図面 (/)

技術 情報処理装置、プログラム及び制御方法

出願人 キヤノン株式会社
発明者 鈴木慎也
出願日 2015年12月17日 (4年2ヶ月経過) 出願番号 2015-246773
公開日 2017年6月22日 (2年7ヶ月経過) 公開番号 2017-111690
状態 特許登録済
技術分野 タイプライター等へのデジタル出力
主要キーワード タブレット型コンピューター ウィンドウ型 ウィンドウモード メイン画面表示 モーダルダイアログ タブレットモード XPSスプールファイル Webブラウザー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

本発明はデフォルトブラウザーから印刷指示受け付けプリンタードライバー印刷設定画面でブラウザーによる情報の表示指示を受け付けた場合に、ユーザーの利便性を向上することを目的とする。

解決手段

本発明の情報処理装置では、第1のアプリケーションにより提供される印刷設定画面でブラウザーによる情報の表示指示を受け付け、プリンタードライバーに印刷指示を行った第2のアプリケーションがオペレーティングシステムのデフォルトブラウザーであると判断された場合に、第1のアプリケーションの内蔵ブラウザーにより情報が表示され、第2のアプリケーションがデフォルトブラウザーではないと判断された場合に、デフォルトブラウザーにより情報が表示される。

概要

背景

従来、プリンタードライバーに関してヘルプ情報を提供する機能があった。特許文献1はヘルプ画面からプリンタードライバーの印刷条件設定画面を表示する技術を開示している。

概要

本発明はデフォルトブラウザーから印刷指示受け付けたプリンタードライバーの印刷設定画面でブラウザーによる情報の表示指示を受け付けた場合に、ユーザーの利便性を向上することを目的とする。 本発明の情報処理装置では、第1のアプリケーションにより提供される印刷設定画面でブラウザーによる情報の表示指示を受け付け、プリンタードライバーに印刷指示を行った第2のアプリケーションがオペレーティングシステムのデフォルトブラウザーであると判断された場合に、第1のアプリケーションの内蔵ブラウザーにより情報が表示され、第2のアプリケーションがデフォルトブラウザーではないと判断された場合に、デフォルトブラウザーにより情報が表示される。

目的

本発明はデフォルトブラウザーから印刷指示を受け付けたプリンタードライバーの印刷設定画面でブラウザーによる情報の表示指示を受け付けた場合に、ユーザーの利便性を向上することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

第1のアプリケーションにより提供される印刷設定画面ブラウザーによる情報の表示指示受け付ける受付手段と、前記受付手段により前記ブラウザーによる前記情報の表示指示を受け付けた場合に、プリンタードライバー印刷指示を行った第2のアプリケーションがオペレーティングシステムデフォルトブラウザーであるか否か判断する判断手段と、を有し、前記判断手段により前記第2のアプリケーションが前記デフォルトブラウザーであると判断された場合に、前記第1のアプリケーションにより前記情報が表示され、前記判断手段により前記第2のアプリケーションが前記デフォルトブラウザーではないと判断された場合に、前記デフォルトブラウザーにより前記情報が表示されることを特徴とする情報処理装置

請求項2

前記第1のアプリケーションによる前記情報の表示は、前記第1のアプリケーションに関連付けられた拡張子ファイルを前記第1のアプリケーションが開き、前記ファイルに基づいて内蔵ブラウザーを用いて前記情報を表示することにより行われることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記判断手段は、前記第2のアプリケーションが特定の種類のアプリケーションであって、かつ前記第2のアプリケーションが前記オペレーティングシステムのデフォルトブラウザーであるか否か判断する判断手段と、を有し、前記判断手段により前記第2のアプリケーションが前記特定の種類のアプリケーションであって、かつ前記デフォルトブラウザーであると判断された場合に、前記第1のアプリケーションの内蔵ブラウザーにより前記情報が表示され、前記判断手段により前記第2のアプリケーションが前記特定の種類のアプリケーションではないか、又は前記デフォルトブラウザーではないと判断された場合に、前記デフォルトブラウザーにより前記情報が表示されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。

請求項4

前記情報はヘルプ情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。

請求項5

前記判断手段はさらに、前記オペレーティングシステムの表示モードがウィンドウモードであるか、又はタブレットモードであるかを判断し、前記判断手段により前記オペレーティングシステムの表示モードが前記タブレットモードであると判断された場合に、印刷設定を行うための領域である印刷設定部が前記ヘルプ情報と共に表示されることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。

請求項6

コンピューターに、第1のアプリケーションにより提供される印刷設定画面でブラウザーによる情報の表示指示を受け付ける受付工程と、前記受付工程により前記ブラウザーによる前記情報の表示指示を受け付けた場合に、プリンタードライバーに印刷指示を行った第2のアプリケーションがオペレーティングシステムのデフォルトブラウザーであるか否か判断する判断工程と、を実行させ、前記判断工程により前記第2のアプリケーションが前記デフォルトブラウザーであると判断された場合に、前記第1のアプリケーションにより前記情報が表示され、前記判断工程により前記第2のアプリケーションが前記デフォルトブラウザーではないと判断された場合に、前記デフォルトブラウザーにより前記情報が表示されることを特徴とするプログラム

請求項7

前記第1のアプリケーションによる前記情報の表示は、前記第1のアプリケーションに関連付けられた拡張子のファイルを前記第1のアプリケーションが開き、前記ファイルに基づいて内蔵ブラウザーを用いて前記情報を表示することにより行われることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。

請求項8

前記コンピューターに、前記判断工程は、前記第2のアプリケーションが特定の種類のアプリケーションにおいて実行されるプログラムであって、かつ前記第2のアプリケーションが前記オペレーティングシステムのデフォルトブラウザーであるか否か判断する判断工程と、を実行させ、前記判断工程により前記第2のアプリケーションが前記特定の種類のアプリケーションにおいて実行されるプログラムであって、かつ前記デフォルトブラウザーであると判断された場合に、前記第1のアプリケーションの内蔵ブラウザーにより前記情報が表示され、前記判断工程により前記第2のアプリケーションが前記特定の種類のアプリケーションではないか、又は前記デフォルトブラウザーではないと判断された場合に、前記デフォルトブラウザーにより前記情報が表示されることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のプログラム。

請求項9

前記情報はヘルプ情報であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のプログラム。

請求項10

前記判断工程はさらに、前記オペレーティングシステムの表示モードがウィンドウモードであるか、又はタブレットモードであるかを判断し、前記判断工程により前記オペレーティングシステムの表示モードが前記タブレットモードであると判断された場合に、印刷設定を行うための領域である印刷設定部が前記ヘルプ情報と共に表示されることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。

請求項11

第1のアプリケーションにより提供される印刷設定画面でブラウザーによる情報の表示指示を受け付ける受付工程と、前記受付工程により前記ブラウザーによる前記情報の表示指示を受け付けた場合に、プリンタードライバーに印刷指示を行った第2のアプリケーションがオペレーティングシステムのデフォルトブラウザーであるか否か判断する判断工程と、を有し、前記判断工程により前記第2のアプリケーションが前記デフォルトブラウザーであると判断された場合に、前記第1のアプリケーションにより前記情報が表示され、前記判断工程により前記第2のアプリケーションが前記デフォルトブラウザーではないと判断された場合に、前記デフォルトブラウザーにより前記情報が表示されることを特徴とする制御方法

技術分野

0001

本発明はブラウザーにより情報を表示する技術に関する。

背景技術

0002

従来、プリンタードライバーに関してヘルプ情報を提供する機能があった。特許文献1はヘルプ画面からプリンタードライバーの印刷条件設定画面を表示する技術を開示している。

先行技術

0003

特開2007−58539

発明が解決しようとする課題

0004

本明細書ではプリンタードライバーの機能を向上するために、プリンタードライバーの印刷設定画面でヘルプ情報や、プリンター本体にアクセスすることでプリンターの情報をブラウザーにより表示する指示を受け付ける機能を設けることを検討する。表示指示を受け付けると、ブラウザーとしてオペレーティングシステムデフォルトブラウザーが起動する。

0005

デフォルトブラウザーも、このような機能を設けたプリンタードライバーに印刷指示を行うことができる。デフォルトブラウザーから印刷指示を受けたプリンタードライバーの印刷設定画面で、ブラウザーにより情報を表示する指示を受け付けると、印刷指示を行ったデフォルトブラウザーで情報が表示されることとなる。その結果、印刷設定画面の表示のされ方によってはデフォルトブラウザーを操作するために一度印刷設定画面を閉じる必要があり、ユーザーにとって利便性が低いという課題がある。

0006

これに対して本発明はデフォルトブラウザーから印刷指示を受け付けたプリンタードライバーの印刷設定画面でブラウザーによる情報の表示指示を受け付けた場合に、ユーザーの利便性を向上することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記の目的を達成するための本発明に係る情報処理装置は、
第1のアプリケーションにより提供される印刷設定画面でブラウザーによる情報の表示指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により前記ブラウザーによる前記情報の表示指示を受け付けた場合に、プリンタードライバーに印刷指示を行った第2のアプリケーションがオペレーティングシステムのデフォルトブラウザーであるか否か判断する判断手段と、を有し、
前記判断手段により前記第2のアプリケーションが前記デフォルトブラウザーであると判断された場合に、前記第1のアプリケーションにより前記情報が表示され、前記判断手段により前記第2のアプリケーションが前記デフォルトブラウザーではないと判断された場合に、前記デフォルトブラウザーにより前記情報が表示されることを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明によればデフォルトブラウザーから印刷指示を受け付けたプリンタードライバーの印刷設定画面でブラウザーによる情報の表示指示を受け付けた場合に、ユーザーの利便性が向上する。

図面の簡単な説明

0009

ヘルプ表示機能をもったデバイスアプリ印刷設定表示画面
デフォルトブラウザーでヘルプが開かれた際に操作できないことを示した図
コンピューターシステムハードウェアソフトウェアブロック構成
印刷処理システムソフトウェアモジュールブロック図
ヘルプ表示手段のフローチャート
ウィンドウモードにおけるOSの印刷ダイアログ表示画
ウィンドウモードにおけるデバイスアプリの印刷設定画面
ウィンドウモードにおけるデバイスアプリのヘルプ表示確認ダイアログ画面
ウィンドウモードにおけるデフォルトブラウザーのヘルプ表示画面
ウィンドウモードにおけるデバイスアプリのヘルプ表示画面
ヘルプを開くブラウザーを選択するかどうかを確認するダイアログ画面
ブラウザー選択画面
タブレットモードにおけるデバイスアプリの印刷設定画面およびヘルプ画面
ネットワーク接続判別を含むヘルプ表示手段のフローチャート

0010

タブレット型コンピューターの普及により、Windows(登録商標、以下省略)において、タブレット型コンピューターで操作し易いWindows 8もしくはWindows 8.1がMicrosoft社(登録商標)からリリースされている。Windows 8もしくはWindows 8.1では、デスクトップUI環境に加えて、タッチで操作に適した全画面UI環境が追加された。それぞれのUI環境では、ウィンドウ型で表示されるデスクトップアプリケーションと全画面で表示されるWindows Storeアプリケーション(以下、ストアアプリと呼ぶ)という二種類のアプリケーションが動作する。そして、プリンタードライバーの印刷設定画面はそれぞれのUI環境に応じて別々のアプリケーションにより提供されている。このうち、全画面UI環境の印刷設定画面はWSDA(Windows Store Device App、以降デバイスアプリと呼ぶ)により提供されている。なお、デバイスアプリはストアアプリの一種として実装されている。

0011

さらにWindows 10では、ストアアプリの機能拡張が行われ、ストアアプリを従来の全画面表示(以下、タブレットモードと呼ぶ)以外にもウィンドウ型で表示(以下、ウィンドウモードと呼ぶ)することが可能となった。そのため、ストアアプリの表示方法をユーザーの用途によって使い分けることができるようになった。さらにWindows 10では、インターネット上のサイト閲覧するためのアプリケーションであるWebブラウザー(以降、単にブラウザーと呼ぶ)もストアアプリとして提供されている。そして、このストアアプリがインターネットを開くためのオペレーティングシステム(以降、OSと呼ぶ)のデフォルトブラウザーとして登録されている。

0012

次にデバイスアプリについて説明する。デバイスアプリはストアアプリから印刷設定を開く際に表示される印刷設定画面を提供するアプリケーションであり、印刷設定画面により詳細な印刷設定を変更する機能を提供している。本明細書のデバイスアプリはユーザーに対して機能説明を行ういわゆる「ヘルプ」機能を搭載している。

0013

本明細書ではさらに、ヘルプ情報に関してはWeb上に配置してブラウザーから閲覧するWebヘルプ機能をデバイスアプリに搭載することを検討する。特にプリンタードライバーの印刷設定機能に関するヘルプを提供する場合、ヘルプを閲覧しながら印刷設定画面を操作できることが望ましい。よって、Webヘルプを開いたブラウザーと印刷設定画面を同時に画面上に表示することが望ましい。

0014

しかしながら、デバイスアプリからWebヘルプを利用する場合、状況によってデバイスアプリの印刷設定画面とWebヘルプを同一画面上に表示できない場合がある。その状況に関してひとつの例として図1図2を用いて説明する。

0015

図1は、デフォルトブラウザー1060から印刷ダイアログ205を開き、印刷ダイアログ205からデバイスアプリ1055の印刷設定画面が呼び出されて表示されている図である。この状態でデフォルトブラウザー1060を用いてWebヘルプコンテンツを表示するためにヘルプボタン701を押下する。その場合、Webヘルプがデフォルトブラウザー1060で開かれ、図2の状態に遷移する。図2では、デフォルトブラウザー1060において新しいタブ項目にWebヘルプコンテンツが開かれている。ただし、デバイスアプリ1055はモーダルダイアログと呼ばれる「ダイアログが表示されている間は他の操作を受け付けない」状態で表示されている。その場合、親ウィンドウであるデフォルトブラウザー1060の操作を行うことができないため、ユーザーは結果としてデフォルトブラウザー1060で表示されたWebヘルプコンテンツを閲覧することができない。

0016

図1図2はウィンドウモードで起こる状況を説明した図である。タブレットモードの場合にはウィンドウモードと同様の課題は起こらないが、代わりにデフォルトブラウザー1060が全画面で表示されてしまうため、Webヘルプコンテンツと印刷設定画面を同時に閲覧することができない。

0017

なお、以降ヘルプコンテンツを表示する指示を受け付ける例で説明を行うが、ヘルプ以外にメーカー製品情報サイト等の任意のサイトを表示する指示を受け付けても構わない。他にもプリンター本体にアクセスすることでプリンターの情報をブラウザーにより表示(リモートUI)する指示を受け付けるように構成したとしても同様である。ここでリモートUIとは、プリンター本体がWebサーバーとして動作し、クライアントでプリンターのIPアドレス等を指定することでブラウザーによりプリンターの情報を表示するためのHTML等のコンテンツを取得し、表示する技術である。

0018

図3は本発明を実施するためのコンピューター(情報処理装置)を用いたシステムのブロック構成図である。

0019

CPU101は主記憶装置102のROM1021あるいはRAM1022あるいは補助記憶装置105に格納されたプログラムに従って装置全体の制御を行う。RAM1022はCPU101が各種処理を行う際のワークエリアとしても使用される。本実施形態における各コンポーネントの処理はすべてRAM1022に読み込んで動作する。補助記憶装置105はアプリケーション1051やプリンタードライバー1052、OS1053等を記録する。アプリケーション1051には以前より存在するマウスでの操作を前提としたデスクトップアプリ(非図示)とタッチ操作を前提としたストアアプリ1054が含まれる。さらに、ストアアプリ1054から印刷する際に利用される印刷設定画面を提供するデバイスアプリ1055が存在する。プリンタードライバー1052は、印刷機能を持つデバイスに対して印刷指示を行うことができる。キーボード1031やマウス・タッチパネルなどに代表されるポインティングデバイス1032などの入力機器は、入力I/F103を通じて、ユーザーがコンピューターに対して各種指示を与えるためのデバイスである。出力I/F104は、データを外部に出力するためのインターフェースであり、モニター1041やプリンター1042などの出力機器に対してデータを出力する。プリンター1042とは直接接続されるローカルI/Oのみならず、通信I/F106を通じて接続されるネットワーク1061を通して接続されていてもよい。また、107は共通データシステムバスで、I/Fやモジュール間でデータのやりとりを行う。

0020

加えて、CPU101が補助記憶装置105に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、後述するフローチャートの各ステップの処理が実現される。

0021

図4に本発明が対象とするソフトウェアモジュールの一例をブロック図で示す。ブロック図の基本構成はプリンタードライバー1052、ストアアプリ1054、デバイスアプリ1055と、OSのモジュールであるコンフィグモジュール201で構成されている。これらのソフトウェアモジュールは、補助記憶装置105に格納されており、ユーザーの要求やほかのシステムの要求に応じて、補助記憶装置105からRAM1022にロードされCPU101で実行される。

0022

ストアアプリ1054は、モニター1041上にUIを表示し、ポインティングデバイス1032やキーボード1031などの入力機器によってユーザーの印刷設定要求を受け付ける。ストアアプリ1054は、ユーザーの印刷設定要求を受けOSのモジュールであるコンフィグモジュール201を呼び出す。コンフィグモジュール201は、ストアアプリ1054とプリンタードライバー1052の中間に位置し、印刷処理における共通処理の実行を行う。具体的な実行処理としては、印刷対象プリンターの選択や、選択されたプリンタードライバー1052を用いたPrintTicket202の生成である。コンフィグモジュール201は、プリンタードライバー1052で定義したGPD(Generic Printer Description)と呼ばれる印刷設定定義ファイルからPrintTicket202を生成する。コンフィグモジュール201は、ユーザーによってさらに詳細な印刷設定画面を表示する要求を受け付けると、デバイスアプリ1055を呼び出し、それと同時に生成したPrintTicket202を渡す。

0023

デバイスアプリ1055は、プリンタードライバー1052と連携して利用されるストアアプリである。デバイスアプリ1055は3つの方法で呼び出すことが可能である。一つ目の方法(A)は通常のストアアプリ1054のようにホーム画面から呼び出す方法で、二つ目の方法(B)は冒頭で説明したように印刷設定画面を表示するためにOS1053の印刷ダイアログ205を操作することで呼びだす方法である。三つ目の方法(C)はデバイスアプリ1055に関連付けられた拡張子ファイルを開くことで呼び出す方法である。このうち方法(A)は本明細書に直接関係がないため説明を省略する。

0024

本明細書では、方法(B)で表示される画面を印刷設定画面、方法(C)で表示される画面領域をメイン画面表示部と呼ぶ。なお詳細は後述するが、本明細書では方法(B)で表示される印刷設定画面から方法(C)で表示されるメイン画面表示部が呼び出される構成となっている。

0025

デバイスアプリ1055は、受信したPrintTicket202の印刷設定情報解析し、ユーザーに対して印刷設定画面を表示する。そしてユーザー操作によって印刷設定処理が完了すると、ユーザーが設定変更した印刷設定情報をPrintTicket202に反映し、コンフィグモジュール201に渡す。

0026

コンフィグモジュール201は、ユーザーから印刷指示を受け付けると、ストアアプリが生成したXPS(XML Paper Specificaion)スプールファイル203に対してPrintTicket202の情報を反映し、プリンタードライバー1052へ渡す。XPSとは、XMLで記載された文書ファイル形式であり、ドライバーからのスプールファイルとして利用される。プリンタードライバー1052は、XPSスプールファイルを受信して適切なページ記述言語(Page Description Language、以下PDLと呼ぶ)へ変換し、プリンター1042へ送信することで印刷することができる。

0027

ここで、図5のフローチャートを用いて、デバイスアプリ1055のWebヘルプ表示手段の概要を説明する。まず本処理が開始される前に、OS1053はストアアプリ1054から印刷設定変更指示を受け印刷ダイアログ205を表示する(図6)。そして、ユーザーが詳細設定ボタン501を押下すると、OS1053によってデバイスアプリ1055が呼び出される。デバイスアプリ1055は、OS1053によって呼び出されることにより、OS1053から受信したPrintTicket202の情報を解析し、印刷設定画面を表示する(図7)。そしてユーザーがヘルプボタン701を押下すると、デバイスアプリ1055は、Webヘルプ表示確認ダイアログを表示する(図8)。そしてデバイスアプリ1055は、ユーザーによりWebヘルプ表示確認ダイアログのOKボタン801の押下を受付ける。これにより、デバイスアプリ1055は印刷設定画面でブラウザーによるヘルプ情報の表示指示を受け付け、Webヘルプ表示手段の処理を開始する(S501)。以下、フローチャートの各処理はデバイスアプリ1055により実行される。

0028

OS1053は、表示モードとしてウィンドウモードで表示するかタブレットモードで表示するかをユーザーが選択することができる。本明細書ではどちらの表示モードで表示されているかによって処理を切り替えるため、S501で処理を開始すると、S502において現状のOS1053の表示モードがウィンドウモードかタブレットモードかを判断する。なお、表示モードはWindows 10の場合に判断が行われる。Windows 8又はWindows 8.1の場合は自動的にタブレットモードであると判断され、S508に進む。

0029

S502において、ウィンドウモードと判断した場合、S503へ進む。S503において、プリンタードライバー1052に印刷指示したアプリケーションがストアアプリでかつOSのデフォルトブラウザーであるかを判断する。なお、ストアアプリであるかどうかを判断せずに、単にOSのデフォルトブラウザーであるかを判断しても構わない。

0030

S503において、印刷指示したアプリケーションがストアアプリでかつデフォルトブラウザーであると判断した場合は、S505に進む。

0031

S505において、デバイスアプリ1055はURL(Uniform Resource Locater)情報を含むファイルを保存領域に保存する。このURL情報とは、ドライバーに関連するWebヘルプがインターネット上に配置されているリソース情報を特定するための文字列であり、あらかじめデバイスアプリ1055が保持している。ここでいう保存領域は、補助記憶装置105を指す。なお、保存領域はデバイスアプリ1055がアクセスできる場所であればどこに保存しても構わない。

0032

S506において、デバイスアプリ1055は、デバイスアプリ1055に関連付けられた特定の拡張子が設定され、WebヘルプコンテンツへのURL情報を含むファイルを開く。これによって、デバイスアプリ1055が呼び出され、メイン画面表示部が表示される。デバイスアプリ1055はこのURL情報を含む特定の拡張子のファイルを開く機能を持っており、OS1053がサポートするAPIを利用して、デバイスアプリ1055のメイン画面表示部を表示する処理を実現する。

0033

S507において、デバイスアプリ1055はデバイスアプリ1055の内蔵ブラウザーによりヘルプ情報を表示する。なお、内蔵ブラウザーとはインターネットによるブラウジングを主目的とするブラウザー以外のアプリケーションの表示領域内で、通常はブラウザーによって表示するインターネットやローカルのHTML等のコンテンツを表示する機能のことを言う。S507において、具体的にはデバイスアプリ1055がファイルのURL情報を解析し、解析したURL情報を基にWebView領域1080を利用して、Webヘルプコンテンツを提供するサーバーにアクセスし、Webヘルプコンテンツをメイン画面表示部に表示する。WebView領域1080はあらかじめデバイスアプリ1055のメイン画面表示部に用意されており、URL情報ファイルから取得したURL情報をWebView領域1080に対して指定することで、Webヘルプを表示できる。本処理の場合は、印刷指示したストアアプリがデフォルトブラウザー1060であったため、デバイスアプリ1055のメイン画面表示部にWebヘルプを表示することで、デバイスアプリ1055の印刷設定画面と並列に表示することが可能となる(図10)。そして、S513に進み、Webヘルプ表示処理を終了する。

0034

S503において印刷指示したアプリケーションがストアアプリではないと判断されたか、又はデフォルトブラウザーではないと判断された場合、S504へ進む。S504において、デバイスアプリ1055はデフォルトブラウザー1060にWebヘルプを開くための指示を行う。これによって、デフォルトブラウザー1060でヘルプ情報が表示される。具体的には、デバイスアプリ1055は、デフォルトブラウザー1060に対して、WebヘルプのURL情報を送信する。これによって、OS1053の処理によって新たなウィンドウとしてデフォルトブラウザー1060が表示される(図9)。本処理の場合は、印刷指示したストアアプリとデフォルトブラウザー1060は別のアプリケーションであるため、デバイスアプリ1055の印刷設定画面と並列に表示することが可能である。そして、S513に進み、Webヘルプ表示処理を終了する。

0035

S502において現状のOSの表示モードがウィンドウモードかタブレットモードかを判断し、タブレットモードと判断した場合は、S508へ進む。S508の処理はS505と同一である。

0036

S509において、現時点のPrintTicket202を保存領域に保存する。ここでは、PrintTicket202を、特定のGUIDを付加したファイル名で保存領域にファイルとして保存する。

0037

S510の処理はS506と同一で、デバイスアプリ1055でURL情報を含むファイルを開く。

0038

S511において、S509で保存されたPrintTicket202を基に、デバイスアプリ1055のメイン画面表示部で印刷設定を行うための領域である印刷設定部1301を表示する。S509で保存されたPrintTicket202の指定は、S509で付加されたGUIDを含んだファイル名を指定することで行う。

0039

S512において、S507と同様にデバイスアプリ1055のメイン画面表示部でWebViewを利用してWebヘルプコンテンツを開く。

0040

本処理により、デバイスアプリ1055のメイン画面表示部内に印刷設定部をヘルプ情報と共に一つのウィンドウで表示することができる(図13)。ユーザーはWebヘルプを操作しながら印刷設定変更を行い、戻るボタン等の操作を行うことで印刷設定を確定する。印刷設定が確定後にデバイスアプリ1055は変更後のPrintTicket202を同名のPrintTicketに上書きし、メイン画面表示部を閉じる。その結果、図7の画面に戻り、デバイスアプリ1055は印刷設定画面にメイン画面表示部で設定した印刷設定を反映することで、メイン画面表示部の印刷設定変更に追従することができる。そしてS513においてWebヘルプ表示手段を終了する。

0041

以上の手段により、様々な状況において印刷設定画面とWebヘルプを同時に閲覧することができ、ユーザーに対して印刷設定変更操作の効率的なサポートを行うことができる。

0042

Webヘルプを実現するためには、コンピューターがネットワーク接続に制限がかかっていない必要がある。特にオフィス環境などではプロキシなどの設定によってインターネットサイトに接続できない環境も存在し、ネットワーク接続ができない場合はWebヘルプを表示できない問題がある。そこで本実施形態では、ネットワーク接続できない場合にもヘルプ情報を表示する手段について説明する。

0043

図14のフローチャートを用いて、デバイスアプリ1055のネットワーク接続を考慮したWebヘルプ表示手段の概要を説明する。本処理が開始される前の動き図5を用いて説明したものと同一である。図6表示後に図7へ、そして図8に遷移後、デバイスアプリ1055は、ユーザーによりWebヘルプ表示確認ダイアログのOKボタン801を押下されたと判断すると、Webヘルプ表示手段の処理を開始する(S1401)。以下、フローチャートの各処理はデバイスアプリ1055により実行される。

0044

S1401で処理を開始すると、S1402においてネットワークに接続できるかを判断する。デバイスアプリ1055は、OS1053のAPIを利用して現在のコンピューターがネットワーク接続可能かどうか、また、接続されたネットワーク接続が制限されているかを判定する。

0045

S1402において、ネットワークに接続できると判断した場合は、S1403に進む。S1403の処理は前記したS501からS513と同一の処理であるため説明を省略する。

0046

S1402において、ネットワークに接続できないと判断した場合は、S1404へ進む。

0047

S1404において、現状のOS1053の表示モードがウィンドウモードかタブレットモードかを判断する。

0048

S1404において、ウィンドウモードと判断した場合、S1405へ進む。

0049

S1405において、デバイスアプリ1055は特定の拡張子でファイルを保存領域に保存する。この特定の拡張子のファイルは図5を用いて説明したファイルと同様にデバイスアプリ1055と関連付けられている。

0050

S1406において、特定の拡張子のファイルをデバイスアプリ1055が開く。

0051

S1407において、メイン画面表示部でデバイスアプリ1055が所持しているローカルの簡易ヘルプ画面を表示する。Webヘルプはインターネットサイト上にヘルプ情報を配置することが可能であるため、容量の制限はない。一方、デバイスアプリ1055は持てる情報量が定められているため、ローカルにすべてのヘルプ情報を持つことはできない。そのため、簡易的な機能を説明した文章のみ表示するような簡易ヘルプを用意して、ユーザーに対して提供する。そしてS1413において、ヘルプ表示手段を終了する。

0052

S1404において、タブレットモードと判断した場合、S1408へ進む。

0053

S1408からS1412は、それぞれS1405、S509、S1406、S511、S1407と同様の処理であるため説明を省略する。そしてS1413においてWebヘルプ表示手段を終了する。

0054

以上の手段により、ネットワーク接続の有無によってWebヘルプの表示手段を切り替え、ネットワーク接続に制限がかかっている場合は簡易的なヘルプ情報を印刷設定画面と同時に表示することができる。

0055

実施例1ではS502やS503といった判断を行うことで、デフォルトブラウザーでヘルプ情報を表示するか否かを切り替えた。

0056

これに限らず、Webヘルプを表示するブラウザーをユーザーが任意で選択できるように構成しても構わない。例えば、図11のように、デバイスアプリ1055のWebヘルプ表示確認ダイアログに、「Webヘルプを開くブラウザーを選択する」チェックボックスを設ける。そして、そのチェックボックスが有効に設定されていた場合はインストールされているブラウザーから、Webヘルプを開くブラウザーを選択する画面(図12)を表示する。その後、ユーザーがWebヘルプを開くブラウザーを選択し、その選択に基づいてブラウザーを決定し、決定されたブラウザーでWebヘルプを開く。これによって、ユーザーは印刷指示したアプリケーションがストアアプリでかつデフォルトブラウザーであったとしても、手動でデフォルトブラウザー以外のブラウザーを選択することができる。その結果、図2で説明した問題が生じることがなくなり、ユーザーはデバイスアプリ1055の印刷設定画面を閉じずにヘルプ情報を閲覧することができる。

実施例

0057

(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピューターにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ