217との間には、フレキシブルアーム208が設けられている。フレキシブルアーム208を曲げることにより、可動部206のプリズム212の位置や角度を変更することができる。なお、フレキシブルアーム208の構造は、医療用カメラ2のフレキシブルアーム9と同様である。

0062

HDMI(商標)コネクタ219には、HDMI(商標)コード245が接続されて、切替装置6の第1の出力端子16aに導かれている。

0063

図13に、切替装置6の回路構成を示す。制御回路60は、第1の入力端子14a、第2の入力端子14bを、第1の出力端子16a、第2の出力端子16bのいずれに接続するかを、制御スイッチ66からの信号に基づいて切り替える。また、画像変換回路62、64は、出力先の機器に応じた好ましい画像信号に変換するものである。たとえば、第1の出力端子16aにはHMD10が接続されるので、その画像サイズに合致するように、画像変換回路62が変換を行う。第2の出力端子16bには外部モニタ12が接続されるので、その画像サイズに合致するように、画像変換回路64が変換を行う。

0064

図2に戻って、手術者600は、足元に設置したフットスイッチ(制御スイッチ)8を操作して、HMD10に表示する画像や外部モニタ12に表示する画像を切り替えることができる。また、この例では、SPECT画像などの医療画像がPC250に記録されており、これが切替装置6の第2の入力端子14bに与えられている。

0065

手術者600は、フットスイッチ8を操作するだけで画像の切替を行うことができる。また、HMD10と外部モニタ12を併用することで、手術者の視線移動が少なく、他のスタッフ610、612が外部モニタ12にて確認しやすいシステムを提供できる。また、HMD10と外部モニタ12におなじ画像を表示するようにしてもよい。切替装置6は、HMD10と外部モニタ12に与える画像を連動して切り替えるようにしてもよい。

0066

3.その他
(1)上記実施形態では、医療用カメラ2を用いてシステムを構成した。しかし、図13に示すような、口腔内カメラ302を用いてもよい。ハンドル部304の先端には、先端部306が設けられている。先端部306には、カメラと光源が収納されている。回路構成は、図11と同様である。

0067

このカメラによる撮像を行うために、先端部306には撮影用穴316が設けられている。また、光源による照明を行うために、先端部306には照明穴318が設けられている。

0068

カメラは撮影用穴316に対応して、光源(LED)は各照明穴318に対応して複数(この実施形態では6個)設けられている。この実施形態では、撮影用穴316の先端の位置よりも、照明穴318の先端の位置の方が低くなるように(ハンドル304に近くなるように)形成されている。これにより、光源からの光が直接的にカメラに入ることなく、適切な撮影を行うことができる。

0069

ハンドル304には、照度切り替えスイッチ312が設けられている。このスイッチ312を押すごとに、光源の出力が低い方から高い方へ複数段階に切り替わるようになっている。最も高い出力になった後は、最も低い出力に戻る。

0070

この実施形態における口腔内カメラ302は、図12に示すように、先端部306がハンドル304に対して、所定角度(この例では20度)を持って形成されている。

0071

ハンドル304の後端部には、HDMI(商標)ケーブル(図示せず)が接続されている。このHDMI(商標)ケーブルを、切替装置6の第1の入力端子14aに接続して使用する。

0072

この例によれば、歯科医院において歯の治療などに用いることができる。

0073

上記実施形態では、スイッチ12、312を押すごとに光源の光量を変化させるようにしている。しかし、スイッチ12、312を押している時間に応じて、光量を変化させるようにしてもよい。

0074

(2)上記実施形態では、制御スイッチとしてフットスイッチ8を用いている。しかし、手で操作するスイッチを用いてもよい。また、制御スイッチ8の長押し、短押しによって、いずれの出力端子16a、16bについての切替であるかを制御するようにしている。しかし、それぞれの出力端子16a、16bのための制御スイッチ8を独立して設けるようにしてもよい。

0075

(3)上記実施形態では、画像変換回路62、64において、主として画像のサイズを変換している。しかし、これに加えて、入力された画像を、上下反転したり、90度回転したり、鏡面反転したり等、画像の形態を変換するようにしてもよい。

0076

(4)上記実施形態では、切替装置6は、入力された画像をいずれの端子に出力するかを切り替えている。しかし、これに加えて、与えられた画像を可搬性記録媒体に記録するための回路を備えるようにしてもよい。この際、画像変換回路62、64によって変換された後の画像を記録してもよいが、変換前の画像を記録するようにしてもよい。

0077

図16に、マイクロSDカード800を用いて、データを記録する方法を示す。この例では、マイクロSDカード800を、SDカードアダプタ802に装着して用いるようにしている(図16A参照)。SDカードアダプタ802は、フルサイズSDカードと同じ外寸である。したがって、マイクロSDカード800をカードアダプタ802に挿入すれば、フルサイズのSDカードのごとく使用することができる(図16B)。

0078

この例では、切替装置6にSDカードのコネクタを設けているので、これに装着して画像データを記録することができる。図17に、SDカードアダプタ802の回路ブロック図を示す。この例では、画像データの暗号化・複合化を行う制御回路820(FPGA)が設けられている。

0079

フルサイズSDカード端子822からは、記録すべき画像データが入力される。制御回路820は、画像データを暗号化して、マイクロSDカード端子826に出力する。したがって、マイクロSDカード800に、暗号化された画像データが記録される。

0080

このようにして暗号化画像データが記録されたマイクロSDカード800付きのSDカードアダプタ802を、切替装置6から取り出して他の場所に持ち運んだりすることができる。たとえば、PC(図示せず)にて再生する場合には、以下のようにする。

0081

マイクロSDカード800付きのSDカードアダプタ802を、PCのSDカードスロットに挿入する。次に、スマートフォン810(図16C参照)と近距離無線(Blue tooth(商標))を用いて、SDカードアダプタ802の近距離無線回路828(Blue tooth(商標)通信用の回路)との間で通信確立する。制御回路820は、暗号を解読するための共通鍵を共通鍵記録部824から読み出して、スマートフォン810に送信する。

0082

次に、ユーザの操作により、スマートフォン810(アプリケーションの処理により)は、複合化指令と共通鍵をSDカードアダプタ802に送信する。これを受けて、SDカードアダプタ802の制御回路820は、マイクロSDカード800に記録されている暗号化画像データを解凍する。これによって、マイクロSDカード800には、暗号化されていない画像データが記録されている状態になる。したがって、これをPC等で読み出して表示することができる。

0083

(5)この実施形態では、横断面丸形の線材と横断面三角形の線材が隣接するように二条コイルとしているので、フレキシブルアーム9を曲げた際に、その曲げ状態を維持できる度合いが高くなる。これは、丸形と丸形の線材が隣接したコイルよりも、丸形と三角形の線材が隣接したコイルの方が、曲げた際の戻り抵抗が大きく、曲げ状態を維持できるからである。さらに、チューブ90の内径をコイル80の外径よりも小さくし、さらに、チューブ90を伸張させた状態でコイル80に密着させているので、曲げ状態を維持することができる。

0084

したがって、角度や位置を容易に調整でき、調整した位置を保持することができるという効果がある。なお、チューブ90の内径をコイル80の外径よりも小さくすること(径方向に力を働かせること)あるいは、チューブ90を伸張させた状態でコイル80に密着させること(隣接する線材が圧縮する方向に力を働かせること)は、それぞれ、一方だけを実施するようにしてもよい。

0085

(6)上記実施形態においては、コイル80として二条コイルを用いているが、一条コイルを用いるようにしてもよい。この場合であっても、チューブ90の密着・伸張による、曲げ維持効果を得ることができる。

0086

また、二条コイルではなく、三条以上の多条コイルを用いるようにしてもよい。ただし、この場合であっても、隣接する線材が、丸形と三角形になるようにコイルを巻回することが好ましい。

0087

(7)上記実施形態では、丸形と三角形の線材を用いてコイル80を構成している。しかし、丸形と四角形以上の多角形の線材を用いるようにしてもよい。あるいは、多角形ではない角形台形平行四辺形など)を用いるようにしてもよい。

0088

(8)上記実施形態では、チューブ90によってコイル80を圧縮する方向の力を加えるようにしている。しかし、コイル80の両端に固定された、縮む方向に付勢された付勢手段(可撓性部材、バネ材など)を設けるようにしてもよい。

0089

(9)なお、上記実施形態では、医療用カメラ2を眼鏡40に装着して使用している。しかし、基体5にクリップなどを設け、体やものに挟んで固定して使用するようにしてもよい。

0090

(10)上記実施形態では、HMD10、外部モニタ12ともに、単一の画像を表示するようにしている。しかし、複数の画像を組み合わせた画像を表示するようにしてもよい。たとえば、外部モニタ12に、バイタルデータ、レントゲン写真MRI画像、医療用カメラ画像などの二以上の画像を組み合わせて表示するようにしてもよい。この場合、制御スイッチ66によって、同時に表示する画像の組み合わせを変えるようにすることができる。

0091

(11)上記実施形態では、ガイド部材14と取り付けガイド30によって、HMD202や医療用カメラ2を装着具20に取り付けるようにしている。しかし、マグネットを用いて取り付けるようにしてもよい。

0092

(12)また、上記実施形態では、医療用歯科用のカメラとして使用しているが、その他の用途のカメラに適用してもよい。

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