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技術 衣類処理装置

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 伊藤豪
出願日 2015年12月22日 (6年0ヶ月経過) 出願番号 2015-250131
公開日 2017年6月29日 (4年6ヶ月経過) 公開番号 2017-113159
状態 特許登録済
技術分野 洗濯一般 衣類乾燥機
主要キーワード センサー取付板 突起板 蒸気発生機構 行程内容 蒸気吐出口 上向き傾斜面 導通管 検知閾値
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

各部位からの蒸気漏れを検知し、安全性に優れた衣類処理装置を提供すること。

解決手段

静電容量検知手段25が、操作表示部13内に配設される複数のスイッチの静電容量が同時に変化して、所定の変化量を越えたことを検知した時に、報知手段26により異常報知して、運転を停止するとともに、排水手段9を駆動して排水を行なう構成とすることにより、衣類処理機体内漏れ出た湯気蒸気を検知するとともに、異常発生後の蒸気の発生を防ぐことができ、優れた安全性を発揮することができる。

概要

背景

従来,この種の衣類処理装置として、運転中に槽から水漏れした時、水漏れを検知して対応するドラム式洗濯機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

図7は,特許文献1に記載された従来のドラム式洗濯機の縦断面図である。

図7において、洗濯機筐体109は、水槽103をサスペンション(図示せず)により洗濯機本体内部に懸垂防振支持している。水槽103内部には、有底円筒形洗濯兼脱水槽101を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽101の側壁には、外周部に多数の通水孔102を設けている。また、洗濯兼脱水槽101の回転中心には、略傾斜方向に回転軸回転中心軸)104を設け、洗濯兼脱水槽101の軸心方向正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設している。洗濯兼脱水槽101の背部には、回転軸104が取り付けられている。また、回転軸104にはモータ105が連結されており、モータ105の回転駆動により、洗濯兼脱水槽101を正転逆転方向に回転駆動する。洗濯兼脱水槽101の内壁面には、数個突起板106を設けている。

洗濯機筐体109の正面側の上向き傾斜面には、開口部116が設けられており、開口部116は蓋体107により、開閉自在に覆っている。蓋体107を開くことにより、水槽103の衣類出入口108を通して洗濯兼脱水槽101内に洗濯物出し入れできる。

水槽103の下部に排水管110の一端を接続し、排水管110の他端を排水弁111に接続して水槽103内の洗濯水を排水している。給水弁112は、給水経路113と連結して給水手段となり、水槽103内に給水する。

また、洗濯機筐体109の底部には、樹脂製の漏水槽115が配設されている。漏水槽115が、水槽103や給水経路113や排水弁111の破損による漏水を受ける。

また、台枠170は、洗濯機筐体109の底部に配置されている。台枠170により、洗濯機筐体109を支持している。

以下、洗濯水が洗濯機底部に漏れたことを検知する漏水検知手段について説明する。

洗濯機筐体109は、接地するためのアース接続部158を有する金属性の背面を備える。また、洗濯機筐体109の台枠170も金属性である。

金属製のセンサー取付板137と台枠170と電気的に接触している。さらに台枠170と洗濯機筐体109の背面も電気的に接触している。

電極センサー154は、樹脂で絶縁されたセンサー保持板171により保持されており、樹脂製のセンサー保持板171は、センサー取付板137にネジ止めされて取り付けられている。

水槽103の継ぎ目劣化、給水経路113や排水経路などの破損により、漏水槽11
5内に漏れ出てきた洗濯水は、漏水槽115内に溜まる。洗濯水の漏水が続くと、漏水槽115内の水位は上昇し、やがて洗濯水は電極センサー154に抵触する。洗濯水が電極センサー154に抵触すると、電極センサー154の両端の抵抗値が変化することで、漏水を検知することができる。また、電極センサー154に流れる電気は、金属製の台枠170、金属製のセンサー保持板171、金属製のセンサー取付板137、金属製の洗濯機筐体109を経由して接地される。

また、スチーム機能として、蒸気を発生させる洗濯機や乾燥機も知られている。発生させた蒸気を洗濯物に噴きかけることにより、洗濯物のシワの低減や消臭を行なうことができる。

概要

各部位からの蒸気漏れを検知し、安全性に優れた衣類処理装置を提供すること。静電容量検知手段25が、操作表示部13内に配設される複数のスイッチの静電容量が同時に変化して、所定の変化量を越えたことを検知した時に、報知手段26により異常報知して、運転を停止するとともに、排水手段9を駆動して排水を行なう構成とすることにより、衣類処理機体内に漏れ出た湯気や蒸気を検知するとともに、異常発生後の蒸気の発生を防ぐことができ、優れた安全性を発揮することができる。

目的

本発明は上記従来の課題を解決するもので、蒸気の漏れを検知して蒸気漏れを検知することができる衣類処理装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

衣類処理装置本体と、前記衣類処理装置本体内部に支持された水槽と、前記水槽に回転自在に内包された回転槽と、前記回転槽を回転駆動するモータと、前記衣類処理装置本体に配設され入力設定手段や表示手段を有する操作表示部と、前記回転槽内蒸気を供給する蒸気発生手段と、前記モータ、前記操作表示部などを制御する制御手段とを備え、前記操作表示部は、静電容量の変化によりスイッチの入力を検知する機能を有しており、前記制御手段は、前記操作表示部の複数のスイッチの静電容量の変化量が同時に所定の閾値を越えたことを検知した際に運転を停止するように構成された衣類処理装置。

請求項2

前記蒸気発生手段は、給水手段に連結される容器と、前記容器内の水を加熱して蒸気を発生させるヒーターと、前記給水手段からの水を容器に供給する流入弁と、前記容器内で発生した蒸気を前記回転槽内に吐出する吐出流路とからなる請求項1記載の衣類処理装置。

請求項3

前記制御手段は、前記操作表示部の複数のスイッチの静電容量の変化量が同時に所定の閾値を越えたことを検知した際に、前記ヒーターへの通電を停止するとともに、前記流入弁を閉じるように制御する請求項2記載の衣類処理装置。

請求項4

前記蒸気発生手段は、前記水槽の底部に配設され、前記水槽内の洗濯水を加熱するヒーターを備える請求項1記載の衣類処理装置。

請求項5

前記制御手段は、前記操作表示部の複数のスイッチの静電容量の変化量が同時に所定の閾値を越えたことを検知した際に、前記ヒーターへの通電を停止するとともに、前記水槽内の洗濯水を排水するように制御する請求項4記載の衣類処理装置。

技術分野

0001

本発明は,洗濯物洗濯する洗濯機や洗濯物を乾燥する乾燥機などの衣類処理装置に関するものである。

背景技術

0002

従来,この種の衣類処理装置として、運転中に槽から水漏れした時、水漏れを検知して対応するドラム式洗濯機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。

0003

図7は,特許文献1に記載された従来のドラム式洗濯機の縦断面図である。

0004

図7において、洗濯機筐体109は、水槽103をサスペンション(図示せず)により洗濯機本体内部に懸垂防振支持している。水槽103内部には、有底円筒形洗濯兼脱水槽101を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽101の側壁には、外周部に多数の通水孔102を設けている。また、洗濯兼脱水槽101の回転中心には、略傾斜方向に回転軸回転中心軸)104を設け、洗濯兼脱水槽101の軸心方向正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設している。洗濯兼脱水槽101の背部には、回転軸104が取り付けられている。また、回転軸104にはモータ105が連結されており、モータ105の回転駆動により、洗濯兼脱水槽101を正転逆転方向に回転駆動する。洗濯兼脱水槽101の内壁面には、数個突起板106を設けている。

0005

洗濯機筐体109の正面側の上向き傾斜面には、開口部116が設けられており、開口部116は蓋体107により、開閉自在に覆っている。蓋体107を開くことにより、水槽103の衣類出入口108を通して洗濯兼脱水槽101内に洗濯物を出し入れできる。

0006

水槽103の下部に排水管110の一端を接続し、排水管110の他端を排水弁111に接続して水槽103内の洗濯水を排水している。給水弁112は、給水経路113と連結して給水手段となり、水槽103内に給水する。

0007

また、洗濯機筐体109の底部には、樹脂製の漏水槽115が配設されている。漏水槽115が、水槽103や給水経路113や排水弁111の破損による漏水を受ける。

0008

また、台枠170は、洗濯機筐体109の底部に配置されている。台枠170により、洗濯機筐体109を支持している。

0009

以下、洗濯水が洗濯機底部に漏れたことを検知する漏水検知手段について説明する。

0010

洗濯機筐体109は、接地するためのアース接続部158を有する金属性の背面を備える。また、洗濯機筐体109の台枠170も金属性である。

0011

金属製のセンサー取付板137と台枠170と電気的に接触している。さらに台枠170と洗濯機筐体109の背面も電気的に接触している。

0012

電極センサー154は、樹脂で絶縁されたセンサー保持板171により保持されており、樹脂製のセンサー保持板171は、センサー取付板137にネジ止めされて取り付けられている。

0013

水槽103の継ぎ目劣化、給水経路113や排水経路などの破損により、漏水槽11
5内に漏れ出てきた洗濯水は、漏水槽115内に溜まる。洗濯水の漏水が続くと、漏水槽115内の水位は上昇し、やがて洗濯水は電極センサー154に抵触する。洗濯水が電極センサー154に抵触すると、電極センサー154の両端の抵抗値が変化することで、漏水を検知することができる。また、電極センサー154に流れる電気は、金属製の台枠170、金属製のセンサー保持板171、金属製のセンサー取付板137、金属製の洗濯機筐体109を経由して接地される。

0014

また、スチーム機能として、蒸気を発生させる洗濯機や乾燥機も知られている。発生させた蒸気を洗濯物に噴きかけることにより、洗濯物のシワの低減や消臭を行なうことができる。

先行技術

0015

特開2012−170681号公報

発明が解決しようとする課題

0016

しかしながら、前記従来の構成では、漏れた水を検知することはできるが、蒸気の漏れを検知することはできないという課題があった。

0017

本発明は上記従来の課題を解決するもので、蒸気の漏れを検知して蒸気漏れを検知することができる衣類処理装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0018

前記従来の課題を解決するために、本発明の衣類処理装置は、衣類処理装置本体と、前記衣類処理装置本体内部に支持された水槽と、前記水槽に回転自在に内包された回転槽と、前記回転槽を回転駆動するモータと、前記衣類処理装置本体に配設され入力設定手段や表示手段を有する操作表示部と、前記回転槽内に蒸気を供給する蒸気発生手段と、前記モータ、前記操作表示部などを制御する制御手段とを備え、前記操作表示部は、静電容量の変化によりスイッチの入力を検知する機能を有しており、前記制御手段は、前記操作表示部の複数のスイッチの静電容量の変化量が同時に所定の閾値を越えたことを検知した際に運転を停止するように構成したものである。

0019

これによって、優れた安全性を発揮することができる。

発明の効果

0020

本発明の衣類処理装置は、漏れ出た湯気や蒸気を検知することができ、優れた安全性を発揮することができる。

図面の簡単な説明

0021

本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の縦断面図
同ドラム式洗濯機の蒸気発生機構の概略図
同ドラム式洗濯機のブロック回路
同ドラム式洗濯機の操作表示部のスイッチの静電容量を簡易的な波形で示した図
同ドラム式洗濯機の本体内上部の操作表示部周辺の要部構造
同ドラム式洗濯機の複数のスイッチの静電容量を簡易的な波形で示した図
従来のドラム式洗濯機の縦断面図

実施例

0022

第1の発明の衣類処理装置は、衣類処理装置本体と、前記衣類処理装置本体内部に支持された水槽と、前記水槽に回転自在に内包された回転槽と、前記回転槽を回転駆動するモータと、前記衣類処理装置本体に配設され入力設定手段や表示手段を有する操作表示部と、前記回転槽内に蒸気を供給する蒸気発生手段と、前記モータ、前記操作表示部などを制御する制御手段とを備え、前記操作表示部は、静電容量の変化によりスイッチの入力を検知する機能を有しており、前記制御手段は、前記操作表示部の複数のスイッチの静電容量の変化量が同時に所定の閾値を越えたことを検知した際に運転を停止するようにすることにより、製品の構造上の不具合を検知することができ、優れた安全性を発揮することができる。

0023

第2の発明は、特に、第1の発明の衣類処理装置を、前記蒸気発生手段は、給水手段に連結される容器と、前記容器内の水を加熱して蒸気を発生させるヒーターと、前記給水手段からの水を容器に供給する流入弁と、前記容器内で発生した蒸気を前記回転槽内に吐出する吐出流路とからなる構成とすることにより、蒸気の発生を検知することができ、優れた安全性を発揮することができる。

0024

第3の発明は、特に、第2の発明の衣類処理装置を、前記制御手段は、前記操作表示部の複数のスイッチの静電容量の変化量が同時に所定の閾値を越えたことを検知した際に、前記ヒーターへの通電を停止するとともに、前記流入弁を閉じるように制御することにより、異常発生後の蒸気の発生を防ぐことができる。

0025

第4の発明は、特に、第1の発明の衣類処理装置を、前記蒸気発生手段は、前記水槽の底部に配設され、前記水槽内の洗濯水を加熱するヒーターを備える構成とすることにより、加熱された洗濯水から発生する蒸気が前記回転ドラムから漏れることを検知することができ、優れた安全性を発揮することができる。

0026

第5の発明は、特に、第4の発明の衣類処理装置を、前記制御手段は、前記操作表示部の複数のスイッチの静電容量の変化量が同時に所定の閾値を越えたことを検知した際に、前記ヒーターへの通電を停止するとともに、前記水槽内の洗濯水を排水するように制御することにより、異常発生後の蒸気の発生を防ぐことができる。

0027

以下、本発明の実施の形態について、ドラム式洗濯機を例に取り、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。

0028

(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の縦断面図、図2は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の蒸気発生手段の概略図、図3は、同ドラム式洗濯機のブロック回路図、図4は、同ドラム式洗濯機の操作表示部のスイッチの静電容量の変化を簡易的な波形で示した図、図5は、同ドラム式洗濯機の本体内上部の操作表示部周辺の要部構造図、図6は、同ドラム式洗濯機の複数のスイッチの静電容量を簡易的な波形で示した図である。

0029

図1において、洗濯機本体6は、水槽2をばね体7とダンパー8により本体内部に揺動自在に吊り下げて防振支持している。水槽2の内部に、回転槽となる有底円筒形の洗濯兼脱水槽1を回転自在に配設している。また、洗濯兼脱水槽1の回転中心に略傾斜方向に回転軸(回転中心軸)3を設け、洗濯兼脱水槽1の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設している。また、洗濯兼脱水槽1の背部にモータ4を取り付けており、モータ4を回転軸3に連結することで、洗濯兼脱水槽1を正転、逆転方向に回転駆動する。

0030

洗濯機本体6の正面側の上向き傾斜面に開口部30を設け、蓋体5により開口部30を開閉自在に覆う。パッキン5Aにより開口部30と水槽2を伸縮自在に連結している。蓋体5を開くことにより洗濯兼脱水槽1内に洗濯物を出し入れ可能としている。蓋体5は上向き傾斜面に設けているため、を屈めることなく洗濯物の出し入れを行なうことができる。

0031

なお、本実施の形態では、洗濯兼脱水槽1の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設しているが、洗濯兼脱水槽1の軸心方向を略水平方向に配設してもよい。

0032

給水手段10は、水槽2内に水道水を給水するものであり、水位検知手段11は、水槽2内に給水された水の水位を検知するものである。

0033

また、水槽2底部から循環経路14a、14bを設け、循環経路途中に循環ポンプ14を配設している。水槽2の背面底部から循環経路14aに洗濯水が送られる。循環経路14aに送られた洗濯水を、循環ポンプ14により、循環経路14bへ送水することで、水槽2前部の循環水吐出口22から洗濯兼脱水槽1内に洗濯水を送り出すことが可能となる。結果、水槽2内の洗濯水を利用して洗濯物に水をかけることができる。

0034

洗濯機本体6の下方内部には、制御手段12を内蔵する制御装置15を配設している。また、洗濯機本体6の上方前面部には、操作表示部13が配設されている。操作表示部13は、運転コース等のモードや各種機能の選択、設定を行なう操作部と、設定内容などの表示を行なう表示部が配設されている。操作表示部13の内方には、各種のスイッチを有する入力設定手段13a(図3参照)やLEDなどから成る表示手段13b(図3参照)が配設されている。

0035

なお、操作表示部13の入力設定手段13aは、操作表示部13を指で触れた時の静電容量の変化によりスイッチの入力を検知する静電容量方式をとっている。

0036

水槽2底部には、排水手段9を配設して水槽2内の洗濯水を外部へ排水する。排水手段9には、例えば、排水弁などがあげられるが、排水ポンプを使用してもよい。また、両方とも使用しても構わない。

0037

以下、図2を用いて、蒸気発生機構40について説明する。

0038

蒸気発生機構40は、貯水槽42を有しており、貯水槽42は、水槽2よりも上方位
に配設されている。また、貯水槽42は給水手段10と連結している。貯水槽42には、貯水水位を測定するための水位センサー43が設けられている。また、給水手段10には、給水手段10からの水を貯水槽42に供給する流入弁41が配設されている。流入弁41は、水位センサー43によって検出された水位に応じて、貯水槽42へ給水或いは貯水槽42への給水停止を行うことにより、貯水槽42内の水位を一定に保つことができる。

0039

貯水槽42は、接続管47を介して容器45に接続されており、貯水槽42内に貯められた水は、ポンプ44により、容器45に送られる。容器45の周囲には、ヒーター46が設けられており、ヒーター46により、容器45内の水を加熱し蒸気を発生させる。容器45で発生した蒸気は、容器45内での圧力増加に伴い、排気管48及び蒸気導通管49を通じて水槽2内に送られる。

0040

水槽2前部には、蒸気吐出口24が配設されている。排気管48及び蒸気導通管49内
を流れる蒸気は、蒸気吐出口24から洗濯物に噴きかけられることにより、洗濯物のシワの低減や消臭を行なうことができる。

0041

以下、図3のブロック回路図について説明する。

0042

図3において、制御装置15は、マイクロコンピュータにより構成した制御手段12と、入力回路16と、モータ駆動回路17と、スイッチング手段駆動回路18とから成る。制御手段12は、操作表示部13から入力された各種操作信号をもとに、洗い、すすぎ脱水等の一連の各行程を制御する。

0043

制御手段12は、操作表示部13へ各種表示信号を出力すると共に、モータ駆動回路17を介して、モータ4の回転制御を行う。また、スイッチング手段駆動回路18を介して、スイッチング手段19により、蒸気発生手段21、循環ポンプ14、排水手段9、給水手段10、蓋ロック手段20などの動作を制御する。また、運転終了時報知や異常時には、制御手段12は、報知手段26を制御して報知を行なう。

0044

蒸気発生手段21は、操作表示部13にて蒸気コース選択設定されている場合に、蒸気を発生させるものである。発生した蒸気は、蒸気用経路27を介して、蒸気吐出口24から洗濯物に噴きかけることで、洗濯物のシワの低減や消臭を行なう。

0045

蓋ロック手段20は、水槽2に設けた衣類投入口としての開口部30を覆う蓋体5の開閉を運転中に禁止するものである。

0046

また、水位検知手段11からの検出信号、および操作表示部13をタッチすることにより得られるスイッチの静電容量を検知する静電容量検知手段25からの信号は、入力回路16を介して、制御手段12に入力される。

0047

操作表示部13の入力設定手段13aには、複数の静電容量方式のスイッチが配設されている。入力設定手段13aの各スイッチは、静電容量が閾値を越えるとスイッチの入力を検知する。

0048

図4において、横軸に時間、縦軸に操作表示部13をタッチすることにより得られるスイッチの静電容量を示す。破線は、スイッチ入力検知のための閾値である。

0049

入力設定手段13aには、元来いくらかの静電容量を持つ。使用者が操作表示部13に配設されたスイッチに触れると、スイッチの静電容量が変化する。静電容量検知手段25が検知するスイッチの静電容量が、所定の閾値を超えると、操作表示部13は、スイッチが押されていると検知する。

0050

以上のように構成されたドラム式洗濯機について、以下、その動作、作用を説明する。

0051

運転を行う場合は、蓋体5を開け、洗濯物を洗濯兼脱水槽1内に投入し、蓋体5を閉めた後、操作表示部13により行程内容を設定し、運転を開始する。

0052

制御手段12は、洗濯物の量に応じて、最適な水位を設定し、給水手段10を制御して、洗濯兼脱水槽1内および水槽2内に給水を行なう。そして、水位検知手段11によって洗濯兼脱水槽に給水された水の水位を検知し、設定された水位に達すると、給水を終了し、モータ4を回転駆動し、洗濯兼脱水槽1を回転させ、洗濯行程を行なう。更に洗い行程中に、循環ポンプ14を制御し、洗濯兼脱水槽内の洗濯水を循環させる。

0053

洗い行程終了後、排水手段9を制御して洗濯水を排水し、脱水した後、再び給水手段10を制御して、洗濯兼脱水槽1内および水槽2内に給水を行なう。そして、水位検知手段11によって水位を検知し、設定された水位に達すると、給水を終了し、モータ4を回転駆動し、洗濯兼脱水槽1を回転させ、すすぎ行程を行う。すすぎ行程終了後、排水手段9を制御してすすぎ後の水を排水し、最終脱水行程を行って運転を終了する。

0054

また、蒸気を噴射するタイミングは、洗濯物のシワの低減や消臭を行うために、最終脱水終了後に行ってもよいし、洗濯物の汚れを浮かすために、洗濯開始前に蒸気を噴射してもよい。このように、目的に合わせたタイミングで、洗濯兼脱水槽1内の洗濯物に向かって蒸気を噴射する蒸気行程を行う。

0055

ここで、蒸気発生機構40は、排気管48や蒸気導通管49、水槽2前部の蒸気吐出口24により、水槽2への蒸気供給の経路を形成している。

0056

しかしながら、洗濯動作脱水動作による洗濯機本体6の振動により、図5のように、蒸気導通管49が水槽から抜けることが想定される。また、排気管48や蒸気導通管49、蒸気吐出口24などが経年劣化することにより、破損されることも想定される。蒸気導通管49が水槽から抜けたり、蒸気の供給経路の一部が破損した状態で、スチームコースなどを運転させた場合には、高熱の蒸気は、水槽2に配設された蒸気用経路27から、洗濯機本体6内に漏れ出る。

0057

蒸気が水槽2から漏れ出た場合、漏れ出た蒸気は操作表示部13に配設される入力設定手段13aや表示手段13bに付着したり、操作表示部13周辺の環境条件を変化させる。

0058

以下、蒸気が洗濯機本体6内に漏れ出たことを検知する手段について説明する。

0059

図6は、前述の理由で蒸気が洗濯機本体6内に漏れ出てきた場合の、複数のスイッチの静電容量の変化を簡易的な波形で示した図である。

0060

図6に示すように、操作表示部13で各種の入力設定を行なうスイッチa、スイッチb、スイッチcが、同時に検知の閾値を超える静電容量の変化をしている。一方、スイッチdの静電容量は検知閾値を超えていない。

0061

通常、使用者はスイッチをひとつひとつ順に操作する。そのため、図6に示すスイッチa、スイッチb、スイッチcのように、複数のスイッチの静電容量が同時に検知閾値を越えるほど変化した場合には、制御手段12は、洗濯機内部の構造に異常が発生していると判断する。制御手段12は、洗濯機内部の不具合を検知すると、ヒーター46への通電を停止し、流入弁41を閉じるとともに、報知手段26にて使用者への異常報知する。

0062

これにより、蒸気が洗濯機本体に漏れ出たことを検知することができ、優れた安全性を発揮することができる。

0063

ここで、洗濯機の内部構造の異常を検知するためには、少なくとも2つ以上のスイッチの静電容量の変化量が同時に所定の閾値を越えたことを検知すればよい。また、使用者が誤って隣接する複数のスイッチを同時に押すことも想定され、隣接する複数のスイッチを同時に押す誤動作が、蒸気漏れの発生と誤検知することも考えられる。その課題を解決するために、操作表示部13の離間した複数のスイッチの静電容量の変化量が同時に所定の閾値を越えたことを検知した場合に、制御手段12が、水槽内の蒸気が洗濯機本体6内に漏れ出たと判断するように設定してもよい。

0064

また、本実施の形態では、蒸気発生手段21として、給水手段と連結する容器内の水をヒーターにより加熱することで、蒸気を発生させている。本発明はこれに限定するものでなく、例えば、洗濯水を温めて洗浄力を強くするために、水槽2の底部にヒーターを配設する構造であってもよい。

0065

ヒーターを用いて洗濯水を温めることにより、蒸気が発生するが、パッキン5Aの経年劣化により、パッキン5Aに亀裂などが入っていると、パッキン5Aの亀裂部分から水槽2の外に蒸気が噴出することが想定される。結果、水槽2から漏れ出た蒸気は操作表示部13に配設される入力設定手段13aや表示手段13bに付着したり、操作表示部13周辺の環境条件を変化させる。

0066

上述した実施形態と同様に、図6に示すように、水槽2から洗濯機本体6内に漏れ出た蒸気が操作表示部13に付着することにより、操作表示部13の複数のスイッチの静電容量の変化量が同時に所定の閾値を越えたことを検知すると、制御手段12が、水槽内の蒸気が洗濯機本体6内に漏れ出たと判断する。

0067

制御手段12は、水槽内の蒸気が洗濯機本体6内に漏れ出たと判断すると、制御手段12は、ヒーターへの通電を停止するとともに、水槽2内の洗濯水を排水し、使用者に報知する。

0068

以上のように、本実施の形態においては、静電容量検知手段25が、複数のスイッチの静電容量が同時に変化して、所定の変化量を越えたことを検知した時に、報知手段26により異常報知して、運転を停止するとともに、排水手段9を駆動して排水を行なう構成とすることにより、蒸気が洗濯機本体に漏れ出たことを検知することができ、優れた安全性を発揮することができる。

0069

なお、本実施の形態では、ドラム式洗濯機を用いて説明したが、本発明はドラム式洗濯機に限定されるものでなく、縦型洗濯機洗濯乾燥機、乾燥機でもよい。

0070

以上のように,本発明にかかる衣類処理装置は、水槽から漏れ出た蒸気が集まりやすい本体内部の前部上方に位置する複数のスイッチの静電容量の変化を検知することにより、蒸気漏れを検知して、運転停止し、優れた安全性を発揮することができるので、高温洗浄機能や蒸気発生機能を有する他の洗濯機の用途に適用できる。

0071

1洗濯兼脱水槽
2水槽
4モータ
9 排水手段
10 給水手段
11水位検知手段
12 制御手段
13操作表示部
13a入力設定手段
13b 表示手段
14循環ポンプ
14a循環経路
14b 循環経路
21蒸気発生手段
22循環水吐出口
24蒸気吐出口
25静電容量検知手段
26報知手段

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