図面 (/)

技術 浴室暖房乾燥機

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 前田昌弘
出願日 2015年12月18日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2015-246832
公開日 2017年6月22日 (3年6ヶ月経過) 公開番号 2017-110873
状態 特許登録済
技術分野 換気3 電気、蓄熱等の区域暖房方式 固体の乾燥
主要キーワード 取り付け間違い 噴霧制御 風向制御板 植物育成設備 スイング動作 ミスト噴霧 循環気流 風向ルーバー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年6月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

浴室暖房乾燥機風向ルーバー風向整流板を兼ねる遮断突起を有する浴室暖房乾燥機を提供する。

解決手段

遮断突起17を備え、ステッピングモーター11により駆動する風向ルーバー12と、赤外線発光する赤外線発光部14と、赤外線を受光する赤外線受光部15と、これらステッピングモーター11の駆動制御、赤外線発光部14の発光制御、赤外線受光部15の信号を入力する本体制御手段16を備え、赤外線受光部15の信号から、風向ルーバー12の開閉状態を判断する浴室暖房乾燥機を提供する。

概要

背景

例えば、従来の浴室暖房乾燥機の構成は、次のような構成となっていた。

すなわち、風向ルーバーに設けた磁石取付部に磁石を取り付け、本体ケース吹出口近傍磁気を検知するホール素子を設けて、風向ルーバーの開度を検知する構成となっていた。(例えば特許文献1参照)

概要

浴室暖房乾燥機の風向ルーバーに風向整流板を兼ねる遮断突起を有する浴室暖房乾燥機を提供する。遮断突起17を備え、ステッピングモーター11により駆動する風向ルーバー12と、赤外線発光する赤外線発光部14と、赤外線を受光する赤外線受光部15と、これらステッピングモーター11の駆動制御、赤外線発光部14の発光制御、赤外線受光部15の信号を入力する本体制御手段16を備え、赤外線受光部15の信号から、風向ルーバー12の開閉状態を判断する浴室暖房乾燥機を提供する。

目的

本発明は、風向ルーバーの開閉状態の検出において、磁石取付部に伴う課題を解決した浴室暖房乾燥機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

赤外線発光する赤外線発光部と、前記赤外線発光部からの赤外線を受光する赤外線受光部と、浴室吹出す風の風路を塞ぐ閉状態と前記風路を開く開状態とをとるとともに設置時における上下方向の風向可変する風向ルーバーと、前記風向ルーバーに設けられ前記閉状態時に前記赤外線受光部における赤外線の受光を遮断する遮断突起と、前記赤外線受光部からの信号に基づいて前記風向ルーバーの開状態および/または閉状態を判断する判断手段とを備えた浴室暖房乾燥機

請求項2

前記風向ルーバーは、前記吹出し方向にそって設けられ前記吹出し方向における吹出し方向先端部で左右方向に所定の幅を有する板状であり、前記遮断突起は、前記左右方向における中央であって吹出し方向先端部に備えられた請求項1記載の浴室暖房乾燥機。

請求項3

前記風向ルーバーは、前記左右方向の風向を整流する複数の風向整流板を備え、前記風向整流板の1つは、前記遮断突起を兼ねる請求項2記載の浴室暖房乾燥機。

請求項4

前記閉状態時に前記風向ルーバーによって覆い隠される位置にミスト噴霧する噴霧手段を備え、前記噴霧手段は、前記閉状態時にはミスト噴霧を停止する請求項1から3のいずれかに記載の浴室暖房乾燥機。

技術分野

0001

本発明は、浴室暖房乾燥機に関するものである。

背景技術

0002

例えば、従来の浴室暖房乾燥機の構成は、次のような構成となっていた。

0003

すなわち、風向ルーバーに設けた磁石取付部に磁石を取り付け、本体ケース吹出口近傍磁気を検知するホール素子を設けて、風向ルーバーの開度を検知する構成となっていた。(例えば特許文献1参照)

先行技術

0004

特開2015−40651号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記従来例では、風向ルーバー上に磁石取付部を取り付ける必要がある。しかしながら、浴室湿度が高く、機種によっては浴室暖房乾燥機自体がミスト噴霧する場合もある。よって、磁石取付部近傍に水が溜まり、この水が送風によって滴下し、利用者不快感を与える可能性があるという課題があった。

0006

また、磁石取付部と磁石との間に隙間が発生するために、隙間に水分や埃等のごみ残留し、カビ雑菌繁殖する可能性があるという課題があった。

0007

そこで本発明は、風向ルーバーの開閉状態の検出において、磁石取付部に伴う課題を解決した浴室暖房乾燥機を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0008

そしてこの目的を達成するために本発明は、赤外線発光する赤外線発光部と、前記赤外線発光部からの赤外線を受光する赤外線受光部と、浴室に吹出す風の風路を塞ぐ閉状態と前記風路を開く開状態とをとるとともに設置時における上下方向の風向可変する風向ルーバーと、前記風向ルーバーに設けられ前記閉状態時に前記赤外線受光部における赤外線の受光を遮断する遮断突起と、前記赤外線受光部からの信号に基づいて前記風向ルーバーの開状態および/または閉状態を判断する判断手段とを備えたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。

発明の効果

0009

本発明は、風向ルーバーの開閉状態の検出において、磁石取付部に伴う課題を解決した浴室暖房乾燥機を提供することができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の実施の形態1に係る浴室暖房乾燥機を浴槽に設置した際の斜視図
本発明の実施の形態1に係る浴室暖房乾燥機の本体の垂直断面の構成図
本発明の実施の形態1に係る浴室暖房乾燥機の風向ルーバーの構成を示す構成図
本発明の実施の形態1に係る浴室暖房乾燥機の本体の構成を示す構成図
本発明の実施の形態1に係る風向ルーバー開閉検知制御を示すフローチャート

実施例

0011

本発明に係る浴室暖房乾燥機は、赤外線を発光する赤外線発光部と、前記赤外線発光部からの赤外線を受光する赤外線受光部と、浴室に吹出す風の風路を塞ぐ閉状態と前記風路を開く開状態とをとるとともに設置時における上下方向の風向を可変する風向ルーバーと、前記風向ルーバーに設けられ前記閉状態時に前記赤外線受光部における赤外線の受光を遮断する遮断突起と、前記赤外線受光部からの信号に基づいて前記風向ルーバーの開状態および/または閉状態を判断する判断手段とを備えたものである。

0012

遮断突起は例えば風向ルーバーの形状形成において小型で一体的に構成することができるため、水が溜まることを抑制し、送風による滴下を防止することができる。また、構成上、隙間が生じないため、隙間に水分や埃等のごみが残留し、カビや雑菌が繁殖することはない。また、磁石の取り付け時の極性間違いや、取り付け忘れによる、風向ルーバーの開度の不検知も防止できる。

0013

ここで、前記風向ルーバーは、前記吹出し方向にそって設けられ前記吹出し方向における吹出し方向先端部で左右方向に所定の幅を有する板状であり、前記遮断突起は、前記左右方向における中央であって吹出し方向先端部に備えられた構成としても良い。

0014

左右方向の中央に設けることにより、水滴が発生した場合であっても、風向ルーバーの側方からの滴下を防止することができる。また吹出し方向先端部に備えることにより、水滴が発生した場合であっても吹出し風によって水滴サイズが微小であるうちに先端部より飛散させることができ、滴下による不快感を抑制できる。

0015

なお、前記風向ルーバーは、前記左右方向の風向を整流する複数の風向整流板を備え、前記風向整流板の1つは、前記遮断突起を兼ねる構成としても良い。

0016

これにより、遮断突起が風向整流板を兼ねることができるため、整流作用を得る構成を採用する場合には、風向ルーバーの開閉を検知するためだけに遮断突起を設ける必要が無い。

0017

また、前記閉状態時に前記風向ルーバーによって覆い隠される位置にミストを噴霧する噴霧手段を備え、前記噴霧手段は、前記閉状態時にはミスト噴霧を停止する構成にしてもよい。

0018

これにより、風向ルーバーが閉状態でミストが噴霧されて高温状態で水滴化し、滴下することで発生する、やけど等の事故を防止できる。

0019

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。

0020

(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係る浴室暖房乾燥機を浴槽に設置した際の一例を示す斜視図である。

0021

図1に示すように、浴室の浴槽上部の天井面1には、浴室暖房乾燥機2の外郭を構成する本体ケース3が取り付けられている。また、浴室の外側である例えば脱衣所には、リモートコントローラー4が取り付けられている。

0022

このリモートコントローラー4と浴室暖房乾燥機2は、浴室壁面内にて通信ケーブル5で接続される。

0023

次に、浴室暖房乾燥機2の構成を、図2を用いて説明する。

0024

図2に示すように、浴室暖房乾燥機2を構成する本体ケース3は、吸込口6と、吹出口7と、循環風路8と、熱交換器9と、循環用ファンモーター10とを備える。

0025

吸込口6は、浴室暖房乾燥機2の設置時に下面方向にある浴室内に向けた、下面視にして矩形の開口として設けられる。

0026

吹出口7は、吸込口6と同様、浴室暖房乾燥機2の設置時に下面方向にある浴室内に向けた、下面視にして矩形の開口として設けられる。

0027

循環風路8は、吸込口6と吹出口7とを連通する風路として設けられている。

0028

熱交換器9は、吸込口6から吸い込まれた空気を加熱するための加熱手段として循環風路8内に設けられている。

0029

循環用ファンモーター10は、回転駆動するモーターの回転軸シロッコファンを接続して構成される。循環用ファンモーター10は、駆動により、吸込口6から本体ケース3内に空気を吸い込むと同時に吸い込んだ空気を吹出口7から吹き出す循環気流を生成する。つまり、循環気流は浴室から本体ケース3の内部を介して再び浴室に戻される気流である。

0030

さらに、本体ケース3の吹出口7近傍には、ステッピングモーター11と、風向ルーバー12と、電磁弁13と、赤外線発光部14と、赤外線受光部15が設けられている。また本体ケース3内の循環風の妨げにならない位置であって、熱交換器9の影響を受けにくい位置に本体制御手段16が備えられている。

0031

ステッピングモーター11は、本体ケース3の底面近傍に固定され、本体制御手段16からの信号に基づいて任意の角度だけ回転駆動する。

0032

風向ルーバー12は、プラスチックによって形成された板状であり、ステッピングモーター11に接続されている。つまり、風向ルーバー12は、ステッピングモーター11の回転駆動に連動して所定の角度の範囲で回動する。また、風向ルーバー12には遮断突起17が設けられているが詳細は後述する。

0033

電磁弁13は、ミストを噴霧する噴霧手段を構成し、吹出口7の近傍であって、風向ルーバー12が吹出口7を塞ぐ状態、すなわち閉状態時に、風向ルーバー12によって覆い隠される位置に配置される。本体制御手段16が電磁弁13を制御することで噴霧口を開口させ、すなわち噴霧手段からミストを噴霧することが可能となる。

0034

赤外線発光部14は、本体制御手段16の信号に基づいて、または常時、赤外線を発光する。

0035

赤外線受光部15は、例えば赤外線発光部14に対向する位置に、赤外線発光部14が発する赤外線を受光可能に配置されており、赤外線の受光状態を本体制御手段16に送信する。

0036

以上が浴室暖房乾燥機2の概略構成である。

0037

続いて、風向ルーバー12の詳細構成について、図3を加えて説明する。

0038

風向ルーバー12は、図3に示すように、前後方向(図3の手前から奥方向)および左右方向(図3の左右方向)に所定の幅を有する略矩形の板状をしており、長手方向の一端(図3における左側)であって短手方向における端部(図面上の奥側)にステッピングモーター11が接続されている。つまり、風向ルーバー12は、一方の長辺(図面上の奥側)を中心軸として他方の長辺(図面上の手前側)を上下方向に回動可能となっている。ステッピングモーター11は、本体ケース3の底面近傍に設けられているため、風向ルーバー12は、中心軸を起点として回動することにより、本体ケース3の下面に設けられた吹出口7を開いた状態、すなわち開状態にし、又は閉じた状態、すなわち閉状態とすることができる。風向ルーバー12は、開状態においては、本体ケース3内から吹出口7を介して吹き出す循環気流の上下の吹出し方向を規制するルーバーとして機能する。また閉状態においては、本体ケース3内から吹出口7を介して吹き出す循環気流を遮るカバーとして機能する。

0039

風向ルーバー12は、さらに吹出し方向における中央の先端部(図3の手前)に、整流により左右方向の風向を調節する風向整流板を兼ねる遮断突起17が配置されている。

0040

遮断突起17は、吹出された気流に対して抵抗にならないよう、板状かつ吹出し方向に対して板面が平行に設けられている。また、遮断突起17は、風向整流板を兼ねるために、風向ルーバー12の本体ケース3に対向する上面側に設けられている。遮断突起17は、閉状態において、本体ケース3に備えられた赤外線発光部14と赤外線受光部15との間に突起が挿入される位置に配置され、すなわち閉状態においては赤外線発光部14から赤外線受光部15に向かう赤外線を遮断する構成となっている。

0041

また、遮断突起17の左右には、風向ルーバー12中央部より左右方向に吹出し風が拡散するように、先端部方向にかけて左右端部方向に湾曲する風向整流板18a、18b、18c、18d、18e、18fが配置されている。なお、風向ルーバー12の各部の機能についての詳細は後述する。

0042

次に、本体制御手段16の構成を、図4を用いて説明する。

0043

図4に示すように、本体制御手段16は、本体制御マイコン19と、循環用ファンモーター駆動部20と、熱交換器駆動部21と、噴霧手段駆動部22と、赤外線発光駆動部23と、赤外線受光信号入力部24と、風向ルーバー駆動部25と、通信部26を備えている。また、リモートコントローラー4は、リモコン制御手段27を備えている。

0044

循環用ファンモーター駆動部20は、本体制御マイコン19と接続され、本体制御マイコン19からの信号に基づいて循環用ファンモーター10の駆動制御を行う。ここでいう駆動制御とは、電源のON・OFFファンの回転速度の設定・制御などが含まれる。
熱交換器駆動部21は、本体制御マイコン19と接続され、本体制御マイコン19からの信号に基づいて熱交換器9の駆動制御を行う。ここでいう駆動制御とは、電源のON・OFFやヒータ温度制御などが含まれる。

0045

噴霧手段駆動部22は、電磁弁13と共にミストを噴霧する噴霧手段を構成し、本体制御マイコン19と接続され、本体制御マイコン19からの信号に基づいて電磁弁13の開閉や開閉の割合を制御する。

0046

赤外線発光駆動部23は、本体制御マイコン19と接続され、本体制御マイコン19からの信号に基づいて赤外線発光部14の発光制御を行う。ここでいう発光制御とは、発光のON・OFFが含まれる。ただし、赤外線発光駆動部23は、本体制御マイコン19の制御によらずに、通電時には常時発光するようにしてもよい。

0047

赤外線受光信号入力部24は、赤外線受光部15からの信号が入力される。つまり赤外線発光部14からの赤外線を受光した場合には、赤外線受光信号入力部24にその旨が通知され、本体制御マイコン19に送信される。

0048

風向ルーバー駆動部25は、本体制御マイコン19と接続され、本体制御マイコン19からの信号に基づいてステッピングモーター11の回転駆動を行う。当該回転駆動の角度は、本体制御マイコン19からの信号に基づいて所定の範囲で自由に決定することができ、すなわち風向ルーバー12のスイング動作停止動作が可能である。

0049

通信部26は、リモコン制御手段27との通信を制御し、リモコン制御手段27からの信号を本体制御マイコン19に通知する。

0050

本体制御マイコン19は、リモートコントローラー4のリモコン制御手段27から通信ケーブル5、通信部26を介して送信される情報に基づいて、循環用ファンモーター10の駆動制御、熱交換器9の加熱制御、電磁弁13の噴霧制御、風向ルーバー12の開閉制御、赤外線発光部14の赤外線発光制御などを行う。

0051

以上が浴室暖房乾燥機2の構成全体構成である。

0052

次に、図5を参照しながら、浴室暖房乾燥機2の動作を説明する。

0053

浴室暖房乾燥機2に通電か開始されると、本体制御マイコン19が動作を開始する(S1)。

0054

リモコン制御手段27から、本体制御手段16に浴室暖房乾燥機2のミストを噴霧する運転指令が送信されると(S2)、本体制御マイコン19から赤外線発光駆動部23に赤外線発光信号が送信され、赤外線発光部14が赤外線を発光する(S3)。

0055

そして、赤外線受光部15で赤外線(以下、IRと称す)の有無の検出を行う(S4)。

0056

検出されたIRの情報は、赤外線受光信号入力部24を介して本体制御マイコン19へ送信され、本体制御マイコン19にてIRの有無の判定を行う(S5)。

0057

ここで、IRが検出されない場合、風向ルーバー12は閉状態であると認識できる。そして、本体制御マイコン19は、風向ルーバー駆動部25によりステッピングモーター11を駆動し、風向ルーバー12を指定の開度まで開く動作を行う(S6)。

0058

そして、IRが検出できることを確認できると(S7)、本体制御マイコン19は、循環用ファンモーター駆動部20、熱交換器駆動部21、噴霧手段駆動部22に駆動指令を送信する。これにより、循環用ファンモーター10、熱交換器9、電磁弁13が駆動され(S8)、リモコン制御手段27からの浴室暖房乾燥機2の停止指令が送信されるまで運転を行う(S10Yes)。停止指令が送信されると、本体制御マイコン19は、循環用ファンモーター駆動部20、熱交換器駆動部21、噴霧手段駆動部22に駆動停止指令を送信し、循環用ファンモーター10、熱交換器9、電磁弁13が駆動停止され、浴室暖房乾燥機2は停止することになる(S18)。

0059

ところで、運転継続中に風向ルーバー12が本体制御マイコン19の指令に関係なく閉状態になることが考えられる。例えば、使用者が、手動で閉状態とする等である。このような場合には、ヒータで熱されたミストが閉状態である風向ルーバー12の上面に溜まり、風向ルーバー12と本体ケース3との隙間から滴下する可能性がある。このような場合には、使用者に熱された水滴が接触し、最悪の場合には火傷に至る可能性も有り得る。
このような場合を想定し、運転継続中は開状態であっても本体制御マイコン19は、S3、S4、S5と同様に常時IRの検出を行い(S11、S12、S13)、IRが検出できなくなると予期しない状態、すなわち異常状態とし外部へ異常発報する(S17)。また、IRが検出できなくなることは、故障の場合と閉状態となった場合とがある。そして閉状態の可能性がある場合には本体制御マイコン19は、即座にミストの噴霧とヒータを停止させる。つまり、異常発報と同時に、浴室暖房乾燥機2は停止することになる(S18)。異常発報は、例えばリモートコントローラー4に表示で行われる。

0060

また、運転指令時のIRの検知(S5)により、IRを検知した場合は、風向ルーバー12の開閉が正常であることを確認する。つまり、本体制御マイコン19は、風向ルーバー駆動部25によりステッピングモーター11を駆動し、風向ルーバー12を全開開度以上のステップ数にて閉動作を行い、全閉状態とする(S19)。

0061

そして、赤外線発光部14でIRを発光し(S20)、赤外線受光部15でIRの検出を行う(S21)。

0062

検出されたIRの情報は、赤外線受光信号入力部24を介して本体制御マイコン19へ送信され、本体制御マイコン19は、IRの有無の判定を行う(S22)。

0063

IRが検出されない場合、風向ルーバー12は閉状態であり、正常に動作していると判断し、本体制御マイコン19は、風向ルーバー駆動部25によりステッピングモーター11を駆動し、風向ルーバー12を指定の開度まで動作を行う(S6)。

0064

また、IRが検出された場合、風向ルーバー12の動作異常とし、外部へ異常発報する(S17)。そして浴室暖房乾燥機2は停止することになる(S18)。

0065

このように、本実施の形態の浴室暖房乾燥機は、風向制御板を兼ねた遮断突起によって、風向ルーバーの開閉状態を判断するものである。

0066

つまり、遮断突起は例えば風向ルーバーの形状形成において小型で一体的に構成することができるため、水が溜まることを抑制し、送風による滴下を防止することができる。また、構成上、隙間が生じないため、隙間に水分や埃等のごみが残留し、カビや雑菌が繁殖することはない。また、磁石の取り付け時の極性間違いや、取り付け忘れによる、風向ルーバーの開度の不検知も防止できる。

0067

また、遮断突起を左右方向の中央に設けることにより、水滴が発生した場合であっても、風向ルーバーの側方からの滴下を防止することができる。

0068

また吹出し方向先端部に備えることにより、運転中に水滴が発生した場合であっても吹出し風によって水滴サイズが微小であるうちに先端部より飛散させることができ、滴下による不快感を抑制できる。

0069

また、遮断突起が風向整流板を兼ねることができるため、磁石取付部が不要となり、さらに整流作用を得る構成を採用する場合には、風向ルーバーの開閉を検知するためだけに遮断突起を設ける必要が無い。

0070

また、赤外線の有無判定のみでなく、判定の確認処理を行っているため、風向ルーバーが閉状態でミストが噴霧されて高温状態で水滴化し、滴下することで発生する、やけど等の事故を防止できる。

0071

以上、本実施の形態1では、浴室暖房乾燥機2とリモートコントローラー4は、通信ケーブル5により接続される構成としたが、浴室暖房乾燥機2とリモートコントローラー4が通信できればよく、
通信ケーブルを用いない電波や赤外線を利用した無線通信でもよい。

0072

また、異常発報はリモートコントローラー4に表示としたが、音声を利用して発報してもよい。

0073

また、遮断突起17により、風向ルーバー12が閉の状態で赤外線発光部14が発光する赤外線を赤外線受光部15が受光しないような関係で配置すればよく、配置位置に制約はない。

0074

以上のように、本発明の浴室暖房乾燥機は、磁石を必要とせず、磁石の取り付け間違いや、取り付け忘れによる風向ルーバー開閉状態の不検知によるやけど等の事故、および、水滴たまりによる、カビ、雑菌の繁殖を防止することができる。したがって、例えば、やけど等の事故防止が必要なサウナ装置加湿装置、カビや雑菌の繁殖が影響する植物育成設備等への活用が期待される。

0075

1天井面
2浴室暖房乾燥機
3 本体ケース
4リモートコントローラー
5通信ケーブル
6吸込口
7吹出口
8循環風路
9熱交換器
10循環用ファンモーター
11ステッピングモーター
12風向ルーバー
13電磁弁
14赤外線発光部
15赤外線受光部
16 本体制御手段
17遮断突起
18a,18b,18c,18d,18e,18f風向整流板
19 本体制御マイコン
20 循環用ファンモーター駆動部
21 熱交換器駆動部
22噴霧手段駆動部
23 赤外線発光駆動部
24 赤外線受光信号入力部
25 風向ルーバー駆動部
26通信部
27リモコン制御手段

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ