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技術 歩行型田植機

出願人 株式会社クボタ
発明者 大井幸和福島茂雄小林順子清水孝式松村哲也
出願日 2015年12月22日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2015-250250
公開日 2017年6月29日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2017-112879
状態 拒絶査定
技術分野 移植機(5)(田植機の苗載部) 移植機(4)(田植機の接地部)
主要キーワード 後部付近 昇降制御機構 連係部材 斜め外側 上下向き ガード部材 左右中央側 支持ケース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月29日)のものです。
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図面 (10)

課題

歩行型田植機において、苗植付装置の後側に立つ作業者にとっての歩き易さを向上させる。

解決手段

右及び左の車輪8の間にセンターフロート9を備え、右及び左の車輪8の外側に右及び左のサイドフロート10を備える。苗植付装置の下部に支持フレーム19を左右方向に沿って支持して、センターフロート9の後部を支持フレーム19の横軸芯P4周りに上下に揺動自在に支持し、右及び左のサイドフロート10の後部を支持フレーム19の横軸芯P4周りに上下に揺動自在に支持する。平面視でセンターフロート9の後端部9dを支持フレーム19の前側に配置し、平面視で右及び左のサイドフロート10の後端部10dを支持フレーム19の後側に配置する。

概要

背景

歩行型田植機では、特許文献1に開示されているように、機体の後部に苗植付装置(特許文献1の図1及び図2の30)を備え、苗植付装置の後側に操縦ハンドル(特許文献1の図1及び図2の4)を備えて、苗植付装置の前側に右及び左の車輪(特許文献1の図1及び図2の1)を備えたものがある。

特許文献1の歩行型田植機では、右及び左の車輪の間に、前後方向に沿ったセンターフロート(特許文献1の図1及び図2の5)を備え、右及び左の車輪の外側に、前後方向に沿った右及び左のサイドフロート(特許文献1の図1及び図2の6)を備えている。

概要

歩行型田植機において、苗植付装置の後側に立つ作業者にとっての歩き易さを向上させる。右及び左の車輪8の間にセンターフロート9を備え、右及び左の車輪8の外側に右及び左のサイドフロート10を備える。苗植付装置の下部に支持フレーム19を左右方向に沿って支持して、センターフロート9の後部を支持フレーム19の横軸芯P4周りに上下に揺動自在に支持し、右及び左のサイドフロート10の後部を支持フレーム19の横軸芯P4周りに上下に揺動自在に支持する。平面視でセンターフロート9の後端部9dを支持フレーム19の前側に配置し、平面視で右及び左のサイドフロート10の後端部10dを支持フレーム19の後側に配置する。

目的

本発明の第1特徴は、歩行型田植機において次のように構成することにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

機体の後部に苗植付装置を備え、前記苗植付装置の後側に操縦ハンドルを備え、前記苗植付装置の前側に右及び左の車輪を備えて、前記右及び左の車輪の間に、前後方向に沿ったセンターフロートを備え、前記右及び左の車輪の外側に、前後方向に沿った右及び左のサイドフロートを備えて、前記苗植付装置の下部に、支持フレームを左右方向に沿って支持し、前記センターフロートの後部を前記支持フレームの横軸芯周りに上下に揺動自在に支持し、前記右及び左のサイドフロートの後部を前記支持フレームの横軸芯周りに上下に揺動自在に支持して、平面視で前記センターフロートの後端部を前記支持フレームの前側に配置し、平面視で前記右及び左のサイドフロートの後端部を前記支持フレームの後側に配置している歩行型田植機

請求項2

前記センターフロートの後部に支持ブラケットを連結して、前記支持ブラケットを前記支持フレームの横軸芯周りに上下に揺動自在に接続しており、前記支持ブラケットを、前記支持フレームの横軸芯から前側に延出し、前記支持フレームの横軸芯よりも前側の位置で前記センターフロートの後部に連結している請求項1に記載の歩行型田植機。

請求項3

平面視で前記支持フレームの右端部が前記右のサイドフロートの後部の右縁部よりも右側に位置し、且つ、平面視で前記支持フレームの左端部が前記左のサイドフロートの後部の左縁部よりも左側に位置するように、前記支持フレームの横幅を設定している請求項1又は2に記載の歩行型田植機。

請求項4

前記苗植付装置において、左右方向に往復横送り駆動されるのせ台の下部を左右方向に案内して支持する支持レールを、前記支持フレームの前側に左右方向に配置し、平面視で前記支持フレームの右端部と前記支持レールの右端部とを、左右方向において略同じ位置に配置し、平面視で前記支持フレームの左端部と前記支持レールの左端部とを、左右方向において略同じ位置に配置している請求項3に記載の歩行型田植機。

請求項5

前記苗植付装置において、左右方向に往復横送り駆動される苗のせ台の下部を左右方向に案内して支持する支持レールを、前記支持フレームの前側に左右方向に配置し、前記右及び左の車輪の外側に、右及び左のガード部材を前後方向に沿って備えて、前記右のガード部材の後端部を前記支持レールの右端部の近傍に配置し、前記左のガード部材の後端部を前記支持レールの左端部の近傍に配置している請求項1〜4のうちのいずれか一つに記載の歩行型田植機。

請求項6

前記右のガード部材の後端部を前記支持レールの右端部よりも外側に配置し、前記左のガード部材の後端部を前記支持レールの左端部よりも外側に配置している請求項5に記載の歩行型田植機。

請求項7

前記右及び左のガード部材が、機体の前部から斜め外側後側に延出された前半部と、前記前半部の後部から後側に延出された後半部とを備えており、前記右のサイドフロートの前部の上下動を案内する右の案内部材を、前記右のガード部材の前半部に支持し、前記左のサイドフロートの前部の上下動を案内する左の案内部材を、前記左のガード部材の前半部に支持している請求項5又は6に記載の歩行型田植機。

請求項8

側面視で前記右の車輪の車軸部を支持する車軸ケースと前記右の案内部材とが重複し、側面視で前記左の車輪の車軸部を支持する車軸ケースと前記左の案内部材とが重複している請求項7に記載の歩行型田植機。

技術分野

0001

本発明は、歩行型田植機におけるフロートに関する。

背景技術

0002

歩行型田植機では、特許文献1に開示されているように、機体の後部に苗植付装置(特許文献1の図1及び図2の30)を備え、苗植付装置の後側に操縦ハンドル(特許文献1の図1及び図2の4)を備えて、苗植付装置の前側に右及び左の車輪(特許文献1の図1及び図2の1)を備えたものがある。

0003

特許文献1の歩行型田植機では、右及び左の車輪の間に、前後方向に沿ったセンターフロート(特許文献1の図1及び図2の5)を備え、右及び左の車輪の外側に、前後方向に沿った右及び左のサイドフロート(特許文献1の図1及び図2の6)を備えている。

先行技術

0004

特開2006−238824号公報

発明が解決しようとする課題

0005

歩行型田植機では、苗植付装置の後側に作業者が立つのであり、作業者は操縦ハンドルを持ちながら、機体の進行に伴って歩くことにより機体に追従する。
これにより、歩行型田植機において、苗植付装置の後側に立つ作業者にとって、歩き易さという面で改善の余地がある。
本発明は、歩行型田植機において、苗植付装置の後側に立つ作業者にとっての歩き易さを向上させることを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、歩行型田植機において次のように構成することにある。
機体の後部に苗植付装置を備え、前記苗植付装置の後側に操縦ハンドルを備え、前記苗植付装置の前側に右及び左の車輪を備えて、
前記右及び左の車輪の間に、前後方向に沿ったセンターフロートを備え、前記右及び左の車輪の外側に、前後方向に沿った右及び左のサイドフロートを備えて、
前記苗植付装置の下部に、支持フレームを左右方向に沿って支持し、
前記センターフロートの後部を前記支持フレームの横軸芯周りに上下に揺動自在に支持し、前記右及び左のサイドフロートの後部を前記支持フレームの横軸芯周りに上下に揺動自在に支持して、
平面視で前記センターフロートの後端部を前記支持フレームの前側に配置し、平面視で前記右及び左のサイドフロートの後端部を前記支持フレームの後側に配置している。

0007

(作用及び発明の効果)
[I]−1
歩行型田植機では、右及び左の車輪の間に前後方向に沿ったセンターフロートを備え、右及び左の車輪の外側に前後方向に沿った右及び左のサイドフロートを備えた場合、苗植付装置の下部に支持フレームを左右方向に沿って支持して、センターフロートの後部、右及び左のサイドフロートの後部を、支持フレームの横軸芯周りに上下に揺動自在に支持するように構成したものがある。

0008

[I]−2
前項[I]−1に記載の状態において、本発明の第1特徴によると、平面視でセンターフロートの後端部を支持フレームの前側に配置している。
これにより、苗植付装置の後側に立つ作業者にとって、作業者の前側に位置するセンターフロートの後端部が支持フレームよりも前側に離れた状態となるので、苗植付装置の後側に立つ作業者が歩く際に、センターフロートの後端部が作業者の歩行の妨げになることはない。

0009

[I]−3
前項[I]−2に記載のセンターフロートに対して、右及び左のサイドフロートは苗植付装置の後側に立つ作業者の右側及び左側に位置するので、苗植付装置の後側に立つ作業者にとって、右及び左のサイドフロートが作業者の歩行の妨げになることは少ない。
これにより、本発明の第1特徴によると、平面視で右及び左のサイドフロートの後端部を支持フレームの後側に配置しており、右及び左のサイドフロートの長さを確保することができるので、右及び左のサイドフロートの機能(機体の安定性の確保や田面整地等)は十分に確保されている。

0010

[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の歩行型田植機において次のように構成することにある。
前記センターフロートの後部に支持ブラケットを連結して、前記支持ブラケットを前記支持フレームの横軸芯周りに上下に揺動自在に接続しており、
前記支持ブラケットを、前記支持フレームの横軸芯から前側に延出し、前記支持フレームの横軸芯よりも前側の位置で前記センターフロートの後部に連結している。

0011

(作用及び発明の効果)
前項[I]−2に記載のように、平面視でセンターフロートの後端部を支持フレームの前側に配置する場合、本発明の第2特徴によると、センターフロートの後部と支持フレームとを接続する既存の部材といってよい支持ブラケットを、支持フレームの横軸芯から前側に延びたような形状とすることにより、平面視でセンターフロートの後端部を支持フレームの前側に配置する状態を容易に得ることができる。

0012

[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第1又は第2特徴の歩行型田植機において次のように構成することにある。
平面視で前記支持フレームの右端部が前記右のサイドフロートの後部の右縁部よりも右側に位置し、且つ、平面視で前記支持フレームの左端部が前記左のサイドフロートの後部の左縁部よりも左側に位置するように、前記支持フレームの横幅を設定している。

0013

(作用及び発明の効果)
本発明の第3特徴によると、支持フレームの右端部(左端部)が右(左)のサイドフロートの後部の右縁部(左縁部)よりも右側(左側)に位置している。
これにより、例えば畦際壁際等を走行する際に、支持フレームの右端部(左端部)が右(左)のサイドフロートのプロテクタとして機能することが期待でき、右(左)のサイドフロートを畦や壁等に接触させてしまうことが少なくなる。

0014

[IV]
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第3特徴の歩行型田植機において次のように構成することにある。
前記苗植付装置において、左右方向に往復横送り駆動されるのせ台の下部を左右方向に案内して支持する支持レールを、前記支持フレームの前側に左右方向に配置し、
平面視で前記支持フレームの右端部と前記支持レールの右端部とを、左右方向において略同じ位置に配置し、平面視で前記支持フレームの左端部と前記支持レールの左端部とを、左右方向において略同じ位置に配置している。

0015

(作用及び発明の効果)
[IV]−1
苗植付装置では、支持レールを左右方向に配置して、左右方向に往復横送り駆動される苗のせ台の下部を、支持レールにより支持して左右方向に案内するように構成している。
この場合、支持レールは横幅の大きなものであるので、支持レールの右端部(左端部)が歩行型田植機の全体の右端部(左端部)に位置することが多く、支持レールの右端部(左端部)を畦や壁等に接触させてしまう可能性がある。

0016

[IV]−2
前項[IV]−1に記載の状態において、本発明の第4特徴によると、支持フレームの前側に支持レールが配置され(支持レールの後側に支持フレームが配置され)、支持フレーム及び支持フレームの右端部(左端部)が、左右方向での略同じ位置に配置される。
これにより、歩行型田植機を後進させた場合、支持フレームが支持レールのプロテクタとして機能して、特に支持レールの右端部(左端部)が支持フレームの右端部(左端部)により保護されるのであり、支持レールの右端部(左端部)を畦や壁等に接触させて破損させてしまうことが少なくなる。

0017

[V]
(構成)
本発明の第5特徴は、本発明の第1〜第4特徴の歩行型田植機のうちのいずれか一つにおいて次のように構成することにある。
前記苗植付装置において、左右方向に往復横送り駆動される苗のせ台の下部を左右方向に案内して支持する支持レールを、前記支持フレームの前側に左右方向に配置し、
前記右及び左の車輪の外側に、右及び左のガード部材を前後方向に沿って備えて、
前記右のガード部材の後端部を前記支持レールの右端部の近傍に配置し、前記左のガード部材の後端部を前記支持レールの左端部の近傍に配置している。

0018

(作用及び発明の効果)
[V]−1
苗植付装置では、支持レールを左右方向に配置して、左右方向に往復横送り駆動される苗のせ台の下部を、支持レールにより支持して左右方向に案内するように構成している。
この場合、支持レールは横幅の大きなものであるので、支持レールの右端部(左端部)が歩行型田植機の全体の右端部(左端部)に位置することが多く、支持レールの右端部(左端部)を畦や壁等に接触させてしまう可能性がある(前項[IV]−1参照)。

0019

[V]−2
歩行型田植機では、苗植付装置(支持レール)の前側に位置する右及び左の車輪において、右及び左の車輪の外側に、右及び左のガード部材を前後方向に沿って備えることがある。
本発明の第5特徴によると、前項[V]−1に記載の状態において、右のガード部材の後端部を支持レールの右端部の近傍に配置し、左のガード部材の後端部を支持レールの左端部の近傍に配置している。
これにより、右(左)のガード部材が支持レールのプロテクタとして機能し、支持レールの右端部(左端部)が右(左)のガード部材の後端部により保護されるのであり、支持レールの右端部(左端部)を畦や壁等に接触させて破損させてしまうことが少なくなる。

0020

[VI]
(構成)
本発明の第6特徴は、本発明の第5特徴の歩行型田植機において次のように構成することにある。
前記右のガード部材の後端部を前記支持レールの右端部よりも外側に配置し、前記左のガード部材の後端部を前記支持レールの左端部よりも外側に配置している。

0021

(作用及び発明の効果)
前項[V]−2に記載の状態において、本発明の第6特徴によると、右(左)のガード部材の後端部を支持レールの右端部(左端部)よりも外側に配置することにより、支持レールの右端部(左端部)が右(左)のガード部材の後端部によりさらに良く保護されるようになって、支持レールの右端部(左端部)を畦や壁等に接触させて破損させてしまうことが少なくなる。

0022

[VII]
(構成)
本発明の第7特徴は、本発明の第5又は第6特徴の歩行型田植機において次のように構成することにある。
前記右及び左のガード部材が、機体の前部から斜め外側後側に延出された前半部と、前記前半部の後部から後側に延出された後半部とを備えており、
前記右のサイドフロートの前部の上下動を案内する右の案内部材を、前記右のガード部材の前半部に支持し、
前記左のサイドフロートの前部の上下動を案内する左の案内部材を、前記左のガード部材の前半部に支持している。

0023

(作用及び発明の効果)
[VII]−1
歩行型田植機では、前項[I]−1に記載のように、右及び左のサイドフロートの後部を支持フレームの横軸芯周りに上下に揺動自在に支持した場合、右(左)のサイドフロートの前部の上下動を案内する右(左)の案内部材を備えることがある。

0024

[VII]−2
前項[V]−2に記載のように、右(左)の車輪の外側に右(左)のガード部材を前後方向に沿って備えた場合、本発明の第7特徴によると、右(左)のガード部材に、機体の前部から斜め外側後側に延出された前半部と、前半部の後部から後側に延出された後半部とを備えており、右(左)のガード部材の前半部が後半部よりも左右中央側に位置している。

0025

これにより、本発明の第7特徴によると、前項[VII]−1に記載の右(左)の案内部材を、右(左)のガード部材の前半部に支持することによって、右(左)の案内部材が外側にあまり出ない状態とすることができるので、右(左)の案内部材を畦や壁等に接触させて破損させてしまうことが少なくなる。

0026

[VIII]
(構成)
本発明の第8特徴は、本発明の第7特徴の歩行型田植機において次のように構成することにある。
側面視で前記右の車輪の車軸部を支持する車軸ケースと前記右の案内部材とが重複し、
側面視で前記左の車輪の車軸部を支持する車軸ケースと前記左の案内部材とが重複している。

0027

(作用及び発明の効果)
本発明の第8特徴によると、右(左)の車輪の車軸部と、右(左)の案内部材(右(左)のサイドフロートの前部)とが、前後方向で略同じ位置に位置することになるので、走行時の安定性という点で好ましいものとなる。

図面の簡単な説明

0028

歩行型田植機(4条植型式)の左側面図である。
歩行型田植機(4条植型式)において植付条と各部との位置関係を示す平面図である。
歩行型田植機(4条植型式)においてセンターフロート及び右(左)のサイドフロートと各部との位置関係を示す平面図である。
歩行型田植機(4条植型式)においてセンターフロートの後部付近の左側面図である。
歩行型田植機(4条植型式)において左のサイドフロートの後部付近の左側面図である。
歩行型田植機(4条植型式)においてセンターフロート及び右(左)のサイドフロートの付近の背面図である。
歩行型田植機(4条植型式)において右のサイドフロートの底面図である。
発明の実施の第1別形態における歩行型田植機(4条植型式)においてセンターフロート及び右(左)のサイドフロートと各部との位置関係を示す平面図である。
発明の実施の第2別形態における歩行型田植機(6条植型式)においてセンターフロート及び右(左)のサイドフロートと各部との位置関係を示す平面図である。

実施例

0029

図1,2,3,9において、Fは機体の「前方向」を示し、Bは機体の「後方向」を示し、Uは機体の「上方向」を示し、Dは機体の「下方向」を示している。機体の前に向いた状態において、Rは機体の「右方向」を示し、Lは機体の「左方向」を示している。

0030

[1]
歩行型田植機の全体構成について説明する。
図1,2,3に示すように、機体の前部の左右中央にミッションケース1が備えられ、ミッションケース1の前部に連結されたエンジンフレーム2にエンジン3が支持されている。ミッションケース1の後部に角パイプ状機体フレーム4が連結され後側に延出されて、機体フレーム4の後部に苗植付装置5及び操縦ハンドル6が連結されており、機体フレーム4に予備苗のせ台15が支持されている。

0031

図1,2,3に示すように、ミッションケース1の右部(左部)の左右方向の横軸芯P1周りに、右(左)の支持ケース7が、上下に揺動自在に支持されて後側に延出されている。右の支持ケース7の後部の車軸ケース7aの右部に、走行用の右の車輪8(車軸部8a)が回転自在に支持されており、左の支持ケース7の後部の車軸ケース7aの左部に、走行用の左の車輪8(車軸部8a)が回転自在に支持されている。

0032

図1,2,3に示すように、機体の下部の左右中央(右及び左の車輪8の間)にセンターフロート9が前後方向に沿って支持されている。機体の下部の右部(右の車輪8の外側)に右のサイドフロート10が前後方向に沿って支持され、機体の下部の左部(左の車輪8の外側)に左のサイドフロート10が前後方向に沿って支持されている。

0033

図1,2,3,4に示すように、苗植付装置5は、機体の左右中央でセンターフロート9の上側に配置されたフィードケース11、フィードケース11の下部に連結された中央の植付ケース12、右(左)のサイドフロート10の上側に配置された右(左)の植付ケース12、中央の植付ケース12の下部の右及び左部に備えられた植付アーム13、右(左)の植付ケース12の下部の左部(右部)に備えられた植付アーム13、苗のせ台14等を備えて、4条植型式に構成されている。

0034

以上の構造により、図1,2,3に示すように、エンジン3の動力伝動ベルト(図示せず)を介してミッションケース1に伝達されており、ミッションケース1からの動力が右(左)の支持ケース7の内部の伝動軸(図示せず)を介して、右(左)の車輪8に伝達される。ミッションケース1からの動力が、機体フレーム4の内部の伝動軸(図示せず)を介して、苗植付装置5に伝達される。

0035

[2]
次に、右及び左の支持ケース7の揺動操作構造について説明する。
図1及び図2に示すように、エンジンフレーム2の内部に油圧シリンダ23が後向きに支持されており、油圧シリンダ23のピストン23aの先端部に、連係部材24が上下方向の縦軸芯P2周りに揺動自在に支持されている。

0036

図1及び図2に示すように、右及び左の支持ケース7の基部に、アーム部26が連結されている。連係部材24の右の端部と右のアーム部26とに亘って連係部材29が接続され、連係部材24の左の端部と左のアーム部26とに亘って連係部材29が接続されている。
これにより、油圧シリンダ23が伸長作動すると、連係部材24が後方に移動して、右及び左の支持ケース7が下側に揺動操作される。油圧シリンダ23が収縮作動すると、連係部材24が前方に移動して、右及び左の支持ケース7が上側に揺動操作される。

0037

油圧シリンダ23に作動油を給排操作する制御弁(図示せず)を操作する昇降制御機構(図示せず)が備えられている。右及び左の車輪8が接地する耕盤(田面の下側に位置する硬い部分)の凹凸に関係なく、田面に接地追従するセンターフロート9に対して機体が設定高さに維持されるように、昇降制御機構により制御弁が操作されて、油圧シリンダ23が伸縮作動する。これにより、田面に対して機体(苗植付装置5)が設定高さに維持されて、植付アーム13による苗の植付深さが設定深さに維持される。

0038

図1及び図2に示すように、連係部材24は油圧シリンダ23のピストン23aの縦軸芯P2周りに揺動自在に支持されている。右及び左の支持ケース7に連結されたブラケット25に亘って、板バネ状バネ部材30が連結されている。

0039

これによって、耕盤の凹凸により機体が左右方向に傾斜しようとした場合、右(左)のサイドフロート10が機体の傾斜に対する抵抗となり、連係部材24が縦軸芯P2周りに揺動することによって、例えば右の車輪8が上昇し、左の車輪8が下降して、右及び左の支持ケース7の間に高さの差が発生し、機体の傾斜が抑えられる。
この場合、右及び左の支持ケース7の間に急激に高さの差が発生する状態や、右及び左の支持ケース7の間に大きな高さの差が発生する状態が、バネ部材30によって抑えられて、右及び左の支持ケース7の間に緩やかに適切な高さの差が発生する状態が得られる。

0040

[3]
次に、センターフロート9の後部9c、右(左)のサイドフロート10の後部10bの支持構造について説明する。
図3,4,5,6に示すように、右及び左の植付ケース12に支持部材16が連結されて、支持部材16が後側に延出されている。機体フレーム4の後部に連結されたハンドルフレーム17が苗のせ台14の下側を後側に延出され、苗のせ台14の後側を上側に延出されており、ハンドルフレーム17の後部の上部に操縦ハンドル6が連結されている。ハンドルフレーム17の下部に、支持部材18が連結されている。

0041

図3,4,5,6に示すように、丸パイプで構成された支持フレーム19が、支持部材16,18の左右方向の横軸芯P3周りに回転自在に支持されており、支持フレーム19が苗植付装置5の下部に位置している。支持フレーム19に、3個の支持アーム19aが連結されて前側に延出されている。支持フレーム19に取付部19bが連結されて、取付部19bに植付深さレバー20が取り付けられており、ハンドルフレーム17に連結されたレバーガイド21に植付深さレバー20が挿入されている。

0042

図3,4,5,6に示すように、センターフロート9の後部9cに支持ブラケット27が連結され、右(左)のサイドフロート10の後部10bに支持ブラケット28が連結されている。センターフロート9及び右(左)のサイドフロート10の支持ブラケット27,28が、支持フレーム19の支持アーム19aの左右方向の横軸芯P4周りに揺動自在に支持されている。これにより、センターフロート9及び右(左)のサイドフロート10の後部9c,10bが、支持フレーム19(支持アーム19a)の横軸芯P4周りに上下に揺動自在に支持されている。

0043

図4,5,6に示すように、植付深さレバー20をレバーガイド21に係合させて固定することによって、支持フレーム19(支持アーム19a)の角度(上下位置)を固定することができるのであり、レバーガイド21での植付深さレバー20の係合位置を変更することにより、支持フレーム19(支持アーム19a)の角度(上下位置)を変更することができる。

0044

前述のように、支持フレーム19(支持アーム19a)の角度(上下位置)を変更することにより横軸芯P4の位置を上下に変更することにより、センターフロート9に対する機体の設定高さ(前項[2]参照)を変更することができる。
機体に対して横軸芯P4の位置を上昇(接近)させると設定高さが低くなるので、植付アーム13が田面の深い位置を通過することになって、苗の植付深さ(設定深さ)が深くなる。機体に対して横軸芯P4の位置を下降(離間)させると設定高さが高くなるので、植付アーム13が田面の浅い位置を通過することになって、苗の植付深さ(設定深さ)が浅くなる。

0045

[4]
次に、センターフロート9、右(左)のサイドフロート10と支持フレーム19との位置関係について説明する。
図3,4,6に示すように、支持ブラケット27は板材を折り曲げて構成されて、側面視で支持フレーム19(支持アーム19a)の横軸芯P4から前側に延出されている。支持フレーム19(支持アーム19a)の横軸芯P4よりも前側の位置で、支持ブラケット27がセンターフロート9の後部9cにボルト22により連結されている。

0046

図3,5,6に示すように、支持ブラケット28は板材を折り曲げて構成されて、側面視で支持フレーム19(支持アーム19a)の横軸芯P4から下側に延出されている。支持フレーム19(支持アーム19a)の横軸芯P4の下側の位置で、支持ブラケット28が右(左)のサイドフロート10の後部10bにボルト22により連結されている。

0047

図3及び図4に示すように、平面視及び側面視で、センターフロート9の後端部9dが支持フレーム19の前側に配置されている。図3及び図5に示すように、平面視及び側面視で、右(左)のサイドフロート10の後端部10dが支持フレーム19の後側に配置されている。

0048

図3及び図6に示すように、支持フレーム19の右端部19c及び左端部19dに、ゴム製(合成樹脂製)のキャップ31が取り付けられている。
図3に示すように、平面視で支持フレーム19の右端部19c(キャップ31)が、右のサイドフロート10の後部10bの右縁部10eよりも右側に位置し、且つ、平面視で支持フレーム19の左端部19dが左のサイドフロート10の後部10bの左縁部10fよりも左側に位置するように、支持フレーム19の横幅が設定されている。

0049

図3,4,5に示すように、苗植付装置5において、苗のせ台14は左右方向に往復横送り駆動されて、植付アーム13が苗のせ台14の下部から苗を取り出して田面に植え付ける。苗のせ台14の下部を左右方向に案内して支持する支持レール32が備えられており、支持レール32が支持ロッド33を介して支持部材16及びハンドルフレーム17に支持されて、支持フレーム19の前側に左右方向に配置されている。

0050

図3に示すように、平面視で支持フレーム19の右端部19c(キャップ31)と、支持レール32の右端部32aとが、左右方向において略同じ位置に配置されている。平面視で支持フレーム19の左端部19d(キャップ31)と、支持レール32の左端部32bとが、左右方向において略同じ位置に配置されている。

0051

[5]
次に、右(左)のガード部材34について説明する。
図1及び図3に示すように、右(左)のガード部材34が、右(左)の車輪8の外側に前後方向に沿って備えられている。右(左)のガード部材34は丸パイプを曲げて構成されており、右(左)のガード部材34の前端部がエンジンフレーム2の右側面(左側面)に連結されている。

0052

図1及び図3に示すように、右(左)のガード部材34は、エンジンフレーム2から斜め外側後側に延出された前半部34aと、前半部34aの後部から後側に延出された後半部34bとを備えている。
右(左)のガード部材34の後半部34bにブラケット35が連結されて、ブラケット35が右(左)の植付ケース12に連結されており、右(左)のガード部材34の後半部34bにおいてブラケット35の後側の部分が、斜め外側後側に延出されている。

0053

図1及び図3に示すように、平面視で、右のガード部材34の後端部34cが、支持レール32の右端部32aの近傍に配置され、且つ、支持レール32の右端部32aよりも外側に配置されている。平面視で、左のガード部材34の後端部34cが、支持レール32の左端部32bの近傍に配置され、且つ、支持レール32の左端部32bよりも外側に配置されている。

0054

[6]
次に、右(左)のサイドフロート10の前部10aの支持構造について説明する。
図1及び図3に示すように、右(左)のガード部材34の前半部34a(右(左)のガード部材34の前半部34aと後半部34bとの接続部分よりも少し前側の部分)に、支持ロッド36が外向きに連結されている。

0055

図1及び図3に示すように、右(左)のサイドフロート10の前部10aに、案内部材37が前後に揺動自在に支持されており、案内部材37の上下向き長孔に支持ロッド36が挿入されている。
これにより、右(左)のサイドフロート10の後部10bが、支持フレーム19(支持アーム19a)の横軸芯P4周りに上下に揺動すると、案内部材37が支持ロッド36に沿って上下に移動して、右(左)のサイドフロート10の前部10aの上下動が案内される。

0056

図3に示すように、平面視で右の支持ロッド36及び案内部材37が、右のサイドフロート10の前部10aの右縁部10eよりも左側(機体中央側)に配置されている。平面視で左の支持ロッド36及び案内部材37が、左のサイドフロート10の前部10aの左縁部10fよりも右側(機体中央側)に配置されている。

0057

図1及び図3に示すように、側面視で右の支持ケース7の車軸ケース7aと、右の支持ロッド36及び案内部材37とが重複しており、側面視で左の支持ケース7の車軸ケース7aと、左の支持ロッド36及び案内部材37とが重複している。

0058

図6及び図7に示すように、右(左)のサイドフロート10の底面部に、凹部10gが前後方向に沿って形成されており、機体の進行に伴って田面のを、右(左)のサイドフロート10の凹部10gを通して後側に流している。案内部材37を右(左)のサイドフロート10にボルト連結する為の連結プレート38が、右(左)のサイドフロート10の凹部10gの前部の天井面に取り付けられている。

0059

図7に示すように、右(左)のサイドフロート10の凹部10gの後部において、凹部10gから外側(右側)(左側)に張り出す凹部10hが形成されている。支持ブラケット28を右(左)のサイドフロート10にボルト連結する為の連結プレート39が、右(左)のサイドフロート10の凹部10hの天井面に取り付けられている。

0060

[7]
次に、植付条L1〜L4とセンターフロート9及び右(左)のサイドフロート10との位置関係について説明する。
図2に示すように、植付条L1〜L4は、植付アーム13により田面に植え付けられる苗の機体の進行方向に沿った列のことであり、4個の植付アーム13に対応して4本の植付条L1〜L4が存在する。この場合、植付アーム13の後側は、苗が植え付けられた後の植付条L1〜L4であり、植付アーム13の前側は、苗が植え付けられる前の植付条L1〜L4となる。

0061

図2及び図3に示すように、植付条L1の植付アーム13は、左の植付ケース12に支持された植付アーム13である。植付条L2,L3の植付アーム13は、中央の植付ケース(図示せず)に支持された植付アーム13である。植付条L4の植付アーム13は、右の植付ケース12に支持された植付アーム13である。

0062

図2に示すように、4本の植付条L1〜L4に対いて3個の植付条間W1,W2が存在する。機体中央の右隣及び左隣の植付条L2,L3の間隔である中央の植付条間W1が、中央の植付条間W1以外の2個の植付条間W2よりも大きな間隔となっており、中央の植付条間W1以外の2個の植付条間W2が互いに同じ間隔とになるように、4個の植付アーム13が左右方向に配置されている。

0063

図2に示すように、センターフロート9において、センターフロート9の前部9aの横幅よりも、センターフロート9の中間部9bの横幅が狭いものとなっており、センターフロート9の中間部9bの横幅よりも、センターフロート9の後部9cの横幅が狭いものとなっている。センターフロート9の中間部9bの右及び左部の後側(センターフロート9の後部9cの右及び左側)に、植付アーム13が位置している。

0064

図2に示すように、右(左)のサイドフロート10において、右(左)のサイドフロート10の前部10aの横幅よりも、右(左)のサイドフロート10の後部10bの横幅が狭いものとなっている。右(左)のサイドフロート10の前部10aの左部(右部)において、車輪8の車軸部8aよりも後側の位置に、斜めに延出される傾斜部分10cが備えられている。サイドフロート10の傾斜部分10cの後側(右(左)のサイドフロート10の後部10bの左側(右側))に、植付アーム13が位置している。

0065

図2に示すように、センターフロート9において、平面視でセンターフロート9の前部9a及び中間部9bが、苗が植え付けられる前の植付条L2,L3に重複しており、平面視でセンターフロート9の後部9cが、苗が植え付けられた後の植付条L2,L3から機体中央側に離れている。

0066

図2に示すように、右(左)のサイドフロート10において、平面視で右(左)のサイドフロート10の傾斜部分10cが、苗が植え付けられる前の植付条L1,L4に少しだけ重複している。平面視で右(左)のサイドフロート10の後部10bが、苗が植え付けられた後の植付条L1,L4から外側に離れている。

0067

[8]
次に、植付条L1〜L4と車輪8との位置関係について説明する。
図1及び図2に示すように、車輪8は、車軸部8a、車軸部8aに連結されて車軸部8aから車輪8の半径方向外側且つ支持ケース7側に向いた斜め方向に延出された複数のスポーク部8b、スポーク部8bの外端部に連結されたリング状のリム部8c、リム部8cから右及び左に突出してリム部8cよりも幅広でリム部8cに連結されたラグ部8dを備えている。平面視で車輪8の車軸部8aの端部と、右(左)のサイドフロート10の傾斜部分10cとの間隔W3が、小さなものとなっている。

0068

前述の状態において、図2に示すように、車輪8のスポーク部8bが、車輪8の車軸部8aから車輪8の半径方向外側且つ支持ケース7側に向いた斜め方向に延出される。
これにより、平面視で右の車輪8のリム部8c及びラグ部8dが、植付条L3,L4の間に位置して、植付条L4から十分に離れた状態となっている。平面視で左の車輪8のリム部8c及びラグ部8dが、植付条L1,L2の間に位置して、植付条L1から十分に離れた状態となっている。

0069

[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための形態]において、図8に示すように、右(左)のガード部材34の後半部34bを、ブラケット35の位置で終わらせるように構成してもよい。
このように構成すると、右(左)のガード部材34の後半部34bの後部にブラケット35を連結し、ブラケット35を右(左)の植付ケース12に連結することになる。

0070

前述のように構成した場合、図8に示すように、右(左)のガード部材34とは別の右(左)のガード部材40を、ブラケット35に連結する。平面視で、右のガード部材40の後端部を、支持レール32の右端部32aの近傍に配置し、且つ、支持レール32の右端部32aよりも外側に配置する。平面視で、左のガード部材40の後端部を、支持レール32の左端部32bの近傍に配置し、且つ、支持レール32の左端部32bよりも外側に配置する。

0071

[発明の実施の第2別形態]
6条植型式の歩行型田植機について説明する。
図9に示すように、6条植型式の歩行型田植機の苗植付装置5では、中央の植付ケース12の下部の右部及び左部に植付アーム13が備えられ、右(左)の植付ケース12の下部の右部及び左部に植付アーム13が備えられる(合計6個の植付アーム13)。

0072

図9に示すように、6条植型式の歩行型田植機の苗植付装置5では、苗のせ台14及び支持レール32が6条分に相当する横幅の大きなものとなる。
6条植型式の歩行型田植機のセンターフロート9、右及び左のサイドフロート10は、6条植型式の歩行型田植機のセンターフロート9、右及び左のサイドフロート10とは形状が少し異なっており、センターフロート9の後端部9dは、平面視で支持フレーム19の後側に位置している。

0073

図9に示すように、右(左)のガード部材34を備えており、右(左)のガード部材34の前端部をエンジンフレーム2の右側面(左側面)に連結し、右(左)のガード部材34の後半部34bの後端部にブラケット35を連結し、ブラケット35を右(左)の植付ケース12に連結している。

0074

図9に示すように、右及び左の植付ケース12に支持部材16を連結し、ハンドルフレーム17の下部に支持部材18を連結して、支持フレーム19を支持部材16,18に回転自在に支持している。センターフロート9及び右(左)のサイドフロート10の支持ブラケット27,28を、支持フレーム19の支持アーム19aに上下に揺動自在に支持している。

0075

図9に示すように、支持フレーム19に対して、6条植型式の支持レール32の横幅が大きなものとなる。この場合、外側に延出される取付部35aを備えたブラケット35が用意され、丸パイプを折り曲げて構成された右(左)の保護部材41が用意されている。

0076

図9に示すように、右(左)のブラケット35の取付部35aに、右(左)の保護部材41の前部を連結し、支持フレーム19の右端部19c(左端部19d)に、右(左)の保護部材41の後部を挿入して支持することにより(右(左)の保護部材41に対して支持フレーム19は回転自在)、右(左)のブラケット35の取付部35aと、支持フレーム19の右端部19c(左端部19d)とに亘って、右(左)の保護部材41を取り付けている。

0077

これにより、図9に示すように、支持レール32の右端部32a(左端部32b)と略同じ高さで、支持レール32の右端部32a(左端部32b)の近傍に、右(左)の保護部材41が配置されることになって、支持レール32の右端部32a(左端部32b)が保護される。
この場合、右(左)のブラケット35の取付部35aではなく、右(左)のブラケット35に直接に、右(左)の保護部材41の前部を連結してもよい。支持フレーム19の右端部19c(左端部19d)に、右(左)の保護部材41の後部を挿入するのではなく、支持フレーム19の右端部19c(左端部19d)よりも少し右(左)のサイドフロート10側の支持フレーム19の部分に、右(左)の保護部材41の後部を、右(左)の保護部材41に対して支持フレーム19が回転自在となるように取り付けてもよい。

0078

図9に示すように、平面視で、支持フレーム19の右端部19cが右のサイドフロート10の後部の右縁部よりも右側(外側)に位置しており、支持フレーム19の左端部19dが左のサイドフロート10の後部の左縁部よりも左側(外側)に位置している。
これにより、例えば畦際や壁際等を走行する際に、支持フレーム19の右端部19c(左端部19d)が右(左)のサイドフロート10のプロテクタとして機能することが期待でき、右(左)のサイドフロート10を畦や壁等に接触させてしまうことが少なくなる。

0079

6条植型式の歩行型田植機では、支持レール32は横幅の大きなものであるので、支持レール32の右端部32a(左端部32b)が歩行型田植機の全体の右端部(左端部)に位置することが多く、支持レール32の右端部32a(左端部32b)を畦や壁等に接触させてしまう可能性がある。
図9に示すように、右及び左の車輪8の外側に、右及び左のガード部材34が前後方向に沿って備えられており、支持レール32の右端部32a(左端部32b)を保護する右(左)の保護部材41を、右(左)のガード部材34の後部と支持フレーム19の右部(左部)とに亘って取り付けている。
これにより、支持レール32の右端部32a(左端部32b)が右(左)の保護部材41により保護されるのであり、支持レール32の右端部32a(左端部32b)を畦や壁等に接触させて破損させてしまうことが少なくなる。

0080

例えば6条植型式のように多数条植型式の歩行型田植機では、支持レール32の横幅が比較的大きなものになるので、支持レール32の横幅に対応した右(左)の保護部材41を、右(左)のガード部材34の後部と支持フレーム19の右部(左部)とに亘って取り付けることにより、支持フレーム19や右(左)のガイド部材34等が支持レール32の右端部32a(左端部32b)よりも機体の左右中央側に位置していても(支持フレーム19の横幅が支持レール32の横幅よりも狭いものであっても)、右(左)のガード部材34や支持フレーム19に大きな変更を施さずに、支持レール32の右端部32a(左端部32b)の保護を行うことができる。

0081

図9に示すように、保護部材41において、保護部材41の前部の長さと保護部材41の後部の長さとが略同じ長さとなっているので(保護部材41が対称形状に近い形状となっているので)、保護部材41の取り扱いが容易なものとなって、生産性の向上が期待できる。

0082

[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明の実施の第1別形態]の4条植型式の歩行型田植機において、図8に示す右(左)のガード部材40を廃止して、前述の[発明の実施の第2別形態]の図9に示す右(左)の保護部材41を、右(左)のブラケット35と、支持フレーム19の右端部19c(左端部19d)とに亘って取り付けてもよい。

0083

この場合、支持フレーム19の右端部19c(左端部19d)に、右(左)の保護部材41の後部を挿入するのではなく、支持フレーム19の右端部19c(左端部19d)よりも少し右(左)サイドフロート10側の支持フレーム19の部分に、右(左)の保護部材41の後部を、右(左)の保護部材41に対して支持フレーム19が回転自在となるように取り付けてもよい。

0084

[発明の実施の第4別形態]
前述の[発明の実施の第2別形態]の6条植型式の歩行型田植機において、図9に示す右(左)の保護部材41を廃止して、前述の[発明を実施するための形態]の4条植型式の歩行型田植機の図3に示すように、平面視で右(左)のガード部材34の後端部34cが、支持レール32の右端部32a(左端部32b)の近傍に配置され、且つ、支持レール32の右端部32a(左端部32b)よりも外側に配置されるように構成してもよい。

0085

[発明の実施の第5別形態]
前述の[発明の実施の第2別形態]の6条植型式の歩行型田植機において、図9に示す右(左)の保護部材41を廃止して、前述の[発明の実施の第1別形態]の4条植型式の歩行型田植機の図8に示すように、右(左)のガード部材34とは別の右(左)のガード部材40をブラケット35に連結して、平面視で右(左)のガード部材40の後端部を、支持レール32の右端部32a(左端部32b)の近傍に配置し、且つ、支持レール32の右端部32a(左端部32b)よりも外側に配置するように構成してもよい。

0086

本発明は、苗植付装置を4条植型式に構成した歩行型田植機ばかりではなく、6個の植付アーム(5個の植付条間)を備えた6条植型式の苗植付装置を備えた歩行型田植機に適用してもよい。

0087

5苗植付装置
6操縦ハンドル
7a車軸ケース
8車輪
8a 車輪の車軸部
9センターフロート
9c センターフロートの後部
9d センターフロートの後端部
10サイドフロート
10a サイドフロートの前部
10d サイドフロートの後端部
10e サイドフロートの後部の右縁部
10f サイドフロートの後部の左縁部
14苗のせ台
19支持フレーム
19c 支持フレームの右端部
19d 支持フレームの左端部
27支持ブラケット
32支持レール
32a 支持レールの右端部
32b 支持レールの左端部
34ガード部材
34a ガード部材の前半部
34b ガード部材の後半部
34c ガード部材の後端部
37案内部材
P4 横軸芯

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